2021.04.10 三ツ岩岳

<メンバー>さとう、ながおか、やない
<概要>

赤ヤシオを期待し人気の三ツ岩岳へ。寒さによる遅霜の影響を受け、せっかくの花が悲惨でした。

<天気>快晴
<ルート数値>距離5k、 累計標高700m 所要時間6H
<行程>小山6:00-大仁田ダム8:15-竜王大権現8:55-尾根分岐9:10-三ツ岩岳9:50-下山分岐11:15-大津直下12:00-ダム駐車場14:00

大仁田ダム直下

<詳細報告>
今年は近隣の低山での赤ヤシオの咲具合がいいので、西上州の低山はさぞかし良いかとの期待をして三ツ岩岳を訪れた。人気の山、さすがに駐車場は満杯、100M手前に路駐しダム湖脇を出発。天気は快晴なれど風は冷たい、三ツ岩の周回だけでは少し軽めになると思い時計と反対廻りを選ぶ。いきなりの急登が続く、稜線まで上がればホットする。一帯はヤシオが随所に出てきた。だが、想定外の誤算である。1~2日前からの寒さで霜が降り満開のヤシオが台無しだ。
大半がショボンと首をたれ異様な光景である。風あたりとか、樹木の下とかで影響されにくい場所に何とか観られるところも有ったが、せっかくの満開の花が寂しいかぎりとなっていた。
影響を受けた花は2~3日で枯れてしまうと思われる。袈裟丸山などは標高が高く問題は無いと思われる。雰囲気は楽しめて贅沢は言えない。快晴微風の中、展望は抜群、谷川方面の雪を被った山々が遠望された。人の多い稜線はマスクを着けました。下山にかかる、アップダウンを繰り返し下山の分岐へ、そこから峠までは結構速くついた。
今日の目的の一つ、大津への稜線を行けるところまで、と初めてのルートを行く。静かな尾根筋はふみ跡は薄いが藪はない。徐々にやせ尾根となり厳しくなってきた。ピーク直下ではザイルで挑んでいる2人連れが見えた。急傾斜で微妙な岩尾根を辿るが、新人同伴のため、あまり無理はできない。ピーク直下20mほどのところで打ち止め、下山する事にした。狭くて荷物も置けない場所で下山準備、チェストハーネスを着け補助ロープを出す。なんせ新人さん初めての経験、大事を取り確保しながら慎重に行動しました。低山でもハーネスと補助ロープは必携です。帰路の集落の桜を始め色とりどりの花に目を奪われ、ヤシオは残念だったが、景色と変化を楽しめた山行となりました。

荒船~鹿岳方面の稜線
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