山行記録詳細ーその3  2012年度・平成24年度(後期)
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3/30〜31  高陽山(山スキー)  3/24  朝日岳・東南稜(那須)  
3/9〜10  西大巓〜白布(山スキー)  3/17  男体山(大薙)  
2/17  裏磐梯・イエローフォール  3/2 会津駒ケ岳(山スキー)
2/9〜11  赤岳〜阿弥陀岳(八ケ岳)  2/23〜24  大戸沢岳(山スキー2)  
1/13〜14   赤薙山   2/2〜3  大戸沢岳(山スキー)  
1/6      男体山  12/28〜31   蝶ケ岳  
12/23    雨巻山  1/3   根本山〜熊鷹山  
12/16    鶏足山  12/15〜16  キナバル山 
12/8    伊豆ケ岳  12/8〜9  五色山(日光)  
11/2〜4   木曽駒ケ岳、宝剣岳  11/9、10  天目山〜金袋山  
10/27     浅間山  11/1〜3   庚申山  
10/20〜22  谷川岳(白毛門〜大源太山)  10/20〜21  志賀山  
10/5〜8   針ノ木岳〜七倉岳 10/11〜14  那須岳周辺 
10/4〜5   岩木山、八甲田山   10/7〜8  編笠山、権現岳(八ケ岳)   

   

 3/24  朝日岳・東南稜(那須)  記:「てらうち」
 曇りのち晴れ     <メンバー>  CL「おかちゃん」、「かずちゃん」、「ひがの」、「わたなべ」、「ウッチー」、「てらうち」
5:00小山市役所P 6:30峠の茶屋手前のP 7:00スタート 7:50No.4看板 8:20取付き着 8:45懸垂下降&登り返しpoint
10:00山頂 10:30下山開始 11:40峠の茶屋手前のP着
駐車場を出発 今年の那須は雪が少ない
今回は、那須の朝日岳 東南稜を登って参りました。 小山市役所を早々に出発して峠の茶屋手前のPに到着すると、雪の付いてない朝日岳を望む事が出朝日岳山頂にて来ました。

懸垂下降のpointである大きく切れ込んでいる岩を眺め、取付きへと歩き始めました。登山道にある看昼前に帰還板No.4から取付きへと降り、堰堤から登り始めました。懸垂下降のpointにたどり着いた辺りから風が強くなり、山頂ではかなりの強風だなと感じました。

しかし、強風だと感じたのは自分一人だったと知り、経験の浅さを痛感しました。
岩稜でのバリエーションが初めてでしたので、大変良い経験をさせて頂きました。

引率して下さった「おかちゃん」さん、「かずちゃん」さん、「ひがの」さん、「わたなべ」さん、「ウッチー」さん、ありがとうございました。次回もまた、宜しくお願いします。
3/30〜31  高陽山(山スキー)   記:「おおむら」 
<メンバー>  CL「はしだ研」、「まちこ」、「すぎと」、「おおむら」
場所 :福島県耶麻郡西会津町奥川大字飯根     登 山 口 :西会津町 松峰

天候:晴  3/30 「はしだ」邸7:00-登山口10:50-山頂14:30-登山口16:30-麒麟公園泊
       3/31 予定は鍋倉山であったが、天気悪く中止とした。
今日は西会津の高陽山に山スキーです。3/2日の会津駒のやまスキーでは、登りで体重異動の不味さからスキーが滑ってしまいブレーキになったことを反省し、今回は登りで極端な前傾にならないように注意して行く。

そういう事もあって、出だしは少々緊張したが、残雪期特有の締まった雪のせいか、特にアクシデントも無く、小春日和のなか順調に山頂を目指すことができた。途中2度の休憩をとったが相棒の遊ちゃんも締まった雪の上で楽しそうに駆け回っていた。

ここ高陽山は標高1126.5m山であるが、北に飯豊連峰を一望でき、チョットした穴場である。みんなと一緒と言う訳には行かないが飯豊連峰をバックに山スキーの記念に写真をパチリ。

帰りは木の周りに空いたおおきな穴にスキーを取られないよう注意して降りる。雪質はザラメ、と言うかシャーベット言うか、この時期特有の雪質で重い感じがした。  
 3/17  男体山(大薙)    記:「てらうち」
 <メンバー>   CL「おかちゃん」さん、「かずちゃん」さん、「ウッチー」さん、「てらうち」
 
5:00小山市役所...6:30治山工事ゲート着...6:45スタート...7:10取付き...7:30コンクリートの岩...8:25休憩...8:55林道(アイゼン装着) 10:00休憩...11:10登頂...11:40下山...12:45五合目着...13:00休憩...14:00治山工事ゲート着
 
県南のK.O氏と登られた「おかちゃん」さんご夫妻、「ウッチー」さんと共に男体山の大薙ルートを登って参りました。

ここ最近のあまりの暖かさにより雪がほとんど無く、登りづらいルートとなっていたようでした。約1,900m付近まで雪がほとんど無く、林道に到着し休憩に併せてアイゼンを装着しました。
腐った雪により足元をすくわれつつ山頂へ到着すると、昨年に新しく奉納された剣がお出迎えしてくれました。ほとんど風の無い山頂からの景色は最高で、遠くの雲の上には富士山を望むことが出来ました。

一般ルートから下山を開始し、林道から治山工事ゲートへルートを変更し無事下山しました。ほぼ直登のみのルートで楽しく、来年はより雪がある時期に登りたいと感じました。

「おかちゃん」さん、「かずちゃん」さん、「ウッチー」さん、ご一緒させて頂き有難うございました。次回も宜しくお願いします。 
 3/9〜10  西大巓〜白布(山スキー)   記:「きたはら」
西大巓まで一緒 今年のモンスターは巨大です


天気:曇り→快晴 <メンバー>CL「はしだ」、「まちこ」、「きたはら」、「なかがわ」、「おちあい」、「ながおか隆子」、<「しのはら」> 途中まで「ほんだ」、「ほんだ康」

3/9鹿沼5:009:00グランデコ駐車場-930グランデコトップ-940シール登攀-1054「ほんだ」夫妻と別れる-1110西大巓山頂-1120小屋-1200休憩-若女平(アイスモンスター)-1600白布温泉()

3/10930白布温泉-送迎車-1100グランデコ駐車場-1445鹿沼

 

グランデコスキー場手前1キロで「はしだ」車が上り坂でスリップして今シーズン二度目の手押し。ゲレンデトップに到着してシール登攀開始しても霧は晴れず天気予報は外れか?

