2024.03.31 鶏鳴山

<メンバー>CLさとう、くりさん、みつまん
<概要>大部分が杉と檜の樹林帯内の尾根だった。眺望も悪い。でも数人のハイカーに会った。やはり「栃木百名山」という肩書が大きいのだろう。ルートミスをしないように注意したつもりだが、肝心の山頂を無意識の中で通り過ぎてしまい、尾根下りの最後でミスをしてしまった。大過はなかったが、少しだけ反省た。

<天気>晴れ
<ルート数値>距離8.9km 累積標高+810m, -810m 所要時間 5時間30分(休憩込み)
<行程>長畑ゲート前7:30 – 8:02登山口 – 9:50鶏鳴山北展望地10:00 – 鶏鳴山通過10:07 – 11:18(815m峰)11:33 – 13:00長畑ゲート前

<詳細報告>栃木百名山の鶏鳴山と笹目倉山を廻る計画をたてた。そのコースは小来川から周回するものと、今回私たちが歩こうとした長畑を起点にするものがあるが、ヤマップなどに多くアップされている今回のコースを選んだ。具合によって笹目倉山をキャンセルすることができるので、私たち向けのコースと云える。
予定より早めに国分寺を出発できたので、長畑のゲート前には7時過ぎに到着した。最初は林道歩きだ。数日前に鹿沼方面は3月としては記録的な大雨があったらしい。林道横の沢の水量は多かったが、流れは澄んでいた。最初のカーブには石祠と見間違える「鶏鳴山」の標識があった。木製で凝って作られていたが、標識と見る人は少ないだろう。樹林帯内の林道は右に滝を見て、キャンプ場をまだ奥に進む。歩き始めて30分程で登山口に到着するが、事前によく調査しておかないと気が付かないだろう。見づらい古びた標識はあるのだが。沢に架かる橋を渡ると立派な登山口の案内板があった。ここは民間の所有地らしいが「ご自由にお登りください」と書かれていてうれしくなる。西に作業道を登ると、左上に立派なログハウスがあり驚く。作業道はそちらには行かずに直進して大きく回り込むと尾根への分岐がある。この分岐に気付かずに作業道を進んで戻ってきたという報告をいくつかヤマップで見ていたので間違わずに尾根に乗ることができた。

展望地で休憩

 尾根歩きは、傾斜は変化を繰り返すが樹林帯内の単調な登りが100分も続く。岩がでてきて少し変化を楽めば、鶏鳴山北峰北の展望地に着いた。自然林の間から男体山・女峰山を覗くことができる。5日程前に平野から春の雪で白くなった日光連山を見たのだが、ここ数日の暖かさで一気に溶けたようだ。そこで小休止。そこから南方向を変えて歩き出した。
 すぐ、2つの石祠が並ぶ場所があった。その先に伐採地があり、そこからは関東平野を霞んでいたが見下ろすことができた。先ほどの休憩地から200m程で鶏鳴山山頂の筈なのだが、山名板や三角点に気付くことなく通り過ぎてしまった。随分長い200mだなあと思い、少し下ったところで現在位置を確認すると、山頂を通り過ぎていた。登り返すのも億劫なのでそのまま進んで南の小ピークで休憩した。947m地点を確認して、標高800mの小ピークで北東に延びる尾根に乗りそうになったのを回避してやっと815m峰に着いた。そのピークは笹目倉山への尾根と下山尾根の分岐で、休憩しながら笹目倉山へ行くかどうか相談した。即、キャンセルすることで一致した。
 下山尾根もいくつか分岐があり、間違わないように注意していたのだが、最後でミスをしてしまった。標高480m辺りで左に進まなくてはならないのだが直進してしまった。随分、踏み跡が薄いなあ、テープも見えないなあと思いながら下ると左上にあってはならない尾根が見えた。スマホアプリでルートミスしたことを確認したが、登り返すのも面倒だし、すぐ下の谷に降りても問題なさそうなので、そのまま下ることにした。倒木を何本か跨いだがが、朝歩いた林道に出ることができた。結果的には少しショートカットしたことになる。
無事、下山した。今日山で会ったのは、朝林道で足早に我々を追い越していった男性。展望地で休んでいる時に追い越していった男性。鶏鳴山尾根で行き交った男性、下山尾根で追い越していった男女2人組の5人だった。
下山後は今市に廻って溜まり醤油を買い、まもなく閉鎖される鹿沼温泉で汗を流してから帰路についた。

タイトルとURLをコピーしました