山行記録詳細ーその3 (令和02年度:'2020年 10-12月)  山岳会Topへ
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10/03  黒姫山 10/03 古賀志山(馬蹄形周回)
10/03  妙義山 10/03  越後駒ヶ岳
10/04  大高根山 10/04-05  涸沢紅葉
10/11  飯縄山 10/12  寺久保山〜鳩乃峰
10/18  迦葉山・尼ケ禿山 10/18  大境山
10/18  戸隠山 10/19-21  宮之浦岳
10/21-22  妙高山・火打山 10/24  八溝山
10/25  黒斑山・鋸岳 10/25-26  雨呼山・白鷹山(山形)
10/29  薬師岳・地蔵岳・夕日岳 10/31  マムシ岳(上野村)
11/31  稲包山 10/31  燧ヶ岳
10/31-01  谷川岳馬蹄形 11/01  置賜葉山
11/03  荒船山 11/08  小沢岳(下仁田)
11/08  御堂山(下仁田) 11/08  会津美坂山
11/08  檜洞丸 11/14  桧沢岳(南牧村)
11/14  大山・天丸山 11/14  星穴岳(表妙義)
11/22  大小山・萱場山 11/23  二ツ岳(榛名)
11/23  両神山(八丁尾根) 11/26  生瀬富士・月居山
11/28  赤久縄山 11/28  裏妙義 木戸壁右カンテ
11/28-29  宮之浦岳縦走 11/29  嵩山(たけやま)
11/29  中倉山・沢入山 12/05  山急山
12/06  戸神山(沼田) 12/07  板荷石尊山周回
12/12  天狗岳(八ヶ岳) 12/12  小野子山・十二ヶ岳
12/13  大政山 12/17  仙人ヶ岳(白葉峠経由)
12/19  アド山 12/20  鍋割山
12/26  栗生山 12/26  鶏足山・花香月山
12/27  古賀志山(馬蹄形)
12/27  古賀志山(馬蹄形) 記:「さとう」
腰掛岩にて 対岸は次石山 鳥屋山   クサリ場   富士見峠の熟女3人
古賀志山山頂 表日光連山   岩場が多く出て出てきます   赤岩山にて 
<メンバー> 「ともさん」、「さとう」、(「やなぎさわ」、「かねこ」)
<行動記録>  林道内倉線P6:45/7:05-鳥屋山8:10-手岡分岐9:55- 559P-10:55-古賀志山11:50-御嶽山12:05-中岩13:00-赤岩山13:37-北ノ峰14:00-林道駐車場14:25 記録(所要:7:20分 距離:6.8K 累計標高750M)
<内容> 古賀志山一帯には沢山のルートがある。10月に周回した変化の多いルートを又歩いてみた。城山西小で待合せし、僅かで林道駐車場へ、ゲート前に駐車し いざ出発。Pより北の鳥屋山を目指し、途中腰掛岩を経由し山頂着。東に方向を変え小さなアップダウンを行く、静かだ、誰一人いない。ルートはふみ跡がハッキリしていて問題なし、急登を頑張り、鞍掛からの縦走路、手岡分岐に着。これからのルートは密にならない様に要注意だ、559Pまで来ると人が多くなる。富士見峠からは更に人出が多い、古賀志山頂での休息もそこそこに御嶽山へ、西の赤岩方面に入ると可なり少なくなるが、それでも人気の山である。静かな場所で休息し後半の縦走だ。パラグライダーが飛ぶ景色の良い中岩へ、ここでビックリ、「ありさか」さんに遭遇、559Pまでピストンすると言う。 随所に岩場が出てくるルートは気が抜けない、同行者がバランス良く、一度も補助ロープを出すことなく赤岩山に到着、トレランの3人と雑談したあと、北ノ峰を目指す。赤岩を過ぎると、今までと違いルートが不明瞭になり要注意だ、直登かトラバースか迷うところが数ヵ所あり、今日歩いた周回ルートを見ながら、北ノ峰からの急傾斜を最後の下り、人工林の中へ入ると、暗く夕方のようだ。作業小屋を見やり鉄塔下を過ぎれば、駐車した車の直前に無事帰還。馬蹄形と言うルートも幾つかあるが、今日のルートが一番お勧めである、道中、クサリ場、トラロープが度々出てきて、気の抜けない岩場歩きが続くので、距離は短めですが、緊張が続き可なり疲れます。帰りは密を避け、それぞれ風呂もなしで解散しました。          
12/26  鶏足山・花香月山 記:「みつまん」
鶏足山駐車場 赤沢富士への急登   三角点のある鶏足山南峰   鶏足山北峰で
鶏足山北峰から日光連山 ドコモのアンテナ塔   花香月山山頂にて   歩いた稜線を鶏足山北峰から 
<メンバー>「あんまん」、「きたや」、「みつまん」
<ルート数値>距離 12.7Km 累積標高 +1,260m,-1,260m 所要時間 7時間15分 (休憩込) 天気:晴れ
<行程>城里町鶏足山駐車場 7:15 - 7:40 赤沢富士 7:45 - 8:12 鶏足山(南峰)8:18 - 8:26鶏足山(北峰)8:40 - 9:32KDDIアンテナ塔 - 9:51(395.3峰)10:10 - 11:10花香月山11:45 - 12:35(395.3峰)- 12:50 KDDIアンテナ塔13:00 - 13:47鶏足山(北峰)13:52- 14:30駐車場
<詳細報告> 県境を歩こうと言うことで、今回は茨城県との境の一部を歩いてきた。鶏足山から花香月山(「はなかりさん」と読むそうだ。「月」がおまけのような気がするが、それなりに意味があるのだろう)までを往復した。
城里町鶏足山駐車場にはウォシュレット付のトイレがあって登山者には有難い駐車場だった。小山から1時間ちょっとで到着。すでに3台ほど駐まっていた。 赤沢富士へはすぐ着いたが、山頂近くはかなりの急登だった。山頂は尾根の突端にあり、ピークの手前にあった。確かに麓から見るとそこが山頂に見えるのだろう。浅間神社が祀られている。 一端、下って林道切通を渡ってから鶏足山へ向かう。途中「富士山」の看板があり、雨巻山の左奥に薄く富士山が見えた。三角点のある鶏足山南峰に到着。誰もいない。ここからも富士山を確認して北峰に向かう。北峰には弘法大師の小さな祠がある。例年正月明けに大祭が行われるらしいが次回はコロナの為中止という掲示が駐車場にあった。北峰は眺望が良い。浅間・日光連山・高原はよく見える。那須は少し木々が邪魔して見づらいが、八溝山・久慈男体山・太平洋も見える。眺望を楽しんでから花香月山へ向かった。
 途中何ヶ所か迷いやすい場所がある。特に鶏石分岐の北側の分岐は間違えやすい。ミツマタ駐車場方向への尾根と花香月山方向の尾根が分かれる地点だ。踏跡は左側のミツマタ方向が濃く、たくさんのピンクテープが招くが、右側の尾根を下る必要がある。その下りは急で下りた所はアオキが茂るコルである。その先、地形図で破線道と交わる峠は「思案峠」というらしい。南北に踏跡が下りている。まもなく、大きなアンテナ塔が見えてくる。その下を通過した先に閉鎖された廃道があり掲示に「国際電電」の名があった。どうやら先程のアンテナ塔はKDDIのものらしい。その閉鎖場所の右をすり抜けて廃道に上る。少し尾根を歩くとまた廃道にでてその道も終点となる。そこから材木を踏み台にして尾根に降りた。
395.3m三角点峰で大休止。そこの三角点は石柱に丸い銅板が埋め込まれたタイプだ。始めて見るような気がする。帰宅後調べると点名「倉見」なので、山名は倉見山かもしれない。  そこからも小さなアップダウンが続く。その先にも間違えやすい場所がある。事前にその情報を得ていたので間違えはしなかったが、北に続く尾根から大きく曲がって北東に延びる尾根にトラバースする。県境を忠実に進むにはその前で藪っぽい急な斜面を降りれば良いのだが、踏跡はそれを嫌って少し北に迂回しているのだ。 その先の峠には観音様の石仏がある。峠名は分からないが地形図にも破線道が表記されているので往来のあった峠なのだろう。やがて大きなアンテナ塔の土台にぶつかるが踏跡は左右に分かれている。左にコンクリート壁を上った跡がありテープも有る。右にもテープが有るので、右に進むとドコモの看板があったが、そこから山頂に行けない。反時計回りに柵を廻り込んで山頂に取付いた。
 花香月山の山頂は閑散としていた。三角点があるのみ。山名板を探したが見当たらない。よくよく見ると10cmほどのごく小さなものが木にぶら下がっていた。大休止後、写真を撮ろうとしたが、山名板がないのでどうも締まらない。計画書の裏に手書きで「花香月山」と書いたがサインペンなので写真では読めないという。結局、「あんまん」画伯の出番となった。  花香月山からの戻りはKDDIアンテナ塔で多少休んだだけで一気に戻った。往路は3:55、復路は2:45だった。  下山後は真岡の風呂で汗を流して帰路についた。
12/26  栗生山 記:「こなっち1」
栗生山々頂 栗生山から赤城山   栗生山から袈裟丸山   山頂付近の岩 
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)  
神社本殿透かし彫り天候:晴、日帰りピストン (2時間50分 休憩含) 累積標高差±393m, 累積歩行距離2.3km
<行程>10;35栗生神社−11;50栗生山々頂12:40−13;25栗生神社
<詳細報告> 先週末降った雪も融けている頃かと、桐生の栗生山に出掛けた。黒俣根町側からの尾根ルートもある様だが、岩場の雪の状況も分からないので、短いが栗生神社からの一般ルートにした。神社の駐車場は私たちの車だけ、下山まで誰にも会わなかった。神社本殿は江戸時代後期の名工が彫ったらしい透かし彫りが施され、神木の大杉も屋久杉には及ばないものの見事であった。ここから標高差300mの杉の植林地を一気に急登する。山頂近くでは登山道の両側は崖で、日陰には雪が残っている。稜線コルに出て南尾根ルートと合流、尾根ルートの最初のピークまで様子を見に行ったが、雪が残る岩稜で少々厳しそうであった。山頂まで10分程で、アイゼンまでは要らないが雪は残っており、先週末らしきアイゼンの足跡があった。近くに展望台があるらしいが標識も見当たらず、平らな山頂を東側の祠の方に行ってみた。展望台らしき物は無く、山頂に引き返し西側に行ってみるとすぐの所に赤城山方面が開けた岩場に出たが、どうやらここが展望台らしい。袈裟丸山も見渡せ、赤城山は吹雪いている様子で、風も強く寒いので、南側の風の無い所で大休止した。近くに大岩があり背後から登れそうなので、試しに登ってから下山、わたらせ渓谷線の水沼駅舎内の温泉で暖まり帰宅した。
12/20  鍋割山 記:「こなっち1」
麓から鍋割山 樹林帯の雪道   荒山高原   稜線から鍋割山 
熊の様な黒岩 稜線の霧氷   鍋割山々頂   山頂から伊勢崎方面 
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)   天候:雪時々晴、日帰りピストン (3時間20分 休憩含) 累積標高差±467m, 累積歩行距離5.4km
<行程>9;25荒山高原登山口−10;10荒山高原−11;00鍋割山11;25−12;15荒山高原−12;45荒山高原登山口
<詳細報告> 赤城山麓の美味しい蕎麦目当ての山行、この所の寒気で日本海側は大雪に見舞われ、赤城方面もだいぶ白くなっているらしいが、ライブカメラを見ると雪は左程ではなく、冬支度をして出掛けた。姫百合駐車場には薄ら雪、氷点下5度、10台程の車があった。登山道は5〜10cm程の積雪で、最初からアイゼンを使い登山開始、荒山高原までの樹林帯は風も無く穏やか、トレースもバッチリであるが、上の方はヒューヒューと風が鳴り、雪雲も掛かっている。下山者とすれ違い、「風が強く、寒い。」とのことであったが、荒山高原辺りでも風は穏やか、積雪も少ないので先に進んだ。稜線に出ても以外に風も無く、時折日も差し寒くはない。程よい雪化粧の緩やかな稜線上には木々の霧氷、一瞬熊かと思わせる岩があり、小さなピークを幾つか越え鍋割山に到着した。残念ながら谷川方面は雪雲に覆われ見えないが、伊勢崎方面の町並み、秩父方面の山並み、遠く富士山が見渡せた。青空も見え比較的暖かく穏やかなので、ゆっくり休み往路を戻り下山した。手軽で眺望も良い雪のある山で40人位の登山客とすれ違い、お目当ての美味しい蕎麦を頂き、帰路についた。
12/19  アド山 記:「さとう」
獣除けフェンス アド山山頂   見張台跡   三峰山 
<メンバー>「さとう」   
<行動記録>  自宅5:15-栗生山下山口(葛葉峠下)7:30- 栗生山を止め葛生へ移動  (佐野アド山へ)-金蔵院駐車場10:20/30-アド山11:20-分岐12:20-カガミ岩12:35-分岐12:45-275p12:55-駐車場13:30 記録(所要時間:3h 距離:3.6k 累計標高390m )
<内容> 桐生の低山(栗生山968m)を目指し、縦走後の下山口(葛葉峠)近くの別荘地へ。水沼駅手前の県道62号に入り、下山口の林道に入るころ、急に雪が出てきた。昨日スタッドレスに変えておいたので車は問題ないが、デポする自転車で下れる状況ではない、5〜10cmほど積もっていた(左写真)。 縦走路もずっと雪がありそうで、靴がトレッキングシューズと言う事もあり急遽取りやめ、上越は大雪で混乱しているが、まさか桐生ではとの安易な想像がダメでした。 ***せっかくなので、帰路の雪のない低山を考える。思いつきで、佐野市仙波のアド山371m(阿土)へ。こういう時ジオグラフィカは助かる。駐車場探しにウロウロしたが、金蔵院(コンゾウ)の広い駐車場をお借りするのが良い。左手の階段を登ると、獣除けフェンスあり、入ったあとシッカリ閉めていざ出発。一帯は山城跡で、堀切や見張り台、など興味のある方にはたまらない事でしょう。何より植林が少ないのが良い、陽だまりハイク3hにはうってつけ、近場で人少なくお勧めの低山です。 コース取りは、南の分岐まで行き、ついでにカガミ岩までピストンすると良いでしょう。分岐まで戻り、275pを経て金蔵院(右上右写真)へ降りる周回コースがお勧めです。コース途中、マーキングは多く、急傾斜にはトラロープもあり(右上左写真)、問題はありません。歴史ある寺、真言宗豊山派を見学されるのもいいでしょう。
12/17  仙人ヶ岳(白葉峠経由) 記:「みつまん」
町谷BS近くで尾根に取付く 白葉峠にはハシゴがあった   すすき野   山火事跡 
火事跡のピークに登る 生満不動   ロープのかかる岩場   駐車場に戻ってきた
<メンバー>「あんまん」、「みつまん」
<ルート数値>距離 12.2Km 累積標高 +1,370m,-1,230m 所要時間 7時間40分 (休憩込) 天気:晴れ
<行程>小俣北BS 7:00-(bus)- 7:07 町谷BS7:10 - 8:03城山8:08 - 9:23白葉峠9:26 - 11:03一色展望台分岐 - 12:01新仙人分岐 -(大休止)- 12:48仙人ヶ岳-13:00 - 13:20熊の分岐13:30 - 14:04生不動尊14:08 - 14:50小俣北BS
<詳細報告>小山を5:30に出発して小俣北バス停前の駐車地には6:40頃に着いた。準備をしていると、近所の爺さんがゴミ出しに通り、「車は縦にきちんと駐めた方が良いよ」という。休日には10台以上駐車するそうだ。爺さんの云うとおりに駐め直した。バスは7時丁度にやってきた。大型のバスだが我々以外に乗客はいない。結局、町谷BSで降りるまでに客は乗ってこなかった。
 バス停の前に山に入っていく道があったので、その道を利用させて貰って尾根に取付いた。そこだけ害獣柵が無い。最初は急登だが、藪は薄かった。少し登るとサカキがクヌギに変って足利の街並みが見えるようになる。25分程登ると、富士山が武蔵の山の向こうに頂きだけ見せていた。その先で急登は終わった。城山には尾根を切った空濠がある。その先は見晴らしの良い小俣城趾だ。浅間は中腹が見えたが山頂は雲にかくれている。荒船山の左奥に白くなった八ヶ岳が見えた。
 ヤシオ山経由で白葉峠(しろっぱ峠と読むらしい)に到着。8年前に来たときはトラロープに掴まって峠に降りたが、今回はハシゴが2つ掛かっていた。高萩山へは西に大きく廻り込んで山頂に付いた。小休止。林道が尾根まで来ている植林地を進むと、右側にすすき野が拡がった。良い景色だ。だが、その先からは黒く焼け残った木が林立している。山火事の跡だ。白葉峠から北は山火事が多く、度々発生している。一色展望台分岐から先は両側が山火事跡と伐採跡で、見晴しは非常に良きなった。浅間の雲が取れた。八ヶ岳もきれいに見えた。南には微かに大山・丹沢が見える。木が無いので風が強い。特に荒倉山あたりでは15mを越えるような強風となった。背をかがめて重心を低くして狭い尾根を進んだ。そのあたりで単独のトレイルランに追い越された。前仙人分岐の下で、前仙人へ向かう3人連れを見かけた。分岐を下った場所で風を避けて大休止。前仙人分岐から仙人ヶ岳の間は3回ほど歩いているが大岩の南を迂回した事だけは覚えているがそれ程の印象はない。だが、今回、大岩を2つ越した。岩場を越した記憶は無いのだが、最近、つくづく記憶は当てにならないと思う。大岩を登っているときに先程のトレイルランナーが下りてきた。なんと目の前でズズズーと滑ったではないか。一瞬声を上げそうになったが、大事に至らずにそのまま走り去っていった。すれ違うときに照れ隠しなのか「この辺はよく滑るんですよ」と言っていたが、そうと分かっているならもっと慎重に降りれば良いのにと思う。もう少しで大事故にもなりかねない場所なのだから。
 仙人ヶ岳山頂で記念撮影をして下山開始。そこで、男性単独、その先で女性単独行き交う。下り始めると風はなく、陽だまりハイクとなった。熊の分岐から右に降りて沢コースを下る。私にとって初めてのコースだが、予想していたよりずっと楽しいコースだった。予想では沢に降りたらあとは観光コースだろうと思っていたのだが、実際はそんな甘くはなかった。左右の斜面は急峻で沢は峡谷だった。ただ、流れが少ないので問題無く歩ける。「生満不動」は「生不動」とも言うらしいが、崩壊寸前だった。社殿奥の小さな岩穴に不動尊が祀られていたがそれも壊れかけていた。沢を右に左に渡りながら下る。沢に橋がかかるようになるとまもなく林道にでてやがて県道にでた。
 無事、駐車地に戻ることができた。車は我々だけ。下山後は地蔵の湯で汗を流し、冷えた体を温めて帰路についた。17:30頃、小山に戻った。
12/12  小野子山・十二ヶ岳 記:「たらちゃん」
小野子山登山口 小野子山山頂   十二ヶ岳山頂   雨乞い山山頂 
<メンバー>「ともさん」、「たらちゃん」、<柳澤>
<行動記録>小野子山登山口7:26-小野子山山頂 9:26-十二ヶ岳山頂10:54-小野子山山頂 12:23-小野子山登山口13:50   
<ルート>距離9.1Km 最高高度1209m 累積高度+1363m 累積高度-1364m
<内容> 6時00分田沼出発。曇りの予報であるが、なんとなく明るい。澁川インターをおりてしばらくゆくと道の駅おのこが見えてくる。ここでトイレを済ませる。登山口からはすぐにそれなりの斜度のコンクリートでできた階段状の登り。その後急登になる。雨ごい山に着く頃には晴れてきた。雨乞い山から下り小野子山までは登り返し。落ち葉も積もっており、その下の石があるため滑り油断はできない。小野子山山頂はそれほど見晴らしは良くない。他の登山者が違うルートから登ってきて「山田さんはいますか、ボールペン拾いました」と声をかけてくる。この時に十二ヶ岳では12時12分を待つ登山者がいることを知らされて、なるほど、日本人は験を担いだりゾロ目をありがたがるなあと思った。小野子山からの下りもそれなりに急である。すべらないようにコルまでくだり、その後男坂というやや岩を登る急なルートで十二ヶ岳へ。かなりの登山者が山頂にいた。我々とは違い、最短ルートで登ってきたのであろう。榛名山や浅間山、谷川連峰など見えて360度の視界である。ここでは写真を撮って軽く食べたら早々に下山にはいる。下山は女坂を使った。ここから小野子山まで登り返して、そこには登山者は一人しかいない。小野子山はそれほど人気がないのであろう。その後また下って登り返しであるが、3人で子供の話をしていたら、いつの間に雨乞い山に到着。晴れているのと下りなので、見える景色が違い、初めは群馬県庁だけがモヤの中に見えたが、下りでは前橋の町がすっきり見えた。そこからの下りはこんなに急なとこ登ったっけなどといいながら滑らないようにおりて、無事登山口に到着。登山靴についた土が家畜に伝染病をうつす可能性があると消毒薬が置いてあるので、全員靴裏を消毒。蕎麦屋があったら入ろうねと言っていたのに、どこも準備中や潰れていたりで、結局太田強戸のSAでそばや味噌ラーメンを15時に食べたのでした。
12/13  大政山 記:「さとう」
倒木が至る所に 気休めのマーキング   背丈を越える笹薮を行く   下山口より対岸に富谷山 
<メンバー>「さとう」
<行動記録>自宅6:00-角釜7:00-(自転車デポ)-蓬田本田駐車場7:50-大政山10:50-角釜12:50-(自転車)-蓬田本田13:30-帰路    
記録(距離6K、 所要5H、 累計標高380M)
<内容> 筑波学園GCでゴルフ場から見ると、北側に快適そうな山並みがあり、いつか歩いてみたいと思っていた。記録も少なく心配されたが、地形図に点線があり縦走できるかもと期待して出かけた。下山口の角釜に帰りの自転車をデポに行き出発地の蓬田本田へ。 お墓の近くに駐車し、いざ出発。いきなり道が無い、案内板も無いが、マーキングも殆ど無い。適当に歩いていると、気休め程度のマーキングがたまに有り。よほどの物好きしか歩かないのでしょう。倒木は至るところ、余りに歩きづらいので、途中、何度も引き返そうと思いつつ、せっかくだからと歩みを進める。左側はスプリングフィルズとゴールデンレイクスゴルフ場、右側は北関高速の騒音を聞きながらふみ跡の無い稜線を行く。時々出てくるヤブがすごい。我慢の頑張りで、ようやく大政山(283M)へ到着、近辺だけはふみ跡あり、マーキングもあった。山頂表示もここだけだった。 この辺を総称して大政山と言うのか? トンネルも大政山トンネルと言う。ここまで来れば後は沢筋の下りだけ、と安易に考えていたのは大間違い、地形図の点線はあてにならないが、マーキングもトレースも全く無い。灌木帯と背丈を越えるシノダケ笹薮密集地にクヅの葉が被さり、経験したことのない藪漕ぎが続く。ようやく廃林道にたどり着きホットする。ズボンは泥だらけ、シャツの中まで枯れ葉が一杯、体中についたタネ(センダングサ?)を取り除くのに20分以上かかった。途中、景観は殆ど無し、ゴルフ場も全く見えず、この近辺のルートは、北側の212M方面からの周回が何とか歩けるみたいで、その他はダメです。熊、鹿の気配は無いが、イノシシの掘り起こしは無数にありました。頼まれても二度と行かないでしょう。唯一の頼りはジオグラフィカの位置情報で頻繁にチェックし、貴重な密薮体験をしました。
12/12  天狗岳(八ヶ岳) 記:「ウッチー」
唐沢鉱泉を出発 樹林帯を登る   第一展望台付近   山頂は雲の中 
第二展望台付近 岩稜帯を登る    西天狗岳直下   ガスの中の西天狗岳 
突然青空に 西天狗岳を背景に   東天狗岳登頂   山頂付近は霧氷 
山頂を下り中山峠へ 黒百合ヒュッテ到着    鉱泉までの下り   唐沢鉱泉P到着 
<メンバー>「ウッチー」、「ながおか」、「たむら」、
<ルート数値>距離 8.4Km 累計標高 +907m、-907m 所要時間 6時間 50分(休憩込) 曇りのち晴れ
<行程>佐野4:00−太田桐生IC-佐久IC−7:30唐沢鉱泉P7:50〜8:40分岐〜9:30第一展望台〜10:25第二展望台〜11:05西天狗岳11:10〜11:30東天狗岳〜12:40中山峠〜12:45黒百合ヒュッテ〜13:45分岐〜15:00唐沢鉱泉P−縄文の湯−-佐久IC−太田桐生IC-20:00小山
<報告>雪山山行で今回八ヶ岳に向かいました。日帰り登山で手ごろな山ということで、天狗岳に決めました。登山口の唐沢鉱泉を8時には出発。周辺に雪は見当たりません。樹林帯に入り少しづつ雪が現れましたが、アイゼンを付けるほどではありませんでした。景色のない樹林帯を進み分岐を通過、第一展望台でようやく周囲の景色を確認できました。出発時は雨が降り出しそうな曇り空でしたが、展望台からの景色は時折青空がのぞかせています。が、山頂方面は雲の中。ガスで景色が望めない登頂か?とあきらめていました。第二展望台手前で積雪が時折多くなり、用心のため軽アイゼンを装着しましたが、日が当たる斜面では雪がなくなり歩きづらい。第二展望台を過ぎると樹林帯はなくなり、山の形相が岩稜帯となり、西天狗岳が近いことを感じました。ところどころ雪の付いた岩場をアイゼンを付けて登っていると、足元が不安定で滑落に注意しながらの急登でした。そしてようやく西天狗岳(2645m)に到着。山頂には先行パーティー2名のみ。登頂したときはガスの中でしたが、記念撮影をしているうちに一気に青空に。これには登頂者全員悲鳴のような驚きの声をあげました。そして山頂は撮影大会の場となりました。風があるため早めに先を急ぎました。
西天狗岳もほとんど雪はありませんでしたが、隣の東天狗岳を越えるまで用心のためアイゼンを付けたまま行動。東天狗岳は八ヶ岳の縦走路のため、登山者はそれなりに多く、そこから中山峠までの岩稜帯は落石に注意しながら進みました。途中アイゼンを外す。風も穏やかな黒百合ヒュッテで時間をとりゆっくり休憩。この後小さい岩と残雪がある樹林帯を唐沢鉱泉にまで下りました。雪でスリップに気を付けながら小さい岩の上を歩いていると、疲れの影響かだんだん足の筋肉が悲鳴をあげているのが分かります。そして、樹林帯の傾斜が緩やかになったころ、ようやく唐沢鉱泉Pに到着。時計をのぞくとほぼ予定通りの行動時間でした。唐沢鉱泉は私たちが下山と同時に入浴が終了。仕方なく帰り道の温泉で汗を流して朝来た道で帰りました。
12/07  板荷石尊山周回 記:「みつまん」
板荷中学北に登山口あり 車道切通の上を歩く   急な登りは脚に堪える   石尊山山頂神社前で 
不思議な立枯ホール 親切な山名板が多かった    落葉で滑りそうな急な下り   下りはヤセ尾根だった 
<メンバー>CL「あんまん」、「くりさん」、「きたや」、「みつまん」
<ルート数値>距離 11.6Km 累積標高 +1,205m,-1,205m 所要時間 7時間35分 (休憩込) 天気:晴れ
<行程>板荷リバーサイトランド入口7:45 - 板荷中前登山口7:50 - 8:25(381.8m峰)8:33 - 9:07(340m峰)9:19 - 11:05石尊山11:35 - 12:58(625.0m峰)13:15 - 14:58(355.7m峰)15:00 - 15:11林道へ下山 - 15:20駐車場
<詳細報告> 石尊山は良くある山名だが、鹿沼板荷北部にある石尊山へ行ってきた。周回した方が面白そうなので、板荷中学前から尾根に取付き、木戸ヶ沢まで大きく周回した。だが、今の時期としては距離が長すぎたようだ。おまけに主稜線は大部分が植林内で眺望無し、ひどい傾斜の登りもあったりで大いに疲れる山行となった。
小山を6時にでて、国分寺経由で木戸ヶ沢へ向かった。路肩に駐車。朝のバスに乗れるかどうか心配だったが、余裕で間に合った。このあたりは自由に乗降できる区間なので、手を上げてバスに止まって貰う。板荷リバーサイトランド入口近くで降ろして貰う。 すぐ、板荷中に着いた。丁度、朝の掃除の時間らしく、中学生が校門前の掃き掃除をしていた。先生も加わっている。私達が中学生の時は先生は監督するだけで掃除はしなかったものなのだが、最近の先生は色々と気を遣うことが多いようだ。
登山道は中学前から始まっていて、きれいに刈り込みされていたのですぐわかった。ジグザグに遊歩道を上る。土留めを兼ねた木階段が古くなっているが形はとどめていた。30分程で展望台に到着。そこからは次石山から北に延びる小尾根が見えた。その左奥に古賀志の山なみが見える。展望台から5分でNHKアンテナがある381.8峰に到着。少し休んで北西へ尾根を下る。標高285m辺りに下りたが、切通で車道に下りられない。切通の上を南に歩いてNHKの看板のある階段で車道におりた。もう少し車道をあるいて西側の尾根に取付いた。
石尊山への尾根はすっと植林の中だった。踏跡はあったりなかったり。しかし、テープがあるので歩く人はそれなりにいるのだろう。ただ、急な登りがある。特に440m峰への登りと、石尊山への登りがきつかった。石尊山には山頂の少し南東に神社があり、その廻りに祠がある。神社は荒れていて、中には神様は見えなかったが、無事下山を祈願した。 石尊山から急な尾根を下ると、ホタテのような平らな岩がある。その先でやっと左側が自然林になるのだが、すぐ植林地になってしまった。その先で数10本の杉が立ち枯れしている場所があった。ポッカリと穴が空いたようになっている。理由は不明だが不思議な光景だった。比較的歩きやすい尾根で625.0峰に着いた。今回歩いた尾根では地形図に山名載っているのは石尊山だけだが、地形図に標高記載があるピークには標高記載の板が置かれていた。これは誠に親切で分りやすく地図だけで歩く登山者には有難いものだと思う。小休止。
そこから南への尾根を下る。地形図ではルートファイディングに注意すべき場所はありそうだが歩きやすい尾根だろうと早合点していたが、実際は、ヤセ尾根が多く、落葉の積もった急傾斜の下りが点在する厄介や尾根だった。ただ、自然林が多いのが救いなのだが逆に落葉が増えて滑りやすくなる。先程の主稜線での急な登りで痙攣を起こしそうになっていたので芍薬甘草をのんでいたが、それでも滑らないように脚を踏ん張ると引きつるような感覚があった。尾根端の355.7峰まで下りてきた。そこからどのように下るか思案していたが結局遠回りにはなるが傾斜の緩やかな北尾根を下ることにした。その辺りでは植林の間伐作業中だったが、作業の邪魔になることなく林道に下ることができた。
無事、駐車地に戻ることができた。脚は筋肉痛一歩前で、足裏はマメが出来たように強ばっている。 今回は下山後の風呂は帰路途中に無いために諦めたが、夜になってクシャミを連発。風邪薬を飲んで寝た。翌朝クシャミは治まっていたが、冬とは言え山ではかなり汗をかいているので風呂に入らない場合でも対策が必要だと痛感した。ちなみに、翌朝の筋肉痛は弱く、足裏にマメもできていない。やはり毎週歩いているのが効いているようだ。

