山行記録詳細ーその4 (令和02年度:'2020年度 1-3月)  山岳会Topへ
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1/3  伊豆ヶ岳 1/4  三床山・桜山
1/5  竜ヶ岳 1/11  大鳥屋山・岳ノ山
1/18  琴平山 1/19  鍬柄岳・大桁山
1/18-19  雲取山 1/25  駒見山・高鳥屋山周回
2/1  浅間隠山 2/1  古賀志山・鞍掛山周回
2/2  三つ峠山 2/4  馬不入山・太平山
2/8  鈴ヶ岳(赤城) 2/9  社山
2/9  竜ヶ岳(山梨) 2/11  千部ヶ岳周辺
2/11  大菩薩嶺 2/11-12  西大巓 西吾妻山
2/15  鹿俣山(玉原高原) 2/15  高尾山
2/15  幕山(湯河原) 2/22  雄国山
2/23  毛無山 2/23  谷倉山〜大越路
2/23-24  天狗岳(八ヶ岳) 2/24  ハナント山
2/28  大郷戸〜富谷山(益子) 2/29  於呂倶羅山
2/29  天元台 山越えツアー 3/6  三峰山(粟野)
3/7  会津駒ヶ岳 3/12  粟野川右岸尾根下部
3/15  熊鷹山 3/15  武尊山
3/15  浅草岳 3/19  鳴蟲山縦走
3/19  角田山 3/21  鹿俣山
3/21  湯殿山(南西尾根) 3/21-22  米山
3/26  竪破山(たつわれさん) 3/26  雨巻山
3/26  雨巻山 記:「さとう」
快適なルート ルートは整備されている  保護されているカタクリ 満開のミツマタ
<メンバー>「さとう」
<ルート数値>雨巻+焼森(距離:12K 時間6:50 高低差1350m )
<行程><雨巻山>自宅6:00-大川戸駐7:10/7:25-三登谷登山口7:35-三登谷山8:20-雨巻山9:20-(カタクリ鑑賞)-下山開始10:10-峠10:55-御嶽山11:10-足尾山11:40-大川戸駐12:15-(移動) <焼森山>林道登山口12:55-山頂13:45-ミツマタ鑑賞(14:10?14:25)-駐車場14:55  
<内容> 静かな低山ハイクを求め雨巻へ、駐車場には先行者1台(帰りには満車)反時計回りに三戸谷山への登りにかかる。先月歩いた大郷戸アルプスに似て、ルートは整備されとても気持ちよく歩ける。 何よりも良いのは自然林が大半であること、天気良し、雰囲気良し、ルート良し、心が洗われる。 広々とした雨巻山に到着、地元の人の案内で、展望台の少し先のカタクリを観に行く。山頂に戻り足尾山方面へ下山開始、この時期の花は地味である。アオキ(右上写真)とミヤマシキミ(左写真)、特にシキミが多く咲いていた。御嶽山を経て足尾山まできた。沢ルートを西に降りれば大川戸駐に無事帰還。時間も早いので、ミツマタ鑑賞に焼森山へ移動。さかがわ館の少し先の狭い林道をつめ焼森登山口より登る。こちらもルートは整備され歩き易く気持ちよい。ひと頑張りで山頂到着、雨巻と違いこちらは人出が多い、鶏足山には行かず直接沢へ降りミツマタ群生地へ。協力金200円を払い周回する。時期的に丁度適期で満開で見応えがありました。焼森山途中への登り返しをひと頑張り、あとは林道路肩に停めた車まで戻り一応予定通りの歩きが終了した。

3/26  竪破山(たつわれさん) 記:「みつまん」
山頂手前の黒前神社 山頂の展望塔  山頂にて 見事な太刀割石
<メンバー> CL「あんまん」、「きたや」、「くりさん」、「みつまん」
<ルート数値>距離 3.1Km 累積標高 +260m,-260m 所要時間 2時間10分 (休憩込)
<行程>小山 6:00 - 7:50登山口8:10 - 9:00山頂9:35 - 9:47太刀割石9:50 - 10:20登山口
<詳細報告> 日立市の西部にある巨石で有名な竪破山(たつわれさん)へ行った。自動車道を日立北ICで下りて県道60号を西に進んだ。「黒前神社」の大きな看板を右に入って鬼越集落へ入る。標識に従って林道に入ると道幅は狭くなる。舗装が無くなる地点に大きな一の鳥居がある。砂利道を数分で駐車場に着いた。駐車は広くトイレもある。トイレは清潔とは言い難いがすぐ前にきれいな流れの沢があり手を洗うことができる。 杉の植林地内の遊歩道をすすむとすぐ「後生車」があった。車を回して山行の安全を祈願する。この山は巨石で有名だ。不動石は平らな大岩で、確かにこれでは動くことは無いだろう。上に不動明王が祭られている。烏帽子岩は八幡太郎義家の烏帽子に形が似ていると紹介されていたが、私には義家の烏帽子がどんなものなのか分らない。手形石は前面に溝があってそれが手形に見えるらしい。畳石は畳を積んだように層になっている大岩だった。 歩き始めて30分程で弁天池に到着。東屋がある。その上に仁王門があるのだが、仁王様ではなく、左大臣・右大臣が鎮座している。なんと仁王様はその裏に隠れているそうだ。門の先はT字路になっていて、右に進むと釈迦堂、左に進むと太刀割石がある。右に進んだ。神社に釈迦堂があるのは不思議だが、元々この山は天台宗の山岳信仰にゆかりが有るらしい。堂の前には舟石、甲石がある。そこから石段を登ると黒前神社なのだが、その石段が非常に登りづらい。今回のコース一番の難所と言える。黒前神社の右奥に山頂があった。二等三角点があり、展望塔がある。螺旋階段で登ると南東に神峯山、高鈴山がハッキリ見えた。北東には那須連山が白く見えた。その左に雪山が見えたのだが、それが日光なのか高原なのかがよく分らなかった。磁石で確認しようとしたが鉄塔が磁力を帯びていて針がとんでもない方向を向いてしまう。帰宅後調べると、那須連峰の左は大佐飛山、高原、日光連山の順に山塊が続くようだ。私のボケた写真では判断できないが、高原・日光は樹木の影に隠れていたのかも知れない。 山頂で大休止した。胎内岩へは行かなかった。山頂からは階段をショートカットして釈迦堂へ下り、太刀割石へ向かう。太刀割石は見事な巨石だった。半分に割れて一方が倒れたように見える。この類いの岩はよく見るがこの太刀割石が一番見応えがあるように思う。半分が倒れているのが面白い。 計画ではその先を神楽石・奈々久楽滝へ周回する予定だったが、太刀割石の先で伐採作業の為に通行止めになっていた。仕方ないので弁天池へ下って駐車場へ戻った。 下山後は美味しい海鮮丼を食べて帰路についた。この海鮮丼が本日一番の目的だったのかも知れない。 16時前に小山にもどった。

3/21-22  米山 記:「ウッチー」
大平登山口 二ノ字通過  山頂直下 米山避難小屋
米山登頂 翌日早朝出発  ショウジョウバカマ カタクリ
<メンバー>「ウッチー」(CL)、「ながおか」(SL)、「たむら」 
<ルート数値>距離 5.9km 累計標高+-543m、所要時間3/21 2時間55分   3/22  1時間45分
<行程>3/21晴れ 小山6:00−桐生太田IC−北陸道・米山IC−10:40大平登山口 11:10〜12:25二ノ字〜14:05米山山頂(山頂避難小屋泊)    3/22曇り/雨 米山6:00〜7:05二ノ字〜7:45大平登山口−米山IC−桐生太田IC−12:00小山
<詳細報告> 山頂の避難小屋が立派でイカ漁の夜景がきれいだと聞いて米山に小屋利用で行ってきました。 車で関越道を新潟に向かう。新型コロナウイルス後初めて関越トンネルを越えると、車がほとんど走っていないことに驚きました。北陸道も同様で、ウイルスの影響を痛感させられました。 15台くらいの広さの登山口の駐車場に留めることができて出発。途中早朝出発の登山者とすれ違いました。そのほとんどが地元の人たち。なかには長靴を履いている人も。皆さん親切に「山頂は風が強いからね」「積雪に気をつけて」など気さくに話してくれます。 最初の一時間は急な尾根道が続きます。それも二ノ字を過ぎるといったん緩やかになり、正面に山頂の立派な避難小屋が現れました。その先711M峰を過ぎて一旦下ったあたりから腐った積雪となり、風が出てきました。山頂付近はところどころ藪でザックが引っ掛かり苦労はありましたが、何とか3時間ほどで山頂に到着。飛ばされそうな強風で海の景色もそこそこに山頂横の避難小屋に逃げ込みました。 二階建、一階二階共に20畳ほどの広さで喫茶店風の窓が特徴的。今日の宿泊者は私たち三名だけでした。この日は天気はいいのですが、一日中強風が吹き荒れていて、イカ漁の夜景など残念ながら見ることはできませんでした。 翌日は天気予報では午前中から雨が降りだすようなので、早めに出発しました。予報通り小屋を出発して一時間ほどで雨が降りだし、二ノ字からの下りは急な階段状だったのでスリップに気を付けての下山でした。 登山道に戻り、日帰り入浴も開いていない時間だったのでそのまま高速道路に乗り、早めの帰宅となりました。?

3/21  湯殿山 記:「きたはら」
月山第一トンネル入り口駐車場 鉄塔が目印  1150mから湯殿山南西への稜線をのぞむ 本日のゴール1150m
<メンバー> CL「はしだ」、「まちこ」、「きたはら」、「おおむら」、「いしさか」 
<ルート数値>初日 距離5.5K 所要4時間4分 ハイクアップ高度419M 下り421M 
<行程>   3/21 鹿沼発700〜(鹿沼すきや朝食)〜月山第一トンネル入り口駐車場1225〜鉄塔1338〜南西尾根手前1150地点1440〜月山第一トンネル入り口駐車場1600 3/22 中止してクラゲ水族館見学後鹿沼
<詳細報告> 3月21日 天候 曇のちみぞれのち雨  今回は鹿沼のすき家でOさんの株主優待券で納豆定食の朝食をごちそうになる 感謝。月山第一トンネル入り口駐車場につくと先行車は2台しかいない。ここを12時25分に出発してトンネルの上をスキーシールで歩いて登山道に出るとほどなく下山してきたツアーに出会う。先行者がいなくなったので山域は貸し切りだなとおもって静かなぶな林を登っているとスノーモービルの大群が林道から上がってきた。うるさいし排気ガスが臭い。静かになり ぶなの森を登ると鉄塔が見えてきたこのルートの良い目印になる。ここから1150のピークは稜線沿いでアップダウンもなく登りやすい。樹林帯がなくなると風が強くなり体感温度がさがる。ここでOさんに恒例のアクシデント発生スキーのストックが折れてしまいブナの木で接ぎ木して修理。1150のピークは広々とした台地上で湯殿山への南西斜面がよく見えた 来月よていしている品倉尾根もよく見える出羽三山の山域は奥が深く修験道が発展した理由がよくわかった。シールを外してゆるやかで気持ち良い斜面をトレースに沿って滑っていると またしてもスノーモービルの大群が下から登ってきた。ここでスマホで位置を確認するとどうもスノーモービルのトレースにた゜まされて違う尾根を降りてきてしまったようだ。鉄塔を目指してトラバースをしながら気持ちの良いブナの森を進むとわずかに登り返して鉄塔に戻れた。みぞれから雨に変わって月山第一トンネル入り口駐車場に16時についた。このコースは新雪でスノーモービルがいなければ初心者でも楽しめる良いコースだと思います。上級者は湯殿山まて痩せた尾根をアイゼンで登って南西斜面を降りると楽しそうです。小雨降る夜は道の駅で温泉とキャンピングカーでの酒宴は盛り上がったのでした。
<写真説明>右上2枚:鉄塔付近  左上:ログ(クリックすると拡大できます)

3/21  鹿俣山 記:「さとう」
ブナ林の歩きはじめ 剣ケ峰を臨みながら  山頂にて ブナ平近くまで下山
<メンバー>「ともさん」、「さとう」、<渡>
<ルート数値>天候:快晴、距離9K、所要6:40(休憩込)、累計900M
<行動記録> 田沼6:30-たんばらスキー場8:30/9:00-山頂11:40/12:50-<ブナ平経由>-センターハウス15:00-スキー場15:30
<内容> 雪景色をみたくて玉原高原<鹿俣山>に行った。当初は川場スキー場から武尊を計画するも、Uさん達の情報で魅力半減、静かなブナ林の散策に切り替えた。コロナ騒ぎの割にはスキー場は満杯でビックリ。昨日の強風とは打って変わって快晴、無風、反時計回りで周回を始めた。やはり玉原のブナ林は素晴らしい、スキー場の騒音が煩いが、歩く人が居ない静かなブナ林は気持ちいい。上部になれば展望も良し、眼前に剣ケ峰を臨みながら高度を上げる。山頂稜線の雪庇が大きく張り出している。登りのルートは予想通りつぼ足でOK、急登でのステップを切りながら無事山頂到着。2/15に来た時よりも雪量は可なり多くなっていた。谷川岳の白い稜線が可なり近くに見えビックリ、一ノ倉沢の衝立岩なども良く識別された(右上写真)。静かな山頂で超ノンビリ休憩後、西のブナ平を目指し下山開始。スキー場と並行しながらブナ林を行く。帰路はトレースがはっきりしないので、つぼ足では若干潜る感じ、練習を兼ねて途中よりカンジキを着けてみる。予想通り、ブナ平方面はカンジキが有った方が良かった。この時期ルートは何処を歩いてもOK、雪が少ないと言え1mほど有り笹薮は隠れ自由自在だ。地図読みの練習をしながら、何の危険性も無いブナ林散策、周辺はスノーシューハイクにうってつけの場所である。スキー場まで道路歩きで戻り、早めの帰路についたので渋滞なく帰還出来ました。       

