山行記録詳細ーその2 (H26年度:'14年度ー上期)

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                                 山岳会Topへ
9/28   蓼科山(市民登山教室)  9/20〜23   八ケ岳主稜線縦走  
9/19〜21    越後駒ケ岳、平ケ岳  9/14〜19   南ア・南部縦走  
9/13〜14   谷川岳(県南地区・集中登山)  9/12〜15   飯豊山  
9/14〜15   燧ケ岳  9/13〜15    剣岳     
8/28    ブロモ山(インドネシア)  9/13〜14  爺ケ岳、鹿島槍ケ岳  
9/6〜7    大滝沢(沢登り)  9/6〜7   富士山2  
8/23〜24    平ケ岳  9/6   大朝日岳   
8/12〜13   火打山  8/15〜16   国師ケ岳、北奥千丈岳  
7/21〜26   黒部五郎岳、雲ノ平  8/9〜10   茶臼岳、朝日岳  
7/25〜27    薬師岳(北ア)  7/18〜19   白山  
7/17〜18   常念岳 7//19〜21  甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳   
7/12    奥白根山  7/13   朝日岳、茶臼岳  
7/12   朝日岳、三本槍岳  7/12〜13  美ヶ原(市民ハイク偵察)
7/3〜5  北岳  7/4〜6  大雪山(旭岳周回)  
6/14  台倉高山  6/21  男体山  
6/8  角田山(新潟)  6/13〜14  鳳凰三山  
5/30〜31   富士山  6/1   高山〜中禅寺湖南岸 
5/29   剣ケ峰〜大入道 6/1  岩トレ(岩山)  
5/17〜18  針ノ木、白馬雪渓(山スキー&つぼ足)  5/24〜25   両神山  
5/17〜18   雪上訓練(燧岳) 5/18   熊鷹山 
5/4   浅間隠山  5/10  仙人ケ岳  
5/3〜5  立山・雷鳥沢定着  5/7  夕日岳 
4/29  奥白根山  5/3〜4   八ケ岳  
4/26-27 乗鞍岳(山スキー)  4/26-27  大杉岳(山スキー)  
4/13  大戸沢岳(山スキー)  4/20  谷川岳  
4/13  根本山〜熊鷹山 4/13  太平山
 9/20〜23   八ケ岳主稜線縦走  記:「atsushi」
<メンバー> 「atsushi」          <天候>21日晴れ 22日晴れ 23日晴れ
<行動時間>
21日 12h10m 4:50観音平 7:52網笠山 9:34権現小屋 12:46赤岳 14:47横岳 15:52硫黄 16:39夏沢峠 17:00オーレン小屋
22日 12h20m 4:56オーレン小屋 5:19夏沢峠 6:04根石岳 6:28天狗岳 7:32中山峠 8:06中山 8:51高見石 9:16丸山 9:56麦草峠 10:55茶臼山 11:49縞枯山 12:07雨池峠 12:33雨池山 13:04三ッ岳 14:33北横岳 15:30大岳 17:06双子池
23日  6h09m 5:49双子池 6:57双子山 7:16大河原峠 8:35将軍平 9:23蓼科山 11:36蓼科山七合目 11:58ゴンドラ乗り場

<今回のテーマ>:ライト&ファストの実践
八ヶ岳主稜線テント泊縦走を考えていた。そのため二泊三日でキャンプ地をどうつなげていくか課題となり、これを解決する手段としてライト&ファストを実践することにした。軽くなれば歩ける。軽量化としてテントはツエルトに。ガスストーブはアルコールストーブに。シュラフは夏山用。食事はフリーズドライ。通常の幕営道具とは違い、重さを削っていったので、総重量12kgいないに収まったと思う。

<山行報告>
20日(0日目)登山バス(竹橋発:毎日新聞)にて、観音平に。土曜日の夜だったせいか、バスには4人しかいない。南アルプス・八ヶ岳方面だ。車が走り出し都内のイルミネーションを見ながら、やがて眠気におそわれ就寝。途中1時間ほどしてサービスエリアでトイレ休憩。再び眠る。
朝焼けに浮かぶ富士  編笠から遠く蓼科を望む  編笠山頂  赤岳と蓼科 
21日(1日目)朝、まだ夜が明けぬうち観音平に到着。はじめての登「やまぐち」、降りたのは自分ひとり、バスが去ってしまと、ぽつーん、寂しい。真っ暗闇、ふと空を見上げれば星がきれいだ。登山口を探し、登り始める。やがて夜が明け。順調に高度を稼ぎ、樹林帯の木々の樹高が低くなってくる。振り返れば富士山、南アルプス。気分が盛り上がる。

網笠山に到着。快晴。東から、大菩薩嶺、富士山、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍山、北アルプスとみえる。そして、北には、八ヶ岳の主峰。赤岳。そして、その奥に目的地となる蓼科山がある。あそこまで歩くのだ。遠い・・・。気をとりなおして歩き出す。権現岳へ、ここを過ぎると、途中にながーい梯子がある。素手で降りていたが、日陰な事もあり手が冷たくなってくる。はやく降りたいがなかなか下までつかない。宙に浮いているような感じだ。

キレット小屋では一休み。これから今日の核心部、赤岳の登り。ここは岩登りの要領でルートを間違わずに、三点支持で確実に登っていく。ただ、普段と違い重い荷物を持っているので普段より重心が違うので慎重に。赤岳到着。かなりの人が休憩している。少し雲は出てきたが、それでも良い天気。これから行く岩の稜線が見える。横岳へ、ここも梯子と鎖がたくさんある。風も強くなり、歩みが遅くなったが硫黄岳到着、爆裂火口は見応えがある。

ここから夏沢峠を経由してオーレン小屋に。オーレン小屋のテント場(1000円)にはスノコがある。せっかくなのでスノコを利用。きれいな夕焼けの中、ツエルトを張る。ビール(500円)で乾杯し食事。この小屋は風呂(500円)があるらしい。なのでおかわりのビールを我慢して、マッサージをかねてお風呂へ。小屋番に晴れると放射冷却で外の水道は凍ると脅されたので、ザックに足を入れて就寝。
東天狗、ブロッケン現象  麦草峠  茶臼から縞枯山 
22日(2日目)
朝、思っていたほど寒くはない。ツエルトの中でお湯をわかし食事。まだ暗い中を出発、夏沢峠で八ヶ岳は北と南にわかれている。今日は北八だ。夏沢峠に登ると東の空が朝焼けできれいだ。しかし、山頂の稜線上は雲の中。今日は天気が悪そうだ。登り始めると、やがて雲の中。根石岳から東天狗へ登りは強風の中登っていく。東天狗に到着。雲の中、記念撮影。寒い。居るだけで体力をうばわれる。

先を急ごうとしたとき北側の雲が一部払われだした。どんどん雲が流れて不思議な様相に。さらにブロッケン現象!!写真を撮っていると、展望が開く。前言撤回、今日も天気は良さそうだ。長い時間、滞在してしまった。今日もまだまだ長い、中山峠に向かって出発。勢い余って黒百合ヒュッテまで行ってしまう。残雪期に来たときは、そこから中山峠を東に降りた記憶があったが、夏道は違うようだ。

ルート修正、先を急ぐ。やがて苔むした樹林帯に、北八ケ岳に入ったのだ。中山、高見石へ、ここに高見石小屋があり。キャンプ地もある。次はここでキャンプをしてみよう。丸山をすぎ麦草峠に到着。ここは東西に道路が貫いている。道路を渡り、茶臼山、縞枯山へ、展望台からは昨日の南八ヶ岳が遠くに、そして北八ヶ岳の山容が周りに広がる。雨池峠へくだり雨池山へ登る、振り返ると縞枯山が。

三ッ岳、ここは北八らしからぬ岩の山。三つの岩のピークがある、だから三ッ岳か?樹林歩きもあきてきたので、岩登りが気分転換に楽しい。北横岳、このあたりはロープウェーで来た人が多い。そこから大岳を登り、一気に双子池に降りていく。双子池ヒュッテのテント場(500円)は双子池から雌池をはさんで反対側。結構歩く。水場は雄池で水をくむようになっているようだ。小屋のおやじにおいしいといわれたが、流水じゃないから、結構ゴミや虫がみえる。それをさけて汲む。ビール(500円)を飲みながら食事を準備。日が落ちると寒い。せっかくなのでツエルトは湖畔に張った。入り口を開けると湖と林と星空がきれいにみえる。双子池への下りで、膝が不安だったが就寝。
双子山から北関東方面の山  蓼科山山頂  蓼科から足跡を振り返る 
23日(3日目)
朝、昨日より今日の方が寒い。放射冷却だ。膝の具合は大丈夫そうだ。今日は行程が短いので、ゆっくり登っていく。双子山の山頂は広く景色はきれいだ。朝靄の中、遠く北関東の山や妙高火打など、南八では見えなかった山がみえる。感動。蓼科山は目の前だ。大河原峠、自販機はあるが中身は空だ。将軍平には蓼科小屋があり、生ビールがある。誘惑を振り払い蓼科山へ。

蓼科山山頂到着、ついに到着。風は強いが360度の景色。出発した網笠山は、はるか南に。歩いてきた八ヶ岳を見ながら、しばし感慨にふける。下山開始、休みだけあって続々と人が登ってくる。ここにきて膝に違和感が。それでも着実に高度を下げ七合目に到着。ゴンドラ乗り場に移動し、ゴンドラで下山。

風呂で朝を流し、ビールで乾杯、蓼科豚のカツ丼を食べる。路線バスを乗り継ぎ、佐久平から長野新幹線で帰路につく。今回の山行は膝の調子が悪くなったので、もっと鍛えてさらに早く歩けるようと思いました。それでも3日間とも天候に恵まれ、充実した山行でした。次回は仲間とともに八ヶ岳へ。 


 9/28   蓼科山(市民登山教室)   記:「ひがの」
 <一般募集参加者> 44名、会員10名 合計54名
 <会員・参加者>  「はしだ」、「ウッチー」、「みつまん」、「てらうち」<貴>、「ふかまち」、「たらちゃん」、「すぎと」、「ひなぎく」、「てらうち」<良>、「ひがの」
 
小山5:30 8:45七合目登山口9:10 10:45将軍平  11:40蓼科山頂12:25  15:30蓼科山登山口  7:30小山
 
毎回天候の心配をしながらの登山教室だが、そんな心配を吹き飛ばす最高の晴天。蓼科山七合目登山口に着き、準備を整え4班に分かれて、カラマツ林の中を緩やかに登っていく。

しばらく登ると急斜面となり、馬返し、ザンゲ坂を過ぎ振り返ると、多少色づいた樹々の間に北アルプスの山々が見える。シラビソの林に変わり荒れた木道と石屑の急斜面を登り切ると将軍平に着く。蓼科山荘のある将軍平は気持ちのいい平坦地だ。将軍平から見る蓼科山は紅葉が始まっている。将軍平らから山頂まではもう一息だ。岩のゴロゴロした壁のような急斜面を登り切ると蓼科山頂ヒュッテに着く。ヒュッテの後ろが蓼科山の頂上だ。

蓼科山頂は岩が累々と重なった頂上はとにかく広いの一言。こんなに広い山頂はまず見かけない。眺めがまた素晴らしい。八ヶ岳、北、南、中央アの連山、上信越の山々、眼下に霧が峰、美ヶ原等々、27日に噴火した木曽御嶽山の噴煙も見える。展望のよさに時間を忘れる。

降りはヒュッテ脇から南に頂上を巻くように岩場を下っていく。直線的な急下降が続く。2156m付近で一旦はゆるくなり一息つける。再び急下降が続く。疲れが出始める頃、バスの待つビーナスラインの蓼科山登山口に着く。

蓼科山の急登に心配した落伍者も出ず、何より山頂からの展望の素晴らしさと、色づき始めた紅葉と、参加者全員が満足した秋の一日でした。大惨事の御岳山の噴煙が彼方に見えたのも印象的なことでした。


 9/14〜19   南ア・南部縦走  記:「わたなべK」、「わたなべA」

 <メンバー> 「わたなべK」、「わたなべA」  
南ア南部に行くには、私達の場所からは約5時間かかり、入山しても3000m級の頂きに立つには2日を要するし、縦走となると小屋と小屋の距離も長い、でも、山は一つ一つ大きく、山裾は広く雄大な3000mの頂きが連なっている。以下は過去に縦走したルートです。
平成12年 8月15日から18日(毎日晴れ)北沢峠―仙丈岳―伊那荒倉岳―両俣小屋―北岳―間ノ岳―安倍荒倉岳―北荒川岳―塩見岳―三伏峠―鳥倉登山口
・平成15年8月27日から30日 (初日曇り、後半晴れ)
奈良田―大門沢下降点―農鳥岳―安倍荒倉岳―北荒川岳―塩見岳―三伏峠―鳥倉登山口 

・平成16年7月23日から27日 (毎日晴れ)
鳥倉登山口―三伏峠―烏帽子岳―子河内岳―板屋岳―高山裏避難小屋―荒川前岳―赤石岳―兎岳―聖岳―便ヶ島
その他 椹島―千枚岳―荒川三山―赤石岳―椹島2泊3日(毎日晴れ)
便ヶ島―易老岳―光岳―茶臼岳―聖岳―便ヶ島 2泊3日(毎日晴れ)

上記記録、平成12年、15年、16年の山行記録をもとに、車を利用して入山し、近くに下山出来ないか、検討した結果、奈良田から農鳥岳へ、仙塩尾根経由塩見岳、三伏峠から子河内岳、高山裏避難小屋経由、荒川三山、千枚岳へ、それから、まだ足を踏み入れた事のない二軒小屋から転付峠、新倉へ下山する長い山行を思いつきました、

ここには奈良田への定期バスが有ります、それに、二軒小屋には、風呂とフレンチの夕食が有ります、前々から興味があり一度立ち寄ってみたいと思っていましたが、期待どうり絶品の料理でした、料理内容はのちほど昭君から報告が有ります、
それと東海パルプ、東海フォーレストの生い立ちなど、今回 昭君の長期休暇に合わせて5泊6日の山行を思い立ちました、
今回の山行で4回目であり、南ア南部縦走の集大成としたい。(以上・記-「わたなべK」 )
 

南アルプス縦走(大門沢、農鳥、塩見、三伏、小河内、悪沢、二軒小屋、新倉)
 
<9/13> 佐野1000 1700奈良田駐車場
<9/14> 晴れのち曇り
駐車場出発
6:20 1000大門沢小屋1020 1408大門沢下降点1420 1515農鳥岳1530 1615 西農鳥岳− 1700農鳥小屋

一般道を歩き登山口へ。吊橋を渡ると急斜面の登りが始まる。大門沢小屋で軽い食事を取る。小屋には10人位の下山者がいた。ここから大門沢下降点まで更にきつい登りが続く。大門沢下降点に出ると樹林帯から出たこともあり風があり寒い。奈良田温泉(900m)から西農鳥岳(3051m)まで2151mを10時間で登りきる。

小屋に着くと西には夕日、東は雲でブロッケン現象を体験できた。また、翌朝テントから出ると目の前に富士山がクッキリ。ほんの少しだが赤焼けになる。最近は冷え込みがきつく朝は氷点下なるそうだ。農鳥岳 3026m  西農鳥岳 3051m  【2座】

<9/15> くもり時々晴れ
農鳥小屋出発700 925熊の平小屋945 1245北荒川岳1255 1515 東峰− 1518 西峰− 1610塩見小屋

塩見岳  塩見岳山頂にて  北荒川岳 

熊の平小屋からは樹林帯の中をアップダウンの連続が続く。樹林帯から出て北荒川岳に立つと塩見岳が目の前に出てくる。尾根の大崩落と塩見岳の組合せの迫力が凄い。塩見岳に着くとガスが掛り写真だけで通過。

