山行記録詳細ーその1 (令和01年度:'19年度 4-6月)  山岳会Topへ
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4/1  尾出山 4/7  赤雪山〜仙人ヶ岳
4/7  黒斑山 4/7  沼津アルプス
4/9  高萩横根山・土岳 4/13  毛無岩(南牧)
4/14  仙人ヶ岳 4/14  月山(品倉尾根)
4/20  笠丸山(上野村) 4/20  三つ岩岳
4/21  大杉岳 4/28  天狗岩〜烏帽子岳
4/28-29  北八ヶ岳 4/27-30  光岳
4/28-5/1  八甲田山 4/28-5/3  北アルプス
5/3  二ツ岳、水沢山 5/4  釈迦ヶ岳(高原)
5/4  地蔵岳(大荷場木浦沢林道から) 5/4  上州武尊山
5/4  乾徳山 5/5  三本槍岳
5/6  燧ヶ岳 5/11  諏訪山(上野村)
5/11  鶏頂山・釈迦ヶ岳 5/12  鳴神山
5/12-16  西明石岳、石鎚山 5/17  剣が峰・ミツモチ山(高原山)
5/18  天城山 5/18  袈裟丸山
5/19  袈裟丸山 5/23  石裂山
5/25  日留賀岳 5/26  子持山
5/26  杉田川 5/31-6/2  佐渡
6/2  女峰山 6/9  男体山
6/14  甲武信岳 6/14  社山
6/16  中禅寺湖・社山周回 6/19-22  礼文・利尻
6/22  迦葉山・玉原湿原 6/23  栗駒山
6/23  白根山 6/22-23  月山
6/26  太郎山
6/26  太郎山 記:「みつまん」
倒木が多い 剣ヶ峰 太郎山山頂 コイワカガミ
<メンバー> CL「あんまん」、「すぎと」、「くりさん」、「みつまん」
<ルート数値> 距離 8.1Km 累積標高 +1,080m,-1,080m 所要時間 7時間45分(休憩込。コースタイム6:40)
<行程> 小山5:30 - 山王峠登山口7:25 - 8:28山王帽子山8:48 - 標高1919mコル9:17 - 10:42小太郎山11:02 -11:37太郎山12:02 - 12:35小太郎山12:40 - 13:42標高1919mコル13:47 - 14:15山王帽子山14:25 - 15:10山王峠登山口
<詳細報告> 山王峠から太郎山を往復した。
峠南東の登山口前の路肩に駐車して歩き始める。登山口には「太郎山」の標識がある。登山道は笹に覆われているとの話があったが、きれいに笹苅されていた。すぐ急登が始る。30分ほど頑張ると急に傾斜が緩やかになって明るくなった。青空にダケカンバが映えている。その先、もう少し登ると山頂に着いた。山頂には木があるが少し移動しながら四方の眺望を楽しんだ。梅雨の晴れ間にしては見事な眺望を楽しめた。男体山、戦場ヶ原の開拓農地、白根山。会津駒ヶ岳から三岩岳に続くなだらかな尾根にはまだ雪が残っていた。休憩後、山王帽子山を下った。大きな新しい倒木が待ち構えているが、踏跡に従って乗り越えた。このルートには倒木が多い。跨いだり、潜ったり、乗り越えたり。また、この下りは笹刈りがされていない(なぜか標高2000m辺りの平らな場所だけ刈られていた)。約150m下って、コルに着いた。ここからは小太郎山まで標高で約400m登らねばならない。数字を考えると憂鬱になるが、歩を進めるしかない。標高があがると花が楽しませてくれた。シャクナゲは花の時期を終えようとしていたが最後の輝きを少し見ることができた。標高2100mの辺りからコイワカガミが迎えてくれた。名の通り小型で、葉は丸く、花のピンクが濃い。もう少し標高があがるとキバナノコマノツメ(右上写真)がたくさん見られた。やっと小太郎山に到着。ここは360度の眺望が楽しめる筈なのだが、少し雲がでてきて邪魔をし始めた。それでも、男体山、大真名子山、小真名子山など日光の山々を見ることができた。休憩後、太郎山をめざす。すぐ「剣ヶ峰」と名付けられた岩場を慎重に通過する。小太郎山と太郎山の間のコルは崩落が進んでいた。太郎山頂近くでは枯れた立木が白く林立している。無事、太郎山に到着。山頂の神社に安全祈願して下山開始。往路より楽だったが、山王帽子山への登りでは疲れた。 今回、山で会ったのは5名。静かな山歩きだった。もう少し早い時期ならシャクナゲや春の山草をもっと楽しめたのだが。他に見た花。ミヤマキンバイ、ツガザクラ、ヒメイチゲ、ミヤマカタバミ、ミツバオーレン、イワハタザオ。

6/22-23  月山 記:「おちあい」
牛首への登り 月山 月山三角点 山頂付近の花
<メンバー>CL「わたなべK」 「たむら」 「おちあい」
<行程>  6月22日 佐野14:20 − 月山湖PA 18:15(車中泊) 23日 天気 曇り時々晴れ  月山湖PA 6:10−姥沢P 6:35〜7:50−リフト上駅8:55〜9:05−牛首10:17−雪渓終了地点(1790m)10:30−月山 11:00〜11:20 − スキー開始12:00 − 滑走終了13:30 − 姥沢P 13:50 〜 14:30 − 西川IC − 佐野19:10
<詳細報告>スキー場の駐車場で前泊予定でしたが、山形道へ入ると雨がつよくなり、月山PAで 車中泊し、翌日早朝スキー場へ到着。 この時期、唯一ゲレンデ滑走可能なスキー場とあって、続々と車が入ってきていまし た。 天気は曇りで、朝日連峰も見えていました。リフトの運転開始8時に合わせ、準備[山 スキー(「わたなべ」、「おちあい」)、ツボ足(「たむら」)] 、 リフト乗り場まで、トレランシューズでいくことにしました。 リフト乗り場で、スキー靴に履き替え、リフト券(580円)を購入し出発。 リフトを降り、シールを着けて登り開始、牛首への夏道は数か所雪がついていないの で、スキー組は途中、一旦沢側へ降りて牛首へ行く。 牛首先の1790m地点で雪渓が終わり、トレランシューズに履き替え山頂へ行く。 山頂は、ガスで展望はなかったが、ハクサンイチゲ、チングルマ、ミヤマキンバイな どが一面に広がり咲いていました。 (その他いろいろな花が咲いていたようです?) 月山神社、月山三角点着いた後は、雨になりそうな雲行きになってきたので、すぐに 降り、雪渓上部より滑走開始、滑り始めはガスでしたが、途中からガスがなくなり滑 ることができました。ツボ足の「たむら」さんも、残雪歩きを楽しみながら降りてきたよう です。 最後は、たくさんのスキーヤーがいるコブ斜面ゲレンデのコブを避けるように降りて きました。(「たむら」さんはリフト利用) まずまずの天気で、スキーと一面のお花畑を楽しむことができました。

6/23  日光白根山 記:「ありさか」
登山道の始まり 間も無く前白根 白根山山頂でセルフ 腰クリアの笹ヤブは可愛い方です
<メンバー>「ありさか」
<行程> 湯元駐車場07:42 - 07:47湯元温泉登山口 - 08:10堰堤・分岐 - 09:17外山鞍部09:22- 09:38天狗平09:43-10:06前白根山10:13 - 10:24避難小屋分岐 - 10:32五色沼避難小屋10:54 - 11:50奥白根山12:16 - 12:52弥陀ヶ池12:58 - 13:52五色山13:53 - 14:09国境平14:11 - 15:24中ツ曽根登山口 - 15:35湯元駐車場
<詳細報告>昨年の夏にこのルートで周遊しています。湯元スキー場から天狗平へ急登を登り、あと一息頑張って前白根山に到着。ガスで見晴らしが悪い中、五色沼避難小屋へ下る。出出しは日差しがあったが、この辺りはほぼガスの中で涼しい。小屋でおにぎり&チーズ、ピーナツサンド&レーズンバターのランチをとる。この組み合わせはなかなか美味しい。レーズンバターはカロリーが高く、パンとの組み合わせに使えることが確認できた。左膝のテーピングを補修して白根山の登りは、小屋から約1時間。昨年に比べて楽に登れている。山頂直前に周遊できる広場がある。やや小走りでぐるっと回りながらいよいよ奥白根山頂。ガスが上がったり下がったりで天気は不安定だが、見通しが効くときに写真を撮り、弥陀ケ池へ下る。岩場も若干あるが特に問題ない。弥陀ヶ池は美しいところで、全体を見渡せる大きさが丁度よく五色沼より好みです。五色沼手前から五色山まで最後の登り約1時間。五色沼は見えるが、奥白根山はガスに覆われて下部のみ見えている。 五色山から中ツ曽根を下る。残雪が何度か出てくるが、固く無くトレランシューズで問題なくグリップする。標高2100m付近から笹の背が高くなり鬱陶しい。2000mから下がると、登山道のえぐれが深く、それなりにドロドロ路面。倒木を避ける箇所が幾つかあり、1870mの標識から下は笹がなくなり、歩きやすくになる。ペースを上げて中ツ曽根登山口を経て駐車場に帰還しました。

6/23  栗駒山 記:「きたや」
世界谷地のワタスゲ 栗駒山を望む 頂上直下のヒナザクラ ハクサンチドリ
<メンバー>「きたや」、他6
<行程> 6/21世界谷地13:04〜15:13(第一湿原→第二湿原)
6/23くりこま荘⇒(レンタカー)⇒いわかがみ平8:16→展望台(1408P先)9:47→ヒナ ザクラ群生地10:26→栗駒山(1626.5m)10:33→いわかがみ平12:37⇒自治医大18:09
<詳細報告>花の名山;栗駒山は雨で延期、散策した世界谷地はニッコウキスゲ、ワタスゲ が満開でした。栗駒山は岩交じりコンクリの歩きやすい登山道でスタート。頂上直下 はヒナザクラの群生地でした。下山は雨に追われました。今回の旅ではサワラン、サ ギスゲ、ショウジョウバカマ、ツマトリソウ、ウラジオヨウラク、サラサドウダンと いろいろな花に出会え、楽しい思い出となりました。

6/22  迦葉山・玉原湿原 記:「さとう」
和尚台上部のクサリ場 迦葉山山頂にて ホウチャクソウ 弥勒寺の大天狗
<メンバー> 「ともさん」、「さとう」、他1(ワタリ)<行程>
佐野6:00-弥勒寺7:30/8:00-和尚台9:00-迦葉山10:00-和尚台11:50-弥勒寺12:30-玉原湿原13:10-(周遊)-14:50-佐野17:40
<詳細報告> 梅雨空の高速を走り沼田ICを降りると、空は明るく天候が期待できるかも? 雨を覚悟の出発、弥勒寺のお参りは後にし、和尚台への急登を行く。一頑張りで和尚台の下へ出た。ここまで来たらスリルのある胎内潜りは試してみたい。遠慮するワタリさんは一般道を行く。残り2人はリハビリを兼ねて登り始める。クサリが有り問題は無いが、中間地点より上は岩が濡れてホールドが細かく嫌らしい。念の為補助ロープを使うが、岩の経験者向き、一般的ではない。最後の1ピッチは時間で割愛したが、問題は一般道への合流だ。登ったル-トを戻れば問題ないが、それでは面白くない。現場での案内も無し、ルート解説書にもなし、中間地点から微妙なトラバースや、懸垂下降を交えて一般道に出る。いつも思うことだが、マーキング等は肝心な処に無いのが常である。ワタリさんと合流し雨の降り出した急登を行けば、やがて傾斜も落ち迦葉山の山頂に到着。この時期花は無し、若者2人と我々だけであった。下りは一般道を降り弥勒寺を参拝。天狗で有名な寺とあって一度は見たいと思っていた。ここまで来たら湿原の花がどうなのか、少し期待し玉原湿原に行く。センターハウスは車で一杯、幸い空模様が好天し、時々薄日射す状況。空身で木道を行けば、水芭蕉は終わりだがヒオウギアヤメ、コバイケイソウが見頃で、ワタリさんの解説を聞きながら、ノンビリ湿原の散策を楽しむことが出来ました。

6/19-22  礼文・利尻 記:「きたはら」
レブンウスユキソウ 桃岩展望コースから利尻島 利尻岳山頂 利尻山長官山
<メンバー> 「きたはら」    
<行程>
6/20 7時30分礼文島知床民宿はまなす〜8時元地灯台〜8時40分桃岩展望台〜9時40分礼文滝分岐〜10時レブンウスユキソウ群生地〜11時10分香深井〜12時30分バス香深〜フェリーで利尻島鴛泊 素泊まりの宿マルゼン泊
6/21 4時30分鴛泊登山口〜6時30分第一見晴台〜7時40分長官山〜10時利尻山山頂〜10時30分沓形分岐〜11時40分三跳山〜12時30分7合目避難小屋〜13時50分沓形登山口〜タクシー沓形日帰り温泉〜16時50分マルゼン泊
<詳細報告> 民宿はまなすの早朝沖でアザラシの大群を目撃。気持ちよさそうに立ち泳ぎして浜のほうを向いている。今日は桃岩展望コースと林道コース 礼文滝コースの南部3つを南から北に縦走した。今年は異常気象らしく朝から暑いTシャツで充分。花も3週間くらい早めに咲いているらしい。 エゾカンゾウの咲く整備された遊歩道を歩くが誰にも会わずに元地灯台につく。 ここから先の桃岩展望台まで海を挟んで見る利尻山と美しい海岸を見ながらのトレッキングが楽しめた。林道コースに入り礼文滝コースの途中に礼文ウスユキソウの群生地がありちょうど見ごろだった。 礼文滝手前が崩落していて通行止めになっていたので誰もいない群生地でお昼を食べる。 香深井でバスにのりフェリー乗り場にもどり立派な温泉に入り予定より一つ前のフェリーで利尻島に渡り、マルゼンという素泊まりの宿に泊まる。 海側の素晴らしい部屋に泊めていただいた。 食事はすぐそばのたにかわ庵というレストランでおいしかった。翌日は宿のおかみさんに登山口まで送っていただき長官山まで順調に高度を上げる。 ここから森林限界で左右に海を見ながら背中に礼文島をしょいながらの気持ちの良い大展望の登山道になる。エゾノハクサンイチゲの大群落(右上写真)やウコンウツギの花畑を楽しみながら9合目到着。ここからは雲の中でガスがかかって山頂からの景色はのぞめなかった。最初はピストンの予定だったが午後から天気が崩れ東の風が吹く予報だったのでガスを恐れ西側の尾根をくだる沓形コースを下山することとした。こちらは1人しか登山客は出会わず花の種類規模とも楽しめた。ガスも予想とおり晴れて高度感のある素晴らしいスカイラインの稜線の下山となった。例年だと雪が残っている時期なのだが全く雪はなく山開きが7月なので標識も避難小屋にしまわれていた。沓形登山口からはタクシーを頼み前日と同じく温泉とバスで鴛泊の宿まで戻った。 宿のおばさんがソイの刺身とメバルのような地魚の煮つけをごちそうしていただき隣のお客さんと2人でおいしく頂いた。 翌日朝一番のフェリーで稚内に戻り漁師の家というノシャップ岬の食堂でうに丼を食べて自宅にもどりました 。(素泊まりの宿マルゼンの息子さんがペンションレラモシリを経営されていて冬は山スキーのガイドでにぎわっているそうです)

