山行記録詳細ーその4 (H30年度:'19年度 1-3月)  山岳会Topへ
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1/4  浅間隠山 1/4  鋸山(千葉富津)
1/9  房総低山 1/13  笹目倉山
1/19  鳴神山 1/24  鶏岳、茶臼山〜毘沙門山
1/27  アイスクライミング講習 1/26  氷室山〜熊鷹山
2/3  赤面山 2/4  筑波山
2/9-10  迷沢・西大巓 2/10-11  会津駒ヶ岳
2/14  彦谷湯殿山 2/16  鈴ヶ岳(赤城)
2/16  行道山〜織姫神社 2/17  中の大倉尾根(那須)
2/18  宝登山(長瀞アルプス) 2/23  三床山
2/24  大戸沢 2/26  西大巓
3/2  四阿屋山 3/2-3  西吾妻山越えツアー
3/9  柄沢山(山スキー) 3/9  鳴神山〜吾妻山
3/9-10  那須雪山講習 3/14  大ドッケ(秩父)
3/17  巻機山 3/17  大津岐峠
3/20  大出山・権現山 3/23  東蓬莱山・陣地
3/24  会津駒ヶ岳 3/24  岩櫃山・嵩山
3/26  三毳山 3/27  焼森山・鶏足山(ミツマタ)
3/27  角田山
3/27  角田山 記:「こなっち1」
桜尾根の雪割草 灯台コースの雪割草 カタクリ 灯台コースから角田岬
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)   天候:曇、日帰り周回 (3時間55分 休憩含) 累積標高差562m、累積歩行距離5.4km
<行程>8;15角田浜駐車場−8;20桜尾根登山口−(桜尾根コース)−9:50角田山々頂10:20−(灯台コース)−12:10角田浜駐車場
<詳細報告> 角田山の雪割草を見たく、2月末から土日の天気を見計らっていたが中々天候に恵まれない。今週末も芳しくなく、機を逃してしまいそうなので、比較的良い平日に出かけることにした。スカッと快晴とは言えないが、曇りながら薄日も射すまずまずの天気、平日のためか角田浜の広い駐車場は数台ほど、桜尾根コースから山頂を目指した。登山口から少し登ると、いきなりの白、紫、ピンク雪割草の群生にテンションも上がる。山頂手前まで至る所に雪割草、カタクリの群生が見られる。山頂は広いが木々で展望は今一歩、休んでいると平日にもかかわらず、次々にハイカーが訪れる。下りは日本海の展望が良い灯台コースを巡り、日が当たったせいかカタクリの花が開いており、桜尾根程ではないが雪割草の群生もある。波の音を聞きながら灯台に到着、朝はガラガラだった駐車場は80台程になっており、早春の花の群生に満足し帰路についた。新潟は思った程寒くはないが、魚沼、苗場辺りはまだ雪が残り、真っ白の越後駒が綺麗に見えた(右上写真)。

3/27  焼森山・鶏足山(ミツマタ) 記:「みつまん」
ミツマタ群生地 焼森山展望台から雨巻山 焼森山山頂 下山すると臨時駐車場も満杯
<メンバー> CL「あんまん」、「すぎと」、「みつまん」           <天気>晴れ
<ルート数値>距離 7.2Km 累積標高 +640m,-640m 所要時間 4時間40分(休憩込)
<行程> 臨時駐車場7:30 - 7:50ミツマタ群生地8:35 - 8:40新登山口8:45 - 9:35焼森山9:50 - 鶏足山南峰10:17 - 10:25鶏足山北峰10:50 - 11:55鶏足山下山口 - 12:10臨時駐車場 <詳細報告> 臨時駐車場はガラガラだったが、7時過ぎでまだ早いのでミツマタ群生地に近い奥の駐車場が空いているかと奥に入っていったが、駐車場、広い路肩はすべて車で埋まっていた。仕方なく臨時駐車場に戻った。平日だというのに凄い人気だ。臨時駐車場からミツマタ群生地までゆっくり歩いて20分。群生地に着くと驚いたことに20人近いカメラマンが好適地を占拠して何かを待っていた。どうやら谷に陽が差すのを待っているようだった。ミツマタは丁度見頃だ。遊歩道を周回して花を楽しみながら写真も沢山撮った。 奥の駐車場と群生地の間に焼森山新ルートの登山口がある。約20分で主稜線に至る。そこからは歩きやすい山道だ。一ノ越という簡単な岩場を登ると、展望の良い場所があった。麓が綺麗に見渡せたが日光の山は霞んでいた。焼森山に到着。山頂からは北東に尾根が延びていてそこにも山道ができている。その道は群生地の奥に通じているようだ。座禅岩を過ぎた先に、スミレが沢山咲いていた。弛み峠の先にもミツマタ群生地に下りるルートがあった。広い尾根を進むと20人近くのグループとすれ違った。ミツマタ観光を兼ねてこの山域を歩く登山者が多いようだ。この先でも大勢の登山者と行き交った。 鶏足山は2つのピークを持っている。三角点のある南峰と展望の良い北峰だ。北峰で大休止した。狭い山頂は10人ぐらいが集まってほぼ満杯になった。 北峰からは北へ向かって下山したのだが、途中でミスルート。電波塔方面に大きく廻り込む計画だったのだが、こじんまりとミツマタ群生地の北に下りてしまった。ミスルートしない為には「何かが変?と感じたときに立ち止まる」ことが必要なのだが、「ん?」「んん?」「あれ?」「あ〜れ〜」でやっと止まった。それでは遅すぎる。今回は、余りにもきれいな山道に迷わされたようだ。最後は面倒になってそのまま下りてしまった。 下山すると臨時駐車場も満杯で、路肩にも多くの駐車があった。平日でこの状況だから、休日には近づかない方が良さそうに思う。でも、駐車場にはペーパー付で簡易トイレがあるし、駐車場整理のおじさんはいるし、茂木町のミツマタにかける熱意はすごい。「協力金」を集めるテントがあったが、私たちが通った時はまだ誰もいなかった。

3/26  三毳山 記:「ひなぎく」
ネコノメソウ カタクリ カタクリ 川津ザクラ
<メンバー> 「ひなぎく」  
 少し時間が取れたので、カタクリの咲き具合を見てきました。  今、真っ盛りでもう少しで終わりです。  6年前に来た時は、もっといっぱい咲いていたはず。イチゲやニリンソウも  カタクリと競って咲いていたのに、全然ありません。何個かあるだけ。  以前来たとき、一緒に来た方(毎週土曜日に必ず来る)がカタクリはなくなるかも  と言っていましたがまさかね!  ついでに中岳から青竜ヶ岳へ歩きました。スニーカーにストック無しで行ったら  結構キツイ階段上りや滑りやすい坂で、三毳山でもあなどれないと思いました。  ネコノメソウやヘビイチゴ、河津ザクラも咲いていました。  カタクリ見るなら今です。

3/24  岩櫃山・嵩山 記:「ともさん」
天狗の架け橋 岩櫃山山頂 岩櫃山頂を下る登山者 横たわる榛名山
<メンバー> 「ともさん」、他3  「岩櫃山」 登山口9:00-山頂9:50-登山口12:00
足のお友達に誘われ高間山王城山に続き東吾妻第二弾、以前から行きたかった岩櫃山嵩山を案内してもらった。 岩の苦手な二人は十二様通りコース、私たちは密岩通りコースを登り山頂で合流、赤岩通りコースを下りた。 密岩通りコースは鎖が連続し、天狗の架け橋はアーチの細い岩の橋でロープを出すまでもないが慎重にわたる。適度にスリル感があり楽しいコースだった。 10人ほどの若いパーティーと会い、今日はこの山のあちこちのコースを歩き1日楽しむと話していた。
「嵩山」 登山口12:40-小天狗13:20-大天狗14:10-登山口15:10
道の駅駐車場から表登山道〜小天狗〜大天狗を周回する。 駐車場は風が強く寒かったが歩き出すとすぐ暑くなる。30分ほどで天狗の広場に出る。小天狗の南側の岩を椅子にして目の前に横たわる榛名山を眺めながらお昼ご飯。後ろでは風がビュービュー音を立てていたがそこは日だまりで暖かい。ゆっくり休んで大天狗に向かう。途中71体の整然と石像が並んでいる。大天狗手前の鎖場は傾斜はないが長く、まだ岩を踏ん張る力がついていないと感じる。 東登山道を下り途中の弥勒の穴に立ち寄る。岩壁の途中にありしっかりと鎖が張ってあり弥勒の穴に誘導してある。ちょっとした岩登りをたのしめた。 嵩山のあちこちにクライミング禁止の立て看板。帰って夫に話すとロクスノに紹介されたがすぐに禁止になってしまったとのこと。名残のピンがところどころ残っていた。 短いながらも2つとも楽しい山だった。 (右上写真:大天狗、嵩山山頂

