2022.11.12 岳連主催 読図講習会

<メンバー>ながおか、ぐっちゃん、ウッチー

<概要>岳連主催の読図講習会に参加しました。「地形を読む力を身につけるとともに、スマホGPSを有効に使おう」というテーマの講習でした。

<天気>晴れのち曇り

<ルート数値>距離 2.7km 累計標高 ∔175m -175m所要時間 3時間20分(休憩込)

<行程>小山市役所7:00-8:30矢板市平野除雪ステーション~9:00(座学講習)11:00-11:30小間々P(実習)~桜沢出合~小間々P(実習終了)15:45-18:30小山市役所

<詳細報告>私は一年ぶりの読図講習会参加でした。前回同様、今回も各々参加者は講習前の指示通り、地図アプリが入っているスマホを準備しましたが、今回の参加者は地図アプリを使って山行している方がほとんどだったので、「スマホGPSを使っているけれど、読図は難しい」という方向けの講習となりました。 

集合場所の矢板市平野除雪ステーションで座学を行いました。まず高原山周辺の磁北線の入った地形図に、尾根や沢、ピーク、コルなどの特徴をラインマーカーで色分けして概念図を作成。次に色分けした地図に、AからIまで地点を設け、登山道上のに出てくる尾根、沢、ピーク、コルを地図からどんな状態か発表しながら読図を行いました。 

次にクルマで八方ヶ原・小間々まで移動して、昼食後、実習開始。午前中に作成した概念図に指定したAからIの地点のいくつかを実際歩いて、地形図と実際の地形を見比べてみました。 

AからB、次にCといったように、移動する際は、地形図にコンパスを使ってどの方向にあるかを確認しながら進んでいきました。

なかにはEからMに移動は、道のない,桜沢の岩のゴロゴロした沢を約300m遡上して、1:1の沢の分岐点がM地点でした。やはり、登山道に比べると、道のない沢歩きではなかなか距離感がつかめず、各受講者に戸惑いが見受けられました。 

14時を目安に下山。M地点の沢から道のない尾根をまたいで、登山道に合流。そのままクルマをおいた小間々に戻り山歩きは終了。講習の最後に受講者の各々に受講後の感想を発表しました。驚いたことに、なかには何年も登山をやっていて、コンパスを触ったのは今回の読図講習会が初めて、という参加者が意外に多かった、ということでした。 

ジオグラフィカやヤマップなどの便利な地図ソフトばかり操作を覚えて、山行の基本の地図読みがおろそかになっている現状が分かりました。 

講習終了後は、翌日に日光トレランのボランティア参加で朝が早いため、早々に帰宅しました。

タイトルとURLをコピーしました