6/16  中禅寺湖・社山周回 記:「ありさか」
社山 注意書き多し 白岩 男体山 見えたりガスったり
<メンバー> 「ありさか」    <コース>総距離29km、累積高度1515m TTL 8時間36分(休憩24分)
<行程> 歌が浜駐車場7:43―阿世潟峠8:29―9:44社山9:59 - 阿世潟峠10:37 - 11:16大日崎 - 12:48梵字岩 - 13:23黒檜岳登山口 - 14:00千手ケ浜桟橋 - 14:58菖蒲ヶ浜BS - 16:19歌が浜駐車場13.15
<詳細報告>
昼から晴れるとの予報でしたが、そう甘くはなかった。朝から曇り、小雨、一瞬晴れ、また雨と変わりやすい天候。日差しがないので気温も低く、長袖キャプリーンで丁度良い温度。男体山も見えたり隠れたたり。夕方から風が強くなるが日中は問題なく周遊完了。 湖畔周遊ならアップダウンはあまりないと思いきや結構な累積高度に。社山分を引いて900mくらいあるようです。結構疲れました。 次は、社山から黒檜岳を経由して千手ケ浜へ下りたいと思います。

6/14  社山 記:「ひなぎく」
<メンバー> 「あんまん」・「ひなぎく」
<行程> 小山5.55―歌が浜駐車場7.55―阿世潟峠9.15―社山10.25 11.00阿世潟峠12.05―  歌が浜駐車場13.15
<詳細報告>
梅雨の合間の平日、社山に行くことにした。歌が浜駐車場には結構車がある。用意をしていると7〜8人のグループが出発していた。  中禅寺湖を見ながら、英国大使館、イタリア大使館記念公園をすぎて阿世潟へ。釣り客が結構多い。阿世潟峠までひと登り。今の時期、たいした花はない。好天気の中、社山を目指す。ヤマツツジが所々出て来る。展望良い尾根道だが、崩壊も激しい。大雨などがあると道が崩れそうだ。社山近くなるとシロヤシオが多くなる。終わりかけであるがなんとか見られた。阿世潟峠から社山まで一気に登った。標準タイムより20分も早く、近頃の登りとしては珍しく、おおいに疲れた。「あんまん」さん、ほんとにリハビリか?  頂上ではご褒美のようにシャクナゲが咲いていた。男体山の頭はガスっていたが白根山はよく見えた。頂上下の草原で大休止。昼寝をしたいような爽やかさだ。下山は咲き残っている花々を写真に撮りながら、キョロキョロと山菜も探す。それなりか。平日とあって登山客は少なく3人に会っただけだった。駐車場で見かけたグループは半月山へ行ったと思われる。阿世潟から駐車場までの林道にはクリンソウが小さい群落を作っていた。駐車場ではちょうど大型バスが入ってきた。中国人団体だった。観光地はどこへ行っても中国人は必ずいますね。湖畔にはリッツ・カールトンホテルが建設中だったがこんな高級ホテルでやっていけるのか。近くの土産物店は戸締りしているのが目立つし日光はなんとかならないものか。ま、私たちは山へ登れればいいんだけど・・・。

6/14  甲武信岳 記:「ともさん」
小屋のシャクナゲ 大山手前のクサリ場とシャクナゲ 金峰山への道 山頂 千曲川水源碑
<メンバー> 「ともさん」、他1
<行程> 毛木平p6:15ー十文字小屋8:10ー大山9:30ー三宝山11:55ー甲武信小屋12:25ー山頂13:00ー千曲川水源碑14:05ーナメ滝15:15ー毛木平p16:45
<ルート>行動時間10時間30分(休憩込)  距離15.5Km 標高差1021m 累積標高約+−1800m
<詳細報告>
13日20時家を出て足利インター〜下仁田まで高速、内山峠を経て毛木平24時前に着いた。翌朝6時過ぎに歩き出す。足が重くてなかなかペースが上がらない。苔の原生林の登山道を鳥の鳴き声に耳を傾けながら登っていく。ツツドリが鳴いていた。2時間ほど歩き十文字小屋に到着。お目当てのシャクナゲが一面に咲きワーッと歓声をあげる。ちょっとピークは過ぎてしまったが、まだまだ楽しめる。カモシカの足場の途中に群生地があり足をのばす。見学用の足場も組まれており登って眺めてきた。一面がシャクナゲ、スゴい!!でも一週間遅かった。そこからシャクナゲに応援されながらクサリ場を越えると大山へ出た。大山からは八ヶ岳、これから行く三宝山も見渡せた。先はまだ長い。いくつものアップダウンを繰り返して三宝山へ、そこで明日が雨で雨の中歩きたくないという事で下山することに決めた。巻みちを使い甲武信小屋へ寄りキャンセルを伝え山頂を目指した。山頂からは西沢渓谷の尾根や国師ヶ岳へ続く稜線が見渡せた。11年前はガスで何も見えなかったので今回は満足。下山にかかる。果たして足は持つだろうか?千曲川水源碑までは急な下りだが、その先は千曲川のせせらぎを聞きながらなだらかな道。とは言っても行動がすでに8時間を越えさすがにあちこちに痛みが出てきた。つらいけど歩くしかない。 本来はこっちを登り十文字のコースを取るようだが、宿泊予定であったしこの日の方が天気がいいので逆コース。最後の力を振り絞りpに到着。歩き通せてほっとする。帰りは20時まで営業の荒船の湯に19時に滑り込み汗を流し筋肉をほぐせた。今回は自信がついたというより股関節は大丈夫か不安になった。17日の1年検診の結果異常なければ大丈夫なのだろう。

6/9  男体山 記:「ありさか」
登山口 シロヤシオ 山頂はガスで展望なし 記念撮影
裏男体 水場は水量少ない 戦場ヶ原から男体山はガスの中 高山に寄る
<メンバー> 「ありさか」
<行程>
小山4:30?中宮6:40 二荒山神社中宮祠7:10?男体山9:56?志津避難小屋11:31?梵字飯場跡P12:41?光徳三本松分岐13:00?小田城橋13:38?小田城北分岐13:56?高山15:16?竜頭の滝16:11?二荒山神社中宮祠16:59
<ルート>距離 28Km  累積標高+1,800, -1,800m  時間9時間50分
雨予報なのでエスケープしやすいコース取りとしました。 戦場ヶ原、高山は初めてでした。湿原と広葉樹の杜が広がり、良いところでした。
<詳細報告>
朝7時、涼しい気温にキャプリーン長袖とベスト、短パンで男体山を登り始める。4合目で小休止。雪山で痛めている左膝に軽くテーピングして男体山山頂へ。雨というよりはガスで湿り気味だが、高度を上げると以外と濡れずに済む。途中、シロヤシオの群生地帯あり。山頂で記念写真をとり裏男体側の志津まで下る。 志津への下りは、残雪なく危険なところはないが、えぐれた溝状の箇所が多くうまく巻道を辿った方が歩きやすい。志津小屋までの下りで、登ってくる登山者6組とすれ違う。そのうち一組は白装束で杖と法螺貝を持った修験道の方々で、山王峠から太郎山を超えて志津経由で男体山を往復するとのこと。さすがに神聖な山域だけのことはある。登山中の修験者とすれ違うのは初めてで新鮮でした。 志津乗越でトレランシューズからワラーチに履き替え林道ラン。一時間程度下り、光徳バス停付近から戦場ヶ原に入る。広々した湿原の中に木道が続き、ツツジや流水など見所が多数あり。観光客も多く訪れて賑わっている。脚が疲れてきたがトレランシューズに履き替えて、なんとか高山を超えて竜頭の滝に下る。ラストは120号線を中宮までランニングで終了。〆はとんかつ浅野でロースカツ定食をおいしく頂きました。

6/2  女峰山 記:「わたなべA」
霧降高原の階段 雲海 帰路、霧降高原の笹原にて シャクナゲはツボミ
<メンバー> 「たらちゃん」、「やまぐち」、「わたなべ」(昭)
<行程>
霧ヶ峰高原駐車場4:50 − 5:20小丸山 − 6:10赤薙山 − 7:03赤薙奥社跡 − 一里ヶ曽根独標 − 9:10女峰山9:40 − 13:10霧ヶ峰高原駐車場
<詳細報告>
当日は天気が心配のため計画を30分早めスタート。小山3時出発。高速を降り山道に入ると鹿に会う。駐車場に着き支度を始めるが高原ハウスは閉まっている。登山スタートは1,445段の階段から始まる。最初は楽勝かと登るが800段を超えるとキツイ。赤薙山までは、見晴らしのいい尾根歩き展望は雲海。三人とも久しぶりの雲海なので写真を撮る。 一里ヶ曽根は木々に覆われ期待していた展望は望めない。かなり平坦な山道が続く。一里ヶ曽根独標からはやせ尾根になり50m近く急な下り50mの急登。山頂前では崖を登るような場所をあり緊張する。山頂に着くとガスが出始め展望が悪くなる。男体山など見られたが15分遅ければ展望無し。下山は、こんな急登を登ったのかと思うような場所が何か所もあった。 赤薙奥社跡を付近になると予報していた雨が降り出すがカッパを着るまでにはならなかった。階段まで降りるとガスがなくなり遠くまで景色を楽しめた。 「やまぐち」さんが期待していたシャクナゲは、まだツボミでした。

5/31-6/2  佐渡 記:「みつまん」
小雨のアオネバ登山口 2日目は最初から急登 平城畑にて アマナスミレ
新緑の登山道 まもなく主稜線 石花分岐 便所裏のニリンソウ
<メンバー> CL「はしだ」、「まちこ」、「さとう」、「みつまん」、「きたや」、「こなっち1」、「こなっち2」、「くりさん」、「ウッチー」、「かしわざき」、「たむら」、「ともさん」、「ひなぎく」、「おちあい」、「なかがわ」、<「やなぎさわ」>
<ルート数値> 31日 雨  5.4Km 累積標高 +690m,-100m 所要時間 3時間15分(休憩込)
1日 晴れ 8.7Km 累積標高 +830m,-370m 所要時間 5時間10分(休憩込)
<行程>
31日 栃木5:00 - アオネバ登山口12:35 - 14:27アオネバ十字路14:40 - 15:00金北山登山道入口(シラネアオイ群生地)15:25 - 15:50ドンデン山荘下P (七浦の民宿泊)
1日 民宿8:00 - 9:00石花登山口9:15 - 10:13平常畑10:20 - 11:17ジャバミ11:35 - 12:14石花分岐12:33 - 12:55マトネ13:00- 13:35アオネバ十字路13:42 - 13:54金北山登山道入口14:00 - 14:25ドンデン山荘下P
<詳細報告> 佐渡への山行は5度目(私は4度目)だが、今までは花の多さに歓喜の声を上げたものだ。しかし、今回は落胆の声を上げずにはいられなかった。花の見頃は完全に過ぎていた。花の見頃に山行を計画するのは難しく、「良いときもあるし、悪いときもあるさ。人生と同じ。」と割り切るしか無いのだろう。
5/31早朝に栃木に集合して出発。新潟港でフェリーに乗り佐渡へ向かう。アオネバ登山口へは12時過ぎに到着した。天気予報では曇り一時小雨だったのだが、準備中に雨が降り出して最初から雨具を付けて歩くことになった。歩き始めるとどうもおかしい。花が少ないのだ。エンレイソウは青紫の実をつけているものもある。イワカガミは花を落し、花柄が突っ立っていた。どうやら大幅に花の見頃を外したようだ。雨は次第に強くなったが、金北山登山道入口に着いた頃には弱くなっていた。そこから少し北に進んだところにシラネアオイ群生地への入口がある。2013年には見事な群生に歓喜したのを思い出す。しかし、そこも花は終わっていた。舗装林道をトボトボとバスの待つ駐車場へ向かった。しかし、七浦の民宿では美味しい海の料理に酒も弾んだ(右上写真)。
6/1は快晴だった。県道から石花(いしげ)登山口までは細い林道が4Kmほど続く。運転手の見事なハンドルさばきがなくては登山口にはたどり着けない。登山口近くには少し広くなった場所があり、そこが駐車場だが、駐まっている車はない。登り始めから急登だが登山道はハッキリしている。平城畑はなだらかな山頂部が草地になっている場所だ。南には、金北山のレーダー基地が見え、平和ボケした私には異様な創造物に見えた。ジャバミまではピークを避けた歩きやすいトラバースルートが続く。ジャバミ近くの日陰で大休止。主稜線が近づくとまた急登になるが、やがて、谷筋を登ると急に青空が開けた。石花分岐でまた大休止。レンゲツツジが見頃だった。稜線にでて初めて登山者に行き交った。そして、マトネで数人の登山者に会った。休日なのだが花の時期がすぎてしまったからだろうか、登山者は少なかった。マトネから一気に下る。花で足を止めることも少ない。金北山登山道入口に着くと、トイレ裏にニリンソウの群落(左上写真)があった。昨日は雨で萎んでいたので気がつかなかったが、今日はしっかりと花を開いていた。キクザキイチゲ(右上写真)も数株咲いていた。下山後は民宿に戻って、「宵の舞」に備えて早めの夕食。
6/2も快晴だった。大野亀で見頃のトビシマカンゾウを見て(左上写真)、両津港へ。午後最初の便に乗ることができたのでなんとか予定通り、19時頃に栃木に戻ることができた。 今回は1日目は雨で、花にも裏切られた。次回に期待したい。

