山行記録詳細ーその4 (令和02年度:'2021年 1-3月)  山岳会Topへ
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01/03  御坂黒岳(河口湖畔) 01/04  二股山
01/06  浅間隠山 01/08  筑波山17末社巡り
01/09  川化山〜かまど倉 01/16  羽賀場山〜お天気山
01/19  一床山・林山 01/22  篠井富谷連峰
01/30  石裂山〜小川沢峠 01/31  牛奥の雁ヶ腹摺山
01/31  古賀志山馬蹄形 02/06  雨巻山
02/06  閑馬川右岸尾根(佐野) 02/11  大小山・大坊山
02/12  太平山周辺 02/13  谷倉山周回(栃木)
02/13-14  迷い沢、西大巓 02/20  栗生山縦走(桐生)
02/23  黒岳 02/23  大小山
02/24  武甲山 02/27  高山(日光)
02/28  筑波山縦走(岩瀬駅〜筑波山) 02/28  三本槍岳
03/05  三本槍 03/06  男抱山〜半蔵山周回
03/06-07  天元台山越えツアー 03/07  岩山(鹿沼)
03/10  岳の山 03/14  西岳(八が岳)
03/15  大萱山〜石倉山 03/18  角田山
03/20  角田山 03/20  仙波川右岸尾根 
03/24  鬼怒川温泉東尾根 03/27  ヤシオ山(足利)
03/27  金原山縦走 03/27  日留賀岳
03/28  湯殿山 03/30  三境山、ミツマタ鑑賞
03/30  三境山、ミツマタ鑑賞  記:さとう
三境山にて 下山開始  ミツマタ@
 ミツマタA
ミツマタB 群落に囲まれて  ミツマタC  帰路、途中の民家の脇にも
<メンバー> あんまん、ひなぎく、さとう、やない、                               
<行動記録>下野6:00-三境トンネル8:40-三境山10:15/10:35-トンネル脇駐車場11:10-屋敷山ミツマタ鑑賞11:40/12:40-小山15:10   
記録(三境山: 距離2.5k 所要2:50 累計標高380m )                                 
<内容> 桐生、根本山登山口より三境林道の屋敷山周辺に咲くミツマタを鑑賞するため訪れた。 天候不安定なため、平日になったが、今回の目的は、リハビリ山行&お試し山行の意味合いもあり、まず最初に近くの三境山をピストンすることにした。ルートは幾つか考えられるが、無難なトンネル過ぎからのルートを選んだ。視界は効かないが、静かな程よい山歩きを楽しめてよかった。 駐車地より林道を戻り、鑑賞地入口に近いところに駐車でき、平日とあってか誰も居ない群生地に入り、1hの見学です。何と言っても、あまりにも素晴らしく感激するばかりでした。茂木の焼森山のミツマタは有名だが、こちらの方は、場所も可なり広く、人が少なく(二人しか会わない)静かなところが最高です。時期が遅いかなと案じていたが、最盛期でした。多分、根本山駐車場までの途中の林道が狭く、交差出来ない場所が結構あるのが少ない理由になるかもしれません。 帰路、途中に満開の桜を始め、色々な花の息吹が見られ贅沢な鑑賞山行となりました。  

03/28  湯殿山  記:はしだ
宿より出発 頂上に到着    滑走終了
<メンバー>CLはしだ、まちこ、<しのはら>、ありさか、たらちゃん
<内容>志津の仙台屋に泊まり初めてのコースで湯殿山東南尾根を目指した。登路は石跳川の右岸側のブナ林帯をブス沼を目指し絶妙なコース取り。1000?付近で先行部隊と後発組に分け、山頂を目指して貰う。帰路も登路を忠実に辿って雨が本降りになる前に何とか帰着。美味しい酒と肴で楽しい山行となりました。

03/27  日留賀岳  記:おかちゃん
神社鳥居 下部雪壁  手前のピーク  山頂
<メンバー>おかちゃん、かずちゃん
<行動記録>6:50小山氏宅出発 - 9:13尾根上 - 10:17 神社鳥居 - 12:38 日留賀岳山頂 12:48 - 14:21 神社鳥居 - 16:50 下山       
<内容>登山口の小山氏宅6時50分出発、先着の車は2台。裏手の登山道は落ち葉が敷き詰め歩きにくい。ほどなく鉄塔に出る、ここより林道終点まで砂利道を進む。登山道は夏道 を進む、鞍部を過ぎ一部わかりにくいところがあるがトラロープのある尾根に出た。ここより急坂になり、1400m位からやっと雪が出てきた。丸太で出来た神社鳥居二つ を通過。その先のピークを越して、1500m位でやっと夏道と別れた。11時半頃、アイゼンを付けて雪上を進み、途中単独の登山者2名と行きかう。12時38分山頂到着し た。晴れてはいないが視界は良い。時間がおしており10分位で下山にかかる。登山者1名登って来た。下りは疲れてきたので、あせらず慎重に下り、16時50分小山氏宅到 着した。小山さんが外にいたので、駐車のお礼を言う。今年は雪が少ないとの事でした。 

03/27  金原山縦走  記:さとう
高松より三床山 天ケ岳手前にて  六地蔵峠  ヤシオ1
ヤシオ2 ヤシオ3  ヤシオ4 ソーラーの向こうに左:高松,
右:三床
<メンバー>さとう
<行動記録>  自宅6:00-林道:長谷場、閑馬線7:15-鹿島神社入口7:40/7:50-高松8:25-烏ケ岳9:20-桜山9:50-大姫山10:00-雨ケ岳10:50-林山11:50-金原山13:00-林道13:25-(自転車)鹿島神社14:10-帰路       
記録(所要:5:30 距離:8k 標高差500m )    
<内容> 今年の赤ヤシオは当り年かも知れない。近隣の低山ながら、コース中 各所で期待以上の咲き具合で(時期も丁度良い)大いに楽しめ癒されました。
先ず、下山口の林道に自転車をデポし、鹿島神社手前のソーラー脇の駐車場より出発。混雑を予想し、高松コースを行く。一頑張りで高松着。 眼前に三床が、二床直下の周回コースを東へ戻り、北への縦走路に分かれる。金原へは北北東の尾根を辿る。小三床-烏ケ岳-ツツジ山-桜山-大姫山-天ケ岳で半分位。途中、随所でヤシオが咲き癒される。コースは良く整備され歩き易い。人気のコース(花の時期だけ?)で、行き交う人も結構多い。稜線をさらに辿る、林山-蛙岩-六地蔵峠までくると金原山は近い。金原の一つ前のピーク周辺がコース中一番ヤシオが多く見応えがありました。最後のピーク、金原山まで来れば僅かで林道に到着、あとはデポしたマウンテンバイクに乗り、鹿島神社へ戻りました。近場でありながら結構楽しめるコースなのでお勧めできます、来年は是非どーぞ。   

03/27  ヤシオ山(足利)  記:こなっち1
麓からヤシオ山 ヤシオ山頂手前  山ツツジ(姥穴山手前コル)  姥穴山々頂
<メンバー>こなっち1、こなっち2 (記)
<ルート>天候:晴、日帰り周回 (3時間40分 休憩含) 累積標高差±480m、累積歩行距離5.2km
<行程>9:30叶花公民館駐車場−10:10ヤシオ山10:20−10:50姥穴山11:10−12:10城山12:35−13:10駐車場
<詳細報告> まだ3月なのだが今年はヤシオが早くもで咲いているとのことで、近場のヤシオ山を訪れた。行程の短い里山なので、ゆっくり出掛けたが、狭くはない駐車場は50台程の車で満車状態、路肩にも数台停まっている。運良く下山して来た方がいらっしゃり空けて頂いた。
麓は桜満開、小俣川を渡って程なく鹿避けの柵で囲われたカタクリの群生地があり、ここも満開だった。すぐに稜線に出て一登り、ヤシオ山頂周辺は期待通りヤシオがピンク色に染まっていた。駐車場には車が多かったが、こちらでは人影も疎ら、対面の石尊山に登っている人が多いのかと思う。ヤシオを写真に収めてから姥穴山へ向かうが、こちらは山頂手前のコルに赤い山ツツジの花がひっそりと咲いているだけであった。山頂で一休み、往路を戻り城山まで小一時間、既に新緑が始まり、山桜と相まってホワッとした柔らかい色の山肌を楽しめた。城山から叶花に下る作業道は踏み跡も無く、笹や灌木でやや藪漕ぎ気味、何年か経ったら藪になってしまうのかもしれない。
短いながらもヤシオと新緑に彩られた春の低山を楽しめた。  

03/24  鬼怒川温泉東尾根  記:みつまん
アカヤシオ 鉄塔下で女峰はきれいに見えた  左下は鬼怒川温泉  林道切通、左の斜面を下った
男体・女峰をセットで撮る 岩の隙間をすり抜ける  本日の最高峰で  左の斜面を林道に下りた
<メンバー>あんまん、みつまん
<ルート数値>距離 8.6Km 累積標高 +1,060m,-990m 所要時間 6時間30分 (休憩込) 天気:晴れ
<行程>憩の森P 7:10 - 林道終点7:20 - 7:54 (606P) 8:00 - 8:21鉄塔下8:26 - 9:24林道切通9;40 - 10:18大岩群10:30 - 市境合流10:39 - (724P)11:12 - (休憩15分) - (780P)12:08 - 12:33(810.2P)12:55 - 林道に降りる13:35 - 13:40駐車場
<詳細報告>  鬼怒川温泉に行くたびに、両脇に連なる尾根を歩いてみたいと思っていた。今回、簡単そうな東の尾根を歩いてみた。西は距離が長く、ルート取りが難しそうなので十分な計画が必要だろう。またヒルが多いそうなので歩く時期も限られてしまう。
 下山地点近くの小原沢橋近くの駐車場で待ち合わせ。そこに1台デポして、憩の森駐車場へ向かった。
 林道を終点まで歩くと、そこからも谷沿いに作業道が続くがそこには「行方不明・滑落事故多発」の立看板が置いてあった。そちらには向かわず、簡単そうな正面の小尾根に取り付いた。小尾根に登るとすぐアカヤシオが咲いていた。まだ蕾もあるが見頃だ。約30分で606地点に到着。 その先で左手に男体・女峰が見えた。木が邪魔をしてきれいには見えないが今回の歩きでは男体・女峰の眺めも楽しみの一つだ。東電鉄塔の下へ行くと女峰はきれいに見えたが、男体は木の陰になってしまう。尾根でもアカヤシオは少し見られたが堅い蕾だった。東武ワールドスクウェア東のピークには主図根点の石柱があった。その先で林道の切通しへ下るのだが、そこが今回最大の難所だった。落葉の多い急な傾斜を慎重に下った。切通しで大休止。
 切通しからはピンクテープに誘われて正面の斜面を登ったが、掴まる木はあるがとんでもない急斜面だった。しかし、そのピークで男体・女峰セットで写真にとることができた。621Pを下ったコルの右の谷にピンクテープがあった。先ほどの急斜面を避けて谷から登ってくる人がいるようだ。その先の急斜面を登ると大岩が待ち構えていた。巻いたり、割れ目をすり抜けたりして、岩に登ることなく通過できるが、観光地なら絶対名前が付くような見事な岩が4つ並んでいた。その先で、塩谷町と日光市との境の主稜尾根に合流した。
 そこからは少し尾根が細くなった場所が増えてくる。724Pあたりでやたらとテープが増える。温泉駅の東から登ってくる人が多いようだ。この尾根は温泉街側の傾斜が急で、東側は比較的緩やかな場所が多いのだが、1か所、両方が崩れている場所があった。最近の大雨で崩れたようだが、倒木が残っているので簡単に通過できた。その先で大休止。
 780m地点からは北東に真っ白の尾根が見えた。帰宅後調べると帝釈山〜田代山の尾根らしい。岩の多い細尾根を北に進むと反射板があり、その先が今回の最高峰である三角点峰の810.2Pである。そこで最後の一休みをして下山開始。一気に380m下る。何か所か急傾斜があるが、特に林道に降りる最後の急傾斜は木に掴まって必死に下った。早めに左の谷に降りた方が楽だったかもしれないが、捕まる木は豊富だったので怖さはなかった。
 無事、林道に下りた。すぐ駐車地に着くことができた。朝は気付かなかったが、その駐車場の脇にはアカヤシオが咲いていた。今年の花は開花が早そうだ。
 下山後は「かご岩温泉」で汗を流して、塩谷の翁草群生地に立ち寄った。翁草は少し咲いていたが、最盛期にはまだまだ早いようだ。  