3/24  会津駒ヶ岳 記:「きたはら」
熊飯鹿肉日本酒男の会話 1330登山口到着 パウダーのブナの森を快適に sさんの豪快な滑り
標高1300付近 標高2000で撤退 「たらちゃん」さんの手袋が飛ぶ m先生の華麗な滑り
<メンバー> CL「きたはら」、「たらちゃん」、<「しのはら」>  
<行程> 会津駒登山口 7:30 ヘリ跡 9:00 2000m撤退 12:00 ヘリ跡 13:00 登山口 13:30 燧の湯 14:00
前日は高畑に泊まり 日本酒と熊飯と鹿肉で明日への英気を養う。 翌日は早朝5時から雪が降り始めた 駒から大戸沢岳への縦走は午後から晴れる予報に期待しよう 7時過ぎに登山口から林道を歩くが既に積雪が5pくらいある 先行トレースはないがすぐに単独行の年配の方が追い付いてきた。アイスバーンが時たま顔をだす急登だがシールがよくきくので昨年の腐れ雪より登りやすい 林道終点あたりから雪が強くなりヘリ跡まで1時間30分で到着気温マイナス4度と寒い。休憩後順調に水場まで高度を上げるが後続の71歳で郡山からきておられる単独行の男性にあっという間に追い越されてしまう。小山山岳会が誇るエースのSさんM先生のスビートをはるかにしのぐ恐るべき登山者だ。この方の下りのスキーのシュプール跡もずれがなく正確なラインどりが素晴らしくただ物ではない。さて水場を過ぎるあたりから気温がぐんぐん下がり吹雪になってきた 先週の大津又峠とは一転厳冬期の会津駒だ 春の温かさに慣れてしまった我々の顔や手指は容赦なく凍えてきてペースは落ちる。駒の小屋手前2000mの森林限界になると視界も悪く強風でM先生が手袋を飛ばされそうになる悪条件で撤退を決断 1950mあたりでシールを外しす。この辺りはマイナス12度積雪30-40pのサラサラのパウダーである。過去この尾根は何度も滑ったが今までで一番良いパウダーが楽しめた。今年は雪も少なく期待していなかっただけにサプライズである。ブナの木々のツリーランを大きなターンで楽しみ一気にヘリ跡まで降りて休憩した。ここからは左の谷をたどる。いつもは雪の塊がある谷底に今年は雪が少ない 硬いフラットなバーンに30-40pくらいの新雪が残っていて最後まで楽しめた。貸し切り状態の 燧の湯で冷えた体を温め縦走はできなかったが充実した山行を振り返った。

3/23  東蓬莱山・陣地 記:「みつまん」
林道終点あたり 東蓬莱山山頂で 歩きやすい尾根 峠の駐車値に戻った
<メンバー> CL「さとう」、「ひなぎく」、「みつまん」   <天気>曇りのち晴れ
<ルート数値>距離 10.2Km 累積標高 +1,330m,-500m 所要時間 6時間45分(休憩込)
<行程> 上大戸路肩8:05 - 9:55東蓬莱山10:10 - 856m地点11:35 - 12:10陣地12:25 -1030m地点13:10 - 14:50林道峠駐車地
<詳細報告> 作原沢入林道の峠に車をデポして入山口に向かった。今日のスタート地点は、作原の最奥の住宅近くの路側帯です。勝道上人の名が刻まれた石門の前に駐車させてもらった。林道に入るとまもなくの分岐になる。左に進むと「大戸配水場」があった。そこから奥は荒れていて車の通行はできないが、登山道としては何の問題も無い。歩きはじめから1時間以上歩いて、林道終点から尾根に登った。そこからは35分で東蓬莱山に着いた。朽ちかけた山名板と三角点がある。ゆっくりと休憩。次のポイントである陣地は植林内の小ピークだった。ここでじっくりとエネルギー補給した。標高1030m地点の北の小ピークで踏跡を追えなかった。そのまま尾根を辿ると急な下りになってしまう。少し戻ってじっくりと見直すと先ほどは倒木に邪魔されて見逃した巻道があった。そこから25分ほど進むと突然尾根が切れていた(右上写真)。新しい林道が工事中だった。秋山地区から作原に至る林道だ。五年前に歩いたときは無かったし、そんな林道の情報を聞いていなかったので驚いた。尾根に復帰したが、氷室山手前を西に折れ、宝生山さんもショートカットして駐車地に戻った。そこからは袈裟丸・皇海山・錫ヶ岳・奥白根をハッキリと眺めることができた。 東蓬莱山から氷室山に至る尾根は、かつては秋山地区の氷室神社参詣道だったというが、今その面影はない。ただ所々にピークを巻く踏跡が残っている。私たちもそれをできるだけ利用させてもらった。このルートは難しい場所はないが、細尾根があったり、道迷いしやすいポイントもいくつかあるので慎重な歩きが要求される。しかし、小刻みなアップダウンはあるもののハードな登り下りはない。尾根は自然林と植林が半々ぐらいか。自然林内では歩きやすく、右手には三角錐型の尾出山が分かりやすい山容を見せてくれるし、樹間に日光の山々を見ることもできる。ただ、花粉の季節は要注意だ。ヒノキ樹林内では私がクシャミ20連発。「さとう」さんの革靴は花粉で黄色く染まった。

3/20  大出山・権現山 記:「みつまん」
ミツマタを見ながら急登を登る 大出山山頂で 山頂間は緩やかな稜線 急な権現山からの下り
<メンバー> CL「あんまん」、「ひなぎく」、「すぎと」、「みつまん」
<天気>晴れ <ルート数値>距離 9.2Km 累積標高 +850m,-850m 所要時間 5時間25分(休憩込)
<行程> 東沢駐車場8:25 - 8:35滝壺橋登山口8:45 - 10:00大出山10:25 - 11:20権現山11:45 - 13:30落合トンネル入口 - 13:50東沢駐車場
<詳細報告> 大出山(おおだやま)は「ミツバ岳」という間違った名前が一人歩きしているようで、ネット上でも圧倒的に「ミツバ岳」が使われていることが多い。この山、関東300名山にも選定されているのだが、最近出版された紹介本にも「ミツバ岳」が使われている。意思軟弱な私ならそこまで広がったのだからそれを認めても良さそうに思う。しかし、地元には強い意志があるらしく、地元の山岳救助隊が「ミツバ岳=誤称」と明記しているので、私もそれに従うことにする。 大出山が有名になったのは山頂にミツマタの群落があるからで、その開花時期には大勢のハイカーが訪れるらしい。ミツマタで有名な場所は沢山あるが、この山ではミツマタに「富士」がコラボされる点で他の追随を許さない。私たちもミツマタと富士を大いに堪能した。
小山から約2時間30分で丹沢湖畔に着いた。駐車場では5-6人が特大の望遠レンズを山に向けていた。タカを撮るのだという。
大出山までは急登でとりわけ最初は足元が悪いので注意が必要。滑落事故も発生しているという。ジグザグに付けられた杉林内の山道を登るとまもなくミツマタが見られた。植林地を抜けると傾斜は緩やかになるがミツマタは無くなった。今日は天気は良く、気温が高くて喉が渇く。倒木に腰を降ろして休憩した。しばらく歩くとミツマタの群生があり、そこが山頂だった。山頂は緩やかでどこがピークなのかよく分からない。かつて沢山あったらしい山名板も全て無くなっていた。少し西に行くと西方向の視野が開けて富士を正面に見ることができた。そこにもミツマタがあって、「富士にはミツマタがよく似合う」と思えてしまう。少し語呂が悪いが。平日の早い時刻だったが、7-8人が花を楽しんでいた。休日ならばどのような状況になるのだろうか。
大出山から権現山までは、最初はなだらかな尾根で、ミツマタを楽しめる場所もあるが、権現山への登りは少しきつい。権現山山頂は広く、2等三角点もある。大休止した。ここからは北に向かって細川橋BSに下山するのが一般的だが、私たちは南東方向に尾根を下った。こちらは「初心者通行不向き」になっている。確かに、急傾斜の下りは結構神経を使った。途中、ミツマタの群落もあった。落合トンネルに下山してからは舗装道を30分歩いて駐車場に戻った。
ミツマタだけなら、茂木のミツマタの方が群落は大きいが、大出山の方は急登で汗をかかないと見られないのでその分価値があるように思う。それに富士の背景が加わるのだから、全体としては大出山に軍配を上げざるを得ない。
下山後はぶなの湯で汗を流して帰路についた。海老名ジャンクション周辺で渋滞に遭遇したのは言うまでもない。たまにはスムーズに通過したいものだ。

