2022.12.18 諏訪山(西上州)

<メンバー>たらちゃん
<概要>2週続けて西上州でした。一人たりとも人に出会わず、静寂とたまに雪がちらつく中、とにかく落ち葉の上の雪が滑りやすいので、全く気が抜けなかったです。

<天気>曇り 時々 雪
<ルート数値>距離10.4Km  登り1128m 下り1147m
<行程>諏訪山登山口6:50-湯の沢の頭 8:13-三笠山 9:17-諏訪山 9:52-三笠山 10:17-湯の沢の頭11:29-諏訪山登山口 12:28

<詳細報告>小山を4時30分に出発し、北関東道経由で下仁田までゆき、浜平の諏訪山駐車場へ到着。他に車は一台もなし。駐車場から沢に降りてゆくと鳥居、お墓などの脇を通過し、橋を渡って沢沿いの登山道をゆく。程なくして、沢からかなりの高さがあるトラバースがあり、落ち葉が積もっていて登山道が見えない。おまけに滑りやすいので、気を遣わねばならない時間が続いた。落ちたらまず沢まで止まらない。そこを過ぎて沢に近い岩場を登ってゆき、沢をほぼツメて急登の斜面を九十九折りに行くと湯の沢分岐に出た。ここで一休み。ザックの外に入れてあるアクエリアスはシャリシャリになって凍り始めていた。おにぎりも少し硬くなっている。湯の沢の頭に出て少し展望が開けるが、先週の荒船山のような景観はない。ここからは落ち葉の上に薄く雪が乗っていて、チェーンスパイクを履くほどではないが滑りやすい上に踏み跡がなく、ピンクテープがたまに出現するが、登りも下りも何回も間違えた。小ピークはトラバースで登山道があるのだが、見えないとどうしても小ピークに登ってしまう。途中から雪が完全についていたのでチェーンスパイクを履きっぱなしで進む。鹿の足跡がここから山頂近くまで続いていた。人の踏み跡はなかった。西側に開けたところでは、急に曇りとなり雪が舞っていた。避難小屋後あたりからはトラロープがあり、急な岩場で慎重にのぼる。ヤツウチヤグラに着くと展望が開ける。しかし北アルプスや他の山などは見えず、山が同定できるのは私には妙義山くらいだった。ここから岩場の急登の連続で西上州らしかった。諏訪山山頂に到着するも樹木で周囲はあまり見えない。おにぎりと焼きそばパンとコーヒーで一息ついて、下り始めた。下りの方が圧倒的に気を遣う場面が多く、上りと時間的にはあまり変わりがないくらいかけて恐る恐る進む。ヤツウチヤグラで写真を撮り、ここからも湯の沢分岐までは落ち葉の上の雪に滑りながら下り、当初の予定では小倉山ピストンも入れていたが、風が強く諦めてそのまま沢沿いを下った。もうすぐ登山口という最後のトラバースの斜面で一度転びかけて冷や汗をかいた。危なかった。駐車場に戻ったが、他の車は見当たらず、なんと地元の人にも登山者にも全く人に会わなかった登山は初めてだった。静かで良いのだが、滑落したらまず誰にも見つけてもらえなかっただろう。帰り道、「川の駅上野(上野村ふれあい館)」に近いところにある 麺屋十石 というラーメン屋で辛味噌ラーメンを食べた。猪豚ラーメンが看板メニューらしかったが、辛味噌でも十分美味かった。座敷も含めてほぼ満席で、何気にこの辺では有名なのかも知れなかった。

タイトルとURLをコピーしました