山行記録詳細 2014年度・平成26年度ーその1
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3/28〜29 高陽山(山スキー)    
3/15    浅草岳(山スキー)  3/22    古賀志山  
2/22    大戸沢岳(山スキー)  2/28〜3/1 西吾妻越え(山スキー) 
2/15   猫魔〜ラビスパ裏磐梯(山スキー)  2/21    長須ケ玉山(山スキー)  
2/1    安達太良・迷沢(山スキー)  2/11    黒檜山〜駒ケ岳(赤城)  
1/17   太平山縦走  1/20    一床〜三床(お雑煮山行)  
12/20〜21  ザイル祭&講習会  12/27    四ツ又山〜鹿岳   
11/29〜30  丹沢縦走(表尾根〜三峰)  12/14    雪山体験山行(白根山)  
11/20  セルフレスキュー復習(大小山)  11/23   金原山〜三床山  
11/12   嵩山、岩櫃山  11/16   岳連・レスキュー講習会  
11/8   赤雪山〜仙人ケ岳  11/9  読図訓練山行(八方ケ原)  
10/25     笠丸山  11/3   三ツ岩岳(南牧)  
10/18    燧ケ岳   10/19    尾白山(オジラ) 
9/26〜28  日光縦走(社山〜白根山)  10/11   玉原湿原、鹿俣山  
9/14   手焼沢・足尾(沢)  9/23   古賀志山(岩トレ)  
8/23〜25  塩見岳  9/1〜3  西穂高〜奥穂高  
7/21   芳ガ平(草津)  7/27   井戸沢(沢登り)  
7/6   清掃登山(日光)  7/13  大下沢(沢登り)  
6/21   古賀志山  6/29  市民ハイク(一切経山)  
6/14〜15  飯綱山・偵察山行  6/19   岩山(岩トレ)  
5/24    吾妻耶山、大峰山  5/31  釈迦ケ岳  
5/2〜6  八甲田山、岩木山(山スキー)  5/10〜11  燧ケ岳(山スキー)  
4/13  会津駒ケ岳(山スキー) 4/19〜20  月山(山スキー)  

 <記:さとう>

 3/28〜29 高陽山(山スキー) 
 天候: 晴れ後曇り    <メンバー> CL「はしだ研」、「まちこ」、「なかがわ」、「すぎと」、「しのはら」、「ひがの」、「おおむら」、SL「さとう」
3/28鹿沼17:00-西会津20:00(仮眠)  3/29西会津-松峰登山口7:45-907ピーク10:24-山頂11:05/11:35-駐車場13:35
 松峰集落の登山口 緩斜面の登り、暑い  山頂です、残念ながら飯豊は見えず  雪がグズグズで板が回らない 
今週もまた、何かと加齢現象とお付き合いのチンタラ・ノンビリBC隊の遠出、シニアの雪遊び山行である。久しぶりの前夜発である。高速道に雪はなく、風もない走り易い条件でした。

3/29-早朝は快晴が続いている、微妙な天気予報で若干心配もあるが、登山口(松峰集落のドンズマリ)に駐車をさせて頂き、除雪されてない多雪の林道に沿ってショートカットをしながら緩斜面の登りを行く。高陽山へのルートは中ノ沢からもあるが、松峰の方が登り易いらしい。

林道が終わると一帯は切り開かれたゲレンデの様な広々とした緩斜面となる。周囲の展望も良くなり実に気持ち良い、一頑張りで地図にない林道にでる。林道を100mほど東に移動し907mピークへの急な登りにかかる、今日のルートで一番の頑張りどころだ。907ピークの稜線にでると、飯豊連峰が見えてくる、はずだが、快晴の空も何時しか雲がわき、裾野がうっすら見えるだけだ。

少し傾斜が緩くなった尾根をたどると意外と早く山頂に到着、ついでに北側の飯豊の好展望地点に行ってみるがガスは晴れず残念。誰にも逢わない静かな山を満喫し、いよいよお楽しみの滑りにかかる。

この時期の雪はグズグズで重い、簡単には板を回せない。苦労する人、楽しむ人、さまざまで、ボ-ゲンスタイルでの滑りは苦労して疲れるものです。907m下の急斜面は登りルートと違う尾根を選ぶ(登りルートでは林道を100mほど登り返しが出てしまうため)

間もなく最後のピークに少し登り、あとは下りだけ、雪が良ければ楽しく滑れるはずだが、先行者のトレースを辿れば楽だが、滑りの悪い雪を我慢しながら広々とした雪原を下る。スノーシューやカンジキと違い、悪い雪でも立っていれば進む、だからスキーは止められない。

途中雨の気配もあったが、好条件の天候で何よりでした。帰路、有名な宮古地区のソバ屋へ寄り道して腹を満たす、美味でした。 


 3/22    古賀志山
天候: 晴れ   <メンバー> 「いしさか」、「わたなべM」、CL「さとう」
小金井7:00-駐車場7:50/8:10-浅砥山10:30-御岳山11:55-古賀志山頂12:10-駐車場13:40 
出発地点  中間付近  古賀志山山頂  クサリ場を降りる 
今回の山行目的は読図と岩尾根に慣れること、里山ハイクに古賀志山へ出かけた。

森林公園一帯はハイカーや自転車(ロードレース)関連で賑わい駐車場は満杯。中尾根取付き近くの駐車場から登り易しい岩の尾根を行く。随所にクサリ、トラロープが張られ、踏み跡もハッキリしているが岩馴れしてない初級者の為、様子を見ながらの登りである。

徐々に高度を上げれば眼下に赤川ダムが望まれる、春霞みのため遠望は利かないが、程よい陽気に心地よい。559mピークの浅砥山で休憩し、あとは古賀志山への稜線をたどる。山頂では大勢の人で賑わっていた。

予定の御岳山のピストンに向かう。再び古賀志山頂に戻り、下山は東稜を選ぶ。大勢のパーテーが先行のため随所で待ちが入る。こちら若干1名はチェストハーネスを着け要所で確保しながらの下りである。

東稜の中ほどには可憐なカタクリの群落がみられた。一般道と合流し駐車場まで戻る。
帰路、楽しみにしていた、ソバ屋に寄るが品切れでおしまい、2つめの店の周囲はお祭りのため立ち寄る状況ではなく、おとなしく家路につきました。 


 3/15    浅草岳(山スキー) 
天候: 快晴     <メンバー> CL「はしだ研」、「まちこ」、「なかがわ」、<「しのはら」>、「ながおか隆子」、「すぎと」、「きたはら」、「たらちゃん」、SL「さとう」
栃木4:30-登山口7:40/8:00-980mピーク10:30-山頂12:55/13:00-前岳13:30-登山口15:45 
駐車場の雪量がハンパでない  980mピークへの急登  前岳近くの雪稜  浅草岳山頂です 
この時期いつも訪れる浅草岳、今回は前夜発を止め早朝の出発とした。曇り空の関越道も国境の長いトンネルを抜けると雲が薄くなり好天の兆し。霧の湧く街並を抜け山に近づくと周囲の山々がクッキリ見える。今年は過去10年の間では一番の大雪である。

駐車場には既に10台以上の車、両脇の雪の高さがハンパでない。歩き出しの雪の状況はモナカ気味で滑りが心配だ。深い雪も先行トレースがバッチリでラッセルなし。2ピッチ目の急登(980m)を越えれば展望が欲しいままに、対岸の守門岳が素晴らしい。傾斜が少し緩くなったヤジマナ沢左岸の尾根をひたすら辿る。

疲れが出るころ樹林帯から抜け、真っ白な雪原と気持ちの良い青空の世界。風も無く大汗をかく。体力十分の3人が先行、あとの6人はスローペースそのもの、それでも疲れて足に疲労がでる。1484mピークまでくれば前岳も近い、今日は山頂を踏めるかもしれない・・・ 先行組と無線で連絡を取りながら、スローペース組もめったにないチャンス、山頂を目指す。

前岳を過ぎれば山頂は近い、直下に板をデポし、つぼ足で念願の浅草岳山頂に到着、360°の展望に満足です。前岳まで戻りいよいよお楽しみの滑りの始まりだ。

夢の中にいる様な雪山のパノラマの中滑りの上手い人、そうでない人、ほどほどの雪質の中、大満足の滑りであっと言う間に中間地点です。980m地点の急斜面を過ぎブナ林までくると、やはり雪質が変わってきた。暖かな陽気の中、雪が腐り重くなって板を廻すのに自由が利かなくなってきた。

上手い人もこける、やっと急斜面を降り林道に出た。あとは漕いだり滑ったり、トレースを外すと自由が利かない状態の雪を何とかごまかし駐車場に到着しました。最高の天気に恵まれたが、帰路はすんなり行かず、水上付近から事故渋滞も含め断続渋滞にはまりました。 


 2/28〜3/1 西吾妻越え(山スキー) 
 天候: 雪   <メンバー> CL「はしだ研」、「まちこ」、「きたはら」、「なかがわ」、「たらちゃん」、「すぎと」、<「しのはら」>、SL「さとう」
2/28 鹿沼5:00-グランデコ7:40-リフト終点9:35-西大巓山頂11:15-西吾妻避難小屋12:20/12:50-若女平14:20-ヤセ尾根14:40-下山口15:40-泊(不動閣) 3/1-不動閣8:30-ゴンドラ終点9:00/9:35-<林道>ゴンドラ乗場10:10-(宿の車でグランデコへ)
グランデコリフト最上部より出発  ガスの西大巓直下  最高のパウダーでした  痩せ尾根が太ってます 
恒例の西吾妻越えBCである。磐越道を走りながら視界の無い空模様を気にしてグランデコ駐車場へ到着。予報は悪くない、高気圧が移動してくるので良くなる筈だ。予定通りゴンドラに乗り、リフトを1本乗り継ぎシール登行開始、視界は無いが、風弱く深い雪の中 滑りを期待しながら登る。今日は強力なラッセラーが居て安心、付いて行くのが精一杯だ。

ニセピークを過ぎ最後の一頑張りで視界の無い西大巓山頂に到着、誰にも逢わず。さっそく僅かな距離の滑りを開始、いつもの事ながらクラストした雪、起伏が見えず苦労の滑りである。ほどなく鞍部で再びシールを付け小屋を目指す。多雪の今年は途中のモンスター(樹氷)も発達している。1ピッチで西吾妻避難小屋に到着し小屋にて昼食タイムをとる。二十日平へ行く後続の20人程のツアーパーテーが小屋を通り過ぎて行った。

いよいよお楽しみの滑りだ。滑り出しはあまりにも多い雪に例年と景色が違いルート取りに一抹の不安も・・・5分、10分と滑り始めるとその心配は歓喜に変わる。30pほど乗った新雪はフワフワのパウダーそのもの、下手な滑りも上手く感じる絶好の条件。今まで一番の雪の状態間違いなし。高度を下げると視界も良くなり、誰もが歓喜の滑りを満喫、これだからBCはたまらない。

沢筋を離れ、若女平への右方向へのトラバースに入る。傾斜が落ちてもそれなりに滑り予定通り若女平に到着する。ここまで来れば一安心、後は痩せ尾根(アリの戸渡り?)も多い雪で板を脱がずに通過、雑木林、杉林を過ぎれば最後の急斜面。さすがに傾斜があり慎重になります。

最後の林を抜ければ、大雪が乗った一本橋、慎重に越え間もなくフィナーレの車道に出て終了。最高の雪を満喫できました。
例によって不動閣手前の酒屋にて飲み物を仕入れ今日の最高の滑りの余韻を楽しみながら大いに盛り上がったのは言うまでも無し。
ゴンドラ終点の地吹雪より林道へ  長い林道滑りで溜飲を納める 
3/1-素人の天気予報では、雪降れど風弱く穏やかと思いイザ天元台へ、ゴンドラに乗り中間付近でのアナウンス・・・強風の為低速運行してます。周りの木々を見ても風は無く、何で? 上部になると その通り、強風にゴンドラが揺れます。客が殆んど居ない状況、不安ながらリフト乗り場を目指すと、やはりリフトは動いていない。

レストランにてしばらく待機し様子を見るがリフト運転の見込みなし。仕方ない、自然が相手、きっぱり諦め降りることに決定、ゴンドラにて下山しようとしていると、林道(道路)閉鎖が解除され、滑って降りられるとのこと。

強風の長い林道を滑れたのが幸い、少しは不満が解消されたかも・・・   連絡を入れていた不動閣の車に2度目のお世話になることに、米沢〜喜多方廻りの3時間弱でグランデコへ送って頂きました。 


 2/22  大戸沢岳(山スキー) 
天候: 晴れ     <メンバー> CL「はしだ研」、「まちこ」、「なかがわ」、「すぎと」、「きたはら」、「おおむら」、「ながおか隆子」、SL「さとう」
登山口8:45/9:00-1,386m11:00/35-桑場小沢12:00-登山口12:30
スノ-シェッド脇 いきなり急登が続く  1,386mピークより滑りです  雪が少し重い大斜面 
昨日の長須ケ玉に続き、連日の山行だ。民宿で英気を養っても所詮シニア、最初から目標地点は低い。スノ-シェッド近辺の駐車スペースは、きのうは目一杯だったので心配されたが、何と今日は1台もなし、珍しい現象である。

天気が心配だが青空だ、だが気温は高い。いつもなら沢筋を半分ほどつめ尾根に移るが、今年の雪の多さに沢筋にトレースがない、雪塊などの心配があり いきなり尾根末端からの急登が始まる。暑い、額から汗が滴る。高度を上げるに従い周囲の展望が良くなる、三岩、窓明の稜線は白一色だ。

休みの無い急登、我慢の登りでようやく1,386mピークに出る。天気は崩れる気配が無い、あと2hくらい頑張ればいいところまで行けそうだが、暗黙の内にシールを剥がす雰囲気となる。

お楽しみの滑りの始まり、当然、桑場小沢への大斜面を選ぶ。今日の雪質は昨日と違い少し重い、贅沢は言えないが滑りの技術の違いが出てしまう。上手い人はシッカリ雪をとらえている。ほどなく桑場小沢に到着した。

