2022.11.04 大峰山・吾妻耶山

<メンバー>くりさん、きたや、みつまん
<概要>上州吾妻耶山へ紅葉を見に行った。大峰沼から大峰山へは紅葉の見頃だった。吾妻耶山山頂には大勢の登山者がやってきたが、大峰山経由で登って来たのは少ないようだ。下山はスキー場へ下って樹林内を大峰沼へ戻ったが途中で少し雨に降られた。

<天気>曇りのち晴れ、一時雨。
<ルート数値>距離11.1km 累積標高+800m, -800m 所要時間 5時間25分(休憩込み)
<行程>大峰沼登山口8:15 – 8:50大峰沼分岐 – 9:15大沼越 -(休憩15分)-10:18NHK電波塔 – 10:30大峰山10:33 – 11:06赤谷越峠 – 11:35吾妻耶山山頂12:05 – 12:20No1リフト上12:25 – No3リフト上12:53 – 鳥居平12:59 – 大峰沼分岐13:20 – 13:40大峰沼登山口

<詳細報告>今年の5月10日にシャクナゲを見に吾妻耶山を訪れている。その時は北側から仏岩経由で登った。今回は紅葉を求めて南側の大峰山経由の周回を計画した。
 小山を6時に出発して関越自動車道を月夜野ICで下りた。そこからはナビの誘導に任せて進む。最後は「ええんかいな」と思いながら、細い砂利道を進むとトイレが見えてきてその前に駐車場があった。そこには5-6台しか停められないが、一段上にも駐車場があって、下山時に見ると15,6台は停まれそうだった。駐車場には既に1台停まっていて、単独男性が私たちの準備中に出発していった。私たちもゆっくりと出発。
最初は広めの作業道を進む。周りは最初は杉林だったが、カラマツと広葉樹の林となる。
30分少々で大峰沼に到着した。沼の東岸を、紅葉の写真を撮りながら進んだ。青空が湖面に写って見ごたえがあった。
沼の南側から尾根に取り付く。階段がある。急な細道を登ると大沼越に着いた。
そこからは稜線歩きとなる。少し登って陽だまりで休憩した。少しまえまで日陰を探して休んだのだが、もう陽だまりが恋しい季節になった。休んでいると、駐車場であった男性が追い越していった。先を歩いていたはずなのだが。沼で紅葉を楽しんでいたのだろか、それとも、古沼に寄っていたのだろうか。
車の爆音が下から響いてくる。最初は暴走族がバイクで林道をツーリングしているのかと思ったが、樹間をよく見るとサーキット場のようなものがみえてゴーカートらしきものが蠢いていた。爆音はしばらく続いていた。山歩きには不要な騒音だ。
尾根の紅葉もすばらしかった。ただ色に冴えはないように思えた。
大峰山の尾根は細尾根で両側ともかなりの急斜面になっている。転落したら、と考えるとゾッとした。途中で鉄の階段を下りて、登り返す。紅葉を楽しみながら一頑張りで電波塔に出た。それはNHKのもので、そこには西から作業道が通じていた。その先にも2つ電波塔があり、さらに先に大峰山の山頂があった。電波塔から山頂までは広い尾根で面白味は無い。山頂を過ぎると尾根は少し狭くなって、また紅葉を楽しむことができた。吾妻耶山手前のコルが赤谷越峠だった。その峠からジグザグに急斜面を登ると傾斜が緩くなる。吾妻耶山の山頂部はなだらかになっていて、その西の端に三角点がある筈なのだが5月にここに来た時には見逃していた。今回は見つけたいものだとスマホの地図アプリを頼りに探すと登山道からかなり外れた場所にその三角点はあった。それを確認してから東の端の山頂へ向かった。

吾妻耶山山頂

 山頂では駐車場で出会った男性が休んでいた。私たちが山頂からの景色を楽しんで一休みしている内に、数組のパーティがやって来た。平日なのだが人気の山らしい。大休止後下山開始。
 下山開始15分でリフトの上部に着いた。そこからは大峰山からの尾根が紅葉に染まっている様子が眺められた。リフト上部から一旦広葉樹林帯に入って細道を下る。その道は落葉に覆われていて踏み跡が分かりづらい場所もある。周りは岩だらけなので、もしルートを外すと、岩の隙間に足を踏み入れそうな場所だった。20分程樹林帯を下るとスキー場のゲレンデに出た。先ほどのリフト上部からゲレンデの作業道を下ってもそこに到達できる様だ。でも、先ほどの樹林帯内の道を下ったほうがこのルートの面白さを味わえる。ゲレンデを下って次のリフトから林道に入った。そこからは面白味の少ない林道歩きだ。鳥居平は鳥居の残骸が残っている場所だ。「吾妻山」の銘板が落ちていた。鳥居に付いていたと思われる。そこから吾妻耶山を拝んだようだ。またかつては参道がここから山頂まで続いていたのだろう。林道から左に登山道に入ったあたりから雨が降り出した。大峰沼の東屋まで行ってカッパを着ようと急いだが、沼に着いた頃には小止みになったので、カッパを着るのはやめた。
 無事駐車場に戻った。私たちの車以外には上の駐車場に1台のみ。山頂の賑わいは別ルートからの登山者だったようだ。私たちに少し遅れて単独女性が下山してきた。
 下山後は近くの真沢温泉で汗を流した。丁度良い湯加減で肌に優しい温泉だった。600円で懐にも優しい温泉だ。その後、モツ煮を買いに人気店に寄ったが、なんと売れ切れ。今まで何度も寄ったが売れ切れは初めてだ。仕方ないので、道の駅で買い物をして帰路についた。足利辺りで雨が降って来たが小山に戻った頃には止んでいた。
 大峰山・吾妻耶山は紅葉を楽しむには良いルートだと思う。今の私達には、時間も距離も丁度良い。

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