山行記録詳細ーその1 (令和02年度:'2020年 4-6月)  山岳会Topへ
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4/4  高鳥屋山 4/5  坪山(上野原)
4/10  武甲山 4/11  赤雪山・仙人ヶ岳
4/12  月山品倉尾根 4/19  鶏鳴山
5/17  鴫内山 5/29  大郷戸アルプス
5/30  次石山 6/6  白笹山、南月山
6/6  白水沢(那須) 6/6-7  滑谷沢
6/7  高山(奥日光) 6/8  夕日岳(大滝から)
6/15  船ケ鼻山、薬師岳(赤城山) 6/16  大源太山
6/18-19  秋田花山行(森吉山・田代岳) 6/20  子持山
6/20-21  片品 泙川三俣沢大岩沢 6/21  田代山
6/21-22  北八ヶ岳(ニュウ・天狗岳) 6/27  小野子山、十二ケ岳
6/27  平標山・仙ノ倉山 6/27  平標山(三国峠)
6/27  鬼ヶ面山
6/27  鬼ヶ面山 記:「ながおか」
マイクロ中継局 黒雲が低い  南岳山頂 鬼ヶ面山山頂
ヒメサユリ ヒメサユリ  ヒメサユリ ヒメサユリ
<メンバー>「ながおか」・他2
<ルート>日帰りピストン  所要・6.5h 距離・12.9km 累積高度 登1003m下1005m
<行動記録> 六十里トンネル登山口 9:20-マイクロ中継局10:30-南岳 11:20-鬼ケ面山12:30/13:00-南岳- マイクロ中継局14:00-六十里トンネル登山口16:00
<内容>鬼ケ面山のヒメサユリが見頃で、27日(土)のみ天気が良いとの事から山行の誘いがあり急遽参加しました。 谷川方面は青空も見えていたので、新潟方面の天気を期待しトンネルを抜けるとガスがかかり幾分どんよりとした天候だった。 小出ICを降り252号線を走行中 只見線沿線に大勢のカメラマンが待機し列車待ちしていた。 六十里トンネル登山口駐車場は満車だったが、運良く下山して来た人がいたので、入れ替わりで駐車できラッキーでした。 マイクロ中継局から南岳までに、六十里トンネル登山口に下る15名連れの団体と十数名の登山者とすれ違う。 下山中の方から、南岳くらいまではガスがかかり天望が悪かったけれど、ヒメサユリは見頃で綺麗だったとの話しを聞き嬉しくなった。 南岳までの登山道には私が知る範囲で、ツバメオモト、ウラジオロヨウラク、サンカヨウ、イワカガミ、ゴゼンタチバナ、ウツギなどが咲いていた。 南岳に着くと、鬼ケ面方面の稜線の両側に満開のヒメサユリが目に飛び込んで来た。 早くそこに行きたいところだが、南岳からの稜線の東側が崩壊して滑落の危険があるため下りの一歩一歩を慎重に進んだ。 鬼ヶ面山までのルートで、何ヶ所か東側が崩れていた。 南岳を下ると鬼ケ面山まで場所ヒメサユリロードだ。淡いピンクや濃い目のピンクの花びらが美しく癒される。 ほんとにヒメサユリは愛らしい! 稜線は狭いので安全な場所でヒメサユリを写真に収める。 登山中にガスも上がり、それなりに天望は良かったので満足でした。 浅草岳、越後三山、遠くには会津のマッターホルン蒲生岳も薄っすらと見え、山岳会での蒲生岳登山が懐かしく思い出された。 鬼ケ面山山頂は低木に囲まれた展望は無い。 頂上でゆっくりし、再度写真を撮りながら慎重に南岳までもどり、 マイクロ中継局まで一気に下った。水分補給後し登山口へ、16:00登山口着。 明日は、六日町の六万騎山々に登る予定で、六日町にあるビジネスホテル(龍氣別館.素泊まり3800) に宿泊した。
6月28日(日曜日)雨 雨天の為登山中止  宿8:00-小山11:30

6/27  平標山(三国峠から) 記:「ありさか」
三国峠(神社) 三国山への階段  平標山と仙ノ倉山 仙ノ倉山と万太郎山
平標山へ階段(下側) BS撮影隊(一部)  山頂 仙ノ倉山コル側お花畑
ハクサンイチゲ ジョウエツキバナノコマノツメ  ハクサンコザクラ ヨツバシオガマ
<メンバー>「ありさか」
<ルート>距離 17km 累積高度(+)1,544m (-)1,544m 9h48min.(休憩込み)
<行動記録> Sスタート地点08:36 - 08:43上越橋 - 09:07三国トンネル分岐 - 09:16三国峠09:19 - 10:07三国山 - 10:23ワラジカケマツノ頭 - 11:22三角山11:32 - 11:42大源太山分岐 - 12:17平標山乃家12:57 - 13:53平標山14:16 - 14:36平仙鞍部14:38 - 14:54平標山 - 15:21平標山乃家15:32 - 16:08大源太山分岐 - 16:17三角山 - 17:18ワラジカケマツノ頭 - 17:50三国峠 - 17:55三国トンネル分岐 - 18:13上越橋 - 18:24ゴール地点G

<内容>梅雨の合間の谷川連峰、天気が良さそうなので気になっていた平標山へ行ってきました。 小山5時過ぎに出発。しばらくはどんよりとした曇り空でしたが、赤城山を右手にみるころには青空が見られ三国峠駐車場に着くと気持ちの良い晴空となりました。 三国峠から三国山へは、結構な階段が続き脚上げが大きく呼吸が荒くなる登りが続きます。3パーティーくらい同じ時間帯に登りましたが、その後合わなかったので三国山単体でも結構人気なのかも。 三国山から平標山の家までの間は、軽めの上り下りで徐々に高度を上げて行きます。平標山側から単独の方4名とすれ違いました。内、2名はトレランスタイルで、一人は三国峠から平標山へ登り一度二岐へ下山しもう一度平標山へ登り戻ってきたとのこと。 もう一人は、軽く走りながら通過されたのですが、あとで山レコを見ると三国峠に自転車をデポして、土樽から茂倉岳を登り、谷川岳?万太郎山?平標山?三国峠とワンデイで周遊された模様。凄い人がいるものです。 私は、風が少なく熱中症気味となったのか、体が重く感じながら平標山の家に到着。ラーメンで塩分補給、黒糖入りコーヒーでミネラル補給したら具合が良くなり体調回復。塩分補給ミネラルタブレットは必携を忘れたのが敗因かと感じました。 平標山への登り階段はこれまた脚に効く段差があり、頂上直前で大内転筋下の薄筋が攣り気味で、ストックを取り出し何とか山頂へ到着。山頂はBSプレミアム100名山の撮影が断続的に行われていました。 14時近くなっていたが、平標山を15時に出れば明るいうちに下山できると想定。せっかくなので、仙ノ倉山へ足を向けると、コルまでの間が見事なお花畑。時間を見ながら平標山の家まで下り、あんパンでカロリー補給し、15時半頃下山開始。ストック利用で上り下りもそれなりにこなして無事に明るいうちに下山完了。山歩き再開してまだ1ヶ月なので足慣らしがしばらく必要と実感しました。

