山行記録詳細ーその2 (H29年度:'17年度ー上期)

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8/25〜27    笠ケ岳    
8/19〜21   鹿島槍ケ岳  8/18〜20   甲斐駒ケ岳(黒戸尾根)  
8/14〜15   燕岳  8/12〜15   奥穂、北穂、南岳   
8/12    太平山  8/11〜12   白馬鑓ケ岳  
8/5      桜沢(沢登り)  8/8〜10   立山縦走、剣岳 
7/18   麟趾山(台湾)  7/19〜20   玉山(台湾)  
7/16   合勧山(台湾)  7/28    大峠〜流石山 
7/15〜16   三倉、大倉  7/15〜16   塩見岳
7/8    朝日岳、三本槍ケ岳  7/15〜16  甲斐駒ケ岳  
7/2    市民ハイク(猫魔〜雄国)  7/8〜9 滑谷沢<イワナ>(福島・摺上川上流部)  
6/29〜30   唐松岳  7/1〜2    清掃登山(日光)  
6/23〜24   浅草岳  6/24〜25  栗子山系・叶道沢上流  
6/16〜18   朝日岳  6/24     庚申山  
6/17〜18  秋田駒ケ岳、森吉山  6/18    大峰山、吾妻耶山 
6/9〜10   谷川岳主脈縦走 6/12〜13    焼石岳  
6/5      御座山(オグラ)  6/10     黒檜岳 (日光) 
6/3     日留賀岳  6/3      岩山
5/28     袈裟丸山  6/4      両神山  
5/27〜28  杉田川(沢登り)  5/26〜28  蝶ケ岳(北ア)  
5/20〜21  瑞牆山、金峰山  5/27     白砂山  
5/21     男体山  5/21    袈裟丸山  
5/20〜21  燧ケ岳(山スキー)  5/20   薬師岳〜三ノ宿山  
5/14    黒檜山〜駒ケ岳(赤城) 5/20    牛奥ノ雁ケ腹摺山(山梨)  
5/14     雨巻山  5/14     燧ケ岳(山スキー)   
5/3〜4     丹沢縦走  5/4〜6   立山周辺(山スキー)  
5/3〜4   硫黄岳、天狗岳  5/3〜7   八甲田山、岩木山(山スキー)   
5/1    金剛山   5/2     六甲山 
4/30   根本山、熊鷹山 4/29    富士山
4/30   神峰山〜高鈴山(日立市)  4/30    御在所岳  
4/22   飛駒周回  4/22〜23  大津又峠(山スキー) 
4/15〜16 月山・品倉尾根(山スキー)  4/23   三ツ岩岳  
4/12  横根山(茨城・高萩) 4/15   筑波連山縦走   
 8/25〜27    笠ケ岳  記:「たらちゃん」 
<メンバー> 「たらちゃん」   
8月25日 前日 東京都庁 夜行バス 
8月26日 新穂高温泉7:15-笠新道登山口8:00-笠新道分岐 12:15-笠ヶ岳山荘13:10-笠ヶ岳山頂13:45 小屋泊
8月27日笠ヶ岳山荘5:00-笠ヶ岳山頂5:30-雷鳥岩-クリヤ谷-中尾高原口 10:15 バス 帰宅
 
東京都庁より23時発新穂高温泉6時30分着の夜行バスに乗る。3列シートで今回は余裕あり快適ではあるが、熟睡は不可能。雨のなか、傘を持っていたので傘をさしながらまず笠新道登山口へ。ここで水場あり給水。小雨になったので傘をたたみ樹林帯の登り。

杓子平までの最後の登りがきつい。このころには晴天となり見晴らしは良くなる。杓子平からの槍穂高の眺め、素晴らしい。蝶ヶ岳から見る槍穂と反対側から見るのであるが、なんとなく飛騨側からの方が美しく見える。杓子平から笠新道分岐までこれが最後の上りであるがここが一番きつかった。

笠新道分岐からは稜線上を空中散歩している感じであり、山荘まで気分が良い。山荘で受付を済ませ荷物をデポしてから空身で山頂へ。30代と思われる山ガールが一人いるのみで、その方に写真をお願いする。その方も横の祠の方でタバコを吸いに座っていたので、山頂はなんと30分程度私一人で独占した。

北アルプスが一望できる。西鎌尾根を追ってゆくと、双六小屋がみえて、左側には黒部五郎岳、その奥に薬師岳が見える。右には鷲羽岳がみえ、更に北のほうには何と剣岳まで見えた。槍ヶ岳から穂高岳、その南の焼岳、乗鞍岳が見える。いつまで見ていても飽きない。1時間は山頂にいた。ここまで長くいた山頂は初めてだった。

小屋も混んでおり、初めは2枚の布団に3人でということであったが、朝方の雨でクリヤ谷方面の客がキャンセルが出て、一人一枚布団が使えラッキー。少々湿っているものの居心地よし。食事はいまいちであった。

翌朝ご来光のために4時30分に起床し、5時20分にご来光。やや雲があり少し残念。雷鳥岩を目指す。基本的にトラバースで進んでゆき、途中稜線に出ると左側がいきなり崖となる。ガスっていたら怖いところだなと思う。雷鳥岩を通過しクリヤの頭を回り込む。下の笹がある程度払ってあり、登山道はわかるものの、滑りやすい。

クリヤ谷にでると、渡渉箇所が4箇所あったが、最後の一つが、沢が前日の朝までの雨で増水しており、靴を脱いで渡ろうか、飛べるか迷ったが、幸い沢の端に飛び出してる木があり、ここに手をかけてジャンプできた。ここで小屋からもらった弁当を食べる。混ぜご飯で私の嫌いな梅干入り白米ではなく、満足。ここから順調に槍見荘前の登山口に下山。

バスの出発は14時50分。あまりに時間があり、温泉に入り、蕎麦を食べながら生ビールを飲んで至福の時間を過ごした。中央高速が大月インターから小峠トンネルまで30キロの渋滞であり、途中下道を使ったりしつつ、結局自宅に着いたのは0時4分。自分の車が使えれば中央高速など通らなくても済んだのにと思いつつ帰宅した。


 8/18〜20   甲斐駒ケ岳(黒戸尾根) 記:「ともさん」 
<メンバー>  「ながおか」 ・ CL「ともさん」・ (「たかはし」)
8/18(金)20:00佐野―23:30尾白川渓谷? 
8/19 (土)5:20尾白川渓谷?―7:25笹ノ平―9:35刀利天狗―10:25屏風岩― 11:25七丈小屋
8/20(日)3:30七丈小屋―5:55甲斐駒ヶ岳山頂6:20−8:00七丈小屋8:35−9:35屏風岩―10:10刀利天狗―11:40笹ノ平―13:10尾白川渓谷?
 
七丈小屋  豪華になった夕食  日の出前  山頂にて   

雨が続きまともな山行ができず果たして標高差2200mの黒戸尾根を登りきることができるか不安もあったが、なんとか天気が持ちそうなので計画通り出かけることにした。元会員の「たかはし」君が5月の連休に行こうと思ったが事故があったので無雪期に行きたいとのことで今回同行することになった。
<19日>
金曜夜登山口近くにテントを張ってしまったため翌日3時ごろから出かける人の鈴の音で起こされてしまった。まだあたりは真っ暗。4時まで待ち支度をして5時過ぎに出発した。駐車場奥の竹宇駒ヶ岳神社で安全登山を祈願し左手に回り込んでつり橋を渡り尾根に取り付いた。いよいよ長丁場の始まりだ。気合を入れなおした。

すぐに急登が始まり汗が噴き出してくる。湿気が多く蒸し暑い。急登だがつづら折りの歩きやすい道だ。獣の臭いがし嫌な予感がしたので鈴を取り出した。笹ノ平に着き横手駒ヶ岳神社からの道と合流。そこから八丁坂の登りは靄がかかり幻想的な雰囲気でところどころに石碑があり信仰の山だというのをなお一層強く感じさせる。高度感があるであろう刃渡りをすぎ梯子や鎖を登りきると刀利天狗に到着。しばしの休憩。

合宿の高校生やテント泊のグループが次々と登ってきて大混雑になったので早々に出発。そこからは黒戸山の巻道となり平らな道が続き急登から解放されほっとする。五合目小屋跡までこのコース唯一の下り坂だ。下り切ると祠や剣、石碑が祀られた屏風岩が現れる。右奥にかかる長い梯子を登り鎖場や橋、今度は垂直の梯子と次々と難所が続く。

歩き始めて5時間にもなり疲れもかなり出てきているが小屋まで最後の頑張りどころだ。急登が終わるとほどなく七丈小屋に着いた。私たちのすぐあと小屋番のお兄さんがたったの3時間で30キロの荷物を背負って登ってきた。すごい体力うらやましい。山頂往復可能な時間であったが、天気が今一つなのと足にも来ていたので翌日のアタックと決め、午後は51年前小屋番をしていた埼玉在住のお母さんの話を聞きながらテラスで過ごした。

<20日>
猪熊さんのヤマテン予報は0〜6時までは快晴。それを過ぎると晴れ霧の予報。6時山頂を目指し3時起きで3時半出発。真っ暗な中ヘッドランプを頼りに急登を登っていく。森林限界を越えた頃ご来光を仰ぎ日の光を浴びる。久しぶりの太陽の光を浴びカビそうになっていたからだが生き返ったような気がした。視界の開けた砂礫の道をたどり山頂に着く。

先行者はいたが私たちがついたときは下山し山頂は私たちだけ。天気はドンピシャ。鳳凰三山、北岳、仙丈ケ岳、御嶽山、鋸岳、北アルプス360度の展望と貸切の甲斐駒ヶ岳の山頂。鳳凰三山の後ろには富士山の雄姿も。下山を開始するとガスが上がってきている。ほんの少しの差で展望が変わってしまう。ホントにラッキーだった。七丈小屋に戻ったころには山頂はガスに覆われてしまっていた。登りも長い分下りも長い。適度に休みを取りながら13時過ぎに登山口に到着した。

七丈小屋は今年からガイドの花谷さんが管理人さんになり食事も変わったとのことで北アルプスの小屋のように豪華だった。先月から甲斐駒ヶ岳七丈小屋でも山岳医療パトロールが始まり医師と看護師さんがいて夕食の時間に登山時の注意点などのお話をされた。水も豊富でトイレもきれいだった。

それからトレランナーがかなり多かった。登山者よりもランナーのほうが多い。テレビや本で紹介されたらしくレースのトレーニングに来ている人が多く楽しんでいるというより自分を追い込んでいる風の人が多かったような気がする。

花はホツツジ、ホタルブクロ、アキノキリンソウ、イワオトギリ、セリバシオガマ?登るのが必死で見る余裕がなかったかなぁ。キノコも多かった。黒戸尾根からの甲斐駒ヶ岳は簡単には登らせてもらえない分充実感があった。つらいけどまた行きたいと思う。


 8/19〜21   鹿島槍ケ岳  記:「ひなぎく」 
<参加者>  「あんまん」(SL) ・「すぎと」・ 「ひなぎく」(CL)
9月19日(土) 扇沢駐車場900 〜ケルン1035〜種池山荘1319
9月20日(日) 種池山荘600〜爺ヶ岳南峰650〜中峰720〜冷池山荘838
布引岳935〜鹿島槍ヶ岳南峰1125〜鹿島槍ヶ岳北峰1200 冷池山荘1500
9月21日(月) 冷池山荘600〜爺ヶ岳南峰723〜種池山荘810〜登山口1150駐車場1200
 
夕日の映える鹿島槍  鹿島槍をバックに爺ケ岳にて  鹿島槍北峰  珍しいシナノナデシコ   
<初日>
毎日天気予報を眺めつつ、なんとかなりそうな土曜日に決行を決めた。小山5時発、扇沢駐車場は扇沢駅有料駐車場は満杯、下部無料駐車場に駐める。登山口まで10分ほど。天気は良く、登山者は多くはないが何グループか時間差で出発している。柏原新道は初代柏原氏が個人で整備したという歩きやすい山道だ。歩き始めてモミジ坂の急登が始まる。気温、湿度が高くすぐ汗が吹き出す。ケルンまでの登ると稜線上の種池山荘が見える。本日はあそこまでだがまだまだ遠い。

ガスがどんどん登ってきて稜線も見えたり隠れたりする。長野側はすぐガスがかかるらしい。歩きやすい水平道になると周りはダケカンバが多くなる。最後のひと登りで種池山荘についた。周りはお花畑になっている。山荘は2008年に建て替えられてトイレもきれいである。ペーパータオルが置かれ,快適だ。紙パンツも置いてある。一人1個までで、使用したものは自分で持帰ることになっている。6人部屋に私たちだけだったが、遅くに1人が入ってきた。


<2日目>
朝食を食べてから出発。天気は今までにない良い天気だ。周りは360度の大展望、鹿島槍ヶ岳が爺の先にそびえている。やはりかっこいい。しかも優美、五竜の花嫁と言われるのもわかる。爺ヶ岳へはひと登りする。3峰あり、中峰に三角点があり、一番高く、2669.8mある。眺めは非常に良い。立山連峰、槍・穂高がはっきり見え、遠く 富士山も見えるがやや薄い。

甲斐駒・黒戸尾根組はどの辺なのだろう。「ともさん」にラインする。スマホは電池がもったいないので機上モードに切り替える。下りにはコマクサも多い。ここからは種池山荘と冷池山荘の両方がよく見え、特に種池山荘のオレンジ屋根が青空に映える。北峰は巻いて冷池山荘へ。受付し、荷物を軽くしてからまず目の前にそそり立つ布引岳へ向かう。お花畑が出てきて、撮影タイムに時間がかかる。春の花から夏の花とその多彩さに驚く。これはいつまでも雪渓があるからだろう。

鹿島槍への登りにも花畑がいくつもあり、花の種類が違ってきてすばらしい。南峰へはガレ場の急登が待っている。大町側からは切れ落ちた斜面をガスがどんどん上がってくるが、富山側は緩斜面ですっきりしている。頂上でゆっくりしているとガスに包まれる。ガスの中の北峰へ行く人は半分くらいか。まず岩場の急坂を慎重に下る。吊尾根は意外に長い。右手に大雪渓を超え、キレットへ向かう分岐にザックを置きひと登りする。頂上はガスで遠くは見えず。そうそうに下る。五竜方面が見たかったが残念であった。

花畑を鑑賞しつつ下山する。3時に山荘着。種池も冷池もどちらも柏原さんの経営であるが冷池山荘の方が綺麗であった。意外と登山者が多く、キレット方面へ縦走する人が結構いた。どちらも雨水なので、水は貴重である。宿泊者には1?の無料券がもらえた。19時には就寝。

<3日目>
行動食は余分に持ってこなかったので朝食にご飯と味噌汁をおかわりして食いだめする。6時前に出発。昨日より天気は良くないようだ。ガスの上がりが早い。それでも朝は展望が良い。爺ヶ岳は巻くこともできるが、再度登って景色を楽しんだ。針ノ木もはっきり見えるが富士山は見えなかった。

種池で水を補給し下山する。下山は早い、汗の出方の全然違う。登りの汗だくは酷かった。小屋には乾燥室があるので有難い。ケルンまでは長いが、その後約1時間で登山口へ。
今回、急いで支度したので少々忘れ物があった。「あんまん」さんはカメラを忘れ、モデルになるしかなかった。残念。相当悔しかったでしょうが「ひなぎく」の拙い写真で我慢してもらいましょう。今まで天気が安定せず、縦走はできなかったが偵察ができ良かった。


 8/12〜15   奥穂、北穂、南岳 記:「ながさわ」 
<メンバー> 「ながさわ」、他1名
12日  佐野市集合・発13:00-新穂高温泉登山者用無料駐車場着17:00(車中泊) 
13日  駐車場4:00-穂高平小屋5:45-白出沢出合登山口7:00-穂高岳山荘14:00(幕営) *同行者のみ北穂高岳へ 
14日  穂高岳山荘4:55-涸沢岳5:15-北穂高岳(北峰)、北穂小屋8:30-大キレット・最低コル11:10-南岳小屋13:20(幕営) *テント設営後、南岳へ(往復15分)
15日  南岳小屋5:00-南岳新道(救急箱設置地点)7:00-槍平小屋8:20-滝谷出合9:50-白出沢出合登山口11:00-新穂高温泉登山者用無料駐車場13:00-ひがくの湯13:30-佐野市着・解散19:40
 
12日(曇り時々晴れ)
山行は5月の岩櫃山以来、約10年ぶりの北アルプスエリア、初めての大キレット。前週、脚慣らしで予定していた山行も仕事で潰れ、不安要素沢山の中出立。相方は藪山マイスターのWさん。毎週末は常に栃木の藪山を登っています。夕方に着いた新穂高温泉登山者無料駐車場は、なんと満車。しかし大して待つこともなく駐車出来ました。ここで隣の深山荘の大露天に入浴、ぷち宴会、車中泊。
 
13日(曇り時々晴れ)
心配していた天気は何とか持ちそう? 長い林道を経て、白出沢出合(奥穂高岳登山口)に到着。だがここから山荘までは6時間の登りとなる。通常でその時間なのだから、鈍足の僕だと・・・  樹林帯、滝、雪渓、急登のガレ場と変化に富んだ地形を進むが、ひたすら長い。特にガレ場は浮石も多く、足の置き所や後続者への落石の配慮など気遣い通過する。雪渓終点後、山荘の石壁は見えているのにたどり着くのに2時間は掛かっただろうか?
その頃、既にWさんは奥穂高岳登頂。この時点で消耗激しい僕は明日以降を考慮して、奥穂高岳は断念。
テン場はまるで難民の避難所が如き、寿司詰状態!  ヘリポートまで占拠されていましたが、2時間以上先行していたWさんに場所を確保してもらい、一安心。山荘で驚いたのが、ゴミ箱が分別されて設置されていた事。燃えるゴミ・空き缶・ビンと分かれていて捨てられるって、凄い事だよ。オンシーズン中のメジャーの地域はこれが普通なのか?

