2022.12.17 甲子山

<メンバー>おかちゃん、かずちゃん
<概要>甲子温泉からピストン。スローペースで8時間半かかった。

<行程>7時57分 駐車場出発   8時20分 神社   12時26分 甲子峠分岐
13時8分 甲子山頂  14時44分 猿ヶ鼻  16時32分 駐車場下山

<詳細報告>10月のあたまに国体スポーツクライミング競技が終わりホッとしました。ひざ痛、白内障手術、いぼ治療の体調不良も改善されてきたので、12月4日、日光五色山方面に4時間くらいの足慣らしに出かけたが、少し歩けた感じだった。
甲子山の登山口に秘湯を守る会の旅館大黒屋があり、行ってみたかったが、空いてもいないし、予算オーバーであきらめた。土、日の天気を比べて、比較的良い17日(土)に甲子山に行きました。朝4時に起き、コーヒー、紅茶だけを作り自宅を出発した。先行者のトレースを当てにして、時間を決めて下山する計画です。国道289号には雪は無かったが、大黒屋に下る道は雪道で少し急だ。旅館の駐車場に停めるわけにいかず、少し下に駐車した。我らの車はNバンのハイルーフ、雪降る中でも車内で靴、スパッツが付けられ重宝している。
7時57分出発、大黒屋入口近くのボックスに登山届を提出した。10月29日に山頂を踏んでおり、ルートは分かっていた。しかし、一番手なのでトレースがない。8時20分神社より続く四十八曲りをジグザグに進む。雪はくるぶしの深さから段々深くなる。2時間位歩き、傾斜が緩くなり猿ヶ鼻に着いた。平らな所で休憩し食料を入れる。9時頃までは青空も少し見えたが、だんだん曇りに変わった。ここでやっと後続の一組の夫婦が登って来た。露払いをしておきましたよと声を掛けた、お疲れさまと返ってきた。テント持参か大きな荷物だ、彼らは休憩、私たちはアイゼンを付けて出発した。ここからは比較的傾斜は緩くなった。歩きだして程なく後続の2人が追い付いてきたので先に行ってもらう。彼らはスノーシューを付けていた。12時26分大白森山に向かう甲子峠分岐に着いた。積雪は膝下、雪が無ければ20分で頂上だが、倍はかかりそうだ。上部に先行の2人がちらちら見える。我らは相変わらずスローペースだ、山頂直下はクーロワール状で雪がどっさり積もっていた。

13時8分甲子山頂(1549m)到着、雪は降っていないが、今にも降りそうだ、風が強く寒いのでのんびり出来ない。先程の2人は坊主沼の避難小屋に向かうと言っていた、気を付けてと声を掛けて別れた。下山にかかる、疲れているので、転ばないように慎重に下る、もっともスピードもない。14時44分、登りに休んだ猿ヶ鼻到着、軽く食料を入れる。少し下った所でアイゼンが石を踏むようになり外した。大黒屋が見え、ボチボチ灯がつき出した。客は満室のはずだが自家用車は少ない、送迎バス利用が多いのだろう。16時32分駐車場に着いた。今回は8時間半もかかった。思ったより登山者おらず、積雪多く、ラッセルが多かったこと、自分のスローペースなのはしかたない。しかし、ルート上に危険個所もなく、雪山登山には丁度良い気がする。また後で来たい山だ。

タイトルとURLをコピーしました