不吉な予感がただようところ、森林限界を超える少し手前から『あれ?晴れた』 今までの不運を吹き飛ばす幸運がこれからの我らパーテーに与えられます

西大巓山頂の手前で「ほんだ」さん夫妻と別れ我々は山頂へ。快晴の西大巓山頂からは360度の絶景で磐梯安達太良飯豊連峰が一望に。

山頂からは快適なオープンバーンをスキーで楽しんで、小屋までのシール登攀はわずかだ。小屋の手前ではなんとアイスモンスターがお出迎え。蔵王や八甲田などに行かないと普通は見られないものだ。

アイスモンスターとは針葉樹林に付着したエビのしっぽが巨大化してまるで雪だるまになりモンスターに見えるものだ。自分の足で登った者だけのご褒美だ。

更に若女平の上部から中間部までの滑走はモンスターが3メートル以上に発達して素晴らしい。

痩せ尾根と最後のなべちゃん転がしをいつも通り?クリアして予定時間に酒屋に到着。宿での温泉とビールが旨かったことは想像していただきたい。高畑ゲレンデの練習や山スキー訓練のおかげでこのビッグチャンスに巡り合えた幸せの日が過ぎた。

ところが翌朝は一転天元台のロープウェーが寒冷前線の強風のため動かない!「はしだ」さんが宿に交渉していただきグランデコまで送迎。結果的に強風吹雪の西吾妻に登って苦労するより良かったと言うことでみなガッテン!会津若松で美味しい?そばを食べて強風の東北道を無事帰宅しました。お疲れ様でした。 

 3/2  会津駒ケ岳(山スキー)   記:「はしだ」

<メンバー> 「はしだ研」、「まちこ」、「すぎと」、「おおむら」
3月2日 会津駒 荒れた天気の中誰にも会わず難行をこなしてきました。
林道終点よりいつもの谷をつめたが雪庇がものすごく発達していてなかなか尾根にのれずかなり上部の雪庇が崩落した跡地から乗った。

アンテナが雪に埋まっているのか撤去されたのか見つけられなかった。ラッセルが一人では辛く また後続が登ってこれないので、1450Mで行動を打ち切った。
下りは楽しい深雪滑りだった。  
 2/17  裏磐梯・イエローフォール   記:「atsushi」

<メンバー> CL「atsushi」、「くりさん」、「ウッチー」、「すぎもと」、他(S.J)
<日程> 2/17 天候:晴れ  9:22裏磐梯スキー場リフト上部出発 − 10:30イエローフォール到着 − 10:40-12:26昼食 − 14:24スキー場駐車場到着

<山行報告>
山行計画をたてて3年。ようやく実行できました。朝5時に市役所を暗いなか出発。裏磐梯スキー場に到着すると天気は回復傾向にあり、頭上にも青空がみえだした。準備をしてリフトを使いスキー場上部へ。たくさんのツアー客が準備をしている。

我々も準備をして出発、はじめは樹林帯の中を歩くとほどなく銅沼に到着。凍った沼の上を、あえてトレースをはずして新雪の上を歩く。正面には磐梯山の爆裂火口の下から噴煙がみえる。蒸気により樹氷が発達している、きれいだ。スノーシューをしていても膝くらいになるときがあり、雪深い。やがて磐梯山を右手にしながら進むと、もうイエローフォールに到着。みんな、歩きなれているメンバーなので速い。

凍った滝の前で記念撮影。休憩のために移動。他のパーティーはテントを出して休憩している。我々もツエルトで風除けをつくろうか考えたが、あたたかい日向に移動。たまに風が吹くと寒い。こんな時は、1本ポールのティピー型テントがあると休憩に便利だと思った。靴も脱がずにすむし、空間がとれて風除けにもなる。団体装備にほしいところだ。

料理の準備、まずはスノーテーブルを作成、調理開始、「atsushi」特製チーズフォンデュ、以外な○○がおいしい。そして「ウッチー」特製野菜たっぷりうどん。冷えた体が暖まる。ありがたい。
やがて満腹になって出発。ツアー客など、ほとんどの団体は来た道を帰る。しかし、我々はノートレースの雪原を北上、樹林帯を横切りスキー場に行くコースを選択。あらかじめルートをGPSにダウンロードしバックアップとして、二万五千分の一の地図とコンパスを頼りに歩き出す。はじめは雪原で見通しの良いところで現在地の特定は簡単だ。しかし、樹林帯の中では難しい。

地図上にみえない小さな起伏地などがあり、つい傾斜の緩い方に足が向きがちだ。コンパスで確認して方向修正やGPSで確認して進む。やがてスキー場の脇にでる。スキー場は歩行禁止のため、脇の斜面を降りる。一気に急斜面をくだるスノーシューダウンヒルだ。スノーシューを履いてて新雪を降る感覚はテレマークで新雪を降る感覚に似ている。

斜面を降り、あっという間に駐車場と同じ高度に到着。しかし、リフトやコースがあることからスキー場は横切れず、少し降ってリフトを回って登り返し。登りにはやはりスノーシューのリフトがあれば楽だ。駐車場に到着。
皆さん、おつかれさまでした。たまにはのんびりとグルメ山行もいいものですね。しかし、さすが人気コース、150人近くは来ていたいのではないだろうか。
 
 2/23〜24  大戸沢岳(山スキー2)    記:「きたはら」

歩きだしは軽い新雪だったが・・・新雪50pほど、風も強くなってきた

天気:吹雪   <メンバー>「はしだ」、「まちこ」 「きたはら」、<「しのはら」>

2/23鹿沼17:30−21:50高畑(泊)

2/34高畑8:00−大戸沢登山口8:40−休憩1100m位10:00折り返し1500m 12:00−13:20登山口−14:00高畑−鹿沼 つかれました

前日 高畑の前夜祭は4名と少しさびしい。

冬型の気圧配置と今期最強寒気の流入との事でラッセル覚悟。 登山口には車が一台停まって先行者がいたがトレースは大戸沢ではなくて別の山に

貸し切りの山行になった

 

登り口は軽い雪質であったが標高が上がると深くて重い雪質に変化ラッセルがつらい  気温は-15度 新雪は深いところで50センチくらいであろうか 風も強くなったので下山ルートを私が間違えて降りてしまって迷惑をかけてしまったが 尾根を滑って無事下山。

お疲れ様でした。 

 2/9〜11  赤岳〜阿弥陀岳(八ケ岳)   記:「すぎもと」
 行者小屋の分岐へ 樹林帯の中を行く  20張りほどのテント村 

<メンバー>
  CL「ウッチー」、「てらうち」、「すぎもと」
<2/9> ・美濃戸口から行者小屋へ移動
10時15分 美濃戸口駐車場から移動開始。天気は快晴。入山者も多い。しばらく平坦な林道を歩き、美濃戸小屋を過ぎた所で行者小屋への分岐へ。

ここから登山道となるが、しっかりとしたトレースがあり歩きやすい。樹林帯の中を進む。
14時20分 行者小屋着 すでに20張り程度のテントが有った。到着後雪面を整地し、5人用テント一張りを設営した。
夜間も快晴であり、星空が非常に綺麗であった。夕食はトマト鍋及び白米。

 地蔵尾根を行く 赤岳山頂にて  下山ルート 
<2/10> ・赤岳〜阿弥陀岳アタック当日
4時起床。朝食は棒ラーメン及び紅茶。6時20分出発 気温は低い(体感で−12、3℃)が晴天で無風。
地蔵尾根を進む。高度を上げていくに従って風が強くなり、目出し帽が必要な程度の強風となる阿弥陀岳より富士山とダイヤモンドダスト