03/20  仙波川右岸尾根  記:さとう
登山口の駐車地 尾根はこんな感じが多い  アカヤシオは意外でした  最後のピーク、戸叶山が見えた
戸叶の山頂直下の採石場 戸叶山にて  愛車のポンコツ  里はハナモモなどで春爛漫
<メンバー>さとう
<記録>距離:8k 所要:5:45 累計標高差746m
<行程>自宅6:00-林道(佐久保線分岐)7:10-登山口p7:35-303p9:00-368p-365p10:00-448p-戸叶山(トカリ)530p:12:45-林道13:25-駐車場14:00
<詳細報告>天気が思わしくないので近場の低山へ。山の名前は無い?(仙波:葛生線と秋山:葛生線に挟まれた低山)現地へ着くと霧雨模様、行くか止めるか迷ったが、たまには雨もいいかと決め、縦走後の下山口の林道へ自転車をデポし登山口へ戻る。
 取付きは尾根の末端(仙波:秋山の十字路)がいいのだが、民家のすぐ脇で獣除けフェンスを開け入山するのは気が引け、500m北の空地を選ぶ、民家の人に駐車の可否を確認しいざ出発。フェンスを開け閉めし稜線をめざす、藪は気にならない。稜線からは標高300〜500mのアップダウンが限りなく続く。その都度方向の確認、全体的に藪は無いが、倒木、細かな木の枝などは多し、標高が低いうえ、両側の民家が見える程なので、生活音や、採石の重機音などが聞こえ、いつもとちょっと感じが違った。この時期花は全くなしと思い、ヤブツバキの花にシャッタ-を切る。後半、365m〜448pの近辺で以外にも、アカヤシオが数ヵ所で見られたのは予想外であった。いつもの如く人には全く遭わないが、獣の足跡、鹿のフン、タヌキの溜めフンは随所で見かけた。意外にも花粉の影響が殆ど感じなかったのが不思議だった。途中のピークに山名板は全く無し、最後のピーク530mは戸叶山(トカリ)にも名板は有りませんでした。戸叶の下りの途中で北東への小さな杉林の尾根を辿ると、予想通りデポした林道にドンピシャでした。
下り傾斜の田舎路を殆ど漕がずに自転車で調子よく走ったが、ポカをして駐車場を通り過ぎ、3kも先まで行ってしまい戻るのに30分もロスしてしまう結末でした、ジャンジャン。  

03/20  角田山 記:ながおか
雪割草1 雪割草2  灯台コース  尾根から見下ろした駐車場
雪割草3 山頂で  キクザキイチゲ  キクバオウレン
<メンバー>ともさん、ながおか、(ヤナギサワ、サイトウ)
<ルート数値>時間:4.5H(休憩込み)  距離 5.1km  累計標高差  + 556 m - 557m
<行程>宇都宮5:00→角田駐車場8:40→桜尾根登山口→角田山10:44→灯台コース下山口11:47→ 角田駐車場13:25→宇都宮18:15
<詳細報告>ともさんが、お花の咲く時期にもう一度行って見たいと計画された角田山山行に、私達も参加させてもらいました。 ともさん以外の三人は初めての山、花と景色を期待し現地に向かいました。 新潟は天気予報通り、晴天ではないけどまずまずのお天気でした。 角田浜の駐車場に着くと100台近くいやそれ以上の車?が駐車していた。 登山者は、桜尾根コース、灯台コースへとそれぞれ出発していった。 私達は桜尾根コースから、桜尾根登山口には植生保護の為に、スパイク付き長靴、ゴムが付いていないストックの禁止の張り紙の注意書きがありました。 桜尾根コースは個人所有の山だそうだ。 急登の尾根には、期待していた雪割草(オオミスミソウ)が沢山咲いていて癒された。 そして写真撮りに夢中になった。 次々に登山者が登って来ますが、 皆さんも花の撮影に時間を使う為、うまい具合に間隔がとれ、追い立てられる事もなく、なにより密に成らずゆっくり先に進めて安心でした。 下る人も登る人もそれなりにマナーが良く気持ちが良かったです。 角田山頂上にはかなりの人が居ましたが、頂上が広いので、それぞれ散らばり休憩をとっていた。 休憩中の人数は、ざっと300人以上はいたようだ、いやもっと? 私達も海の見える所で大休止! 次から次に登って来ていた。 明日は天気が下り坂なので、皆さん今日にしたのかなあと私達で話ていました。 こなっちさんご夫婦は、平日登山で正解でした。 下りは灯台コースから、最高の眺望に大満足! 薄らと見える佐渡ヶ島を確認し、楽しかった佐渡の縦走登山を懐かしく思い出した。 灯台コースの尾根にはカタクリが群生しているようだが、満開ではなかったが、満足だった。 地元の方の話で、灯台コースの雪割草は盗掘で数が減ったとの事! この山に入る人の中にも心無い方が居ることを残念に思った。 灯台コース下りの左手方向の岩場に、クライマーのパーティーが見えた。 途中からは岩場の尾根なので、慎重に足を進めて歩いた。 灯台コースから駐車場を見下ろすと、何と車が300台位は駐車してあり驚いた。 新潟ナンバーが多かった。 角田山は地元の方々に愛されている山なのだと実感した。 来年は違うコースを歩いてみたい。来年が楽しみだ。 灯台、岩室の土産屋に立ち寄り帰路に着く。(岩室のお土産屋に雪割草が売っていた) 18時09分車中(宇都宮)で地震を感じる。ここまで帰って来ていて良かった。  

03/18  角田山 記:こなっち1
雪割草1 カタクリ  観音堂広場  下山道から角田岬
<メンバー> 「こなっち1」、「こなっち2」 (記)
天候:曇後晴、日帰り周回 (4時間15分 休憩含)
累積標高差±615m、累積歩行距離6.2km
<行程>8;35角田浜駐車場−8;40桜尾根登山口−(桜尾根コース)−10:30角田山−観音堂11:00−角田山−(灯台コース)−12:40駐車場
<詳細報告> 今年も春先恒例の雪割草見物山行、角田山を訪れた。昨年は快晴であったが今回は曇り、角田浜の駐車場は平日にも拘わらず50台超、新潟近郊の年配の方が多い様である。今回も何時もの桜尾根を登り、灯台を見下ろし下山するコースにした。今年はまだ咲き始めの為か、昨年より花は少なく、カタクリもまだ蕾が多いものの、彩り豊かな雪割草が彼方此方に咲いる。キクザキイチゲ、ナニワズ、ショウジョウバカマも見られ、写真撮影が多く中々歩が進まない。山頂を通り過ぎ、500m程先の展望の良い観音堂で大休止、遠くの越後の雪山は雲で見えないが、麓の田園風景と角田浜方面の海岸は良く見渡せた。灯台コースを下る頃には晴れ間も見え、カタクリの花が開いていた。
矢張り海を見ながら岬の灯台に下りるこのコースは、何度来ても気持ち良い。恒例燕三条背脂ラーメンを食し帰路に着いたが、また来年も訪れたい。  

03/10  岳の山 記:きたや
8:56市営駐車場 9:49滝見の松  9:56倒木帯入口  11:29大岩を右に巻く
11:59前峰の石祠 12:07岳ノ山山頂704m  12:43ロープ下り30分  13:28直角左の標識 
<メンバー>きたや
<ルート数値>距離7.3Km累計標高+750m-739m所要時間5時間14分(休憩含む)
<行程>市営駐車場9:15→倒木帯9:56→倒木帯終了10:03(ストック探し始め)10:36ストック探し終了→大岩11:23→岳ノ山前峰11:51→岳ノ山12:07→624mピーク13:23→大鳥屋山分岐13:42→林道出会14:07→市営駐車場14:29
<報告>ヒルで夏は行けない岳ノ山に行きました。1時間15分で到着、トイレはあるがポチャンで水無紙無、1台のみの駐車場を9:15出発。林道は山道に変わり滝見の松(9:47)の手前は崩れている。19:56倒木帯に出会い、前日見たブログのようにくぐったり越えたり(ここにヒルがいたら・・怖い)。10:03通過して安心したら・・ストックを忘れていて、探すこと33分。この先は谷筋なので倒木でごちゃごちゃの道探し。11:23大岩を右に巻く。11:51前峰には石祠2体、12:07岳ノ山7O4M着。ともに樹間の山頂で景色はない。風が南に変わり、くしゃみ連発。20分の昼食後山頂を下る。10分ほどでロープの急降下が30分続いた。13:28に624mピークを経て13:28左直角の下りとなる(直進する足跡あるので注意;「←岳ノ山」「大鳥屋山→」の角度90度でないのが微妙)。13:42大鳥屋山分岐。予定の大鳥屋山往復は時間切れで中止。14:07林道出会いを経て14:29市営駐車場にて下山終了した。林道の崩壊、山道の崩れ、倒木と想定していたが、大岩近くでは心ぼそかった。誰とも会わない静かな山旅でした。  

03/15  大萱山〜石倉山 記:さとう
登り始めの階段 こんな感じで歩き易い  大萱山  男体山
白根山 石倉山にて 陽だまりハイク   駐車場に到着 
<メンバー>あんまん、たむら、さとう
<行動記録>下野5:30-原向登山口7:10/25-鉄塔7:40-大萱山9:10/25-1109p12:05-石倉山(1113p)12:15/12:20-846p13:30-鉄塔13:50-登山口14:30-帰路  記録(距離8k  所要7:15分  標高差1100m)                                    
<内容> わたらせ渓谷鉄道の原向駅近くより低山の周回を行いました。登山口駐車場は林道開通記念碑のある薙ノ沢沿いに4〜5台のスペースあり。フェンスを越え西に山すそを300mほど廻り込むと、鉄塔管理用の階段あり、直ぐに鉄塔です。今回のルートは最後まで藪は無く、ふみ跡がハッキリしないものの、とても歩き易いルートとなっており陽だまりハイクそのものでした。但し、低山とはいえ、急傾斜が多く、やはり侮れないルートで神経を使い可なり疲れます。最初のピーク大萱山(1154m)までは標高差570mほどの急登が続きます。あとはアプウダウンの小さな稜線を1095m、1105mのピークを辿り、北に方向を変え石倉山を目指します。先ずは稜線上の三角点(1109.2m)に立ち、北東の稜線を少し辿り、小さな山名版がある1113mのピークを踏みます。主稜線に戻り、あとは西への下り傾斜の稜線です。ピークの下り毎に方向を確認するのは いつもの通り、846pを過ぎ、鉄塔まで来れば距離的には後わずか、但しこれからの下りが難儀しました。ピンクテープがそれなりにあるものの、ふみ跡が僅かでルートがハッキリしません。何処が正解か判らないルートは誰でも苦労するでしょう。植林地の急傾斜はかなり神経を使います。無事沢すじに降り、水量の少ない沢を越えれば林道で300mほどで駐車場に到着しました。やはり低山侮れず でした。帰路のルートを粕尾峠越えにしようと思っていましたが、冬期の閉鎖解除に1w早く往路と同じルートになりました。  