14日(曇り時々晴れ)
本日は、この行程の核心部が待ち受ける。朝から筋肉痛。北穂高岳に登る頃には晴れ間が覗き、北には鋭い姿の槍を拝む事が出来ました。 それにしても凄い数の登山者。飛騨泣きにて対面から人が来て、後続者も次々ときて焦りました。高度感満載の降りを終え、A沢のコル以降は大キレットへ。

長谷川ピークは標識も無く、ナイフリッジを通過する。すれ違いが怖い!!
最低コルを過ぎてからの長い登りの途中で、先行しているWさんから連絡あり。本来、槍平小屋で幕営予定を、南岳小屋に変更しようとの事。勿論僕を気遣っての事。お昼過ぎには下山予定の所を、南岳小屋に着いた頃には13時を過ぎていた。Wさんは既に設営し、一杯やっていた・・・(汗) 時間に余裕ができたので、南岳まで行ってみる。こちらはガスってきたが、向かいの常念や蝶ヶ岳は晴れているなぁ。泊まりは今日で最後。重いザックの食材を片付ける為に、イカ墨パスタ、ピザトースト改、カラメルバナナを作り、小屋でワインを調達。たちまち盛り上がる。

15日(曇り時々霧)
最終日。相当脚にきてる。ほぼ降りだし、前2日よりは楽だろうと思っていたが甘かった。降りの南岳新道はあまり人気のないルートなのか、特に後半崩落した梯子や、桟道が多く歩きにくい。何より樹林帯からアブやら羽虫の類が顔にまとわりつき、違う意味で消耗した。虫除けスプレー必須です!

槍平小屋手前の雪渓、滑って泥だらけになる。とにかく足場が悪い所が
多いルートでした。槍平小屋付近でホイッスルが激しく連呼している。聴けば熊が出没したとの事。長い長い林道も降りなら速い筈が、次々と登山者に追い越され、あら〜、自分こんな鈍足だったっけ?!と悔しい思い。

疲労困憊で駐車場に着くと、Wさんは着替えて車内で寝ていました(汗)  今更ながら、出発と小屋と、テン場位しかお互い逢わない変な同行者だなぁ。僕が健脚になれば改善されるだけの事ですが。最後の林道に入り、一時的に雨が降ってきたが、終始天気は何とか安定。今後の課題満載ですが、念願の場所に4日も利用して来れた事等、お付き合い頂いたWさんと楽しい山旅が出来たことに感謝です。


 8/14〜15   燕岳  記:「こなっち1」 
 
山頂直下から燕岳  槍と表銀座縦走路  燕岳山頂  コマクサと燕   
<メンバー> 「こなっち2」、則夫
天候:晴、山小屋1泊ピストン (9時間、休憩含)
814()6;20中房登山口−7;202ベンチ7;308;30富士見ベンチ8;409;10合戦小屋9;3010;30燕山荘10;5011;20燕岳12;2012;45燕山荘  
815()】燕山荘7;007;30合戦小屋7;408;402ベンチ8;509;35中房登山口  

中房温泉駐車場は満車との情報で、穂高神社4時53分発のバスで中房まで1時間、ちょっと早いが6時20分に登山開始した。合戦尾根はガスの中だったが、下山客より「西側は天気が良い」との話で、期待は膨らんだ。

合戦小屋で名物のスイカを頂いたが、とても甘く汗だくの体を癒してくれた。燕山荘に着くと、情報通り尾根の西側半分は天気が良く、所々雲はあるが向いの裏銀座の山並みが見渡せ、テンションがあがる。

山荘に荷物をデポし、燕岳を目指した。メガネ岩、イルカ岩等の奇岩、コマクサの群落を楽しみ、山頂でゆっくり展望を楽しんだ。

日帰りも出来るが綺麗な山荘でのんびりし、大天井、槍、鷲羽、水晶岳などの山々、ウサギギク、ヤマハハコ、コガネギク、ハクサンフウロ、テガタチドリ、ミヤマリンドウ、エゾシオガマなど多くの高山植物、美味しい夕食、オーナーさんの楽しいトークとホルン演奏などたっぷり楽しみ、翌朝下山した。
 


 8/11〜12   白馬鑓ケ岳 記:「さやま」 
<メンバー>  「atsushi」、「わたなべ」(昭)、「さやま」
8月11日(金):曇りのち雨 猿倉荘8:20ー11:30杓子沢ー12:30白馬鑓温泉
8月12日(土):雨 白馬鑓温泉9:00ー10:00杓子沢ー12:30猿倉荘
 
山の日ということで、山にある温泉に行ってきました。標高日本一の天然沸出量を誇る白馬鑓温泉です。猿倉荘の駐車場が満車になるのが心配だったので前日の夜に出発しました。駐車場は8割くらいうまってましたが、無事に駐車して車中泊です。

翌日は予報通りの曇り空です。猿倉荘に登山計画書を提出し登山口より登山開始。雨が続いているためか、足場がところどころ濡れており滑りやすいので慎重に歩きます。鑓温泉までに雪渓を3回通りました。軽アイゼンを持っていきましたが、使うほどではありませんでした。すれ違った人の話では、朝方は凍結していたらしくアイゼンなしでは危ないようです。約4時間かけて白馬鑓温泉に到着。テント場は混んでおり良い場所がありませんでしたが、ソロテントの人がスペースを少し譲っていただき、良い場所にテントを張ることが出来ました。

テントを張り終えるとさっそく温泉に入り、持参したビールで乾杯しました。温泉はやや熱めでしたが、疲れたからだにはちょうどよかったです。残念ながらガスっており温泉からの景色はあまり望めませんでしたが、晴れていたら雄大だったろうと感じられます。温泉では気にならなかったのですが、テント場からは丸見えでした。テントに戻り、夕飯の支度をして宴会です。宴会後にまた温泉に浸かりました。その頃には雨が降ってきました。屋根はないので雨に濡れながらの温泉でしたが、これはこれで趣がありました。

翌日、白馬鑓ヶ岳の山頂を目指す予定が天候が悪く断念しました。早めに出発したソロのかたも稜線で雷にあい、断念して降りてきました。朝、ゆっくりと温泉に入り下山しました。今回は山頂を踏むことが出来ませんでしたが、ゆっくりと温泉に入ることが出来、たまにはこのような山行も良いものだと感じました。


 8/8〜10   立山縦走、剣岳 記:「たらちゃん」 
<メンバー> 「たらちゃん」    
8月9日(水) 雨のち晴れ   室堂バスターミナル8:00-雄山11:00-大汝山 11:30-真砂岳12:30-別山 14:30-劔沢キャンプ場15:30
8月10日(木)晴れ 
劔沢キャンプ場3:20-剣山荘4:00-前劔 5:30-剱岳山頂6:30-前劔 8:00-剣山荘9:00-劔沢キャンプ場 9:30 テント撤収 劔御前小屋11:30-室堂ターミナル13:00
 
剣沢より別山方面  明日登る剣岳本峰  岩稜を辿って本峰を目指す  早朝6時には無事山頂へ   
東京都庁より23時発、室堂ターミナル7時着の夜行バスに乗る。蒸し暑い日で、都庁の大型バス発着所は人いきれで汗だくになっている。4列シートで隣が100キロを軽く超えるであろう巨漢。こちらにも足がはみ出しており、寝られたものではない。

雨のなか、翌朝8時よりまず雄山を目指す。毎回後悔するのだが、食材、ワイン、フライパン、テーブルなども持参しザックが重い。中学生が大勢で同じ地ころを目指している。これを抜かしてもらって、ゆっくり登るも、頂上少し手前から息が上がっている。頂上では神主さんにお祈りしていただく。

雨で蒸し暑いので服も濡れており、このころから少し寒いかなあと感じる。大汝山より先は人気がかなりなくなり、別山に行く前には数人に抜かれるのみとなった。ここで吐き気と寒気があり、低体温症の可能性もあるので、別山の頂上にある祠の小さな屋根下で上半身裸になり着替えて、ダウンも着込む。すると見る間に元気が出て、劔沢までの下りは楽になった。

テントを張るころもじゃんじゃん雨は降っており、設営もつらい。しかし夕方5時ころ晴れて来て、劔岳も完全に姿を表す。明日の登山に期待が膨らむ。

柏から来ていた30代のソロのかたと一緒に夕食と酒。夕食はシーフートミックスとエリンギという私の好きな組み合わせのアヒージョを大量に作り、ふるまう。また魚肉ソーセージとアスパラガスと卵を炒めた。さらにバケットを焼いて、アヒージョのオリーブオイルの残りにつけて食べる。うまし。なかなか寝付けずおそらく21時過ぎに寝たと思う。


9日は朝2時45分に起床し、3時20分ころ出発。劔沢小屋から劔山荘まで何回か雪渓を渡るが、ペイントが夜でみにくく、慎重に劔山荘へ。そこからはペイントをたよりに一服劔、前劔へ。このころは明るくなって来ている。晴れており、景色良し。カニのたてばいにきて、私の前に一人上り始めた。足をかける場所はたくさんあるため、それほど恐怖感なく通過。その後も順調に山頂へ。遠くには槍ヶ岳もみえ、近くに薬師岳の雄大な姿がある。しばし景色を眺め、下山開始。


カニのよこばいに到着。はじめの一歩がとよく言われているが、なんのことはないと感じた。このころから上りの登山者が多くなって来ており、ロープを繋げた高齢者が数組あり、この後では渋滞するだろうと想像し、早く出てよかったと実感。

劔沢キャンプ場につきテント撤収。この後また重いザックがきつく、劔御前小屋までにおそらく5回以上休憩を入れなければ登れなかった。ここが別山手前の次に苦しい箇所となった。ここを通過するとあとは雷鳥沢キャンプ場まではくだりなので順調。本来の予定ではここで2泊目であったが、翌日の天気は雨の予報であったので、計画を変更し室堂ターミナルへ向かう。

しかしここから室堂ターミナルまではまた上りでああーっとがっくりする。13時に到着。15時前に扇沢着。ここまで朝からほぼなにも食べていなかったので、天ぷらそばを食べる。うまい。15時40分の扇沢発長野行きのバスに乗りかがやきにて長野から大宮へ。間々田には20時8分着であった。


 8/12    太平山 記:「ともさん」、「ひなぎく」 
 
 馬不入まで行き桜峠から清水寺に下り、登り返して神社まで、約6時間、暑さの中良いトレーニングとなりました。 

湿度が高いせいか、多くのキノコがありました。その中でタマゴタケが多いのに驚きました。

桜峠からの沢沿いにキツネノカミソリの群落がありました。 しかし近くへはマムシがいそうで行けませんでした。


 8/5      桜沢(沢登り) 記:「わたべ」<昭> 
 
<メンバー>  「ウッチー」、「わたなべ」()、「わたなべ」()、「たむら」
小山530 ? 学校平駐車場745 - 850咆哮霹靂(ほうこうへきれき)の滝。
入渓915 - 咆哮霹靂 - 1040雷霆(らいてい)の滝 - 1210おしらじの滝(エメラルドの滝壷) - 県道 - 13:10学校平駐車場 - 矢板温泉 - 1630小山。

天気があまり良くないが小山を出発。矢板市あたり朝は雨が降っていたようで路面が濡れている。しかし、学校平駐車場に着くと天気が回復、陽ざしも出て来る。

一時間の山道を下り咆哮霹靂の滝に到着。準備し入渓。昨年も桜沢に来たが今年は水量が多い。咆哮霹靂滝ではザイルを出し順調にスタート。雷霆の滝は水量が多く初心者、経験が浅い二人を考慮し滝をマクことにした。

おしらじの滝は、滝で無く滝壺だけがあった。大きな岩を人工的に移動され滝壺の周りに置かれていた。自然の感じが無くなり残念。


 7/28    大峠〜流石山  記:「ひなぎく」 
 ハクサンフーロ 真っ盛りの山ユリ  ウツボグサ  アリドウシラン   
日時  平成29年7月28日(金) 小山5時発 場所  那須 大峠から流石山ピストン
 駐車場8:10 大峠9:00 流石山10:50 大峠12:10 駐車場13:00

元会員の友人2人と初めての山行です。天気を心配しながらの道中であったが、思いのほか良く、曇り基調ながら時々晴れ間も見える中、約2週間前の花とまた入れ替わった花々を楽しんだ。

キスゲはぱらぱら、シモツケソウ・トリアシショウマ・ウツボグサその他ラン系の花が多かった。帰り、観音沼に寄りヒツジグサの咲く静かな沼を見学した。


那須塩原の森林組合の方々が、大峠から三戸小屋への刈払いをしていた。登山者は私たちと2パーティ4名のみ。ゆっくりと山と花を満喫した。


 7/19〜20   玉山(台湾) 記:「atsushi」 
<メンバー>  「atsushi」
国:台湾 山域:玉山群峰 玉山西峰、玉山主峰
台湾の時差:日本との時差 -1時間、通貨:1台湾ドル(TWD)=3.8円 :文章内では元で表記

天候:19日晴れのちくもり 20日晴れのちくもり
行動時間:
7/19 東埔山荘−(徒歩)−排雲登山服務中心− 7:00玉山登山口(塔塔加鞍部)−7:53モンロー亭−8:34玉山前峰登山口−9:29白木林休憩亭−10:19大障壁−11:11排雲山荘−(休憩:デポ)12:00−12:54玉山西峰−12:58山神廟(昼食)−13:28玉山西峰−14:53排雲山荘(宿泊)
7/20  2:36排雲山荘−4:136風口−4:47玉山主峰6:37−6:46北峰分岐口−7:30排雲山荘−9:51大障壁−10:29白木林休憩亭−11:30玉山前峰登山口−11:55モンロー亭−12:36玉山登山口(塔塔加鞍部)
 
 影玉山 玉山主峰  山頂の風景  大障壁   
 いよいよ、今回の台湾山旅のメインイベントの玉山登山がはじまる。東埔山荘で、日本から持ってきたフリーズドライ食品(リゾッタ、早く戻るので短い時間で出発できる)を食べ出発。昨日、許可書をもらった旅客中心まで来ると、緑のワゴンが止まっている。登山者を乗せ塔塔加鞍部まで行くシャトルバスだ(片道100台湾ドル)。荷物は登山に関係のない物を含め、すべて背負っている、その中には埔里酒造の紹興酒も1本入っているので無理せず利用する。荷物は帰りの交通接続を考えて、宿に預かってもらうより、すべて担ぎ上げて行動した方がよいと判断したからだ。この判断が後で吉と出る。たぶん、ザックの重さは12,3Kgくらいか。それでも、普段よりちょっと重い程度だし、テント泊に比べれば軽いので行けるだろう。鞍部が玉山登山口。登山口で軽く運動し出発。手に入れた地図の行動時間と同じくらいで歩くつもりでいたが、高山植物がたくさん咲いているので、写真を撮り時間がかかる。この時期は、いろいろな高山植物が見られる。昨日ビジターセンターで勉強したので、花の名前はわかる。玉山薄雪草や台湾百合など。台湾百合は白く高貴に一輪さいている。

歩いて行くとモンロー亭に到着。ここは、かつてモンローさんが崖から滑落したことからモンロー亭と名前がついた。かわいそうなモンローさん、この先、ずっとこの説明で名前が残るのか。進むと玉山前峰の分岐に。前峰まではピストンで2,3時間かかるようだ、今回は時間がないので見送る。次の休憩ポイントでエネルギーを補給。その後、大きな杉林の中をとおり、大障壁に、かつて台湾が海の底だったことを教えてくれる地形だ。ここから、之字道(つづらおり、台湾ではこういう字を使う、なるほどあっている)ここを登ると排雲山荘に到着。今夜の宿泊者の中で一番のり。片言の日本語で出迎えられる。とりあえず、昼食にするため、ガスを使いたいことを伝えると外の階段下を教えてくれた。お昼ご飯は台湾産のフリーズドライご飯(80元)を利用。行動中に食べるためにお湯をそそいでザックに入れる。このご飯はなかなかの美味でした。排雲山荘は、最近、建て替えられたのできれいだ。

時間はあるので玉山西峰にむかうことにする、西峰はピストン。そのため、不必要な道具を山荘に置いていく。出発してほどなく、こっちはあまり人がこないのか先ほどの整備された登山道とは違い、狭い道だ。ところどころ展望は開けるが、台湾の夏は、午後から雲がわきあがるの法則から、すでに雲があがってきて、展望がきかず、だんだんと視界が悪くなる。このあたりは標高3200m以上なのに、りっぱな杉が生えている。そんな稜線の登り下りを繰り返し、玉山西峰に到着。ここは木々の中にあり展望はきかない。標高が高いのに樹林帯のなか、台湾の山にいるのだと実感する。そこから、ちょっと先に廟があるというので、いってみると、なんと日本の神社であった。か日本統治時代には、あちこちの峰に奉られていたようだが壊されたりして残っていない。ここは再建されたようだ。明日の玉山登頂を、日本式の二拝二拍一拝で祈る。帰り道、途中、?猴貂を見かける。ペアで行動している、見られたのは幸運だ。遠くで雷が鳴りだしたので、先を急ぎ山荘に戻る。

夕食まで時間はあるとでお茶を飲み休憩、写真をとっていると、台湾人と仲良くなり会話を楽しみながら時間をすごす。外国人は自分と他に一組だったようだ、そのチームと仲良くなりご飯を一緒に食べる。彼らはスイス人親子と台湾人の3人チームだ。去年行ったスイスの話で盛り上がる。夕食は山荘の食事を予約しておいた梅汁肉排(300元、豚のロース焼き)が結構いける、おかわりはスープとタピオカ湯ができた、タピオカ湯のおかわりをいただく。ただ、待っている人もいるので長居はせず席をゆずる。このときスイス人親子と一緒にいた台湾人は、1週間前に富士山に登ったという。また、これから富士山に登る台湾人にもあった。台湾人にとって日本は行きやすい場所なのかもしれない。きれいな夕焼けを見ながら、時間をすごし。明日の準備をし、20時ごろに、明日のご来光登山に向けて就寝。日本から、夏山用のシュラフを持ってきたが、小屋の中は暖かく、ちょっと暑かった。夜中、トイレに起きると、天の川がきれいに目の前にあり満天の星空。明日が楽しみだ。