5/12-16  西明石岳、石鎚山 記:「よしだ」
アケボノツツジ群落(西赤石山) アケボノツツジ トサノミツバツツジ 四国カルスト(源氏ヶ駄馬)
<メンバー> 「よしだ」
<行程>
5/12;小山-羽田空港ー松山空港=新居浜(泊)
5/13;新居浜=東平登山口7:50-一本松9:00-かぶと岩-11:30西明石山12:10-銅山越13:30−14:50東平登山口=新居浜(泊)
5/14;新居浜=9:50土小屋10:30-石黒山11:20-12:30土小屋(泊)
5/15;土小屋7:20−9:00二の鎖−9:55弥山10:20−12:30土小屋12:50=大川嶺登山口=16:45四国カルスト 天狗荘(泊)
5/16;天狗荘10:30=(四国カルスト 散策)=11:40源氏ヶ駄馬12:10−17:15松山空港−羽田空港−小山
<詳細報告>
<5/12> 天気:晴れ  松山城をゆっくり見学後、西赤石山の登山口のある新居浜市に移動した。
<5/13>天気:晴れ  登山口の東平(とうなる)は、西赤石山の麓にある旧別子銅山の採鉱本部が置かれたところで、観光地となっている。登山道は、銅山跡の上部鉄道跡まで急登、かぶと岩分岐まで上部鉄道跡の緩やかな登り、 分岐から山頂まで急登と変化に富んでいる、アケボノツツジは、1300m当たりから、山頂にかけて群生しており、楽しい山行であった。トサノミツバツツジ、イシヅチザクラは、五分咲きで、ヒカゲツツジは若干残っていた。
<5/14>天気:晴れ後雨  最初は、アケボノツツジが楽しめる瓶ヶ森林道経由を予定したが、林道入口に来た時には周囲が見えないくらいに霧が濃く、安全のため、麓を迂回する石鎚公園線経由で土小屋に向かった。土小屋到着時には、雨が降り出し石鎚山は霧の中。登頂は天候の回復を期待し、翌日に延期。時間も早いので、雨の中、翌日予定の石黒山を散策し霧にかすむアケボノツツジを楽しんだ。
<5/15>天気:晴れ  夜半までの雨が止み快晴。朝食を急いで済ませ、出発。良く手入れされた登山道を、快調に二の鎖まで進み、休憩、準備して二の鎖に挑戦、何とかクリア、三の鎖はパスし弥山に到着。昼食後、天狗岳へ挑戦はしたが、やせ尾根にめげリタイヤ。素直に弥山に戻った。眺望を楽しみ下山した。イシヅチザクラはまだ数輪しか咲いておらず若干遅れている。土小屋まで戻り、四国カルストに出発、途中大川嶺登山口まで行ったが、山頂部分は放牧場となっていた。学生の時来たイメージとは、大きく変わっており改めて時間の経過を感じた。
<5/16>天気:晴れ  朝食後、カルスト学習館の館長さんの、野草開花状況確認に同行させてもらいました。翁草(栽培中)、シコクカッコソウ(栽培中)、キンラン、ヤマシャクヤク、ニリンソウ、ラショウモンカズラ、ヤマトグサが開花していた。天狗高原から源氏ヶ駄馬まで四国カルストの風景を楽しんだ後、松山空港から小山に帰った。

5/26  杉田川 記:「みつまん」
楽しいナメ歩き シャワークライム 最後の難関 二俣でホッとする
<メンバー> CL「はしだ」、「いしさか」、「ありさか」、「さやま」、「きたや」、「ウッチー」、「たむら」、「みつまん」 <天気>晴れ
<ルート数値>9.4Km 累積標高 +730m,-730m 所要時間 8時間40分(休憩込)
<行程> 鹿沼5:00 - 遠藤ヶ滝P 7:35 - 7:45不動尊7:50 - 8:17入渓地点8:25 - 12:30 二俣(1603m) 13:00 - 13:30仙女平13:40 - 865m地点15:35 - 16:15遠藤ヶ滝P
<詳細報告> 沢登り入門山行で杉田川に行った。遠藤ヶ滝駐車場は広いが、先着は1台のみ(滝カメラマンだった)。休日の好天なのだが人気は薄いのだろうか。不動尊に安全を祈願して登山道に入る。
遠藤ヶ滝を高巻いて、壊れた橋を恐る恐る渡った場所が入渓地点となる。私はこの沢は2度目だが、前回より水量が多いような気がした。最初はナメだったり、登り安い滝だったが、標高870m辺りでは滑りやすい逆相気味の地点にでて退散。少し戻って左岸を行く。標高870m辺りの二俣を過ぎると滝が増える。大岩が沢真ん中に鎮座する滝があった。流れは岩の左を落ちているのだが右側は平らな岩盤になっていて登りづらい(右上写真)。おまけにチョロチョロと嫌らしい潤滑油のような流れがある。「ありさか」さんが中央の岩に右側から取付いて登る。我々はロープで確保してもらって登った。私も周りから指示を得て、なんとか登ることが出来た。次はハシゴのある滝。ハシゴには体重は掛けられない。上に登ってから気付いたがハシゴを固定している釘は年代物でかなり錆びている。標高990m辺りに2条の滝がある。右側からかなり上まで登って、右側の流れを渡って中央の岩を登る。シャワークライムだ(左写真)。水量が多いので結構冷たい。最後は倒木の架かるY字状の滝。左のガケを登る。滑りやすい草付きもあって、今回最大の難関だが、「ありさか」さんがロープをセットしてくれたので、私は比較的心穏やかに登ることができた。やはり万一滑ってもどこかで止めてくれるだろうという安心感は心強い。もちろん、絶対に滑りたくないのだが。
無事、1603m二俣に到着。休憩後、30分の藪こぎで仙女平に到着。そこからは登山道を下る。その下りでは余分な動きが追加されるので大いに時間がかかる。ただ、それも今回の沢登りの大きな目的なのだから仕方ない。大いなる満足感を背負う事ができた。標高865m地点から登山道を離れて南に下る。沢沿いまで下ると踏跡があるのだが、崩落箇所があったり、サンショのイバラで悩ましい場所があったりする。全員無事、駐車場に戻ることができた。 大いに安堵する。
私は今回の山行で3度目の沢登りだが、まだまだ沢を楽しむという心境には至らない。

5/26  子持山 記:「たらちゃん」
獅子岩に登る前 獅子岩で後姿の「きたはら」さん 小ピークから見た獅子岩と「わたなべ」さん 子持山頂上
<メンバー> 「ともさん」「やまぐち」 「わたなべ」 「きたはら」 「たらちゃん」  <天候>晴れ
<行程>  5:00 子持山登山口(5号橋)6:45 獅子岩 8:15 子持山山頂 9:36 子持山登山口 12:30
<詳細報告>北関東道、関越で渋川伊香保インタ−で降り、子持神社を目指す。5号橋に着くと私たちの車のみ。実は6号橋まで車が入れたことに後から気づく。そこには2台あり。まずは沢沿いを登り屏風岩の手前に出る。そこからさらに沢沿いを登り、途中急登を登り尾根に出た。暑くて無風なため大量の汗をかいた。尾根を登ってゆくと、展望岩に出る。ここで休憩し、さらに急登が続き、獅子岩にでた。はしごと鎖で結構スリリングなところであった。なぜか獅子岩頂上にはアリの大群がたかっていた。獅子岩を降り、子持山への稜線に戻り、2回の小ピークを経て子持山頂上到着。ここまで先頭を歩く、「ともさん」の股関節、真ん中にいた「わたなべ」さんの膝は悲鳴をあげることなく順調なリハビリがうかがえた。頂上には結構大きい黒い蜂の大群がぶんぶん大きな羽音を出しており、近づけず。結局頂上の看板に近づくことはできなかった。ここで大休憩をとり、さらに浅間山を目指して周回コースをとる。結構滑りやすい土であった。途中なぜか携帯で家族写真を見せ合う井戸端会議勃発し、結構時間を食う。浅間山を通過し、炭窯には誰も行かず、そのまま下山(右上写真)。天気が良かったのに私たち以外に4人にしか出会わず、人気がないのか?と感じました。帰りに250円の日帰り温泉にはいり帰路に着いたのでした。

5/25  日留賀岳 記:「たらちゃん」
満開のミツバツツジ 1700m付近の雪の塊 日留賀岳山頂 日留賀岳山頂
<メンバー> 「たらちゃん」、「わたなべA」   <天候>晴れ
<行程> 小山4:30 小山氏駐車場6:30 登山口6:45  日留賀岳山頂10:15 小山氏駐車場13:15
<詳細報告>東北道を那須塩原インターで降り、塩原の小山氏宅を目指す。小山氏宅に着くと車すでに4台停まっている。小山氏宅の登山者日誌に山絵を描きスタート。まずは比津羅山の斜面を少し登り、その後鉄塔の下をくぐり、林道に出る。しばらくはこの山をトラバースする。そこから急登が始まり、一部トラバースして尾根に出た。ここからはずっと急登。暑いが比較的湿度が低いためかそれほど喉は乾かない。初めの小ピークで休憩。ここから稜線になる。次のピークまでの間に鳥居があり。この辺は白い花(右写真。オオカメノキ)が咲く木が大量にあったが、二人とも花に興味がなく、それに気をとられることなく先に進む。1700m付近に雪の塊が残っているところあり。そこから偽ピークがあったのち頂上へ。ここまで2人のおじさんに抜かれた。頂上の展望は素晴らしい。夫婦で食事をしている1組以外には人はいない。しばらく堪能したのち、また雪のあるところまで下山しここで大休憩。下山時には少し花を見ながら降りてきました。小山氏宅に着くとかぶを買おうと家の人に声をかけるが誰もいず、そのうちにおじさんが帰宅して、孫の運動会に言って今帰ってきたと話される。かぶを購入し、帰路に着いたのでした。(花名は「みつまん」が追加)。

5/23  石裂山 記:「さとう」
長いハシゴ 石裂山頂 クワガタソウ ヒメイワカガミ
<メンバー> 「さとう」、「ひなぎく」   <天候>晴れ
<行程> 下野市6:30-加蘇山神社P8:30-千本かつら9:20-石裂山11:20/30-月山12:10-加蘇P13:40
千本かつら<詳細報告>標高を考慮し、急遽石裂山に出かけた。みちすがら道路は狭く過疎化の特徴、廃屋が目立つことは寂しことである。加蘇山神社社務所には綺麗なトイレがあり助かる。神社まで車を乗り入れ参拝をして出発。一昨日の大雨の影響でやたらと水が多く道路にも流れていた。沢に沿って歩む、カジカガエルの鳴き声が心地よい。竜ガ滝を過ぎると月山への分岐、時計廻りに周回する。   千本かつら(右写真)を見やり、徐々に急登となる。岩場、クサリ場が出てきた。中の宮、奥の宮を過ぎ、   トラバースを過ぎると更に岩場の急登である。事故が多いためか、10年ほど前とはクサリの数、ハシゴの整備が可なり進んで様変わりしていた。稜線へ出てからもハシゴ、クサリ場は続く。ようやく石裂山の山頂に到着、展望は良くない。さらに稜線を辿り月山に着く。山ツツジ(左写真)が残っていたが、赤ヤシオ、白ヤシオは既に終わり、期待の山菜もすでに遅し。下山にかかる。急な下りを慎重に降り、分岐より沢沿いに降りる。いたるところ大雨の影響で水が流れている。竜ガ滝まで降りた。あとは傾斜のおちた歩き易い道をたどり駐車場に到着です。本日逢った人は単独の一人だけだった。帰りは林道を辿り21世紀林業創造の森をめざしたが、途中で閉鎖されて諦め、「こんな山奥にソバ屋一軒」という感じの寄栗でおいしいソバを頂きました。     

