山行記録詳細ーその2 (H24年度:'12年度・前期)
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9/28〜29   剣岳  9/28〜29  Scafell Pike(イングランド)  
9/30     平標山、仙ノ倉山  9/30   吾妻連峰(市民登山教室)  
9/22〜23  下ノ沢(沢登り・会津駒)  9/29   富士山(高所トレ) 
9/15〜17   平ケ岳  9/20〜21  大滝沢  
9/21〜23  谷川馬蹄形縦走3   9/14〜16   北穂、奥穂、前穂  
9/15〜17   白馬岳  9/19〜20   燕岳  
9/14〜17  南ア・荒川三山〜茶臼岳  9/15〜16   雨飾山  
9/13〜15  谷川馬蹄形縦走2  8/17 ブライトホルン(スイス)   
9/8〜9  田代山、帝釈山  8/13 メンヒ、 8/14ユングフラウ(スイス)  
9/9       男体山  9/7〜11 日山協・自然保護委員会(北海道)  
8/31〜9/2  蝶ケ岳、常念岳  8/26   朝日岳、三本槍岳  
8/26   白毛門沢(沢登り)  8/26   安達太良山  
8/25〜26  ダートモア国立公園(イギリス)  8/25〜27  蔵王山 
8/25   桜沢(沢登り・その2)  8/25〜26  一切経山、東吾妻山 
8/14〜17  赤木沢&薬師岳   8/19   外山沢(庵沢)  
8/9〜10   八幡平・葛根田川(沢登り)  8/15〜16  磐梯山、安達太良山   
8/9〜11   奥穂高岳  8/2〜13  北海道の山々  
8/4〜6   北岳、間ノ岳  7/27〜29  東黒沢(谷川)  
7/28〜29  柳沢・本流(日光)  7/29   ゼニイレ沢(谷川) 
7/13〜21   南ア縦走(茶臼〜野呂川)  7/28   燧ケ岳  
7/21〜23   南ア・野呂川源流  7/23〜26  北ア(双六、三俣蓮華)  
7/14〜16  乗鞍岳、天狗岳、千頭星山  7/14〜16  針ノ木岳周回   
7/13〜16   早池峰山  7/16   桜沢(沢登り)     
6/30〜7/1   清掃登山(日光) 7/9〜11  谷川岳〜清水峠   
6/24〜25  白毛門〜清水峠  6/22〜23  田代山、帝釈山  
6/22〜23  中央稜(一ノ倉沢)  6/24  北八ケ岳(小山市民ハイク)  
6/16   粟ケ岳(新潟)  6/16〜17   尾瀬周回  
6/10〜11  庚申山  6/9〜10   スノードン(イギリス)  
6/1〜3    甲武信ケ岳  6/8〜10   佐渡・主脈縦走  
6/2〜3    焼岳&西穂高岳  6/1〜3   岩トレ(小川山)  
5/26〜27   裏五頭山周遊(新潟)   5/30〜6/1  三本槍岳  
5/26〜27  富士山3(山スキー)  5/26   乗鞍岳(山スキー)  
5/23〜24   袈裟丸山  5/19〜20  妙義・裏谷急沢(沢登り)  
5/19〜20   谷川岳(馬蹄形縦走)  5/18〜20   雲取山  
5/12〜13  富士山2   5/12〜13  燧ケ岳(山スキー) 
5/12   権現山(山梨)  5/13   谷川岳(西黒尾根)   
5/2〜6  岩木山、八甲田山(山スキー)  5/3〜6  双六岳(北ア)  
5/5    富士山  5/6  烏帽子岳(西上州) 
4/28〜29  杓子岳・双子尾根(白馬)  4/28〜5/3  岩手山、八幡平、秋田駒  
4/22   大杉岳(山スキー)  4/28〜30  燕岳  
4/14〜15  雪上訓練(日光湯元)  4/14〜15 月山〜湯殿山(山スキー)  
4/1   柄沢山(山スキー)  4/1   大博士山(山スキー)  


 9/28〜29  Scafell Pike(イングランド)  記:「さかい」
<メンバー>「さかい」、他多数   (会社からイギリスへ留学中の「さかい」君の現地でのハイク報告です)
<スケジュール>
9/28(金) 天候 曇/雨:Keswick〜(車)〜Seathwaite〜Styhead Tarn〜Scafell Pike(977m)〜Esk Hause〜Seathwaite〜(車)〜Keswick
9/29(土) 天候 曇:Keswick〜(車)〜???〜Catbells(451m)〜Maiden Moor(576m)〜High Spy(653m)〜Rosthwaite〜(車)〜Keswick
セスウェイトから登山開始  滝の横のやや急な斜面  めざす山頂は雲の中   キャットベル山頂にて集合写真
<内容>
ピーターラビットで有名な湖水地方で、イングランドの最高峰を登ってきました。山好きのメンバーがケズィックの街に集合し、各々B&Bやキャンプ場に滞在。僕たちはテントで週末を過ごしました。
北側の登山口のセスウェイトに車でアプローチします。牧場の集落のようなところから、川沿いに登山開始。右手の尾根から流れ込む滝を見ながら進んでいくと、ルートも滝の横の少し急な斜面を登っていきます。
イングランド最高峰
Styhead Tarn池をすぎたところで、突然の風雨に遭いどうなることかと思湖を眺めながらの尾根歩きいましたが、一段落したのを見計らって北東からのルートで頂上を目指します。斜面をトラバースしながら川を越えていくルートでしたが、急な崖があり想像以上に大変なルートでした。ガレ場をよじ登りコルに出ると、頂上まであと少し。頂上は雲の中でしたが、イングランド最高峰登頂。

次に目指すはUKの最高峰!下りは北西のルートを使い、セスウェイトまで下山しました。雲間から見える湖水地方の景色がとても綺麗でした。

翌日はダーウェントウォータの西側の尾根を歩きました。風が強かったですが、湖を眺めながらの尾根歩きが気持ちよかったです。そして下山してからの林檎酒がまた美味しいこと! 
 9/28〜29   剣岳  記:「こばやし」

<メンバー> 「たかはし」 「こばやし」
9/28(金) 晴れ 5:00栃木集合 ? 8:45扇沢駐車場着 ? 11:10室堂出発 ? 11:45雷鳥沢 ? 13:33剱御前小舎 ? 14:53剣山荘着

やっと室堂を出発  初日は好天でした  憧れの剣本峰をバックに 

登山口に着くまでに6時間もかかり登る前から疲れてしまったが、快晴の中紅葉で色づく立山連峰を見渡しているとこれを見ただけでも休みを取って来て良かったと思った。剣御前小舎までの登りでひと汗かいて岩肌むき出し剱岳とご対面。今まで登ってきた山と全然違う・・・。

剣山荘はとても綺麗で温かいシャワーを浴びられる事に驚いた。夕飯までテラスで五竜岳や鹿島槍を眺めながらお酒を飲み、明日は念願の剱にアタック出来る喜びと不安を抱き就寝。

9/29(土) 晴れのち曇り 5:00剣山荘発 - 前剱(通過) - 7:45/8:05剱岳 - 前剱(通過) - 10:36/12:15剣山荘(昼休憩) - 13:17剱御前小舎 ? 14:33雷鳥沢 ? 15:32室堂 ? 17:21扇沢駐車場着

祠の無い剣山頂  カニのタテバイ 

ヘッドランプを着けて出発。岩場の続く登山道を歩きながら「私、本当に剱に居るんだな〜」と実感した。朝日に照らされながら連続する鎖場をこなし、日本海や富士山の眺望を楽しむ。そしてとうとう噂の垂直17mのカニのタテバイがやってきた。「たかはし」さんはすいすいと進み、私は1か所足場が見つからず戸惑ったが何とか登った。

かにのタテバイその時後ろで「ドスン!」と音がした。どうやら誰かがペットボトルを落としたらしい。きっとザックのサイドポケットにでも入れていたのだろう。下に居た人に偉く怒られていた、と後から他の登山者に聞いた。私は他の人に迷惑をかけない登山者になろうと思った。

それから間もなくして登頂!お決まりの写真撮影なのにイメージしていた祠が無い!ヨコバイを過ぎ急なハシゴを降りる? どうやら撤去されてしまったらしい。看板だけで少し寂しいが「たかはし」さんと記念撮影。
さて下りだが核心部のカニのヨコバイがやってきた。「たかはし」さんはまたもやすいすいと行ってしまった。私は1か所足場が見つからずまた戸惑ったが、事前に会の方から教えて頂いたのでアドレナリン全開で腕を伸ばし、足の置き場を見つけた。終わった時には足がすくんでいたが、休む間もなく長い梯子を降りた。

これで一安心したが、気を緩めず小屋まで辿りついた。私の夏の目標が達成出来た。計画では日曜に大汝山や雄山に寄ってくる予定だったが、台風接近中のため予定を変更し下山。

昨年の今頃入会した私達は、当時剱岳に行ける実力はなかったが、あれから1年経ちこうして剱岳に登れるまでになりました。今まで指導して下さった会の皆様のお陰です。本当にありがとうございました。今後もどうぞ宜しくお願い致します。 

9/30   吾妻連峰(市民登山教室)  記:「ひがの」 
 小山市民登山教室 天元台〜西吾妻〜西大巓〜白布峠
<メンバー>  「はしだ」、「わたなべ」、「ウッチー」、「くりさん」、「ふかまち」、「よしだ」、「おかちゃん」、「おかちゃん」(和)、「てらうち」、「きたはら」、「ほんごう」、「ともさん」、「いいずみ」、「なかむら」、「ひがの」
          一般参加 28名
小山5:00〜9:00白布温泉湯元駅〜ロープウェイ、リフト〜10:30北望台〜12:00梵天岩12:30〜13:40西吾妻山頂〜13:30西大巓13:45〜16:30白布峠17:10〜20:30小山
西吾妻への稜線   梵天岩で昼食 紅葉も綺麗だ 
台風17号の影響で雨を心配していたが、駐車場に集合した時点では雨の様子は大丈夫な様子なのでとりあえず出発する。福島県に入ると青空が見え始め、今日一日天候がもってくれること期待する。


例年なら紅葉のすばらしい西吾妻スカイバレーはまったく紅葉の気配がない。残暑が長かったせいだろうか。白布温西吾妻避難小屋手前泉よりロープウェイ、リフト3本乗り継ぎ、北望台より西吾妻に向かいシラビソの樹林帯を登り始める。かもしか展望台を過ぎ、西吾妻の雄姿が見え始まると、潅木の赤、黄色の紅葉が目に飛び込んでくる。湿原の草紅葉も色鮮やかだ。

紅葉を楽しみながら梵天岩で昼食。ゆっくりと休みたいが台風も心配なので短めの休憩とする。西吾妻山頂は写真撮影のみとし、西大巓を目指す。西吾妻避難小屋付近は草紅葉が一面に広がる。西大巓山頂までは紅葉を楽しむことができた。

西大巓から白布峠までの下り道は樹林帯で大きな岩の急降下が続き難所の連続だ。2時間の下山時間が3時間かかってしまった。駐車場に3時30分着予定が4時30分を過ぎてしまった。

天候に恵まれ一足早い紅葉を楽しむことができた秋の一日だった。登山教室のため、今日一日台風を遅らせてくれたことに感謝しながら帰途につく。
 
 9/30     平標山、仙ノ倉山   記:「ささき」
<メンバー> 「ささき」
古河(08:10)-三国峠登山口P(10:15)-三国峠(10:35)-三国山(11:00)-三角山(11:35)-大源太山(11:45)-平標山の家(12:10)-平標山(12:35)-仙の倉山(13:00)-三国峠登山口P(15:05)
 笹穴沢上部 ウルシの紅葉  霧の中の草紅葉 
先シーズン、スキーで行けなかった平標・西ゼンの下見にと急遽計画。あわよくば万太郎、谷川ツタウルシの紅葉方面までピストンと思ったが、2時半起床予定を寝過ごし、8時過ぎまで惰眠を貪る。出遅れた結果、行動開始は10時過ぎに。

曇り空の下、辛うじて当初予定の仙の倉まで進み、引き返す。稜線上は霧深く、結局、西ゼン側は上部の地形しか見えなかった。寝坊が無ければもう少し進めたかと思うととっても悔しい。猛省して繰り返さない様にしたい。

平標も仙の倉も初めて入ったが、開放的で、谷川と比べてとてもなだらかな山だ。視界には恵まれなかったものの、山も色付き始め、霧の中、非常に気持ちの良い稜線歩きだった。雪が付いたらまた来たい。
* あと、下に見えた笹穴沢が凄く楽しそうだったので、もし誰か行く方がいればご一緒させて下さい。 
9/29   富士山(高所トレ)    記:「さだこ」
<メンバー>  「ながおか」(他4名)
小山3:10ーみかも道の駅3:30/4:00ー表富士五合目7:00/7:20ー七合目8:10ー八合目9:10ー九合目10:10ー山頂神社10:40ー剣ヶ峰11:10/11:20ー六合目13:15ー駐車場13:30/13:50ーみかも道の駅17:30ーふれあい館18:00/19:00ー小山19:30
早朝の高速道路は走行車が少ないため渋滞の心配もなく、予定通り7:00には表富士五合目に到着。御殿場近くの高速を走行中、朝日を浴びるた美しい富士山が見えたので、「わたなべ」さんが車内から写真をとってくれました。駐車場は早朝にも関わらず満車状態で、多くの登山者や観光客で賑わっていた。

五合目から山頂を見上げると、山肌の木々はすっかり紅葉(黄色)し見頃を迎えていました。
今日の富士山の天候は晴れで、風はあるものの気温は高め、この時期の天候としては珍しいようだ。
7:20渡邉さんが先頭で出発、少々ピッチが早いため息を整えるのまで時間を要したが、なんとか持ちこたえる。六合目あたりから十数人の下山者(トレラン・ご来光拝み・毎日登山する人等)とすれ違うようになる。

私は、七合目からお腹の調子が悪くなりだしたが、九合目あたりには回復し一安心。九合目から大内さんがピッチを上げ登り始め、あっという間に登りつめてしまった。残りはそのままのペースで後に続き、10:40頃に富士館前に着く。富士館の前では、疲れたのであろうと思われる十数人が座り込み休憩していました。

私たちは、神社でお参りした後、剣が峰に向かった。剣ヶ峰に着くと、お鉢にはガスもかかかっていたため、お鉢めぐりは中止し剣ヶ峰で大休止後、記念写真を撮りブルトーザ専用道を下山しました。富士山往復6時間、無事高所トレが終了しました。 
 9/22〜23  下ノ沢(沢登り・会津駒)   記:「ささき」
<メンバー> 「atsushi」、「ささき」、他1
09/22(土)晴れ  04:30 乙女 - 08:05 入渓 - 08:20 竜門の滝 - 09:20 滝上部 - 12:30 二股 - 幕営
 水は澄んでいた Mr.yokota  露営地 
急に気候が秋らしくなった事を受け、当初計画の万太郎沢から泳ぎの少ない沢に変更。会津下ノ沢はMr.yokota、駒ケ岳に突き上げる見事な沢だ。駒ケ岳登山口手前の分岐から、竜門の滝側に別れて車を置き、登山口からすぐに入渓する。

少し進むと、水の深そうなゴルジュが現れ、その奥には竜門の滝。濡れることを嫌い、ゴルジュ手前から左岸を高巻くが、意外に苦戦。かなり上までトラバースできる場所が見つからず、たっぷり一時間程度要する。ゴルジュを抜けて、滝のみ巻くのが正解か。その先は大きくトラブルもなく進み、中間地点の二股から左俣に少し入った所で幕営。

右岸側を整地し、快適な床が出来る。午後は、沢の音を聞きながらゆったりとした時を過ごす。沢泊まりはやはり楽しい。
09/23(日)雨  05:30 起床 - 07:30 二股出発 - 10:45 上部二股(左俣選択) - 11:55 登山道 - 13:45 駐車場
Mr.yokota
 Mr.yokota Mr.yokota  藪を越え縦走路へ 
深夜からパラパラと雨音がテントに当たる。起きる頃には、まだまだ晴れるかと期待させるような小雨。遡行綺麗な滝図の通りに綺麗な滝が連続する。一つ一つ、次は何が出てくるかと楽しみになる。ザイルを使うこと数度、巻くこと3度。巻き道の踏み跡は、それほど明瞭ではない。

約3時間で上部二股へ至り、左俣を進む。以降は水が少しずつ少なくなる中を、水のある方、ある方へと進む。最後に沢筋が切れてからは、背丈以上もある笹薮を尾根へ向かい掻き分け掻き分け、約20分位で、急に目の前が開けて森林限界に出る。

横を走る登山道には「山頂まで1.2km」地点との標記有り。ここで雨もいよいよ本格的に降り始めたので、山頂は諦めて下山。雨と泥で滑りやすい登山道を、注意しながら下った。
自然に抱かれている感覚がたまらない二日間でした。ありがとうございました! 

 9/20〜21  大滝沢  記:「おざわ」

<メンバー> 「おざわ」・その他3

 何処までもナメが続く 大滝の高巻きトラバース  気持いい遡行  小滝が連続 

天候:雨時々曇り 9/20宇都宮19:30 23:00峠駅(仮眠)
9/21入渓点7:00 8:00滑川大滝 10:00ネコノ沢 13:20登山道(休憩)14:00 15:30滑川温泉
夏場は混雑する大滝沢も9月の平日となると貸し切り状態に。天気はあいにくの空模様でしたが沢の水は濁りも滑川大滝なく水量もさほど変わらずで遡行スタート。東北の森の貯水量は半端ないです。

水温はそんなに冷たくなく、この時期でも泳げるぐらい。いくつも泳いだり飛び込んだり滑ったりしたくなる場所があって真夏だと時間がかかりそうでした。また沢の水は鉄の匂いが強く飲めません。ネコノ沢は飲めてぬるいが美味しい。1時間もすると日本の滝100選の滑川大滝に。120mという大きさもさることながら直瀑とは違い、頭上のはるか彼方から岩肌をつたって優しく降り注ぐさまに「美」を感じてずっと眺めていたい気分に。

しかしそうもいかないので頭から浴びて、そして左壁から高巻く。その際、二回のトラバースが最注意です。落ちると止まりません。大丈夫だとは思いますがそういう時にも念のためロープで確保。

その後も美しいナメと直登可能な滝が続き、泳いだりへつったりつっぱったりといろいろ挑戦できる沢でした。下山後は滑川温泉へ。このONとOFFのギャップが・・・ 

 9/15〜17   平ケ岳  記:「atsushi」
<メンバー> 「わたなべK」、「さだこ」、「atsushi」、「ウッチー」
9/15小山19:00−21:30アルザ尾瀬(仮眠)。9/16アルザ尾瀬6:00−鷹ノ巣7:40−12:15台倉山−15:20池ノ岳  9/17池ノ岳6:00−6:20平ヶ岳−7:25たまご石−池ノ岳8:05−12:30鷹ノ巣−19:30小山。
15日土曜前夜泊、いつもどおり豪勢な宴会を楽しみ就寝。
16日日曜、鷹の巣の登山口は車40台ほどあり一杯、少し離れた所に車をおいて出発。登山口にはバイオトイレがあった。出発し、しばらくは林道歩き、登山道になると急登の痩せ尾根になる。はじめは樹林帯であるが、途中岩も露出して左右に落ちている。初心者を連れて行くのは難しいだろう。途中、スズメバチに遭遇。刺激を与えないよう我慢してやりすごす。

しばらくは、左手に燧ヶ岳を望みながらの稜線歩きが続き、天気が良すぎて暑い。こちらから見る燧ヶ岳の形ははじめてだ。下台倉山に到着ここからは傾斜もゆるくなだらになる。台倉山を過ぎて台倉清水に到着。沢の水はほとんど流れておらず水たまりになっている、沢を降り下流に水がわき出ているところを発見し水を補給。次の白沢清水の水場は枯れていて水たまりすらなかった。この季節は水に注意した方がよいだろう。

そこから少し歩くと池ノ岳手前の登りになる。このあたりから雲の中となり展望もきかなくなった。きつい登りも終わり池ノ岳山頂に到着。ここは国定公園であるので指定地のみでしか野営できない。
水場は山頂から少し下ったところ、水場近くの野営地はすでに沢を登ってきたとみられる2組がテントを張っていた。ここは水場に近いが斜めになっている。ここの水場も水量は少なかったが台倉清水よりはましだった。

水を汲んだ帰りに雲が流れるなか青空をバックに草紅葉がはじまった草原は、とても幻想的な景色だった。夕食は「ウッチー」さん特製夏カレー。ゴーヤが入る予定だったが、ある事情により断念。しかし、余った材料を使って「さだこ」さんが酒のつまみにゴーヤチャンプルをつくってくれた。お酒を飲みつつカレーの出来を待ち、カレーを食べたところでお腹いっぱい。少し横になるはずが疲れていたのかみんな寝てしまい、片づけて就寝。デザートの抹茶プリンは朝におあずけだ。雲の中に入った山頂は風が強い。

17日月曜、起床、寝不足。風は強く山頂は未だ雲の中だ。ラーメンを食べ荷物をデポして平ヶ岳山頂へ、山頂は広くきれいだったが、あいにく雲の中。長い居はせずに、たまご石を見学。風が強いので途中上空に青空が見えるもすぐにガスの中に。風速10m以上はあっただろう。それでも山向こうにある別の登山道から人が登ってきていた。

荷物を回収し下山開始。ほどなく雲の中を抜ける。苦労して登った道も下山は早い。 長い降りの途中「わたなべ」さんからプリンをいただく、 うまい。途中、振り返って見ると気温の上昇とともに山頂の雲も上にあがっている。このとき山頂にいれば気持ちの良い展望が望めただろう。 残念。今度は沢をつめてこよう。 一気に痩せ尾根を降り登山口に無事に帰着。今回の山行は、こちらの山域にあまり来たことのない私にとってはとても新鮮だった。この山行を楽しめた事を仲間と自然に感謝しつつ、次はあの山へ! 
 9/14〜16   北穂、奥穂、前穂  記:「てらうち」
<メンバー> CL「ほんごう」、N夫妻、「てらうち」
9/14 21:30集合...26:00沢渡第二駐車場
9/15 4:30起床...5:30タクシーにて上高地...6:20発...7:00明神...7:50徳沢...9:00横尾...9:50休憩...10:15本谷橋...11:20休憩 12:10涸沢ヒュッテ...13:10休憩...13:50休憩...14:40合羽着用...15:35北穂高岳山頂...15:40北穂高小屋
9/16 4:00起床...5:00朝食...6:00発...7:10コルにて休憩...8:15涸沢岳...8:35穂高岳山荘...10:00奥穂高岳山頂...11:40休憩 11:45紀美子平...12:20前穂高岳...15:00岳沢ヒュッテ...17:30上高地
今回は、「ほんごう」さんと「ほんごう」さんのご友人Nさんご夫婦の山行にご一緒させて頂きました。
穂高縦走、初の3,000m、初心者の私は身体への負荷がどの程度掛かるのかが分かりません。 ザックを軽くする為に、お酒はワインのみでビールは置いていくという気合いの入りようです。

花の時期が一段落し、紅葉にはまだ早いこの時期は混まないのではと思っていましたが、深夜2時の沢渡第二駐車場には引っ切りなしに車が停まっていきます。 翌朝の上高地から涸沢までの行程での登山客の多さには驚きました。涸沢からの登りになるとようやく登山道も静かになり、落ち着きを取り戻してきました。
2,800mから手元の簡易高度計で高度をチェックし始め、初の3,000mに向けてカウントアップしながらの行程で、2度ほど雨に降られました。 幸いな事に長い時間降られる事も無く、なんと雨上がりには2度も虹が眼前に!

