2022.08.11-13 朝日岳・雪倉岳・白馬岳

<メンバー>たらちゃん、他2
<概要>蓮華温泉からのズルズルの下りは嫌でしたが、その後の朝日岳周辺の草原、沢は楽園でした。また朝日小屋のホスピタリティにも感動いたしました。

8月11日 晴れ 時々 曇り
蓮華温泉7:00-兵馬の平7:30-花園三角点 10:00-吹上のコル 12:13-朝日岳 12:50-朝日小屋 14:00 小屋泊
8月12日 曇り 時々 雨  
朝日小屋4:08-水平道分岐 5:18-雪倉岳7:40-三国境 9:58-白馬岳 10:32-小蓮華山12:02-白馬大池山荘 13:26
8月13日 雨 時々 曇り 
白馬大池山荘4:05-乗鞍岳 4:36-栂池ヒュッテ 6:32-栂池山荘 6:39-栂池高原駅駐車場 7:30

<詳細報告>小山を1時00分に出発。皆ほとんど寝ていないのはいつもと同じ。北関東道でららん藤岡に、ここで他の車に全員で乗って長野まで。オリンピック道路を経由し栂池高原駐車場に5時過ぎに到着。今回なぜ蓮華温泉に行かなかったかというと、事前情報で蓮華温泉駐車場は休前日には1時の段階で満車になると知っていたため。実際朝日小屋で話した方は2時30分で1台しか空きがなく、そこに無理矢理アルファードを突っ込んだとのことだった。このため栂池高原からタクシーを予約しておいて5時30分に乗り込み、蓮華温泉まで(運賃は16300円)行き、下山はロープウェイ、ゴンドラを使用し、車に直接戻るルートを考案した。
蓮華温泉まではヘアピンの続く道で、メンバーの一人は完全に酔ってしまった。駐車場は完全満車。蓮華温泉はコロナが発生し、我々が到着した翌日に再開予定であった。登り始める前に蓮華温泉のスタッフと思われるおじさんに「どこに行くんだい」と話しかけられて「朝日岳です」と返すと「ほう、ゆかりさんによろしく」と言われた。清水ゆかり 朝日岳の名物女将の名前である。そこからドロドロの滑る木道を初っ端から200メートルの高度差、下らねばならない。山レコに一度もこけなかったは奇跡であったと書かれていたが、こりゃマジだと思いつつ慎重にゆく。兵馬の平は綺麗な湿原であり、ニッコウキスゲも咲いていた。そこから樹林帯の上りとなり、蒸し暑い。樹林を越えて低木になってくる頃にはメンバーの一人がおそらく熱中症で調子悪くなり、なんとか水場まで辿り着いて、一息入れた。ここで女性2人組プラス後から一人女性合流し3人組と話した。後から来た人は帽子に傘がついておりチンドン屋を思わせる風体で、他の二人は名古屋と滋賀から来たと言っていた。我々の調子が悪くなったメンバーの荷物を他の二人で分担して持とうとしていたところ、名古屋のおばさんが「この荷物も持ってくれる」としつこく話してきて冗談だろうと思うが、何度も言うので???となりながら出発。日差しは暑く、その後丸太がベンチのようになった背後にチョロチョロと水場があり、ここの水が極めて美味しく甘露となった。メンバー全員生き返った。ここからしばらくは沢があり、そして雪渓を渡り、いよいよ朝日岳が近づいてきた。