5/19  袈裟丸山 記:「みつまん」
笹の斜面を登る ピンクに染まる笹尾根を登る アカヤシオの後ろは前袈裟丸山 ピンクの回廊は続く
<メンバー> CL「はしだ」、「くりさん」、「きたや」、「いしさか」、「みつまん」   <天候>曇り時々晴れ
<行程> 折場登山口P6:05 - しゃくなげ橋6:30 - 尾根取付7:35 - 南東尾根に乗る8:10 - 標高1701地点9:02 - 登山道に合流10:00 - 10:05前袈裟丸山10:35 - 11:20避難小屋広場11:30 - 11:45小丸山11:50 - 12:20雨量観測所(1607mピーク)12:30 - 賽の河原12:50 - 13:45折場登山口P
<詳細報告>この時期はアカヤシオを追いかける山行が多いが今年は特に多いように思う。花への興味が強くなった訳でもないのだが、何故かアカヤシオを追いかけている。歳を取ったと言うことなのだろうか。 アカヤシオと言えば「袈裟丸」。今季最後のアカヤシオを求めて袈裟丸山へ行った。休日で駐車場の混雑が心配されるので前夜に駐車場に入った。就寝前に外に出ると5台程の駐車があった。 朝5時前に目覚めると既に満車で、路肩への駐車も始っているではないか。 今日のルートは南東尾根で登り一般登山道で下山するルートだが、3年前に南東尾根を歩いた時に取付いた尾根より西側に取付いて、南西尾根を長く歩くことにした。その取付きまでは大回りして作業道を使うことにしたので渡渉はない。 6時過ぎに山行開始。しゃくなげ橋まで舗装林道を下り、橋の少し西にある遮断ポールのある作業道に入った。30分程その道を進むと峠にでて、眼前に笹尾根が広がる。右下にはアカヤシオの終わった大岩が見えた。そこで一休み。その先の小谷の手前で作業道を離れて小さな尾根に取付いた。踏跡は薄く、笹が覆っているが膝より低いので苦にはならない。標高1450m付近にテープを見つける。等高線に沿って踏跡があったが、無視して直登した。標高1500mあたりで南東尾根に乗ると、アカヤシオが登場してきた。 そこからは、途切れる場所は少しあるが、概ねアカヤシオの群生が続く。ただ、笹が次第に高くなって腰に達する場所がある。が、大部分は膝までの笹だった。花は尾根の西側に咲いているものが多く、どうしても西寄りに歩来たくなるのだが、そちらは笹が少し濃くなる。踏跡は薄いが迷う場所はない。 1701m地点を過ぎてもアカヤシオの群生は続くが次第に蕾が多くなった。右手下に小丸山が見えるがピンクに染まっていた。1750mピークを降りて、3年前は笹の斜面を大きくトラバースしたが、今回は直登して前袈裟丸山に立ち寄る事にした。急な斜面を笹に掴まりながら登った。振返ると、先ほど歩いた南東尾根がピンクに染まっていた。アカヤシオはその尾根の西斜面もきれいにピンクに染めていた。 登山道のない尾根歩きは約2時間30分で終わる。一般登山道にでると、急に賑やかになった。広い山頂には大勢の人が休んでいた(写真右上)。山頂の北側に展望の良い場所があって、そこからは後袈裟丸山が正面に鎮座して、その右には日光白根山、左には至仏山、武尊山が見える。ゆっくりと休んで下山開始。 登山道はぬかっている箇所があって急傾斜では結構気を使う。おまけに次から次へと登山者がやってくるので何度も道を譲らねばならない。80歳を過ぎているのではないかと思えるような登山者も登ってくる。 避難小屋前の広場で休憩。小丸山へ登り始めるとまたアカヤシオがきれいに咲き始めた。小丸山の山頂からはアカヤシオを前景に、袈裟丸連峰、鋸山、皇海山などが眺められて絶好の撮影ポイントだ。だが、人だらけ(写真左上)。狭い山頂に20-30人はいただろう。アカヤシオを楽しむならここまでで十分だから小丸山で折り返す人が多いのだろう。早々に退散する。小丸山から下る登山道もアカヤシオの見頃だった。雨量観測所、賽の河原まで満開が続く。今年のアカヤシオは見頃が長く続いているようだ。ツツジ平あたりまでくると散った花びらを多く見るようになった。1549mピークもピンクに染まっていた。 アカヤシオを存分に楽しんで、14時少し前に下山した。 帰路は、かじか荘に立ち寄って汗を流した。ぬめりけのある温泉が気持ちよかった。

5/18  袈裟丸山 記:「さとう」
シャクナゲも咲き始め こんな笹原が山頂まで 丁度適期です 小丸山より袈裟丸の稜線
見事な咲き具合 至るところ見事です 1607Pにて ヤシオのトンネルを行く
<メンバー> 「こなっち1」、「こなっち2」、「さとう」   <天候>晴れ時々曇り
<行程> 下野市5:00-折場橋7:10/25-(ヒリイデ沢沿いより南東尾根)-1701ピーク10:00-前袈裟丸山頂11:10/35-小丸山12:50-1607ピーク13:45-賽の河原14:10-折場橋駐車場15:20
<詳細報告> 西上州の赤ヤシオは終わり、いよいよ本命の袈裟丸山が適期となった。折場口周辺は多くの路駐ですごい。折場橋近くのPに駐車し、3年前と同じ南東尾根を目指す。左岸の踏み跡を拾い 尾根筋を行く。笹原が広がる見通しの良い斜面を沢床を目指して左へ降りる。道は無い、ケモノ道(鹿)を時々辿りながら笹原を進む。沢を二つ渡り腰までの笹をかき分け林道に出た(今は使われてない様だ)しばらく林道をたどり分岐?らしきところは、左の沢筋の荒れた細い林道跡を選ぶ。微かな踏み跡が出たり消えたり、途中より右の尾根筋に上がる。ルーファンと地図読みの練習には丁度良い。シカのフンが至る所にある。姿は見せないが息をひそめて観ているのだろう。笹原は益々酷くなって余計な体力を使う。苦労の末1,701Pへ。あたりには赤ヤシオが可なり出てきた。時期は丁度良く最高の咲き具合で見事だ。遠く、小丸山や賽の河原方面の斜面が赤く見え帰路の一般道が期待できる。鞍部より標高差150mほどの頑張りで山頂に到着。帰路は一般道を小丸山へ。小丸山周辺もヤシオは適期だ。十分堪能したあと稜線を辿る。周辺は右も左もヤシオの花盛り、これでもかと言わんばかりの咲き具合である。シャッタ-を頻繁に切るため中々進まない。1,607mピーク周辺や賽の河原付近の群落も見事なものだ。不思議なことに高度を下げても赤ヤシオが残っていたことである。ミツバツツジも咲き始め新緑も芽吹き最高の時期である。人気で人がハンパないのは仕方ないが、今年のこの時期は最高の状態でありました。

5/18  天城山 記:「ともさん」
トウゴクミツバツツジ アマギシャクナゲ 万三郎岳 富士山
<メンバー> 「ともさん」、他2名  
<ルート>行動時間4時間25分(休憩込)標高差369m累計標高+860m/−871m
<行程> 登山口8:30ー四辻8:55ー万二郎岳9:40ー石楠立10:25ー万三郎岳10:50/ー涸沢分岐12:00ー四辻12:40ー登山口12:55
<詳細報告> アマギシャクナゲを求めて天城山を計画。前夜埼スタ観戦の息子を浦和美園駅前のコンビニで拾い運転をしてもらう。首都高はジェットコースターに乗ってるようだった。路線を間違えながら何とか東名に入り沼津~伊豆縦貫道~道の駅伊豆のへそで仮眠。 翌朝曇り空、5時半に天城高原ゴルフ場へ向け出発。伊豆スカイラインを降りるとガスがかかり雨も降って来た。駐車場に着くと多くの車があり雨の中支度をして出かけていく人がいるが、この雨の中行きたくなく1時間ほど車で待機。雨も止んだので晴れることを期待して8時半に行動開始。登山道は終始ぬかるみの中。四辻の分岐で時計回を選び進む。あたりはガスのかかる幻想的なもののけ姫の世界。トウゴクミツバツツジのピンクが浮かびあがる。急登を登りきると万二郎岳に飛び出す。南方が開けているが全く何も見えず、休憩もそこそこに万三郎岳を目指す。石楠立まではアセビのトンネル。まだ花をつけているものもあった。ブナ林を抜けやっとお目当てのアマギシャクナゲに出会えた。まだ蕾も多かったが、思った以上に咲いていたので大満足。万三郎岳に着くと雨が本降りになってしまった。立ちながらお昼を食べ下山にかかる。涸沢分岐までは急下降。雨足も強くなり慎重に下りた。分岐からはトラバースの平坦な道だが石がゴロゴロしていて歩きづらい。途中シャクナゲの花も見られるエリアもあった。飽きてきた頃やっと四辻に着いた。靴もズボンも泥んこになり大変だった。結局晴れることなく登山終了。駐車場はバスが4台、まだたくさんの車が停まっていた。温泉の下調べをしてなくて1時間ほど探しまわり行ったところが1000円だったので却下。息子が美味しいもの食べたほうがいいというので、前から食べたかったという静岡限定のげんこつハンバーグを食べて来た。待ち時間がどの店舗も長い人気のお店だそうで4時ごろだったのですぐに通してもらえラッキーだった。御殿場のアウトレットにも寄ってきた。 ここも外国人がたくさん。富士山を見ながらのショッピング、ロケーションが良い。 百名山につられてついて来た息子。運転も荷物も持ってくれて、これからも頼もうと思う。

5/17  剣が峰・ミツモチ山(高原山) 記:「ひなぎく」
ミツモチ山 カンアオイ 早春の牧場 ミツバツツジ
<メンバー> 「ひなぎく」、他2名   <行程> 大間々台8:05〜八海山神社9:10〜剣ヶ峰9:46〜ミツモチ分岐10:58〜ミツモチ山11:48〜大間々台13127
<詳細報告> 山の後輩と高原山を歩く。天気も良くなりツツジがどのくらい咲いているか楽しみにしていた。駐車場周りはミツバツツジがちょうど良い。ヤマツツジはこれから。林間コースから登り始める。新緑と鳥の声で実に気持ちが良い。私は日曜日に左手を怪我してしまい、ストックは無理かなと思いつつ力を入れずに使用した。八海山神社からの眺めは行きはあまり良くなかったが復路にはよく見渡せた。剣ヶ峰まではここから一息。釈迦ヶ岳まではかなり遠い。私たちは剣ヶ峰までで下りる。見晴らしコースから見える尾根、釈迦ヶ岳への塩谷コース上は赤ヤシオが群落になっておりピンク色がとても綺麗だ。一度あのコースを歩きたいと思う。ミツモチ山に期待しながらトラバースして青空コースに合流。まだまだ残っていました。一緒に行った二人は間近で見るのは初めてとのことで感激しきりでした。ミツモチ山の頂上は椅子、テーブルがあり、多くの登山者がくつろいでいました。私たちは展望台の上で昼食、やしおコースで下山した。途中、団体客や多くの人が登ってきた。天気もいいのでこれからでも間に合うのだろう。このコース、やしおコースというだけあって、赤、ミツバ、ヤマツツジとシロヤシオの木が多い。シロヤシオはあと一週間というところか。昨年はアカヤシオとシロヤシオと同時に見られたそうで素晴らしかったので今年も来たが残念という方にお会いした。登山道にはまだカタクリが残っており、カンアオイや一輪草などがあった。学校平では木道沿いに散策。草原ではタテヤマリンドウ(写真:右上)が群落をつくり、ミツバツツジが満開であった。

5/12  鳴神山 記:「ともさん」
<メンバー> 「ともさん」、他    <天気>曇り
<ルート>行動距離6.7km標高差603m累計標高+964m/−952 行動時間4時間30分(休憩込)
<行程>登山口8:30-山頂10:00-登山口13:00
<報告> 駐車場に着くと登山口でマイクロバスがUターンで切り返しをしていて、路肩にもぎっしり停まっていた。空いている路肩に駐車する。支度をしているうちにもまたマイクロバスがあがって行く。何て人の多いことか。登りは1時間半、前回の10月よりは楽に歩けている。途中テンナンショウのウラシマソウ、マムシグサなどいろいろ種類があることを教えてもらったりしながら、花で足を止めて写真撮影。今回はカッコウソウが目的なのでその他の花もいろいろ観察しながらの山行だった。カッコウソウは保護の会の方から説明してもらった。花の数より人の数の方が多かった。とにかくすごい人。下山するとバスの迎えやら下の方に小型バスも止まっていた。

5/11  鶏頂山・釈迦ヶ岳 記:「ウッチー」
西口登山口 鶏頂山山頂 鶏頂山 釈迦ヶ岳山頂
<メンバー> 「ウッチー」   <天気>晴れのち曇り
<行程> 小山4:30−西口登山口(駐車)6:45−7:50弁天沼−8:45鶏頂山−10:05釈迦ヶ岳10:20−14:30−11:15弁天沼−12:10西口登山口−5:00小山
<詳細報告> ランニング仲間とのハイキング行事の下見に高原山に行きました。連休に「わたなべA」さんが大間々より入山の報告がありましたが、私は塩原より入山。早朝の鶏頂山スキー場跡より登山を開始しました。スキー場跡から湿原を通り、弁天沼までは薄暗い杉林。ここから鶏頂山、釈迦ヶ岳は雑木林になりました。この日は気温が高く登りは汗びっしょりになりました。出発が早かったためか? 鶏頂山では誰にも会わず淋しい登頂でしたが、釈迦が岳に登頂すると20人ほどの登山者が休んでいました。少々驚き!! また、塩原側のコースはヤシオツツジ、シロヤシオなどは望めず残念でした。下山は同じ道を下りました。

5/11  諏訪山(上野村) 記:「みつまん」
三笠山の山頂 岩場の下り 諏訪山山頂 見頃のアカヤシオ
<メンバー> CL「さとう」、「ひなぎく」、「やまぐち」、「みつまん」 <天気>晴れ
<ルート数値>距離 11.4Km 累積標高 +1,310m,-1,310m 所要時間 8時間40分(休憩込)
<行程> 諏訪山登山口P5:55 -(休憩15分)- 湯の沢の頭8:08 - 9:55三笠山10:00 - 10:45諏訪山11:05 -(休憩15分)- 三笠山11:40 - 13:03湯の沢の頭13:11 - 14:35諏訪山登山口P
<詳細報告> 諏訪山はコースタイムは約6時間だが、我々の現在の歩きでは8時間以上かかることが予想される。早めに出発するために前夜の内に登山口近くに移動する事にした。諏訪山登山口駐車場で仮眠。そこは簡易トイレが付設されていて、きれいに清掃もされていた。
最初、登山道は湯の沢に沿って登って行く。谷に入るとかすかな硫黄臭がした。沢の中を歩いたり高巻いたりしながら奥へと進んでいく。高巻道はザレていたり、急傾斜になっている箇所が多く神経が休まらない。沢にはハシリドコロの群生が多かった。花に優劣はないと思うが、あまり見とれる花では無い。沢の奥までその群生は続いていた。登山道は谷の最後の突き上げでジグザグに一気に高度を上げて稜線にでた。 そのコルから東に15分ほどで湯の沢の頭に到着。そこからが今回の主稜線だ。
稜線の登山道はピークを踏む事は少なく、東に巻いたり、西に巻いたりしながら次第に高度を上げていく。その巻き道がいやらしい。下を見ると急な斜面が限りなく続いているように見える。おまけに樹木も少ない。多分、滑ればどこかで止まりそうだが、転がってしまうとそのまま天国まで転がりそうだ。特に西に巻くとき、足場が狭くザレている箇所もあった。足元を見ながら一歩一歩慎重に進んだ。高度が上がるとミツバツツジが目立ってくる。最初は落花しているものが多かったが次第に見事な花を見せてくれるようになった。そうなると、スローペースの我々の足は度々止まってしまい、一層遅くなってしまう。
廃屋になっている弘法小屋を過ぎると岩場が多くなってくる。そのあたりからアカヤシオが登場してきた。最初は見頃を過ぎた花が多かったが次第にきれいな姿を見せてくれるようになった。そして、所々でヒカゲツツジの上品な薄黄色の花が私たちを待っていてくれた(写真右)。岩場やハシゴが登場して緊張する局面だらけなのだが、花は緊張を少し和らげてくれる。三笠山手前の岩峰に登ると、三笠山の尖ったピークがアカヤシオのピンク、マツの緑、岩の灰色で手の込んだパッチワーク模様を見せてくれた(写真左下)。ぐるりと西に廻り込んで三笠山の山頂に到着。360度の展望だが、今日は少し日差しが強すぎる。写真撮影をしていると、諏訪山から単独男性がやって来た。駐車場を我々より少し前に出発した人だ。聞くと今朝3時頃に横浜を出たという。そこで休んでいると二人連れが我々を追い越して諏訪山に向かっていった。 三笠山の下りでは急な岩下りがある。ロープが2本あるのでそれにつかまって下れば、足場はしっかりしているので難易度は高くないと思う。ただ、GWにこの辺りで死亡事故が発生しているらしい。多分、ロープに掴まる前か、岩場を過ぎてからの転落事故では無いかと勝手に推測した。そこからしばらく登って諏訪山の山頂に着いた。先程追い越していった二人連れが休んでいた。私たちも大休止。まもなく別の二人連れが到着した。
予報では午後は曇りという事だったが、空は崩れる感じはしなかったので、下りでも花を楽しみながら下ることができた。ただ、沢の下りで次第に私の足裏が痛くなってきた。歩くのに問題は無かったがかなり疲労はたまっているようだった。無事、駐車場まで戻った。登りは約5時間。下りはそれより1時間以上早かったが、足には下りの衝撃がきつかったようだ。下山後立ち寄ったしおじの湯で気がついたが足の親指の皮が剥がれ掛かっていた。
静かな山行だった。途中巡り会った登山者は5人。我々を入れて9人が本日の諏訪山全登山者である。300名山であり、かつアカヤシオの花の時期であり、かつ休日である事を考えると非常に寂しいと思える数字だが、それが諏訪山登山の厳しさを物語っているように思う。 勿論、登山そのものの難しさだけで無く、登山口まで時間がかかることが登山者を遠ざけている一番の要因かもしれない。
大きな帰路では吉井IC近くで事故渋滞に巻き込まれたが、19時前には小山に帰ることができた。