7時35分 地蔵の頭到着 風強し  8時30分 赤岳山頂到着 極めて風強し
途中の中岳のコル付近から風が弱り、ほぼ無風となる。
10時10分 阿弥陀岳山頂着 晴天で良い眺望が得られた。富士山も望めた。また、低温のためダイヤモンドダストが見られた。集合写真を撮影し下山を開始した。南稜および北稜からの登山者も多かった。

阿弥陀岳ピーク下のコルから沢筋に入り、行者小屋方向へ下山。低温の為雪は硬く締まっており雪崩の危険性は感じられなかった。雪面のクラック等も観察されなかった。11時50分 行者小屋到着  夕食はすき焼き。

<2/11> ・行者小屋から美濃戸口へ移動
6時起床  朝食は煮込みうどん。
8時00分 行者小屋出発 天気は雪。気温は昨日よりも高い。 11時00分 美濃戸口着


 2/2〜3  大戸沢岳(山スキー)    記:「ウッチー」

天気:晴れ
  

<メンバー>  大戸沢:「はしだ」、「きたはら」、「すぎと」、「わたなべK」、「ウッチー」

          高畑スキー場:「さとう」、「ひがの」、「ながおか隆子」、<「まつもと」>、<小野里>

2/2鹿沼18:30−21:00高畑(泊)

2/3高畑8:00−大戸沢登山口8:40−引返し(1500m)12:00−13:30登山口−14:00高畑−鹿

前日 高畑の前夜祭は10名。にぎやかな夜でした。


翌日、ゲレンデ組と山スキー組に分かれて高畑を出発しました。雲の間から青空がのぞかせてはいますが、明け方から続く強風が、これから出発する気分を重くさせていました。矢板岳友会さんと思われるトレースがありましたが、今日はあまり入山者はいないようでした。

天気はいいのですが上部になるにつれ、時々強風で転倒者もいました。1500m付近でシールをはずし滑降の準備をしました。1380m位までほぼ来た尾根道を戻り、きつい斜面に入る。少々雪は重いのですが、「きたはら」、「はしだ」両名はスイスイとシュプールを描いていきますが、いざ私の番となると、両名のように行くはずがなく転倒の連続でした。

「わたなべ」さんはファットスキーでハイテンション。「すぎと」さんは確実にターンを決めていました。


やはり山に入る前のゲレンデでの基礎練習は大切なんだと実感した山行でした。 
<ゲレンデ組>
 昨日の暖かさ、夜の冷え込みでゲレンデ雪質も高畑には珍しい悪い雪。圧雪部分もガリガリが出て、コース外は全くエッジが利かない。
 それでも、下手なりに終日練習、大戸沢方面は最後までガスの中だった。  


 1/13〜14   赤薙山   記:「てらうち」
<メンバー>  CL「ウッチー」、SL「わたなべ」、SL「ながおか」、「すぎもと」、「てらうち」
1/13 晴れ 5:00小山...7:00霧降高原P着...7:40スタート...8:50キスゲ平...9:40休憩(アイゼン装着)...10:30赤薙山山頂...     11:30引き返し... 11:50赤薙山山頂にてビバーク...19:00就寝
1/14 降雪 6:30起床...9:00下山開始...10:40霧降高原P着
  今回は、赤薙山を経由して女峰山のピークを目指す計画でした。
当初は唐沢避難小屋泊を予定していましたが、事前の天気予報にて14日が大荒れとの予報でしたので、独標を越した水場付近での幕営も考えての山行となりました。

 早朝の霧降高原Pでは風が強く、かなり寒いのでは?と考えておりましたが、快晴で気温も高く、キスゲ平では汗が吹き出していました。全体的に雪も少なく、トレースもしっかりとついており、比較的歩き易く条件はかなり良いものでした。

しかし、翌日の天気を憂慮しCL「ウッチー」さん、SL「わたなべ」さん、SL「さだこ」さんの判断により、奥社への登りの手前鞍部より引き返し始め、赤薙山頂にてビバークとなりました。早朝の駐車場でお会いした氏家楽稜のパーティも赤薙山頂でビバークされ、天気も良いことからテントの外で、交流を兼ねた青空宴会となりました

明け方4時頃からの降雪により、前日の快晴が嘘のような大荒れの朝となり憂鬱な気分となる朝でした。しかし、楽稜さんからの朝ごはん(煮込みうどん)の差し入れを頂戴し、一気に気分も盛り上がりました。降雪量が多い為か、前日のトレースも消えるほどでしたが、ホワイトアウトにはならず無事に下山となりました。

今山行のCL「ウッチー」さんをはじめ、SL「わたなべ」さん、SL「さだこ」さん、「すぎもと」さん、楽しい山行をありがとうございました。また、美味しい煮込みうどん等色々と差し入れを頂戴した氏家楽稜の皆様にもこの場をお借りして、感謝を申し上げたいと思います。また次回も楽しい山行を御一緒させてください。 ありがとうございました。
 12/28〜31   蝶ケ岳  記:「すぎもと」
<メンバー> 「わたなべK」、「ウッチー」、「おかちゃん」、「かずちゃん」、「さだこ」、「てらうち」、「やまなか良」、「こばやし」、「すぎもと」
<12/28>
・前泊  (長野県内で幕営
釜トンネルを過ぎて  河童橋より  奥宮に着く  徳沢園にて幕営 
<12/29>
・釜トンネルから徳沢園へ移動
10時00分 釜トンネル入り口から移動開始。トンネル内を約30分歩き出口へ(写真1)。梓川沿いの道を進む。よく晴れており気温も高く、時折明神岳方向から雪崩の発生する音が聞かれた。
13時00分 河童橋着(写真2)焼岳の噴煙を目にすることが出来た。   14時15分 穂高奥宮着(写真3)  15時40分 徳沢園着 (写真4) 
到着後雪面を整地し、テント二張を設営した(写真5)。積雪は膝程度。  夕食はキムチ鍋及び白米。
 長塀尾根を登る 蝶ケ岳山頂  テント内にて 
徳沢園にて幕営
<12/30>
・蝶ヶ岳山頂アタック当日
朝食は棒ラーメンおよびお茶。 6時20分 徳沢園を出発 前日と打って変わって荒れ模様となった。
取り付きからしばらくは腐れ雪の急登が続いた。 長塀山を通過した辺りから傾斜は緩くなり、氷結した池が見られた。風雪はますます強くなる傾向であった。
11時50分 蝶ヶ岳山頂着 (写真6)気温−6℃で強い吹雪であり、山頂には長くはとどまれなかった。展望は得られない。集合写真を撮影し、すぐに下山を開始した。(写真7)
11時55分 下山開始  15時45分 徳沢園着  夕食はカレーライス、サラダおよびスープ(写真8)。 夜半から風が強まり、雨となった。

