2024.01.28 黒斑山

<メンバー>ともさん、みつまん、<やなぎ、他3>
<概要>雪山を楽しみに黒斑山へ行った。好天に恵まれ蛇骨岳まで行く。クリームたっぷりの浅間山をまじかに見ると迫力があった。蛇骨岳からの眺望も素晴らしい。それにしても人が多かった。

<天気>晴れ
<ルート数値>距離8.1km 累積標高+785m, -790m 所要時間 5時間15分(休憩込み)
<行程>車坂峠登山口8:45 – 10:25槍ヶ鞘10:28 – 分岐10:30 – 10:40トーミの頭10:50 – 11:10黒斑山11:12 – 11:40蛇骨岳12:20 – 12:54黒斑山13:00 – トーミの頭13:12 – 分岐13:17 – 14:00車坂峠下

<詳細報告>小山を5:20分過ぎに出発して、ともさん、やなぎさんと田沼で合流。佐久北ICで高速を下りて車坂峠へ向かう。心配していた峠への登り(チェリーパークライン)は道路脇に少し雪が寄せられているが凍結箇所はなかったようだ。ビジターセンターの駐車場は満車で、少し先に下ると、広くなっている路側帯に数台駐車していて脇に1台分の空きがあったのでそこに駐車した。
登山準備後、ホテルでトイレを借りてから登山口へ。そこであさい夫妻と合流した。

高峯山の後方に北アルプス

登山開始。私が前回来たのは5年前の12月で、その時は雪が少なくてがっかりしたが、今回は20cmぐらいは積もっていて、雪山という感じがする。1時間近く登って展望の良い場所で一休み。正面に高峯山がで~んとあって、その左には中央アルプス、八ヶ岳が見える。高峯山の先に北アルプスが見える。乗鞍、穂高、槍、鹿島槍まで見える。東篭ノ登山の右に見ていたのは白馬岳かと思ったが、火打・妙高、手前に四阿山だったようだ。ここで私たちもアイゼンを装着。少し汗をかいて来たので1枚脱いだ。
さらに45分ぐらい登って槍ヶ鞘へ着いた。今年の浅間はガトーショコラではなく、生クリームたっぷりだった。雪山はこうでなくちゃ。北側を見るとトーミの頭には大勢の登山者がみえた。そこに登っていく人も4-5人いる。短いが急な傾斜を下るとトーミの頭への登りが始まる。右側は断崖だ。「大きな地震がきたら左の樹林に逃げ込めるかな」と考えながら登ったが、いざとなったらそのような行動がとれるかどうかわからない。
トーミの頭でこなっちさん夫婦に会った。今回は別行動で同じルートを歩いている。少し、眺望を楽しんでから山頂をめざした。樹林帯内の道を20分程歩いて山頂に到着。山頂にはドコモ・AU・ソフトバンクのアンテナが建ってる。浅間山の噴火観測施設もあるらしい。山頂は賑わっているので、そこで休まずに蛇骨岳へ向かった。30分弱で着いたが、途中、東側が切れた絶壁の上を歩く場所が数ヶ所あり、高所恐怖症の私としては嫌な感じだった。しかし、蛇骨岳からの眺望は想像以上だった。山頂標識のある場所は広くなっていて南以外の三方向が見渡せる。四阿山・草津白根山、白砂山が良く見える。北アルプスは樹林に隠れて見えないが、四阿山の左手に妙高・火打が見える。白砂山の右には谷川岳、尾瀬の山々が見えるらしいが、特定は難しい。山の手前下には、夏には高原レタス・キャベツが栽培されているという畑が広がっていた。少し先まで行って仙人岳への降り口に行くと、北側がきれいにみえた。仙人岳、Jバンドはもうすぐ先なのだが、そこまで行く気力はない。

蛇骨岳で、全員集合

蛇骨岳でゆっくりと休んで下山開始。下山と云っても黒斑山までは少し登り基調になる。黒斑山で小休止。ともさんが「下りは眺望はありませんが中コースで良いですか。」と確認したが、誰からも異論はなし。みんな久しぶりの雪山で疲れ気味なのだ。中コースは谷の樹林帯内のコースで、尾根のコースと比べると眺望はないが、アップダウンがないので楽なコースだった。一気に下った。久しぶりのアイゼン歩行で脚が疲れていたようだ。私は途中で脚が痙攣しそうになった。久しぶりに芍薬甘草の効果を実感。車坂峠の少し下の駐車地に近い脇道へ下山した。最後まで無事歩けたのだが、スパッツを外したり、靴を履き替えたりしている時に何度も脚が攣りそうになった。
下山後は2組の夫妻と別れて、高峰高原ホテルで風呂に入った。風呂は雪山から下山してきた若者で賑わっていた。帰路では渋滞に巻き込まれることもなく6時頃田沼に無事帰着。
入会希望者Xさんも充分に雪山を楽しんだようだ。私達のなかで一番、歩きに余裕があったのはXさんかもしれない。
黒斑山は最近、雑誌やWEBで雪山入門の山として有名になっている。確かに、浅間山の雄姿は圧巻で、それを見るのは楽しい。しかし、東側は絶壁だ。もっと危険性の少ない山で雪山歩きに馴染んでから登ってほしい山だと思う。

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