3/19  角田山 記:「こなっち1」
雪割草1 雪割草2  キクザキイチゲ1 雪割草3
キクザキイチゲ2 角田山々頂  灯台コース角田岬 帰路 浅草、守門岳
<メンバー>「こなっち2」、則夫
<ルート数値>天候:快晴、日帰り周回 (4時間05分 休憩含) 累積標高差±562m、累積歩行距離5.4km
<行程>8;35角田浜駐車場−8;40桜尾根登山口−(桜尾根コース)−10:30角田山々頂11:00−(灯台コース)−12:40角田浜駐車場
<詳細報告> 今年もこの時期、天気の良い休日には中々恵まれない。日々新潟方面の天気予報を確認し、雪割草を求め急遽角田山に出掛けた。今回はスカッと快晴、平日で角田浜の駐車場は昨年と同じく数台程、雪割草なら矢張り桜尾根コースは外せない。期待を裏切らず登山口付近から朝日に輝く色とりどりの雪割草が一面に咲き乱れている。主稜線に出るまで、雪割草だけでなく、カタクリ、青いアズマイチゲも見られ存分に花を楽しみ山頂に到着、昼にはまだ早く人影も疎らであったが、休んでいると続々とハイカーが訪れて来た。下山は昨年と違う宮前コースに変えようかと悩んだが、矢張り潮騒を聴きながらダイナミックに海を見下ろせる灯台コースは捨てがたく今年もこのコースを選んだ。快晴で空気も澄み渡っており、まだ白く雪化粧を纏った佐渡の金北山も見ながら角田岬の灯台に下りた。ご当地燕背脂半ラーメンと寿司の欲張りランチセットを美味しく頂き、浅草、守門などの真っ白に輝く雪山を眺めながら帰路についた。

3/19  鳴蟲山縦走 記:「みつまん」
大部分は植林地内の尾根 男体山とその家族  鳴蟲山名物紅白鉄塔 鳴蟲山山頂
林道切通への悪路 大岩の下の石垣と石灯籠  大高畑山はコルから170m上 大高畑山からの下りは藪
<メンバー> CL「あんまん」、「みつまん」
<ルート数値>距離 11.0Km 累積標高 +1,220m,-1,140m 所要時間 7時間55分 (休憩込)
<行程>引田岡BS 7:00 - 尾根取付7:25 - 8:44三角点571.5m峰9:00 - 9:30鉄塔下9:40 - 10:57鳴蟲山11:28 - 12:08林道切通12:11 - 13:17大高畑山13:30 - 14:55駐車地
<詳細報告> 鹿沼の鳴蟲山を尾根の突端から歩いた。下山は一端718m峰(大高畑山)まで登ってから塩沢に下ることにした。
バス時刻に合わせて5:30に国分寺を出発。塩沢に早く着いたので下山尾根の末端を確認した。 西大芦東小学校の校庭跡に駐車させてもらい、塩沢橋BSからバスに乗る。7時にバスを降りて、南方向に進んだ。
標高228m地点で尾根方向に林道を入る。その道は最初は舗装されているが、すぐ舗装はなくなり、大雨の影響なのかひどく荒れていた。伐採地で林道から尾根に取り付いた。植林地には檜と杉の落葉が混ざっていた。標高500m峰には空堀のような跡が見られる。かつて山城があったのかも知れない。尾根に取付いて100分程で三角点571.5峰に着く。点名「上久我」の標識があった。大休止してエネルギー補給。
その先は少し藪っぽい場所があったり、岩がでてきたりで、ここ数週間歩いている周辺の尾根と大きな違いはない。本日最初の鉄塔で再度休憩。少し進むと時々鳴蟲山の紅白鉄塔が樹間に見えるようになった。大岩にぶつかったが巡視路をたどって左に巻くことができた。その後も何度か巡視路のお世話になった。 大きな紅白の鉄塔に着いた。山にこのような構築物を作るのは大変だっただろうと思うが、震災後、その機能を果たせていないのが複雑な思いだ。鳴蟲山山頂は鉄塔のすぐ先だ。山頂は東西に細く延び、南北は急な斜面になっている。3基の石祠が不完全な形で鎮座していた。三等三角点もある。山名板は青地に白文字のものがあったが、かつてあったであろう栃木百名山の山名板は消えていた。地面にその欠片らしいものがあったが、百名山の欠片かどうかは分からなかった。。
鳴蟲山までは順調に歩く事ができた。計画では3時下山にしていたが、1時半頃には下山できそうな気がしていた。しかし、今回のルートはそんなに甘くはなかった。その先には急なアップダウン、難しいルートファインディング、藪の急な下りが待ち受けていた。
まず、鳴蟲山から西に下るのが大変だった。地形図では少し北に延びる尾根に進んでから西北西の尾根を下らなくてはならない。しかし、踏跡につられて、早めに西方向に急傾斜を下ってしまった。すぐ右下に尾根を見つけてミスに気付き、短い距離だが急斜面をトラバースすることになった。 林道黄金沢線の切通でも苦労した。切通はコンクリートの斜面になっているのでまっすぐ進むと斜面を転がり落ちることになる。右に回るか左に回るか。私たちは左に回った。急な斜面を下り最後はコンクリート壁の端を滑り降りた。帰宅後調べると右に回るともう少し楽ができたようだ。尾根に復帰するのにも苦労した。切通はコンクリート壁が続いている。その壁が切れる場所まで左に進んで足元の悪い急斜面を這い上った。
尾根に復帰して15分程狭い尾根を進むと岩場が現われて、その後ろには大岩が待ち構えていた。大岩の中程に石祠が祀られていて、その下にはきれいに築いた石垣の上に2基の石灯籠が置かれていた。こんな難所に重い石灯籠を担ぎあげて奉納した人々は果たして何を祈願したのだろうか。私たちは石灯籠前を進んで、左に廻り込むように大岩を迂回した。足元の軟弱な場所もあったが、必至にホールドを探して進んだ。大岩を過ぎると見晴しの良い伐採地があったのでそこで休んだ。正面には大高畑山が聳えていた。コルから170m登らねばならない。その登りは落葉で軟弱な急傾斜地だった。とにかく我慢して足を上げ続けた。大高畑山は細長く広い山頂で、どこが山頂だか分からない。山名板があるという情報を目にしていたので少し戻ると東の端に鹿避けネットに架けられた小さな山名板があった。
大高畑山からの下りは急で、藪っぽい斜面だった。尾根形が明確で無いのでルートファインディングが難しいと思われたが、鹿避けネットが尾根境界線に張られていたのでそれを追っていけば迷うことはない。途中、角がネットに絡んだ鹿の頭蓋骨があり、思わず合掌して念仏を唱えた。200m程下るとネットをめくり上げている場所があってそこをすり抜けてネットにさようならをした。そこからは藪も無い植林地の尾根下りとなった。途中伐採地があり、その伐採地の下には林道黄金沢線のガードレールが見えたが舗装面は見られず、土砂と材木で埋まっているのが見えた。尾根の最後は右に下りて朝見た林道に下りる予定だったが、塩沢橋に近い左側に下りることにした。鹿避けネットがあると嫌だなと思っていたがそれはなかった。その代わりに沢があった。渡るのは簡単だが、林道側は2m弱の垂直の石垣になってる。何とか細い木に掴まってよじ登ることができた。 そこからは塩沢橋を渡って駐車地に戻った。山里は梅が満開だった。
下山尾根でミツマタ(写真右上)を見た。数本しかなかったが、きれいに咲いていた。また尾根末端近くでイワウチワ(写真左上)の花を見つけた。株数は少ないが淡いピンクの可憐な花だった。山も確実に春の花の季節になってきたようだ。

3/15  浅草岳 記:「たらちゃん」
出発時 「はしだ」さんが山頂に到着直前  山頂 「まちこ」さん、かなり下の沢にて
「きたはら」さん早坂尾根上部での滑り 「はしだ」さん、かなり下の沢にて  山頂から見る山々 私ととりくの滑り
<メンバー> 「はしだ」 「まちこ」 「きたはら」 「しのはら」 「たらちゃん」
<ルート数値>距離15.5K 高度1583M 登り累計高度1326M 下り累計高度1328M
<行程> 浅草岳ホテル前駐車場8:00-浅草岳山頂 12:03-山頂から滑走開始13:40-早坂尾根?浅草岳ホテル前駐車場16:15
<詳細報告> 3月15日 天候 曇りのち晴れ 前日入広瀬道の駅に20時集合で「はしだ」さんの快適なキャンピングカーでお馴染みの宴会。「はしだ」さんお手製のおかずと日本酒を満喫し、暖かいキャンピングカーで就寝。15日当日は6時起床。道の駅周辺には全く雪がない。池が普通に見えている。7時に浅草岳に向かい8時にシール登高開始。雪がないので景色が違うように見える。順調に高度を上げてゆく。私事ではあるが、サングラスを落としてほかのグループの人に拾ってもらったり、千円札をポケットから落として「きたはら」さんに見つけてもらったりとだらしがなかった。12時過ぎに山頂に到着。風も強くなくそれほど寒くない。エビの尻尾も心なしか小さい。全員が山頂に到着したのは13時25分であった。この頃からよく晴れ渡り、周辺の山々(燧ヶ岳や日光白根山、はてには飯豊山)が見渡せた。ほかのパーティーは板をザックにつけてツボ足でもと来た前岳に向かっておりてゆく。雪面が凍っており危険なためだが、我々ともう一つの先行するパーティーのみが早坂尾根に向かったようだ。滑りはじめのバーンこそガリガリであったが、途中からは非常に滑りやすい良い雪で全員満喫できた。問題は雪が少ないために850M前後のところで沢を渡ることができずに、登り返しがあったこと。私と「きたはら」さんは小ピークまで完全に登り返し、ほかの3人は途中まで登り返し(一部シールをつけた)、ようやく林道に出ると思われるトレースを発見。これを辿りようやく林道に出ることができた。かなりこの辺をを知っているパーティーのトレースであったのだろう。林道からは板がよく滑り、駐車場まで20分程度でついたが、途中2箇所雪崩のためデブリスが道を完全に塞いでおり1箇所は板をはずさねばならなかった。晴れて景色もよく、雪もまあまあで楽しい山行であった。

<写真追加説明> 右上:早坂尾根が終わったあたりの平らなところでの休憩

3/15  武尊山 記:「ウッチー」
スキーリフト終点 第一ピーク剣ヶ峰  剣ヶ峰山頂 前方に武尊山発見
武尊山登りから振り向くと 武尊山直下  武尊山登頂 前日できたエビのしっぽ
<メンバー> 「ウッチー」(CL)、「たむら」
<ルート数値>天気:快晴 距離4.7km 累積標高+-543m  所要時間4時間
<行程>小山5:00−桐生太田IC−沼田IC−7:50川場スキー場−リフト終点9:10〜9:40剣ヶ峰山〜11:15武尊山11:25〜12:50剣ヶ峰山〜13:10リフト終点−川場スキー場14:00−沼田IC−桐生太田IC−16:30小山
<詳細報告>今回の雪山山行は暮れの鳳凰三山で肩を負傷した「たむら」さんのリハビリを兼ねたものでした。スキーリフトで一気に標高2000m近いところまで上がり雪山登山が体験できるので、まだ本調子でない彼にとってはあまり身体に負担のかからない絶好のコース。前日に降った雪で一時雪解けがすすんだ一般道も、今回は終始アイゼンを着用しての行動でした。 スキー場が始まる前に到着。支度を整えてすぐにリフト券を求めてチケットカウンターへ向かうも、すでに登山者が20名ほど順番を待っていました。登山届の提出、リフト券の購入、「ココヘリ」のレンタル手続きなどで約1時間を費やしました。スキーリフトを2基乗り継ぎ歩き始めたのは9時を過ぎていました。 スタートしてすぐ目の前に剣ヶ峰山の岩峰がそびえたっています。100mの高低差を岩峰を回り込んで登ります。剣ヶ峰山からの展望が良さそうなので「山頂で写真撮影でもしましょう。」と話していると、そこは人がすれ違うのも難しいやせたピークでした。朝のうちは風もあったため、最初のピークは通過しました。 先を進むにつれ、風が収まり、雲も間からひときわ大きい武尊山が現れました。はるか先のように思えたピークも緩やかなアップダウンを繰り返すうち、1時間半ほどで山頂に到着しました。 山頂は20人くらいでにぎわっていて、あとからわたしたちと同じ川場スキー場コースからの登山者ばかりでした。帰りも同じコース。日陰のないコースなのでスキー場に戻るころには顔が日焼けで赤くなっていました。 スキー場も武尊山も「世間の新型ウイルスの脅威など関係ない」というかのような賑わいでした。?
<写真追加説明> 右上:無事にスキー場下山

3/15  熊鷹山 記:「ともさん」
山頂直下の分岐 白根山展望  無傷の11本の杉 ハナネコノメソウ
<メンバー> 「ともさん」、他2
<ルート数値>行動時間4時間50分 行動距離11km 累積標高+1036m/ー1047m
<行程>11:14林道駐車ー登山口12:00ー13:45山頂14:15ー15:30登山口ー16:04車
<詳細報告>朝、急遽熊鷹山へ行くことに。息子も行くというので到着を待ち家を出たのが10時半過ぎになってしまった。小戸登山口を目指すがかなり手前で通行止め。林道路肩に駐車する。登山口まで約3kmも林道歩きを強いられた。昨日の雪が残り滑らないよう慎重に登った。昨年10月の災害時の倒木や土砂崩れもあったが、登山道は整備されていて11本の杉や夫婦杉の被害はなかった。山頂からは白く輝く浅間山赤城山袈裟丸山白根山男体山が眺められた。展望台が風の影響か傾いていてロープで固定されていたが、倒れるのは時間の問題かなという感じだった。登りでご夫婦1組とすれ違い、山頂で単独男性3人に会った。釣人も3人ほど。林道歩きが長かったが、久しぶりに登った感のある山歩きができた。
<写真追加説明> 右:熊鷹山山頂