3/16-17  大津岐峠 記:「さとう」
ミニ尾瀬公園を出発 車道歩きを45分 林道を過ぎ沢筋の登り 1,754mピークにて
大津岐峠にて 山頂直下を滑る 全員集合 ボードのAさん
モナカ状態に苦労 華麗な滑りKさん 華麗な滑りMさん 林道歩きも結構大変
<メンバー> 「はしだ研」、「まちこ」、「きたはら」、「なかがわ」、「しのはら」、「たらちゃん」、「いしさか」、「ありさか」、「さとう」      <天気>晴れ後曇り
<行程> 3/16鹿沼17:00-高畑20:00(泊)       
3/17高畑6:50-ミニ尾瀬公園7:20/40-キリンテ橋8:25-1,754P/11:45-大津岐峠12:25/50-1,754Pで合流13:10/35-林道終点15:00-キリンテ橋15:30-ミニ尾瀬公園16:15-鹿沼19:40
<詳細報告>今シーズンは雪が少ない。現地へ着くまでの道々、雪は融けて運転は楽をさせてもらった。宿泊地の高畑を早朝出発、ミニ尾瀬公園に着くが、駐車場には誰も居ない。問題はキリンテ橋までの道路だ。道路に雪が有ればシールでの歩きになるが、舗装道路には全く雪なし、だが、車の乗り入れは阻止され、2.1K 45分、板を担いでの道路歩きで、やっとキリンテ橋に到着、シールを付けての林道歩きが始まる。 雪が積もった林道は斜面のトラバースが多く結構疲れます。地形図には無いが、上滝沢に沿った林道をしばらく詰め、林道が大きくカーブするところで北への沢筋へ入る。1,300m付近で沢と別れ左への尾根に移る。夏道の稜線まで結構傾斜がきつく難儀するところだ。朝は寒かったが、歩き出せば暑く汗ばんでくる。天候は穏やか、晴れ間もあり午前中は持ちそうだ。いつもの様にパーテーが2つに別れての行動になる。先行パーテーには体力抜群のSさん、Mさん、kさん、毎度のことで大変お世話になります。無線での交信で逐一お互いの状況が把握でき さすが便利である。1,588のピークを過ぎ、1,754mまで登れば、目的の稜線らしき風景が目に入る。稜線(大津岐峠)まで何とか行けそうだ。稜線近くになると雪が深くなってきた。Sさんの馬力でラッセルしてもらい、最後のガンバリで何とか大津岐峠に到着。いつしかガスも出始め周囲の展望がなんとか見られる状況だ。燧岳は雲の中だが、新潟側の山々が確認できた。 シールを外し いよいよお楽しみ?の滑りだ。心配された雪質は まずまずの状態、快適な滑りで鞍部まで楽しめた。だが、1,754mへの登り返しが問題、板を外し何とか後続が待つピークへ到着し全員合流できた。今回の雪の状態は、スノーシュウで登り、ボード滑りのAさんは途中で何度も雪を踏み抜き苦労した様でお疲れさんでした。 下りのルートは安全第一で往路を辿ることにする。登りの時に心配された雪質は、やっぱり駄目、 モナカ状態の雪質に全員悪戦苦闘、山頂直下は良かったのだが、標高によっては変わるものである。ボ-ゲン混じりの制動で稜線を下り、登りで苦労した急登を下りも苦戦、ようやく林道まで滑り降りた。疲れた体に林道滑りもままならずようやくキリンテ橋に到着です。最後は舗装道路を45分、板を担いで無事帰還、8:30分の行動でした。それにしても、終日、他のパーテーにも集落の人にも誰一人にも逢うことが無かった。               (下写真:新潟側のパノラマ)


3/17  巻機山 記:「ウッチー」
桜坂Pより入山 六合目展望台 ニセ巻機直下 ニセ巻機手前
<メンバー> 「わたなべK」、「ウッチー」      <天気>晴れのち曇り、時々小雪
<行程> 佐野5:00−7:00清水部落手前(駐車)7:20−8:00桜坂P−9:45 6合目(展望台)−12:50ニセ巻機(滑走)13:20−14:30−14:50清水部落手前−6:00佐野
<詳細報告> 数日前の積雪の影響で沢筋コースの柄沢から尾根コースの巻機山往復に予定を変更しました。六日町IC を下りてしばらく行くと、清水部落手前の路肩に縦列駐車の列。皆スキーヤーのようです。20台はあります。我々も最後尾に駐車して出発。    
山スキーで有名、そして雪のない今季でいまだ十分な積雪のある山で、山やが集中しているらしい。特に入山者が多いこの井戸尾根は雪にスキーのトレースができていて雪にもぐることなく高度を稼ぐことができました。井戸の壁を過ぎて、六合目の展望台に着くころには青空がなくなり曇り空に。先を急ぎました。ニセ巻機の急な登りは、それまで重い新雪だったのがところどころアイスバーンが現れ慎重に進みました。そしてニセ巻機で登りを終了。滑走としました。今日の雪質は少々重い新雪ですが、思い通りに板が回ってくれて気持ちがいい。久々のスキーで内側太ももがパンパンになりながらも井戸の壁の林間コースを慎重に滑りました。クタクタになりながらも何とか桜坂Pに到着。十分な積雪でくるまを駐車した道路脇まで板を外すことなく滑ることができました。

3/14  大ドッケ(秩父) 記:「みつまん」
廃屋の横を進む 急な斜面のトラバース 大ドッケで 巨樹が多かった。地蔵峠で
<メンバー> CL「あんまん」、「ひなぎく」、「すぎと」、「みつまん」      <天気>晴れ一時曇り
<ルート数値>距離 10.1Km 累積標高 +1,020m,-1,020m 所要時間 6時間40分(休憩込)
<行程> 浦山大日堂P7:50 - 8:38廃屋8:45 - 9:35二俣- 10:55福寿草群生地11:40 - 12:05稜線にでる - 12:16独標 - 12:24大ドッケ12:35 - 鉄塔13:45 - 14:10地蔵峠- 14:30浦山大日堂P
<詳細報告> 大ドッケは秩父市南部にある何の変哲も無い小ピークなのだが、近くに福寿草の群生地があることで一部のマニアに知られているようだ。 平日だが、駐車地が少ないので、5:30に小山を出発した。約2時間で大日堂駐車場に到着。現在、工事施設が作られていて駐車スペースは3台分しかないのだが、幸運なことに1台分空いていて駐めることができた。大日堂観光トイレが使用できた。
橋を渡って人家を過ぎるとすぐ車道を離れて山道に入る。その道は細久保集落に続くらしいが、左はガケで右は大岩や落石が起きそうな急傾斜で、車の通行できる幅はない。バイクか徒歩で行き来したのだろう。しばらく進むと廃屋の脇を通過した。廃屋は潰れているものとまだ健在なものがあった。その先で鹿よけの網の脇を進んだ。山道は次第に踏跡に変わって、斜面のトラバースになる。鹿よけは何カ所か閉じられているが、ロープをほどくと一人が何とか通る隙間ができた。ロープはしっかりと元通りに縛っておいた。次第にトラバースする傾斜がきつくなって、足場が悪くなり、トラロープが張られている箇所もある。
ガラ沢の二俣出合に到着。群生地へは左の沢に入るのだが、踏跡は右の沢に付いていて、ピンクテープもある。踏跡に従うことにした。すると少し進んだ所で、沢を渡り、尾根末端部を廻り込んで左の沢に入るように踏跡が続いていた。わさび田跡を見て、谷幅が狭くなると傾斜が少し厳しくなるが、そこをすぎるとまた緩やかになった。雪が少し残っていた。年によってはこの沢は雪渓のようになっている時もあるようだが、念のために持参したチェーンスパイクを取出す必要はなかった。二俣から約2時間で群生地に着いた。沢は分岐がないので迷うことはなく、歩行に難しい場所もないが、石を踏みしめて2時間登るのは疲れた。
福寿草の群生地は素晴らしいものだった。沢を詰めて少し傾斜が緩やかになって岩が少なくなった場所に、20m四方ぐらいの広さで、福寿草が広がっていた。丁度見頃だ。どのような経緯でその群生地が出来たのかは不明だが、今は人の手が掛かっているとは思えない。ただ、人の踏跡は確実についていて、群生地の中に細い遊歩道のようになっていた。福寿草を踏まないように足元に注意しながらカメラタイムとなる。私たちが、花を楽しんでいると、男性単独者がやってきて、次に4人パーティがやってきた。(帰宅後のネット情報では私たちの前に二人組が訪れたようだ)。倒木に腰掛けて、福寿草を見ながら休んだ。
休憩後は右俣との間の尾根に登った。その尾根からみると、福寿草の群生地は黄色の特性なのか落葉に混ざってよく判別できない。多分、この群生地は沢から登ってきた藪愛好家が見つけたのだろう。そこから大ドッケへの急傾斜はかつてはスズタケが群生していたそうだが、それは完全に枯れてしまって、落葉の間にわずかに枯竹の残骸が残っているだけだった。手掛かりの少ない急傾斜地を這うように登った。尾根に登ると、西に酉谷山に続く尾根が見えた。かなりの残雪があるようだ。標高1315mの独標、大ドッケまでは歩きやすい尾根だ。大ドッケから東北東に延びる峠ノ尾根を下った。次第に傾斜が厳しくなり、南側は自然林が植林地になる。植林がヒノキからスギに変わって、馬酔木が目立ってくると61号鉄塔が近くなった。鉄塔横を過ぎて急傾斜の稜線を下っていると、右下に熊鈴を響かせて、群生地で見た4人組が元気よく歩いてきた。歩きやすい巡視路がすぐ下を通っていたのだ。まもなく地蔵峠に到着。そこからは巡視路を下って、細久保への山道に下りた。
下山後は、秩父の梵の湯で汗を流して帰路についた。 今回は、見事な福寿草の群生が見られて満足の山行だったが、私にとっては、骨折が完治したとはいえ、足首周辺の筋肉がまだ回復していないことを実感した山行だった。傾斜地のトラバースや急傾斜地の登りで右足の踏ん張りが効かず、這うようになる局面があった。また、二日後の筋肉痛があり、下山後の筋肉のメンテナンスにもう少し気を配る必要性を今は痛感している。次回の山行まで覚えているかどうかは分からないが。