03/14  西岳(八が岳) 記:ともさん
青空に映える霧氷 南アルプス  山頂  阿弥陀岳、赤岳、旭岳、権現岳
雪煙上がる権現岳 編笠山と富士山 展望地より編笠山をバックに   新雪の中の急登 
<メンバー>ともさん、ながおか、<やなぎさわ>
<ルート数値>距離 8.5Km 累計標高 +1,079m、-1,078m 所要時間 7時間 00分(休憩込)
<行程>5:00佐野文化会館ー7:55富士見高原スキー場駐車場ー8:10登山口ー8:55不動清水ー11:20小広場2138mー12:35西岳山頂13:15ー15:10駐車場ー19:30文化会館
<報告>先週計画していた西岳に行ってきた。低気圧通過が残り強風の予報。行く途中、車が煽られ怖いくらいで、強風で名物の八ヶ岳は大丈夫だろうか? 八ヶ岳PAからは南アルプスの絶景とは対照に西岳山頂部分は厚い雲に覆われている。とりあえず行けるところまで行ってみよう。 富士見高原スキー場の登山者専用の駐車場には20台ほどがあった。準備をして出発。登山口までのアスファルトの急登でばてる。大丈夫か〜。今日はひたすらの登りのコース。登山届を出して山道に入る。しばらくはカラマツの落ちる泥の道を行く。上空は強風が吹き荒れているが、樹林帯の中は暑いくらいで薄着になる。凍ったところが出て来たところでアイゼン装着。足は重くなったが安定感はある。展望は全くなし。山頂までひたすら樹林帯の急登の洗礼を受ける。2000mを越えるとも膝くらいまでのふもふの雪。昨日降ったようだがしっかりとトレースがあり、ありがたい。何度も挫けそうになるも、山頂100m手前でやっと雪を纏った編笠山、富士山、南アルプスの展望が開け、それを見たとたん今までの我慢の登りが報われた思いだ。展望地からまた樹林を潜り山頂到着。先行の私達と同世代の4人の女性パーティーがここで良かったねといいながら晴れ渡った展望を楽しんでいた。駐車場の車の人達の殆どは編笠山の方へ行ったと話されていた。 11時頃まではガスの中で真っ白だったようだが、私達が着いたときは素晴らしい展望で、西岳は風が避けられているのか風もなく暖かだった。編笠山へ行った人の記録を見ると暴風だったようで、権現岳も雪煙が上がっていた。 迫力ある編笠山、権現岳、赤岳、阿弥陀岳を眺めることでき、大満足。13:15下山開始と決め、お昼を急いで食べた。 下山は長かったが大満足の展望を見られた後で気分はルンルン、あっという間に感じた。 高速はやはり渋滞し上野原から高尾まで下道を使い、途中狭山で夕食をとり無事帰宅した。 帰宅すると乗鞍岳で雪崩があったとのこと。13,14で行こうと思い計画書まで作ったが小屋が満室で断念。西岳に変更。もし小屋が取れていたら行っていたかもしれないと思う。  

03/07  岩山(鹿沼) 記:ウッチー
三番岩からの景色 二番岩通過  一番岩(山頂)直下  岩山登頂
猿岩の鎖場 垂直に近い所も 鎖場下から振り返る   下山道から見た三番岩 
<メンバー>ウッチー
<ルート数値>距離 6.2Km 累計標高 +378m、-378m 所要時間 3時間 00分(休憩込)
<行程>小山6:00−6:50八幡山公園P7:20〜7:40日吉神社7:55これより岩場〜8:00三番岩〜8:20二のタルミ〜8:40二番岩〜8:55一のタルミ〜9:05岩山山頂(一番岩)〜9:15猿岩( 70mの鎖場)9:30〜10:05日吉神社入口〜10:20八幡山公園P〜13:00小山
<報告>北関東一の70mの鎖場があるというので、鹿沼の岩山に行ってきました。早朝の日吉神社に車を停めようと向かいましたが、「私有地のため神社関係者以外の駐車はしないよう・・・」の看板に、駐車をあきらめて少し離れた御殿山公園駐車場に車を移して出発しました。登山口にはQRコードの入山届が設置されており、必要内容をメールして岩場に向かいました。岩場に着くとコースが分かるようにピンクテープや新たにグリーンの蛍光ペンキの案内が引かれていて、道迷いの不安はありませんがやや不自然な蛍光ペンキに戸惑いました。三番岩のベンチに座り周りの景色を楽しんだ後、先に進む。三番岩、二番岩とあまりアップダウンの少ない凝灰岩の岩稜を楽しみながら進むと、一番岩の案内が現れ登きったところが一番岩(岩山)頂上でした。この日は風もなく少しもやがかかっていますが快晴の天候でしばらく展望を楽しみました。この先の猿岩の降りは長い鎖場でした。ここの鎖場は完全に鎖を頼りに降りなければならないので、途中から腕がパンパンになってきます。角度は60〜70度くらいとのこと。場所によっては垂直に近い体感。全部で7本くらいある鎖を慎重に降りていきました。この先ゴルフ場の横を回り込むように日吉神社に戻ります。そして、神社の入り口付近から御殿山公園駐車場に着くころには短い行動時間ながらも満足感でいっぱいでした。  

03/06-07  天元台山越えツアー 記:「はしだ」
  モンスターの代わりにつららが…    現場を見下ろす後続メンバ
まもなく宿です いい天気になりました     
<メンバー>はしだ、まちこ、いしさか、<しのはら>、ありさか、おおむら、さやま、たらちゃん、きたはら<内容> 3月6日 予報が外れ濃霧の中での行動と気温の上昇による悪雪との闘いになってしま い、宿への到着が暗くなってしまった。いつも苦労する・・・ちゃん転がしで二人目 の犠牲者発生、軽傷で済んだが時間を大幅に取られてしまった。地形的にロープを渡 したりするのが難しいところなので、各自の力量が必要です。
3月7日 前日と打って変わって快晴、微風の最高のコンデション、雪質も上々これが 有るから山スキーは堪えられない。グランデコスキー場に過去最短に迫る時間で帰 着、反省点はあったが楽しいツアーでした。  


03/05  三本槍 記:「ともさん」
歩き始め茶臼岳と朝日岳 スダレ山 奥に飯豊山  山頂
<メンバー>「さだこ」 <柳澤> 「ともさん」

<行動記録>6:00栃木運動公園ー8:00Mt. ジーンズスキー場駐車場ー8:30ゴンドラ乗り場ー8:55ゴンドラ終点駅ー10:40スダレ山ー10:58北温泉分岐ー11:20三本槍岳山頂ー12:00清水平お昼ー13:20ゴンドラ駅              
行動時間4時間27分 活動距離7. 9km +595m/−592m      

<内容> 週末は天気予報が悪そうなので金曜日お休みを取り、先月計画していた三本槍岳へ行ってきました。 ゴンドラ駅で水曜日は雨が降った後で凍っていてスダレ山はアイゼンピッケルがないと登れなかったと聞き置いてきたピッケルを取りに戻りました。 午後から崩れそうな予報で、南の空には雨雲が迫っていました。登山中は青空が広がり、左手には茶臼岳 朝日岳 1900m峰 右手には赤面山旭甲子山 奥には磐梯山 吾妻連峰 飯豊山を眺めながら登れました。スダレ山からは雪が溶けて岩と泥んこが混ざった道で歩くのがたいへんでした。清水平から山頂までは夏よりもかなり楽に登れました。山頂に着くとガスが一気に押し寄せあっという間に真っ白になってしまいました。流石山方面の稜線が見られなかったのが残念でした。写真を撮りすぐ下山。清水平まで来るとまた晴れ間が出たのでそこでお昼休憩。風もなく暖かです。スダレ山からは尻セードをしたりして、遊びながら下りましたが、いよいよ雲が迫って来ました。雨に降られる前にと急ぎゴンドラ駅に着きました。 那須に来たので温泉に入り帰宅しました。高速は雨のなかでした。  


03/06  男抱山〜半蔵山周回 記:「さとう」
歩き始め 最初のピーク富士山 男抱山頂  左羽黒山、右奥半蔵山
<メンバー>さとう  
<行動記録>自宅6:30-293号登山口7:20/7:40-富士山8:15-男抱山8:30-分岐8:45-大岩9:40-半蔵山9:55/10:10-羽黒山10:30-落合集落11:25-駐車場12:00-帰路              
記録( 距離7:5k  所要4:20 累計標高差600m )                       
<内容> 人の少ない里山低山を目指し、ロマンチック村国道293号近くの登山口より周回。天気予報は曇り、朝は霧の濃い道路を走ったが、歩き始めは青空も見え始める。最初は富士山、一頑張りで山頂へ。鞍部に降り男抱山へ、僅かで展望の良い山頂岩峰に到着。遠目は利かないが、古賀志山、鞍掛、篠井富谷連峰など同定、目の前にこれから辿る半蔵山、羽黒山がドンと構える。人が少なく静かなルートは望み通り、暑くも寒くもないのは好条件なのだが、困った事に杉の花粉がたわわに実り、道中クシャミと鼻水の連続が続き難儀しました。本日最高峰502m半蔵山に予定通り到着、あとは落合集落への折返しの稜線です。ルートはふみ跡あり、薮も無く尾根を辿れます。最後の降り口、お墓の近辺が不明瞭になるが、無事集落に到着。後は田んぼのあぜ道沿いを適当に戻れば登山口に早めに到着できました。帰路、近くの温泉「ただおみ」に初めて寄りました。  


02/28  三本槍岳 記:「ありさか」
那須甲子道路県境の路肩駐車場 中の大倉尾根への登り 天気良し 赤面山分岐手前  スダレ山滑降跡(先行者)
三本槍岳 三本槍岳東面滑降跡(先行者) 流石山方面  三本槍岳から下降開始
<メンバー>「ありさか」
<ルート数値>距離11.2km 累積標高930m 行動時間8時間26分(休憩込み)
<行程>修理した道具の確認を兼ねて以前敗退していた三本槍岳へ行ってきました。 那須甲子道路県境の路肩に駐車し出発の準備を行うと、スノーボードブーツ を履いたところで、左足踵内側が痛いのに気がつく。先週の山で靴擦れしたところで、テーピングテープを貼り付けてブーツを履き直し出発しました。以前、橋を渡ってすぐの尾根北側斜面から取り付いたときは、斜度がある深いラッセルとなり尾根に上がるのに苦労したので、今回はトレースの残る尾根末端南側から取りつきました。 樹林帯内の雪は軽く、スノーシューで歩きやすくいいペースで登り、マウントジーンズスキー場分岐の展望台に約2時間で到着。アンパンとコーヒーでしばし休憩。スキー場のアナウンスが聞こえ、ゴンドラで登ってくる登山者のトレースが増える。強い日差しと重い荷物で汗をかきながら1.5h程歩いて赤面山分岐下まで頑張り、カップ飯、サンドイッチでエネルギーを補給し長めの休憩をとった。 赤面山分岐下の急斜面(スダレ山)を登り、およそ1時間で三本槍岳山頂に到着し、360度全方位の景色を楽しむ。南側には燧ケ岳、至仏山、日光白根山など、北側には飯豊連峰が思いの他大きく見える。大峠から流石山方面に向かうトレースも伺える。 大休止した後に身支度を整えて、山頂からルートを探しながらを下り東側斜面入口に到着した。15時過ぎの日陰となった斜面上部は固雪で、斜滑降気味に逃げの滑りとなったが、下部は軽い雪面となり快適にターンできる。スノーシューに履き替えて登山道まで登り返し、そのまま赤面山分岐上部までボードを引きながら登り返し、スダレ山の斜面でボードに履き替える。この斜面は、終始固く滑りにくいので早々に登山道へ復帰した。陽が当たる時間帯なら滑り易い雪質なのか気になるところ。その後の登山道近辺は、灌木近くに柔らい雪があり、それなりに楽しめる。マウントジーンズスキー場分岐まで登り返した後の下りは、しばらくは柔らかい雪面を選びながら滑れたが、下部は雪面が硬く更に樹林の間隔が狭くなりボード下降に適さなくなってきたので、最終的にはツボ足で下山しました。