3/12  粟野川右岸尾根下部 記:「みつまん」
防空監視哨257Pにて どうしてこんな場所に?  509P 本日最高点 413.5Pにて
<メンバー> CL「さとう」、「あんまん」、「きたや」、「くりさん」、「みつまん」
<ルート数値>距離 10.7Km 累積標高 +1,150m,-1,080m 所要時間 7時間5分 (休憩込)
<行程>上仲町BS 7:55 - 8:00城山公園 - 防空監視哨8:30 - (231.1m峰)9:03 - 9:45(333m峰南)10:00 - 11:05(368m峰)11:10 - 11:53(410m峰)12:15 - 13:15(413.5m峰)13:20 - 13:50(470m峰)14:00 - 15:00花農場あわのP
<詳細報告> 2/24にハナント山へ登ったが、今回はその尾根つなぎの山行だ。 「花農場あわの」に駐車させてもらい、その下からバスに乗る。バス停ではないが手を上げて乗せて貰う。上仲町で降車して5分ほどで城山公園に着いた。トイレをすませて山行開始。 本丸跡から標高257m地点に登ると防空監視哨跡があり、そこは景観抜群だった。粟野の街並み、星野谷倉山、先週登った三峰山もきれいにみえた。 そこから尾根歩きの開始だが、鹿避け柵が邪魔して最初の尾根への取付きが分かりづらい。少し下って、柵を跨いで少し下ると尾根にたどりつくことができた。そこからは植林地の尾根歩きだが、所々で先週より雪の少なくなった日光連山や周辺の尾根を見ることができた。333m峰は手前に林道があり、その林道を歩いてピークを迂回した。林道の途中、日当たりの良い場所で大休止。 その先は少し藪気味の尾根が続いた。小枝が邪魔して歩行速度が低下する。また所々で急傾斜の登り下りがあるのはこの周辺の尾根どこでも同じだ。しかし先週歩いた三峰山周辺と較べると、急傾斜が少なく、ヤセ尾根も少なく、岩場も少ないのでずっと歩きやすい尾根といえる。ただ、ルートファインディングが要求されるのは同じ。ところどころで、間違った尾根に誘導されそうになるのをなんとか回避するのが楽しい。 410m峰あたりからは藪もなくなり快調に歩けた。 今回のルートでは山名が明確になったピークがない。509m峰は本日の最高点なので、そこで記念撮影。413m峰には三等三角点があり、そこでも記念撮影。460m峰の西の470m峰で最後の休憩をする。そこから少し下ると2/24の尾根合流地点で、そこからは南に方向を変えて急傾斜面を下る。そこは目立つピークでもなく、主稜線からは尾根の分岐は確認できない。初めてなら絶対に迷う地点だろう。しかし、2/24に逆に登ってきた地点なので迷うこと無く急斜面を下ることができた。次第に南に大きく伸びる尾根を確認できる。その下山尾根でもいくつかの登りはあったが、一気に下って、15時に予定通り下山出来た(右上写真)。途中、藪っぽい場所では大幅に下山が遅れるのではないかと心配したが、後半、頑張って遅れを取り戻すことができた。
下山後は、「花農場あわの」でアイスクリームやコーヒーを味わう。新型コロナウイルスの影響で風呂はなし。道の駅に立ち寄ってから帰路についた。 国分寺運動公園に着いて車を下りると脚が筋肉痛になっていた。やはりアップダウンの多い尾根は脚には堪えたようだ。

3/7  会津駒ヶ岳 記:「さやま」
会津駒ヶ岳登山口 12:50頃 14:20頃 14:20頃 やっと登山口に戻った
<メンバー> 「はしだ」(CL)、「おおむら」、「いしさか」、「さやま」
<行程>〉檜枝岐道の駅11:00ー会津駒ヶ岳登山口11:25ーヘリポート跡13:20ー1600m付近15:00ー会津駒ヶ岳登山口17:40ー18:00檜枝岐道の駅
<詳細報告> 会津駒ヶ岳に山スキーに行ってきました。
登山口近くの駐車場は思いのほか満車で、檜枝岐の道の駅に戻って駐車し、スキー板を担いでアスファルトむき出しの道路を登山口まで歩きました。登山口からは雪があったので、シールを貼って登り始めました。
雪はやはり少なく藪だらけでしたが、なんとか登ることが出来ました。しかし、スキーで滑って下ることにかなり不安を感じました。実際に滑って降りてくる人からは「修行です」という言葉をいただきました。
今回は山頂まで行かずに、行けるところまで登って降りてこようということでしたので、1600m付近で打ち切りました。
さて、いよいよスキーでの滑走ですが、登りとは別のルートをとりました。
途中まではなんとかスキーで降りてきたのですが、藪と急斜面に負けて、約一名はスキー板を担いで壺足で降りることにしました。
なんとか日が落ちる前に下山出来て安心しました。
翌日は高畑スキー場でスキーの練習をして帰りました。

3/6  三峰山(粟野) 記:「みつまん」
植林地の尾根 樹間に男体山が見えた 快適な尾根 東峰(三角点峰)にて
西峰(主峰)にて 急な登りは這って登る 急な下りが何度も 最北端403m峰。手で403.
<メンバー> CL「さとう」、「あんまん」、「きたや」、「みつまん」
<ルート数値>距離 8.5Km 累積標高 +1,050m,-990m 所要時間 7時間20分 (休憩込)
<行程>栗沢駐車地 7:55 - 9:22(339m峰) - 9:50(380m峰)10:08 - 10:58三峰山東峰11:06 - 11:21三峰山南峰11:25 - 11:40三峰山西峰12:00 - 13:07(481m峰)13:18 - 14:06(403m峰)14:13 - 15:15遊の郷直売所P
<詳細報告> 横根山から石裂山を経て南東に延びる尾根がある。この尾根は石裂山の南東で南摩川によって2つに分かれている。今回、その南に分かれた尾根の一部を歩いた。その尾根の主峰は三峰山である。「三峰山」というと栃木市の三峰山が有名だが、こちらも3つの鋭鋒から構成される点では同じである。こちらの三峰山は規模の点では栃木市のそれに劣るが峰の鋭さではこちらが数段勝っていると思われる。今回はそれを実感した山行だった。
遊の郷直売所の駐車場に車をデポして栗沢へ向かった。適当な駐車地を探したが適地が見つからず結局県道337号の広くなった路側帯に駐車した。細い車道を数分歩いて山への入口になる林道に入った。林道は数分で行き止まりになり植林地内の斜面に取付く。すぐ尾根にでた。そこからは植林地内のアップダウンの多い尾根を進む。時々植林が途切れると自然林となり、樹間に、右に男体山、左に星野谷倉山を覗うことが事が出来た。日光の山々にはこの数日に降雪があったようだ。踏跡は薄い。 昨日は強風が吹き荒れたが今日は微風で心地よい尾根歩きとなった。
樹間に三峰の鋭峰が大きく見えるようになってくると、尾根は細くなり、登り下りも急になってくる。約3時間で三角点のある東峰に着いた。山名板も祠もない山頂だった。 南峰へは西峰に登る途中から左にトラバース気味にコルに下る。落葉の多い嫌なトラバースだった。少し登り返して南峰に着いた。山頂には壊れた石祠があった。すぐ西峰へ向かう。その斜面は急な岩場だった。岩がしっかりしていれば良いのだが剥離しそうな不安定な岩もある。おまけに枯木も多いので、ホールドは慎重に選ぶ必要がある。無理をせずにマイペースで這い上った。西峰は三峰山の最高峰で、三角点のある東峰より10m程高く、立派な祠もあった。小さいが山名板もあった。日当たりの良い場所を選んで大休止。 西峰からの下りは、ネット情報ではロープを使った方が多いようだが、なんとかロープをださずに下る事が出来た。でも単独なら絶対にロープを使った方が良いと思う。
そこからも狭い尾根、急な登り下り、岩場が何カ所かあって、今日の主稜線最北の403m峰に到着。そこから少し戻って南西の枝尾根に入る。その枝尾根もヤセ尾根が多く、おまけにコース取りも難しい。特に枝尾根中間地点の350m峰からは、地形図では西に下るのだが険しすぎるので、急なザレた斜面を一端北西に下りてからトラバースして南西への尾根に取り付いた。このような局面でもスマホアプリが活躍した。現在位置を簡単に確認できるのはありがたい。私は、先週の失敗に懲りて、カシミールで作成した登山道情報をスマホに転送しておいたので、先週のような勘違いをする事は無かった。 枝尾根を50分程下ると左手下に林道が見えてきたので、藪っぽい斜面を林道に下りた。そこから5分で駐車地に下山できた。
いつもなら、下山後はつつじの湯で汗を流すのだが、新型肺炎の影響で温泉は休業しているらしい。仕方ないので、栗沢に戻り、そのまま帰路についた。
今回歩いた尾根は横根山までまだまだ続いている。後3回で完歩したいのだが、石裂山周辺は今回以上に難所があるかもしれない。また、ダニにも悩まされそうだ(今回も少し見た)。いつ完了できるか分からない。

2/29  天元台 山越えツアー 記:「きたはら」
グランデコリフト終点から西大巓に向かう登山口 西大巓に向かって順調に高度を上げる 霧の西大巓山頂 M先生のビンディング事件をクリアして白布温泉に下山
中屋のフロントでディナフィットのビンディングを針金で縛る 天元台最終リフト降り場から梵天岩へ向けての登山口 稜線のモンスターが素晴らしい 西吾妻山のモンスター
M先生ぴんディング修理後の滑り 快適な西吾妻下部 靴を新調して快適なOさん グランデコに無事到着
<メンバー> CL「はしだ」、「まちこ」、「きたはら」、「おおむら」、「たらちゃん」、<「しのはら」宿泊のみ>、 
<ルート数値>
初日 距離7.6K 所要7時間7分 ハイクアップ高度438M 下り1156M 
二日目距離13.9K 所要4時間10分 ハイクアップ高度211M 下り1223M
<行程> 2/29 鹿沼発5:00〜(郡山すきやで朝食)〜グランデコスキー場〜西大巓〜若女平〜白布温泉中屋 3/1 中屋別館〜天元台〜西吾妻〜二十日平〜グランデコスキー場〜鹿沼
<詳細報告> 
2月29日 天候 曇のち晴 2/12にM先生と西大巓二十日平下見ツアーに行って以来今年3回目のグランデコである。「しのはら」さんがBMWの不調で不参加となり今回もなんとなく事件の予感が。ゲレンデ9時35分出発 休日なので快適な登山道左側ルートである。11時に前回よりモンスターが小さくなってしまった西大巓に到着、ガスがかかっているが西吾妻に向かって滑降すると晴れてきた。昨年は二十日平手前のお楽しみバーンの雪が少なく残念だったが今年はどうだろう。モンスターの中で昼食をとりツリーランに入るとパウダーとまでは言えないが底付きの新雪が楽しめた。中間点までは順調に来たがここからM先生に重大事件発生。吹き溜まりに板をとられてトップから転倒、起き上がってスキー板を見るとヒールピース上部がなくなっている。スキー靴が固定できない重大なインシデントである。私はこの時ディナフットのビンディングが昨年リコールになっていて自分自身の金具を交換してもらったことに気が付いた。プラスチックの強度が足らずに金具が割れる事故が発生しての回収交換だった。いくらスキーの名手であるM先生といえ片足のかかとが浮いた状態で白布温泉までは無理だろう。瞬間接着剤やドライバーで回復を図るがプラスチックが割れている様子で時間だけが経過していく。 ここで苦し紛れのアイデア思いついた。スキー板を結束するゴム製のバンド2本をつないで靴のかかととビンディングを固定する試みである。ゴムバンドは強力で若干かかとは浮くが昔のカンダハ―締め具の要領でうまくいった。アリの戸渡、なべちゃん転がしと苦戦しつつなんとか16時30分白布温泉に到着、いつもの かもしか屋でごぼうと日本酒を仕込み、宿は「しのはら」さんも前橋からバイクで参戦して盛り上がったのでした。
3月1日 天候 晴 昨夜中屋別館の若社長さんにお願いして針金と道具を借りてM先生のバインディングをなんとか修理。天元台のリフトを3本乗り継ぎ10時に素晴らしい快晴の下 梵天岩を目指して登りだした。モンスターの発達は今一つだが中大巓東大巓西大巓と吾妻山系が一望できる素晴らしい景観だ。西吾妻山の東斜面でシールを外しお楽しみの斜面で滑走写真をとりランチ後二十日平に向ってツリーランを始める。最初はよく走る雪で楽しめたが中盤からはやぶや灌木に苦しめられるが12日の下見が役立ち西のトレースやめて正解であった。中ノ沢の渡渉も成功して2時30分にはグランデコに到着 最近の記憶にないコースタイムで戻ってこれた。
追記 ツアーが終わって車に乗る準備をしていると娘から携帯で入院中の父が亡くなった知らせを受けた。91歳で老衰でした。いまこの山行記録を書きながら遺品を整理していると日本百名山の大きな地図から平成16年10月16日に西吾妻山に登った記録が出てきました。今思うと私たちの下山の無事をみまもって彼が息を引き取ったのではないかと涙ぐむ次第です 合掌。ちなみにこの時父が携帯を紛失したことを思い出しました。皆さん携帯には必ずストラップをつけましょう。

