2023.02.05 朝日岳東南稜(岩登り)

<メンバー>ありさか、ともさん、ウッチー

<概要>ともさんから声がかかり、朝日岳東南稜に行ってきました。昨年12月に負傷したろっ骨骨折後の山行なので、回復具合を診るのにちょうどいい山行でした。

<天気>曇りのち晴れ(風弱い)

<ルート数値>距離 7.5km 累計標高 ∔821m -821m所要時間 10時間(休憩込)

<行程>10/15小山5:00-7:20大丸駐車場7:42-8:23峠の茶屋-9:14中の茶屋跡-9:58東南稜取付き-13:00東南稜の門-15:20朝日岳15:40-16:24峰の茶屋-17:09峠の茶屋-17:41大丸駐車場-19:30小山

<詳細報告>大丸駐車場に着くと小雪が舞っていて、少し風が吹いていました。この風に苦労しないことを願いながら駐車場を後にしました。積雪は3~40cm程か?ここ数日積もるような雪は降ってないようで、登山道はトレースがしっかりついていて歩きやすかったです。 

中の茶屋から登山道を外れても吹き溜まり以外積雪はあまりなく、苦労なく東南稜取付きまで行くことができました。ここでストックをピッケルに替えて、アイゼン、登攀具を装着しました。今回が東南稜デビューのともさんは、「いよいよですね」と、ひとこと。ここでスイッチが入ったようでした。  

岩場に取付くまではガレた急登で、アイゼンの効き具合を確かめながら、一歩一歩登っていきました。20分ほどで最初の岩場が現れ、安全のためザイルを使いました。今回8mm*30mの補助ザイルを使い、ありさかさんとウッチーでザイルを繋ぎ、あいだにともさんがアッセンダーで登りました。岩に取付いても雪はあまりなく、無雪期より岩が崩れることがないので安心でした。ただ、高度を稼ぐにつれて風が出てきたので、寒さと闘いながらの行動でした。 

取付きから2時間弱で東南稜の門手前の20mはどの岩峰を登り、懸垂下降すると東南稜の門が現れました。 

門の登りはありさかさんのカムで支点を取って無事通過。この先、しばらくガレ場をザイルを付けたまま進み、ガレたピークを右から巻いたところで、正面に朝日岳が現れました。山頂直下にある大岩は左からザイルで確保をして越えました。 

少々時間が押してきましたが、何とか朝日岳山頂に到着。山頂に着くと気温は低いものの、覚悟をしていた強風はありませんでした。緊張から解放されて、のどの渇きと、お腹がすいているのに気づきました。ともさんは念願だったルートを無事に登ることができて、大変満足のようでした。 

下山途中、朝日岳を振り返ると、山頂付近は雲に覆われていて確認できませんでした。峰の茶屋で、下山が遅くなることをさとうさんにメールで伝えて、大丸駐車場に向かいました。

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