2023.01.30 筑波山

<メンバー>くりさん、ひなぎく、ながおか、きたや、みつまん
<概要>冬の筑波山を歩いた。山頂付近には岩に雪がこびりついていて慎重な歩きが要求されたが、「おたつ石コース」では陽だまりハイクのようだった。最後の急な下りの尾根は楽しかったが脚には堪えた。

<天気>晴れ
<ルート数値>距離9.7km 累積標高+910m, -910m 所要時間 5時間40分(休憩込み)
<行程>駐車場9:00 – 9:05梅林9:20 – 9:40筑波山神社9:45 – 9:55白雲橋・迎場コース分岐10:00 – 10:38つつじが丘10:55 – 弁慶茶屋跡11:30 – 12:08女体山山頂12:13 – 12:22横瀬夜雨の詩碑12:45 – 立身石13:05 – 富士見岩13:15 – 13:50猿田彦神社14:00 – 14:40駐車場

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<詳細報告>小山を7:30に出発。朝の渋滞に少し巻き込まれて筑波山梅林入口の駐車場に着いたのは7:45ころだった。今日は「くりさん」の先導で歩くことになっている。「くりさん」は早めに梅林に来て富士山の写真を撮ると言っていたが、春霞で見えなかったらしい。交番上の駐車場は1日200円と割安なので人気があるようだ。すでに5-6台駐車していた。
 まず、梅林に行く。ロウバイは花につやが無く盛りを過ぎているようだ。梅は少し咲き始めているが、朝の冷え込みで花が凍ったようだ。稲荷神社裏から山道を第三駐車場へ行く。そちらの駐車場は500円だからなのか、平日の朝だからなのか、ガラガラだった。一旦車道に下りてから大御堂の裏を通って筑波山神社へ。ここで筑波山を歩かせてもらうこととその安全を祈願した。
 白雲橋を過ぎるとすぐ「是より女體山」の碑がある。ここから登ると女体山に着くという事なのか、ここからすべてが女体山という事なのか、どちらの意味なのだろうか。迎場コースとの分岐で一休み。今日は時間の余裕があるので、つつじが丘経由で登る事になった。つつじが丘までは杉の植林地内の緩やかなハイキングルートを登る。つつじが丘でトイレ休憩。そこからは日当たりが良いのでポカポカ陽気の陽だまりハイクだ。昨年秋に来た時にも気になったがツツジが切られて手摺などの工事が継続中だった。気になるのは随分広く伐採されているという事だ。詳細は不明。弁慶茶屋跡では工事中で、聞くと東屋を作っているという。春には完成するらしい。
 その先では多くの大岩を眺めながら進む。女体山下まで来ると雪が融けて登山道がぬかるんでいた。その上では雪が岩に付いて滑りそうだ。慎重に登る。ただ、平日なので登山者が少ないので良かった。最後は鎖に掴まって山頂に到着した。山頂からは眺望が開けているのだが、遠くの山は霞んでいた。早々に下る。女体山からの下りで、横瀬夜雨の詩碑の前で大休止。「くりさん」がその碑文について講釈してくれた。以前にも聞いたような気がするが忘れていた。「男女」と彫られているが本当は「女男」であり、「ふたり」と読むらしい。
 休憩後は御幸ヶ原から自然研究路に入り「立身石」へ行く。女性陣の希望らしいが、「まだ立身出世したいのか」と尋ねると孫の出世を願うらしい。岩の上からは宝篋山から西の景色が広がっていたが遠くが霞んでいるのは変化なし。男体山へは「まあ良いか」と登るのを止めることになった。富士見岩へ向かう。岩からは富士山は見えず。男体山は霞んで見えた。その左下になだらかな雪山がきれいに見えた。横根山かと思ったが雪が多すぎるような気がした。帰宅後調べると足尾の大平山かもしれない。写真を撮らなかったので確定はできないが。
 富士見岩から尾根を下って猿田彦神社へ向かった。もう何度か歩いているが、細かいレベルのルートファインディングの難しい尾根だ。慣れた「くりさん」先導なので、迷う心配はないが、所々で踏み跡が分かりづらかった。猿田彦神社前で一休み。「きたや」さんは脚が攣りそうということで芍薬甘草をのんだ。久しぶりの山歩きでこの尾根は脚に堪えたようだ。休憩後は真っすぐ下って駐車場に戻った。
 汗をたっぷりかいたので、アンダーシャツを脱いで、汗をきれいに拭いた。最近は汗をそのままにしておくと風邪をひいてしまう虚弱体質になってしまった。今日は下山後の風呂がないのだ。
 帰路、筑波山の西の車道からはきれいに山容が眺められた。車を停めてしばし写真タイム。下山してきた尾根がはっきりとわかった。青空に映える筑波山は見事だった。

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