3/9-10  那須雪山講習 記:「ウッチー」
ラッセル訓練 受講中は皆真剣 ツェルトかぶる 弱層テスト
<受講報告(岳連 指導員研修会)>?日時:2019年3月9日?〜10日?会場:那須高原自然の家参加者:「ウッチー」
日程と内容3/9 9:15〜 受付  午前中 ・机上研修1 高層天気図??? 午後 ・机上研修2? 雪崩の学習  14:30〜 ・雪山講習会実施場所確認  19:30〜 ・研修の反省と課題  20:30〜 ・翌日の雪山講習会の打ち合わせ   21:00〜 ・情報交換会、懇親会3/10 6:00〜 起床、清掃、朝食、荷物移動   8:45〜15:00 ・雪山講習会に講師として参加   16:00〜・那須高原自然の家にて反省と課題   16:30 ??研修終了?
<詳細報告>二日間の指導員研修会に参加してきました。一日目は机上研修を中心でした。高層天気図は自然公園財団 辻岡氏の資料をもとに植木講師が行いました。午後の雪崩の講習も講師は植木講師による、「雪崩を知って安全登山」と題して本雪崩ネットワークの資料をもとに行われました。二日目は雪山講習会に講師(指導員)として参加しました。雪山講習会はA,B.Cコースに分かれていて、A:初級者コース。B:リーダーコース。C:雪崩対策コース。私はAコースの指導補助員でした。受講者はA=12名。B=4名。C=5名の計21名。講師は20名。合計41名で講習会が行われました。小山山岳会からは山口さんがAコースに参加。アイゼン、ワカンの歩行。ピッケルワーク。雪を掘ってビバークの訓練など体験したことのない訓練で満足そうでした。また、「atsushi」さんがBコースはザイルワークを主に結び方、支点、確保、懸垂下降、フリクションノットによる登攀、トラバースなど講の講習を行いました。例年になく少ない積雪に講習が出来るか危ぶまれましたが、数日前の降雪で何とか予定をすべて行うことができて講師、受講者皆さん満足そうでした。

3/9  鳴神山〜吾妻山 記:「さとう」
大滝ルートの登り口の鳥居 快晴の鳴神山頂にて 快晴無風の陽だまりハイク 吾妻山より桐生の街並み
<メンバー>CL「さとう」、「あんまん」   天候:快晴  ルート:距離12K 休憩込7H30 累計標高+920 ?1150
<行動記録>   下野6:00-吾妻公園7:20-大滝登山口7:45/8:00-大滝8:13-鳴神山9:45-花台沢ノ頭(811m)11:00-三峰山(697m)11:48-金沢峠12:13-大形山(681m)12:33-萱野山(568m)13:30-女山14:23-吾妻山14:35-吾妻公園P-15:30-大滝登山口15:50 (距離12K 休憩込7H30 累計標高+920 ?1150)                                     
<内容>桐生の里山をトレーニング目的に縦走した。当初予定は1人だったので、車の回収に自転車を使う予定だっだが、2人になったため2台使用、降り口・吾妻公園に1台デポし、大滝登山口よりスタート。鳴神への登りは沢沿いのルート、以前は荒れていたとの事だが、殆ど林道の跡を辿るため何の問題もない。景色が見えないのが難点だが稜線まで我慢、我慢、カッコソウの時期を外せば人も少なめ、快晴 無風の静かな山頂で周囲の展望を満喫。武尊、谷川、浅間、八ケ岳、富士山、雪の頂きは山の同定がし易い。いよいよ南南西に向け稜線が続く遥か彼方の尾根の末端までの小さなアップダウンの繰り返しだ。人工林と自然林の中、この時期の陽だまりハイクは味わい深いものである。途中で出会った数人は、吾妻山〜鳴神山をピストンすると言う、実にタフなルートになり、さすがに若さの特権でしょう。全体的には下り傾向の尾根道、一番の登りは大形山でした。 吾妻山に近づくと。さすがに人が多くなり、地元に親しまれた低山であることが伺える。吾妻山からの最後の下りは数か所岩場が出て男坂、女坂と別れている。車道を横切り、間もなくフィナーレの駐車場に到着、結構距離はありますが面白いルートでした。

3/9  柄沢山(山スキー) 記:「おちあい」
<メンバー> CL「わたなべ」、「おちあい」
<行動記録>佐野発(6:00)→柄沢山登山口(8:20) ・登山口(8:50)→引返し 稜線手前(11:55〜12:25)→登山口(14:00) ・柄沢山登山口(14:30)→佐野着(16:30)
<内容> 登山口は、すでに多くの車が駐車(19台くらい)していたが、問題なく駐車できまし た。 すぐに準備し登山開始。久しぶり(約4年)の山スキー、快晴、無風の絶好の天気で す。 前日までの降雪でも、先行者のトレースでシール登行、順調でしたが、登山開始から 約3時間、 稜線への急斜面の登りになると、徐々に太ももの痛みを感じるようになり、体力の限 界と なり、稜線手前(1650m)で引き返しました。 滑降は、朝方の新雪も気温の上昇で重くなってしまった雪、さらに足の痛みあり、滑 りを 楽しむ余裕はありませんでした。 久しぶりの山スキーは、大変疲れました。

3/2-3  西吾妻山越えツアー 記:「きたはら」
<メンバー> CL「はしだ」、「まちこ」、「いしさか」、<「しのはら」>、「おおむら」、「たらちゃん」、「きたはら」、「ありさか」
<行動記録>
2日   9時スキーリフト降り場 -10時50分西大巓山頂 - 11時30分若女平へドロップ地点 - 3時50分白布温泉 - 4時かもしか酒屋
3日   9時18分天元台第三リフトスタート - 10時30分梵天岩を経由して二十日平へドロップ - 2時グランデコスキー場
<内容>
2日 快晴の下、西大巓を目指してスタート。例年になく積雪が少なく雪面も固く登りやすい。今回はAさんがスノーボードで初参加。スノーシューでも楽々登れる。西大巓まで二時間を切るハイペースで山頂到着。磐梯山や西吾妻の小屋まで素晴らしい展望を楽しむ。例年よりスノーモンスターは小さいが天気が良いので気持ちが良い。 わかめ平へのお楽しみの斜面はデコボコでアイスバーンやモナカのむつかしい雪質に苦しめられた。なべちゃん転がしで苦戦したが4時にはかもしか酒屋でお楽しみを仕込み温泉と大人の会話におおいに盛り上がった。
3日 この日も終日晴天に恵まれ、新調された天元台ロープーウエイとリフトを乗り継ぐ。快調に西吾妻山頂手前を左に巻く。展望は素晴らしいがアイスバーンと湿った雪に苦しめられつつ二十日平を経由して2時にゲレンデに到着した。難度の高くなったルートを難なくこなしたボードのAさんお疲れさまでした。このコースは軌道を効果的につかって標高を稼ぎ変化にとんだ景色を楽しめ、さらに温泉宿と酒屋にも恵まれ素晴らしいと思います。

3/2  四阿屋山 記:「さとう」
梅の咲く鳥居山コース登山口 両神神社奥社 狭い四阿屋山頂にて 青空とロウバイ
梅クジュソウは少なかった ロウバイと武甲山 セツブンソウの群落 セツブンソウ園にて
<メンバー> 「ひなぎく」、SL「ともさん」、「やまぐち」、「あんまん」、「きたや」、CL「さとう」   天候:快晴
<行動記録>   小山6:30-<佐野>-小鹿野・両神道の駅9:40-鉄塔下10:48-山頂11:45-山居広場13:00-道の駅14:00-<温泉>-節分草園15:20/1545-小山19:00                                    
<内容> 一般道を小鹿野までは やはり時間がかかります。リハビリ&トレーニング&花観光トレッキング゙を兼ねての里山低山・陽だまりハイクです。両神道の駅、薬師温泉の駐車場には早くも沢山の車で賑わっています。登りは鳥居山コースより、下りは薬師堂コースを選び出発、車道を少し歩き友好の林と書かれた門をくぐり梅の咲く長閑な登りから始まる。快晴の中歩き出すと直ぐに暑さを感じる。 木漏れ日のなか、比較的緩い登りの繰り返し、実に気分がいい。上部の鉄塔まで上がると、双子山の双耳峰が際立つ。奥社の先 山頂直下はトラバースしてクサリ場にでる。クサリが設置され整備されているので何の問題もないが、登り、下りの交差には十分注意しなければならない。山頂付近は人が多く長居はできず、少し下がって昼食とする。下りは山居広場への急な階段が続く。広場周辺が今日の目玉、福寿草の群生地の筈だが? 落ち葉の間から顔をだすのはチラホラ、ネットで囲われていて接写もままならない。時期的に盛りを過ぎたようだが、期待していなかったロウバイが結構見栄えしたのが救いでした。 歩き易い尾根すじをオシャベリしながら降りれば、間もなく駐車場に到着です。移動せずにすぐ薬師の湯へつかりサッパリできました。車で3`ほどの山あいに有る節分草を観に行くことにする。300円の入園料を払い、一帯の斜面に保護されているセツブンソウの群落を観て帰路につきました。