天気は崩れず快晴が続いている。沢筋の雪は少し硬く滑りづらい状態であったが、渡渉点は完全に埋まり問題なし、ついに最後まで他のパーテーとは逢いませんでした。 
 2/21  長須ケ玉山(山スキー)
天候: 快晴     <メンバー> CL「はしだ研」、「まちこ」、「なかがわ」、「すぎと」、「きたはら」、「ほんだ」、SL「さとう」 
鹿沼6:30-登山口10:00-1,700m台地14:35/55-登山口16:30
登山口より長い林道を行く  殆んど手頃な傾斜が続きます  1,700m台地より滑り開始  急斜面も終わり沢筋へ 
移動性高気圧におおわれ天気は心配なし。今年は例年になく大雪だ、桧枝岐登山口を10:00発、先行者なしの長い林道を南にシールでたどる。比較的低温(-5℃)の中 30pほどの新雪の状態が良く滑りが楽しみだ。

沢筋に沿い緩斜面の登りが続く、体力抜群の Sさんが風邪でダウンし今回は欠席、代わりに ひたすら先頭で頑張る Kさんに敬服、残りのシニアは付いて行くのが精一杯。 距離は長いが急登が殆んどないのが救いだ、1,700m台地への最後の登りが急になるが、それでもジグをきるのは少なく 何とか予定の目的地点に到着できた。

周辺の積雪は3mを楽に超える、表面に新雪がのり滑りには絶好の条件。いよいよドロップイン、当然 うまい人から滑り始める、新雪を自由に扱う姿にウットリし、いよいよ後続組のつたない滑りが続く。台地直下の大斜面は素晴らしい、程なく傾斜が落ち着き沢筋に降りる。

あとは思い思いに好きなところを選び疎林の沢筋の滑りを楽しみ林道に到着。あとは長い林道を我慢の歩き、でも、結構滑る雪質で予想より早く登山口に到着できました。いつもの民宿で後発の2人と合流し、大いに盛り上がったのはいうまでもない。 


 2/15   猫魔〜ラビスパ裏磐梯(山スキー)
天候: 雪    <メンバー> CL「はしだ研」、「なかがわ」、「あんまん」、<「しのはら」>、「きたはら」、SL「さとう」
鹿沼5:30-猫魔リフト9:00-ゲレンデTOP 9:20-雄国沼避難小屋10:20/50-雄国山11:40-ラビスパ裏磐梯3:00 
猫魔ゲレンデTOPを出発  全面氷結の雄国沼を渡る  雄国山山頂  お楽しみの斜面 
磐越高速道から既に雪、磐梯山麓から猫魔スキー場までの景色も例年になく多い雪のため景色が違う。
予定通りリフトに乗りゲレンデTOPに着き直ぐに西に向かって樹林帯の滑りにかかる。一面真っ白な銀世界、まるで夢の中にいるみたいな感覚である。多い雪はベストに近いコンデション、気持ち良い滑りもあっと言うまに雄国沼へ着く。

シールを付け、全面氷結の沼をショートカットし避難小屋にて休息、予定より順調である。北へルートをとり稜線を目指す。いまにも崩れそうな雪庇がつながる(小さな崩壊もあった)、鞍部に雪庇の切れ目があり無難に稜線に出られた。あとは視界の無い稜線をたどり雄国山に到着、ここまでは順調なり。

シールを外し滑りの開始、といっても傾斜がゆるく、時々歩きが混じる。北東への尾根をたどり、僅かな滑りを楽しみ再度シール歩行に切り替える。後続の20人ほどの大パーテーが続いてきた。白銀の樹林帯をシール歩行で1.102ピークを目指す。ここまでは予定通り、あとは緩斜面の下りを滑ることになる。

尾根筋の雪の状態はいつものことだが、風の影響を受け所々に大きな凹みが出来る、見落として転がることが避けられない。先行パーテーのトレースを追い北方向に尾根を行く、「ちょっと左に寄りすぎていないか?」 疑問を感じたがそのまま少し進んだのがミステイク、いつもの最後の大斜面から遠ざかり左に降りすぎている。

GPSを度々確認しながら軌道修正、最後にはシールを付けての登り返しとなりました。お楽しみの大斜面の雪はハンパでない多さ、いつもと状況、景色が違うのでした。タクシー予約に30分遅れてラビスパ裏磐梯へ無事到着、全身雪まみれです。

今回も反省点、教訓がでました。先行パーテーのトレースを信じてはいけないこと、同じ目的ルートで無いこともあり、下りのルートとりにはより慎重さが必要であると痛感(何度もきたルートなのにねえ・・・・)それにしても今年の雪は多かったです。 


 2/11    黒檜山〜駒ケ岳(赤城) 
天候: 快晴    <メンバー> CL「はしだ研」、「すぎと」、「なかがわ」、「みつまん」、「あべ」、「たらちゃん」、「いしさか」、SL「さとう」
小山6:00-栃木市6:30-大沼駐車場8:40/9:00-黒檜山登山口9:20/30-黒檜山山頂11:20/50-駒ケ岳12:40/50-駐車場13:30 
大沼が見えます  急登が続く  黒檜山頂  快晴の稜線歩き 
恒例となった初級雪山体験山行を赤城山・黒檜山にて実施。道すがら 例年より雪が多く感じて大沼駐車場に到着、黒檜〜駒ケ岳の周回予定のため道路を20分ほど歩き黒檜山登山口に移動。雪の状況からアイゼンが必要と判断し装着して登山開始。

手頃な雪山、人気の山とあって とても賑わっている。我がパ-テーは後続パーテーに次々と抜かれるスローペ-ス、登るにつれ眼下の大沼が良く見える様になる。ワカサギ釣の客が多い。風もなく穏やかな晴天、急登が続き暑さを感じる。トレースがバッチリ締まりアイゼン歩行に丁度良い状態である。2ピッチほどの頑張りで稜線にでる、あとは展望の良い尾根を北にわずかで山頂に到着、大勢の登山客がいた。

展望台にもたくさんの人、寒さ対策でポットラックを2張用意したが必要なし。穏やかな陽射しが暖かくノンビリ昼食タイムをとる。日光連山や谷川連峰、新潟の山々が一望にでき素晴らしい。

南の方向、駒ケ岳への尾根をたどる、景色を楽しみ、おしゃべりしながら気持ちの良い雪の稜線散歩だ。鞍部より僅かな登り返しで駒ケ岳に到着、やはり人が多い。あとは駐車場への下りのみ、西へ方角を変え急な下りにかかる。

鉄のハシゴが可なり雪に埋もれている、アイゼンでのヒッカケに注意しながら一頑張りで駐車場に到着です。あまりにも天候に恵まれたので、雪山、冬山の厳しさ無しのハイキングとなりましたが、アイゼンを付けての歩行の練習にはとても有意義でした。 


 2/1    安達太良・迷沢(山スキー)
天候: 曇りのち雪     <メンバー> CL「はしだ研」、「まちこ」、「なかがわ」、「おおむら」、「すぎと」、「きたはら」、「ながおか隆子」、「あんまん」、SL「さとう」、<「しのはら」>
鹿沼5:40-R115登山口8:30/45-1,500m地点11:25/55-休憩地12:30-駐車場13:30 
R115号登山口より入山  陽射しも有った  1.500m地点、寒い・・・  1,350附近の大斜面 
迷沢(鉄山西尾根)に行った。予定のコースは箕輪スキー場より避難小屋を経由し西尾根を下降予定だったが、北海道沖の発達した低気圧の影響で悪天が予想され、R115号よりのピストンに切り替えて正解、それなりに楽しい山スキーとなりました。

初めてのコースだったが、たまたま地元の2人パーテーが先行、ラッセルされたトレースを有り難く使わせてもらい助かりました。道路沿い、細い橋の架かった迷沢を過ぎ、スノーブリッジの仏沢を渡り尾根に取りつく。最初は緩い登りで始まり、50mほど急斜面を過ぎればあとは緩斜面が続く。

時おり陽射しも見られ真っ白な樹林帯の尾根を往く。先行者のトレースは確かなルートをたどっている。1,350m過ぎの右側が崖の急斜面は左の樹林帯から登る。あとは傾斜が落ち楽になるが風が強くなり視界も悪くなった。視界のない滑りは避けたい、最高点1,500m付近のモンスター(樹氷)で風を避けながら滑降準備。

登りとは違う崖の左斜面を目指す、結局ここの斜面が核心部で、若干重めの雪を楽しむ人、苦労する人、と分かれるが、陽射しのある雪原まで滑り降り、ノンビリ休憩。その後の滑りはトレースから外れると滑らない傾斜が多くなる。雪質が良ければ初級者でも楽しめるルートであるが残念、傾斜が落ちた場所まで降り、シールを付けて駐車場へのルートを戻り無事終了。

天候が心配されたが、それなりに楽しい山行を楽しめました。雪がもう少し締まれば楽しい周遊コースとなるでしょう。帰路の車は視界が利かないほどの雪の中でした。 


 1/20    一床〜三床(お雑煮山行) 
天候: 晴れ   <メンバー> CL「ともさん」、「すぎと」、「ひがの」、「くりさん」、「さとう」
小山8:00-鹿島神社9:35- 一床山10:45-三床山11:35/12:50-鹿島神社13:30 
時計廻りで先ず一床へ  一床山山頂にて  陽だまりでの宴 
雨で延期していた 「陽だまりお雑煮山行」を行った。平日でもハイカーが多い鹿島神社前駐車場を出発、時計回りで先ずは一床山を目指す。
陽射しが有るが風もあり暑いような寒いような感じ、1ピッチで展望の良い一床山へ。遠望は利かないが先ず先ずの展望、葉が落ちた雑木の林の小さなアップダウンを行く。二床を過ぎ、11月、金原山から縦走した合流点を越え、最後の登りで三床山に到着。

風が避けられゴルフ場を見下ろす陽だまりで宴を開く。 先ずは おしるこから、 次にお雑煮パーテー、 全員が腹一杯です。ノンビリ昼寝をしたい状況だが、下山にかかる。
急斜面の下り、サカキのトンネルを過ぎれば、鹿島神社に到着。平日のノンビリ お遊び山行も たまにはいいものです。 


 1/17   太平山縦走 
天候: 晴れ   <メンバー> 「くりさん」、「わたなべM」、CL「さとう」 
小山8:00-<六角堂下>-馬不入登山口9:10-桜峠11:00-晃石神社11:50-太平山神社13:10-<六角堂下>-馬不入登山口14:00
馬不入登山口  桜峠  晃石神社にて  太平山神社にお参り 
低山ハイクに行きたいんですけど・・・ 要望に応え、リハビリを兼ねポピュラーな太平山を選ぶ。
六角堂下の駐車場に1台デポし、フルーツロードを馬不入登山口へ。冬型のため風は少し強いが仕方ない。1ピッチの登りで ひと気のある馬不入へ到着、展望はそこそこだ。遥か彼方に見えるこれから辿る稜線を望む。

人気の山、ハイカーとの出会いは多くなる。地図読みの練習はもちろん行いながら、人の多い桜峠に到着。残りは2/3、晃石への登りを頑張り、神社にて休憩、風がよけられ暖かだ。5分ほどで展望の良い晃石山へ、遠望は利かないがまずまずだ。

ハイキングに適した歩き易い道をたどり、最後のピーク、富士浅間神社まできた。あとは下るのみ、一頑張りで太平山神社に到着。お参りの人がいて賑わいがある。今年1年のお願いごとをした。

残りはアジサイ坂の1,000段の階段くだり、意外と楽に六角堂下の駐車場に到着し終了。車の回収にフルーツロードを戻りました。 


 12/27  四ツ又山〜鹿岳
 天候: 晴れ    <メンバー> 「ともさん」、CL「さとう」
下野市5:10-田沼6:00-下仁田-大久保集落8:00-四ツ又山9:30/40-マメガタ峠10:40-鹿岳コル11:35- 一ノ岳11:45-二ノ岳12:15/35-駐車場13:45
四ツ又より鹿岳を望む  四ツ又山山頂  二ノ岳へのクサリ場  静かな山頂でした 
関越道から見ると2ツの岩峰がきわだって目立つ鹿岳、四ツ又からの周回に出かけた。久しぶりに穏やかな好天、しかし寒気の影響で可なり寒い。大久保集落より大天狗峠の尾根に上がる、急登を行けば やがて石像の立つ四ツ又山である、全周囲の展望が開ける。

二つの岩峰が際立つ鹿岳への稜線をたどる。北側斜面は雪が残り、稜線も所々 雪が凍り滑りやすく気が抜けない。この時期は初級者、初心者には結構むずかしい歩きになるだろう。凍った場所はアイゼンが欲しいが、雪が無いと邪魔になる。歩き始めは−5℃ほどで指や耳が冷たかったが、急登が続くと暑さも感じる程だ。

ようやく鹿岳のコルに着く、雪の残る一ノ岳へは10分ほどで到着する。コルまで戻り二ノ岳へのハシゴ、クサリ場の急登を過ぎれば山頂です。八ケ岳、浅間山、妙義山などがハッキリ同定できる。山頂でくつろいでいると、今日初めての登山者と逢う。それ程静かな日であった。

下山は下高原へのルートだ、5〜6年前? の大雨による被害の名残りがまだ見られる、静かな集落へ降り、車道を15分ほど戻れば駐車場に到着、静かな初冬の里山を周回したが、西上州の山々はヒトツバナ(アカヤシオ)が何処にも見られ、その時期に是非訪れてみたいものだ。 


 12/20〜21   ザイル祭&講習会
12/20-ザイル祭16名(「いいずみ」、「さとう」、「ウッチー」、「ひなぎく」、「ひがの」、「あんまん」、「atsushi」、「みつまん」、「すぎと」、「さやま」、「てらうち」<貴>、「たかはし」、「おかちゃん」、「かずちゃん」、「ながおか」<貞>、「わたなべM」
<懇親会24名>・・・・・那須・懇親会のみ(「やまなか千」、「みやもと」、「くりさん」、「ほんだ」、「ほんだ」<康>、「たらちゃん」、「ともさん」、「さくま」)