休憩を除けば、ほぼコースタイムで北穂高山頂へ。 疲れが出てくるタイミングでの鎖場や梯子、北穂高山頂へ向かう手前での短いトラバース等を全員が無事通過出来て何よりでした。 北穂小屋の朝食が4:30からでしたので、朝食を食べてからご来光を眺めに行くと...眼下に広がる雲海や赤く染まった槍ヶ岳に圧倒されてしまいました。 3,000mの朝を堪能し、6時に涸沢岳に向けて出発しました。

今山行の危険箇所、まさに核心のルートの通過ですので、シュリンゲでチェストハーネスをセットして慎重に鎖場を通過。 早い時間でしたので、別パーティーとの行き違いが無くてホッとしました。 しかし、穂高岳山荘から奥穂高岳への登りと、奥穂高岳から紀美子平までの行程は登山客が多く、危険な箇所での行き違いもあり時間が掛かってしまいました。

重太郎新道の岳沢パノラマで、今山行最後の絶景をバックに記念撮影。 パーティー全員、心地良い筋肉痛と共に無事下山しました。引率して下さった「ほんごう」さん、Nさんご夫妻、本当に楽しい山行をありがとうございました! 是非次回も宜しくお願いします。
 
 9/21〜23  谷川馬蹄形縦走3  記:「まきの」
 笠ケ岳から龍雲 笠ケ岳のブロッケン  蓬峠近くでキベリタテハ  大源太山 
<メンバー> 「まきの」
今回は馬蹄形縦走+太源太山を登った。太源太山は新潟方面から登っている方が多かった。

清水峠〜蓬峠間はキベリタテハが多いが警戒心が強く写真を撮るのは諦めていた。 一頭が蓬峠小屋横、しかも登山者が数人いる中に止まった。小生は登山者の方に動かないでとお願い。 ここと他の場所の2箇所でめでたく接写することが出来た。

笠ヶ岳山頂ではブロッケン現象が楽しめた。 一の倉沢に龍雲が掛かった。清水峠〜蓬峠間の山に羽衣状の雲が掛かったのも楽しめた。 
 9/19〜20   燕岳  記:「さだこ」
<メンバー>  「ながおか」・他1名
9/19
小山 AM2:40−中房温泉第一駐車場7:20−登山口出発7:40−合戦小屋10:10−燕山荘12:10ー燕山荘泊
9/20
燕山荘7:10−蛙岩8:00−燕山荘9:00−燕岳山頂9:30ー燕山荘10:00ー合戦尾根10:40ー登山口12:20
駐車場12:40
大天丼への稜線と槍 燕岳山頂
9/19(水)曇りのち小雨
前夜発を当日出発に変更し、自宅を午前2:40に出発、中房温泉第一駐車場に7:40に到着。夏山登山シーズンも終わり、台風16号の影響と平日ということからか第一駐車場は、20台程の車が駐車しているのみで閑散としており、中房温泉登山口に着くと登山者の少なさにもびっくり、10名程が次々に出発し、私たちが最後の出発となりました。

登山口から合戦尾根手前付近までは、曇り空でその後小雨となりましたが、登山には全く問題なくおしゃべりをしながら楽しく歩きましたが、燕山荘到着後も天候は変わりそうもないので、燕岳には明日登ることにし小屋に入りました。今回は、娘との登山のため、贅沢ですが個室を予約しました。テン場は、2張りのテントが張られ、燕山荘の宿泊者は50名程と少なく、静かで快適な一晩を過ごしました。

9/20(木)晴れのち曇り
午前3:00過ぎ、個室の窓から空を見上げると星が見えたので、天候の回復に期待をし布団に入りました。早朝から日の出を拝むため、数十人の宿泊者は燕岳に向かい、残りは山荘の外や食堂から雲の中から出てくる日の出に歓声をあげていました。

燕岳に登る前に表銀座コースを蛙岩までピストンしましたが、鷲羽、双六、槍、穂高、大天丼、燕岳が眺望でき大満足でした。燕岳では、大阪から来たという女性にいろいろなアングルで写真を撮ってもらいました。燕山荘を下山する頃にはガスがかかり始め、曇り空の中の下山でした。

日程に余裕があったため、穂高町、安曇野、松本市を観光し22日に自宅に戻りました。安曇野平野には雲がかかり眺めることはできませんでしたが、北アルプスの眺めは最高でした。 
 9/15〜17   白馬岳   記:「おちあい」

<メンバー> 「おちあい」 他2人

アクセス 佐野14日23時 〜太田桐生IC−長野IC 〜 道の駅小谷(仮眠) 〜 蓮華温泉P5:10
コース
15日 蓮華温泉6:30 〜 白馬大池テント場11:00 
16日 白馬大池テント場5:30 〜 白馬岳8:30−9:00 〜 白馬大池テント場11:30 白馬乗鞍岳ピストン 13:30〜15:00
17日 白馬大池テント場6:30 〜 蓮華温泉9:15蓮華温泉P9:30 〜 白馬 〜 佐野15:30

恒例の会社の山仲間と年1回の登山、今回初めてのテント泊の人がおり余裕のある日程にする。館林駅で2人をピックアップし、蓮華温泉へ、最奥の駐車場はほぼ満車状態。

白馬大池  山頂直下  白馬山頂  小蓮華より白馬岳 

15日 好天に恵まれる。白馬大池までは、樹林帯が夏の日差しを遮り、時々見える雪倉岳・朝日岳など展望を楽しみながら登った。初のテント泊のメンバーがおり、荷物が重く約4.5時間かかった。テント場周辺は、草紅葉が始まっていた。テント場は夕方までには、テントが張りつくされた感じ。午後から雨が降り出し夕方から数時間は、猛烈な降りで浸水するか心配になるほど。

16日 4時起床 満点の星を久々にみることができた。白馬岳までのピストンの稜線歩きは、快晴で360度の展望を満喫できた。日本海・能登半島も見ることができた。

午後、白馬乗鞍岳をピストン、ガスの中、羽が白くなりだした雷鳥に会う。夕方から吹き出した風が、強風となり朝まで吹き荒れ寝ることができなかった。 テントは、なんとか飛ばされずにすんだ。
17日 5時起床 強風の中、テントを撤収し直ぐに蓮華温泉へ下山した。

 9/15〜16   雨飾山  記:「やまなか良」
<メンバー> CL「ともさん」、「すぎと」、「やまなか良」、「いいずみ」
9/15 吉水駅19:30 雨飾キャンプ場P23:20
9/16 登山口6:10 ブナ平7:05 荒菅沢7:45 笹平9:25 雨飾山頂9:55 荒菅沢12:20 登山口14:00
登山口にて  荒菅沢近く  日本海側の景色  山頂です 
朝、雨飾キャンプ場の駐車場はいっぱいで、たくさんの人々で賑わっていました。6時に登山口を出発し、初めのうちは涼しく快適に歩いていましたが、7時を過ぎるとムシムシとした夏に戻っていました。緩やかなブナ林を登って行きま荒菅沢より山頂を望むす。このブナのブナの巨木の中を登る巨木達が紅葉したら綺麗だろうなと思いながら、ブナの木の根が露出した登山道を行きました。

少し下ったところに荒菅沢があり、ひらけた沢の先には白い岩で覆われた雨飾山が見えてきました。大きな雨飾山を見て、まだ先は長い!と話をしながら、冷たい沢の水を飲み一休憩。荒菅沢からは急登を登り、後ろには妙高・火打山が見えました。

笹平のお花畑には、リンドウがたくさん咲いていて、綺麗なリンドウを見て励まされながら30分で最後の急登を登り切りました。山頂では天気が良かったので、北アルプスや日本海、糸魚川の町並みが望めました。

帰りは人が多かった為、梯子の順番待ちをしながら往路を戻りました。企画してくださった「ともさん」ありがとうございました。運転お疲れさまでした。「すぎと」さん、「いいずみ」さんおせわになりました。ありがとうございました。
 
 9/14〜17  南ア・荒川三山〜茶臼岳  記:「ささき」
<メンバー> 「ささき」、他3(学生時代の友人)

09/14(金) 晴れ時々雨
古河(01:00)-東京(02:00)-畑薙ダム臨時P(07:00/08:00)-<バス>-椹島(09:00/09:15)- 千枚小屋(15:30)-幕営

友人の海外赴任が決まり、本人念願の赤石岳登頂目指し企画された送別山行。合計4人。長野発2人は休みがとれず、2日目の合流。バスの出る畑薙ダ ムまで、新東名を降りてからざっと2時間。遠すぎる。夜通し運転するもギリギリの到着。
3,000mの宴  夜景と富士山  赤石山頂のブロッケン  ようやく着いた聖岳 
先の椹島より入山。久し振りのスタンダードな縦走だ。沢道具も登攀具も無い分、歩荷訓練も兼ね全力で酒を担ぐ。調子に乗り過ぎて相当重いが、意外と歩ける。この日は専ら樹林帯。天気は良いが有り難味が無い。途中で雨に降られるも、これまた苦にならない。漸く辿り着いた千枚小屋で幕営。夕食途中に意識 を失い、たっぷり睡眠をとる。

09/15(土) 晴れ時々曇
千枚小屋(06:30)-千枚岳(07:20)-悪沢岳(08:50)-荒川中岳(10:05)-荒川前岳(10:20)-荒川小屋 (12:00)-小赤石岳(14:15)-赤石岳(15:00)-赤石岳避難小屋泊

快晴の中を出発。千枚岳以降は森林限界となり、非常に開放的な稜線歩きだ。振り返ると富士、北には塩見、間ノ3日目は何処までも見渡せた岳がはっきり見える。10時頃から、 山の上にも雲が上がってくるようになる。どうやらこの時期は毎日こういう具合らしい。案の上、進んだ先の小赤石岳は雲の中朝の富士山。雨が降らないのが救 い。風が速く、雲も待てば晴れる。余裕もあるので、ゆっくり時間を使い進む。

宿泊する赤石岳避難小屋は正に山頂直下。到着後、大量に上げた酒と共 に山頂へ戻る。そこへ同宿の方も加わり、楽しい宴となる。やがて霧も眼下に下がり、杯を交わす我々の影が光輪に包まれて映し出される。幻想的な送 別会となった。

夕方には長野組も小屋へ合流し、漸く全員が揃う。避難小屋とはいえ、非常に綺麗で快適。御主人ご夫婦のハーモニカコンサート、山の大合唱会に加 え、夜には満点の星空、下界の夜景、山々のシルエットが見渡せ、とても良い小屋だった。

09/16(日) 晴れ時々曇
赤石岳頂上避難小屋(05:00)-百間洞山の家(06:50)-大沢岳(08:10)-兎岳(10:35)-前聖岳(13:50)-奥聖岳 (14:20)-聖平小屋(16:50)-幕営

霧の流れる薄明の中を出発、この日は稜線伝いに聖岳を目指す。非常に気持ち良く晴れた一日。飛騨山脈、木曽山脈も綺麗に見渡せる。アップダウンの 多いコースと色々な人に言われたが、通るとそれほど問題は無い。例の如く、途中から聖の山頂に雲がかかり、案の定、着く頃には雲の中。メンバーが 足が痛いとの事赤石避難小屋の主人とで、ゆっくりと下る内、雲が晴れ、振り返りに見えた聖岳の山容が印象的だった。また、先に聳える上河内岳が雄大で、翌日が楽しみに なる。

09/17(月) 雨・霧
聖平小屋(05:10)-南岳(06:10)-上河内岳(06:35)-茶臼岳(07:25)-茶臼小屋(07:35)-横窪沢小屋 (08:15)-ウソッコ沢小屋(09:00)-畑薙大吊橋(10:00)-<観光協会バス>-畑薙P(11:15/14:00)- 白樺荘(温泉)-帰古河(23:00)

深夜半、テントにぱらぱらと当たる雨の音で目が覚める。縦走路は霧の中。上河内岳からも、何も見えない。雨には打たれるも、まだ寒くはないのが救 い。風も強くなり、茶臼岳登頂後、稜線に別れを告げて一気に下山。下山道は、幾分か狭いが概ね良好。

良くもこんな所にこれだけ道を整備したなと感 心する。最後は道が無くなったかと思うと、目の前に畑薙の大吊橋が現れ、林道へと出て山行終了。歩きを覚悟したが、井川観光協会の無料バスが利用 できると聞き、駐車場までお世話になる。
 
9/13〜15  谷川馬蹄形縦走2    記:「まきの」
茂倉岳の日の出  清水峠のイワショウブ 清水峠近くのウツボグサ  朝日岳の池塘 
<メンバー> 「まきの」
馬蹄形を時計回りに登った。西黒尾根からと計画したが暑い。ロープウエイを使用に変更。

避難小屋小屋を2泊しゆったりとした登山を楽しみました。季節は秋でもなく夏でもない中途半端な感じでしたが楽しめました。
水枯れの為、水場の水量は少なかった。笠ヶ岳の避難小屋は小生を含め3名が利用。
 
8/17 ブライトホルン(スイス)   記:「さかい」
<メンバー>「さかい」
<スケジュール>
8/17(金) 天候 晴:Zermatt〜(ロープウェイ)〜Matterhorn Glacier Paradise(Klein Matterhorn)〜Breithorn(4164m)〜Matterhorn Glacier Paradise(Klein Matterhorn)〜(ロープウェイ)〜Zermatt
ブライトホルンへのルート  マッターホルンをバックに登る  モンテローザをバックに山頂で  展望台からブライトホルンをバックに 
<内容>
グリンデルワルトからツェルマットに移動しましたが、ゴルナーグラートの展望台から氷河を眺めているとメンヒとユングフラウの感覚が思い起こされてきます。
ブライトホルンの登り口となるクラインマッターホルンへは、ロープウェイを乗り継いで行きます。6:30の始発だというのに、大勢の人がスキーを担いでオープンを今か今かと待っています。ロープウェイでぐいぐい高度を上げていくと、ちょうどマッターロープウエイ駅風景ホルンに朝日があたりはじめました。ついた先はヨーロッパ最高所の展望台、マッター3,800mのスキー場ホルングレーシャーパラダイス!

3800mのスキー場の脇から、登山開始です。最初は平坦な氷河歩き、ヒドゥンクレバスがないとも限らないのでトレースから外れないように気をつけました。そして頂上への登り、斜面をトラバースぎみに登っていきます。歩いてきた氷河を見下ろしながら、高度を上げていくとマッターホルンが正面に現れる素晴らしいルートです。スキー場脇から1時間20分ほどで頂上につきました。

明瞭なピークはありませんが、長い尾根が頂上になっています。そしてその尾根の先には、モンテローザがどっしりと構えています。比較的簡単に登れる4000m峰ということで、スキーを担いで登ってくる人がいたり、下山中には老若男女の登山者とすれ違ったり、たくさんの人に登られています。

それでもマッターホルングレーシャーパラダイスに戻って展望台から登ったルートを振り返ると、写真を撮ってくれた人に自慢したくなるような素晴らしいルートでした。 
 8/13 メンヒ、 8/14ユングフラウ(スイス)    記:「さかい」
(イギリス留学中、夏休みを利用しグリンデルワルトへ)
 
<8/13 メンヒ>
<メンバー>「さかい」、他1人(ガイド) 
<スケジュール>
8/13(月) 天候 晴:Grindelwald〜(登山電車)〜Kleine Scheidegg〜(登山電車)〜Jungfraujoch〜Monchsjoch Hutte手前取付〜Monch(4099m)〜Monchsjoch Hutte(宿泊)
東南稜取り付きの岩稜  岩稜から雪稜へ、アイゼン装着  メンヒ山頂  ユングフラウをバックにガイドと 
<内容>
チューリッヒからグリンデルワルトに入り、ハイキングで高度に体を慣らしながら、天候を待ちます。天候が最も重要な要因のひとつだということは、耳にタコができるくらいご指導を受けているので、安宿でのんびり構える作戦です。アタックチャンスは意外と早く来た!始発電車に乗り、クライネシャイデックで乗り換え、3471mのユングフラウヨッホ駅まで高度を上げます。100年前に開通したというから、その技術力に感心するばかり。

ここでガイドと合流。肌寒いトンネルを抜けると、一面白銀の世界、そして正面にメンヒがそびえます。メンヒスヨッホヒュッテへ山頂直下から東南稜とアイガー方面の整地された雪道を行き、ヒュッテ手前の東南稜に取りつきます。ここからロープを結んで、コンテニュアスで岩稜(SS1)を登ります。この区間はつま先に乗るようなことはありませんユングフラウヨッホよりメンヒを望むが、高度が高度なので息が切れます。

それにしてもヨーロッパスタイルはスピーディーです。雪稜(SS2)の手前でアイゼンを付けている間に息を整え、ナイフリッジを渡っていきます。そのあとは再び岩稜(SS3)、アイゼンを付けたまま前爪に体重をまかせ乗り越えていきます。ロープをつないでいないと足がすくむようなルートでも、ガイドに励まされるとアグレッシブに一歩がでます。そして最後は頂上へと雪稜(SS4)が続いていきます。

呼吸が苦しいですが、ゆっくりと一歩ずつ歩みを進めていきます。取付から2時間10分で4099mのメンヒ頂上に到着。短いながらも、テクニカルな4つのセクションがギュッと詰まった素晴らしいルートでした。登ってきた東南稜を見て達成感を感じ、眼下に流れる氷河に感動のため息がでます。頂上も両側が切れた狭いナイフリッジなので、安心して休むことはできません。

このあたりから、締め付けるような頭痛がでてきました。高度障害です。前日までの最高高度が2600mで高度に順応しきれていなかったのです。同じルートを登り以上に時間をかけて、登り以上に慎重に下ったことしか覚えていません。高度順応の大切さを痛感しながら、無事下山しました。 