6/27  平標山・仙ノ倉山 記:「たらちゃん」
  平標山山頂 仙ノ倉山にむかう稜線
お花畑 お花畑  仙ノ倉山頂 松手山からみた平標山への稜線
<メンバー>「たらちゃん」
<ルート>距離12Km 累積高度+1340m 累積高度-1337m 
<行動記録> 平標山元橋登山口6:45-平標山山頂 8:50-仙ノ倉山 9:30-元橋登山口 12:20
<内容> 4時30分自宅出。武尊神社6時30分着。駐車場には多数の車。くもりに少し雨がぱらつく天気で、蒸し暑い。木道の急登が続くが、木道を使うとテンポが合わないので、木道の横を登る。多くの登山者を抜かねばならず、その度に速度を落とす。6合目くらいになりようやく樹林帯から視界が開ける。ぬかるんだ登山道をいくと、高山植物が現れてくるが名前はわからない。平標山山頂に着くと、すでにいっぱいの登山者で賑わっている。新潟県側の景色はガスで完全に見えないが、群馬県側は時折眺望が望めた。おにぎりを2つ食べて仙ノ倉山に向かうと、両側に咲き誇ったお花畑があり、皆写真を撮っていた。たまに晴れると空の青、緑、高山植物の白、黄、紫などのコントラストが美しい。仙ノ倉山ではまったく眺望なし。少し休んで平標山に引き返す。山頂ではNHKの撮影スタッフがドローンを飛ばしており、誰かが聞いたところ7月20日放送の日本百名山という番組に出るとのこと。もしかすると私もドローンの映像に出ているかも。下りでも多くの上りの登山者に道を譲らねばならず、まあゆっくり下山した。一体どれくらいの人が山に入ったのか、数百人は確実にいたであろう。バックカントリーから初めての夏山登山で、上りよりも下りの筋肉が疲労した。今回もトレランシューズで登ったが、上りは良いのであるが。下りは実はかかとが固定されていた方が負担は少ないかなとも感じた。ひらめ筋や腓腹筋などの普段の鍛え方が足りない。半膜様筋、半腱様筋、大腿四頭筋は疲労を感じていない。ぬかるんだ滑りやすいところを注意しつつ、無事に下山。12時少し前くらいにまだ3合目を登っている登山者もおり、なんとなく雨雲が出て雷もやばいのではと思いつつ、大丈夫ですかと声などかけられない。 梅雨の晴れ間の楽しい登山でした。自粛が解除になり、みんなわーっと人気の山に殺到しており、そこは少し興醒めではありました。

6/27  小野子山、十二ケ岳 記:「さとう」
展望の良い十二ケ岳にて 榛名山が目前  林道(廃道)入口 倒木もあり
<メンバー>「さとう」
<ルート>所要:6.5h、 距離:8.7k、 累計標高:1000m   天候:晴れ後曇り
<行動記録> 自宅5:00-小野子(赤芝登山口)7:00/7:20-小野子山8:55-中ノ岳9:45-十二ケ岳10:40/11:00-高山村下山分岐12:15-林道入口12:25-駐車場13:40
<内容> 先週の子持山に続き群馬の低山へ、栃木icで乗り、渋川伊香保icで降り小野子山・赤芝登山口へ。先行車なし、登山口は明確、ルートもほぼ整理され問題なし、だが熊鈴だけは付けた。一頑張りで小野子山頂着、誰も居ない。急傾斜を降り中ノ岳を目指す、次は十二ケ岳だ、男坂より山頂へ、今日は誰にも遭わないのが不思議である。山頂でノンビリしていると、やっと1人、地元のトレラン愛好者がきた。台風により林道が途中で入れず、入山に影響しているらしい。展望を楽しんでノンビリ後、女坂を降りる。中ノ岳まで戻ると、やっとパラパラ人と出会った。人が少ないことはいいことだ。中ノ岳を下り鞍部より、高山村へ降りる林道がある、今日はYAMAPのDATAを参考にトラバース気味の林道を辿ってみる。鞍部より5分ほどで右側に林道(廃道)がある。雑草が生い茂り、初めてでは不安になるルートだ。途中、何度か林道が交差し地形図を見る。たまに利用する登山者がいるみたいだが、お勧めできるルートではない。時間的にもほぼ変わりないかもしれない。最後は登山口の30M近くのところにでた。今日は気になる体調のチェックと体力維持の山行でしたが、この時期の低山は殆ど花なし。主役はコアジサイ、他はキスゲが3片、シモツケソウ,トリアシショウマなどが有っただけです。  
<写真追加説明>左:コアジサイは一杯   中:キスゲが3片   右:シモツケソウも時々  

6/21-22  北八ヶ岳(ニュウ・天狗岳) 記:「おかちゃん」
<メンバー>「おかちゃん」、「おかちゃん」「かずちゃん」
21日(日)
稲子湯(4:55)―ニュウ(8:28)―中山峠(9:59)―東天狗岳(11:11)―白砂新 道分岐(11:56)―本沢温泉(13:29)
行動時間が長いので車中泊、目覚めて稲子湯に向かう。登山口になぜかテープが張ら れていた。石楠花尾根から白樺尾根を通りニュウ(2352m)に登る。山頂に名無しの標 柱がある小ピークだ。この辺りからイワカガミが出てきて、縦走路のそこらに咲いて いた。中山峠に来ると登山者多数あり。朝のうち少し青空があったが途中よりガスで 視界が悪かったが東天狗岳では回復し見晴らしがよかった。白砂新道から本沢温泉に 向かう、急坂で注意が必要、ミネザクラと天狗岳を写真に撮る。本沢温泉はオープン したばかり、マスク着用、ゴミ持ち帰り、日本秘湯を守る会のスタンプをもらう。風 呂は源泉そのものでした。
22日(月)
本沢温泉(6:44)―分岐(6:58)―しらびそ小屋(8:05)―駐車場(9:12)
ここは2150mの高所にあり、コロナ騒ぎで宿の人は2人で宿泊客は9人でした。登山道 は標識は有り安心、だが道を外すとうっそうとした森で道迷いの危険大である。みど り池を越してしらびそ小屋はすぐだ。途中天気が怪しくなり駐車場に着いた時は雨降 りでした。

6/20-21  片品 泙川 三俣沢大岩沢 記:「ウッチー」
林道ゲート前 平滝小屋  河原歩きが続く 成果は今一つ・・・
広河原付近 広河原  大岩沢 クリンソウ
<メンバー>「ありさか」、「ウッチー」
<ルート>距離25.9km 累積標高+17335m −1735m 所要時間 15時間20分 (休憩込)
<行程>
6/20晴れ 小山12:00−沼田−平川−16:00平川林道ゲート前〜入渓点偵察〜19:25 平滝小屋(ツエルト泊)
6/21曇り 平滝小屋(入渓)6:50〜広河原〜大岩沢二俣〜広河原〜平滝小屋〜 平川林道ゲート前−平川−入浴−22:30小山
<詳細報告>
6/20 晴れ(入山)  慣れない渓流釣り主体の沢登りに出かけました。成果が期待できる夕方と早朝に釣りがで きるように時間を調節し、小山を昼ごろ出発しました。 よく整備された林道を泙川沿いに進みゲート前で登山開始。入渓点付近にツエルトを張る 予定で林道を歩いていくと、下山中の釣り師に会い、先にある学校跡がいいと勧めてくれ ました。ですが先を進んでも学校らしき跡はなく、仕方なく引き返して平滝小屋にツエルトを 張ることに決めました。小屋に着く頃にはヘッドライトが必要な時間になっていました。 結局この日は釣りをあきらめ、明日に期待をのこして就寝しました。
6/21 曇り(入渓〜下山) 釣りに不要な装備をテン場に残して平滝小屋より入渓。砂防堰堤や3〜5mの滝がありま すが広河原まではとんど河原歩きでした。時々ポイントを見つけて糸を垂らしますが成果 は今一つ・・・。広河原の先の二俣を大岩沢まで少し遡上しましたが時間切れでここまで。 来たルートを戻りました。 この山域は動物が多く、入山時からサルの遠吠えで出迎えられ、途中鹿やカモシカ。帰り のゲートまでの林道でブナの木からツキノワグマが現れてヒヤッとしました。 帰りの風呂は行きと同様赤城山の峠越えでした。途中閉店前ギリギリに入店「シャクナゲ の湯」で汗を流し、遅い帰宅となりました。