12/21-朝日岳(東南陵)・(「おかちゃん」、「かずちゃん」、「さくま」)
12/21-他はテーピング&ロープワーク講習会(シラカバ荘体育館) ・チェックアウト後小山に戻り、更に河川敷にて16名参加、ロープワーク講習会 
16名参加しました  終了後、那須の懇親会へ 
<ザイル祭> 12/20-恒例のザイル祭に16名参加し須賀神社にて厳かに祈祷を行った。 終了後、雨の中 那須におもむき、、今年初めて利用する懇親会会場(北区・シラカバ荘)に向かった。

<懇親会> シラカバ荘は立派な設備で料理も良く、しかも安く、天然温泉であり満足いくものでした。久しぶりの顔あわせの方も多く、深夜まで大いに盛り上がりました。
暖房つきの体育館にてチェックアウトまで講習会 
<東南稜&講習会>12/21-雨も上がった中 3名は朝日岳(東南陵)に行き 予定のコースを登った。

残り全員は、朝食後 チエックアウトまでの限られた時間、施設の体育館(暖房つき)にて、テーピングの講習会、三角巾の利用、ロープワークの一部について講習会を実施した。
積雪と寒さのため、当初予定の林間にてのロープワークは変更し、寒さがやわらぐ小山に戻り、16名参加し河川敷にて2斑に分け講習会を実施。

お互いに正しいやり方の確認と初級者にマンツーマンの指導を行い、大いに役にたったと思われる。今後も機会あるごとに計画を致します、是非参加ください。 


 12/14   雪山体験山行(白根山) 
天候: 曇り時々小雪    
小山5:00-菅沼登山口7:20/7:45- <五色グループ> 弥陀ケ池10:35-五色分岐11:00/13:00-菅沼登山口14:30  
<五色グループ>     「たらちゃん」、「あべ」、SL「さとう」、「すぎと」、「くりさん」、「たかはし」、「てらうち」<良>、CL「はしだ」、「まちこ」、「ほんだ」<康>、「きたはら」、
総勢14名、菅沼口を出発  弥陀ケ池近く  五色分岐にて  寒さの中を体験しました 
恒例の白根山雪山体験山行です。例年、金精峠が閉まる直前に実施しているが、今年は忘年会とダブリ1週間前に倒しての設定に雪量が心配されたが、予想外に寒波の襲来で程よく雪があり、しかも寒さも一級品、−15℃前後あり とても寒かった。

総勢14名参加。初心者が多く無理は出来ないため、奥白根グループと五色グループの2つに分け行動した。久しぶりの山行の人、雪山不慣れな人、当然スローペースです。奥白根グループは快調に飛ばすが、五色グループは急登が続くと快調に続いていたおしゃべりも無口に、それでも何とか順調に弥陀ケ池に到着する。

奥白根へはトレースが続くが、東の五色へは いつもの事ながら先行者は誰もいない。膝ほどのラッセルの練習が丁度良い。間もなく五色山への分岐へ到着。12時まで行動と決めていたが、ポットラック設営の練習も目的の一つの為、若干早いが2張りの設営にかかる。軽量なポットラックは、雪山での休憩などに適しており、さらに沢登りや、夏場の縦走など、大いに利用価値があり便利である。

温かな飲み物で暖をとったあと、五色への急登のラッセル訓練の真似事を行う。風が強くないのが救われた。雪の状態とメンバー構成により五色山頂へは諦め往路を戻ることにする。

今日は奥白根への登山者が結構いた様だった。弥陀ケ池わきの樹林帯でツエルトで待っていた奥白根組と合流し14名揃って下山した。下りはさすがに早い、普通に歩いても1時間半で菅沼口に到着、それなりに雪山体験山行が出来 初心者には良い経験となったことでしょう、また来年も計画したいと思います。 


<奥白根グループ> SL「atsushi」、「てらうち」<貴>、SL「さいとう」       8:00 スタート...9:30〜9:50弥陀ヶ池...11:30〜35奥白根山頂...12:05弥陀ヶ池
弥陀ケ池近く  下山開始  岩稜下部  奥白根へのルンゼ 
今シーズン初の雪山山行に、会山行の五色山からコースを変えて奥白根山へ登ってきました。弥陀ヶ池までの樹林帯では時折晴れ間も見え、好天を期待させてくれました。 弥陀ヶ池までをとても良いペースで登り、1.5hで到着。それでもかなりスピードダウンさせてしまい、若手?としては反省しきりです。

アイゼン、ハーネスを装着し、薄曇りの奥白根へ。高度を順調に上げるほどに風も強くなり、初めての奥白根の洗礼を受けました。山頂直下で先行パーティに倣い右巻きし山頂へ。

山頂は強風のため記念撮影をして即下山し一気に弥陀ヶ池に到着。お二人のおかげで初めての奥白根に登頂することが出来、ありがとうございました。課題もいくつかでき、良い山行でした。


 11/29〜30  丹沢縦走(表尾根〜三峰)
<メンバー> CL「ともさん」、「ひなぎく」、「すぎと」、「あんまん」、「くりさん」、SL「さとう」
11/29-小山5:00(圏央道経由)-宮ケ瀬湖8:15-菩提峠9:00/9:35-二ノ塔11:05-烏尾山11:55-行者岳12:25-新大日13:25-塔ノ岳14:25(尊仏山荘泊)
11/30-塔ノ岳6:20-丹沢山7:33-円山木ノ頭9:04-本間ノ頭9:35-下山口13:00-宮ケ瀬湖駐車場13:20-(東名〜圏央道経由)-小山21:30 
雨の菩提峠を出発  とにかく階段が多い  塔ノ岳では快晴  夕闇の中の富士山 
11/29-予報悪く計画を躊躇したが出発。宮ケ瀬湖に車1台をデポし菩提峠に向かった。小雨の中 表尾根より登り始める。二ノ塔、三ノ塔を過ぎると雨脚が強くなり登山道は雨水が流れ出す状態になる。

全身びしょ濡れになりながら新大日あたりまで登れば、やがて雲が切れ始め、急転し晴天に変わり前線通過の現象が明確であった。夕日に沈む富士山を眺めたあと、夕食は定番のカレーライスだ、美味しかった。部屋の窓越しに見える夜景は素晴らしかった。

塔の岳山頂より日の出を拝む  真っ白な富士山  丹沢山山頂にて  紅葉の綺麗な尾根でした 
11/30-十分な睡眠で疲れを癒し、朝食メニューは おでん、小屋の人達の感じが良く好感が持てた。(料金6,500-)
日の出と雪を被った富士山と雲海を堪能した塔ノ岳を後に、北の丹沢山への快適な稜線散歩が始まる。主役はやはり富士山、霜も降りていたが寒さは感じない。1ピッチで丹沢山に到着、あとは三峰への長い下山ルートをたどることになる。稜線のアップダウンを12Kほど歩くのだ。

丹沢に限ってでは無いが、登山道は至る所 木道が敷かれ階段となっている。オーバーユースの時代仕方ないのだろう。丹沢山を下山する頃から雲が出始めアッと言うまに視界が無くなりガスの中へと入ってしまった。天気の移り変わりが猫の目のようである。西峰、中峰、東峰とアップダウンを繰り返し、気合いを入れ直し高畑山へと向かう。

この頃から急斜面のあちこちに見事な紅葉が現れ始めた。黄色のイタヤと赤系のイロハモミジらしい。11月も終わりだと言うのに紅葉が堪能できるとは予想外であった。綺麗だ・・・素晴らしい・・・と言いながら、やがて下山路もフィナーレになる宮ケ瀬湖わきの喧騒な道路に降り、15分ほどの歩道歩きで有料駐車場に無事到着しました。

あとは車の回収に菩提峠へ走り、車中から、林道の素晴らしい紅葉をさらに楽しんだ。帰路のルートは予定外の秦野へ降り、狭い路地にある温泉にたどり着くまでは良かったが、渋滞で有名な東名にうかつにも乗ったのが運のつき、悪評判の海老名JCTまでの1区間、厳しい渋滞を初めて経験することになりました。 


 11/23   金原山〜三床山 
天候: 晴れ    <メンバー> 「くりさん」、「わたなべM」、CL「さとう」 
小山6:00-閑馬林道登山口7:30-金原山7:48-石祠8:00-六地蔵峠8:24-林山8:48-天ケ岳10:08-<ルートミスによるロスタイム・・・70分>天ケ岳11:19-大姫山11:50-桜山12:10-つつじ山12:23-烏ケ岳12:43-小三床山13:27-鹿島神社14:21-閑馬登山口14:45 
林道の峠より出発  金原山へは直ぐ到着  六地蔵峠です  最後のピーク 三床山にて 
気になっていた低山縦走ルート。標高300〜400mの縦走ルートのアップダウンの繰返し、道中、誰一人とも逢わず静かな晩秋を楽しみました。

先ずは三床の鹿島神社に車をデポし、林道「長谷場閑馬線峠」へと車を廻す。峠より最初のピーク 金原山へは簡単に着く。南南東への長い低山縦走の始まりである。初心者同行のため、岩場通過、急斜面の下りが問題だ。

風が無く心地よい気候の中 小さなピークを天ケ岳を目指す。縦走路は藪が殆んど無く、踏み跡も薄いが問題ない、ただし、落ち葉が踏み跡を覆い解りずらい。ようやく天ケ岳に到着、行程の半分は来た。

ここでトラブル発生。道中ずっと有った目立つ色のマーキングをたよりに尾根を降り始める。20〜30分歩いたところで ?おかしいぞ? 方向が違うぞ確認をすると西側への尾根に降りているらしい・・・ 天ケ岳まで戻る登り直しだ(往復70分ほどのロスだった)。

ついうっかりマーキングを信じての失敗だった。別の周遊ルートのマーキングらしい、降り始めのルート確認がうかつであった。改めて里山ルートの難しさを認識、教訓となりました。

天ケ岳を過ぎると小まめに幾つものピークがある、いずれも大きな登り下りではない。ようやく一床〜三床の縦走路へでた。最後のピークはやはり三床山です。珍しく誰もいない。眼下のゴルフ場を見下ろしながら サカキのトンネルを降りれば鹿島神社に到着。車を回収に戻り、帰りはごほうびに佐野ラーメンでしめました。 


 11/20  セルフレスキュー復習(大小山)
天候: 晴れ    <メンバー> 「ともさん」、「ひなぎく」、「くりさん」、CL「さとう」 
小山8:30-大小山駐車場9:30-練習開始10:00-駐車場12:30
充実した練習でした  大小山第二駐車場にて 
先週の県岳連主催セルフレスキュー講習会に受講し、忘れないうちに練習したいとの要望あり、たまたま同メンバーによる復習を実施することになった。

場所は大小山の登山道わき、師走の寒さの中、受講した内容に沿って復習を開始。全員がかなり覚えており、いよいよ本物か? という状況であった。

ほぼ習得できたので、後日、会のメンバーのレベルに合わせ練習会を行いたいと思っている。 今回は うろ覚えの1/3引き上げ法も実施、滑車なし、有り、タイブロック使用、等、 実践してみました。

この経験を生かし、今年のザイル祭り翌日に、是非練習してみたいと考えています。 講習を行うにあたり、予想外に時間が掛ることが判り、岳連の講師さんのご苦労が判りました。 


 11/16   岳連・セルフレスキュー講習会
 天候: 晴れ・曇り   <メンバー> Aグループ(「みつまん」、「きたはら」、「いいだ」)  Bグループ(「ともさん」、「くりさん」、「ひなぎく」、「さとう」)
 講習内容 ・・・ Aコース(搬送と応急手当とテーピング)   B コース(ロープレスキュー)
8:30開会式  ロープレスキュー風景  たき火を囲みキノコたっぷりウドンです  テーピングの一場面 
板室にて実施された恒例の県・岳連主催レスキュー講習会に当会より7人参加。縦走登山中のセルフレスキューについて学んだ。
青空ものぞくが寒さの中、講師の方々の熱心で丁寧な指導を仰ぎ、終日にわたり練習を行った。 毎年参加をさせて貰っているが、正確に、確実に習熟するまでには至らず、講習内容を持ち帰り繰り返し練習する必要性を感じた。

受講者が正確なスキルを覚え、会員のレベルアップを図ることを目的に機会あることに練習すること、特に初級者の数も増えていることから、計画を立て確実に実施するよう今後の課題としたい。

講師の方々のご協力に感謝するとともに、キャンプ場管理者の斉藤さんには、毎度のことながら何かとお世話になり、今回はきのこが たっぷり入ったアツアツのうどんをご馳走になりまして有難うございました。 


 11/12   嵩山、岩櫃山 
 天候: 曇りのち晴れ       <メンバー> 「ひなぎく」、「すぎと」、「ながおか隆子」、「くりさん」、「さとう」
<嵩山>中之条町
 道の駅より時計廻り カモシカの子供です  不動岩のクサリ場  嵩山(大天狗)にて 
小山5:30-道の駅7:30/8:00-不動岩9:10-御城の平9:40-嵩山(大天狗)9:50/10:10-道の駅10:50 <岩櫃山へ移動>

雨模様の中を出発。高速途中で雨もあがり一安心だ。以前から気になっていた中之条の近くの岩山を訪れた。平日で静かだ、道の駅「霊山たけやま」を基点に時計回りとする。道の駅付近一帯は紅葉が綺麗で期待通りだ。

植林の中の急登を登り始める、直ぐに自然林に変わり今が盛りの紅葉に迎えられる。二番観音のところに子供のカモシカがいた、岩の下で休んでいたようだ。紅葉を楽しみながら天狗の広場着。空身で小天狗や不動岩のクサリ場を登り、スリルと展望を楽しむ。

稜線を北東へ、中天狗、御城ノ平と次から次と見る所が出てくる。71体の小さな石像(観音)が愛らしい。経塚から大天狗(嵩山)までは長いクサリ場が連続する。山頂へのクサリ場をピストンし経塚に戻り東登山道を下山する。

岸壁の下部にある弥勒穴は、ルートが無いと思いパスしてしまった。再び紅葉に感激しながら急傾斜をおりれば、道の駅に無事到着、あらかじめ腹を空かしておいたので、さっそく もみじの中にたたずむ ソバ処にて腹を満たし、次なる目標地「岩櫃山」へクルマを走らせる。


<岩櫃山>東吾妻町
平沢登山口  山頂直下のクサリ場  山頂にて  紅葉が見頃でした 
平沢登山口11:40/12:00-<沢コース> -  山頂13:00/13:20- <尾根コース> 駐車場14:40

