山行記録詳細ーその3 (H30年度:'18年度 10-12月)

 山行記録詳細-その1(4-6月へ)   山行記録詳細-その2(7-9月へ) 
                                                   山岳会Topへ
10/3  熊鷹山 10/2-4  三ツ石山・栗駒山
10/8  船形山(宮城) 10/8  巻機山
10/8  三本鎗岳(鏡ケ沼経由) 10/8  唐倉山
10/8  鳴蟲山(稲山神社より) 10/6-8  西穂高〜奥穂高(敗退)
10/13  二岐山 10/14  疣岩山
10/19-20 高峯山・三方ヶ峰 10/20-21  御神楽岳
10/21  二ツ岳・水沢山 10/21  鼻曲山
10/21  女峰山 10/25  石鎚山
10/28  鳴神山 10/28  笠取山
10/30-31  雁ヶ腹摺山 11/2-4  高見石
11/3  迦葉山 11/4  裏妙義(御岳〜鍵沢)
11/10-11  斎藤山&懇親会 11/23  天狗岩〜烏帽子岳(西上州)
11/24  荒船山 11/24-25  甲武信岳
12/1  氷室山・根本山 12/2  棒ノ折山
12/9  行道山〜織姫神社 12/9  毛無岩(南牧)
12/23  雪山体験山行(五色山) 12/31  木曽駒ヶ岳
12/23-1/4  ネパールトレッキング
12/23-1/4  ネパールトレッキング 記:「ありさか」
カトマンズからシャブルベジへのバス ワイルドハニーの巣 ラマホテルのゲストハウス チャン(どぶろく似)
ランタン村手前 ゴンパ ランタンリルン ツエルゴリ山頂からドルジェラクパ、ガンチェンボなど
ラルビナにて1 ラルビナにて2 ゴサインクンド 湖上1 ゴサインクンド 湖上2
<メンバー> 「ありさか」     
<行程概要>
12/23 カトマンズ→シャブルベジ(バス約8H)
12/24 シャブルベジ→ラマホテル ( 2340m ) 7h 12/25 ラマホテル→ランタン ( 3500m ) 7.5h
12/26 ランタン→キャンジンゴンパ ( 3800m ) 4h, 氷河散策4h
12/27 キャンジンゴンパ?ツエルゴリ( 4984m ) 10h
12/28 キャンジンゴンパ→ラマホテル ( 2340m ) 7h
12/29 ラマホテル→トゥルーシャブル ( 2210m ) 8h
12/30 トゥルーシャブル→ラルビナ ( 3910m ) 8h
12/31 ラルビナ→ゴサインクンド ( 3910m ) 3h、湖上散歩2.5h
1/1  ゴサインクンド→ラルビナ峠 ( 4630m )→ペディ ( 3730m ) 4.5h
1/2  ペディ→マンジェングース ( 3390m ) 7h
1/3  マンジェングース →クトムサン→シプリン( 2170m ) 7h
1/4  シプリン→トクネ(バスにてカトマンズまで約4H)
<説明>
ネパールのトレッキングは3回目になります。今回は寒い日が多く行動中もフリース、ジャケット、手袋着用が多かった印象です。ランタン谷は、2015年の地震で多くの建物が倒壊し犠牲者も多数出たところ。ランタン村は、従来の街は岩塊に埋まってしまい、残されたエリアに新たなゲストハウスが建てられている。補助金が支給されており、ソーラーパネルによる電気と温水さらにWiFiも完備されて快適に泊まれる。ランタン谷最奥のゲストハウス、キャンジンゴンパもランタン村と同様に新しいゲストハウスが建てられ、電気、WiFiが使える。気温が低いために、夜間、早朝(昼くらいまで)は水は凍りやや不自由。 前半のハイライト、ツエルゴリ( 4984m )に登る。日差しが出てからの行動を勧められて、9時前の遅いスタート。ガイド有無は半々くらいだろうか。ランタン谷トレッキングで抜きつ抜かれつしているうちに知り合いになった人たちが皆、ツエルゴリを目指して登る。標高差1200mを約6時間掛かり、山頂到着。時刻15時を過ぎている。風が強く寒い。ダウンを着込み、食料を補給してしばし写真を撮る。ランタンリルン、ヤラピーク、ドルジェラクパ、ガンチェンボなど。16時前に下山開始。約3時間で安全地帯まで下るが、すっかり陽が暮れてヘッドランプで歩いていると、キャンジンゴンパの宿で知り合った現地ガイドが帰りが遅いのを心配して探しに来てくれていた。キャンジンゴンパを後にして、後半のトレッキング、ゴサインクンドへ向かう。途中のラルビナは絶景スポット。ランタンの山々を間近に、ガネッシュヒマール、遠くマナスル山群を眺める。 さて、ゴサインクンド。ここは、ヒンズー教の聖地の一つ。いくつも湖が点在しているが、冬季なので皆凍結している。湖上の散歩を楽しみ、ランタン谷からここまでのトレッキング共にした人々と年末年始を過ごし、明日からは峠越えでお別れ。 ラルビナ峠を越えてヘランブー地域へ踏み込むと、静寂のトレッキングに変わる。1日の一組のトレッカーと合うかどうか。ほぼ一人旅が続く。ゲストハウスは素朴なシェルパが営み、客が居ないのでキッチンで暖をとりそのまま食事をいただく。主人が飲むチャンを分けてもらったりと山深い宿の暮らしに触れる。 最終日、昨日のクトムサンから先は、トレッキング道は車道となっている。カトマンズ近郊まで徒歩で向かう予定であったが、後ろからバスがやってきたので乗り込む。激しいオフロード道を揺られて、約4時間でカトマンズ到着。長旅が終了しました。 予算内訳:飛行機 キャセイパシフィック 約12万円、トレッキング;食事、宿代 3000円/日 合計約4万円、予備費?万円

ゴサインクンド夜会 ゴサインクンド 集合写真 ラルビナ峠 ペディの宿と主人
ダルバード シプリンの宿1 かまど シェルパフォード(シュシュ)
シプリンの宿2 古都バグダプル ネワリフード
12/31  木曽駒ヶ岳 記:「ながさわ」
カールを登る カールを登る 木曽駒ヶ岳山頂 乗越浄土
<メンバー> 「ながさわ」、他1名<天気> 快晴  
<行程> 10:45駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅‐11:40乗越浄土‐11:45宝剣山荘‐12:10中岳‐12:20木曽駒ヶ岳頂上山荘‐12:50木曽駒ヶ岳‐13:15中岳‐13:35宝剣山荘(休憩)‐14:45乗越浄土‐15:20ロープウェイ千畳敷駅     
<詳細報告>今回は稀にみる、まったりゆったり山行となりました。北関東道・佐野田沼ICから中央道・駒ヶ根ICに、23時頃到着。前夜泊は自分史上初の、ルートイン駒ヶ根(温泉付き)!案の定、部屋で酒盛りとなる。翌朝起きると、窓からは雪に包まれた中央アルプスの山々が眼前に。夜全く見えなかったので驚きました。バイキングで朝食後、バスターミナル駐車場に移動します。冬季の始発は8:15からです。本日は大快晴。夏季は乗り場前は凄い人の列だったが、冬季の乗車状態はそこそこな感じでした。始発は間に合わなかったけど、臨時便も出て時間ロスは避ける事ができました。バス・ロープウェイ車中の、登山者と観光客の割合7:3くらいかな? 千畳敷駅を降りると既に2612m。冬季の為、4人の登山指導員が各登山者にチェックを入れています。登山計画書未記入者が注意を受けていた模様。外に出ると眼前には見事な、純白の千畳敷カールが広がっていました。木曽駒には今夏にも訪れましたが、ほとんどガスで視界が無かったため、感動もひとしおです!(まだ登ってないが)千畳敷カールは雪崩も心配されるエリアではありますが、今冬雪が少ない・沢山の登山者のトレースがついているせいか、案外サクサク登れました。当初宝剣岳にも行く予定でしたが、雪が少なくアイゼンを付けながらの登攀が困難、同行者の体調が万全ではない事を配慮して断念。天気がいいのでアルパインルートのサギダルには何人か人が居ました。駒ヶ岳山頂からは大展望。北・南アルプスに富士山、八ヶ岳、御獄山と、いつまで見ていても飽きない景色を堪能しました。しかし寒い!明日が元日ということもあるのか、宝剣山荘は営業中。休憩料300円を払い、しばし寛ぐ。八丁坂の下りは思いのほか、高度感を感じましたが、時間的に人も少なくなっていた為、これまたサクサク降りる事が出来ました。 無事駐車場まで到着。時刻は17:00、相変わらず寒い。温度計を見ると−14℃!じゃあ山頂は何度だったんだ?こぶしの湯で暖まった後、名物のソースカツ丼を食べて帰ろうと言う話になり、市内へ。大晦日の為かどこも早終い。それよりも駒ヶ根市のゴーストタウンぶりに驚きました。時刻18:30、聞き込みで立ち寄ったTSUTAYA、大きなドラッグストア等、営業はしているのにお客はゼロ。市内も通行人はおろか、車も少ない。店員さんに聞いてみたところ、「皆大晦日は家族で家で過ごしてるんですよ〜」とのこと。本当か?結局店は無く、小黒川PAでソースカツ丼を食べました(味は普通)その後、各PA・SAに立ち寄るも殆ど人を見掛ける事が無く、帰宅時深夜の佐野の人混みに安堵。近所に佐野厄除け大師が在ります。2019年は、走行中車の中で年を越しました。皆様、本年も宜しくお願い致します!