ちょっと、早く起きすぎてしまい、うとうとしていたら、2時半ちかく。出遅れたと思い急いで外に。団体が出発しようとしている、この後について行くと、自分のペースで行けないと思いあわてて出発。暗闇を登っていくと、アクシデント発生、ヘッドランプの調子が悪く、着いたり消えたり、やがてつかなくなった。電池は十分だったので、本体がおかしいのだろう。うす暗い中、なんとか前のグループに追いつく、このグループは東埔山荘にいた人達だった。グループの間に入れてもらって行くことにする。渡りに船だ。5時前に山頂に到着。すでに、東の空は、きれいな朝焼けに染まっていた。絶景だ!!日の出を待つ、天気は快晴。すごくきれいな夜明けだ。太陽も昇り写真をとりまくる、四方全体を山に取り囲まれ、台湾の山深さが実感できる。昨夜、仲良くなった台湾人が空撮があると言っていた。ドローンで撮影したていたから、それなのかとおもいきや、ヘリコプターでの撮影、自分も参加して手をふる。

帰りは、来た道を下山。団体より先に行かせてもらう、登っているときは暗かったが、結構な岩場だった。初心者は苦労するだろうが、山になれた人なら大したことはない、降りはあっという間に1時間もしないで降りてしまった。山荘で朝食、麺だった。夕食に比べればいまいちだった。今日のうちに台北まで戻る予定なので急いで下山の準備。バスの時間もあるので下山しようとお世話になった台湾人にあいさつに行く。そしたら、彼らのバスは台北にいくというので、一緒にのって行かないかと誘われる、さすがにそこまで甘えてはと思案していると、台湾と日本は兄弟だと言われる。そこまで言われてはと、快諾して、一緒に帰ることに、そのバスでの道中は、またいろいろあって盛り上がった。その話はまた別の機会にでも。下山は登ってきた道を引き返す、台湾人と一緒に下山、青空の中、台湾の山を満喫しながら、登山口に到着。彼らは山にむかってあいさつをし、名前を言っているようだ。自分もうながされ一緒に、名前を叫ぶ。どうやら台湾流の山の神様への祈りのようだ。郷に入っては郷に従がえ、やってみると気持ちいい。こうして、今回の登山は終わった。大満足の登山であった。次回は雪山をめざそうと思う。そのときは、みなさんご一緒に。

●総括:
 今回、台湾では四山のピークを踏んだ。うち三山が台湾百岳にあたる。山深い台湾を旅していると、日本の山との違いを感じさせられる。そして、行った時期も高山植物が咲く季節でよかった。あちこちでいろいろな花がみれた。ただし夏は台風が来るので、山に登るのは運に左右される。午後からは雲が発生し雷もおきやすい。また、自然も良いが人も良い。大変やさしく、いろいろな人にお世話になった。そして、たくさんの台湾人が日本の山に登っていることを知った。もし、日本で海外の人が山を登っていたら親切にしてあげようと思う。

●台湾情報:
・登山口までの交通手段:台湾の高山は、許可書が必要なこともあり、多くの登山者が入れるわけではない、そのため、商用ベースにならないため、登山口まで公共機関は少ない。そのため、マイカーやタクシーなどを使うようだ。
・入園許可証、入山許可証:入園許可証はネットで申請できた。入山許可証は、現地警察に入園許可証を持って行き即日発行。
・台湾の交通:新幹線があるので、西側の南北移動は早い。バスは、全土をカバーしている、座席もゆったりとしていて快適、電車より安い。ただし、都市部は渋滞などで遅れることも。
・登山用品:台北駅の近くには、登山用品店が集まった所がある。そこで、ほとんどの装備は手に入る。日本と変わらないものが登山用品店で買える。ガスもCB缶やOB缶が買える。ガスのヘッドをもっていけば使える。
・今回使った山の装備:装備は日本の3000m級の夏山装備。靴はゴアテックスの軽登山靴。登山用品店があるので基本的なものは買える。物価は日本と変わらない。
・山小屋:高山は入山許可が必要なので、そのときに一緒に予約する。1日の定員が決まっているので、それを越えたら抽選。
・火気類の山小屋内での使用禁止:今回泊まった排雲山荘、東埔山荘は、ガスバーナーが小屋の中で使えなかった。
・言葉:中国語、日本人は漢字が読めるので、比較的旅をしやすい。英語も通じます。さらに、日本語をわかる人も結構います。
・物価:交通費が日本に比べて安い。食費も屋台や個人商店で食べると安くすむ。コンビニの商品は日本とあまりかわらない。
・地図と本:台湾百岳の地図やベストコースの説明が書いてある本を手に入れる。読めなくても見ているだけで楽しいです。次回、台湾に行くときの情報に。
 7/18   麟趾山(台湾) 記:「atsushi」 
<メンバー> 「atsushi」
台湾 山域:玉山群峰 麟趾山(Linzhi Mountain)2854m
台湾の時差:日本との時差 -1時間、通貨:1台湾ドル(TWD)=3.8円:文章内では元で表記
 
 金翼白眉 紅花毛地?  山頂  草原   
天候:18日晴れのちくもり
行動時間 : 7/18 12:37上東埔駐車場−12:46拝雲登山服務中心−13:02大鐵杉−13:16麟趾山口−13:18麟趾山鞍部−(休憩)−13:55麟趾山−14:11麟趾山鞍部−14:32大鐵杉−14:52拝雲登山服務中心−東埔山荘(宿泊300元、シャワーあり)

前日は、日月潭に宿泊。朝、阿里山行きのバスにのり上東埔のバス亭を目指す。阿里山に向かうバス、目的地までは3時間ほど。途中、いくつかの休憩やビューポイントで止まる。ビューポイントでは玉山の説明をしている思うが、中国語なのでわからず。塔塔加に停車、ビジターセンターで、このあたりの自然について学ぶ。上東埔のバス亭では自分一人が降りる。かわりに一人乗ってきた、ライト&ファストのスタイル、台湾でもあるみたいだ。

とりあえず、明日登る予定の玉山の入園許可書を拝雲登山服務中心に受け取りに向かう。事前のメールでのやりとりから、パスポートを見せるとすんなり発行される。排雲山荘の利用料480元もここで支払う。許可書は2枚ある、入山許可書をもらうために1枚を隣の警察に持って行くと、こちらもあっさりと手に入る。明日の準備が整ったので、東埔山荘にチェックインし荷物をデポ、この近辺のハイキングコースに向かう。登山服務中心に戻り、林道を少し歩くと大きな杉(大鐵杉)がある。大きい、このあたりはすでに標高が2700m付近なのにすごい。やはり南の島なのだと認識する。
 
 東埔山荘 拝雲登山服務中心  尾根  法國菊   
林道は舗装されており、許可された車しか入れない。林道を麟趾山口に向かう。ここで小猿に出会う、かわいいものだ。ここから麟趾山の尾根に取り付く、取り付くと東の方向に玉山南側の山々が見渡せるのだが、すでに玉山南峰は雲の中、その南側の稜線がきれいに見える。尾根は、山火事があったためきれいな草原となっており見晴らしがいい。休憩所でお昼をとっていると、雲が、こちらの尾根にもわき上がってきた。頂上に急ぐ。麟趾山山頂に到着。この頃には、ゴロゴロと雷の音が聞こえてきた。自分は、怖いと思うが、まわりにいる台湾人はあまり気にとめていないようだ。不安だったので、もと来た道を下山。すっかり尾根は雲の中だ。

時間が余ってきたたので登山服務中心に寄る。ここは登山についての展示があるので、見学。玉山関連の本(中国語や英語)もあり明日の予習をする。この辺りもガスに包まれ気温も下がってくる。閉館時間になり山荘まで降りる。山荘で食事を作っていると、台湾人に食事を誘われ、一緒に食事をする。すると他の台湾人にも囲まれ、質問ぜめに。ひとりで公共機関を利用して玉山に登るのが珍しいらしい。山荘はシャワーの数が限られているので、待つ間に英語や漢字の筆談を交えながらいろいろと話をする。台湾紅茶を振る舞われたので、抹茶を点ててお礼をする。楽しいひとときを過ごし、夜も更けてきたので明日に備えて就寝。いよいよ明日が本番だ。 
 7/16   合勧山(台湾)  記:「atsushi」
山域:合歓群峰 合歓山主峰   台湾の時差:日本との時差 -1時間、 通貨:1台湾ドル(元)=約3.8円
<メンバー> 「atsushi」     天候:16日 晴れのちくもり 
行動時間:
7/16 7:10埔里−バス−8:30清境農場−バス−9:40武嶺−10:20合歓山主峰11:02−11:54松雪楼12:25−バス−14:15清境農場−バス−16:08埔里
 台湾。九州ほどの大きさで3000m峰以上が日本の10倍はある。前回、訪台湾したとき次は登山と考えていた件を実施。すべて個人手配の公共機関による実施の記録。合歓山は、登山時間が短いので、1日登山として合歓山と石門山を同時に登る計画をたてる。飛行機で台北に入り、埔里に拠点を移す。ここからの山行について記す。
 
 埔里の宿で、日帰り装備にザックを換装する。早朝、埔里のバスステーションから清境農場国民賓館に向かう。ここで、休日のみ運行の合歓山行きバスにのりかえる。小さいマイクロバスなので、立ち乗りが出て満員。1時間程で武嶺に到着。合歓山登山口に一番近い停留所だ。ここで降りたのは自分ひとり。みんなこの先の終点である松雪楼まで向かうようだ。松雪楼は蒋介石の別荘を利用した宿だ。合歓群峰を歩くには拠点にできる宿だ。すぐに予約でいっぱいになるらしい。武嶺は合歓山東峰と合歓山主峰の鞍部にあたる。駐車場もあり多くの観光客でにぎわっている。合歓山東峰を見上げる。どっしりとした面構えだ。対して、今回、登る合歓山主峰はゆるやかな山容である。

装備を整え、車道を戻り登山口へ途中ショートカットで登山道につながる道を登る。歩いていくと高山植物がちらほら。しかし、名前はわからず、日本で似たような植物の名前もでず、もっと植物の勉強をしていればよかったと思う。少し行くと結婚式の前撮りをしている、めずらしいので声をかけて写真をとらせてもらう。そうしたら、一緒に写ってほしいと言う。ただの日本のおじさんと一緒に写るのでいいのだろうか?とも思ったが、断る理由もないので、快諾。いい思い出だ。道幅の広い登山道が山頂まで続く。台湾百岳のなかで石門山に続くやさしい山、ほとんど苦労もなく山頂に到着。 山頂で夢中で写真をとっていると、遠くに雷の音が聞こえてきた。それでも周囲は、まだ展望も利き人も続々を登ってくる。まだ天気も持ちそうなので、昼食とする。

今回は、日本からテント意外の装備をほとんど持ってきている。ガスコンロも持ってきている。登山用の小型のやつだ。CB缶と迷ったが、OD缶が台湾では手に入る。ガスは台北滞在時に買っておいた。ガスのメーカーは台湾産、80元だった。購入するとき、小型のものを買おうとしたら、値段が倍したので、250g缶にした、一番安い物を選んだら、高山用のやつがいいといわれたので、素直にそれを選択しておいた。ガスを使って、お湯をわかしていると、親子ずれが、珍しがって見てくる。身振り手振りでカップラーメンを食べる仕草で伝える。台湾のカップヌードル、シーフードカレー味。なかなかおいしかった、台湾でも山で食べるカップラーメンはおいしい。
 
帰り道は、ほとんどの人が来た道を戻る、車で来ているのだから当然だ。自分は、手に入れた地図を確認し、松雪楼方面までの道を確認、行動時間は書いていないが、距離と等高線の間隔から1時間から2時間で行けるだろうと判断。その道を行くことにする、しかし、通る人が少ないのか、藪で足下が見えない。それでもよく見ると道がわかる、また合歓山は草原のようになっており、目指す松雪楼の建物群も目視できるので進む、途中、道をはずれて岩場を歩くが、注意深く進む。やがて樹林帯の脇を横切り沢にあたる、沢の水が少ない部分を徒渉し、少し上り返して道路にでる、そのまま駐車場に。駐車場の脇では鍋を実施している家族がいる、自分があらわると、どこから来たんだという驚いた顔をしていたので、山を越えてきたと言うと、応援してくれた。

この後、石門山も登りたかったが、到着した先の稜線の東側はすでに雲が上がってきており展望は利かず、雨も少し舞ってきた。このまま当初の予定どおり石門山に行こうとも思ったが、この後、玉山登山も控えており、すでに合歓山に登っており高度順応したと思い、無理をせず1本早いバスで返ることにする。帰りのバスは多くの人がすでに待っており、立つことに。帰りは合歓山付近も雲に包まれていたが、高度を下げると、視界が広がり展望がひらけてきた。この季節、午後は山頂付近は雲につつまれるようだ。そのまま、清境農場まで行き、埔里行きのバスに乗り換える。

埔里に到着すると、ぽつぽつと雨が降ってきた雷も鳴っている。急いで唐揚げとビールを買い宿に戻る。宿で台湾百岳初登頂を祝っていると、雷鳴と一緒に大雨に、間一髪だった。その雨も一二時間もしたらやむ。滞在時、何回か、このような天候の繰り返しだった。次は、いよいよ玉山にむけてがんばるぞ。
 


 7/15〜16   塩見岳 記:「きたはら」 
<メンバー>  「きたはら」康生
15
日 600宇都宮―1200鳥倉林道ゲート−三伏峠1630 テント泊

16
日 5:00三伏峠―630本谷山ー830塩見小屋―1000塩見岳―1230三伏峠―1700鳥倉ゲートー2430宇都宮
 

15日晴れ>
介護の問題が一服したのとふるさと納税でテントとザックを新調したので久しぶりの単独テント泊を思いついた。松川インターで高速をおりで長い林道を通る。鳥倉ゲート駐車場はすでに満車で路肩に車を止める。林道を30分歩いて登山口から急登開始。

いつもより重い荷物となれないザックで写真を撮る余裕がなかった。この登山道は1合目から10合目の表示があり初めてでもペースがつかみやすく親切。三伏峠小屋のテント場はすでに超満員で仕方なく林の切れ目の片斜面にテントを張る。

水場はここから下に往復30分もかかるがお花畑や苔むした林などで我慢できる。テントを張った周りはライトを消すとヒカリだけ?らしきキノコで幻想的。

16日晴れ> 
テントをデポしてサブザックで登山開始。三伏峠から本谷山につくと北岳など南アルプスが見渡せるようになる。気持ちの良い林間から塩見小屋の手前で森林限界を抜けると赤石岳宝剣岳など展望が開けて気持ちがよい。

山頂手前の結構厳しい岩場はヘルメットを持参して正解。頂上からは富士山甲斐駒間ノ岳農鳥岳荒川岳などが望める。イワカガミなど高山植物も綺麗。山頂でゆっくりしすぎたのと暑さでばてて下山に苦労した。駒ヶ根IC近くの温泉に入り仮眠したりして帰宅した。


 7/15〜16   三倉、大倉  記:「みつまん」 
<参加者>   CL「あんまん」、「ひなぎく」、「くりさん」、「みつまん」
天気:曇り  稲荷神社5:35 - 8:30唐沢山8:50 - 9:50三倉山10:05 - 10:50大倉山 - 12:00流石山 - 13:25大峠 - 13:55林道終点 - 14:05駐車場
 
受付を待つ長い列  大倉山から流石山への稜線  大峠への下り  ウスユキソウを撮影   
小山を前日15時に出発。音金公民館に18時頃に到着。公民館ではすでに大勢の前泊者がにぎやかに酒宴を始めていた。なんとか寝場所を確保。9時に消灯。翌朝は3時過ぎに行動を開始するグループがいて大迷惑。照明も付けるあつかましさ。10人以上の年配グループなのだがリーダーはいないのだろうか。マナーをしっかりと教育してほしいものだ。

5:30から山開きの受付開始なのだが、正一位稲荷神社の周りには5時にはすでに長い列ができていた。
大部分はバスで大峠側の登山口に向かってから歩き始めるのだが、唐沢山からの急な下りが雨に濡れているので安全策として逆コースで歩くことにした。

最初は約30分間急傾斜の林道を進む。そこからは沢沿いの山道になる。歩き始めから約1時間で尾根に出た。睡眠不足で眠くてしようがない。どんどん、後から来た登山者に抜かれていく。

尾根を1時間登ると「空沢山への中間点」の標識があった。唐沢山(地元では空沢山と書くらしい)まで3時間の急な登りだった。今日は曇っていたからまだましだったのかもしれない。快晴ではもっと体力がむしり取られただ
ろう。
三倉山への登りでは、大峠から歩いてきた健脚者とすれ違うようになった。三倉山へ到着。山頂には立派な石祠と山名を彫った石柱があった。ここからは傾斜も緩やかになって、花が増えてくる。眠気もやっと収まってきた。三角点1854.1があるピークに到着。ここからは県境の尾根になる。

西方向には低い笹のきれいな尾根が続いていて歩いてみたくなるが、その先は濃い藪だという。東方向に県境尾根を進んで大倉山に至る。この尾根では地形図と実際の山頂標識の位置が違っているので注意が必要だ。大倉山は地形図の大倉山の西の1885地点が山頂になっている。

流石山は地形図より少し東の三角点1812.6が山頂になる。どうしてそのような事が発生したのか分からないが面白い事象だ。
大倉山まではシャクナゲぐらいしか目に付かないが、その先は次第に花の種類が増えてくる。キスゲ・ハクサンフウロ・シモツケ・オトギリソウ・カラマツソウなどの花を楽しみながら尾根を進む。

時々雨が落ちてきたがすぐ止んだ。眺望は良くない。那須の山々も霞んでいた。大峠への下りが花のピークだ。キスゲの数も増えて、ウスユキソウなども見られ、シモツケもアカバナが咲いていた。この斜面は花の種類も多い。名前の分からない花もいくつか写真に撮ったのでそれを調べるのは下山後の楽しみだ。