嵩山とは8〜9qと近いので、本日2ヶ所目の岩山歩きとなる。周回には時間がかかるので、平沢登山口よりピストンをする。登りは沢コースより、落ち葉で踏み跡が判りづらい中の沢沿いを詰める。沢コースはさすがに紅葉は少ない、稜線に出るとこの山も岩場が主体でクサリ場を慎重に越え山頂に到着。眼下に集落が見下ろせる岩峰である。

帰路は途中まで往路と同じ、途中から尾根コースへと別れる。沢コースの紅葉は期待外れだったが、やはり尾根道は期待通りだった。燃える様な赤や黄色のグラデーションに、うっとり。

多分、今年は最後であろう紅葉に身もこころも染まりそうである。感激しながら下ればやがて岩櫃城本丸跡に着く、遺跡の発掘作業が行われていた。付近一帯は鮮やかな紅葉に彩られ感激もひとしお。

帰りに寄った「岩櫃城温泉くつろぎの館」は以前、高田山の帰りに利用した立派なお城つくりの良い温泉でした。


 11/9  読図訓練山行(八方ケ原) 
天候: 曇りのち雨 
<メンバー> 「ウッチー」、「さとう」、「いいずみ」、「なかがわ」、「ほんだ康」、「たらちゃん」、CL「はしだ研」、「まちこ」、「みつまん」、「いいだ」、「てらうち良」、「こなっち1」、「こなっち2」、「おおむら」、「ひがの」、「ながさわ」、  
小山6:30-学校平8:00-小間々台8:40-<訓練開始>-稜線(A班-12:00)  − 小間々台14:15
曇天の小間々台よりスタート  歩き易い所もあります  Aグループ・最後は笹の中をトラバース  Aグループ・目標の一般道に到着です 

岳連での読図訓練にちなみ、当会でも実施してみた。総勢16名参加、天気予報が悪く心配される中、学校平に集合し小間々台に向かう。

3グループに分け時間をずらして出発、剣ケ峰〜大入道の間の各グループに指定されたポイントに向け、一般登山道を使わずに歩く条件である。1万分の雨の中大入道まで戻る1の地形図とコンパスのみを使用しグループで相談しながら進む。

桜沢・右俣に沿い、沢を歩いたり、沢沿いの笹を漕いだり、最初のころの分岐の判断は比較的容易であったが、上部になるにつれ右、左の選択が難しくなる。心配された空から雨も落ち始め、雨具を着けての行動となった。

グループにより難易度の違いがあったが、剣ケ峰に近い目標のグループは結構難儀し、笹薮を漕いだり、トラバースしたり、最後のつめの判断が難しかった。

稜線に出てからは雨の中 一般道をたどり小間々台に戻り無事終了。

これを契機に、各人が地図を読む習慣が少しでも身につき、読図のレベル向上につながるよう今後も定期的に実施したいものである。 


 11/8   赤雪山〜仙人ケ岳 
天候: 晴れ後曇り    <メンバー> 「すぎと」、「ひなぎく」、「やまぎし」、「くりさん」、CL「さとう」
小山6:40-松田川ダム7:40/8:00-赤雪山9:30-仙人ケ岳12:00/13:00-登山口15:00-小山16:30 
ダム湖を出発  赤雪山の山頂  曇天なのが残念  仙人ケ岳山頂にてノンビリ 
天候に合わせ県内の里山を歩いた。ダム湖畔より北にいきなりの急登を登る。ヒノキの人口林をジグザク登り上部になると雑木に変わり間もなく赤雪山頂です。誰もいない静かな山頂を後に、反時計廻りに仙人への稜線を目指す。

仙人ケ岳山頂にてコースは予想外に整備されており一般ハイカーでも全く問題はない。数十メートルのアップダウンを何度も繰り返す。もちろまずまずの紅葉ん地図読みの練習も欠かさない。静かな里山の稜線歩きは気分が良いものである。時々紅葉が綺麗な場所が出てくるが、晴れた空はいつしか曇天に変わり残念である。

623ピークで南西に方向を変え、一頑張りで仙人ケ岳に到着。だれも居ない山頂にてノンビリ、準備した暖かいウドンとコーヒーで体を温める。

下山にかかる。尾根ルートを選ぶ、数年前の山火事の焼け跡が痛々しい。途中、紅葉が綺麗になってきたが曇天なのが残念。561ピークへ来た。尾根をたどると車の回収が出来ないため、ダムへのショートカットルートを選ぶ。

東への下山ルートは、小枝がうるさいものの、予想外に踏み跡はハッキリしており問題ない。ダム方向への急な下りを慎重に行けば程なく林道に出た。あとは林道をたどりキャンプ場の広場に到着です。林道を10分で駐車場に戻れました。暑さの無い里山歩き、楽しいトレーニングとなりました。 


 11/3   三ツ岩岳(南牧) 
 天候: 晴れ     <メンバー> CL「さとう」、「すぎと」
小山6:00-登山口(大仁田ダム下)8:00/8:20-山頂10:30/10:35-竜王大権現11:30-登山口12:00-小山15:30 
大仁田ダムと紅葉  稜線に近くなると紅葉が・・・  この一帯の雰囲気は最高です  山頂にて 
今年は天気に悩まされることが多い。3連休の天気予報は悪い、初日だけ望みがあり計画したが雨模様に変わり仕方なく計画を中止、前日夜の予報を見ると最終日は何と好天が望めそうだ。

急きょ出かける事にするがメンバーは2人、仕方ない。紅葉、観光を兼ねて軽いトレーニングと考え3Hコースの三ツ岩岳を選んだ。大仁田ダム下の登山口付近は一帯の紅葉がすばらしい。

沢沿いの急登をユックリ登り出す、堰堤を3つほど過ぎ手入れの行き届いた杉林を行けば、やがて水流もきれ、1ピッチでコルに到着。さらに急登を進めば 辺りは陽の光を受けた紅葉が素晴らしい。赤、黄、緑のグラデーションが何とも言えず良い雰囲気である。

やがて稜線は岩場が多くなり、トラロープがかかる箇所をいくつか越え山頂手前の稜線で北へ方向を変える。わずかで三角点のある山頂に到着、西上州のゴツゴツとした岩の山があちこちに確認できる。単独の女性が上がってきた。

ノンビリしたあと竜王コースへの周回を選ぶ。こちらのコースは人口林が多く期待の紅葉は見られず、急斜面を降りれば竜王大権現にでた。ハングした大岸壁の下にまつられている。さらに杉林の急斜面を降りれば沢筋の分岐点に合流、あとは僅かで駐車場に到着です。今日出会った登山客は2名、静かな低山の紅葉見物は穴場でした。 


 10/25 笠丸山(西上州) 
天候: 快晴     <メンバー> 「くりさん」、CL「さとう」,
小山6:00-<関越・下仁田経由>住居附(登山口)8:40/9:00-地蔵峠9:45-山頂10:45/11:15-東峰11:25-登山口12:40-<神流経由>小山18:00 
これから登る笠丸山全景  山頂から両神山  山頂から周囲の低山  静かな山頂にて 
紅葉を求めて静かな西上州の里山を歩いた。この時期 標高1,000以下では若干早いと思い、 1,189mの笠丸山を選ぶ。 往路は関越道・下仁田ICを経由し湯ノ沢トンネルを抜け、住居附登山口へ。快晴にそびえる笠丸山が眼前に、駐車場には1台のみ、静かな山行になりそうだ。

うす暗い沢沿いのルートを行く、1ピッチで陽射しがまぶしい地蔵峠に到着。色とりどりの紅葉に迎えられる。晴天に映える今が盛りの稜線歩きはこころまで染まりそうだ。特に上部ではヤシオの淡い紅葉のトンネルとなり よそとは一味違った趣きがある。山頂岩峰の基部を左りから廻りこみ、急登わずかで 誰も居ない やせた山頂稜線に到着。全周囲の展望が得られる。

あまり山座同定はできないが、ひときわ目立つ両神山、遠くに八ケ岳がハッキリ確認できる。ノンビリ休憩していると初めての登山客(女性2人)が、地元の人だと言う。痩せた山頂稜線を10分ほどで古びた祠のある東峰に着く、後は下るだけだ。

ここで今日2度目のミステイク、祠の脇を廻り込むのが正解だが、尾根筋の踏み跡を下ると徐々に怪しくなり祠まで戻る時間のロス。とかく里山は道間違いは多い、藪山でない限り、薄い踏み跡は疑うのが必要、一般登山者のルートとしては、少しの危険度でもトラロープやクサリなど、あるのが殆んど、道案内も肝心な場所に無いことが多い。日頃の地図読みの習慣が大事ですね。

急斜面を降りると、一帯はアセビの群生地、アカヤシオも含め、花の時期に是非来てみたいものである。
帰路はソバ、温泉を楽しみ、一般道を神流経由でナビに従い50号に戻りましたが、関越道より やはり時間はかかるようでした。 


 10/19    尾白山(オジラ) 
<メンバー> 「たらちゃん」、「くりさん」、CL「さとう」、「あべ」、「いいずみ」、「やまなか千」、 SL「はしだ研」、「まちこ」、「なかがわ」、「きたはら」、  <当日参加>・「あんまん」、「ながおか隆子」
          民宿7:40-小塩口8:25-1,179P・10:45-山頂12:00/12:35-登山口14:50-小山19:50 
小塩登山口 紅葉の稜線歩き  ミヤマナラの紅葉  山頂にて 
前日の燧ケ岳に続き、2日目は尾白山です。
オイシイ料理を食べ、熟睡し疲れを回復した民宿を後に、今日の目的地、尾白の登山口を目指す。登山口は2ヶ所、宮沢口と小塩口、宮沢口は駐車スペースが狭く心配なため小塩口にする。当日発の2人と現地で合流し、今日は総勢12名、ツアー登山みたいです。

小塩口は初めてのコース、滑り易い急登は帰りのことが心配される。途中でアクシデント発生、レトリバーの(リク)が地蜂?に囲まれ刺されたようだ、周りの女性3人も射されてしまう、軽い痛みとシビレ感があり心配された。様子をみながら急登を登り続ける。気がつくとリクが居ない、探しに戻る「はしだ」さん達と別れ ようやく宮沢口との分岐点着。

蜂の影響は心配なさそう・・・ホットする。これからは更に急登が続く、時々紅葉、黄葉に癒されながら ひたすら登る。1,179Pに続く稜線に到着、あとは周囲の景観をみながら小ピークを何度も越えるルートだ。時々紅葉に見とれながら稜線歩きを尾白へ。

1,279P付近になると周囲の紅葉は、ミヤマナラが主役だ。多雪地帯の低山独特のミヤマナラの紅葉は、その年によって当り外れがあり難しい。今年はそれなりに綺麗であった。

快晴の山頂でノンビリしたあと下山にかかる。我々が最後で、今日は7〜8パーテーと行き交った、中には雑誌・岳人で有名なフリーライター「高桑信一」氏が居たらしいが、小生は気づかなかった。
帰路は白河ICより高速に乗ったが、程度の良い断続渋滞でありました。 


 10/18   燧ケ岳
天候: 快晴     <メンバー> <10/18・燧ケ岳> 「たらちゃん」、「くりさん」、CL「さとう」、「あべ」、「いいずみ」、「やまなか千」
                      ・・・ <10/18・山椒山近辺> 「はしだ研」、「まちこ」、「なかがわ」、「きたはら」、   
<燧ケ岳> 小山5:00-御池8:15/8:40-広沢田代9:50-熊沢田代11:00-山頂12:40/13:10-熊沢田代14:20-御池16:00-桧枝岐(民宿泊)
御池を出発  熊沢田代より山頂方面  このころは元気です  滑るので一歩一歩慎重に 
珍しく天気の心配ない快晴の週末だ。早朝出発し御池から入山した。

泥んこ道、ごろごろの岩、頻繁に出てくる木道は凍って滑り極めて危険、慎重に足を運ぶ。残雪期、スキーで登る方がはるかに気楽である。地図読みの練習をしながら最初の急登を行けば草紅葉の広沢田代、さらに急登を頑張れば熊沢田代に到着です。越後三山、平ケ岳、会津駒が望まれ疲れを癒やしてくれる。

目的の燧岳のドームは未だ遥かだ。丈の長い笹の間を進み樹林帯を抜ければガレ場が出てくる。ゴロゴロの岩に うっすら乗った雪が更に滑り易くなり神経を使う。疲れを感じる頃ようやく山頂に到着、好天の百名山と有って結構人が多い。全周囲の景観を楽しんだ後下山開始。

遅い出発のため下山は日暮れと競争だ。ただし、凍って滑り怪我は禁物、斜めに傾き うっすら凍った木道は要注意だ。 草紅葉の田代の木道歩きはホットするし気持ちが良い。登りで苦労した急斜面をひたすら下り明るいうちに御池に到着、お疲れさんでした。登山道としては結構いやらしいため初級者にはよい経験になったことでしょう。

御池からの道路から改めて見る周りの紅葉、とても綺麗でした。今夜はテントと違い快適な夜だ、燧の湯でサッパリしたあと、山椒山近辺で秋の味覚を探した4人と合流、民宿(木の実)でおいしい地元の手料理、と地酒に話が弾み満足、新そばの香りは最高でした。 


 10/11   玉原湿原、鹿俣山
 天候: 晴れ    <メンバー> 「すぎと」、「くりさん」、「みつまん」、「やまぎし」、CL「さとう」
小山6:20-センターハウス8:45-湿原9:00-1,302P下のコル9:35-ブナ地蔵9:55-鹿俣山山頂11:35-ゲレンデ13:40-センターハウス14:20-小山18:30
 センターハウス前から出発 静かな湿原は草紅葉  ブナ地蔵です  鹿俣山山頂にて 
初めての失敗、寝坊です(薬を飲んだせい?)顔も洗わず集合場所へ急行、何とか30分遅れほどで出発できました。途中1名との待ち合わせ(東武・吉水)で全員集合、田沼ICより沼田を目指す。

