<メンバー>ともさん、<やなぎ>
<概要>百名山南アルプス2座をやるなら縦走にしたいと思っていました。当初は聖岳~茶臼岳までつなげたいと思っていましたが初試みなのと後の行事が続くので4泊5日にしました。5日間天気に恵まれ計画通りに歩くことができました。身の丈に合った計画と荷物、一期一会の景色やお花、人との出会い思い出深い山行になりました。
28日 鳥倉登山口ー三伏峠テント泊
29日 三伏峠ー高山裏避難小屋泊
30日 高山裏ー悪沢岳ー荒川小屋
31日 荒川小屋ー赤石岳ー赤石小屋テント泊
01日 赤石小屋ー椹島ー畑薙ダム夏季臨時駐車場

鳥倉登山口 
木の間から 
日本一高い峠 
小屋は15人テントは6張り
28日
<天気>晴れ
<ルート数値>活動時間4時間25分 活動距離6.5㎞ 累積標高1170/-242m
<行程>3:30田沼ー7:40鳥倉駐車場ー8:20鳥倉登山口ー12:05三伏峠幕営
やなぎさんの旦那さんが登山口まで送迎してくれることで実現した今回の縦走です。初日は三伏峠までなので朝発にしました。早く着いたのと三伏峠までは塩見の時に登っているので気持ちに余裕がありました。登山口で岐阜の2人組の女性に会い百名山が残り1座幌尻岳で9月にハローポーターで行くとのことでした。三伏峠まではさほど急登もなく初日の荷物(11㎏位に抑えました)でしたが楽に感じました。着いてすぐ設営し小屋手作りカレーでお腹を満たしました。水は沢水ですが自己責任と書いてあったので2L800円で買いました。夜パラパラ雨音がしましたがその日はぐっすり眠れました。