大峠から約40分下って駐車場に着いた。少し休んでいるとバスがやってきて、それで公民館まで戻った。公民館では蕎麦などをごちそうになってから帰路につく。このコースの縦走は疲れる。花を存分に楽しむなら大峠から登って大倉山で折り返しが最適だと思われる。 


 7/15〜16  甲斐駒ケ岳 記:「こなっち1」 
 
 長蛇の仙流荘バス停 山頂直下から甲斐駒  甲斐駒から北岳,間ノ岳,塩見  甲斐駒岳山頂と仙丈   
<メンバー> 「こなっち2」、則夫()
天候:晴、日帰りピストン (7時間25分、休憩含)
5;55北沢峠−7;30双児山7;458;20駒津峰8;309;55甲斐駒ケ岳山頂10;3511;35駒津峰11;4512;15双児山−13;20北沢峠

ちょっと早過ぎかと思いつつ早朝4時に仙流荘バス停に着いたが、駐車場は既に満車状態、5時前にはバス待ちの長蛇の列だった。6時始発だが、臨時便で5時発、予定より1時間早く、北沢峠から登山開始できた。

前回2年前にはガスの中で眺望は無かったが、今回は好天で、双児山、駒津峰から白い甲斐駒がよく見える。数は少ないが、ハクサンシャクナゲ、ハクサンイチゲ、イワカガミ、ミヤマダイコンソウ、イワツメクサなどの高山植物も所々に咲いている。

山頂は多くの登山客で賑わい、仙丈、北岳、間ノ岳、鳳凰山、塩見など360°の大展望を楽しみ、北沢峠下山後のバスも随時発着していて、10分待ちで13;30に乗車できた。

「雷鳥出没中」との登山口に掲示があったものの、天気が良すぎ遭遇出来なかったのが残念だったが、雨にも遇わず好天の夏山を楽しめた。
 


 7/8    朝日岳、三本槍ケ岳 記:「ともさん」 
<メンバー>  「ともさん」、 他1 
8:05峰の茶屋駐車場ー8:50避難小屋9:00ー9:30朝日岳ー45朝日岳肩10:00ー11:05三本槍岳30ー12:55避難小屋13:10ー13:45駐車場 
 
峰の茶屋跡から茶臼岳  コマクサ  熊見尾根から三本槍岳  三本槍岳山頂から大倉山の稜線   
夫の歩きのリハビリに那須朝日岳三本槍岳に行ってきた。カラフルなウエアーの若い登山者や家族連れが多かった。

三本槍岳方面へ行く人も多く、三本槍岳の手前で昨年飯豊の三国小屋で小屋番の手伝いをしていた人で、私たちにご飯を炊いてくれたり切合小屋の裏手の花畑を案内してくれたおじさんにばったり行き逢った。あちらは覚えていなかったようですが…


峰の茶屋跡まではウラジロヨウラク、マルバシモツケ、ウラジロダテの群生、清水平手前ピークにコマクサが3株観られた。

三本槍岳からは流石山大倉山三倉山の稜線が眺められた。リハビリはまずまずのようで鹿の湯で汗を流して帰路についた。


 7/8〜9 滑谷沢<イワナ>(福島・摺上川上流部) 記:「はしだ研」 
<メンバー> 「はしだ研」、「おおむら」、「いしさか」

東栗子トンネル手前より万世大路に入る、四輪駆動車なら二ツ小屋橋まで入れるが我々は1時間ほど歩いて烏川本流に入渓。チャラ瀬と滑が続く癒し系を下降、滑谷沢の出会いに着いた、薪が用意されていたので寝床に決定。

早速滑谷沢に釣りに入るが、フライマンが先行していたので警戒心が強く渋い釣りとなったが食い扶持は確保。いつもの楽しい宴会で夜は更け行く。

翌日はザックを背負いながら本流を釣り上がる、あまりの高温に岩魚の活性は低く苦戦。うだるような暑さの中トンネルで涼みながら帰り着いた。
風呂は穴原温泉のいずみ屋を利用、700円で受付嬢が美人です。 


 7/2    市民ハイク(猫魔〜雄国)  記:「みつまん」 
 <参加者>  一般27名、
・会員20名・・・
「おおむら」、「いしさか」、「さやま」、「わたなべK」、「わたなべA」、「みつまん」、「ながおか」、「きたや」、「はしだ研」、「ウッチー」、「ともさん」、「くりさん」、「おかちゃん」、「かずちゃん」、「やまなか千」、、「すぎと」、「うちだ佳」、「わたなべM」、「こなっち1」、「こなっち2」 

天気:曇りのち雨
 八方台P8:30 - 9:50猫魔ヶ岳 - 10:15 猫石 - 11:35 雄国沼休憩舎 12:05 - (雄国沼散策) - 雄国沼休憩舎13:20-14:40 雄子沢P
 
猫魔が岳へのゆるやかな登り  雄国沼休憩舎  キスゲの中の木道を散策  雨の中、下山   
小山を5時に出発。那須高原SAで休憩。八方台登山口には8時過ぎに着いた。駐車場はほぼ満杯。磐梯山に向かうグループが多いようだが、雄国沼へ向かうパーティもいた。ウォーミングアップ後歩き出す。

今朝までの雨で登山道は滑りやすい状態だったので、慎重に歩を進めた。緩やかな登りが続く。登山道の脇には小さな花が咲いていて、曇り模様で沈みがちな気分を和らげてくれる。山頂の手前で少し休憩。そこは南に開けた場所なのだが、ガスに覆われて眺望はなし。猫魔ヶ岳山頂、その先の三角点は休憩適地なのだがそのまま進む。猫石に到着。

4年前も曇りだったが、この辺りでガスが切れて雄国沼がキスゲで黄色く染まっているのが見えたのだが、今回は全く見えなかった。そこからは、ぬかるんだ下りが続く。天気が良ければ新緑のブナ林を楽しめるのだが。

雄国沼湖岸に着くとまもなく休憩舎に到着。大勢のハイカーで賑わっているが、ここで大休止。

そこからは林道経由でキスゲの咲く木道を周回した。多くの花を見ることができたが、青空に映えるキスゲならもっと感激した事だろうが、曇天だった。

休憩舎に戻ると雨が降り出した。花散策が終わった後だったので助かった。休憩舎で雨具を着用して下山開始。雨は次第に強くなってきた。黙々と下るのみ。

雄子沢Pに着く頃には雨は止んでいた。雨具を脱ぐときに雨模様だとイヤだなと思っていたがそうならずに良かった。

帰路では桧原湖湖畔・那須高原SAで休憩。18時過ぎに小山に戻った。少し雨には降られたが、花も見られて、大きなトラブルもなく、無事終了することができました。


 7/1〜2    清掃登山(日光) 記:「ひなぎく」 
日  時  平成2972() 開会式7時半〜   
会  場  日光湯元ビジターセンター広場
清掃区域  奥日光・切込湖・刈込湖・社山・戦場ヶ原等
一般参加者 戦場ヶ原散策  講師 鈴木文益氏(日光自然博物館所属) 参加者人数 116(12団体+個人)

前日は日光湯元スキー場において前夜祭が開かれた。講演会は小雨模様のため、ビジターセンター長の好意によりビジターセンター内の会議室を利用させていただいた。

講演は池田 正夫氏により「日光修験 三峯五禅頂の道」(著書)から古の修験道がいかに行われたか熱く語られました。夏峯は6月1日〜7月中旬までかけて日光全山歩く修行です。サポート隊もいたらしいがかなり過酷な修行であったことが良くわかった。

清掃登山当日は、幸い雨も上がり開会式の後、各団体ごとに山へ向かった。奥白根組は丸山から入る予定でロープウェーへ向かったが風強く運行は中止になり、別な山へ変更した。

私を含む役員は一般客と一緒に戦場ヶ原へ同行した。戦場ヶ原では鈴木講師の案内のもと、自然観察会をしながら約
4時間かけて歩いた。

戦場ヶ原の成り立ち、木々の見分け方、植物観察など有意義な話を聞きながら、清掃もしっかりやってきた。最終下山は、社山組が16時になったが全員無事下山して、清掃登山が終了した。


 6/29〜30   唐松岳  記:「きたや」 
<メンバー> 「きたや」  
29日      5:55発(JR)小山駅→長野駅8:06着→(バス)八方バスターミナル9:45着→(ゴンドラ・リフト)八方池山荘10:30着   10:36八方池山荘−11:32第3ケルン−12:18下の樺−13:12丸山ケルン−14:10唐松岳頂上山荘−14:45唐松岳山頂

30日      6:52唐松岳頂上山荘−7:28丸山ケルン−8:07下の樺−8:59第3ケルン−10:02八方池山荘 10:15発(ゴンドラ・リフト)八方池山荘→八方バスターミナル10:55着−(バス)長野駅13:00着→(JR)小山駅14:54着
 
<29日曇り>
新幹線と特急バス・ゴンドラ・リフトを乗り継いで10:36八方池山荘を出発。ガスが流れず、山は見えない。八方池までは観光客が多かったが、その先に人はいない。頂上山荘の管理人から夏道は使わず尾根を上るようアドバイスを受けていた。 下樺尾根と八方尾根が合流するところが「下の樺」と呼ばれている模様。「下の樺」の手前で夏道はロープで通行止め表示があり、尾根に上った。

尾根の北側に回り込んで雪渓を上る。雪渓には赤いチョークが撒いてあり、木には赤布の目印がある。
アイゼンの使用跡はないがピッケル跡は一部残っていた。登りにピッケルは使用せず。「下の樺」「上の樺」を直登、「扇雪渓」は横断と3つの雪渓を通過。13:12丸山ケルンを通過。昼食は2ケ所で短時間にすませた。

丸山ケルンから先は尾根が細くなり、両側が
切り立っている。時々ガスが晴れると沢の底が見える。崖に網がかかった岩場が山荘の入り口。手すりのある石段を上ると眼下に頂上山荘があった。14:10山荘着。受付を済ませ、14:45唐松岳2696.4mを登頂。ガスは晴れず。五竜岳は見えなかった。本日下山中の3パーティ4人と出会ったが3人がアメリカ人か・・。山荘宿泊は10人。17:00夕食直前ガスが切れ、不帰キレット3,2,1峰が30秒ほど見え、感激した。夜白馬に雷雨注意報が出た模様。

<30日雨>
朝、強風雨とガス。どこまで強まるか判断できず、冬下着に着替え、ピッケルを差して6:52山荘を出発。「上の樺」からピッケルを使用。1ケ所雪渓降り口がはっきりしなかったが、赤いチョークを判断材料に無事通貨。8:59第3ケルンに到着した。

シラネアオイ、ショウジョバカマ、ユキワリソウなど楽しみながら下山となりました。小山駅14:54着。今回山は見えなかったが、梅雨時の雪の状態、天候の変化など勉強になりました。


 6/24〜25  栗子山系・叶道沢上流  記:「はしだ研」
<メンバー> CL「はしだ研」、「いしさか」

前夜は七ヶ宿スキー場近くでP泊 林道をなんとか峠まで入り駐車した。そこから荒れた林道を1H歩き地神沢。下降すると直ぐにナメが始まる、気持ちいい沢床がずっと続きユノムラ沢まで繋がっていた。

途中のクロノ沢遡行も快適らしいが、車までの距離を考えユノムラ沢をチョイス。直ぐに8mの滝が出てきた、地図には右岸側に破線マークが有る、果たして通れるかどうか不安だったが70m程斜面をよじ登ってなんとか踏み跡を見つけ、峠まで帰り着いた。

行動時間5時間半、イワナは可哀そうな環境で健気に生きているので釣るのは気が進まない。クロノ沢を遡行すればまったくもって癒し系の沢、デート沢にふさわしい。


 6/23〜24   浅草岳  記:「みつまん」 
 
 登山道はヤセ尾根。東は絶壁 サンカヨウ ツバメオモト  アカモノ(イワハゼ)   
<メンバー>  CL「あんまん」、「みつまん」   天気:晴れ
 六十里越登山口4:50 - 5:54 マイクロ中継局 6:00 - 南岳 6:55 - 7:45 鬼ヶ面山 8:00 - 9:00 ムジナ沢カッチ9:20 - 10:40 浅草岳 11:10 - ムジナ沢カッチ12:07 - 13:10 鬼ヶ面山 13:18 - 13:55 南岳 - 14:40 マイクロ中継局 14:45 -  15:35 六十里越登山口
 (距離15.5Km 累積標高+-1,630m 休憩込みで10時間45分)

前夜、近くの道の駅で車中泊。登山口近くの駐車場は早朝から混んでいた。ヒメサユリ人気はすごい。南岳までは樹林帯を進む。急な登りもある。山道脇にサンカヨウ・ツバメオモト・ユキザサがたくさん見られた。

南岳を過ぎるとヒメサユリが見られるようになった。まだ満開とは言えないが清楚な色合いが良い。この色合いがハードなヤセ尾根に登山者を招き入れるのだろう。アカモノの群生も見事だ。こんなにも多くのアカモノを見たのははじめてだ。

南岳から前岳まではヤセ尾根の連続で、東側は絶壁になっている。花に見とれても慎重に足を進めなくてはならない。またアップダウンが厳しい。ピークを過ぎると下りになって楽になるのだがそれ以上を登り返さないと次のピークに至れない。傾斜も急だ。

前岳でネズモチ平からの登山道と合流する。その辺りには雪渓が残っていた。汗をかいた額を雪で冷やした。山頂は大賑わい。大部分はネズモチ平からの登山者のようだ。そのルートは短時間で上れるようだが、ヒメサユリはあまり見られないとのこと。

休憩後一気に下山するつもりだったが、日差しが強くて体力を消耗してどうしても休憩が増えてしまう。ヤセ尾根は南南西に延びていて、低木しかないので日陰が少ない。なんとか休める日陰を探してへたり込む。

南岳を過ぎるとやっと日陰が増えてくる。登山口近くの小さな沢で喉を潤した。上手い。大いに疲れた山行だった。しかし、ヒメサユリだけでなく多くの花を楽しめて満足の山行だった。 


 6/24     庚申山  記:「わたなべA」
 
お山巡り  山頂にて  コウシンソウ   
メンバー> CL「atsushi」 「やまなか」 遠藤 山口 「わたなべ」() 
 小山430 − 銀山平キャンプ場640 − 755一の鳥居 − 910猿田彦神社跡 − お山めぐりコース − 1220庚申山山頂 − 1405庚申山荘1420 − 一の鳥居 − 1630銀山平キャンプ場 − 1830小山

かじか荘駐車場に着くが、かじか荘の改装工事の為周辺には車が止められず少し下りキャンプ場駐車場に止める。一の鳥居まで林道を歩く。

鳥居を過ぎると水ノ面沢に沿って登山になる。猿田彦神社跡までは歩きやすい山道。今回はお山めぐりコースを行く。ハシゴ、クサリ場の連続、スリリングな場所もありましたがハシゴ、クサリは整備がされていて安心でした。

コウシンソウ、雪割草が満開でカメラを持った登山者が居ました。しかし、コウシンソウは分かりにくい場所に咲いているので踏み跡や登山者に声を掛けて貰えないと見ることが出来なかったかもしれない。

昼食は庚申山山頂から少し下った場所で展望の良い場所でとる。皇海山が目の前に見えましたが遠くはガスがかかり見えませんでした。庚申山荘近くにはクリンソウが咲いていました。今回は新人二人が参加。長い時間の山行でしたが二人は体力がありビックリでした。


 6/16〜18   朝日岳  記:「ともさん」 
<メンバー>  「すぎと」、「たらちゃん」、CL「ともさん」
16日 20:30栃木運動公園―24:00寒河江SA
17日 5:00寒河江SA6:05古寺鉱泉6:259:40古寺山−10:40小朝日岳 12:15銀玉水−13:00大朝日小屋14:0014:20山頂15:00
18
5:40小屋―7:35小朝日岳―8:55鳥原山展望台―11:20古寺鉱泉ー17:30栃木

 
古寺山から朝日岳  小朝日岳より山頂左奥に飯豊連峰  朝日岳山頂にて  雪渓を歩く   

17日晴れ>
前夜出発し寒河江SAで仮眠、古寺鉱泉に6時ごろ着いた。駐車場には数台の車が停まっていて準備をしている人がいた。湯治場的雰囲気の古寺鉱泉の裏からブナ林の斜面に取り付く。いつもより重い荷物で高山植物に出迎えられるも写真を撮る余裕がなかった。古寺山に着くと視界が開け、残雪の小朝日山、大朝日岳から以東岳へと続く朝日連峰の主稜線を見渡すことができた。

小朝日岳山頂を経由し熊越の鞍部までの急斜面を下りまだ早いヒメサユリを探しつつ稜線歩きを楽しみながら銀玉水へでた。連峰一の名水で喉を潤し、夕食の水を補給し、そこから急登の雪渓を登りつめると今日の宿大朝日小屋だ。ガスがかかり展望がきかず様子を見てから山頂へ、少し待つと展望が開け雲海の中に浮かぶ山や以東岳方面も見渡すことができた。翌日が山開きということもあって地元の山岳会の人たちでにぎわい、熱気で小屋の中は暑いぐらいだった。

<18日晴れのち曇り
翌朝小屋の前でご来光を仰ぎ6時前に出発。小朝日岳までは昨日の道を戻る。雪渓では念のためアイゼンをつけた。雪渓で抜かしてかなり先を行っていたお兄さんが立ち止まっていて、10m先に熊がいた、と・・・足跡がくっきり残っていた。かなり人が行き来しているところなのに怖い怖い。

小朝日岳からは鳥原山へのコースをたどる。ところどころ雪渓が残っていてアイゼンをつけるほどでもないので慎重に通過した。ここにはカタクリ、コイワカガミが多く咲いていた。鳥原山展望台には山開きに参加する人が休んでいた。山開きは11時から鳥原小屋のそばにある朝日岳神社で神主さんも来て執り行われるとのことでお赤飯やバッチがふるまわれるそうだ。

水芭蕉の咲く鳥原山湿原を抜けると道両脇がショウジョウバカマという見たことのない数のショウジョウバカマが群生する登山道だ。山開き関係者や参加者とすれ違いながら畑場峰に着き、最後の急坂を下りきりやっとのことで古寺鉱泉に到着。