清々しい中 センターハウスを時計廻りで出発、直ぐ湿原に到着です。春に来た時はヒオウギアヤメやコバイケイソウが見事であったが、秋の湿原は草紅葉、穏やかな山容をバックに静かな秋景色が心地よい。時間短縮で玉原越手前の水源コースを選び稜線に上がる。一帯は見事なブナ林が続く、間もなくブナ平のブナ地蔵へ、さい銭があがったブナの根は確かに地蔵の雰囲気が感じられる。

さらに続く緩斜面のブナ林を進む。笹が多くなり明るさが出てくるとスキー場ゲレンデへ着く。見晴しも徐々に良くなってきた。ゲレンデを何度か横切り リフト終点を過ぎれば急登に変わり間もなく山頂に到着する。狭い山頂からは北面の景観はなし、稜線上に剣ケ峰が威風堂々、南側、浅間や榛名、子持山方面、それに谷川岳東面の急峻な岩場が遠望できる。

山頂直下の日蔭で休息後、下山はキャンプ場へのルートへ。急傾斜をわずかに下れば、見事なブナの林が出てきます。一度、ゲレンデに出るが、再び緩傾斜のブナ林に入り気持ちの良いハイキングとなる。分岐でキャンプ゚場へのトラバースルートへ進めば閑散としたキャンプ場へ。ゲレンデや道路、リフト下を横切り、前回見失った銅金沢へのブナ林へのコースを辿ることが出来た。

魚影も見られる清らかな沢筋を戻れば、出発地点のセンターハウス前の駐車場に到着しました。コース途中、ハイカーとの出会いも多くはなく、軽めの周回コースで静かなブナ林のハイキングができ秋の風情を十分楽しめた1日でした。ただし紅葉については、ほどほどで、ベストな条件にぶつかることは中々難しいことです。
帰路、17号沿い名物「永井食堂のモツ」を土産に渋滞の無い高速を戻りました。 


 9/26〜28  日光縦走(社山〜白根山) 
天候: 晴れ    <メンバー> 「くりさん」、CL「さとう」
9/26:下野市5:30-(湯本・車デポ)-立木観音(車・デポ)8:35-阿世潟峠10:20-社山12:10-黒檜手前1,926P 15:45(幕営) 
9/27:幕営地5:50-黒檜岳6:30-シゲト山9:30- 三俣山13:00-宿堂坊山16:15(幕営)
9/28:宿堂坊山4:35-錫ケ岳12:00-水場12:50/13:30-白檜岳14:40-白根隠山16:05-前白根山17:20-湯本21:00 
 爽やかな陽気の中出発 こんな藪がたびたび  白檜山付近より奥白根  白根隠しから奥白根のドーム 

<9/26>-紅葉の始まった日光山塊を縦走した。湯本に車をデポし、立木観音より歩き出す。快晴の清々しい湖畔を歩き、いよいよ登りにかかる。阿世潟峠へは苦労なく着く。これから中禅寺湖と男体山を見ながらの稜線歩きの始まりだ。重荷が影響し社山まで意外と長く感じた。これからのルートは踏み跡が少ない。地形図とコンパスが欠かせない。

鞍部に降り期待の水場は水音が聞こえ3分ほど降りて入手できた、鹿の骨が沢山あった。重荷に加え、一人3Lの水を担ぎ今日の幕場まで頑張れるだけ歩く。踏み跡はかすか、気を抜くとケモノ道(鹿)に誘われてしまう。笹の高さが膝、腰、程度なのが救われる。

途中、いくつか適当な幕場があったが、黒檜手前、1,926mピークで今日の行動は打ち切り、登山道?ど真ん中にポットラックを張る。ステーキをつまみに担いだ貴重なビールと酒で乾杯。 

<9/27>-夜露の降りた笹原を歩き出す。緩斜面を歩きを続けると黒檜岳に到着。西へ西へと三俣へのルートを探る。意外に苦労したのはシゲト山へのルートだった。マーキングを頼って進むが、ルートが不明となり、かなりのロスをしてしまった。三俣へはマーキングも少なく、ザックが木に引っかかったり、倒木が至るところに出て、乗り越えたり、くぐったり、楽に歩けるところは無い。

ようやく三俣に到着。北に方向を変え更に厳しい藪漕ぎを強いられる。膝をついて這って歩くところも出て体力を消耗する。今日の幕場を考えると、保有の水との相談、沢筋へ降り補充するのに時間が読めず、何とか間に合うと判断し、宿堂坊山頂直下の良い場所を宿とした。疲れで食欲もなく軽い食事で眠りに入る。

<9/28>-今日の行程を考え、星空の中で出発の準備、ランプでの行動を試みたが、全然ダメ、もともと踏み跡が無いルート、マーキングを探して藪の中を歩けるほど簡単ではない。仕方なく夜明けを待って行動する。

問題は水だ。夕べ食事には あまり使わなかったので、沢へ降りて補充するか否か思案のしどころ。錫ケ岳の先の水場まで、何とか持たせる計算で藪漕ぎを頑張る。途中、適当な幕場は殆んど無かった。登りの藪山、暑さもあり、頭の中は水のことばかり。残り少ない水を舐める様に口に含み我慢の頑張りを続ける。ようやく錫ケ岳に到着、休むより先ず水だ、下りの藪を頑張り、待望の水場に到着しました。

3分ほど下り、一か所は涸れているが、10m下に程よく出ていた。腹をこわすのを覚悟、1リットル以上の水をガブ飲み、縦走用に更に2リットルを担いだ。左に白根のドーム、右に表日光連山と中禅寺湖を見ながら好展望の尾根歩きに変わってきた。振り返れば辿った道がはるか彼方に見渡せる。笹原は背丈が少し低くなり少し楽になった。但し、踏み跡は殆んど見えず、被った笹の下の踏み跡を足で探りながらの歩きが続く。

ようやく白根隠が眼前に現れ、笹からガレ場へと変わりホットした。本峰、北峰、へは意外と早く到着。奥白根のドームが威風堂々眼前にそびえる。あとは時間との勝負、陽が落ちない内に何とか前白根へ着きたい。人馴れした鹿を横目に、最後の登りを頑張って到着、奥白根のドームが黒いシルエットとなってきた。

これからの一般道、踏み跡は明確、ヘッドランプをたよりに我慢の下り。外山尾根の急傾斜はヘッドランプによる下りとしては可なり神経を使い時間がかかった。湯本の明りを見下ろしながら、中々着かない下りは我慢の一字、ようやく21時に湯本の駐車場に到着、本日行動時間16時間となりました。
  ***このコース、反時計廻り(高度を下げながらの藪漕ぎの方が楽でしょう*** 


 9/23   古賀志山(岩トレ) 
天候: 晴れ    <メンバー> 「たかはし」、「てらうち」<貴>、「てらうち」<良>、「さとう」
国分寺6:00-登山口林道-(岩トレ実施)- シシ落とし経由-山頂-東稜-国分寺16:00
練習後山頂へ。  東稜を下山  この位の岩は余裕でーす、ね・・・ 
一昨日の岩山での岩トレに続き、古賀志山でのトレーニングに出かけた。早朝から林道は車が一杯、宇都宮NOを初め、千葉、茨城NOが多く、フリークライマーには人気の山である。

 我々のつたない岩登り技術では、ちょっとでも難しいと無理。垂壁を難なく乗り越してゆくクライマーとは別な次元の練習となる。 基本は縦走、岩稜など、安全に確実に対処できる方法の習熟。最低限の装備による岩との関わりにどう対処するかを臨機応変に出来ることを目的とする。従って安全第一、ロープもダブルで、テンションでの下降よりクライムダウン等々、かっこ良さは有りません。

好天で爽やかな気候の中、不動滝北側で一通り練習後、マラ岩、シシ落とし方面の偵察も行う。時間も早いので、シシ落とし手前のルンゼより山頂を踏み、東稜を下山ルートに林道へ戻りましました。 


 9/14   手焼沢・足尾(沢)
 天候: 晴れ・曇り    <メンバー> 「ともさん」、「たかはし」、CL「さとう」
栃木6:00-中禅寺湖道路7:20-日足トンネル脇8:00-長手沢出合8:10-石積堰堤8:30-7m滝9:20-1,130m二俣10:20-トイ状ナメ滝11:40-分岐12:15-駐車場12:30-日足駐車場-栃木16:30
小滝を楽しく超える  この辺は余裕です  水流が細くなり上部へきた  ケモノ道を10分で道路へ 
今週は各所に別れ山行が分散する中、我々は不慣れな人を対象の初級者向け足尾の沢をめざした。沢登りというか沢歩きという感じでした。

初めてのコースなので、終了点(中禅寺湖スカイライン)に車をデポし、日足トンネル脇より入渓、最初の地蔵滝は足場が組まれた左岸の踏み跡をたどり直ぐに長手沢との出合にでる。大石が積まれた堰堤下で釣り人2人と遭遇、「まずい どうしよう・・・」 幸い釣り人とは快く挨拶し別れ 遡行を続ける。

小滝を越え右に方向が変わると、大釜をもつ7mほどの滝、巻けば簡単だが、水流すぐ右の岩にルートをとる。浮石に注意し念のため補助ロープをたらし後続を迎える。この沢はゴーロがやや多いが適度に小滝が出てくる。わざわざ水流に沿ったルートを選び、岩の感触を楽しみながら、しぶきを受けながらのルートを選ぶ。

1,130mあたりの二俣で右に入る。その後もロープの要らない小滝を幾つも越え、本流が右方向へ角度を変えるところの分岐1,430付近で左から交わる沢(流れはチョロチョロ)に入り、何処でも道路に出られる予測で短い笹の尾根にでる。

けもの道を10分ほど辿ると、予想はぴったんこ、1,490mあたり 駐車した場所30mほど手前の道路に出てフィナーレとなりました。案2として、折り返し長手沢を下降の選択肢もあったが、初めての沢ゆえ、初級者もおり無理をせず、遡行だけで止めました。

魚影は殆んど見られず、釣りには物足りないでしょう。静かでのどかな沢なので、新人さんの体験や、星空の下 一泊してのノンビリ山行もありですね。

帰路、ホテルの湯にて汗を流したが、中禅寺湖近辺を初めイロハ坂、高速を含め、連休のためか珍しく混雑の日光を体験しました。


 9/1〜3  西穂高〜奥穂高
<メンバー> 「ながおか」、「さいとう」、「かすかわ」、CL「さとう」
9/1-小山5:30-沢渡9:00/9:30-上高地10:00-田代橋登山口10:20-西穂山荘13:50(泊) 
9/2-山荘3:40-独標5:00-ピラミッドピーク5:50-西穂高岳6:50-間ノ岳-天狗岩9:00-天狗ノコル9:40-コブノ頭-ジャンダルム11:35-ロバの耳-馬の背12:50-奥穂高岳13:10-穂高岳山荘14:00(泊)
9/3-山荘6:00-涸沢小屋7:40-横尾山荘10:40-徳沢-明神館-上高地13:15-小山19:30 
 やっぱり雨になりました 明日に期待しまず乾杯 
<9/1>-今週もまた天候不安定。直前で予報が悪化し山行の中止も選択肢に、取りあえず雨の高速を走り上高地に到着。稜線は見えないが曇り空、田代橋より入山し 樹林帯をしばらく行けば急登が続く。

曇り空もいつしか怪しくなり雨の降りが強くなり小屋に着くまでにビッショリ。明日さえ晴れればいい、その願いも怪しい、予報が悪い、雨なら下山し温泉に宿泊か? 食事のあとの最後の予報は幾分期待のもてる方向に変わった。

星空に感激、3:40出発  独標と焼岳と乗鞍岳  西穂高山頂でーす 

<9/2>-夜半、トイレに起き空を見ると何と星空である。信じられない・・考えられない・・ 寝ている場合ではない。 即、寝ている人を起こしヘッドランプを付けて3:40分に出発。(朝飯はオニギリを貰っておいた) 行ける所まで行こう、第一目標は独標、次に西穂高、天気の状況で考える事にする。

暗闇に先行者のランプの明りがチラチラ、徐々に明るみが増すと、吊尾根のシルエットが確認できるようになった。独標までくると周囲の展望が利き始めてきた、笠ケ岳、焼岳、乗鞍岳。全周囲に雲なし。独標を過ぎると岩稜が主体となり気の抜けないルートとなった。ピラミッドピークを過ぎ、予定通り西穂高の山頂まできた。「しめしめ、これなら奥穂へ行けそうだ・・・」 何という幸運なことだ。
 天狗岩手前 数えきれないほどピークを越える  ジャンダルムを登る  もう少しで奥穂高です 

数えきれないほどのピークを登り降り、浮石に気をつけながら、ルートを探しながら、アップダウンを繰り返し、天狗のコルへ到着。ここまで来れば先が読め一安心だ。更に狭い岩稜帯を幾つも越えれば、ジャンダルムが眼前に。基部にて奥穂へのルートは右へトラバース、ジャンダルムへは、左にトラバースし、浮石で落石がすぐに起こる いやらしいルートをたどる。慎重に進めばジャンダルムの頂きに到着です。奥穂〜槍ケ岳への稜線が全て見通せた。

むかしは直登ルートで岩登りだったらしいが、今はルートに X がつき勧めていない。落石に気をつけながら慎重に基部へ戻り奥穂へのルートを行く。更に岩稜が険しくなり、馬の背へ。馬の背はけして難しくない。あたりは何時しかガスが湧き始め、岩稜がなお一層険しく見える。やがて人が沢山の奥穂高山頂に到着。振り返ればジャンダルムへの岩稜の険しさが素晴らしい。

あとは穂高岳山荘への下りだ。大勢の人がくつろぐ山荘に無事到着、それにしても、縦走日が晴れるなんて何と幸運だったことか。山荘は昨日の西穂も良かったが、穂高山荘も劣らず良かった(塩見小屋の事を考えると余計に・・・)最大600人泊まれるところ200人だったらしい。 

<9/3>-今日は下山だ、雨が降ろうが、槍が降ろうが関係なし。急傾斜のザイデングラートを降り、雑誌でよく見る涸沢の風景を楽しみ、長い長い下山ルートをたどる。大昔登った屏風岩など横目にみやり、横尾山荘までやっと到着。さらに気合いを入れ直し、徳沢、明神、小梨平まで戻れば、フィナーレの河童橋に到着しました。