12/23  雪山体験山行(五色山) 記:「さとう」
菅沼口を出発 沼へのトラバース 五色分岐でカンジキを付ける トレース無し
小ピークで打ち切り 下山にかかる アイゼン歩行(弥陀ケ池にて) 樹林帯の下り
<メンバー> CL「はしだ」(研)、「ひなぎく」、「やまぐち」、「きたはら」、「こなっち1」、「さとう」、「きたや」、「かしわざき」(佳)                            
<行動記録> 鹿沼5:50-菅沼口7:50/8:15-弥陀ケ池11:00-五色分岐11:20/45-小ピーク12:15-弥陀ケ池(下山開始)12:50-登山口14:50 
<内容>
金精峠通行止め前に恒例の雪山体験山行を実施。晩秋が異常に温かかったのに反し、1W前より寒さ到来、今シーズンの雪は例年並みの状態となっていた。驚いたことに菅沼口には既に先行車両が沢山(30台位?) おり駐車は路上に置かせて貰う。なんせ雪山体験が目的、出発の支度にも戸惑いがある。トレ-スはバッチリ、雪は締まりアイゼン歩行が適だが、つぼ足での歩行練習を兼ね登りを続ける。気温は?3〜4℃、ガスで視界は無いが風も無い。樹林帯を頑張りようやく弥陀ケ池に到着、風が強くなり寒くなる。奥白根へのルートと別れ東の五色への緩斜面を辿る。今回は薄い踏み跡があり助かった。五色山への分岐で休憩後、いよいよトレースの無い斜面を目指す。
カンジキを付けたラッセルの練習だ、視界が無い曇天だが、結構穏やかな日和である。帰りの時間を考慮すると時間的に限界、小ピークで諦め下山にかかる。弥陀ケ池手前でカンジキからアイゼンに変える。カンジキ、アイゼン、雪山での道具の使い方、つぼ足での歩き方、無雪期とは違って慣れる事が大切、初級者には是非経験を積んでほしいことです。でも雪山の歩きは簡単な様でも意外と疲れるものです。 
12/9  毛無岩(南牧) 記:「こなっち1」
登山口付近道場山神宮 痩せ尾根の急登 毛無岩直下 毛無岩頂上
<メンバー> 「こなっち2」、則夫     天候:曇時々晴、日帰り周回 (6時間25分 休憩含)
<行動記録> 8;55道場登山口−9;50赤松の休み場−11;40毛無岩頂上12;20−13;00相沢越−14;10造林小屋−15;20道場登山口      
<詳細報告> 道場付近で道路脇に駐車スペースを確保し、右俣沿に入る。沢沿いは登山道も分かり難いが、地図を頼りに登山口を見つけ赤松の休み場まで急登し尾根に出る。毛無岩直下までは踏み跡もしっかりしているが、痩せ尾根で気が抜けない。コルからは両側が切れ落ちた岩場で、ザレ場もあり、慎重に登り狭い岩場の頂上に着いた。冬型が強まり、風もあり寒いが360°の展望で、榛名を背景に妙義、日光連山、荒船、立岩など西上州の山並みが見渡せた。大休止を取っていると、沢コースから登って来た6人組のパーティーと出会うが、後にも先にも会ったのはこの登山客だけで、ひっそりしていた。相沢越まで、また痩せ尾根を辿り、沢コースに入るが、踏み跡も薄く、落ち葉で道を失う。GPS、ジオグラフィカ、コンパス、地図を総動員し登山道に戻った。ピンクリボンを見失わない様慎重に下るが、トラバース路は所々崩壊、間伐材、落ち葉も邪魔して登山道が分かり難く、このルートはお勧めできないが、初冬の岩場で上州の山並みの景観をまずまず楽しめた。
(追加写真説明 左上:沢コースの様子。右上:山頂から見た妙義の山々)
12/9  行道山〜織姫神社 記:「ひなぎく」
浄因寺清心亭 両崖山 最勝寺の仁王門と鐘つき堂 織姫神社紅葉
<メンバー> CL「あんまん」、「ひなぎく」、「すぎと」、「おおむら」
<行動記録> 小山7.00―行道山浄因寺8.40 8.55―大岩山10.10―両崖山12.15―天狗山13.15― 織姫神社14.45      
<内容> 織姫神社駐車場に車を置きタクシーにて浄因寺まで行く。 浄因寺は猫3匹、人気なし。紅葉がまだ少し残っていた。大岩山最勝寺は日本三大毘沙門天の一つ、悪口祭りでも有名、紅葉も綺麗だっ た(右写真)。両崖山は足利城本丸跡で御岳神社と天満宮が祀られる。タブノキも見所だ。天狗岩へのコースは初めてである。岩が出てきて楽しいコースだ。ここからはいくつかのピークをこえて市内常念寺に下りる。市内を歩き織姫神社へ、紅葉真っ盛りの中、ここの上りの階段が今回一番きつい ところだった。行道山から織姫までの縦走は、市内の中学生が野外活動として歩くということで す。途中、アカヤシオが一本満開だった。紅葉も結構残っており綺麗だった。両崖山から天狗山へのコースは人は少なかった。ココファーム経由で帰宅しました。
12/2  棒ノ折山 記:「こなっち1」
白谷沢登山口から棒ノ折山 白谷沢のもみじ 白谷沢の小滝 ゴルジュを行く
白谷沢沿急登 岩茸石 棒ノ折山々頂 山頂から大持,武甲山
<メンバー> 「こなっち1」、「こなっち2」        天候:晴時々曇、日帰りピストン (4時間35分 休憩含)             
<行程>9;45白谷沢登山口−10;50岩茸石11;00−11;50棒ノ折山々頂12;45−13;10岩茸石−14;20白谷沢登山口
<詳細報告> 白谷沢登山口付近には10台程の駐車スペースがあるが、東京近郊の低山で出足も遅いこともありほぼ満車。ここに停められないと、さわらびの湯から30分程の舗装路歩きとなるが、ラッキーなことに1台だけ空きを見つけた。紅葉はこの辺りもほぼ終わりに近いが、沢筋にモミジも残る。傍らに幾つもの小さな滝を見ながら、ゴルジュ帯(切り立った岩壁に挟まれた狭い渓谷)を急登し、尾根の上の岩茸石に着く。さらに1時間弱で広い公園の様な山頂に到着、多くのハイカーで賑わっていた。山頂は北側が開け、大持山、武甲山、堂平山などが見えたが、残念ながら都心方面は雲に覆われていた。また新緑の頃、爽やかな沢沿いを歩いてみたい。
12/1  氷室山・根本山 記:「さとう」
切通しの登り口 落葉のトラバースルート多し 林道(作原-沢入線)を横切る 根本山山頂にて
<メンバー> 「さとう」                    
<行動記録> 自宅6:00-林道:切通し7:40/8:00-氷室山9:05-宝生山9:25-林道(作原-沢入線)9:35-十二山-根本山11:00/11:25-林道12:25-切通し駐車場13:40                                    
<内容> トレーニング&GPS練習山行。林道大荷場木浦沢線の中ほどの切通しより根本山をピストンした。車の往路は粕尾の山ノ神側から入り、復路は秋山川への林道を降りた。山沿いの道々では、随所で見事な紅葉に出会い、今シーズン最後の景観となるでしょう。林道は行き交う車なく荒れていて注意が必要です。初ルートの為 登り口が解からなかったが、切通しから稜線を目指し正解でした。pから稜線に標高で150mほど上がれば、あとは1,000〜1,200m標高の小さなアップダウンの繰り返しです。氷室山までは若干踏み跡は薄いですが、あとは枯れ葉をふみながらの快適なハイキングが続きます。小さなピークを避けトラバースをするところが多いです。往復で11`、累計高度610mほどでした。 途中、宝生山直下に開通された林道(作原-沢入線)を横切ります。根本山、十二山近辺では少しのハイカーに会いますが、あとは出会いません。一人のため用心に熊鈴を鳴らし、要注意の場所では必要以上に咳払いなどをしてしまいます。但し、全般的には笹などが殆ど無く見通しが良いので余計な心配かもしれません。
11/24-25  甲武信岳 記:「たらちゃん」
雁坂峠 雁坂峠 破風山への途中 破風山にて
<メンバー> 「たらちゃん」                              