12/06  戸神山(沼田) 記:「こなっち1」
麓から戸神山 登山口のアマビエ   山頂手前岩場の急登   戸神山々頂 
山頂から子持山 山頂から武尊山    木彫りのフクロウ   熊避けフライパン 
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)   
天候:晴、日帰り周回 (4時間 休憩含) 累積標高差±549m, 累積歩行距離6.4km
<行程>10;25発知ふれあい広場−11;10虚空蔵尊−12;20戸神山 12;55−13;40高王山13;50−14;25発知ふれあい広場
<詳細報告> 今週も低山陽だまりハイク、沼田の戸神山を訪れた。ゆっくり出掛け、直売所で野菜、リンゴを買い求めた後、発知ふれあい広場に到着、広い駐車場は閑散としていた。ここから県道を歩き虚空蔵尊を目指すが、裾野の道は藪化し見分けがつかず苦労した。登山口の神社には木彫りのアマビエ、犬、フクロウが鎮座しており微笑ましい。金鉱山跡を経由するが、看板はあるものの、どこが鉱山跡なのかよく分からない。岩場を1時間程急登すると、戸神山々頂に到着、低山ながら遮る物は無く360度の展望で、武尊、赤城、子持、小野子、浅間、迦葉山など周囲の山々が綺麗に見渡せた。人慣れしているのか、ヤマガラが周囲を飛び回り、手の上に乗りリンゴを食べた。アクセスの良い里山で行程も短いので、それなりに人も多い。ゆっくり大休止した後、高王山に向かう。高王山手前の林道終点には新潟、群馬、埼玉などから来たという10名程の猟の人達に会うが、獲物は何も無いとのことであった。高王山は戦国時代の城跡とのことだが、テレビの電波塔があるだけで林に囲まれ展望は無く、一息入れ下山した。低山ながら展望、天候に恵まれ、野鳥、木彫りのオブジェ、ユーモアある熊避けなど楽しめた。

12/05  山急山 記:「さとう」
中間付近よりの五輪岩 岩場が多い   山急山山頂にて   岩場の通過 
岩場の通過 五輪岩手前より山急山方面    ガスのかかる浅間山   五輪岩にて 
<メンバー>「ともさん」、「さとう」、<「やなぎさわ」、「かねこ」>
<ルート数値>所要時間5:45、距離3k、累計標高490m
<行程>佐野6:00-入山側登山口7:20/7:45-山急山10:54-五輪岩11:58-登山口13-30
<内容> 西上州方面で登山者の少ない山として選んだ標高992m、の山。確かに単独者2人には逢ったが、静かな山でした。高速・松井田妙義icで降り、18号を走り、高速下 手前の林道を、僅かで登山口です。沢沿いを辿り直ぐ尾根にのります、直ぐに急登となる。Yamapとマーキングが頼りです。人が少ない為、ステップが薄く、落ち葉もあり難儀します。何より急登で滑りやすい火山性の小砂利がくせ者です。高速を走る車の騒音を背後に聞きながら急登の連続です。上部にくると岩が出てきました。トラバースルートも有る様ですが、岩ルートを選ぶ。チェストハーネスを着け、安全第一で補助ロープも使いました。山頂直下の岩場を幾つも越え、誰もいない山頂に着。栃木方面は雲がかかっているが、こちらは晴れです。浅間が少し雲があるが、裏妙義方面が肉眼でハッキリ同定できます。ノンビリしたあと予定の五輪岩を目指します、ハッキリしないふみ跡、滑る足元、下りは特に要注意です。名前の由来が判らない五輪岩に到着、やはり展望はいいです、先ほど居た山急山の絶壁が際立ちます。下山にかかります、先ずは鞍部まで戻り、急な微妙で難しい岩場の下りで748mピークを目指す。ルートファインデングが結構難しいが、何とか予定のコースを辿ってます。下りの小砂利が滑り易く難儀はしました。748mピークまでくると あとは林道終点にある高圧線鉄塔を目指し比較的楽に林道にでられました。 今回の目的は、ルートのハッキリしない岩稜を安全に歩く方法を経験すること、まさに目的に合った山域でした、急登で滑り易い状況は、今までのtop3に入る様なところで、ルート取りは ほぼ予定に沿っていますが、安全第一で可なり時間をかけました。 記録を見ると、ルートを迷って可なり時間が掛かっている例も幾つかあります、但し、藪が無い為何処でも歩けるのが問題で、場所によっては懸垂下降などを強いられるかもしれません。 慣れた人が単独で行けば、3〜4hで歩けるでしょう。

妙義方面のパノラマ

11/28-29  宮之浦岳縦走 記:「ながおか」
淀川登山口 淀川小屋   ヤクシカ   淀川大すぎ 
花之江河 石内平迄のアップダウン    トイレの番人 トイレブースあり   宮之浦岳頂上 
投石岩 石楠花の葉に付いた霧氷    イルカ岩   新高塚小屋 
<メンバー>「ともさん」.「ながおか」.(「やなぎさわ」) 天候:晴時々曇り小雨
<距離>21.6km 上り1358m 下り2109m 
<行程>11/27(金) 5:50-羽田10:10- 12:05鹿児島15:25-16:05屋久島17:13- 民宿(前岳荘)17:48      
11/28(土)民宿5:30-淀川登山口6:18/30-淀川小屋7:12-32-高盤岳展望所8:45-花之江河9:07/32-黒味岳11:48-投石岳11:14/17-翁岳11:26 -栗生岳11:48-宮之浦岳12:07/41-平石13:23-平石屋13:38- 新高塚小屋15:00(休憩込8.5H)     
11/29(日) 新高塚小屋7:00-縄文杉8:16/30-夫婦杉9:03-大王杉9:08/13-ウイルソン株9:55-翁杉10:05-大株歩道10:15-楠川分岐11:32- 辻峠12:27-苔むす森12:53/13:5-くぐり杉13:14-白谷雲水峡14:00 (休憩込7H)  白谷雲水峡発14:25小原町14:41-屋久島町歴史民俗資料館14:50 小原町バス停15:25-民宿前岳荘16:00    
11/30(月)屋久島半日観光 民宿8:00-トローキの滝-千尋の滝-湯泊温泉(海中温泉)-仲間ガジュマル-西武海岸-大川の滝-昼食(屋久どん)-淀川登山口13:25-笹川杉-上川杉- 紀元杉-土産店-屋久島空港15:00(6時間サービス+1時間) 屋久島空港16:35-17:10鹿児島18:40-20:10東京21:05 羽田発バス21:05-佐野22:20
<報告>当初、この期間で(Tさん・Kさん・私達)飛龍山.笠取山登山の計画がありましたが、 「ともさん」が、カモシカ山岳会のTさんからGOTOで宮之浦岳に格安で行けるという話を聞きつけたことから、このチャンスを逃すとこの先いつ屋久島に行けるかわからないと言う話になり、Tさん.Kさんのご理解を得、宮之浦岳登山計画に至りました。 そうなると、「ともさん」は行動が早い、多忙な中登山計画、GOTO予約、バス、タクシー予約などテキパキと手配され大変助かりました。
佐野から羽田空港行きの高速バスに乗車(7名)羽田では出発まで時間があったので、ラウンジでお茶しようかという話になり、クレジットカードを持っていればラウンジが利用できるようなので、見聞のために入って見ることにしました。 私はカードを持参していなかったので、1100円支払った(リラックスは出来なかった)。 屋久島空港に到着後、バスの時間まで余裕があるので、近くのスーパーに買い出しに行った。登山用品、その他は、事前に民宿に送っておいたので身軽に行動でき良かった。 飛行機、バス、タクシーなどの乗り物を利用するため、今回は特に、コロナに感染しない為に、3蜜.手洗い.消毒などに充分意識しながら移動した。 登山前日に、装備を確認しながらザックに詰めた。天気予報では寒くなるということだったので、防寒対策は万全にし、小屋に泊まれない場合に備えテントも詰めた。 チェーンアイゼンも持参していたが持って行かなかった。ザックの重量を各々10〜12Kg位にしました。(弁当、水含む)
 登山当日は、タクシーで(5時30分)淀川登山口に移動した。途中にタクシー一台とすれ違った。 運転手さんが、寒さや風、雪、などに対処する装備は大丈夫、テントは持参しているかなど心配していました。大丈夫ですと応えると安心された様子でした。 バスを利用する人たちは、紀元杉バス停から淀川登山口まで50分程歩くそうです。 淀川登山口には、既に5、6台の車が止まっていた。宮之浦岳ピストンの登山者であろう。私達と同じコースで歩くという、埼玉から来たソロの男性が先に出発して行きました。歩き出した頃には段々と明るくなり、ヘッドランプも必要ありませんでした。 淀川小屋までの登山道は、モミ、ツガなどのとても美しい巨木の森です。登山道を登りそして下りきると世界遺産登録エリヤに入る看板がありました。ここを過ぎるとしばらくして淀川小屋に着きました。水場を見に行く。ここで埼玉からのソロ男性と会う。他にガイド付きの3名の登山者もいました。この先から埼玉の男性と会うことはなかった。 ガイド付きの登山者も宮之浦岳ピストンのようだった。ここから淀川の橋を渡ると急な登り坂がしばらく続き、尾根上に辿り辿り着くと傾斜も緩くなり、周り木々も低くなってきました。淀川の橋を渡って1時間程歩いた辺りの左側の木々の所で、ヤクシカを見ました。そこからすぐ近くの左側に高盤岳展望所(とうふ岩が見える)少し歩いた先の右側に黒味岳展望所がありました。ここから下りになり小花之江河、10分程歩いた先に花之江河着きました。時期的に花はありませんが、花の時期を想像しながら周りの景色を楽しみました。花之江河は、島の東南部の集落から始まる4歩道の合流場所だそうで、宮之浦岳への登山道が一本に集約されます。 黒味岳の分岐でガイド付き登山者と出合いましたが、その方たちは、時間的に宮之浦岳ピストンは無理なようで、黒味岳ピストンに変更されたようでした。黒味岳東斜面をトラバースし、岩にロープがかかった登山道(3ヶ所程)を進み小さい沢を渡り投石平の広場に着きました。投石岳の急坂(一枚の巨大な石に太めのロープが設置されていた)を登ると森林限界です。ここから投石岳、安房岳、翁岳の中腹をトラバースします。翁岳をトラバースした先辺りにトイレブースが設置(眺めの良い場所)されていました。ここから先は新高塚小屋までトイレブースはありません。ここから先は栗生岳を登り、宮之浦岳まで急登が続きました。天気が良かったので、栗生岳付近からの扇岳、安房岳、投石岳、黒味岳の眺望が素晴らしかった。ここまでの途中でソロの若者に宮之浦岳で出会った人数を聞いてみたところ25人程だと教えてくれた。翌日この男性と縄文杉から下山中に会った。 12時07分には宮之浦岳に到着した。頂上は私達の他に1名だけで、男性が下山しないうちに3人での写真をお願いした。天候に恵まれ、気温もそれほど低くは無く、風もそれほど強くはなかったので、各々写真を撮ったり、360度の展望を見渡したり、風のあたらない場所でお弁当食べたりと30分程頂上を楽しみました。山の上は晴れていましたが、下界は雲がかかり太平洋や東シナ海、九州南部の島々を見ることはできませんでした。 宮之浦岳からの下る方面は風が強く吹いていましたが、強風ではなかったので安心して歩くことが出来ました。宮之浦岳頂上からの下山時の花崗岩に凍っていたので、滑らないように注意しながら歩きました。途中のシャクナゲの葉の霧氷が美しかった。焼野三叉路に永田岳ピストンの登山者のザックがデポしてありました。平石岩屋を過ぎた辺りからポツポツと雨が降りだしたので雨具を着ました。森林限界の笹(ヤク笹・葉が小さい)が珍しかった。
15時新高塚小屋に着いた。テント場にはひと張りもテントは無い。 小屋に着くとガイド(池田)さんと女性1名の方がいた。今日の小屋泊は、私達を含め5名だけのようだ。60人程宿泊できる小屋に5名だけ、3蜜は避けられました。 テント場は、焼野三叉路にサックをデポしていた登山者(3名)の2張りのみ。 先行した埼玉からのソロの方はいませんでした。 水場はテント場の近くにあり、ホースからは少しずつしか出ていないので、水汲みに時間が掛かりました。宿泊人数が少なくて良かった。 ザックの軽量化のため、夕食は食材にお湯を入れて食べるだけのフリーズドライのご飯にスープ、空港近くのスーパーで購入した卵入りミートボールをお湯で温め食べました。 ガイドさんは、美味しそうな夕食を作っていました。 早いのですが、18時就寝しました。 翌日は5時30分起床し、出発前にガイドさん達と小屋の清掃をする。「次の宿泊者が気持ち良く泊まれるように綺麗にしておくことが礼儀ですね」とガイドさんが言っていました。 ガイド付き二泊三日宮之浦岳縦走の料金を登山者の方から聞きましたところ、4万円、一人の場合+1万円追加の5万円との事、明日もあるので+1万円で、6万円との事でした。「ともさん」が、泰造に声も顔も似ているからハンドルネームを泰造にしたのかもと本人に聞くとその通りでした。ガイドさんから名刺をいただいた。