<12/31>
・徳沢から釜トンネル入り口へ移動
朝食は雑炊およびお茶。  徳沢園を出発  9時50分 バスターミナル着   10時45分 大正池ホテル付近で集合写真を撮影(写真9)大正池近くで

■所感
個人的には初の本格的な雪山山行であり、得られるものが多かった。
特に悪天候で視界が効かない場合の行動については考えさせられた。
蝶ヶ岳山頂からの下山時には、森林限界上で目印が無い上に視界が悪く、ルートファインディングに困難さを感じた。今後は読図力の向上に努めたいと感じた。また、そのような場合に目印とする旗竿の必要性を感じた。 
 1/6   男体山    記:「いいずみ」

天候:晴れ   <メンバー> CL「おかちゃん」、SL「かずちゃん」、「atsushi」、「てらうち」、「こばやし」、「いいずみ」

4:30 小山市役所出発 7:00 栃木県営湖畔第2駐車場出発 9:30 5合目 12:50山頂 13:20山頂出発 14:30 5合目 16:20駐車場

  上部の樹林帯を行く  山頂直下、展望抜群  全員山頂を踏む 
       

とても天気の良い日の雪山体験となりました。

5合目までは積雪がなく、5合目避難小屋に到着。「おかちゃん」さんが用意してくれた"アイゼンとピッケルの使い方"の資料を元に30分程アイゼンとピッケル中禅寺湖を見下ろしながら下山使い方を教えていただく。

アイゼンを装着し、5合目出発。 私にとって初めての雪山&アイゼンだったので、腰が引けながら慎重に慎重に急登を登る。始めは、登っても7合目までのつもりが…、あまりにも天気が良く、こんな天気のいい日に頂上までいかないなんてもったいない!と、皆に励まされながら無事頂上へ。休憩後、太陽光を反射しキラキラ光ってとても綺麗な中禅寺湖を見渡しながら下山。

「おかちゃん」さんを始め、皆様ありがとうございました。また、よろしくお願いします。

 
 1/3   根本山〜熊鷹山    記:「みつまん」
 天候:晴れ   <メンバー> CL「ひがの」、SL「ともさん」、「くりさん」、「いいずみ」、「みつまん」
行程:小山5:45 - 石鴨駐車地7:40/7:50 - 奥社10:20 - 根本山11:35 - 十二根本山神社12:00/12:50 - 熊鷹山13:30/13:40 - 林道14:05 - 石鴨駐車地15:10
谷筋の道を行く。
この辺りはハイキング気分
:鉄ハシゴを上る。左は氷結している  前から、後ろから実地指導  根本山に無実到着 
栃木百名山の根本山と熊鷹山を根本沢コース経由で歩いてきました。根本沢コースは沢を巻きながら、何度も渡渉を繰り返すコース。小さいアップダウンがボディブローになって後で堪えてきます。「ハイキングコース」と標識はあるのですがハイキング気分で入ったら苦労するでしょうね。落葉が深い場所があり歩きずらく、テープはあるがところどころルート判定しづらい個所もあります。

岩をトラバースする個所では私たち新人は難渋しました。根本山1.5Kmの道標からが、このコースの肝。氷結している個所もあるが、まだ氷が少なく岩が乾いていたので滑ることはありませんでした。年代物の鉄ハシゴを超えてクサリを上ると鐘撞堂・奥の院。ここの鐘は木槌で敲く鐘。乾いた音色が谷に響きました。奥の院は怖がりの私は近づけません。

ここから鎖の連続。ホールドは多いので経験者はスイスイですが、慣れない者はそうはいきません。実地訓練となりました。尾根に出ると風が冷たく、強い。根本山は小休止で進み、十二根本山神社前でランチとしました。ツェルトを張ったのですが気休めにしかなりません。その中、「ともさん」が雑煮・おしるこを作ってくれました。おいしかった、温かかった、うれしかった。1時間弱の休憩後、熊鷹山に向かいます。

落ち葉の尾根歩きは私は大好きです。熊鷹山では展望台から眺望を楽しみました。日光の山々、皇海山は残念ながら雪雲に隠れていましたが、袈裟丸、赤城、前日光の山々、筑波山は良く見えました。沢入へ続く新しい林道が山に刻まれて痛々しい景色になってしまいました。うすゆき新道経由で林道へでます。
1時間強の林道歩きは最初は気楽なのですが、次第に足に堪えてきます。おまけに氷結している場所が多かった。距離12.7Km、累積標高+-1130m、7時間20分の歩きが終わりました。疲れました。皆さん、御苦労さまでした。「ともさん」、ごちそうさまでした。

 12/23    雨巻山  記:「ひがの」
<メンバー>  「ともさん」、「くりさん」、「ながおか隆子」、CL「ひがの」
小山7:00 〜8:00大川戸駐車場8:10〜9:00三登谷山9;10〜10:00雨巻山10:30〜11:45御嶽山12:30〜足尾山〜13:00大川戸駐車場〜15:30小山
大川戸駐車場で「くりさん」さんと待ち合わせ、三登谷山経由で落葉した雑木林を雨巻山に登る。山頂は天候が曇空の割りに結構ハイカーが多く着ている。

猪転げ」坂を一気に下り、御嶽山で「ともさん」持参のラーメンを作り大休止。足尾山〜沢コースを下ると大川戸駐車場だ。駐車場はほとんど満杯。低山の人気コースだ。

先週と同じロマンの湯につかり帰途に着く。 
 12/15〜16  キナバル山  記:「まきの」
ドンキーイヤを見る  日の出  登山道からのキナバル 
登山中は好天に恵まれました。全員(6人)登頂。無事下山した。小生にとっては3回目のキナバル山となった。

12/15(土)ガイドと共に小屋をめがけて出発。ほぼコースタイム通りで登れた。


12/16 (日)小屋を2:45出発。頂上に近いの所で日の出を見た。帰りはメンバー2名が遅れだした。

 下山予定時刻を過ぎたが、ガイドが車の時間を調整しコタキナバルに戻れた。
 
12/16    鶏足山    記:「ひがの」
<メンバー> 「あんまん」、「よしだ」、「やまね」、「ともさん」+1、「いいずみ」、「ながおか隆子」、「ひがの」
鶏足山山頂  赤澤山  ノンビリ陽だまりハイク 
小山7:00〜8:20並柳登山口8;30〜9:40焼森山〜10:15鶏足山(南、北峰)11:40〜13:20並柳登山口〜16:10小山

並柳登山口の林道に駐車し、焼森山めざし砂利道の林道を40分ほど歩くと、焼森山の道標がある。右手の斜面に取り付き20分ほど急登すると尾根に出る。2,3分歩くと焼森山だ。山頂からは、雪をかぶった日光、高原山等の展望が良い。

焼森から鶏足山までは落ち葉を踏みしめながらのんびりと初冬の山歩きを楽しむ。
鶏足山は南、北峰がありどちらも眺めが非常に良い。風もなく寒さを感じさせない穏やかな日和の山頂で、「ともさん」の特製ワカメスープをご馳走になりながら1時間30分もの休憩を取る。