5/6  燧ヶ岳 記:「はしだ」
<メンバー> CL「はしだ」、「まちこ」、「ありさか」、<「しのはら」>   
5日の夜御池Pに集合、他にはテントが一張とワゴン車1台。4時間で山頂着、疲れが 残っていて体が重かった。後から10組位が登ってきた。誰もいなくなった山頂は寂 しい、いつもの東田代、モーカケ沢コースで今季は終了。

4/28-5/3  北アルプス 記:「ありさか」
上高地 入山 ババ平 水沢乗越
槍沢登り 槍ヶ岳山荘前 ババ平 涸沢へ登り
涸沢ツエルト 涸沢登り1 涸沢登り2 2850m付近
前穂北尾根 滑降2 涸沢滑降3 涸沢テン場
<メンバー> 「ありさか」   
<概要>
4/28 小山 4:00発~沢渡 9:00~上高地11:15~槍沢ババ平18:15
4/29ババ平6:40~槍ヶ岳山荘前12:20 滑降開始14:20~ババ平15:20
4/30 天候不良にて停滞(夜半 雪、日中 雨)
5/1 ババ平8:00~横尾10:30<1h様子見> 涸沢15:30
5/2 涸沢6:30~8:30 ザイテングラード上部2900m 滑降点捜し 涸沢13:15 涸沢から下降15:00~横尾16:30
5/3 横尾7:30~上高地10:00~松本経由 小山帰宅
<詳細報告>
山行中盤で天気が悪く、結局5泊6日の日程になりました。初日は上高地から、荷物を色々と括りつけて30kg程度を背負って7時間、槍沢のテントサイトへ登る。槍沢は昼前まで天気良かったが、山荘に着く頃にはガスで槍ヶ岳は見えない。しばらく様子を見たが回復しないので、山頂は行かずに滑降。標高3000?2500mはホワイトアウトに加えもなか雪でターンが出来ず苦戦。地形がよくわからないので。登りのトレース、赤布を目安に下る。2500mからテン場2000mまでは、視界が開けザラメ雪になりそれなりに滑降できる。夜半から降雪となりツエルトが潰されて息苦しくなり目が覚める。明るくなると雨となり停滞決定。ツエルトの床面積は十分あるが、天井が低いので基本は横になって過ごす。ツエルト内は雨で内壁が濡れて快適とは言えない状況。除雪、ペグ打ち直し、張り綱調整などして時間を過ごす。 翌5/1も天気が悪いが、涸沢まで移動する。朝から2時間半の下りで横尾に到着し様子を見ていると雨が降りだす。4時間の登りで意外とあっさりと涸沢に到着。5/2朝方、まずまずの天気の中ザイテングラート右手側かを登る。アイゼンが良く効いて登りやすいが、標高が上がると斜面は硬くなり傾斜もきつく滑降は難しそうな感触。加えて、天候が悪化してホワイトアウトとなり斜面が見えなくなる。ホワイトアウトでアイスバーンの急斜面を滑るのはリスクが高いので、早めに下ることにした。一旦ボードで滑降を開始するが、アイスバーンは斜滑降すら難しく、アイゼンを履き直して標高を下げて傾斜が適度になる北穂南陵側まで下る。まだ昼前の固いバーンをなんとか下り、テン場直前でようやく重いザラメ良くとなる。午後天気が回復したので、濡れたツエルト、シュラフなど乾かしながら撤収し、ザラメ雪であるうちに涸沢から横尾まで下る。横尾で5日目の夜を過ごして、翌日無事に上高地に下山完了。ツエルト生活、雪質による滑降の難しさ、装備の見直し、食料計画の改善点など課題が浮き彫りになる山行でした。

4/28-5/1  八甲田山 記:「はしだ」
4/28 4/28 4/29 4/29
4/29 4/30 4/30 4/30
<メンバー> CL「はしだ」、「まちこ」、「きたはら」、「おおむら」   
<4/28横岳>
東北道は仙台を過ぎるまで予想どうり我慢の走り、登山口には13:30着。6台の 先行グループがいるようだったが会ったのは一組のみ。日が長くなったのを実感でき たツアーで遠く北海道の山並みが素晴らしかった。
<4/29箒場岱>
ロープウェイは団体さんが多く時間がかかった。この日も快晴で順調に大岳の中腹ま で行けた。「きたはら」さんのお勧めでダイレクトに箒場岱を目指す、雪が多いせいで板を外すこともなく、藪にも煩わされることもなく無事に終了。
<4/30岩木山新弥生コース>
今回は弥生のいこいの広場に新しくコースが開かれたのでチャレンジしてみた。 8合目の登山リフトが本当に久し振りに動いていたので楽ができたが、その先は強風 とガスで数年前のオヨヨ事件と同じ状況。しかし今回はジオグラフィカとOさんの足前が上達したおかげで無事下山、新ルートの方が歩く距離は格段に短いのでお勧めで す。
<5/1八甲田温泉コース>
猿倉温泉の駐車場を下見したら雪が多く狭そうだったのと天気が良くないので温泉 コースに変更。途中からガスがとれ誰も滑っていない斜面を見つけれたのでそこそこ楽しめた。弘前公園の桜はソメイヨシノは花筏になっていたが枝垂桜が最盛期なのと 令和の祝賀行事で盛り上がっていました。5月2日は渋滞情報はなかったのに大渋滞に はまりました。

5/5  三本槍岳 記:「こなっち1」
所々雪の残る尾根 朝日、茶臼、熊見曽根 三本槍山頂 旭岳と飯豊
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)   天候:晴、日帰りピストン (5時間15分 休憩含) 累積標高差634m、累積歩行距離8.5km
<行程>8;30ゴンドラ山頂駅−10;25中ノ大倉尾根分岐−11:05三本槍岳山頂11:45−12:15尾根分岐−13:45ゴンドラ山頂駅
<詳細報告> GW終盤天候も良さそうで、残雪の山並を眺めに三本槍岳に出掛けた。麓はヤマザクラが満開だが、中ノ大倉尾根は花の時期にはまだ早く人影も疎らであった。左に茶臼、朝日岳、右に赤面山を見ながら、所々に雪が残る爽快な尾根道を辿り清水平方面を目指す。朝日岳方面からの道と合流した後は雪解けで少々ぬかるんでいるが、登山客も多くなり、山頂は多くの人で賑わっていた。残雪の流石山(右写真)、七ケ岳方面の綺麗な稜線が間近に迫り、会津駒、燧、越後の山々、旭岳(赤崩山)の背後に遠く真っ白な飯豊連峰、磐梯など360度の展望を楽しみ下山した。残雪の白と緑の綺麗なコントラスト、遠く春の雪山の景観を楽しめた。

5/4  乾徳山 記:「ともさん」
北アルプスの展望 順番待ち 山頂から。怪しい雲行き 下向き、ピンク。山桜?教えて
<メンバー> 「ともさん」、他1   天候:晴れのち雷雨、
<ルート数値>活動時間7時間14分(休憩込) 活動距離10.6km高低差1235m累積標高+1404m/ー1374m
<行程>乾徳公園p7:14ー乾徳山登山口7:44ー錦晶水8:50ー高原ヒュッテ9:20ー月見岩9:50ー山頂直下の岩11:00ー山頂11:15/11:40ー月見岩12:15ー道満山13:16/38ー登山口14:10ー乾徳公園p14:28
<詳細報告> 瑞牆山荘からの金峰山を計画していたが、歩けるか不安で大弛峠からに変更して雁坂峠の道の駅みとみで仮眠。翌朝大弛峠をめざしていくとゲートが閉まっている。5/31まで閉鎖だという。急遽行き先を乾徳山に変更。私は前回と同じコース大平高原(ここで「ほんだ」さん夫妻に会い山岳会に復帰するきっかけになった)からと思っていたが、三富徳和の登山口に入った。コースタイム登り3時間45分標高差約1000m、瑞牆山荘からの金峰山と変わらないじゃん…歩けるかな?先日NHKの親子で登山でボクサーの内藤大助親子の乾徳山が放映されたばかり。7時に駐車場に着くとすでに満車状態。不安な気持ちを抱えながら沢沿いの林道を歩き出す。20分ほど歩き登山道に入る。臀部に痛みがありそこの筋肉を使うことを意識しながら登っていく。数パーティーに抜かされながら錦晶水に着きそこで喉を潤す。日差しも強く暑かったのでとても美味しかった。左手に高原ヒュッテを見ながら月見岩方面へコースを取りしばらく登ったところで振り返ると北アルプスの山々が眺められた。そこで本日初めての写真を撮る。月見岩で休憩を取り、扇平を過ぎ樹林帯に入ると岩交じりの道になりクサリ場も出てきた。脚を上げて踏ん張る力がまだついていなくて苦労しながら登る。メインの直下の岩に着くと順番待ちが数名。もちろん待って登りました!軽く登れたので楽しかった!山頂に着きお昼を食べ始めたが周りの人はすぐに下山にかかっている。雁坂峠方面の雲行きが怪しく雷鳴も聞こえ始めた。私たちも早々に切り上げ来た道を戻ることにした。直下は巻道を下山。雷に追いかけられながら下山するが、まだ続々と登ってくる。岩場とすれ違いに気をつけながら慎重にペースを上げておりた。月見岩の分岐で道満尾根へ道を選ぶ。大平高原への林道に出たあたりでパラパラと雨が降ったりやんだり。雷鳴も聞こえている。嫌だなぁ。雷大嫌い。急な坂になり踏ん張りが効かなくなってきた。疲れもピークになっている。道満山で休憩を取り、そこからさらに急な坂を我慢して下る。もうよたよたしている。かなりペースダウンしてしまった。舗装の林道に出たところで本降りになってしまった。車に戻ると周りの車はすでになく、臨時駐車場にはまだ20台ほどあった。 大滝温泉で汗を流し、羊山公園付近で渋滞にあったものの他は順調に進み家に着いた。 今回はリハビリの域を超えたハードな山行で少し自信がついた。

5/4  上州武尊山 記:「たらちゃん」
武尊山山頂 武尊山から見た平ヶ岳 剣ヶ峰山頂 傾斜が緩くなった下りの登山道
<メンバー> 「たらちゃん」      <天気>晴れのち雷雨。
<行程> 武尊神社6:30-武尊山山頂 10:00-剣ヶ峰 11:50-武尊神社 14:40

<詳細報告> 4時30分自宅出。武尊神社6時15分着。駐車場には3台の車。神社より林道を歩く。この時点で林道も雪。ここから避難小屋まで、先行者が全くなく、さらに踏み跡もない。夏道よりやや沢側にずれてきたので、修正してまた夏道に戻る。急登で途中よりアイゼン装着。しばらく行くと尾根に乗り避難小屋前に出た。ここから山頂まで初めはなだらかだが、途中より急登となり、アイゼンをしっかり壁にぶつけないと滑ったらアウトっぽい場所もあり慎重に登る。武尊山山頂に到着したが、全く人はいない。というかここまで私の後をついてきたパーティーが1組、おじさんが一人で、パーティーの人々は私が軌道修正した後についてこなかったので、夏道関係なく登ったのだろうが、どこにも人の痕跡なし。天気は良く、南の方角は雲が出ていて富士山は見えなかったが、他は全てくっきり見えた。ここから剣ヶ峰に向かおうとするが、夏道は完全に雪の中であり、最短距離では角度が急すぎて降りることが危険であったので、前武尊方向に少しあるいて、そこから慎重に下り、剣ヶ峰の稜線までトラバースした。ここも途中コケるとかなり危険が予想され、慎重に稜線まで歩く。稜線の一部は土が出ているが多くは雪がついており、アイゼンは外して、剣ヶ峰到着。ここから一旦きた道を戻り、武尊神社の方向へ。ここからの下りがツルッといったらやばいところで、アイゼンで一歩一歩降る。しばらくは枝や笹などに掴まれるところはつかまりながら、しかし何も掴むものがないところはゆっくりとおりていった。1600mくらいからやや角度が緩やかになり、楽になった。しかしここからはルートファインディングが結構難しく、ジオグラフィカが効果を発揮した。雷がなって雨がポツリポツリ降ってきたので、雨具を装着。沢の渡渉が4?5回でてきてこれも曲者だった。1200m付近まできてようやく元来た道と合流。急いでおりて雨が本降りになる前に武尊神社に到着。今回は一人で来ることの怖さを知った山行でした。