7時小屋出発
テント2張り   高塚小屋   縄紋杉 
ウイルソン株ハート トロッコ道    苔むす森   白谷雲水峡入口 
小屋を7時に出発し1時間10分程で高塚小屋に着く。高塚小屋は17名宿泊できるそうだ。その先を10分程下ると縄文杉に着きましたが、誰もいず写真を撮ったり、じっくりと縄文杉を眺めたりと最高の時間を過ごしました。ガイドさんとも一緒だったので、3人での写真を数枚撮って貰いました。高塚小屋を利用する人は、ここまで水を汲みに来ます。ここから下り始めると最初にトレランの人(大阪から)にスレ違いました。一番のりを期待していたらしいのですが、そうでなくて残念がっていました。ここからは人も増え始めてきましたが、すれ違いにはさほど時間もかかることもなくウイルソン株まで下れました。幸いにウイルソン株でも人がいなかったので、株内でハートの形の写真を撮る事ができラッキーでした。(どの位置から撮るとハートになるかわかりづらかった) 撮り終えた後、人が増えた。大王杉からのウイルソン株の間で、登山者を引き連れたガイドさんに声かけされ、民宿で一緒だった外国人にも出会う。大杉歩道入口からトロッコ道が長かった。楠川分岐から辻峠方面へ歩く。辻峠まで登り約1時間、正しくもののけの森だ。辻峠では、太鼓岩を廻るコースに行くため人や廻って来た人達がいましたが、 私達は14時25分バスに乗車したいので、太鼓岩は諦めました。 辻峠から白谷山荘に近い場所にくぐり杉という穴のあいた杉があったので、その狭い穴をくぐる。白谷山荘は人が大勢いるようなので、立ち寄らず白谷雲水峡まで急いだ。 14時に谷雲水峡到着した。協力金1名500円を払う。

種子島ロケット打ち上げ トロールの滝   モッチョム岳   湯泊温泉 
仲間ガシュマル 大川の滝    悠久のパワーをGet   紀元杉 
 バス停には、2社のバス時刻表が立ててあり、屋久島交通のバスは、9時13時16時のみ、まつばん交通の14時25分に乗車し小原町で下車、1時間程待ち時間があったので、  屋久島民俗資料館で時間調整し、今度は15時25分の屋久島交通に乗り換え16時頃に  民宿に帰って着ました。(民宿そばの中字76番下車・民宿まで徒歩1分)  16時25分に種子島から無人ロケットが打ち上げられるとの情報があり、前岳荘内の敷地で、打ち上げられたロケットを見た。ロケットの打ち上げを見たのはもちろん初めてで、感動しました。登山中に会った人達と一緒になり「ともさん」が声を掛けました。夕食後、「ともさん」、柳澤さんは皆さんと歓談され、楽しかったようでした。
 最終日は、タクシーでの観光にしました。運転手の方は、登山口まで送ってくれた方でした。観光場所は運転手さんにお任せしました。運転手の方が、観光バスとかち合うことがないようにとの気遣いがあったので、写真を撮るにも人に気を使うことなく又人との蜜も避けられました。昼食はうどん屋(屋久どん)で、鯖だしの甘口醤油味で美味しかった。後半は紀元杉を見に行きましたが、登山当日は淀川登山口が暗かったので、紀元杉を見る前に登山口まで行ってくれました。登山口近くの笹川杉を見学し紀元杉で写真を撮り、その他二箇所巡り15時前には屋久島空港に着き、16時45分の飛行機に乗る。羽田空港からの佐野行きのバスも乗車人数も5名で、蜜にならずホットしました。「ともさん」、柳澤さん大変お世話になりました。

11/28  裏妙義 木戸壁右カンテ 記:「ウッチー」
旧国民宿舎を出発 木戸壁に到着   先行パーティーが登攀中   登攀開始 
登攀終了点 直下の1P懸垂終了点    向かい側は表妙義   3P目懸垂下降 
<メンバー>「ウッチー」、「ありさか」
<ルート数値>距離 3.7Km 累計標高 +867m、-867m 所要時間 8時間 10分(休憩込)
<行程>小山5:00−7:40旧国民宿舎P8:15〜9:00取付き9:30〜1P目40m(松の木テラス下)〜2P目35m〜13:30終了点25m14:00〜1P目懸垂下降15m〜2P目懸垂下降(松の木テラス)30m〜3P目懸垂下降40m〜15:05下降(取付き)15m 15:30〜16:05旧国民宿舎16:20???? −峠の湯−21:30小山
<報告>先週の山行の時に偶然お会いした羚羊山岳会の会長が次回新人トレーニングで登攀する山、「裏妙義で5.6のマルチピッチのコース」に興味が湧き調べたところ、木戸壁右カンテだとわかった。雪が降る前にと考え、行ってみました。
青空が広がる入山口の旧国民宿舎を出発。今回はいつもと違いマルチピッチの往復、登ったフェースを懸垂下降で下りてくるコースのため、40Lのザックにサブザックも入れて40Lは取付きにデポ、サブザックの中にクライミング装備、行動食と水といった最低限の装備で行動するという方法をとりました。
旧国民宿舎を道標に沿って進みすぐに分岐を丁須方面に、黄色い矢印で岩峰に向かうと正面に木戸壁が現れました。すでに1パーティーが取付いています。私たちも登攀準備をしているとさらに後から4名が合流。人気ルートなんだということがわかります。
ネットでコースを事前に調べたところ、
@1P 15m V級 フェースを直上。取付きが若干立っている。
A2P 20m W級 右に浅い凹角状を観ながら直上。
B3P 20m V級 フェースからリッジに出て、松の木テラスに向かって登る。
C4P 30m W級 核心ピッチ。右へ出てカンテを直上。
D5P 15m フェースを直上。まだ木戸の山頂まで続くが整備ルートはここまで。
私達は50mのロープなので1ピッチ目はAとBの間まで。2ピッチ目はBとCの間まで。最終ピッチでDまでというコースをとりました。なるべくロープの50mを無駄のないよう。それから、妙義特有の岩質でロープの流れが悪く結果的にこんなコース取りになってしまったのですが、正規の各ピッチの修了点を通過してしまう登攀方法は、結果的に後ろの4人パーティーに迷惑をかけてしまいました。支点は取付きから終了点まで細かく設置してあり、こんなところにも人気ルートだということが分かります。
終了点からは登ってきたルートを懸垂下降します。この日は私達2名のほか11名が登っているため、懸垂下降も待ち時間が多く身体が冷え込んでしまいました。登攀中は寒くなっても着込むことが難しくなる。こんなことにも注意して次回は登らないと・・・。いろいろ反省の一日でした。
帰りは旧国18号を碓氷峠方面に向かったところにある立派な日帰り入浴施設で汗を流してゆっくり帰りました。
<追加写真>木戸壁全景

11/29  嵩山(たけやま) 記:「こなっち1」
登山口から嵩山 不動岩直下鎖場   胎内くぐり   無常の平石仏 
大天狗山頂 小天狗から浅間    大天狗から子持   大天狗から榛名 
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)   
<ルート>天候:晴、日帰り周回 (3時間05分 休憩含) 累積標高差±394m, 累積歩行距離3.0km
<行程>10;45表登山口−11;25小天狗11;30−11;40不動岩11;45−12;05胎内くぐり−12;25中天狗−12;40五郎岩12;45−13;05大天狗13;25−13;35経塚−13;50東登山口
<詳細報告> 晩秋の陽だまりハイク、中之条の戦国時代の悲話を秘めた嵩山(たけやま)に出掛けた。行程も短いので、朝はのんびり直売所の梯子で農産物をゲットし、たけやま道の駅駐車場に到着した。ここからつづら折りの表登山道を観音巡りや、蝙蝠穴などに立ち寄り、40分程で小天狗に着いた。暫し浅間、志賀方面の雪山の眺望を楽しんだ後、眼下の不動岩に鎖場を伝い登る。振り返れば小天狗の岩の上にハイカーが手を振っているのが見える。中天狗に向かう途中、胎内くぐりと呼ばれる岩の細い裂け目を横向きにすり抜け、無常の平でコの字に並んだ石仏を見物する。まだ時間はあるので五郎岩まで往復し、緩傾斜の鎖場を登り大天狗に到着、昼をとうに過ぎている為か人影は無い。360度の展望を楽しみ30分程で下山した。アクセスの良い低山で人も多いが、石仏、奇岩、岩場などコンパクトに見所が凝縮された里山を楽しめた。
11/29  中倉山・沢入山 記:「たらちゃん」
中倉山山頂 中倉山から沢入山までの稜線   有名な?ブナの木   沢入山山頂 
沢入山からの日光白根山 沢入山からの筑波山    沢入山山頂からの下りの稜線    
<メンバー>「たらちゃん」
<行程>  銅親水公園6:34-中倉山山頂 8:35-沢入山山頂9:19-銅親水公園11:38
<ルート数値> 距離12.9Km 累積高度+1076m 累積高度-1077m
<内容> 4時40分小山出発。新4号線から日光宇都宮道路へ。6時15分には銅親水公園駐車場に到着。5?6台の車すでにあり。2台はキャンピングカーであった。トイレを探すとビジターセンターの横に仮設トイレがあり使用可能であった。
6時40分開始。しばらく林道歩きがあり、登山口には小さな看板あり。ここからしばらく急登で、落ち葉で登山道にフリクションが効かないためツルツル滑るので要注意。しばらくすると中倉山の尾根にのり、しばらくゆくと痩せた尾根で両側が切り立っておりそれなりの高度感がある。そこを超えると笹のなかの気持ちが良い道となる。雪と霜がうっすら乗っているところは滑る。このあたりから皇海山が近くに見えるようになり、中倉山到着。ここまで全く人に会っていない。小さな看板とともに自撮り。この葉が落ちた寒々しい山肌ばかりである。一度下って、登り返し沢入山に到着。眺望は晴れていてすこぶるよかった。真っ白な山頂の日光白根山、谷川連峰、平野の反対側には筑波山が見えた。残念ながら富士山は見えなかった。持っていった行動食は全てランチパックで、ここでカレー味のパンと海老のビスクのスープを飲んでしばらく景色を眺める。ここまでも誰一人登山者と会わなかった。
下山開始すると、ようやくソロの登山者とすれ違い、それからは続々と登山者が登ってきた。沢入山からは巻道を使って中倉山はショートカットした。ショートカットの道は南向きのため、雪や霜はとけて歩きやすかった。再度落ち葉に隠れた急な下りとなり、ここが一番神経を使った。落ち葉の下に何が隠れているのかわからない上に滑る。登山口までついてからの林道がまた長い。
13時過ぎには自宅に到着。途中そばでも食べてゆこうかとも思ったが、日光宇都宮道路に出るまでは、良さげな蕎麦屋は見当たらず、そこから高速で都賀町に出て、小山まで、これまた良さげな蕎麦屋なし。結局スーパーで野菜、豚肉、ケンミンビーフンをかって、自分で調理して食べたのでした。
11/28  赤久縄山 記:「さとう」
誰もいない駐車スペース 第一鉄塔付近より山頂稜線    スーパー林道を少し歩く   霜が降りていた 
<メンバー>「さとう」
<行動記録>  自宅5:00-栗木平登山口7:50/8:05-早滝分岐8:25-第一鉄塔9:10-第三鉄塔10:10-山頂10:45/11:05-安取峠分岐11:15-栗木平分岐12:55-駐車場13:25 記録(距離:8.1k 所要:5:30 累計標高840m )
<内容> 高速道の高崎や藤岡付近から南南西に連なる山々が見えるのが気になっていた、西上州近辺で未踏の地域であった。御荷鉾から赤久縄山の連山で、標高は赤久縄山で1,500mある。交通の便は下仁田廻りが便利だが、中途半端な位置にある。今回は藤岡ICより神流湖を経由することにしたが、この道は結構長い。登山口手前の林道では全面通行止めの看板あるが、休工中で登山口までは問題なく入れました。但し、民宿(赤山荘)の付近でPを捜すのにウロウロした。 先行車1台あったが、最後まで登山者には逢いませんでした。
ルートは反時計廻りに周回、早滝見物は割愛し、最初は沢沿いを、途中から尾根筋の急登が続きます。一帯は植林が多く、始めは杉、檜、上部はカラマツが多かった。頑張って稜線まで辿ると、スーパー林道に出て拍子抜け、50Mほど道路を突っ切り山道に戻れば山頂です。今日の天気は風強く、気温は最低−1℃位あり、霜が降りていました。展望は今一、御荷鉾方面は良いが、高い山々は雲の中です。下山は西へ僅かで林道に出て、南東の安取峠方面へと進みます。ここで予想外だったのは、登山者は居ないが、オフロードバイクを楽しむ人らが8人ほど居たことです。下山ルートで予想外だったのは、廃林道が大半、そこをオフロードバイクが走り楽しんでいます。とても走れるとは思えない道路状況で、石がゴロゴロ、倒木もあり、急登の悪路は落ち葉がたまり、とてつもなく悪路です。歩きでも時々落ち葉のラッセルとなる状況です。趣味も色々あるものです。地形図の点線は殆ど廃林道、栗木平分岐でやっと沢沿いのルートになり、まもなく林道に出て駐車場までは僅かでした。目的の静かな山域は望み通り、いいトレーニングになりました。
<追加写真説明>上右:山頂にて  上左:今回もマユミが数本  下:悪路の急登をオフロードバイクが、      
11/26  生瀬富士・月居山 記:「みつまん」
ガスの中、岩場を登る 山頂書家    滑りやすい下り   かずまの紅葉 
渡渉地点に橋が有った 生瀬滝直上    月居山の紅葉。葉が少ない   月居山山頂にて 
<メンバー>CL「あんまん」、「くりさん」、「きたや」、「みつまん」
<ルート数値>距離 7.3Km 累積標高 +825m,-825m 所要時間 5時間30分 (休憩込) 天気:曇りのち晴れ
<行程>第1駐車場8:45 - 9:50生瀬富士10:05 - 10:28立神山10:45 - 11:20かずま11:25 - 11:52渡渉・生瀬滝12:03 - 12:40月居山分岐12:48 - 12:58月居山13:30 - 13:40月居山分岐 - 14:15駐車場
<詳細報告> 月居山の紅葉を見に行った。22,23日の連休では紅葉真っ盛りの写真がネットにたくさん公開されていたので大いに期待して出かけた。
6時過ぎに小山発。渋滞に巻き込まれること無く2時間と少しで袋田の滝第1駐車場に到着。無料でトイレ完備。平日のため駐車は少ない。
谷添いの道を奥に進む。山道に入ってすぐ男2人連れに追い越された。40分程歩くと、急登が始まる。生瀬富士への最後の10分は急な岩場となる。ここの岩場は10センチぐらいの小石が砂岩に混じったような岩で、乾いていると実によくフリクションがきくのだが、今回は昨日の雨で滑りやすくなっていたので、クサリも使って慎重に登った。生瀬富士で雲海の上にでると思われたが残念な事に山頂はガスの中だった。北の岩尾根の往復は取りやめた。
小休止後、急な下りと登りで立神山に着いた。生瀬富士を見ると、ガスが切れたり掛かったりしている。その中を岩稜往復している登山者が見えた。 再度小休止して歩き始めた。7年前には立神山の周辺でもきれいな紅葉が見られたはずなのだが、今回は大部分が散っていた。その葉が急傾斜の登山道に積もって、おまけに昨日の雨も加わって滑りやすいことこの上ない。「かずま」までくると、少し紅葉が残っていた。赤い紅葉は残っているのだが、きれいな黄葉が少ないのが残念だ。滝の上にやってきた。縁まで進むときれいな写真が撮れるのだろうが、私は一歩も山道から出ることができない。
川に下りてきた。何と、渡渉点に木製の橋が掛かっていた。増水すれば簡単に流されそうな橋だったが、有難く使わせて戴いた。少し川を下って生瀬滝へ向かう。岩は濡れている部分は黒い苔のようなものが付いて滑りやすかった。滝の上部までは行ったが、近寄ることはできなかった。 前回は国道方面に進んでから月居山へ向かったが、今回は河岸に建つ貸別荘から尾根に取付いた。少し登ると生瀬滝へ下ることができるようだが、そのまま尾根を登った。急な山道で結構疲れる。約15分登ると、袋田の滝からの道と合流して、道は階段となる。観音堂に詣って、鐘撞堂で鐘を撞いた。前回来たときに拍子抜けの音を出して皆に笑われたのを思い出した。今回は音を谷に響かせることができた。
月居山の紅葉も見頃を過ぎていた。前回は葉の陰で空があまり見えなかったのだが、今回はかなり見通しが良くなっていた。かなり散ってしまっていた。でも、まだまだ楽しめる範囲ではあったが。
大休止後は、駐車場への近道で下山した。
このコースは紅葉が楽しめて、手軽に岩場も楽しめる良いコースだ。次回は紅葉の見頃時期を外さないようにしたい。
11/23  両神山(八丁尾根) 記:「ウッチー」
上落合登山口を出発 八丁峠を通過    第一鎖場   西岳 
アップダウンが続く 狭い岩稜    東岳   両神山登頂 
遠くに八ヶ岳 下山も緊張が続く    八丁峠を過ぎると笑顔も   無事下山 
<メンバー>「ウッチー」、「わたなべ」、「おちあい」、「たむら」
<ルート数値>距離 7.0Km 累計標高 +885m、-885m 所要時間 7時間 00分(休憩込)
<行程>佐野5:00−熊谷−秩父−7:35上落合橋登山口P7:55〜8:45八丁峠〜9:40行蔵峠〜10:00西岳〜10:50東岳〜11:35両神山12:00〜東岳〜13:30西岳〜13:55行蔵峠〜14:35八丁峠〜15:25上落合橋登山口P15:40−秩父・大滝温泉−花園IC−佐野田沼IC−19:00佐野
<報告>貴重な3連休は空木岳縦走を計画していたところ、悪天候の予報のため計画を変更。急きょ以前から行ってみたかった両神山を八丁尾根から登頂するコースにきめました。当初車は秩父市より北側経由の志賀坂峠から入る予定でしたが、トンネル付近の落石により通行止めがわかり、やむなく南側経由の中津峡から入ることになりました。 登山口駐車場は狭く、何とか隅に一台分確保できました。
支度を整え出発。八丁峠までの道は沢沿いの歩きやすいつづら折りの急登でした。一気に汗がふきでます。息が荒くなるころ八丁峠に到着。ここから徐々に岩が現れます。すぐ5mの鎖場の壁。峠から西岳、東岳の岩峰の間に5〜20mの鎖場が続きます。行蔵峠でヘルメットとチェストハーネスを装着。ですがどれも難しい岩はなく補助ザイルを使わなくても何とか登れる岩稜ばかりでした。岩峰のアップダウンも東岳までで落ち着き、平坦な巻き道を進み10mの鎖場を越えると、人の声が聞こえ山頂に着いたことが分かりました。10名くらいがすでに風のないいい天気の中、景色を楽しんでいました。私たちも展望指示板と景色を観ながら遠くの八ヶ岳などを確認しました。
下山は元のコースを戻ります。少々緊張。下りの鎖場は滑落が心配だったので、数ヶ所は補助ザイルを使い不慣れなメンバーを確保しながらの下山でした。緊張も八丁峠まで、ヘルメットとチェストハーネスを外す。無事鎖場を通過できたことでメンバー全員ホッとしたようでした。
今回下山の東岳で偶然、新人と山行中の羚羊山岳会の鶴見さんとお会いしました。お二人もちょうど下山途中でした。 駐車場に着くと車は我々と鶴見さんの数台。鶴見さんパーティーと私たちは途中地元の名湯で汗を流し分かれました。帰りは渋滞をさけて高速道を利用して帰路に着きました。
11/23  二ツ岳(榛名) 記:「さとう」
稜線の鞍部 雄岳山頂    森林公園に下山   まゆみの木が多い 
<メンバー> 「ともさん」、<「かねこ」>、「さとう」
<行動記録>田沼6:00-森林公園7:50/8:10-<ワシノ巣風穴>-中間鞍部9:05-雄岳9:30/9:50-雌岳10:45/11:00-オンマ谷分岐11:40-森林公園 12:20  記録( 距離4K 所要4:15 累計標高490M )
<内容> 短い時間でトレーニング目的に榛名山を選ぶ。朝の高速では虹が出たり雨が降ったり若干不安定な天候だ。森林公園よりスタート、ワシノ巣風穴近くより岩のゴロゴロした急登が続く、一頑張りで鞍部着、先ずは雄岳に向かう、立派な電波塔の山頂で早い食事でノンビリしたあと鞍部へ、次は雌岳だ、階段登りが多い。山頂からの展望を充分楽しみ下山開始、足元に注意しながらオンマ谷の分岐まで降りてきた。相馬岳のトンガリがすごい。こちらも足元は歩きづらい階段多し、あさの内は人と遭わず寂しいかぎりであったが、途中からパラパラと出会う。登りも下りのルートも目立つ周囲の景色は岩が多い事、大きな岩が一面ゴロゴロ、他の山ではこれ程多いところはない。風穴が多いのもうなづける。この時期、紅葉には遅し、花は無し、シャッターを切ることはわずか、急登の岩交じりのトレーニングにはもってこいだ。3連休の最後の日、伊香保温泉付近の人出はすごい、あまり多いので風呂は止め早めの帰宅となりました。  