このコース、一度は行ってみてください、お勧めです。ただし天気が良い条件付きです。岩場は至るところ浮石があり、落石の危険があり、ヘルメットは必携、ルートをたどるのは、良く観察すれば問題ありません。岩の心得があれば補助ロープも要らないでしょう。
<参考> 沢度-上高知(タクシー 4,200- )、 山荘(西穂:9500- 穂高:9600- ) 温泉は沢渡・梓温泉(700-) が良かったです。 


 8/23〜25  塩見岳 
<メンバー> CL「ともさん」、「すぎと」、「ながおか隆子」、「あべ」、SL「さとう」 
8/23小山17:00-<田沼経由>-大鹿村22:00-(仮眠) 
8/24大鹿村3:50-林道終点4:30/4:50-<林道>-登山口5:45-三伏峠9:15-本谷山11:00-塩見小屋13:00-  (塩見岳ピストン)  -小屋13:25-天狗岳14:15-塩見山頂14:50-塩見小屋16:15
8/25塩見小屋5:50-本谷山7:35-三伏峠9:15-登山口11:25-駐車場12:20-小山19:50
夜明けと共に出発  三伏峠にやっと着いた  天狗岩より山頂を臨む  塩見山頂です 
南アは遠い、中央道松川ICを降り大鹿村まで5H、仮眠もそこそこ、3時に起床し林道終点へ到着。駐車スペースは苦労なく林道歩きを始める。高曇りの中、55分ほどで ようやく登山口に着く。カラマツの植林から急登が始まり超スローペースで歩き始める。一帯には名前の解らない花々が咲く、マルバダケブキが群落して珍しく綺麗だと感じた。

今回の山行は仮眠の時間が極端に短く、睡眠不足で夢うつつで歩く始末だ。稜線に上がると、ほぼ北側斜面をトラバース気味にたどる、三伏峠まで10等分で表示されそれを目安に休みを入れる。群落した花は少ないが、色々な種類の花に癒されながら高度を上げる。所々のトラバース斜面には木で組んだ階段が現れ滑らないよう慎重に進む。
疲れを感じながら ようやく三伏峠に到着。起伏は少ないが、時々泥んこ水たまりを避けながら樹林帯を本谷山への稜線を行く。

今回の山行(塩見)は秋雨前線の影響で全国的に天気悪く(広島では大災害が発生)当初の計画は後立山の不帰の剣だったが、予報悪く直前まで悩んだが比較的良いとされた南アに変更した。視界が利かず展望は諦めていたところ、本谷手前付近からガスのあいだに塩見の山頂も見られる様になり感激する。だが山頂は遥か彼方にそびえ立つ。

本谷山から更に樹林帯が続く、急登になると足の上がりが悪い、それでもようやく塩見小屋に到着。小屋にて受付を済ませ、相談の結果、明日の好天は望めないので、展望の利く間に空身で山頂をピストンすることにする。天狗岩を越え、最後に岩場の急登を慎重に辿れば、念願の塩見岳山頂に到着。本当に運が良く、雲は多いが全周囲の遠望が利いた。甲斐駒、仙丈、北岳、荒川三山、聖方面、富士山まで確認できた。

岩場を慎重に降り、塩見小屋に戻る。小屋を予約の際、定員30名一杯で、食堂で寝る条件で予約したが、4人は押入れみたい超狭い場所を与えられ、1人が食堂となった。入口の戸が極端に固く、重く、女性では開け閉めできないほど、頻繁に出入りする戸の開け閉め衝撃に睡眠ができるか心配された。トイレが問題だ、携帯トイレ(オムツ)を与えられ、2個所のブースで済まし収納BOXに投入する方式である。初めての経験に戸惑いました。

設営禁止のため学生(高校生)のパーテーが自炊していたが、聞くと、ザックの重さ、男33K、女29Kを担いでの縦走だと言う、若さはすごい。夜半から時々激しい雨音がする、朝になっても止まず、きのう山頂を踏んだのは大正解でした。

雨具を着け完全装備で下山開始、疲れもたまり、少しの登りでも辛く感じる。ようやく三伏峠まで到着、あとは下りだけだ。疲れたからだをこらえ、時々花に癒されながら2Hほどで ようやく登山口に着きました。

あとは林道歩き、意外と長く下りでも50分ほど掛り車の少なくなった駐車場に無事帰還しました。今回、新人のAさんが初めてのハードな日程に頑張り通し今後の自信につながることでしょう。松川IC近くの温泉(清流苑・¥400-)は好評だった、燃料補給でびっくり、 レギュラー 1L=¥179 でした。 
 7/27   井戸沢(沢登り) 
 天候: 晴れ後曇り   <メンバー> SL「さいとう」、「きたはら」、「atsushi」、「たかはし」、CL「さとう」
小山4:00-ゲート前6:20/6:50-三斗小屋宿跡7:38-井戸沢堰堤8:00-15m滝下8:30-二岐9:55-稜線11:15-流石山11:40-大峠12:15-ゲート前14:00
ゲート前を出発  15m滝は大賑わい  シャワーを浴びながら涼しい・・・  ガスの流石山山頂 
予報は正午ごろ前線通過で雨予定のため覚悟で出発。ゲートの場所を勘違いで Sさんとの合流に20分ほどタイムロスした。ゲート前は既に7〜8台の車あり、我々は一番遅い組だ。林道を約1Hで井戸沢入口堰堤に到着。先行パーテーは10人ほどの団体だ、予想通り15m滝下では待ち時間があった。

青空のもと水に浸かりながら涼しくて気持ち良し。次から次へ出てくる小滝を越える、殆んどロープは要らないが数カ所は念のため使用、この沢は南面のため明るく開放的な沢だ、人気があるのがうなずける。平坦なゴーロ歩きが比較的少ないのも特徴である。二岐付近までくると やがて空模様は怪しくなり予想通りである。沼原調整池も見えなくなってしまった。

たまに雨が落ちてくるが気にならない程度だ。やがて水流が途絶え、本流らしき沢を詰めれば笹原になりまもなく稜線だ。最後の詰めが意外に簡単で藪が無いのが良い。ガスで見晴しは殆んどない稜線を流石山のピークを越え、下りにかかる。

あたりは笹原ながら、時々咲いている花々に癒されなながら高度を下げる。下部の花畑には結構楽しめる程の花に出会えた。キスゲ、オトギリソウ、シモツケソウ、ハクサンフーロ、ウツボグサ、等々、楽しみながら降りれば大峠に到着。

刈払いされているが滑りやすく歩きづらい道を峠沢へ、100mほど先に地形図にはないが、入渓点へのショートカットルートの分岐(案内板あり)である。少々笹がうるさいが贅沢は言えない。途中から笹も刈払いが進み歩き易くなり助かる。やがて沢筋に降り河原にでる、大木が流れに渡され橋となっていたが、大雨で壊れ使えない。濡れるのを覚悟なら膝程度なのだが靴を履きかえるのも良し、対岸の滑り易い岩を下流に15mで踏み跡がでる。

あとは入渓点の河原を横切り林道終点に到着です。疲れを我慢の下りの林道をたどり駐車場に無事帰還。

ところがどっこいハプニング発生、車がウンともスンとも言わず動かない、キーの電池切れか?、30〜40分ほど必死に対応するが解決できない。携帯は通じない、どうしよう・・・ 最後の手段、ブースターが有るので、Sさんの車の助けを借りスイッチON、ブルルル・・・  かかった、原因はバッテリーだった・・・  
無事帰路につけて、幸の湯の打たせ湯がとても心地良かったです。 
 7/21   芳ガ平(草津) 
天候: 曇り、晴れ    <メンバー> 「ともさん」、「ひなぎく」、「ひがの」、「さとう」
小山5:00-(ゲート開門待ち)-渋峠9:05-芳ガ平10:30/10:55-湿原周遊-渋峠12:20-(リフト)-横手山13:15 
渋峠を出発  誰にも逢わず静かです  ワタスゲが素晴らしい  湿原を周遊 
体に不安を抱える面々のリハビリ的山行です。 来週の北アなどに備えて軽めの山行ということで選んだ草津白根山周回、だが白根レストハウスへの道路は9時開門とのこと。火山活動活発化による影響で、開門もさることながら、レストハウス近辺は駐車、停車も禁止、営業も休み、道路をただ通行可とするだけの条件でした。

開門されても登山が出来ない・・・  ならば、場所変更、渋峠まで移動し、芳ガ平へのコースに変更し、珍しい下りで始まるルートになる。滑りやすい岩がごろごろの下り、やがて木の階段が出てくると、周囲は笹原に変わる。途中、小さな花の鑑賞に時間をとられながら、芳ガ平へ到着する。このコースは殆んど人と逢わず静かで良い。

ノンビリ昼食のあと帰路へ。先ずは湿原内の木道に沿って周回する、若干遅い感があるが、一面のワタスゲが素晴らしい。逆にまだ早いがタチギボウシが沢山花芽を出している。いよいよ帰路は登り一辺倒となる。カッコウの鳴く静かな緩斜面を2ピッチで渋峠に帰還。

時間もあることからリフト(往復900-) に乗って横手山山頂の展望を楽しむ。心配の雨が降ることなく、遠望は利かなかったが周囲の景観を楽しみ帰路につく。タダで帰るわけがない。草津温泉の中心部を探索し名湯に浸かり、ソバを食し、名物まんじゅうを買い、最後は八ツ場ダム周辺を見学しての帰りとなりました。

後で判ったが、白根山ロープウエーに乗っての山頂登山はOKだったとのこと、でも観光目的じゃないもんね・・・    
 7/13  大下沢(沢登り)
          オオゲ
天候: 曇り    <メンバー> 「ながおか隆子」、「atsushi」、SL「さいとう」、CL「さとう」   
小山6:00-駐車場8:30-6mヒョングリ10:30-大下橋11:10-5mヒョングリ11:50(右岸高巻き)滝上12:10-赤滝下12:55-左俣へ13:20-一般道14:00/14:15登山口15:15 
入渓してすぐ  シャワークライムが楽しい  涼しい・・・  一般道に出ました 
久しぶりに一般道(新4号ー玉生街道)をたどり川治の登山口へ着く。酷暑を期待したが予報は前日に変わって駐車場は23℃と暑さなし。駐車場には千葉NOが一台あり、釣り人との競合を危惧したが、どうやら沢やさんらしいと一安心し出発。

駐車場から入渓地点へ周遊道を下り水道取水設備まで降りたが、駐車場から直接ショ-トカット出来る降り口が有ると思われた。小さな橋と堰堤のところから入渓し左岸の水際から遡行開始。度々の大雨で水量は多いと思われる。この沢はSさんが2度ほど経験あるが、記憶は定かでない。しばらくゴーロ気味の沢を右、左と辿ると やがて滝らしいのが出てくる。

水道の送水管を左岸にみやると、7mほどの気持ち良さそうな滝、水量多くシャワークライムが楽しい。6mほどのヒョングリ滝は登っても右岸を巻いてもOK.。広々とした右岸のテン場を過ぎるとやがて大下橋の下をくぐる。間もなくトロの左側水際をヘツリ直ぐに7mの滝は左壁がガバの為問題なし。問題は5mヒョングリの滝だ。高さこそ無いがかぶっていて登る対象でなし、右岸のガレから早めに右のカンテにトラバースしザレたブッシュのところを懸垂下降15mで滝上にでる。

30分ほど遡行を続けるとやがて本命赤滝が出てきた。3段に別れ下から3、9、20mとなって水量が多いととても登れそうにない(登った記録もあり) 今日は左俣へ逃げるため赤滝に別れ右岸の高巻きルートを探すが、記憶が薄れ登り口を探すのに少し時間をロスした。結局、赤滝手前、左俣の15m滝の落ち口より15〜20m手前(右岸)に踏み跡あり、すぐにトラロープが何本か続き滝上に出る。右俣を詰めるのにもこの巻道で赤滝上に出られそうである。

左俣をしばらく行くと、傾斜の緩い、登るには何の問題もない15mほどの滝を過ぎる。沢筋の樹に所々ペンキでマーキングがあり それをたどってしばらく行くと、やがて左側の稜線らしき明るさが感じられ、ヒノキ植林の傾斜もゆるくブッッシュなく何処でも登れそうに見える。(登り口標高970m-稜線1,000m)付近に出る。
電柱が等間隔に立つ一般道である。あとはジグをきりながらも基本、電柱を目印に幅広の道(少し荒れているが)を1時間で駐車場にひょっこり降りることになる。

この沢は水量は多めだが、近くて、適当に滝が出て殆んどが登れ、落ちてもドボンの場所が多く、初級者を同行しても結構楽しめそうである。結構水に浸かる場所があり、真夏の涼みルートにはお勧めです。 
 7/6   清掃登山(日光) 
 天候: 曇り  
<メンバー> 「ひなぎく」、「しのはら」、「くりさん」、「きたはら」、「ひがの」、「はしだ」、「atsushi」、「わたなべK」、「わたなべA」、「さいとう」、「あべ」、「ながおか隆子」、「すぎと」、「おかちゃん」、「かずちゃん」、「たかはし」、「てらうち」、「さとう」
  <当日発組小山6:00>-中禅寺湖7:30-山王峠7:50-(作業開始8:15) - 山頂12:50-(作業終了14:30) - 湯本(釜谷へ)
安全第一で始めましょう  登り始めから手ごわい  2年に一回ではこんなに伸びる  最後見晴しへの通路も 
県岳連主催・日光地区清掃登山に参加。今年は総勢100名強と例年より少なかったようである。我が会は総勢18名参加により例年の如く 笹の刈払いを実施。昨年は半月山〜阿世潟を行ったが、山王帽子山を下見すると可なり伸びきっており、一昨年に続き再度、山王帽子山近辺を対象にした。

湯本には顔を出さず、直接現地へ直行する。光徳駐車場で乗り合わせて車を少なくし峠にて準備、8時過ぎに作業開始となる。
登り始めから長く伸びた笹に難儀しながら前進、傾斜のある場所の長い笹刈りは可なり難しい。一歩一歩の我慢の作業の繰り返し、機械が刈りこんだ後、熊手で笹を取り除き、刈り残しを鎌で仕上げ、交代しながら前進する。時々通りかかる一般登山者に十分に注意配慮しながらそれでも何とか山頂までクリアーできた。