塩見小屋に着くと小屋は満員で食堂に泊まらして貰うことになる。ここはテント場が無い。外で食事を済ませる。
1800に宿泊客の夕食が終わったので小屋に入れてもらえた。我々二人と東京の山岳会二人が食堂泊。すると主人とスタッフの一名と6人で宴会が始まる。山関係の話で盛り上がる。安倍荒倉岳  2693m  新蛇抜山  2667m  北荒川岳  2698m 塩見岳(東峰  3052m 西峰 3047m)  【5座】

<9/16> 晴れ時々くもり
塩見小屋500 645本谷山700 745 三伏山− 800三伏小屋825 −水場850 930烏帽子岳940 1018 前小河内岳− 1100小河内岳1110 1330 板屋岳− 1422高山裏避難小屋

烏帽子  烏帽子からの富士山 

今日も天気が良く烏帽子岳からの風景は最高。周辺の山々がクッキリハッキリ。富士山も雲の上からドーンと出ている。避難小屋に向かう途中、いろいろな花が咲いていた。本日は避難小屋泊。我々二人だけ。
本谷山 2658m  烏帽子岳  2726m 前小河内岳  2784m  小河内岳  2802m  板屋岳 2646m  【5座】

<9/17> くもり時々晴れ
高山裏避難小屋640 935荒川前岳945 955中岳1000 1003荒川中岳避難小屋1110 1215東岳1225 1246 丸山− 1320 千枚岳−  1404千枚小屋

樹林帯からガレ場に出る。ガスが掛っていたらルートを間違えそう場所だ。ガレ場から岩場へ。かなりの難コース、前岳に立つ前の登りは凄く個人的には数ヶ所に鎖場があってもいいのかと感じた。避難小屋で中華丼を頂く。即席物ばかり食べていたので旨い。小屋の主人と30分位の山話しで盛り上がる。(後で登山者に聞いたが、小屋の主人はトレイランが凄いらしい。)

荒川岳からは、今回の山行ルートの下降点、農鳥、塩見、小河内すべて見渡せる。千枚小屋は、綺麗な建物でロッジのようだ。我々はテントだから関係が無い。朝起きると今回の山行の定番、富士山が真正面に見える。いつ見ても気持ちがいい。
前岳 3068m  中岳 3084m  東岳 3141m  丸山 3032m  千枚岳 2880m  【5座】

<9/18> 曇り時々晴れ
千枚小屋830 −マンノー沢ノ頭− 1200二軒小屋

樹林帯をひたすら下る。マンノー沢ノ頭がわからなく二軒小屋に到着。本来は新倉まで下山したいが千枚小屋〜転付峠バス亭まで10時間、バスは1600まで。ということで贅沢にロッジに泊まることにした。二軒小屋で明日のルートの情報を確認すると「下山ルートとしては勧められない。」との事。二年前の台風で大崩落したままらしい。ルートは、東京電力管轄であり東京電力は登山道の整備に予算を入れられないためそのままらしい。早川町も整備には至っていない。マンノー沢ノ頭 2503

<9/19> くもり
二軒小屋
555 740 林道− 750転付峠(展望台)755 915東京電力保利沢小屋 1100 田代川発電所− 1145新倉−転付峠バス停1234 1310 奈良田駐車場−  20:00佐野

二軒小屋では、六日ぶりにお風呂に入るが、なんて幸せなのか! 下界の生活にあらためて感謝。夕食は、フレンチをいただく。食事が始まるとシェフのメニューの説明が始まる。食前酒に山ブドウ酒。前菜にカボチャと里芋のマッシュポテト風とピクルス、西洋ピーマン。メインには、大葉がのったピザ。岩魚の燻製。鹿肉のカレー風味のシチュー。山菜キノコのパエリエ。そして、デザート。

()の誕生日が19日という事もありこの日はパーティー。生ビール各一杯とワイン三本を飲む。久しぶりのアルコールと食事、お風呂に感激。19日早朝、二軒小屋でお弁当を用意してもらい出発。転付峠展望台では、今回の山行最後の富士山を眺める。笹が凄いが下山しやすい。と、思っていたら最悪の下山に始まる。

崩落が酷く大きな岩があり思うように進まない。トラバースもあるがやせ細くいつ崩れるかわからない。緊張の連続。浩市さんから「足元をしっかり確認し一歩一歩しっかり」と声が上がる。沢を数回横断しやっとの思いで発電所に着く。
千枚小屋からいっきに下山していたら体力、集中力を失うことになり大変な事になりかねなかった。
-------- 2646m(板屋岳)から3141(東岳)まで17座を踏む。 --------

今回は、天気に恵まれ最高の山行でした。六日間も山に入り雨は無く展望も最高。富士山が毎日、見ることが出来た。また、中央アルプス、北アルプスまで見えた。浩市さんには、私の休暇に合わせて山行計画を立てて頂きありがとうございました。
 


 9/19〜21    越後駒ケ岳、平ケ岳   記:「くりさん」

メンバー> CL「ひがの」、「すぎと」、「ながおか隆子」、「ともさん」、「あべ」、「くりさん」
9月19(金)小山(18:40) 田沼IC 北関東・関越道 小出IC 奥只見レクレーション大湯公園(21:45 仮眠)
9月20(土)大湯公園(3:00起床 3:50) 枝折峠登山口(4:30-4:50) 明神峠(5:35)   道行山分岐(6:30) 小倉山(7:16) 百草の池(7:56) 駒の小屋(9:10) 中の岳分岐(9:27) 越後駒ヶ岳山頂(9:32-10:05) 〜駒の小屋(10:25) 百草の池(11:23) 小倉山(12:02) 明神峠(13:43) 枝折峠登山口(14:16) 銀山平(宿泊)

9月21(日)銀山平(起床3:00-3:50) ⇒(バス移動)⇒ 中の岐登山口(4:50-5:06) 玉子石・姫の池分岐(7:30) 玉子石(7:41-7:43) 玉子石・姫池分岐(7:55) 〜「大休止」〜 姫池(8:25) 平ヶ岳山頂(8:56-9:32) 玉子石・姫池分岐(10:00) 中の岐登山口(11:46) ⇒(バス移動)⇒    銀山平(13:47) 

<9月20日(土)>越後駒ヶ岳(2003m)

上部は紅葉の始まり  駒の小屋前にて  山頂  無事枝折峠へ下山 

大湯公園からおよそ20km移動し枝折峠に4:30の到着、既に3040台の車で駐車場は満車状態、観光バスもあり路上駐車も始まっていた。奥に1台分のスペースがありセーフ。4:50ヘッドランプ点灯で入山する。1kmほどで尾根道に上がると右手に観音菩薩が居る。無事の下山をお祈りして先へ進む。

この辺りから次第に明るくなり周りの山々が見渡せるようになった。登山道もよく整備されており、そしてなにより天気が上々である。
明神峠を過ぎてツア登山者を追い越し朝食を摂る。このツア登山者は岡山から来たという。年頃は殆どがリタイヤー組だと思うが、明日は我々と同ルートで平ヶ岳にも行くという。百名山ハンターなんだろうか? もちろんガイドさん付きだが。

紅葉にはまだ早い登山道は多少の
UP-DOWNはあるものの比較的歩き易い。小倉山から百草の池まで来た。目の前に目指す越後駒ヶ岳が現れ、ここからは駒の小屋を経て山頂まで登り坂になる。途中のナナカマドは色づいてきた。駒の小屋で一息入れて9:32山頂に到着。越後三山の一角に立った。

山頂の道標には小さな鈴が付いている。西には八海山、南に中の岳と続く稜線がよく見え、山頂は割と狭くベンチ?が並ぶ。暫し山座同定を楽しみ栄養補給して下山の途に。駒の小屋から今朝辿ってきた尾根道と奥只見湖を確認できる。記念バッヂを買ってピストン道を下る。

14:16枝折峠登山口に無事下山した。車で5km移動し宿泊地銀山平へ。宿良し、風呂良し、食事良し、のログハウスだったが明日も3時起床のため宴会は控え目に床につく。

<9月21日(日)>平ヶ岳(2140m)

登り始めの樹林帯にて朝食  玉子石  遠くバックに昨日の越後駒が  中の岐登山口 

3時起床、3:50マイクロバス(登山者9名)で352号線を奥只見湖沿いに雨池橋方面へ。ここを右折しゲートを開けて中の岐川沿いの悪路林道を平ヶ岳沢へと向かう。暗闇の中を1時間ちょっと揺られて中の岐登山口に着く。登山口には次々とマイクロバスが並ぶ。銀山平の民宿?が各々送迎している。

このマイクロバスは登山者が下山するまでここで
待機(約7時間30分)するのだそうだ。従って12:30までに戻る約束となる。暗闇にたくさんのヘッドランプが光り、夜空には三日月が光る。今日も天気は良さそうだ。先行する数名に続いて我々も入山する。平ヶ岳沢を渡り、沢の左側を直登する。かなりの急登で朝一番には辛い。途中夜明けを待って朝食(宿で作ってもらった朝昼弁当)を食べる。

これより無言でひたすら登ること2時間、やっと急登を登り切って玉子石・姫池分岐まで来た。草紅葉が始まっている木道を玉子石へ。狭い玉子石エリアは登山者で込み合い写真を撮ることも難儀する。引き返し姫池から平ヶ岳へと向かう。途中姫池から見た平ヶ岳。更に木道を進み
8:56平ヶ岳山頂に着く。昨日登った越後駒ヶ岳をバックに記念撮影と三角点のある頂上を踏む。

平ヶ岳には頂上が二つある?
9:32下山開始、木道を戻って玉子石・姫池分岐を経て長い急登を下ること1時間40分。平ヶ岳沢の板橋を渡り、11:46中の岐登山口に時間内到着ができた。銀山平への戻りは普通12:00に出発しているそうだが、ちょっとしたアクシデントがありこの日は12:45出発となった。朝、暗闇で何も見えなかったが、中の岐川には支流となる沢が幾つもある。

マイクロバスのドライバー談だが、深田久弥はこの沢から入って三日かけて平ヶ岳を踏破し二日かけて尾瀬に抜けて行ったと言う。「もっとも登りづらく、奥深い山」と紹介したそうだ。これは最近
NHKでも放送していた。

銀山平に13:47到着、ひと風呂浴びて関越道から小山に無事到着、「ひがの」さん終始の運転大変お疲れさまでした。おかげで2日共好天に恵まれ百名山を2座踏破でき思い出に残る良い山行となりました。 


 9/12〜15   飯豊山   記:「てらうち」<貴>
<メンバー> CL「ウッチー」、「てらうち」
<9/12>  小山 19:40...黒崎PA 23:15
予想以上に早く仕事を切り上げることが出来、急いで「ウッチー」さんと合流。 関越〜新潟経由で飯豊山荘近くの駐車場に向け出発。  途中の黒崎PAで仮眠を取る。 
<9/13> 黒崎PA 5:00...飯豊山荘近くのP 6:50...梶川尾根登山口 7:20...湯沢峰 9:20...五郎清水 10:55...梶川峰 12:20...門内小屋 13:55
黒崎PAから車を走らせること2時間弱、今回のスタート&ゴール地である飯豊山荘へやってきた。 今回の計画は、梶川尾根〜ダイグラ尾根の周回である。 駐車場にはすでに20台はあり、やや出遅れた感はあるが出発。

急登で一気に高度を上げていき、眺望も段々と良くなっていく。 しかし、水場を越してからというもの白くもやがかかり、稜線に出る頃には雨天になっていた。 ほどなく門内小屋に到着し、他の宿泊者と乾杯。 この日は17時になっても宿泊者がきていて驚いた。

<9/14> 起床 4:00 出発 5:00...北股岳 5:50...烏帽子岳 7:10...天狗ノ庭 8:40...御西岳小屋 9:30...大日岳往復10:00〜12:00...飯豊山14:05...本山小屋 14:15
朝からあまりぱっとしない天気ではあるが、勢いよく出発。 雨は降ったり止んだりで、時折見せる眺望に思いっきりシャッターを切った。 すっかり飯豊連峰に魅了されてしまい、
リピーターが多いという話しも頷ける。 しかし、登山道のど真ん中に熊の糞が、、、しかも2箇所もあり、久しぶりに熊鈴を装着した。(石転び沢の雪渓で熊の親子を見たという話しを聞いた。)

この日の予定は御西岳小屋までであったが、時間にかなり余裕があり本山小屋まで足を伸ばした。他の宿泊者とまたしても乾杯をし、避難小屋ナイトを満喫。 門内小屋よりも大盛況であり、通路で寝る宿泊者もあった。 

<9/15> 起床 4:00 出発 5:25...長坂清水 9:40...桧山沢吊橋 11:07...温水平 11:40..駐車場着 12:05
下山当日にようやくの御来光、しかも雲海まで見えて嬉しい限りである。 久しぶりの雲海だと小屋番の方が仰っていた。 しばし堪能して、名残惜しいが出発。

ぬかるんだ粘土質な地面と濡れた岩はいやらしかったが、所々刈り払いしてあり感銘を受けた。 長い尾根の下りであったが、吊橋を渡りホッとしたのもつかの間、、、長い林道歩きが待っていた。

間違いなくこの日一番の長さに感じる1時間だった。 山深く歩きやすい登山道、東北のアルプスと思える素敵な山でした。 


 9/13〜14   谷川岳(県南地区・集中登山)   記:「さいとう」
<メンバー>   CL「おかちゃん」、「かずちゃん」、「すぎと」、「ながおか」、「さいとう」、「あべ」

13日先発4名が市役所出発。連休のせいか途中渋滞に遭いながらも19時湯檜曽公園着。今回幹事のきったて登降会のメンバーとグループ・ド・モネージュが先に安着祝いを始めていたので早速合流する。遅れて栃木山岳会他の合流して豪勢な宴会になる。

14日は、西黒尾根、厳剛新道、東尾根、東南稜の4コースから入って山頂で集合の予定。

14日後発2名が合流して6:30谷川岳ベースプラザ発。まだ動き出す前だというのにロープウェーは行列ができていた。西黒尾根方面も登山者が多い。こんなに多いのは初めてだ。6:45厳剛新道登山口。鉄塔7:00。朝日を背中に受けて早速汗だくになってしまう。厳剛新道は一般道とはいえ鎖場があったりで結構おもしろい。まだまだ急登が続く。9:07厳剛新道分岐。天神尾根が大行列になっている(驚!)のが見える。

これは山頂は大変なことになっているな・・。分岐を過ぎて10:00頃にはやっと登山道の斜度が緩やかになる。10:30天神尾根分岐。11:00トマの耳。11:20オキの耳。山頂で写真待ちの行列が出来ていてビックリ。こんなに人が多いと登山者どうし挨拶もなく、なんだか淋しい限りだ。12:00にオキの耳で集合なので寒さに震えながらしばらく待機。

あ〜すっかり秋になってしまったな・・。東尾根組が13:00に到着。東南稜組が13:45到着。オキの耳で集合写真を撮って下山開始。
急な厳剛新道を転げるように下って17:00にベースプラザに無事到着。今回は、他の会の先輩方と話をする機会があっていろいろ刺激になりました。

このように交流している県南地区ってステキですね。さあさあ周りに負けないように山いきましょ〜・・・で終わるはずだったのですが、帰り道関越道で事故のため通行止め!下道は大渋滞で、結局市役所に帰着が午前0時過ぎ。は〜疲れた〜 


 9/13〜15   剣 岳  記:「きたはら」
剣沢のモルゲンロート カニの縦這いは大賑わい  山頂にて 

 <メンバー> 「きたはら」   天候: 雨のち晴れ
13日栃木5:30-扇沢10:50-室堂12:50-一之越乗越16:00-剱沢キャンプ場(テント泊)16:30-
14日剱沢テント場4:30-前剱6:30-剱山頂9:40-前剱12:30-剱沢テント場(二泊目)13:50-15日剱沢テント場630-室堂900-扇沢1030-栃木16:30

10日前に天気予報を眺めながら14日の剱は晴れると判断したのですが、寝過して出発が遅くなりテント場に到着したのが16時過ぎ、しかも予報通り、しとしと雨が降り出す。登山道の渋滞に備えて翌日は2時に起きて3時に出発と就眠するも、またもや寝坊して4時過ぎに出発、単独行だと気がゆるむのか。