2/29  於呂倶羅山 記:「こなっち1」
山王峠から於呂倶羅山 1,789P岩場から於呂倶羅山 サカキも多かった 山頂から太郎,山王帽子,大真名子
<メンバー>「こなっち2」、則夫(記)
<ルート数値>天候:晴時々曇、日帰りピストン (7時間50分 休憩含) 累積標高差±691m、累積歩行距離9.8km
<行程>7:40光徳牧場−9:15山王峠−9:45登山口9:55−12:00於呂倶羅山々頂 12:45−13:45登山口13:55−14:30山王峠−15:30光徳牧場
<詳細報告> 2020年のゴロ合わせで標高2,020mのマイナー?な 於呂倶羅山(おろくらやま)に出掛けた。戦場ヶ原、光徳牧場までの道路には全く雪が無い。駐車場もガラガラで先客1台のみ、社山では懲りた風と寒さも無く、登山開始した。山王峠まではシラビソ樹林帯の緩斜面の雪道であるが、トレースばっちりでツボ足で歩けた。山王峠から尾根取付きまで除雪されてない林道歩きで雪も深くなるが、ここも踏み固められておりスノーシューの出番はなかった。登山口でアイゼンを装着、すぐに1,789Pの急峻な岩場を越えるが、日当たりが良く雪も凍ってないので難なく通過した。ここから200m程樹林帯を縫っての雪道の急登に疲れた後、山頂付近のフカフカの平らな雪のトレースを辿り漸く山頂に到着した。山頂からは、白根(左写真)、男体山(右上写真)、太郎山、山王帽子、遠く会津駒まで雪山を見渡せ、ゆっくり休んだ後下山した。出会ったのは、単独2人と3人組1パーティーだけで、いずれもマニアックな方々とお見受けした。暖かで穏やかな天候に恵まれたが、登山口まで遠いのと、樹林を縫っての雪道の急登がやや難儀であった。

2/28  大郷戸〜富谷山(益子) 記:「さとう」
快適なルート 富谷山から筑波山 サカキも多かった オオバヤシャブシも多い
<メンバー>「さとう」
<ルート数値>距離8k 休込み4:35 累計標高560m 天候:晴れ
<行動記録> 自宅6:30-駐車場(山郷めぐみ:左下写真)7:20/7:40-登山口(中尾根展望東コース:右写真)7:50-富谷山10:00/10:30- 下山コース(大郷戸東尾根)-エスケープ3ルートより駐車場へ12:15着  
<内容> コロナウイルス騒ぎで人混みは避けたいが自宅待機は辛い、人の少ない山歩きはこの時機うってつけ。 益子〜岩瀬の間を周回できる里山低山あり。(標高300m前後) 通称は大郷戸アルプスと言う。西尾根より反時計回りで東尾根を回った。折返し点の富谷山は360°展望だが、直下まで採石の重機が動き異様な光景だ。コースは良く整備されており、何より好感が持てるのは、人工林が少なく雑木類とサカキが大半である。風が無く陽だまりハイクには最高、アップダウンも比較的小さく、人も少なく木漏れ日の中 気分よく歩けるルートでした。このルートを最初から開発、保全をしてくれたご夫婦がいて、下山途中、丁度そのご婦人にお会いでき、色々伺いました。活動グループは「大郷戸アルプスの仲間たち」と言う。途中40分ほどヘリのホバリングが続き不思議だったが、ダム湖の周辺で定期的な訓練を行っているとの事でした。里山低山歩き、この時期お勧めです。  

2/23-24  天狗岳(八ヶ岳) 記:「ウッチー」
みどり池入口出発 しらびそ小屋 早朝の天狗岳 中山峠直下の急登
西天狗岳 根石岳 夏沢峠 みどり池入口到着
<メンバー>「ウッチー」(CL)、「わたなべ」(SL)、「ながおか」、「おちあい」
<ルート数値>距離16.2km 累計標高+1360m -1360m 所要時間 (2/23) 1:45 (2/24) 7:55(休憩込)
<行程>
2/23 佐野6:00−佐野田沼IC−中部横断道・八千穂高原IC−稲子湯−8:30みどり池入口(1576m)9:00〜10:45しらびそ小屋(2039m)(小屋泊) 
2/24 しらびそ小屋6:50〜8:25中山峠〜9:45西天狗岳(2646m)10:10〜10:30東天狗岳(2646m)〜10:55根石岳(2603m)〜12:25本沢温泉(2110m)〜13:45しらびそ小屋〜14:45みどり池入口−八千穂高原IC−佐野田沼IC−18:30佐野  
<詳細報告>3連休の中日が大荒れの天候、ということでいろいろ計画を練った結果、今回は・・・・・・、「山小屋を利用してのんびり山行」「2日目の好天候をチャンスに登頂」ということにして、北八ヶ岳・しらびそ小屋〜天狗岳周回山行に決めました。雪不足の今シーズンではありますが、山頂付近はまずまずの積雪が期待されると思いますので、雪山初心者の「おちあい」さんをお誘いして4名のにぎやか山行になりました。
2/23(日)高曇り 入山この日の行動は駐車して2時間ほどで山小屋に到着してしまうので、遅めの入山でもよかったのですが、連休中なので麓の駐車スペースの確保が心配だったので、結局昼前に到着になるような出発時間になりました。登山口には雪がなく、ところどころ登山道が凍っていました。 しらびそ小屋周辺の積雪は30cm位。小屋の前には雪の積もったみどり池があり、見上げると風雪と岩の天狗岳を望めました。昼前に小屋に到着したので、談話室にあるコタツに入りのんびりビールを飲みながら翌日の登頂に備えました。?
2/24(祝月)快晴 登頂 早朝6時に朝食をとっていると、窓越しに昨日見上げた景色の東天狗岳がうっすらと望めました。荷物を整えて表に出るころには、先ほどの東天狗岳は赤く染まっていました。アイゼンを装着して出発。稲子岳の岩稜を右手に望みながら高度を上げます。中山峠までは1時間半ほど。直下の標高差150mくらいがフカフカ雪の急登でした。中山峠を越えると登山者が増え始めました。なかでも初心者を連れたパーティーをよく見かけました。 天狗岳近くなると、時々雪を舞った突風が吹き付け緊張感が増しました。ストックからピッケルに持ち替えて、まず西天狗岳に登頂。運よく風が止みのんびり景色を望むことができました。 東天狗岳は通過。根石岳から箕冠山の樹林帯の分岐まで進みここでお昼としました。緊張感が解けて、ここでピッケルをしまってストックを使いました。 箕冠山から夏沢峠、本沢温泉と一気に標高を下げしらびそ小屋に戻ったころには(右上写真)、達成感からか? 今までなかった疲労に気づき駐車場までは無言で歩き続けました。 帰りはメンバー皆さん「温泉」の言葉もなく早く帰ってゆっくりしたいようでしたので、何処も立ち寄らず高速道に乗りました。??

2/24  ハナント山 記:「みつまん」
主稜線へ植林地を登る 新しい熊の爪痕 ハナント山山頂で 地蔵岳の奥に皇海山、袈裟丸山
<メンバー>CL「あんまん」、「くりさん」、「みつまん」
<ルート数値>距離 7.8Km 累積標高 +900m,-830m 所要時間 6時間5分 (休憩込)
<行程>釜丁BS近く 7:45 - 9:10主稜線へ合流9:20 - 9:52(459m峰) - 10:50(630m峰)11:20 - 11:40ハナント山(671.9m)11:55 - 12:37林道へ - 12:45尾根に復帰 - 13:01(448m峰) - 13:50駐車地
<詳細報告> 中粕尾のハナント山へ行った。当初は城山公園から林道羽遠線までを計画したが、距離で12Kmある。鹿沼リーバスを利用すると、駐車地まで林道歩き4Kmが追加される。という訳で、一般には歩かれない枝尾根を使う事になった。
国分寺を6時に出て遠木集落には40分程で着いた。どこに駐車するかあちらこちらを見て回り、結局遠木南の344m峰西の広くなった路側帯に駐めた。登山準備を済ませて待っているとバスがやってきた。手を上げて知らせると止まってくれた。乗客は私たちだけ。10分程乗って、釜丁バス停手前で降ろしてもらった。リーバスは山間部はバス停以外でも乗降できる。
「花農場あわの」の横を通って尾根に取り付く。古い神社があった。尾根を忠実に登って行く。所々にピンクテープを見かけたので少しは歩く人がいるのだろうが踏跡は薄い。主稜線までは植林された尾根を登る。 主稜線も植林地が多く見晴しは極めて悪い。ルートファインディングを要求される場所もある。459m峰の北の峰では北方向に尾根が続いているように見えるが、実際は西方向に急傾斜を下らなくてはならない。
ハナント山周辺は自然林が残っており、北方向に男体山・女峰山を見ることができるが、木々が邪魔してうまく写真にできるポイントはない。ハナント山頂には二等三角点があった。記念写真を撮って下山開始。山頂のすぐ先は広い伐採地が拡がっていて見通しが良い。伐採地の先には粕尾最奥の地蔵岳が、その右奥に皇海山、左奥には袈裟丸連峰を見ることができた。
そこからの下りでミスをしてしまった。右に進んで448m峰への尾根にのる予定だったのに、左に進んで471m峰への尾根を下ってしまった。私は下りはじめにジオグラフィカで確認したのだが完璧に「左、良し」と勘違いしてしまった。「右、良し」だったのだ。448と471を勘違いしたようだ。「あんまん」さんと私の二人とも間違いに気付かずに尾根を下ってしまった。下山後考えるとスマホの小さな画面ではこのような勘違いが発生しやすいように思う。ルートファインディングの重要局面では、スマホの画面だけで無く、地形図で広範囲にルート確認することも忘れてはならないと痛感した。
間違えた尾根を下ると急傾斜の岩場にでた。ここでも間違いに気付くことなく下ってしまった。慎重居士の私はゆっくりと三点支持を確認しながら下って行った。本日一番の難所だった(左写真 上から)。下り終えて見上げるとんでもない急斜面だった。下ったところで間違いに気付く。
幸いなことにその岩場のすぐ下には地形図にはでていない林道が通っていた。その林道を進むと、すぐ崖崩れがあり(右上写真)、伐採地が崩れて林道を土砂で塞いでいたが、その土砂は簡単に乗り越えることができた。幸運な事にその林道は小さな尾根を越えて、448m峰への尾根も切っていた。その切通は5m程の崖になっていた。もし、ルートミスをしなかった場合はこの崖にぶつかることになる。補助ロープを使って下りる事もできるが少し左に廻り込むと何とか滑り降りる事もできそうだった。
その切通から448m峰への尾根に乗った。448m峰の南西端で北西に下るのだが、その斜面がまたまた急斜面で左は植林地、右は崖で、その境を木に掴まりながら下った。傾斜が緩むとまもなく左に林道が見えてきたのでそれを下ることにした。林道は途中で崩落していたり、倒木があったりで、昨秋の大雨の被害がそのまま残っていた。無事、県道15号に出て、すぐ駐車地に戻ることができた。
主稜線だけだと平凡なルートかも知れないが、バリエーション豊かな枝尾根での上り下りを加えて、一部ハラハラドキドキの急な下りもあったが、面白い山歩きとなった。でも、もうこのルートを歩くことはないだろう。
計画段階でネット検索していると直近に歩いた情報で「ダニ大量」の記述があった。「まさかこのに時期に」と思ったが、防虫剤を持参する事にした。念のために、入山前に全員スパッツを装着。私は帽子を忘れたのでタオルを頭に巻いた。入山後、主稜線に出て休憩時に、私の足元を見るとダニらしき虫2匹がスパッツを這っているではないか。たまらず、全員防虫剤を足元を噴霧した。その後はそのような虫は見なかったが、この近辺を歩くときは要注意事項に加えておいた方が良さそうだ。

2/23  谷倉山〜大越路 記:「さとう」
493Pで北に方向を変える 山頂の切り株にて 伐採の跡がすごい テープの意味は?
<メンバー>「さとう」
<行動記録>自宅7:00-大越路(自転車デポ)-登山口(星野・山口)8:10-谷倉山9:35/10:00-大越路峠11:45-大越路(デポ地)12:10-山口駐車場12:30-四季の森散策13:00( 距離:8K  所要:4H 標高差700M) 
<詳細報告>下山口の大越路に自転車をデポに行くが、そば屋のすぐ先で通行止めで峠までは行けず。 星野の山口集落に車で移動し尾根ルートを選ぶ。珍しく埼玉の4人組が準備していた。ふみ跡は無いが適当に尾根に取りつく、藪はなく問題なし。急な登りが339P、493Pと続き北へ方向を変える。矢倉山が近ずくと、東側の斜面一帯のスギ、ヒノキの植林が広範囲に伐採されており異様な風景である。(後日、西方の街から山全体が赤茶けて見えたのがこの付近であると思われる) 異様な山頂の景観の中休息するが、風が強く落ち着かない。花粉も随分飛んでいるみたいでクシャミと鼻水が止まらない。西北の方向へ尾根筋を辿る。小ピーク毎に方向に注意していたが、最後の440Pからの下りをウッカリ間違え20分ロス。下りは気をつけることの教訓だ。旧道の大越路峠に到着、通行出来た時代は大昔、今は至る所で土砂崩れがあり(右上写真)、人が通るのも大変な状況となっていた。支店でソバでもと思ったが、客が多くビックリ、あきらめ、四季の森星野(左上写真:セツブンソウとフクジュソウが少し)を散策し帰路についた。