5/4  地蔵岳(大荷場木浦沢林道から) 記:「みつまん」
尾根のすぐ横に林道 日光社寺標杭 急斜面を這い上る 地蔵岳山頂。雨が降り出した。
<メンバー> 「きたや」、「みつまん」      <天気>晴れのち雷雨。
<ルート数値>距離 12.0Km 累積標高 +1,150m,-1,150m 所要時間 6時間25分(休憩込)
<行程> 大荷場木浦沢林道切通7:35 - 氷室山分岐7:50 - 三角点1025.6mピーク8:40 - 1098mピーク9:35 -(休憩15分)- 急斜面下11:05 - 地蔵岳11:35 - 急斜面下12:05 - 氷室山分岐13:45- 14:00駐車地

<詳細報告> 大荷場木浦沢林道切通から地蔵岳を往復した。この稜線は普通の安蘇の尾根だが、地形図を概観すると安蘇の幾多の尾根の総元締めのような位置にある。西に渡良瀬水系、東に思川水系となる。 計画では氷室山往復も入れていたが、雷雨の為、それは取りやめにした。
大荷場木浦沢林道切通へは約90分を要した。昨年、その切通から尾出山を往復したときに粕尾側は落石が多く、秋山側が整備されているような記憶があったので、往きは葛生経由にした。
このルートは前地蔵岳下の急傾斜が有名だ。事前情報通り、県境ラインは避けて少し左手にトラバースしてから這い上った。下りでは補助ロープを準備したが使用する事はなかった。 それ以外の稜線は気楽に歩けると思っていたのだが、さすがに安蘇の尾根だ。尾根を忠実に歩こうとすると結構アップダウンがきつくて疲れた。ただ、林道が稜線脇にあるのでそれを使用すると一気に楽になる。今回は往きはできるだけ尾根に忠実に歩き、帰りは楽な道を使用した。尾根を歩くのは大変だったが、そのおかげでアカヤシオを見ることができた。アカヤシオはやや見頃を過ぎたものの、複数の場所に群生があり、充分に楽しむ事ができた。 尾根には「日光社寺」の杭がたくさん打たれているので、良い道案内になる。
天気予報では午前中は晴れで、午後曇りだったのだが、地蔵岳に着いた頃から雨が降り始めた。前地蔵岳に戻った頃には本降りとなり、久しぶりに雨カッパを着ての山行となる。急傾斜を下って、ブル道を歩き始めた頃から雷も鳴り始めた。雨は次第に小降りになったが、雷は駐車地に着くまで鳴っていた。普段より足早に歩いたからだろう、久しぶりに芍薬甘草のお世話になった。

5/4  釈迦ヶ岳(高原) 記:「わたなべA」
八海山神社から釈迦ヶ岳 矢板最高地点 釈迦ヶ岳山頂 釈迦ヶ岳山頂
<メンバー> 「わたなべA」  
<行程>大間々駐車場5:50 − 見晴コース − 6:30八海山神社 − 6:56矢板市最高点1,590M − 8:20釈迦ケ岳山頂8:45 − 9:45剣が峰 − 林間コース − 10:50大間々駐車場
<詳細報告> 小山市を3:30に出発し矢板市内に入ると日が明け明るくなる。県道56号線に入り山道になるとカーブを攻める走り屋がカーブを凄いスピードで走ってくる。巻き込まないでくれ。と感じながら大間々駐車場へ到着。駐車場は8台、GWだから混んでいると思っていたが空いていた。気温8℃、携帯は圏外。 登りは見晴コース、登山届をボックスに入れ鳥居をくぐり登りが始まる。ここは広葉樹林帯なのか木に葉が付いてなく太陽の光が樹林帯を明るくしてくれるが、落ち葉がきれいに山道を隠してしまいピンクのテープを確認しながらでないとコースを外れそうになる。 八海山神社に着くと神社がつぶれていた。 矢板市最高点を過ぎると下りになる。登りが始まると雪があちらこちらに残っている。鶏頂山との分岐からは急な登りになり登山道にも雪。 山頂に着くとガスが少し出ていて展望が望めなかった。 鶏頂山に向かうか悩んだが膝に違和感あり下山。途中に剣が峰寄るが展望は全くなし林間コースで下山。 駐車場は満車、道路にも駐車している状態だが登山者でなくレンゲツツジを見に来た観光客でした。まだ、ツボミも着いていません。 5月19日はトレイルランニング大会で大間々駐車場へは通行止めだそうです。

5/3  二ツ岳、水沢山 記:「さとう」
雄岳山頂 邪魔な階段 森林公園のヒカゲツツジ 賑やかな水沢山山頂
<メンバー>  「ひなぎく」、「さとう」                              
<行動記録>   小山6:00-森林公園8:00/8:20-雄岳・雌岳分岐9:40-雄岳10:00/15-雌岳10:50-(オンマ谷)-森林公園12:00/12:15-水沢山13:00/13:15-駐車場13:50-小山17:30
<内容> 大型連休、遠出を考えるも今一天候不安定、近場でのトレを兼ねて榛名山に出かけた。 森林公園側からは登るのは初めて、風穴を見やりジグを切りながら雄岳まで標高差350m、小鳥はさえずるが、花はなし、赤ヤシオ、ミツバなど全然ありません。1ピッチの頑張りで雄岳、雌岳の分岐、程なく電波塔のある雄岳山頂に着きました。展望もないので早めに移動、分岐に戻り雌岳へ向かう。登山道の階段がやけに邪魔である。一頑張りで雌岳山頂へ。こちらは全周囲の展望があり素晴らしい。遠くの雪山は勿論、眼前に相馬岳、北東に水沢岳の急峻な山容がすごい。下山はオンマ谷側の周回ルートをゆく。この一帯は噴火による火山岩が極めて目立つところである。オンマ谷では、又々邪魔な階段下りで疲れます。林道近くまで降りると、バードウオッチャーが大勢いて驚きです。次の目的地、水沢岳まで車で移動です。 先行車数台の駐車場を出発、階段上りを心配していたが、こちらは最後まで快適な稜線歩きです。やはり急登が続きますが、人出も多く、家族連れ、子供連れに適した山の様でした。 同じルートを下山し、観光を兼ねて水沢観音方角へ林道を走りましたが、さすがに連休、観音の近くまで来ると渋滞にハマります。温泉の方角へはとても行けません。諦めて帰路につきますが、高速は事故渋滞の情報あり、伊勢崎まで一般道を走り、ついでに太田強戸PAを見学してみました。

4/27-30  光岳 記:「ウッチー」
北又渡P 崩落あと 易老渡 易老岳BC
光岳アタック 光岳登頂 BC出発 2200m付近
1600m付近 最後の急登 1200m付近 易老渡到着
<参加者>「わたなべK」(CL)、「たむら」、「ウッチー」、
<行 程>:4/27 佐野12:00−佐野田沼IC−飯田IC−18:15北又渡駐車場(車中泊)
4/28? 北又渡駐車場6:20〜7:50易老渡〜面平〜14:45易老岳(テント泊)
4/29? 易老岳6:40〜7:50三吉平〜9:20光小屋〜9:50光岳〜10:15光小屋〜11:40三吉平 〜13:10易老岳(テント泊)?
4/30 易老岳7:20〜9:40面平〜11:00易老渡〜12:30北又渡駐車場13:20−飯田IC−佐野田沼 IC−19:10佐野
<報 告>:最近遠のいていた縦走登山を残雪のGWに。ということで、今一番行きたい南アルプス南部を目指しました。今年は例年になく雪の量が多いという現地の情報で、山域も絞らなくてはなりませんでした。
4/27?晴れ(出発) 計画当初早朝出発としていましたが、この日は登山口で車中泊だったため早すぎる到着は宴会が早まるだけと昼出発としました。車の混雑はいつもよりやや多い程度だったので予定通りの時間で到着。登山口には20台前後が入山中でした。?
4/28?晴れ(入山) あたりが明るくなるころ起床。共同装備を分けて出発。荷は20kgくらい。「そのうちこの重さになれるだろう?」 と思っていましたが、結局下山までなれることはありませんでした。駐車場を出て林道を進むとすぐに台風による林道崩落のあとが現れました。2ヶ所を山側にトラバース。数年後にはこの林道は崩落だらけで廃道になってしまうのか? 林道の復旧何とかならないのだろうか? 出発から1時間半で易老渡の登山口に到着。易老渡から登山道に入る。最初からジグザグ道が続く。体中から汗が噴き出る。途中、面平で呼吸を整えるが、そのあとも急登が続く。 1200mあたりで山桜とヤシオつつじの群生に出会う。一時疲れが和らぐ。1800mあたりから残雪が現れる。低い気温でないので雪はグサグサ、そのままツボ足で進む。入山者が多いためトレースはしっかりあって歩きやすい。でも長〜い尾根道は続く。だいぶ精神的にへこたれた頃、易老岳の分岐に到着。身体の疲れ具合や明日以降の天候を考え、この日は光岳小屋まで行くことをあきらめて、ここ易老岳周辺の樹林帯にテントを張り、ここをベースにして明日は光岳往復して翌日同じコースを下山することに決める。?
4/29?曇り・ガス(光岳アタック) 昨日は尾根を登る途中、雪の聖岳を見ることができた。今日は朝からどんより曇り空。ガスがかかり山頂からの景色は期待できそうにない。最小限の荷をもってベースキャンプを後にする。積雪は1m以上はありだろう。昨日もそうだったようにトレースがしっかりついているので時々膝まで潜るものの歩きやすい雪道だった。三吉平までの樹林帯を下って、そこから稜線を巻きながら登り、光岳小屋に到着。そこから稜線上を登り切って光岳山頂。予想通り山頂はガスのため視界が悪い。登頂の達成感はあるものの少々残念な気分。戻りは小屋で小休止して、きた道を戻る。?
4/30?雨ガスのち曇り(下山) 夜中に木々が揺れるような強風とテントを叩きつけるような雨で何度も目が覚める。こんな天候で下山できるのか? 心配な気持ちで朝を迎える。運よく朝になると雨脚が弱まる。簡単な朝食のあと早々にびしょ濡れのテントをたたむ。荷全体が濡れているため、ザックの重さが入山時と変わらない気がする。それでも下山は足取りが早い。昨夜は雪でなく雨だったので出発時もさほど寒さは感じられず、私はズボンを脱いで下着の上に直接雨具のズボンをはいて行動した。寒くはないと言っても稜線付近は十分な積雪量。ところどころ雪が凍っていたため、アイゼンを装着してベースキャンプ地を後にする。アイゼンを外したあたりから雨もやみ、雨具をしまう。標高が下がるごとに額に汗がわいてくる。重いザックが肩に食い込み、膝が悲鳴をあげた頃ようやく易老渡に到着。林道崩壊のトラバースはフラフラ状態で通過。駐車場に着くと、20kgのザックからの解放されることと、もう歩かなくていいことで「着いた〜」の悲鳴のような叫び。ともに三人固く握手を交わした。バッテリーが上がってしまい、1,5km先の北又渡ダムの事務所まで救助要請。など最後まで気を許せない山行でしたが、久々に思い出の残るGWを過ごすことができました。

4/28-29  北八ヶ岳 記:「ともさん」
北横岳ヒュッテで 蓼科山と北アルプス 北横岳山頂 縞枯山〜展望台への道
七合目鳥居 将軍平への登り 蓼科山頂 天狗の露地
<メンバー> 「ともさん」、他3
<28日>快晴
活動時間5時間10分(休憩込み)活動距離6.7km高低差248m累積標高+636m/?635m
藤岡市役所6:30ーピラタスロープウエーP9:15ー坪庭出発10:15ー北横岳ヒュッテ11:00ー北横岳南峰11:25ー北峰11:35/12:20ー縞枯山荘13:15ー縞枯山展望台14:00ー縞枯山荘15:30
足の友達の立案で大山を計画したが天気が悪い予報でキャンセルになってしまった。10連休でもあるし一泊くらいはしたい。急の変更なので無理のない安全なちょっと遠出できたかなという思いができて、展望が期待できる北八ヶ岳に決めた。北横岳はまだ行ったことがなかったこと、三角屋根の縞枯山荘に泊まってみたいなと思っていて予約ができた。 6時半藤岡市役所集合、内山峠経由で途中渋滞もなく長野県に入ってから桜の花を眺めながらピラタスロープウエー駐車場に到着。持って行くものを選別し身仕度整えてロープウエーに乗り込む。持ってきたピッケルワカンは置いて行った。切符売り場に?7度の案内があったが坪庭に着くと冷たい風はあるものの寒さは感じられない。太陽の日差しが強く歩き出してすぐに暑くなり薄着になった。坪庭の遊歩道から登山道に入ると雪道で所々凍ってはいるがアイゼンは付けずに山頂まで行けた。山頂では子連れの登山者が多く驚く。小学生幼児背負子で背負うような小さい子までいた。天気は最高で360度の展望。左から近くに赤岳阿弥陀、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、北アルプス、妙高火打、浅間山、谷川連峰、空には見たことのない彩雲の帯が広がり(写真右上)歓声が上がっていた。景色を楽しみながらお昼タイム。やっぱり美味しいのでついつい食べ過ぎてしまう。下山はアイゼンを付けて来た道を戻る。 三ツ岳方面を考えていたが「岩峰が続くので経験者のみ」と看板があったので夏道でも行ったことなかったので無理せずパス。縞枯山荘に着き荷物を預けて軽くして縞枯山へ向かう。五辻への周回は雪が降ったばかりで人が入っていないのでトレースがないですよと小屋の奥さんから聞き行けるところまで、足のお友達は茶臼まで行きたかったようですが時間を考えて展望台で折り返した。帰り縞枯山頂で京都から来たという同宿の賑やかな女性5人のグループと会った。小屋に着いてからいつもならビールで乾杯というところだが寒くてその気になれない。夕飯まで部屋の布団にくるまり過ごす。食事は品数が多くてとても美味しかった。宿泊者は20名。幼児の子連れの家族もいてここでも驚いた。夜中寒い思いをせず熟睡できてよかった。