02/28  筑波山縦走(岩瀬駅〜筑波山) 記:「ウッチー」
出発後すぐ林道 雨引山 加波山のはるか先の筑波山  加波山神社
美しいプロペラ 空のスポーツが盛ん きのこ山  筑波山の尾根に取付く
筑波山頂(女体山) 女体山の隣に男体山 筑波山神社に下山  バス停から振り返る
<メンバー>「ウッチー」、
<ルート数値>距離27.5Km 累計標高 +2314m、-2337m 所要時間10時間 15分(休憩込)
<行程>小山3:30−4:10JR岩瀬駅5:05−5:45御嶽山−6:20雨引山−8:00燕山-8:20加波山神社−8:50一本杉峠−9:40足尾山−10:20きのこ山−1310筑波山(女体山)−13:35男体山−14:40筑波山神社−15:10筑波山口16:25−17:32JR岩瀬駅−18:40小山
<報告>長い距離を歩き通したいと筑波山縦走に挑みました。JR岩瀬駅前を出発し、筑波山頂から筑波神社へ下山。筑波山口バス停で町営バスに乗り、岩瀬駅に戻る歩行時間約10時間。バスの時間が16時25分、つぎが最終便で18時20分なのでこの16時台に乗るには縦走の中間点、つつじ山を11時に通過しないと、ここで縦走は終了となってしまいます。結局時間を気にしながらの山行となりました。
 岩瀬駅をまだヘッドライトが必要な朝5時に歩きだす。すぐに真っ暗な林道になりました。一人では少々怖い。途中御嶽山を越えたあたり前方から地元のおばちゃんが歩いてきたのにはビビりました。聞くと毎日御嶽山(230m)にお参りに登るのが日課だとのことでした。夜が明けた雨引山(409m)の山頂からは絶景が広がりました。そこから目的の山、筑波山をさがすと、正面に見える加波山から視線を右に移しはるか先に二つの頂の筑波山が見えました。まだまだ先は長い。気を引き締めて先を急ぎました。徐々に高度を上げて701mの燕山を越えると加波山(708m)は近くなります。ですが筑波山はまだまだ。この先車道と登山道が入交り、車道を使うと遠回りになるので登山道を探しながら進みました。この周辺の登山道はモトクロスバイクや自転車の乗り入れが容易で、所々道が荒されていました。
 中間点のきのこ山(527m)は車道のすぐ脇、11時前に通過しました。この先、標高を220mまで下がり、筑波山の尾根に取り付き筑波山頂(女体山)877mまで上り詰めました。そして、もう一つのピークの男体山を経由して筑波山神社へ降り、ゴールの筑波山口停留所へはさらに2km歩きました。
 筑波山口停留所からでている町営バスは200円で乗り放題。約1時間かけて終点手前のJR岩瀬駅に到着しました。足慣らしが目的の今回の縦走は達成感がありました。反面身体が悲鳴をあげ、足が棒になり、しばらく階段の上り下りが大変でした。

02/27  高山(日光) 記:「さとう」
雪深いところ 雪無しも多い 山頂直下  高山山頂
奥白根は頭だけ、白根隠しに隠れてる 緊張するトラバースが多い 巨木が素晴らしい  男体山は雪少ない
<メンバー>さとう                              
<行動記録>  自宅5:30-竜頭の滝上駐車場7:10/30-高山9:30-熊窪分岐10:45-熊窪11:15/30-竜頭の滝上p13:15
記録 (距離8k 所要:5:45 累計標高差630m )                                    
<内容> しばらく薮山歩きが主体だったので、たまには雪がみたくて人の少なそうな高山を訪れた。ここのところ周辺の山々の雪は少なく、男体山などは薙に有るだけで寂しいかぎりだ。滝上の駐車場より少し戻り登山口だ、獣除けフェンスを抜け点線に沿って歩く。しばらく雪が降ってないので雪は締まって助かる。雪に慣れてない為、準備に失敗あり、サングラスを忘れた。古いトレースがあり雪が固く締まり、傾斜が出てくるころ、たまらずアイゼンを着ける。今日は寒い、風も出てきた。気温は何と−14℃もある。頭も毛糸の帽子だけでは寒く、ヤッケのフードをすっぽり被る。稜線に上がると、小さなアップダウンの繰り返しだ。場所によっては雪の多い処もあれば、まったくない処と様々だ。問題は雪(氷)が硬く、アイゼンでも難儀する状況だ。ルート上では融けた雪が凍りアイゼンの歯が利かない程だ、しかもこの寒さ、簡単ではない。距離も短いので無事山頂着、誰も遭わず静かだ。下りのルートは予定通り熊窪への周回コースにする。問題はここからの急な下りだった。急傾斜のトラバースが多い、雪にアイゼンの歯がたたずステップを作りながら一歩一歩慎重になる、滑ったらそれまで、奈落の底だ。滑落停止が出来ない、ピッケルが欲しかった。苦労の末やっと分岐に到着、熊窪へは沢沿いのルートで緩斜面で気が楽だ。雪が締まり何処を歩いても潜らず、快適な雪景色を楽しみながら湖畔に出た。あとは湖畔の周回コース、但しこちらも至る所で雪解けの凍りに難儀しながらの歩きです。竜頭の滝脇の階段も凍りつき最後まで気が抜けない歩きとなりました。

02/23  大小山 記:「ウッチー」
大坊山 所々岩場あるき つつじ山  両崖山方面の煙が見える
越床峠 妙義山 大小山  梅の花が満開
<メンバー>「ウッチー」
<ルート数値>距離 7.0Km 累計標高 +606m、-606m 所要時間 3時間 20分(休憩込)
<行程>小山7:00−8:10大山づみ神社8:30〜8:55大坊山9:00〜9:10つつじ山〜9:45越床峠〜10:45妙義山〜10:55大小山〜11:50大山づみ神社−14:00小山
<報告>体調不良もあってしばらく山から遠ざかっていましたが、毎週更新される山行報告に刺激を受けて、足慣らし山行に行ってきました。一度行ってみたかった大坊山〜大小山周回は岩場の急登や見通しの良い尾根歩きがあったりと変化にとんだ山歩きが楽しめました。
 この日は天気は良いものの風が強く、空は霞んでいてあまり遠くの景色は望めませんでしたが、時々望む浅間山、赤城山、男体山に足を止めてシャッターを押していました。妙義山の手前の登りのところで、正面から軽快な足取りの女性が歩いてきました。会の山口さんとわかり驚き。世間は意外と狭いなアと、痛感させられました。山口さんから両崖山の山火事のことを聞き、空が霞んでいる原因が分かりました。そういえば朝からヘリコプターが何機か飛んでいるので気にはなっていましたが、大変なことが起きているのに、山に登っている場合ではないことに気づきました。帰りに老舗風の蕎麦屋で昼食をとりました。街は平常を装ているようでしたが、話題は山火事のことばかり。帰るころには、ところどころ煙が霧のように見える足利を後にしました。

02/24  武甲山 記:「たらちゃん」
武甲山 武甲山からの秩父の町 子持山に向かう道から見える秩父の山々
 大持山
<メンバー>「ともさん」「たらちゃん」 <柳澤>
<行程>  武甲山登山口8:10-武甲山山頂 10:00-小持山 -大持山 12:20-武甲山登山口13:50
<報告>6時00分田沼出発。北関東自動車道から足利の山火事が見える。煙が迫力ある。自衛隊のヘリが水袋をぶら下げているのが見えるが、小さく焼け石に水のような印象。秩父の町から武甲山へ、途中炭酸カルシウム採掘会社の巨大な社屋の横を通り、神社の駐車場へいくも、入り口の鳥居の幅が狭く、車ギリギリであった。3台程度巣でも駐車してあった。登山口から歩きやすい上り道で、一度休憩を挟んで、それほど険しくもなく山頂の神社に到着。頂上からは秩父の街中と、浅間山、谷川連峰などが見える。採掘された山肌がうら寂しい。採掘するショベルカーやダンプがミニカーのように見える。そうこうするうちに、山と道のMINIというザック(私とまったく色も同じ)をもった女性とその連れが到着。神社の脇の日当たりの良い場所で小休止。風があるので、日陰は寒い。ここから一度割合急な硬い土壌のくだり道。そこから登り返して子持山に到着。眺望はない。再度くだって登り返し、大持山へ。所々凍ったうえに落ち葉や土が被っているが、それほどは滑らない。大持山で昼食をとる。富士見の丸太なるものから富士山の頭が少し見える。そこからかなり急なくだりとなり、足元に気をつけながら妻坂峠へ。ここからはつづら折りのみちとなり、先ほどよりは歩きやすい。沢を渡り、ほどなく登山口に到着。程よい疲労ででした。帰りの関越道で高崎方面へ向かうはずが、東京方面へ入ってしまい、しばらく誰も気づかず、インターチェンジ二つくらい過ぎて東松山インターで「ともさん」から逆だわと言われて降りてまた下り線に入るという失態を演じました。やらかしてしまいました。「ともさん」、柳澤さん誠に申し訳ありませんでした。北関東自動車道路からの足利の山火事は、朝見た時よりも煙も大きくなり、足利日赤の近くまで煙は到着。尋常ではない雰囲気が漂っていました。その夜にこの道は通行止めになりました。

02/23  黒岳 記:「たらちゃん」
展望台からの富士山と私 展望台からの河口湖と富士山 黒岳
 破風山
<メンバー> 「ともさん」「ながおか」 「たらちゃん」 
<行程>  黒岳登山口8:40-黒岳山頂 10:50-破風山-黒岳12:35-御坂峠-黒岳登山口14:10
<報告>6時00分新小山市民病院前駐車場出発。圏央道から中央高速で河口湖へ。初夏と思えるくらいに暖かい。おさか道から黒岳登山口で駐車。2台の車が駐車していた。当初の予定とは逆のまず黒岳に登るコースを辿る。かなりの急登で足場が引っかかるものがなく登りづらい。その後岩も出てきてよじ登る所も数カ所あり。途中あついあついといいながらジャケットを脱いで、小休止を取る。山頂前の展望台で富士山と河口湖ががーんとみえる。富士山の雪はすそのまではなく、例年より雪が少ないと思われた。南アルプスの真っ白な山並みも綺麗に見えた。写真を撮りまくり、山頂へ。山頂には眺望なし。誰もいない。時間があるので破風山にピストンで向かう。高度差170m程度くだり、そこから気持ち良い小道を通って山頂へ。展望なし。ここで昼食とする。「ながおか」さんの食べている日清シーフードのカップ麺がやけにうまそうに見えた。そこからふーふーいいながら登り返し黒岳山頂に戻る。年配の男の人が御坂峠に降りようとしたがまた引き返してきた。凍結していたからだ。我々もチェーンスパイクやアイゼンに履き替えてしばらくすると凍結箇所はなくなり、脱いだ。その後も落ち葉の下に隠れた凍結箇所に気を使いながら、峠へ。うちやぶれた小屋の残骸が寂しそうにある。ここから葛折りのくだり。凍結箇所はないので、危なくはない。長いねえと言ってはいるが、そのうちに登山口に到着。結構人はいるかと思ったが、10人未満の人しか会わず、静かな山行でした。