大井沢温泉で汗を流し、月山IC近くの大越で板そばを食べて、寒河江SAでさくらんぼを買って帰路に着いた。昨年の飯豊山に続き東北の百名山朝日岳に行くことができてよかった。


 6/18    大峰山、吾妻耶山  記:「ひなぎく」
 
大峰沼  吾妻耶山頂   シオン スキー場への下山   
小山5時発 大峰沼登山口7.25 大峰沼8.00 大峰山9.45 吾妻耶山10.50 大峰沼12.25 登山口13.00

<参加者>  「くりさん」・「ながおか隆子」・「わたなべM」・CL「ひなぎく」 
大峰沼登山口でヒルよけの塩水スプレーをかけて出発。ここには変わったトイレがある。モリアオガエルがいる古沼に寄ってみるがモリアオガエルは見当たらずウシガエルがいた。大峰沼は大きく静かな沼で、日本最大と言われる浮島がある。周囲には紫と黄色のショウブが咲いていた。

ここを目的に来るハイカーも多いらしい。ここにはキャンプ場があるが現在は営業していない。周りにはタニウツギ、園芸種シオン、ツヅジが咲いていた。ここから大峰山へ向かうが、天気が曇のためか登山客は一人もいない。大峰山手前には、
NHKと群馬TVの電波塔がある。

吾妻耶山まではブナやミズナラの中を歩くが広くて気持ちが良い場所だ。吾妻耶山手前に三等三角点がある。寄り道して確かめる。吾妻耶山頂には三基の大きな祠が祀ってある。こんな大きいのは珍しい。ここからの展望は素晴らしいはず・・・。谷川岳の前衛峰であるので谷川連峰の稜線が見えるはず・・・。残念ながらうっすらとガスの中。

下山はノルンスキー場に沿って下る。スキー場まではガスの中、大きなシダの沢山ある山腹をおりる。まるで今にも恐竜が出てきそうだ。スキー場からは水上市街に出る道路を分けていく。大峰沼へ向かう登山道は杉林の手入れをしているらしく、キャタピラーが通っているので歩きづらい。一本鳥居を過ぎてから左手の大峰沼へ降りる。

大峰沼には二人の女性が休んでいた。その後5人のハイカーにあっただけ。大峰沼と駐車場で、ヒルがついているのに気が付く。塩水のせいか被害はなかったが結構大きい。後から降りてきた女性は血が出ていると言っている。私たちは速やかに駐車場を後にした。


 6/17〜18  秋田駒ケ岳、森吉山  記:「こなっち1」 
<秋田駒ケ岳> 
 
阿弥陀池と男女岳  賑わう男女岳  男岳山頂とミネザクラ  男岳山頂から男女岳   
 <メンバー> 「こなっち2」、則夫

天候:晴時々霧、日帰り周回 (4時間20分、休憩含)
8;20八合目小屋−9;40阿弥陀池9;5010;10男岳10;2010;30阿弥陀池−11;15男女岳11;2511;35阿弥陀池12;0012;05横岳12;15焼森−12;40八合目小屋

小山を夜出発し途中一関で仮眠、アルパこまくさ に7時過ぎに着いたが駐車場はまだ空いていた。この時期マイカー乗り入れ規制の為、八合目小屋まで細い林道をシャトルバスに30分程揺られ登山口に到着した。

昨日の湿った寒気が残っており、霧が立ち込めていたが阿弥陀池に至る登山道傍らでは、ショウジョウバカマ、ムラサキヤシオ、コイワカガミ、ミネザクラが出迎えてくれた。阿弥陀池に着く頃には霧も晴れ始め、緑の男女岳、男岳が時折見渡せる。

ミヤマキンバイの黄金色の花があちこちに咲き、男岳の稜線ではシラネアオイの群落、男女岳登山道にはチングルマ、湖面には男女岳が綺麗に映り、花の楽園である。名残惜しみながら横岳、焼森経由で八合目小屋に下り、次の目的地森吉に向かった。



<森吉山> 
 
一ノ腰から森吉山  ミズバショウ  チングルマ  森吉山々頂と男鹿半島   

天候:晴時々霧、日帰りピストン (6時間、休憩含)
8;15こめつが山荘−9;30一ノ腰9;4510;15森吉神社−11;15森吉山々頂12;0512;50森吉神社−13;25雲嶺峠−13;35勘助道分岐−14;15こめつが山荘

 こめつがコースはポピュラーなルートのようであるが、ゴンドラが人気なのか駐車場10台程で閑散としていた。一ノ腰までは、1時間15分程の旧スキー場とブナ林の緩傾斜の尾根道で、花は楽しめない。

一ノ腰でパッと展望が開け、目指す森吉山々頂が大きくゆったりと構えている。平坦な尾根道の途中で、池塘に咲くミズバショウとショウジョウバカマ、森吉神社の冠岩を楽しんだ。ここを過ぎるとゴンドラからの大勢の登山客が合流してきた。残雪が所々に残り、タカネスミレ、チングルマ、シラネアオイ、コイワカガミ、タカネミミナグサ等の花が見られるが、昨日の秋田駒ほどではなく、少々期待を掛けすぎていた。

山頂は多くの登山客で混み合っているが、広い山頂で休憩には問題ない。天気も良く、岩木山、男鹿半島、日本海、岩手山、神々しく雪を被った鳥海山など360°の展望を楽しめた。下山トラバース道ではサンカヨウを楽しみ登山口に戻った。


 6/12〜13    焼石岳 記:「ひなぎく」 
 
中沼と焼石連峰  ミズバショウ  リュウキンカ  東焼石岳   
メンバー>  CL「あんまん」、「ひなぎく」

<行程> 12日、小山13時半発、中沼登山口20時すぎ着
      13日、登山口6:05 中沼6:45 銀明水8:20 姥石平9:25 東焼石岳往復
           焼石岳11:55 銀明水13:30 中沼14:50 登山口15:20

花の百名山、焼石岳のハクサンイチゲが凄いというので行ってみた。それはびっくりの花の山であった。登山口に夜着くと誰もいなかったが、翌朝6台の車が次々と到着、皆、単独行で大きなカメラを持っている。さすが花の山と感心する。出発までにもう何台か登ってきたが平日でもあり駐車場は余裕だ。


登り始めてすぐミズバショウが現れ、登山道はミズバショウとリュウキンカでカメラタイムとなり、前に進めない。シラネアオイも多い。ムラサキヤシオもある。雪渓を何度も登りながら行く。姥石平はまるで写真のような風景が広がる。一面のハクサンイチゲの中にヨツバシオガマの赤が映える。

バックは雪原が残る山々、カメラマンが多いはずである。花の種類もかなり多い。白いヒナザクラが可憐だ。東焼石岳への登山道の脇には行者にんにくの群落が混ざっているがその情報はどこにもない。わざとか
? 焼石岳の登りにはミネザクラも咲いている。ミヤマダイコンソウの群落があるが最盛期にはまだ少し早い。頂上からの眺めは360度、ガスが行ったり来たりではあるが雪の残る山々はなだらかで北海道の山を思わせる。


下山時の中沼ではイワナらしい魚影がたくさん見られた。しかし下山路は雪渓の踏み抜き、雪解け水の流れる沢を歩くため気が抜けない。撮影タイムを多くとっているのに結構疲れる。しかし多くの花々が癒してくれる。ひめかゆの湯(ひめかゆとは水芭蕉のこと)によって帰宅路へ。

片道
6時間かけて行った山だが、それに見合った焼石岳であった。これからの季節、ミヤマキンポウゲで真っ黄色になるとの情報もあり、もう一度行きたい山である。



 6/9〜10   谷川岳主脈縦走 記:「みつまん」 
<メンバー>  「くりさん」、CL「みつまん」
9日 天気:晴れ
  距離  7.0Km 累積標高 +1,460m,-240m  所要時間 6時間45分(休憩込)
  白毛門P 8:35 - 9:40 西黒尾根登山口 ? 10:17 ラクダの背 ? 13:45 肩の小屋 ? (山頂散策)
10日 天気:晴れのち雨
  距離  18.4Km 累積標高 +1,490m,-2,400m  所要時間 10時間50分(休憩込)
  肩の小屋 4:20 - 5:25 オジカ沢ノ頭 5:45 - 大障子ノ頭 6:55 - 7:50 万太郎山 8:00 - 10:15 エビス大黒ノ頭10:20 - 11:30 仙の倉山 11:45 - 平標山 12:45 - 13:25 平標山の家 13:30 - 林道終点 14:23 - 15:10 バス停
 
 西黒尾根 残雪をトラバース  ハクサンイチゲの咲く岩場を進む  稜線をゆく   
昨秋途中で天候不順の為退散した谷川岳主脈縦走に挑戦した。一日目は晴天の中、西黒尾根を登るが、昨年登っているので少し慣れたようだ。登山道には3カ所雪が残っており、特に小屋手前のトラバースには大量の残雪があった。肩の小屋でザックを下ろして頂上往復。宿泊。高度が上がると花が増えてきた。特に山頂付近に多かった。

2日目朝、何とか晴れているが天気は崩れそうなので早めに出発することにする。女性二人組から少し遅れて4:20に小屋を出る。この二人組に稜線で追いつくことはなかった。見通しの良い尾根が続く。この尾根の景観は見事なのだが、所々で細尾根になったり、岩場が出てきたり、崩落している箇所があったりと、気楽に歩ける尾根ではない。

またアップダウンが大きく、急な登りでは筋肉が疲れ、急な下りでは気力が消耗する。万太郎山で休んでいると、今日、西黒尾根から登ってきたという男性二人に追い越された。その内の一人は70歳だという。二人は慣れた足取りでどんどん私たちとの距離を広げていった。その先で、同宿だった単独男性にも追い越された。

エビス大黒ノ頭への登りからは風が強くなってきた。きつい登りでは立ち止まって先を見上げる頻度が多くなる。いつもより重いザックも肩に食い込む。 仙の倉山に到着すると一気に賑やかになった。苗場方面からの登山者が大半だ。ここからはなだらかな傾斜になって歩きやすい筈なのだが、木の階段の連続は足に堪える。

平標山からの下りで雨が降り始めたので雨具を付ける。山の家経由で下山したが、最後には足の裏が痛くなってしまった。雨は止む事無くバスを待つ間も降り続いた。越後湯沢で宿泊。翌日土合に戻った。尾根はハードな歩きだったが、花が多く楽しむことができた。平標山では花の時期には少し早かったようで、お花畑にはまばらにしか咲いていなかった。

見た花は、アズマシャクナゲ、ハクサンイチゲ、ナエバノキスミレ、エチゴキジムシロ、ミツバオーレン、バイカオーレン、イワカガミ、マイズルソウなど多数。ホソバヒナウスユキソウ、シラネアオイ、ハクサンコザクラは株数が少なかったが楽しめた。シロ花イワカガミもあった。

休み休みの歩きだったが、休憩を除くとほぼコースタイムで歩いていることになる。大いに疲れたが、スケールの大きい稜線の景観、きれいな花を楽しむことができた記憶に残る山行だった。
 



 6/10  黒檜岳(日光) 記:「こなっち1」 
 
千手ケ浜から男体山  クリンソウ  中腹のシャクナゲ  樹林の中の山頂   
<メンバー> 「こなっち2」、則夫

天候:晴後曇、日帰りピストン (5時間10分、休憩含)
8;20千手ケ浜バス停−8;30仙人庵8;45−8;55黒桧岳登山口−11;20黒桧岳山頂11;50−13;25登山口−13;30千手ケ浜バス停

 始発バスで、赤沼から千手ケ浜に向うが、時刻表を読み誤り1時間待ち、バス2台はクリンソウのシーズンで満員だった。仙人庵周辺はクリンソウが咲き乱れ、人も多い。

登山口から少し入った所は踏み跡が不明瞭でGPSのお世話になる。中腹で満開のシロヤシオ、シャクナゲを楽しみ、1,902ピークまで急登の後、1時間程樹林帯の緩傾斜尾根を歩き山頂に着いた。林で展望は無いが、人馴れした鹿が出迎えてくれた。

予報の午後の寒気の影響は大きくなく下山したが、千手ケ浜は相変わらず人混みで、帰りのバスも行列だった。 展望は無いが、静かな新緑の樹林と初夏の花々を楽しめた。 



 6/5   御座山(オグラ)南佐久 記:「みつまん」 
 
シャクナゲの急登を進む 山頂にて  金峰山・瑞牆山   
< メンバー>  CL「あんまん」、「すぎと」、「みつまん」
天気:晴れ
小山5:00 ? 7:45 長者の森 8:05 ?9:30 鉄塔下 - 9:40 登山道合流点 ? 10:17 見晴台 10:25 ? 11:02 前衛峰 11:12 ? 11:50 山頂 12:35 ? 13:05 前衛峰 ? 13:35 見晴台 13:40 ? 14:15 登山道合流点 - 14:22 鉄塔下 14:31 ? 15:20 長者の森 -(滝見の湯) - 20:00頃 小山

南佐久の日本200名山の御座山(おぐらさん)に行ってきた。長者の森からの往復。アップダウンがきついコースだったが、途中からはシャクナゲを楽しみながら登れる。山頂は岩場だがほぼ360度の眺望を楽しむことが出来る

。権現岳から蓼科山までの八ヶ岳のほぼ全景をみることができた。南アルプス・金峰山・甲武信ヶ岳・妙義の山々・浅間山。ただ、北アルプスは雲に隠れていた。下山後は南相木の滝見の湯で汗を流す。
非常に魅力的な山だったが登山口までが遠かった。距離11.5Km 累積標高+-1,200m 休憩込みで7時間15分


 6/3   岩山 記:「atsushi」 
 
 <メンバー>「atsushi」 遠藤    <天候>晴れ
<行動時間>
7:58日吉神社 8:13A峰9:45 9:53三番岩 10:33二番岩 11:05一番岩(山頂) 11:18猿岩12:50 13:43日吉神社

<山行報告>
今回は新人を連れて鹿沼の岩山に行く。岩場の歩き方など、基本的な事を教えるためだ。駐車場には、我々1台。神社で準備していると、15人ほどの団体が歩いてきた。どうやら、岩トレのようだ。我々はA峰付近で、本日の課題を実施。1.岩場の歩き方 2.鎖・梯子の歩き方 3.ロープワーク 4.岩山の注意点・猿岩の折り方 を1時間くらい実施した。

その間、一人のトレランナー、カップルハイカーが通過。岩の上からの景色を堪能しながら休憩し出発。岩を登ったり巻きながら歩く。ところどころ岩の上からや林間からの眺めを楽しむ。途中で、カップルハイカーが帰ってきた。事情を聞くを蜂が多く引き返して来たようだ。それからは、慎重に進む。また、蜂の対策についても話す。

無事に岩山山頂に到着し、眺めを堪能し出発。猿岩で先にきたハイカーを先にいかせる、とりあえず下が見えないので一度ロープを使って自分が様子を見てくる。その後、同行者をロープを使いムンターヒッチで確保。さらに、同行者にはスリングで即席のヴィアフェラータ用セットを作成しておいた。自分は懸垂加工。3ピッチほど繰り返して岩の下に到着。

ロープをしまい、右方向にすすみ、西鹿沼方面にゴルフ場の脇をとおり神社に到着。結局、蜂はそれほどでもなかった、後で考えると、女性とすれ違ったときに、いい匂いがしたので、それが原因だろう。同行者は、山始めたばかりだが、体力バランス感覚ともにあるので成長が楽しみだ。 


 6/3   日留賀岳  記:「みつまん」 
 
青葉の急登を進む  鳥居で休憩  シャクナゲの山道を登る   山頂にて  
 <メンバー>  「すぎと」、SL「ともさん」、「たらちゃん」、「くりさん」、CL「みつまん」
天気:晴れ
登山口7:40 ? 鉄塔下 8:05 ? 林道終点 8:35 ? 稜線合流 9:25 ? 10:00 鳥居 10:10 ? 11:30 山頂 12:10 ? 13:10 鳥居 13:20 ? 13:50 稜線合流 ? 14:22 林道終点 14:26 ? 14:50 鉄塔下 ? 15:10 登山口

今年の開山式は雨で山行を見合わせたので、3週間遅れで、日留賀岳へ行ってきた。

小山5:30発で、小山さん宅に7時過ぎに到着。記帳すると私たちの前に7-8名の記帳があった。1時間弱で林道終点まで到着するが、今年は花が少ないのに驚く。3週間遅れると花の時期も外してしまうようだ。尾根に出ると急登が始まる。美しい新緑の中を頑張って登る。

鳥居の場所で一休み。そこからは風が強くなった。一枚着込む。標高が上がると、シロヤシオ・ミツバツツジ・シャクナゲが少し咲いていた。春の山野草も少し残っていた。
 頂上でほぼ360度の眺望を楽しむ。遠くの山は見えないが、日光、南会津の山々が見える。男鹿岳への尾根を塩那道路が刻んでいるのが痛ましい。山頂では風は止んでいたが、山頂を下るとまた風が出てきた。風の通り道になっているようだ。

距離15Km、累積標高+-1,900m、休憩込みで7.5時間の山行だった。疲れた体を上塩原温泉で癒やす。疲れた山行だったが、青葉の尾根は清々しかった。


 6/4     両神山 記:「ひなぎく」 
 
クワガタソウ  ミツバツツジが残ってた   
<参加者> 「ながおか貞」、「たらちゃん」貴裕、CL「ひなぎく」敬子      小山4時半発 18時着

<日程> 日向大谷 7時20分 両神山山頂 10時55分 会所 13時30分    日向大  14時

日曜の早朝発なので、一般道で登山口に向かう。日向大谷口にはすでに多くの車が駐車していたが私たちは両神山荘の有料駐車場(500)へ駐める。

天気は上々、暑くも寒くもなく快適に登る。登山道は整備されている。薄川沿いに進むが5回ほど沢を渡り返す。増水時は七滝沢コースを取ることになる。清滝小屋には白装束の人たちが10人ほどいて、法螺貝を吹いていた。信仰の山を実感する。

