<メンバー>かすかわ
<概要>年ぶりの北アルプス稜線歩きは天気に恵まれ、山行の1ページに刻まれた。最終日は嵐で鹿島槍ヶ岳は断念して下山した。
<記録>9/6日 晴時々曇時々雨
針ノ木岳登山口6:09 – 大沢小屋7:32 – 針ノ木小屋 11:15 – 11:50蓮華岳12:50 – 針ノ木小屋14:00
所要時間7:20 距離8.1キロ 累計高度1543m -428m
9/7日快晴
針ノ木小屋6:25 – 赤沢岳9:35 – 種池山荘12:59 – 冷池山荘15:29
所要時間9:04 距離13キロ 累計高度 1372m -1487m
9/8日嵐
冷池山荘6:53 種池山荘8:31登山口10:53
所要時間4:00 距離7.5キロ 累計高度373m -1429m
<詳細報告>
9/6日 晴れ時々曇時々雨
パンデミックになる前、東京オリンピックが終わったら、休みをもらって、グリンデルワルトやラウターブルンネンに行って、ベルナーオーバーラント地方をトレッキングしようと、お金を貯めていたが、仕事は無くなり、一年半も会社を休んでる今、北アルプスの縦走に挑戦してみた。
佐藤さんと長岡さんと行った穂高縦走以来である。あの時に比べると、体は硬くなり股は開かなくなっている。
9月に入り急に寒くなり、暑さ対策から寒さ対策に切り替えて準備した。
前日の21時に大町温泉郷に着く。ワインを飲んで、少しのパンを食べて車中泊。熟睡できた。朝六時予定通り扇沢を出発。食欲はなく、左の穴からだけ鼻水が止まらない。ゆっくり休みながらチビチビと(何回休んだが分からない)。こんな重いザックも久しぶり。
2時間半で針ノ木雪渓が現れる。雪渓は崩れかけているので、高巻きのルートで指示されていた。このルートが危険であった。
道は薄くルートが分かりずらく砂利道と岩場は滑ったら雪渓の谷底に落ちる。ピンクのリボンに助けられ(山小屋の人に感謝)なんとか針ノ木小屋到着。この頃には鼻水も止まり体の調子も良くなっていた。ワインの飲み過ぎだったのか?
荷物をおいて蓮華岳を往復。気持ちの良い稜線歩き。明日の目的地種池山荘が見えた
小屋は感染対策を徹底していた。私も掛け布団カバーと枕カバーを持ってきた。食事中は会話禁止。食後は談話室入室禁止。百瀬慎太郎の本を借りて、部屋に行くが、入口の所に付いている灯りは本を読むには余りに暗すぎる。広い部屋には私と1組のカップルだけだったので、邪魔しないよう、しかたなく18時に寝た。
9/7日 快晴
今日は長いコースであるが、時間的に余裕があるので、6時半に出た。体も昨日よりはるかに調子よかった。天気は無風で暖かく稜線歩きには最適であった。針ノ木岳スバリ岳赤沢岳鳴沢岳と連続する登下降はきつかった。それでも、頂上に着くと、左には裏銀座の山々、黒部湖、立山、剱雲1つかからず見え。右には関東平野まで続く雲海。正面は白馬岳までハッキリ見える。明日は午後から雨予報なので、明朝早い内に鹿島槍に登れるよう鳴沢岳山頂から冷池山荘に変更してもらうため電話した。
種池山荘には予定より早く着いた。そこにはNHKのテレビロケの撮影隊が50人いた。
撮影隊を追い越し、爺ヶ岳を目指す。途中誰かに追い越されたので道を譲ってやった。「監督、ここで良いですか?」と叫んでるので、「撮影の邪魔ですか?」と尋ねると笑顔で「ぜんぜん」と言ってくれた。その人は工藤夕貴であった。そのあとも女優さんがいたので、女優さんとだけ挨拶を交わした。その後、爺ヶ岳を経由して、冷池山荘に15時半頃着いた。
こちらも感染対策徹底していた。今日の宿は一般客4名と、ロケ隊50名で非常に賑やかだった。部屋は狭い部屋に3名で明日の天気の心配をした。目標の山はあと一つ、鹿島槍ヶ岳。
9/8 嵐
夜中目が覚めるとヒューヒューと風の音がする。朝明るくなると、もう雨が降っている風も吹いている。1日だけの雨だったら連泊しても良かったが、明日も保証がないので、迷わず下山することに決めた。となりで寝ていた方は、福岡から飛行機で来ていたので、昨日から非常に悩んでいた。結局連泊した。
朝6時から撮影している所を邪魔しないよう、小屋を出た。爺ヶ岳に登っていくと雨も風もますます強くなってきた。種池山荘までに6羽のライチョウが、登山道を元気に歩いていた。ハイマツの下に隠れることもなく。テント泊の勇者達は、ライチョウのようにこの嵐の中、五竜岳や、針ノ木岳に向かっていった。