02/20  栗生山縦走(桐生) 記:「さとう」
最初のピーク雷電山へ 雷電山の祠 707pにて
 陽だまりハイクです
赤城山 低山ながら侮れないコースです 後半は岩場多し
 栗生山山頂にて
<メンバー>「ともさん」、「ながおか」、CL「さとう」 
<行動記録> 桐生道の駅(クロホネ・ヤマビコ)7:15-葛葉峠(車デポ)7:30-涌丸登山口8:10/25-雷電山8:52-605p9:02-707p10:00-798p11:15-栗生山13:35-葛葉峠15:20-涌丸15:45
記録( 距離8k 所要7:10 累計標高920m )
<内容> 桐生の道の駅に7時現地集合、桐生は遠い、1.5hかかった。先ずは下山口の葛葉峠に車をデポ、登山口(涌丸)よりソーラーパネルを見やり雷電山へ。フェンス沿いの薄い藪から直登、雷電山を越え605pへ。一帯は笹薮で我慢の地域、最初の峠付近から藪がなくなり歩き易くなった。目指す栗生山は遥か彼方、小ピークのアップダウンを繰り返し、その度に方向チェック、峠、林道を4度ほど越え、石祠が5ヵ所ほどあった。薄い踏み跡は落ち葉で消え、マーキングも当てにならない。スマホでの位置確認は頻繁になる。ルートは一般的でなく、一部マニアの好きなコース、道々、シカのフンは有ったが熊は無し。ひと気は全くありません。後半は岩場も多く出てきて変化ありトラロープ類は全く有りません、栗生山以外、山名板は無かった。驚いた事に、私は初めてと思っていたが、5年前に4人で一度来ていたという。全く思い出せなかった。後で記録を見てビックリ、ヤシオの時期に神社より登りルートを間違え岩稜ルートより周回していた。その時は帰りに荒神山も登っていた。神社からの一般道と合流し間もなく、ようやく栗生山に到着です。距離的に後は僅か、楽勝かと思いきや、とんでもない。帰りの峠へのルートが判らない。3人でスマホ片手に行ったり来たり、北側が急斜面で切れており、案内なし、マーキングもハッキリせず降り口が判らず30分ほどロスしてしまった。元々破線もないルート、スマホが有っても苦労しました。結局、この先危険、通行止めという看板のところを左に少し降りると、かすかなふみ跡がありようやく安心、その後の稜線も何度も登り返しがあり、疲れた体にはきつく感じた。最後の下りで別荘地のある峠にやっと到着、結構 玄人好みのルートでありました。帰りには、最近寄ったことの無い帰路の温泉、水沼の駅温泉があり、注意して寄ってみたが、この時期客が少なく疲れを癒すことが出来ました。

02/13-14  迷い沢、西大巓 記:「はしだ」
<メンバー>CL「はしだ」、「まちこ」、「いしさか」、<「しのはら」>、「おおむら」、「たらちゃん」、「さやま」
13日いつもの国道115号沿いの駐車スペースをスタート、既に7台の先行パーティ有り。飛び石の渡渉点は多雪のため苦労せずに渡れた。2名は天候も良く体力を持て余しているため鉄山のシャクナゲの碑まで行って貰う。残りは1600M地点で打ち切り。気温が高く苦労するかと思っていたが意外に滑る雪で楽しめた。夜は初の神田荘にて歓談。14日グランデコスキー場に向かう、昨夜の大地震で高速道路が通行止めでガラガラ、2名はゲレンデ練習5名で山頂を目指す。中の沢のドロップポイントでは霧がかかり暫く待ったが一瞬晴れたので何とか一本落とすことができた。帰りは高速も復旧してラッキーだった。

02/13  谷倉山周回(栃木) 記:「さとう」
最初は篠竹のやぶです 途中より歩き易くなった 伐採地の奥に谷倉山
 山頂直下の植林地
谷倉山の山頂にて 下山分岐 あぜ道へ降りた
 藤沢城址にて
<メンバー> 「さとう」                               
<行動記録>自宅6:00-星野遺跡公園6:50-(自転車)-藤沢城址入口7:15/25-194p7:50-342p8:35-455p 487p9:45-493p10:25-谷倉山11:10-485p(下山分岐)11:50-348p12:15-下山口13;00-星野駐車場13:25-藤沢城址入口13:50-帰路   
記録(距離10k 所要:6:10 累計標高850m ) 
<内容> 薮を覚悟し、登り口は栃木の森ゴルフコース近くの尾根の末端から取付いた。一帯はあぜ道の奥に、使われていないゲートボール跡地?と駐車場があり、自転車をデポし入口探し、獣除けフェンスの針金を解除するのに手間取ったが、194pへの登りから始まった。シノダケの薮あるも、それ程苦労もなく末端のピーク194に到着。その後の稜線歩きは、342p近くまでは薮が続きました。ルートはやがて踏み跡が出始め歩き易くなります。稜線はるか奥にはこれから辿る谷倉山の鉄塔が確認された。道中、岩場なく急斜面も少なく歩き易い、人の気配が全くない陽だまりハイクです。小さなピークを幾つも越え、伐採地で見通しの良い場所を何度も通過、途中、林の中で最近見てないカモシカ2頭に遭ったが、ダッシュして走り去り消え去った。トレースは落ち葉もあり人の足跡なく、有るのは獣ののみ、シカかカモシカか? 東側の伐採が際立つ様になると程なく山頂到着。この地域の伐採の面積は相当広く、西方方面の街からも良く見え、谷倉山付近と直ぐ判るほどである。だれも居ない山頂をあとに西の稜線を辿る。以前に大越路峠まで行ったことあるが、旧林道の崩壊が凄かった。今回は465pより南南西の稜線を辿る。落ち葉で踏み跡は消され、歩く人も少ないと見えルート取りは簡単ではない。348pまで来た。問題はその先の次のピークで右へのトラバースルートがやけにピンクリボンが付けてありそれに誘われ、小さなピークを登らず楽をしたい気持ちが悪かった。気が付いた時には右側の尾根に入り込みルートから外れてしまった。薮岩尾根の傾向で、マーキングはあてにならない事例で大いに反省。民家の裏山に出て、またまた獣除けフェンスの針金外しに苦闘し田んぼのあぜ道へでました。一般道をテクテク歩き30分はロスタイムで駐車場に戻りました。帰りのついでに藤沢城址跡地を訪ねたが、殆ど何もありません。今回の山行もまた誰一人とも遭いませんでした。

02/12  太平山周辺 記:「みつまん」
<メンバー>「みつまん」 
<ルート数値>距離 15.1Km 累積標高 +1,370m,-1,370m 所要時間 7時間00分 (休憩込) 天気:晴れ
<行程>大中寺P 7:20 - 7:25大中寺7:33 - 7:51アンテナ管理道 - 8:15太平山 - 8:30ぐみの木峠 - 8:55大中寺P9:05 - 9:10林道西山田線終点 - 9:24晃石山登山口 - 10:00晃石神社10:15 - 10:17晃石山10:20 - 10:35青入山 - 11:05清水寺11:13 - 11:48立花登山口 - 11:53尾根・沢分岐 - 12:21馬不入山12:35 - 12:58桜峠 - 13:26晃石神社13:31 - 13:58ぐみの木峠 - 14:20駐車地
<詳細報告> トレーニングに太平山へ行った。今回は初めてのルートをいくつか歩いてみた。
大中寺の駐車場には一番乗りだった。大中寺油坂下には白梅が見頃で、ロウバイも咲いていた。「馬首の井戸」の横から山道に入る。最初は露岩の急登だがすぐ傾斜は緩やかになってアンテナ塔管理道に出た。管理道を進んで太平山山頂を目指した。山頂には富士浅間神社があるがその裏が山頂になっているのにまだそれを見たことがなかった。山頂標識を写真に撮ってぐみの木峠へ下った。
峠から大中寺までは、急な下りで始まる。滑りやすい土の傾斜道なので濡れていると絶対に滑りそうだ。でも、その横には脇道があり木の根が多いのでそちらに逃げることができる。沢の流れが聞こえてくると傾斜は緩やかになり普通の山道となる。駐車場に戻ると車が10台以上に増えていた。
林道西山田線は舗装されているので歩きやすいが足裏が痛くなる。晃石山への登山口には大きな標識があった。10分ほどでしめ縄の飾られている「力水」に着く。沢水を飲むことができた。その上には不思議な模様の大岩がいくつかある。どれが「虎目石」なのか不明。全部が「虎目石」なのかも知れない。沢から分かれるとジグザグの急登となり晃石神社に到着。大休止。 山頂からは、先週は空気が澄んでいたのだが今回は少し霞んでいた。しかし、日光連山の高さの辺りだけは霞が取れて、きれいに見えた。
青入山からの下りは地形図の破線ルートで、ネット情報では急傾斜の山道らしい。少し下ると人が登ってきたので驚いた。男性単独者でかなり疲れた様子だった。「こんな急な道は初めてだ。立花ルートよりきつい」とぼやいていた。ここで私は初めて馬不入山に立花ルートがあることを知った。確かにその先はきつい下りだった。トラロープがあるのでそれに掴まって横向きにゆっくりと下った。やがて歩きやすい傾斜になって清水寺の「展望台」に着いた。清水寺に参拝する。
計画では、先週桜峠へ登った時に、左にある脇道が気になったのでそれを登る予定だった。しかし、その脇道は道形はあるのだが、踏み跡はまったく見られない。少し上ってみたが倒木にぶつかったので登る気力が失せてしまった。それで、林道まで戻って、先ほど初めて知った立花ルートで馬不入山へ登ることにした。 林道西山田線を20分近く歩いて立派な標識がある立花登山口に着いた。山道は荒れている。登山者は少ないのだろう。10分ほどで「レスキューポイント26」の黄色い標識が見えてくる。山道は沢沿いに奥に進むが、左に「馬不入山尾根コース」と書かれた小さな標識があり、左に進む薄い踏跡もある。今日は尾根コースで登ることにした。最初に尾根に登るまでは落葉の急登だが5分ほどで尾根に登れた。そこからは落葉は多いが歩きやすい尾根だ。踏み跡は見えないが道形は分かりやすく、所々に古いテープもあった。20分ほど尾根を登ると右の沢からの踏跡に合流して「立花沢ルート」標識があった。沢ルートの方が踏跡はしっかりしていた。まもなく桜峠〜馬不入山の一般ルートに合流してすぐ山頂についた。 小休止。
帰路のコースをどうするか悩んだが、舗装林道を長時間歩くのはつらいのでぐみの木峠まで尾根を歩いて駐車場に下った。おかげで脚は痙攣こそ起きなかったがパンパン状態だった。
この山域で気になるルートとしては下記が残っている。いつか歩きたい。
1.立花沢ルート
2.晃石山とぐみの木峠の中間の展望台から随分としっかりした踏跡が南東に下っていた。どこに下るのだろう。
3.尾出山から諏訪岳・唐沢山に続く尾根と大平山域はどのようにつながっているのだろう。地形図では「廻峠」あたりでつながっているようにみえるが、ゴルフ場と自動車道でズタズタになっている。いつかそこを歩いてみたいが藪が濃厚と思われる。