鶏足から並柳までは、県境尾根をアップダウンを繰り返しながら降りていくと、マイクロウエーブに出るとそこはもう林道だ。駐車場まではわずかの距離だ。
初冬の陽だまりハイクで、休憩をたっぷりと楽しんだ一日だった。
帰りは芳賀のロマンの湯につかり帰途に着く。 
 12/8〜9  五色山(日光)    記:「こばやし」

<メンバー> 「おかちゃん」、「かずちゃん」、「さだこ」、「てらうち」、「やまなか良」、「atsushi」、「すぎもと」、「きたはら」、「こばやし」

12/8() 中禅寺湖湖畔(仮眠)

12/9(日) 4:30 起床 - 7:10 菅沼登山口出発 - 9:45 阿陀ヶ池 - 11:37 五色山 - 12:50 阿陀ヶ池? 14:10 菅沼登山口着

菅沼口を出発 弥陀ケ池手前 五色の山頂へ到着 弥陀ケ池まで降りた

前夜の楽しい宴会の後に待ち受けていたのは、今シーズン初の体が一瞬で引き締まる-7℃寒さ。久しぶりの雪山登林間の登り山のため入念に装備を確認して出発。

今回はラッセル訓練目的のため、トレースがあるであろう白根山は目指さず、人が入っていない五色山を目指す。12月初旬の雪はどんな感じなのだろうと思っていたが、結構ある。阿陀ヶ池を抜けたあたりから徐々にラッセルが始まった。

わかんやアイゼンは使わず交代して進む。斜度がキツイ登りでの膝まで雪があるラッセルはやは無事予定通り下山り辛かったがみんなで交代しながら前へ進む。稜線に出ると強風の冷たい風が吹き付け、顔が痛い。

この日のために
2度も下見をして下さった「おかちゃん」ご夫妻のお陰でルートファインディグに迷う事なく、9人全員のラッセルが実を結び頂上を踏む事が出来た。みんなで「万歳!」をして喜ぶ。強風の-12℃の頂上には長く居られないので、記念撮影をして即下山開始。

トレースを辿りながら下山したが、風も強く雪もたくさん降っていたのでトレースが分りづらい個所もあった。間違えないで辿れるように、経験を積みたい。帰りはツルツル滑る雪を楽しみながら登山口に着いた。

ろまんちっく村の温泉で冷えた体を温めて、解散。

個人的には去年の初めての雪山山行で、みなさんに置いていかれてしまった苦い思い出がある登りが難なく登れて「ホッ」とした。去年の冬の山行を通してどうやら私も少しは成長したらしい。
今回は今年の冬山山行を始めるための、装備確認、寒さ体感など出来て良い山行となりました。「おかちゃん」さんを始め、皆様ありがとうございました。今年の冬も宜しくお願い致します。
 

 12/8    伊豆ケ岳  記:「ひがの」
<メンバー>  「ウッチー」、「あんまん」、「ひがの」
男坂 男坂 伊豆ケ岳山頂 子ノ権現
小山発5:00〜7:10正丸駅7:35〜9:55伊豆ヶ岳山頂10:10〜10:10古御岳〜11:20高畑山〜12:10天目指峠〜13:10子の権現13:20〜14:35吾野駅14:55〜15:10正丸駅〜18:40小山

小山を5:00にでて、関越道花園ICから正丸駅に7:10に着く。駅構内の有料(500円/日)駐車場に止め、山行準備。7、8台のハイカーガ駐車している。正丸駅脇から舗装道路を歩き出し、20分ほどで馬頭尊分岐を左折して山道に入る。
一時間ほどで尾根に出る。

正丸峠方面からかなりの年の方が足取りも軽くの登ってくる。尋ねると79歳で地元の方とか。週に2,3回の山行をしているらしい。尾根から見える山々の説明をしてくれる。男坂、女坂分岐まで一緒に登ると我々より達者な健脚に関心しきり。
通行禁止の案内板があるが男坂を自己責任で岩場に取り付く。鎖は2本ほど取り付けられ結構な傾斜があり楽しめる。鎖場を登りきると伊豆ヶ岳山頂だ。周囲の展望を楽しむ。

古御岳、高畑山、天目指峠、子の権現までは杉、桧の人工林で展望なし、陽がささずの山道をアップダウンを繰り返す。天目指峠で一旦林道を横きりしばらく歩くと、金のワラジと大きな提灯のある子の権現に着く。
茶店なども有り一般の観光客のすがたも見える。
6月ごろ来ればシャガが咲く山道を下ると舗装道路に出る。3,4kmくらいあるくと吾野駅だ。1時間に2本の西部線で正丸駅に戻り、武甲温泉で汗を流し帰途に着く。
杉、桧の人工林が多く、広葉樹の少ない伊豆ヶ岳は新緑も紅葉も楽しめないのが残念だ。

 

 11/9、10  天目山〜金袋山  記:「まきの」
 タワ尾根 一杯水避難小屋手前  日原鍾乳洞 
11/9(金)酉谷山避難小屋までは一杯水避難小屋経由で入る。今まで通い慣れたコース。 1300m位が紅葉のベルトになっていた。

11/10(土)タワ尾根下降に入る。マイナーなルートだがなんと直ぐモノレール軌道に出会う。 所々に小さな標識が有った。2回、赤いテープに導かれルートを間違えたが20m位で直ぐ通常ルートに戻る。

金袋山(きんたいさん)周辺が紅葉の真っ只中。昨年とほぼ、同じ時期に紅葉となった。
でも、昨年よりは赤い紅葉が少なかった。 鍾乳洞に下る道にもモノレール軌道が設置されていた。人気の臭いマイナーなルートになっていた。 
 11/2〜4   木曽駒ケ岳、宝剣岳  記:「ウッチー」

<メンバー> CL 「わたなべ」、SL「ウッチー」、「はしだ」、「なかの」。

11/2 佐野20:00−田沼IC22:00姥捨SA(仮眠) 
11/3 姥捨SA7:30−駒ヶ根IC8:30菅ノ台−9:45しらび平−10:00千畳敷 10:2011:15載越浄土−12:15中岳−12:40木曽駒ケ岳−13:00木曽小屋−14:30木曽前岳−15:30木曽小屋(泊)
11/4 木曽小屋7:107:20木曽駒ヶ岳−8:35濃ヶ岳−11:05宝剣岳−12:15千畳敷 千畳敷12:27−しらび平12:4013:00菅ノ台−こまくさノ湯15:00−駒ヶ根IC−田沼IC18:30佐野

沢を遡行しで千畳敷まで登るコースがガイドブックに載っていたので、計画を練っていたところ、10月末時点で稜線には積雪があることが分かり、急きょ尾根歩きに変更しました。