クサリ場は何箇所かあるが危険はない。両祇神社を経由して頂上へ。
360度の展望ではあるが人が多く早々に降り、途中のテーブルで大休止した。下山は同じルートをとった。あまり汗もかかず水分補給も最小限に済んだので温泉によらずそのまま帰宅した。
植物は少なく、クワガタソウとフタリシズカがあったが、ツバメオモト、ハシリドコロが少々といったところ。その代わりバイカウツギ、ヤブデマリ、エゴノキ、ハンカチの木が多く緑の木々の中に白い花がきれいだった。


 5/28   袈裟丸山  記:「うちだ佳」
 
<メンバー>   CL「atsushi」、「さやま」、「きたはら」、「やまなか千」、「ウッチー」
5:00小山市役所−8:15折場登山口−10:15小丸山−11:40袈裟丸山山頂−15:00折場登山口
 
今年度初の夏山登山。「ツツジがきれいだから」と誘われ、袈裟丸山へ。
7:00に折場駐車場に到着したが、やはりツツジが見ごろの時期とあって駐車場は満車。メンバ−の「きたはら」さんと合流して8:00に登山口から出発する。

登り始めの天気はやや雲がかかり景色はイマイチ。ツツジもちらほらとしか咲いていなかった。しかし、小丸山に到着したあたりから雲が切れ晴れ間が見えてくる。

コースタイムで山頂到着。頂上は晴天で白根山やアルプスが見えて景色は最高であった。また、山頂は登山者で賑わっている。帰りは気温もあがり、ややじっとり汗ばむ下山であったが、行きでちらほら咲いていたツツジがあちらこちらで咲いており、きれいであった。
今回の同行してくださった皆様、楽しい山行ありがとうございました。
 


 5/26〜28  蝶ケ岳(北ア)   記:「ひなぎく」 
 
蝶槍にて  ヒュッテと 槍と表銀座方面  槍、穂高連峰   
<参加者>  CL「ともさん」・「ながおか隆子」・「ひなぎく」

26日 小山19時発 筑北23時テント泊
27日 筑北6時 三股7時半 登山口8時5分発 まめうち平10時 ヒュッテ13時55分
28日 ヒュッテ7時 蝶槍7時40分 ヒュッテ9時 まめうち平11時50分 登山口13時40分 三股13時55分

高速途中の筑北にてテント泊。翌日、登山届を出し昨日の雨の残りで湿っぽい登山道を行く。花が多い。高度を上げるにつれ青空と新緑がまぶしい。“ゴジラみたいな樹”は昨年見たときより一段とゴジラらしく変身していた。

2.000m付近より雪が多くなり足跡をたどるが下山する人が崩してしまうので改めてラッセル強いられる。頂上手前の2つの急登雪田をラッセルしながら登りきればヒュッテはすぐ。稜線に出れば目の前は槍・穂高の山々が! 岩と雪のコントラストが素晴らしい。360度の景色にうっとり。

日差しはあるが風が冷たくダウンは必要。上高地から上がってくる人も多く、テント泊も多い。今夜の客は50人くらいか。夕食後は早々に寝る。

翌日も晴天、一段と周りの景色が素晴らしい。雲海の中、富士山・南アも見える。朝食後、蝶槍まで往復、全員出発したヒュッテでコーヒータイム。至福のひとときだ。下山は三股より横尾や徳沢に下りる人が多いようだ。いつまでもいたいがヒュッテを出発、雪田よりアイゼンを着ける。こんなに急だったのかと改めて驚く。登ってくる人たちが苦しそうだ。

まめうち平が結構遠く感じられる。ゴジラの樹を過ぎると高山植物がいっせいに花開いて写真タイムに突入。雨後の晴天でこれよとばかりに咲いているので前に進めない。ニリンソウの大群落が登山道の両脇を埋め尽くしている。タチカメバソウも可憐だ。

コミヤマカタバミ、ツクバネソウ、ツバメオモトなどケータイをしまう暇もない。「さとう」さんの言葉を思い出しながらアングルに注意
! 下がるにつれ、オドリコソウ、ユリワサビ、オオバミゾホオズキ、ラショウモンカズラ、ハシリドコロも多い。今後はマイズルソウの大群落が花開くだろう。

サンカヨウは終わりぎみ。全体に白い花が多く爽やか。オオカメノキも満開で青空に映えていた。帰りの高速はニセアカシアが風に揺れる中、たいした渋滞もなく無事帰宅した。


 5/27〜28  杉田川(沢登り)  記:「みつまん」 
 
不動尊に無事を祈願  約20個の滝を登った  一部で補助ロープでの確保  無事二俣に到着   
<メンバー>  CL「はしだ」、「おおむら」、「いしさか」、「みつまん」
天気:晴れ
 遠藤ヶ滝駐車場6:40 - 不動尊 6:47 ? 遠藤ヶ滝 7:08 - 入渓地点 7:25  ? 11:00 二俣 11:20 ? 11:50 仙女平 12:00  - 14:08 林道合流 14:15 - 14:40 遠藤ヶ滝駐車場

前日16:30に鹿沼を出発。遠藤ヶ滝駐車場は我々だけだった。トイレもあって前夜泊適地だ。 朝5時に起きて、朝食・沢登り準備。お不動様に山行の無事を祈願。

遠藤ヶ滝上流の橋倒壊場所から入渓。最初はナメを進む。沢初心者の足は慎重の上にも慎重になる。このあたりは水源の森百選に指定されているらしい。自然林100%の沢を登る。昨日の雨で水量は多めだと思われる。流れに足をとられる事は無かったが、初心者は流れに足を入れるのも慎重になる。水温は冷たいがそれ程は気にならない。

次第に滝がでてきた。リーダーが新しいフリクション抜群の沢靴で快適に登っていき、必要に応じて補助ロープで簡易に確保してくれる。初心者も安心してとまでは言えないが、恐怖で足が固まってしまうという事は無く、所々でリーダーの指示を得て、無事に滝を登ることができた。滝の数は約20、その内4カ所で補助ロープを使ったが、ザイルを使うことはなかった。また高巻きをする事もなかった。

二俣で尾根に取付いて仙女平へ向かう。急傾斜だが藪は薄い。仙女平ではムラサキヤシオが咲いていた。他では一カ所で数本しか見られない花だが、ここでは多くのムラサキヤシオを見ることが出来た。仙女平からは山道を下る。途中少し収穫を楽しんでから駐車場にもどる。

下山後はアットホームおおたまで汗を流す。いい湯だった。\400なり。混んでいない。 


 5/27   白砂山 記:「こなっち1」 
 
野反湖と草津白根  苗場山方面  堂岩山とシャクナゲ  シラネアオイ   
<メンバー> 「こなっち2」、則夫

天候:晴後曇り霧、日帰りピストン (6時間50分、休憩含)
7;55野反湖湖畔登山口−10;00水場−10;50堂岩山−12;10白砂山12;4513;55堂岩山−14;15水場−15;50登山

 朝、渋川辺りまでは雨が残っていたが、野反湖では天気は回復した。花の時期には尚早の為か、広い駐車場は数台程の車でガラガラだった。

水場までは天気も良く、眼下に野反湖、浅間、残雪の草津白根、烏帽子の山並み、登山道&#157360;にはミネザクラ、シャクナゲ、オオカメノキが咲いていた。堂岩山直下は樹林帯の残雪で、山頂から白砂山までの稜線が見渡せるが、北側はガスが掛かり始めた。

猟師の頭などのピークを越し白砂山に着いたが、山頂は既にガスの中で残念ながら眺望は無い。シラネアオイはまだ早いが、所々に花が開いていた。

八間山へのルートは時間的に遅い為、ピストンで下山、六合の川底から湧き出す尻焼温泉に入った。
 


 5/20〜21  瑞牆山、金峰山 記:「たらちゃん」 
 
<メンバー> 「たらちゃん」
520() 晴れ みずがき山荘 10:15-富士見平小屋 11:00-瑞牆山13:00-富士見平小屋14:30テント泊
521日(日)晴れ 富士見平小屋5:15-大日岩6:30-金峰山 8:15-金峰山荘10:30

間々田駅より新宿でスーパーあずさ1号で韮崎駅まで向かう。凄まじい混雑、おそらく乗車率は200%くらいじゃないだろうか。トイレの前にヤモリのように張り付いて全く座れず。さらに1時間15分のみずがき山荘行きのバスも立ちっぱなし。ここまでで疲れてしまう。

富士見平小屋までは登山道も広く人も多い。富士見平小屋でテント設営し身軽になって瑞牆山へ。山頂に近づくにつれて岩が多くなり、頂上は人だらけ。南アルプスと八ヶ岳の眺めは最高。富士山は霞んでいる。

そこから富士見平小屋まで下山。一人寂しく
iPhoneに入った電子書籍を読みながらビールとウイスキーとつまみで時間を潰す。テント泊するには非常に良いサイトであるが残念なのはトイレが汚く男女1つずつしかないので朝並んだこと。


翌日ラーメンを食べて大日岩を目指す。登山道ははっきりしているものの、それなりに急登。大日岩を過ぎたところで休憩。ここから砂払ノ頭まではさらに急登となる。まだ登山道には凍った雪がところどこあり避けつつ頂上を目指す。頂上は思ったほど人はいず、大きな岩の上を独占。眺めは昨日の瑞牆山同様素晴らしい。

しばらく眺めた後下山。下山は長野側におりる。廻り目平をめざす。この登山道は凍った雪が多く、
6本爪軽アイゼンをはく。しばらく降りると長い長い林道となる。廻り目平には多くのテントが張ってあり、家族連れなど多い。

金峰山荘は川上村立であるが立派な宿泊施設であった。高原野菜畑が一面に広がり気持ちの良いところである。バス、小海線、北陸新幹線と乗り継ぎ帰宅。


 5/21    袈裟丸山 記:「わたなべA」 
 
  <メンバー>  「わたなべ」(浩)「ウッチー」 「わたなべ」() 他5

佐野500 ? 740折場登山口800−弓の手コース−1100袈裟丸山12001400折場登山口 

マラソン仲間恒例のハイキング。今回は「昨年のアカヤシオを観たい」と、声があがり袈裟丸山へ。駐車場に着くが予想通り満車。この時期、アカヤシオ目当ての人気の山だ。登山道入り口から200m下の路肩に駐車。

子丸山付近からは、アカヤシオが咲いているが満開の時期には間に合わなかった感だ。登山中は、日差しが厳しく汗が止まらなく白樺の木々の中に入るとホッとする。

一年に一回のマラソン仲間達とのハイキングを楽しめた。


 5/21     男体山  記:「わたなべM」 
 
7合目から中禅寺湖  白根山  右に燧岳と会津駒ヶ岳   
<メンバー>   CL「ともさん」、「ながおか隆子」、「わたなべ」(美)
 二荒山神社登山口7:00-頂上10:50-頂上下山スタート12:15-二荒山神社登山口14:50
 
急登に慣れる為のトレーニングで男体山を登りました。朝7時前に二荒山神社に到着しました。駐車場にはたくさんの車がありました。ほぼ満車状態です。

準備をして登山をスタート。新緑が芽吹くまぶしい季節です。3合目までは広葉樹の日陰の登山道を進めみます。3合目から4合目(登山道入口)まではショートカットしながら林道を進みます。天気がいいので暑いですが風が吹くとひんやり涼しいです。

5合目からはゴロゴロした大石の急登がスタートします。たまに振り返って中禅寺湖のきれいさ見ながら黙々と登ります。8合目の滝尾神社から9合目の間には少し雪がありますがアイゼンなどは必要ないです。転ぶと泥だらけになるので気を付けました。9合目からは白い日光白根山を横目に赤い火山礫を進みます。

山頂到着。頂上では写真を撮ってランチしてゆっくりしました。頂上には大きな剣があります。雪のたくさんある燧ケ岳が見えました。中禅寺湖と戦場ヶ原は素晴らし眺めでした。

下山も長いので足が痛くなりましたが無事に神社登山口まで下りてきました。
登山道にはシラネアオイ、スミレ、ヤマザクラ、シャクナゲなどが咲いていました。下山後は温泉(山水)で汗と疲れを流しました。同行してくださったメンバーの皆様楽しい山行をありがとうございました。


 5/20   薬師岳〜三ノ宿山 記:「みつまん」 
 
薬師岳山頂から男体山  夕日岳を望む  石祠  無事下山しました   
< メンバー>   CL「あんまん」、「ひなぎく」、「ながおか」、「くりさん」、「みつまん」
天気:晴れ
 小山6:00 -(ヤシオの湯)- 細尾峠8:00 - 8:50 薬師岳 9:00 ?(休憩20分) - 10:55 丸山 - 11:30 大木戸山 ? 12:10 三ノ宿山 12:30 ?
13:15 (1158地点) 13:30 - 15:00 ヤシオの湯
 
 細尾峠からヤシオの湯まで歩いて、 薬師岳・三ノ宿山を縦走した。稜線ではシロヤシオを、標高が下がるとヤマツツジを楽しむことができた。稜線はかつて修験道の修行の道だったので石祠などの史跡が残っているが、それをゆっくりと楽しんでいる余裕はない。このルートは下り基調なのだが、アップダウンも多いのでかなり疲れた。気温は高かったが、稜線の風が心地よかった。
 薬師岳では細尾峠からの、三ノ宿山ではヤシオの湯からの登山者が多く休んで賑やかだったが、薬師岳・三ノ宿山の間では女性単独者に会っただけの静かな山歩きだった。踏み跡はしっかりしているので歩きやすい。 


 5/20〜21  燧ケ岳(山スキー)  記:「はしだ」
 
<メンバー> CL「はしだ」、「いしさか」、「おおむら」、<「しのはら」> 
  まだまだ滑れそうな燧ケ岳で板納めをしてきました。前夜祭はいつものように自分には優しく、他人には厳しいある人の話題で大盛り上がり、いくらか二日酔い。

 御池発7:00 山頂着11:10 丑年生まれは慌てることなく11:50着 進歩は見られなかった。それにしても雪の上なのに暑い、Tシャツと短パンで滑る人もいるくらいだ。

山頂では習志野の御夫妻にリクちゃんはどうしたのかと声を掛けられた。聞けば同じ日程で八甲田に行っていたとのこと、場所が違い会うことは無かったが。

滑りは快調そのもの、今シーズン最後のお楽しみを満喫できた。御池着14:00、駒の湯で汗を流し、かどやでラーメンを食し帰途についた。


 5/20    牛奥ノ雁ケ腹摺山(山梨)  記:「こなっち1」
 
 牛奥ノ雁ケ腹摺山から富士山 牛奥ノ雁ケ腹摺山々頂  牛奥ノ雁ケ腹摺山から南アルプス  雁ケ腹摺山々頂   
<メンバー> 「こなっち2」、則夫()

天候:晴、日帰りピストン (6時間50分、休憩含)

7;25大峠−8;00赤岩ノ丸−8;50黒岳−9;50牛奥ノ雁ケ腹摺山10;1511:15赤岩ノ丸−12;00大峠−13;00雁ケ腹摺山13;3514;15大峠

 山梨県大月市にある秀麗富嶽十二景、牛奥ノ雁ケ腹摺山を目指した。圏央道が繋がり甲州の山も身近になり、渋滞も無く2時間半で登山口まで辿り着いた。大峠駐車場には既に20台程の車があったが、路肩も広く問題ない。

黒岳まではコメツガの新緑の樹林帯で山頂の展望は無い。尾根伝いに150m程下り登り返すと、1時間程で牛奥ノ雁ケ腹摺山に到着、快晴の下、端正な富士山、残雪の南アルプスの山々が綺麗に見渡せた。

大峠まで戻り350m程登り返し、雁ケ腹摺山に到着、旧五百円札裏の富士の姿を見に来たが、既に日が高く霞んでしまっていた。
 


 5/14    黒檜山〜駒ケ岳(赤城) 記:「atsushi」 
<メンバー> 「atsushi」 他1名      <天候>曇り時々小雨
<行動時間>
9:02駒ヶ岳登山口駐車場 9:20黒檜山登山口 10:22黒檜山11:15 12:09駒ヶ岳 12:57鳥居峠 13:07覚満淵 13:28駒ヶ岳登山口駐車場
<山行報告>
 
赤城山、日本百名山の一つ。山までは北関東道を使うルートもあるが、国道50号でゆっくりと向かう。今回、ナビは  googleナビを使ってみた。このナビは車のナビと違い、ローカルな地元の人が利用するような道も通る。山に近づき車で標高を稼ぐと雲の中に入る。雲を突き抜けてほしいとおもうが、意外に雲は厚く雲上に出ることはかなわず。

駒ヶ岳登山口駐車場に到着。ここはトイレがないので、手前のビジターセンターですます。準備をして大沼沿いに歩き、黒檜山登山口に。急登を登っていく。今回は同行者が初心者なので、ゆっくり登る。地面は湿って岩が滑るので気を付ける。途中、下に赤城神社と大沼がきれいに見える。しかし外輪山は雲がかかり展望はきかない。途中、何パーティかを追い越し、山頂に到着。

記念撮影をしていたら青空が見えたが周りはガスのため景色は見えない。山頂はひらけていて、ゆっくりとお昼ご飯にする。ジェットボイルを持ってきたので、カップラーメンやコーヒーや紅茶をつくる。後から千葉の同好会メンバー20名以上が山頂に来た。彼らも昼食に会話を楽しみ、お裾分けをたくさんいただく。同行者がイケメンなので待遇が良い。たぶん、自分ひとりでは、こうはいかないだろう。昼食後、山頂北側の展望ポイントに向かう。何も見えず。晴れていれば北側の日光や上州の山がみえるのだろう。ここも開けていて、ゆっくりできるだろう。

すぐに、駒ヶ岳に向かって進む。尾根歩き、途中、絶景ポイントがあるもガスの中。尾根を歩き、湿った笹の原っぱを進む。あっというまに駒ヶ岳に到着。写真を数枚とっただけで、すぐに出発。少し降ったところで駒ヶ岳登山口への分岐。我々は覚満淵を経由して降りるコースを進む。尾根沿いに降る。途中、斜度が急なところもあり笹は滑るので慎重に降る。ピンクのテープを頼りに進むと鳥居峠に到着。