02/11  大小山・大坊山 記:「ながおか」
臨時駐車場からの朝日 妙義山頂 ローソク岩からの番屋
 大坊山
<メンバー>「ながおか」 
<行動記録>小山5:30‐阿夫利神社駐車場6:40/50‐妙義山山頂7:40‐毛野山8:00/05‐ 山祠8:37‐越床山8:43‐ローソク岩8:44/9:02‐越床山9:04‐越床峠9:12‐ 番屋9:27/10:00‐足利鉱山10:05‐つつじ山10:24‐大坊山10:36‐ 大山祇神社10:53‐やまゆり学園登山口11:34‐小休止11:43/58‐ 大小山見晴台12:21‐男坂12:31‐阿夫利神社駐車場12:47/55‐小山13:45
<ルート記録>6H(休憩込み)  
<内容>休日ともなると大小山登山口(阿夫利神社駐車時)は満車になると聞いていたので、小山を早朝に出発し、阿夫利神社登山口手前の臨時駐車場に駐車した。臨時駐車場に2台、神社駐車場は4台止まっていた。早出は正解だった。臨時駐車場の入口には、ハイカーに向けて、富田地区観光協会によるコロナウイルス感染防止のための立札が設置されていた。 神社の駐車場に着くと、地元の登山者が、立派な角付鹿の頭蓋骨を手にしていたにで写真に収めた。 既に下山して来たハイカーが、山中で拾ったのだそうだ。 登山道出入り口には鹿よけの柵が設置されていた。鹿の頭蓋骨を見たばかりだったので、柵を見て納得した。当初、西場富士方面から妙義山方面に歩くコースを予定していたが、急遽妙義山に直登するルートを進んだ。時間的に早いので、妙義山までは人に会わなかった。風も無く気温は高めで晴れていたので、妙義山頂までの稜線の眺めも良く快適に歩けた。山頂で5分程展望を楽しみ毛野山に向かう。ガマ岩、山祠を経て越床山に着いた。越床山からローソク岩までピストンする。ローソク岩から番屋やゴルフ場が良く見えた。 番屋手前でトイレを借りた(100円)。番屋でご主人に挨拶すると、外はまだ寒いから中にどうぞと声掛けしてもらったので、中で大休止し甘酒(150円)を飲む。小屋内の写真を撮って良いか聞くと、快くOKしてくれ、良いものがあるよとカーテンを開けてくれた。カーテンの後ろに大きな絵が飾ってあった。(足利在住の有名な画家が描いたそうだ)小屋上の展望所では登山者三名が休憩していた。番屋を出発する頃から風が出てきた。足利鉱山からつつじ山、大坊山までの稜線では北西の強風が吹き荒れ身体が吹き飛ばされそうで歩きづらかった。途中大坊山から来たパーティ2組とすれ違う。 大坊山に着くとハイカー3名が休憩していた。大山祇神社に着くと高校生らしき学生が十数人来ていて賑やかだった。この時間の大山祇神社駐車場には、10台程車が止まっていた。大山祇神社から 中根団地を抜けてやまゆり学園方面に向かう。途中左足首が痛み出したが我慢して歩いた。平地でも強風にあおられ歩きづらかった。やまゆり学園手前の登り口にも猪被害対策の為に柵が設置されていて、その先に猪用の罠が仕掛けてあった。猪が出ないかと気をつけながら歩いた。 足首の痛みが治まらないため、やまゆり学園登山口から10分過ぎた辺りで15分程休憩した。 途中、番屋で出会った二人連れのハイカーに出会う。 大小山見晴台、大小山、大坊山分岐から大小山方面に登り、もう少しで大小山頂上という所まで来たが、 足首の痛みが治まらないので下山することにした。見晴台方面に戻り男坂から駐車場に戻った。

02/06  閑馬川右岸尾根(佐野) 記:「さとう」
分岐過ぎ祠から稜線歩き 対岸は左岸、岩峰群 かすかに庚申、赤城、浅間が  山名板取り付け
石尊山にて 落ち葉のラッセル  陽だまりハイク  メガソーラー入口の林道へ駐車
<メンバー> 「あんまん」、「さとう」 
<行動記録> 自宅5:30-千躰庚申山近くへ車デポ6:30-近沢峠7:00/7:20-左岸尾根分岐8:00-鍋沢山(562.2m)8:45-510p-石尊山(530m)10:20-小野久保山(490m)12:20-441p13:05-366p-307.2p14:15-駐車場15:08-近沢峠15:40
<ルート記録>(所要8:08分 距離10k 標高差1000m )  
<内容> 近辺の尾根歩きで、@2015に金原〜高鳥屋経由で近沢峠、A2016に近沢峠より奈良部山 と歩いており、今回の近沢峠〜千躰庚申山へのルートは初めて、左岸の岩稜に比べ安易と思いきや、 ルートの多くは歩き易く陽だまりハイクそのものですが、一部では急なアップダウンがあり、特に最後の千躰庚申山近くのpへの下りは、薮は程々だが、急傾斜もあり、ルート取りに経験が必要な処です。 日の短いこの時期、早出は必須、ストリートビュウで調べておいた車のデポ地に千躰庚申山先のメガソーラー入口の林道脇にデポし近沢峠へ。旧林道が通れそうなので、荒れた林道を途中まで車を進める。意外だったのは、適当に取りついて岩稜コースとの分岐まで辿るのにウロウロし余分な時間がかかってしまった。ルートはおおむね尾根を辿る、人工林が多く薄暗いのは残念だが、時々自然林も出て、風も無く陽だまりハイクそのもの、途中より汗をかく状況となった。ふみ跡らしいのは殆どなくマーキングも少ない、中間付近の石尊山では、持参した山名板を取り付けた。その後も小さなアップダウンは数知れず、岩場も多く後半からはふみ跡も無いが、マーキングも無し、特に最後の307pより駐車場所までのルート取りは薮もあり難しい。幸い小尾根を辿り下山口は駐車した場所にピッタリ、降り口から直下の車が見えドンピシャでした。最後は千躰庚申山を踏みたかったのだが、近くに適当な駐車地が無く、時間も遅く諦め、近沢峠の車回収となりました。里山低山侮れずでした。

02/06  雨巻山 記:「ながおか」
雨巻山 御嶽山  沢コースの下り   下山したら駐車場は満車だった
<メンバー>「ながおか」
<ルート数値>行動時間3.5H(休憩込み)距離8.4k m 累積標531(±10)
<行程>小山5:30-大戸川駐車場6:45/54-三登谷山登山口6:58-三登谷山7:38-雨巻山8:38 -展望台-雨巻山8:42-御嶽山9:44-足尾山9:57-大戸川駐車場10:30-小山12:05
<報告> 三登谷山〜雨巻山〜御嶽山〜足尾山沢コースを周回しました。 三登谷登山口から雨巻山山頂までトレラン一名とすれ違っただけだった為、人に会わない快適な尾根歩きが楽しめた。 雨巻山山頂に着いた時点では、誰も居なかったが、暫くすると数名が登って来た。雨巻山からの下りからは徐々に人が増えてきたものの密になることは無かったので、気兼ねなくのんびりと歩けました。 御嶽山の下りは、急な岩場なので、慎重に下った。 足尾山からは、沢コースで登山口へ戻った。 下山すると、早朝には数台だった駐車場も満車になっていた。

01/31  古賀志山馬蹄形 記:「ありさか」
東陵方面入口 東陵頭マップ  赤石山への長めの下り   猿岩突端からの眺め
馬蹄形ルート標識 斑根石山   中尾根下降   夕暮れの林道着
<メンバー>「ありさか」
<ルート数値>行動時間8時間(休憩込み)、距離12km、累積標高860m
<行程>赤川ダム駐車場9:37-東陵経由-古賀志山11:09-御岳山11:30-赤岩13:00-腰掛岩13:50- (383P)15:22-(559P)15:50-(496P)16:38-赤川ダム駐車場17:33
<報告> 9時半頃、森林公園駐車場に着くとザックを背負った人が多数。天気が良いので皆歩きにきたのでしょうか。 東陵は2度下降したことがありますが、登るのは初めて。左手に沢地形を見ながら東陵を辿ると、岩場に出ました。以前下降した岩場は更に下方に続いていました。頭の地図をみると、東陵ルートは今回のトレースで合っているようで、中間部から下方の岩場は南東陵と呼ぶようです。 古賀志山山頂は20〜30名程度の賑わい。短い休憩をとって赤岩山方面へ進みます。何度も歩いているコースなので、御岳山、中岳、赤岩山と通過し西陵の猿岩で昼食で長めの休憩。岩の突端から皇海山〜白根山〜日光連山まで全方面良い景色。 西陵を下降し、腰掛岩へ向けてしばし登り。緩やかの登山道の最後は里山の急登。 P444でエネルギー補給しながら、御岳山〜赤岩山方面を眺める。14時過ぎとなり、古賀志山まで戻れるか時間を見ながら先を急ぐ。日陰に時々雪が残っているが、冷えているので硬い状態でトレランシューズでも滑らず特に問題はない。 16時前P559で腹ごしらえをして、中尾根経由で日暮れ前に駐車場に戻りました。

01/31  牛奥の雁ヶ腹摺山 記:「ともさん」
牛奥の雁腹摺山山頂 小金沢山山頂   気持ちのよい頂上直下   パノラマ岩から南アルプス
<メンバー>「ともさん」、他4
<ルート数値>行動時間 6時間15分(休憩込み)活動距離9km 累積標高815m
<行程>5:10自宅−7:55ペンションすずらん駐車場―8:15出発―10:10パノラマ岩―10:35牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂―11:45小金沢山12:25−13:00牛奥ノ雁ヶ原摺山―14:30駐車場―19:45自宅
<報告>昨年から行きたいと思っていた山域で、丑年にちなんで牛の付く山として紹介されていていた一番長い読みの山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山を計画した。昔の山仲間とはコロナ対策で現地集合、展望がよいというので息子も運転手としてついてきた。先週積もった雪が膝くらいまであったが、トレースがしっかりついていてアイゼンも使わないで済んだ。前日風が強かったがこの日は程よい風で富士山を見ながらの気持ちの良い雪山ハイキングとなった。 ツアー登山らしきパーティーが二組と、5組くらいの2人連れと出会った。 ペンション前に無料で駐められるが、必要事項を記入してダッシュボードに置いていくようにと指示があった。 お風呂はパスして雁坂道経由で運転を楽しみながら、途中ラーメンの夕食を取り無事帰宅した。