小野子三山、子持山、赤城山のパノラマ
11/22  大小山・萱場山 記:「みつまん」
朝は曇っていた 大小山も紅葉    萱場山の地味な山頂   大小山キレットは崩落中 
<メンバー>「みつまん」
<ルート数値>距離 12.0Km 累積標高 +1,160m,-1,160m 所要時間 6時間15分 (休憩込) 天気:曇りのち晴れ
<行程>駐車場7:30 - 7:40阿夫利神社 - 8:05大久保町分岐ピーク8:10 - 8:30アンテナ - 8:40毛野小分岐 - 8:56大久保登山口 - 8:58大久保県道入口 - 9:00大久保登山口 - 9:20毛野小分岐9:23 - 9:45大久保町分岐ピーク(休憩)10:02 - 10:16黒百合分岐 - 10:32妙義山 - 10:57(230mピーク) - 11:44萱場山11:50 - 12:28(230mピーク)12:32 - 13:00西場富士13:03 - 13:20百観音13:26 - 13:45駐車場
<詳細報告> 大小山は何度も歩いているが、今回は、トレーニングに加えて
(1).大久保登山口への往復 (2).西場コースから派生するコースの確認 (3).西場コースを右回りに歩く
の3点を目的として歩くことにした。
7時過ぎに登山者駐車場に入ると既に7台ほど駐まっていた。準備しているうちにドンドン増えてきて、私が歩き始めるときには12台ほどになった。 阿夫利神社前の駐車場はほぼ満車状態だった。
今回は右回りに歩くので、まず阿夫利神社左横を進んだ。途中で岩の多い小尾根に取付いて、大久保町への分岐ピークに付いた。南東方向が開けていて、三毳山の先に筑波山が見えた。遊水池辺りには多くの気球が浮いていた。そこから大久保方面に下る。今まで一度だけアンテナの先まで行って西に下った事があるが、今回は大久保まで下った。登山道はしっかりしていて、今の季節はザレの上の落葉が滑りやすいのはメインルートも同じだ。大久保登山口を確認して戻った。大久保ルートで出会ったのはオジサン一人だけ。分岐まで戻って大休止。朝見えた気球はもう浮いていなかった。
そこからは登山者が増える。妙義山周辺では大勢の登山者に行き交った。皆さん、岩場歩きが好きなようだ。
西場富士ルートに入ると静かになるが、今回は数組の登山者に会った。 230mピークの少し下で北に進む踏跡があった。古いテープもある。その踏跡は萱場山まで続くのか途中で麓に下りるのか分らないが追ってみることにした。踏跡は薄い場所もあるが萱場山まで続いていた。テープも少ないが続いていた。予想ではもう少し藪化していると思ったが藪は薄く比較的歩きやすい尾根だった。ただ、萱場山の南の急斜面は少し堪えた。萱場山山頂は地味な山頂で三角点があるだ。即、折返し。往復90分ぐらいのバリエーションだったが当然途中誰にも会わなかった。ただ、正規ルートに近づくと妙義山山頂辺りでの会話が聞こえてきた。無頓着な輩がいるものだ。
西場ルートは数回歩いたことはあるがいつも左廻りだった。今回右回りに歩いたがすごく新鮮な感じがした。各ポイントは見慣れた光景なのだが、方向が変わると一瞬アレッと思うことがある。 大小山キレットは崩落が進んでいた。昨年の大雨の影響かも知れない。 今回は西場富士から百観音方向に下った。始めてのコースだが特に問題はなかった。百観音(右上写真)に合掌後は住宅地の歩道で駐車場に戻った。
西場ルートから北に派生する道は3つ有るようだ。今回一番面倒そうな萱場山ルートを歩いたので、次回はは、残りの2つの道を歩いてみたい。 また、今回大久保登山口を確認したので、大小山大廻りルートもいつか歩いてみたい。  
11/14  星穴岳(表妙義) 記:「ウッチー」
表妙義全体 中ノ嶽神社    直進は一般者登山禁止の看板  主稜のコルへの鎖場 
金洞山直下 懸垂1回目    星穴岳取付き付近   岩室 
星穴岳直下のトラバース 星穴岳山頂    懸垂2回目   射抜き穴の真上 
懸垂3回目 射抜き穴    懸垂3回目A   轟岩 
<メンバー>「ウッチー」、「ありさか」、
<ルート数値>距離 6.1Km 累計標高 +1354m、-1354m 所要時間 7時間 16分(休憩込)
<行程>小山5:00−7:30中ノ嶽神社P8:00〜8:25中ノ嶽神社〜主稜のコル〜9:00金剛山〜9:45懸垂(1回目40m)〜11:00岩室〜11:35星穴岳〜12:10懸垂(2回目40m)〜12:30射抜き穴〜懸垂(3回目40m)〜14:10轟岩(登山道)〜14:25轟岩頂上14:40〜14:50中ノ嶽神社15:10〜15:20中ノ嶽神社P−入浴(妙義ふれあいプラザ)−21:30小山
<報告> 紅葉の妙義山へ、今回は数週間前歩けなかった西側にある星穴岳を目指しました。登山口の中ノ嶽神社の長い階段を上ると神社と轟岩が現れます。ここで安全祈願をして出発。神社を右にそれていよいよ登山道の急な斜面のはじまり。岩畳を登ると「直進は一般者登山禁止」の看板があり気が引き締まります。急登を進むと主稜のコルに突き上げるルンゼがあります。ここから岩場のはじまり。この鎖場は特に問題なく通過しました。コルに上がると、右は中ノ岳方面。私たちは左の金洞山方面に向かいます。すぐに鎖の設置もない平たい10mの岩壁。私たちはここでハーネスを装着しました。岩壁はロープなしで通過。振り返ると中ノ岳の岩峰を鎖を使って直登している登山者が見えました。
 細い木々が生い茂る頂の金洞山山頂からは正面に星穴岳の岩峰が目の前に現れました。まっすぐ頂上に向かいたいところですが、岩が深く切れ落ちています。金洞山頂から枝をつかみながら少し下ったところで1回目の懸垂です。土と岩の斜面をザイルを使い枝に邪魔されながら約40m下降、そこから岩壁を回り込むようにして下ります。そこから星穴岳の登りが始まり。しばらく土と岩の落ち葉の滑りやすい踏み跡を枝をつかみながら登ると、大きな岩壁の下にビバークできるような岩穴の岩室がありました。岩室を過ぎると、左側が切れているトラバースがありました。ちょっと足を滑らせると、数十メートル滑落です。慎重に通過。途中で岩壁を直上すると懸垂用の支点。さらに岩壁を直上するとピークに到着。そこに2つ目の懸垂用支点があり、先行のパーティーが懸垂下降中でした。そしてここが星穴岳だとわかりました。私たちも2つ目の懸垂用支点で下降の準備をしていると、後続のリーダーから「この下降点では50mロープではとどかない、少し降りたところの1つ目の懸垂用支点がいい」とのアドバイスをいただきました。本日2回目の懸垂は約40m。すぐに足が岩から離れ空中懸垂になり緊張感が走りました。着地点には大きな穴があり射抜き穴だとわかりました。ここからの眺めは素晴らしいものでした。 そして、最終懸垂はここから立木が支点になり約40m、ほぼ垂直。さすがに80mも懸垂を続けるとロープに絡めたバックアップをつかんでいる左手が限界で悲鳴をあげていました。懸垂下降が終わり、ロープをたたんで岩峰を回り込みようにして登山口の神社に戻りました。後で知ったのですが最終懸垂のあと、「結び穴」という大きな穴を観ずに下山してしまい少々後悔が残りました。それにしても久々に緊張感満載の山行でした。中ノ嶽神社に戻り、そこから轟岩に登り返しました。岩の最上部に座り振り向くと今日歩いた山々。風もなく、快晴の空の下、達成感でしばらく山を見上げて いました。
下山後は前回の妙義山山行同様麓の日帰り入浴で汗を流して、のんびり帰宅しました。  
11/14  大山・天丸山 記:「こなっち1」
林道から大山 天丸沢    天丸山直下の岩場   天丸山々頂 
大山から両神山 天丸山から浅間    天丸山から後立山連峰   晩秋の紅葉 
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)   
天候:晴、日帰り周回 (6時間45分 休憩含) 累積標高差±1,068m, 累積歩行距離9.6km
<行程>8;05天丸橋登山口−10;10大山10;30−10;55門倉山−11;05天丸山分岐−11;30天丸山12;05−12;35天丸山分岐−12;50馬道のコル−14;50天丸橋登山口
<詳細報告> 晩秋の西上州大山・天丸山に出掛けた。林道からは大山が見え、天丸橋に着いたが、駐車場は私たち含め2台だけであった。荒れた天丸沢をピンクテープを頼りに何度か徒渉し上り詰め、高度1,250m付近で道が無くなったかと思うと、左上に鉄の橋が見えた。左側尾根をジグを切りながら急登すると、大山、天丸山分岐の白い標識があった。大山方面に向かうと、林の間から絶壁、上部に人影が見え、ロープ場を登ると山頂に着いた。山頂からは両神、赤岩、大ナゲシ、浅間、遠く雪を被った後立山連峰が綺麗に見渡せた。コルに戻り門倉山に登り返すが展望は無く、稜線を進み分岐から天丸山を目指した。直下の岩場を慎重によじ登り天丸山に到着、山頂先の岩場からの展望が良く大休止した。下りは馬道のコルから緩傾斜の道を、所々に残る紅葉を楽しみながらダラダラと下り、舗装された林道を3キロ程辿り登山口に戻った。8人ほどの登山者に会ったが今回も閑散としており、変化に富んだ晩秋の静かな山を楽しめた。  
11/14  桧沢岳(南牧村) 記:「みつまん」
人家の前を通って山道へ 最後の紅葉か?    左は西峰、右は本峰、前は崖   西峰で 
西峰から浅間山 本峰で    落葉で道が見づらい急な下り   黄葉が見事 
<メンバー>CL「さとう」、「みつまん」
<ルート数値>距離 4.0Km 累積標高 +520m,-520m 所要時間 3時間35分 (休憩込) 天気:晴れ
<行程>大森橋駐車地8:10 - 8:17周回分岐橋 - 8:21登山口 - 9:35展望地 - 9:44尾根コル - 9:48西峰9:57 - 10:00尾根コル - 10:07桧沢岳山頂10:22 - 10:30神社跡 - 11:08尾根末端(休憩)11:15 - 11:26渡渉 - 11:38周回分岐橋 - 11:45駐車地
<詳細報告> 6時前に小山を出て、8時前に登山口近くの大森橋に着いた。橋の袂の路肩に駐車した。
舗装道を東に5分程進むと人家の下に橋がある。下山時に下りてくる地点であることを確認して舗装道を西に進むと数軒の人家があった。そこが車道の終点で、駐車場もあったが使って良いかどうかは不明。そこに「桧沢岳登山口」の標識があった。そこからは狭いコンクリート道になる。既に住んでいない人家の前に「桧沢岳」の標識があるのは不思議だった。 そこから山道が始まる。
植林地内のジグザグの山道は枝道もたくさんあるが、踏跡の明確な道を選んだ。約15分ジグザグに植林地を登って小さな尾根に着いた。尾根を少し登って小休止。廻りは紅葉の見頃だった。その先で見事なサルノコシカケを見る。まもなく大岩があり、左に巻くとひどい急登が始まり、這い登った。標高1000mで展望の良い場所に出た。寸胴の石祠があり、西から南東の山々を眺めることができた。さらに急登をひと登りで、本峰と西峰のコルに着いた。コルは狭くて北側は絶壁だ。西に急傾斜を登るとすぐ西峰に着く。石祠がある。すばらしい眺望だが、絶壁の上なので怖がりの私は端には寄れない。妙義山が少し下に見えた。浅間山は少し形が変わっているように見える。浅間山の左に雪山が見えた。帰宅後調べると、奥穂高岳から常念、餓鬼岳あたりまで理論的には見えるようだ。その左には八ヶ岳の蓼科山と赤岳の山頂部が見えた。 コルに戻ると下から単独青年が元気よく登ってきた。5人と2人の2組を追い越してきたという。
本峰の山頂に着いた。狭い山頂に大きめの祠があった。展望はない。写真を撮ろうとしていると早くも青年が到着した。青年はスマホで数枚写真を撮るとすぐ下山していった。私達は山頂でゆっくりと休んだ。
下山は急な下りから始まる。大きく北に迂回するのだが、間違えやすいのは5-6分下った場所だ。そこにはやたらとピンクテープがあり、踏跡は左下へ谷を下っている。しかし、ここのルートは谷へ下るのではなく右の小さな尾根(北東に延びる)を越して南へトラバースするのが正解だ。その道は狭くて目立たないので要注意だった。この地点で谷に下るミスをする人が多いのだろう。谷への踏跡はやたらと目立っていた。小さな尾根を越えて1分で神社跡に到着する。岩壁の下に骨組みだけになった祠や東屋の跡があった。 そこからも急な斜面の下りが続く。東に方向を変える辺りでは落葉と滑りやすい岩で難しい下りだったが、トラロープに助けられた。岩ピークを越すと前に大きなピークが見えてくる。それに登るのかと消沈しているとルートはそれを右にトラバースしていた。まもなく樹林帯に入りジグザグに高度を下げていき、先に急降下の谷が見えたところで左にトラバースして、小さな尾根に乗った。尾根の末端近くで小休止。下にきれいな紅葉が見えた。そこから尾根を離れて右に急傾斜面をジグザグに下る。もし転倒すれば、一巻の終わりになりそうな場所なので緊張して下った。傾斜が緩やかになったところで渡渉。少し登って廃林道に出た。 そこからは、気楽な林道歩きで駐車地まで戻った。
桧沢岳は短時間で登れるが、ルートファインディングが要求される場所や、歩行に気の抜けない場所もあって西上州らしさが強く感じられる山だった。
下山後は風呂は休業の為入れず、道の駅で蕎麦を食っただけで帰路につく。早めの帰還で渋滞に遭うこともなく小山に戻った。  
11/08  檜洞丸 記:「ともさん」
ゴーラ沢出合 モヤの紅葉    苔のテーブル   青ヶ岳山荘 
日に映える紅葉 上級向けの道    ミツマタ   唯一の遠望 
<メンバー>「きたはら」、「たらちゃん」、「ともさん」 、<「やなぎさわ」>
<ルート数値>活動時間 7 時間23分(休憩込み) 活動距離 13.9km累積標高+1601m/―1600m
<行程>
7 日(土)13:00 小山―15:15 山北駅―15:45 落合館泊
8 日(日)6:10 落合館―6:30 登山口―7:15 ゴーラ沢―9:40 檜洞丸山頂―9:45 青ヶ岳山荘―10:23 石棚山稜分岐ー13:40 登山口
<詳細>群馬の白砂山を計画していたが土日の長野の予報がよくないのでまた変更。百名山の恵那山という候補。でも遠いし一泊ではもったいない。ヤマケイに丹沢の檜洞丸が紹介されていて丹沢でも静かな山が楽しめるというので計画してみた。前日山北駅にほぼ同じ時間に着き待たせることなくkさんをピックアップ。丹沢湖畔の落合館に宿泊。4 人で 25 畳の部屋。充分なソーシャルディスタンスを保てた。昼は蕎麦屋を営んでいる民宿でお蕎麦がとてもおいしかった。 翌朝登山口に着くとすでに満車。1 台分のスペースにとめることができた。そこからはいくつかの登山コー
スがあり檜洞丸へ行く人はあまりいないのだろうか。昨夜かなりの雨が降り、水滴の落ちる道をトラバースしゴーラ沢の河原へ出る。そこから急な階段を上りツツジ新道に入る。ここはツツジの時期は賑わうそうだ。しばらく急登を登り展望園地に着くがガスがかかりまったく何も見えない。晴れていればそこからは畔ヶ丸や富士山の展望があるらしい。くびれてねじれたブナ林の間に整備された木道が山頂へと続く。展望のないまま山頂に到着(右上写真)。mさんがトイレに行くと青ヶ岳山荘へ下ったので私たちも山荘のベンチで休んだ。ベンチで休憩の場合何かを注文するか 100 円の使用料をとテーブルに書いてあった。休憩していると小屋番の女性が出てきて「来るのを待っていたんですよ。山頂のベンチは神奈川県が整備しているけど、ここは自分たちで整備しているので協力金をお願いしています。」と。500 円硬貨を手渡した。下山は石棚山稜へ。こちらに下る人はほとんどいない。濡れた木道で滑ったり、木の根の急な下りで足を取られたり、落ち葉での石のトラップがあったりで全員が転んでしまった。途中からガスが切れて晴れ間が出て葉が照らされきれいな紅葉を見ることができた。すれ違ったのは 2〜3 人、こちらのコースは上級向けであまり歩かれていないようである。急な下りが終わり沢筋に出てしばらくいくと箒沢公園橋に出た。天気が良いと思い選んだコースだったが、ここは海からの風が吹き当たり霧が発生しやすい山塊で、そのためブナやコケが多い。ミツマタも多く見られ時期は見事だろうと思う。 13 時半には下山し海老名の渋滞発生前に圏央道に入り早めに帰宅することができた。 他の記録を見ると、この日の塔ノ岳は晴れていたようだ。  
11/08  会津美坂山 記:「きたや」
駒形神社前を通過 ムキタケ    鉄塔@   山頂の記念撮影 
<メンバー>CL「はしだ」、「まちこ」、「いしさか」、「きたや」
<ルート数値>距離5.653km、累積標高+635m-630.8m、所要時間5時間25分(休憩含む)
<行程>滝原登山口9:45⇒石祠10:06⇒ムキタケ10:24⇒ナメコ11:01⇒P723 12:57⇒ 鉄塔@13:05⇒鉄塔A13:24⇒美坂山13:30~14:00⇒滝原登山口15:10
<詳細>今回は会津100名山美坂山(or三坂山)831.8mの山頂を往復するルートです。 鹿沼発6:00、9:24に滝原登山口に駐車。9:45出発。駒形神社前を通り過ぎ、三坂山登山口表示板矢印の 通りに右折すると「三坂山滝原登山口」標柱有り。登山開始。10:06石祠4体のさき右に尾根道の分岐がある。 踏み跡のしっかりした左上のルートに進む。この山は東電の管理道があり、どの道でも頂上に行けそうだ。 下りは注意が必要。 10:24ムキタケ11:01ナメコと自然を楽しむ。12:57 P723(表示板「←三坂山頂」)を経過すると、道は 頂上まで一本道。13:04鉄塔@の先は樹木が少なくなり、13:24鉄塔Aに至り遠く西北西の沼沢湖が見えた。 鉄塔Aから6分で巨大な反射板のある山頂831.8m。展望は東側に開けており、明神ヶ岳(東南東)博士山(南東) を望む。昼食中風が強くなり、天候悪化の兆候。14:00下山開始。下りは途中小雨に見舞われたものの快調。 P723の下りは黄葉の中に散らばる赤が美しい。15:10下山完了。早戸温泉つるの湯で汗を流す。 木の香りがすばらしい温泉でした。鹿沼着は19:40となりました。
<追加写真説明>左:P723の下りは黄葉   右:風のない尾根は安全  