2/26  西大巓 記:「こなっち1」
 
麓から西大巓 中腹から西吾妻 山頂直下 西大巓山頂
<メンバー> 「こなっち2」、則夫      天候:晴時々曇、日帰りピストン  累積標高差686m、累積距離5.3km
<行程>9;30グランデコスキーセンター−9;50ゴンドラ終点−10;05デコ平−12;30西大巓13;30−14;10デコ平.−14;30スキーセンター  
<詳細報告>毎年恒例にしている西大巓スノーシューハイク、休日は出掛ける機会も無くこのままシーズンを終えてしまうのも寂しく、思い立ったら吉日、急遽平日に出掛けてみた。平日は第4クワッドリフトが休止しているのでゴンドラ駅からの登坂となる。今年は雪が少なく西大嶺南面ではスノーモンスターは見られない。雪質もザラメの圧雪で踏み固められたトレース上をアイゼンだけで登れ、スノーシューの出番は無い。山頂は平日で閑散としており、かろうじて山頂北面にモンスターの成り損ないが見られた。ガスも多少掛かっているが、西、東吾妻山、磐梯、安達太良方面が見渡せた。

2/24  大戸沢 記:「しのはら」
<メンバー>CL「はしだ」、「まちこ」、「いしさか」、<「しのはら」>、「おおむら」、「たらちゃん」、「きたはら」、「ありさか」       <天気>晴れ

7:15 細木橋付近からスキーを担いで車道を歩く。路面に雪は無く、雪壁越しに伊南川の川面が見渡せる。二月でこの雪の少なさは異常!

7:30 下大戸沢スノーシェッド出口で行動準備。朝の冷え込みと降雪の少なさから上りのアイスバーンが懸念され、リーダーの指示でスキーアイゼンを装着する。滅多にスキーアイゼンを履かない私はちょっと手こずってしまう。。。(汗

8:00 標高930m付近「別れの三本杉」で全員集合。ここからは比較的体力のあるMさん、Kさん、私、そして今回ボードを曳いて初参加のAさんの計4名で先行させて頂く。標高1090mの踊り場で休憩していると、先々週の鉄山以降ちょっと大人しかったOさんが合流。前夜の宴会では久々の毒舌も復活して調子は良さそう(笑。
以降、山頂までこの5名での行動となった。

9:30 「シャリ、シャリ」というスキーアイゼンの小気味良い音と共に高度を上げ、順調に1386mのピークへ到達。二月というのにここまでラッセルはまるで無し。。。
10:05 1553mのピークを通過。右から北斜面をトラバースで巻いたら、表面はガリガリに凍っていてちょっと怖かった。

11:15 標高1790mの踊り場で最後の休憩。ここから急登が続くが、吹き曝しの斜面も5〜10cm程度のパウダーが載った状態で、シールはしっかりグリップして登りやすい。




12:00 Sさんと頂上到着。快晴で空気も澄んでいて景色は最高!休憩しながら後続メンバを待っていると、途中10℃を超えていた寒暖計は2℃まで下がる。。。

12:15 Kさん、12:25 Oさんと続々登頂。途中で昼食を取っていたAさんも13:10頂上に上がってきて無事に5人が合流。記念撮影を済ませて北東尾根にダイブ。13:25 滑走前はアイスバーンを覚悟したが、標高2000m付近の大斜面は膝下まで潜るフカフカの深雪。波乗りのごとくターンは自由自在、これは楽しい!標高を下げるにつれてアイスバーンとパウダーが交互に現れるも、急斜面でも意外と新雪が乗っていて楽しめる。




13:40 標高1811mのピークで休憩。ここからは斜度30°近い急な尾根を下る。まだら状に所々クラストしているものの、新雪もそれなりに乗っていてまだまだ楽しい!しかしお疲れ気味のメンバも居り、大事を取ってペースを落とすことにした。



14:20 尾根筋から日射を浴びてザラメに変化した南斜面を下り桑場小沢へ。最後の休憩を取ったらあとはほぼ直滑降で下るだけ。雪量の少なさで渡渉が懸念されたが、先行トレースを頼りに二度の渡渉も無事クリア。



14:50 下大戸沢スノーシェッド到着。車道を歩いて細木橋へ戻り、山頂手前からピストンで下った後続メンバと合流。お疲れ様でした!

2/23  三床山 記:「みつまん」
 
三床山山頂 楽しい尾根歩き 桜山からの下り 一床山山頂
<メンバー>「きたや」、「みつまん」        <天気>晴れ
<ルート数値>距離 7.0Km 累積標高 +710m,-710m 所要時間 4時間35分(休憩込)
<行程> 鹿島神社P8:15 - 9:05三床山9:12 - 金原山分岐9:33 - 10:10つつじ山10:35 - 桜山10:45 - 林道へ11:12 - 一床山への登り口11:20 - 11:47一床山11:57 - 西入の頭12:05 - 林道へ下山12:35 - 12:50鹿島神社P <詳細報告> 久しぶりに三床山へ行った。今回は桜山への周回を追加した。以前、金原山から三床山へ縦走したときに桜山周回ルートがあることを知り、いつか歩きたいと思っていた。今の時期、落葉した広葉樹の尾根を歩くのは誠に気持ち良い。久しぶりに歩いた今回のルートも改めてそれを実感させてくれた。 まず、鹿島神社にて山行の無事を祈願する。三床山へは出尾根ルートを上る。このルートは後半が急な登りだ。まだリハビリ中の私の足首には少し辛い。山頂に着くと一人先着がいた。館林からやって来たという。この方は私たちと同じルートを、私たちより先に歩いた。三床山を下って二床山方面へ向かうと大岩が2つある。どれも迂回するように道がついている。途中、尾根を右に折れて桜山へ向かう。小三床山、烏ヶ岳と小さなピークを越えて、つつじ山に到着。ここで、大休止した。後から男二人がやってきて休み初めた。そこで我々は出発。桜山には壊れた石祠が2つあった。そこから急な下り。大岩があり、9mmぐらいのザイルが木に縛られて、ガケに垂れ下がっていた。ここで、岩登りの練習でもしたのだろうか。桜山から30分弱の下りで林道に出た。林道を進むと、「ルートから外れているようだ」と気付く。ヤマレコから取得した軌跡データからは確かに外れていた。しかし、登るべき一床山への尾根は左前方に見えていた。少し進むと左から来る林道に合流。そこを左に入るとすぐ、テープがあって、山道に合流した。林道に下りてから少し遠回りをしてしまったようだ。一床山への登りに汗を流していると、男女二人連れに追い越された。やっと、一床山に到着。相変わらず眺望は良いのだが、遠くの山はハッキリとは見えない。写真を撮ろうとしていると二床山から二人連れが登ってきた。何と、「ほんだ」さん夫妻だった。元気そうだった。膝も調子がいいようだった。下山は西入の頭方向に廻って下山した。 足の回復はかなり進んでいるように思うが、登りではなんとか付いていくことが出来ても、下りになるといつの間にか距離が開いてしまう。急がずにじっくりと山行を続けるしかないのだろう。

2/18  宝登山(長瀞アルプス) 記:「みつまん」
 
歩きやすい長瀞アルプス 山頂 宝登山神社奥宮 下りの急なショートカット
<メンバー> CL「あんまん」、「くりさん」、「すぎと」、「みつまん」 <天気>晴れ
<ルート数値>距離 8.4Km 累積標高 +520m,-470m 所要時間 4時間(休憩込)
<行程> 野上駅8:10 - 登山口8:28 - 坊山分岐8:59 - 氷池分岐9:20 - 9:38ナラ沢峠9:48 - 10:25宝登山(ロウバイ園・神社)11:20 - 12:10宝登山神社P
<詳細報告> ロウバイが見頃だという宝登山へ行った。小山から2時間弱で宝登山神社近くの駐車場に到着。長瀞駅8:05発の電車に乗る。窓口で切符を買うと懐かしい厚紙の切符だった。次の野上駅で下車。住宅地を進むと前に長瀞アルプスのきれいな稜線が見えてくる。駅から15分程歩くと、長瀞アルプスの登山口だが、その手前に萬福寺や新しいトイレもある。 10分ほど登ると稜線にでた。しっかりと踏み固められた山道だ。周りには落葉が層になっているが、山道は誰かが掃いたのだろうかと思うほど落葉が少ない。よほど登山者が多いのだろう。山道はほとんどのピークを迂回しているので、非常に歩きやすくなっている。「長瀞アルプス」と冠しているのだから、もう少しアップダウンがあっても良いように思うのだが。登山口から1時間少々で舗装林道に出た。標識によるとナラ沢峠となっていた。そこで少し休憩。林道を進むと、かなりの箇所にピンクテープがあって、尾根に取付いた踏跡があった。直接、宝登山山頂を目指す人が多いのだろう。15分ほど林道を歩いて宝登山山頂への山道に入った。土留めの階段になっているが、結構滑りやすい。登山口から約2時間で宝登山山頂に着いた。山頂には多くの人がいた。長瀞アルプスでは数人の登山者に会っただけだが、ロープウェイで登ってきた観光客が多い。山頂からは両神山(写真右上)から武甲山(写真右下)まできれいに見えた。山頂のすぐ下はロウバイ林になっているが、花弁の色は少し白っぽくなって、見頃を過ぎていた。大休憩の後、ロウバイ、神社奥宮を見て下山した。下山道は未舗装の林道だ。何カ所かショートカット道を利用した。宝登山神社まで下りてくると、駐車場はほぼ満杯だった。ロウバイ人気なのだろう。金山温泉で汗を流して帰路につく。

