2023.07.11 金精山・前白根山

<メンバー>あんまん、みつまん
<概要>梅雨の合間の晴れに、金精峠から前白根山を歩いた。尾根ではハクサンシャクナゲが見頃で、前白根山ではコマクサを見ることができた。予想にない花をたくさん見ることができた。

<天気>晴れ
<ルート数値>距離9.9km 累積標高+1,200m, -1,200m 所要時間 8時間5分(休憩込み)
<行程>金精峠P7:05 – 7:38金精峠7:45 – 8:38金精山8:48 – 9:47五色山10:05 – 10:36前白根山10:55 – 11:30五色沼東湖畔11:45 – 五色山沼分岐12:05 – 12:50五色山13:00 – 13:50金精山13:56 – 金精峠14:40 – 15:10金精峠P

<詳細報告>岩手山・早池峰山山行を予定していたのだが、天気がスッキリしないので中止になった。体力維持の為にどこかへ行こうと探していたところ日光が良さそうなので急遽行くことになった。花の時期は過ぎているだろうと思いこんでいたが、その予想は大きく外れた。
小山を5時にでて金精峠駐車場には7時少し前に着いた。すでに6-7台駐車しているが、元気の良い青年のグループが準備していた。日光警察の登山パトロールだそうだ。
 峠までは相変わらず厳しい急登で、昨夜の雨で滑りやすくなっているので慎重に登った。峠の祠の前で一休み。ヤマオダマキが一輪咲いていた。その先から花が増えて来た。登山道にはベニバナサラサドウダンがたくさん落花していた。アズマシャクナゲは完全に花は終わりその残骸が少し残っていた。しかし、その先では白いハクサンシャクナゲの花が見られるようになり、標高が上がると咲き始めの花でてきて見応えがあった。しかし、登山道は険しくなる。まず、新しく登山道が崩れた場所があった。丁度その上に掴まることができる木の根があったので無事通過できたがそれが無ければ怖い場所だ。ハシゴやロープが増えて、大きな段差を登るのは苦労する。金精山山頂で景色を楽しみながら一休み。
 金精山から国境平へは最初は登山道がハッキリしない下りだ。道が枝分かれしてどれが本来の登山道なのかわかりづらい。南のコルまで下るとそこからは明確な登山道になる。国境平からは笹の道を登るが、日差しが眩しかった。今まではそよかぜのある樹林帯内を歩いていたので、汗はかくが爽快な気分で歩くことができたが、日差しを受けると夏の登山なのだと痛感した。傾斜が緩くなるとまた日陰の登山道になり、シャクナゲの登山道を登ると五色山に到着した。ここでまた小休止。登山パトロール隊が到着した。行方不明のフランス女性の捜索を継続している事と安全登山を訴えて西へと下って行った。
 右に白根山と五色沼を見ながら尾根を南に進んだ。途中、外山ルートで登って来たという元気な高齢女性二人連れに会った。国境平から中っ曽根を下るという。おせっかいかとは思ったが国境平からの下りは苦労しますよ、戻ったほうが安全ですよと伝えた。二人は五色山まで行って折り返すことにしますと元気に歩いて行った。

 前白根に着くとコマクサが咲いていた。前白根でこの時期コマクサが咲いていることは気に止めていなかったのだが、金精山で会った人に教えてもらい、一気に期待が膨らんだ。その人は健脚で、私たちが五色山に着くとすでに前白根から戻って来ていて、コマクサの情報を教えてくれた。コマクサはすでに開花して時間が経っていて少し傷んだ花もあったがまだ十分楽しめた。前白根の南西のザレ場に多く咲いていたが傾斜がきついので危険だ。白根山への下り道の脇にも咲いていて、登山者が苦労しながら写真を撮っていた。白錫尾根に降りるとシロバナヘビイチゴが見事な群落をつくっていた。五色沼へ下る。水場があったはずなのだが、途中水音は聞いたが、水場に気付くことなく湖畔に降りてしまった。
 湖畔で一休み。水面にはさざ波があり、こんな小さな沼でも波が起きることに感心した。沼の西を北に進むと保護柵に囲まれた一帯があった。掲示によるとシラネアオイを保護しているらしい。是非、花の時期に来てみたいものだ。五色山への分岐近くでクルマユリが一輪咲いていた。
 五色沼から五色山への登りはきつい急登から始まる。約20分で尾根道に合流した。そこからは見事なハクサンシャクナゲの尾根が続いた。白根山、白錫尾根、前白根と五色沼の景観を楽しみながら歩ける楽しい登山道だ。
 五色山でまた一休み。シャクナゲの道を少し下ると、シカの親子が笹を食べていた。声を掛けても逃げない。随分と人馴れしたシカだ。金精山で再度一休みしてから下り始めた。険しい場所にかかると下から女性の声がする。ハシゴやロープの難所を下ると登山道に横たわっている人がいた。周りに数人が立っていた。寝ているのは年配男性で上の登山道から滑落したらしい。頭が血だらけになっていたが、話すことはできていた。既に救助を要請したらしい。私達が下山すると、緊急車両が止まっていて、恰幅の良い隊員が何人かが2グループ登っていった。しばらくするとヘリもやって来た。登山パトロールしていた隊員が現地対応しているのかもしれない。結局、どうなったかは不明だが、私たちもいつそのような事故の当事者になるかもしれないと考えると気が引き締まった。
 今回は予想以上に花を楽しむことができた。オノエラン、ヤマオダマキ、ウスユキソウ?、カラマツソウ、マイズルソウ、イチヤクソウ、ベニサラサドウダン、ナナカマド、コケモモ、タカネニガナ、シラネニンジン、ハクサンフウロ、キジムシロ、シロバナヘビイチゴ、ツマトリソウ、カニコウモリ、ムカゴトラノウ、クルマユリ、エゾウサギギク、ミゾホオズキ等。また名前の分からない花の写真がいくつか発生した。
 下山後は湯元で汗を流そうとしたが良い風呂が見つからず結局「ヤシオの湯」で汗を流した。久しぶりだったが、平日なので狭い洗い場も待たずに洗えた。宇都宮まで戻ると少し雨が降り始めたが大過なく通過できた。1時間後には雷雨で大雨になったらしい。
 

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