2023.01.13 冨山(とみさん)周回 

<メンバー>CLあんまん ひなぎく ながおか おおむら <すぎと>
<概要>房総の冨山(とみさん)へ行った。下山後は、満開の水仙、海鮮料理を楽しんだ。

<天気>
<ルート数値>
<行程>小山5:35―南房総市営駐車場8:45/9:00―福満寺9:10/9:15―富山南峰10:15/10:30―北峰10:50/11:55―富楽里(ふらり)分岐12:55―伏姫籠穴(ふせひめろうけつ)1:10/13:25―林道出会13:28/13:35―市営駐車場13:55

<詳細報告>小山から圏央道に乗り房総を目指す。途中、牛久観音や東京湾観音を見ながら駐車場へ。まず車道から福満寺へ、ここにはりっぱな仁王像があった。富山は双耳峰なので南峰を目指す。階段上りから急登が続く。すぐ暑くなり皆で上着を脱ぐ。天気よく風なし、気温も上がっていく。ひと汗かいて南峰へ。古びた観音堂があり、暗いときには来たくないところだ。登山道からは木々がなければ海が見える。また急登を頑張って北峰へ。頂上は片面が切り払われているが絶景とはいかない。ここには展望台があり、5人以上は登らないようにとの看板がある。丁度5人なので全員で登って景色を楽しむ。すぐそばは海、房総半島の形がわかる。遠くに東京湾観音が稜線上に立っているのが見える。この像は平和な世の中を願って建てられ、大改修されたばかりらしい。広場で大休止、カンザクラも咲初め春うららのひと時だ。ここから富楽里分岐までは気の抜けない急坂が続く。

ロープも随所にあり細尾根は緊張を強いられる。急坂と思えば急登でいつもながら里山はまったく侮れない。アップダウンを何回も繰り返し分岐へ。ここから伏姫籠穴までまたもや急坂、慎重に下りる。籠穴には立派な八角形の展望台があり、そこから穴を見ることができる。この名所は滝沢馬琴作「南総里見八犬伝」の最初の山場となる舞台である。伏姫と犬の八房が亡くなった穴とされるが当然物語の世界のことで良くこの穴を見つけたものと感心する。八犬伝好きの私には念願の場所だ。穴の中には大きな玉と八つの小さい玉がおいてあり、そこには孝、義、忠、信、俤、仁、智、礼の文字が刻まれている。小説の中には結城城や小山氏、庚申山なども出てくるので一読を薦めたい。展望台のすぐ下に林道がありそのまま車道を通って駐車場へ戻った。

 その後、水仙鑑賞に数か所まわり春の陽気の中、咲き始めた桜と満開の水仙を楽しみ、港では海鮮料理をいただき、帰路についた。しかしいつの間にか海ほたるにいてびっくり。まわりは暗くて海は見えなかったが、ライトアップされた大観覧車がきれいだった。小山には21時前に着いた。

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