<行程>11月24日 曇りのち雪のち晴れ  道の駅みとみ6:45-雁坂峠9:30-雁坂嶺10:20-東破風山11:10-破風山11:50-甲武信小屋14:00 テント設営 甲武信岳15:15 甲武信小屋 テント泊
11月25日 晴れ   甲武信小屋6:40-甲武信岳 7:00-徳ちゃん新道-道の駅みとみ11:00
<詳細報告>
24日朝3時30分自宅を出発。5時40分には道の駅みとみに到着。すこし仮眠して6時45分雁坂峠に向けて出発。初めは晴れていたがすぐ曇り空となり、徐々に冷えだす。雁坂峠は霧氷が樹木についており、その後弱い雪がちらつく。ここで初めて登山者と出会った。このルートはマイナーなのだろうか。この間少しアイゼンが必要な場所は全くない。雁坂峠から雁坂嶺に向かう。見通しなし。その後東破風山、破風山とも見通しなし。ある雑誌に日帰りではきつい山梨百名山と書いてあったが、そんなもんなのだろう。そこから一度おりて、登り返しが少々きつい。ようやく甲武信小屋到着。2時から受付開始でぴったりに到着した。小屋泊まりが圧倒的に多く、テントは10張ほど。テント場には雪がついているところとないところがあり、ついてないところをゲット。その後甲武信岳登頂。見晴らしが良い。ただし風が強く冷たい。山岳会に入りたての頃、「きたはら」さんと大弛峠から国師ヶ岳を経て登頂した時のことを思いだした。完全にバテており、途中この日は下山できないかと思った。なんとか真っ暗な中18時頃大弛峠についた。食事はにらやもやしの入ったパックと生の牛肉を持って行って、野菜炒めを作りながら、持って行ったワインをホットワインにした。なんと外で調理しているのは僕しかいない。バーナーの火が強い風であおられてなかなか焼けないのだ。またホットワインも作るのに時間がかかり、できた頃には肉が冷たくなり始める始末であった。寝るときにマイナス10℃対応のシュラフであったが、寒くてダウンジャケット、ダウンパンツを着てようやく眠ることができた。朝起きると結露の凍った氷がバラバラと落ちてはきた。小屋泊まりはさぞかし快適であったろう。朝はまずテントを撤収してから甲武信岳に向かったが、もう御来光には間に合わず。しかし前日よりもくっきりと晴れており、景色は素晴らしい。その後下山。徳ちゃん新道にはほとんど雪はなく、こちらも軽アイゼンの出番はなかった。ただし木の葉に隠れた木の根が滑って2回ほど転倒した。西沢渓谷にはお客さんが結構いて、インターからアクセスが良いのも理由かなと思った。帰りは中央高速が混むのが嫌なので、食事、温泉一切せず帰宅。小山の行きつけのラーメン屋で昼食をしたのであった。

11/24  荒船山 記:「さくま」
<メンバー> 「さくま」、他1名                               <行動記録> 石橋(6:00発)⇒下仁田⇒内山峠登山口駐車場((8:30着8:45発)〜一杯水(9:50)〜荒船山山頂(10:10着10:30発)〜内山峠登山口駐車場⇒下仁田⇒石橋(15:00着)
<報告> 気温は5度と低いが、快晴無風、内山峠登山口は20台ほどの駐車場だが、いっぱいの為路上駐車になる。痩せ尾根だが、登山道は幅もあり安心して歩くことができる。日差しのある南側は暖かく、北側は寒い、木の葉を落とした木々の中快適に上る、葉の多い時期は視界も遮られが、この時期の醍醐味で、木々の間からは、八ケ岳、北アルプスの山々よく見える、 快晴の空に、木々には霧氷、素晴らしいコントラストだ、数か所の岩場もあるが、やや下り気味になり木々に覆われた広い台地山小屋があり、その横に荒船山頂上、展望台からは、正面に浅間、白馬の北アルプス、上越、谷川岳の山々が見渡せる、頂上の景色満足し同ルートを下山した。
11/23  天狗岩〜烏帽子岳(西上州) 記:「さとう」
落ち葉の登山道 烏帽子岳山頂 烏帽子岳バックに岩稜をゆく 天狗岩にて
<メンバー> 「ひなぎく」、「さとう」                    
<行動記録> 小山6:00-天狗岩登山口8:10/30-烏帽子分岐10:15-烏帽子山頂10:35/55- シラケ山12:40-天狗岩13:05/15-登山口14:00-小山17:30                                    
<内容> トレーニングとスマホGPSの練習を兼ねて、西上州の低山を訪ねた。晩秋の低山の紅葉も殆ど終わり、カサコソと落ち葉を踏みしめる山歩きです。 上野村温泉郷・やまびこ荘を過ぎ林道をわずか天狗岩の登山口に到着、先行車は1台のみ。 さっそく沢筋のルートを辿る。いたるところ落ち葉が一杯、踏み跡は消されている。この山は 3度目の訪問、この時期花はなし、山菜なし、すっかり葉の落ちた雑木林の静かな歩きを楽しめる。西北の烏帽子岳を目指し、行きはトラバースルート、帰路は岩稜コースの時計回りを選ぶ。 往路のトラバースルートは難所なし、烏帽子岳分岐でトラバースし烏帽子のクサリ場を登れば静かな山頂です。弱い冬型の為 新潟方面は雲の中だが、周辺は360度の展望が利いた。帰路につく。せっかくなので、マルの山頂を踏み岩稜コースを選ぶ。途中猟銃を背負った猟師の方に会うが、熊の監視で見廻っているそうだ。岩稜歩きはスリルを楽しみながらの小さなアップダウンの繰り返しだ。一部は不明瞭なところもあり、落ち葉で踏み跡が消されていることから、足元に注意しながらの歩きが必要である。特にシラケ山付近のルートはマーキングも少なく迷いやすい場所あり要注意である。 天狗岩で稜線とお別れ、ニリンソウルートの沢筋を降り避難小屋へ戻る。あとは往路を辿るが、下りは やはり速い。汗もかかなかったがやまびこ荘でさっぱりして帰路につきました。スマホGPSの練習もかなり回を重ねていますが、細かなところで不明な点が多くまだまだ努力が必要です。 岩稜コースは、山慣れしてない人にはお勧めできません、特に落ち葉の時期は要注意です。
(烏帽子岳からの眺め 浅間方面)
11/10-11  斎藤山&懇親会 記:「さとう」
会津長野駅より斎藤山 山頂 下山開始 落ち葉の広い道
素晴らしい紅葉 密の入ったリンゴでした ロープワークの講習 部屋でGPS座学
<メンバー> 「ひなぎく」、「すぎと」、「ながさわ」、「やまぐち」、「なかがわ」、「きたや」、「たむら」、「さとう」   懇親会より(「ウッチー」、「くりさん」) 懇親会のみ(「おしやま」、「しのはら」)
<行動記録> 
(11/10)小山6:30-野岩線(会津長野駅)9:00/9:25-早稲栗ルート・林道終点10:40-展望台11:55-山頂12:50/13:15-展望台14:05-雷神様ルート登山口15:05-那須・しらかば荘16:40(泊)→懇親会
(11/11)しらかば荘(スマホGPS講習後)10:00-平成の森フィールドセンター10:40-(ロープワーク講習&スマホGPS練習トレッキング)12:30-小山16:00
<詳細報告> 
恒例のしらかば荘の懇親会をはさみ、近場の低山山行&翌日のロープワーク他の講習会を兼ねた行事を実施。今回は残念なことに都合で参加者が少なかったが、初日の斎藤山でのスマホGPSの講習と宿での懇親会、翌日もスマホGPS講習とロープワーク基本の講習と充実した2日間でした。 特に印象的であったのは、那須温泉街、甲子峠や下郷付近の里の紅葉が丁度適期で、最高に綺麗で感動しました。