笹刈りの適期は真夏にやると効果的らしいが、とても暑くて対処できないでしょう。一旦林道へ下山後、林道反対側の見晴し台へ通じる付近も作業し無事終了した。

終了後は湯本(釜谷さん)のご厚意で汗を流しサッパリ、解散となりました。
岳連清掃登山の行事も、昨今はゴミも少なくなり、大半のグループがゴミ拾い、清掃にあたっている現状は考え直す時期ではないでしょうか。 
6/29  市民ハイク(一切経山) 
天候: 雨/曇り   <メンバー19名> 「はしだ研」、「ひがの」、「おかちゃん」、「かずちゃん」、「ウッチー」、「みつまん」、「くりさん」、「つるみ」、「つるみ裕」、
                     「さやま」、「すぎと」、「ながおか」、「ながおか隆子」、「なかむら」、「いいずみ」、「あべ」、「いいだ」、「わたなべM」、「さとう」 
    ・小山5:30-浄土平9:15/40-避難小屋10:40-一切経山11:30-五色沼12:20-賽の河原-不動沢登山口15:30-小山19:40
雨の中完全装備で出発  直ぐに天候回復、暑くなる  山頂はガスの中でした  五色沼脇の鞍部、立食です 
恒例の小山市民ハイクです。今回の参加者は、一般参加30名、会員19名になりました。早朝から雨、小山出発から不安を抱えて高速を走る、最悪観光に変更? 取りあえず現地へ行って判断しよう。スカイラインの上部で道路脇に溢れる水をバスの中から見ながら一抹の不安が、レーダーの雨雲予想では期待がもてる。

全体を3斑にグループ分けし雨具を着け浄土平を出発、やがて周囲の展望も良くなり、暑くなり、なーんだ心配ないじゃない・・・ 避難小屋への途中の花に癒されながら小屋到着、この頃よりガスが出始める。一切経山までの登りは急斜面が少なく問題なく山頂に到着。

五色沼への下り始め、雨脚が強くなり再び雨具をつける。ガスの切れ間に五色沼が望まれるが雨の中では今一の景色だ。火山岩帯を過ぎ、樹林帯に降りると登山道に雨水が流れ込み歩きづらくなる。やがて五色沼わきの鞍部へ、雨の中、しゃがみこんだり、たったまま食事をした。

休みもそこそこに下山にかかる、家形山の裾を東へ、長い下りの始まりだ。途中より登山道が雨による影響で靴が水に浸からないよう気を使い時間がかかる。数日来の大雨の影響もあり水の量がハンパでない。そのうち益々水が増え、登山道は沢歩きと同じ状態だ。道の両脇で至るところに咲くマイズルソウやゴゼンタチバナに癒されながら、ひたすら沢下りの状況が続きます。

幸い、雨も上がり水をよけながら、緩斜面の下りを頑張る。山歩き初級者や、久しぶりに歩く人には、気の毒な条件になり大変だったと思いますが、それでも全員、怪我もなく、一人の落伍者も無く無事不動沢登山口に到着しホットする。

寒気団の影響で毎日雨模様の為水分タップリの状態、水があふれるのは仕方ない。ほとんど休まずの5時間20分、市民ハイクとしては とてもハードになってしまいましたが、それでも予定のコースを周回し、参加者には雨の中の歩き、貴重な体験となったでしょう。  参加された方 お疲れさまでした。 
 6/21   古賀志山 
天候: 晴れ、曇り    <メンバー> 「さとう」 
自宅6:20-登山口7:20-シシオトシ手前8:05-南一般登山道8:40-稜線9:00-古賀志山山頂9:13/20-熊尾根分岐9:50-熊尾根下10:35-沢(林道)左岸尾根より稜線11:15-御岳山11:30-古賀志山大神経由シシオトシ下12:05-林道12:25
マラ岩? 2回目の鳥居を通過  熊尾根の取付き  シシオトシ手前 
前から気になっていた古賀志山の岩尾根(マラ岩、コマラ岩、カニの横這い、縦バイ)を訪ねる機会が出来た。今回のルートをたどって つくづく感じたことは、里山低山を歩くことは非常に道間違いを起こし易いことを痛感した。

林道の最短距離から登りだすが、杉林の中には色々な踏み跡があって、遠いむかし、シシオトシの岩を登ったころの記憶をたどっていくが、どこが登り口か解らない。途中の岩場という岩場はフリークライムのルートとして開発され、至る所にボルトが見られる。いつかトライしてみたいと思う。

マラ岩が何処かも解らず、岩峰の左り下から踏み跡をたどると やがて岩峰から離れ不動滝からの一般道へ降りてしまった。シシオトシの手前の沢筋からが正解だったようだ。20分ほどで稜線に着きそのまま古賀志山山頂へ。腹ごしらえをして一般道を北へ、熊尾根分岐の見晴しの良い場所へ到着。眼下に見える岩尾根の下りにかかる。

下部で岩の稜線から外れ、左側の急斜面に逸れてしまう。修正せず林道へ降りる。辺りは宇高(高校)の管理地になっている。少し林道を下ると熊尾根の登り口が有った。コマラ岩ルートが狙いだっだが、林道から尾根への取付きが心配され、沢を渡って反対側の尾根に踏み跡がありスンナリ尾根に取りつけたのでそのまま進む。目的のコマラルートではなく、特に岩場も出ないスッキリした尾根を詰めると546mピーク寄りの稜線に出てしまう。

静かな杉林には至る処にコシアブラの細い木が目立つ。踏み跡も何本もあり何処でも歩ける状態である。この頃から北の空からカミナリの音が頻発するようになる。稜線をたどり御岳山、鳥居をやり過ごし、南東に伸びる尾根を行けば、古賀志山大神の祠がある展望の良い場所へ出る。

シシオトシ手前の沢筋(登りに使う予定だった)へ出ることを確認するためこのルートを選んだ。祠までは整備された道だが、シシオトシの岩峰に近づくにつれ岩場が出てくる。ルートの注意案内も無く一般の登山者が降りるには問題になるでしょう。更に降りると、昔はトラロープがかかっていた場所に何も無く、岩が水に濡れとてもいやらしい状態となっている。躊躇したが、補助ロープの出番となり10mほど懸垂下降をした。

登りなら何とかなるが、下りに滑る岩は素人には危険な場所である。杉林の踏み跡も何本もあり、里山の意外な難しさを再認識するとともに、補助ロ-プ、カラビナ、スリング類を持参する必要性と、地形図、コンパス、GPSの有りがたさを痛感しました。 
 6/19   岩山(岩トレ)
 天候: 晴れ    <メンバー> 「ながおか」、「くりさん」、「たかはし」、「さいとう」、「さとう」
小山7:00-国分寺経由-登山口8:30-練習開始9:00-終了14:25-登山口14:40
練習風景・saito   練習風景・kurishima 練習風景・takahashi 練習終了 
藤坂RGが閉鎖され気軽に岩トレが出来ず困ったものである。
フリークライムは不得手なため、一般縦走路、岩稜などを安全に通過するのに役立つ方法の確認、慣れることを目的に、誰も居ない平日の岩山を独占しノンビリ練習できた。

今日の目的は、練習も回数を重ねているので、各参加者がリスクの伴う山行に、初級(初心者)の友達を同伴した場合、最低限の装備で安全を確保できるよう 色々な手法を覚えて貰うこととした。

真夏の暑さと違い結構すごし易い陽気であった。基本技術であっても時間がたつと おぼつかないことが出てくる、定期的に練習を行う必要性を感じます。 
6/14〜15  飯綱山・偵察山行 
天候: 晴れ    <メンバー> 「はしだ」、「みつまん」、「くりさん」、「ひなぎく」、「なかむら」、「さとう」 
6/14小山18:30-栃木19:00-南登山口22:00-(仮眠)
6/15南登山口7:00-山頂10:00/10:15-中社分岐11:05-中社13:05-(バス移動)- 南登山道駐車場14:45-小山20:00
南登山道口を出発  随所に神様、仏様  北ア・後立山連峰  山頂にて 
秋の市民登山教室の下見山行です。 6/14-出発前の夕立の強い雨も上がり月夜の登山口駐車場に到着、若干寒さを感じる気候でした。

6/15-鳥の声に目覚め出発準備、予定では戸隠の中社までバスで移動、西登山道から南登山道への時計廻りであったが、バス時刻までの待ち時間が勿体ないので、逆回りに変更し出発。花を愛でながらスローペースで登り始める。全ての登山客に追い越されはしても追い越す事はない。

常にうるさく鳴くエゾハルゼミの鳴き声を聞き、随所にみられる神さまを見やりながら進む、道端には結構色々花が咲いている。中腹ではヤマツツジが最盛期である。上部まで上がると、レンゲツツジが青空に映え綺麗だ。名前が定かでないが、ズミ or エゾノコリンゴが最盛期であった。樹林帯が低木に変わると北アルプス後立山の連峰が圧倒的な景観を見せてくれる。かすかに槍の穂先も確認できた。

飯綱神社から山頂への平坦な稜線にはムラサキヤシオが綺麗に咲いていた。広々した山頂で一服、反対側の妙高、火打方面の展望を確認し下山にかかる。中社への分岐から急な斜面が時々出てくる。戸隠や北アを正面にみながら快適な尾根道をくだる。南登山道よりは傾斜も落ち、やはりこのコースは下りに適していると考えられる。傾斜が緩い分距離は長い。

カラマツの落ち葉で気持ち良いクッション、広い道を下れば登山口の舗装道路にでる。地形図にのっている登山道は荒れて無くなり道路を辿ることになる。車が満杯の忍者村を過ぎ、徐々に人家が多くなると中社だ、至る所ソバ屋が立ち並ぶ。まさにソバの街、ここで食しないては無い。やはり美味だった。

バス待ちの間に神社を参拝。汗を流して高速を走れば、富岡手前で事故のため渋滞13k100分の案内、すかさず一般道で回避し逃げたのは正解だったでしょう。

今回の偵察山行、好天の中、この時期は色々な花を堪能できたが、登山教室の対象としては、場所的にちょっと遠く、歩行時間も若干長く問題ありとの感想でした。 
 5/31  釈迦ケ岳
天候: 快晴     <メンバー> SL「ひなぎく」、「ともさん」、「あべ」、「くりさん」、「みつまん」、CL「さとう」
小山5:00-小金井、壬生経由ー小間々台P 7:00-大間々台7:40-八海山8:40-山頂10:40/11:10-剣ケ峰12:35-大入道13:40-小間々台P 14:40
小間々台を元気に出発  快晴の山頂にて  ひときわ目立つミツバ  展望のない大入道 
トレーニング&花を訪ねる山行である。今回はシロヤシオ、ミツバ、山ツツジが目的だ。それなりに綺麗な小間々台の山ツツジをあとに林間コースを大間々台へ向かう。一帯のレンゲツツジはやはり1W早くつぼみが殆んど、それでも観光客はおおいです。

うるさいハルゼミの鳴き声に閉口しながら、ユックリ、ユックリ進めば見晴しの良い八海山、春霞のなか暑くも寒くもなく新緑が清々しい。行程が長いので先を急ぐ、剣ケ峰をトラバースし小さなアップダウンを繰り返しながらはるかに遠い山頂を目指す。高度があがれば花の時期には早く、カメノキが少し、急登をつめれば何と峰ザクラが少し。鶏頂山からの合流点までくればあとわずかで山頂、沢山の人がくつろいでいました。

春霞で遠望は利かないが、それでも会津駒、三岩の稜線は ぼんやりと真っ白でした。ノンビリしたあと往路を戻る、登りでは感じないが結構な傾斜があるものだ。稜線をたどれば やがて見晴しの無い剣ケ峰、綺麗に笹が仮払いされた尾根道を辿る(多分、矢板岳友さんの努力でしょう・・・ご苦労さまです)

徐々に白ヤシオの樹が多くなってきた、つぼみの付き方は今一、時期的に若干早い(3〜5日?)感じだが、スッカン沢側はそれなりに楽しめる。ときどき見栄えのするミツバツツジにはシャッターを切りたくなる。10年に1度という咲き乱れる光景には中々出合えないものです。疲れを感じながら最後の登りで何にも咲いてない大入道へ着き、あとは樹林帯の下りです。

シロヤシオがだめなら山ツツジが というところですが、若干早く(4〜5日?)つぼみが多く新緑の中 派手な赤で目立つことはない。沢すじを辿り、トラバースを繰り返すと、やがて伏流水で水の無い桜沢を越え、小間々台のツツジの群落へと戻る。
以前に比べ高原山一帯もメジャーになって人が多くなった。登山道が整備される前は人影もなく隔世の感があります。 
5/24    吾妻耶山、大峰山 
天候: 快晴     <メンバー> 「ひなぎく」、「すぎと」、「なかむら」、「あべ」、<「なかじま」>、CL「さとう」
小山5:30-吾妻耶登山口8:00-仏岩8:40-吾妻耶山頂10:10/11:00-大峰山山頂12:00/12:30-登山口14:40-小山18:20 
仏岩ポケットパークを出発  仏岩でーす  展望の無い大峰山  登山口に無事到着 
スキーシーズンも終わり、新緑の時期に吾妻耶山を歩いた。
事前の情報では山ヒルの被害に遭ったとの山行記録あり、気が重かったが、何事も経験と思い登山口ではヒル対策、嫌いなスパッツを着け、塩水を足まわりに十分ふきつけイザ出発。互いに足周りを注意しながらスローペースで登り出す。杉林を過ぎれば間もなく仏岩峠、直ぐに仏岩に到着です。

稜線までくればヒルの心配もなさそうだ。樹林越しに見える山頂へは、標高で200mほどの急登が続く、高度を上げれば、シャクナゲやミツバツツジの名残りが見られ癒された。1W〜10日ほど早ければ、見事であったと思われる。特徴的な広がりの頂上台地を行く、途中、キクザキイチゲの群落が見られた。

台地の東のはずれ、巨大な石祠が3基あり見事、どうやって運んだか、作ったか、興味深々であった。山頂からは谷川連峰が眼前に望め、さすがに良い展望台となっている。暑くもなく、寒くもなく、絶好の日より、ノンビリしたあと、評判が今一の大峰山へと向かう。途中、年配の(我々より)足元がおぼつかない感じの団体とすれ違う。左手にノルン水上スキー場を見ながら稜線をたどれば1Hで大峰さんへ、なるほど、展望のない山頂でした。

