2021.06.12 社山(足尾から)

<メンバー>CLさとう、みつまん(報告)
<概要>足尾側から社山に上った。南尾根で登り、久蔵林道を下った。南尾根は歩きやすかったが、久蔵林道は崩落がひどく、大いに疲れた。

<天気>晴れ
<ルート数値>距離 15.0Km 累積標高 +1,260m,-1,260m 所要時間 8時間20分 (休憩込)
<行程>銅親水公園 6:55 – 久蔵分岐7:11 – 南尾根取付7:25 – 九蔵雨量観測所8:05 – (1182m三角点)8:45 – (1568北崩落地)10;05 – 10:50社山11:10 – 11:57阿世潟峠12:02 – 12:50林道終点12:57 – 足倉沢出会14:08 – 久蔵分岐15:00 – 15:15駐車場

<詳細報告>足尾側から社山に登った。先月、ウッチーさんが赤倉山・半月山・社山・南尾根と周回している。私たちの体力ではそのルートは厳しすぎるので、南尾根を登り、久蔵林道を下ることにした。1週間前に山行予定だったが、雨の増水を懸念して中止した計画の復活である。心配だったのは久蔵林道の崩落レベルで、昨秋のヤマレコ情報では崩落はかなりひどいようだ。でも、歩けないことはないだろう。補助ロープなどの準備をしていたが、それを取り出す局面はなかった。
銅親水公園へは7時前に着いたが、すでに満車状態だった。釣り人が多いようだが、大きなザックにヘルメット姿の登山者もいた。
久蔵分岐を安蘇沢方向に進むと、堰堤工事中だった。「ヘアピンカーブのガードレールから取り付く」という情報があったが、その先は急斜面だったので、もう少し進んで、保安林の看板から取り付いた。踏み跡を追って、予想より簡単に尾根に到着することができた。尾根には踏み跡がしっかりつけられており、迷うような箇所はなかった。この尾根には「バカ尾根」という名前がついているようだが、距離が長いので体力は使うが、頭は使わないルートのようだ。ただ、南尾根は新緑のきれいな尾根で、時々振り返ると、足尾の荒廃した山景色が正面に展開し、それが標高を増すと次第に変わっていくのを楽しむことができる。

社山山頂。後方は男体山。

南尾根では一人の登山者にも会わなかったが、社山に着くと途端ににぎやかになった。山頂手前で大休止してエネルギー補給。山頂からは男体山・がハッキリと見えた。また足尾側には中倉山が荒々しい姿を見せている。私たちが今日歩きだした駐車場近くの舗道も見える。
記念撮影を済ませて山頂を後にした。少し下ると、中禅寺湖と男体山の風景は圧巻だ。阿世潟峠まで下る間に10人以上に行き交った。さすがに人気の山だ。
峠で小休止して南に下り始めた。最初は薄い道形を辿る。沢の右岸を下る。右から沢が合流する少し手前で左岸に渡った。わずかだがテープがあって導いてくれた。すぐ右岸に戻るが、そこで道を見失った。渡渉後、沢を少し下ってみたが道は見つからない。少し見上げると斜面にトラバースの薄い線が見えた。渡渉地点近くまで戻って少し這いあがると薄い踏み跡が見つかって、黄色と赤の正方形の鉄板が木に食い込んでいるのが見つかった。大声をあげて沢でルートを探している「さとう」さんに声を掛けた。そこから少し下って、再度左岸にわたって林道終点に着いた。地形図で「十字峡」になっている場所だ。一休みした。

中州から林道に戻る

林道と言っても岩がゴロゴロとして歩くのも難儀だ。おまけに何か所も崩落していて、がれ場を歩いているようだ。利根倉沢を渡る橋は壊れていたが鉄板が残っていてそのまま渡れた。その先で右岸にわたる橋は完全に流されていたが、少し下流に鉄板が残っていて対岸に渡れた。足倉沢出会では完全に橋は消えていたが渡渉に支障はなかった。標高850m地点の橋も手前が完全に崩壊していたが残骸を渡って橋によじ登ることができた。その先では不思議なことに林道が消えていた。100mぐらい、完全に跡形もなく消えていた。仕方ないので中州にわたり、少し中州を下ってから右岸に渡った。その先でも橋が壊れていたがもう驚かなかった。

無事、駐車場に戻ることができたが、パトカー・消防車が数台止まっている。女性登山者が聴取を受けているようだった。詳細は不明だが、帰宅後検索すると、ウメコバ沢で女性がロッククライミング中に滑落したようだ。
駐車場は満車で、周辺の路肩にもたくさんの車が駐っていた。
本日の山行の眼目は何といっても久蔵林道の荒廃だろう。そのような場所を歩くのはそれなりに楽しいのだが、沢の水量が少ないときに限られる。もう少し増えれば、登山靴が濡れることを覚悟しなければならないし、さらに増えれば、絶望的な引き返しを選択せざるを得ないだろう。このルートを歩くなら朝、久蔵沢の水量を確認したほうが良さそうだ。いや歩こうと思わないのが一番賢明かも知れない。

こちらに詳細報告と花の写真があります。

タイトルとURLをコピーしました