ヘッドランプを頼りに一服剱でご来光を拝み晴天を確信。カニのタテバイの渋滞は思ったより短く、しかも無風で良い天気よい景色で良い休憩。山頂もそんなに混雑していなくて後立山連峰の絶景を堪能して下山開始。

カニのヨコバイも40分くらいの渋滞でクリアして平蔵のコルに降りると、上りの渋滞が延々と続いているのが見える。渋滞待ちの人に聞いたら私と出発時間は30分も違っていなくびっくり。なかには山頂を断念する人も。

その後快調にテント場におりて、正面に剱を見える場所でのんびりと過ごす。明日は絶対早起きしてロープーウエィの渋滞を回避しよう、と思ったのですがまたも寝坊!しかしなぜか室堂からの乗り物渋滞もなくあっけなく扇沢到着。

天気を味方につけて幸運もありましたが、岩場でも余裕があったのは山岳会において岩場などで指導していただいたおかげです。
 


 9/14〜15   燧ケ岳   記:「ひがの」
<メンバー> 「ひなぎく」、「あんまん」、「たらちゃん」、CL「ひがの」
  
9月14日 小山19:00 10:00桧枝岐
9月15日 桧枝岐5:30 御池6:00  7:50熊沢田代 9:30俎ー  9:45柴安ー10:30 10:45俎ー 12:50尾瀬沼大江湿原分岐 14:00沼山峠休憩所  19:00小山
広沢田代  熊沢田代は草紅葉の始まり  山頂にて  大江湿原 
リハビリ山行の3人に新規入会の「たらちゃん」さんと尾瀬燧ヶ岳を計画。桧枝岐のいつもの場所にテントを設営し、恒例の宴をはじめる。少ないメンバーだがそれなりに盛り上がり楽しい一夜となる。
朝起きたときから「あんまん」さんの体調(二日酔い?)が悪く、山行を取りやめ車に残り、3人で登ることにした。8時間の行動予定をし、少々早いが御池を6:00に出る。晴天になると思っていたが曇り空だが視界はよさそうだ。広沢田代、熊沢田代までは、風の無い樹林帯の少々ぬかった急斜面を登る。湿原は1,2週間早ければ一面のキンコウカ、イワショウブを見られたようだ。すでに草紅葉が始まっている。

山頂は俎、柴安ーとも百名山だけに大勢のハイカーが写真を撮りあい賑わっている。曇り空だが、尾瀬ヶ原、尾瀬沼、越後、会津、日光、上州の山々がよく見える。
 
長英新道を尾瀬沼に向かって下る。燧に登っているときはあまりハイカーに行き会わなかったが、長英新道は結構ハイカーが多い。長英新道の長い降りに足がくたびれ始める頃、やっと沼に出る。

草紅葉の始まった大江湿原の、山道と違って歩きやすい木道を沼山峠に向かう。峠休憩所からバスで御池に戻る。燧の湯で汗を流し疲れた体を癒し、渋滞の高速をやめ鬼怒川経由で帰途に着く。 


 9/13〜14  爺ケ岳、鹿島槍ケ岳  記:「こなっち1」
鹿島槍のモルゲンロート  鹿島槍よりキレットと五竜岳  立山と剣岳  布引山と鹿島槍 

<メンバー> 「こなっち1」 「こなっち2」
扇沢柏原新道登山口⇒種池山荘⇒爺が岳⇒冷池山荘(泊)⇒鹿島槍ヶ岳⇒冷池山荘⇒高千穂平⇒西俣出合⇒大谷原登山口

913() 天候:晴、扇沢柏原新道登山口〜冷池山荘(7時間05分休憩含)6;10 扇沢柏原新道登山口−7;15ケルン−8;30石畳−9;40種池山荘10;2011;15爺が岳南峰11;4512;00爺が岳中峰12;1012;55赤岩尾根分岐13;0013;15冷池山荘

久々に全国的に天候に恵まれた連休、8月に天候不良で中止した鹿島槍ヶ岳に出掛けた。渋滞も予想される為、大町市に前泊、早朝扇沢に着いたが、5時15分時点で、既に市営駐車場、柏原新道登山口周辺駐車場は満車、登山口下駐車場にやっと空を見つけられた。針の木岳が初秋の青空にすっきりと突き抜け、天気の期待が出来そうである。

柏原新道は適度な傾斜で良く整備されているので、歩き易い。時折コメツガの間から、眼前に青空に岩小屋沢岳、針の木岳の緑と白岩の稜線、眼下に朝日に輝いた扇沢を眺めながら、種池山荘に到着した。まだ10;00前であったが、既にガスが発生し始め、剱岳、立山連邦の頂は白く覆われていたが、時々険しい山容が姿を見せる。

爺が岳から鹿島槍に続く稜線の東斜面はガスが
湧き上がっているが、幸い爺が岳頂上は晴れ、西斜面は良く見渡せた。また、ハイマツの間には真っ赤なウラシマツツジの紅葉が始まっていた。冷池山荘は収容250名に対し300人以上、テント場も既に90張の満員、布団1つに二人の鮨詰状態だった。

914() 天候:晴  冷池山荘⇔鹿島槍ヶ岳ピストン→赤岩尾根経由大谷原登山口(登り1時間55分、下り4時間25分、休憩含まず)6;05冷池山荘−7;10布引山7;158;00鹿島槍ヶ岳山頂8;258;55布引山−9;40冷池山荘10;1510;25赤岩尾根分岐-11;25高千穂平−12;30西俣出合−13;25大谷原

昨日夕方から覆っていたガスはスッキリ晴れ快晴、雲海からのご来光、モルゲンロートに染まる鹿島槍を楽しんだ後、雲一つない布引山,鹿島槍南峰,北峰に続く気持ち良い尾根歩きを存分に堪能した。途中、朝露にキラキラ輝くチングルマ、登山道傍には秋の訪れを告げるトウヤクリンドウが目を楽しませてくれた。

山頂は、入替り立代り30人を超える登山者で賑わい、悠々しい立山
連邦に続くどっしりと構えた一際険しい剱岳、昨日辿った種池から爺が岳の山並、八ツ峰キレット,五竜,唐松,白馬岳に続く幾重にも重なる険しいピーク、遠く 槍ヶ岳、穂高、富士山が見渡せた。

赤岩尾根は高千穂平まで崩壊が進みつつあり、西俣出合まで急で
注意が必要、登りはお勧め出来ないが、冷池から大谷原まで3時間程、登り返しも無く14時前に下山、大町温泉郷薬師の湯で汗を流した。 


 8/28   ブロモ山(インドネシア)   記:「atsushi」
<日程>2014年8月28日(木)「インドネシア旅行中の1日間」       <メンバー>「atsushi」
天候:晴れ(インドネシアは乾季)   行動時間[現地時間:日本との時差 -2時間]:チェモロラワン−(ジープで移動)−ブナンジャカン山の展望台−(ジープで移動)−カルデラ内(ブロモ山火口手前)−ブロモ山火口
 プナンジャカン山からの朝焼け 噴煙を上げているのがブロモ山  カルデラの中  火口 
●山行報告
インドネシア観光の最中、時間のない中で絶景が見たくて強引に予定を組みました。そのため、ほとんど自分の足を使わずジープで移動したので登山というより観光になりました。まずはブロモ山の起点となる村、チェモロラワンへ。ここでジープをチャーター。ジープでプナンジャカン山の展望台へ。ここで日の出を待ちます。ご来光を待つあいだは寒いです。富士山と同じ、こっちは南半球、冬にあたるので余計寒いような。(自分は山用のダウンを持って行きました。)

そこから、ブロモ山を抱くカルデラがご来光から朝焼けに、刻々と色が変わっていき、カルデラ内の霧が消えていくのは絶景です。無理してでも来てよかった。朝焼けを見た後は、ジープでブロモ山を取り巻くカルデラの中に移動。ジープから降りて火口を登っていきます。傾斜の緩い所は、馬で行く人もいます。(馬が走ると、砂が舞うのでマスクなどを持って行ったほうがいいです。現地でも打ってます。)

斜面が急になるところには階段が備え付けてあります。観光地だけあって、インドネシア人もたくさん観光に来てます。後は西洋人、日本人は見かけませんでした。火口は1周できるようだが、浸食が進んでいます。かなりのやせ尾根になっているので、回る人はいませんでした。(火口には一部柵があり、ほとんどの人はそこで火口を見て降りてくようです。)

ただ、踏み跡はあるので、慎重に行けば回ることはできそうです。ただ、自分は滞在時間の関係で断念。半周しかしませんでした。なので、火口にある一番のピーク(富士山で言う剣が峰)には行けませんでした。次回、行くことがあれば回ってみたいですね。もし、インドネシアに行くことがあれば、ブロモ山の朝焼けは見に行くことをオススメします。

インドネシアは有数の火山地帯ですので、ほかにも色々な山あるようです。また、物価が安いので、人数が集まれば交通費や宿もシェア出来るのでかなり安く行けます。ブロモ山はインドネシアの景勝地となるためインドネシア各地からツアーが組まれています。ただ、ツアーは時間が決まっているので、自分の足で登りたい人はジープやタクシーなどをチャーターした方がいいでしょう。ジープのチャーター代(400000ルピア 約3600円 時間は、だいたい4:00出発9:00戻り)。(はじめにコースや時間をきちんと交渉して決めましょう。料金は全額を先に払わない。)

●おまけ、台湾の山事情
トランジットで台北に寄ったので猫空(台北の南側にある茶畑の広がる里山)へ行ってきました。台湾人も山に登るので登山道や遊歩道が整備されており登山者も見かけました。韓国と同様、日本と同じ登山スタイルのようです。
台湾の山雑誌やコースガイドブックを買いました。台湾百岳 の記載もあり、3000m峰も日本以上にあるので、良い山はいろいろありそうで楽しそうです。また沢登りもできます。 


 9/6〜7   富士山  記:「あべ」
<メンバー> 「おかちゃん」、「かずちゃん」、「いいだ」、「あべ」
9月6日   4時小山ー5合目9:17−8合目12:10−山頂14:25
9月7日   小屋発5:25−8合目6:31−5合目9:41
「おかちゃん」さん夫妻の高所トレにご一緒させていただき、富士山へ行ってきました。
<6日>
水ケ塚駐車場からは富士山がきれいに見え、楽しみ反面、ちゃんと上まで行けるのか…?と不安になりながら出発。見渡す限りの雲海に目を奪われながら、高山病にならないよう水分補給と歩くペースに気をつけながら登りました。

途中、富士登山1000回を超えた有名な男性にも会うことができました(この日は2往復したみたいです)。
山頂で記念撮影をしたあとは久須志神社にお参りをし、登頂日入り山バッジをゲット!剣ヶ峰とお鉢まわりを翌日のお楽しみにして小屋へ戻りました。
<7日>
雨・風・雷の3セットのため下山することに。山頂小屋は今日が営業最終日とのことで混雑していました。天候回復を待ち、空が明るくなったところで下山を開始。
顔にあたる雨風に耐えつつ、下山渋滞のなかやっと5合目に帰ってきました。

私は富士山自体はじめて、「いいだ」さんは昨年8合目まで行くも悪天候で断念したのでリベンジ、「おかちゃん」さん夫妻は高所トレーニングと目的はそれぞれでしたが4人で楽しく過ごすことができました。ありがとうございました。 


 9/6〜7    大滝沢(沢登り)   記:「はしだ」

<メンバー> (「はしだ研」、「きたはら」、「なかがわ」、「おおむら」、「ながおか隆子」)

朝方まで雨がふっていたため遅い出発となった。1組先行パーティがいたが他は撤収したようだ。

天気予報を信じて入渓するとどんどん青空が広がり最高の沢日和となった。水量も心配したほど増えておらず平水位で丁度いいくらいだった。

途中の滝で「きたはら」さんが難易度の高いルート取りをして、ドボンを2度してクリア、拍手を浴びた。「おおむら」さんはスライダーを楽しんだり充実した1日でした。

登山道も刈払いされてすごく歩きやすくなっています。
 


 9/6   大朝日岳   記:「こなっち1」

<メンバー> 「こなっち1」、 「こなっち2」、

906() 天候:晴時々霧 、古寺鉱泉登山口 ⇔ 大朝日岳 日帰りピストン(登り5時間15分、下り4時間10分、休憩含)
5;50古寺鉱泉登山口−7;15ハナヌキ峰分岐−7;50三沢清水8;008;20古寺山8;309;05小朝日岳9;1510;15銀玉水11;05大朝日岳山頂11;5012;35銀玉水−(小朝日岳はトラバース)13:;45古寺山13;5514;40ハナヌキ峰分岐16;00古寺鉱泉登山口

 山頂から小朝日岳、古寺山 小朝日岳から望む大朝日岳  コウメバチソウ 

今年の夏は、太平洋高気圧の張り出しが弱く、とにかく天候に恵まれない。今回の週末は、熱帯低気圧と前線の影響を受けない、東北地方の大朝日岳に急遽出掛けてみることにした。早朝、少し霧が掛っているが、晴れ間は見え、久し振りに天気は良さそうである。

山形道は、月山ICまで直通で通じ、登山口
の古寺鉱泉までは18km、県道27号線から古寺鉱泉までの6km程は細い道になるが、舗装されており難は無い。古寺鉱泉登山口駐車場は30台程停められるが、5;30時点で既に満車状態であった。

登山口からハナヌキ峰分岐までは、いきなり急登で1時間30分程、眼前には樹林に囲まれた古寺山がどっしりと構える。古寺山手前に三沢清水という水場があり、冷たい湧水が急登の疲れを癒してくれる。古寺山山頂からは、小朝日岳、時々ガスが掛るが奥に小さく大朝日岳が見える。小朝日岳には直登ルートと巻き道が見えるが、小朝日岳を目指した。

小朝日岳山頂からは大朝日岳が間近に迫り、白い雪渓、緑の稜線沿いに一筋の登山道、頂上直下に大朝日小屋が望める。小朝日岳から一旦200m弱キレットに下る。小朝日岳に登るなら、断然登りルートの北側斜面の方が楽で、大朝日岳からの南斜面は大石だらけの急登で、下山時の登り返しは相当きついと思う。キレットから見る小朝日岳はピラミッダルで険しい。

キレットから大朝日岳に至る緑の稜線には、オヤマリンドウ、ミヤマトリカブト、マツムシソウ等の青、コウメバチソウの白い花が映えて美しい。盛りは過ぎたものの過ぎ行く夏を名残惜しむ様に咲き乱れる高山植物が可憐である。

大朝日小屋は建替えた
ばかりの様でとても綺麗であった。小屋周辺にも高山植物が一杯で、小屋から山頂まで、遠くからは可也遠く見えたが30分程で山頂に着き、時折ガスに掛るものの平岩山、以東岳、登って来た小朝日岳方面の各稜線が青空にクッキリ浮かぶ晩夏の山頂からの眺望を満喫し、下山した。

下りも長い工程で、小朝日岳はトラバースしたものの、登り返しの巻き道も少々きつかった。
駐車場から10km程の西川町大井沢温泉(200/)で長丁場の汗を流した。 


 8/23〜24    平ケ岳  記:「さくま」

<メンバー> CL渡邉、「ウッチー」、「さくま」他11  
823(土)佐野発(1450)高畑着610
8/24(日)高畑発430  鷹ノ巣駐車場(52030)〜下台倉山81020)〜台倉清水91525池ノ岳1115 〜 平ケ岳頂上1140 〜 池ノ岳1215 〜  台倉清水(133545)鷹ノ巣駐車場16501710)    2115佐野着 

満点の星空、御池を過ぎると蛇行する道路に、車酔いを訴える出始めるころ、鷹ノ巣駐車場の到着、10台ほどの車は新潟、湘南のナンバーの車で我々以外23名の登山者以外、人はいない。