帰路は赤谷越峠まで往路を戻る。不人気なルートらしいが、新緑の爽やかな木漏れ日の中を歩くのは実にすがすがしい。峠より巻道ルートを選ぶ、緩斜面をしばらく降りて行くと、どうやら進む方向がおかしい、ルートから外れたな・・ と早めに気が付き戻る。分岐の標識が壊れていたので気づかなかったのでした。

今日の目的の一つに地図読みの練習があり、間違いがあった場合の修正方法の実践となり良い経験でした。
トラバースルートを分岐まで戻り、快適な尾根道を戻れば、仏岩(時間が無いので登るのは中止)、途中、行き違った団体さんに追いつき、峠より僅かで登山口駐車場へ到着しました。
ベテラン組には足慣らし、新人さん達にはちょっとした経験と、絶好の日よりの中の山行でした。
 
 5/10〜11   燧ケ岳(山スキー) 
天候: 快晴   <メンバー> CL「はしだ」、「まちこ」、「なかがわ」、「ひがの」、「ながおか隆子」、SL「さとう」、他<「しのはら」>
5/10-鹿沼18:30-桧枝岐21:00
5/11-御池7:30-熊沢田代9:30-山頂11:00/11:45-東ノ田代12:15-林道12:45-御池駐車場13:10 
御池の駐車場を出発  熊沢田代から山頂へ  山頂の肩は大賑わい  快晴の俎ー山頂にて 
まったく雪の無くなった桧枝岐は暑さの下界と違い寒かった、月夜の晩に明日の好天を期待し仮眠。

翌朝、七入りではゲートが開かず車の列、結局7時にオープンされました。御池への道路脇の雪は例年より多い感じ、やはり御池では多い残雪でありました。駐車場には大勢の人、大半(7割ほど)が山スキー客、残りがつぼ足という状況です。それぞれのパーテーがぞろぞろと出発、結構若い人も目立つようになりました。

広沢田代への急登、さらに熊沢田代の急登を越せば眼前に燧ケ岳の山頂ドームがそびえ立つ。疲れを感じた人には可なり遠く感じたことでしょう。樹林帯を抜け山頂直下の大斜面には意外と早く着く。最後の斜面の急登をジグを切りながら頑張れば山頂の肩に無事到着。 空身で好天の山頂を踏み360°の展望を楽しみ肩に戻りノンビリ昼食タイム。

今日で今シーズン最後の滑りにドロップイン。大斜面の急斜面はあっという間に滑り降りてしまう。帰りのルートは熊沢田代より東ノ田代を経由しモーカケ沢へ滑り込む。樹林帯の急斜面を何度か降りれば傾斜の落ちた沢筋に入る。わずかで林道に到着し今年の滑りは完了、無事、滑り納めとなりました。

駐車場までの林道歩きを25分、早めに到着、帰路につく。途中、燧の湯では花見をしながら露天風呂、たちソバで腹を満たし、色々な桜がそれぞれ綺麗に咲き、新緑の芽吹きを夢うつつで帰路につくのであります。 


 5/2〜6  八甲田山、岩木山(山スキー) 
 <メンバー> CL「はしだ」、「まちこ」、「よしだ」、「きたはら」、「すぎと」、「なかがわ」、SL「さとう」
(5/2)-鹿沼4:30-八甲田城ケ倉大橋手前11:30/11:50-横岳山頂14:30-駐車場15:15-民宿(温湯温泉:利平衛)
(5/3)-民宿-岩木(ナクア白神)8:45-(タクシーで移動)-8合目10:00-9合目(長平コース・滑り出し)11:00-ナクア白神12:45-(観光:弘前城)14:00〜15:30-民宿
(5/4)-民宿-猿倉温泉8:40-猿倉岳11:30-乗鞍岳12:40/13:00-猿倉岳14:00-駐車場14:40-民宿 
(5/5)-民宿-<八甲田ロープウエー> 山頂公園駅9:30-宮様ルート途中より避難小屋-井戸岳直下滑り出し11:30/11:50-(箒場岱コース)-バス亭13:20(シャトルバス)-青森美術館-民宿(5/6)-民宿-帰路-鹿沼16:00 
<八甲田・横岳>
道路脇より登り出す  ガスの山頂にて  8合目付近までガスの中  ブナ林のツリーランが楽しい 
5/2-早朝出発、高速は混雑無いが 青森まで620K、遠いです。
昨年お世話になった大橋手前の民家に駐車を依頼、長旅のあと、直ぐにシール登高開始。最初は細かなブナ林の尾根、やがて立派なブナに変わり更に高度を上げればオオシラビソに変わり山頂到着。

あたりはガスが漂い周回コースを諦め往路を滑る。気温は高め、従って雪質は滑り易く、ブナの間のツリーランを楽しみ初日の滑りはおしまいです。

<岩木山・長平コース>
スカイライン8合目駐車場  約1Hの急斜面を登る  日本海に向かって滑ります  西法寺森を滑る 
5/3-午後から雨予報、だが、岩木へ向かう車中からはクッキリと独立峰が輝く。ナクア白神で予約のタクシーに乗り込み(1Hほど早く乗車)山頂へのスカイラインを走る。途中山すそで満開のオオヤマザクラの並木が素晴らしい。

8合目駐車場からは山頂を目指し急斜面をシール登高、約1Hで9合目の山頂ドーム下へ到着、滑りの準備をする。長平コースは日本海を目指し、途中スキー場を経由し駐車場まで雪が続く素晴らしいコースだ、夏道の西法寺森を経てスキー場への快適な滑りに大満足、天気は崩れず最高の日よりでした。

帰路には岩木は雲の中、いつもの弘前城の桜見物、今年は既に1Wほど遅く、雨に変わった桜の見物、でも滑りは幸運でした。

<八甲田・猿倉岳、乗鞍岳>
 猿倉温泉を出発 徐々に雄大な景色になる  乗鞍岳山頂付近  猿倉の快適な斜面を滑る 
5/4-今日のコースは自力で山頂を目指す。猿倉温泉に駐車しイザ出発、緩斜面主体の快適な樹林帯をひたすら登る。中間付近まで来ると景色が素晴らしい、高田大岳より左に続く大岳、小岳、赤倉への雄大な景観は北海道をほうふつさせ、快晴の中最高の展望を満喫できました。

先ずは猿倉岳の山頂を踏む、今日は乗鞍まで足を延ばすため、西へ稜線をたどり長いトラバースと下りを交え乗鞍への取付きへ到着。意外と急斜面が続く南東への大斜面を登れば山頂稜線へ、三角点は踏まず滑りの準備。

素晴らしい景観を見ながらの滑りもあっと言うまに最低鞍部へ。あとはシールを付けての猿倉岳への登り返しです。1ピッチで山頂へ、適度な斜面で快適な滑りが待ってます。休みながら40分で温泉到着、最高の天気でした。

<八甲田・箒場岱コース>
 田茂茫から宮様コースへ 井戸岳直下の滑り出し  快適な大斜面  ブナ林のツリーランが可なり長い 
5/5-臨時便のロープウエーで山頂駅へ、滑り出しまで僅かに板を担ぎ最高点です。去年はガスで苦労したが、今年は展望良好。気分良く滑り出し、赤倉への稜線はたどらず、初めてのアプローチコース、宮様コースの途中まで滑りこむと、他のグループがわんさか居る。どうやらツアーの起点になるルートとなっている様だ。

1ピッチの頑張りで避難小屋に到着し、各グループが多方面に分かれる。我々は井戸岳直下の滑り出し地点で休息後、箒場岱へのルートを目指し適当な斜面の滑りを楽しむ。途中からコース案内に沿いながら緩斜面のルートを行けば、やがてブナ林のツリーランが始まる。

多少の傾斜があり殆んど漕ぐことなく、林の中を直立不動で滑りに任せれば、やがてバス停に到着、丁度シャトルバスに間に合いスンナリ駐車場まで戻れました。時間も早いので青森へ降り、美術館を見学し宿に戻りました。

<帰省>
5/6-道の駅で土産を買い、長い帰路の高速を走れば、途中事故渋滞にまき込まれましたが、福島〜栃木は順調に走れました。

(次回の参考に)
昨年(H25年) 参加者10名  費用合計一人当たり(約42,000)
    < 交通費(車2台)高速代、 ガソリン代、ロープウエー(3回) 酒代、民宿代>   走行距離(1,750キロ)
今年(H26年) 参加者7名   費用合計一人当たり(約47,000)

    < 交通費(車2台)高速代、 ガソリン代、ロープウエー(1回) タクシー代 酒代、民宿代>  走行距離(1,500キロ)但し、
                      <往路高速は平日により割引なし、 鹿沼ー黒石(11,750-) 帰路は休日で半額です>
 

                                                                 

4/19〜20  月山(山スキー) 
天候: 晴れ   <メンバー> CL「はしだ研」、「まちこ」、「ひがの」、「おおむら」、「きたはら」、「ながおか隆子」、「よしだ」、「おちあい」、「ほんだ」、「なかがわ」、「すぎと」、SL「さとう」
4/19鹿沼16:00-湯殿スキー場19:50
4/20湯殿スキー場7:00-<タクシ移動.>姥沢リフト下8:00-リフト終点8:35-柴灯森9:40/10:00-湯殿スキー場12:20-鹿沼19:00 
 姥沢のペアリフト乗り場 リフト終点、総勢12名で出発 朝日連峰が真っ白です  柴灯森より滑り出し、遠く鳥海山 
4/19前夜は早めに出発、湯殿山スキー場は満天の星空でした。
4/20湯殿山スキー場より予約しておいたタクシー(ジャンボ+1台)に分乗し姥沢へ移動、途中の道路脇の残雪のハンパでない多さに驚く。月山リフトは早朝のためか人が少ない、さっそくペアリフトに乗り高度を上げる。

リフト終点で準備しイザ出発、例年、ガスに包まれた中を往くことが多いが、今日は違う。全周囲展望あり、真っ白な朝日連峰を背に、白一色、比較的緩やかな雪の斜面を辿る。

歩きだしが1,500m、柴灯森は1,700m 標高差200mの登りであり楽ができる。約1Hで柴灯森に到着、鳥海山が遠く 真っ白に輝く。微風の中滑りの準備をする。ガイド付きツアーと思われる若者グループが先行し、我々も後に続く。
最初凍った痩せ尾根を慎重に  1,619ピークまで来れば安心  徐々に雪質が良くなってきた  快適な斜面の滑りです 
最初の痩せ尾根は雪がカチカチに固く、初級者には緊張する場面となる。横滑りを多用し格好をつけず何とか渡り、いくつかの小さなピークのアップダウンを繰り返し1,619のピークまで来れば一安心。あとは尾根筋の快適なルートを1,479、1,302ピークと辿り、天保堰取水口手前へと滑り降りる。

対岸の品倉山ルートは一度も行ったことがないが、ブロックの心配もありいやらしい。雪で埋まった沢を渡り、トラバース気味の滑りが続く。多少の傾斜もあり、ほとんど漕がずに広い雪原を行けば湯殿山スキー場のゲレンデTOPに到着。第二リフトは既に取り壊されていた。

あとは荒れた雪面のゲレンデ滑り、気持ちよく滑る状態でないが、豊富な雪量の誰も居ないゲレンデを滑り降りれば、駐車場に無事帰還となりました。今年は雪が固く滑りに苦労はしたものの、ガスの心配が全く無い条件に恵まれたツア-となり最高でした。 
4/13  会津駒ケ岳(山スキー) 
天候: 快晴   <メンバー> CL「はしだ研」、「きたはら」、「なかがわ」、「すぎと」、「ながおか隆子」、<「しのはら」>、SL「さとう」
4/12-鹿沼17:00-桧枝岐20:30
4/13-登山口6:45-林道終点7:30-森林限界11:00-山頂12:05/12:30-登山口14:25
林道終点から急登を登る  一帯は素晴らしいブナ林が続く  全員好天の山頂をふみました  山頂直下の滑りだし 
下界が春となれば さすがに桧枝岐への雪の無い道路は走り易い。月明かりに明日の好天が約束されたようで安心して眠りにつく。

好天の中、今日は何とか山頂を踏みたいとの思いで、登山口手前駐車場を早めに出発。入口から雪が続き、やはり今年は残雪が多いと感じる。急な杉林を過ぎれば、林道も終点近く。夏道と分かれ沢筋の急登を行く。キックターン(抜き足)が不得手な人にとっては結構苦労の登りとなる。左の尾根に上がり更に急登を行けばアンテナが有った場所で一服。

これからの登りは傾斜がやや落ち 見事なブナ林の尾根を行く快適なルートだ。つぼ足の人、ボーダー、山スキー と 登山者は結構多い。好天の残雪の山は高度を上げるにつれ周囲の展望が開けて疲れを癒やしてくれる。黙々とブナ林を登れば、やがて植生も変わりオオシラビソの林となる。

ときどき急斜面が出てきて我慢の登りで疲労を感じる様になると山頂方面が開けた森林限界に到着。あとは1ピッチの頑張りである。

避難小屋を横目にトラバースし最後、山頂への急登を行けば意外と早くテッペン到着、360°の展望を欲しいままに。越後側のやまなみの白さが際立つ。大勢の人がくつろぐ 微風で穏やかな山頂を後に、いよいよ滑りの始まりである。

視界は最高、迷いなく滑るルートを選べる。夏道を意識しながら滑り易い斜面を選び滑り降りる。もったいない思いで途中休みを入れ春スキーを満喫する。周辺の積雪量は3m前後であろう。この時期の雪質はさすがに初級者にとって滑り易いこと間違いない。急斜面で腰が引けなければ十分滑りを楽しむことが出来る。

ヘリポート跡?まで降りてきた。今年の残雪の多さから、往路を辿るルートを選ぶが、ブッシュを避け急斜面を降りるのに意外と苦労する。初級者には手ごわいルートであったことでしょう。
やっと林道終点に到着し杉林の急斜面を過ぎれば、最後、林道を滑り登山口に無事到着。好天に恵まれ、全員山頂を踏み滑れたことは何よりでした。 

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