11/08  御堂山(下仁田) 記:「みつまん」
荒れた林道 この丸太は渡れなかった    ばば岩(左)とじじ岩   ばば岩とじじ岩を背にして 
じじ岩の後方に西上州の山々 山頂で    荒れた沢を下る   5m滝を慎重に下る 
<メンバー>CL「さとう」、「ありさか」、「みつまん」
<ルート数値>距離 8.0Km 累積標高 +710m,-710m 所要時間 5時間02分 (休憩込) 天気:晴れ
<行程>藤井入口バス停8:00 - 8:06御堂山登山口 - 9:13ミノ滝 - 9:27じじばば分岐 - 9:40タンス岩展望台9:55 - 10:09じじばば分岐 - 10:25じじばば展望地(790m地点)10:30 - 10:45山頂分岐 - 10:57山頂11:20 - 11:30山頂分岐 -11:40下宿分岐11:45 - 11:51二俣 - 12:08(5m滝) - 12:15林道終点 - 12:42ガードレールのある林道 - 13:02駐車地
<詳細報告> 下仁田の御堂山は地味な山だが、中腹にあるじじ岩、ばば岩が絶妙なバランスで立っていてそれが見所になっている。打田^一さんのガイド本で紹介されていたので地名はそれに倣っている。
下仁田ICを下りて、藤井入口バス停には8時少し前に着いた。バス停横には空地があり数台駐車可能だ。すでに1台、練馬ナンバーの車が駐まっていた。 このオーナーの男性にはミノ滝の下で出会った。
8時に歩き始めた。少し車道を戻ると「西牧関所跡」があり、その脇を山に入っていく。すぐ「御堂山入口」の標識があり、林道「西ノ入線」となる。林道は昨年秋の大雨で大きく崩落している。特に入口から20分程の沢を渡る地点では丸太が1本残っているだけである。その丸太は滑りそうで、渡れるような状態では無い。上流側を沢に下りて上り返す踏跡が付いていた。その先は林道がゴーロ帯のようになっている。林道の跡形が消えた少し先で一休み。休んでいると下から賑やかな声が聞こえる、少し待っていたがなかなかやってこないので先に行くことにした。すぐミノ滝に着いた。滝とは言えないような滴が落ちているだけの滝だ。右側の乾いている所を登る。トラロープも付いている。そこからも10分程ゴーロを登って傾斜が緩やかになるとまもなく「じじばば分岐」に着いた。賑やかなグループが登ってきた。女性も混じっているのだろうと思っていたが、男ばかりの4人グループだった。恰好からすると山に慣れているグループとは言い難い。
分岐から10分程で展望台に着いた。正面にじじ岩、ばば岩が屹立している。よくぞ大震災で倒れなかったものだと感心した。展望台の後ろにはタンス岩がある。じじ岩の後方には西上州の山々を見ることができた。後からやってきた4人組は2人は活発でじじ岩、ばば岩の近くまで下りていったが、のこりの二人は怖がりのようで展望台から下りようとしなかった。展望を楽しんで分岐に戻った。その先を少し入ると、じじ・ばば・たんすの各岩を一望できる場所があるようなのでそちらに行ってみた。ルートを外れて7-8分進むと大岩があって、その先がその展望地だった。左からじじ岩、ばば岩、たんす岩が並んで見える。東から見るので写真にも撮りやすい。岩の後方に荒船山が見えた。先程の4人組は分岐から下山したのか声が聞こえなくなった。
御堂山への上りは急登だった。トラロープもある。10分弱頑張ると傾斜が和らいで山頂に着いた。三角点があり、樹間からは妙義山が見えた。山頂で大休止。
下山は分岐まで戻って少し西に進んで沢へ下りた。その下降点は分りづらいが、文字の消えた白いトタン板がぶら下がっていた。小さいが急な尾根を下る。5分程で沢に降りた。二俣になっている。流れの少ないゴーロを15分程で滝の上に出た。5m滝の上だ。右側の乾いている場所を慎重に下った。流れが多いときは大きく巻く必要があるかもしれない。その先で林道終点の広くなった場所に出た。そこからは面白みの無い廃林道歩きとなった。ただ、地形図で2本線道が始まる地点にはガードレールが残っているのだが竹がはびこっていて腰を低くして歩く必要がある。少し広くなった場所にでてくると南西方向に山が見えてきた。その右にはじじ岩のような岩が立っていた。帰宅後調べると山は物語山で、岩は「メンベ岩」らしい。最後は陽に輝く山の紅葉を楽しみながら車道を駐車地まで戻った。
下山後の風呂は「荒船の湯」800円也。茂木ドライブインでこんにゃくの試食付の蕎麦を食って帰路についた。渋滞無く小山に17時ころ帰着。
<追加写真説明>左:尾根の紅葉  右:東から見たじじ岩、ばば岩、たんす岩。後ろは荒船山  

11/08  小沢岳(下仁田) 記:「こなっち1」
荒れ果てた林道 稜線から対岸の紅葉1    稜線の紅葉   荒船山西側の岸壁 
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)   
天候:晴、日帰りピストン (3時間10分 休憩含) 累積標高差±535m, 累積歩行距離6.0km
<行程>12;25七久保橋登山口−12;55八倉峠分岐−14;00小沢岳14;25−15;15八倉峠分岐−七久保橋登山口15;35
<詳細報告> 朝用事を済ませてからの遅い出発、安近短の下仁田小沢岳に出掛けた。七久保橋から青倉川源流沿いに椚(くぬぎ)峠に至る林道を進むが、道は至る所で荒れ見る影も無い。八倉峠分岐を折り返し程なく椚峠に到着、ここから稜線歩きで、所々杉林が伐採されており、黄金色に輝く対岸のカラマツ林の尾根が綺麗に見渡せる。暫く杉林の中の小さなピークを幾つか越え小沢岳山頂に到着、霞んだ浅間をバックに四ツ又、鹿岳、荒船、遠く御座、諏訪山などの山並みが綺麗に見渡せた。今日も出会ったのは2組の夫婦だけで、短時間の山行だが、静かな紅葉の山を楽しめた。
<追加写真説明>左: 山頂から御座、諏訪山  右:山頂から四ツ又、鹿岳

11/03  荒船山 記:「ながおか」
内山峠駐車場は満杯 鋏岩修験道    ガイドさんの話を聞く   荒船山西側の岸壁 
ハシゴの急登   艫岩避難小屋   艫岩展望台からの眺め    艫岩展望台からの眺め 
艫岩展望台    荒船山山頂  紅葉   不動尊
<メンバー>「ともさん」、「やまぐち」、「ながおか」、<「やなぎさわ」>他4名
<ルート数値>距離8.0km 累計標高1,432m +667m−703m 歩行時間4:18
<行程>田沼6:00‐内山峠駐車場8:00/37‐狭岩作業場9:25/50‐一杯水10:00‐ 艫岩10:23/55‐荒船山山頂11:35/50‐星尾峠12:08‐不動尊12:40/50 ‐荒船不動尊駐車場13:00
<山行詳細>内山峠駐車場に8:00頃に到着した。あいにく駐車場は満車だったが、Sさんの群馬の山仲間Iさんが先に来ていて、駐車スペースを一台分確保していてくれ助かった。 荒船山(経塚山)日本二百名山なので、登山者も多いのであろう。次々に車が来ていた。 駐車場に地元のガイドさんがいて、他にも3、4台駐車できる場所があると教えていた。 ガイド付きでの登山者グループがいて、先ほどの人ともう一人が、この人達に付いていた。 私達の今日のルートは、内山峠から荒船不動尊までの周回なので、車を一台不動尊に回すためSさんとIさんとで車をデポしに行った。その間、確保して貰っていた駐車スペースに他の車が入らないようにとそこで待った。30分程待つとSさんとIさんの他に女性2名の4名が戻って来た。今日は、8名での大所帯の山行だ。
8:37に登山口を出発した。暫くは緩やかな登りが続く、紅葉後の濡れ落ち葉が歩きを妨げ滑らないようにと気を使ったが、綺麗な濡れ落ち葉の上を、気を遣いながらも踏みしめて歩くのも気持ちの良いものだ。この辺の紅葉は既に終わっていた。 一時間程歩くと、強大な岩に小さな祠があり、何かが祀られていた。その周りには、苔が綺麗に張り付いた丸い石が何個か有った。皆でその周辺を興味深く見ている所に、駐車場にいたガイド付きの人たちも来た。ガイド(稲含神社の宮司)さんが、この場所の説明を始めたので、私達も聴き始めたところ、熱心に説明をしてくれた。ガイド付き山行の人たちはガイド料を払っているだろうに、その方たちに申し訳なく思うもガイドさんの話に耳を傾けた。この場所は、昔の修験道の後で、挟岩修験道というのだそうで、苔の付いた丸い石は、建物の礎石とのこと。又この岩の成り立ちや岩舟山の由来など丁寧に説明して下さった。荒船山から化石やトパーズ瑪瑙などの石も出るのだとか、しかしここは国立公園なので、もちろん採取はダメです。と言っていました。先で又会ったら何でも説明しますから声を掛けて下さいと言ってくれた。先があるのでお礼を伝え出発した。 10分程して一杯水に来た。荒船山より流れるこの水は、登山者に昔から喜ばれここで杯口した事からこの地を一杯水と名づけたそうだ。この先に梯子がかかった場所があり、濡れているため慎重に登った。艫岩までは緩やかな登りだ。艫岩近くになると艫岩からの覗きは危険とのの張り紙が数箇所有った。艫岩避難小屋に到着するとIさんの知り合いの山仲間の方1名いた。 ここに着いた頃にはどんよりとしていた空も青空になった。皆、艫岩展望台に移動し 展望台から落ちないように気をつけながら展望を楽しんだり写真を撮ったりしていた。 残念な事に北アルプスまでの大パノラマは望めなかったが、それでも素晴らしい景色を堪能でき大満足だった。 艫岩周辺は平坦で広いので、他の登山者のいない場所に陣取り、大休止した。少し離れ場所で、下仁田名物の下仁田葱を持参していた若者のグループが、賑やかに鍋パーティを始めた。ここから経塚山手前までは平坦なルートなので、ハイキング気分でののんびりとした気分で歩けた。途中にクリンソウの群生地が有った。 クリンソウの咲く時期に又訪れたいと思った。 経塚山手前の左側の木々の間から兜岩山が見えていた。経塚山山頂手前方50m程登ると 荒船山(経塚山)山頂で、山頂は狭く展望は良くなかった。 集合写真を撮り下山、星尾峠分岐から荒船不動尊方面に下った。この登山道からの利用者は少ないようで、所々登山道は荒れていて歩きづらかった。 不動尊近くの木々の紅葉の残りが綺麗だった。駐車場で群馬の方たちと別れ、神津牧場にソフトクリームを食べに行き、甘楽ASで舞茸蕎麦(私はカレーかき揚げ)を食べて 田沼に向かった。

11/01  置賜葉山 記:「みつまん」
白兎コースの紅葉 雲海の先に白鷹山が見えた 落葉の急登 葉山山頂
葉山小屋の前で大休止 勧進代コースの紅葉も見事 紅葉の山の先に街並み 快調に下山。
<メンバー>CL「はしだ」、「まちこ」、「おおむら」、「いしさか」、「みつまん」
<ルート数値>距離 13.6Km 累積標高 +1,090m,-1,090m 所要時間 7時間40分 (休憩込) 天気:晴れのち曇り
<行程>葉山森林公園P7:20 - 7:26白兎登山口7:28 - 9:40展望台(姥石) - 10:10尾根合流10:25 - 10:38水場分岐10:43 - 10:55山頂11:25 -(山頂周回)- 12:10山頂12:18 - 12:55勧進代分岐13:00 - 13:45林道への分岐 - 13:50林道合流(大門沢登山口)14:00 -14:30林道ゲート - 14:50勧進代登山口 - 15:00駐車場
<詳細報告> 山形県には葉山という名前の山がいくつかある。村山葉山が有名だが、今回登ったのは置賜葉山で、分県別登山ガイドには「長井葉山」として紹介されている。 前夜に長井市に入って仮眠。早めに登山口近くの駐車場に入った。脇のキャンプ場では数名のグループが焚き火をして朝飯を食べているようだった。
林道を少し歩くと白兎登山口がある。現在はその先で堰堤工事をしているようだ。 階段を上ると尾根にでた。紅葉の始まりだ。ここも赤色は少ないが黄色が美しい。登山道は至る所で、溝のように掘られた場所を登る。古くから参詣道として使われていたそうなので大勢の人が登って傷んだ場所を雨水が流れて掘られたのだろう。登山道には落葉が暑く堆積して、傾斜も急なので、滑りそうになる。 姥石からは1週間前に登った白鷹山が雲海の上に浮かんでいるように見えた。姥石からは一段と傾斜がきつくなり、右からの尾根と合流した。そこで一休み。休憩後10数分歩くと二股になり、標識はないが、左に1分で水場があった。穴から水が湧き出していてそれをパイプで汲みやすくしてくれている。美味しい水だ。夏でも枯れないという。
二俣からは緩やかな山道ですぐ山頂についた。山頂は明確で無いが神社がある場所がそうなのだろう。その前には葉山小屋があり、中はきれいに整理されていた。その前で大休止。 その後、奥の院から展望台に行こうとしたのだが、周回できるという情報に惑わされてあちらへこちらへ。結局時間切れとなりどこにも行けずに、広い山頂部を45分程散策して下山開始となった。
戻りは勧進代コースで、その分岐までは緩やかな下りで歩きやすい。そこは上杉由来の朝日軍道の名残がある場所らしい。分岐から少し下ると、ブナの紅葉が美しい。登山道も、上りのコースよりはずっと歩きやすい。「おおむら」さんの快調な足取りに引っ張られて、45分で林道への分岐に到着した。5分ほど下ると林道に下りてきた。そこは大門沢登山口らしい。林道は舗装されているのだが、湿って黒ずんだ場所に足を置くと滑って危なかった。林道30分でゲートに到着。さらに20分で勧進代登山口にでた。そこからは10分の車道歩きで森林公園の駐車場に戻った。
標高差900mあるという事で、心配したが、尾根上には目立ったピークが無く、一辺倒の尾根でアップダウンがなかったので助かった。また、白兎コースは傾斜が急なので上りに使って正解だった。逆回りで歩いたら、滑って転んで大変だっただろう。いずれにしても、見事な紅葉を楽しむことができた。しかし、途中で出会ったのは単独2人のみ。不思議だ。静かに晩秋の尾根歩きができた。
下山後はあやめ温泉桜湯で汗を流して帰路につく。風呂は狭いが300円と安い。 20時ころに鹿沼に戻った。

10/31-01  谷川岳馬蹄形 記:「たらちゃん」
白毛門山頂 白毛門から下り、朝日岳方向を望む おそらく大源太山 七つ小屋山から見た蓬峠までの草原の道
清水峠から見た紅葉 蓬峠テント場 谷川岳山頂 どこから見たか忘れたが紅葉
<メンバー> 「たらちゃん」
<ルート数値>
1日目 距離13K 所要8h45min 最高高度1942M 累計高度(+)1855M 累計高度(-)1056M
2日目 距離12K 所要6min 最高高度1971M 累計高度(+)947M 累計高度(-)1733M
<行程>
1日目 白毛門登山口5:45-白毛門山頂 8:15-朝日岳山頂 10:30-清水峠 12:30-蓬峠 14:30テント泊
2日目  蓬峠6:30?茂倉岳9:00-トマの耳10:30-ロープウェイ駅 12:30
<詳細報告> 
10月30日湯檜曽の林家旅館に素泊まり。温泉と書いてあるが、温泉には思えない風呂であった。Go Toで4500円になりさらに1000円の地域振興券をもらう。20時過ぎであったが、本日使わねばならないので、数キロ水上温泉まで戻り、コンビニで谷川岳大吟醸1800円を購入して、宿に戻った。持ってきたワインとコンビニ惣菜で22時00分に就寝。
1日目 10月31日 晴れ 5時に旅館を出発した。ロープウェイ臨時駐車場に停めて、土合駅の方にやや下り、白毛門登山口へ。トイレがどこにもない。5時45分開始。樹林帯は急登が続く。初めは霜が降りている程度であったが、1400mを超えたあたりから登山道に雪が出てきて、昨日の雪なので硬くはなっていないのでアイゼンなしでも山頂まで行けた。トレランの数人が追い抜いて行ったが、軽アイゼンなしで大丈夫なのだろうか。素晴らしい景色である。雪と紅葉のコントラスト。そこからしばらくすると下りはツルツルテカテカの雪道となり、軽アイゼン装着。朝日岳までいって、この頃になるとザックが重く感じるようになる。朝日岳の下りはかなり滑るので気を遣う。清水峠避難小屋に到着すると3人の中国人がリンゴを食べながら談笑中。トレランなのか荷物が極端に少ない。新潟側の山々も紅葉している。大源太山が見える。しばらく雪と雪解け水のドロドロの道を清水峠から登り返す。七つ小屋山まで登り、そこから蓬峠までは草原の道のように見えるが、登山道がグチョグチョ。蓬峠に到着すると、私の他に一人だけテント泊するようであった。テント場は雪が積もっていた。ここでテントを張り、水場への道を探すも雪でよくわからない。しかし蓬ヒュッテの前にあるタンクに水があるともう一人テント場に来たおばさんが教えてくれて、それを煮沸して使うことにした。徐々にテン場には人が増え、最終的には10張くらいにはなった。ヒュッテは閉まっていたが、無理やり開けて中に入った女性組もいた。16時に無印良品のバターチキンカレーを温め、ご飯にかけて、さらにビーフシチューの乾燥したもの、天津甘栗、ナッツ、ホットウイスキーでいい気分になり、17時には真っ暗。18時には寝てしまった。
2日目 11月1日 晴れ マルタイラーメンを食べて6時30分に出発。昨日のグショグショ道がカチンコチンに凍っていた。少しの坂と言えども危ないので、初めから軽アイゼン装着。武能岳からの登り返しの茂倉岳までがきつい。どちらも誰もいない山頂で、自撮りする。ここから一の倉岳までも下り登り返し。この山頂にも誰もいず自撮り。ここから大きく下って谷川岳まで登るところが核心部分であった。トラバースのところや、滑ったら下まで止まらないであろうところあり、気合を入れて下る。ここまで数人としかすれ違わない。外人が多い。中国人、インド系、白人、電車で来て土合駅からロープウェイを使い谷川岳に登り茂倉岳から土樽に下りるのだという。谷川岳おきの耳にはかなりの数の登山者がおり、写真をとるまで10分くらい待つ。人が多いので先を急ぐ。トマの耳はさらに多くの登山者がおり、興醒め、山頂から写真を撮ったらすぐ肩の小屋まで下山。ここで白湯で一服し、ロープウェイ山頂駅へ。10月28日から動き出したとのことで、ものすごい数の登山者であった。西黒尾根を下山予定であったが、カチンコチンの下山は嫌だったのでロープウェイはありがたかった。ロープウェイから見る紅葉が素晴らしかった(右上写真)。おりてみると、ロープウェイの待ち客がなんと2階から入り口までつながっており、見当もつかない数であった。数時間は待つのではないか。いままでロープウェイが壊れていたので来れなかった客がGo Toと相まってどっと押し寄せたと思われた。二日とも天気良く、反時計回りも無事に終了した。テント装備を背負っての馬蹄形は、想像を超えたきつさがあった。