長い行程ということで早々に出発、天候はブナの木々の隙間から快晴の青空、10分も林道を歩くと、胸突き八丁の痩せた尾根を、2時間強登り続ける、苦しい登りだが振り向くと双耳峰、燧ヶ岳に、癒される。

体調の悪い2名と「ウッチー」さんは、下台倉山から下山、他の11名は、軽いアップダウンの尾根道をひたすら登る。疲れ始めた、池ノ岳直下で、帰りの時間考え、下山するか検討、全数名全員躊躇する人もいたが、全員歩き始める、池塘池ノ岳からは目と鼻の先の平ケ岳、崩れ始めた天候の中見えるはずの越後の山々、何も見えない、頂上で記念写真を撮り、早々に下山、
下台倉山から続く、気の抜けない下山を考えながら、黙々と歩き、暗くなる前に鷹ノ巣駐車場に到着した、片道約10km12時間の長い山行きが終わった。  


 8/15〜16   国師ケ岳、北奥千丈岳  記:「ウッチー」
大弛にて幕営  前国師岳  北奥千丈岳にて  雨は降らないがガスの中 
メンバー> 「ウッチー」、「さだこ」、「いいずみ」、「あべ」、
<行程>
8/15 小山5:0010:00大弛峠−大弛キャンプ場11:0011:40国師ヶ岳12:1012:30北奥千丈岳12:50−夢の庭園−13:30大弛キャンプ場(テント泊)
8/16大弛キャンプ場6:0011:00小山   

待ちに待ったお盆休みは秋雨前線の影響で全国的に悪天候のようで、計画を一転二転三転し、ここ奥秩父に決めました。大弛峠は車で行ける峠日本一だそうです。20台くらい停められる駐車場は満車のため、何とか道路脇を確保できました。
結局金峰山頂は悪天候のため諦めましたが、国師、北奥千丈の2ピークを踏むことができました。

8/15()曇り 圏央道から中央道へのジャンクションで渋滞にあったものの、何とか午前中に登山口の大弛峠に到着しました。天候は今にも降り出しそうな空模様、早々にテントを張り山行開始。国師ヶ岳へは遅咲きのシャクナゲをところどころ眺めながらの登り、木道の階段を上っていきます。簡単に2500mの山に登ることが出来るためか、天気が悪いにも関わらず結構人が入っていました。

国師ケ岳、北奥千丈岳ともガスってしまい眺望は全くありませんでした。夢の庭園に戻る頃に少しガスが晴れてきて、やっと??方面が見えてきました。約2時間半の短い山行を終えテント場に早く戻ってきてしまったので、ゆっくり夕食の準備。


8/16()小雨およびガス  3:00起床。昨晩からの雨が降りやまず小雨になっているが、周り一帯はガス一面の世界。金峰山への山行を諦め、テント撤収。帰りは、お盆の渋滞を避ける為、高速を使わず一般道で帰途につきました。 


 8/12〜13   火打山   記:「こなっち1」

<メンバー> 「こなっち1」 「こなっち2」

富士見平付近からの火打山  高谷池ヒュッテと黒沢岳  火打山の山頂 

813() 天候:晴のち曇り時々霧
笹ヶ峰登山口⇔火打山 日帰りピストン(登り4時間50分、下り3時間40分、休憩含)6;45笹ヶ峰登山口−7;55黒沢橋−9;00富士見平9;109;55高谷池ヒュッテ10;0511;35火打山12;1513;35高谷池ヒュッテ14;10富士見平14;2015;15黒沢橋−15:;55笹ヶ峰登山口

台風11号が通り抜け台風一過の晴天かと思ったが、太平洋高気圧の張り出しが弱く、前線の影響で12,13日計画していた南アルプス山行はドシャ降りの為、断念した。天気の良い山は無いかと天気予報を眺め、日本海の高気圧がたまたま通過する13915時だけ新潟方面は良さそうであった。14日以降も前線が停滞し期待出来ないので、急遽火打山に出掛けることにした。

妙高高原IC付近は予報通り快晴で、妙高山が青空にくっきり浮き上がっていた。杉野沢温泉から笹ヶ峰キャンプ場までは舗装路ではあるが、道幅は狭く、早朝から夏合宿のランナーが走っており注意が必要である。笹ヶ峰登山口駐車場は150台程停められ既に数十台駐車していたが、まだまだ余裕があった。

登山口から黒沢橋までは、
緩傾斜の木道で、登山道は良く整備されている。長丁場の為、ここは急がずゆっくりとペースメイク、黒沢橋から十二曲りを経て富士見平までは急登となるが、1時間程なので難は無い。黒沢岳を巻くトラバース路はクマザサと泥濘で少々歩きにくいが、火打山、北アルプスの山並みが見え、1時間弱で高谷池ヒュッテに到着した。

高谷池、天狗の庭 付近の池塘周辺にはワタスゲ
が、白く、優しく揺れ、背後には緑と雪渓に刻まれた火打山が美しい。ヒメシャジン、イワイチョウ、イワカガミなどの高山植物も咲き、高谷池の木道周辺にはミネヤナギが綿毛を一杯付け、風に舞っていた。

頂上までは300m程の再急登で、この頃には
ガスが出始め、頂上では日は照っているものの、山腹はガスに覆われ、360°の眺望は全くなかった。下山途中、時々晴れ渡るが長くは続かなかった。 


8/9〜10   茶臼岳、朝日岳    記:「おかちゃん」
<メンバー>   「おかちゃん」、「かずちゃん」、「ながおか」
行動時間:8/9(土)8:40峠の茶屋駐車場―9:38峰の茶屋―10:18茶臼岳山頂―11:09峰の茶屋11:25−12:08朝日岳山頂―12:26熊見曾根―12:53隠居倉13:07−13:54三斗小屋・大黒屋
8/10(日)7:50大黒屋―8:40避難小屋―9:10峰の茶屋―9:40峠の茶屋駐車場
<内容>台風の影響が心配だったが、土曜日は何とかもってほしいと期待しながら那須に向かった。雲は多いものの雨に降られず茶臼岳・朝日岳を登る事ができた。茶臼岳は時々雲が切れ景色を眺めることが出来た。

茶臼岳から峰の茶屋までは人が多かったが、朝日から先はほとんど人に会わず、色んなお花がたくさん咲いていて写真を撮りながら楽しめた。

夜は飲んで食べて風呂に入ってゆっくりする。二日目はざーざー雨、予報通り。黙々と歩いて下山した。 


 7/21〜26   黒部五郎岳、雲ノ平  記:「よしだ」
<メンバー> 「よしだ」
7/21(月)晴   小山6:00-立山IC11:30−折立16:00
7/22(火)晴登山口5:30−太郎平小屋10:15 
7/23(水)晴太郎平小屋5:30-北ノ俣岳7:30−黒部五郎岳分岐11:00/11:30−黒部五郎岳11:50−黒部五郎小舎14:10 
7/24(木)雨 黒部五郎小舎7:30−三俣蓮華岳10:00−三俣山荘11:00
7/25(金)曇り後晴れ三俣山荘5:40−黒部川源流6:15−雲ノ平山荘10:10/12/25−祖母岳12:40/13:00−薬師沢小屋15:10
7/26(土)晴薬師沢小屋5:30−太郎平小屋8:10/9:00−折立12:10−小山20:15 
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<7/21(月)>小山を6:00に出発し、途中で朝夕の食料を買い、有峰湖を見学し折立に到着した。時間が早かったせいか駐車場は、8割程度の込み具合で登山口に近いところに駐車できた。

<7/22(火)> 朝から晴天で暑さを考え、5:30に出発。蒸し暑い樹林帯を抜け、強い日差しに閉口しながら太郎平に到着。時間があるので、早い昼食とった後、薬師峠と太郎山の間のお花畑を散策する。また、明日から歩く黒部五郎岳、雲の平や鷲羽岳、水晶岳、薬師岳、槍ヶ岳の展望を楽しんだ。

<7/23(水)> ガスの晴れることを期待し、5:30に出発。雪の残っている北ノ俣岳を過ぎたあたりからガスが晴れ、遠くに御嶽、乗鞍槍ヶ岳が望める気持ちの良い稜線歩きとなった。最後の急坂を登ると残雪の多い五郎カールが真下に見える分岐に到着。山頂からは、槍、穂高など360度の眺望楽しんだ。

山頂から分岐に戻り、黒部五郎小舎に向かって五郎カールを下った。黒部五郎小舎は山小屋とは思えないぐらい居心地が良く、温かいアザミや野菜のてんぷらなど美味しい夕食であった。

<7/24(木)> 夜半に土砂降りの雨音で目を覚まし、今日は停滞かと思いながら再度眠る。朝起きても、雨が降っており、天候の回復を待つことにした。7時ごろから、雨が小降りになったので、小屋を出発した。三俣蓮華経由で三俣山荘に向う。

山頂は視界10mぐらいのガスと強風で写真も撮らず三角点だけ踏んで三俣山荘に下りた。山荘に着いても雨風が止まないためここで泊まることにした。夕方、雨が上がり、鷲羽岳が見えるまで天候が回復してきたので、翌日の天気を期待し就寝。

<7/25(金)> 朝食の時間になっても外は一面のガスで、鷲羽岳経由を、あきらめ源流経由にルートを変更した。今年は残雪が多いのか、日本庭園は雪の下で、残雪の上を歩く。スイス庭園近くなってガスがやっと上がり視界が良くなった。雲の平山荘で、早めの昼食をとり、ガスの晴れるのを待った。

11:30ぐらいに薄日が射し始め、12時過ぎには青空となった。祖母岳から風景を眺めるのが良さそうと判断し、出発。祖母山からは、周りの山々が望め楽しめた。雲の平は、枯草が目立っており花を楽しむにはまだ早かった。

<7/26(土)> 朝から気持ちの良い天候で、花を楽しみながら太郎平まで登る。周りの山々に別れを告げ、下山。途中、「ひがの」さんの薬師岳登頂グループと出会い、記念写真を撮る。「ひがの」さんと別れ、折立に下山。亀谷温泉で、汗を落とし、途中のSAで、遅めの昼食をとり、小山に帰る。


 7/18〜19   白山   記:「こなっち1」

<メンバー> 「こなっち2」、「こなっち1」

718() 天候:曇/霧時々雨 、別当出合登山口-砂防新道-黒ボコ岩-室堂ビジターセンター(所要時間 休憩含4時間10分)
9;00別当出合登山口−9;45中飯場9;5511;00甚之助避難小屋(昼食)11;3012;50黒ボコ岩−13;10室堂ビジターセンター()

7/1210/12の登山シーズン中マイカー規制の為、通常市ノ瀬-別当出合間はシャトルバス利用となるが、この日は、平日規制対象外で、30台程停まっていた。中腹は分厚いガスで真っ白であるが、幸い雨は降ってなく、10名程の登山客が居た。途中甚之助避難小屋は無人であるが、綺麗な施設で大勢の人が休憩していた。

黒ボコ岩まではやや傾斜が強くなったが、斜面は一面お花畑で、ミヤマキンポウゲ、キヌガサソウ、イワカガミ等が咲いていた。若い郵便局員が一斗缶の郵便箱を背に軽やかに駆け上がっていったが、交代で毎日室堂郵便局⇔麓を往復しているとのことであり、仕事とはいえ頭が下がる。黒ボコ岩から室堂までは平坦な木道の緩斜面、20分程で宿泊予定のビジターセンターに到着した。御前峰頂上まで30分なので、7;00頃登り始めれば日帰り可能である。



719() 天候:曇/霧時々雨 、室堂ビジターセンター-御前峰-千蛇ケ池-観光新道-登山口(所要時間休憩含5時間50分)
室堂ビジターセンター7;10-7;45御前峰7;55-8;10油ケ池-8;40千蛇ケ池-9;10室堂9;40-10;00黒ボコ岩−10;30殿ケ池避難小屋跡
11;00観光新道-11;50慶松平分岐-13;00別当出合登山口

本日も天候は悪く、一面ガスに覆われ風もある。白山神社でお参りし、御前峰を目指した。神社のまわりには白山を代表する黒ユリが数多く咲き乱れていた。頂上は相変わらずガスに覆われていたが、1分程サッと晴れ渡り、頂上、室堂周辺が見渡せた。先にも後にもこれ1度限りでラッキーであった。

霧の中お池巡りをしたが、頂上尾根付近は強風で登山者は前後誰も居なかったが、雪渓、高山植物も楽しめた。下山に使った観光新道は蛇塚辺りのお花畑にキズゲ、ヒメユリ等が咲いて砂防新道とは異なる植生だった。
登山口直前で土砂降りに見舞われたが無事下山した。帰路日帰り温泉「天望の湯」で一汗流し、白河郷で観光を楽しんだ。


 7/25〜27    薬師岳(北ア)   記:「ともさん」
<メンバー>  「ひがの」、「くりさん」、「すぎと」、「ながおか隆子」、「ともさん」
7/25(金) 小山13:30−田沼IC14:40−立山IC18:30−亀谷ゲート18:50−折立19:25−幕営―就寝22:00
7/26(土) 起床3:45−登山口5:15−太郎平小屋9:45/10:05−薬師峠10:30−薬師岳山荘12:25/12:50-薬師岳山頂13:50/14:15-山荘14:50
7/27(日) 小屋5:50−薬師峠6:50−太郎平小屋7:15−折立10:25−立山IC13:15−田沼IC17:30
 
天気は最高でした  会の「よしだ」さんとバッタリ遭遇  太郎兵衛平のチングルマ  薬師山頂にて 
7/25(金)  まだ行ったことのない北アルプスの裏側で夜行一泊で行けるところ 薬師岳を計画した。翌日の行程を考えて前夜に折立まで入っておきたいということでゲートの閉まる20時に間に合うよう小山を13:30に出発。ところが田沼まで予想以上に時間がかかってしまい間に合うか心配したが、余裕で折立に到着した。

駐車場は満杯で路駐もある中、ちょうどテン場の前に1台のスペースがありそこに停め幕営した。翌日早く出るため宴会もそこそこに就寝。20時にゲートが閉まるため後から入ってくる車がないので静かに朝が迎えられた。

7/26(土) この上ない快晴、 木曜日から股間節の痛みがあり歩き通せるか不安を抱えて出発。登山口からいきなり急登が始まる。樹林帯で蒸し暑いが、朝早い時間に出たため ばてるほどの暑さではない。心配した股関節の痛みもなくほっとする。前夜に入った人が少ないため人にも会わず、最初は北アルプスに来たとは思えないほど静かだった。約2時間で1870.6mの三角点ベンチに到着。

そこからは剣岳や立山を眺めることができた。そこから少し樹林帯を歩くと展望が開け薬師岳が目前に現れた。眼下には有峰湖も。太郎平小屋までは草原のような広々とした開放感のある整備された登山道を、涼しい風に後押しされながら、景色や花を楽しみながら歩く。なだらかな登山道を日差しは強いがすがすがしい気持ちで登って行った。

太郎平小屋手前で、あれどこかで見たような人?「よしだ」さんにご対面。チョコレートをいただき一緒に記念撮影。「よしだ」さんと別れてすぐ太郎平小屋に到着した。生ビール1000円の札を横目にぐっとこらえ大休止。ここからはこれから登る薬師岳や、これから行ってみたい黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳などが眺められる。ここに来ると人も多くなり北アルプスらしくなってきた。トイレは水洗で新しくきれいだった。

小屋を出て木道をたどり薬師峠へ向かう途中はヨツバシオガマ、イワショウブ、ウサギギク、タテヤマリンドウなどが咲くお花畑だった。そこを少し下ると薬師峠だ。いくつかのテントが張ってある。水場もトイレも近くにある。そこで水を補給し、いよいよ薬師岳へ向けての急登が始まる。ここの登りが一番きつかった。沢沿いのゴロゴロした岩を登り源頭をこえるとケルンのある薬師平の湿原に出る。ここから小屋までもう一息。ハクサンイチゲやチングルマ、シナノキンバイなどのお花に勇気づけらて一歩一歩足を前に出す。