 <8/14  ユングフラウ>
<メンバー>「さかい」、他1人(ガイド)
<スケジュール>8/14(火) 天候 晴:(前泊)Monchsjoch Hutte〜Kranzbergegg取付〜Rottalsattle〜Jungfrau(4158m)〜Rottalsattle〜Jungfraujoch〜(登山電車)〜Kleine Scheidegg〜(登山電車)〜Grindelwald
メンヒスヨッホヒュッテの食堂  頂上から主稜線を振り返る  登山者とアレッチ氷河を眺める  ステファンとユングラウ頂上にて 
<内容>
メンヒに登った後、メンヒスヨッホヒュッテに宿泊し、翌日はユングフラウに登ってきました。メンヒからの下山中は高度障害で頭痛がでてしまい、ヒュッテに入るやいなやバタンQ。19時の夕食のころには良くなり、翌日に備えてお腹いっぱいに食べられるまで回復しました。とてもきれいなヒュッテで混雑もしていなかったので、他の登山者とコミュニケーションをとり、
リラックスして一晩を過ごすことができました。

3時半から朝食。4時過ぎに装備をつけて小屋をでました。星空がとてもきれいだったことを覚えています。ユングフラウヨッホユングフラウからメンヒ、アイガーを望む駅の方に戻り、途中から圧雪道をはずれ氷河帯へと入っていきます。ここからロユングフラウノーマルルートープをつけて間隔をあけて氷河帯をユングフラウの南側へと進みます。ライトに照らされ口をあけたクレバスを避けながら、岩稜の取付を目指します。

稜線がうっすら明るくなってきたころ、岩稜を登り始めました。支点はとるほどでなくスピーディーに岩稜を登ったあとは、なだらかな雪原を詰めていきます。雪壁の手前で一息入れて、雪壁を乗り越えるとユングフラウへの主稜線(南稜)にでます。ここからは再び岩稜。一か所だけボルトに支点をとった以外は、鉄柱や岩の突起にロープをかけて確保してもらいました。

登りでは雪面は使わず、岩稜をトレースしてユングフラウの頂上を目指します。今日はヨーロッパスタイルのスピードに何とかついていくことができ、岩稜の取付から2時間30分程でユングフラウの頂上に到着しました。昨日登ったメンヒやアレッチ氷河を目に焼き付けます。そのほかにも多くの4000m峰があることがわかります。

下りはやや雪が緩んできたので、雪面と岩稜をつかいながら雪壁まで下っています。雪壁からの下山は、登りとは別のルートで、セラックの下をまっすぐ下り、観光客の待つユングフラウヨッホ駅へと到着しました。

今回初めてプロと組んでみて、体力、技術、装備などなどいろいろな差を思い知りました。これを励みにしてトレーニングを重ね、今度はみなさんと一緒にアタックできたらいいなと思っています。

 9/8〜9  田代山、帝釈山   記:「くりさん」

<メンバー> 「ほんだ」、「ほんだ康」、「くりさん」
9月8日(土):猿倉登山口にてテント泊
9月9日(日):猿倉登山口(6:25)入⇒ 小田代(7:35)⇒ 田代山山頂(8:15)⇒田代山避難小屋(8:25)⇒ 帝釈山山頂(10:06〜10:30)⇒田代山避難小屋(11:50)⇒ 猿倉分岐(11:55〜12:15)⇒猿倉登山口(13:40)着後、湯の花温泉で入浴し帰路へ。

草紅葉が始まった    トイレ新設中 

9月8日(土):「ほんだ」宅(17:30)から東北自動車道は西那須野・塩原ICを経由し尾頭トンネルを抜け会津田島を介して湯の花温泉へ。ここから砂利道を延々と走り猿倉登山口に到着(21:00)し小雨模様の中、テントを張る。

9月9日(日) 田代山 帝釈山6時30分青空の下、入山する。青空山行は久しぶりだ。沢を渡ると行き成り急登のなかネズコのクマ穴を通り小田代へ。過ぎればまた登りになる。左手には日光連山(女峰山〜男体山)がよく見える。木道にトリカブトが映えますなると広い湿原に入り右回りの標識あり。青空の下 、弘法池の水面に白い雲が浮かび木道正面には会津駒ヶ岳の雄姿が映える。

田代山頂上には8:15着。ここを左に折れて帝釈山へ向かう。キンコウカ、リンドウ、イワショウブ、チングルマなどが咲くも湿原はそろそろ秋模様。避難小屋のトイレは最新設備にリニュアール中。ここを過ぎ軽いアップダウンを抜けると帝釈山頂上に、10:06着だった。

山頂からは燧ヶ岳、会津駒ヶ岳、平ヶ岳と福島県を代表する山々が見える。他のグループ8人と出会う。このグループは桧枝岐の馬坂登山口から1時間弱で来たそうだ。湿原には行かずここから引き返すとのこと。大休止後、来た道を折り返し、避難小屋付近では青空はなく湿原はガスっていた。

猿倉分岐を右に折れ天狗の庭方面に向かう。湿原を過ぎ急登を下ると朝に気付かなかったウツギやオオカメノキ(実)、そしてトリカブトが絶妙の色合いでさいていた。
13:40、無事猿倉登山口に帰ってきた。草紅葉が始まる湿原とたくさんの花に出会えた一日だった。本日の帰りの湯は「湯の花温泉 共同浴場」、200円/一人なり。 

9/7〜11 日山協・自然保護委員会(北海道)    記:「ひなぎく」

  日山協自然保護委員会北海道大会報告

<参加者>  「ひなぎく」、他・県岳連より(手塚、奈良、坂口、「さとう」、梅山、手塚妻)

97日  宇都宮 12時発 八戸港 22時発苫小牧行きフェリー
98日  苫小牧港 6時着 ゆ〜すぴあ大雪(国立大雪青少年交流の家)1050分着 13時より総会 15時より視察巡検「十勝岳火山砂防情報センター」
99日  検証登山 6時発  @十勝岳登山コース  A富良野岳登山コース   B泥流検証コース 
 ゆ〜すぴあ大雪 
11時発 旭岳温泉 14時着
910日 旭岳温泉 ロープウエー730分発 鏡沼周遊めぐり 930分下山 ビジターセンターにてビデオ視聴11時発 旭川市内観光 930分苫小牧港着 24時発八戸港へ911日 730分八戸港着 八戸市内観光 600分宇都宮着

総会後の検証登山は3つのコースに分かれて行動。 「ひなぎく」は@コースへ行った。望岳台から登り始める。途中から雨、風強くなり1時間の行動から下山となる。A、Bコースもそれぞれ下山となった。紅葉を期待していたが今年は9月に入っても30度の日が続き遅れているとのことでまだ紅葉はしていなかった。あと10日というところか。

十勝岳は現在も活火山であり今年7月には、発光現象があり噴火の前兆ともいわれている。大正大噴火で
144名が犠牲となっており警戒態勢がとられている。下から見ても登山中も煙が盛んに吹きあがり不気味であった。防災ヘリも常駐している。完全に火山の山である。

旭岳はホテルの宿泊料にロープウエー券が付いているので、雨であったが歩くことにした。花はもうないと思っていたがエゾリンドウが沢山咲いており、びっくりした。シラタマノキ、クロマメも多かった。しかし紅葉はまだまだである。雨の中、沼を一めぐりした。

下山後、ビジターセンターにて大雪山の花などのビデオを
1時間視聴してから旭川市内へ向かう。途中富良野、美瑛で散策と買い物を楽しむ。雨は時々で回復傾向であり恨めしい。旭川では三浦綾子文学記念館に寄る。館長の三浦光世さんが案内してくれて感激した。綾子氏の夫であるが88歳とのことで元気ではあるがもう会えないであろう。「氷点」で1千万の懸賞に当選したが税金が550万もあったとかでこれまたびっくり。

その後、北海道大学でクラーク博士を見学、キャンパスライフに親しみを感じた。

八戸では天然記念物の蕪島ウミネコ生息地を見学した。また港ではちょうどサバの水揚げをしており船からトラックにうつしかえていた。今朝は
40トンありそれでも少ないほうとのこと。丸々太った真サバがおいしそう!! 何匹かくれると言ってくれたが、いかんせん旅の途中は運ぶ手段なく泣く泣くあきらめる。市場の食堂で当然寿司を食する。

その後は宇都宮まで
2回の休憩のみで高速をそれこそ飛ぶように走った。明るいうちに宇都宮に着き、無事5日間の旅が終了した。今回は山は残念であったが街で新しい発見がいっぱいあり有意義な旅であった。 

 9/9       男体山   記:「みつまん」
<メンバー> CL「おかちゃん」、「かずちゃん」、「すぎと」、「やまなか千」、「みやもと」、「いいずみ」、「みつまん」
<行程>
4:30 小山集合、6:30中禅寺湖P6:55 スタート 10:55 山頂着 12:00山頂発 15:25 着
 森林限界、疲れもピークに 山頂三角点にて  山頂は一杯  眼下に中禅寺湖を見下ろす 
新人研修を兼ねて「おかちゃん」会長先導で男体山へ行きました。しっかりしたルートで、迷う心配はないのですが、1100mの標高差は疲れます。特に6合目からの岩の多い登りは神経も使って、体も使ってひどく疲れます。

山頂近くのガレ場にでると見事な景色に後押しされてやっと山頂に到着。頂上からは中禅寺湖はよく見えるのですが、山には雲がかかって遠望を楽しむことはできません、残念。ただ、不思議なことに男体山、太郎山周辺だけは雲が切れて、その太郎山を使ってコンパス実習。

私は2ヶ月ぶりの山行。最後の3合目あたりから次第に足が動かなくなり、駐車場に着いたときはダウン寸前。やはり日頃の訓練が必要なようだ。

でも、さすが百名山。登山者は一杯でした。ベテランの皆様有り難うございました。新人のみなさん疲れましたね。でもまた挑戦しましょう。 
 8/26   朝日岳、三本槍岳  記:「おちあい」

<メンバー>  「わたなべK」CL 「ウッチー」SL 「わたなべA」 「おちあい」 他15名

8月26日(日)佐野4:30 〜 峰の茶屋P6:00 登山開始6:50 〜 朝日岳8:10−:20 〜 三本槍岳10:00−:30北温泉P13:15 〜 佐野16:00

峰の茶屋  朝日岳へのトラバース  朝日岳山頂  茶臼岳を振り返る 

恒例のランニング仲間の登山、年々参加者が増え19名となった。皆さんの登山装備も年々充実して行くような感じ‥参加者が多いので2班に分け、1班(「わたなべK」リーダー)、2班(「ウッチー」リーダー)に分かれ行動した。

朝から太陽が照りつける中、健脚者組の1班が先行し2班が続くが、1班のスピードが速く三本槍岳で一緒になったが、それ以外は別行動となった。
朝日岳、三本槍岳とも天気に恵まれ、山頂からの眺望を楽しんだ(雲海に感激した人が多い)後、北温泉へ下山。三本槍岳から北温泉へ分岐付近は熊の形跡あり、また、登山道も一部クマ笹に覆われていて歩きにくいところあり。

峰の茶屋Pから北温泉へ車を移動するため、運転手の「わたなべK」さんと1名は来たルートを戻った。北温泉入口Pで全員合流し、温泉(鹿の湯)で湯温の違う浴槽で楽しんだ。
今回は、天気に恵まれて皆さん満足の様子。来年も楽しみにしているようです。企画した「わたなべK」さん、「ウッチー」さんお疲れさまでした。 

 8/31〜9/2  蝶ケ岳、常念岳   記:「わたなべA」

<メンバー>「さだこ」、「わたなべ」()、「ウッチー」+1、「おちあい」、「ほんごう」、「わたなべ」()

8/31佐野19:022:30道の駅アルプス安曇野ほりがねの里(テン泊)
9/1道の駅6:30−三股7:4013:30蝶ヶ岳ヒュッテ(素泊り)9/2蝶ヶ岳ヒュッテ5:5010:00常念岳−15:30三股。

ゴジラでーす  一瞬、穂高が見えた  ルート確認  主役はなべちゃん

「こばやし」さんが体調不良で不参加になるが、急遽、「ウッチー」さんの息子さんが参加。8/31佐野を出発。順調に道の駅アルプス安曇野ほりがねの里に到着し恒例の前夜祭。

9/31天気快晴でスタート。「日焼け止めを塗らなくては。」と話していたが・・・。樹林の中、急な登りが続きメンバー全員の口数が減る。そんな中、休憩が入ると「わたなべ」()さんの海水浴でのエピソード話を聞きみんなで大爆笑。おかげで疲れも吹っ飛び登りだすが雲行きがあやしい。

樹林帯を抜け蝶ヶ岳ヒュッテまであと五分ぐらいの所で雨が降り出しテント場に着いた時には大粒の雨。小特性カレイ屋に避難するが雨はだんだん強くなりしばらく待機するがやみそうに無い。ここで小屋に素泊まりすることに決定。土間で夕食のカレーを作り出すと小屋泊まりの若者達が「ながおか」さんと「ウッチー」さんの特製カレーライスとサラダの作り方を見学に数人の人達がカメラを持って集まる。さすが、ギャラリーが集まるだけあって超美味しいカレーでした。

夕方、一瞬だが雨がやみ外へ出た瞬間の二分ぐらい穂高連峰が望めた。今回の山行の展望はこれだけ。

9/24:00起床。雨は降り続いている。下山するか常念岳に向かうか検討を始めると雨がやみ「いざ常念へ」と準備を終え登山開始と同時に雨。誰が雨男なのか・・・。尾根歩きがスタート。イメージしていた尾根と違いアップダウンのある樹林帯。常念岳山頂付近の岩場に出るが歩き難い。山頂に着くがガスで展望なし。

下山も岩場で歩き難い。樹林帯に入り長いつづらおりが続く。雨で滑り転びやすい。私的には、蝶ヶ岳〜常念岳の一泊二日の縦走はかなり体力的に厳しい。一日目は登り二日目は下りと時間的にも長い厳しいコースでした。
下山後、ホリデー湯四季の里の温泉で疲れさっぱり。雨で展望は無かったですが、楽しいメンバー達のトークなどで大盛り上がりでした。ありがとございました。
 

 8/26   安達太良山  記:「てらうち」
<メンバー> 「おかちゃん」、「かずちゃん」、「きたはら」、「たかはし」、「いいずみ」、「てらうち」
小山5:00...あだたら高原スキー場P7:30...登山開始8:00...休憩8:35...五葉松平9:10...休憩10:10...
山頂11:10(昼食) 11:40発...くろがね小屋12:30...休憩13:45...あだたら高原スキー場P着14:20   (天気:晴れ)
読図の練習から  ロープウエイは使いません  五葉松平  乳首直下 
「おかちゃん」さんが新人を引率して下さるという事で、初心者にお薦めの百名山1位(2年前の某新聞記事より)の安達太良山に
登って参りました。期待の新人「いいずみ」さんのデビュー戦に相応しく天候にも恵まれ、まずはスタート前の「おかちゃん」さんによる地図読みと装備チェックから始まりました。
あまりにも天気に恵まれている影響で、五葉松平(約1,300m)まではかなりの暑さで熱中爆裂火口症の心配をしてしまうほどでした。丁度この日は安達太良山でのトレイルランニングの大会が開催されているようで、行程の途中でお会いした実行委員の方より、300人程の参加者がいるとのお話を伺いました。

ほどなくランナーとすれ違うようになり、道を譲り合いながら山頂近く
になると、ガスが段々と増えてきました。山頂付近はランナーや登山客で賑わっており安達太良山の人気を物語っておりましたが、残念ながらガスにより眺めがあまり望めませんでした。強風ではありませんが風があり、心地良い涼しさの中での昼食を終え下山を開始しました。

木陰の中では涼しい下山も、一度日向へ出れば下界と変わらぬこの暑さ...。 くろがね小屋にて十分の休憩と涼をとり、 無事にスキー場Pに到着しました。帰りは近場の温泉に立ち寄り、しっかりと汗を流し、湯船に浸かり...。 私には我慢出来ないくらいの適温?で、5分浸かれていたかは定かではありませんでした...。
引率して下さった「おかちゃん」さん、「かずちゃん」さん、「きたはら」さん、「たかはし」さん、「いいずみ」さん、お疲れ様でした。 また次回に是非ご一緒させて下さい。
 8/26   白毛門沢(沢登り)  記:「ささき」
<メンバー> 「ささやま」、「ささき」
08/26(晴) 03:45 古河- 06:00 白毛門登山口P - 06:35 入渓 - 07:00ハナゲノ滝 - 08:00タラタラノセン09:10上部二俣-10:20/10:40 山頂 - 12:20 登山口
ハナゲの滝  ジジ岩、ババ岩  山頂直下の涸れた沢  山頂にて 
ずっと気になりつつも、なかなか機会に恵まれなかった白毛門沢。下から順番に「鼻毛の滝」、「タラタラのセン」、「ジジ岩・ババ岩」、冬になると ジジとババの上に雪がついて白髪みたくなるから山の名前が「白毛門」とは、、、名付け人のセンスが光る。

駐車場からすぐ入渓し、少し歩くと巨大ナメ滝、ハナゲノ滝が出現。朝日を反射して眩しい。東黒沢との分岐タラタラノセンを左にとると、その後も美しい滝がいくつ も現れる、ナメの綺麗な沢だ。タラタラのセン下段で、新品マイロープを投入。新しい道具を使うのはわくわくする。

上部は左側から巻き、次の滝を右 から巻く。大岩を過ぎてナメを詰めると、次第に水量が減ってくる。「さとう」さんからアドバイス頂いた通り、ジジババに進まずに右への支沢を選択、快適 な涸れ沢が続く。

水流が無くなると急に暑くなるが、岩登りの様でこれも楽しい。最後の分岐では遥か遠くに見えた山頂がぐんぐん近づき、空が大きくなったかと思う と、突然目の前に山頂が現れる。眼前に笠が岳、振り返れば土合、左に谷川と、抜群のロケーションだ。

下りも良いペースで歩き、昼過ぎには下山。ア プローチ無し、藪漕ぎ無し、蛭無しで、ナメは綺麗で詰めも楽しい、沢の楽しさがぎゅっと詰まった素晴らしい沢でした。ご一緒して頂いた「ささやま」さん、ありがとうございました! 
 8/25〜27  蔵王山  記:「まきの」

<メンバー>  「まきの」

アサギマダラ  お釜  蔵王の夕焼け  蔵王の朝焼け 

蔵王山は日帰りでも可能な山だが、避暑を兼ね2泊とした。蝶のアサギマダラが刈田山から大黒天の登山道の花に多数いた。
普通はすいすい飛んでおり写真撮影は困難だが、今回は多数撮れた。飛んでいる姿は天女の様で小生の大好きな蝶である。

バスで山頂近くまで往く為、汗をかかなかった。青春18切符利用+避難小屋で2泊で費用は最小限の押さえられた。 

8/25〜26  ダートモア国立公園(イギリス)    記:「さかい」
<メンバー>「さかい」、(他2人)
8/25(土) 天候 曇/雨:London〜(自動車)〜Dartmoor National Park ハイキング(公園内B&B宿泊)
8/26(日) 天候 晴/曇:Dartmoor National Park ハイキング〜(自動車)〜London
 ドライブは羊に気をつけて 丘と雲  Cox Tor頂上にて  池に映る雲 
<内容>
ロンドンから西へ200マイル。ダートモア国立公園でハイキングをしてきました。山というより丘が重なり合った地形で、ドライブも爽快です。http://youtu.be/BeKnLWoRCQw

高低差100m未満の丘が無数に存在します。その中でハイキングしてきたのは、以下の丘
(1日目)Longaford Tor 507m1日目は雨で視界が悪かったので、方位磁針によるナビゲーションの重要性を再認識しました。

(2日目)Cox Tor 442m, Great Staple Tor 455m, Roos Tor 454m, Great Mis Tor 538m2日目は視界良好。ハイキングで丘をつないで歩いてきました。頂上だけ岩石が露出している不思議な地形。イギリスの原野を堪能することができました。
 (留学先のイギリスにて)
 8/25〜26  一切経山、東吾妻山   記:「くりさん」

<メンバー> 「ほんだ」、「ほんだ康」、「くりさん」

8月25日(土):「ほんだ」宅(13:00)⇒ 東北道・磐越西道)猪苗代IC⇒浄土平駐車場(16:15)

8月26日(日):浄土平駐車場(6:20)⇒ 一切経山分岐(7:05)⇒一切経山頂上(7:40〜7:55)⇒ 鎌沼畔(8:45)⇒東吾妻山頂上(10:00〜1020)⇒ 浄土平駐車場(12:00)⇒幕川温泉⇒ 帰路へ