6/18-19  秋田花山行(森吉山・田代岳) 記:「みつまん」
<メンバー>CL「はしだ」、「まちこ」、「きたや」、「みつまん」
3泊4日で秋田の森吉山と田代岳へ行った。山頂近くの湿原では沢山の花が盛りを迎えようとしていた。

【18日 森吉山】
ヒバクラ登山口駐車場
ブナ林の緩やかな登り 湿原の向こうに森吉山頂 残雪の斜面を登る
森吉山山頂
オクエゾサイシン  チングルマも見頃 可憐なヒナザクラ
<ルート数値>距離 12.7Km 累積標高 +820m,-820m 所要時間 6時間40分 (休憩込) 天気:晴れ一時雨
<行程>ヒバクラ登山口8:45 - 水場標識10:10 - ヒバクラ分岐11:05 - 山人平11:40 - 12:15森吉山山頂12:25 - 13:00山人平13:20 - ヒバクラ分岐13:48 - 水場標識14:25 - 15:25ヒバクラ登山口
<詳細報告> 17日8時に鹿沼を出発して東北自動車道で鹿角十和田ICまで、そこからは舗装はされているがクネクネと湾曲する「クマゲラエコーライン」を進んだ。途中、太平湖グリーンハウスで休むと、正面に明日登る森吉山がきれいにみえた。堂々とした山容に残雪が映えている。森吉山荘で一泊。いつもなら混み合う時期なのだろうが私たちの他に2人だけの静かな宿だった。コロナの影響は大きい。
18日、朝は快晴だった。林道を約1時間でヒバクラ登山口に到着。すでに5-6台の駐車があった。私たち以外はすべて秋田ナンバーだった。 最初は緩やかなブナ林の登山道を上る。道脇にはチゴユリ、マイズルソウがきれいに咲いていたが、是非みたいと思っていた「オクエゾサイシン」がなかなか見つからない。ところが、標高1080m辺りで登山道の真ん中に咲いていたのには驚いた。目を凝らすと道脇にもその独特の葉っぱが見つかった。水場標識を20分程先に進んで、標高1150m辺りに数カ所の渡渉箇所がある。最初の沢は木に掴まって大股で渡ったが、「きたや」さんは流れにどかっと靴を入れた。でも濡れ無かったと云う。
その先は急登になるが、標高1260m辺りで緩やかになって湿原に飛び出した。そこからは木道歩きになる。 湿原からは残雪の森吉山山頂がきれいにみえる。そして、可憐なヒナザクラの花盛りだった。少し下って登り返すとそこは山人平で、チングルマの白い花が咲き誇っていた。そこからは、「きたや」さんと私だけで山頂を目指した。途中、残雪斜面を登ったが、急傾斜面にはしっかりと階段が掘られて登りやすくなっていた。山頂は大勢の登山者で賑わっていた。大部分はゴンドラ経由の阿仁コースから登ってくるようだ。下りでは私はチェーンスパイクを使って楽に雪の斜面を下った。それはガザ張らないで便利な道具だ。 山人平でエネルギー補給して下山開始。次第に雲行きが怪しくなった。14時頃に雨具を取出した。少し雷鳴も聞こえたが大事に至ること無く下山できた。
今回も花の名山森吉山を楽しむ事ができた。チゴユリ・マイズルソウ・ユキザサ・オクエゾサイシン・ヒメイチゲ・チングルマ・ヒナザクラ・シラネアオイ・ハクサンチドリ・ミツバオウレン・ミツバノバイカオウレン・サンカヨウ・リュウキンカ・タムシバ・オオカメノキ・ムラサキヤシオなど。個人的にはヒナザクラ・サンカヨウの可憐さが好みだ。
下山後は大館市まで移動してビジネスホテルに泊まる。

【19日 田代岳】
荒沢駐車場は私達だけ
荒れていた沢道  登山道脇は笹藪。タケノコあり。 九合目湿原
田代岳山頂
池塘にはミツガシワ咲く  ツマトリソウ 山頂のアカモノ
<ルート数値>距離 9.2Km 累積標高 +600m,-600m 所要時間 5時間15分 (休憩込) 天気:晴れのち曇り
<行程>荒沢駐車場9:15 - 10:13三合目(844地点)10:20 - 九合目(湿原入口)11:33 - 11:55田代岳山頂12:25 - 九合目12:43 - 三合目13:48 - 14:30駐車場
<詳細報告> 大館市のホテルから登山口までは非常に遠かった。五色湖ロッジから奥は大川目川渓谷に沿って林道を進むが、舗装されておらず、車はスピードを上げる事ができない。手前の大広手登山口には多くの軽トラが駐まっていた。大勢、タケノコ採りに来ているようだ。その奥の荒沢登山口駐車場は20台以上駐まれる広さだったが、私達だけだ。トイレ完備。この近くにはロケット燃焼試験場があり、時折、拡声器の音がしていた。
駐車場から5分で登山口。沢に沿って登山道が付けられていた。迂回路分岐を沢方向に進むと道は次第に沢に降りて行く。沢に降りると倒木が多く、歩きづらい。踏跡のハッキリしない場所もあるが所々にテープがあってルートを教えてくれる。何度か右に左に移動しながら高度を上げると迂回路に合流した。下山時には迂回路を使ったが、迂回路は尾根道が主で歩きやすい。合流地点から10分で三合目。そこからは緩やかな登りで、歩きやすい道が続く。七合目あたりから登山道脇にもタケノコが見られるようになり、ザックにタケノコをぎっしり詰めこんでいると思われるヘルメット姿のオジサン達と行き交った。八合目では音量Maxのラジオが響いていた。
九合目から湿原が拡がって木道となる。ワタスゲが咲いていた。チングルマは花弁を落としたものもあった。昨日の森吉山のチングルマは見頃だったが、標高が低い田代岳では季節の進みが早いようだ。そして池塘にはミツガシワが咲いていた。私にとって初めて見る花だ。湿原の上は急な登りで、左右は濃密な竹藪だ。 山頂には神社が祀られていて新しい社殿は避難小屋になっていた。中に入って下山の安全を祈願した。黒い雲が出てきたので早々に下山開始した。13時少し前に雨が降り出したので雨具を付けたが、30分ぐらいで小止みになったので脱いだ。でも、下山時にタケノコ採りをするつもりだったがそれは諦めた。タケノコ採りのオジサン達は既に全て下山したようだ。
無事下山。駐車場から少し下ったあたりで雨が降り始めた。本降りになった。「たけのこ館」に立寄りタケノコを買った。湯瀬温泉の宿に着くと、女将さんが大雨、雷で大変だったと話していた。山中で大雨に遭わなくて良かった。祈りが叶ったのだろうか。 宿は古くて年代物の建物だったが、食事は良かった。
秋田山行最終日は八幡平を散策予定だったが、朝まで雨が続いていたので中止して塩釜の魚市場見学とした。少し奮発して美味しい寿司を食べて帰路についた。