2か所雪の上を歩く。あの尾根の裏側が小屋だろうなと思いながら先行く人たちを見上げながら、最後のひと踏ん張りやっと小屋に到着。小屋で受け付けをすませ、水や食料をサブザックに詰め山頂を目指す。岩屑の稜線をジグザグを繰り返しながら登ると避難小屋のピークに出る。愛知大学生の遭難慰霊碑が立っていた。目の前には白っぽい裏銀座の稜線と中央カールが広がっている。最高の天気で吸い込まれるような景色。本当に気持ちが良い。間もなく山頂に到着。山頂には薬師如来像が祀られていた。手を合わせ安全登山を祈願して、しばし展望を楽しんだ後下山開始。

小屋に戻り冷えたビールで乾杯し、夕食までの時間を過ごす。1名体調不良で夕食が食べられず心配したが、翌日は復帰。翌朝出かけ際に女将さんが「夕食食べられなかった方大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。2〜3年前に建て替えられた小屋で新しくトイレのにおいは一切なし。夜中は暑くて寝られなかった。混雑しているとはいっても8畳間に9人だったのでさほど窮屈ではなかった。

7/27(日) 曇りのち雨のち晴れ  朝起きるとガスがかかっている。いつもならご来光を眺めに4時起きで出かけるのだが今日は断念。朝食を済ませてから、女将さんを囲んで写真を撮り下山開始。歩くとすぐに雨が降りだしカッパを着る。快調に下り1時間かからずに薬師峠まで来た。ここでまた水を補給。景色も見えないので時々みんなで花の名前を確認しながらひたすら下を向いて下りるだけ。

ちょっと雨が小降りになったのでカッパを下だけ脱いでいたらまた降りだしそれが本降りになってしまった。カッパを脱いで失敗したと思ったが、後は下りるだけだからいいやとそのまま下山した。樹林帯に入ってから土砂降りになり一切経のバスハイクの時のような登山道が沢状態になっていた。(私はバスハイクは行ってないが)そんな中でも下から団体さんも含め続々登ってきた。

もう一息というところで私は足を滑らせ転倒し、右足に大きな穴の擦り傷を作ってしまった。しばらく激痛で動けなかったが「ひがの」救急箱のおかげで復活し無事に登山口に到着した。登山口に着くころは雨もやんでいたので広げて片づけられたのでよかった。

亀谷温泉で汗を流す予定で駐車場に行くと大型バスから続々降りてくる人が・・・急遽場所を変更。吉峰温泉に立ち寄った。すいていたし ゆっくりと汗を流すことができた。ここでもまたハプニング。私は今年は温泉の当たり年のようで・・・

有磯海SAで昼食とお土産を買い、道路も混むことなく17時半には佐野に着いた。北アルプスの貴婦人と言われるだけあって、女性的で穏やかな山で、このコースとても気に入りました。お天気にも恵まれ、メンバーにも恵まれとても楽しかったです。会に入ってだいぶ花の名前も覚えてきました。たくさんありましたが私が認識した花です。

<樹林帯> ゴゼンタチバナ、サンカヨウ、マイヅルソウ、ギンリョウソウ、アカモノ、トリアシショウマ
<太郎小屋まで> ワタスゲ、イワショウブ、イワカガミ、ツマトリソウ、チングルマ、ニッコウキスッゲ、ホツツジ、ネバリノギラン
<太郎小屋から> タテヤマリンドウ、ヨツバシオガマ、イワショウブ、オトギリソウ、ツマトリソウ、アオノツガザクラ、ハクサンイチゲミヤマキンポウゲ、ウサギギク、トモエシオガマ、ダイコンソウ、キリンソウ、ショウジョウバカマ、タカネヤハズハハコ、イワツメクサ、クモマスミレ、チングルマ、イワカガミ 
 7//19〜21 仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳   記:仙丈:「あべ」、 甲斐駒:「さやま」
 <メンバー>  CL「atsushi」、「さやま」、「いいずみ」、「あべ」
テント泊体験ということで仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳に行ってきました。

19日午後、16時に小山を出発。北関東道では土砂降り、長野に入ると天気も安定し21時には戸台駐車場に着きました。
20日(土)  5:15バス乗車−6:00北沢峠−7:20発−9:52小仙丈ヶ岳−11:10仙丈ヶ岳山頂−11:35仙丈小屋−12:35馬の背ヒュッテ−14:30テント場

<仙丈ケ岳>

 小仙丈 仙丈ケ岳山頂 
臨時便が出そうとのことで4時起床。2本めの便に乗りました。長衛小屋のテント場に着き、昨日熊が出たとの情報を耳にしつつテントを設営。天候が比較的安定している21日に甲斐駒を登ることにし、今日は仙丈ヶ岳に行くことになりました。

5合目までは樹林帯の中を進みますが,雲がどんどん出てきてしまい6合目で視界が開ける頃には一面真っ白に。小仙丈ヶ岳で小休憩をとっていると、雲がとれて小仙丈カールを少し見ることができました。小仙丈ヶ岳から少し下ると雲がとれたりかかったりの繰り返しでしたが、雲がとれる度に私たちも他のパーティーも写真におさめるのに夢中になりました。

山頂まではなだらかですが長い登りが続き、やっとのことで山頂に着くも、写真を撮ったところで雨が降り出してしまったため急いで仙丈小屋へ。
馬の背ヒュッテからは本降りになってしまいましたが下山頃には雨も上がりました。夕飯は「atsushi」さんこだわりのカレーでした。

<甲斐駒ケ岳>

甲斐駒山頂にて  同左 
7月21 日  天気:くもり
6:00 テント場出発→6:30 仙水小屋→7:05 仙水峠→8:45 駒津峰→10:35 甲斐駒ヶ岳山頂→12:40 駒津峰→13:30 双児山→15:00 テント場

前夜、雨に降られたが、朝は快晴で気持ちも新たに甲斐駒ヶ岳山頂に向けて出発。仙水峠で摩利支天を見上げるも、すぐに雲がかかってくる。本来、駒津峰で甲斐駒ヶ岳の眺望を楽しむはずが、すっかり雲におおわれる。

8合目より直登と巻き道に分かれるが、迷わず直登ルートへ。岩登りに苦戦しながらも無事に甲斐駒ヶ岳山頂へ到着。帰りは巻き道にて下山。途中、雲が晴れて甲斐駒ヶ岳の眺望を楽しむことが出来た。

全体的に雲に悩まされる山行ではあったが、時おり雲が晴れて見える眺望がより感動的に思える山行でもあった。
 7/17〜18   常念岳  記:「ながおか」
登山口  残雪多い一の沢ルート  常念小屋  山頂にて 
<メンバー> 「ながおか」・他1名  
7/17(木)<天候>曇りのち雨 
前日、一の沢登山口駐車場に偵察に行ったところ、ヒエ平町営駐車場は関係者以外は進入禁止で、登山口手前1キロに数代の車が駐車してあった。前夜はかなりの雨模様で、翌日の登山に不安を感じたが、当日は雨もあがりホットした。しかし、大気の状態が不安定なため午後からは雷雨との予報、気にかけながら一の沢に向かう。平日で天候も良くないことから車も少ない。

7:10駐車場を出発し登山口に向かう。登山口でトイレを済まし、登山届けを提出する。今朝の登山者は、私たちと常念岳山荘に一泊し、常念岳周辺の見回りに来たという長野県警の若い警察官の2名
のみだった。私たちが先発、警察官の方が後続で周辺を見回りながら登って来ました。警察官の方が一緒ということで、登山にも安心感が持てました。

登山口から一の沢沿いを歩いたが、これから先に何本かの沢を渡るようだ。一の沢登山道は、先日の雨と雪解け水で沢のように水が流れていた。出発から2時間くらいすると最初の下山者に出会った。常念小屋を午前6時頃に出発したのであろうか?大滝を過ぎエボシ沢に向かう。エボシ沢で休憩中の登山者と出会った。笠原沢を過ぎた辺で、中学生の団体が下山してきた。引率の先生が「90名程下って来ますので」と声を掛けてきました。
登山道の幅も狭いため、学生の下山の様子を見ながら登っていたが、数珠つなぎで下山するため全員が下り終わるまで安全な場所で待つことにした。

学生にどこから来たのか尋ねると、松本市からとのことで、その後は、数人の下山者としか会いませんでした。駐車場出発から雨に降られることもなく、暑くもなく快適に高度を上げ、昨夜の雨で緑も鮮やか心地よい登りでした。胸付き八丁手前から一の沢には雪渓が残りずっと上まで続いていました。胸付き八丁の取り付きまで雪渓を歩くことになりましたが、雪渓が緩んでいた事と階段状になっていたので、連れも安心して歩くことができました。

最終水場に(11:26)到着する。ここで3名の登山者が休憩をしていました。ここから常念小屋までひと登り、途中3個あるベンチで休みながら小屋へ向かいました。常念小屋に(12:24)到着、宿泊手続きを済ませると部屋に案内された。今日は宿泊者が少ないので、通常6、7人宿泊の部屋に私たち2人のみでしたが、宿泊手続きをしている最中に電話が有り、やり取りを聞いていると19日〜21日までは、小屋の宿泊定員人数をはるかに超え、一枚の布団に3人〜4人で寝るとのことそれでも良いですかと聞いていました。今日の宿泊者数は、30人もいませんでした。本当にラッキーでした。

明日も天気は良くないとの予報なので、今日のうちに常念岳に登ることにしました。2人分の装備と食料を1つのザックに詰め14:50に小屋を出発、この時間帯に常念岳に登るのは、私たちだけでした。連れの登りを見ながら慎重に頂上に向かった。途中雷鳥の親子に出くわし、初めて見る雷鳥に、連れは大喜びでだった。常念岳からの3名が下山してきました。周りの景色の写真を撮ったり、眺めたりしながらゆっくりと頂上を目指し、常念岳頂上に(16:15)着きました。展望も良く満足でした。

16:25下山開始、下山も連れの様子に気を配りながら慎重に下りました。小屋泊の登山者3人、その後警察官2名が登って来ました。警察官の方から「大天井から横通岳周辺で、熊に遭遇した人がいるということで頭に入れておいて下さい」とのお話がありました。まもなく雨がポツリポツリ、早めにカッパを装着し下りましたが、後から登って来た3人は、雨具を持参していなかった為、下山後びしょ濡れでした。

夕食(18:00)は、手作りハンバーグ・ミニガンも、かぼちゃ、キャベツ、トマト、デザートはミニチューブ入りゼリー3個にお味噌汁と豪華でした。消灯(21:00)私たちは、19:00には床に着きました。一晩中廊下の電灯がついていたので、小屋内が明るく、ヘッドランプの出番はありませんした。7/18(金)<天候>雨のち曇り昨夜は強風を伴う雨が降り続いていました。朝方まで雨が残っていましたが、小屋を出発する時間には雨も止みホットしたのもつかの間、小雨が降り始めたのでかっぱを着ての出発となりました。

一の沢方面に下るのは、この時間は私たちだけで、他の登山者は常念岳方面へ散って行きました。小屋を6:00に出発、最終水場で沢を渡りますが、ここにも雪が残っている為、気を抜けませんでした。胸付き登山口の階段下まできたところで雪渓を下るのですが、昨日は雪渓が緩んでいたため難なく登れましたが、今朝は昨夜の雨と気温が低めなため雪渓が固くなり連れが滑り落ちていかないように、更に慎重に下りました。無事下れ一安心でした。胸付き八丁取り付きで、他の登山者が私たちを抜き雪渓をスラスラと下山して行きました。

雪渓の登り下りは、連れには初めての経験でしたが怖がることなく歩けたので内心ホットしました。ここから先も安全第一に慎重に下り、、駐車場に10:30到着。穂高ビュウーホテルで入浴(800円・バスタオル・タオル付き)し、帰路に着きました。 
 7/13   朝日岳、茶臼岳   記:「つるみ裕」

<メンバー>  「つるみ」(信)、「つるみ裕」

<行程>宇都宮600━峠の茶屋上の駐車場着810/出発825━峰の茶屋跡915朝日岳山頂1000━峰の茶屋跡10501110━茶臼岳山頂1155━峠の茶屋上の駐車場着1310  

急遽、休暇が取れた為、トレーニングと気分転換の目的で山行へ。

朝は遅めの出発となり、駐車場に着く手前からポツポツと小雨が降りだし、嫌な予感。そんな天気でも駐車場はほぼ満車状態だったが、なんとか駐車することができました。人の多さに人気の山であることを実感しました。

小雨と風とガスであまり景色を楽しめませんでしたが、それでもガスが切れた時に見える勇ましい山の景色に感動しました。

縁あって栃木県に住むことになり、小山山岳会に入ることになりました。色々勉強して山を楽しみたいです。ご指導のほどよろしくお願いします。  

 7/12〜13  美ヶ原(市民ハイク偵察)  記:「ひがの」
<メンバー>  「はしだ」、「なかがわ」、「すぎと」、「くりさん」、「ひがの」 
7月12日 栃木17:30 20:00三城いこいの広場キャンプ場
7月13日 キャンプ場7:20 広小場8:00 塩くれ場分岐9:10 10:15王ヶ頭10:45 12:30いこいの広場 17:15栃木
7月12日 来年度の市民ハイクを美ヶ原に予定にして、今回美ヶ原の偵察に出かけた。
佐久南ICからR142、176号からアザレア、ビーナスラインの山道を経由して三城いこいの広場に着く。駐車場はキャンプ禁止につき、いこいの広場オートキャンプ場にテント設営し、恒例の宴を始める。

7月13日曇り空の中、他のハイカーに混じり、緩やかな山道を広小場に登り始める。広子場から百曲がりの九十九折を登っていく。先日の台風のせいか登山道を水が流れている。樹林帯を抜けると雨がぱらぱらと落ちてきた。急斜面を登りきると塩くれ場とアルプス展望コースの分岐に出る。ガスって展望は利かないが一面平らな草原が続く。雨、風が強くなってきたので雨具を着け、草原の中のアルプス展望コースを王ヶ頭に向う。草原には牧場になっていて放牧された牛たちがのんびりと草を食む。

展望コース沿いはウスユキソウの群落を見ることが出来る。王ヶ頭ホテルのテラスで昼食を取り、王ヶ鼻ピストンに歩き始めると、大粒の雨、風も強くなる。協議の結果、王ヶ鼻は残念ながら割愛し下山することにした。下山路はダテ河原経由とし、三城に向かって急斜面下る。途中にレンゲツツジが多く、市民ハイクの時期は花が楽しめそうだ。

下山後、和田宿で汗を流し帰路に着く。市民ハイクとしては手ごろなコースになりそうだ。山本小屋から塩くれ場、アルプス展望コースで王ヶ頭(ホテルに有料トイレあり)、王ヶ鼻ピストン、ダテ河原コースを下山し、三城着を予定する。山頂は牧場で花は望めないが、ウスユキソウ、レンゲツツジが楽しめそうだ。 
7/12    奥白根山   記:「ながおか」
<天候>快晴  <メンバー> CL「おかちゃん」・「かずちゃん」・「ながおか」
 夏のスキー場はこんなです 前白根より奥白根へ  奥白根は人だかり  奥白根山頂にて 
7/12(土) 小山4:00⇒湯元駐車場5:40/6:00⇒前白根9:00⇒避難小屋9:33 ⇒白根山頂上10:55⇒避難小屋11:57⇒五色沼13:18前白根13:18⇒湯元駐車場16:00
 
早朝の湯元はさすがに肌寒い、歩き出せば暑くなるので衣類の調節をし、湯元スキー場に向け出発する。外山尾根コースの登山者は、私たちの他に単独者が3名と登山者は少ない。

快晴の中、心地よい風を受けながらスキー場から外山尾根に取り付いた。外山尾根コースは、いつもながら荒れていて登りづらかったが、最高の登山日和に急登の辛さも吹き飛んだ。

前白根から避難小屋経由で奥白根へ。今日の奥白根山は、多くの登山者で賑わっていました。下山は、避難小屋から五色沼を経由し、水場から前白根に向かった。前白根のガレ場斜面には、わずかではあるが、コマクサが咲いていました。