01/30  石裂山〜小川沢峠 記:「みつまん」
ポケットパーク水沢 大岩を右に巻く   急な登り   石裂山で
<メンバー>CL「さとう」、「あんまん」、「みつまん」
<ルート数値>距離 7.9Km 累積標高 +1,120m,-920m 所要時間 5時間50分 (休憩込) 天気:晴れ 強風
<行程>ポケットパーク水沢 7:25 - 主稜線8:45 - 10:14一般登山道合流10:29 - 11:02石裂山11:15 - 11:30月山11:38 -(10分休み)- 12:34小川沢峠 - 13:00舗装林道終点 - 13:15駐車地
<詳細報告> 石裂山は上久我の加蘇山神社から周回するのが一般的だが、入粟野の水沢から小川沢峠まで縦走した。 ポケットパーク水沢はトイレも完備している駐車場だ。今まで「つつじの湯」に行くときに何度も前を通過してるが立ち寄ったことはなかった。下山地点に車をデポ後、登山開始。
橋を渡ってすぐ尾根に取り付いた。最初は急傾斜で、所々に作業道は見られるのだが、登山者の踏跡はなさそうだ。いつもは急な登りで汗をかくのだが今日は気温が低く、風も強いので汗はかかない。東電鉄塔の下を進むとすぐ舗装林道にでた。地形図の林道終点(林道は2本に分かれてさらに奥に続いていた)あたりで林道におさらばした。まもなく自然林になりすぐ主稜線に着いた。その尾根は、三峰山から石裂山を経由して横根山に至る尾根だ。
そこからが今回のハイライトだった。風もますます強くなった。まず、762m地点手前のコルに岩場があった。まず、右に降りて大岩を1つ巻いたが、その先へは進めず、岩に登り返した。岩の上には杉の大木があり、杉に抱きついて裏に回り込んだ。すぐ次の岩が待ち構えていたが、それも右に巻いた。762峰についてほっとするが、下るとすぐ大岩があった。それも右に巻く。この辺りの尾根は左側は崖で、右側も崖なのだが左よりは緩やかなので何とか右に巻くことができる。次のピークへの登りにも岩があり、岩の先の傾斜もきつい。主稜線を約90分歩いて、一般登山道に合流した。そこで大休止。ホッとする。
そこからは一般登山道なのだが東剣ノ峰からは有名なハシゴが連続する。アルミの立派なハシゴで、安定感があるのがうれしい。しかし、下りなので最初の1段、ハシゴの変り目は慎重になる。西剣ノ峰からの下りもハシゴだった。下ったところが御沢峠で、入粟野の賀蘇山神社からここに上ることができるようだがかなりルートは荒れているらしい。ルートの入り口には「危険」の札があった。石裂山山頂に到着。北側は開けているが日光連山は雲の中だった。次に登る月山が小さいが不気味な姿を見せていた。登頂写真を撮って、月山に向かう。岩場はあるが一般登山道なので危険ではない。しかし、月山への急な登りで、薄い踏み跡にひきつけられて左に回り込んでしまい、少し難儀した。月山山頂には祠があった。少し休む。
月山から小川沢峠まではのんきな尾根歩きだった。途中、伐採の進む林道の脇で日なたを選んで休んだ。小川沢峠からの下りは踏跡が見られない急な下りだった。参考にしたログデータに倣って少し戻るようにトラバースして小さな尾根に出た。すると左下に作業道が見えたので急斜面を下った。その道は崩落の進んだ廃林道だったが少し進むとキャタピラ跡の生々しい林道に合流した。峠から30分程で舗装林道にでた。そこから15分でデポ地に到着。
コロナ禍中なので、駐車場までは3人それぞれ別行動で、デポ地と駐車場間もマスクをして窓を開けて移動した。また、山中では私たち以外誰にも会わず。強風で寒かったがバリエーション歩きを楽しめた。

01/22  篠井富谷連峰 記:「さとう」
公園に咲くロウバイ 初めての榛名山   本山にて   カブト山
<メンバー>「ながおか貞」、「さとう」
<行動記録>自宅5:30-鬼山下山口6:20-こどもの森公園7:00-榛名山8:10-男山8:25-本山8:55-飯盛山10:00-高館山11:00/11:25-黒戸山11:55-カブト山12:25-鬼山12:55-下山口P1:05-こどもの森公園1:25-帰路   記録(距離:9K 所要6:20 累計標高860M )
<内容> 非常事態宣言下、今週も県内の低山でのトレーニングです。平日でもあり1日中誰にも遭わない静かな山行でした。車を別々にし下山口(鬼山の近く)にデポし、こどもの森公園からスタート、いつものルートと違い、榛名山に直接登ることにしたが、登り口捜しに、公園内でウロウロしロスタイムあり。 尾根に乗れば立派なふみ跡あり、一気の急登で初めて榛名の山頂を踏んだ。次は男山、そして本命の本山に到着、表日光連山を初め、袈裟丸の山々、高原山、いづれも一時の多い雪は影を潜め、白さ加減が寂しい様です。これから進む南東方面までは遥か彼方、歩けるかな?不安を感じながら先ずは飯盛山へ。急傾斜のアップダウンに時間がかかるが、あとは少し傾斜も落ち距離を稼ぐ。高館山でノンビリし、南へ向きを変え黒戸山へ、あとは樹林帯を下れば林道です。一度も登ったことの無いカブト山を目指す。地形図では南側の372Mが兜山となっているが、北側の372M峰がカブト山らしい。樹林帯で展望良くないが、歩き始めの榛名山、本山が遥か彼方で感動ものです。林道に降り、次は南側の鬼山です、こちらもふみ跡はハッキリしてます。林道を少し歩いてデポした車に無事到着しました。天気予報が悪く変わって、曇り基調となっていたが、最後まで晴れで、本当に静かな歩きを楽しめました。

01/19  一床山・林山 記:「みつまん」
駐車場は閉鎖されていた 一床山山頂   北から見た三床〜一床   林山。ここで折り返し。
<メンバー>「みつまん」
<ルート数値>距離 12.1Km 累積標高 +1,550m,-1,550m 所要時間 6時間15分 (休憩込) 天気:晴れ 強風
<行程>鹿島神社前P 7:30 - 8:25一床山8:30 - 尾根分岐8:50 - 9:30桜山9:45 - 天ガ岳10:10 - 10:53林山11:10 - 天ガ岳11:50 - 桜山12:20- 尾根分岐13:00 - 沢コース上13:10 - 沢コース下13:37 - 13:40鹿島神社13:42 - 13:45駐車地
<詳細報告>  コロナ禍でも登山体力はできるだけ維持したいので、トレーニング山行としてに三床山周回に金原山往復を加えた計画を立てた。
 自宅から約1時間で鹿島神社前に到着。ところが、かつて駐車場として利用していた場所は金網で閉鎖されていた。「私有地」の掲示あり。致し方ないので脇の空地に駐車した。
 計画では三床山からめぐる事にしていたが、朝早めに360°の眺望を楽しんだ方が良かろうということで一床山から登ることにした。右回りに周回するのは初めてだったが、標識が整っているので問題はなかった。尾根に取り付くまで標識頼りで歩けた。一床山手前でジオグラフィカの異常に気付いた。現在位置がとんでもない場所に飛んでいたのだ。スマホを再起動してやっと現在地が取得できた。スマホも古くなると山行前に再起動しておいた方が良さそうだ。
 一床山からの眺望に期待していたのだが、日光連山は雪雲に隠れていた。ただ、南方面は視界良好だった。富士山は山頂は雲に隠れていたが中腹は見えた。都心のビル群も見えた。二床山への途中で本日唯一の登山者に会った。中高年の単独男性だ。すれ違う時はマスクをした。「風が強いですね」と声を掛けたが、静かに通り過ぎた。
 尾根分岐から北尾根に入る。すぐ、フリースを脱いで薄いウィンドブレーカーを着た。ウエアの調整も難しい。尾根で風が強いと寒いし、急な登りでは汗をかく。北尾根は小さなアップダウンが多い。足元は落葉が多く、ザレも多いので滑らないように注意して歩いた。桜山で大休止。今日はハードスケジュールになりそうなので、休憩も少なくしたい。多めに腹に詰め込む。そこからは、私としては少し早めの足取りで北に向かった。10時ころから風が強くなった。林山に着いたときは11時近かった。今日は11時で折り返すと決めていたので、金原山まで行くのは諦めた。林山の少し下で風を避けて大休止。
 復路はいつものペースに戻して歩いた。時々、体が飛ばされるのではないかと思うほどの強風が吹いた。三床山に寄る予定だったが、風が強いので、手前のコルから沢コースへ下った。このコースは初めて三床山に上ったときに使ったが、夏だったのでやたらクモの巣が多かった記憶がある。今回はクモの巣は無かったが、最初は急な下りで、厚く落葉が積もっていた。ジグザグに標高を下げると林道に出た。
 無事下山。心配した筋肉痛も起きず、転倒なしで歩き通せた。このコースは標高は低いがアップダウンが多いのでトレーニングには良いコースだと思う。大小山も同じようなコースだが、こちらは人が少ないので、人との出会いを少なくしたいこの時期としてはこちらがお勧めである。

01/16  羽賀場山〜お天気山 記:「さとう」
長安寺の石段は、イワヒバ(イワマツ)がすごい 辿る稜線が遠いなー   最初の鉄塔   羽賀場山にて
急登、岩場が多い お天気山   気持ちいい尾根   駐車場に無事下山
<メンバー>「さとう」、「ともさん」、「ながおか貞」       天候:晴れのち曇り雨
<行動記録>自宅6:00-長安寺7:00-下山口(上大久保)7:15-長安寺7:30/7:45-羽賀場山10:05-お天気山12:15/45-下山口(上大久保)13:55-長安寺14:20-帰路   記録(距離6.5k 所要時間6h 累計標高870m)
<内容> 県内もコロナ状況悪化で緊急事態宣言が出され、不謹慎さを感じ後ろ髪を引かれる思いの中、感染対策を徹底し、人に会わないルート、鹿沼の低山を廻った。長安寺に現地集合し、下山口へ車をデポし、長安寺に戻り出発、工事中の林道を経て尾根の末端より取付く。お天気山への縦走ルートが遥か彼方に見え大丈夫? 鉄塔を二つ越え、羽賀場山を目指す。先頭をゆっくりしか歩けない自分は後ろの2人の日常会話、ウップン晴らしに只聞き入るのみ、急登でも会話しながらの余裕に関心する。ようやく羽賀場山に到着、ここまでは1度来た事あり問題なし。この先のルートは初めて、急傾斜の小さなアップダウンが続く、ピークからの下りに注意しながら稜線を辿るが、マ-キングも多く、岩場も多いが特に問題は無い。お天気山でノンビリしたあと、南西への下山にかかる。急下降の連続だが、ステップもあり楽しく降りられる。快適な尾根筋から植林帯への下降をしばらく、傾斜がおちれば民家が近くなる。晴れ間が消え、雲が多くなったと思いきや、雨がポツポツ、駐車した場所の直ぐ近くに無事下山、車の回収に長安寺へ走り、それぞれ風呂なし、食事なし、で現地解散となりました。このルート、心配していた薮も無く、ふみ跡も有り、里山の特徴、急登が多いが、結構楽しめるお勧めルートです。この時期、花は全くなく、陽だまりハイクそのものです。出会った人は単独の一人だけでした。