2/17  中の大倉尾根(那須) 記:「ありさか」
 
登り口 昼食 新展望台 1450m地点 私のトレースしかない
<メンバー>「ありさか」   
<行程>小山6時発、那須甲子道路県境Pスペース8時半着。9:10スタート、11:20-12:00 樹林内1350m付近で昼食。 12:40 1450m(新展望台)13:10下降開始 14:00那須甲子道路県境Pスペース着
<詳細報告> 上空で風の唸る音が聞こえていたが、樹林の中はそれほどひどくない。このルートは山レコで見つけたのだが、今日は他の登山者無し。スノーシューが20〜30cm程度もぐるくらいのラッセルが続く。日陰の樹林内の雪は軽いが、尾根に上がるとそれなりに重たい。マウントジーンズスキー場の音が聞こえてきてしばらく登ると、中の大倉尾根への分岐に到着した。新展望台に登り、朝日岳、三本槍岳、赤面山など那須の山々を眺める。空が暗くなってきて小雪が舞うなかスノーボードで下り始める。広めの尾根はそれなりに快適だが、狭いところはやや重めの雪の滑りに手間取る。標高差350mを休みながら1時間弱で下降。トラックの無い斜面のラッセルは楽しいが、1時間で100m標高を稼ぐのがやっとで3時間程度の登りで結構しんどい。ラッセル訓練には良いところでした。

2/16  行道山〜織姫神社 記:「こなっち1」
 
浄因寺参道石段 清心亭と蝋梅 陽光の寝釈迦 石尊山々頂
<メンバー> 「こなっち2」、則夫   天候:晴、日帰り縦走 (4時間40分 休憩含) 累積標高差637m、累積歩行距離7.8km
<行程>9;45行道山バス停−10;15浄因寺−11;00石尊山11;10−11;25大岩山11:40−13:15両崖山13:30−14:25織姫神社下駐車場
<詳細報告> 織姫神社下市営駐車場に車をデポし、ハイカーでほぼ満席のバスで行道山に向かった。バス停は浄因寺駐車場の1km程下で、石段まで車道を歩く。穏やかな日和で、浄因寺では清心亭をバックに蝋梅が咲き、寝釈迦が暖かい日差しに寝そべる。石尊山はハイカーで賑わっており、赤城、榛名、日光連山の眺めが良い。両崖山に至る縦走路は小さなアップダウンの繰り返しで、途中大岩山で大休止した。両崖山には立派な祠と自生のタブノキがあり、行道山からの縦走路を見渡し、織姫神社に下りた。ポカポカ陽気の中冬の低山を楽しめた。

2/16  鈴ヶ岳(赤城) 記:「さとう」
 
展望の良い鍬柄山にて 鍬柄方面から鈴ケ岳を振り返る やせ尾根は滑って神経を使う 黒檜もハッキリ、帰りの鍬柄山
<メンバー>  「ともさん」、「さとう」     天候:晴れ、曇り                      <行動記録>  小山6:00-田沼6:45-新坂平P 8:20/45-鍬柄山10:00-大ダオ10:40-鈴ケ岳山頂11:20/45-鍬柄山13:00-新坂平13:50-田沼16:20
<内容> 当日、急遽1名風邪のためリタイアあり。パノラマ街道は雪なくスムーズに新坂平の駐車場に到着。 雪景色を楽しみに来たのだが、やはり辺りの雪は少ない。目的はSさんのリハビリ、不安定な雪の歩きでの筋力を試す。トレースが残り助かるが、雪が少なく、かえって凍って神経を使った。往路はつぼ足、復路は途中からアイゼンを使用した。混雑が予想される黒檜山を避けたが、鈴ケ岳でも7〜8パーテーと逢う。斜面は雪が融けて地肌が出ているところもあった。弱い冬型で気温は低く寒いが、風もそれ程気にならず、手ごろな雪山ハイクを楽しめました。帰路は久しぶりに桑風庵のソバを頂く。

2/14  彦谷湯殿山 記:「みつまん」
 
2つめの鉄塔下から湯殿山 湯殿山神社 皆元気です 下ってきた岩稜
<メンバー>CL「あんまん」、「くりさん」、「すぎと」、「みつまん」    <天気>晴れ 風やや強し
<ルート数値>距離 6.3Km 累積標高 +570m,-570m 所要時間 4時間(休憩込)
<行程> 彦谷自治会館7:25 - 8:02 2つめの鉄塔 8:12 - 9:15 湯殿山 9:45 - 天池山 10:45 - 東登山口11:18 -11:25彦谷自治会館
<詳細報告> 足利の湯殿山へ行った。彦谷自治会館に駐車させてもらう。トイレも完備していて地元の厚意を感じる。自治会会館の入口近くに「彦谷湯殿山ハイキングコース」の案内板もある(右の写真をクリックすると拡大表示できます)。自治会館から少し西に行くと西登山口がある。すぐ慶路峠に着いて、そこからは楽しい尾根歩きだ。笹は綺麗に刈られている。30分ほどで2つめの鉄塔に着いた。見晴しが良く、最初の休憩を取った。湯殿山、そこからの下り尾根がはっきりと見える。少し進むと岩場の登りになった。標高861地点からは北側の採石場(採石後は太陽光発電所になっている)が痛々しい。石尊山から深高山への尾根が眼前に見える。湯殿山からその尾根に続いていた尾根道は途中の尾根が採石で寸断されていて、現在通行できるかどうかは不明(現状では寸断されていても歩けそうに見えるが実際歩けるかどうかは分からない)。湯殿山に着いた。想像以上に立派な神社だった。その横にはベンチ・テーブルがあって、私たちもそこで休むことにした。 下山は岩稜を下る(巻道もあるようだった)。そこには、月山・粟谷湯殿山・羽黒山の石祠がある。岩稜を過ぎるとまた、緩やかな笹道になった。そこからは楽な山道が続くと思っていたのだがその先に今回で最も面倒な場所が控えていた。そこは元は楽な尾根コースだったのだろうが、太陽光発電の為に、それを迂回するように傾斜をトラバースする道が切られていた。そこは足場が安定しないので、リハビリ中の私が歩くには誠に苦労する場所だった。自治会館に下山したのはまだ正午前だった。地蔵の湯で汗を流し、佐野ラーメンを賞味して帰路についた。 このコースは住宅地の近くでも気楽に短時間で岩場歩きが楽しめるおすすめのコースだと思う。

2/10-11  会津駒ヶ岳 記:「ウッチー」
 
登山口 トレースあり 標高1950mあたり 下山
<メンバー> 「わたなべK」(CL)、「たむら」、「ウッチー」(SL)
<行程>
2/10(強風雪) 佐野5:00−会津駒ケ岳登山口8:20−10:00(1200m付近で悪天候のため中止)−11:00 会津駒ケ岳登山口−熊の屋にて昼食−16:00桧枝岐・駒口(民宿)泊
2/11(晴れのち曇り)? 駒口8:15−会津駒ケ岳登山口8:25−1950M付近スキー滑走13:00−15:05 会津駒ケ岳登山口−駒口15:30−19:30佐野
<詳細報告>
2日共に会津駒ケ岳を目指しましたが1日目は天候悪化のため、3時間ほどの行動で終了。翌日の好天候にのぞみをたくしました。翌日、晴天無風の朝、車を民宿に置かせてもらい出発。前日もそうでしたが、百名山だけありしっかりトレースがあり、ツボ足の「たむら」さんには歩きやすかったようでした。登山道を沢沿いに進み、急な扇状の谷から尾根に上がったところが1100mあたりか、ブナの木の林を夏道に沿ってトレースを登っていきます。昨日の雪は深いところで30センチ。途中天候が変わり、曇り空、冷たい風が先を急がせているようでした。1950Mあたりの会津駒ケ岳が前覗かせたあたりでシールを外し、滑走。「たむら」さんは登りはスノーシュー、下山はワカンに履き替えました。雪質は上部はさらさら雪でしたが、標高が下がると重くなり、登山口に着いた頃にはくたくたになりました。