外山尾根を下山中も、登山者が登って来ました。下りは登りより一苦労しながら、怪我をしないようにと慎重に下った。湯元でお風呂に入り、帰路に着きました。
 7/12   朝日岳、三本槍岳  記:「あべ」
<メンバー>  「いいだ」、「あべ」
4:00小山―6:20峰の茶屋駐車場―6:40発―9:45三本槍岳山頂−11:50朝日岳山頂−13:00峰の茶屋駐車場
二人とも登頂したことがない三本槍岳を目指して行ってきました。駐車場等が混むだろうと早朝に出発したおかげで、終始スムーズに行動できました。

熊見曽根までは強風に吹かれ暑さはまったく感じませんでしたが、風がやむとすぐに暑くなります。三本槍岳では登頂後すぐにガスの中に入ってしまいましたが、ぎりぎり景色を楽しむことができました。

私は2年前に朝日岳に登りましたが、その時と比べると登山道がとてもよく整備されていて歩きやすくなっていました。朝日岳山頂の看板も変わっていました。

下山後、駐車場は数台空いていましたが、空いたスペースにとめている車がとても多く、混雑した様子がうかがえました。 
 7/4〜6  大雪山(旭岳周回)   記:「ウッチー」
<メンバー> 「ウッチー」、「いいずみ」
<行程>
7/4 小山2:005:00成田空港6:358:15新千歳空港9:3016:30旭岳温泉(ロッジ泊)
7/5 旭岳温泉7:307:55旭岳ロープウエイ8:0010:00裾合平−11:00中岳温泉−13:00間宮岳−14:30裏旭キャンプ指定地(テント泊)
7/6裏旭キャンプ指定地4:455:30旭岳−6:50石室−7:45旭岳ロープウエイ7:5015:30新千歳空港17:5518:25成田空港−22:00小山

昨年、この時期に訪れた時のお花畑の大群落が忘れられず、今年も訪れました。今年は前回足をのばせなかった旭岳を目指しました。もうひとつ、中岳温泉の露天の湯船につかることを楽しみに花の名所を歩きました。

7/4()晴れ 雨の夜中に小山を出発。LCCの格安を利用のため、早朝の成田空港−新千歳空港、レンタカーにて登山口の旭温泉に向かいました。天気は旭川方面は晴れているものの雲が多く、遠く大雪は雲の中に隠れています。この日は山小屋風の温泉宿に泊まりました。

7/5()曇り晴れている旭岳登山口からロープウエイに乗り、ガスが立ち込めている姿見駅に向かいました。軽装のハイカーの中に混じり重々しいザックの山ヤが2人。ロープウエイの終点、姿見駅から夫婦池を過ぎると登山者は私たちのほか数人のみでした。この時期の大雪は雪が解けて一斉に花が咲き始めます。特にチングルマの大群落はみごとでした。

お花畑に見とれながら、緩やかに登っていくと裾合平、さらに露天の石で囲ってあるだけの中岳温泉に到着。多少人目を気にしながら浅い湯舟につかる。川のせせらぎを聞きながらつかる源泉100%の湯は、最高のぜいたくでした。中岳温泉から道は急になり、間宮岳から旭岳方面に向かうと直ぐにキャンプ指定地が見えてくる。まだ時間が早いのかテントは私たちのほかに2張のみ。正面に残雪のある旭岳を望みながらのテント泊は格別でした。

7/6(日)晴れのち曇り3時に起床。快晴の空を見て早々にキャンプ地を後にする。急な雪渓を慎重に超えて、強風ながらも360度視界抜群の旭岳に登頂。早朝の頂は私たち2名のみ。しばらく雄大な景色に時間を忘れてしまいました。

旭岳からガレた尾根道を山頂から吹き降ろす強風に耐えながら降りると旭岳石室に到着。石室で息を整えてからハイカーでぎわっているロープウエイ駅に向かいました。
帰りは昨日泊まった宿で温泉に入り、荷物を宅配便に預けて同じルートをレンタカー、空路で戻りました。
 7/3〜5  北岳   記:「ながおか」
<天候>曇り時々小雨     <メンバー>CL「ほんだ」、「ほんだ康」、「なかがわ」、「ながおか」
7/3(木)岩船17:00−芦安21:00(仮眠)
7/4(金)芦安(バス移動)6:00−広河原着6:50/出発7:00−大樺沢二股着9:10/30−小太郎分岐12:30−肩の小屋着13:40
7/5(土)肩の小屋出発5:30−北岳山頂6:15−北岳山荘7:30/8:30−トラバースコース−八本歯ノコル9:50−大樺沢二股11:30−広河原13:00/14:05−芦安駐車場14:50−入浴・夕食17:30−岩船21:00
 7/3(木)夕方、天候の回復を期待しながら芦安に向け出発した。 芦安で仮眠
7/4(金)曇り、カッパを着ることなく朝一発(6:00)広河原行のバスに乗車した。。(バス代金片道1170円)平日で天候もあまり良くないこともあり、芦安の駐車場はガラガラ、バスには、私たちを含む10人程しか乗車していなかったが、乗合タクシーで、私たちより先に出発したパーティーが10名ほどいました。

私たちは大樺沢ルートコースを他の数名は白根御池コースに別れました。途中下山者に会い話をすると、「昨日は快晴で、富士山も見え最高だったが、今朝は雨の中下山して来ました」とのことでした。大樺沢二股に到着すると10数名の登山者が休憩中、ここで右股、左俣、白根御池コースにとそれぞれ散って行きました。今年は、北岳の雪解けが遅いとのこと、北岳の斜面、大樺沢左俣の雪渓も多く、右股コースもびっしりと雪が残っていました。

私たちは、右股コースから小太郎分岐に向け出発。一時間程登ると高山植物も少しずつ見れるようになりカメラの出番も多くなりました。時々小雨が降り出したためかっぱを着用し、降ったり止んだりの天候の中、高山植物を見ながら小太郎分岐まで高度を上げて行きました。小太郎分岐の稜線に出ると、雨は止んだものガスがかかり展望は望めませんでしたが、視界はそれほど悪くはない為、小太郎尾根の西側斜面に咲くお花畑を見ながらのんびりと稜線歩きを楽しむ事ができました。

稜線上のあちらこちらに、高山植物(ハクサンイチゲ・オヤマノエンドウ・チョウノスケ・イワウメ・等)が咲き、キバナシャクナゲは満開を迎え、見ごたえがありました13:30に肩の小屋に到着、登山者も少なめということで、通常は四人用の寝床を二人で使用できことラッキーでした。

7/5(土)小雨 夜中どしゃ降りでしたが、4:00頃には小雨になりました。小屋の外に出ると、鳳凰三山がうっすらと見えていました。私たちを含む3パーティーは、北岳山頂に向け肩の小屋を出発(5:30)しましたが、ツアー団体登山者は、北岳山頂を諦め下山して行きました。6:15北岳山頂に到着し、記念写真を撮り、すぐに北岳山荘方面に向かいました。

7:30北岳山荘に到着、山荘で一時間程休憩し、トラバースルートで八本歯のコルに向かいました。北岳山荘からのトラバースルートには、キタダケソウが沢山見られ感激でした。八本歯のコルからは、大樺沢左俣雪渓がはっきりと見え、二股から雪渓コースを登る登山者の列がありました。

ハシゴを下る途中で、北岳岳山荘にお手伝いに来たという方と話をしました。「去年の海の日の連休には、登山者がものすごく多く、テント場もいっぱい、北岳山荘は小屋の廊下にまで人が溢れた」とのこと「今年の海の日も多分混雑するだろう」と話していました。

あまり天気は良くはなかったけれど、人も多くなくキタダケソウも沢山見られ、今回これて良かったと思いました。
コルからハシゴを下り、アイゼンを装着して慎重に雪渓を下りました。二股より少し下でアイゼンを外し、腹ごしらえをしてのんびりと広河原まで下りました。下山途中には、大勢の登山者に会いました。

13:30広河原に到着、バスにするか乗合タクシーにするか迷いましたが、出発の5分早い乗合タクシーで芦安に向かいました。芦安の温泉(大金温泉850円)に入浴、高速に乗る前に早めの夕食をとり、岩船に21:00頃到着 
 6/21  男体山  記:「ひがの」
小山5:00  6:30中宮祠6:45 10:05男体山山頂10:35 12:50中宮祠
 
足と腰の調子がなぜか今一なので、様子を見るために男体山に行ってきました。二荒山神社の駐車場はほぼ満車。やはり百名山なのかな?

神社から登るなんて何年振りかな。しばらく記憶がありません。4合目、7合目までは順調に登り八合目がややきつかった。八合目を過ぎれば山頂は一息だ。途中リタイヤかと思っていたが何とか山頂まで行きました。ほかの山行にも何とかいけそうです。

山頂はガスっていて全然展望は利きませんだした。今回は非常に登山者も多かったようです。八合目まで下ると「いいだ」さん達に行き会いました。元気よく登っていきました。
雷雨予報が出ていましたので早々に下山し、雨の降らないうちに駐車場に着きました。
 6/14  台倉高山   記:「ひがの」
 <メンバー>  「ともさん」、「ウッチー」、(直人)、CL「ひがの」
小山4:30 栃木5:00 8:15馬坂峠駐車場8:40 10:50台倉高山11:10 13:00駐車場
 残雪が残る 湿地に花は未だ早い  山頂にて  オサバグサは未だこんなです 
 
晴天の栃木県から福島に入ると小雨が降っている。馬坂峠駐車場はほぼ満車。駐車場にはバイオのきれいなトイレが出来ていた。今日から帝釈山、台倉高山は「オサバ草祭り」で参加記念バッジを登山者に配布していた。
 
小雨の中、登り出すと小さなオサバ草がちらほら。10日くらい早いか? あまりにかわいらしいオサバ草にガッカリして、長雨で泥濘るんだ登山道を山頂を目指す。コメツガの林の中は、残雪がかなり残っている。小さな湿原も残雪があり花には少々早い。
 
山頂に着く頃は薄日が射し、日光連山、燧、至仏、田代山等の展望が出来る。駐車場に下山後、帝釈天のオサバ草を見に行く。やはり少々早いが多少は見られる咲き方だった。
 
目的のオサバ草は残念だったがそれなりに楽しめた山行だった。燧の湯に入り汗を流し帰路に着く。
 6/13〜14  鳳凰三山    記:「こなっち1」

<メンバー> 「こなっち1」、「こなっち2」

613() 天候:晴れ時々曇 、青木鉱泉〜ドンドコ沢 登山道〜鳳凰小屋(所要時間 休憩含5時間30分)
10;10 青木鉱泉登山口−12;10 南精進ケ滝−13;45 白糸ノ滝−14;30 五色ノ滝−15;40 鳳凰小屋

ドンドコ沢コースは急登ではあったが、途中4つの滝、イアワカガミが目を楽しませてくれた。この日は梅雨時の平日で、宿泊客は7人、外にテント5張、談話室の堀炬燵で、名物のカレーに、ランプの下で宿泊客の人達と話に花を咲かせた。

 北岳方面 青空にオベリスク 

614() 天候:晴れ時々曇 、鳳凰小屋〜地蔵岳,観音岳,薬師岳〜中道コース〜青木鉱泉(所要時間 休憩含8時間)6;20鳳凰小屋−7;10地蔵岳8;308;40アカヌケ沢ノ頭−10;00観音岳−10;20薬師岳11;0513;5丸沢−14;20青木鉱泉登山口

 宿泊客他の5人は既に23時間前に出発、ザレ場の急登であったが頂上は快晴、シンボルのオベリスクも美しい。オベリスクの岩の裂け目にロープが掛っており登攀可能であるが、垂直で危険な為断念し、アカヌケ沢ノ頭経由で,観音岳に向かった。

尾根の西
側は雲も殆ど無く、甲斐駒,仙丈,北岳,間ノ岳,農鳥岳等、残雪の雪渓に緑の尾根がクッキリ浮かび上がり、心地よい稜線歩きを楽しんだ。薬師岳から中道コース御座石を辿る怒涛の3時間の下り、途中で今朝先発した宿泊客他の5人に追いついた。

青木鉱泉に入る予定であったが、女湯が準備中とのことで、昨夜小屋で情報を得た韮崎旭温泉で汗を流し、甲府駅近くでホウトウを食べ
帰宅の途に着いた。

 6/8  角田山(新潟)   記:「やまなか」(千)
<メンバー>  SL「くりさん」、CL「ひなぎく」、「ともさん」、「ながおか隆子」、「すぎと」、「やまなか千」
小山発4時30分 − 新潟県新潟市・じょんのび館着8時(近くの「平成福寿大観音前」バス停から周遊バスで「角田岬登山口前」バス停まで25 分かけて移動)−8時50分 角田岬登山口 −(灯台コース) −  11時〜11時35分 角田山頂上 − (福井ほたるの里コース)  − 12時50分 じょんのび館着
小山を出発したときは、小雨が降っていて、新潟も雨か曇りかと心配しながら向かいました。しかし、関越トンネルを抜けると、なんと雲の間を青空 と太陽が顔を覗かせていました。駐車場に着く頃には、晴天となりました。

周遊バスで登り口である角田岬まで移動し、登頂を開始すると、太陽の暑さ と湿気で、汗だくになりながら進みました。佐渡島が浮かぶきれいな日本海を背に、整備された山道を進みましたが、途中、岩ゆりやあざみなどの多く の草花が咲いていました。頂上までは2.8キロのコースで、数箇所、急な階段がありましたが、ゆっくりのペースで登りました。

頂上で楽しい会話と ともに、お昼休憩。下山は、車を置いたじょんのび館に降りるコースを下りましたが、ほぼノンストップ、みんなの会話もノンストップといった感じで した。(笑)

今回は、登山のほかに、観光も計画のうちに入っており、じょんのび館で温泉に入り、びっしりかいた汗を洗い流して、弥彦山観光へ。

車で弥彦山山 頂、そして、パワースポットである弥彦神社へと行ってきました。「ひなぎく」さんの下調べにより、とてもおもしろいパワースポット巡りになりました。

ま た、寺泊まで足をのばし、おいしい海のものもいただきました。登山だけでなく、温泉、観光、美味しい食事と、充実した山行となりました。 
 6/1   高山〜中禅寺湖南岸  記:「ひがの」
<メンバー> 「ウッチー」、「あんまん」。「ながおか隆子」、「なかむら」、CL「ひがの」
 小山5:00 6:40竜頭の滝上6:55 8:25高山8:8:40   9:50千手ケ浜10:05  阿世潟13:40 15:00中宮祠
 
竜頭の滝上の駐車場は、ミツバツツジが咲く竜頭の滝を撮るカメラヤさんで早々と満車。支度を調え高山を目指すが、いつの間にか登山口に鹿よけ柵ができていた。ゲートをくぐり新緑に萌える登山道を登り始めると、ゴヨウツツジ、ミツバツツジが所々に咲いている。高山山頂から南斜面はゴヨウツツジ、ミツバツツジが一面に咲き誇っている。大入道ほどではないが十分に楽しみ満喫した。

高山のゴヨウツツジとよく聞くが、このように咲いているとは思っていなかっただけに、一番よい時期に来たようだ。千手ヶ浜のクリンソウは咲き出したばかり。2週ほど早いようだ。花はまだだが、クリンソウを期待して来る人達は多い。

長く長く、アップダウンの繰り返しの中禅寺湖南岸は、楽しみにしていたシャクナゲは終わってしまった。今年は花芽も少なかったようだ。期待していたシャクナゲせ、中合祠までの13kmの湖畔のハイキングの道はいつもより遠く感じた。爽やかな青空の下、汗もかかづ新緑の森林浴を楽しむことが出来た1日でした。また、今日は高山で1人、南岸で1人のハイカーにしか逢わない珍しい1日でした。 
 5/30〜31   富士山   記:「ながおか」
<メンバー> 「おかちゃん」(憲)、「かずちゃん」、「ながおか」、他(大内)
5月30日(金)小山17:30⇒栃木18:00⇒富士宮口21:30
5月31日(土)テン場発5:00⇒富士山五合目5:30⇒7合目8:15⇒頂上10:26/46  五合目12:20/40⇒小山17:20
 