8月25日(土):天体観察(土星、他)
過去に何度か登っている山だ。土星観察ということもあり早めに着いた。これといってやることもなく、16:30から吾妻小富士の外輪を一周(約45分)する。その後テントを張り、焼き肉で夕食をとりながら暗くなるのを待つ。

19:30、土星観察が始まる。望遠鏡で覗いた土星は、土星特有の輪が見えるも米粒程度でとても写真に納まるだけの光量がなかった。14億キロメートル離れているので仕方ないか。でも期待が外れちょっと残念。
他、月のクレータや星空の観察、天文台についてレクチャーがあった。参加者は夏休み中なので子供達を含めざっと50人というところか。

8月26日(日)一切経山・東吾妻山
6時20分青空の下、入山する。前回登った時はもっと噴煙の近くを登ったのでが、その登山道はなく少し遠回りになっている。 木道に入ると、ウメバチソウ・キリンソウが迎えてくれる。分岐より酸ヶ平小屋を経て一切経山頂上には7:40到着。五色沼や西吾妻山、会津磐梯山など山座同定を楽しむ。

来た道を折り返し鎌沼畔を散策し東吾妻山へと向かう。チングルマやコバイケイソウの装いは間近に秋の気配を感じるものであった。
東吾妻山頂上は10:00だった。一息入れてゆっくりと下山開始、浄土平駐車場はジャスト12:00だった。本日の癒しの湯は「幕川温泉」にて入浴、そして帰途についた。 


8/25   桜沢(沢登り・その2)    記:「わたなべA」

<メンバー>  「わたなべK」、 「ウッチー」 「わたなべA」、 その他一名(趣味カメラ)

小山6:007:0 山の駅たかはら8:009:00咆哮霹靂(ほうこうへきれき)の滝、
入渓
9:2010:00雷霆(らいてい)の滝−11:30おしらじの滝(エメラルドの滝壷)12:40県道−13:00山の駅たかはら−矢板温泉−17:00小山。

「ウッチー」さんの仲間のカメラマンが「おしらじの滝(エメラルドの滝壷)の写真を撮りたい。と言うことで始まったおしらじの滝つぼ沢登り。私は、初めての沢登りデビューになり、とても楽しい気分を味わえた。

咆哮霹靂の滝に着く。目の前に大きく広がる滝にこの滝から登るのかとびっくり。入渓、暑い日が続く中、気持ちのいい瞬間のスタートだが始めから凄い。沢新人の二人の為に回り道を探す。雷霆の滝に着く。ザイルを出し「安全第一」で登る。

エメラルドの滝に着くが写真家達58人が滝壺にカメラを向け一瞬にシャッターを押し続ける。その間、昼食。いつの間にかカメラマン達が居なくなりここで滝壺でのスイミング。飛び込むが水温が低く慌てて滝壺から出る。再チャレンジ、体中が痛いほどの冷たさで飛び出る。まじ、痛いほどの冷たさ。初めての沢登りだったがとても楽しかった。暑い夏の間にもう一度チャレンジがしたくなった。 

 8/19   外山沢(庵沢)  記:「ささき」
メンバー> 「なかじま」、「かとう」、「ささき」、他1
08/19 晴 小山市役所(05:30)-赤沼P(07:30/08:00)-(バス)-弓張峠(08:15)-庵滝(09:20)-引返し点・外山滝手前V字谷(10:50)-庵滝(12:30)-弓張峠(13:40/14:10)-(バス)-赤沼P(14:30)-やしおの湯-小山市役所 P(18:00頃)
花咲くアプローチ  庵滝  庵滝のまき道  引返し点 
快晴の夏休み最終日、有難くもお誘い頂き日光外山沢左俣の庵沢へ。
弓張峠でバスを降車し、林道を歩くとすぐに小屋が現れる。ここから庵滝まで、沢沿いを歩く。滝の撮影目的の人が少なからず入る模様で、はっきりし たトレースが見える。白、黄色Mr.katouの花が道に彩りを添える。約一時間で高さ20m程のF1庵滝着。沢靴に替え、滝に当たって涼む。頭から受ける水はか なり冷たく、衝撃も強い。爽快感が堪らない。

ここから滝の左岸を巻いて登るが、この先に進む人は少ない様で、巻きルートは浮石が多く悪い。滝横のスラブは今でこそ苔付いているが、以前は岩登 りのルートがあった様で、ハーケンが何本も打たれている。

更に進むと、やがて沢は深いV字谷地形になっていく。F5には、60mの外山滝というの があるそうだが、下りも考慮し、その手前のゴルジュで休憩後、折り返して下降する。

簡単に登った滝も、下りとなると少し手強い。途中、ザイルを出 しつつ慎重に下降。雨にも降られず、無事に下山する。連休最終日、楽しく、涼しく過ごさせて頂きました。「なかじま」さん、「さかいり」さん、「かとう」さん、有難うございました!
 
 8/14〜17  赤木沢&薬師岳  記:「ささき」
<メンバー> 「ほんごう」×2、「ささき」

08/14 曇  野木(12:10)-折立P(17:45)-幕営
「ほんごう」さん宅集合後、関越、北陸道経由で折立へ。折立へのアプローチの山深さに、日本のずっと奥の方に来ちゃったなぁと実感。キャンプ場の人に、 「熊が出る」と脅され、「へぇー」と思い、幕営。

08/15 雨時々曇
起床(04:00)-折立P発(05:00)-太郎平小屋(08:45)-素泊り宿泊
早朝には天気がもちそうに見えたのも束の間、直ぐに雨に捉まる。太郎平まで順調に移動したものの、天候不順の為、薬師沢小屋までの移動を諦め、太郎平小屋の宿泊を決定。11時頃に天候が回復した為、「ほんごう」さんご夫妻は増水の様子を偵察しに薬師沢方面に下降。途中、増水で渡渉を断念した赤木沢 撤退パーティ2組と行き交う。

「ささき」は終了点の中俣乗越付近を偵察。稜線に抜けた3パーティと行き交うが、皆が口を揃えて「増水で高巻きが大変 だった」との事。そもそも、この悪天候で沢に入る人の多さに驚く。
翌日以降の天気もぱっとしない為、天候に合わせ、第一候補(赤木沢)〜第四候補までのコースを設定して当日に備える。小屋では、他の登山者の皆さ んとのお話が楽しい。

赤木沢出合のヘツリ  歩き易い沢  黒部の谷を見下ろす  30m大滝 
08/16 曇時々晴
起床(04:00)-太郎平小屋発(05:05)-薬師沢小屋(06:45/07:10)-赤木沢出合(08:15)-大滝(10:00)-中俣 乗越(11:20)-赤木岳(12:20/30)-太郎平小屋(14:50/15:40)-薬師平キャンプ場(16:00)-幕営

5時行動開始。天気は悪く無い、昨日よりも視界も良い。不要な荷物を小屋へデポし、薬師沢へ下る。昨日は見えなかった黒部源流域の地形が見渡せ、 漸く北アに来たんだなと実感。薬師沢小屋より奥の廊下へ入渓。壮大なスケールの地形、雑誌で見た憧れの風景の中に自分がいる。川向こうでは、大東新道を行く登山者が、一般登山道とは思えぬへつりに苦戦している。
沢遡行の途中で
水跡を見るに、水量は通常より約10cm程度深いが、水も思ったほど冷たくなく、渡渉も問題無い。約一時間程遡行し、赤木沢出合に至る。陽光が差すと沢がきらきらと光を散らす。赤木沢からはナメ、階段状の滝が連続し、想像したよりも歩き易く、そして美しい。景色が変わる度、歓声、笑い声が 毀れる。遡行終了、赤木岳にて

振り返ると、雲の隙間から鷲羽、水晶、雲ノ平が覗く。核心部30m大滝も、右側巻き道がしっかりしており、特に問題無く通過。上部分岐は 左股を選択。沢の切れる辺りに小さな雪渓があり、その直ぐ上は稜線、そのまた上には青空。天にも昇りそうな遡行はここで終了。視界も開け、山座同 定をしながら赤木岳、北の股岳へと続く長い稜線を戻る。太郎平小屋にて乾杯後、登山者で賑わう薬師平キャンプ場にて幕営。

08/17 晴のち曇
起床(04:00)-薬師平キャンプ場発(05:10)-薬師岳(07:10/07:50)-薬師平キャンプ場(09:30/11:20)-太郎 平小屋(11:40)-折立(14:30)-温泉、夕食後富山発(19:00)-野木(24:30)
3日目、槍、穂高がクッキリ満天の星空の下、起床。天気予報は後半下り坂の午前中勝負。日の出北ノ股岳に光射すを待って薬師岳を目指す。天気は3日間で一番良く、槍穂高もはっきりと見渡せ る。

近くを見れば、同じ北アとは思えないほど、この山域は丸く、なだらかで、穏やかな印象だ。池塘が多く点在し、長閑な雰囲気の中を雷鳥がほのぼ のと歩いている。薬師岳からは、多少雲がかかった奥にも、上の廊下〜黒部源頭への谷が一望でき、また憧れが増す。文句無しで「いつか行きたい」リ ストに追加。

日も高く上がったので、薬師平キャンプ場で濡れ物を乾かし、そうめんを食べ、折立へ下山。初日にこんなに歩いたかと思うほど長い下りに、拇指球が 痛い。
折立で荷物を纏め、車を走らせた直後、キャンプ場のすぐ脇で人生初となる、「森の熊さん」に遭遇。あまりに近すぎてびっくりした。
下山後は温泉、 鮨と愉しんだ後、野木へ戻る。天気には終始悩まされた盆休みだったが、結果的に思い出が盛り沢山に詰まった山行となった。素敵な計画にご一緒させて下さった「ほんごう」さんご夫妻、有難うございました! 
 8/15〜16  磐梯山、安達太良山  記:「かとう」
<メンバー> 「かとう」+1
<8/15 磐梯山>
道の駅【ばんだい】宿泊 〜 磐梯山ゴールドライン、八方台登山口(06:30) 〜 弘法清水小屋(08:30) 〜 山頂 (9:00)〜ピストン〜登山口駐車場(11:30)
磐梯山山頂
前日までの天気予報では、“会津地方は午後から雷雨”とあった。なので、午前中のうちにピークを踏んでしまおう、という事で、一番短い【八方台コース】を選択した。

早朝、山頂付近は厚い雲に覆われていたが、樹林帯を抜けてピークに到達すると安達太良山山頂、すっかり雲の上に出た。お盆の磐梯山は、ソロ、カップル、家族連れ…と、老若男女、大勢のハイカーで賑わっていた。


<8/16 安達太良山>
安達太良SA(下り) 宿泊 〜 奥岳登山口駅(08:30) 〜 ゴンドラ“あだたらエクスプレス” 〜 薬師岳駅 〜 山頂(09:40) 〜ピストン 〜 登山口駐車場(11:00)
好天の中、ゴンドラ利用の超お手軽トレッキングで、ピークを踏んだ。しかし、太平洋側からの強雨が吹き荒れていて、復路のゴンドラは途中で度々ストップした。東北道の上りの渋滞を懸念して、イソイソと家路に着いた。 
8/9〜10   八幡平・葛根田川(沢登り)   記:「おざわ」

〈メンバー〉「おざわ」・その他2
天候:9日晴れ  10日曇りのち雨

【8日】宇都宮20:30−滝ノ上温泉駐車場2:00
【9日】滝ノ上温泉駐車場(7:20)→(8:00)葛根田川入渓→(10:30)お函→(13:00)葛根田大滝→(14:00)滝ノ又沢出合
【10日】滝ノ又沢出合(7:00)→(8:00)北ノ又沢出合→(11:40)大白森→(13:20)明通沢出合→(15:00)滝ノ上温泉駐車場

やってきました八幡平!東京から行った時は遠く感じたが宇都宮からだと・・・でもやっぱり遠かったです。
今話題の地熱発電所を抜けて葛根田川へ。上1/3は濃い青空と大きくて白い雲、そして中1/3は優しきブナの濃い緑の葉と白い幹、そして下1/3は深くて冷たそうなエメラルドグリーンの水と太陽の光を反射させ更に明るくきれいに見える白い岩肌・・・まさに夏休み山行にぴったりのロケーション。

あちらこちらでイワナが悠々と泳いでいる。それを見てか泳ぐ必要性はなかったが、練習にと泳いでみる。テント泊用の80リットルザックが重くなかなか前に進まず、呼吸も何秒と持たず。顔をあげて呼吸しようにもザックの頭がさっぱりした私の頭に当たりなかなか手ごわい。ザックもたっぷり水を吸い上げさらに重くなる。水の冷たさでだんだん体の動きも悪くなる。練習しておいて良かった。

お昼はそうめんをいただき日本の夏を満喫。しばらく登り幕営地を見つけてポットラックを設営。沢の風景ととてもマッチしていて見た目もバッチリ!寝床を確保したらいざ釣りへ。私はルアーで挑戦。イワナはもうあちらこちらに見えていて追っかけてくるのになかなか食いついてこず。
いろいろ試行錯誤をしながら下手な鉄砲も数打てば当る作戦でなんとか1匹釣り上げることができた。釣りもなかなか奥が深い…

夜はジャワカレーならぬ沢カレーとイワナで明日のためにおなかを満たす。シンプルなことが山に入ると感慨深く感じた。そして食べ過ぎてしまった。就寝はファイントラックのポットラックで。今回はメッシュインナーも使用。中央に一本のポールだけで支えていて少し心配だったが、周りをペグで止めてテンションをかけるので全く問題なしでした。寝返りを打ってもポールが倒れることはないでしょう。高さがあり通気性も良いのでとても快適に過ごせておススメです!

2日目は北ノ又沢へ。情報が少なく、まるで未開の領域に踏みこむような気持ちで冒険気分も味わう。大白森の湿地帯に出て、地図とコンパスを頼りに笛を吹きながら下山を開始。明通沢を目指して枝沢を下る。2日間内容盛りだくさんの濃い山行でとても勉強になりました。
 

 8/2〜13  北海道の山々  記:「まきの」
 利尻岳 利尻・雲海を見下ろす  利尻岳のナデシコ  旭岳の日の出 

北海道に有る8/100名山を30年掛け登り終わった
今回は、利尻岳、十勝岳、旭岳、後方羊蹄山。いずれも印象的な山で有ったが、利尻岳、後方羊蹄山が特に十勝岳のクガイソウ印象に残った。


全山、晴れか、ガス
/薄曇りの登山。雨の為、1.9日停滞。

早朝登山を心がけ、利尻岳(3時発)、十勝岳(4時発)、旭岳1番のロープウエイ)は当日は一番の登頂と成った。 

 8/9〜11   奥穂高岳   記:「ともさん」
今年はどこも連れて行ってもらえないのか?と言われ昨年に続き実家の母と叔母を連れての山行とな母達は上高地で散策った。2年前上高地まで行き「りょうへい」が調子悪くて行けなかった奥穂高にした。母たちには西糸屋山荘を取りゆっくり上高地で過ごしてもらうことにした。1日目大正池、2日目明神池を散策したそうです。

8月9日(木)佐野田沼 22:30ー沢渡 翌2:00
8月10日(金)沢渡5:30ー上高地5:50ー河童橋6:05ー横尾8:35/50ー本谷橋9:50/10:00ー涸沢小屋12:00/30ー穂高岳山荘15:05山荘15:40ー奥穂高岳山頂16:15/25ー山荘17:00
8月11日(土)山荘6:00ー涸沢ヒュッテ7:50/8:10ー本谷橋9:10/15 ー横尾10:00/10ー河童橋12:45
 北尾根をバックにザイデンにて 山頂へのハシゴ  奥穂高山頂  急傾斜のザイデン 
<9日>9時40分まで仕事をしてからのスタートで、2時に着いてテントを設営し2時半就寝。しかし、車の音で起こされ時計を見たら3時半。1時間しか寝てない。これからの道中持つだろうかとうつらうつらしながら4時半に起き出し、したくをして出発した。
屏風岩を見上げる9月の3連休の時は朝の6時でも表参道のように賑わっていた河童橋だったけれど、平日で涸沢までもう少しもあったので人がまばらだった。母たちとそこで別れ横尾へと歩き出した。

いつもうるさい程の同行者が一言も喋らない。また具合でも悪くなったのかと何度聞いても答えない。ただ単に眠かったのだそうだ。私は寝不足のため快調とはいかないが25年ぶりの涸沢、穂高岳に行けると思うと足が自然と前に出た。横尾を過ぎるとすぐ屏風岩の全容が見えてきた。昔、夫と死ぬ思いで必死に登った記憶が蘇ってきた。今思うとよく生きていたなぁと思うようなことがあった。もう登れないだろうな・・・

涸沢小屋に着くと「りょうへい」は元気になり今度は私が気持ち悪くなってしまった。しっかりエネルギーを補給してザイテングラートに備えた。小屋のテラスから北尾根がかっこいい!ここはもう一度登ってみたい!ザイテングラートの取り付きから見上げ、こんなに立っていたんだと思った。

以前は下山で使ったので記憶にもなかった。鎖やはしご浮き石もあり、昨年落石で亡くなった人がいるのをニュースで聞いていたので慎重に登った。やっとやっと山荘到着15時。出かけ際明日は天気が悪くなるから今日中に山頂へ行っ涸沢のお花畑たほうがいい涸沢の雪渓を下ると夫に言われてきたけどどうしよう?

外に出るとまだ山頂へ行く人の姿があったので行ってしまおうということになり、空身で山頂へ向かった。途中生々しい血痕があり、ヘリが飛んでいたのはここだったのかなぁと思った。寝不足できつかったけれど一気に山頂まで行けた充実感があった。360度の展望とは行かなかったが常念岳の稜線が綺麗だった。

翌朝、いつもは4時に行動を始め、天気がいいとまた山頂へ行ったりするのだけど疲れていたせいかぐっすりと眠れて、天気も悪そうだしいいやとのんびりすごした。当初は吊り尾根から岳沢を予定していたけれど「りょうへい」が岩稜に不安を訴えピストンすることにした。私も膝に違和感があったので諦めがついた。

下山はザイテンを慎重に下り、登りでは花を見る余裕すらなかったので涸沢でお花畑を楽しんだ。横尾までは快調に飛ばしてきたけれど、横尾から一気にペースダウン。最後はいつもここがなければと二人で愚痴を言いながら歩いている。
河童橋で母たちと合流、いつもの温泉で汗を流し帰路についた。高速で睡魔に襲われ姨捨SAで仮眠し無事に帰れてホッとした。 
 7/27〜29  東黒沢(谷川)  記:「つるみ」

<メンバー> 「わたなべ」、「ウッチー」、「ひがの」、「つるみ」
7/27 佐野19:00‐土合駅21:00‐仮眠
7/28 起床5:00‐白毛門駐車場6:20‐出発7:00‐分岐点8:00‐休憩8:10‐分岐点9:00‐休憩9:45‐鞍部12:00‐ウツボキ沢出合上部13:00‐幕営
7/29 起床5:00‐出発6:50‐休憩7:30‐朝日岳登山口9:00‐休憩10:55‐宝川温泉11:20‐駐車場12:10‐湯テルメ‐佐野17:00

ナメ床を快適に辿る  Mr.uchida  出合で方向確認  ウツボギ沢にて 

深緑の隙間から光が差し込む光景が何とも言えないほどの癒しを与えてくれる。その光景の中を一歩一歩前へと進む。耳を澄ませば川のせせらぎに鳥の鳴き声。マイナスイオンを多く含んだ新鮮な空気を口いっぱいに吸い込み体の中へと送り込む。細胞の一つひとつが活性化されていくようだ。

<7/27>
「わたなべ」邸に集合し出発。2時間弱で土合駅に到着。テーブルを囲んで大人の時間を開始する。今Mr.higano夜は肉・揚げ物のオンパレードだ。久しぶりのことでお酒が進む。他のグループも個々に盛り上がっていた。メタボが気になる・・・。

<7/28>
早朝5:00起床。深夜に着いた他のグループが騒がしかったせいか、余り熟睡出来なかった。もう少し気をつかってほしい。白毛門駐車場に移動し出発。登山ルートを進むとすぐに沢へと入渓する。水温は気持ちの良い冷たさだ。
今シーズン皆初めての沢登りということで初級コースを選択したせいか危険なところも少なく軽快に進む。滝つぼに出会いザックを下し入水。全身入水はかなり冷たく感じたが、慣れると気持ちの良いものだ。

「ひがの」さん以外は全員実施。巨大なナメ滝(ハナゲの滝)が現れ写真を一枚。高度感があり気持ちよく又注意して登る。駐車場で会った若者達は、キャニオニングでこの滝を下ると思うとスリルがあって楽しそうだ。ハナゲの滝を登りきると美味しいナメが連続する。所何処に可愛い滝があり水しぶきを浴びながら登る。