6/21  田代山 記:「こなっち1」
帝釈山々頂
田代山々頂  見渡す限りのワタスゲ 湿原と会津駒
<メンバー>「こなっち2」、則夫(記)
<ルート>日帰りピストン (5時間30分 休憩含) 累積標高差±693m、累積歩行距離7.5km  天候:晴時々曇
<行程>8;10林道−8;15馬坂峠−9;10帝釈山9;20−10:25田代山避難小屋−10:50田代山湿原 11;25−11:50避難小屋−13;00帝釈山13;10−13;35馬坂峠−13;40林道
<詳細報告> 昨年はチングルマの時期を逸してしまったので、3週間早め田代湿原に出掛けた。関東は天気が良くないが、他は良いとの予報、出掛ける時は小雨も降っていたが、会津に抜けると雲はあるものの青空だった。馬坂峠に至る林道入口には通行出来ない旨の表示があるが、行ける所まで行ってみることにした。峠の300m程手前で道は大溝で進めず、路肩に先客2台が停めてあったので、これに倣い登山開始、 馬坂峠には5分程で到着した。帝釈山頂は天候も良く、残雪の会津駒などが見渡せた。シャクナゲは時期はまだ早く咲き始めであったが、オサバグサ、ミツバオウレン、ゴゼンタチバナは至る所に咲いていた。田代湿原はワタスゲ満開で湿原全体が白く染まっており見事である。チングルマ、イワカガミ、タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲなど白、黄、ピンク、青のお花畑、バックに残雪の山々に高揚する。湿原でのんびり休み、余韻に浸りながら往路を戻った。
<写真追加説明>左:チングルマ  中:ハクサンシャクナゲ 右:オサバグサ

6/20  子持山 記:「さとう」
獅子岩取付き、見た目より簡単
獅子岩を振り返る  子持山山頂にて 浅間山の樹間より獅子岩
<メンバー>「かすかわ」、「さとう」
<ルート>距離:6.6k 所要:6:30 累計標高:910m  天候 晴れ
<行動記録>小山5:30-5号橋駐車場7:30/7:55-登山口8:10-獅子岩取付き9:25-獅子岩9:50-山頂10:50/11:20-浅間山12:45-駐車場14:20
<内容>自粛解除となり群馬へ越境し子持山へ。予報がコロコロ変わり土曜日が良さそうなので1日早めて出かけた。運転はプロのKさんにお任せし不慣れな林道をつめ5号橋駐車場着、先行車は1台。 屏風岩への登山口までは僅か、あとは薄暗い沢沿いを何度か渡渉しながら急登をゆけば稜線にでる。せっかくなので獅子岩(大黒岩)に寄りスリルと景観を楽しむことにした。獅子岩のテッペンからの展望は最高、印象的なのは長い裾野を持ちそびえる赤城山だ。景色を楽しみ基部まで登り、稜線のアップダウンを繰り返す、結構岩場も多く慎重にすすめ無事山頂着。ノンビリした後、柳木ケ峰まで戻り浅間への周回ルートを選ぶ。大タルミまでは急傾斜で滑りやすい、何処の山でもそうだが、昨今は下りは特に慎重さが必要である。快適な木漏れ日の稜線を頑張れば浅間山です。樹林の間に獅子岩の岸壁が見える。よい機会なので地図読みの練習、不慣れな人には慣れてもらうしかない。疲れた体に鞭打って5号橋駐車場に無事帰着、距離的には短いし、標高差もあまり無いが、気の抜けない場所が多く、久しぶりの山行でさぞやKさんは疲れた事でしょう。週1の私も疲れました。
<写真追加説明>右上:花は唯一コアジサイのみ  下:赤城方面のパノラマ


6/16  大源太山 記:「ともさん」
謙信ゆかりの道入り口
シシゴヤノ頭から大源太山  シシゴヤノ頭から万太郎山 シシゴヤノ頭から朝日岳・白毛門
稜線分岐から一ノ倉方面 ウラジロヨウラク  コイワカガミ アカモノ
<メンバー>「ともさん」、他1
<ルート>天候 晴れのち雨   活動時間 7時間20分 活動距離10.8km 累積標高±1164m
<行動記録>6/15(月)22:00田沼ー24:30大源太山登山口駐車場
6/16(火)5:50登山口ー6:50謙信ゆかりの道分岐ー9:05シシゴヤノ頭ー10:20稜線分岐1544mー11:20シシゴヤノ頭30ー13:10登山口
<内容>休みが取れたので大源太山周回を計画した。天気予報が昼過ぎから広い範囲で雨と言うので前夜出ることにした。谷川PAで割引の時間調整をして0時半に駐車場に着いた。平日でもあるので一台もない。雨上がりの水滴が車の屋根に落ちるのを聞きながら就寝。 翌朝目覚めると天気は良さそう。雨に降られないうちに下山しないとと思い6時前に出発。一つ目の渡渉はクリア、二つ目の渡渉でアクシデント発生。足を滑らせドボン。右足水没ズボンびしょ濡れ、お尻打撲、一気に意欲喪失。(昨日術後2年目検診で転ばないよに気をつけてと言われたばかりだったのに...)歩くとお尻が痛むので諦めて引き返した。謙信ゆかりの道分岐まで戻ったところで何とか大丈夫そうだったのでシシゴヤノ頭まで行ってみようということになった。刈り払いされて歩きやすいつづら折りの道をゆっくりと歩き約2時間でシシゴヤノ頭に着いた。そこからは360度の展望で諦めた大源太山から七ツ小屋山や上越国境の山々、馬蹄形の白毛門や朝日岳など雄大な景色が眺められた。2000mの山でもアルプスの山並みに匹敵すると改めて思った。 お天気がまだ持ちそうなので馬蹄形の稜線まで行ってみることにした。シラネアオイは終わってしまったが、ナナカマド、ウラジロヨウラク、アカモノ、コイワカガミ、ハクサンシャクナゲなどお花を見ながら気持ちの良い稜線歩き、のはずが暑さで熱中症になってしまったよう。気分が悪くなってしまった。登山者が私たちだけという貸し切りの山。終始誰とも会うことは無かった。稜線分岐で馬蹄形の山々や道を確認して、来た道を戻った。シシゴヤノ頭まで来ると雲が出始め駐車場までもう少しという所で雨が降り出してしまった。本降りになってしまい最初の渡渉点でまたドボン。びしょ濡れで駐車場に到着。周回は出来なかったけどお花や景色を見ることが出来て大満足。またリベンジしたい。
<追加写真説明>右上:ホウチャクソウ、ハクサンシャクナゲ  左上:オククルマムグラ

6/15  船ケ鼻山、薬師岳(赤城山) 記:「さとう」
トイレが綺麗でした 高速より15分で登山口  熊よけ鐘が多い 薬師岳にて
<メンバー> 「さとう」
<行動記録> ルート数値<距離14k 所要7H 累計標高900M>  自宅4:40-登山口6:10/6:30-樽水・牛石分岐8:40-船ケ鼻山頂8:50-薬師岳10:10/25-わらび平11:40-登山口13:20
<内容> 関越高速昭和ICを降り、赤城のすそ野を15分ほど直進で誰も居ない船ケ鼻登山口へ。綺麗なトイレがあるのにビックリした。獣除けトビラを開け、登りは樽水ルートを行く。工事関係の車両、重機をみやり、いよいよ登り、傾斜が急になると、あたりには白い花が一杯、あとで調べるとクサタチバナであった(赤城山系には多い)さらに多く目立つのはシダである、この時期エゾハルゼミがうるさい、小鳥の声が消される程だ。ルート上、やたらとクマ注意の看板あり、クマヨケ鐘がいくつもある、その都度鐘を鳴らした(勿論クマ鈴は持参)牛石との分岐まで来ると船ケ鼻山は直ぐ到着。それからは小さなアップダウンの稜線歩きが心地よい。ルートを通して視界は良くない。鈴ケ岳を北側から観るのは初めてだ。視界の無い薬師岳に到着、眼下に大沼がチラチラ見える。陣笠山まで行けば展望が良いが、東側に黒檜山をみられたので、疲れもあり諦め帰路にする。船ケ鼻山のすぐ直下、わらび平で牛石コースを降り始める。ルートは直ぐ林道になり、それからはシダを見ながら長い長い林道の我慢の歩きが続きようやく登山口へ到着、結構なトレーニングとなりました。今日、ルートで遭ったのは2パーテーでした。  
<追加写真説明>左:シダがとても多い  中:薬師より黒檜岳  右:赤城に多いクサタチバナ 