五合目の駐車場には、既に多くの車が止まっていた。世界自然遺産登録後の富士登山の急増を痛感。
6合目上部から残雪有り。7合目までは、4名でゆっくりと高度を上げる。7合目上部からアイゼン装着する。下部を眺めると、蟻の行列とまではいかないものの、登山者も増えてきている。スキーヤーも多い。

8合目辺りで、「おかちゃん」夫婦と別行動をとる。「おかちゃん」夫婦は、10時まで行動後下山とのこと。私は、9合目を過ぎた辺りから両足がツリ始めた。痛みが治まらない為、大内氏と別行動とし、様子をみながらゆっくり歩き、頂上を踏んだ。運動不足を反省。大内氏はその間に、剣ヶ峰ピストン。

天気予報では、午後から天候が崩れるとのこと。大内氏と一緒に急いで下山。下山途中に、7合目付近で「おかちゃん」夫婦とばったりあった。富士山頂上付近は、ガスがかかり見えない。12:20に駐車場着。駐車場を出る頃から五合目付近は、氷が降り始めた。
 6/1  岩トレ(岩山)  記:「こなっち1」

 <メンバー> CL「atsushi」 篤史、「たかはし」、「てらうち」、「こなっち1」
天候:晴れ、登山口気温:25(7;00) 32(14;30)7:00日吉神社登山口− 7:15三番岩付近(岩トレ)14;15 14:30日吉神社登山口

日吉神社から5分程の杉林の平地に、テント2張の4,5人のグループが居て、軽やかに挨拶をして来た。岩山でテント泊 する人は初めて見たが、泊りがけで岩トレでもしているのだろうか?程なく三番岩付近に着き、早速岩トレを開始した。

天気予報で今日は暑くなると言っていたが、ここは岩と岩の間で、調度良い日陰になっており、切通しで良い風も時々吹いて比較的爽やかであった。ザイルを使っての本格的なクライミングは初めてであった私(「こなっち1」)に、8ノット、簡易チェストハーネス、マスト、半マスト、クレイムハイスト、確保の手順、垂直下降等々 基本中の基本を懇切丁寧に教えて頂いた。

とにかく命を預けるザイルであるので安全確保、確認は念には念を入れる事を徹底して教えられ、大変貴重な勉強をさせて頂きました。


1時間程すると、後続の登山者、栃木県内高校の山岳部50人程の岩トレパーティーが続々と押し寄せて来た。「atsushi」さん等3人は、高校の山岳部に所属していた様で、岩上で指導に当たっていた教員と出身校の当時の話に花を咲かせていた。

女性徒も数多くおり、垂直の岩を軽々と登攀していたが、近年の山ガール人気の為か?昔では山岳と言えば男だらけの汗臭い
イメージがあったが、時代は変わったものである。テント2張のグループも登って来たが、岩トレではなかった様である。 

 5/29   剣ケ峰〜大入道  記:「ひがの」
<メンバー> 「ひがの」
小山5:45 6:35小間々台6:45  大間々台7:20  林間コース  8:10合流点 8:30剣が峰 11:40小間々台
レンゲツツジが咲き始めた小間々台に駐車し、レンゲツツジの中を大間々台に歩き始める。大間々台近辺はまだ蕾が多く、ちらほらと咲き出した程度だ。
いつもは見晴らしコースだが、今日は林間コースを歩いてみる。新緑の芽吹きの中、日差しも強く気持ちのよい汗をかきながら合流点に着く。見晴らしを期待していたがガスっていて何も見えず。予報と違い今にも降りだしそうな空模様だ。剣が峰に着くとポツリポツリと雨が降り出す。
 
雨覚悟で大入道に向かい降り始める。ゴヨウツツジが見え出すと花芽は沢山あるがまだツボミだ。一週間〜10日ほどほど早そうだ。今年も花が見られずとガッカリして下っていくと、少々早めだが一面のゴヨウツツジとミツバツツジが咲き誇っている。縄文ゴヨウ、大入道まで一面の花盛りだ。雨の中満足して下山をする。
 
途中、親鹿にはぐれた小鹿に行き会う。斑点のあるバンビだ。手を出すとそばによってくる。逃げようとはしない。早く親鹿に逢えることを祈る。
 
小間々の「ミツバツツジの女王」は終わっていた。大入道のゴヨウツツジは次週あたりが一番の見頃の時期だと思います。
 5/24〜25   両神山  記:「ウッチー」

<メンバー>  「ウッチー」、「いいずみ」

行程:5/24小山AM8:3012:00登山口(日向大谷)12:3015:50清滝小屋(泊)
   5/25清滝小屋5:307:00両神山−9:00清滝小屋9:3011:30登山口(日向大谷)−16:30小山

両神山の清滝小屋は無人の避難小屋のなかでは炊事場、水洗トイレなどをとっても群を抜いている。一度は利用してみたい小屋だった。ちょうど2日間時間が空いたので、天気を確認し出かけることにしました。

5/24() できれば15時くらいまでには小屋に着きたい。ですが慣れない昼間の移動は時間が読めないため有料道路を利用しました。登山口の日向大谷は10台位収容できる駐車場が4カ所あり、どこも満車状態。偶然1台空いていた第2駐車場を確保。装備にシュラフ、食糧があるため日帰りのザックの量とはいかず、清滝小屋までのアプローチにてこずりました。

少々時間がかかりましたが、明るいうちに小屋に到着。この日は私たちのほかに4人パーティーのみ。テント場は大学生の山サークルが2張、と単独行の女性が1張でした。

5/25() 今日も大勢の日帰り登山客の入山が予想されるので、早め行動を心がけました。ガイドブックには清滝小屋−両神山間は「クサリ場連続」とあるので、念のために補助ザイル、スリング、カラビナ類は直ぐ出せるように準備。ですが以外にも登山道はハシゴなどがよく整備されていて、難所も問題なく通過できました。

早い時間の登頂は私たちが独占状態。時期が終わりかけのヤシオツツジ?も見ることができて満足でした。
帰りの時間節約よりもお金の節約を優先して、一般道を利用し帰りました。

 5/17〜18  針ノ木、白馬雪渓(山スキー&つぼ足)   記:「わたなべA」
針ノ木雪渓1  針ノ木雪渓2   針ノ木雪渓3  朝食の準備 

<メンバー>  CL「わたなべ」() SL「ウッチー」 SL「ながおか」 「いいずみ」 「わたなべ」()
5/17(土)晴れ  佐野4:007:30扇沢駐車場−9:30大沢小屋 (スキー、つぼ足に別れ登山開始)12:20 マヤクボ沢スキー開始12:40スキー、つぼ足合流14:00下山−15:30八方温泉P(仮眠)
5/18(日)晴れ  八方温泉P6:307:00猿倉駐車−8:10スキー、つぼ足に別れ登山開始−11:15 2,400mスキー開始−12:00スキー、つぼ足合流−13:10猿倉駐車場−18:30佐野 

針ノ木、白馬ともに天気に恵まれ登山開始。両日とも一時間ぐらい歩きスキー組はスキー板にシール、つぼ足組はアイゼンを着ける。雪渓が見事で気持ちが良い。ここからスキー、つぼ足は別行動になる。

針ノ木雪渓ではマヤクボ沢出合いまで、白馬雪渓は
2,400mまで行くが山頂に近づくにつれ風が凄く山頂には立たずに下山。下山途中につぼ足組と合流。

つぼ足組はソリで下山するが意外と楽しそう。今シーズン最後の雪、楽しい二日間でした。
 

 5/18   熊鷹山  記:「ともさん」
<メンバー>  「ともさん」、他1(「ながしま」
葛生7:00-登山口8:00/10-熊鷹山10:25/55-登山口12:55-葛生15:00
13日のリベンジで熊鷹山に行ってきた。同行者も熊鷹山に行きたがっていて、山頂付近がツツジの花で囲まれるのを見せたかった。

秋山側からが通行止めだったため、粕尾経由で反対側のsa林道から入った。かなり高いところまで林道が入っているので、アップダウンがほとんどない、気持ちのよい稜線歩きだった。そこからの入山は私たち二人だけ。十二山手前でやっと人に会う。

宝生山を過ぎたところに作原沢入線の林道が…。舗装もされ完成間近。開通するとそこから宝生山まで10分たらずで行けてしまう。味気ない。ただその林道に降りた所からは袈裟丸山から皇海山白根山まで見渡せるビューポイントになっていた。

その林道を横切り登山道に戻り十二山熊鷹山を目指す。十二山辺りは雑木とササの道で新緑の中気持ちよく歩いた。ツツジも所々咲いていた。山頂の花はちょっと遅かったけれど、色とりどり満足だった。景色も360度、南アルプスまで見えた。熊鷹山は百名山がたくさん見える山といってる人がいました。

帰りは来た道を戻る。永野でおそばを食べて帰った。

山頂で会った人の情報。小戸からの入った人は途中で引き返し桐生側から来たとのこと。西沢林道は入れます。だた西沢の登山道は倒木でダメ。白ハゲ口からなら大丈夫とのことでした。 
5/17〜18   雪上訓練(燧岳)  記:「ひがの」
<メンバー> CL「はしだ」、SL「おかちゃん」、「てらうち」、「atsushi」、「くりさん」、「みつまん」、「すぎと」、「なかむら」、「あべ」、SL「ひがの」 
5月17日 小山17:30 鹿沼18:30 21:00桧枝岐アルザ駐車場
5月18日 アルザ駐車場7:00 7:20御池駐車場7・40 8:00講習12:00
晴天予想がはずれ、曇り空の御池駐車場で準備をし講習場所を探す。遂ヶ岳登山道を10分ほど登ったあたりの右側に訓練に適した急斜面があり講習場所にする。

最初に「はしだ」講師によるポットラックの設営を休憩用、ビバーク用の二通りの指導を受ける。ポットラックを知らない会員は最初戸惑っていたが組みあがると皆さん納得。休憩時で8人程度、ビバーク時で4,5人ほどが横になって休むことができる。山スキー、沢登り、尾根歩き等の山行にぜひ携行したい優れものだ。次に雪面を掘り下げて、ツエルトの設営の仕方の指導を受ける。

その後、二班に別れ、中級は「おかちゃん」会長の指導によりコンテニュアンス、スタカット、滑落停止とうの指導を受ける。初級は急斜面のキックステップによる登り、トラバース、降り、耐風姿勢および滑落停止の指導を受ける。

新人さんは最初は腰が引けていたが、だんだんと自信のついた歩行体制が取れるようになった。何度の経験をつむことが大切と痛感しました。有意義な一日でした。
今回初めて尾瀬御池周辺で計画しましたが、練習場所としてはよい場所と思えるので次回も御池で計画したいと思いますので、多勢の参加をお待ちしています。 
 5/10  仙人ケ岳    記:「ウッチー」

天気:晴れ   <メンバー> 「ウッチー」 、「いいずみ」卓子

行程:小山5:30−登山口(小俣北町)7:008:00生不動尊−9:20仙人が岳−9:50熊ノ分岐−11:40猪子岳−12:50登山口−17:00小山

北ア・針ノ木、白馬雪渓の山スキー&つぼ足を来週にひかえ、トレーニングを兼ねて足利の仙人が岳に向かいました。

「栃木百名山ガイドブック」では今回の周回コースが3時間50分と紹介されていて、手ごろかなとの判断でした。登りは沢沿いに登山道があり、この季節は渓流に住むカエルの鳴き声を聞きながらの歩きでした。沢の至るところに鉱山跡がありました。後で調べたらマンガン採掘跡だと知りました。

2時間弱で山頂に到着。あたり一面焼けた匂いが立ち込めていました。ひと月前の山火事の影響だと直ぐにわかりました。気が付くと稜線から桐生側の斜面は木の表面が黒く、周りは芝焼のような光景。やはり山火事は恐ろしいです。

この日は天気は良かったのですが稜線は風があり、歩いていると気持ちがいいのですが、休憩のときは一枚はおらないと肌寒かったです。途中の8mの岩場は巻き道を選びました。そして足が少し疲れを感じたころ、車道に降りて駐車場に到着。時計を見ると予定下山時刻を大幅に過ぎていました。

そんなにゆっくりペースでないはずなのに・・・。気を取り直して、帰りに足利市内にある日帰り入浴で疲れを取り、帰道につきました。
 

 5/4   浅間隠山   記:「ともさん」
<メンバー> 「ともさん」 + 他1(涼)
二度上峠登山口8:10-山頂9:30/10:10-登山口10:55
浅間も雪が少なくなってきた  山頂は大賑わい  北アルプスが見えた 
ここのところ会の山行と日程が合わず、連休後半すずと浅間隠山を計画した。駐車場には先行の車が5・6台あった。トイレも簡易水洗になっていた。4年前はユニークな道しるべが、次々に出てきたが、消えてしまっていた。コースも健脚向きとなだらかコースと結構別れていたが、それも減っていたようだ。

笹の多い山で花はほとんどなかったが、山頂からの展望は最高だった。前の週湯の丸で期待して見れなかった北アルプスの景色を見ることができた。下りも家族連れの登山者が続々登ってきた。駐車場は路駐もあり満杯。景色もいいしお手頃ハイキングの山です。

グリーンプラザ(おもちゃ王国)で連休中娘がバイトをしているので、そこでバイキングランチを食べて帰路についた。
 5/7  夕日岳   記:「ひがの」
<メンバー> 「ひがの」
小山6:30  8:15細尾峠8:25 9:15薬師岳 10:30夕日岳10:50  12:40細尾峠
 
朝起きると天気がよいので、夕日岳の赤ヤシオを見ようと急遽出かけることにした。
細尾峠には14、5台駐車している。登りだすとすぐに赤ヤシオの花が目につく。夕日岳の赤ヤシオが期待できそうだと思うと足も軽くなる。

薬師岳を過ぎると、つぼみが多くなる。夕日岳付近も1週間ほど早そうだ。今週末から来週が見頃になりそうだ。見頃には少々早かったが爽やかな初夏の1日を、それなりに楽しむことができた。 
 5/3〜5  立山・雷鳥沢定着  記:「ウッチー」
<メンバー> CL「わたなべK」市、SL「ウッチー」 、「いいずみ」卓子


行程>

 5/3  佐野5:00-立山駅12:20-美女平−14:30室堂−15:00雷鳥荘(小屋泊)  5/4  雷鳥荘7:308:00雷鳥沢テン場  (つぼ足)雷鳥沢テン場9:00-11:00一ノ越12:00-14:30雷鳥沢テン場  (山スキー)雷鳥沢テン場9:00-10:00一ノ越-タンボ沢−12:00一ノ越12:30-13:30雷鳥沢テン場  5/5  雷鳥沢テン場11:50-13:00室堂13:30−美女平−15:30立山駅-21:00佐野

山スキーとつぼ足で比較的初心者でも雪山体験できるということで、雷鳥沢を選びました。3名と少し寂しい山行になりましたが、久々に訪れる5月の立山に行く前から心が躍りました。

 

<5/3()>晴れ。室堂:みぞれ。

GW後半初日。 高速はやや渋滞気味でしたが、ほぼ予定通りに立山駅に到着。駐車場は満車状態。何とか一台分確保し立山駅に向かいました。ケーブルカー&バスを乗り継ぎ室堂に着いたころには天候が悪化。予定を変更し、この日は雷鳥荘で1泊しました。


5/4 (日)>晴れ。

早朝、雷鳥沢でテント設営。その日は、テントがたくさんありテント村となっていました。 「ウッチー」・「いいずみ」はつぼ足にて一ノ越を目指しました。「わたなべ」は、山スキーで一ノ越からタンボ沢を目指しました。この日は翌日の天気悪化を見越し、一般の登山客に加え、山スキー&ボーダーの姿が目立ちました。