<29日>
活動時間5時間10分(休憩込み)活動距離6.4km高低差709m累積標高+782m/?773m

ピラタスロープウエー8:00ーゴンドラ駅9:10ー登山口9:25ー七合目鳥居9:50ー蓼科山荘11:25/40ー山頂12:10/30ー蓼科山荘13:10ー登山口14:10ーゴンドラ駅14:35
朝起きるとガスがかかり風も強く吹いている。ロープウエー運行は8時。今日の活動予定を相談。蓼科山の七合目までまだ車は入れないがゴンドラは運行しているらしい。とりあえず行くだけ行ってまた考えようということでゴンドラ乗り場へ向かった。ガスも上がってきて晴れ間も出て来てるが雲の流れが早く強風は覚悟しなくては…ゴンドラが動いている様子なくどうしようかと思っていたら一基飛び出して行った。準備をしてゴンドラに乗り登山口へ降りた。1キロほど歩て七合目の鳥居につくと車が5台ほど停まっていた。下山して来た人がいてここに停めてるとゲートは開けて入って来たそうだ。風が強く将軍平でみんな引き返してると話していたが、とりあえず行けるところまで行こうと歩き出す。トレランの半ズボンの運動靴のお兄さんにあっという間に抜かされていく。あの格好で大丈夫か?昨日より気温も低いので凍っているが足場を決めて将軍平までアイゼンを履かずに登る。振り返り景色を眺めて、断念したというトレランのお兄さんとすれ違い、何箇所かの急登を経てひたすら登りの登山道を約2時間かけて小屋に到着。風も幾分収まりガスも切れたりかかったり。ここからはアイゼンを付けて行ってくださいと小屋番さんに声をかけられて装着して出発。山頂までは45度くらいあるのではというくらいの急登で苦しい苦しい登りだった。森林限界を越えると斜面が露わになり怖い。山頂は広い台地状で岩がゴロゴロしていてアイゼンを履いているので思うように歩けない。風も思っていたほど強くはなかった。写真を撮り早々に下山。急斜面を慎重に降りて森林に入った平らなところでお昼にした。行き通過した岩の天狗の露地に立ち寄り景色を眺め、ほどなく七合目に着いた。二日間で快晴の春山と冬の春山を体験することができ、一日は素晴らしい展望に恵まれたので満足の山行だった。帰りも藤岡まで一般道で渋滞に合わず帰ることができた。

4/28  天狗岩〜烏帽子岳 記:「さとう」
烏帽子岳にて 両側が切れた岩稜 珍しい彩雲 天狗岩
ミツバツツジ 主役のハシリドコロ ヒカゲツツジ ニリンソウ
<メンバー> 「ひなぎく」、「みつまん」、「こなっち1」、「こなっち2」、「きたや」、「さとう」                               
<行動記録> 小山5:30-天狗岩登山口7:45/8:00-(トラバースルート)-烏帽子岳10:20/50-マル11:10-(岩稜コース)-シラケ山12:35-天狗岩13:10-避難小屋13:40-駐車場14:00                                   
<内容> 連休の好天日を選び、西上州の赤ヤシオを見に行く。去年は7〜10日速かったが今年はどーか? 駐車場から、はるか上部の岩峰にヤシオの姿が確認され、今日は期待できるかも・・・整備された沢沿いのルートを辿り避難小屋へ。往路は烏帽子岳へのトラバースルートを選ぶ。天狗との分岐を見やりカラマツ林を快適に西へ。足元に落ちた花びらが見られ、随所に満開のヤシオが確認される。 この山域は人工林が少なく実に気持ちが良い。岩稜ルートと合流すれば やがてマルと烏帽子の分岐に到着。烏帽子の山頂に登山客が確認される。トラバースをして僅かで岩峰の基部へ。落石に気を使いトラロープの助けを借り展望の良い山頂です。先客は数人、全周囲の展望が欲しいままに。 富士の頭、浅間をはじめ、後立山連峰、谷川、越後方面、西上州特有のゴツゴツした岩峰群、風も弱く暑くも無く最高です。展望を楽しんだあと岩峰の下りにかかる。下りには細心の注意をはらい慎重に降りる。特に落石には要注意だ。ヤシオを楽しみながら鞍部まで降り急登僅かでマルの山頂だ。帰りのルートは岩稜を選ぶ。稜線を僅かで分岐を左に降り岩混じりの痩せ尾根の始まり。ルート取りに注意をはらいながら、適期のヤシオを鑑賞しつつ岩稜歩きを楽しむ。常に展望が良いのが何よりだ。天空には何と彩雲が、初めてみた気がする。アップダウンを繰り返し、奇妙な名前のシラケ山に着。目指す天狗岩方面が近くなってきた。一般客があまり歩かない岩稜ルートをたどり最後のピーク天狗岩です。展望台で景観とヤシオを楽しんだあと下山にかかる。急坂を僅かで鞍部へ、尾根と別れカラマツ林をジグを切りながら沢筋を降りる。一帯はニリンソウの群生地なのだが、時期が早いのか、僅かに気配を感じる程度で残念でした。花で主役だったのはハシリドコロでした。適期のヤシオ鑑賞の余韻をかんじ沢のせせらぎを聞きながら僅かで駐車場に到着です。林道を僅かに下り、やまびこ荘の湯に浸かり帰路につきました。  

4/21  大杉岳 記:「はしだ」
<メンバー> CL「はしだ」、「まちこ」、<「しのはら」>、「いしさか」、「ありさか」
<詳細報告>20日の夜は七入から先の御池までの道はゲートで閉鎖されていたので、檜枝岐の新し くできた道の駅に泊。21日朝七入より歩き始める、例年よりかなり雪は多い、5Hか かり山頂着。スノーシューの「ありさか」さんは沈む雪に苦労、15分遅れで着。滑りもグズグ ズの雪に苦戦したが下部はまあまあで少し楽しめた。誰にも会わず熊の足跡が縦横に ついている雪山でした。

4/20  三つ岩岳 記:「みつまん」
岩場の登り 賑やかな山頂 山頂にて 枯葉の残る枝にアカヤシオ
<メンバー> CL「さとう」、「ともさん」、「ひなぎく」、「やまぐち」、「たかはし」、「みつまん」 <天気>晴れ。
<ルート数値>距離 3.1Km 累積標高 +510m,-510m 所要時間 3時間25分(休憩込)
<行程>
三つ岩岳登山口8:30 -9:15南西鞍部9:25 - 10:15三つ岩岳山頂10:20 - 10:30山頂南分岐10:50 - 11:55三つ岩岳登山口
<詳細報告>
西上州三つ岩岳へアカヤシオを見に行った。6時出発、田沼で「ともさん」と合流、8時過ぎにダム下の駐車場に到着した。すでに満車状態だったが何とか登山口前に1台分の空きを見つけることができた。歩き始めるとすぐ小さな花を付けたユリワサビと2種類のネコノメソウに迎えられる。比較的歩きやすい山道を45分で稜線に出た。南西鞍部と呼ばれる場所だ。今日は山頂ではゆっくり休めないので早速エネルギー補給タイムとする。山頂部にアカヤシオは見えているが例年より少なそうだという。鞍部から岩場をいくつか登り山頂近くにでると、花は増えたがまだまだ蕾も多い。不思議な事に昨年の枯れ葉が落ちずに残っている木が多い。理由は不明だがこれではアカヤシオの魅力が減退する。
狭い山頂は登山者で一杯だった。山頂では休めないので分岐まで戻りその近くで大休止とする。そこからいくつかの小ピークを経て一気に急な下りに突入した。最初は掴まる木があるが、植林地に入ると掴まる木が少なくなるが急傾斜は続く。ストックでなんとかバランスをとってジグザグに下った。竜王大権現を過ぎても急傾斜は続く。最後にトラロープが連続して登場して、まもなく登山口に戻った。そこで登りでは気付かなかったヒトリシズカを見ることができた。
登山口では車は路側帯にも駐車していた。マイクロバスも駐まっていて本当に人気の山であることが分かる。ここのルートは岩場はあるがしっかりとホールドがあるので歩きやすく、距離も短い。そしてなによりも素晴らしいアカヤシオを見ることができるのが人気の理由だろう。花の見頃を見極めるのは難しい。今回は見頃には少し早かったが次回に期待したいと思う。
下山後は上野村のやまびこ荘で汗を流して、道の駅で蕎麦で腹ごしらえしてから帰路についた。渋滞に会うことは無く、車中は女性4人で誠に賑やか。眠気も打破してくれ、無事戻ることができた。

4/20  笠丸山(上野村) 記:「こなっち1」
笠丸山岩峰とヤシオ 山頂から両神山 山頂から草津,志賀方面 山頂からヤシオと秩父山地
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)   天候:晴、日帰り周回 (3時間10分 休憩含) 累積標高差409m、累積歩行距離3.4km
<行程>9;20住居附(すもうずく)新高畑橋駐車場−10;05地蔵峠−10:50笠丸山々頂11:20−(東峰)−12:20石灯籠−12:30新高畑橋駐車場
<詳細報告> 赤ヤシオ観賞目当ての山行、上野村笠丸山に出掛けた。林道住居附線の笠丸トンネルは開通しており、登山口傍駐車場には問題なくアクセス出来た。反時計回りで沢沿いのルートを詰め、左側が切れ落ちたトラバースを通過し45分程で稜線の地蔵峠に出た。細尾根を進むと、赤ヤシオ越に笠丸山の岩峰が見渡せ、さらに急登し10人程の団体さんとすれ違い山頂に到着した。休憩していると、新潟からの8人のパーティーがやって来て、さほど広くない山頂は賑わってきた。ヤシオは3〜4部咲きといったところで、まだツボミが多かったが、両神山、まだ雪の被った八ヶ岳、草津と志賀、秩父、西上州の山なみなど360°の展望を楽しみ、東峰経由で下山した。ヤシオはまだ尚早ではあったが、穏やかな晴天下、好展望の春山を楽しめた

4/14  月山(品倉尾根) 記:「はしだ」
<メンバー> CL「はしだ」、「まちこ」、「おおむら」、「いしさか」、<「しのはら」>、「たらちゃん」
<報告> 13日の夜は誰もいない湯殿山スキー場のパーキングにて前夜祭、相変わらずの「おおむら」 節。
14日7:30迎えのタクシーに乗って姥沢に向かう、今回初めてのタクシー会社 で大失敗、40分で2万円の大出費。8:30リフトに乗り柴灯森に向かう、蟻の月山 詣での様相でガイドツアーのスキーグループや登山者が列をなしていた。今年の月山 の積雪量は意外にも過去に経験がない程の多雪、おかげで充分に滑りを楽しめた。1 3:40パーキング着。次年度からは志津の送迎サービスありの旅館泊にしようと思 う。

4/14  仙人ヶ岳 記:「ともさん」
アカヤシオ 満開のアカヤシオ 山頂 ダム下の桜
<メンバー> 「ともさん」 、他1
<ルート数値>距離8.6km高低差453m累積標高+940m/−918m
<行程>登山口9:15-仙人ヶ岳10:50-知ノ岳11:40-猪子山12:40-登山口13:50
<報告> 岩切登山口〜仙人ヶ岳〜猪子峠周回です。 稜線上は東尾根分岐までずっとヤシオトンネルでした。花目は少ないですが楽しめました。 この時期は赤雪山周回よりこちらの周回おすすめします!!

4/13  毛無岩(南牧) 記:「みつまん」
沢ルートだが沢は余り歩かない 雪のある細尾根を登る 毛無岩への尾根 山頂。後ろは浅間
<メンバー> CL「さとう」、「みつまん」 <天気>晴れ。
<ルート数値>距離 7.5Km 累積標高 +900m,-900m 所要時間 7時間20分(休憩込)
<行程> 駐車地8:45 -毛無岩登山口8:50 - 作業小屋下10:00 - 10:25大岩分岐10:30 - 相沢越11:35 - 12:40毛無岩山頂12:50 - 東のコル13:35 - トラバース道分岐13:50 - 展望岩14:13 - 赤松の休場15:18 - 沢に下りる15:35 - 16:05駐車地
<詳細報告> 昨年末、「こなっち」さん夫妻が行った毛無岩に「さとう」さんが行くというので参加させてもらった。「こなっち」さん夫妻とは逆ルートで、沢コースで登り尾根コースで下山するルートだ。1日前に雪が降ったようなので心配したが、「さとう」さんが代替計画は用意して、とにかく登山口まで行ってみようということで決まった。 道場の神社手前の狭い道はカーブ鋭く何回もハンドルを切り直さないと曲がれなかった。帰宅後調べると迂回路があるようだ。神社先の林道が広くなった場所に駐車。周辺に雪はなく計画通りに山行実行と決まった。
少し進むと浄水場がありその先に「登山口」がある。最初は右岸を進む。右下に石堤が見える。一端、左岸に渡ってその奥の石堤を巻く。その先で滝を見て左岸に登る。そこは歩きやすい山道なのだが、所々でザレていて緊張する。沢に下りて左岸に移ると「前橋山遊会 毛無岩→」の標識がある。しかし、踏跡は直進が濃い。直進して沢に沿って廻り込むと右上(左岸)に作業小屋が見えた。標識の指示する道はこの小屋を目指しているようだ。小屋下から20分ぐらいで大岩の鎮座する出合が見えてくる。大岩の横に標識が見える。少し休憩してエネルギー補給した。その出合までも所々に数センチぐらいの雪があったが、標高を上げていくと次第に雪の量は増えていった。歩行困難という程ではないのだが踏跡を隠すには十分な雪だった。目を凝らしてテープを追いながら登って行った。基本的には沢の右側(左岸)を登って行く。
稜線に到着。相沢越という地点らしい。稜線にはしっかりと雪が残っていた。10〜15センチぐらいか。そこからは東のピークへ少し北に廻り込んで登るのだが、踏跡は全く見えない。積雪のある急な斜面を「さとう」さんについて登る。ピークに着いたところで、持参していたチェーンスパイクを装着した。そのピークから山頂までは急な極細尾根が続く。灌木や木の根に掴まりながら登るが、ホールドのない場所では這った。高所恐怖症の私は右下も左下も見ず、ただ足元、手元を見るだけだ。なんとか山頂に到着。狭い山頂にはボルトで岩に固定した山名板があった。今日は素晴らしい晴天で、春としては最高の見通しの良さだ。八ヶ岳・浅間山(写真左上)が真っ白だった。眺望を楽しむのは早々に切り上げて下山開始。下山は登り以上に厳しかった。東のコルまでは灌木に掴まって足元を確認しながら下る。コルから折り返すように南西に樹林帯をトラバースする。下山尾根に乗ってから少し休んでエネルギー補給。私はそこでチェーンスパイクを外した。尾根の下山は難しい。普通は尾根の分岐を間違えやすいので難しいと言われるが、この尾根では分岐には大岩が鎮座しているので(写真右上)一層難しくなる。沢では目立ったテープも尾根では数が少ないように感じた。展望台の岩は登って眺望を楽しむ前に巻道に入ってしまった。その下の大岩では右への巻道に気付かずに直進して、急傾斜を巻道に下るハメになった。その下の大岩では右の尾根に入りそうになった。赤松の休場まで下ってきた。そこから東の沢に下りるまでは20分弱なのだが、とにかく急傾斜のジグザグだ。必至にストックでバランスを取りながら、ザレに足を滑らさないように神経をすり減らして下った。沢に下りてからもルートには苦労したが、最後は草地を登って、駐車地の林道に戻った。
下山後は星尾温泉で汗を流した。古民家を改造した温泉で、狭くて設備は整っていないが、木製の風呂は趣がある。帰路では渋滞に会う事はなかった。
今回の山行は、私にとって最も神経をすり減らした山行だったと思う。安蘇の尾根を歩いていても、急な斜面、細尾根、岩場、ザレ場などの悪場は多いが、今回ほど長時間それが続くことはなかった。おまけに雪がそれに加勢した。多分、この山を再訪することは無いと思うがいい経験をさせてもらったと思う。
また、今回チェーンスパイクを持参したのは大正解だった。足元のおぼつかない私にとって大きな支えになった。ただ、雪と落葉がチェーンにダマとなり度々落としてやらねばならなかったが。

