2024.01.10 筑波山

<メンバー>くりさん、みつまん
<概要>久しぶりに筑波山へ行った。急な「ミカン尾根」を下って、最後は薬王院で修復された金剛力士像を拝観した。

<天気>晴れ
<ルート数値>距離7.5km 累積標高+490m, -990m 所要時間 4時間10分(休憩込み)
<行程>ユースホステル跡 9:00 – 9:30御幸ヶ原 – 9:40横瀬夜雨碑9:50 – 10:00女体山10:05 – 御幸ヶ原10:17 – 10:30男体山10:37 – 10:43研究路東屋11:00 – ミカン尾根上11:10 – 林道終点11:50 – 鬼が作林道薬王院下り口12:05 – 12:30薬王院12:52 – 13:10つくし湖駐車場

<詳細報告>40日ぶりの山歩きだ。愛犬の病気看病と死で12月は山へ行くことはできなかった。
新年最初の山歩きはくりさんの先導で筑波山へ行った。
車1台をつくし湖駐車場にデポしてユースホステル跡へ向かう。そこにはもう建物はないが、15台程が駐車できるスペースがある。筑波山への最短ルートなので、大晦日から元旦は大いに賑わうらしい。工事用の車両が数台駐車していた。そこから御幸ヶ原へ登る道は御幸ヶ原の荷物・ゴミ運搬ルートになるらしく、小さなキャタピラー車が通るので広い作業道になっていた。登山道としては実につまらないルートである。30分程で御幸ヶ原に登りその先の横瀬夜雨歌碑の前で小休止した。女体山は正月の喧騒は終わり数人に会っただけの寂しい山頂だった。展望の良い岩への侵入を阻む柵が作られていた。快晴なのだが遠望はきかない。御幸ヶ原に戻って男体山に登る。こちらも遠望がきかないのは同じで、日光男体山は薄くみえたが白根山は見えなかった。女体山、男体山両方の神社に今年の無事と平安を祈願したので、今年は良い一年になるだろう。東屋に下ってまた小休止。
今回はミカン尾根を下る。2年前に登ったことはあるが、記憶は非常に曖昧なのだが、下るのは初めてだ。岩場という程ではないが岩の多い尾根で傾斜もきつい。40分程下って傾斜が緩くなった辺りで北側に尾根を下りて林道へ出た。鬼が作林道から派生する荒れ放題の作業道である。途中、大岩が鎮座していて、どうやら上から転がって来たものらしい。考えると筑波山にはそのような大岩だらけなので大地震が来れば怖いことになりそうだ。鬼が作林道に出て舗装道を少し登って薬王院ルートを下った。
薬王院を訪れたのは初めてで、今日はくりさんが金剛力士像を見たいというので訪れたのだが、すばらしい寺院だった。本堂、三重塔は見事で、威圧される程だ。金剛力士像は山門に安置されていたが傷みがひどくなったので修復されたという。その過程でその像が13世紀につくられたことが分かったらしい。力士像は現在は阿弥陀堂に安置されていて、今回は若い坊さんの案内で500円で拝観させてもらった。
つくし湖駐車場に戻ると駐車場はほぼ満車だった。汗をしっかりと拭いてから車の回収に向かった。久しぶりの山歩きだったが問題なく歩けてホッとしている。筋肉痛にはなりそうだが。

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