<11/10>-白河ICを降り甲子峠付近までくると山の上の方はガスに覆われていて思わしくない。綺麗な紅葉に感動しながら野岩線長野駅で待ち合わせし、下山口の雷神様ルートへ。地元の人が折れた木の枝を処理しているところだったが駐車させて頂き、あぜ道を早生栗ルートへと移動、登山口のリンゴ農家でリンゴを貰い林道を歩き始めた。この時期は落ち葉がやたらと多く、カサコソと落ち葉を踏みながらの風情ある晩秋のハイク、しかも誰にも逢わず山を独占です。このところ便利なスマホGPS(ジオグラフィカ)を何とか習得したい要求が高まっているところで、大半が未熟、先生も今一という実戦での講習は思うにまかせず、それでも少しづつ前進という感じです。 急登を1ピッチで展望台に到着、パラパラと雨が落ちカッパを着て最後の林道登山口まで、ここからは一気に急こう配のジグを切りながらの我慢の登りだ。随所に階段が整備され地元に人気の低山であることが伺える。幸い雨はパラパラ程度で済んだが、カッパを着てても汗はかかない。 鉄塔を過ぎ、ヘリポートを過ぎれば間もなく山頂(1,278m)に到着です。田島の町や近くの低山が見えるが、ガスはとれません、雨に合わないだけ良しか? 下山を始める。急登の落ち葉一杯のルートに気を使いながら展望台まで降りる。帰路は雷神様ルートだ、初めてのルートに戸惑いながら、GPSを見比べながらようやく登山口に無事到着です。朝リンゴを貰った農家に寄ってお茶を頂き土産を買って懇親会のしらかば荘まで山道を走りました。 懇親会は人数こそ寂しかったですが、盛り上がったのは言うに及びません。
<11/11>-朝食後、部屋でスマホGPSの座学を実施、なんせスマホに慣れてない人多く大変です。 宿に別れ、平成の森へ向かう。場所が解からず苦労したが、フイールドセンターのベランダを借り、ロープワークの基本の復讐です。一通り練習後、さらにGPSの講習に移ります、平成の森の散策路を一回り、GPSの実践練習を行いました。今回の山行でほんの少し前進したかな? あと半年、1年は必要でしょう。帰路の高速は時間が早かったので、問題有りませんでした。
11/4  裏妙義(御岳〜鍵沢) 記:「さとう」
クサリ場が連続 丁須の肩 肩のクサリ場 鍵沢の下り
<メンバー> 「ひなぎく」、「やまぐち」、「さとう」                    <行動記録> 小山5:30-麻苧の滝P7:30/7:50-御岳11:00-丁須の肩12:15/25-麻苧のP15:00 
(距離:6.5K 所要7H 累計高度900m )
<詳細報告> 天気予報は終日曇り、期待せず、雨さえ降らなければと横川の麻苧の滝駐車場に到着。意外や晴れている、幸運にも結局、終日晴れに恵まれました。駐車場には後から1台来たが予想通り静かな山行になりそうだ。先ずは麻苧の滝へ、水が少なく迫力はない。最初のクサリ場は念のためロープで確保してみるが2名ともバランスは良くこの先ロープの出番は無さそうである。急登のクサリ場混じりを1ピッチで、横川の街並みを見下ろす鼻曲岩で一服、南への稜線を御岳へと目指す。 このルートは随所にクサリ場、岩場のアップダウンの連続で慎重な行動が必要とされ時間はかかる。 時々見られる紅葉が晩秋の風情を感じ疲れを癒してくれる。御岳に到着、丁須の頭は未だ遠い。 更に進めば丁須の頭の直下、国民宿舎からのルートと合流、あとは基部を回り込み直下のクサリ場へ出た。丁須の肩で展望を楽しんだあと、いよいよ下りの始まり。ルートは鍵沢だ。沢沿いの急な下り、クサリ場の多い下りを慎重に降りる。地形図の点線と実際のルートは可なり違う。落ち葉で踏み跡が薄い急斜面を降り第二不動の滝あたりまで来ると傾斜は緩くなり歩き易くなった。 問題は沢筋の注意点、山ヒルが居るとのこと、この時期の寒さでは活動していないと思われるが、念のためズボンのすそを靴下の中へしまってみた。 おしゃべりを楽しみながら鍵沢沿いを辿り、最後は麻苧の滝付近で左の稜線へ大きく回り込むと思っていたが、今はダイレクトに急斜面のクサリ場を下降するように変わっていた。平坦地まで降り納得、昔のルートは私有地の為ロープが張られていました。
11/3  迦葉山 記:「こなっち1」
弥勒寺大天狗面 和尚岩と奥ノ院 和尚岩胎内潜り 和尚岩鎖場
<メンバー> 「こなっち2」、則夫      天候:晴、日帰りピストン (4時間10分 休憩含)   <行程>9;00弥勒寺−9;30和尚台10;45−11;15迦葉山々頂11;45−13;10弥勒寺
<詳細報告> 安近短山行、今週末も紅葉を求め迦葉山に出掛けた。広い弥勒寺駐車場は車も疎ら、寺に立ち寄り日本一と言われる天狗の面を拝んだ後、和尚台までひと登り、この辺りは紅葉が盛りで快晴の空に映え綺麗だ。しばらくすると、木々の間の大岩、和尚岩にへばりつく様に奥ノ院が現れた。左が巻道になっているが、正面大きな岩の裂け目胎内潜りを通り、岩峰頂を目指した。5本の鎖を伝い頂に出ると360°の大展望、正面に迦葉山が大きく見えた。景観を楽しんだ後、左ルートに合流するはずだが、梯子手前の登山道が倒木で崩落しており辿り着けない。10m程の崖を懸垂で下り左ルートに合流したが、思わぬ時間を費やしてしまった。30分程の急登で迦葉山々頂に着いたが、下山中の2、3人とすれ違っただけで、山頂は閑散としていた。下山後、麓で10割そば北海道、会津産の食べ比べをし、りんごを買い帰路に着いた。
11/2-4  高見石 記:「おかちゃん」
星空1 星空2 黄葉 新築の白駒荘
<メンバー> 「おかちゃん」、「かずちゃん」                              
<報告>2日(金)午後発 横川P車中泊  3日 8:30麦草峠発 9:50高見石小屋着 白駒池散策  4日7時小屋発 8時30分  麦草峠着  
<詳細>
2日 午後自宅発、横川Pで車中泊、24時間フードコート、ショップがあるためか100台位の車が泊まっていた。
3日 麦草峠駐車場は早朝でほぼ一杯であった。丸山を経由して高見石小屋着、サイト代一人550円、二人で1100円、水2?付でした。小屋前が広くないがテント場になっていた。テント設営、お茶を沸かして飲む。白駒池に散策に行く、白駒荘は新築で観光者向きのようでした。白駒池湖畔の青苔荘のところが板敷のキャンプ場になっており、数はり張っていた。小屋で手ぬぐいとライターを買う。別ルートで高見石小屋に戻った。小屋の裏手が高見石で巨岩がゴロゴロしている所を登りくると眺めがよい。今回は先の蝶ヶ岳の寒さに懲りて羽毛のヤッケ、ズボン、シュラフカバーを持参し万全でした。23時時頃目を覚ますと満天の星空でした。準備して星を撮ってみる。ここは星の眺めの良さをうりにしており、また小屋のトイレが外であり、夜中でもランプの明かりがちらちら、残念でした。小屋上方にカメラを向け30分、1時間シャッター開放、暗闇で行ったり来たり、何時までもきりがないので2時に寝ました。何枚か撮りました。
4日 今回は山へは向かわず、小屋よりのんびり麦草峠に戻りました。帰りに何度も来た、御射鹿池に行ってみる。案内の立て看あり、河畔は立ち入り禁止、駐車場は普通車、大型車用、簡易トイレ、路駐禁止のカラーコーンが長く設置されて、一大観光地のように変わっていました。以前の姿が懐かしかったです。帰りは往路を戻りました。紅葉もなかなかの眺めでした。佐久ICからの中部横断自動車道は八千穂高原ICまで開通、なんと無料です。茅野までは最短の感覚です。但し299号線は11月中旬から冬季一部閉鎖になり、今回はラッキーでした。
10/30-31  雁ヶ腹摺山 記:「ひなぎく」
雁腹からの富士 2日目の富士 牛奥からの富士 姥子山にて
<メンバー> 「あんまん」、「すぎと」、「くりさん」、「ひなぎく」                              
<報告 30日>       
小山5時40分〜大峠8時〜雁腹9時半〜姥子山10時55分〜雁腹12時45分〜大峠14時5分        