10/31  燧ヶ岳 記:「ウッチー」
御池Pを出発 広沢田代 熊沢田代 霧氷の樹林帯面
山頂直下の急登 樹林が切れて山頂 尾瀬沼 柴安ー山頂
尾瀬ヶ原 北アまで見渡せた 俎ー山頂 下山開始
<メンバー>「ウッチー」、「ながおか」、「ありさか」、
<ルート数値>距離 9.6Km 累計標高 +1049m、-1049m 所要時間 7時間 00分(休憩込)
<行程>小山5:00−8:10御池P8:40〜9:35広沢田代〜10:25熊沢田代〜11:55爼ー(まないたぐら)〜12:40柴安ー(しばやすくら)〜13:15爼ー〜14:00熊沢田代〜14:55広沢田代〜15:40御池P15:55−窓明の湯−8:50小山 ?
<報告>紅葉の尾瀬・燧ケ岳に出かけました。予報では高気圧が張り出して一日晴れ。山頂で草紅葉をのんびり眺めることを想像しながら出かけました。御池Pに着くと日陰はアイスバーン状態でした。空は今にも降り出しそうな天気。天気を気にしながら荷物を整えて出発すると、紅葉の樹林帯はうっすらと雪があります。登るにつれて雪が多くなり広沢田代では10cmはありました。思いがけない雪景色に戸惑いながら登っていくと、天候が次第に変わり、青空がのぞきこむように。熊沢田代あたりからは紅葉と青空それに雪景色が混ざり合ってなんとも幻想的な風景を見ることができました。 燧ケ岳に近づくと傾斜もやや急になり、ここが頑張りどころ。今まで素晴らしい景色で会話も弾んでいましたが、会話もなくひたすら山頂を目指しました。エビのしっぽのついた低い樹林がなくなり、ごつごつした岩が見えたところが最初のピーク俎ーでした。 登山道から反対側は尾瀬沼が真下に見下ろすことができます。遠くは富士山、北アルプスや南アルプスまで見渡せました。風はあまりありませんが、気温が低いため休憩は体が冷える。一枚着込んで隣のピーク柴ーまで往復です。あまり積雪があると柴ーまでは足を延ばさず俎ーで引き返しますが、今回「ありさか」さんが初登頂ということもあり、私にとっても久々の柴ーでした。山頂に着くと、燧ケ岳(柴ー)と記した石碑があり広い山頂は記念撮影や遠くを見渡す登山者でにぎわっていました。私たちも風もなく晴れた頂上の下、興奮するようにシャッターを切りました。 下山は元来た道を御池まで戻りました。登りでは寒さのため締まった雪でしたが、下山のころには溶け始めスリップに注意しながら降りました。特に木道歩きが難しく、何度もスリップしながら慎重に下りました。 御池に着くと、アイスバーンだった駐車場もすっかり溶けていました。そういえば、駐車場へは発券ボタンを押してゲートが上がり駐車場に入りましたが、今日10/31で今年度の営業は終わりのようで、自動発券機やゲートは取り外されていました。おかげで駐車料金は無料となり思わぬ収穫? 帰りはいつもの日帰り入浴と立ち寄ったところ、入場規制ですぐに入浴できなません。最後に立ち寄った窓明の湯は3年前にリニューアルされていて以前より小規模ですが入場規制なし、冷え切ったからだを温めた後、秋の紅葉が素晴らしい会津街道を帰りました。 

10/31  稲包山 記:「こなっち1」
三国権現 長倉山への登り(雪笹) 稲包山への稜線 稜線から白砂、佐武流方面
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)
天候:晴、日帰りピストン (8時間45分 休憩含) 累積標高差±1,222m, 累積歩行距離12.7km
<行程>7;30三国峠登山口−8;10三国権現−8;50長倉山−10;00キワノ平の頭10;15−12;00稲包山12;45−14:15キワノ平の頭14:25−15;30長倉山−15;50三国権現−16;15三国峠登山口
<詳細報告> 先週は強風で那須を撤退したが、本日は久し振りに好天に恵まれた週末、紅葉を求めて稲包山に出掛けた。ムタコ沢林道からのルートも考えたが、稜線からの景色を楽しめる三国峠からのルートにした。三国トンネル手前の駐車場は数台程でまだ余裕、紅葉はこの辺りがピークでした。間もなく三国権現に着くと、右正面の三国山が薄らと雪化粧、左手を進み、雪で白くなった笹の葉をかき分け急登し長倉山に到着した。長倉山を過ぎると稲包山に至る稜線が綺麗に見渡せ、稜線からは左武流、白砂、苗場、平標、万太郎、谷川など周囲の山が一望出来た。高い木も無く景色の良い稜線ではあるが、残念ながらお目当ての紅葉は既に遅く、キワノ平の頭など大小5つのピークのアップダウンを繰り返し漸く稲包山に到着した。ここまで3人組のパーティーと単独1人、山頂に赤沢方面から来た2人連れに会っただけで閑散としていた。山頂は穏やかで360度の展望を楽しみ往路を戻った。思った以上にアップダウンがありピストンの復路はキツく、9時間近く掛かってしまった。帰路、猿ヶ京の日帰り温泉にゆっくり浸かり、蕎麦をすすり自宅に戻った。
<追加写真説明>左:キワノ平ノ頭から平標、仙ノ倉  中央:稲包山直下  右:稲包山々頂と谷川方面 

10/31  マムシ岳(上野村) 記:「さとう」
キリンテ登山口 トラロープ有るが疲れる マムシ岳山頂 道路が数ヵ所陥没
<メンバー>「さとう」
<行動記録>自宅5:15-(栃木IC〜下仁田IC)-上野村-キリンテ登山口7:30/8:00-鉄塔8:40-マムシ岳10:50/11:10-ゲンナイ下山口(マムシのコル)13:00-ゲンナイ登山口14:00-(車道)-キリンテ登山口)14:50  記録(距離:7K、所要時間6:50、 高低差850M )
<内容> この時期の西上州の紅葉が見たくて静かな低山、上野村のマムシ岳に行く。本来は下山口(ゲンナイ口)に自転車を置き周回するのが効率良いが、昨年の大雨?で小海へ抜ける県道124号はシオジの湯の先で通行止め、入口は閉ざされてないので、失礼して様子を見ながら走るとやはり大きなカーブのところで完全に閉鎖されていた。(帰りのゲンナイ下山口から車道を歩くと、途中、3か所ほど道路が陥没しており、工事用の重機とダンプが沢山作業していた)予定のルートはマムシ岳南からの鉄塔203号を経由する直登ルート(名前?)だったが、キリンテ登山口から登っているのが途中で分かり情けない(直登ルートの登山口までは交通止めで行けない)キリンテルートは、始めはマーキングが多かったが、途中よりごく僅かに、それなりのふみ跡を辿り、時々出てくるトラロープをたよりに稜線をつめる。総じてこのルートは岩稜歩きのルートファインデングが必要で結構厳しい、マーキングも少なく肝心なところに無いのはいつもの通り。誰にも遭わないと思っていたが、山頂で単独者にバッタリ、シオジ湯の近くボンデン口からきたと言う。期待の紅葉は ほぼ満足、ブナの黄葉は今一だった。下山はゲンナイ登山口(マムシのコル)沢沿いのルートは、大雨の影響で可なり荒れており落ち葉もあり歩きずらかった。最後の車道歩き3Kを工事の関係者に気を使いながら登山口のキリンテへ無事到着、帰りの風呂も高速道も人出が多かったです。

10/29  薬師岳・地蔵岳・夕日岳 記:「みつまん」
薬師岳山頂 楽しい尾根歩きだった 地蔵岳山頂 夕日岳山頂。後ろは男体山。
<メンバー>「くりさん」、「みつまん」
<ルート数値>距離 10.5Km 累積標高 +990m,-990m 所要時間 6時間5分 (休憩込) 天気:晴れ
<行程>細尾峠8:12 - 8:54薬師岳9:04 - 10:36三ツ目 - 10:48地蔵岳11:04 - 11:16三ツ目 - 11:40夕日岳12:10 - 12:27三ツ目 - 13:37薬師岳13:47 - 14:17細尾峠
<詳細報告> 紅葉の尾根歩きがしたくて細尾峠から薬師岳・地蔵岳・夕日岳を往復した。紅葉は尾根では全体としては盛りを過ぎていたが、見頃の木々もあって、紅葉を楽しむことができた。 細尾峠に至る林道には落葉が積もっていて慎重にハンドルを握った。峠には熊谷Noの軽自動車が既に駐まっていて、オジサンが歩き始めようとしていた。三ノ宿山まで往復するという。「標識はしっかりしていますよね」と尋ねられたので、「踏跡はしっかりしていると思いますが、尾根の分岐が多いので気を付けてください」と応えた。地図は持っていないのだろうか。そこまでは確認しなかった。男性はゆっくりと登って行った。
私達も、少し遅れて歩き始める。すぐ崩落地があった。来る度に崩落は進んでいるように思えるが、まだ通過するのに支障はない。廻りの紅葉に目を向けながら登って行く。急登の途中に平らになった場所があり、そこからは男体山が展望できる。主稜線に乗るとすぐ左に薬師岳山頂がある。女峰山から東は見えるが男体山は木々が邪魔してよく見えない。
薬師岳から南に延びる稜線はすばらしい尾根だ。足元には背丈の低い笹が緑の絨毯のようになっていて、特に紅葉時期にはよく映える。すでに紅葉を終えた木々が多かったが、所々に紅葉と澄み切った黄葉が見られた。それが青空をバックに見られるのだから晴天に感謝した。ただ多くのシロヤシオの葉が枯れたように茶色く丸まっていたのが気になった。樹間には時々、半月山、皇海山、袈裟丸連山をのぞき見ることができた。途中、カラ松林を見ながらエネルギー補給。
薬師岳から約90分で夕日岳への分岐点の三ツ目に到着した。先に稜線をそのまま地蔵岳まで行くことにした。その先で男性単独に会う。この男性には夕日岳への上りでもあったが、古峰神社からの往復だという。かなりタフそうだった。 地蔵岳で休んでいるとハガタテ方面から年配男女が登ってきた。古峰ヶ原からだと云う。私達が先に出発したが、夕日岳の下で、寄り道して紅葉を楽しんでいるとその男女に追いつかれた。 夕日岳で大休止。山頂からは、錫ヶ岳、奥白根、金精山、男体山、大真名、小真名、女峰山がよく見える。私達はパンにおにぎりだが、年配男女はガスで湯を沸かしていた。会話の具合では夫婦ではなさそうだ。
夕日岳を下りたところで、男性単独と行き交う。古峰ヶ原からやってきたという。三ツ目から北に戻ったところで別の男性単独に行き交う。夕日岳には一般には細尾峠からと古峰ヶ原からのルートがあるが、本日に限れば古峰ヶ原ルートの方が多かったようだ。アカヤシオの時期なら細尾峠側が多くなるのかもしれない。 薬師岳でも小休止して、細尾峠に戻った。三ノ宿に向かったオジサンはまだ戻っていなかった。そのルートは戻りが上りになるので結構ハードなコースなのだ。
下山後、東照宮近くで渋滞に巻き込まれた。平日でも紅葉時期の日光は混む。予定していた風呂は改装のため休業で、その近くの風呂に寄ったが、狭い風呂に結構な賑わいで、湯で疲れをとる雰囲気ではなかった。

10/25  黒斑山・鋸岳 記:「ともさん」
登山口 ガトーショコラの浅間山 黒斑山山頂 鋸岳から大迫力の浅間山
Jバンドの下り
これから歩く稜線 浅間ゴールドのカラマツ 見上げる草すべり
<メンバー>「せき」 「やまぐち」 +「やなぎさわ」他3名
<ルート数値>
活動時間7時間(休憩込み) 活動距離10.3km累積標高 +880m/?884m
<行程>
田沼5:40−車坂峠7:35−登山口8:00−槍ケ鞘9:20−黒斑山山頂10:00−蛇骨岳10:30−鋸岳11:25−前掛山分岐12:00−湯ノ平分岐12:50−槍ケ鞘 14:00−登山口15:00−田沼18:00
<詳細報告> 二週間前計画したカラマツの黄葉のリベンジ山行。Yさん他3名のグループとは現地集合。上信越道から見る浅間は真っ白だ。スタットレスではないしアイゼンも持ってきてない、大丈夫だろうか?碓氷峠を過ぎると霧がかかり視界がなくなってしまう。こんなはずじゃなかった、と思いながらのスタートとなったがチェリーラインで青空が広がり期待が持てる。車坂に着くと駐車場は満車、さすがに人気の山だ。道路反対の4台スペースに入り込むことができた。昨夜降ったと思われる雪で登山口から雪道を歩くことになった。岩に付いた雪が凍っているところもあり軽アイゼンが必要だった。滑らないように気を付け、霧氷の木々や展望を楽しみながら順調に槍が鞘に着いた。目の前にガトーショコラの浅間山が現れ歓声が上がる。トーミの頭50mほどのところに草すべりの分岐があり相談の結果、まず黒斑山へ行くことにした。山頂で写真を撮り、時間的にも周回できるペースだったので先へ進んだ。雪道から泥んこ道に変わり泥んこを避けながら右側の切れ た登山道を行くと展望の開けた蛇骨岳到着。嬬恋の野菜畑や四阿山方面の景色も見ることができた。そこからはまた岩に雪の付いた滑る道が仙人岳鋸岳へと続いた。鋸岳からの浅間山は雄大で迫力があった。心配されたJバンドの雪はすっかり解けて問題なく通過、湯ノ平では黄色に染まったカラマツを楽しむことができた。いよいよ最後の難所草すべりの登り、見上げると垂直のように見える。息を切らしながら我慢して登り切り、すっかり雪の解けた浅間山の展望と別れを告げて尾根コースを下った。まだ凍っている雪道で転ばないように木をつかみながら慎重に下り、予定通りのコースタイムで登山口に戻ることができた。一日でいろんな表情の景色を見ることができて皆さん大満足でした。 朝、雪の付いた草すべりの下山だったらちょっと危険だったかなと思うところもあったので、Jバンド、草すべりとも雪が解けていて、結果的に時計回りにして良かったといました。
<写真追加説明>左:蛇骨岳山頂  右:すっかり雪が溶けちゃった

10/25-26  雨呼山・白鷹山(山形) 記:「みつまん」
24日:山寺奥の院 25日:水族館入口は三密状態 25日:癒やされるクラゲの動き 25日:月山に冠雪
25日:コシアブラの紅葉 25日:紅葉の尾根を登る 25日:雨呼山山頂 25日:慎重に下る
26日:嶽原登山口P 26日:最初は植林地を進む 26日:急な上り 26日:虚空蔵
26日:虚空蔵前で 26日:危ない石段 26日:見事な紅葉 26日:紅葉の尾根を下る
<メンバー> CL「さとう」、「みつまん」
<ルート数値>
25日 距離 4.7Km 累積標高 +540m,-540m 所要時間 2時間40分 (休憩込) 天気:晴れ
26日 距離 5.7Km 累積標高 +405m,-405m 所要時間 3時間40分 (休憩込) 天気:曇りのち晴れ
<行程>
25日 駐車場13:40 - 13:50展望台 - 14:40尾根分岐 - 15:15山頂15:20 - 15:45尾根分岐 - 16:20駐車場
26日 嶽原登山口7:10 - 8:45白鷹山山頂9:10 - 10:16大平登山口 - 10:31大平沼 - 10:50嶽原登山口
<詳細報告> 山形へ紅葉山行として当初は甑山を計画したが、近くの宿が予約できなかった。それで、東根温泉に2泊して黒伏山と雁戸山に行くことにした。宿泊はGotoトラベルでかなり安くできる。しかし、天気予報はドンドン悪くなってしまった。
25日
前日に山寺観光後、宿に入った。宿は賑わっていて、仕事に慣れない従業員の対応が間が抜けていて笑ってしまった。 夜は雨だったが、起床したときは月が見えていた。しかし、出発時は曇り空だった。ひとまず黒伏山へ向かったが、途中で取りやめ。前夜の雨で細い登山道ではびしょ濡れになるのではないか、それより登山道の整備されている雁戸山が良いだろうと、行先を変更した。山形道を下りるとすぐ峠への狭い車道になった。いろは坂の縮小版のような車道だ。笹谷峠が近づくと雨が降り出した。風も強い。峠の駐車場には数台駐まっていた。少し様子見したが、風雨は一向に治まらないので、山行を中止して観光に切り替えた。 私が一度行ってみたいと思っていた鶴岡のクラゲ水族館に行くことにした。水族館の駐車場に着くと、雨が降り出して海からの強風が吹き荒れていた。多分風速は20mくらいはあっただろう。それでも、人気の水族館は家族連れで賑わっていた。クラゲの不思議な泳ぎに癒やされてから外にでると風は少し弱くなっていた。 そこで手軽に登れる山を捜した。山寺の北東にある雨呼山(あめよばりやま)に登ることにした。ジオグラフィカに地形図をダウンロード。最近は、急に行先が変わってもスマホアプリで地図を見ることができるので便利だ。
天童に戻るとき、月山近くの自動車道からは冠雪した月山や紅葉を見るとができた。 山形北ICで山形道を下りて、最後は狭い車道を10分程上ると、「ジャガラモガラ」の駐車場に着いた。「ジャガラモガラ」が何のことだか分らない。歩いている内に分るだろうと思ったが、下山しても分らないままだった。帰宅後調べると、砂礫の窪地に沢山穴が空いていて冷風が吹き出しているらしい。私達は下山時に駐車場への近道になる南側の道を選択したので近寄れなかったが、東に廻り込む道に進めばその入口があったらしい。 駐車場には既に一台駐まっていた。
早速準備して歩き始めた。すぐ東屋があり、そこは月山、朝日連峰の展望台になっていた。たしかに薄く山並みを見ることができた。尾根に登ると、自然林のきれいな尾根だった。紅葉しているが赤色は少ない。昨夜の雨と落葉で滑り易いことこの上ない。尾根で女性二人連れに会った。駐車場に泊まっていた車の主らしい。「何度も滑りました」と明るく話していたが、ストックなしで元気に下って行った。
尾根では2箇所で熊の糞を見た。新しくはなさそうだったが、「さとう」さんが火薬銃を撃った。2つの分岐を過ぎて、山頂と見えたのは偽ピークで山頂はその先にあった。山頂には山名板は朽ちていたが、立派な山名石柱があった。山頂からは眺望なし。写真を撮って早々に引き上げた。下りでは一層滑らないように気を遣った。尾根分岐から北に下り、その先で左に分岐したが、谷地形の面白くないルートだった。ジャガラモガラに寄らないのであれば尾根ルートの方が楽しいと思う。予備知識なしで歩き始めたのだから致し方ない。  
宿に戻ると、今度は2組だけで、普通の対応をしてもらえた。
26日
天気の好転が望めず、風も強いようなので、行先を低山に絞って考え直した。それで県別ガイドに載っている白鷹山に決めた。
昨日同様、4:30起床、行動食の残りを朝食として5:30出発。宿の近くのコンビニで「地域共通クーポン」で行動食を購入。山形中央ICを下りるとまもなく道は狭くなりカーブの都度標高を上げていく。そのまま山に入っていくのかと思っているとかなり大きな集落に出て驚く。その集落を抜けると道は細くなり、直進道を過ぎて谷の植林地に入ると舗装は途切れた。やがて耕作放棄地を抜けて右折すると嶽原登山口に着いた。駐車場があり10台程駐まれそうだ。大きなトイレがあるが使用禁止になっていた。
赤い鳥居を抜けると谷筋の植林地に入っていく。30分程、緩やかに登って行くと水場があった。美味しい水だ。さらに5-6分で崩落地に出たが、ネット情報にあるように難なく通過できた。植林地を抜けると傾斜は次第に強くなり、紅葉が楽しめるようになった。ジグザグに高度を上げていく。数カ所、クサリやトラロープがあり、注意して歩を進めると、立派な社が見えてきて山頂に到着した。
山頂の神社は、但し書きによると、虚空蔵菩薩を祀っているそうだ。それからすると神社ではなく、御堂というのが正解なのかも知れない。現地ではそうとは知らず、拍手してしまった。 御堂の裏からは北西に巨大アンテナが見え、その左には雪をかぶった朝日連峰が見えた。北側には月山が見える筈なのだが木が邪魔をしている。北東には東西の黒森山がきれいな紅葉した山容を見せていた。東から南、西は全く見えない。
休憩後下山開始。まず、段の奥行きがやけに狭い石段を下りる。急傾斜だ。もし滑れば骨折は免れないだろう。ストックでバランスをとりながら一段一段足元を確認しながら下りた。本日一番の難所だ。 そこからは、自然林のきれいな尾根を下る。紅葉も見頃だ。放牧場への分岐を過ぎて10分程進むと傾斜が急になり、登山道の真ん中にブナの大木が現われる。「大鷹(だいよう)ぶな」の掲示がある。ここら辺では上杉鷹山の影響が強いのだろう。「鷹」を「よう」と読ませることが多い「よう」だ。
鉄塔の下を通過すると水場があった。沢の流れを分けているので水量豊富。その先で植林地に入るがすぐ大平登山口にでた。そこから15分で大平沼。釣り堀の営業があるようなのだが、今日は休業なのだろうか、誰もいない。沼からのんびり歩いて20分で嶽原登山口に戻ることができた。
私達が仕舞支度をしていると、レンタカーがやってきた。夫婦と思われる年配者が登って行った。
下山後は、山形道に戻って、笹谷温泉で汗を流して帰路についた。 17時過ぎに国分寺に到着。
今回の山形山行は、天候に恵まれず、予定変更はあったが、登った山はコンパクトながら楽しい山だった。