出合いでは地図を見ながら方向を確認する。ナメの連続も終わり水の勢いが減っていく。川の終わりから藪こぎへと変化する。苦しみながら何とか鞍部へ到着し、目標の沢へとコンパスを確認しながら滑り下りる。水がチタチタを垂れながら序所に沢へと変貌してくる。慎重に下るが、約2カ月のブランクはやはり足腰に効いてくる。ヘトヘトになりながらも何とかウツボキ沢出合いまで到着。

3人は寝床を設営し、自分はノコギリで薪を切る。焚き火の前で楽しい宴の始まりだ。自然の中涼しい、冷たいで飲むお酒は最高に美味しい。夕食の準備前に入浴タイム。冷たいけど気持ちイイ〜。夕食はカレーの予定だったがポトフに変更。ちょっと残念だったが、「ウッチー」さん特製ポトプが意外と美味しかった。

<7/29>
早朝5:00に起床。いち早く薪に火をおこす。みんなでモーニングコーヒータイム。「ひがの」さんはアリの大群に襲われて余り寝られなかったようだ。「ウッチー」さん特製ラーメンを食べ出発の準備をする。寝床を片付けていると「ひがの」さんのザックの下はアリの大群でうごめき合っていた。アリに好かれたらしい。
ウツボギ沢右俣を遡行し、笠ヶ岳を登る予定だったが、今回は足慣らしということで、無理をせず宝川温泉へと下山することにした。

長い林道を歩き、宝川温泉でタクシーを呼び、白毛門駐車場へ到着。帰りは湯テルメで汗を流し、高速道路は渋滞も無く無事佐野に到着。今シーズン初の沢登りということで初級ルートでしたが、ロープワークを身に付けながら中級、上級のコースへと挑戦したいと思います。今回指導して頂いた先輩方ありがとうございました。
 

 8/4〜6   北岳、間ノ岳   記:「やまなか良」
<メンバー> 「ひなぎく」、「すぎと」、「さだこ」、「やまなか良」
8/4 小山発11:00 芦安駐車場着5:40 就寝20:30
8/5 芦安駐車場5:30 広河原6:30 登山口6:50 大樺沢二俣9:00 肩ノ小屋12:25 北岳山頂13:35 北岳山荘15:20  
8/6 北岳山荘4:45 間ノ岳手前ピーク6:00 北岳山荘7:00(7:40) 二俣大樺沢11:35 広河原13:10
<8/5>
 青空の広河原から大樺沢ルート登り始めました。心地よい沢の音を聞きながら大樺二俣に到着。相談の結果、天気が良いので甲斐駒ケ岳や仙丈ケ岳の見える右俣を行くことにしました。ルートの途中には花畑が広がり数十種類の花が咲いていました。

頑張って急登を登っていたのですが、天気がだんだんと下り坂になり、北岳山頂に着く頃には辺り一面真っ白になっていました。周りの景色が見えないので、稜線上の珍しいミヤマムラサキや白いタカネビランジの花をゆっくり見て楽しんだあと北岳山荘に向かいました。
<8/6>
 朝起きると天気は雨。前日の天気予報も雨のち雷雨だったので、北岳山荘から農鳥岳のピストンは中止し、間ノ岳まで行き午前中には小屋に帰って来れるように予定を変更しました。

小屋に戻った時間が早かった為下山することに。下りは八本歯の岩と雪渓に苦労しながら5時間かけて広河原に到着しました。
今回は農鳥岳には行けませんでしたが、いつかまた挑戦したいと思いました。それと岩に苦労したので訓練したほうがいいなと思いました。
「ひなぎく」さん、「すぎと」さん、「さだこ」さんお世話になりました。女性4人でとても楽しい山行となりました。ありがとうございました。
 
 7/29   ゼニイレ沢(谷川)  記:「かとう」
<メンバー> 「かとう」、他1
4:00 大平〜06:30白毛門駐車場〜08:00湯檜曽川出会い 取り付き〜12:30 白毛門稜線〜15:00 白毛門駐車場
今回は、基本的に長いスラブ状のナメ沢を、ピタピタと遡行するルートだった。湯檜曽川の分岐点で、準備をしている時点で、白毛門の稜線から日が上り、ジリジリと斜面を照りつけていた。水量も少なく、無風、無涼。

1,200mを越えた辺りから、ようやく水温も下がりはじめたが、吹き出す汗は止まらなかった。沢の終了点から、稜線の登山道までは、険しい薮漕ぎ。この頃には、バテバテになってしまい、思うように前に進まない…

一瞬、意識が朦朧となる事もあった。トレーニング、体力、スタミナ不足。リーダーに牽引していただき、叱咤激励を受け、一掴み、また一掴み…。急登の薮漕ぎでは、握力がものを言う。

樹林帯の長い下りの途中で、谷川を吹き抜ける心地よい風に吹かれて、暫しの休憩を二、三度挟み、ようやっと駐車場に辿り着く。 
7/28〜29  柳沢・本流(日光)   記:「ささき」
<メンバー>「ほんごう」×2、「ささやま」、「てらうち」、「ささき」
07/28(土)晴れ
栃木(03:30)-赤沼P(05:00/05:30)-バス-西の湖P(05:50)-渡渉点(06:50)-赤岩沢出合(07:20/08:00)-右俣分岐(08:35)-遡行終了(11:20)-左俣支沢下降(11:40)-赤岩沢出合(15:00)-ビバーク
黒部の訓練山行、日光柳沢。西の湖入口より綺麗な林道を進むと、ほどなく開けた渡渉点に出る。沢靴に換え、少し進んだ赤岩沢分岐で荷物をデポし、身軽になって涼しげな沢を登る。所々崩れたゴルジュを抜け、ながーいナメの途中から右俣に入ると、美しいナメとスダレ滝が連続。

夏の陽光を受けてきらきらと輝く滝に心も涼み、猛暑の下界を余所に、贅沢な遡行を満喫する。上部は登りきらず、沢が消えたあとは鞍部を目指しトラバース、支流から左俣に入り下る。

途中7,8回ザイルを出して下降し、赤岩沢出合へ戻る。本日はここでビバーク。懸念した夕立も来ず、沢の流れを聞きながら
とても楽しい時間を過ごす。

07/29(日)晴れのち曇
起床(06:00)-赤岩沢出合(09:00)-渡渉点(09:30-10:40)-西の湖P(11:10/11:40)-赤沼P(12:00)-温泉後、帰栃木(15:00)

二日日は下山のみ。朝はゆったりと過す。前日最初の渡渉点まで来た所で、「ほんごう」さんご夫妻に指導して頂き、黒部を想定した渡渉訓練を行った。天候にも恵まれ、美しい沢を心行くまで楽しんだ二日間だった。また、初めて沢で夜を過ごし、とても勉強になる山行だった。
計画、指導して下さった「ほんごう」さんご夫妻、同行の「ささやま」さん、「てらうち」さん、有難うございました。 
 7/28   燧ケ岳   記:「やまなか良」
<メンバー> 「ともさん」+Sちゃん、「すぎと」、「なかむら」、「やまなか良」
7/28栃木運動公園4:00 御池着7:00 登山口7:30 燧ケ岳山頂11:40 休憩12:20 長英新道分岐15:10  沼山峠17:40
御池を出発  ワタスゲとキンコウカなどが一杯  ワタスゲが綺麗でした  熊沢田代より山頂 
日帰りの為朝早くの出発です。2時半に起床し、栃木運動公園へ4時に集合、約3時間で御池に到着しまタテヤマリンドウした。

たまたま女性だけ5人でしたいい天気に恵まれ燧ケ岳を目指しました。最初の急登がきついのと、蒸し暑いので、休憩を取りながらマメに水分補給をしました。広沢田代・熊沢田代湿原は、キンコウカやタテヤマリンドウ、ワタスゲが見頃で、皆さん口をそろえて来て良かったと話していました。

湿原を歩いているとヘリコプターが2機私たちの頭上をずっと飛んでいて、雪渓を登り終わった山頂手前でようやく静かに。

今年のニッコウキスゲは、鹿に食べられてしまい昨年より少ないそうです。満開とはいきませんでしたが何本か咲き残ってるにっこうキスゲを見て
沼山峠に向かいました。
「ともさん」、Sちゃん、「すぎと」さん、「なかむら」さんたいへんお世話になりました。また機会がありましたらお願いします。 
7/13〜21   南ア縦走(茶臼〜野呂川)   記:「こばやし」

<メンバー> 「こばやし」 他1

7/13() 移動日 小山駅→静岡駅

静岡駅前のビジネスホテルに1泊。明日のお昼の買い出しに行き、おいしい夕御飯を食べて明日からの長い山行に向けて体力をつける。

7/14()  3:00 起床 - 4:00 出発(タクシー) - 6:45 南アルプス登山指導センター出発 - 7:42 茶臼岳登山口 - 8:03 ヤレヤレ峠 ? 9:20 ウソッコ沢小屋 ? 11:07 横窪沢小屋(昼) ? 14:50 茶臼小屋- 小屋泊

出だしからどしゃぶりだったが、予報通り2時間のタクシー移動中には雨は止んでくれ雨で停滞、茶臼の山頂だけ踏んだて一安心。バス停でタクシーを降りる予定だったが指導センターまで行ってくれたので、車道を歩かずに済み1時間位貯金が出来た。荷物は重く雨も降り、標高差1500mの登りも横窪沢からペースが落ちてきた。

それでも小屋まであと
10分位で着く、と最後の頑張りで登っている時に同行者のソールが剥がれた。応急処置をして残りの道のりを歩く間、明日下山を覚悟した。小屋に着くと小屋開きは明日からの様で、今夜は無料で小屋に泊めて頂けるとのこと。テント泊は止めて小屋泊に切り替えた。
また小屋の方にソールの件を話したら、もう使っていないトレッキングシューズを頂ける事になった。何という幸運!サイズは
2cmも大きいが選択の余地はない。朝から幸運続きだった事に感謝して就寝。

7/15()  (予定)茶臼岳 - 易老岳 ? 光岳 - 易老岳 ? 茶臼岳
茶臼小屋
11:15 茶臼小屋出発 - 11:43 茶臼岳 - 12:00 茶臼小屋 幕営

テントを朝一で張る。テントの中で様子を伺ったが雨風が強く、この先も長いのでこの日は停滞日とした。それでも少し雨が弱まった時に茶臼岳までは目指し、頂上で写真撮影だけしてすぐ帰る。光岳にはまたいつか行こう。

7/16()  2:30 起床 - 4:10 茶臼小屋出発 - 6:17 上河内岳 - 8:50 薊畑 ? 11:50 前聖岳(昼) - 1425兎岳 ? 16:40 中盛丸山 ? 17:40 百間洞山の家 幕営

上河内岳 聖岳
上河内岳  これから登る聖岳 

この日は今回の山行の中で最も長い距離を歩く。天気はあまり良くないが行く聖岳山頂しかない。荷物もまだ重く前聖岳の600mの登りがキツイ。今回最初の3000m峰山頂に着いても何も見えなかったが、ライチョウを見る事が出来たのが嬉しかった。繁殖期のようで雛も一緒で心が和む。
そして前聖岳を降りた後の予想外に険しい兎岳の登りで心が折れ、足が棒の状態で百間洞山の家に何とか辿りついた。どこに登っても何も見えず、稜線では強風に吹かれ修行の
1日だった。

7/17()  4:30 起床 ? 5:35百間洞山の家幕営地出発 - 8:07/902赤石岳 - 11:00荒川小屋(昼) ? 13:35中岳避難小屋 ? 1350中岳避難小屋出発 ? 1455/1530荒川岳(東岳) ? 16:30中岳避難小屋 小屋泊

赤石岳 赤石岳を望む 悪沢岳からの眺め
 赤石岳山頂 赤石岳を望む  悪沢岳からの眺め 

朝一番から600mの登り。やっと晴れて赤石岳の頂上で360度の眺望を楽しんだ。「南アルプスってこんな所だったんだ!」と初めて分った。中岳避難小屋では水が無いので荒川小屋では水の確保が目的だったが悪沢岳から富士山と日の出、おいしいと評判の荒川小屋のカレーを我慢出来なかった。行動食だけでは体力が続かない私は、このカレーで中岳まで辿りつけたと言っても過言ではないだろう。

小屋でザックを降ろし、悪沢を目指す。軽いって素晴らしい。今回
2つ目の3000m峰の山頂をゆっくり堪能した。中央、北アルプス、富士山、登ってきた赤石、聖、全てが見えた。小屋に戻っても宿泊者は私達だけの様だ。夜は天の川やたくさんの星が見る事が出来てこの小屋に泊まって良かった!と思った。

管理人さんが夜は天体望遠鏡を出してくれた。残念ながら星を見る事は出来なかったが、今年の夏は勉強して登山者に見せたいそうだ。早く寝たかったが
3000mにある小屋は今まで違って寒くなかなか寝付けなかった。

7/18()  4:00 起床 - 6:00中岳避難小屋出発 ? 8:31/905水場(休憩) - 高山避難視界が利けば常に富士山が小屋通過 ? 10:06板屋岳手前 ? 14:03小河内岳 ? 14:35小河内岳避難小屋出発 - 1630三伏峠 幕営

御来光と美しい雲海を存分に楽しんだ後出発。荒川前岳からの下りの稜線の左側は崩壊地で歩いていても怖かった。朝から一気に700m下り、200mのアップダウンを繰り返すのは楽ではなく、徐々に疲労が出始めてペースが上がらず三伏小屋到着が遅れてしまった。水場もテント場から往復で20分はかかって疲れた体には堪える。

7/19() 3:30 起床 - 5:30三伏峠出発 - 6:37本谷山 ? 8:30塩見小屋 ? 10:10塩見岳(昼) - 1302北荒川岳 - 17:00熊ノ平小屋 幕営

塩見岳西峰 塩見岳からの眺め
塩見岳西峰  塩見からの眺め 

この日は午前中に塩見の登りを終えてしまえば、そんなにきつい登りはない。塩見小屋から先の登塩見の登りりは急な岩場が続いたが恐怖心は無く、今まで私に岩トレをして下さった方々に本当に感謝した。頂上ではまた中央/北アルプス、間の岳、甲斐駒、富士山、荒川、赤石など全て見えた。

今まで歩いた山々を見ながら「良く歩いたものだ」としみじみ思った。この後は下りと少々のアップダウンでそんなにきつくないのだか、私は暑さのせいか頭痛がしてきて昨日から張っている胃のせいかげっぷも止まらない。同行者も合わない靴でここまで登って来て、尋常でない靴ずれや水ぶくれと戦っていた。

お互い無言・・・小屋の到着も予定より
2時間も遅れてしまった。とうとう夜は私の食欲が少し無くなってしまった。相談した結果、体力面、明日はバスを逃す訳には行かない事など考慮して北岳まで行くのは無理と判断し、三峰岳だけ登ってエスケープルートで下山する事に決定。

7/20() (予定)熊ノ平小屋出発 - 三峰岳 ? 間ノ岳 ? 北岳山荘 - 北岳 ? 小太郎山分岐 - 白根お池小屋 - 広河原3:30
起床 - 4:45熊ノ平小屋出発 - 6:40三峰岳 ? 9:58野呂川越 ? 10:40/10:55両俣小屋 - 林道歩き 12:44北沢橋バス停 - 旅館泊

最後の力を振り絞って下山。天候が悪く三峰岳は真っ白。写真撮影だけして1000m三峰岳の下山開始。このコースは樹林帯に入ってから障害物が多くひと苦労だった。しかし歩きやすい所では気が抜けて、木の根っこで滑り合羽を破いた。ショック!野呂川越からの下りは急でまた気が引き締まる。

両俣小屋で小屋の方に「雷注意報が出ている
と聞いて、この日は先まで行かずここで下山にして良かったのだ、と自分を慰めた。休憩もそこそこでバスの時間に間に合わせるため、2時間の林道歩き開始したがどしゃぶりでずぶ濡れ。
途中で工事の方に念のため現在地を伺ったところ、バスの時間にはギリギリだと分かり、ご好意でバス停手前まで車で送ってくれた。足が棒だったので、涙が出るほど嬉しかった。お蔭様でバスの時刻の
30分も前に着いた。長い縦走が終わった。

7/21()移動日 甲府駅→小山駅

胃の痛みがあるまま家路に着く。今回は貴重な体験が出来たし、今の自分の限界も知れて良かった。アプローチの悪い山に登れたのも良かった。今回行けなかった山にはいつかまた挑戦したい。 

7/23〜26  北ア(双六、三俣蓮華)    記:「わたなべA」
<メンバー>   「わたなべ」 昭
7/23 深山荘駐車場〜新穂高温泉〜わさび平小屋〜鏡平小屋〜弓折岳〜双六小屋(テント)
7/24双六小屋〜稜線ルート双六岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜三俣蓮華岳〜巻道ルート〜双六小屋
7/25双六小屋〜西鎌尾根〜槍ヶ岳〜槍平小屋(テント)
7/26槍平小屋〜新穂高温泉〜深山荘駐車場
勤続20年で10日間の休みが貰えた。GWに行った雪山が夏になるとどのように見えるか行ってみたくなり今回計画した。
 
鏡平  双六へのヘリ荷揚げ   
<23日>
霧雨の中出発。わさび平小屋を過ぎると天気が回復。秩父沢からは晴天、暑い。しかし、一時間も経つとずっとくもり。鏡平では鏡池に写る槍に期待したが一面ガスで真っ白。鏡平、弓折岳、GWに来た所とは思えないほどの違いにびっくり。二階建ての小屋は雪の中、弓折岳の登山道も樹林の中だったとは、GWの雪の多さにびっくり。

双六小屋が見えてくる。小屋の後ろには鷲羽岳が大きく見える。テント設営後、ゆっくりと思っていたら高校生山岳部20人ぐらいがお隣に設営、夕食準備とにぎやか。

<24日>
朝寒く目が覚める。天気は曇りだが視界は良いので急いで双六岳へ向かい展望を期待するが、一日目に続きガス。三俣蓮華岳では少し視界が良くなり鷲羽岳が見える。鷲羽に向かうと雷鳥が子供二羽と一緒にいる。巻道ルートは雪渓が多い。今夜のテント場には、別の高校生山岳部が15人ぐらい居るが昨夜の高校生より静でホットする。

<25日>
高校生山岳部、2:30に起床。食事、テント撤収の音で寝てられない。今回の高校生は朝ににぎやかとは・・・。西鎌尾根は雪渓が多く思った以上にアップダウンが多い。千丈乗越から山荘が見えるがなかなかたどり着かない。きつい。だんだんガスが出てきているので急ぐがきつい。

山頂からの景色は雲海で山々は見えませんでしたが気持の良い場所でした。
 7/21〜23   南ア・野呂川源流   記:「まきの」

<メンバー> 「まきの」、他1 南アルプス源流釣り Nさんと

苔むす岩   遡行した沢の様子 釣果 

お気に入りの源流に入る。初日に鍋に入れたばかしの油をひっくり返してしまった。
釣ったイワナは初日は油炒め、2日目は味噌汁で食べる。3日目は釣らずに帰る。

梅雨が明けたが急に寒さがぶり返す。暑い林道歩きが無く快適であった。株玉の斑点が有るイワナ(ヤマトイワナ)釣を楽しむ。綺麗な渓相、苔の生えた岩、気心の知れた釣友と至福の一時を過ごせた。 

7/14〜16  針ノ木岳周回   記:「てらうち」
<メンバー> CL「ともさん」、SL「きたはら」、「やまなか良」、Sちゃん、Yさん、「てらうち」
7/14 24:00扇沢駐車場着...幕営...25:00就寝
7/15 05:00起床...06:45駐車場発...07:00柏原新道登山口...07:30休憩(ガスが広がり始める)...08:30休憩(1,745m)...09:30休憩...残雪トラバース...10:40休憩(2,250m)...鉄砲坂...11:10種池山荘着(昼休憩後11:40発、稜線)...12:30休憩13:35岩小屋沢岳着...14:30新越山荘着
7/16 04:00発...04:55鳴沢岳着(弁当タイム後05:15発)...06:15赤沢岳着(06:25発)...07:30休憩...08:30スバリ岳着...09:40針ノ木岳着(景色堪能後10:20発)...11:10針ノ木小屋着...11:45発、針ノ木雪渓...13:25雪渓終了(休憩後13:25発)14:10大沢小屋着(休憩後14:25発) ...14:35水場...15:50駐車場着
扇沢を雨の中出発   稜線では回復した 黒部湖を望む  やっと駐車場に到着です 
高山植物や雷鳥、そして雪渓歩きを目的に、北アルプスの針ノ木岳を周回してきました。
個人的には初めての北アルプス、未体験の2,500m、そして雪渓歩き、山行の1週間前から仕事中もワクワクしていました。
シラネアオイ
7/15>
テント越しに聞こえる雨音が目覚ましとなり、若干の不安を感じつつの朝食となりました。
登り始める頃には小降りとなり、パーティの晴れ男、晴れ女の方々に感謝しつつの慎重なスタートです。
朝日柏原新道を登っている間中は小雨が降ったり止んだりの天気でしたが、種池山荘からは雨も上がり、徐々に快適な山行となりました。