大峠の駐車場に着いたとき2台のスペースのみ、早速青空に立つ富士山を撮る。三脚を立てている人もいる。GPSを起動し約1時間で雁腹へ。頂上は500円札に印刷された富士山を写した場所である。撮影日は11月3日、今日より雪の積雪が多い。スマホのカメラではとても同じようには撮れません。十分富士山を堪能してから姥子山へ。紅葉が良いとの情報だったががっかり。姥子山からは富嶽十二景の素晴らしい姿だ。雁腹に戻り地元の女性と盛り上がりゆっくりしたあと下山した。林道は紅葉の真っ盛り、ドライブ途中で撮影タイム。日に輝き最高です。本日は中央線初狩駅前旅館泊。      
<報告 31日>
大峠7時〜黒岳8時40分〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山9時55分〜小金沢山11時〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山12時〜大峠14時20分  
大峠駐車場に着くと満車である。朝早いのになぜ?実は撮影目的の車が多かったのです。本日は雁腹の反対側に聳える黒岳へ向かう。天気を心配したが青空が広がる。しかし空気は冷たくダウンを着たまま登る。黒岳にはトレイルランの案内テープがある。5月に大菩薩嶺からのトレイルランが行われたらしい。大峠〜黒岳間は倒木だらけの迷い道なので別ルートを取っている。牛奥から小金沢山まではいくつものアップダウンを繰り返す。小金沢山は大菩薩峠の方がよほど近い。富士山は時間が経つにつれ白っぽくなり写真が難しくなる。天気が良いので気分良く目に焼き付ける。平日なので人は少なく男性の単独行が目立つ。黒岳の下山途中、前行く男性に気を取られ道を間違えたがGPSのおかげですぐに修正、その男性は何も持たず沢の方に行きかけていた。大峠に着いてしばらく後に下りてきたのでほっとする。市の福祉センターで入浴し帰路に着いた。
10/28  笠取山 記:「たらちゃん」
笠取山山頂 唐松尾山山頂 牛王院平付近 牛王院平の下の紅葉
<メンバー> 「たらちゃん」                              
<行程> 作場平駐車場6:00-笠取山山頂 8:00-唐松尾山 10:00-作場平駐車場 11:45    
<詳細報告>
3時頃自宅出発し、作場平駐車場5時50分到着。すでに結構な車の数。 6時登山開始。完全な晴れではないが、まあまあの天気。登山道は落ち葉が積もっていて、しかし滑らず快適な道である。紅葉が綺麗で、それをみながら進む。笠取山は最後だけ急登があり、それを登ると視界が開ける、はずであったがガスがあり完全には見えない。そこから本当の笠取山頂上へ。ここでは少し大きな岩を登ったりして、今までの登山道とは違う様相となる。本当の頂上は視界がない。その後は稜線歩きで、富士山も見えた。唐松尾山頂上は視界なし。ここでおにぎりとスープで軽く食事をすませる。そこから牛王院平にくると、綺麗な紅葉が広がっていた。オレンジ色と黄色が美しい。下りもそれほどの落差のあるところはなく、ほどなくして林道に出た。林道歩きは作場平までは結構あるが、中川橋あたりで山中に話をした登山者の一人が、車の外でノンアルコールビールを飲んでいて、声をかけてもらった。作場平までならかなりあるから車で送ってくれるという。ありがたい申し出に送っていただいた。帰りの青梅街道は混んではいたが流れたので、自宅には14時45分には到着した。
10/28  鳴神山 記:「さとう」
歩き始め なるかみ小舎 山頂にて マムシ草の実
<メンバー> 「ひなぎく」、「ともさん」、「さとう」            天気:快晴                   
<行程> 小山6:30-駒形登山口8:05/20-なるかみ小屋10:25-山頂10:35/11:05-椚田峠11:10-登山口13:25   <詳細報告>
Sさんのリハビリ山行&スマホGPSの練習に桐生の低山、鳴神山へ。花の時期や紅葉適期ではないので静かな山行と思いきや、人気の山らしく結構な賑わいでした。駒形登山口より椚田峠(クヌギ)への周回コースを行く。沢沿いの植林の登りを過ぎ、上部になると所どころ紅葉に出会えた。 間もなく稜線、地元の愛好者の努力のたまもの、小さいが綺麗に整備された なるかみ小舎だ。 稜線の分岐から山頂は僅か、360度展望の山頂に出る。展望を楽しみノンビリしたあと、椚田峠への周回コースへ向かう。下りはSさんにとって大きな問題、足に負担がかかり一段とスローペースを考慮。筋力を戻すのにこれから一層の努力が必要となる事でしょう。僅かな下りで椚田峠に到着、あたりはコアジサイの群生地である。沢筋に沿ってゆっくり下れば林道です。林道歩きが多少長いが、このコース、春の花の時期には、カッコソウをはじめ、アカヤシオ、コアジサイ、ユキノシタなど、結構楽しめる山になるでしょう。
10/25  石鎚山 記:「きたはら」
瀬戸内の美味 大きなクサリ 紅葉
<メンバー>「きたはら」     天気:晴れ
<行程>7:47伊予西条駅から石鎚山行きバス乗車- 9:00ロープーウエイ リフト -9:30 成就社- 12:10石鎚山山頂- 14:10成就社
14:30ロープーウエイ - 15:17伊予西条駅行バス乗車 - 22:00帰宅
<詳細報告>
10月11日から24日まで四国お遍路で徳島の1番からバス電車徒歩で53番まで参拝し松山市にたどり着いた。 1週目までは毎日15キロ歩くのになれなくて疲労困憊したが2週目からは体が慣れてきて軽くなってきた。 そこで打ち止めの記念(ついで)に石鎚山に登ることととした。 前日は伊予西条駅となりのホテルオレール西条に宿泊 前夜祭として居酒屋一献(おすすめ)というお店で瀬戸内の魚で一杯飲む。西条は水も大変おいしいのが印象的だった。 25日は駅前からバスロープーウエイリフトを乗り継ぎ楽々石鎚山をご神体とする成就社 に到着安全登山を祈願して錦秋の登山道を登る。平日なので人も少なく登山道も整備されていて歩きやすい。有名な鎖場に挑戦したがなんでこんなに鎖が太いのだろう。手の小さい私としては握るというよりもしがみつくしかない。迂回ルートがあるので下山ルートの鎖を使っている人は皆無だった。西日本最高峰の山頂でお昼をゆっくり取り下山した。今回リフトに乗ったが紅葉と景色を楽しむのには良かった。本格的なスキー場がありリフトの係員に聞くと昨シーズンは2メートル雪が積もったらしい。 来年以降お遍路再開して今治の54番から香川県88番まで巡礼して結願記念に剣山に登ってみたいと計画しています。    
10/21  女峰山 記:「ありさか」
<メンバー>「ありさか」
<詳細報告>
 天気は快晴、女峰山黒岩尾根コースに出かけました。小山5時出発、瀧尾神社駐車場発7時半。神社に参拝し登山開始。緩やかな傾斜で登り始め、八尾の岩場を越えると傾斜がきつくなり、ピークを巻くトラバースやガレ場を超えて唐沢小屋着。ここまで約5時間の登り。小屋から45分くらいで女峰山山頂着。無風快晴で360度の展望。見下ろすと標高1000mくらいあたりが紅葉見頃の様子。14時下山開始、日没まで3時間。標高差1700m、距離9kmを下る。八尾まで1.5時間、白樺金剛まで30分、ここからは適度な傾斜となり走って下れる。残り5kmを1時間で降り17時に駐車場の到着。2組と3人の単独の方に登りで抜かれました。黒岩尾根を登る人は歩くのが早い。単独の一人の方の大きな荷物に問いかけると、ロープやカラビナなど重りがわりに入れて冬のバリエーションに備えたトレーニングで、女峰山から志津経由で男体山を超えて日帰りとのこと。良い修行となりました。  
10/21  鼻曲山 記:「さとう」
山頂にて 紅葉 紅葉 紅葉
<メンバー> 「ひなぎく」、「さとう」                               
<行程> 小山6:00-二度上峠登山口8:15/8:35-氷妻山9:30-鼻曲山11:20/45-二度上峠14:05                    
