2022.11.20 岳連主催 レスキュー講習会

<メンバー>はしだ、ながおか、あんまん、ひなぎく、ともさん、おおむら、ウッチー、ぐっちゃん、まこりん、くりさん、きたや、みつまん、こなっち1、ありさか、よこさか、いしさか(計16名)

<概要>小山山岳会の年内一大行事、ハイキング+ザイル祭りに、今年は岳連主催・レスキュー講習会をドッキングして、盛り上がりの後の学びというバランスの取れた行事となりました。

<天気>晴れのち曇りのち雨

<行程>那須・北区しらかば荘7:30-8:40喜連川中学校(9:00講習会15:15)解散15:30

<詳細報告>コロナの影響で昨年から再開されたレスキュー講習会は、昨年の参加者25名、うち当山岳会3名参加でした。今年は参加者28名、うち当山岳会16名参加。ほとんど小山山岳会のための講習会のようでした。 

講習内容は最小限の装備(30mロープ、カラビナ4枚うち安全環付き2枚、スリング60×2本、120×2本)で、午前中は危険個所通過の方法についての講習でした。最初に講師3名が実際に見本を行い、その後各班3~4名に分かれて実施しました。 

リーダー1名がトップで、初心者2~3名を危険個所を通過させて、最終的には安全な場所まで下して、最後にリーダーは懸垂下降で下りる、という内容でした。見た目は簡単な内容でしたが、いざ自分がリーダーになってみると、なかなか思うようにはいかないことが分かり、講師に何度も指摘されながらの講習でした。結局班員全員でリーダーを交代していると予定の時間をオーバーしてしまい、昼食も短時間となり、休む間もなく午後の講習になってしまいました。 

午後は1/2引き上げシステムで負傷者を引き上げるという講習でした。 

講師3名がそれぞれ、救助リーダー、救助者、負傷者に分かれて引き上げの見本を行い、次に4つの班に分かれて、実際に1/2引き上げシステムをやってみました。講師の引き上げの見本を見ている段階で講習者の中には、これは難しくて覚えられない・・・などとぼやいている方もいましたが、いざ講師の指導の下、ロープとスリング、カラビナで支点の木にセットして、救助まで一通りやってみると、どの班もしっかり救助できているようでした。私も一度ではなかなか覚えられないシステムでしたが、時間の許す限り何度も救助リーダーを交代してやっていくうちに、何とか1/2引き上げシステムを身体で覚えることができました。 

いままで講習会となると、その日だけ講習内容を覚えていても、翌日には講習の内容など忘れてしまい、また次回・・・の繰り返しでした。今回私はビデオカメラで講習内容を一部撮影したので、会の間でもう一度復習して、今後の山行に生かせたら考えています。 

二日間、ハイキング、ザイル祭り、講習会といった盛りだくさんの内容でしたが、最終日のレスキュー講習会は前日の楽しかったこととは対照的に、一日登山技術を真剣に学ぶことができて、記念に残る行事になってくれたらいいな、と思っています。

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