6/6  白水沢(那須) 記:「ウッチー」
入渓 白水の滝 白水の滝を直登  8mの滝 釜がエメラルドグリーンでした
10mの滝 1100の二俣あたり  沢上部水量が減ってきた 登山道が近くなってきた
<メンバー>「ありさか」、「ウッチー」
<ルート数値>距離7.7km 累積標高+748m −748m 所要時間 6時間25分 (休憩込)
<行程>小山5:00−7:40甲子温泉P8:10〜隣の沢に入渓〜9:30白水の滝〜10:45(1060m二俣)〜11:00(1100mの二俣)〜12:55登山道〜14:35甲子温泉P〜入浴(大田原温泉)〜20:00小山        
<報告>白水沢は那須甲子山から甲子温泉に向かって流れる短い沢です。 今シーズン初沢登りはこの沢に決めました。 前日の天気予報では朝のうちは雨の予報だったので、登山口まで一般道を利用で遅い到着としました。登山口には数台が停まっていました。 入渓場所を間違えて隣の阿武隈本流に入ってしまい少々時間のロスがありましたがすぐに 修正。早めに気が付いたのでホッとしました。 入渓から1060mの二俣にかけていくつかの小滝が現れますがほとんどが直登できるので、足慣らしにちょうどいい沢でした。この時期入渓からずっとクマゼミの合唱。それから、1000 mあたりの岩かげからあちこちカジカガエルの合唱が私達を迎えてくれました。この日は午後から雷の予報だったので、雲行きを気にしながらの遡行でしたが入山中は天気が安定していたのでほっとしました。 1100mの二俣を越えると沢が細くなり、少々の藪漕ぎのあと登山道にでて沢が終了(右写真)。 装備を整え歩きやすい登山道を1時間ほどで入渓した甲子温泉に戻りました。  

6/6-7  滑谷沢 記:「おおむら」
<メンバー> 「はしだ」,「きたはら」,「いしさか」,「さやま」,「おおむら」   <天候>晴れ
<行動記録> 6/06 鹿沼4:00-鳥川入渓口07:05/07:24-1つ目の支流08:21/09:30-滑谷沢10:40/11:00 -テント場13:00/13:20-釣りtime-テント場16:00
6/07 テント場05:30/07:15-旧道(大平橋前)09:15-10:15鳥川入渓口到着−鹿沼到着14:30
<詳細報告>1日目 鹿沼を4時出発、朝が早いので遅刻しないか心配だったが全員クリア、朝食は途中 で済まし東栗子トンネル手前で国道13号に入る。烏川本流入渓口までは車で移動。 国道とは言え道幅が狭く、道路も所々でえぐれており運転手さんは緊張の連続だ。 おかげで入渓地点までの時間が短縮でき楽をさせて頂きました。感謝! 入渓して烏川本流を1時間ほど遡行すると一つ目の二俣にぶつかる。ここで二手に分 かれこの支流をSとOで釣りに挑戦。残りの3名は次の二俣まで移動。 SとOはこの支流で1時間ほど釣りをした後合流場所の滑谷沢出合いに向かう(10:40着) ここで休憩を取って後から来る3名を待つ11;00に合流。釣りの成果はまずまずのよう。 合流後テン場に向う。(到着13:00),ここで荷物をデポして釣りを再開。カラ身で釣り はありがたい。テン場を出て直ぐに二俣の出会いにぶつかる、ここでも二手に分かれて釣る。だが釣りを初めてトラブル発生。竿を仕舞う時に不注意から折ってしまった。Oはこ の時点で撤退。 16:00までに全員がテンバ場に戻って来た。濡れた物を脱いでそれぞれに夜の支度をする。 18:00より乾杯。岩魚の刺身、それと串焼き、今日の釣り談義に酒もすすむ。 そうやって長い夜は更けていくのでした。
2日目 起床5;30分少々早目であるが目が覚めてしまった。未だくすぶっているたき火に 枝をくべる。そのうちHさんお手製の朝食が完成。 腹ごしらえができた後に、テン場の片付けと身支度を行う。7:15分にテン場を出発。 10分ほどして二俣にでる。その二俣を左に入り沢を遡る。 暫く行くと10メートルの滝、5メートルの滝と現れる、その後滑滝が続く・・・しばし癒される。2時間程沢歩きを楽しんで、大平橋に向かう手前でショートカットR13号の旧道(9:15)に出る。後は1時間林道を下って10:15分鳥川入渓口に到着。 皆様お疲れ様でした次の機会も宜しくお願いします。

6/8  夕日岳(大滝から) 記:「みつまん」
大滝下の渡渉点 不動尊下の急斜面  大滝不動の建屋は破損 急な登り下りを過ぎてまもなく山頂
夕日岳山頂 北東側の尾根下り始  下りの渡渉 花はコアジサイくらい
<メンバー> CL「さとう」、「あんまん」、「みつまん」
<ルート数値>距離 9.6Km 累積標高 +1,110m,-1,110m 所要時間 8時間20分 (休憩込)
<行程>国分寺5:45 - 6:50大滝P7:10 - 7:45大滝不動7:50 - 8:30(838峰)8:37 - 9:17(標高980m辺)9:27 - 10:20大ボッチ10:30 - 11:50夕日岳12:20 - 13:45(949峰)14:00 - 14:37林道広場14:42 - 15:30大滝P
<詳細報告> 夕日岳は細尾峠からのルートが一般的だが、他にも蕗平や大滝からのルートもあり、一部のバリエーション愛好家に好まれているようだ。今回、私たちも彼らに倣い大滝から夕日岳を周回する事にした。 大滝展望台の前に4-5台が駐められる駐車場がある。そこに駐めて登山準備。ヒルがいるかも知れないという事で「さとう」さんが準備してきた塩水をスパッツの上からタップリとかけた。(今回山中でヒルは見かけなかった。)
まず、大芦川を渡らねばならない。ネット情報によると大部分は大回りして大芦渓谷ヒュッテ前を渡渉して大滝不動尊へ行っている。「さとう」さんが展望台から眺めると、大滝前を渡れそうだということで、展望台から踏跡を川に下った。岩場を慎重に大滝の前に進んだ。しかし、いざ渡ろうとすると岩が滑って危険だと。少し川下に移動してなんとか渡渉できた。でもその先は非常に急な崖で、必死にホールドを探しながら這い上った。不動尊まで上って一休み。そこまでは今回の山行で一番の難所で、人に勧められるルートではない。 不動尊から標高838峰を経て大ボッチ(標高1294峰)までは2時間半、とにかく登った、登った。踏跡は薄いが登りなので迷うような場所はない。何ヶ所か急傾斜はあるが、危ない場所もない。何回か休憩しながらゆっくり登った。 大ボッチは広いピークで、蕗平からのルート(夕日新道というらしい)とそこで合流する。そこから夕日岳までは急なアップダウン、狭い尾根、岩場もありバリエーション豊かなルートだ。浮石も多く、慎重に歩を進める必要がある。 歩きはじめから4時間40分で夕日岳に着いた。予定より少し多めに掛かったがゆっくりペースなので致し方ない。山頂からは、少し霞んでいるが、まだ雪が少し残る白根山が見えた。男体山は頂きを雲にかくしていた。半月山のドライブウエイが正面に見えた。
大休止後、下山開始。下山は夕日岳から北東に延びる尾根を本沢まで下った。下りは登りのように、のほほんと進むわけにはいかない。要所要所で、現在位置を確認しながら下った。下り尾根では鮮やかなピンクテープをかなり見かけた。踏跡は薄いが登山者は結構いるようだ。尾根の最後はまたまたとんでもない急傾斜の下りだったが、短い距離だったので強引に下りた。最後の下り地点ではピンクテープが見つからなかったので、もしかするともっと楽に下れる場所があったのかも知れない。渡渉は岩を伝わって濡れずにすんだ。もう少し水量が多いと靴を脱いで渡らねばならなかった。今回は渡渉用にサンダルを持参したが使うことはなかった。
対岸に上がると林道が広くなっていた。危険地帯を脱した安堵で一休み。 林道は奥の方でいくつか崩落があったが歩きに支障はない。広場から50分の歩きで駐車場に戻った。
今回は花の時期を外していたので花は楽しめなかった。ただ、下り尾根では沢山のシロヤシオの木を見た。それらがすべて咲きそろえば素晴らしい景観だろう。夕日岳はアヤカシオで有名だったが最近は少し花の勢力が衰えてきたと聞く。次回はシロヤシオの時期に歩きたい。でもこのルートは距離以上に疲労感が大きかった。再挑戦する気力があるかどうかは分らない。  