<詳細報告> 紅葉を求め標高が適度な鼻曲山に行く。当初は榛名も考えたが、浅間隠山か鼻曲山のいずれか現地で判断、結局、浅間隠は人出が多過ぎ、笹原がうるさいが二度上峠からの静かなコースを選んだ。山頂では、霧積温泉側や西側(軽井沢)からの人で賑やかだったが、二度上峠からは予想通り数人と逢っただけの静かな山行となりました。 このコース、中腹の紅葉(黄葉)は丁度適期で楽しめたが、今年は天候不順や台風による影響か、一部は葉が枯れているものもあり、特に紅葉より黄葉が目立つように感じられます。 次週移行、標高を下げた場所に期待したいものです。
10/21  二ツ岳・水沢山 記:「こなっち1」
二ツ岳中腹付近の紅葉 雄岳から榛名湖方面 雄岳から雌岳,水沢山 水沢山から二ツ岳,相馬山
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)    天候:快晴、   日帰りピストン (4時間45分 休憩含)
<行程>9;00林道上野原線出合−9;30森林公園分岐−10;05雌岳−10;45雄岳(二ツ岳)山頂11;10−11;40森林公園分岐−12;05林道出合−12;35水沢山13;20−13;45林道出合
<詳細報告> 久し振りの雲一つない秋晴れ、紅葉も南下してきたので榛名方面に出掛けてみた。水沢観音から水沢山のピストンも考えたが、二ツ岳も近いので、林道上野原線出合からの両山ピストンに変更した。林道登山口からまずは二ツ岳、この辺りはまだ色付きも、時期尚早だが、所々モミジが朝日に透かされ青空と赤のコントラストが綺麗である。森林公園分岐から雌岳まで急登30分程で到着、中腹から山頂は丁度紅葉も見頃で、一旦鞍部に下り雄岳に向け登り返す。山頂からは榛名山、相馬山、浅間方面の展望が開け、遠く白い雪化粧の富士山まで見え、眼下は紅葉に染まる。テレビ塔先の岩場から雌岳、水沢山を眺めた後水沢山に向かった。二ツ岳方面は時々ハイカーにすれ違っただけであったが、狭い水沢山々頂は大勢の人で賑わっていた。この山も展望は良く、子持、武尊、草津、谷川、志賀、八ツ、秩父、赤城、日光など天気も良く360°ぐるりと見渡せ、ゆっくりした後下山した。帰りは、ひなびた秘湯の趣がある伊香保公衆露天風呂に浸かり帰路についた。
10/20-21  御神楽岳 記:「はしだ」
 
駐車場は満車状態 渡渉は滑る滑る 急な尾根を登る 股スリ岩 疲れモードです
<メンバー> 「はしだ」、「まちこ」、「くりさん」   
<詳細報告> 今回は熟達者向けと言われている蝉が平コースを辿り室谷口に下りるコースを選択。蝉が平コースの駐車スペースは朝7:30で満車、このコースにこれ程の登山者がいることに驚き。湯沢の出会いまで何度か渡渉するのだが滑ることこの上なし、一名ドボン、崩れているところは修復が済んでいた。湯沢の出会いからは気の抜けない岩稜歩きに終始するが補助ロープを出すことは無かった。しかし帰路もこのコースを下りるのは難儀で室谷口に車をデポして大正解、紅葉の大スラブを見ながら山頂を目指すが時間が押してしまったので雨乞峰より下山。足元が見えなくなるころ車に辿り着いた、疲れた山行だったが久し振りに充実した山となった。
10/19-20 高峯山・三方ヶ峰 記:「きたや」
高峰温泉 高峯山頂 三方ヶ峰 野天風呂
<メンバー> 「きたや」、他9名(旧職場仲間)    天候:うす曇り、   
<行程>19日 高峰温泉13:09→粒ヶ平13:35→高峯山13:55→車坂峠15:06→高峰温泉15:28
20日 ビジターセンター9:12→雷の丘9:36→雲上の丘9:47→見晴岳10:02→三方ヶ峰10:29→放開口11:13→ビジターセンター11:30
<詳細報告>
 高峰温泉からのハイキングコース。1日目は温泉からすぐ登れる高峯山。粒ヶ平まで登りですがあとは平らな山です。2日目は池の平まで宿のバスが使えたので、ゆっくり雲上の散歩を楽しみました。落葉松の紅葉と雲海と、池の平がかつてはカルデラ湖であった名残の放開口(湖水が流れ落ちた)も草紅葉の中にありました。宿に帰って風呂から出た15時ころからは霙(みぞれ)が・・10月の2000m以上は天候に要注意で
す。宿は野天風呂に、星の展望会・早朝の野鳥教室と大満足でした。
10/14  疣岩山 記:「はしだ」
弥平四郎口 細尾根 疣岩山山頂 山頂からの景観
<メンバー>「はしだ」、「まちこ」
<詳細報告> 紅葉の飯豊を見たくて疣岩山を反時計回りに周回してきました。登り4H下り3H。 弥平四郎口には20台位の駐車スペースと簡易トイレ立派な案内板有。ここから飯豊 本山に行く人も多いらしく8台程駐車。しかし山中で出会ったのは山ガール3人組と 単独の2人のみ、山頂から下りは一人も会わず天候と相まって寂しい限り、リクのみ 駆けずり回っていた。期待していた大日岳や飯豊本山の眺望も雲がかかり見れずじま い、次回にリベンジか?
10/13  二岐山 記:「こなっち1」
女岳登山口付近ブナ林 地獄坂の急登 男岳手前から女岳 二岐山から大戸岳
<メンバー>「こなっち2」、則夫(記)    <天候>曇/時々晴、日帰りピストン (4時間15分 休憩含)
<行程>9;25女岳登山口−11;05女岳11;10−11;35男岳(二岐山)山頂12;10−12;30女岳−13;40女岳登山口
<詳細報告> 
今週末も何とか天候が持ちそうなので近場の二岐山に出掛けた。朝の内は矢板辺りで晴れ、那須連山も綺麗に見渡せたが、次第に雲が出始めた。周回も考えたが、長い林道、舗装路歩きがあるので女岳登山口からのピストンにした。歩き始めは綺麗なブナ林だが紅葉はまだまだ、女岳まで高度400m程の地獄坂急登で徐々に木々も色付き始めた。林の中で展望のきかない女岳を通過し、男岳までは100m程の登り返し、振り返れば紅葉に染まる女岳が見渡せた。山頂は15人と6人のパーティーで賑わっており、日が当たっていないのが少し残念ではあるが紅葉の白森山、大戸岳、会津、猪苗代方面が見渡せた。のんびりした後、往路を戻り下山、まだ時間も早いので、“秘湯中の秘湯”の看板に誘われ、二岐温泉の温めの露天風呂でゆっくり汗を流した。
10/6-8  西穂高〜奥穂高(敗退) 記:「ウッチー」
上高地側登山口 稜線到着。焼岳分岐 西穂高山荘テン場 イザ出発
<メンバー>「ありさか」、「ウッチー」        
<行程>10/6(土)? 小山5:00−松本IC−沢渡P 10:00〜10:25帝国ホテル前〜11:00登山口〜14:20 西穂山荘(テント泊) ???????         10/7(日) 西穂山荘7:25〜7:40丸山〜8:20独標〜9:50西穂高岳〜11:00落石事故発生(赤岩岳〜間ノ岳登り付近)11:40〜13:20西穂高岳  〜17:50西穂山荘(山小屋泊)
10/8(月) 西穂山荘8:15〜10:30ロープウエイ山頂駅−12:40ロープウエイ山麓駅−13:20平湯温泉13:50−14:10沢渡・沢渡P−松本IC−20:30小山
<詳細報告>
10/6?曇り時々雨(入山:上高地〜西穂山荘) 沢渡バスターミナルに車を止め、定期バスで上高地に向かう。帝国ホテル前でバスを降り、西穂山荘までの3時間は入山してすぐに通り雨に降られましたがすぐにやみ、たっぷり汗をかいて登りました。途中、槍ヶ岳からの単独縦走の方とすれ違いました。翌日の台風25号接近による悪天候を予想して下山とのこと。これから入山の私たちには「悪天候」という言葉にやや不安が残りました。 西穂山荘に到着すると、テント場はほぼ満員状態。今回は軽量化のためにツエルト。設置スペースを確保して翌日の縦走に備え早々にシュラフに入りました。 夜、翌日の悪天候のための注意喚起か?小屋の支配人がテント場まで来てくれて大声で説明がありました。 ?