2/23  毛無山 記:「ともさん」
不動の滝 富士山展望台から 稜線の雪 泥んこ道と富士山
<メンバー>「ともさん」、他1
<行動記録>天気 晴れ 日帰りピストン 行動時間 6時間15分(休憩込み) 累積標高+1146m/ー1145m 歩行距離7.5km
<行程>5:30田沼ー9:10登山口ー9:50不動の滝ー10:40五合目ー11:40八合目ー11:55富士山展望台ー12:05分岐ー12:15山頂12:43ー13:02毛無最高点1964mー13:30分岐ー15:25登山口
<詳細報告>富士山を見に行く山行第4弾。今回は夫と毛無山へ。三連休の中日、八王子JCTから相模湖までの渋滞に巻き込まれて到着が遅くなってしまった。駐車場はすでにいっぱい。素早く支度をして出発。記録にあった通り最初から急登の連続で、なかなかペースが上がらない。一合目と案内板が励みになるが、まだ一合目かぁ、、、二合目過ぎた右手に不動の滝が現れた。一合を20分刻みで高度を上げる。ふり返ると木の間から富士山が見える。富士山展望台からは遮るものなく雪煙をあげた富士山と伊豆半島と駿河湾。そこから一踏ん張りで分岐に到着。稜線のみ雪が残り所々凍っていて慎重に歩く。10分ほどで山頂(右写真)。10人ほどの先行者が休んでいた。富士山を眺めながらお昼を食べて、最高点まで行ってみるも看板だけで展望もなし。行ったがためまた泥んこ責めにあってしまった。山頂に戻るともう誰もいない。南アルプス展望台(左写真)から甲斐駒ヶ岳北岳を眺め下山開始。岩ゴロゴロの足元に注意して急坂を下る。下りは一合10分刻み。キャンパーの聖地ふもとっぱらのキャンプ場にはたくさんのテントが張ってあるのが見下ろせる。足の踏ん張りも効かなくなってきた頃登山口に到着。楽だったのは稜線のみでずーっとハードだった。駐車場は有料で帰ってきたらナンバーの書いてある封筒が挟んであった。500円を入れて投函。 帰りはなるさわ道の駅周辺と談合坂から小仏トンネルの渋滞にあい我慢の運転だった。三連休には行ってはいけないエリアでした。

2/22  雄国山 記:「はしだ」
駐車場で 雄国沼を見下ろして 下山 アジャ〜
<メンバー>CL「はしだ」、「まちこ」、「おおむら」、「さやま」
今年は小雪のため登りでは藪に阻まれ、滑りでは溝に落ちたり、登り返しがあったり、で全然楽しめない初山スキーでした。

2/15  幕山 記:「こなっち1」
梅林と幕山 紅白爛漫の梅林 公園上部からの梅林 中腹から真鶴
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)
<行動記録>天候:曇り、日帰りピストン (3時間15分 休憩含) 累積標高差±551m、累積歩行距離3.7km
<行程>8:30幕山公園駐車場−8:50幕岩−9:55幕山々頂 10:30−11:15幕岩−11:45幕山公園駐車場
<詳細報告>先週の凍れた社山に懲りて、暖かい梅園ハイキング幕山に出掛けた。伊豆へ向かう道路の渋滞を予想していたが、自宅から3時間程でキラキラ光る相模湾を眺めながら、スムーズに湯河原に到着した。散策にはまだ時間も早いので人も疎ら、白、赤、桃色に染まった7分咲程の梅林をのんびりと散策した後、幕山に向かった。上部からは淡く柔らかに染まった梅林が早春を感じさせてくれる。なだらかなつづら道を小一時間程で山頂に到着、昼時にはずいぶん早いので、広い山頂は7〜8人位のハイカーで空いている。薄曇りではあるが、眼下に湯河原の街並み、真鶴半島、相模湾、初島が見渡せた。往路を下山すると、10人程のハイカーが10パーティー以上、優に100人は超える人とすれ違い、早めに登って良かった。ここはクライミングのゲレンデになっており、幕岩まで下ると多くのクライマーが梅林の岩場で練習していた(右上写真)。水仙(左写真)、菜の花、スミレも咲き一足早い花見ハイキングを楽しめた。

2/15  高尾山 記:「ともさん」
山頂 山頂からの富士山 蛭ヶ岳 整備された道
<メンバー> 「ともさん」
<行動記録>天候 曇り 活動時間4時間20分(休憩込み)  距離10.6km 累計標高+735m、-741m
<行程>7:40町田駅ー8:32高尾山口駅ー8:40ケーブル駅ー一号路ー9:45薬王院ー10:15山頂11:00ー11:25一丁平ー12:30稲荷山ー13:00ケーブル駅ー13:16高尾山口駅ー14:11新宿ー15:20バスタ新宿ー16:55佐野BT
<詳細報告>以前から娘のところを拠点に山へと考えていて高尾山を計画した。偶然月曜日のBS百名山で高尾山が放映されたばかり。 今回の目的は薬王院で御朱印を受けることだったので舗装された一号路から登る。かなりの急登で大汗をかく。本堂でお参りしてから御朱印を受けに行く。混んでるかと思ったが待たずにいただけた。山頂からは曇り空だったが富士山が眺められた。船橋からひとりで来られたという常連のご婦人とお昼をともにしてお話を聞き、縦走して小仏城山から相模湖駅へ下りようかとも思ったが、一丁平(右写真)まで行き引き返した。あちこちに階段が整備され手入れの行き届いた道、稲荷山への道は踏み固められテカっていた。この山も2,000回超えの人もいるとか...きっともっと登っている人もいるんだろうな。15:20のバスを予約してあったので余裕を持って新宿に戻った。次回は陣場山まで縦走してみたい。

2/15  鹿俣山(玉原高原) 記:「さとう」
分岐より稜線歩き 山頂の雪の状況 玉原高原と浅間山 急斜面も何度かあり
<メンバー> 「さとう」
<行動記録>自宅5:30-たんばらスキー場8:00/8:30-分岐9:10-山頂11:00/11:45-駐車場13:10   (距離6.5k 時間5h 累計標高差400m )
<詳細報告>トレーニング山行と雪景色を見に玉原高原へ。雪のため路肩に駐車出来ず、仕方なくスキー場の駐車場を利用(¥1,000-) 山行計画書をスキー場のフロントに出していざ出発。先行者1人、最初からカンジキを着け歩きだすが、前日?の雨のためか雪質は固めで歩くのには助かるが、時々もぐるのは仕方ない。雪は少なく笹が隠れてない場所もあり、最中気味でスキーには向いてない状況だ。 ルートの左側はスキー場のゲレンデが稜線直下まで続き賑やかだ。ゲレンデも雨による影響でアイスバーン気味で、ボードが雪を削るガリガリ音がすごい(スキー客は殆ど居ない)玉原高原のブナ林は素晴らしい(右写真)、藪が隠れブナの林立するさまは見栄えのする景色である。標高差が少ないので雪道といえ予想より早めに山頂に到着(左写真)。先行の単独者と暫く雑談を交わす。珍しく山スキー客5人パーテーが山頂に、何と山頂の北側の沢に滑り込むという、そんなルートがあるんだ・・風のない暖かな山頂でノンビリし、往路を戻る。玉原高原の雪景色、浅間山をのぞみながら、ブナ林の散策を楽しみながら早めに駐車場に帰還できました。

2/11  大菩薩嶺 記:「ウッチー」
裂石登山口 登山口を出発 上日川峠 大菩薩峠
山頂雷岩付近 大菩薩嶺山頂 丸川峠 裂石へ下山
<メンバー> 「ウッチー」(CL)、「ながおか」(SL)、「おちあい」
<ルート数値>快晴。距離 11.7Km 累積標高 +1,014m,-1,014m 所要時間 8時間01分 (休憩込)
<行程>
小山5:00−五霞IC・圏央道・中央道・勝沼IC−7:30大菩薩嶺登山口(裂石)7:50〜9:40上日川峠〜11:10大菩薩峠〜12:50大菩薩嶺〜13:50丸川峠〜15:30大菩薩嶺登山口−勝沼IC−中央道・圏央道・五霞IC−18:40小山
<詳細報告>  日帰り雪山コースを探すなかで、適度な時間で周回できる大菩薩嶺が候補に挙がり出かけてきました。以前にくらべ、圏央道利用によりアクセスが大幅に短縮できて前回の三つ峠同様中央線沿線は大変行きやすくなり助かります。登山口の裂石は積雪全くなし。車が15台ほど駐めることができて私たちが12台目。ですが私たちが出発するころには満車状態でした。登山口から車止めゲートを越えてしばらく車道を歩く。登山道に入り徐々に雪があらわれ始め、2時間弱で登山道と車道が一緒になったところにロッジ長兵衛があり上日川峠に到着しました。道が良く、寒さはありますが、傾斜があまりないので汗をかくことなく着いてしまった感じでした。緩やかな登りを先に進み、福ちゃん荘の分岐を大菩薩峠に向かいます。早朝で気温が低い登山道の土は凍っていましたが、きっと気温が上がる午後には氷が解けて泥濘になるんだろう。冬季の登山は歩きやすい。福ちゃん荘から1時間はど歩くと大きな山小屋介山荘があらわれ、大菩薩峠に到着しました。峠からの展望は素晴らしく、大きくそびえ立つ富士山をはじめ、遠くは雪を覆った南アルプスの山々が私たちを出迎えてくれました。「おちあい」さんはここからアイゼンを装着しました。大菩薩の峠から山頂あたりの稜線の積雪は20〜30cmくらい。登山道は日が当たる岩場などは雪がなく、アイゼンの「おちあい」さんは歩きずらそうでした。大菩薩嶺山頂は樹林に囲まれ展望は期待できないので、20人くらいの登山者は少し手前の雷岩で富士山、南アルプスの展望を楽しんでいました。山頂を過ぎて、この先北側の少々暗い樹林を丸川峠に下ります。雪の斜面は程よく締まっているため、わたしと「さだこ」さんはアイゼンを装着なしでも滑ることなく下れました。丸川荘のある峠に着くと、最後の展望の富士山が樹林の中からあらわれ、疲れを癒してくれました。丸川峠からの下りは登山口までは上部が急坂。多少の岩と午後になり土氷が解けた道は歩きずらく苦戦しました。みそぎ沢に下りて登山道から林道になるころには今回の山行も終わりが近づき、数台が残る裂石の駐車場に戻りました。中央道の混雑をなるべく避けようと、下山後のお楽しみの風呂は入らず帰道につきました。

2/11-12  西大巓 西吾妻山 記:「きたはら」
西大巓途中で休憩 南西斜面からデコ平遊歩木道 西大巓直下偽ピークすぎたあたり 西大巓偽ピークから磐梯山と猪苗代湖を望
西大巓手前の見事なモンスター 西吾妻からドロップする準備 二十日平から中ノ沢渡りゲレンデにもどったm先生元気ない 二十日平あたりのトレース(クリックで拡大表示できます)
<メンバー> 「たらちゃん」、「きたはら」cl
<ルート数値>
11日 距離7.1K 所要3時間40分 ハイクアップ高度408M 下り968M 
12日 距離13.9K 所要6時間10分 ハイクアップ高度541M 下り1060M
<行程>
11日 栃木運動公園駐車場630-猪苗代-グランデコスキー場リフトトップ10時-西大巓山頂12時-デコ平13時-第三リフト乗り場―スキー場駐車場14時
12日 グランデコスキー場トップ10時―西大巓12時-西吾妻山13時―二十日平中ノ沢15時45分―スキー場ゴンドラ乗り場16時―栃木運動公園19時
<詳細報告>  
2月11日 天候 小雪 曇 M先生と今シーズン初めての山スキー。今回の3つのキーワードは快晴、渡渉、携帯です。11日は午後から晴れる予報だったが風が強そうなので安達太良山の予定を急きょ変更して強風でも大丈夫な西大巓南西斜面にする。祝日なのでグランデコ第四リフト降り場から小雪とガスのかかる中登り始める。あっという間に強風の山頂に到着 東斜面を一本滑って登り返してから南西斜面を滑ろうと思ったがM先生がいきなり転倒。雪が重く視界も悪いので早々にトラバースして南西斜面のお楽しみバーンに移動。こちらはパウダーでしかも積雪量は十分、短いオープンバーンを楽しんだ。急斜面が終わったらブナのツリーランだがいつもの第三リフト近くではなくブナ落と呼ばれるコースをたどる。 こちらはやぶもなく静かな森のふかふか深雪パウダーで上出来のコースであった。最後の遊歩道の木道でM先生がまさかの落下、スキーがうまくひっかかり下まで落ちなかったので良かったが、渡渉する場合は良く観察して積雪の多い橋の場合はプローブやストックで橋の境界を確認して場合によってはスキーブーツで足場を確認すべきだったと反省しました。沼尻の宿 西村屋で露天風呂と日本酒を楽しみ英気を養いました。
2月12日 天候 快晴 本日は初日のパウダーに味をしめて西吾妻山から二十日平に変更 今月末の天元台tourの下見を兼ねることとしました。最高の快晴無風のなか昨日とは違い平日なので第三リフトから西大巓を目指しますがこちらは昨日と違い登りにくくてこずりました。トラバースして第四リフトのトレースに合流したほうが体力温存できそうです。しかし偽ピークを過ぎたあたりのモンスターは素晴らしく西大巓からの景色も北は鳥海山まで遠望できる絶景を楽しみ、西吾妻山に登り返してドロップポイントに移動しました。昨日とは打って変わって気温はプラス4度で雪質は重くしかも南西斜面より積雪は少なく滑りはいまいちでした。オープンバーンがおわってツリーランに入るところで事件発生M先生が携帯紛失で登り返すことに。機内モードでしかも雪山では見つけることもできず体力と時間を消耗、5時までにゲレンデに戻れるか心配になってきました(私はヘッドライトを忘れたことに気づきました)。少ない積雪とやぶに悩まされいつもの中ノ沢にトラバースする急斜面でてこずり渡渉ポイントにたどり着いたのは3時45分で時間的にもギリギリでした。トレースのないスノーブリッジに挑戦するのは怖いものです。ツボ足だと踏み抜いてしまうので昨日と異なりスキーを履いたままバックも対岸に放り投げて慎重にわたり切りました。多分2人だったから崩れなかったのかもしれません、今後の暖気でこのブリッジは危険な状態になるので今後は下流の歩道を選択すべきでしょう(しっかりとしたトレースがありました)。快晴、渡渉、携帯と良いことも事件も多々ありましたが何とか携帯以外は無事に帰宅できました。