6/7  高山(奥日光) 記:「ともさん」
<メンバー> 「ともさん」、他1  
<ルート>活動時間5時間45分 活動距離15km 累積標高±829m
<行程>7:10田沼ー8:50竜頭の滝p9:05ー9:15高山登山口ー10:20山頂35ー11:20熊窪ー11:35千手ヶ浜12:15ー12:40熊窪ー13:10熊窪分岐ー13:40小田代ヶ原分岐ー石楠花橋ー14:50登山口
<詳細報告> 高山?千手ヶ浜?菖蒲ヶ浜周回を計画しようとネット検索すると5月20日?7月20日まで工事のため千手ヶ浜?菖蒲ヶ浜間通行止めとあった。千手ヶ浜のクリンソウが見たかったのだがとりあえずいってみることにした。観光バスはないが駐車場は上もいっぱい。ハイカーも多かった。高山へ向かう人も多く山頂は大賑わい10人程のパーティーもいた。熊窪へは通行止めの案内看板がありこちらへ下る人は少ないようだ。湖畔に出ると千手ヶ浜から歩いてきた人がいて今日は休みなので工事の人はいないので何人か行ってますよとのこと。私達も行ってみることにした。千手ヶ浜へはコロナのためバスの運行はないのでアスファルトの林道を赤沼から歩いてきた人もいたようだ。見事なクリンソウを見られて大満足。帰りは菖蒲ヶ浜までも行けるようだったが熊窪から登り返し小田代ヶ原分岐に出て戦場ヶ原の遊歩道を歩いて戻った。結構な距離を歩いた。道沿いの菖蒲ヶ浜の駐車場のところにクリンソウが群生していてそこに立ち寄り帰路についた。    

6/6  白笹山、南月山 記:「こなっち1」
白ヤシオ ツツジと茶臼  ミネザクラと茶臼 ひょうたん池と茶臼
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)  
<ルート>天候:曇時々晴、日帰り周回 (6時間25分 休憩含) 累積標高差±796m、累積歩行距離10.2km
<行程>7;35沼原駐車場−9;25白笹山−10;15南月山10;35−11:25牛ケ首−11;45姥ケ平(ひょうたん池)12;30−13;35姥ケ原合流点−14;00沼原駐車場
<詳細報告> 白ヤシオ、ミネザクラ目当てで南月山に出掛けた。緊急事態宣言も解除されてか、駐車場は10台程の先客有り、コメツガの樹林帯を抜けるとツツジなどの灌木帯になるが、シロヤシオの花は落ちており時期は逸した様である。シャクナゲの花も所々に見られる様になり白笹山に到着、展望もない為先に歩を進める。南月山には先客が数名程、茶臼岳を見ながら牛ヶ首に至る気持ちの良い尾根を進むが、ミネザクラも殆ど葉だけで時期が遅く、辛うじて散り掛けの花を残す1本をカメラに収めた。牛ヶ首から人も殆どいない姥が平に下り、ひょうたん池で大休止した。穏やかな湖面に茶臼と新緑が映り清々しい。沼原に至る道沿いのイワカガミ、ツツジを楽しみながら下山した。お目当ての白ヤシオ、ミネザクラは時期を逸してしまったが、雨も無く、シャクナゲ(上右写真))、イワカガミ(上左写真)、ツツジ、新緑などを楽しめた。           

5/30  次石山 記:「さとう」
尾根に出るまでこんな藪 尾根はヤブなし  次石山にて 小倉城跡
<メンバー> 「さとう」
<行動記録> 自宅4:45-小倉城跡登山口5:30着/5:50発-(自転車)-平野橋登山口6:10/6:20-御嶽山7:20-次石山8:20/8:35-鉄塔9:40-雷電山-与松山9:45-今里山-八方館跡10:30-分岐10:45-小倉城山11:00-登山口11:30/11:45-自転車回収11:50 
(6k、5:25分 累計標高差700m)
<内容> 緊急解除といえ遠出(越県)は要自粛、ならば近隣の低山:次石山へ(ツゲシ) 今市と鹿沼の境、東武線とJR線の間、そば好きには直ぐ判る「野点庵」の西側の山だ。昼頃から雷雨予報、それで早出した。先ずは下山口の小倉城跡入口へ、車をデポし、自転車で2K、行川に沿い平野橋まで戻る。橋の先、三品塗装という建屋の先50M、林道は獣除けの柵でSTOP、車2〜3台は駐車可能だ。あたりに咲くシャガ(右写真)に癒され、フェンスを開けて林道へ。ルートが幾つかあるが、林道は避け、送電線に沿った左側の尾根に乗る。藪と言うほどではないが、20分ほどで尾根に出る。稜線には藪は無し、最初のピーク御嶽山390Mを目指す、山頂50M手前に大岩あり、左側から回り込むのが正解か、次石山までがこのルートで一番大変だった。北への稜線を辿る、次石山の先300mほど、ぼうっとしていると右へのルートミスが必至、他にも2〜3か所、間違い易い場所あり、小まめに地形図をチェックすれば問題はない。雷電山、与松山、今里山と北上し、ほぼ目途がたった。電波が良いので、スマホで5〜6曲音楽鑑賞でのんびり。東に方角を変え、八方館、分岐を越え小倉城跡に到着、今日初めて人に遭う、城跡見学マニアだった。 このルート、全般にマーキングは有ったり無かったり、肝心な場所に無いのはいつもの通りだ。稜線の藪がないのは想定外だった。獣除けのネットがずっと有ったが、道中、イノシシ、鹿の気配は意外と無かった様である。ただ、昨年の台風の大雨により、行川の至る所、重機で復旧作業をしているのが目立ちます。コロナもすごいが自然の力はすごいものだ。                                   