4/9  高萩横根山・土岳 記:「みつまん」
イワウチワの大群落 横根山山頂 満開のさくら公園 七つ石から太平洋を望む
<メンバー> CL「あんまん」、「すぎと」、「みつまん」 <天気>晴れ。寒の戻りで寒かった。風あり。
<ルート数値>(横根山) 距離 4.0Km 累積標高 +720m,-720m 所要時間 3時間15分(休憩込)  
          (土岳)  距離 3.5Km 累積標高 +420m,-420m 所要時間 2時間30分(休憩込)
<行程> 7:45さくら公園7:55 -(北東尾根)- 380mピーク9:10 - 9:25 横根山 9:50 - 380mピーク10:02 -(北尾根)- 10:40さくら公園11:00-(車移動)- 土岳登山口11:20 - 12:15七つ石 - 12:25 土岳 12:55 - 13:50登山口
<詳細報告>
2年前に横根山から都室山へ縦走したが、今回は横根山だけにして、近くの土岳を登ることにした。 高萩までは自動車道利用で、小山から2時間もかからずにさくら公園に到着。桜が満開だった。花貫川に沿って少し下って北東尾根に取付く。急な尾根を5分も登るとイワウチワが咲いていた。しかし、最初は序の口で、小ピークを越して標高250m辺りからイワウチワの饗宴が始まる。花は半日陰を好むようで北側の斜面に多く咲いている。所々に、カメラマンの踏跡が北斜面に入り込んでいる。イワウチワは花の色が薄ピンクで可憐だ。前回同様、多くの写真を撮った。標高350mを過ぎると花はおしまい。山頂は反射板、三角点があるが変哲も無いもので眺望も良くない。エネルギー補給して下り始めた。今回は380mピークから北尾根を下った。踏跡が薄いのではないかと想像していたが、笹苅もされている、しっかりとした山道だった。ただ、北東尾根以上の急傾斜だ。2日前の仙人が岳からキャンプ場に下る急傾斜では何度も滑りそうになったが、こちらは土質が登山靴に合うのか滑ることはなかった。北尾根にもイワウチワは咲いていたが、北東尾根よりは少なく、小ぶりだった。女性単独ハイカーが写真を撮っていた。話を聞くと北尾根を登ってきたらしい。たしかに事前調査をしておかないと北尾根に入り込んでしまう。北東尾根の方がイワウチワは多いですよと教えてあげた。さくら公園に下山。見事な桜を楽しんだ。 車で5分ぐらいで土岳登山口がある駐車場に着いた。こちらのイワウチワはごく狭い範囲に咲いているだけだ。1時間弱で七つ石に到着。ダム湖、太平洋が眺められた。そこから10分で山頂に着いた。山頂はとにかく広く、芝生が広がっている(右上写真)。鉄の展望台もある。大休止して下山開始。登山口近くまで戻ると、登りでは気がつかなかったがイチリンソウが咲いていた。 インター近くで風呂に入って帰路についた。

4/7  沼津アルプス 記:「こなっち1」
三島スカイウォークから沼津アルプス 徳倉山下から奥駿河 さざなみ展望台から鷲頭山 鷲頭山々頂
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)   天候:晴、日帰り縦走 (5時間30分 休憩含) 累積標高差562m、累積歩行距離5.4km
<行程>8;40八重坂バス停−8;47八重坂登山口−9:13横山−10:00徳倉山−10:50志下坂峠−11:05志下山−12:00鷲頭山12:40−13:40多比口峠−14:10多比バス停
<詳細報告> 以前新聞の片隅に掲載されていた名前に惹かれ、沼津アルプスに立ち寄ってみた。沼津駅に車をデポしバスを使い八重坂で下車し登山口まで200m程、シャガの花、山桜、ヤマブキ、タチツボスミレが至る所で見られ、小鳥の声も賑やかで、山全体が新緑で柔らかい。横山、徳倉山、志下山などアップダウンを繰り返し、所々で奥駿河の海が見渡せるが、残念ながら富士山は空の色と区別できない程霞んでしまっていた。鷲頭山から多比口峠に至る痩せ尾根にはウバメガシの木が綺麗に群生しており、峠から30分程でバス停に到着、運良く待ち時間無しでバスに乗れた。春の低山、海、桜(右写真)、新緑を楽しめた。 


4/7  黒斑山 記:「さとう」
車坂山を過ぎた展望地 避雷小屋は使えます 鎗のサヤで眼前に浅間 展望と別れ中コースへ
<メンバー> 「ともさん」、(「りょうへい」)、「さとう」                               
<行動記録>  小山6:30-車坂峠駐車場9:45-避雷小屋11:25-槍ケ鞘(サヤ)11:30-黒斑山頂12:00/12:30-中コース分岐12:58-駐車場13:50-小山17:30                                      <内容> リハビリ&雪山体験山行。当初上越方面を計画も、数日前に可なりの降雪があったらしい為、無難な浅間山外輪の黒斑山に変更した。車坂峠直下まで路肩に雪が無く心配されたが、さすが2,000mの標高になると、それなりの雪が出て一安心。天候も気がかりだが、何とかなりそうな空模様のなか出発。トレースが固く締まりカンジキは置いて表コースより入山、先ずはつぼ足の練習、中間よりアイゼンを着ける。槍ケ鞘まで上がれば眼前には浅間の雄姿が、だが雪が少なく迫力が今一だ。今シーズンは何処の山も同じ様に少ないようだ。トーミの頭を過ぎ、右側の崖を避け樹林帯を行くルートを辿ればやがて山頂に到着(右写真)、今日の登山客は意外と少ない。ほどほどの景観が得られたのは幸いでした。山頂でオシルコなどを作ってノンビリしたあと下山開始、初めての中コースを選ぶ。沢沿いの樹林帯をゆくコースは展望は無いが起伏が少なく楽である。天候も残雪もまずまずで目的が果たせ、高峰高原ホテルの湯に浸かり、道中の満開の桜を鑑賞しながら帰路につきました。


4/7  赤雪山〜仙人ヶ岳 記:「みつまん」
アカヤシオの少ない尾根を登る 蕾が多かった 仙人ヶ岳山頂 キャンプ場に下山。サクラ満開。
<メンバー> 「きたや」、「たむら」、「ながさわ」、「みつまん」   天候:晴れ
<ルート数値>距離 9.0Km 累積標高 +930m,-930m 所要時間 5時間15分(休憩込)
<行程> 駐車地8:00 - 赤雪登山口8:05 - 9:05 赤雪山 9:15 - 皆沢分岐 9:35 - 穴切分岐 9:55 - 三角山(623ピーク)10:45 - 11:15 仙人ヶ岳 11:55 - 561mピーク 12:25 - 12:50 林道終点 - キャンプ場 13:05 - 13:15 駐車地
<詳細報告> 佐野駅前で「ながさわ」さんと合流して馬打峠経由で松田ダムへ向かう。キャンプ場正面の展望台の駐車場に駐めた。登山口から。491m地点までは植林地内を登る。急傾斜部分はジグザグにそうでない部分はまっすぐ山道ができている。491地点で最初の小休止。そこからは自然林の緩やかな尾根を進む。標高500mを越した辺りにアカヤシオが少し咲いていた。赤雪山山頂では少しエネルギー補給。585m地点を過ぎた頃からアカヤシオが見られた。だが、花が少ない。蕾が多い。この数日、寒さが戻っているがその為に開花が遅れているのかも知れない。見頃ならば、ピークが来る度にアカヤシオに感激するのだが、今年は少し寂しい。花の見頃を捉えて山に行くのは難しいものだ。昨年は4/8だったが遅過ぎて、今年は早すぎた。仙人ヶ岳で休んでいると大勢のハイカーがやって来た。てっきりツアー客だと思っていたが、「足利クリーンハイキング」だという。下山中にも後続隊に出会った。SUBARUが中心になって活動しているらしい。仙人ヶ岳の尾根ではアカヤシオは少ないが見頃だった。561m地点から松田ダムへの急降下が始まる。何度も滑りそうになるが、木に掴まったりしながらなんとか林道まで下りてきた。荒れた林道を下って、キャンプ場にでるとそこは桜が満開だった。今年は垂れ桜の開花が早いのでソメイヨシノと一緒に花見が楽しめる。そういえば、山中では山桜も咲いていた。それなのにアカヤシオはまだだったのは不思議だ。 下山後は地蔵の湯で汗を流して帰路につく。
今回の山行は元気なメンバーに囲まれて付いていくのがやっとでした。とりわけ下りでは離されてしまった。それで、下山後の筋肉痛が心配されたが、下山後のストレッチ、風呂での水による冷やしが奏功したのか筋肉痛にはならなかった。今後も続けていこう。
帰宅後、写真を整理しようとしたら驚いた。どの写真も白っぽいのだ。最近のデジカメはシャッターを押すだけでそれなりに撮れるので無頓着になりすぎるようだ。山中でももっと注意しなくてはと大いに反省した


4/1  尾出山 記:「みつまん」
鉄塔南西尾根に取付く 大岩が続く カレ場を這い上る 尾出山山頂
<メンバー> CL「さとう」、「くりさん」、「きたや」、「みつまん」   天候:晴れ(朝寒い、尾根で多少風あり)
<ルート数値>距離 9.52Km 累積標高 +1,100m,-1,100m 所要時間 8時間20分(休憩込)
<行程>駐車地7:40 - 8:50 188鉄塔 9:05 - 10:40 標高669m地点 10:45 - 11:00 標高700mピーク 11:15 - 11:50 尾出山下 12:05 - 12:40 尾出山 13:05 - 14:45 高原山 14:50 - 15:27 186鉄塔 15:32 - 16:00 駐車地
<詳細報告> このルートは2013年12月に歩いているのだが、岩場で苦労したこととガレ場の登りで落石の恐怖を味わったことが強く印象に残っている。
永野の最奥部与州の寺沢橋で左の林道に入り、しばらく進んで、広くなった路側帯に駐車した。少し戻って東電巡視路に入るのだが、倒木がひどくて前に進めない。右上に林道らしきものが見えるので倒木を越えて林道に登る。そこは使われなくなった林道だった。林道を最後まで上って、急傾斜地を這うようにして鉄塔から南西に延びる尾根に取付いた。尾根は急傾斜だったが、すぐ緩やかになって鉄塔に着いた。小休止。
そこからは岩場の連続だ。まっすぐ取付いた岩、廻り込んでから登った岩、少し登ってからトラバース気味に廻り込んだ岩、岩は様々だ。リーダーの後に精一杯付いていく。私は、岩の上は比較的良いのだが、足元が不安定な場所になるととたんにペースが落ちてしまう。だからホールドが少なくて、足元の安定しないトラバースは苦手だ。この尾根は完全なバリエーションルートで自分でルートを見つけなくてはならない。地図読みより細かいレベルでのルートファインディング能力が問われる。それは経験で養うしかないのだろう。私がこのような岩場をスイスイと進める日はやってくるのだろうか。
標高669地点の手前で左下に新しい林道が見えてきた。2013年にはなかったものだ。GoogleMapの写真で尾出山南東に大きな伐採状態が見られたが、それに関連する林道のようだ。標高700mピークで、陽だまりに移動して大休止。今日は強くはないが冷たい風が吹いていて陽だまりがありがたい。
尾出山の南東のコルに到着。そのすぐ下に伐採場があり作業道も見えた。万一の場合はそこに下りてエスケープできそうだ。コルからは急な尾根を登ると岩場がある。その岩を右寄りに登るとその上はかつて落石の恐怖を経験したガレ場となる。厚い落葉の下には浮いた石が積み重なっている。足位置を確認しながら慎重に這い上った。
無事、尾出山に到着。アカヤシオにはまだまだ早い(南東尾根で1本だけ咲いていた)。大休止後、尾出峠に下る。伐採は峠のすぐ東まで進んでいた。そこから高原山を経由して下山。185鉄塔からの巡視路の下りは長く、疲れている脚に堪えた。特に昨年ケガした右足首は疲れがたまっているようだった。無事下山。途中、蕎麦を食べて帰路につく。翌朝、筋肉痛は免れたが(帰宅後のストレッチ・マッサージの成果かも知れない)、右足首には少し痛みが残っていた。


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