回復してきた天候により気分も上々となり、岩小屋沢岳の山頂手前で皆で『やっほー』!
残念ながら返ってはきませんでした...が、眺めの良くなった北アルプスの山々を望み、本日の宿泊地の新越山荘へ到着しました。


<7/16>
山荘を4時に出発し、ヘッドランプを点けての山行です。ヘッドランプを使用した山行も初めてで、朝一番で新鮮イワベンケイな気持ち
でのスタートとなりました。 順調に鳴沢岳に到着し、御来光を眺めての朝食タイムです。 山荘で作って頂いたお弁当が美味い!
山での御来光も初めてで気持ちの良い朝食です。
その後も順調に赤沢岳、スバリ岳、針ノ木岳と登り、素晴らしい景色をあとに雪渓下りとなりました。

落石を目の当たりにし恐怖を覚えましたが、雪渓下りそのものには問題も無く、無事扇沢駐車場に到着しました。稜線を新越山荘から針ノ木小屋まで歩いて感じたことは、ガレ場が多く不慣れな場合はかなりの体力を消耗するのでは? ということと、風が思いのほか強く、やはり体力を奪っていくのではないかという事です。

残雪や雪渓はもちろんですが、
今回の山行も多くの経験を得る事が出来、大変楽しく学べる山行でした。 剣山や白馬、鹿島槍ヶ岳等雄大な北アルプスの景色や高山植物を堪能出来たことも嬉しく思います。
「ともさん」、Sちゃん、「きたはら」さん、Yさん、「やまなか良」さん、色々とお世話になり、また楽しい山行を有難うございました。次回も是非
宜しくお願いします。 
7/14〜16  乗鞍岳、天狗岳、千頭星山    記:「くりさん」

<メンバー> 「ほんだ」、「ほんだ康」、「くりさん」

7月13日(金):「ほんだ」宅(18;00〜19:30)⇒ 中央高速)梓川PA着(23:00)
7月14日(土):梓川PA(6:00)⇒乗鞍岳高原観光センター(8:00)⇒ バス ⇒畳平(9:00)⇒乗鞍岳頂上(10:40)⇒富士見岳(12:10)⇒畳平(13:05)⇒ バス ⇒乗鞍岳高原観光センター着(14:00)唐沢鉱泉へ移動・着(18:00)
7月15日(日):唐沢鉱泉(6:40)⇒黒百合ヒュッテ(8:45)⇒天狗の奥庭(9:40)⇒東天狗岳(10:35)⇒西天狗岳(11:00)⇒唐沢鉱泉着(13:35)。河原の湯 ⇒甘利山グリーンロッジへ移動・着(17:30)
7月16日(月):グリーンロッジ(6:00)⇒甘利山(6:25)⇒奥甘利山(7:05)⇒大西峰(7:50)⇒千頭星山(8:15)⇒グリーンロッジ着(10:40)。旭温泉 ⇒帰途(「ほんだ」宅19:50)

<7月13日(金)>移動
天候不順と判断し、当初計画の朝日連峰・以東岳を断念した。急きょ乗鞍岳方面と行程変更して移動開始、梓川PAの東屋て仮眠する。

<7月14日(土)> 乗鞍岳 

梓川PAで朝食を摂り、乗鞍岳高原観光センターからシャトルバスで畳平に到着。バスから降りた第一声が「さむ〜」。小雨交じりのガスで温度は8度、軽装で来たことを後悔した。寒さ対策は唯一持って来た雨合羽、これを上下身に付け入山する。
視界20mのなか、キバナシャクナゲやハクサンイチゲを横目に乗鞍岳山頂(剣ヶ峰)3,026mに立つ。そこは「わぁ〜、素晴らしい絶景だ」とはいかず、まったく何も見えず。頂上小屋でしばしの休憩を取る。天気がよければ47座百名山の眺望を楽しむことができると、ここの女主人の談。これを観たつもりで下山の途に。

富士見岳を周ってみるとこんな天気にも関わらずコマクサが迎えてくれた。グーンと寄って思い出写真をパチリ。畳平近くまで下って来たとき瞬時ガスがきれ、鏡が池とバスターミナルが見えた。畳平からシャトルバスに乗り、観光センターに戻ってきた。これより唐沢鉱泉へと移動する。

<7月15日(日)>八ヶ岳連峰 天狗岳 

どんよりした曇り空の下、6時40分入山する。視界は昨日より悪いようだ。ガスの森林の中を言葉少なく、ひたすら登る。およそ1時間で黒百合ヒュッテに到着し一休み。周りは小雨交じりでこんな状態。ここから雨合羽を着け、西天狗岳に向かう。 好天なら天狗の奥庭付近は、どこに座っても眺望よくオアシスになる処だろうにざんね〜ん。

黒百合ヒュッテから1時間で東天狗岳頂上に。このガス空の中頂上はたいへんな混みようである。風が強いが寒さは昨日の乗鞍岳ほどではないようだ。三角点を探したがこの頂上には見当たらなかった。
西天狗岳でランチタイム、ここから下山する。唐沢鉱泉に戻ったのは13:35だった。写真はたったの8枚、コース時間を把握するだけのものだけだった。

河原の湯で疲れほぐし甘利山グリーンロッジへと移動する。このロッジは宿泊のみ1500円と安くとにかく清潔なのが気に入った。台所用品は使い放題、コーヒー、お茶類は24時間飲み放題。ベッド回りもきれいに整頓されていた。

<7月16日(月)甘利山⇒千頭星山 ピストン>

昨日とは変わって天気は上々、富士山も見えるし、オダマキ、ヤナギラン他たくさんの山野草が出迎えてくれた。登山者には千頭星山から大ナジカ峠を越え薬師岳へ行く人もいる。8時15分、千頭星山山頂に着くも周りは森林で遠景は望めず下山の途につく。写真を取りながらのゆっくり山行だが、ロッジには10時40分に戻った。

ロッジの管理人から、「これから茅ヶ岳に行ってきたら」と勧められたが、疲れもあり、旭温泉でひと風呂浴びて帰宅の途についた。「ほんだ」さん宅に19時50分着、往路、復路の運転お疲れさまでした。そしてお世話になりました。 

 7/16   桜沢(沢登り)  記:「かとう」
<メンバー> 「なかじま」、「かとう」
5:00市役所〜6:30高原高原駐車場 6:50遊歩道入り口〜8:40咆哮霹靂の滝(取り付き)〜14:30駐車場
 
ホウコウヘキレキの滝 ライテイの滝  おしらじの滝 
酷暑のため、予定していた松木沢の岩登りから、矢板の沢登りに 変更した。
渓流釣りはさんざんやったが、“沢登り”は初めての経験だった。イワナのいそうなポイントに魚影が無い!?桜沢は神秘的で不思議な沢だ。
滝壺で潜ると、身震いするほど水は冷たかったが、童心に帰ったようで楽しかった。次回から徐々に難易度を上げて、いずれは黒部の廊下にチャレンジしたい。
今回もゲレンデのトレーニングの必要性を強く感じた。 
7/13〜16   早池峰山    記:「ひがの」
<メンバー>  「わたなべ」、「ウッチー」、「ひがの」
3連休で東北の花の百名山を登ろうと出かけたが、初日の早池峰だけは視界は悪いなりにウスユキソウを見ることが出来た。
和賀岳、田代岳は梅雨前線が北上し、強い雨にたたられ、登山を諦め、角館観光に切り替え、残念ながら帰途に着いた。
7月13日 18:30 小山発 東北道、紫波姫(仮眠)
   14日 紫波姫PA〜岳駐車場〜シャトルバス〜小田越〜早池峰山〜河原坊〜岳駐車場〜和賀岳甘露水口避難小屋(泊)
   15日 雨のため和賀岳中止  角館観光  田代岳荒沢登山口車中泊
   16日 雨のため田代岳中止  小山に帰宅
お花畑  何とか雨も降らず、山頂にて 
 <13日> 18:30に小山発。夜の東北道を走り、紫波姫PAに20:30着。 明日のためにアルコールは程々にし眠りにつく。
 <14日> 紫波姫を5:30に出発。岳駐車場7:30のシャトルバスで小田越へ。バスの途中から雨が降り出す。
    小田越着後、雨対策をし8:10雨の中をとりあえず出発。シラビソトダケカンバの樹林帯を抜ける頃、視界は悪いが雨が上がる。岩礫の登山道にウスユキソウ、オダマキ、ヨツバシオガマ、チングルマ等の花が咲く。

多くのハイカーが滑りやすい蛇紋岩の
登山道を慎重に登る。急傾斜の鉄梯子を登ると間もなく避難小屋が見えウスユキソウ、オダマキ、山頂に10:20着。ガスのため展望は効かず。
河原坊の下りは岩場の急下降の道だ。千丈ヶ岩等の奇岩を過ぎるとコメコモリ沢沿いに下ると河原坊に12:50着。
シャトルバスで岳駐車場に戻り、近くのブドウの里の風呂で汗を流し、明日の和賀岳の登山口に移動する。甘露水口の登山口に真新しい2階建て避難小屋が出来ていた。我々3人だけの貸切で快適な夜を過ごすことが出来た。

 <15日> 激しい雨音で目を覚ます。7時近くになっても雨の状態が思わしく無いので和賀だけを諦め、角館武家屋敷観光に切り替える。観光後田代岳荒沢登山口に移動。駐車場に車中泊。

 <16日> 今朝も車を叩く激しい雨音で目が覚める。梅雨前線が太平洋高気圧に押し上げられ、秋田、青森、岩手あたりが大雨注意報らしい。強行は出来そうも無いので帰宅と決定。残念だが、早池峰を登れたことで良しとしよう。 
 7/9〜11  谷川岳〜清水峠  記:「まきの」
 イワナをゲット 清水峠朝焼け  茂倉岳夕焼け  茂倉より谷川を振り返る 
<メンバー>  「まきの」単独

3日間梅雨のの中休みがあった。初日は山頂には時々ガスが掛かった。茂倉岳避難小屋に泊まった時はガスの中だったが、夕暮れ時には急に晴れ上がり夕焼けを見る事が出来た。

2日めは清水峠までのんびり歩く。太源太山に行くことは止めた。白崩避難小屋には
11時半頃着く。ニッコウキスゲがポツポツ咲いていた。1W早い様だ。

3日目は沢で岩魚釣りをし3匹釣り上げた。沢の中で桑の木を見つけ実を頂く。懐かしい味であった。

タテヤマウツボグサ  クジャクチョウ  ルリタテハ 
6/30〜7/1   清掃登山(日光)   記:「ひがの」
6月30日 夜参加  小山19:00発
  「はしだ」、「ウッチー」、「わたなべ」(浩市)、「わたなべ」(昭)、「おちあい」、「ささき」、「atsushi」、「しのはら」、「てらうち」、「みつまん」、「きたはら」、「なかがわ」、「くりさん」、「おおむら」、「まちこ」、「ほんごう」、「ともさん」、「ほんだ康」、「まきの」、「ほんだ」(夜のみ参加) 「ひがの」
  「ひなぎく」 (岳連参加) 
7月1日 当日朝    「たかはし」、「ながおか」、「やまなか良」、「やまなか千」
8:00作業開始 山王帽子山10:50 登山口12:00 山王見晴らしから登山口完了12:30

恒例の登山道刈払いの前夜祭に21名が参加。宴会テントに満員。多いに話が盛り上がる
朝着も含め24名が刈払い参加。前年山王帽子から太郎山山頂まで刈払ったが、登山過去最多の参加です口から山王帽子まで今回の刈払いだ。

山王峠の駐車場が狭いため、光徳から3台の車で送迎し、駐車は3台に限定。
6台の刈払い機を使用し、新人が多かったがやる気十分で機械に馴れた頃は山王帽子山頂に到着。昼食後、刈払われた山道を気分良く下山。
山王帽子登山口〜山王見晴らしまでがクマササで登山道が見えず。30分ほどで作業完了。

今回も釜屋ホテルのお世話になり気持ちのよい湯船で、汗を流し現地解散で帰途に着く。皆さん、お疲れ様でした。 

<湯元・岳連本部>   当会の山王帽子隊とは別に前夜祭から本部に、「ひなぎく」のみ参加。

平成24年度第39回日光清掃登山 7月一日
() 参加者 約190名 日光の山々に清掃登山していただきました。
「ひなぎく」は『筆者と登る栃木百名山』実行委員として強制的に温泉ケ岳・根名草山へ登ってきました。客、23名と関係者9名の参加でした。

天気はまあまあでしたが8時間行程はどうなのでしょう
? 故障者5名を出しました。しかし誰も出ないということはないので全員無事下りられたので良かったです。山の場所設定時に5時間くらいまでがいいですよといったのですが無視されました。こういった山行は岳連はあまりないらしくノウハウがいまいちですね! 後3回あるので何とか考えるでしょう!

前夜祭についてはビジターセンターの辻岡所長さんに日光の動物についてミニ講演をしていただきました。ひぐま、ツキノワグマ、灰色おおかみの本物の皮を持ってきていただきその大きさ、感触、爪のすごさとか実感できました。

日本狼の絶滅や復活についておおいに盛り上がりました。来年も楽しい講演を予定しています。小山山岳会もぜひに参加してほしいです。せめて講演会だけでもいいですので・・・
 

 6/22〜23  田代山、帝釈山  記:「てらうち」
<メンバー> CL「ほんごう」、「みつまん」、「てらうち」
6/22 pm10:30栃木運動公園出発...am1:50猿倉登山口P着 
6/23 4:40起床...5:40出発...6:30小休憩...7:20田代山山頂着...8:50帝釈山山頂着9:15下山開始...10:15田代山山頂 小休憩11:35猿倉登山口着
「ほんごう」さんと「みつまん」さんに引率をして頂き、田代山と帝釈山を登ってきました。
前日22:30に栃木運動公園を出発し、車の中からは星が見えていたので天気が良いだけだと思っていましたが...車を降りた瞬間、天の川が眼に飛び込んできました!! 思わぬ自然の歓迎を受け、また、本州で天の川を見た事が初めてでしたので感激してしまいました。

翌朝の猿倉登山口Pには他に2パーティが準備をしており、その内の1パーティの方より田代山ではストックの持ち込み禁止とのご指摘を受けました。自然保護の一環で登山者自身に判断を委ねている旨の看板を見オサバグサの群落ましたが、私達パーティはストック
を車にしまって良かったと個人的には思っています。

朝日を受けた鮮やかな緑の山道を1時間ほど登ると、木道と共に小田代湿原が現れました。しばしの撮影タイムの後に20分ほど登り、山頂の湿原に到着しました。

チングルマや曇った会津駒の眺めを堪能した後に帝釈山へ向かう道中、オサバグサの群生に遭遇しました。今回の登山の目的の一つであるオサバグサを楽しみながら、帝釈山に到着。上州穂高や至仏山の眺めを楽しみ、下山を開始しました。
道中にずっと曇がかった会津駒も下山途中にはくっきりと眺めることが出来、自然を堪能出来た楽しい山行となりました。
「ほんごう」さん、「みつまん」さん、引率して頂きありがとうございました。次回も是非宜しくお願い致します。 
 6/24〜25  白毛門〜清水峠  記:「まきの」
 白毛門登りの樹林 笠ケ岳の夕焼け  シラネアオイ  ジャンクションピークの霧の稜線 
ヤマキマダラヒカゲ

笠ヶ岳の避難小屋に泊、夕焼けと朝焼け、清水峠近辺のシラネアオイの見物に出かける。

白ヶ門の登りでは、綺麗な森を見ることが出来た。朝焼けは見る事が出来なかった。

シラネアオイはぽつぽつ見る事が出来た。山菜ロードに出会う。白毛門から先は、静かな登山となった。今度は、朝焼けを見に来ようかな。


 6/24  北八ケ岳(小山市民ハイク)  記:「ひがの」
<メンバー> 「はしだ」、「ウッチー」、「わたなべ」、「てらうち」、「みつまん」、「ささやま」×2、「ほんごう」、「こばやし」、「やまなか千」、「ひがの」   <一般参加41名>
小山5:30 9:00北八ヶ岳ロープウェイ  山頂駅10:00  縞枯山11:00 12:15茶臼山12:45 2:30麦草峠 3:00白駒池
駐車場3:45   小山20:00

久方ぶりの定員一杯の一般参加者と共に、晴れそうな気配の小山を出発し、9:00にピタラスから北八ヶ岳ロープウェイに名称変更した山麓駅に到着。山頂駅は高曇りで展望は効かず、期待の八八ヶ岳、北、南、中央アルプスの山容は見ることが出来ず残念。
定員の関係で一部の会員乗り切れづ、次発のロープウェイになり、1・2班が先行出発。3,4班は20分遅れで、立ち枯で横縞模様の縞枯山を目指す
シラビソの原生林の急登をつめると縞枯山頂だ。山頂付近も白骨のような立ち枯したシラビソが林立している。

縞枯から70mほど下り、登り返すと茶臼山の山頂だ。茶臼の展望台で昼食。やっと雲が切れ、蓼科、天狗岳の山頂が見えるようなってきた。
茶臼から麦草峠まで、シラビソ樹林帯の足場の悪い山道を一気に降る。麦草峠でメルヘン街道を横切り、20分ほどで一般観光客で賑わう合う白駒池に着く。白駒池からはバスの待つ駐車場はわずかの距離だ。

帰りの上信越道は事故渋滞があり、松井田、妙義で「高速を降り、下道で高崎に市内を経由し、関越道、高崎ICより高速に乗り予定より1:30遅れの小山着となる。
(本日のハイキングで茶臼山からの下「やまなか」、一般参加の女性が足が滑り転んだとき、石に顔をぶつけ、眉の上を怪我をしてしっまた。幸い軽傷だったので一安心。十分に注意することが必要です)
今回は「ささやま」、「こばやし」、「わたなべ」、「ウッチー」さん達が知人を勧誘していただき41名の参加者となりました。感謝いたします。 
 6/22〜23  中央稜(一ノ倉沢)   記:「かとう」
<メンバー> 「なかじま」、「かとう」、他(T.T)
念願の谷川 中央稜に、「とみやす」さん、「なかじま」さんに連れて行っていただきました。

金夜に出発して、土合駅のバス停で仮眠し04:00起床で一ノ倉出会いへ。土曜日の谷川は早朝から深い霧に包まれ、時より小雨もパラついた。
テールリッジで滑らないよう慎重に歩を進め、我々が衝立岩の基部に到着した時は、すでに2パーティが準備をしていた。待機中、雨風で体が冷えないようジャケットを羽織り、06:30頃にようやくClimb On!。

Tommy氏に全ピッチをリードしていただいて、11:30頃全登攀終了(内1時間以上は先行待機)。見晴らしの良い場所で軽く昼食を済ませ、北稜から懸垂下降して、雪渓をトラバースし、樹林帯の薮を漕いで14:30に駐車場へ到着。

4ピッチ目の核心部は、トップにセッティングしていただいたスリングに足をかけ、ふくらはぎを痙攣させながらなんとか通過。2週間前に古賀志で想定したトレーニングが功を奏した。しかし、ロープの扱い、カラビナの掛け方からビレーの取り方まで...普段のゲレンデトレーニングでやっている基本が、まだ確実にできていない。
実践では、更にスピードも正確さも要求されるし、何れにしても生命に関わる大事な要素である事は間違いない。まだまだ修練が足りないと実感した。

ゲレンデから付き添って指導していただいた「なかじま」さん、一ノ倉デビューをリードしていただいたTommyさん、本当にありがとうございました。コレに懲りずに(?)また、是非お付き合い下さい! 
 6/16〜17   尾瀬周回  記:「ウッチー」

<参加者> 「ひがの」、「ウッチー」、「わたなべ」、ほか1名

行程:6/16 小山17:0020:00桧枝岐(仮眠)

    6/17 桧枝岐3:504:15御池4:304:50沼山−5:50尾瀬沼−9:00下田代十文字−竜宮−温泉小屋−12:00三条ノ滝
−燧裏林道−
15:25御池−20:00小山
 雨の中を歩き始める 原に着くと雨も上がった  ヒメシャクナゲ 