11/2晴れ 佐野を20時に出発し、長野道・姥捨SAで仮眠しました。SAから眺める上田市の夜景が素晴らしく、ついつい飲みすぎてしまいました。

11/3快晴 バス・ロープウエイを乗り継いで、紅葉真っ盛りの千畳敷に到着。ハイカーが多い千畳敷に着くと、路面が凍結していて改めて初冬の山に来たことを実感しました。載越浄土に着くと、木曽側からの強風が待ち構えていました。積雪は10センチ程度。オーバーヤッケで防寒を整えてから、慣れない雪道を出発しました。
1時間ほどで木曽駒ケ岳に到着。中央・・・と名がつく通り、正面は北アルプス、後ろは南アルプスや八ヶ岳が雲ひとつなくはっきり眺めることができて、メンバー皆興奮気味でした。

早めにこの日泊まる小屋に着いたので、ザックを軽くして木曽前岳までピストンした後、小屋に戻りビールでカンパイ! 心地よさが酔いを早めたようでした。

小屋の窓から木曽側の山々を見渡すことができて、夜は下界の夜景と星がきれいでした。今日の宿泊客は私たちを含めて8人でした。

11/4快晴 小屋は本日で今シーズンの営業は終了でした。主人に気を使い早めに出発しました。夏場ならお花畑であろう濃ヶ池・駒飼ノ池をめぐりった後に、快晴、無風の宝剣岳山頂でのんびり景色を眺め、観光客の列が絶えない千畳敷に戻りました。
連休の高速道路は紅葉シーズンもあり、上信越道がノロノロ状態。いつもより時間がかかる帰路でした。
 

 11/1〜3   庚申山    記:「まきの」
岸壁の紅葉  庚申山林道より  山荘2Fからの朝焼け  林道の紅葉 
11/2に皇海山に登ろうと計画したが、11/2,3は強い寒気が入り中止とした。11/2は庚申山に登っただけ。頂上では、時々、横殴りの小さいあられが顔に当たった。

11/3はやはり強い寒気。小屋前は、小雪が積もっていた。下りで皇海山に目指す
方に10名程会う。(倒木と笹に悩まされそう。)
紅葉は、小屋上部の岸壁は少し盛りを過ぎていた。3日は七滝、林道はほぼ盛りを迎えていた。小屋で知り合った宇都宮の方に温泉でも会った。自宅まで車で送って頂いた。
 10/27     浅間山   記:「やまなか良」
<メンバー>  CL「ともさん」、「なかむら」、「くりさん」、「やまなか良」、他1
10/27 田沼5:30 浅間山荘7:45 不動滝9:05 火山館10:00 シェルター11:45 前掛山12:00 火山館13:45 浅間山荘15:45
天気予報では晴れ、浅間山の紅葉を目当てに行きましたが、予報は外れ朝から曇り。横川のSAを過ぎてから雨が降りだしてきました。浅間山荘の辺りでは、真っ赤なモミジが綺麗で、晴れることを期待して出発しましたが、歩き出してすぐに雨が降ってきて合羽を着ることになりました。

ガスの中で何も見えなく、不動滝に着きましたが、写真を撮る気にもなりません。しばらく緩やかな上り坂を登り、2時間で火山館に到着しました。居合わせた男性の話によると、山頂は風が強く、みぞれが降っていて、スキー用の厚い手袋をしていても手がかじかんでしまって、とても寒かった!とのこと。私達は、毛糸の手袋しか持ってなく不安になりましたが、様子を見ながら前掛山に挑戦することになりました。

上に行くにつれて、だんだんと風が強くなり森林限界の手前で中に一枚着込んで、稜線に出ると手や顔の感覚がなくなりました。火山館から1時間半、やっとシェルターが見えて嬉しい気持ちになり、中に入って暖まろうとしましたが、シェルターの方向と風向きが一緒のため意味がありませんでした。
前掛山山頂500m手前まで行きましたが、風が強いため戻ることに。強風からの開放感からかみなさん帰りの足取りはとても軽いように感じました。

火山館まで戻ってくると、あっという間にガスがきれて周りの景色が見えていました。唐松が黄葉していて、こんな綺麗な所を歩いていたんだとびっくりしました。さっきまでガスの中だった山頂も青空が見えていて、山の天気はわからないねと話をしました。
帰りは写真をたくさん撮って前になかなか進まなかったのですが、最後にお目当てだった浅間山の紅葉を楽しむことができました。
「ともさん」計画ありがとうございました。「くりさん」さん、「なかむら」さんお世話になりました。ありがとうございました。
 10/20〜21  志賀山    記:「てらうち」
<メンバー> 「ひがの」、 「はしだ」、 「まちこ」、 「すぎと」、 「くりさん」、 「みつまん」、 「こばやし」、 「いいずみ」、 <「やまね」>、 「てらうち」
10/20 19:45横川S.Aにて小山集合チームと栃木集合チームの合流...21:50大沼池入口の駐車場着...24:30就寝
10/21 5:30起床、硯川へ移動...8:10出発...8:50志賀山と四十八池への分岐...9:40山頂手前の展望にて休憩9:55志賀山山頂...10:30裏志賀山...11:10四十八池...12:10大沼池...13:20休憩...14:00大沼池入口着

読図の練習
今回はバスハイクの下見を兼ねた読図講習で、志賀山を登ってきました。 前日に横川S.Aで無事に、小山集合チームと
栃木集合チームが合流。 2台連なって志賀高原へ出発です。綺麗なトイレのある大沼池入口で落ち着き、宴会へと突入です。 しっかりとアルコールを注入し、志賀山へ備えて早目の就寝。
当日は5:30に起床し、出発地である硯川へ移動。 雲一つ見当たらない快晴の中、まずは「ひがの」講師の講習からスタートです。志賀山への登りまでは緩やかな登山道で、フィトンチッドを感じながらゆっくりと分岐へ到着。 地図を確認し、志賀山への登りに備えて休憩。 志賀山への登りも無事通過し、山頂近くの巻き道での展望ポイントで休憩です。

志賀山の山頂から裏志賀山へ行き、神社でお参り後に見晴らしの良い場所でも小休憩です。 志賀山や裏志賀山での見晴らしは見事なのですが、スペースがあまり無い為、混んでしまった場合は注意が必要です。

四十八池〜大沼池へ降っていると、水面に朱色の鳥居を発見しました。 あいにく登山道から少し外れているため近くには寄りませんでしたが、紅葉と相まって綺麗な風景でした。 大沼池から緩やかな降りを無事終えて下山出来、読図と紅葉狩りに満足の山行でした。

長時間の運転と読図の講習等、「ひがの」さん、「はしだ」さん本当にありがとうございました。 皆さんとも前日の宴会からお世話になり、楽しい山行をありがとうございました。 次回も是非宜しくお願い致します。 
 10/20〜22  谷川岳(白毛門〜大源太山)  記:「まきの」
笠ケ岳夜景  大源太山頂より  キャニオンから振り返る  キャニオン側の紅葉 
笠ヶ岳でオリオン座流星群の観察と写真撮影を行った。流星は10個程見れたが写真には映らなかった。
小生のカメラでは非力。
小屋に泊まった方から、大源太山の紅葉がすごいと写真を見せて貰い、
馬蹄形縦走から、太源太山清水峠〜大源太間の紅葉からキャニオンに方向変更。ジャンクションピーク・清水峠間での湯檜曽川方向が錦秋となっていた。