10/24  八溝山 記:「こなっち1」
日輪寺 山腹の紅葉 龍毛水 八溝神社
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)   
<ルート>天候:曇後晴、日帰り周回 (2時間10分 休憩含) 累積標高差±248m, 累積歩行距離3.1km
<行程>10;30日輪寺−10;55銀性水−11;00八溝山12;00−12;18鉄水−龍毛水−12:40日輪寺
<詳細報告> 那須朝日岳から三斗小屋温泉を目指すが、峠の茶屋駐車場で強風の為断念、多くのハイカーが登って行ったが大丈夫か?本日は近くの風の無い八溝山に計画変更、日輪寺から八溝山まで30分あっという間に山頂到着し物足りない、旧参道入口から登れば良かったと悔やみながらも、展望台から先ほど撤退した那須連山など眺め、ゆっくりと大休止した。山頂まで道路があるので、サイクリング、車での人がひっきりなしに訪れる。この山は至る所湧き水があるらしく、鉄水、龍毛水などに立ち寄り下山した。短時間ではあるが、寺や神社、湧き水、など以外と風情があり展望台からの景観も楽しめた。
<写真追加説明> 左:展望台から那須連山  右:八溝山々頂

10/19-21  宮之浦岳 記:「きたはら」
淀川小屋 苔が素晴らしい花之江河 何かに似ている栗生岳 小雨で寒い宮之浦岳
テント場山小屋も素晴らしくゆったりしている新高塚小屋  1500mでやくザル木の実を食べるやくザル 幻想的な縄文杉 遭難救助に向かう登山道と同じ道を走るトロッコ
トロッコ電車の軌道に登山道が併用  ゴールでバス停がある白谷雲水峡 湯船の下がら湧く尾之間温泉 宮崎駿がもののけ姫を構想した民宿水明荘(安房)
<メンバー>「きたはら」    <天気> 曇り 霧 小雨  登山口の気温18度 山頂9度
<ルート数値> 
ハイクアップ高度1819M 下り3050m 10/19 距離5K 所要60分  10/20 距離 15キロ 所要8時間 10/21 距離12キロ 所要6時間
<行程>
10/19 紀元杉バス停1444-淀川登山道入口1510-淀川小屋泊1556
10/20淀川小屋547-宮之浦岳938-平石1037-高塚小屋1325泊-
10/21高塚小屋700-巨木の森-大株歩道入り口845-辻峠1156-白谷山荘1124-奉行杉コース-白谷雲水峡入口バス停1319−バス安房水明荘1430
10/22 水明荘泊 10/23 屋久島空港から帰宅
<詳細報告>
10月19日羽田を8時に出発して淀川避難小屋には14時過ぎに到着する。標高1300mの紀元杉バス停まで路線バスに乗って1時間かかるが、990円は格安である。屋久島バスの時刻は登山客に機能的に組まれていて、乗継しやすくなっている。運転手さんもとても親切である。(時刻表は印刷して持参することをおすすめします) 淀川避難小屋には花巻から自家用車とフェリーで乗り継いで来た100名山踏破中の75歳のおじさんや長野から自転車できた若者など猛者ばかりである。(ちなみに飛行機はガスボンベを持ち込めないので空港売店で購入するのだがコロナ後入荷していないので中古品を無料で貸与してくれる。事前予約が出来る。(電話09089132735)もしくは空港から歩いて5分のドラッグストアmoriで購入するがこの日は大型ボンベしかなかったので小型を空港売店でかりて帰りに返却した。moriドラッグストアは肉や野菜もあり行動食 酒も購入できて避難小屋利用者には非常に便利である。ちなみに空港売店には食品類は売っていない)
10/20 真っ暗な霧の中避難小屋を出発、よれよれとすすむ岩手のおじさんを追い越して、6時過ぎまでヘッドライトをつけながら、順調に高度を稼ぐ。昭文社地図のルート時間の6掛けくらいで登れるのであっという間に宮之浦岳までついてしまった。このペースだと荒川登山口に16時には到着でき、バスで空港から帰宅できるペースだが設定時間が長めにとってある理由が翌日わかった。この縦走登山道は前半は岩中心で宮之浦岳を越えてからは木道中心で大変よく整備されている。登り前半は巨岩奇岩が多く雨宿りにも便利。池塘の苔が雨に濡れて幻想的でした。登山道に使われている岩は変成岩で濡れていても滑らず歩きやすかった。
新しく改築された高塚小屋は13時到着時2名しかいなかったが16時過ぎると続々と上がってきて三密状態になってしまった。手前の新高塚小屋が正解のようだが、縄文杉にもっとも近く到着時間が14時前だと高塚小屋が正解だと思うが、判断が悩ましい。縄文杉には立派なウッドデッキと見学周回コースが設定されていた。夕方と翌朝も含めて、二度縄文杉をひとりで鑑賞できたのは縦走者だけの幸せだったことが翌日判明した。(高塚小屋には水場がないので新高塚小屋で汲んでから移動するのをお勧めする。)
10/21 ゆっくりと朝食を食べて避難小屋の下にある早朝の幻想的な縄文杉を再度見学する。ウイルソン株まできたところで下からの登山客に出会うようになった。大株歩道入り口までの急坂を下りきると、ものすごい数のガイドツアー客が集合していた。女性トイレは20−30分待ちらしい。この大集団が9時頃から縄文杉めがけていつせいに登頂すると大渋滞が発生するのは目に見えている。下山する縦走登山客は8時45分までに大株歩道入り口に到着されることをお勧めします。 ここからトロッコと登山道が兼用になっている水平歩道を快適に歩ける。途中遭難救助と記載されているトロッコ電車にすれ違った。荒川登山口との分岐を左に入ると辻峠まで苔むした神秘的な急登である。その後谷筋を白谷山荘までは多くの屋久杉や苔むした森など見所満載でした。時間に余裕があれば奉行コースが巨木や渡渉もあり変化に飛んで楽しいと思います。 淀川から入る縦走コースは前半の巨岩池塘、後半の巨木苔渓流滝など地形と植物相の変化に富んでいてネイチャーを十分楽しめました。霧と小雨の中歩くと縄文杉をはじめ巨樹たちがなぜ育ったか、その理由がよく理解できます。
10/22 安房泊(予備日) 水明荘はもののけ姫を構想するため宮崎駿が泊まっていた宿で安房川のほとりにある静かな良い宿でした。おかみさんが登山でよごれた洗濯物を洗ってくれたり親切です。近所の酒屋のご主人がコロナで商売が厳しく淀川からの登山道整備の日雇いで生活費を稼いでいたはなしが印象にのこりました。温泉が少ない屋久島ですが、尾之間温泉は地元に愛されています。湯船の下から自噴するお湯でおすすめです。
10/23 屋久島空港855-帰宅1300 (地元ガイドさんからのはなしで、再来年屋久島空港が拡張されるらしく、ジェット機就航により羽田からの直行も可能になるらしい。そうなると観光客は激増して地価も那須高原並みになるとのうわさである。ちなみに島民の10人に1人が県外からの移住者らしい。)

10/21-22  妙高山・火打山 記:「たらちゃん」
妙高山北峰からみた北アルプス 黒沢池 妙高山北峰 黒沢を渡ったあとあたりの紅葉
高谷池  天狗の庭と火打山 火打山頂からの妙高山 火打山頂からみた山々
<メンバー>「たらちゃん」
<ルート数値>
1日目 距離18K 所要10h15min 最高高度2466M 累計高度(+)2230M 累計高度(-)1433M
2日目 距離6K 所要2h20min 最高高度2107M 累計高度(+)46M 累計高度(-)837M
<行程>
1日目 笹ヶ峰5:45-妙高山北峰山頂 10:10-黒沢池ヒュッテ前 12:00-高谷池ヒュッテ 13:00テント設営?火打山山頂14:50-高谷池ヒュッテ 16:00テント泊
2日目  高谷池テント場6:25?笹ヶ峰 8:45
<詳細報告>  遅い夏休みをもらい、10月20日赤倉温泉ペンション村のモンセルヴァンという山岳ガイドがマスターのペンションにGO TOで宿泊。泊まり客は私の他おばさん一人。翌日このマスターと森林セラピーを受けるとのこと。ワインを飲んで良い気分になり20時30分に就寝。
10月21日 天候 晴れ  5時にペンションを出発した。ペンションのマスターの笹ヶ峰までの送迎付きのプランなので、案内をしていただきつつ笹ヶ峰まで送ってもらった。車は10台程度既に停まっている。やや明るくなってきてヘッドランプがいらない明るさの5時45分に登山届けを出して出発。木道がかなり作られており、登りやすいのかにくいのか。翌日の下りでは膝への衝撃から木道の横の木葉の敷き詰まった土の上の方を歩いた方がよほど楽ではあった。黒沢の橋を渡り、しばらくゆくと12曲がりになり葛折りの登り、まあまあのきつさ。そこから黒沢池ヒュッテに向かう。黒沢池のある湿原に出ると、池塘が点在し、気持ちのよい木道となる。花の時期にはきれいであろう。黒沢池ヒュッテは今季営業しておらず、トイレ、水場は使用不可能。ここにザックをデポして、大倉乗越に向かう。乗越を超えると長介池分岐まではかなり下る。途中崩落地があり、いやらしいトラバースがあったが、難所と言うほどではない。長介池は乗越から見ると打ち下ろしのゴルフコースのグリーンのようにも見えた。ここからが妙高山頂までは急登である。なにしろ道が泥で滑るので用心しないと泥だらけになるので気を遣う。山頂に到着すると、20人前後の人々がいて、快晴で見晴らしが良いので皆笑顔であった。目の前に火打山、そして北アルプス、ほか日本海も見渡せ、絶景であった。ここでペンションでもらったお弁当を頬張り、15分ほどで下山開始。22日の天気がよくないことを知っていたので、この日のうちに火打山まで登ろうと決めたので急いで黒沢池ヒュッテに戻る。ここから茶臼山に登って高谷池に下りるのであるが、ザックがまた重くなった分キツく感じた。茶臼山の斜面はさらにドロドロで滑るので、すれ違った人が両手を泥だらけにして「すごい滑りますよ」と声をかけてくれた。確かに靴は真っ黒、泥が底についているのでフリクションゼロ、嫌な道であった。高谷池が見えてくると、また池塘が点在し牧歌的な風景になった。テント場もウエットでグランドシートがなければテントがグチョグチョになる地面ではあったが、平なのでそこは良いところ。池の水をホースで通して水場となっているので、煮沸が必要であった。テント設営後急いで火打山に向かう。風が冷たくなってきたが、依然として天気は快晴、気持ちよく進むと、天狗の庭と呼ばれる湿原に出る。ここは本当に素晴らしい眺めであった。池塘の奥に火打山が構えていて、深田久弥の火打山のところには「夏は高山植物の褥である」と書かれているが、夏に見てみたいところである。木道がかなり整備されており、妙高山とはえらい違いである。道はドロドロのところも多いが、山頂到着。私以外に人はいない。見晴らしも最高。このまま私だけかと思っていたら、焼山のほうからトレラン二人組が来た。写真お願いしますというと撮ってはくれたが(右上写真)、その人々は写真も撮らずに高谷池のほうに去った。焼山は登山禁止のはずだが、いったいどこから来たのであろう。20分くらい黄昏て、名残惜しいが下山開始。妙高山がよく見える。火打山から見ると、頭が二つに割れた形で、テレビで見たアニメの妖怪人間の頭ようで、赤倉観光ホテルなどのある表から見るかっこいい妙高山とは違った。夕方の天狗の庭は、草が黄金色に光り輝き風の谷のナウシカの一説「勇者は青い衣をまとい。。。」に出てくるようなシーンであった。テント場でレトルトハンバーグ、カレー味のクスクスなどを食べつつ、ホットウイスキーを遣っていると、急激に眠気が押し寄せ、18時30分には寝てしまった。
翌日2時には目が覚めたが、またねて5時に起床した。天ぷらそばを食べてテント回収。下山開始。高谷池ヒュッテは改装したばかりで宿のマスターによれば収容人数を倍にして、びっくりしたのはトイレがwashletであった。水洗である。トイレットペーパーは別箱に捨てるが、快適この上ない山小屋であろう。建物もすこぶる綺麗であった。ただしご飯はずっと前からレトルトのカレーかハヤシライスだそうである。ビールもなし。下山はゆっくり膝を痛めないようにした。途中に所々紅葉がまだ残っており、楽しめた。登ってくる人々の一人が、「昨日は絶景でしたよね。私は仕事をしながらうらやましいと思ってましたが、今日はこんな感じで残念です」と声をかけてきた。雨がポツリときていた。宿のマスターは軽アイゼンを持って行った方が良いというので、持って行ったが、結局全く使わなかった。下山して宿のマスターの迎えを待っている間、8月初旬にまたきても良いかなと思わせる名山であった。

10/18  戸隠山 記:「ウッチー」
鏡池Pを出発 鏡池より戸隠山 随神門から入山 岩場まで急登
百間長屋  20m鎖場 蟻の戸渡 戸隠山山頂
不動避難小屋  帯岩 滑滝 キャンプ場から振り返る
<メンバー>「ウッチー」、「ありさか」
<ルート数値>距離 15.4Km 累計標高 +1047m、-1047m 所要時間 8時間 05分(休憩込)
<行程>10/17 小山15:00−21:30戸隠・鏡池P 10/18 鏡池P6:00〜6:25随神門〜6:50戸隠神社奥社〜7:55百間長屋〜8:35蟻の戸渡 〜8:55八方睨〜9:15戸隠山〜10:10九頭龍山〜11:05不動避難小屋〜11:30氷 清水〜11:35帯岩〜11:45滑滝〜12:35戸隠キャンプ場〜13:30随神門〜14:05鏡池P-神告げ温泉−長野IC-太田桐生IC-19:00小山
<報告>前回の妙義山同様ロープワークと体力養成の目的で戸隠山を目指しました。(時間の都合で今回はロープは出しませんでした) 雨の中戸隠山までの距離を考え、前日出発としました。
時間に余裕をもって一般道利用で小山を出発。途中予期せぬ通行止めに合い大幅に到着時間が遅れ、また、予定していた奥社入口Pは有料のため、鏡池Pまで足を延ばして仮眠をとりました。この駐車場は街灯は無し。林の中ふと空を見上げると一面の星空。久しぶりに天の川を観ることができました。
翌朝暗いうちに起床。朝露で濡れている車の天井が凍っていました。駐車場は2〜30台。 出発時鏡池はたくさんのカメラマンでにぎわっていました。鏡池から見る戸隠山と紅葉が 素晴らしいことに気づきました。
随神門から杉並木の参道を歩き、奥社を過ぎると急な登山道となりました。樹林帯の中 1時間ほどの我慢の急登。壁のような岸壁が現れ百闥キ屋に到着しました。これより鎖場の連続。小石が詰まったような岩はつかみやすいが、取れそうで安心できない。恐る 恐る鎖場を登りました。途中20mほどの鎖場があり直登すると、核心部ともいえる蟻の 戸渡が現れました。風もなくいい天気の中、気持ちよく通過しました。鎖場の登りはこの先の八方睨で落ち着き、この先の戸隠山はあまり目立たない地味な頂でした。 この先は右に裾野が広い飯縄山、正面にそびえたつ高妻山を眺めながらの快適な稜線 歩き、そして、高妻山の登りの手前の鞍部にある不動避難小屋からキャンプ場に向かっ て沢沿いに下山になります。帯岩、滑滝の鎖場を通過するころは急な斜面も落ち着き、 しばらく進むと牧場になり、キャンプ場あたりから観光客が増え始めました。 ささやきの小径という名称の樹林帯を越えて随神門に戻ると戸隠神社の観光客が大勢 並木道を歩いています。さらに樹林帯を進むと鏡池に到着。やはり鏡池は朝同様カメラ マンでにぎわっていました。
帰りに戸隠神告げ温泉で汗を流し渋滞の高速道路で帰りました。

10/18  大境山 記:「きたや」
7:02出発
駐車路肩は広くなっている
ムラサキシメジ ナラタケ 四つん這い急坂の休憩地で雲海を見る
紅葉の山。最後の上り。  急坂は左右いずれかが切れている 山頂には表示板がない 11:23下山開始
<メンバー>CL「はしだ」、「まちこ」、「こなっち1」、「こなっち2」、「おおむら」、「きたや」
<ルート数値>距離6.978km、累積標高+1063.2m-1050.2m、所要時間6時間45分(休憩含む)
<行程>駐車地7:02⇒大境山登山入口7:04⇒「右 大境山頂」表示板7:11⇒四つん這い急坂8:57⇒ 水場9:43⇒急坂10:16⇒池塘10:38⇒大境山10:47〜11:15⇒駐車地13:47
<詳細報告>大境山は山形県と新潟県の県境に位置し、新潟百名山の一つ。自然の宝庫です。 今回は1101.5mの山頂を往復するルートです。 前日飯豊梅花皮(かいらぎ)荘に1泊,10/18登山口近くの路肩に駐車し、7:02出発。中田山崎バス停横 の登山口入口を左折。水路沿いに進み、「右 大境山頂」表示板を右折。すぐに急坂で、ガスでかすむ山 を眺める余裕は吹っ飛んだ。ムラサキシメジ、ナラタケと自然を楽しみながら8:57四つん這いの 急坂を落石に注意しながら県境尾根まで登ると、背景に雲海が広がっていた。9:43水場を過ぎると10:16 再度の急坂、10:38池塘でやっと一息つき、大境山山頂に至った。表示板のない静かな山頂からは南に?差 (えぶりさし)岳、北西に村上市とはるかに粟島がみえた。 下りは私の左ひざがガクガクになり、13:47下山完了。道の駅白い森おぐにでリンゴを買い、浴浴センター まどかで汗を流し帰路についた。