「ひがの」さんの「リハビリ山行」にリハビリ中の「ウッチー」も参加。それに会社の仲間と「わたなべA」さんも誘い4人で雨の尾瀬のハイクを行いました。

6/16(土)雨

御池までの予定を変更し桧枝岐に変更しました。久々の山行に、みなさんほろ酔い気分でした。


6/17()雨のち晴れ

予想はしていましたが、やはり雨の行動は気分が重い。「とりあえず、行くだけ行って引き返しましょう」と出発タテヤマリンドウ。沼から原に着いたころには晴れ間がのぞき始め、正面に至仏山。振り向くと燧ヶ岳が雲のすき間から姿を見せ始め、メンバー全員の気分も晴れていました。

湿原は、やっと緑が芽吹いたばかり。水芭蕉、リュウキンカ、ヒメシャクナゲ、タテヤマリンドウが見ごろをむかえており、疲れを癒してくれました。
気になったことが・・・。ところどころ、シカによる湿原を荒らされている場所が目につきました。動物といえば、沼尻を通過したあたりで、原から来たファミリーが「熊がいますよ!注意して!」この声かけで、私たちの間にも緊張が走りました。気がつくとまわりは熊よけの鈴の音の合奏になっていました。

三条ノ滝から燧裏林道の急な登りあたりは疲れが出るころ。「ひがの」さんは体力を気にしていましたが、終始計画通りのペースで、本人も安心したようでした。 

 6/16   粟ケ岳(新潟)    記:「まきの」
ウサギが近づいてきた  イワカガミ  ツクバネウツギ  ヒメサユリ 
ブナ林が素晴らしい

<メンバー>  「まきの」 他1名     1293m

粟ヶ岳のヒメサユリロードの見物に新潟の友人と登る。雨に濡れたヒメサユリが綺麗であった。ブナ林も見事であった。
兎が登山道にいた。兎に警戒されない様、友人に立ち止まってと指示。兎が僕たちの足元まで近づいて来た。

登山者は僕たちを含め4名。小雨がちの静かな登山を楽しめた。蛭対策を取った為と、時期が早かった為か被害は無かった。

 6/9〜10   スノードン(イギリス)  記:「さかい」
現在、休会中ですが、会社からイギリスへ留学中の「さかい」君の現地でのハイク報告です。
<メンバー>「さかい」
<スケジュール>
6/9(土) 天候 曇:London〜(電車)〜Chester〜(電車)〜Bangor〜(バス)〜Caernarfon(宿泊)
6/10(日) 天候 晴:Caernarfon〜(バス)〜Llanberis〜(バス)〜Pen y Pass〜(Pyg Track 2:30)〜Snowdon〜(Llanberis path 1:45)〜Llanberis〜Caernarfon〜Bangor〜Chester〜London
オープンデッキのバスで峠まで   頂上まで伸びる登山鉄道 山頂より国立公園を望む  登山鉄道に沿って下山 
<内容>オリンピックトーチが山頂まで行ったということでSnowdonを知り、山行を計画しました。ロンドンからチェスターで乗継をしてバンガーまで電車で3時間30分。さらに路線バスでカナーヴォンまで25分。北ウェールズの城下町カナーヴォンで宿泊して、翌日の久しぶりの登山に備えました。
翌朝、スノードン国立公園の拠点となるスランべリスまで路線バスで25分。さらにオープンデッキのバスでペニイパスという峠まで15分ほど登ります。久しぶりの登山のため、入念にストレッチをして登山開始。

スノードンと湖海抜約300mの峠から、ピグトラックというルートで、1085mのスノードンの頂上を登山ルート目指します。スタート地点から、もう木はなく見晴らしがよいルートを登っていき、尾根を越えたところで、スノードンの頂上と湖が見えきます。東壁は氷河に削られ、かっこよく切り立っています。

エベレスト初登頂のエドモンド・ヒラリーもこの岩壁でトレーニングしたとか。急なジグザグを登っていくと、眺めの良い主稜線にでます。ここからは、1896年に開業したという登山鉄道と一緒に登っていきます。スランべリスの村から、頂上の真下まで登山鉄道が通っているのです。順調に2時間30分で登頂し、頂上からはスノードン国立公園を見渡すことができました。(ウェールズ最高峰、1085m)

下りは、鉄道に沿ったルートで汽車の写真を撮りながら、スランべリスまで下ってきました。別のノーマルルートや、アルパインを織りまぜた馬蹄形縦走路もあるとのことです。
6/10〜11  庚申山    記:「まきの」

<メンバー> 「まきの」

コウシンコザクラ
 キモンガ ガスの稜線  シロヤシオ  コウシンコザクラ

今回の登山の主目的は、搭ノ峰から舟石峠に下ることで有ったが全くの薮道。ガスのためランドマークが分からず引き返したシャクナゲ

シロヤシオは1600m前後で見頃であった。天候はガス、小雨、晴れと梅雨の時期としてはまあまであっアカヤシオた。

庚申山荘に泊まった。4名が宿泊。名古屋から来ている夫婦の方が、100名山の皇海山目的出来ていた。僕は昨年、100名山の幌尻岳に登った。(僕にとっては2回目だったので100名山が狙いでは無かった。お付き合いの登山)

その時、岩魚を釣り、数人の方にテンプラにしてあげた。夫婦は、頂きましたと!。

シロヤシオ、ガス晴れの山、絶壁に映えるアカヤシオ、霧の森、搭ノ峰の獣道を楽しめた。
教訓:薮道は登るもので、下りはルートファイティング困難。下りの薮道登山はもう止めよう。 

 6/8〜10   佐渡・主脈縦走  記:「みつまん」
<メンバー>CL「はしだ」、「まちこ」、「さだこ」+1、「おおむら」、「atsushi」、「すぎと」、「ほんごう」、「ほんだ」、「ほんだ康」、「みつまん」
<行程> 
6/8(金) 鹿沼18:40 - 新潟港近く幕営
6/9(土) 新潟港6:00 - 両津港着8:30 - ドンデン山荘9:20/45-(尻立山)-アオネバ十字路12:00-マトネ11:45/50-アオネバ十字路12:25-アオネバ入口13:20-佐渡金山跡-奉行所跡-民宿
注:アオネバ十字路からアオネバ入り口へ下りたのは「ほんだ康」・「ほんごう」・「atsushi」・「みつまん」。他は林道経由でドンデン山荘へ。
6/10(日) 大野亀-両津港12:40-新潟港15:10-鹿沼18:30
ドンデン山荘を出発 この後雨が強くなる 雨の中の休憩
 ドンデン山荘を出発 林道を過ぎると雨が強くなる  雨の中の休憩 
<内容> 新花の百名山として挙げられている佐渡金北山をドンデン山荘から入って白雲台にでるという計画で出かけましたが、残念な事に悪天候にジャマをされてマトネで折り返しとなってしまいました。しかし、雨にもかかわらず私たちを待っていてくれた花には感謝感謝です。

花の名前はこれから調べますが、シラネアオイ・イワカガミ・チゴユリ・エンレイソウ・ヤマツツジ・タニウツギ・・。もっと天気の良いときに再訪したいものです。マトネから先で私たちを歓迎してくれたであろマトネで縦走を中止う花々にはその時まで子孫を繋いでいて欲しいと思います。 さて、私にとって初めての宿泊を伴う山行になりました。いくつか驚いたこと、楽しかった事を列挙いたします。
 

1.新潟での幕営。最初の幕営地をマイク放送で追い立てられたのは愉快でした。後々、何度か話題に登場しそうな「事件」でした。岸壁での幕営も漁船のエンジン音に悩まされて熟睡することはできませんでしたが、演歌をボリュームアップして通りすぎた漁船もあったのに「そんなの有ったの?」というぐらい爆睡できる人がいることも驚きでした。

2.持ち込みの日本酒。多分「部屋飲み」にするのだろうと思っていたら、夕食会場へ。最初は机の下で隠すように酌をしていたのが、いつの間にか机越しに堂々とやるようになったのも驚きでした。

3.大野亀頂上への往復。ぬかるんだ急傾斜で大弱りでした。登山靴でストックがあれば大丈夫なのでしょうが、普通の運動靴で上ってしまいました。多分私一人なら途中で折り返していたでしょう。メンバー全員尻餅をつくことなく下りてきたのは見事でした。
最後に、今回の計画を立てて頂いた「はしだ」さん、見事なハンドルさばきを見せてくれた「ほんだ」さん(スピード違反で捕まるのではとハラハラしていました)、そして参加者のみなさん、お世話になりました。 
 6/1〜3    甲武信ケ岳   記:「やまなか」
<メンバー> CL「ほんだ」、「ほんだ康」、「くりさん」、「やまなか」
6/1 小山発18:30-毛木場P着22:00
6/2 起床5:00-出発6:40-滑滝9:00-千曲川・信濃川水源11:00-甲武信ヶ岳山頂12:00-甲武信ヶ岳小屋13:00
6/3 甲武信ヶ岳小屋発5:40-甲武信ヶ岳山頂6:00-三宝山7:00-尻岩8:00-大山9:20-十文字小屋10:30-毛木場P12:30
天気-ずっと曇り
小屋の主人・徳さんと

シャクナゲを見に甲武信ヶ岳に行ってきました。登山口からは緩やかな上りの千曲川源流コースを進みました。千曲川に沿ってしばらく歩くと一面緑色の苔生したきれいな道になりました。白樺やダケカンバ、シラビソの林がとってもいい雰囲気でマイナスイオンをたくさん吸ってきました。

上流に行くにつれてだんだん川の水が細くなり急に音が小さくなったなと思う所に源流がありました。コップがあったので飲んでみましたが…う〜ん?微妙?
昼は「ほんだ康」さんが握ってきてくれたコシアブラと鶏肉とにんじんが入ったおにぎりを頂きました。おいしかった〜!
千曲川・信濃川源流からの登りは雪が残っていて、慎重に登りながら6時間で山頂に着きました。

甲武信小屋
2日目
 雨を心配しながら山頂に行きましが昨日同様に天気が悪く眺望できシャクナゲは未だ早いませんでした。お目当てのシャクナゲはまだ蕾が多く十文字小屋にちらほら咲いているだけでした。

十文字小屋からは美味しい〜美味しい〜コシアブラがあるかもしれないということだったのでみなさんで目を凝らしながら歩いたのですがゲット出来ませんでした、残念。
甲武信ヶ岳は奥深い山でまだまだ寒く、雪があったり、源流があったり、花があったり、小屋の主人(徳さん)のキャラが強烈だったりとっても魅力のある山で、いい思い出の一つとなりました。

「ほんだ」夫妻、「くりさん」さん今回もたいへんお世話になりました。行ってみたっかた甲武信ヶ岳に連れて行って頂きありがとうございました。地図読みも教えて頂き勉強になりました。ありがとうございました。
6/1〜3   岩トレ(小川山)   記:「こばやし」

<メンバー> 「ほんごう」、「さだこ」、「ささやま」(6/2まで)、「たかはし」、「こばやし」、他1

【行程】6/1(金) 23:00 小山市役所集合 ? 2:50 廻り目平キャンプ場着
6/2(土) 6:00 起床 - 午前中 ガマスラブ ? 昼食 ? 午後 左岸スラブ ? 16:30 夕食 ? 21:00 就寝
6/3(日) 5:00 起床 ? 7:41 屋根岩パノラマコース取り付き点 ? 9:19 唐沢の滝 - 9:45 昼食(30分) ? 11:00 キャンプ場着

唐沢の滝前にて

クライミングのメッカと呼ばれる小川山に向かいました。私は5カ月ぶりのクライミングだったのですが、昨年教えて頂いた事は殆ど忘れてしまっていた情けない私には、勿体無い場所だったと思います。

午前中は初級のガマスラブで、トップロープ、懸垂下降、セカンドの確保を教えて頂きました。「ささやま」さんから最近のATCガイドを使った懸垂下降を教えてもらった「ほんごう」さんは、とても嬉しそうでした。午後は午前中先生に徹して下さった「ささやま」さんの欲求を満たすべく左岩スラブ(5.11)へ。正規のルートに挑戦する「ささやま」さんの指が痛そうで、撮影している私の顔が歪みました。

それぞれ正規のルートを限界まで挑戦したり、横に逸れてもトップまで辿りついたり岩で遊ばせてもらいました。私はもっと頻繁に岩に触れて勉強しないといけないな、と感じました。

夜はBBQをしながら、今年の登山計画に花を咲かせました。
最終日は、屋根岩パノラマコースのハイキングに行きました。所々に出くわす岩山を見ては「今度登ろう」と名残惜しそうに先へ進みました。金峰山、国師ヶ岳などが見える展望の良い場所で昼食を取りました。

帰りは少し雨に降られ、干していたテントが心配で急ぎ気味で下山しました。今回も皆様にはいろいろとご指導頂きましてありがとうございました。また宜しくお願い致します。 

6/2〜3    焼岳&西穂高岳   記:「ささき」
<メンバー> 「ささき」
【行程】
6月2日 (土) :古河(04:30)-焼岳登山口P(09:30/45)-焼岳山頂(11:25/40)-焼岳小屋(12:20)-西穂山荘(15:00)-幕営 *山荘(16:05)-西穂独標(16:35)-山荘(17:00)
6月3日 (日) :起床(05:00)-山荘発(06:10)-西穂独標(07:00)-西穂本峰(08:00/15)-山荘(10:00)-上高地バスターミナル(12:05/15)-<バス>-中の湯バス停(12:30)-焼岳登山口P(13:30)-中の湯で入浴後、帰宅
焼岳上部雪渓 焼岳山頂
 焼岳上部雪渓 焼岳山頂 
【6月2 日(土) 曇】
見事に寝 過ごした挙句、道中睡魔に襲われて仮眠。計画から大幅に遅れて到着した焼岳登山口は、約20台分が既に満車。仕方なく路肩に停めて急 ぎ登る。直ぐに樹林帯を抜け、上部は日本離れした風景に気持ちの良い雪渓。雪は緩みアイゼン要らず。

約1.5hで焼岳北峰。激しいガ スの噴出音が間断無く聞こえ、今にも何か出そう。何か出てきたら大変なので早々に退散。北斜面側は浮いたガレ場。人はぐんと減り、焼 岳小屋先の縦走路ではトレースも消える。人が最近入った痕跡も、マークも無い。樹林帯でGPSも利かな い。
割谷山手前は9割方夏道が出ており、痩せ尾根伝いで分かり易いが、以降は稜線も広くなり雪も増える。右手 に上高地を見下ろしつつ、地形とコンパスを頼りに西穂山荘まで進む。

天候は今後崩れる予報。幸いにも未だ雨は降っていない。設営後、 「まだ間に合う!」と、翌日予定の西穂独標を繰上げてピストン。山荘から先は森林限界で日射が当たるので、登山道はほぼ夏道。汗だく になって駆け上がった独標は雲の中。眺望無く、「登ったぜ」と言う為だけの自己満足登頂。翌日に下山のみを残し、安心して就寝。
2日目晴れ間が 吊尾根と縦走路 西穂山頂
 2日目、晴れ間が・・・ 吊尾根と縦走路  西穂山頂 
【6月3 日(日) 曇 のち 雨】
目覚めると、雨音が聞こえない。それどころか外は日が差し、西の空も明る い。小屋からは人がぞろぞろと本峰目指して出発していく。下山日と高を括っていた所に嬉しい誤算。人の話で、本峰までのルートも もう問題無いと言う。急ぎ撤収後、取り外したザックの天蓋に水と雨具を詰め込んで西穂を目指す。

浮石が多いのが少し気になった が、殆ど夏道のみで本峰に至る。雪渓のトラバースもアイゼン不要。笠ケ岳と抜戸岳少し待つと雲が晴れて穂高吊尾根や、西に笠ヶ岳 が見える。雲がまた写真に雰囲気を添えて面白い。晴れ間に見える奥穂はすぐ目前にも感じられるが、この先ジャンダルム経由のコースタ イムは約7時間。「いつか行くルート」リストに追加して今回は折り返す。

天気は徐々に下り坂に。時折、ぱらぱらと涼しい小雨を感じ乍 ら上高地へ下山。上高地からのバスは釜トンネルで降ろされてしまう為、安房峠の焼岳登山口Pまで約一時間を登って終了。

悪天候予 報が覆され、とてもラッキーな山行でした。行く直前まで(道中も)何度も「今週はやめようか」と悩みましたが、行って良かったです。 反省点としては、睡眠不足が初日の行動に影響を及ぼしてしまった事で、体調管理の重要性を再認識しました。
久しぶりの単独山行でした が、色々な人とお会いして楽しい二日間を過ごす事ができました。山中お会いした皆様、ありがとうございました。
 5/30〜6/1  三本槍岳  記:「まきの」

<メンバー> 「まきの」

大峠より 彩雲 シロヤシオ シロヤシオ
大峠より雲海と男鹿、大佐飛方面  彩雲もみられた  赤面山付近のヤシオ   同左

中ノ大倉尾根のシロヤシオ見物と大峠沢での岩魚釣りを楽しむために行ったが期待外れとなった。
中ノ大倉尾根のシロヤシオが咲いたと新聞で出た。早速、偵察に行く。当日の朝は曇りと群生場所はまだ蕾。三本槍岳を経由し大峠でビバーク。なんとエアーマットがパンクしており、寒い夜を過ごすことになった。

大峠沢は三斗小屋宿跡から釣ろうとした。地図には載っていない会津街道跡跡近くの所から沢に入るがイワカラスアゲハナはいなさそうな渓流と一発で判断した。溶岩床の沢で、岩、小石が少ない。釣り上がったが魚影は見えなかった。(インターネットでは魚影を見たと有ったが)新緑を愛でながら大峠に戻る。エアーマットの底に敷ける物を少々敷いたら寒さが防げた。

帰り道は計画を変更し赤面山コースを下る。
途中から天気が急に良くなり青空を背景にしたシロヤシオツツジを鑑賞した。(満足)。また、彩雲も見れ感激。バスの時間には30分遅かった。

車道を延々歩く。カラスアゲハがいたので棒におびき寄せ、最後には手にも載せた。バス停で雷に会う。売店で雨宿りさせてもらった。
今回、行動食として脱脂粉乳を大量に持参した。激しい下痢に見舞われた。普段は牛乳を1
L飲んでも全く問題ないのだが。

5/26〜27   裏五頭山周遊(新潟)   記:「ともさん」
<メンバー>  「はしだ」、「まちこ」、「すぎと」、「なかがわ」、「ともさん」

<5/26> 前夜鹿沼19:00−中ノ沢森林公園駐車場幕営
<5月27>快晴  駐車場6:30−五頭山登山口6:50−五頭山山頂9:50−一ノ峰10:00/30−菱ヶ岳中ノ沢分岐12:00−菱ヶ岳登山口13:30−駐車場14:00−鹿沼18:35
裏五頭登山口 山頂 タムシバ 菱ケ岳登山口
裏五頭登山口  五頭山山頂  タムシバ  菱ケ岳登山口 
例会に出られないので月一回は会員との山行に参加しようと心がけ、約一ヶ月ぶりの山行です。車カタクリに乗り込んだ途端日頃の溜まったものを一気に吐き出しすっきりしての出発です。

翌朝6時半駐車場出発、林道を歩き登山口到着。ここから2時間半の看板、先週の熊鷹山位で楽勝だ、なんて思ったらとんでもありません。ブナの林の急登が始まり、1時間近く歩いてるのに山頂まで2時間10分なんて看板が出てくる。嘘でしょう?いったいどれだけかかるんでしょう?