清水峠・大源太山間の七ツ石小屋裏沢も錦秋となっていた。両方共。雲が掛りなかなか日が当たらなかったが、待った甲斐があった。また、大源太山のキャニオン側も錦秋になっていたが日がうまく当たらず残念。キャニオンに下り、テントを借り泊まった。

翌日、また大源太山にピストン。一番見ごたえのあった場所は日が当たらず
、時間切れで下山。今年は10日程紅葉が遅い様だ。また紅葉の時期に登りたい。
 10/11〜14  那須岳周辺  記:「まきの」
新聞に那須の姥ヶ平の紅葉の写真が出た。天気予報も直前で晴れに変わった。朝一番の電車で黒磯に向かう。
10/11(木)は姥ヶ平は期待した紅葉が見れました。紅葉が炎上?しており、茶臼岳上部には煙が見えた。
大倉尾根  峰の茶屋跡の朝焼け  鏡沼  隠居倉上部 
10/12(金)は雲が多い中、隠居倉から熊見曽根まで登りましたが、熊見曽根は台風並みの暴風の為直ぐ下りました。この尾根の紅葉も真っ盛り。特に源泉辺りは、錦秋のベルトとなっていました。
隠居倉上部
10/13(土)は夜半から風が強かった。4時頃は雲は少なかったが、6時頃は雲が湧き姥ケ平上がった。13時頃から晴れが多くなったので茶臼岳に登るがやはり暴風状態。

10/14(日)AM1:20頃、空は満点の☆。天の川も見れたが、オリオン座方向近くは流れ星が30分間で8個見えました。小屋にいた2名の方たと見物。気温は4℃だったので体が冷えてしまった。オリオン座流星群で、ピークは21日でとの事。『
活動期間は10月2日から11月7日だが、例年10月21日前後に最も活発(極大)』

日の出前、に峠の茶屋跡に着き、幸運にも綺麗な朝焼けを鑑賞出来た。鏡沼には稜線から急降下。大した紅葉は見れなかった。この後、稜線に急上昇。薮は殆ど気にならなかった。
大倉尾根からの紅葉を見ながら北?に下る。ぬるめのプール?に浸かる。バスで帰るが、渋滞に巻き込まれた。 
 10/5〜8   針ノ木岳〜七倉岳  記:「さだこ」
<メンバー>   「わたなべK」・「ウッチー」・「ながおか貞」・「atsushi」・「わたなべA」
10月5日(金)
佐野22:20−佐久平23:30−就寝25:00
参加メンバーの仕事の関係上、佐野集合が22時となったため、それに伴い出発時間も遅くなり、当初計画していた柏原新道からの入山を断念、扇沢から針ノ木雪渓経由での登山に変更しました。佐野を22:00に出発し、佐久平で仮眠、三連休の前日のためか、佐久平も満車だった。

10月6日(土)曇り
佐久平7:00−扇沢市営駐車場9:50−針木登山口出発10:05−大沢小屋11:30/11:44−最終水場14:11 針木小屋着15:00−就寝18:30
扇沢を出発扇沢に向け走ると、柏原新道登山口手前当たりから路上駐車が多くなり、柏原新道駐車場満車、扇沢有料駐車場満車、市営無料駐車場も満車、この時期の混雑ぶりを実感、我々はかろうじて臨時駐車場に止めることが出来ました。針ノ木登山口では、私たちの前に単独者が1名先に入山し、その後私たちを含め2パーティーが針ノ木小屋に向け出発しました。

遅い時間帯での出発だったためか、この時間帯での入山者は少なかったようでした。今日の渡邉さんは、出だしから快調で、ピッチがどんどん上がり、後続は歩調が合いません。そんな快調の渡邉さんは一人先に歩いてもらうことにし、私たちは、「ウッチー」さんをトップに足並みを揃えゆっくりと歩きました。最初の沢で喉を潤し、大沢小屋で大休止。大沢小屋から他のパーティーが先に出発しましたが、あまりピッチを上げ過ぎたせいかパーティーの中の男性一人は川原に大の字になりダウンしていました。その後その男性を見かけることはありませんでした。

この頃から、針ノ木側からの下山者にも出会うようになり、中には、日帰りの人も数名いました。川原を過ぎると登山道両側に満開のあざみ、沢両岸の山手では、木々が鮮やかな赤や黄色に色付き、私たちの目を楽上部の急登を行くしませてくれました。高度が上がるに従い紅葉も真っ盛り、立ち止っては、皆カメラに収めていました。今回「わたなべ」さんは、一眼レフカメラを持参、真剣にシャッターチャンスを狙っていました。後ろを振り返ると西に柏原新道と爺ガ岳、爺ガ岳からの稜線上に種池山荘が、ガスの切れ間に見え隠れしていました。

最終水場手前辺りにわずかに雪渓があり、扇沢の雪の多さを感じさせてくれました。終水場には、「今、針ノ木小屋は深刻な水不足です。できるだけこちらで水を補給してください」との
張り紙が掲げてありましたので、私たちは各1.5?程汲み上げて行くことにしました。水場から小屋までもうひと踏ん張り、気合を入れ担ぎ上げ15:00小屋に到着。小屋の前を通過しテント場に行こうとしたところ、小屋の方に「今日は、テント場がいっぱいで、張る場所がないかもしれませんので、受付を先にし、係りに見てもらってください」と声をかけられました。

渡邉さんは既にテント場に行っていましたが、小屋に入りテント場の説明を受け、テントの張る場所が無ければテント指定場所ではないが、小屋上の針ノ木方面に張れる場所が少しあるのでと言われましたが、小屋のテント場に決めました。テン場に行くと「わたなべ」さんが良い場所にテントを張っていてくれました。もう1張りを上段に張ることもでき一安心。テント場からは、一瞬でしたがガスの切れ間からくっきりと槍ヶ岳を見ることが出来ました。
小屋で缶ビールを買い、それぞれ持参したおつまみで乾杯、酔がまわらないうちに夕食作りに取り掛かり今回も「ウッチー」シェフ指導の下、ダブル渡邉さんと「atsushi」さんが助手となり焼肉作りに奮闘、海藻サラダとともに美味しくいただきました。酒、おつまみ、夕飯でお腹を満たしたところで早めの就寝となりました。