2/9-10  迷沢・西大巓 記:「さとう」
<メンバー> 「はしだ研」、「いしさか」、<「しのはら」>、「おおむら」、「たらちゃん」、「きたはら」、「さやま」、「さとう」
(1日目2/9):迷沢(安達太良)(曇り)
 
駐車場を元気に出発 全員合流し滑り始める お楽しみの斜面はガリガリでした 仏沢わきの氷柱
<行程>鹿沼6:00-登山口9:45/10:00-折返し点(1,600m)-登山口16:00-猪苗代民宿
<詳細報告>3連休とあって高速SAは大混雑です。道路の雪状況は殆ど問題無く無事登山口へ到着。 さっそくシールで登山開始。最初の仏沢、次に迷沢の橋を渡り いよいよ尾根への取り付きだ。 今回は山スキー初デビュー者(ゲレンデの練習も少ない)も混じり、覚悟の山行になります。 幸い雪質は、表面に5〜10pの新雪が乗っているが、その下は固く締まっており、ラッセルが無く歩き易い(下りでは苦労)体力と技術の差から、元気印の3名と後続に別れ、雑木の急斜面を苦労しながら 尾根を辿る。緩斜面になれば雪景色を楽しみながらの登りで気分は良い。 先行者3名は1,600m付近、胎内岩や爆裂火口が望める付近まで行ったが、後続組は1,500m手前で終了。このコース、上部の雪は風を受けて固くなり滑りには適さない。全員合流後、お楽しみの斜面の滑りになる筈が、雪量少なくブッシュ(笹)が混じり、新雪の下のガリガリの雪面に滑りが思うに任せず苦労する。緩斜面になれば それなりに滑れるが、一部細かな雑木林の下りでは何度も転倒、体力を使います。苦労の末 林道まで下山、シールをつけて駐車場まで戻り無事終了。山スキー初デビュ-にはさぞ疲れたことでしょう、お疲れさんでした。今年の雪量は、上部では2.5m以上有ったが、中腹では1m程、この時期、可なり少ない状況でした。

(2日目2/10):西大巓 (小雪)
 
リフト終点、登山口 西ダイテン山頂直下 さあ- 滑りだあ-- 先生のすべり
<行程>民宿(猪苗代えびす屋)7:30-グランデコ第3リフト終点10:30/45-西大巓12:35/50-第3リフト登山口14:30-鹿沼19:30
<詳細報告>少しノンビリの民宿発でグランデコスキー場に着くと駐車場は満杯、ハウス内は人が溢れビックリ。3連休のためか、今までで一番の混雑ぶりであった。リフト3基を乗り継ぎ、ようやく登山口に到着、既に10時半である。当初は西吾妻〜二十日平か西大巓〜南西尾根を考えていたが、到底無理、時間の許す範囲の行動に切り替える。おまけにビンデングの不調なども加わり更に厳しい状況になる。トラブルをクリアーしながら、何とか西大巓の山頂を踏む。視界は無いが、微風で助かる。 お楽しみの滑りだ。下地は固いが新雪が30pほど乗り、昨日と違って可なり滑り易い。 上手い人は可なり楽しめたでしょう。山頂直下の大斜面をあっという間に降り、トラバースに苦労しながら、登路の樹林帯を目指す。気温は?10度前後、昨日と違って新雪の樹林帯は苦労もするがとても楽しい。存分に滑りを満喫する人、転んで苦労する人、当然時間はかかります。 ようやく 出発地点の第3リフト終点に到着。あとは長い緩斜面のゲレンデ滑りを楽しみ終了。 下りも色々トラブル続きで、何とかクリアーできたが、今回の山行、色々苦労がありました。神様、仏様にお願いが足りなかったかな?

2/4  筑波山 記:「みつまん」
 
猿田彦神社 大岩の横をすり抜ける 強風で展望は良かった 林道ルートを下る
<メンバー> 「くりさん」、「みつまん」    <行程>9:40梅林9:50 - (猿田彦神社) - 11:10尾根分岐杭 - (東屋で休憩) - 男体山12:05 - 御幸ヶ原- 12:35女体山 - 御幸ヶ原 - 自然研究道 - 13:25尾根分岐杭 - 14:10林道- 14:25梅林
<詳細報告>梅林は紅梅が満開、白梅咲き始め、ロウバイ咲き終わりでした。梅林近くから山道に入り猿田彦神社尾根に向かう。次第に傾斜がきつくなり岩も増えてくる。約50分で神社に到着。木の祠だったが比較的綺麗に保たれていた。いくつかの大岩の横をすり抜けて、林道コースと合流する。展望岩に到着。強風が吹いていたので展望は良い。日光連山、赤城だけでなく、浅間山、富士山も見えた。男体山・女体山でも展望を楽しんで、林道コースで下山した。 こちらは猿田彦神社コースよりも歩きやすいと思うが現在の私には結構堪えた。猿田彦神社コース・林道コースともに公的には推奨ルートではないが、地元の愛好家には頻繁に利用されているようで、しっかりと踏み込まれていている。今回も平日であるが、猿田彦神社下で年配夫婦、年配女性単独のハイカーに会った。私の足の回復はまだまだ完治にはほど遠いようだ。ルートを選びながら歩きたいと思う。

2/3  赤面山 記:「ありさか」
 
山頂 視界良好
<メンバー> 「ありさか」   
<詳細報告>2019年初滑りは那須のマウントジーンズスキー場の少し北側にある赤面山。本日の先行者の車が6台程で自分が一番最後に登り始めたようです。下ってくる単独スキーヤー、スノーボーダー合計8名とすれ違いました。登り約2時間半。標高1100m~1500m1mまでは風にさらされずにかなり暑く、上はヤッケを脱ぎ、下はオーバーパンツのベンンチレーションを開ける。手袋は薄手1枚のみ。標高1500mから上は、風がありヤッケ着用。風が弱氏ので山頂でランチを食べて下りへ。薮が濃いところは狭いスペースを縫うように下る。樹林内はパウダーが10cm程度あり快適にターンできる。1300mより低いところは、重雪や最中状で滑りにくいが結構楽しめました。

1/26  氷室山〜熊鷹山 記:「さとう」
 
宝生山山頂 作原沢入林道・寒い 熊鷹山山頂 切通に戻る
<メンバー> 「ひなぎく」、「やまぐち」、「さとう」    
<行動記録>小山6:30-林道切通し8:15-氷室山9:30-宝生山9:55-十二山10:55-熊鷹山11:30/12:00-登山口14:30
<内容>  天気予報は処により大雪とあり、林道の雪の状態が危惧されたが、取りあえず現地へ。 山の神の先、大荷場木浦沢林道の切通しへ到着。あたりは薄っすら雪が残る状況、スパッツを付ける程でなく天気も良し、但し寒い。このコースは二度目、前回は根本山までピストンしたが、今回は熊鷹を目指し行けるところまでと考え歩き出す。厚着をして稜線まで上がるも気温?3〜4℃、 汗をかく状況ではない。踏み跡のハッキリした落ち葉のルート、誰にも逢わず静かな稜線歩きだ。 最初のピーク、氷室山、次に宝生山、僅かで一般車が通れる林道を突っ切る。十二山まで来れば根本と熊鷹の分岐だ。ひと頑張りで櫓の立つ熊鷹山に到着、 昼食休憩後、往路を忠実に戻る。風も出てきて相変らず寒い中、良いトレーニング山行となりました。帰路、秋山川側へ車を走らせ、人気のそば屋(かみやま)で腹を満たした。
(作原沢入林道から赤城方面)

1/27  アイスクライミング講習 記:「ウッチー」
 
講習風景 講習風景 講習風景 講習風景
<メンバー> 「おかちゃん」、「かずちゃん」、「わたなべ」、「atsushi」、「ウッチー」    
<行程>間藤駅(集合)7:30−7:30大岩沢入山口−大岩沢12:00−大岩沢入山口(解散)13:30
<詳細報告>県南地区山岳協議会の恒例行事。当初の予定を群馬・神津牧場エリアから積雪の影響で急きょ足尾・大岩沢の氷瀑に変更となりました。 講師は片柳氏。参加者は青木氏(ヤングマン)、「ふるうち」夫妻(栃木)、そして小山は5名でした。一昨日からの雪で足尾周辺は積雪量は少ないものの一面雪景色でした。 大岩沢はここの所雨量が少なかったためか?F1の氷瀑の規模が例年の1/3と少々淋しい。講習はF1のトップロープで上り下り、早めの下山となりました。