2/11  千部ヶ岳周辺 記:「みつまん」
出流山への急斜面を登る 剣ヶ峯にて 日光連山が見えた 満願寺へ下山
<メンバー> 「あんまん」、「おおむら」、「みつまん」
<ルート数値>距離 11.1Km 累積標高 +860m,-860m 所要時間 6時間10分 (休憩込)
<行程>満願寺 7:05 - 公民館前駐車場7:25 - 出流山(417.3m)8:10 - 9:53剣ヶ峰(543m)10:10 - 林道切通10:56 - 三角点峰(655.8m)11:25 - 12:14千部ヶ岳(572m)11:28 - 遊歩道分岐13:00 - 13:15満願寺
<詳細報告> 出流寒晒しそばを食べに行こう、ついでに周りの山を歩こうということになり、近場としては早めの6時に小山をでた。1時間弱で満願寺に到着。山行準備後、蕎麦屋街を公民館前の駐車場まで戻った。昨秋、「さとう」さんが取付いたように駐車場南端より山に入る。谷筋は倒木が多そうなので早めに急傾斜に取付いた。足元は崩れやすいザレ土だが、シダ類の根元を掴んで這い上がる。標高350m辺りで傾斜が強くなって岩が多くなるが、岩の間を登った。岩の上にでると傾斜が緩やかになりホッとする。踏跡がトラバース気味に着いていたのでそれを辿って、山頂東の尾根に到着した。そこで一休み。緩やかな尾根を進んで、出流山頂に到着した。小さな山名板と三角点がある静かな山頂だった。
西に向かって本日の主稜線に乗った。北に少し下ると峠になっていて、出流・仙波をつなぐ踏跡が見られた。日当たりの良い小ピークで休憩。半分以上の根を浮かせても逞しく活きている倒木があるピークで西に方向を変え、そのまた先で北に方向を変えた。左手が自然林の急な尾根を登ると石祠があった。その先で剣ヶ峯へ分岐するのだが、600mピークに登ってからまた下るのでは疲れる。右手に目を凝らすと下にトラバース道が見えた。少し戻ってその道を行く。その尾根は植林地が切れると、腰までの笹に覆われていて歩きづらい。荒れた林道が尾根まで伸びていた。剣ヶ峯には立派な石祠があった。石積みで土台を作ってその上に祠を祀っている。安全登山を祈願してその横で休憩した。前には三峰山の採石場が見える。この辺りは採石場だらけだ。
また、主稜線に戻った。600mピークを巻こうとしたが、踏跡がなく、かえって時間と労力を掛けてしまった。主稜線を北に進むと林道切通にでた。580mピークには立ち寄らず、林道をそのまま進んでから尾根に取り付いた。10分程登ると微かに記憶にのこる地点に到着した。今回の山行は私にとっては7年前に歩いたルートにつなぐ意味合いもあったが、そのつなぎ地点だ。そこから15分程で三角点峰に着いた。そのピークには作業道が廃道状態でつながっていたので、「つなぎ地点」近くまでその廃道を利用して戻り、林道へ下りた。舗装された林道を10分程あるいてまた山道にはいって、千部ヶ岳に到着。山頂はなだらかで注意していないと山名板を見過ごしてしまいそうだ。千部ヶ岳で記念撮影(右上写真)をして下山開始。護摩壇から下はかなり荒れていた。途中から満願寺へ下る山道に入って舗装林道を経由して鐘撞堂の裏へ下山した。参拝客が私たちを見つけて怪訝な表情だった。「私たちは不審者ではありませんよ。通報しないで下さいね。」
休日なので千部ヶ岳あたりで登山者に会うかと思ったが、結局最後まで誰にも巡り会うことは無かった。静かな山だった。
下山後、本日のメインイベントとなったが、出流最奥のそば屋は混み合っていた。1時間ほど待って、寒晒しと通常のものを食べ較べたが、私は「寒晒しはこの甘みがたまらないねえ」などと言える味覚は持ち合わせていない。違いはよく分からなかった。両方とも同じように旨かった。
その後、粟野の「つつじの湯」で汗を流した。遠かったが私の好きな湯だ。

2/9  竜ヶ岳 記:「ともさん」
分岐 逆光の山頂 本栖湖 山頂から南アルプス
<メンバー> 〉「ともさん」、他+3
<ルート数値>天候:快晴、活動距離7.4km活動時間5時間50分(休憩込み)累積標高±655m
<行程>5:00田沼ー6:00藤岡市役所ー8:10本栖湖キャンプ場ー8:40登山口ー10:50分岐ー11:05山頂12:30ー13:15あづまやー13:40ベンチー14:30駐車場
<詳細報告>二週続きで富士山を眺めに行ってきた。端足峠周回を計画していたが富士山を見ながら下りた方がいいのではということで湖畔コースから登り石仏コースへ下山とした。これがまあ大変なことに、本栖湖を右手に見ながら登山開始。北斜面で凍ったジグザグの急斜面を登る。冷たい風が吹き付け手先が冷たくなかなか温まらない。安全のために途中アイゼンを装着。高度を上げると後ろに大きく富士山の姿が見られて歓声があがる。登山者数名とすれ違い笹原に出ると眼前にどっしりとした富士山が現れ程なく分岐に到着。そこからまもなく山頂だ。山頂標に山梨百名山とあり同行者が一つ追加できたと喜んでいた。山頂はさすがに多くの人で賑わっていた。富士山と駿河湾と伊豆半島の反対側は南アルプスの展望台になっていて真白な北岳から聖岳までの大パノラマを楽しんだ。風の当たらないところを探してそこでお昼を食べた。たっぷり山頂で過ごし下山開始。富士山を正面に眺めながら下りられたのは良かったけれど、そこで待っていたのが泥んこ地獄。南斜面のため雪が溶けぐちゃぐちゃの道になっていた。アイゼンを外すタイミングを逃し泥んこのアイゼンを持って歩くのも嫌で外さずそのまま歩き通してしまった。あづまやを過ぎ次のベンチまでその道が続いた。ベンチから北斜面になりまたアイゼンの必要な道になった。凍ったつづら折りの急斜面を下り切り登り出しの分岐に到着。そこでアイゼンを外し、たっぷりついた靴の泥を雪で落とした。そこから5分ほどで駐車場に着いた。 なるさわの道の駅に寄り河口湖のインターに乗ったのが3時過ぎてしまったが渋滞にあわず帰ることができた。この時期は人も少なめでこのエリアお勧めかもしれない。

2/9  社山 記:「こなっち1」
凍てつく中禅寺湖畔 湖畔から社山 中腹から八丁出島 山頂手前急登と半月山
<メンバー> 「こなっち2」、則夫
<ルート数値>天候:晴、日帰りピストン (6時間15分 休憩含) 累積標高差±825m、累積歩行距離11.8km
<行程>8:30立木観音駐車場−9:40阿世潟−10:15阿世潟峠−11:45社山々頂 12:25−13:15阿世潟峠−13:30阿世潟−14:45駐車場
<詳細報告> 立木観音駐車場は車も疎ら、寒気の影響で風も強く凍てついており、指先と顔が凍りそうに冷たい。山頂を想像すると、撤退しようかと迷ったが、湖畔を阿世潟まで行ってみる事にした。阿世潟辺りでは風も治まり、日も射し体も温まって来たので取り付きから登山開始、雪はあるがトレースはバッチリ踏み固められており歩き易い。阿世潟峠上の南東面は所々雪が溶け、ぬかるんでいるが、1,567Pより上は雪も締まっている。白根方面は雪雲で霞んでいるが、中禅寺湖、八丁出島、男体山(左写真)、半月山は綺麗に見渡せた。下りの登山客3人とすれ違うが、山頂(右上写真)には人影も無く、ゆっくり休んでいると、単独の男性が到着、「昨日は会津駒をラッセルしてきたが、今日はトレースがあり良かった」とのことであった。下りは阿世潟まで1時間程であったが、湖畔の道路は4kmあり、この往復は少々疲れる。今シーズンは雪も少なく暖かであったが、漸く寒気が下りてきて、束の間であるが冬らしくなった。

2/8  鈴ヶ岳(赤城) 記:「みつまん」
鍬柄山から黒檜と大沼 鍬柄の下りのやせ尾根 ルートはウサギの足跡のみ 快適な尾根歩き
<メンバー> CL「さとう」、「きたや」、「みつまん」
<ルート数値>距離 5.6Km 累積標高 +680m,-680m 所要時間 5時間27分 (休憩込)
<行程>駐車場(新坂平)8:15 - 9:46鍬柄山10:10 - 11:13鈴ヶ岳11:45 - 12:40鍬柄山12:54 - 13:42駐車場
<詳細報告> 雪山ハイクを楽しみに赤城へ行った。黒檜山と鈴ヶ岳どちらにしようかと悩んだが、人の少ない鈴ヶ岳にした。私は初めての鈴ヶ岳だ。
6時に小山をでて北関東自動車道を波志江スマートICでおりて北に進路をとった。雪が少ない。車道は姫百合駐車場を過ぎても乾いている。標高が上がると、日当たりの悪い場所では少し雪が残っていたが難なく新坂平駐車場に到着した。私たちが最初の駐車だった。
登山道に入ると、数日前の雪の後は誰も歩いていないようだった。新雪は10-20センチ程積もっていて、時々踏み抜く事があるが、歩きに支障は無い。40分程で東に開けた「展望台」に到着した。青天なのだが、丁度黒檜山付近に薄雲がかかって日光の山々も隠れていた。その先も雪は少ない。南斜面の登山道では完全に溶けていた。 鍬柄山手前のピークでエネルギー補給。鍬柄山でまた休憩。鍬柄山からは見事な眺望を楽しむ事ができた。黒檜山に掛かっていた雲は消えて立派な山容を見せている。大沼ではワカサギ釣りの色とりどりのテントがたくさん見える。その左奥には、皇海山、日光白根山がクッキリと見える(下写真)。 そこでアイゼンを装着。鍬柄山の北側はヤセ尾根の下りで少し緊張したが、一番急な場所では木の根が丁度良いホールドになり安全に下ることができた。積雪が多い時はその根が埋まってしまい、もっと危険度が増すかもしれない、。鈴ヶ岳手前の広くなっているコルで小休止してそこからの登りに備えた。山頂までは140m近く登る。最初は広い斜面なのだがすぐ細尾根になる。途中には岩場もあって、慣れないアイゼンでの岩場通過に緊張した(左上写真)。約30分の頑張りで山頂に到着した。
山頂は広いのだが眺望は良くない。北西方向に少し開かれているだけだった。大きな石碑が3体。「愛宕山大神」「鈴嶽山神社」「赤城山大神」が祀られているようだ(右上写真)。ゆっくりと休んだ。
下山開始。少し下ったところで、男女4人組の登山者に行き交った。今日山中で会ったのはそのパーティだけだ。 鍬柄山でアイゼンを外した。無事下山。普通、雪山登山後は靴はきれいなものだが、今回は少し泥が付いていた。静かな雪山を楽しむ事ができた。
下山後の風呂には富士見温泉やすらぎの湯に立ち寄ったがバスの団体で満員状態だった。そこは退散して「あいのやまの湯」へ移動して汗を流した。65歳以上は310円でお得な温泉でした。一般道でゆっくりと小山へ戻った。



2/4  馬不入山・太平山 記:「きたや」
高勝寺三重の塔 岩船山山頂見晴台 岩船山下山中の馬不入山遠望 馬不入山山頂
桜峠から赤城山を望む 晃石山山頂 大平山神社から筑波山を望む 東山道入口
<メンバー> 「きたや」
<ルート数値>距離11.05km、累計標高+970m−951m、所要時間;5時間16分(休憩込)
<行程>岩船駅8:28→岩船山8:59→馬不入山登山口9:39→P258m10:0 6→馬不入山10:29→桜峠11:09→青入山11:27→晃石山11:53→分岐(大中寺)12:25→富士浅間神社12:44→大平山 神社12:56→もみじ庵13:13→東山道入口13:33→ヨークベニマル駐車 場13:44
<詳細報告>岩船山から太平山まで縦走しました。7時過ぎに自治医大を出て、ヨー クベニマル大平下店に駐車し、大平下駅より両毛線を利用して岩船駅へ。岩船山は石 段を登り下りで1時間、また登り始めて馬不入山(うまいらずやま)まで計2時間。快 晴で富士山、浅間山がよく見えました。青入山(あおいりやま)、晃石山(てるいし やま)からは赤城山・日光連山が見えました。駐車していたヨークベニマル大平下店 着は13:44。石段が多く、足の裏が痛くなりました。花はありませんでしたが、 素晴らしい天気に恵まれました。人気のコースで40人近くの出会いはほとんどが単独行でした。

2/2  三つ峠山 記:「たらちゃん」
登山口 山頂 南アルプス 山頂から三つ峠山荘への下山
<メンバー> CL「ともさん」、「やまぐち」、「たらちゃん」
<ルート数値>距離 10.9Km 累積標高 +1,240m,-1,240m 所要時間 8時間20分 (休憩込)
<行程>工事現場 8:30-三つ峠登山道 9:10-三つ峠山頂11:20-工事現場13:15
<詳細報告> 朝4時に山口さんをピックアップするはずが、寝坊しており、「ともさん」からの電話で4時30分に飛び起きる。45分頃にピックアップ、5時15分頃に佐野市民文化会館に到着するものの、私が再度自宅に忘れ物をとりに戻り、結局出発は5時40分頃になる。五霞インターから圏央道へ。順調にとばして駐車場まで行こうとするが、なんと雪道で身動きが取れない車が2台あり、バス停前の駐車場は満車で、元来た道を戻り、工事現場の脇のスペースにとめさせてもらった(日曜日だから大丈夫でしょうと)。 登山口までも雪があり、トイレに入る。暖房付きで暖かいが、男子トイレは流れなかったのか、こんもりと山のように盛り上がっており、使用不可能であった。登山口からは早速アイゼン使用。晴れており、日がさすところは暖かい。途中休憩をいれて三つ峠山荘につくといきなりドカーンと大きな富士山登場(右写真)。三つ峠山頂までは景色への期待からそれまでとは疲れが違う。山頂到着。数人の登山者がいた。八ヶ岳、南アルプス、北アルプスもきれいに見渡せる展望の開けた良い山頂であった。「ともさん」はバテ気味であったが、おにぎりを2つ食べ、味噌汁を飲んで回復、シャリバテであったと。夫婦?とおもわれる人々と山の話で盛り上がり、奥方?は恵方巻を西南西に向かって黙って食べて、黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳に登れるように祈ったという。「ともさん」はあの二人は夫婦だと思う?と私たちに聞いてきたが、夫婦としか思えなかった私には、へえ何か違う関係に見える節があったんだとびっくりした。下山はあっという間であった。工事現場に戻ってみると他に2台の車があった。中央道の混雑しない時間に帰宅できたのでラッキーであった。