5/29  大郷戸アルプス 記:「みつまん」
起点の三ノ宮神社 富谷山?から筑波山  回顧の峰から大郷戸の谷 狸転げ坂を慎重に下る
<メンバー> CL「あんまん」、「くりさん」、「みつまん」
<ルート数値>距離 12.1Km 累積標高 +850m,-850m 所要時間 6時間50分 (休憩込)
<行程>小山 6:00 - 6:50三ノ宮神社7:20 - 7:37荒町自然公園標識 - 8:30行灯峰 - 9:07中尾根展望西コース分岐9:20 - 10:50富谷山11:20 - 12:38回顧の峰12:43 - (230.2m峰)13:35 - 14:00下山口 - 14:10三ノ宮神社
<詳細報告> 益子の大郷戸アルプスを周回してきた。ここは地元の愛好家たちによって、登山道の整備がなされているらしい。ルートも様々あるようだが、三ノ宮神社を起点として大きく周回することにした。
三ノ宮神社の駐車スペースは広く、簡易トイレも設置されている。 神社から北西に進んで「荒町自然公園」の標識から南に進む。すぐ林道になり自然公園に入った。そこにもトイレがある。そこから尾根歩きが始まる。少し登ると草地があって浅間神社がある。金毘羅神社分岐のすぐ南で車道により尾根が切られているが車道を左に少し進むとまた尾根に復帰できた。行灯峰は主稜線から少し東に外れた小ピークだった。主稜線に戻って南に進むと「地籍図根三角点」があった。桐生の山を歩くと同じような形状の「基準点」があるが、同じようなものなのだろうか。でも益子町・桐生市以外では見た記憶がない。最初の鉄塔に着いた。天気は良いのだが今日は全く遠望がきかない。日光の山々を見ることはできなかった。「夫婦坂」を登る。途中に「夫婦の木」があるからその坂の名があるのだろう。「夫婦の木」は2株の木が合体してまた分かれているのでそのような名前を付けたのだろうが、かわいそうに片方は養分を吸い取られて先は枯れてしまっている。私たちと同じ境遇の「お父さん」を見るようで痛々しい。その先の分岐で小休止。
その先も歩きやすい尾根が続く。アップダウンも少なめである。 その南に県境がある。山間地において、県境は尾根や川に引かれることが多い。熊鷹山の近くには山の中腹に県境が引かれている場所があるが、大郷戸では県境が谷を横切っていて、谷最奥部は茨城県となっている。
富谷山分岐から南に少し登ると木が切られて展望が拡がった。採石場の上にでた。山は大きく削られて地形図上の富谷山は既に存在しない。崖の上の展望地からは筑波山、加波山が正面に大きく見えるが少しぼやけている。初夏の太陽が眩しかったが、そこで 大休止した。
分岐に戻ると楽器音が聞こえてきた。オカリナかなと思っていると次第に音は大きくなり、北からの山道を登ってくる男性がいる。なんと尺八を吹きながら登ってくるではないか。男性は登山道を整備しているグループのメンバーらしい。大郷戸アルプスについて色々と聞くことができた。
分岐から大郷戸東尾根を下った。 回顧の峰で小休止。このピークは、南から歩いてきた場合、振返ると大郷戸の谷が見渡せるのでこの名前が付けられたのだろう。最奥の富谷山は赤土に削られた部分が少し頭をだしている。 狸転げ坂は確かに転がりそうに、滑りそうになる急な坂だった。昨夜の雨で滑りやすくなっていたので、設置されているロープを掴んで慎重にくだった。西尾根を登る時は気にならなかったアップダウンだが、東尾根の下りでは結構気になった。特に標高230.2mピークへの登りは下からきれいに見上げる事ができるので、一層うんざりした。今回私は水4リットルを余分に背負っていたので余計に堪えたのだろう(今夏の山行に備えたボッカトレのつもり)。下山後は足よりも腰に疲労が残っているように感じた。
最後に10分間程車道を歩いて三ノ宮神社に戻った。
距離12Kmはそれなりに歩き甲斐のあるコースだった。低山なのに植林が少なく、自然林を歩くコースは楽しい。花は時期を過ぎていたが、コアジサイ(右上写真)はたくさん咲いていて、控えめな色で楽しませてくれた。春にはミツバツツジが咲く尾根もあるらしい。晩秋には紅葉も楽しめるかも知れない。いつか再訪したい。

5/17  鴫内山 記:「きたや」
鴫内山登山口 1123Pで休憩  見晴場から日光連山を見る 鴫内山山頂
<メンバー>CL「はしだ」、「おおむら」、「きたや」
<ルート数値>距離5.8Km、累計高度+704m・-696m、所要時間4時間33分(休憩込)
<行程>登山口8:27→鉄塔8:52→あと3km9:00→あと1.5km9:54→つつじ9: 55→見晴場10:17→鴫内山10:35→登山口13:00
<詳細報告>6:30鹿沼を出て、東北自動車道黒磯IC経由、那須塩原市蟇沼の鴫内 山登山口前の待避所に8:09駐車。8:27鴫内山登山口を出発した。天気は良 く、道はきれいに整備されていて気持ちが良い。8:52送電線鉄塔で休憩。9:0 0「山頂まであと3km」の表示板から先は0.5kmごとに表示板がある。9:40 登りが直線になる。機材の移動のためだろうか。9:54「あと1.5km」の表示 板の先に東国ミツバツツジ(右写真)が咲いていた。しかし、数本で、寂しい。10:10道は 明るく、稜線をまっすぐに進んで行く。10:17南西に日光連山が見えた。10: 35鴫内山山頂1413.8m到着。昼食と散策1時間7分後、下山開始。12:3 7成沢分岐を確認した。東電巡視路の簡単な標示があった。13:00駐車地に到 着。他の車はない。靴を履き替えていると、2匹の犬を連れた夫婦の登山者に出会っ た。山頂の竹やぶの様子を話すと「この辺りには山菜はない」とのこと。PAで休憩の後鹿沼着15:00。静かな登山でした。

4/19  鶏鳴山 記:「さとう」
カタクリが随所にあり 仏像、祠が多い  山頂にて ルート上は藪が有りません
<メンバー>「さとう」  
<ルート数値> 所要4:50 距離8.5K 累計標高900M  
<行動記録>自宅5:45-ゴルフ場脇駐車場6:45/7:00-林道分岐7:45-登山口8:05-鶏鳴山9:35/8:15分岐10:45-駐車場11:55
<内容> 今市と日光の境にある低山を歩く。外出自粛に後ろめたさを感じながら、コンビニの買い物に細心の注意をして現地へ。ゴルフ場脇より西沢川に沿った林道をつめる、登山道まで約1Hの歩きは少し長い。反時計回りの周回、山頂までは殆どが植林で味気ない。上部の急登を過ぎると山頂着、南に延びる稜線を行く。今回は笹目倉山までは往かず、東への快適な稜線を下る。スケールが小さいが、景色の雰囲気は武甲山の周回に似ている。林道には工事関係者がいたが、その他は誰にも遭うことがない静かな山でした。