01/09  川化山〜かまど倉 記:「さとう」
しばらく薮をこぐ 最初のピーク 川化山   かまど倉にて   テープ多すぎ
<メンバー>「さとう」 
<行動記録>  自宅6:15-下山口(板荷)7:10/30-<自転車移動>県道281号・柿沢8:25-川化山9:30-鉄塔10:25-かまど倉10:45-鉄塔11:55-407p-鉄塔13:10-425.8p15:05-駐車場15:45-281号柿沢16:00  記録(自転車1.8k 15分・・歩き-9k 7:20分 累計標高910m )
<内容> 前回(2017.)下遠部を基点に5人でバリエーションルートで周回したことがあった。(沢筋のバランス登行、懸垂下降など、の経験をした) 今回は北東側の周回をした。まず、下山口の板荷の林道に駐車し、登山口の柿沢まで自転車で移動。Shige-ponさんのルート案内を参考に登り始めるが、廃林道が幾重にも入り交じり、マーキングも無くルート取りに苦労する(シノダケの薮漕ぎをした)尾根をめざすが、里山低山の特徴、急傾斜で苦労する。最初のピーク、川化山に到着しホットする。あとは稜線を適当に歩く、登りでは道間違いは少ないのは当然、かまど倉までは ほぼ問題なく到着。 北へ方向を変え稜線を行く。人があまり歩かない里山低山はルート取りが難しい。トラロープのある小さな岩場はバランスが微妙で、小さなピーク毎に進む尾根の方向定めが必要だ、コンパス、地形図を小まめに確認しながら歩く。マーキングがあるが、自分のルートと違うのが多く要注意である。最後の鉄塔267号まで来た、486pへのピストンは疲れたので止め、東に尾根を辿る。小さなピークを幾つも越える、その度に登り降りの急傾斜がかなりキツイ。下りでは懸垂をしたい気分である。このルート、藪慣れしていても。地図読みと急傾斜の通過等、かなり困難が伴います、行かれる方は、 補助ロープは勿論、慣れない人の同行はリスクが伴います。今日は、誰一人とも遭いませんでした。それにしても、このルートを4時間半で回るツワモノもいる、ビックリです。     

01/08  筑波山17末社巡り 記:「みつまん」
まず筑波山神社に参拝 到達しづらい稲田姫神社   探した天満宮   猿田彦神社
<メンバー>「くりさん」、「かすかわ」、「みつまん」
<ルート数値>距離 12.7Km 累積標高 +1,320m,-1,320m 所要時間 8時間35分 (休憩込) 天気:晴れ
<行程>筑波梅林P 7:35 - 7:48第三駐車場7:50 - 8:00筑波山神社8:07 - 8:26八幡神社 - 9:00稲荷神社 - 9:16大洗神社 - 9:25日本尊命神社9:35 - 10:00稲田姫神社- 10:45聖天神社11:05 - 11:30稲荷神社 - 12:03雷神社 - 12:39香取神社12:45 - 13:08天太玉神社 - 13:22渡渉地点13:35 - 13:42秋葉神社 - 14:02天満宮 - 14:09住吉神社 - 14:50猿田彦神社 - 15:08八坂神社 - 15:27稲荷神社 - 15:37三島神社15:48 - 16:10駐車地
<詳細報告>  昨年巡った筑波山17末社を再度巡った。昨年歩いたデータを参考にするのでルートに関しては難なく歩けるのではないかと思っていたが、そんなに甘くは無かった。気がついたら分岐を過ぎていたり、こちらが近いだろうと踏み入れた場所が歩きづらい場所だったりした。体力的には疲れたが、ウキウキと楽しい山歩きだった。
 第三駐車場で「かすかわ」さんと合流。筑波山神社に参拝して末社巡りを開始した。八幡神社からは、昨年は東にすすんで車道にでたが、今回は少し尾根を上ってから東にすすむことにした。沢を渡るとき倒木で苦労したが、段差なく車道にでることができた。稲荷神社・大洗神社・日本武尊神社までは踏跡濃く昨年ルートを辿った。日本武尊神社で小休止。稲田姫神社への登りでは踏跡が薄く、時々現在位置を確認して方向を補正しながら進んだ。その先では沢に下りてその沢を上り詰めるのだが、最後に、ロープウェー下の刈込に引き寄せられて少し遠回りをしてしまった。安直な判断は失敗の元だ。地図を見てしっかりとした判断をすべきだった。
 弁慶茶屋跡の聖天神社前で大休止。平日だが、7-8人のハイカーに会った。コロナ禍でいつもよりは少ないようだ。そこからは遊歩道を筑波山神社方向に下る。すると大岩の上に稲荷神社がある(17末社には稲荷神社は3つある)。通常は見過ごしてしまいそうな場所だ。昨年はそこから白蛇弁天まで下りてから登り返したが、今回は途中で西にトラバースすれば近道になるのではないかと道のない場所に分け入った。藪は濃くはないが歩きやすいとは言いづらい。踏跡は分からなかった。確かに10分ぐらいの節約になったが他の人におすすめできるコースでは無い。石垣の小さな堰堤が見えてくると昨年のコースに合流した。雷(いかづち)神社は尾根に隠れていて気付かずに進み、GPSを頼りに探した。その先は通常登山道に合流して急な登りを香取神社まで行く。行き交う登山者はかなり少な目だ。そこで小休止。
 登山道を少し戻って薄い踏跡に入り込んで天太玉(あめふとたま)神社へ。その神社はケーブルカー軌道の脇にあるのだが、分かりづらかった。そこからの下りはとくかく急で気をつかった。作業道まで下ってから道を辿り渡渉地点で小休止。そこから秋葉神社までも急な登りだ。そして、その後は急な下りとなるが右に曲がるとはっきりした山道になった。それに安心しすぎたのか、天満宮への入口を見過ごしてしまった。またGPSを頼りに探す。見過ごした入口は微かな踏跡だけで予備知識がないとまず気がつかないだろう。次の住吉神社はすぐに着いた。その先は山道を辿り猿田彦神社に着けるはずだったのだが、V字谷を過ぎた辺りから踏跡が複雑に交差するようになり、踏跡からそれてしまったようだ。大岩が積み上がった尾根を這い登り、気がつくと神社の上に行ってしまっていた。
 猿田彦神社からは急な山道を下って、倒れそうな大岩の下の八坂神社、大岩の裏の稲荷神社に立ち寄った。三島神社へは少し藪こぎをして到着。三島神社は大岩の上に鎮座する。最後17番目の神社なので、大岩の上で記念写真を撮った。
 無事17社全てを巡ることはできた。「かすかわ」さんは久しぶりの山行と慣れないバリエーション歩きでかなり疲れたようだ。私も大いに疲れていた。特に最近は足裏にマメができたような感覚になる。実際はできていないのだが、足裏が強ばって痛くなる。バリエーション歩きは疲れるが、楽しい。この末社巡りは来年も挑戦すればもう少し楽に歩けるかも知れない。しかし、またルートを変えて歩きたくなるかも知れない。
 ところで、今回の山行中に私のスマホのジオグラフィカは距離16.5kmとなった。トラックデータを見るとやたらと右に左に跳んでいる。現在位置を見るときもしばらく待って位置が安定するのを待たねばならなかった。スマホアプリは私達の山行に重要な情報を提供してくれるが、頼りすぎないことも必要になる。また、天満宮近くではガーミンのGPSも同じように乱れた。場所による変異もあることを記憶しておいたほうが良いかも知れない。

01/06  浅間隠山 記:「こなっち1」
登山口 登山道雪の状況   稜線から浅間山   浅間隠山々頂
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)  
天候:曇時々晴、日帰りピストン (3時間45分 休憩含) 累積標高差±480m、累積歩行距離4.6km
<行程>10:35二度上峠登山口−11:05軽井沢分岐−12:30浅間隠山々頂13:15−13:55軽井沢分岐−14:20二度上峠登山口
<詳細報告> 年始休暇最終日、暇を持て余し雪山を眺めに浅間隠山に出掛けた。日本海側は豪雪に見舞われているが、関東周辺の山は雪が少ない。高崎から二度上峠経由で軽井沢に至る県道長野原倉渕線も殆ど雪は無く、登山口付近駐車場は先客が3台だけでゆったり停められた。登山口付近も、雪が少ないと言われた昨年より遥かに少ない。登りにアイゼンは必要無い程で、1,600m付近から急登も雪の付いていない所を選び山頂まで装着せず行けた。稜線ではまだ晴れ、木の枝越しに浅間山が綺麗に見えた。先客5名は先に下山し、山頂は私達だけ、最初はガスが掛かり眺望は無かったが、暫くしてパッと晴れ、真っ白になった浅間山、奥志賀方面の山並みが見られた。下りは氷って滑るのでアイゼンを履き1時間ほどで下山した。

01/04  二股山 記:「さとう」
尾根コ-スと沢コースの分岐 背戸山(下沢城跡)   NHK電波塔   二股山南峰
<メンバー>「さとう」 
<行動記録>  自宅7:30-下沢口駐車場8:30/8:55-分岐9:00-368p(下沢城跡・背戸山)9:25-つつじ平(344p)10:00-NHK電波塔10:25-北峰10:30-南峰10:40/11:15-分岐12:15-駐車場12:20  記録 (距離:3.5K 所要:3:25分 累計標高490M ) 
<内容> 正月のステイホームで鈍った体の足慣らしに鹿沼の二股山へ。大昔、来た事あるが記憶はボンヤリ。 下沢口より反時計廻りに周回した。駐車場は、地主の阿部さんの好意で開放されており有難い。 5分ほど行くと、沢沿いのコースと尾根コースの分岐だ。この辺一帯は里山の低山に多い山城(下沢城跡)らしい、堀切が幾つもあった。植林(ヒノキ)が多く味気ないが、尾根コースは展望が利いて良かった。北峰、南峰のピークを踏み、下山は沢コースへ。やはり味気ない植林の中をジグをきる。トレーニングなどには近場で、静かで丁度良いでしょう。本日コースで遭ったのは3人でした。     

01/03  御坂黒岳(河口湖畔) 記:「こなっち1」
河口湖畔から御坂黒岳 道祖神   稜線から奥秩父の山並み   御坂黒岳山頂
展望台から南アルプス 展望台から河口湖と富士   富士山   板取沢の氷 
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)   天候:晴時々曇、
日帰り周回 (5時間45分 休憩含) 累積標高差±840m, 累積歩行距離6.6km
<行程>8;05三ツ峠入口登山口−9;45御坂峠9;55−11;00御坂黒岳山頂−11;05展望台11;50−12;55御坂トンネル分岐−13;50三ツ峠入口
<詳細報告> 新春恒例富士山拝観山行、今年は河口湖畔の御坂黒岳に出掛けた。コロナ禍の為か、道路も空いており2時間半ほどで御坂トンネル入口の登山口に到着した。駐車場は私達含め2台だけ、戸田の山岳会5人のパティーの方々とほぼ同時に登り始めた。トンネル脇の看板に登山ルートが記されており、板取沢ルートも考えたが、×印があったので御坂峠方向に進んだ。初めは杉の植林、やがて赤松林の緩やかで広く歩き易いツヅラ道が御坂峠まで続き、微笑ましい道祖神もある。御坂峠には昔は賑わったのであろう茶屋の廃墟があり、御坂天神がまつられている。山頂に至る稜線は雪も霜柱も全く無く、林越しに北側には奥秩父の山、南には富士山が見え快適である。山頂は林に囲まれ眺望は無いが、すぐ先の展望台からは、正面に雲の上に浮いた様な秀麗な富士山、白い雪を纏った南アルプスが綺麗に見渡せた。板取沢経由で南尾根を登って来た人がいて登山道の状況を聞くと、「普通に歩ける」とのことであったので、下山はこのルートにした。所々展望が良いが、急で乾いた土と枯れ葉で滑り易く、掴まる所もなく難儀した。トンネル分岐から板取沢沿いの道はそれほど荒れて無くピンクテープの目印もしっかりしていた。帰路も渋滞は無く、新春の富士の景観を楽しめた。  


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