覚満淵の周囲を歩き、大沼・駒ヶ岳登山口方面に進み駐車場に戻ってゴール。車での帰りに、山麓の赤城神社から南の通り沿いのツツジが見頃をむかえきれいだった。風の駅やげんじでマイタケを買う。(3パックで500円)。国道50号線に向かう手前で、みどり市のかたくりの湯(500円)で体を暖めリラックス。

佐野でも寄り道、麺家ゐおりで佐野ラーメンを食べる。ラーメン、餃子、ともにおいしかった。終始、雲に覆われていて、展望はきかないが、濡れた木々や花など幻想的な風景の中、歩きが楽しめた。1日中、天気は悪かったが、同行者のおかげで楽しめた山行になりました。 


 5/14     燧ケ岳(山スキー)  記:「はしだ」
 
山頂にて  hashida  ishizaka  kazuyo   
<メンバー>  CL「はしだ研」、「いしさか」、「すぎと」、「おかちゃん」、「かずちゃん」、<「しのはら」> 
前夜祭は小雨基調の中順調に終了。燧ケ岳方面のみ快晴になるとの予報を信じ就寝。翌朝は朝霧が立ち込めるなか御池に向かう。

スタート準備中に「おかちゃん」夫妻が到着、時間差で出発7:20。朝のうちは少なかった登山者が10時過ぎると続々と登ってきた、その中には毎度、毎度の矢板さんも。

11:30先行グループ着、12:00「おかちゃん」夫妻着、遅れて雪山初登頂の「いしさか」君12:30着。もう上っては来ないだろうと滑りだしたら口をパクパクしながらも来たので、また休憩。

快晴の中滑り出し、東田代経由で車道着14:00満足のいく斜面を堪能できた。それにしても今年の燧は雪が多い、また来週も来る事になりそうだ。 


 5/14     雨巻山  記:「ひなぎく」 
 <参加者> CL「あんまん」・「みつまん」・「ともさん」・「ひなぎく」         向野運動公園7時発
益子町最高峰の雨巻山へ大回りコースで行ってきた。綱神社と地蔵院の入口に駐車し、まず三登谷山へ向かう。歩道から畑の脇道を山道へ。ここは尾根の末端になっている。昨日の大雨の影響で湿っぽいが歩くのに問題なし。

曇りであるが雨の心配なし。前回の山行ではそれ程汗は出なかったが、今回は蒸し暑く汗をかく。三登谷山は展望良く
5.6パーティが休んでいた。次のピークは展望台になっており、タイタニックの舳先と書かれたプレート有り。

大川戸からの道をいくつか合わせながら雨巻山へ向かう。山頂はベンチが置かれやはり人が多い。急下降の猪転坂を過ぎ御岳、足尾山から下山。地蔵院に
14時着。

低山はアップダウンが多く岩場も多い。今回も岩場・クサリ場があるが距離は短い。花の山でもあり、金ラン、銀ラン、姫シャガ、アマドコロ、ギンリョウソウ、うつぎ、そして山つつじが随所に見られた。

残念ながら昨夜の大雨と風のため半分は落下して、木の下が赤い絨毯になっていた。
 


 5/4〜6   立山周辺(山スキー) 記:「わたなべ」 
<参加メンバー> CL毛塚、 SL「さくま」、 「わたなべK」、 「ウッチー」、
5/4  佐野16:00−21:00立山駅P(車中泊)
5/5  立山駅P6:00−立山駅発 7:00−室堂8:15−9:30一の越9:45−10:50雄山11:40−12:20雷鳥沢12:45−13:30大日岳稜線13:45−16:35馬場島−18:10立山駅P−21:00富山市内(車中泊)
5/6  富山市内5:30−11:00佐野(解散)
 
  当初の予定では、晴れていれば3日間かけて山崎カール 真砂沢 池ノ平から馬場島滑降でしたが、6日が天気が崩れるので5日のみの行動に変更する。5日の立山駅は連休でもあり大分混むので、前日からの車中泊で早朝に並ぶがそれでもケーブルカーに乗ったのは7時になってしまい、番狂わせな山行だった。2日早く下山したので下山後はゆっくり富山市内で打ち上げを行い帰路についた。

5/5(金)晴れ
立山」駅からケーブルカーに乗り、美女平を専用バスで発ち、室堂に近くなると雪の壁はバスの遥か上約15メートルくらいの高さは有りそうだ。室堂を8:35に出発、シール登高、ツボ足、各自歩き始める。一の越に9:30分到着。3年前に雄山からアイスバーンの斜面をノーヘルのスキーヤーの滑落死亡事故に遭遇してしまい、少し気が重いが今回の雪質は気温が上がり凍結もなく表面はザラメ状で安心して滑れそうだ。

ヘルメットを装着して神社裏の窪地で板をつけて気合の声をかけながら順次突っ込む、斜度は30度は有ろうが何とか板は回る。ローソク岩の下部で一息する。もうこの付近は斜度も緩くなり山崎カールは終了。雷鳥沢で腹ごしらえする。今度は大日岳稜線から馬場島まで下るが8年前に「ながおか」さんと剣岳の分岐から7時間位かかる早月尾根を、ルートは別としても「どんだけ滑るの〜」てな思いです。

大日岳稜線までシール登行45分で到着する。天気がいいので立山川先端まで見下ろせる。正面には懐深い早月尾根が横たわっている。ここからの下降も最初は30度は下らない斜度だ。先頭のスキーヤーが滑り出したがトレースから表面の薄い雪がドドド―と滑り落ちていくので緊張しまくる。隣の斜面に移動して誰も滑っていないところを気持ちよく下る。メンバーと離れないように声を掛け合いながら下降する。

20分位降りたところで傾斜は緩くなったが、今度は両側の尾根からのデブリが覆い重なるようにルートをふさいでいる。所々では板を担いだ方が早いようだ。約3時間下った所で馬場島の山小屋が見えて来てホットする。たまたま客待ちしていたワゴンタイプタクシーに乗れたので、明るいうちに立山駅に行けそうだ。料金は17500円かかった。

帰路は吉峰温泉で汗を流してから、富山駅東口に移動して居酒屋で海の幸を美味しくいただいた。今回の山崎カールから立山川のスキーツアールート、距離は長かったですが素晴らしいコースでした。リーダー、メンバーの方々ありがとうございました。


 5/3〜4     丹沢縦走 記:「atsushi」 
 <メンバー>「atsushi」   <天候>晴れ
<行動時間>  7:30焼山登山口 8:55焼山9:01 9:37黍殻山 9:49黍殻山避難小屋9:57 10:35姫次 11:50蛭ヶ岳12:19 13:27丹沢山13:44 14:30塔ノ岳14:43 16:00大倉高原山の家16:05 16:33大倉
 
<山行報告>
丹沢は、沢登りで来たことはあったが、ハイキングははじめて。立山の代わりに急遽計画をたてる。橋本に前夜着。翌4日の朝、橋本駅からバスで焼山登山口に。早朝にも関わらず、バスはほぼ満員。三ヶ木で焼山登山口へのバスに乗り換える。乗り換えのバスは、午前中この1本しかないから、混むのは当然か。焼山登山口に到着。ここで20人くらい降りた。みんなが登りはじめる中、のんびりと準備。トイレは神社の裏にある。

準備完了、焼山に向けて登山開始。ヤマビル注意の看板がある。丹沢らしい。登山道は整備され、登りも急ではなく歩きやすい。焼山手前に巻き道との分岐があらわれる。初めてなので頂上へ。頂上は樹林で囲まれているが、鉄塔の見晴台がある。鉄塔を登り津久井湖などの景色を堪能した後、おにぎりを食べ黍殻山へ出発する。黍殻山の手前にも巻き道がある。もちろん山頂に向かって進む。踏み跡があまりない。こっちの山頂は、携帯のアンテナが建っていて見晴らしはよくない。踏み跡があまりなかったのもわかる気がする。尾根沿いに進むと、環境保護の鉄線がある。この後もフェンスがある。丹沢は結構、人の手が入っている。

黍殻山避難小屋に寄り道して見学。トイレもあって。たいへん、きれい。今後、縦走のポイントに使えそうだ。なだらかな尾根を歩くと、東海自然歩道最高標高地点を通過。そして、すぐに姫次。ここは目の前に富士山が見える。1週間前に登っていた山。やっぱり富士山は見る山か。きれいだ。姫次は富士山の眺めが良く。多くの登山者でにぎわっている。蛭ヶ岳の上でゆっくりしたいと思い。写真を撮って急ぐ。蛭ヶ岳までは登り降りと階段が連続する。登りはペースが落ちる。今後の課題は筋力アップが必要と考えなら黙々と登る。

蛭ヶ岳に到着。しかし、南からの風で、雲が発生。南西面の眺望はきかない。本当は富士山が見るのだろう。風も強い。北東側から東京の町並みを望み休憩。ゆっくりと休憩をとるが、雲は晴れない。あきらめて丹沢山に向かう。途中、丹沢山までは、岩場もあり鎖場もあるが、気持ちのいい草原歩き。南に進むに連れて登山者が増える。丹沢山の山頂には、みやま山荘がある。きれいで小さな小屋。のんびりできそうで、いい感じだ。オリジナル手ぬぐいを購入し、尾根伝いに塔ノ岳へ向かう。塔ノ岳山頂は、たくさんの人。尊仏山荘も満室。ツアーの登山者が説明を受けていたり、家族ずれやトレイルランナーなど多種多様な人たちがいろいろな事をしている。

時間も遅くなっていたので、多くの人が大倉への尾根を降りはじめている。自分も一緒になって降りる。トレイルランナーの後ろについて駆け下りていったら、転んでしまった。調子にのってしまったことを後悔。大倉へと続く尾根は長いが途中に、花立山荘、堀山の家、駒止茶屋(休み)、見晴茶屋、大倉高原山の家、観音茶屋とたくさんの小屋がある。これなら休憩しながら登れる、なるほど家族連れや初心者も登りやすいだろう。なかでも大倉高原山の家は、テント場がある。遅い時間に、テント泊のために登ってきた登山者とすれ違った。今度、宴会テント泊できてみようと思う。

途中の小屋の食事や飲み物の誘惑に負けずに大倉の駐車場・バス停に到着。のんびりしようと思ったが、バスの長蛇の列をみてすぐに並ぶ。次のバスは満員で乗れない。仕方なく列に待っていたら、幸いなことに臨時バスが出てくれた。渋沢駅に10分ほどで到着。帰りは、駅前の阿闍梨でラーメン・餃子に生ビールで乾杯。うまい。電車は新宿経由で帰る方が時間も運賃も良いのだが、乗り換えをしたくないため小田原にでる。小田原からは直通、電車にのって3時間弱。グリーン車を利用。必然的に飲み鉄になる。

立山に行っていれば富山湾のホタルイカがアテになる予定だったが、かわりに相模湾のシラスと駿河湾の桜エビがアテになる。満足。丹沢初ハイキングは、天候にも恵まれ、充実した山行となった、いつかは、丹沢主稜縦走にも挑戦してみたい。
<交通情報:休日>
行きは、午前中この1本のみ6:20橋本駅北口 6:51三ヶ木 6:55三ヶ木 7:12焼山登山口帰りは、大倉から、渋沢駅北口までは、1時間に2-3本出ています。


 5/3〜7   八甲田山、岩木山(山スキー)  記:「はしだ」
 
初日の横岳、天気最高  岩木山への登り  岩木山、中間地点  快適な大斜面   
<メンバー)  CL「はしだ研」、「まちこ」、「なかがわ」、「すぎと」
<3日>八甲田・横岳
鹿沼を4時に出たが好天の予報に物凄い車の量、横岳の登り始めは14:30になってしまった。運転疲れで「すぎと」さんのペースに付いていけず苦労したがなんとか山頂に到達。日が陰り始める斜面を快適に滑り17:30駐車場に着。

<4日>岩木山
 宿を7:50に出たがハプニング発生、ナビの指示に従ってナクア白神スキー場を目指したらなんと一件もコンビニが無かった、仕方なく行動食ですますことに。スキー場でお二人さんと同乗、五所川原の方でおにぎりとかを分けていただいた。

10:35レストハウス発、今年はシャトルバスがないせいで長平コースに向かうパーティーは我々のみ、貸し切りの大斜面を堪能できた。13:15スキー場着、時間も早く、同行の方に五所川原まで案内してもらい津軽三味線演奏と芦野公園の桜祭りを楽しんだ。

<5日>八甲田・箒場岱
 箒場岱コースを目指す、ロープウェイ山頂駅発9:30、箒場岱バス停13:30着。

記憶間違いで13:40発のバスは無く14:40であった、急いで降りてきたのにがっかり。相談の結果タクシーを呼ぶことにしたがなんと4人だとバスより安かった。

このコースは藪が煩いので、携帯さえ繋がれば長吉岱かガス穴に降りてタクシーを呼ぶのがいいと思います。その方がいい斜面を楽しめます。


 5/3〜4   硫黄岳、天狗岳  記:「ともさん」
 
さくら鍋   ヒュッテ夏沢 朝食  西天狗へ向かうパーテー   
メンバー>  「ながおか」 CL「ともさん」
5月3日(水)晴れ   
田沼5:00−桜平p8:45/9:00 −夏沢鉱泉9:40/50−オーレン小屋10:45/11:10−赤岩の頭12:35−硫黄岳山頂13:05/45−夏沢峠14:20/30−オーレン小屋14:50

連休は残雪の山へ行きたいと思い残雪の八ヶ岳へ行ってきました。直前、隆子さんがけがして行けなくなってしまい残念でした。連休後半初日で高速渋滞を心配しましたが順調に桜平に到着。整備された駐車場には数台が停まっていました。

二人とも体調は万全ではないのでゆっくり行こうと出発。最初の林道では体が重く先が思いやられます。夏沢鉱泉に着くと遭難対策の係りの人がいて計画書を確認しコースの様子を教えてくれました。いよいよ登山道に入り雪道が始まりました。足も荷物も重く感じられます。オーレン小屋で受付を済ませアイゼンをはき硫黄岳へ向かいました。

荷物はデポせずそのまま担ぎボッカトレです。赤岩の頭への登山道は私たちのみの貸切状態。GWなのに誰もいないなんて信じられないと言いながら、シーンとした何の音も聞こえない静寂、久々に味わいました。稜線までの最後の雪の急斜面が今回の山行で一番苦しかったです。

稜線に出ると赤岳鉱泉からの単独女性に会いました。彼女もかなりばてている様子でした。そこでアイゼンを外し間もなく硫黄岳山頂です。台上の広い山頂であちこちにケルンが立っていました。人も賑わっていました。

360度の展望を十分満喫した後下山開始。夏沢峠を経由しオーレン小屋までアイゼンなしで下りました。夕食はさくら鍋、柔らかい馬肉を美味しくいただきました。8畳の部屋を二人で使わせていただき気兼ねなく過ごせてぐっすり眠ることができました。


5月4日(木)晴れ   
起床5:00−朝食5:30−オーレン小屋6:10−根石岳7:30−東天狗岳8:07/17 −西天狗岳8:50/9:00−夏沢峠分岐10:04−夏沢峠10:28/45 −オーレン小屋11:00−夏沢鉱泉11:30/50 ―桜平12:20

今日も快晴、展望を期待してアイゼンを装着し出発。オーレン小屋から箕冠山まではなだらかな登りです。身体を慣らしながらいくにはちょうど良い傾斜です。夏沢峠の分岐を過ぎた稜線上は雪がまったくない夏道になっていました。アイゼンを外し根石岳を越えて最後の岩場の急登を登りきると東天狗です。

西天狗岳は雪に覆われていて鞍部からアイゼンをつけて雪の急斜面を登ります。南、北、中央アルプス、浅間山、金峰山360度の展望を楽しみ下山しました。夏沢峠までの下りは左側が切れていて滑ったら下まで落ちてしまいそうでアイゼンをつけなかったので慎重に歩きました。

夏沢峠からは前日と同じ道を桜平まで下りました。今回私たちにはちょうど良いコースでいいトレーニングになりました。GWの割には人が少なく、また多くの家族連れに会いました。帰路湯川温泉河童の湯(400円)で汗を流し、渋滞にも遭わず早い時間に帰ることができました。



 5/2     六甲山  記:「こなっち1」
 
ロックガーデンから神戸,大阪方面  風吹岩  六甲山々頂   
 天候:晴、日帰り縦走 (6時間00分、休憩含)

8;25芦屋−8;55ロックガーデン−9;50風吹岩10;0010;50雨ケ峠−12:00一軒茶屋−12;10六甲山々頂12;5014;25有馬温泉バスターミナル14;40(バス)15;30芦屋

 3日目、神戸六甲山の王道、芦屋から有馬に抜ける縦走コースを選んだ。芦屋の洒落た高級住宅街を抜け、ロックガーデンは新緑の中の岩場で、振り返ると、神戸、大阪の街並み、大阪湾、遠く金剛山系が見渡せた。風吹岩、雨ケ峠を抜け清流沿いを一登りで山頂に着いたが、意外にアップダウンと距離があった。

ここも人気の山で広い頂上は多くの登山者でにぎわっていた。紀伊半島、淡路島など360°の展望を楽しみ、有馬温泉に下山し、バスで芦屋に戻った。連休3日間の関西方面山行は、天候にも恵まれ、新緑の中、三山それぞれの特徴を存分に楽しんだ。


 5/1   金剛山  記:「こなっち1」
 
千早本道  千早本道地蔵  三つ葉カタバミソウ   

 <メンバー> 「こなっち2」、則夫

天候:晴、日帰り周回 (4時間30分、休憩含)

8;00千早本道登山口−(千早本道)9;30金剛山々頂10;3011;00伏見峠−12;00ロープウェー前−12;30千早本道登山口

 2日目、大阪千早赤阪村の金剛山を目指した。千早本道はよく整備され、新緑に囲まれ清々しい階段道だった。途中、病の奥様と一緒に毎日登り続ける富岡さんに声を掛けられた。

