2023.03.05 日白山

<メンバー>ともさん.ながおか<やなぎさわ.さおとめ>
<概要>無雪期は藪山、冬季積雪期限定ルート、旧三国街道二居峠登山口から東谷山、日白山に登り、下山は、急傾斜の沢ルートをスタート地点方面に向かって時計回りに下った。最高の天候に恵まれ、稜線からの山々の景色、東谷山山頂、日白山山頂からの360°の大パノラマを思う存分に堪能することが出来ました。久しぶりにガッツリと登れ、充実した楽しい雪山山行となりました。

<天気>晴れ
<ルート数値>時間07:22(休憩込)距離10.9㎞ 累積+963m/-965m
<行程>田沼5:00-二居宿場の湯7:20/45-登山口8:02-二居峠8:27/43-東谷山10:21/30-日白山11:45/12:28-宿場の湯14:52-駐車場15:01-田沼18:00

<詳細報告>新潟県三国山脈の積雪期限定冬季ルート東谷山・日白山を歩いて来ました。
前日の天気とは打って変わり、当日は快晴無風の穏やかな日和、最高の天候に恵まれた。
田沼を5:00に出発し、7:00過ぎに二居宿場の湯に到着すると、既に駐車場と路肩は満車、仕方がないので17線沿いにあるチェーン着脱用駐車場(トイレ有り)に車を止め、ここから登山口に向かった。この時間前から沢山の登山者が歩き出したようだ。バックカントリ-の方もいた。

登山スタート地点は、旧三国街道入口二居峠方面、しっかりとトレースが付いているので急傾斜の登山道をジグをきりながら二居峠(東屋あり・1020m)まで登る。ここでアイゼンを装着した。二居峠から東谷方面の尾根に取りつくと50m位先の南斜面に10m程の雪庇が見えたので注意して進んだ。この辺りからの展望も良く苗場山や三国の山々が望めた。送電線鉄塔(1050m)を過ぎた辺りから、東谷山まで急な登りが続き汗だくになる。東谷山までの稜線上も展望も良いので、ガリガリの平標山、仙ノ倉山が望め疲れを癒してくれた。1200m付近の南西斜面にも雪庇が有り、踏むと危険なので慎重に進む。東谷山山頂100m手前辺りからしだいに傾斜も緩くなる。東谷山山頂は広々としていて三国山脈の展望も良く、これから行く日白山方面へのトレースの付いた稜線がはっきりと望めた。天候が良いので、周りの景色がとても良く望めとても気持ちが良かった。晴れていて展望がきくので、日白山頂上に居る登山者の様子がうっすらと見えた。

東谷山から東の方角に80m程下り鞍部へ。稜線は遮るものが無いので良い景色が見られた。日白山方面に向け進む。この先からかなり傾斜がきつくなったが、1590mについたら緩やかな稜線になった。日白山手前(1590m)付近に3~4人は入れそうな立派なイグルーがつくられていた。このイグルーを作った登山者は凄い。立派につくられたイグルーに驚くやら関心するやら、雪洞やイグルーに関心のあるともさんは興味津々で、自分もつくってみたいとしきりに言っていました。予定通りの時間に日白山山頂に着くと、20人程がのんびりと休憩していた。山頂も穏やかで風も無く暖かなので、私達もゆっくり、のんびりと山頂からの大展望を楽しみながら休憩しました。山頂からは、谷川連峰、佐渡方面の山、巻機山~平が岳方面、武能岳~茂倉岳・万太郎山・仙ノ倉山、平標山等が望め、最高の天気の中大満足でした。下山は、南方面に伸びる急斜面の尾根を慎重に100m下り、途中1500m辺りから西方の急傾斜の沢にルートを取り下る。かなりの急傾斜なので、滑落しないようにジグを切りながら一歩一歩慎重に下った。わかんは持参していたが、付ける事は無かった。折角持参したのでと、ともさんはアイゼンを外しわかんに取り替えたが、やはりアイゼンの方が良かったようだった。

この沢から登る登山者もいるようだ。この急な傾斜を登るのはいやだなあと思いながら下った。急斜面を下り終えたあたりで、トレースにずぼっと右足がはまり抜けなくなった。雪が湿ってぐずぐずで固くなり、なかなか抜けない。ともさん、やなぎさわさんに、ピッケルで雪を書き出して貰ったので、ようやく抜けた。950m辺りで、水の流れていない雪面の地王堂川を渡ると林業用の作業道に出た。100m程下ると民家に出た。ここでアイゼンを外し駐車場に向かった。

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