落石場所近く西穂高山頂10/7?風雨のちガス(縦走:西穂山荘〜奥穂高岳⇒西穂山荘〜間ノ岳手前〜西穂山荘) 昨夜は台風による雨と風で何度も起こされました。最悪なことにシュラフの中が濡れてしまいました。仕方なく早朝小屋に逃げ込み天候の回復を待ちました。昨夜の支配人の説明によると、昼には台風の風も弱くなるが夜までガスがとれないとのこと。仕方なく雨のやむのを待って遅い出発となりました。夜半の雨に装備が湿り気味。昨日より重くなった荷を背負い今日一日の長い行程を何とかこなそうと先を急ぎました。 山頂に10名ほどが賑わっていた西穂高岳までの一般道は順調に進み、これから奥穂高までの山やの領域は昨夜の雨が乾き気味でしたが慎重に進みました。 間ノ岳のガレた登りの途中事故が発生しました。私たちのすぐ上部から「ラーク! ラーク!!」の大声。逃げようのないガレ場で、私は岩場を滑るように落ちてきた握りこぶし2つほどの落石を左太ももに直撃。11時頃でした。痛みからしばらく歩くことはできず、その場でうずくまっていました。そんな私を「ありさか」さんはツエルトで身体が冷えないようにしてくれました。 「感謝、感謝。」 現在地から本日の目的地穂高岳山荘まで5時間。これは今のケガの状態では難しいと判断。痛みで左脚が膝から曲げることが難しいが何とか自力だ歩けることを確認して、西穂山荘まで戻る事を決めました。今回幸いにも落石してしまった方(落石者)が協力的だったこと。「ありさか」さんと落石者に前後補助ロープで確保していただいて、西穂山荘に到着したころには辺りが薄暗くなっていました。落石者とは独標で別れました(本日中にロープウエイ利用で下山とのこと)。 本日は大事をとって小屋泊まりとしました。 ?
10/8?快晴(下山:西穂山荘〜新穂高温泉) 昨日は私の他に韓国の登山者が西穂高岳付近で滑落したらしく、山小屋関係者、警察レスキュー隊とすれ違いました。小屋の方から韓国登山者はロープウエイで昨晩無事救出できたと聞いて安心しました。それから私の落石事故の件を警察レスキュー隊に報告したことも伝えれられました。今朝私が歩くことが困難だったら、小屋から警察を通してヘリコプターを要請してくださる予定だったことを聞き、私の落石事故の重大さを改めて痛感しました。 まだ左ひざの腫れと痛みは残っていましたが、小屋の方には上高地側へ下山は諦めて、ロープウエイ利用で新穂高温泉側へ自力下山する事を伝えて、昨日同様「ありさか」さんの確保されながら下山しました。
10/8  鳴蟲山(稲山神社より) 記:「きたや」
登山口 紅白鉄塔 鳴蟲山山頂 山頂の祠
<メンバー>「きたや」        <天候>うす曇り
<行程>高畑の駐車場8:37→稲山神社8:46→稜線9:05→上久我10:23→鉄塔11:19→鉄 塔(紅白)12:48→鳴蟲山12:53→林道14:17→駐車場15:26
<詳細報告>羽賀場山・お天気山の向いに見えた紅白の鉄塔=鳴蟲山が気になっていました。栃木100名山で表示板が捨てられる=もともと表示板の少ない山と聞いていました。稲山の神社からは想定の通り全く目印なくかすかな足跡をたどり草をむしる急登20分。稜線から上久我まで時間がかかり、通り越したか?ルートは正しいか?地図と相談しながらの一人旅でした。鉄塔近辺で赤いリボンがどっさり、しかし紅白鉄塔の手前には紛らわしい赤黄3本マークの木に惑わされルートを誤って・・引き返す。紅白鉄塔へは板ゴムの階段が助かります。紅白鉄塔のすぐ上が鳴蟲山です。下山では片野道コース入口への林道への東電巡回路が見つからず、見つけた林道に藪漕ぎと泥壁滑りで、その後は崩れ・沢・倒木を乗り越え冒険的なツアーでした。体育の日で一人も出会いのない静かな山行となりました。
10/8  唐倉山 記:「はしだ」
細岩尾根 飛びつき岩 山頂標識を手に こっちが山頂
<メンバー>「はしだ」、「まちこ」  
<詳細報告>うつくしま100名山の唐倉山に行って来ました。伊奈村の赤岩荘の近くにあり便利 です。普通には登り1.5H下り1Hくらいですが上部は岩場が多く下りは森のめぐみにありつき3.5Hかかりました。楽しい山行でした。
10/8  三本鎗岳(鏡ケ沼経由) 記:「さとう」
鏡ヶ池 三本鎗岳山頂 大峠 林道崩落地
<メンバー> 「ひなぎく」、「さとう」                 <天候>晴れ/曇り              
<行程> 下野6:00-林道駐車場8:30/45-林道終点10:15-鏡ケ沼分岐10:20-鏡ケ沼11:30-稜線12:10-大峠分岐12:55-三本槍山頂13:10-大峠分岐13:35-大峠14:40-林道終点15:30-駐車場16:25                                     
<詳細報告> 紅葉を期待し、静かな山行をもとめ鏡ケ沼経由での三本槍岳をめざした。車での林道乗り入れが何処までか? 心配されたが、やはり不安は的中、1,030m付近の急カーブ手前でストップ。大雨による道路の陥没があり自然の驚異を感じます。最奥の駐車場まで、たっぷり1時間半林道を歩きました。目的の鏡ケ沼分岐までは僅かです、紅葉が時々綺麗な沢筋に沿って進めば鏡ケ池に到着、あたりは今が適期の紅葉風景、静かな雰囲気の中楽しめました。今回は慣れないスマホによるジオグラフィカの練習を始めてしたが、不慣れでありながらも非常に便利なツールであることは間違いありません。今更ながら地形図のルート(点線)と実際の差が何カ所も有ることに驚きです。沼から急登の藪を行けば、須立山からの稜線です。歩き易くなった稜線を大峠への分岐をみやり僅かで三本槍の山頂です。さすがに人で賑わっていました。わずかに展望が有るもののスッキリと雲はとれません。降られないだけ良しとし。帰りの尾根ルート、大峠への周回コースを辿ります。時期が良ければ峠への斜面はドウダンツツジの見事な紅葉が楽しめる筈ですが、既に遅し、葉が散ってしまい残骸が有るのみでした。誰も居ない大峠の地蔵さんを後に北への下山路に向かいます、途中、見事な紅葉が楽しめ疲れが癒されます。鏡ケ池分岐、林道終点までくれば、あとは我慢の長い林道歩きが続きます、日暮れ前には駐車場に帰還、食べたかったソバも既に終わり、結局ちゃぽランド西郷で、汗を流し腹を満たして帰路につきました。
10/8  巻機山 記:「たらちゃん」
牛ヶ岳山頂 巻機山々頂 下山時の紅葉 下山時の紅葉
<メンバー>「たらちゃん」  
<行程> 桜坂駐車場5:30-巻機山山頂 8:10-牛ヶ岳 8:30-桜坂駐車場 11:30
<詳細報告>2時30分頃自宅出発し、桜坂駐車場5時到着。ものすごい数の車である。 5時30分登山開始。ガスで視界なく、このまま紅葉は見ることができないなあと思いながら、井戸尾根を進む。ぬかるんでいるが、歩きにくくなく、難所もない道で、樹林帯を抜けると前巻機山が見えてくる。それほど疲れていないので、アクエリアスをごくごく飲んでほとん休憩なく前巻機山頂上へ。視界がないので、そのまま避難小屋まで来ると、消防隊の方がいたので聞いて見るとさっきまでは少しは良かったのにねえと、気の毒がられる。そのまま巻機山山頂へ。途中池塘が点在し、晴れていたら綺麗だろうなあと思いつつ、ここもガスで視界なし。ここまでほとんどの方々を追い抜いてきたが、抜かれた2人の方がいたら巻機山山頂で写真を撮ってもらおうかと思ったが、誰もいず。このまま牛ヶ岳へ、笹の間を空中散歩するような素晴らしい道で、きちんと木道として整備されている。牛ヶ岳山頂で日はほとんどささないものの、パーっとガスが晴れて、景色が見えると草紅葉が素晴らしい。八海山や中岳が見える。ここでしばらく景色を眺める。おにぎりと中華スープを食べて、先ほどの空中散歩の木道を戻る。登りの時とは全く違う景色であり、紅葉が素晴らしい。巻機山山頂で写真を撮ってもらい、ゆっくりと下山。というか登ってくる人がすさまじい数なので、道を開けているとゆっくりにならざるを得ない。しかし上マラ見る紅葉がどこを歩いていても素晴らしいので、登った甲斐があった。紅葉自体は山頂からすでに中腹にうつっている感じであった。下山後関越がこむのが嫌なので、温泉に入ることなくまた途中昼ごはんを食べることもなく、小山に帰宅。