一ノ越に登る途中、雄山沢から滑降転落したスキーヤーに遭遇。その方は、ヘリにて救助される。3人とも気を引き締めて登りました。一ノ越からつぼ足組はザイルを出して、雄山を目指しましたが、滑落事故を目撃した事により慎重になり安全を期して雄山登頂を諦め、一ノ越に戻る。その後、テン場に戻りました。「いいずみ」は、一面の豪雪景色に感動。立山を満喫していました。


山スキーの「わたなべ」さんは、当初一ノ越から東一ノ越経由で黒部湖まで滑走し、ケーブル、トローリーバスを乗り継いで室堂に戻る予定でしたが、予想以上に雪の状態が悪い為、途中から一ノ越まで登り返してきました。


<5/5> 雪・みぞれ

みぞれまじりの風にてテントが激しく揺れ目が覚めました。

当初1日停滞の予定でしたが、天候回復が望めないと判断し予定を1日繰り上げ下山する事にしました。気が付けば、周りにはテントが4,5張しか残っていませんでした。みぞれとガスで視界不良の中室堂まで戻りました。
帰路の高速道路は、途中規制等がありましたが、それほど渋滞に巻き込まれず帰る事ができました。

 5/3〜4   八ケ岳  記:「やまなか千」
<メンバー> SL「ひなぎく」、SL「ほんだ」、「ほんだ康」、「くりさん」、「なかむら」、「やまなか千」、「ながおか隆子」、CL「ひがの」

<5月3日>  桜平P発 9時 − 夏沢鉱泉 9時30分 − オーレン小屋 10時40分 − ヒュッテ夏沢 11時40分 − 硫黄岳 13時 20分 − 夏沢峠 14時30分 − 根石山荘 15時30分着
駐車場を出発  根石小屋にて  硫黄岳山頂  天狗岳山頂 
歩き始めて、すぐに雪道になりました。オーレン小屋までの残雪は、溶けていたため、アイゼンなしで行きました。オーレン小屋からはアイゼンを装着。硫黄岳近くになると雪がとけていたのでアイゼンを外して登頂しましたが、急勾配と強風により、きつい登りでした。

硫黄岳山頂は風が強かったで すが、天気がよく、それまでの疲労が吹き飛ぶくらいに眺めがよかったです。初心者がおり、雪道の歩き方に不慣れだったこともあって、山荘の到着時 刻は予定よりも遅くなってしまいました。

<5月4日>  根石山荘発 7時 − 東天狗岳 7時50分 − 根石山荘 9時 − オーレン小屋10時10分 − 桜平P 11時50分着
二日目も、いい天気でした。根石岳から東天狗岳に向かう途中の残雪が凍っていたため、ピッケルで削って足場を作り進みました。アイゼンは装着しな くても大丈夫でした。東天狗岳からは、北アルプス、中央アルプス、南アルプスの白い雪をかぶった山々、近隣の八ヶ岳の山々、雲一つない青い空と、 とても美しい景色を眺めることができました。

山荘からの帰路も、アイゼンをつけずに下山し、行きに飲むことができなかったコーヒーをオーレン小屋 でいただきました。二日目は、一日目に比べて楽な路程となり、会話も弾み、味も香りも格別なコーヒーで一服したりと、のんびり山行でした。

花や新緑を楽しむことはまだできませんでしたが、雪道の歩き方、地図読みなどを学んだり、ゆっくり・のんびりの山行となりました。帰りは、茅野市 にある湯川温泉・河童の湯という日帰り温泉で、汗を流して帰ってきました。 
 4/29  奥白根山  記:「たかはし」
 <メンバー> CL「atsushi」、「たかはし」
7:53 菅沼登山口 − 8:14 沢取付点 − 8:51 沢途中分岐点 − 9:34 弥陀ヶ池 − 9:51 雪田取付 − 10:21 雪田上部 −
10:55 奥白根山頂上 11:25 − 12:06 弥陀ヶ池 − 13:10 菅沼登山口
金精峠が開通したので菅沼口から奥白根山に登ってきました。菅沼駐車場には料金所ができていましたが、駐車料金の徴収は6月からだそうです。今回は残雪期ということで、地形図に記載されている登山道ではなく、沢を遡上するルートを選びました。

沢に入る前に念のためヘルメットを装着します。雪上には落石が多数点在しており、左岸の岩壁に注意しながら休憩なしで進みます。
本沢をそのまま辿ると五色山方面に逸れてしまうので、途中で進路を右に取り支沢に入ります。支沢に入ると弥陀ヶ池まで傾斜がきつくなります。弥陀ヶ池に到着する頃には日頃の運動不足が祟ってか足取りが重くなりました。

本日の天気予報は曇り後雨ということで景色は全く期待しておりませんでしたが、時々青空も顔を覗かせ、弥陀ヶ池からは奥白根山の全容を拝むこともできました。小休止をした後は座禅山のコルには向かわずに山頂に向けて直登です。踏み抜きが多く思った以上に時間と体力を消費してしまい、山頂に着いたときにはバテバテでした。

頂上からは周辺の山々は雲に隠れていましたが、眼下に菅沼や丸沼を眺めることができ満足でした。下山は座禅山のコルを経由し、弥陀ヶ池から駐車場まで往路と同じルートを辿りました。山頂直下の急傾斜では慎重な足運びを要しました。 
 4/26-27  大杉岳(山スキー)  記:「ひがの」
 <メンバー>  CL「はしだ」、「なかがわ」、「おおむら」、「ながおか隆子」、「ひがの」、<「しのはら」>
 
4月26日 鹿沼18:00 20:30桧枝岐アルザ駐車場
4月27日 アルザ6:40  7:00七入7:20 11:30大杉岳 11:50 1888mピーク12:10  七入14:30
七入から歩き出す  ブナ平で休憩  これから斜面が急になる  南東尾根を滑る 
例年なら4月最終日曜日に御池小屋まで開通しているR352は今年はまだ通行止めが解除されていないため、七入に10台ほどが駐車している。スキーを背負い700mほど国道を歩き、ブナ林の斜面に取り付く。

燧に向かう若いボーダー達がスノーシューで先行している。芽吹きにはまだ早いダケカンバ、ブナ、急登のシラビソの林をジグをきりながら山頂を目指す。
大杉岳の山頂はシラビソの木々で展望が悪いため、見とうしのよい1888mピークで休憩。無風、穏やかな日差しの中、真っ白な燧の大斜面、会津駒、越後の山々のパノラマが見える。

1888mの南東尾根の急斜面を気持ちよく一気に滑り降りる。シラビソ、ブナの樹林帯を楽しみながら滑り抜ける。登りの苦労に引き換え、降りのすべりはあっという間だ。大杉沢を渡り平坦な斜面を歩き、ストック漕ぎで滑れば国道に出る。スキーを担ぎ駐車場まではわずかだ。

燧の湯に浸かり汗を流し、いつもの蕎麦屋で裁ち蕎麦を食指、岐路に着く。
 
 4/26-27 乗鞍岳(山スキー)   記:「わたなべA」

メンバー> CL「わたなべK」一、SL「ウッチー」、「わたなべA」

 剣ケ峰山頂 watanabe  uchida 

一日目  5:40佐野−9:00三本滝駐車場− 9:55バス発−10:20位ヶ原山荘−12:00観測所−13:20肩の小屋 −14:20 駐車場  
二日目  8:50 出発−9:55バス発−10:20位ヶ原山荘−12:00観測所−12:50肩の小屋−13:00 剣ヶ峰山頂−下山13:30−14:20 駐車場 

一日目。天気は晴れ。三本滝バス停から955発で位ヶ原山荘まで行く(1,250円)。乗客は20人位。8時台はバス3台が出たそうだ。山荘から両脇が雪壁の道路を100m位歩き雪の中へ入りスキー準備。登り始め1時間位は急斜面が続く。その後、コロナ観測所までは、なだらかな斜面。そこから肩の小屋までは急斜面。

1日目は、肩の小屋から滑る。シールを外し滑る。始めは急だがその後はなだらかな斜面。ちょっと重い雪だが先輩たちは「ゲレンデだ。」途中、岡崎山岳会メンバーから声を掛けられ意気投合。一緒に駐車場まで滑る。

二日目。天気は曇り。一日目と同じ時間のバスに乗るが今日は2台のバスが運行。前日と同じコースで登り、今日は、山頂の剣ヶ峰に立つ。少しガスが出ていたが展望は良かった。私事ですが、山スキーデビューでご指導いただいた「わたなべ」さん、「ウッチー」さん、ありがとうございました。  

 4/20   谷川岳  記:「おかちゃん」

<メンバー> CL「おかちゃん」、「ながおか貞」、「ほんだ康」

谷川岳駐車場着 640分、 西黒尾根登山道入口 72分、 鉄塔着 728分、 1380m地点 844分、 鎖場出てくる 914分、 らくだの背 933分、 ガレ沢の頭 939分、 トマの耳着 1135分、 オキの耳着 1210分、 トマの耳から下山開始 1240分、 ガレ沢の頭 1343分、 らくだの背 141分、 1380m地点 1431分、  鉄塔着 1514分、 林道着 1524分、 駐車場着 1545

 登り始めは小雨、ガス 山頂では天候も回復     

到着時小雨模様だったので、カッパの下を付けて出発した。登山指導センターに計画書を提出、西黒尾根取付きは意外と近い。登り出しから雪の壁だが、幸いにもトレースがあり助かる。25分位登り、竹の笹を越すと鉄塔地点に着く。ここで一息入れ、水分を補給した。ガスがかかり、景色が望めず、いやな天気だ。

上部に続く雪の急斜面を登って行く。
1380m地点に幕営跡があり休憩、食料、水分補給した。そのあと最初の鎖場が出てくるが、第二、第三の鎖場が続いている。易しい鎖場だが、慎重に越すよう声をかける。らくだの背を越して、939分にガレ沢の頭に着いた。ここまで雪の割れ目を避けて通過するところやグサグサの所が出てくるが、特に困難ではない。

ここから上部は急な雪壁になるが、すこし上部の安全な場所を選び、アイゼンを付ける。「おかちゃん」と「ほんだ康」さん、一応ハーネスを付けた。
11時ころから晴れ間が出てきた。オキノ耳に登山者が見えた。だいぶ標高が上がってきたが、急な斜面が続いている。1135分にトマノ耳山頂(1963.2m)に到着した。ここにきて曇りから晴に変わり、眺めがすばらしい。

登山者
5.6人おり、カメラシャッターをお願いした。せっかくなので、オキノ耳山頂(1977m)に向かう、雪の斜面が続き、15分もかからなかった。やはり、記念写真を撮る。トマノ耳に戻り、準備を整え、1240分に下山にかかる。「ほんだ康」さん、急斜面の高度感は気にならない様子なのと、しっかりしたトレースもあるので、西黒尾根を下ることにした。

少し下った、眺めの良い場所で、雪の谷川岳を目に焼き付け、また写真を撮る。
1343分、ガレ沢の頭に着く。ここから、らくだの背を通り、鎖場が連続しているので、通過時には特に慎重に下るよう声をかける。1431分、1380m地点に到着し、休憩した。

下を見ると、登る時はガスってわからなかったが、結構な急斜面だったのがわかる。
1514分に鉄塔を通過して、10分程で指導センター上部の車道に飛び出した。下山届を出して、1545分に無事に駐車場に戻ってきました。

登り
4時間30分、下り3時間の行程でした、後半、天候にも恵まれ、春の谷川岳登頂を果たすことが出来て皆大満足でした。
 


 4/13   大戸沢岳(山スキー)   記:「わたなべ」
<メンバー> 「わたなべK」、他1(「おがわ」
前夜は高畑の民宿に泊まる。
葭ヶ平のシエルター前は8台位の車で駐車出来ず200m先の広い路側帯に止める、今年は雪が多いようで下大戸沢迄つながっていた、、1380mのピークまでは、雪も溶けスプーンカットされ、傾斜がましてグズグズで登りずらく、ターンで、苦労する。

1552mのピークに近付くと、今日滑る南東尾根が見えてくる。13時に頂上到着、3パーティ位が休んでいた、ボーダー組も1パーティ、会津駒から縦走してきた単独の若者も登頂、車道に自転車を置いてあるらしい、

13:30、南東尾根に滑り出す、1552mのピークまでは広々とした斜面で一番の楽しみです、でも雪面は凍っていてエッジがひっかかり滑り辛い。今回は中ノ沢よりに進む、傾斜はだんだんきつくなる、

この斜面で熊に追跡されているカモシカに遭遇、 自分との距離は50m位しか離れていない、ここで標的が自分に変ったら大変、そそうにターンして逃げ出す。

三ッ岩沢の合流点で一休みする、最後の下大戸沢を渡渉で水流が多くブーツがずぶ濡れになる、14:50 シェルターに到着する。 
4/13  根本山〜熊鷹山  記:「ひがの」
 <メンバー>  SL「ウッチー」、「なかむら」、「あべ」、CL「ひがの」、他1(関根)
小山6:30  8:20不死熊橋8:40  奥の院11:00  12:20根本山12:40  13:50熊鷹山14:10  15:40不死熊橋
石鴨から不死熊橋駐車場までは今年の大雪の影響で倒木のため通行止め。沢コースに入ると登山道は、まだ芽吹きには多少早く,大雪のため倒木が多く荒れ気味だ。

また残雪がかなり残っており、奥の院手前の鉄梯子は雪に隠れている。一息入れ、奥の院からの鎖場は念のため、補助ザイルを使用する。急登を登りきると根本山山頂はもうすぐだ。穏やかな陽気の山頂でのんびりと休憩を取る。

十二山から熊鷹山までの尾根筋のクマササが、大雪のせいで鹿の餌不足ためかほとんど無くなっている。熊鷹山の展望台からは、真っ白な奥白根、日光連山、袈裟丸、浅間等がよく見える。

山頂で年配のご夫婦が本格的に野点をしていた。我々一人ずつに抹茶をご馳走していただく。長い山人生のなかで、山頂での野点は初めての経験だ。

まだ、花、新緑の時期に早いせいか、3組のパーテーに会っただけだが、風も無く穏やかな青空の下、楽しい山行でした。桐生温泉(湯らら)で汗を流し帰途に着く。 
4/13  太平山  記:「atsushi」
<メンバー> CL「atsushi」、「たかはし」
  天候:晴れ 8:57 太平下駅 − 9:15 太平山登山口 − 9:50 謙信平 − 10:17 太平山神社 − 11:21 晃石山 − 11:50 桜峠 − 14:17 馬不入山 − 15:24 岩舟駅
<山行報告>
今回は太平山で花見宴会をしたいと思いのんびりと電車で行くことにした。そのためコースは駅から駅への縦走、人数も少なかったのでグルメ山行とした。必然、荷物が多くなりちょっとした担荷訓練のようになった。

大平下駅で下車。電車で来たハイカーも何人かいた。駅前には案内板もあり途中太平山までの道は道標がしっかりしている。太平山登山口にとりつき登り始める。所々に桜は見えるが葉桜がほとんど、そのため謙信平も車は少ない。桜の見頃は先週だったようだ、ただ太平山神社のしだれ桜は満開。

ここから尾根沿いを進み晃石山へ進む、車で来る人が多いのか稜線上は人が多くツアー客ともすれ違う。途中すでにツツジが咲いていた。やがて晃石山を超え桜峠に到着。今日の目的地で山桜を見ながら宴会としたかったが花は散っていた。そのかわりに小さな花桃の木を見ながらビールで乾杯。ここで持ち上げた鉄鍋で炊き込みご飯とおかずをつくり、日本酒を飲みながら春の陽気を満喫。

たっぷりと食事と休みをとり山行再開。馬不入山からの急な下りは久しぶりの重い荷物が脚にこたえる。しかも、山を降りたところに不法投棄が目立ったのが残念、両毛線の時間を気にしながら岩舟駅へ。

電車に乗りながら本日歩いた稜線を確認する。なじみのある太平山でしたが普段と違い趣向を凝らすことで充実の山行になりました。

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