2/1  古賀志山・鞍掛山周回 記:「みつまん」
中尾根末端の取り付き 第二の岩峰下 第二の岩峰出口 最初の鎖場
軍艦岩手前 559Pにて 鞍掛山大岩にて 天狗鳥屋にて
<メンバー> CL「さとう」、「ひなぎく」、「みつまん」
<ルート数値>距離 10.9Km 累積標高 +1,240m,-1,240m 所要時間 8時間20分 (休憩込)
<行程>駐車地 7:30 - 7:40中尾根末端7:50 - 8:45中尾根分岐1 - 9:09軍艦岩9:20 - 9:26中尾根分岐2 - 9:44(496P) - 10:34(559P)10:37 - 12:08(431P)12:20 -13:00シゲト山 - 13:25鞍掛山 - 13:32大岩13:45 - 13:51大岩下分岐 - 14:13双体神 - 14:25鞍掛山登山口 - 14:55長倉山- 15:13天狗鳥屋入口- 15:22天狗鳥屋15:26 - 15:34天狗鳥屋入口 -16:50駐車地
<詳細報告> 中尾根から取付いて496ピーク、シゲト山、鞍掛山、天狗鳥屋まで歩いた。結構、疲れる山行だった。
私は中尾根は初めて、末端は予想以上の急な岩場だったが、ロープが付設されており、ホールドもしっかりしていた。念のために最初の急な岩場は確保して貰って登る。2つめの岩場も最後だけ確保して貰った。小ピークを越えるとそこは北コースから中尾根に至る合流点だった。若者が急な岩場に登ろうとしていた。見ていると両手でトラロープを掴んで勢いよく駆け登って行った。もしロープが切れたらどうするのだろう。私は教科書通り足場を確認しながら岩や木の根を掴んでゆっくりと登った。軍艦岩の前で小休止。筑波山が綺麗にみえた。その先のコルでも北コースからの合流があった。そこからも岩場は続く。 主稜線手前の大岩の手前で559ピークへのトラバース道へ進んだ。この山域は一般登山道以外にも縦横にしっかりした登山道ができている。559ピークの少し下で大休止。休憩後、559ピークへ行くと5-6人の登山者で賑わっていた。
そこからは尾根歩きで鞍掛山へ向かう。歩きやすい尾根だが、踏跡だけを追うと尾根を外してしまいそうな場所もあった。道標を確認しながら歩くと迷うことはない。人気の山なので、時々、登山者と行き交う。4-5人のグループにも3組ほど出会った。シゲト山は東西に細長い山だ。山頂からの展望も良い。鞍掛山は変哲も無い山頂で、そのまま通り過ぎて大岩で休憩した。晴天で午後になっても富士山がみえた。東京の高層ビル・スカイツリーもみえる。筑波山もよく目立っていた。大岩を下ると一般登山道は右に谷を目指して下るのだが、私たちは南に延びる尾根を下ることにした。踏跡は薄いだろうと予想していたが、立派な登山道が続いていた。急斜面を下って、双体神の前で一般登山道に合流した。鳥居を過ぎて、舗装林道にでた。
今日は天狗鳥屋にも立ち寄る計画なので、舗装林道を少し進んで左に入る。長倉山までは尾根を登るので簡単だが、その先で天狗鳥屋への道が分かりづらかった。スマホのYamapで先人の軌跡を確認しながら進む。地形図だけではそのルートをたどるのは難しいと思われた。「コブシ岩」の標識を右に入ってジグザグに登れば天狗鳥屋だった。「コブシ岩」へは行かなかった。標識まで戻ってトリムコースで下山。
中尾根は楽しいルートだった。日光連山は雲にかくれていたが、高原山・那須連山はきれいにみえた。この季節の陽だまりハイクにおすすめの山だった。いつか「古賀志馬蹄形」に挑戦してみようかとも思う。

2/1  浅間隠山 記:「こなっち1」
浅間隠中腹 山頂から浅間山 山頂から鼻曲山 山頂から草津白根
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)
<ルート数値>天候:晴、日帰りピストン (3時間15分 休憩含) 累積標高差±497m、累積歩行距離4.6km
<行程>10:00二度上峠登山口−10:30軽井沢分岐−11:40浅間隠山々頂12:20−13:00軽井沢分岐−13:15二度上峠登山口
<詳細報告> 雪山を眺めに浅間隠山に出掛けた。行程も短いのでゆっくり出発、道路は除雪され全く雪は無く、それ程広くない駐車場には6台の先客が居た。登山口から雪が付いているが、踏み固められている。軽井沢分岐の吹き溜まりは30cm程積もっているが、ここもしっかりとしたトレースで楽に歩ける。1,600m付近から急登となりアイゼンを装着し一登り、山頂には7〜8人の登山客が休んでいた(右写真)。先月は黒褐色だった浅間も真っ白になり、眼下に見える鼻曲山周辺、草津方面も雪景色、遠く中央アルプスまで見渡せたが、残念ながら信越方面は雪雲に覆われていた。  

1/25  駒見山・高鳥屋山周回 記:「みつまん」
449mへの尾根に乗る 駒見山 気持ち良い尾根 高鳥屋山
十二山手前の781m分岐 細尾根 最後のピーク439mへの登り 下山口の愛宕神社
<メンバー> CL「さとう」、「ひなぎく」、「みつまん」
<ルート数値>距離 11.5Km 累積標高 +1,150m,-1,150m 所要時間 7時間20分 (休憩込)
<行程>小平鍾乳洞入口奥 7:40 - 8:02(449P)8:05 - 8:30三本木峠8:35 - 9:22駒見山9:35 - 10:32高鳥屋山10:48 - 11:12林道切通 - 11:53小平折ノ内最奥ピーク12:10 -13:05(582P)13:13 - 14:12(439P)14:18 - 14:40県道へ - 15:00小平鍾乳洞入口奥
<詳細報告> みどり市小平折ノ内の尾根を周回した。私は5年前に赤柴山脈北部を歩いているので、その南を歩きたいと思っていた。小山を6時に出発して約90分で小平鍾乳洞に到着。少し奥の路肩に駐車した。
歩き始めるとすぐ大きな砂防ダムにぶつかる。その左の急傾斜面を大きく廻り込むように尾根に取付いた。三角点のある449ピークに到着。そこは平になっていて、石祠の前に「谷山城趾」の標識が置かれていた。そこから今回の主稜線である赤柴山脈を登る。ピークにはそこを迂回する巻道ができているのだが、場所によっては非常に歩きづらい。急傾斜面で足元の不安定なトラバースは私は嫌いだ。慎重に歩を進めた。標高510m地点を過ぎたところでミスルート。気がつくと主稜線から離れていた。低山の尾根歩きは難しい。きちんとした登山道があるわけでなく踏跡も薄いので、注意散漫になると予定したルートを外してしまうことが多い。それを予防するには「ルートを先読みすること」「実際の地点で確認すること」が必要なのだが、他に気をとられて忘れてしまうことが多い。でもミスに気付いてから復帰するのも楽しいものだと私は思う。今回は約5分のロスで済んだ。
駒見山で大休止。そこからも心地よい尾根歩きが続く。樹間に赤城が見えるが雪は薄い。浅間はやっと真っ白になった。その左に黒斑山が見えた。黒い斑点のように見えるからその名前があるのだと今になって納得した。そのずっと左手奥に八ヶ岳の赤岳が見えることもあった。
赤地山は巻いてしまった。高鳥屋山で再度休んで林道切通へ向かう。切通では軟弱な斜面を滑るように下りた。5年前には西側から楽に登れたのだが、新しく南に延びる林道ができてその部分は削られてしまっていて、高い場所から下りなければならなくなっていた。林道から尾根への取付きは本日唯一の藪っぽい場所だったが、藪に掴まって軟弱な斜面を登ることができた。急な登りを2回登って、本日の最高峰、小平折ノ内最奥ピークに到着した。
大休止後、今回計画の西半分の尾根に入る。この尾根のネット情報は私が探す限り全く無かった。もし、藪が濃い場合は左手の林道にエスケープすることも覚悟していた。そのルートには地形図で見ると間違えやすいポイントがいくつもある。疲れた脚にミスルート後の登り返しは堪えるので細かく位置確認しながら歩いた。おかげでミス無く歩けた。尾根には藪はなかった。ただ、踏跡もなく、古いテープが少し残っているだけだった。途中から尾根は細尾根になり、左右は急傾斜の植林地で、もし、尾根に通過できない地点があった場合、その斜面を下るのは補助ロープを使っても少し勇気が必要だと思われた。緊張しながら、慎重に進んだ。439地点は登りは急だが、山頂部はなだらかだった。少し休んでから最後の下りに進んだ。下りは急斜面だが、ホールドになる木や岩が適度にあったので助かった。道路が見えるようになって「あと少し」と安堵したところで岩場がでてきた。右に廻り込むと大岩の下から麓まで石の階段が続いているのが見えた。確認はしなかったが、大岩の下に祠があるようだ。少し下の方から大岩に手を合わせて感謝した。階段は段の奥行きが狭くてゆっくりと下った。「愛宕神社」の鳥居を抜けて県道に下りて、今日の山歩きを終了した。エスケープすることなく計画通り歩けたことで満足の山行となった。舗装道を20分歩いて駐車地に戻った。道路脇にはロウバイが咲き誇っていた。
下山後の風呂は、近くの「遊湯館」に入った。350円で汗を流して帰路についた。  

1/18-19  雲取山
記:「きたはら」
登る時 七ツ石山 1日目の山頂 山頂から山荘への下り
<メンバー>CL「たらちゃん」、「きたはら」、山口  
<ルート数値>距離22.2K 所要11.22 高度1887M
<行程>鴨沢駐車場8:30-七ツ石小屋12:51-小雲取山14:50?雲取山15:24-雲取山荘16:00小屋どまり
雲取山荘7:10?雲取山7:41-小雲取山8:12-七ツ石小屋 9:31-鴨沢登山口11:31 
<詳細報告>  
1月18日 天候 雪
私は奥多摩駅でM先生にピックアップしていただく。鴨沢バス停の少し上の山荘駐車場に駐車し民家の脇を登りだす。しばらく行くと立派な村営駐車場があり70台くらいは駐車できそうで次回はこちらが便利。15年くらい前に登ったときは10台くらいのスペースしかなかったのにトイレまで完備されていた(冬季閉鎖)。さらに林道を歩き登山口から雪の中七ツ石小屋を目指す。天気予報だと午前中で雪がやむ予定だが結局終日雪だった。七ツ石小屋で休憩している登山者にこの道は浩宮陛下(今上天皇)が初めて登られた由緒ある道だと教えていただいた。9月の台風の影響か雲取山も鴨沢コース以外は通行止めで登りは七ツ石山経由を選んだが帰りは巻き道が楽だった。七ツ石山を過ぎると雪も少し強く積雪も10センチくらいになりピッチが上がらず予定より1時間ほど遅れる。私は昨年利尻岳以来なので腸脛靭帯が痛くなってきて皆さんの足を引っ張っている。気温は低くくなく−1度位で汗をかく。Yさんはメガネが曇って方向を間違えたりしてようやく避難小屋15時21分に到着。アイゼンを装着して山荘までの急な下りに備える。昔の避難小屋に比べてなんと立派なことかトイレも新しい。やんごとなき方も登る山なので充実しているのかもしれない。しかし手前の奥多摩小屋は閉鎖されていてキャンプするとき水は小屋の水源が利用できるらしいが酒類は持参する必要がある。雪の雲取山山頂で明日の快晴を祈願して記念写真を撮る。ここから山荘までは急な下りもあるが北面なのでパウダーsnowでスキー板があれば快適な滑りが出来そう。山荘に到着して(右上写真)ストーブで衣服を乾かし私はコップ酒をストーブでぬる燗にして体内から温めた。雲取山荘は水洗トイレでこたつがあり3人で足を突っ込んで寝るのだが快適だ。 どうも豆炭こたつのようで予約していない人はこの恩恵にあずかれない。
2日目 1月19日 天候 晴
早朝二階の部屋の窓からご来光を拝む。なんと贅沢な山荘か。やんごとなき方もこの部屋にお泊りになったに違いない。昨日とうって変わってお約束の快晴の中山頂に登り返すと(左写真)富士山がお出迎えしてくれた。昨日の苦労あっての大展望とトレースのないバージンスノーの稜線を、右手に富士を眺めながら至福の雪道を楽しんだ。12時に鴨沢につき満足な山行となった。