朝日岳山頂

木道が整備されており、綺麗な草原でお花畑となっていた。楽園感満載であった。朝日岳頂上には数人の登山者がおり、各々ランチをしていた。我々もおにぎりやパンを食べて晴れるの待ったが、結局展望なく、朝日小屋に向かった。我々を追い抜いた若いトレラン風のお兄さんが色々小屋のことについて教えてくれて、なんとこの人はかの有名な富山山岳救助隊のメンバーであった。オフで登ってきたという。朝日小屋は赤い三角形の可愛らしい小屋であった。体温検査を外でスタッフにされて、中に入ると名物女将登場。ここで説明を受けて、明日の朝の食事(笹の葉に包まれた的鯛の寿司、ますのすしなどと女将が作る五目ごはん、鶏そぼろご飯など)は夕方4時に売り始めると言うことであった。部屋に案内されると綺麗な畳の部屋で、3人では十分な広さ、さらに布団も湿っておらず、清潔であった。外のベンチに出てビールを遣ろうと座った向かい側にはおじさんが二人いて、一人は歯医者、一人はプロのゴルフコーチであった。40年の付き合いだそうで、なんとハセツネに何度も出場しているという強者達であった。この二人と色々話しつつ晴れてきて、富山湾が見え始め黒部川が見えるとそこの近くにいた富山の地元のおじさんが我々の女性メンバーに「お姫様、一緒に飲まないか」と声をかけてきて、足下にはブラックニッカの瓶が転がっていた。そのおじさんの仲間が地形について丁寧に解説してくれた。そのうち午後4時となり朝ご飯を売り始める放送がかかり、皆買いに並んだ。私ともう一人のメンバーはすでにかなり出来上がっていた。外は晴れて白馬岳も完全に姿を現し、写真を撮りまくっていた。夕食は山小屋ではあり得ない豪勢な代物であった。陶板焼き(豚肉、山芋)、寿司、おでん、ホタルイカの醤油漬けなどなど。日本酒を2杯飲んで極めて良い気分でまた食事後外に出て景色を眺めた。テント場も平で風も強くならない地形となっており、テント泊も素晴らしいと思われた。部屋に戻ると一瞬で爆睡、
翌日3時に起きて準備を始め、4時に雪倉岳に出発。曇っておりご来光は期待できなかったので、朝日岳には登らずにトラバースしてしばらくしたところの湿原で買った五目ごはんや鶏そぼろを食べた。うまし。雪倉岳の尾根に乗るまで緩やかな登りとなり、尾根に乗ったところで休憩。ここから急登と九十九折りとなり、雪倉岳到着。風が強く、風が当たらないところで休憩した。そこから避難小屋目指して下りとなる。ガスが取れると、綺麗な稜線の登山道が見えて皆盛り上がる。避難小屋を通過し、雪渓が残る山肌を見ながら三国境を目指すが、強風プラス雨で、なかなか先に進まない。なんとか辿り着き、荷物をハイマツにデポして雨具を完璧にして白馬岳を目指した。ガスで全く展望はない。山頂に着くと2人のソロの登山者がいてそのうちの一人が極めて変なおじさんであった。「ここに6回登ってんだけど一度も写真を撮ったことないから撮ってくれないか」と言って撮ろうとすると山名板の白馬岳のところを手で完全に隠して撮られようとしている。「山の名前が出ちゃまずいんだわ」それなら山名板じゃないところで撮れば良いのに、と思いつつさらに撮り終わった時に「サングラスをつけたところも撮ってくれねえか」と言う。この雨風でメガネでも曇ってしまうような時にサングラス???変なおじさんだねと盛り上がりながらデポ地点まで到着。休憩後小蓮華岳に向かった。

山頂ではクラブツーリズムのおじさんおばさんの大集団がおり、ガイドが「ここで雨具のズボンも履いてください」と指示を出していた。我々はパンを齧ってすぐに出発し、舟越の頭を越えて、白馬大池に到着。ガスで大池の一部しか見えない。テントもかなり張られていた。受付を済ませて指定されたところに、向かうと、昨日とは全然違う狭いところで雨具をほすフックもない。しばらくは談話室でビールを飲んでくつろいだ。なにやら近くで若者がレポートを書いていたので、これはと聞くと、大学に出すレポートですと答えて、へえ、どこの学校と聞くと東京の自由学園という高校であり、なんとモグリで東京都立大のゼミを受けているので、そこに出すものなのだということらしい。その先生のつてでここで夏休みアルバイトをしているのだという。ビールからウイスキーとなり、夕食の時間となった。小さいハンバーグが乗ったカレーで、ルーとご飯はおかわり自由であった。2回おかわりして腹パンパンとなり、部屋に戻って爆睡。
3日目も3時に起きて談話室でコーヒーを飲んで4時に霧雨の中出発。登山道のペイントが見にくかったが、なんとか乗鞍岳到着。ここから栂池自然園までの下りがゴーロの厄介な道で、滑る上に急激な下りのため気を遣う。いい加減嫌になった頃に木道になったので、ああ終わったかなと思ったら、また同じようなゴーロの下り、メンバー神経をすり減らす。ようやく栂池ヒュッテが見えてきた。ここで朝食の弁当を食べた。暖かくトイレも清潔なところだった。その後ロープウェイ駅に向かい7時始発ピッタリに間に合い、我々だけ貸切であった。その後ゴンドラに乗り換えて駐車場まで一気に下山。帰宅途中にたまたま見つけた大室温泉 まきばの湯(長野市 旧松代町)に9時開店で9時に到着し入ったところ、極めて良い温泉で穴場感満載、今度も来ようねと言いつつ帰路につき、14時頃には小山到着した。

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