10/18  迦葉山・尼ケ禿山 記:「さとう」
和尚台 刈払いされた縦走路 尼ケ禿山  モミジとウルシの紅葉
<メンバー>「さとう」
<行動記録>   自宅5:15-弥勒寺7:15/7:30-和尚台8:20-迦葉山9:05-尼ケ禿山11:30/45-迦葉山13:25- 弥勒寺14:30 
     記録(所要:7h 距離:12k 累計標高:1200m ) 
<内容>  紅葉とトレーニング山行を目的に武尊山系に行く。誰もいない弥勒寺を出発、和尚台手前から迦葉山まで可なりの急登が続き我慢の登り、途中、富士山の真っ白な山頂部が見えた。一度来てみたかった尼ケ禿山への縦走路、自然林の紅葉を期待していたが、モミジ系とウルシは綺麗だが、ブナの黄葉などには未だ早く期待外れ。この周辺は熊の住みかであり要注意、誰一人歩く人無く可なり気を使いました。但し、ルート上には糞は無くこの時期エサを求め下に降りているのかも? 関心したことに、長いルート上は刈払いがなされており感心です。数ヵ所迷いやすい場所もあるが、自然林の静かな、小さなアップダウンを繰り返し望み通りの雰囲気でした。さすがに尼ケ禿山だけは賑やかでした。コロナ騒動のこの時期、それでも関越道は渋滞がありました。
<写真追加説明>左:迦葉山と言えば天狗の面  右:体内潜り岩(登れます)

10/11 飯縄山 記:「たらちゃん」
瑪瑙山頂 飯縄山頂    
      リンドウ
<メンバー>「ともさん」、「たらちゃん」、<柳澤>
<ルート>距離9.8Km 累積高度+870m 累積高度-871m
<行程>戸隠スキー場8:30-瑪瑙山頂 10:00-飯縄山頂11:20-戸隠スキー場 13:35
<詳細報告> 5時30分田沼出発。北関東道を走っている間、雨がぱらついてくる。さらに上信越道にのると雲が分厚くなって、雨が激しくなる。こりゃ浅間ゴールドは無理どころか、びしょ濡れだなあ。新潟方面を見ると晴れているので、北信越道に入り、北を目指す。当初は黒姫山にしようかと考えたが、8時間のコースタイムなので、もっと短いところはと探し、飯縄山に決定。信濃町インターを降りて、戸隠スキー場に向かう。戸隠神社やビジターセンターは賑わっていたが、スキー場の駐車場には、1台の軽自動車のみが駐車していた。百名山とこうも違うのかというくらい空いていた。まずはスキー場のゲレンデを登り始める。途中置き去りにされたスノーボードなどあり、鄙びた印象。スキー場はやっているのか?ここかしこに紅葉が見られるが、特に赤い色がくすんでいた。ゲレンデ最後の斜面はざれた石になっており、瑪瑙山頂到着。少し手前に飯縄山への分岐があり、そこをやや行って休憩。ガスが取れたところで紅葉の写真をとりつつ、飯縄山に向かう。偽ピークを過ぎて最後の上りはやや急登で足場が滑るので注意した。山頂に着くと10人程度の登山者がくつろいでいた。眺望は一部あったが、ガスが上がってきて良くはない。一休みして下山開始。途中展望台風の岩があり、おっかなびっくり岩の上に立ち写真を撮った。しばらくするとまたゲレンデに出たが、この時一瞬光が差し、黄金に光った木があり、急いでシャッターを切った。「ともさん」が全ての写真が消えてしまったと悲しげになっていたが、気を取り直して下山を続けた。竜胆の花が咲いていた。牧歌的な感じの登山道を下って、車に戻った。帰り道戸隠そばを食べようと道端を見ていたが、どこも混雑しており、信濃町から長野市に向かう途中の新蕎麦ありますの看板のある店でそばを注文。おいしかった。そのまま温泉には寄らず、17時30分には田沼に到着。女性陣二人には涸沢の疲労が残る中、これぐらいでよかったと感想を漏らしておりました。

10/12  寺久保山〜鳩乃峰 記:「さとう」
雷電登山口 寺久保山頂にて 初めての山王山 最後のピーク鳩乃峰
<メンバー>「さとう」
<行動記録>自宅5:45-寺久保(雷電神社口)7:00/7:25-寺久保山8:50-山王分岐9:40-山王山9:55-分岐10:10-前寺久保10:30-朝日山10:40-富士見山11:20-塩坂分岐11:45-鳩乃峰12:05-沢下山口12:15-高速下13:00-駐車場13:25   記録(距離:9.5K 時間6H 累計標高800M )
<内容> 台風の影響で不安定な天気、ならば近場で足慣らしと思い、佐野の寺久保山に行く。 何度も来ているが、今回は新たな試み3つ、
@登りのルートを雷電神社、A山王山に登ること、 B鳩乃峰より下山は沢ルートを辿る。
先ずは雷電神社の登り口探しに苦戦、神社の鳥居の左側のお墓の右に案内があった。ふみ跡はうっすらだが、マーキングもあり問題なし、左側にゴルフ場を見ながら一頑張りで寺久保山頂へ。西に方向を変え稜線を辿り山王山分岐まで。少し降りると林道着、250Mほど西に林道を行けば、山王山の登山口だ。檜林の急登にジグをきれば祠のある山頂着、展望はなし。分岐まで戻り、南への稜線をゆく。アップダウンを繰り返し富士見山に着、 北関の車を見下ろしながらゆっくりする。電波も良いようなので、スマホで音楽鑑賞4曲、程なく塩坂峠だ。ピークを2つほど登ると鳩乃峰に到着、大小山まで何度か縦走したことが有るが、今日はここまで、50Mほど戻ると、雷電神社への沢ルートである。やはりジグを切りながら沢筋を目指す、沢に降りると、大雨の影響でかなり荒れている。修理には無理があるようだ。 傾斜が落ちると やがて民家が見え北関東道が出てガードをくぐりゴルフ場に続く道路に出る。 今日は、誰一人とも遭わず、気温20℃、登りでは暑い。熊の糞を5〜6度、鹿の鳴き声もすごかった。熊対策にはかなり気を使いました。
<写真追加説明>左:花はハギだけでした  右:ここへ下山してきた

10/04-05  涸沢紅葉 記:「ともさん」
涸沢紅葉 涸沢紅葉 ヒュッテで生ビールとおでん 涸沢紅葉
夜の涸沢 涸沢紅葉 涸沢紅葉 横尾まで下りてきた
<メンバー>「ともさん」+1
<行程>10/3(土)20:00 田沼―23:30 風穴道の駅
10/4(日)活動時間 6 時間 5 分(休憩込み)活動距離 16km 標高+1091m/?317m
5:00 道の駅―5:20 沢渡足湯公園p5:50−6:20 上高地 6:25 ―9:15 横尾 9:30−12:30 涸沢テント場泊
10/5(月)活動時間 5 時間 30 分(休憩込み)活動距離 16km 標高?285m/1049m
10:10 涸沢ヒュッテー12:50 横尾 13:00−15:40 上高地
<詳細報告> 土日は大混雑するので日月にずらして初めての涸沢の紅葉を見に行った。前回のテント泊では軽量化を図り、今回は1泊で山小屋を利用できると思い水はペットボトル 500ml1 本、食事行動食も少なめにして 10 キロ以下の荷物にまとめることができた。 今回は風穴の里で仮眠。
朝、沢渡へ移動。ともしびのおじさんに誘導され車庫に案内された。そこで朝食をとり準備をしているとタクシー相乗りの親子連れを探してきてくれた。7 歳の男の子を初めてのテント泊に涸沢に連れていくとのことだった。その後会わなかったので天気も悪いので予定変更したのかもしれない。 上高地で登山届を出して高曇りの空のもと出発。雨が降らないことを願い歩く。熊被害のあった小梨平のキャンプ場も 9/7 から一部再開となっていてかなりの数のテントがあった。夏は高山植物で楽しませてくれるこの道も今回は何もない。木々もまだ青々としている。1 時間ずつ休憩を取り横尾に到着。トイレがもう一つ建てられていて 2 つともきれいだ。エネルギーを補給し本谷橋へ向かう。ここから下山者とのすれ違いが凄まじい。 50 人〜100 人の列を何度も待つことになった。本谷橋でも多くの人が休んでいた。私たちも急登に備え再度エネルギーを補給。急登を登りきりトラバース道に入ると色づいた斜面が目に入ってきた。時々立ち止まっては写真を撮る。曇り空でやはり映えないのが残念。S ガレ辺りでヒュッテの旗が見えてくるがなかなか着かない。ヒュッテ手前を右に折れテント場へ向かう。下部の岩に囲まれた一角にテントを張った。少し休んでヒュッテへ名物のおでんを求めに行ったが煮込んだのは売り切れてしまっていた。レトルトのおでんはあったので生ビールといただいた。そこでなんとご近所さんとその仲間の中に会に復帰する前に一緒に山へ行っていた方がいて再会を喜び合った。その後紅葉散策をしてテントに戻り翌日の天気を期待して寝たのだが、風と雨の音で起こされてしまう。暴風雨となり岩陰にテントを張って正解だった。
6 時に起床。とても撤収できる状態ではい。外を見ると雨の中撤収している人がいてテントが飛ばされていた。8 時になり小降りになったのでやっと撤収。10 時まで天気の回復を待ちながら、テント場近くの真っ赤に色づいたナナカマドの写真を撮りにいく。そこの岩陰にコンビニ弁当の袋が置かれていて忘れたのかわざと置いていったのか残念な気持ちになった。回収して小屋にお願いした。後ろ髪惹かれる思いで下山開始。またもや知り合いに遭遇。昨年大天井岳で会ったメンバーと同じ会の方。Y さんも知っている方で、私と Y さんでいることに不思議そうだった。横尾まで来ると青空が広がりもう一泊できたらよかったのにと悔しい気持ちになった。 上高地の売店で山賊焼き(鶏肉の竜田揚げ)を買い、たんぱく質を要求している体に補給し生き返った。帰りはタクシーの相乗りはコロナのためやってないとのことでバスで沢渡に戻った。
沢渡温泉で汗を流し、横川で夕食を済ませ、21 時田沼に着いた。来年は快晴の平日を狙ってリベンジしようと思う。

10/04  大高根山 記:「みつまん」
崩落地の横を通過 傾斜の強い場所もある 大高根山山頂 登山道の整備状態はすばらしい
<メンバー> CL「はしだ」、「まちこ」、「おおむら」、「いしさか」、「みつまん」
<ルート数値>距離 7.2Km 累積標高 +430m,-430m 所要時間 4時間10分 (休憩込) 天気:曇
<行程>駐車地7:50 - 8:18山の神登山口8:25 - 9:35大高根山9:55 - 10:35八森山10:45 - 11:25杉林登山口 - 11:35山の神登山口 - 12:00駐車地
<詳細報告> 大高根山は山形県の大石田町と村山市の境にある標高543mの低山だ。低山の割には展望が良いらしい。
前夜に山形県に入って仮眠。当日朝、登山口のある小平林道へ向かった。東から林道に入る予定だったが、入口は「通行止め」となっていた。理由は書いていない。大きく迂回して、西から林道に入った。しかし、しばらく進むとまた「通行止め」になった。よく見るとそのすぐ先で路肩が崩落している。車の通行は危険だ。路肩に駐車して、そこから登山口まで歩くことにした。 林道の壊れている箇所はいくつかあって、杭に「令和2年7月27〜29日発生豪雨災害」と書かれていた。今年は梅雨の時期に東北では雨が多かったことを思い出した。
30分弱で山の神登山口に到着。登山道はきれいに整備されていた。急な傾斜にはトラロープが張られていた。少し急登を登ると、約20分で「つつじの丘見晴所」に到着。曇っていたので眺望は期待していなかったが、山形盆地に雲海が覆い、その先に船形連峰が見えた。そこで小休止。 次に10分程歩くと「北の峰見晴台」があり、先程より山がクッキリと見えた(右上写真)。
登山口から70分程で大高根山山頂に着いた。歩きやすい登山道だった。笹苅が行われているのはもちろんのこと、落葉も少ないのだ。一部落葉掻きの跡さえ見られた。山頂からも雲海は見られた。
大休止の後、八森山を目指した。急な下り・上りがあるが距離は短いので苦痛にはならない。最初のピークは岩倉山。葉山を展望できた。次のピークは「赤松の峰」で名前の通り赤松が多い。もしやと捜したが松茸は無かった。八森山への上りは急だったが、スプーンカットされていてトラロープを使わなくても楽に登れる。八森山からも南から東に眺望が楽しめた。  
八森山から下ると、しばらく植林地内を歩く。それが終ると谷の湿地帯に入るが、そこが今回で一番の難所だったようだ。板や丸太切りされたものが置かれているのだがそれがよく滑る。とにかく慎重に進んだ。「七曲坂」からはまた歩きやすくなる。  杉林登山口に到着。そこからは舗装林道歩きになる。山の神登山口まで10分。その駐車場に車が1台駐まっていた。朝通行止めになっていた東から入ってきたのだろう。その先駐車地まで25分頑張って、無事本日の山行終了。
登山口まで車が入れないというトラブルはあったが、約4時間の程よい山歩きだった。
下山後は大石田で蕎麦を賞味。人気の店が多いらしく、途中でも長い行列を見た。私達が寄った店でも行列ができていたが、三密にならないように外で待った。「鳥そば」、美味しかった。その前に出してくれた漬物も旨い。それで値段は安めだ。食後は温泉で汗を流して、人気の団子を買って帰路についた。

10/03  越後駒ヶ岳 記:「きたはら」
百そうの池 越後駒ヶ岳山頂 草紅葉 頂上より駒の小屋に向かう紅葉の稜線
<メンバー>「きたはら」 CL「たらちゃん」  天気 曇り 登山口の気温21度
<ルート数値>距離14.5K 所要7時間14分 ハイクアップ高度1229M   
<行程>10/2 大湯温泉かいり泊 10/3 大湯温泉5*00-枝折峠登山口5*50-明神峠6*14―小倉山7*43-駒の小屋9*06-越後駒ケ岳山頂9*26-枝折峠12*49 
<詳細報告>M先生に予約してもらいGO TOキャンペーンを活用して大湯温泉(かいり)に宿泊した。先生はイタリア車で小山から湯沢まで国道50号と17号を乗り継いできたらしい。地元の日本酒緑川とすき焼き特別プランを美味しくいただき魚沼市に貢献する。朝食はお握りお弁当にしていただく。前日の握りずしのシャリもおいしかったが、魚沼新米コシヒカリと思われるご飯が美味しかった。標高1000mの枝折峠は50台の駐車場とトイレが完備されているが登山客以外に滝雲(雲海)を見るお客さんもいてすでに満車。入り口のわずかなスペースを確保して6時前に出発した。稜線をたどる登山道はよく整備されていて岩場もあるが膝の痛みがある私でもコースタイムより早く登頂 (リーダーは私を見捨てて単独で山頂を往復)残念ながら山頂部は雲の中であったが駒の小屋上部の稜線の左右の紅葉と草紅葉はきれいであった。駒の小屋は新しく建て替えられたのだろうかよく整備されている。昭文社の地図に表記はないが6張くらいのテント場もある。(Yさんは前日宿泊したのだろうか?)下りもストックのおかげで膝の痛みも我慢でき13時前には下山できた。先生は下山途中仕事で呼び出されて先に帰宅、彼には申し訳ないが、日帰り温泉『ゆぴお』でのんびり入浴して国道17号で湯沢まで走り、渋滞の少ない関越道で帰宅。駒が岳中岳八海山の越後三山、行場縦走コースに機会があれば挑戦してみたい。

10/03  妙義山 記:「ウッチー」
妙義山を望む 駐車場を出発 大の字展望台 奥の院ハーネス装着
玉石付近 大のぞきを懸垂 天狗岩 相馬岳
<メンバー>「ウッチー」、「ありさか」
<ルート数値>距離 10.2Km 累計標高 +1312m、-1312m 所要時間 8時間 38分(休憩込)
<行程>小山5:00−7:30妙義山登山者用P7:40〜8:00妙義神社〜白雲山登山口〜8:50 大の字展望台〜9:10辻〜9:20奥の院〜11:05大のぞき〜11:55天狗岩〜12:35 相馬岳〜バラ尾根〜14:20堀切〜15:25大人場〜15:35金鶏橋登山口〜16:20 妙義山登山者用P-もみじの湯-21:00小山
<報告>ロープワークと体力養成の目的で妙義山をめざしました。今日の空は時々青空が顔を 出しますが晴れ間のない天気。先々週の3000mの奥穂高岳なら肌寒いでしょうが、1000mの妙義山は蒸し暑く感じました。玄関口である妙義神社で安全を祈願して出発。大ノ字で展望を満喫、さらに奥の院と登りここからハーネスを出し玉石、天狗岩、相馬岳を総称して白雲山でマルチピッチの練習を行いました。鎖場の連続、高度感抜群で下りは懸垂下降。フリクションのきいた岩場は格好の練習場でした。岩混じりのバラ尾根の急な下りを進み、時間切れのため鷹戻しへは進まず、最低鞍部の堀切から下山としました。 中間道、周回道路で妙義神社に戻ました。駐車場に戻り、神社周辺の公園内にあるもみじの湯で汗を流し帰路につきました。
<追加写真説明>右:岩のトンネル14:06  左:堀切より下山14:20 

10/03  古賀志山(馬蹄形周回) 記:「さとう」
入口の看板 腰掛岩に腰かけて 誰もいない鳥屋山にて クサリ場
クサリ場 奇岩多し ギボウシが残ってました コースにハギが多い
<メンバー>「さとう」、「ながおか貞」                       天候:晴れ/曇り
<行動記録>下野市5:30-内倉林道p6:25/6:50-腰掛岩7:25-鳥屋山7:40-手岡分岐9:10-559p(斑根石山)10:40-古賀志山11:30-御嶽山11:55-赤岩山13:25-駐車場14:40  記録(時間:7:50、距離:7k、累計標高780m )                                 
<内容> 紅葉には早いので、興味のあった古賀志山馬蹄形の周回に行ってみた。林道内倉線の入口には、宇高保有林?の看板あり、砂利道を少し行くと、作業用の広場、さらに登山口付近にはゲートがあり。林道奥では大規模な補修工事がされている様だ。時計廻りに周回をする。登り口、降り口がどちらも草が伸びヤブっぽいが、直ぐに綺麗になる。この周回コースは予想外に整備されており、前半の林道から主稜線の手岡分岐まではマーキングも多く危険個所は無い。但し、後半の古賀志山山頂から赤岩、北ノ峰までは小さな岩場のアップダウンが多く、ロープは使わないが神経を使い時間は掛かります。559pより御嶽山の間は比較的にぎやかですが、それ以外は静かな山行を楽しめます。このコース、変化とスリルを楽しみながら陽だまりハイクに是非お勧めしたいところです。
<追加写真説明>下山口に咲く花?    

10/03  黒姫山 記:「こなっち1」
古池湖面に映る黒姫 稜線から高妻、戸隠山 稜線から飯縄山 稜線から火打、焼山
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)  
天候:曇、日帰りピストン (8時間15分 休憩含) 累積標高差±1,041m, 累積歩行距離13.5km
<行程>6;55西登山道入口−7;30古池−8;45新道分岐8;55−10;30しらたま平10;40−11;15黒姫山12;00−12:45しらたま平−13;55新道分岐−14;50古池−15;10西登山道入口
<詳細報告> 1ヶ月半振りの山行、今年は紅葉が遅い様で、時期尚早かと思いつつ黒姫山に出掛けた。少々行程も長く北信日帰りの為、早朝3時半に小山を出発、西登山道入口駐車場は狭いが朝早いので空いていた。カラマツ林の平坦な道を進み、途中種池に立ち寄り、程なく古池に着いた。穏やかな湖面に、これから目指す黒姫山、湖畔の色付き始めたブナの木々が鏡の様に映る。湖畔沿いの木道を過ぎると緩やかな登り、水量豊富な清流に掛かる丸太を歩き徒渉、新道分岐に到着した。ここから急ではないが、しらたま平まで600m程ダラダラと登る。ダケカンバの林が途切れ、曇りではあるが秋の雲は高く、所々に霞が掛かった戸隠、高妻山が神々しく見渡せる。黒姫山頂までの外輪山の稜線は天空の散歩道、飯縄山、信濃町、野尻湖、奥志賀の山並み、遠く槍ヶ岳まで見えた。山頂付近は久し振りに見る紅葉で、緑の笹とのコントラストが綺麗である。山頂は15人程で賑やかで、眺望をゆっくり楽しみ下山した。帰りはゆっくり温泉に浸かり蕎麦でも食べようかと妙高まで足を延ばしたが、営業終了時間切れ、市の入浴施設を利用し帰路に着いた。
<追加写真説明>左:稜線から紅葉の黒姫  右:黒姫山頂


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