お花畑に鹿柵 
奥に塩見岳 
小河内岳 
烏帽子岳 
小河内岳 
小河内岳避難小屋
20日に営業終了
小河内岳山頂
奥に塩見岳
雷鳥さんが登山道に2羽の子連れ 
樹林帯の中の板屋岳 
水場 
高山裏避難小屋この日は6人 
夕食ちゃんちゃん焼き 
高山裏から中岳のアーベン
29日
<ルート数値>活動時間6時間40分 活動距離9.7㎞ 累積標高788m/-950m
<行程>5:40三伏峠ー6:30烏帽子岳ー8:00小河内岳ー10:30板屋岳ー11:35高山裏避難小屋泊
三伏峠から小河内岳方面に進みます。マツムシソウコゴメグサフウロ等鹿柵に囲まれたお花畑の間を登ります。しばらくして稜線に出て山々を眺めながらの稜線歩きになりました。ここの稜線歩きがしたくて塩見ではなくあえてこちらを歩きに来たのが登山口で会ったお二人でした。烏帽子岳では中央アルプスや北アルプス、これから行く荒沢岳など360度の展望の稜線漫歩、涼しくてとても気持ちよい。小河内岳避難小屋は営業が終わり無人でしたが9月まではトイレが解放されてました。小屋も2階から入れたようです。二人の女性と別れて小河内山頂からかなり下り樹林帯に入ります。黄色いカイオタカラコウの群生、終わってしまったマルバタケブキの群生地を抜けて昼前に高山裏避難小屋に着きました。ここも営業が終わっていました。テント泊の予定だったので中を使わせてもらえラッキーでした。テントも干せました。夕食は百名山トムラウシで萩原編集長が作っていたチャンチャン焼きを作ってみました。食後ガスも晴れて真っ赤に染まる中岳が見られました。私たち以外は単独の男性4人、3人は三伏峠に下るとのことでした。下りてきた人がみんなが前岳の手前が崩落していて登山道がなく怖かったと言っていて不安もありなかなか寝付けませんでした。
30日
<ルート数値>活動時間9時間 活動距離9.1㎞ 累積標高1263m/-1057m
<行程>4:45高山裏避難小屋ー8:20前岳ー8:45中岳ー8:50中岳避難小屋9:15ー10:20悪沢岳山頂ー12:00中岳避難小屋12:30ー13:45荒川小屋泊
本日の行動が一番長いため日の出前に出発しました。しばらくは樹林帯をトラバースして小広場へ、そこからはがれ場の急登をつづら折りに登っていきます。かなりの急登を登ると崩落した稜線に出ました。反対側はすっぱり切れ落ちています。登山道が崩落して無くなっていてハイマツの上を歩きます。脅されていたほどのことはなく慎重にいけば怖いことはありませんでした。そこを通過してすぐに前岳の山頂です。ここまでは数人の登山者としか会わずにほとんど貸し切りで歩いてきました。前岳でツアーグループに会いました。中岳を越えると避難小屋がありました。そこに荷物を置かせてもらい軽くして悪沢岳に向かいました。一度下り1時間かけて登り返しです。偽ピークを越えやっと山頂。98座目悪沢岳です。ガスはでてきましたが何とか間に合い360度の展望をしばらく楽しみました。避難小屋に戻り荷物をパッキングして荒川小屋へ下山しました。急なざれた道を一気に下りトラバースして1時間ほどで小屋に着きました。椹島からバスに乗るためには1泊小屋に泊まらねばなりません。荒川小屋が空いていたのでここにしました。夕食は名物のカレーで他にも野菜たっぷりでとてもおいしかったです。おかわりもしました。小屋の宿泊者は11人でした。
31日
<ルート数値>活動時間8時間25分(休憩3時間) 活動距離7.3㎞ 累積標高796m/-874m
<行程>4:55荒川小屋ー5:30大聖寺平ー7:20小赤石岳ー8:00赤石岳山頂10:30ー12:30富士見平12:55ー13:20赤石小屋テント泊
9時過ぎるとガスが上がってきてしまい景色が見えなくなるので朝ごはんをお弁当にしてもらって5時に小屋を出発しました。天気は良いが風が強く寒いのでフリースにウインドブレーカーを重ねて着て歩きました。小屋を出て20分ちょっと樹林の木が途切れご来光と富士山が、一期一会を実感した瞬間でした。大聖寺平までのトラバース道から小赤石岳や振り返っての荒川三山が素晴らしい。みんながここが一番良いと言っています。小赤石岳まで日陰の急登を登りきると山頂まで360度の稜線歩きが続きます。天気が良くほんとに気持ちがよく全く疲れを感じません。8時に山頂に着きそこで2時間半高度純化も兼ねて過ごしました。赤石岳避難小屋の管理人さんや埼玉からきたおじさんと歓談、2日土曜日NHK山カフェの打ち合わせをしてくると管理人さんが山頂の電波のある所に出かけていきました。小屋のお湯を使ってもいいよと言ってくださり温かいお茶を入れて飲みました。体が冷えていたので温まりました。名残惜しく10時半に下山開始。ラクダの背のガれた急坂を慎重に下り樹林帯のトラバース道を行くと富士見平に出ました。そこで地図とコンパスを出して山座同定、笊ケ岳を合わせてみましたが二人とも磁石が逆になんでだろう?買い換えないとダメかなという結論になりました。そこから30分ほどで赤石小屋に着きました。
赤石小屋は女性管理人さんの小屋で随所に心配りがあり人気の小屋のようでテント泊で行動していた人も小屋泊の人がほとんどでテント泊は私たちだけでした。次回は泊まってみようと思いました。小屋前のベンチで皆さんと話をしているなかで7.8月に幌尻岳に登った人が7人もいました。同じツアー会社の方もいました。電波は小屋から10分離れた三角点のある場所でしかはいりません。そこまで行って連絡を入れました。5時にみんなが夕食で小屋に入った時間ダイヤモンド赤石岳、山頂に太陽が沈みました。これも一期一会。この時期に来たからこそ。食後もしばらく皆さんとお話をしてテントに戻り就寝。よく眠れました。

モルゲンロート 
かわいい看板 
椹島カフェ 
畑薙下記臨時駐車場 
口坂本温泉
1日
<ルート数値>活動時間3時間30分 活動距離6㎞ 累積標高136m/-1553m
<行程>5:55赤石小屋ー9:25椹島ー12:00バスー13:00畑薙夏季臨時駐車場ー19:00小山
4時半に起きてテントを撤収して小屋前のベンチで5時過ぎ真っ赤に染まる赤石岳のモルゲンを観ながら朝食を食べました。12時のバスまでに下りればよいのでゆっくりでよいのですが余裕をもって下山しました。樹林帯の急坂を慎重に下りていたのですがやなぎさんがあと1時間のところで足をひねってしまいました。歩けるとのことで湿布をしてゆっくり下りました。9時半に椹島に着きバスまでの間椹島カフェでおそばを食べたりソフトクリームを食べたりして時間をつぶしました。椹島はシャワールームがあり皆さん時間があるので利用しているようでした。バスで1時間畑薙に着くとお迎えに来てくれていてその後市営の口坂本温泉(300円)で5日分の汚れを洗い流しさっぱりしました。5日もお風呂に入らないのは入院以来です。
5日間の縦走は初でしたが天気が良かったのでほんとにストレスなく歩くことができました。小屋をうまく利用しながら5日の縦走はできると少し自信がつきました。

