10/8  船形山(宮城) 記:「こなっち1」
湯谷地から前船形 船形山々頂 升沢小屋付近紅葉 三光の宮
<メンバー> 「こなっち2」、則夫(記)    天候:曇/時々晴、日帰り周回 (5時間30分 休憩含)
<行程>10;00大滝野営場登山口−11;00小野田分岐−11;50船形山々頂12;40−13;50升沢小屋−14;40 三光の宮14;55−15;30大滝野営場登山口
<詳細報告> 紅葉を求めて船形山に出掛けた。10月7日(日)、予報では台風の影響で風が残るもののまずまずの天候とのことで、蔵王に立ち寄ってみたが、刈田駐車場で暴風とガスの為車外に出ることもなく敢え無く撤退した。あくる8日(月)は風もおさまり絶好の登山日和だが、山沿いは所々雲が掛かる。距離の割にナビ到着時間が遅いが、色麻町番所から登山口まで16kmの狭い未舗装路に納得した。登山口駐車場は車も多いが、まだ余裕がある。湯谷地から紅葉に染まった船形、前船形山が見渡せ、黄金色のブナ林を進むと、あちらことらクマザサの中でガサガサ音がする。熊かと思いビビったが、多くキノコ狩りの人達でほっとした。鏡ケ池分岐から40分程の急登で御来光岩の稜線に出ると見晴が良い。山頂は紅葉の盛りも過ぎたが、入れ代わり立ち代わり登山客が訪れ、オレンジ色に染まった薬師森、蛇ケ岳、後白髭山など周辺の山々が見渡せた。大休止後、渕に溜まった落葉が綺麗な升沢沿いの沢筋を下り、三光の宮に立ち寄り下山した。ジオグラフィカを試しに使ってみたが便利なもので、通信機器の進歩に感慨深い。帰路のガタゴト林道にウンザリしたが、盛りを過ぎたものの一面の紅葉を楽しめた。
10/2-4  三ツ石山・栗駒山 記:「はしだ」
三ツ石山荘 三ツ石山山頂 栗駒山山頂
<メンバー> CL「はしだ」、「まちこ」、「すぎと」、「あんまん」
<詳細報告> 最近紅葉で有名になった三ツ石山、と栗駒山に時期を見計らって行って来ました。2日の昼鹿沼発、岩手山山麓にある相の沢キャンプ場にP泊。無料のうえ綺麗なトイレと広い牧野の素晴らしい風景を見れました。3日朝、奥産道の駐車場に移動、時間が早く奥に停めることができ、喜んでいたら紅葉の盛りは10日位前だったみたいで、人が少ないためでした。例年ここは東北でも最も早く色付、彼岸の頃が盛りと地元の方に教えて頂きました。それでも残った紅葉を愛で須川温泉に移動。4日朝、雲は多めだが無風なので期待しながら行動開始、賽の河原あたりから見頃となり上部は最盛期を迎えていた。旅行会社が日本一の紅葉の名所だと宣伝しているせいで後から後から続々と登ってきて休憩場所に困るほどだ。山頂からの帰り足に三県境に寄ると見事な紅葉と景色を楽しめた。駐車場はいつの間にか満車で団体さんが皆お風呂は栗駒山荘でと言うのでそこでの入浴は諦めて温湯に移動、20:30に鹿沼着。
10/3  熊鷹山 記:「みつまん」
林道の崖崩れ 歩きやすい井戸尾根 熊鷹山山頂 熊鷹山名物標識
<メンバー> 「みつまん」
<行程> 小山6:15発 - 7:40熊穴橋P7:50 - 白ハゲ広場8:27 - 三滝上9:13 - 主稜線へ10:13 - 10:40熊鷹山11:05 - 西沢分岐11:27 - 骨折場所11:27 - 西沢橋13:40 - 14:00熊穴橋P
<詳細報告> 熊鷹山へ行った。三滝〜宝生山〜熊鷹山〜西沢口の予定で、沢沿いの道を久しぶりに歩いてみようと思った。
熊穴橋の入口に「危険。三滝上流土砂崩れにより、入山は危険です。お控え下さい」の看板を見て、多少ひるんだが行けるところまで行ってみようと思った。白ハゲ広場までの林道は随分前から車は通行できない状態だったが、崖崩れが新しく2箇所増えていた。数日前の台風の影響か新しい折木も多い。途中、下腹が痛くなったので路肩の落葉をどけてしゃがむと細いミミズのような虫が5〜6匹蠢いているのが見えた。鎌首をもたげているものもある。ヤマヒルだ。早々に黄色爆弾を落下させたがその効果の程は確認する気にならなかった。落葉で覆い隠してその場を去る。ヤマヒルが多いという話は聞いていたので塩水を準備して、歩き始めに靴にかけておいたが、とてつもなく多そうだ。沢筋はヒルの餌食になりそうなので、宝生山へ行くのはやめて井戸尾根から熊鷹山に向かうことにした。
白ハゲ広場に到着。小屋は先日の台風にも耐えたようだ。そこからの2箇所の木橋は濡れていて滑りそうなので慎重に歩を進めて山コースに入る。山コースは一般用となっているが、踏跡は薄く、じっくりと目を凝らして歩かないとコースを外れてしまう。テープを確認しながら歩く。数年前から崩れている場所はそのまま朽ちるのみで、手は一切入っていないようだ。三滝の上の井戸尾根に到着。ここからは尾根筋に登るので気楽だ。春にはアカヤシオがきれいな尾根だが今の季節は面白みは少ない。山栗がたくさん落ちていた。実のくり抜かれたものもあるが実が残っている物も多い。ザックを揺すって鈴を大きく鳴らして、大きな咳払いをした。約1時間の尾根歩きで十二山から熊鷹山への主稜線に着いた。主稜線は起伏の少ない尾根だ。
熊鷹山には先着が一人。埼玉県からやって来たという。やがて、私と同じ方向からも一人やって来た。宝生峠からやって来たという。立派なカメラをぶら下げていた。「クマタカ」を撮りたいという。私は熊鷹山は「熊や鷹がいる山」と思っていたが「クマタカのいる山」なのだそうだ。その男性に「帰りは峠まで一緒に帰りませんか。」と誘われたが、「西沢口に下りたことがないのでそちらへ下ります」と断ってしまった。そのお誘いに乗れば、その後に起きた悲劇は無かっただろう。
山頂を去って快調に下って行った。西沢口と白ハゲ口との分岐からは初めて歩くルートだ。尾根の下りなので所々ミスルートしそうな場所はあるが、慎重にルートを選んで下った。標高790m辺りで植林地になったが、そこで悲劇が起こった。何の変哲も無い緩い下りだったのだが、先日の強風で落ちた檜葉に足を滑らせてしまった。「ゴキッ」という音を聞いたような気がした。右足首を骨折したかと思ったが何とか動いたので捻挫で済んだのだろうと合点した。そこからは、痛い右足をかばって、ゆっくりと慎重に歩を進める。特にルートファインディングに気を遣った。というのは、この下りは初めてなので、右手に尾根を下ることは分かっていたのだがどの辺りで下りるのかが分からない。おまけにテープも無くなってしまった。足のケガがなければ多少間違っても大丈夫なのだが、ケガをしているので無理はできない。752m地点の東で右に延びている尾根がある。その尾根を選択するかどうかを随分と迷ったが直進する尾根に剥がれたテープを見つけて直進した。右に下る地点には標識があった。その標識を見たときには本当に安堵した。そこからは細いトラバース道が続いていた。最後に急な伐採地内の作業道で沢に下りた。作業道は沢でスッパリと切れている。大雨で橋が流されたのかもしれない。何とか渡渉できたが、向こう岸の1mくらいの段差に上がるのに苦労した。足を引きづりながらなんとか、作原沢入林道にでた。ケガをしてから約2時間で駐車地に戻ることができた。今回はなんとか下山できたが、もう少しひどい状態だったらどうなったかと思うとぞっとする。せめて応急処置の訓練ぐらいはしておいたほうが良さそうだ。
帰宅後、整形外科を受診すると、捻挫ではなく、骨折しているという。ギプスを巻かれたのでしばらくは松葉杖の生活になる。


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