山頂では1時間毎にシャッターが切られる人気のライブカメラに収まった後、葛木神社で参拝、伏見峠に至る山道には三つ葉カタバミ草の群落が見られた。

念仏坂から下山したが、コンクリートで固く少々足が辛い。バスも30分待ちの為、舗装路を歩き登山口に戻った。


 4/30   根本山、熊鷹山  記:「さくま」
 晴れ(休憩含む6時間) <メンバー> 「さくま」他1名

石橋700―学林口広場845発−白ハゲ口広場―三滝展望台―分岐10501100―  十二山〜 根本山11501220 〜熊鷹山13101320 〜学林口広場1445着 

栃木の山100名山、出だしと終了近くは緊張する登山道だが、稜線はルンルン気分で登山が楽しめる山である 慎重にルートファイデングしながら急な尾根を下山

三滝展望台から10mほど戻り十二山への尾根に取り付くが、眼下に三滝右下に見ながらのトラバースは、ルートも悪いので緊張する、つまずくと下までいっきにいきそうだ、核心部も抜けると、快適な尾根を、十二山に向かいひたすら上る。

分岐に出ると、今までの登山道とは違い、幅のある箒ではいたような稜線を根本山へ向かう、十二山神社の社殿跡からは、尾根筋に行けば根本山となるが、同ルートを戻る予定なので、左の斜面をトラバースし、中尾根十字路から頂上に上がる、展望は聞かないが、開き始めたアカヤシオが迎えてくれた、頂上には10人くらいのハイカーが弁当を広げている。

下山はトレランができそうな、快適な稜線を熊鷹山へ、頂上には多くのハイカーで櫓も順番待ち、春霞で遠望は聞かないが、素晴らしい眺望を楽しむ、熊鷹山から、倒木が入交、ルートが不明瞭なところもあるが、学林口広場のある西沢口へ一気に下った。



 4/29    富士山 記:「atsushi」 
<メンバー>  「atsushi」、他3( 海外登山研究会)
<天候>晴れ  
<行動時間>   8:00富士宮口5合目 12:40富士山3500m付近 14:35富士宮口5合目
 
<山行報告>
海外遠征訓練のひとつとして、海外遠征訓練に参加、高所登山として富士山に向かう。富士山に登るのは久しぶりだ。今回のルートは富士宮口から、前回残雪期に登ったときは、吉田口から。富士宮からは、夏にしか登ったことがない。ただ、久しぶりの富士山は高山病が心配。

今回のメンバーは、会を越えての混成メンバーなので、いつもより緊張する。富士宮五合目を目指して、栃木を出発。圏央道で、一気に御殿場インターまで。富士山演習場・御殿場口を通り、標高をあげて行くと残雪がちらほら、富士宮口五合目に到着。遠くから富士山を見ると雪を被って真っ白だったが、近くで見ると、岩がでている。登山開始、山小屋沿いに、進むと思いきや、雪渓をつめて行くことに。今回は、登頂目的よりも訓練。五合目の少し上から雪があるので、それをつたい登っていく。

はじめはアイゼンをつけていないので、キックステップで登っていく。滑ったら一気に落ちるので緊張する。やがて、雪が途切れ、火山岩の上を歩くことに、歩きづらい。このままでは落石に気をつけながら歩くと時間もかかりそうなので、一般道の方向ではなく、反対側の西の雪渓に移ることにする。ここでアイゼンを装着。雪渓沿いにひたすら登っていく、見上げると山頂付近は、風が強いのか雲がすごい早さで流れている。

3300mを過ぎた付近からか高山病のせいか欠伸が頻繁にでる。さらに標高を稼ぐうちにガスに巻かれる回数が増えていく。ホワイトアウトの状態は宙に浮いているような感覚になる。完全にガスにまかれる。一瞬雲が切れたところで、コンパスを山頂にロック。ガスの中、コンパスを頼りに登る。3500m付近では風が強い。風速は20m前後。手袋をしていても、何もせずに止まっていると指先が冷たくなってきた。気温がマイナス-10度なら、体感温度はマイナス30度、寒いはずだ。

風も強く、ここで下山することに決める。下山と決めたら一気に雪渓沿いに降る。降りもガスの中、ときどき、現在位置を確認する。歩きやすい雪だったため、2時間たらずで下山。今回の山行も非常に良い訓練だった。キックステップ、アイゼンワーク、コンパスナビゲーション、レイヤリング etcなど基本の大切さを身をもって復習できました。帰りは御胎内温泉で疲れをいやし、川島田の「さくら」でいわしのフライ定食を食べる。GW前半だからか渋滞にもあわず、栃木に戻れた。
 



4/30    御在所岳   記:「こなっち1」
 
一ノ谷登山道 急登  鷹見岩から地蔵岩  御在所岳山頂  地蔵岩   
<メンバー> 「こなっち2」、則夫()

天候:晴、日帰り周回 (5時間05分、休憩含)

7;00一ノ谷登山口−8;30鷹見岩−9;10御在所岳山頂9;5510;30高見岩−11;30地蔵岩−12;05中道登山口

 連休関西方面の山行に出掛けた。初日は三重県御在所岳、朝7時前だが国道477号登山口付近の駐車場は既に満車、何とか路肩スペースを見付け、一ノ谷登山口から鷹見岩まで1時間半の急登、所々にアカヤシオが見られた。

頂上は多くの登山客で賑わっていた。天気は良いものの遠くは少し霞み琵琶湖までは見えなかったが、伊勢湾、鈴鹿の山並みが見渡せた。帰りは中道ルートで、地蔵岩、負ばれ岩等の巨岩と景観を楽しみ下山した。


 4/30   神峰山〜高鈴山(日立市)  記:「みつまん」 
 
 神峰山から日立大煙突が見えた
御岩山から展望。  歩きやすい尾根。大島桜の大木が多い。  高鈴山にて   
<メンバー> :「やまなか千」、、「みやもと」、「きたや」、CL「くりさん」、「みつまん」
天気:晴れ
 桜川ロードパーク8:30 ? 9:30 向陽台 9:43 ? 10:33 神峰山 10:46 ? 御岩山 11:44 ? (11:50 休憩 12:10) ? 12:38 高鈴山 12:59 ? 御岩神社への分岐 13:32 ? 13:42 かびれ神宮 ? 14:00 御岩神社 14:18 ? 14:50 向陽台
 
 日立市の花の百名山高鈴山へ行ってきました。向陽台に駐車して、神峰山(かみねやま)・高鈴山を巡ってパワースポットで人気の御岩神社に立ち寄るルートです。アップダウンが少なく、危険箇所もなく、非常に歩きやすいコースでした。

高鈴山にはレーダー雨量観測所や珍しい天測点があります。 なお、御岩山はかつてロッククライミングで人気があったそうですが、現在は事故発生のため岩場には進入禁止になっています。岩場を迂回する歩道ができて、軽装のハイカーで賑わっていました。 


 4/22〜23  大津又峠(山スキー)  記:「はしだ」 
 

<22日>
17:00鹿沼発 檜枝岐村のとある場所にて20:00泊。ちょっと遅れて「しのはら」君も到着しいつもの宴会、先週と違い高級酒が無かったせいか劇場は中程度の盛り上がり。

<23日>
キリンテ発7:00 前回開拓途中のルートを辿る、1,588のピークから1,754のピークまでは予想はしていたがそれ以上の景色が広がっていた。まるで天国に続く廊下のようだ、神々しさを感じた。

1,754のピークで休んでいたら毎度、毎度の矢板さん3人と遭遇。山頂到達は丁度12:00、短い休憩後彼等は見事なシュプールを描き上の沢の源頭に滑り込んで行った。

我々は登り返す体力など無いので折り返しのルートを選択、それでも斜度も良く、板も走るので楽しい滑りを満喫できた。キリンテに戻ると矢板さんが先に着いていた、燧の湯で汗を流し帰途についた。 


 4/22   飛駒周回  記:「みつまん」 
<メンバー> CL「ともさん」、「ながおか隆子」、「やまなか千」、、「くりさん」、SL「みつまん」
天気:晴れ
 小山6:00 -(老越路峠)- 永台寺7:50 ? 10:00のこぎり山 ? 10:45主稜線分岐11:00 ?(ルートミス)- 12:40三角点(624.6m) ? 15:28多高山15:40 ? 16:05老越路峠
 
しだれ桜の見事な永台寺で駐車場を借りた のこぎり山までは岩場が続いた  急な上りの先にはアカヤシオ  後半も予想以上のアップダウンで疲れ気味  
飛駒の尾根を永台寺から老越路峠まで歩いてきた。しだれ桜が見頃になっている永台寺の駐車場をお借りした。墓地から作業道を裏山に入る。途中から急斜面に取付いて尾根に到着。そこで、埼玉からやって来たという単独のおじさんに会う。おじさんは健脚で私たちが追いつくことはなかった。

のこぎり山までは岩場や急なアップダウンが続くがロープを出す程ではなかった。ピークでは少し盛りを過ぎたアカヤシオが見られた。約3時間で多高山から北東に延びる稜線に着いた。大休止。

後半は歩きやすい尾根だと予想していたのだが、そうはいかなかった。まず、最初にルートミス。少し方向の違う尾根を下ってしまった。歩き始めにコンパスで確認したのだが。約30分のロス。難しい局面では少し進んでからの再確認が必要だった。

主稜線に復帰してからも、予想以上にアップダウンが厳しくて時間をかなり要した。全員疲れ気味になったところでやっと多高山に到着した。そこからは約30分の登山道下りで峠に無事下山。約8時間の厳しい尾根歩きだった。
 


 4/23   三ツ岩岳   記:「こなっち1」 
 
<メンバー> 「こなっち2」、則夫()

天候:晴、日帰り周回 (2時間35分、休憩含)

9;15竜王里宮登山口−9;50南西鞍部−10;35三ツ岩岳11;1011;50竜王里宮登山口

三ツ岩岳のヤシオツツジが7〜8部咲きの情報を得て、出掛けてみた。朝から天気は良く、登山口駐車場は満車で100m程上の路肩に何とか空きを見つけ登山開始した。

南西鞍部辺りからアカヤシオが所々に見え、頂上は満開で淡いピンク色に染まり、狭い山頂は絶え間ない登山者で混み合っていた。浅間山、上州の山並み、こちらもピンクに彩られた向いの烏帽子岳など良く見渡せた。

 好天の中、お目当ての満開のヤシオツツジを楽しめた。 
 


 4/15〜16 月山・品倉尾根(山スキー) 記:「たらちゃん」 
<メンバー> 「はしだ」、「まちこ」、「おおむら」、「いしさか」、「しのはら」、「きたはら」、「たらちゃん」、「なかがわ」、「おかちゃん」、 「かずちゃん」

 415日(土)
鹿沼16:00-湯殿山スキー場20

東北道にて月山の麓まで4時間あまりで到着。大きなテント設営後はお楽しみの宴会開始。「しのはら」さんがお父様からもらったという高級日本酒 獺祭 の一升瓶を出したことにより、「おおむら」さんが即座に反応し、抱え込むようにこれはうまいんだと少しずつテンションが上がる。それにつられて話は弾み、「おおむら」劇場となって宴会は無事終了。

 

 416日(日)
5時に起床。7時にタクシーが迎えにきて湯殿山スキー場から月山スキー場に向かう。途中までは晴れていたのに、月山に着く頃には曇り。リフトを使いまず小高いところまで登り、降った後シールを装着。登りの開始は845分。ここより月山を右に見ながら登り終了。休憩して降り始めは945分。

ここから完全にガスと強風との戦いが始まった。ガスのため少し降りては位置確認しつつ、そのため楽しみもない。ヤセ尾根を通過して、その後右側に切れたところで、リーダーの「はしだ」さんが右に気をつけて大回りはしないようにと言った途端に、一人が突然視界から消えた。

見ると
8〜9メートル下に人が動いているのが見える。無事だったことが奇跡のような高さであった。ここから自力で脱出し他二人のメンバーが応援しながら皆のもとへ。全てのラッキーを使い果たしたかのような奇跡であった。

その後視界がひらけてきて、良いバーンが出現し、さらに春の日差しも出現し良い雪で春スキーを楽しみつつ、湯殿山スキー場で終了。この時
1330分くらいであった。
 



 4/15   筑波連山縦走   記:「atsushi」
<メンバー>「atsushi」  <天候>晴れ時々雷雨 
<行動時間>8:00岩瀬駅 8:30御嶽山 8:55雨引山8:59 10:35燕山10:43 11:10加波山 11:43一本杉峠11:48 12:07足尾山 12:59きのこ山13:12 13:44上曽峠 14:24湯袋峠 14:50キャンプ場15:31 17:15つつじヶ丘駐車場 
 
今回の山行は、筑波連山縦走。筑波山の北に続く山塊、ほぼ関東ふれあいの道。全長約30km、今年度初のロングトレイル、楽しみだ。今日は電車でアプローチ。久しぶりの水戸線。窓から見える筑波山が徐々に大きくなる。普段は、小山の方から筑波山を眺めているから、形が違う、新鮮だ。

岩瀬駅に到着、準備、出発。里山でまず気をつけなければならないのは登山口だ。生活道があったりするので分かりにくい。地図を眺めていると、親切な老夫婦が教えてくれた、ありがたし。御嶽山までの登りは、地元の人たち憩いのコース。ベンチもあり登山道が整備されており、快適に歩ける。岩瀬駅方面の見晴らしもいい。尾根伝いに歩き採石場を迂回。途中、木の根と思っていたら青大将。びっくりして飛び退いたら、向こうもあわてて林の中へ。それから、しばらくは木の根が蛇に見えた。

NTTの岩瀬中継所を経由。雨引山へ。山頂は、きれいな東屋がたち、南に筑波山と加波山の山並みがきれいだ。雨引観音分岐までは、きれいな登山道だったが、この先、イノシシが登山道をほじくり返し、道がボコボコ。燕山までの登りはきつい、ツバクロだけに北アルプスの燕岳の合戦尾根が、記憶によみがえる。お腹も空いてきたところで、山頂に到着。そこで、補給。山頂で同じく筑波山まで向かう単独山行者と出会う。自分以外に、この計画をするなんて、なかなかの玄人かと思いきや、山を初めて間もないそうだ。気があって、そのまま行動を共にする。

このコースは、コースタイムを記した地図がなく、だいたいの予測で。9−10時間くらいと見込んでいる。そこを歩く同行者は体力があり、心強い。燕山から降り、すこし行くと加波山に。加波山神社がある。手をあわせ安全祈願。この奥にいくつかの宮がある。その中でたばこ神社というものがあった。初めて知りました。先に進むと旗立台の記念碑や飛行機事故の慰霊碑がある。歴史を感じる山です。しばらく進むと、林道に出、目の前に大きな風車が二つ。ここで、地元茨城の夫婦に出会う。なんでも秋田出身らしく、白神山地の話を聞く。林道を進み、一本杉に。わき道がある。どうやら、尾根道があったようだ。ここから先、林道と尾根道を交互に歩いた。尾根道の入り口に道標はなく、常に位置を確認しながら進む。間違えれば違う方向に誘導されかねない。やがて、足尾山に。

足尾神社には、使った靴が奉納されていた。林道を進むとパラグライダーの滑走路があった。太平山にあるものよりも開放感と高さがあって怖い。ただ、車で来られるので便利だと思った。きのこ山の東屋で休憩。きのこ山の看板はなくなっていた。ここから長い林道歩きとなる。上曽峠に到着。「やまなか」、ヤマザクラをみる。電車からみた校庭の桜が満開だったから、ヤマザクラも期待していたが、ほとんどが散っていた。残念。そのような中、いのししが走って斜面をあがっている。昼間にいのししを見るなんてめずらしい。ここは、人の領域ではなく、野生の領域なのだ。

ここから湯袋峠。雨がぽつぽつと。ここで、ふれあいの道を外れ南に進路をとった事が後々、吉に。進むにつれ雷が聞こえてきて、雨が強くなってきた、合羽を出そうとおもったが、一気に激しく降り出した。ちょうど近くにキャンプ場があり、管理棟に避難。稲光が走り、雷鳴が轟く!!!!!これが、何もない登山道だったらと思うと恐ろしい。キャンプ情の管理棟で雨宿り。コーラを飲みながら、雨雲レーダーで今後の動きを予測。場合によっては、ここで断念となる。幸い雷雲は東へ過ぎ去っていくようで、雨足が弱くなる。

再出発。遅れを取り戻そうとしたが登山道が不明瞭で引き返したりして時間を喪失。残り時間もなくなって来たため、安全優先。400m付近で登頂は断念。筑波山神社へは向かわずつつじヶ丘駐車場(ロープウェア)でゴール。帰りは茨城の友人と台湾料理で乾杯。至福の一杯を楽しむ。電車で山行の楽しみだ。思い返すと、地図にある道がなかったり、ない道があったりと久しぶりの里山は頭を使いました。次回、また挑戦し、筑波山の登頂を目指したい。 


4/12  横根山(茨城・高萩)  記:「みつまん」 
<メンバー> CL「あんまん」、「すぎと」、「みつまん」
天気:晴れ
 小山6:00 -8:30花貫さくら公園9:00 ? 10:25沼尻分岐 ? 10:32横根山10:52 ? 11:08沼尻湿原11:15 ? 12:15都室山12:30 ? 13:02鳥曽根登山口 ? 13:45花貫さくら公園
 
写真に夢中  急傾斜もあるので要注意  イワウチワ群生は見事  横根山見晴の丘から太平洋が望める   
イワウチワを見に高萩市の横根山へ行った。花貫さくら公園から横根山・都室山を周回。横根山への急な上り尾根はイワウチワの花盛りだった。その群生は見事。尾根のはじめから終わり近くまで飽きることなく楽しめた。ただ傾斜があるので花に夢中になりすぎると危険な場所もある。
横根山は眺望なし。山頂近くの見晴の丘からは太平洋を望むことが出来る。沼尻湿原はつまらない。都室山への尾根はいい尾根だ。ツツジの時期もいいかもしれない。鳥曽根登山口からは国道歩きで駐車地に戻る。

下山後は馬頭の「ゆりがねの湯」で汗を流した。いい湯だった。片道2時間30分の遠方だが、イワウチワは見る価値あり。再訪したい。

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