10月7日(日)曇り
起床4:00−針ノ木小屋発5:50−針ノ木岳6:30/6:40−針ノ木小屋着7:20−針ノ木小屋出発7:50−蓮華岳8:40−北葛岳鞍部10:30/40 北葛岳11:50/12:10-七倉乗っ越し13:00−七倉岳14:00−七倉岳分岐14:10−船窪小屋14:20/14:35−幕営地14:50−就寝20:00
北葛岳山頂昨夜は、小雪がちらほらと舞い、夜半にはあられに変わっていました。起床する頃にはやんでいたので一安心。朝食を済ませてテントを撤収、ザックを小屋船窪のキャンプ場前のベンチにデポし、空身で針ノ木岳に向かいました。頂上はあいにくのガスの中、風もあり気温も低めで寒いため記念写真をとり即下山、途中で最初の雷鳥を見つけ慌ててカメラに収めました。
針ノ木小屋を後に蓮華岳に向け出発、蓮華岳まで登り1時間、蓮華岳の道標を過ぎると「atsushi」さんが、「「ながおか」さん、蛇に気づかず通りすぎたよ」と声をかけてくれました。振り向くと、ザレ場に寒さのため動けずいる青大しょうが一匹、蛇嫌いの私と渡邉さんは大騒ぎし、「ウッチー」さんは平然と蛇に近づき観察し、「わたなべA」さんは、しっかりとカメラに収めていました。

蓮華岳から北葛乗っ越しまでは、ガレ場の長い下りから始まり、ガレ場を過ぎると痩せ尾根があったり岩稜下りが続いたりと気の抜けないコースでしたが、ミニミニバリエーションのようで結構楽しめました。途中、針ノ木方面に向かう単独の男性2名、女性2名パーティに出会いました。ガレ場あたりでまたまた雷鳥を見ましたが、もう水汲みは結構大変でしたこの頃には、皆さん珍しさも薄れてきていたようでした。
北葛乗っ越しから北葛岳まで残り200メートル程の登り、ガスの切れ目から見える美しい紅葉に元気をもらいながら頂上を目指しました。北葛岳に到着した頃、一瞬青空が見え、針ノ木乗っ越しにある針ノ木小屋がうっすらと見え、これまで歩いてきた稜線をはっきりと眺める事が出来ました。北葛岳から七倉乗っ越しまで下り、七倉岳まで結構時間を要しましたが、この登山道もなかなか楽しめるコースでした。
七倉岳手前の登山道でも雷鳥に出くわしましたが、近づいても全く逃げる様子がありません、近づいてカメラに収めました。

七倉分岐に14:10到着、船窪小屋に向かいテン場の受付をし、ビールを購入小屋の外で無事到着の乾杯をし、その後テン場に向かいました。テン場には、既に4張りのテントが設営してありました。「ウッチー」さん、「わたなべ」二人はテント設営係り、「atsushi」さんと私は水汲み係りに抜擢されましたので、水汲みに出かけました。途中に、「暗くなると水場は危険です。明るいうちに行くように」との看板がありました。水場に到着すると、看板通りの危険な場所で看板に納得。

8?補給なのですが、ちょろちょろしか出ていないし、落石、滑落の危険を伴うような場所のため「atsushi」さんが慎重に汲み、それを私が大袋に入れ上部まで持ち上げそこで待ちました。私たちがあまりにも帰らないので、水がちょろちぉろとしか出ず汲むのに苦労しているにではと思ったようで「わたなべA」さんにコップを持たせてくれました。昭さんも危険な水場に驚いていました。二人に水汲みを任せ、汲んだ分を持ち、テントに戻りました。テントに戻ると、「わたなべ」と「ウッチー」さんでカレーを作っていてくれました。テントでの二日目の夜も楽しいひと時となり、20:00には就最終日は快晴の展望に恵まれる寝。夜半雨になりましたが、朝方には止み満天の星空を眺める事が出来ました。


10月8日(月)快晴
起床4:00/6:00−七倉岳分岐6:30/7:00−船窪小屋7:15/8:10−七倉岳・船窪岳登山口11:10-七倉温泉11:20−扇沢市営駐車場11:50/13:20 −大町温泉16:00−佐野19:30
七倉岳方面からの展望を楽しむということにし予定を変更、七倉分岐にザックをデポし七倉方面に行きました。七倉岳頂上からの眺めは最高でした。船窪小屋に向かい、携帯を見るとそれぞれの携帯に着信履歴があったため連絡を取った。アクシデントありの連絡に、至急下山となりました。七倉登山口から扇沢までタクシーで移動、そのまま栃木に帰るということになり大町温泉で入浴後、佐野に戻りました。 「わたなべ」さん、「ウッチー」さん、「atsushi」さん・「わたなべA」さん大変お世話になりました。

                                                            

10/7〜8  編笠山、権現岳(八ケ岳)    記:「やまなか」
<メンバー>  「ともさん」、「ひがの」、「なかむら」、「きたはら」、「てらうち」、「やまなか千」、「やまなか良」
10/7 田沼6:00 観音平9:00 登山口9:25 雲海10:30 押手川11:30 編笠山山頂13:15  青年小屋14:45
10/8 青年小発6:40 権現小屋8:15 権現岳山頂8:30 三ッ頭9:45 八ヶ岳横断歩道分岐12:30 観音平13:15

先ずは地図読みの練習から  青年小屋に着きました  権現岳山頂  主峰・赤岳 
10/7曇り 八ヶ岳の南端に位置する編笠山、権現岳を周回して来ました。雨の中、朝6時に田沼を出発し、権現平に着く頃には雨は止んでいました。3連休だけあって駐車場はいっぱいでした。
権現岳直下
「ひがの」さんから地図読みを教えて頂きアタック開始です。要所々々で地図を広げて丁寧に権現岳への途中にて教えて頂き、とても勉強になりました。
編笠山頂ではガスが掛かっていて何も見えなかったのですが、「ともさん」がうどんを担いで持ってきてくれたので、皆さんで温かいうどんを作って美味しく頂きました。山頂からは、大岩のガレ場を下り青年小屋に向かいました。
10/8晴れ 天気はよく岩場と鎖場の登山道を通って権現岳を目指しました。前には赤岳、後ろには南アルプスが見え、360度の展望を楽しみながら観音平に下りました。

紅葉は、山頂付近では色付き始めていて、夜はストーブを焚くほど寒かったです。青年小屋のご飯はうわさ通り美味しく、今度は主人のギターの弾き語りを聞いてみたいと思います。
皆様大変お世話になりました。企画・運転ありがとうございました。またよろしくお願いいたします。 
10/4〜5   岩木山、八甲田山   記:「まきの」
10/4--岩木山 10/4〜5に八甲田山に紅葉見物に行ってきました。
八甲田山では紅葉が楽しめました。(満足)。八甲田山の上毛岱と下毛岱の中間の錦秋のベルトは今年は1W早過ぎた様だった。 見たかったのだが少し心残り。
八甲田上毛無岱の草紅葉  八甲田下毛無岱の展望   八甲田の紅葉  ブナの木のオブジェ 
岩木山は強い風と霧の中の登山。途中、下りでは数名の女性を下りのお供。(悪天酸ケ湯の虹候のためお願いされた)八甲田山は、出発時に酸ヶ湯で虹の歓迎アーチを受ける。雨の中、仙人岱避難小屋に避難。翌日は、ガス、強風、小雨の中で大岳に登る。

大岳避難小屋で天候の回復を1H位待ったが回復しないため上毛無岱、下毛無岱方面に下る。雷鳴がとどろいた後は天候が回復。
同行の友人に自宅に送って頂いたがAM2:00の帰宅となった。 

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