1/19  鍬柄岳・大桁山
記:「こなっち1」
駐車場から鍬柄岳 鍬柄嶽阿夫利大神 鍬柄岳岩峰 岩峰中腹から四ツ又・鹿岳
鍬柄岳山頂付近 大桁山から谷川方面(1) 大桁山から谷川方面(2) 北東尾根から妙義
<メンバー>「こなっち2」、則夫  天候:晴 
<ルート数値>日帰り周回 (4間40分 休憩含) 累積標高差±562m、累積歩行距離5.4km
<行程>9:00駐車場−9:45鍬柄岳取付き−10:05鍬柄岳山頂−10:20取付き−コル(林道切通)−11:35大桁山12:10−13:10川後石峠−13:40駐車場  
<詳細報告> 冬場の変化のあるお手軽低山、群馬富岡の鍬柄岳・大桁山に出掛けてみた。鍬柄岳登山口周辺の駐車場から阿夫利神社を経由して鬱そうとした杉林を登ると、程なく杉の木立の間から大きな鍬柄岳岩峰が見え、取付きに到着、昨日の南岸低気圧で秩父辺りは雪で白かったが、この辺りはパラついた程度である。ザックをデポし、念のため補助ロープを携え鎖場を登るが、緩傾斜で足場も広く問題ない。岩場の途中、鹿岳、四ツ又山が大きく見え、トラバースして山頂に着いた。遮る物は無く360度のパノラマで、これから向かう大桁山、荒船山、西上州の山並み、下仁田の町が綺麗に見渡せた。取付きまで戻り西側をトラバース、林道切通しを経由し1時間程で大桁山に着いた。山頂には数人の先客が休んでおり、真っ白な谷川連峰、すぐ近くに妙義の岩峰を眺めながら大休止した。川後石峠まで地図にある北東尾根ルートを辿るが、踏み跡はすぐに無くなり、藪の中をGPSと地図を頼りに、久し振りに地図読み訓練、読み違えること無く川後石峠に到着した。ここから林道を下るが、地図にあるショートカットも藪に覆われ全く識別出来ないのでジグザグの林道を辿り駐車場に戻った。里山であるが、岩場、景色、地図読みなどコンパクトに楽しめた。

1/18  琴平山 記:「さとう」
本殿まで階段上り多し 琴平神社 三峰、葛生方面 こんな藪が時々
これなら歩き易い 高富士山 直下はゴルフ場ばかり この様なやぶをかき分けて
<メンバー>「さとう」  天候:曇り 
<ルート数値>距離9K 所要5:45(休憩込) 累計高度750M
<行程>自宅7:00-皆川城内町下山口7:45(バイクをデポ)-琴平神社山道入口8:00/8:15-神社8:45-稜線(アンテナ)8:55-長坂山9:30-390m(アンテナ)10:05-384m分岐10:25-高富士山12:30-下山口(デポ地)-(マウンテンバイクにて琴平口へ)-帰路  

<詳細報告>曇天の栃木市にある低山ハイク。YAMAPの記録があるので周回をしてみた。先ずは下「やまぐち」、皆川城CC近くの下山口にバイクをデポし、スタートの琴平口へ車で移動。126号はサーキット場までは通行可だが、その先は通行止め、神社入口の鳥居よりスタ-ト、古い階段が多い急登を行く。30分ほどで神社に着く。どこでもそうだが、かろうじて維持管理されている様だ。10分ほどでアンテナのある稜線に着く。葛生の採掘地がすごい。一旦下って通行止めの林道を横切り再び北東の尾根を僅かで長坂山だ、やはりアンテナ設備がある。ルートは笹(シノダケ)が時々多くなり煩わしい。390mのアンテナ設備は立派で、運搬用にモノレールがある。ふみ跡は薄いがマーキングは多い、384mピークに到着、この先の周回ルートからが問題、腹ごしらえをして気を引き締めて東の稜線をたどる。落ち葉もあり、ふみ跡は時々うっすら、マーキングは殆どなし。笹薮が少ないのが救いである。小ピークを幾つも越える、その度に方向をチエック、地形図、コンパス、YAMAP、ジオグラ、を総動員、マーキングは別ルートのがあり要注意である。ようやく高富士山(297m)に到着、東側直下はゴルフ場ばかりだ。高富士からの下り、ふみ跡まったくなし、細い灌木をかき分けながら歩き易いところを選びながら尾根筋を降りる。下部にくるとゴルフ場の仕切りのフェンスにでる、沢筋に林道が見え、木を伐採していたオジサン(私より若い)と立ち話し、その人の屋敷を抜けて、デポしたマウンテンバイクに無事帰還。登り坂気味の琴平への路をひと頑張りで車に戻りました。このコース、誰一人とも遭わず、地図読み練習にはうってつけ、是非試してみて下さい。  

1/11  大鳥屋山・岳ノ山 記:「さとう」
荒れた林道 大雨の影響が至る所で 登山道に出てホットする 大鳥屋山山頂
快適な尾根歩き 岩場の通過 岳ノ山にて 倒木の連続
<メンバー> 「ひなぎく」、「あんまん」、「かすかわ」、CL「さとう」  天候:曇り 
<ルート数値>距離7.5K 所要5:30(休憩込) 累計高度750M
<行程>小山7:00-前沢登山口8:30-大鳥屋山10:00/10:35-岳ノ山11:50/12:10-前沢登山口14:00
<詳細報告> 山ビルが出ない時期を選び里山低山ハイクに出かけた。昨年の台風19号の影響がどの程度か心配されたが、やはり被害はすごい。葛生街はずれの秋山川バイパス護岸は崩壊し通行止め、旧道を辿り何とか前沢の駐車場に到着できた。ルートは大鳥屋山を目指し時計回りに岳ノ山を周回することに、いきなり林道歩きでビックリ、台風大雨の影響で至る所が破壊され、林道周辺は酷いものだ。のんきに山歩きしているのが後ろめたい。修復不可能であろう林道を過ぎ、ようやく植林の急傾斜になりホットする。稜線まで上がればいつもの里山の雰囲気である。分岐より一頑張りで大鳥屋山に到着。早めの腹ごしらえを済ませ、岳ノ山への小さなアップダウンの稜線歩きだ。 時々岩場がでるが問題はない。途中、本日唯一の単独行者にであった。急登を頑張ればあっさり岳ノ山に到着、一息入れて下山にかかる。 問題は下山のルートであった。急傾斜をおり平坦地まで降りると、赤テープのマーキングが4本ほどあり、そこを通り過ぎ、2つの祠をみやり、急傾斜の下山となる。落ち葉のせいもあり踏み跡が薄い、YAMAPのDATAを参考にルートを辿っているのだが、どーもおかしい、一般ルートとしては危険過ぎる。早めの判断で、赤テープのマーキングまで戻ることにした。マーキングが有るだけで、何処へのルートか案内が無く、誰もが迷うことでしょう。 落ち葉で消された、うっすらの踏み跡とマーキングを頼りにジグを切りながら沢筋に降りた。沢筋のルートは荒れ放題、倒木の連続をクグリ、乗り越え、まるでアスレチックをやっている様だ。今までの経験の中では一番大荒れのルートであった。苦労の末やっと五丈の滝に到着、水量少なく滝は見るほどでない。林道までくれば駐車場は近い。 今回感じたことは、昔ほど人が入らず、大雨の影響以前に、ルートは荒れ放題になっているということ、道案内が肝心な処で無く、曖昧なので誰もが迷い易いことである。地形図にはルートが無く、強力な助っ人、YAMAPの記録さえ、信用できない面があり、今後は注意が必要である。 帰路はせっかく秋山に来たので、そば処(かみやま)に寄ってみました。        

1/5  竜ヶ岳 記:「こなっち1」
本栖湖と富士山 本栖湖と竜ケ岳 竜ケ岳中腹からダイヤモンド富士 竜ケ岳から荒川,赤石,聖岳
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)  天候:晴、日帰りピストン 
<ルート数値>(4間25分 休憩含) 累積標高差±640m、累積歩行距離6.5km
<行程>6:50本栖キャンプ場−8:00あずまや−8:35新道分岐−8:50竜ケ岳山頂9:35−9:47新道分岐−10:55本栖湖畔登山口−11:15本栖キャンプ場
<詳細報告> 正月は矢張り富士か?!ダイヤモンド富士を眺めに本栖湖畔の竜ケ岳に出掛けた。まだ薄暗いが、キャンプ場の登山者用駐車場はすでに30台程の車があり、後発組であった。早速登り始めたが、1,130mのベンチ付近で富士山頂が輝き始め、あずまや手前の見晴らしが良い所でダイヤモンド富士を拝むことが出来、あずまやまで行くと20人程の人がその余韻に浸っていた。登山口から2時間程で広々とした竜ケ岳山頂に到着、眼下に本栖湖、正面に大きく富士(右上写真)、白く雪を纏った北岳から聖に至る南アルプスの大展望、駿河湾、伊豆半島まで見渡せた。ゆっくりパノラマを楽しみ北東の急な尾根を下るが、日陰で雪が凍っており途中アイゼンを装着し本栖湖畔に戻った。まだ昼前なので、対岸から本栖湖と富士山、竜ケ岳を写真に収めた後、渋滞も無く帰路に着いた。好天の下、新春の富士を楽しめた。

1/4  三床山・桜山 記:「みつまん」
三床山。陽だまりで休憩 桜山 三床山がきれいに見えた 見事なサカキ林を下る
<メンバー>CL「さとう」、「みつまん」  天候:快晴
<ルート数値>距離 6.8Km 累積標高 +920m,-920m 所要時間 5時間15分 (休憩込
<行程>鹿島神社前P 7:45 - 8:35三床山9:00 - 9:18桜山への分岐 - 10:08桜山10:30 - 11:10林道 - 11:48一床山11:55 - 12:10二床山 - 12:25高松12:30 - 13:00 鹿島神社前P
<詳細報告> 今年最初の山行は三床山・桜山周回とした。
鹿島神社前の駐車場に到着するとすでに3台の駐車があった。既に準備を終えていた女性5人組が先に出発した。鹿島神社に参拝して林道を奥に進む。尾根コースは最初は緩やかに登るが途中から傾斜が厳しくなる。先に出発したはずの5人組の声が後ろからした。尾根の取付きをを見逃して林道を進みすぎたのだろう。急登途中の展望の良い岩からは富士山がきれいにみえた。駐車場から50分で三床山山頂に到着。南側に風を避けて休憩する。そこからは南の展望がひらけて東京の高層ビル群が小さく見えた。5人グミも到着して賑やかになった。伊勢崎からやって来た云う。印刷した地図は持っていないようだったが、全員スマホアプリ(Yamap)で地図を見ていた。先に出発した。急な山道を下り、岩の小ピークを二つ過ぎると、桜山への分岐がある。歩きやすい尾根を。小三床山、烏ヶ岳、つつじ山と過ぎて桜山に至る。風が強いが大休止。5人組も到着。金原山方面から単独女性が登ってきて一床山方面に下って行った。三床山・桜山周回に金原山も加えるとはかなりの健脚なのだろう。我々も休憩後一床山へ下る。落葉で踏跡が分かりづらい場所がある。尾根の分岐は左の尾根に進んで、石祠の前を下る。左前方に一床山が見え、登る予定の北尾根もしっかり見える。途中で尾根を離れて急斜面を下る。イノシシの掘り返しが目立つ斜面だ。林道に下りるとすぐ、左に階段が見え、標識もあるので見逃さないようにしたい。昨年訪れた時はそれを見逃して林道を先に進んで少し遠回りをしてしまった(遠回りをしても数分なのだが)。約40分で北尾根を登る。一床山は眺望がいい(右上写真)。日光連山、袈裟丸、赤城、浅間、富士山、東京高層ビル群など。ゆっくりと眺望を楽しみたいが風が冷たい。下山開始。二床山で、桜山からピストンで戻ってきた5人組と再会。5人組は一床山へ向かっていった。私たちは高松へ。三床山をバックに写真(左上写真)を撮った。 サカキ林、篠竹林を下って林道にでると、大規模な太陽光発電所の中を通って駐車場に戻った。
今年最初の山行は好天に恵まれて楽しい山行となった。正月でなまった体にいい刺激になった。 下山後は、熊鷹の登山口確認に向う。車で通行できるのは蓬莱山までだった。これではしばらくは熊鷹に行けない(小戸川口は未確認)。  

1/3  伊豆ヶ岳 記:「ともさん」
遠くに伊豆ヶ岳 伊豆ヶ岳山頂 都心方面 掌のオブジェ
<メンバー>「ともさん」、他1  天候:快晴
<ルート数値>行動時間5時間40分(休憩込み)活動距離10.5km累積標高+1104m?1109m
<行程>6:00田沼ー8:15子ノ権現ー8:35天龍寺参拝ー8:50登山口ー10:15高畑山ー10:55古御岳ー11:15伊豆ヶ岳山頂12:00ー13:30天目指峠ー14:15登山口
<詳細報告> 一年前は正丸峠への周回で登った山。今回は子ノ権現から山頂を目指す。 山渓1月号に御利益登山として紹介されていて初詣兼ねて行ってきた。子ノ権現は子年子月子日子刻に生まれた子の聖が平安時代中期の911年に開創。子の聖が「我登山の折、魔火のため腰と足を傷め悩めることあり。故に腰より下を病める者、一心に祈らばその験を得せしめん」と言い残して昇天したことから、足腰守護の神仏として信仰されているそうだ。本堂右手には大きな鉄製のワラジ(右写真)や夫婦下駄が寄進されていて足腰強健を祈願してきた。 社務所横を抜けて登山道に入る。右手に今日の目的地古御岳、伊豆ヶ岳の山頂が高く見える。長い道のりだ。アップダウンを繰り返し天目指峠の車道に出る。車道を横切り整備された杉林の道をしばらく登ると高畑山に着く。ここまでは単独の男性数名とすれ違うだけで静かな山だった。高畑山からは右に方向を変えアセビの尾根道を行く。古御岳山手前の急登では団体さんとすれ違いだんだんと人が多くなる。古御岳山に着くと南に奥多摩方面の展望が開ける。稜線を下り登り返すと伊豆ヶ岳山頂到着。山頂は正丸方面からの登山者で賑わっていた。ゆっくりお昼を食べて下山開始。来た道を戻る。団体ツアーのパーティを二組追い越し天目指峠の東屋で休憩。ここからの最後の登り返しが意外と大変だった。ニセピークに騙されながらやっと境内に到着。年末調子悪かったのが嘘のように足取りも軽く歩けたのでホッとした。  


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