4/12  月山品倉尾根 記:「はしだ」
<メンバー>CL「はしだ」、「まちこ」、「おおむら」、「ありさか」  
<詳細報告> 今回は初の試みで志津温泉の旅館仙台屋に前泊した。聞けば朝は月山スキー場まで、午後は湯殿山スキー場まで送迎サービスをしてくれるとのこと。こんなサービスが本 当にあるとは、今までの苦労はなんだったのか?少し気落ちしたが、美味しい食事に 舌鼓を打つうちに全て忘れて就寝。翌朝はこれ以上無い晴天に恵まれた。只未だにリ フトが動かない、金曜日に降った雪で搬器が埋まってしまって除雪が終わらないよう だ、仕方なくシール登坂で柴灯森へ。北品倉尾根へのルートがまるで真冬なみの雪稜 になっていて下るのに時間を取られる。1400Mまでは何とか滑れる雪質だったが そこから先は修行のスキーとなりました。湯殿山スキー場には約束の時間に1時間近 く遅れて到着、ラッセル番長の不在が本当に応えた。今までの中で一番疲れたツアー でした。

4/11  赤雪山・仙人ヶ岳 記:「こなっち1」
稜線から男体山とヤシオ ヤシオと仙人ケ岳  稜線のヤシオ 仙人ケ岳山頂
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)   
<数値>天候:晴、日帰り周回 (5時間50分 休憩含) 累積標高差±761m、累積歩行距離8.6km
<行程>8;00松田川湖キャンプ場−8;10赤雪山登山口−8;40 491P 8;45−9:15赤雪山々頂9:25−9;45 585P−11;00 623P−11;35仙人ケ岳山頂12;15−12;45熊の分岐−12;45知の岳−13;30林道終点−13:50松田川湖キャンプ場
<詳細報告> アカヤシオを求めて仙人ケ岳に出掛けた。キャンプ場駐車場は思いのほか10台程と多い。舗装路を登山口まで戻り、尾根筋で赤雪山を目指し登山開始、赤雪橋からの沢沿いルートは倒木で立入禁止とのことであった。491P付近でお目当てのアカヤシオがチラホラ見られ、ポカポカ陽気の赤雪山で小休止した。ここからは先小さなアップダウンが幾つも続く気持ち良い稜線歩きで、585Pから623Pに至るまでアカヤシオが満開であった。花越しに男体山など眺めながら仙人ケ岳に到着、新緑にはまだ 時期尚早の、広い山頂は10人程のハイカーが休憩していた。下山は知の岳に至る尾根を辿りキャンプ場に下りたが、尾根はヤシオ、山桜と淡く柔らかい新緑の競演で春を満喫出来た。

<写真追加説明>右上:松田川ダム湖 左:初春の尾根

4/10  武甲山 記:「さとう」
山頂にも狛犬 北側、秩父の風景  アセビも少し残っていた 雨乞岩よりの展望
<メンバー> 「さとう」  
<行動記録> [ルート数値] 距離10.5 所要6H 累計標高1,300M    自宅5:30-一の鳥居7:30/7:40-不動の滝8:35-大杉の広場9:10-武甲山9:50/10:25-シラジクボ10:50-小持山11:20-雨乞岩11:50-大持山12:10-妻坂峠13:00-一の鳥居13:40
<内容> 昨年の台風の爪痕が林道の至るところに残る状況にビックリ、狛犬(オオカミを神格化)が特徴の一の鳥居まで何とか入れ、いざ出発。反時計回りに荒れた生川の沢筋を行く。林道を1Kほどでジグを切りながら杉林の急登に変わる。途中の大杉はさすがに太い。山頂まで味気ない杉林の登りが延々と続き山頂着。神社は手直し作業中だった。採掘で何も無い北側の遠望は雲がかかり今一だ。ノンビリしたあと、南の小持山、大持山への稜線を辿る。登りの杉林と違ってルートは気持ちよく歩ける。大持山で東に方向を変え、やはり歩きやすい稜線を妻坂峠への急な下りが続く。樹々の間に帰り見る武甲山は遥かに遠い。今日は珍しく女性の単独者、3人に遭遇した。 今時の花は寂しいかぎりだが、ヤシオがチラチラ、アセビの残り、キブシ、ハシリドコロなど、それなりに楽しめます。        
<写真追加説明>右上:妻坂峠より武甲山を振り返る   左:町から見える北側斜面

4/5  坪山(上野原) 記:「こなっち1」
びりゅう館傍らの水車小屋 チツボスミレ  ミツバツツジ イワウチワ
尾根一杯のヒカゲツツジ アップでヒカゲツツジ  山頂からアセビ越しに権現岳 坪山々頂と三頭山
<メンバー> 「こなっち2」、則夫
<ルート数値>天候:曇、日帰り周回 (4時間15分 休憩含) 累積標高差±697m、累積歩行距離6.9km
<行程>8;00びりゅう館駐車場−8;20八ツ田登山口−(西ルート)−10:15坪山々頂10:45−(主稜線)−12:15びりゅう館駐車場
<詳細報告> イワウチワの咲く山を調べると、お手軽に周回も出来、ヒカゲツツジの群生も見られるとのことで、山梨県上野原の坪山に出掛けてみることにした。自粛の為道路、びりゅう館駐車場もガラガラ、車を停め満開の桜の傍らの水車小屋を尻目に20分程舗装路を歩き八ツ田登山口に到着、案内板に従い、花コース(西ルート) の尾根を辿る。麓のカタクリ、タチツボスミレ、間もなく紫に咲き始めたミツバツツジ、まだ数は少ないがイワウチワが目に入り、更に歩を進めると、尾根の両脇に満開に咲き誇る薄黄緑のヒカゲツツジが、これでもかとどこまでも続いている。これ程の群生はこれまで見たことは無く、一見の価値はある。山頂付近のヒカゲツツジ、イワカガミはまだこれからというところで、この先も十分楽しめそうである。山頂からはアセビ越しに少々ガスは掛かるものの三頭山、大菩薩嶺など良く見渡せる。大休止後、東側の小さなアップダウンが続く主稜線を辿り、昼頃駐車場に戻った。びりゅう館で美味しい蕎麦を楽しみにしていたが、残念ながら自粛の為調理は出来ないとのこと、テイクアウトのドライカレーを頂き、ガラガラの道路を帰路についた。自粛のさなかで少々気も咎めたが、殆ど人も見当たらず、見事なヒカゲツツジを楽しめた。
<写真追加説明>右上:下山路ヒカゲツツと坪山

4/4  高鳥屋山 記:「さとう」
愛宕橋の駐車場 最初の愛宕神社にお参り  高鳥屋山山頂 アオキもこの時期貴重です
<メンバー> 「さとう」
<ルート数値>距離4K、所要2:45分、 累計標高680M
<行程>自宅8:00-愛宕橋駐車場9:20/9:45- 男体神社跡10:20-大沢山10:45-高鳥屋山11:35-駐車場12:30
<内容> コロナ騒ぎの自宅待機で運動不足解消を兼ね、鹿沼の低山へ。出会の森公園でウロウロし、愛宕橋駐車場にやっと到着。先行車1台、橋を渡って直ぐ神社への急登の階段だ。急登が終わると歩きやすい好みのルートとなる。男体神社を過ぎ、大沢山のピークはうっかりトラバースしてしまった。小ピークのアップダウンを繰り返し最後のピーク、高鳥屋山だ。この時期、新緑が芽生え始め、山ザクラの花がヒラヒラ、ツツジは咲き始め、実に静かで気持ちよい。途中、出会った常連と長話し、その他は1パーテーだけだった。高鳥屋山より少し戻り尾根筋を大芦川に向かって降りる。時間的には短いが、周回ルートを振り返ると結構歩いた感じでした。帰路は道々 散り始めの桜と菜の花のコントラストが随所に見られ、いい目の保養になりました。
<写真追加説明>右上:あぜ道はヒメオドリコソウが主役   


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