1/24  鶏岳、茶臼山〜毘沙門山 記:「ひなぎく」
 
鶏岳 毘沙門山山頂 山頂にて 鶏岳への登り
<メンバー> 「あんまん」・「ひなぎく」・「たむら」    
<行程>小山6時発―鶏岳登山口7時50分―鶏岳8時50分―登山口9時40分  茶臼山登山口10時35分―茶臼山11時5分―毘沙門山12時30分―大桑駅13時55分―茶 臼山登山口14時40分
<詳細報告>山の形が特徴的な鶏岳と毘沙門山。二つとも栃木百名山になる。鶏岳は標高は低いがとんがり山で急登となる。岩混じりで落石には注意が必要であ る。ところどころロープも張られている。2時間弱で往復し、茶臼山登山口へ移動する。約1時間かかる。駐車場は閉店した店の所を借用した。ジオグラフィカの操作ミスでスマホは使用不 可となる。茶臼山から毘沙門山へはいくつものピークを超える。二つとも見晴らしはまあま あ。空気冷たく風が出るとさすがに寒い。あったかい飲み物がうれしい。毘沙門山からの下りは地図上にはない山道だ。スマ ホは使えず、地図とコンパスを頼りに下る。夏場はヤマビル注意のところであるがこの寒さなら安心。住宅街に下り、電車で戻るため大桑駅に向かう。駅で出発時刻を確認するとちょう どいいのがない。それなら車まで歩こうということになり、歩き始めたがアスファルトの車道歩きは膝や足にこたえ る。それでも45分の歩きで着いた。 両足の裏にまめができた。明後日も山なのに大丈夫か。帰りは市営の温泉でゆっくり とする。休憩室で大阪なおみ選手の 準決勝を観戦、隣のおじさんがあなたはまあるい顔だからとヤクルトをくれた。意味不明であったがありがたく頂く。 勝ったところで車へ。今の時期、空気が澄んでいるので登った山々がよく見えた。

1/19  鳴神山 記:「こなっち1」
 
麓から鳴神山 桐生岳山頂 鳴神山から袈裟丸,皇海 鳴神山から男体山
<メンバー> 「こなっち2」、則夫    天候:晴、日帰り  累積標高差632m、累積歩行距離5.2km
<行程>9;30駒形登山口−10;50肩の広場−11;00鳴神山11;50−12;05椚田峠−(赤柴)−13;00駒形登山口
<詳細報告> 先週の眺望無し、倒木、ご苦労様山行のリベンジハイク、安近短、桐生の鳴神山に出掛けた。廣土橋手前の狭い駐車場に丁度1台分空きがあり登山開始、変化ある沢沿いには至る所に山野草を保護するネットが掛けられていた。肩の広場の真新しい小屋、狛犬、鳥居を通り過ぎ、一登りで桐生岳山頂に到着した。5,6人程の先客が居たが休憩スペースは十分、心配した風も穏やかで、男体山、皇海山、袈裟丸などの日光連山、赤城、浅間、筑波、遠く富士まで360°の展望を楽しんだ。帰路は雷神岳神社の祭られている隣の仁田岳を経て椚田峠に下るが、ここが風の通り道になっており強風に見舞われた。赤柴登山口からは林道歩きで、傍らには今は朽ち果てた釣堀が点在していた。山頂からの眺望も良く、カッコウソウ、赤ヤシオの咲く春にまた訪れてみたい。。

1/13  笹目倉山 記:「こなっち1」
 
麓から笹目倉山 出発地黒川神社 展望のない笹目倉山々頂 これまた展望なし風雨雷山
<メンバー> 「こなっち2」、則夫    天候:晴、日帰り (笹目倉3時間30分 休憩含) 累積標高差578m、累積歩行距離4.5km
<行程>9;10小来川(おころがわ)森崎−(バス)−9;20中山登山口−(清流園管理道路)−11;10笹目倉山−11;40風雨雷山12;15−12;50小来川森崎
<詳細報告> 予期せず天候が良いとの予報で、急遽近場の低山ハイクに出掛けた。小来川森崎に車をデポし、10分程バスに乗り、中山から清流園管理道路を通り笹目倉山を目指した。道路は長い間使われていない様で、上部は落石で荒れており、間伐材で歩行困難な為、市境の尾根に出ることにした。地図とジオグラフィカ頼りに道なき道を30分程急登し尾根に辿り着いた。流石に尾根は歩き易いが、踏み跡も殆ど無い。
山頂には立派な祠があるが、植林されたヒノキで展望は無い。ガイド本によれば5分程先に展望が良い所があるとのことなので、先に進むが行けども樹林の中で、とうとう風雨雷山まで下りて来てしまった。本日は久し振りに誰にも会わないかと思いきや、ここで若い男性2人組に出会う。せっかくポットでお湯を運んできたので、またも全く展望のない小ピークで大休止し、下山した。

1/9  房総低山 記:「ひなぎく」
 
津森山 富士山が見えた 人骨山 スイセン 
<メンバー> CL「あんまん」、「ひなぎく」、「すぎと」                            
<行動記録>  小山6時―大崩(をくずれ)駐車場9時 9時10分〜津森山10時15分〜人骨山11時25 分〜駐車場13時15分     
<内容>  房総の低山と満開の水仙を見に行きました。  津森山からは富士山がよく見えた。さすがに雪は多い。風が強く、とても寒い。 早々に下山、人骨山(ひとほねやま)へ向かう。人骨山とは珍しい名前であるが昔、人の骨が多く見つかったらしい。鬼伝説もある が姥捨て山だったとの説もある。頂上はそれなりに見晴らしがよく海もよく見える。2つの山はどちらも1時間程度で登れるので花見が てらちょうど良い。水仙は満開、ここまで群生しているとは知らなかった。種類は原種に近い。直径 4cm位の花であるが道路脇や斜面一面に咲く様は圧巻である。香りも心地よい。平日とあって人出も少なく大いに楽しめた。途中、みかん・いよかん・きんかん・夏みかん等多くの柑橘類があった。庭先で売っている野菜や花、柑橘を買った。佐久間ダムの遊歩道をめぐり、他の地区の水仙を見ながら海辺に下る。途中の露 店でおじさん(79歳)に話を聞く。水仙は150年も前から植えられたとのこと。このおじさんは自分の山を一人で守っているという。行政は 道路沿いにだけ水仙を植えたが、その他は個人で植えたそうだ。ここまで増えたのは地元の人たちの努力もあったのだろう。帰りは2時間半で小山に着いた。

1/4  浅間隠山 記:「さとう」
雪が少ない 上部でこんな程度 浅間山 好天の山頂にて
<メンバー> 「ひなぎく」、「さとう」                            
<行動記録> 小山6:00-駐車場8:30/9:00-山頂11:10/11:50-登山口13:00    <天気>快晴
<内容> 正月で緩んだ体を刺激するため、低山ハイクを実施。東北、上越方面はそれなりの雪量との報道から、雪景色を期待して県道(54号)の倉渕町を走るが、道路は勿論、周囲の山々に雪は見当たらない。駐車場には数台の先行車あり。準備を整え50m戻り登山口へ。北側斜面なのに僅かな雪、所どころは地肌が出ている始末。3〜4回目の訪問だが、一番少ない。雪が多いときでも、カンジキなどは使わず、アイゼンとストックが有れば充分なのだが、少し残念。稜線に出てようやく少ない雪が出てきた。気温は?2〜3℃ 少ない雪が凍って滑り易く注意しながら急登を行く。途中、アイゼンをつけた。急登を過ぎ北西へ進路を変えれば、僅かで山頂(1,756m)に到着。 快晴、無風、展望抜群である。遠く富士山をはじめ、八ケ岳、南ア、中央ア、北ア後立山連峰、谷川、武尊、360度の展望です、圧巻は眼前の浅間山。見る限りでは全体的に雪は少ない感じだ。八ケ岳などは可なり少ない。下山は速い、今日出会った人は10人程度で、静かな山行でした。帰路、営業していた「はまゆう山荘」で疲れを癒せ助かりました。

1/4  鋸山(千葉富津) 記:「こなっち1」
車力道 見晴台から三浦半島と富士 千五百羅漢道 日本寺大仏
<メンバー> 「こなっち1」、「こなっち2」      天候:晴、 (6時間05分 休憩含) 累積標高差828m、累積歩行距離8.1km、最高高度329m  
<行程>9;10浜金谷観光案内所−10;30見晴台10;40−11;00鋸山々頂11;10−11;25見晴台11;50−12;50地獄覗き13;25−千五百羅漢-大仏-15;00保田駅15;05-JR内房線-15;10浜金谷駅-15;15観光案内所 <詳細報告> 観光も兼ね、海を見渡せる南房総の低山鋸山に出掛けた。正月三が日も明け都内の渋滞にハマるかと思ったが、空いていて3時間弱で登山口に到着した。浜辺の海抜0mから登山開始し、予定していた沢コースは登山道崩壊で通行止めの為、車力道コースに変更した。樹林帯の石畳の道を1時間程登ると石切場に到着、分岐をまずは左に鋸山を目指す。石段を急登し、見晴台からは東京湾、三浦半島越しに丹沢、富士山、房総半島など360°の良い展望だった。小さなアップダウンを繰り返し鋸山に着くが三角点と標識があるだけ、直ぐに見晴台に引き返し大休止した。海を見渡せる景色を存分に楽しみ、石切場から日本寺北口に登り返し、名物地獄のぞきに立ち寄るが、ロープウェーからの観光客で行列だった。ここから日本寺に下り千五百羅漢、大仏、薬師堂、観音堂を拝観した。山頂に戻り観月台コースで登山口に戻る予定であったが、思いのほか時間が掛かり、登り返しもきついので、JR内房線保田駅から電車で浜金谷に戻った。沿道には早くも水仙、菜の花が咲きいい香りを漂わせていた。


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