2024.04.13 大郷戸アルプス

<メンバー>あんまん、ひなぎく、くりさん、みつまん
<概要>久しぶり大郷戸アルプスを歩いた。あんまんさんの復帰リハビリ山行でもある。山は萌黄色に染まり、その中に白い山桜が混ざって、淡い配色の見事なパッチワークになっていた。

<天気>晴れ
<ルート数値>距離8.5km 累積標高+650m, -650m 所要時間 5時間35分(休憩込み)
<行程>山郷のめぐみ8:10 – 8:38東尾根270m峰8:45 – 9:55東尾根240m峰10:10 – 10:35富谷山分岐11:25 – 12:12三角点287.2m峰 – 12:30(西尾根332m峰)12:40 – 尾根入口13:30 – 13:45山郷のめぐみ

<詳細報告>あんまんさんが歩けるようになったので、そのリハビリを兼ねて久しぶりに大郷戸アルプスへ行った。「山郷のめぐみ」は営業はしていないようだが、広い駐車場は使える。周りの桜は丁度見頃だった。人は去っても樹々は残って季節を繰り返しているのだ。裏手にはトイレもあるらしい。
あんまんさんはヘルメット着用で準備万端だ。少し奥に進んで東尾根に取り付いた。早速、ホウチャクソウ、スミレなど春の花が迎えてくれる。花の季節になったのだ。これからしばらくは、山歩きの歩を止めて花を撮る時間が増えることになる。ジグザグに標高を上げて尾根に着いた。少し南に進むと鉄塔の下にでた。中高年夫婦が休んでいた。私達も雨巻山や大郷戸西尾根を眺めながら一休みする。春の低山は萌黄色に染まり始めていて、そのなかに白い山桜が見頃になっている。東尾根を南に進むとすぐ「狸ころげ坂」を上った。ロープはあるが傾斜はきつく狸でなくとも転げそうになる。そこを過ぎると歩きやすい尾根が続いた。山ツツジが咲き始めていた。スミレやキブシなどの花も咲いていて楽しい尾根だ。だが、尾根には随所に「関係者以外立入禁止」の表示があり、親切に整備されていた標識も多くが外されていた。理由は分からないが、こんな低山でも安穏と歩くことができない世情になってきたようだ。
今日は快晴で気温もかなり上がってきた。途中の小ピークで日陰を求めて小休止することにした。
分岐から富谷山へ向かうと「立入禁止」になっていた。「事故等が発生しても当方は一切の責任を負いません」となっている。分岐に戻ってベンチで大休止。
休止後西尾根を北に進んだ。自然林の尾根歩きは楽しいが、今日は気温が上がって汗をたっぷりかいた。間もなく低山歩きには厳しい季節になりそうだ。332mピークまで進んで北東に延びる尾根を下ることにした。最初は少し傾斜の強い尾根を下る。ヤマツツジが綺麗に咲いている。少し離れた所にピンクのツツジが咲いているではないか。ミツバツツジのようだ。ザックを置いて、斜面をトラバースして近づくと3本だけ、ピンクの花が見頃になっている。確かに「ミツバ」だった。
尾根を下ると鉄塔が見えてきて、その辺りの木々は西側が伐採されていた。送電線の下なので大きく伸びることは許されないのかもしれない。無事尾根を下り終えた。そこに、掲示があり、日光森林管理署名で「国有林内において、ペンキ・テープでの表示、構造物設置等の行為を当署に無許可で行うことはご遠慮ください」と書かれていた。これで、山中の表示が外されていることに合点がいった。でもそんな掲示は余り見ないような気がする。はたしてこの山で何があったのか?
そこから作業道を15分程歩いて「山郷のめぐみ」に戻った。
下山後は益子で美味しい蕎麦を食べてから帰路についた。

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