775Mのピークからせっかく登ったのに急下降。降りたところに変わった形の1本杉がありました。所々に雪が残りイワウチワや、カタクリ、ショウジョウバカマなどが咲いていていました。高度を上げると飯豊の山々も眺められました。登りは私たちパーティーだけでしたイワウチワが、稜線に出ると表から登ってきた登山者で賑わっていました。

頂上で写真だけを撮り眺めの良い一ノ峰で360度の展望を楽しみながら大休止。五頭山は地元の山で私が大小山へ行くように散歩がてらに登る人が多いようです。一ノ峰から菱ヶ岳中ノ沢分岐までは1時間半。急なアップダウンを繰り返し、暑さも加わりバテバテでした。分岐から菱ヶ岳まで30分の標識、往復1時間はかかるので今回は見送りました。

ここからの下りがまたまた大変で、転がり落ちそうな急下降の連続でした。そんななかほっと一息つくところにムラサキヤシオやチゴユリ、大木に絡みついた見事なヤマフジなどの花が疲れを癒してくれました。つま先が痛くなりもう限界と思った頃登山口到着。

低山といえど東北の山は奥深く侮れないと思いました。裏道大好きな私ですが、山の裏道はもういいかなぁと思いました。やっと出せるようになったカシミールの地図を時々出して場所を確認してみました。 
 5/26   乗鞍岳(山スキー)  記:「ささき」
<メンバー>  「わたなべ」(浩)、「ささき」
[行程]
佐野(前22:00)―三本滝P(1:30)―三本滝Pバス発(08:45)―<バス>-位ヶ原(09:20)―肩の小屋口(10:05)―乗鞍山頂(11:30)-肩の小屋口(12:30)-コロナ観測所(13:30)-位ヶ原(14:10)-<バス>―三本滝P(15:30)
位ケ原を行く 山頂を目指して 山頂 nabecyann
雪量豊富な位ケ原  好天に恵まれ山頂を目指す  山頂にて 大雪渓を楽しむ 
[内容]
雪山シーズン最終章、富士山との抱合せで行った初日の乗鞍。三本滝Pには朝から滑走用具を抱えた遊び人達がが続々集結。常連さん多し。4月下旬より運行の春山バスでぎっしり3台分、100人以上はいた事になるか。

除雪が進み、この日より肩の小屋口まで運行される筈が、路面凍結の為、朝一のバスは位ヶ原まで。三本滝では見えなかった雪も、上ではたっぷり残っている。位ヶ原からシールを付けて登高。特に急な斜面も無く、少し行くと大雪渓、御嶽をバックにさらに少し登ると、そこは3000m峰山頂。近すぎて頂の有難みを殆ど感じない。正に「大人登山」の神髄。されど北アルプス、地形のスケールが大きいし、槍穂、御岳、中アの景色も見事。

頂上直下に拡がる大雪渓を滑り、更にコロナ観測所へ登り返してもう一本滑る。天気も雪も斜面も景色も申し分無い。
下部雪不足の為、下りは位ヶ原から三本滝まで再度バス利用。一週間前までは、「ツアーコース」と呼ばれる定番コースを使って三本滝Pまで滑れたとの事に付、次回は早い時期に来て是非滑りたい。
バス運行時はアクセスが短い為、何本も登り返して滑る山域だなと感じる。ピークも多く、コースも豊富に取れる。

下山後、富士宮口へ移動するも、サングラスをかけなかった事が災いし、夜になって、雪目で目が開かなくなる。景色の色が変わったり、見た目にお洒落ぶっている感じがしてサングラスはあまり好きでは無かったが、積雪期は必須だったなと猛省。

目のトラブルはありましたが、天気にも恵まれ、気持ちよい山行でした。ご一緒させて頂いた「わたなべ」さん、ありがとうございました。
5/26〜27  富士山3(山スキー)    記:「きたはら」
<メンバー> 「きたはら」、「わたなべ」 「ささき」
5/26 21:45富士宮口登山道駐車場集合 テントと車中泊
5/27 5:30富士宮登山口出発 9:30 3280m地点で「ささき」さんリタイヤ  11:40鳥居12:30富士山最高富士の山頂地点 13:00鳥居からスキー下山開始 14:50 富士宮口駐車場到着

お鉢を覗く5/26 充実と快晴の乗鞍バックカントリースキーを終えた「わたなべ」さん「ささき」さんが松本から到着(2日で3000メートル2峰はすごい) 「ささき」さんは雪目で 「きたはら」はおなかの調子が悪く早々に就眠

5/27 雪目の「ささき」さんにサングラスと冷却バックを貸してスタート。私も吐き気がするなか、何とかついていく。五合目から雪がありすぐにシールを付けてるがアイスバーンでアイゼンも厳しい。私と「ささき」さんはブーツアイゼンに切り替えるが「わたなべ」さんはスキーアイゼンで頑張る。

3280メートルでとうとう雪目で「ささき」さんリタイヤ。ブーツアイゼンを持っていなかった「わたなべ」さんが佐1300mの快適な滑降々木さんから借りて、更に急登2時間で鳥居についた!快晴の富士山からは駿河湾 伊豆半島など高度感のあるビックスケールが望める。更に山頂まで行くと迫力のある火口の中(お釜)をスキーヤーが滑っている。

撮影タイムが終わっていよいよ標高差1300メートルのビッグランのスタートです。
眼下に駿河湾と樹海を眺めるスキーはスケール抜群。コースは幅が広く良く滑るザラメ雪で満足いく山行になりました。

個人的には過去2011年須走口2010年富士宮口からスキー登山に挑戦しましたがいずれも高山病と時間切れでリタイヤしていますので、今回の登頂はまさに三度目の正直でした。「わたなべ」さん「ささき」さんありがとうございました。 
 5/19〜20  妙義・裏谷急沢(沢登り)  記:「おざわ」

<メンバー>  「おざわ」、他3

天候:晴れ  5/19宇都宮19:30−道の駅みょうぎ23:00
5/20
明賀登山口6:50−柱状節理の大滝10:0011:50谷急山(休憩)12:3014:00登山口

3段の大滝 ナメが続く 小滝が次々 柱状節理の大滝
3段の大滝  水量少ないナメが続く  小滝が続く  柱状節理の大滝 

明賀集落を過ぎてしばらく行くとある堰堤の少し先に車を停めて準備。

ガードレールの切れた所から道をたどって下るとすぐに入山川へ。少し沢を下るとすぐに入渓点。水量は少なめでいくつかの小滝を越えると3段大滝が現れる。
ナメを行く
1段あがったところから右の高巻きルートを行く。浮き石が多くとても滑下山ルートのやせ尾根りやすい難ルート。時間をかけて慎重に進む。その後は小滝とナメ床が続き、しばらくすると柱状節理の20m大滝。この滝を越えるとどこまでも続いてるようなすばらしいナメを滑らないように登る。滑ったら間違いなく止まらず20m大滝から落ちることになるだろう。三俣から先も行ってはみたが急なので途中で尾根へ。

谷急山山頂を経由して下山は谷急沢右岸の急峻な岩稜を降りる。はっきりとした踏み跡もあり迷うところはないが急傾斜で痩せた岩稜で心臓ドキドキ。 まだ時期的に沢はまだ寒いかと思っていたが、水量が少なくむしろ夏は暑くて大変そうな沢でした。

あとヒルが一匹。ヒル対策も忘れずに。全体の印象としては急峻で短い中に滝にナメにと次々とあり、また独特な風景の柱状節理の岩がいくつもありクライミング心をくすぐられます。でもつかんだら岩が丸ごとはがれそうなのでぐっと我慢。
冬季はアイスクライミングとして登られており、どんな風景に変わるのか楽しみです。

久しぶりの山行で体力が心配でしたがゆっくりペースだったのでなんとか足を引っ張らずに済んだのが正直なところ何よりでした。下山後は峠の湯で疲れをとり、おぎのやにて峠の釜めしをいただき大満足で帰路へ 

 5/23〜24   袈裟丸山  記:「まきの」

<メンバー>  「まきの」(単独)

1920に「おがわ」夫婦とアカヤシオ見物に登った。なかなか綺麗なので、もう一度登る。
沢入駅から延々歩くつもりでいたら、沢入の部落付近で同乗させて頂けた。

1600m位が見頃であった。今回、前袈裟丸山手前の南東尾根?の頂上辺りも、ツツジで赤くなっていた。入り口の薮道には赤いテープが有った。誰にも合わずツツジを鑑賞できた。

黄色い避難小屋に泊まったが小生一人。帰りは二子山にも寄ったがツツジは無かった。
前回見つけた『秘密の花園1に行った』二人しかいなかった。一人はガイドの方。ここがお気に入りらしい。散り始めだがまだまだ見ごたえがあった。『秘密の花園2』にも行ったが、
20日には見ごたえが有ったがもう遅かった。1300m付近ではミツバとシロヤシオが満開近かった。

小屋の前で会った会の方の車に、林道途中で拾って頂き庚申山荘のカジカの湯に浸かった。

 5/18〜20   雲取山  記:「やまなか」
<メンバー> CL「ほんだ」、「ほんだ康」、SL「ほんごう」、「くりさん」、「やまなか」、他1<「はたなか」>
5/18 小山19:30-日原22:00
5/19 日原6:00-大ダワ/富田新道登山口9:00-サワラノ平11:45-小雲取山13:20-雲取山13:50−雲取山荘テント場-就寝19:00(大ダワ新道通行止めの為、富田新道にルート変更する)
5/20 起床4:00-雲取山荘6:10-奥多摩小屋7:00-七ッ石山8:20-高丸山-日蔭栗山-避難小屋10:20-鷹巣山11:00-鷹巣登山口着14:10
日原を出発 吊橋を渡る キャンプサイト 長い下り
日原より長い林道歩きの始まり  吊橋を渡ります  キャンプサイトで楽しい食事  標高差1,200mの下りで疲れます 
 
地図で確認5/19晴れ 今回初めて山頂でのテント泊、重い荷物を背負って迷惑をかけずに登れるか山頂の風景と不安を持っての出発です。日原から長い林道を歩きました。登山口からは急坂が続き、途中に苦手な吊橋があり怖い思いをしましたが、青々とした新緑と所々にかわいいいスミレの花が咲いていました。

5時間歩いた所でサワラノ平の山桜の下で昼休憩。休憩後は山頂を目指し、稜線に出て歩きやすい唐松林を進むと左手に奥秩父の山々と南アルプスが見えてきました。最後はバテバテになりながらやっとの思いで雲取山山頂に到着しました。

夕食は「ほんだ康」さんが作ってくれた評判のオレンジ入りサラダと「ほんごう」さんお手製のカレーとお酒でカンパイ!東京の夜景を見たあと、鹿さんの鳴き声と共に早めの就寝をしました。
5/20曇り
雲取山荘テント場を出発し、昨日見ることの出来なかった富士山を望みながら鷹巣山へ向かいました。名所のツツジはまだ新緑真っ盛り早いようで残念ながら見ることが出来ませんでした。
鷹巣山から日原へは急な下り坂、標高差1200m。最後の力を振り絞って2時間強かけて下り、最後に吊橋を手に汗握りながら渡り、日原に無事到着することが出来ました。「皆様お疲れ様でした!!」帰りは玉翠荘のお風呂で汗を流し、わさびのお土産を買って帰路に付きました。
「ほんだ」さん夫妻、計画から準備、車の運転までして頂き本当にありがとうございました。「くりさん」さん、「ほんごう」さん、「はたなか」さんいろいろとご指導頂きありがとうございました。
たくさんの花の名前を覚えることができました。地図読みも頑張りたいと思います。ありがとうございました。 
5/19〜20   谷川岳(馬蹄形縦走)    記:「ささき」
<メンバー>  CL「かとう」、「ささき」
05/19(土)
小山(04:00)―谷川ベースプラザ(05:50-07:00)―(ロープウェイ・リフト)― 稜線(07:40)―谷川岳(10:30)―一ノ倉岳(11:40)―茂倉岳(12:20)―蓬峠(14:30)―清水峠白崩避難小屋 (16:50)
05/20(日)
起床(05:00)―清水峠発(07:00)―朝日岳(09:00)―笠ヶ岳(11:15)―白毛門(12:30)―土合登山口 (15:50)
快適な尾根歩き 一ノ倉避難小屋 夕日の雪渓下り 朝日岳周辺
晴れ男、快適な快晴の尾根歩き  一ノ倉避難小屋  夕日を浴び雪渓を下る  広大な朝日岳の雪原 
【05/19(土)・快晴】
谷川馬蹄形との出会いは先月。上越柄沢山から眺めた姿に一目惚れだった。白馬/針ノ木計画が流 れ、急遽、「かとう」さんと縦走を計画。
小山より2時間弱で谷川ベースプラザ着。近い。今回のテーマは「大人の山行」。恥も外聞も無い。 カネに物言わせ、ロープウェイ、観光リフトを駆使して標高を稼ぐ。一滴の汗もかかず稜線に立つ。大人に汗は似合わない。

巻機、越後方面夜明け快晴に誘われた登山者で賑やかな登山道も、オキの耳を過ぎると静寂に包まれる。稜線上は既にかな り夏道が覗いており、一ノ倉、茂倉と快適な尾根歩き。右手には谷川の岩場。遥か眼下では、一ノ倉沢取付のパーティが登攀している。上から見て も全く登れる気がしない垂直の壁。落ちたら結構イタそうだ。そんなとこ登っちゃうんだから、クライマーって凄い。岩も練習しないと山行の幅が 広がらないなぁと感じる。

七つ小屋山頂〜清水峠間で、急な雪渓を下る場所が少しいやらしい。「かとう」さんの補助ロープに助けられて通過し、予定通 り清水峠白崩小屋で宿泊。馬蹄形深部からは上越側の山並みも見渡せ、残雪模様がまた美しい。夕食中に意識が飛び、翌朝まで熟睡。満天の星空を 見逃す。夜が来たかどうかすら疑わしい。

【05/20(日)・快晴】
快晴。お天気の神様が、柄にもなく優しい。周辺山域のスキールートをイメージしながら朝日岳へ進 む。ジャンクションピーク手前が少し悪い。あまりに天気が良いので、朝日岳手前の広い雪渓で休憩し、「かとう」さん持参の蜂蜜でかき氷を食べる。単 清水峠、白崩小屋独行のお姉様方二人も合流し、暫し日向ぼっこ。

今週末の馬蹄形はこの3パーティだけのようだ。二人とも縦走装備を背負っ縦走路を振り返るてひょいひょい進んで 行く様が逞しく、めちゃくちゃ格好良い。とても刺激になる。笠ヶ岳、白毛門辺りからは眼前の谷川岳東壁が美しい。残雪の模様を、「カニ男」と 呼んだ失礼を詫び、見事な山容を目に焼き付ける。


白毛門の下りは、上部がかなりの傾斜、下部は長い樹林帯。知りもしない花の名前をああだこうだと でっち上げながら下山する。しゃくなげとヤシオツツジはなんとか覚えた。山麓ではブナ林の鮮やかな新緑が出迎えてくれ、陽光、涼風、景色、残 雪、花、新緑と、まさに季節の変わり目の良い所取りだった。


唯一の後悔は、湯テルメでの入浴後、夕食に寄った水上町「あしま園」。味は素晴らしいが、あまり のメガ盛りに予想外の一戦を強いられる。 『初見の店で無闇矢鱈に大盛りを頼む勿れ』 大人になりきれない僕たちの学びだった。
最後まで文句の付けようが無い山行でした。「かとう」さん、また山中でお会いした皆さん、有難うござい ました!
 5/12〜13  燧ケ岳(山スキー)  記:「つるみ」
メンバー> 「はしだ」、「まちこ」、「すぎと」、「なかがわ」、「おおむら」、「きたはら」、「つるみ」 
5/12
 鹿沼1900‐尾瀬桧枝岐温泉スキー場駐車場2130‐就寝2330
5/13起床530‐御池発730‐休憩830‐熊沢田代930‐休憩1030‐山頂1130‐東ノ田代‐御池1355‐鹿沼1900 
御池を出発 熊沢田代への斜面 熊沢田代 滑り出し
 御池駐車場を出発 熊沢田代への登り  熊沢田代にて  山頂直下よりいよいよ滑りだ・・・ 

“シューシャー・シューシャー“雪と板のあいだから爽快な音色が奏でる。その音色に魅了されながら、スリリングな斜面を軽快に滑り快感が最高潮に達する。『山スキー最高ぉー!!』
今シーズンラストを飾る『燧ヶ岳』。
1/8会津駒ケ岳から始めた山スキー。右も左も分からず見様見真似でシールをkitahara付け何とか目標地点へ辿り着き、下りは根性無しの転ぶ練習。“悔しい”の一言だった。だが、その悔しさがここまで自分を成長させ陽気ならっこさんグループてくれたのだろう。

5/12前回と同じ駐車場に到着し、楽しい大人の時間となる。大人会の始まりだ。「おおむら」さんは気分が良いのか?いつもの時間帯より早くトークショーが始まった。隣は「すぎと」さん。2人の会話が楽しく弾み笑いの連続だ!代わりに「なかがわ」(宴楽師匠)さんは調子が悪く大人しい。私も疲れていたせいか酔いがまわり早めの就寝。

5/13御池に予定通り到着。多くのスキーヤー達が準備をしている中、人気者のユウちゃんはいつも通machikoりみんなから愛されていた。スタート早々ビンディングのボルトが緩み板が外れ遅れをとる。日々のメンテナンスが大切なことを痛感した。快適な登りの中、木々に付着した雪が鮮やかに咲く花びらのように見え心が和む。
sugito
熊沢田代に到着し休憩。山頂はもう少しだ。今回もまた雲ひとつない青空、太陽は七色のスペシウム光線を放ち白銀の世界を眩しいくらいに照らし出す。山頂直下の急斜面を登りきり山頂へ到着。恒例の写真撮影を済ませ、いよいよ今シーズン最後の滑りが始まる。

斜面を見て胸が“ドキドキ”する。
GOGO!軽快に滑る♪ターン♪滑る♪ターン♪雪を削る爽快な音色が気持ちを高ぶらせる。『山スキー最高ぉー!!』樹林帯に入り木々を軽快なターンで交わし前へと進む。東ノ田代へ到着し長めの休憩。休憩中は地図読みの練習。周囲の地形と地図を照らし合わせ現在地を確認。色々nakagawaと「はしだ」さんにポイントを教わる。

ラストは「きたはら」先生の後を追いながら滑りを観察する。ジャンプターンを真似してやってみたが上手く出来なかった。色々考えながら滑っているうちに舗道へ到着してしまった。板を背負い、御池まで歩いて移動する。「きたはら」先生にジャンプターンの基本を教わるが来シーズンの課題としよう。御池に到着!お疲れ様でした。

帰りはいつも通り温泉に浸かり、会津ラーメンを食べて帰ってきました。今シーズン山スキーの山行記録を書かせて頂きありがとうございました。なかなか上手く表現出来ず至らないところもあったと思いますが、これまでの山行記録を読んで『山スキー』に興味を持たれた方、来シーズンより多くの参加を願います。
“山スキー
GOGO!”また、今シーズン先輩方々には大変お世話になりました。次は『来シーズン』頑張ります!!

4/28〜29  杓子岳・双子尾根(白馬)   記:「atsushi」

《メンバー》 「atsushi」、他1名
《日程》 4/28;猿倉P発(7:30)〜小日向のコル(8:45)〜樺平(12:30) 4/29;樺平発 (5:30)〜JP(7:10)〜杓子岳山頂(8:30)〜白馬岳山頂 (11:00) …大休止… 〜猿倉P着(14: 20)
《要約》二日間ともに好天に恵まれ、白馬の山々を堪能。

28日(土) 快晴 前夜発、途中道の駅で仮眠。 28日朝、猿倉にむけて出発。天気は快晴、鹿島槍や白馬三山など後立山の山々がきれいに見える。 猿倉を出発して小日向のコルまでは、うっすらと残る足跡をたどりながらゆく。途中、これから登 る双子尾根が見える。

小日向のコルからはやせた尾根が続く、ここからはノートレースとなり慎重に足を進めルートを交 代で作っていく。途中、雪が落ち藪がでている所のルートファインディングに悩むが強引に 直登。 後続者も見えるが追いつかれず、結局私たちが樺平に一番乗り。テントを設営、 特製ちゃんぽん鍋 で軽く一杯。寝不足のため日が落ちると同時に就寝。

29日、夜明け前、星が無数に見える中起床。天気は快晴。 やはり幕営装備一式担いでの登りはなかなかスピードがでない、トレーニングの必要性を感じる。 出発してすぐに今回の核心部の岩場が現れる。相方は直登。 岩場がもろいため 上から観察してもら い自分は右側を大きく迂回して登ることにする。

あとはひたすら登り山頂直下で岩が少しでている 程度で山頂に到着。山頂はやはり風が強く、大きく雪庇が張り出していた。 記念撮影もそこそこに 白馬岳に。
時間がないためコースを大雪渓に変更し、滑るように降り あっというまに猿倉に到着。 白馬尻では、テント場の台地を経由したが、雪渓沿い行けばもっと早く到着できただろう。 帰りは 後立山の稜線をみながら温泉で疲れをいやし帰宅。 

 5/13   谷川岳(西黒尾根)   記:「てらうち」
<メンバー> CL「おかちゃん」、「かずちゃん」、SL「さだこ」、「おがわ」、「おがわ恵」、「たかはし」、「こばやし」、「てらうち」

5/13(日) 天候:晴れ
  
7:30登山指導センター...8:00小休止...9:00小休止(1,150m付近)...9:20残雪登場...9:50残雪から夏道に戻る...
10:00鎖場...10:15小休止...10:50アイゼン、ハーネス装着...11:45 タイムアウト(1,647m付近)...12:20下山開始
12:40アイゼン外す...13:40雪上訓練開始...15:10下山開始...16:00小休止...16:20登山指導センター
出発 読図の練習 マチガ沢とトマの耳 クサリ場
 登山届けを提出し出発 地図読みも練習  マチガ沢とトマの耳  クサリ場 
県南地区雪上訓練が中止となり、雪上訓練の予定場所であった
谷川岳の登山を企画して頂きました。
日本三大急登の一つと云われている西黒尾根からの登山ということで、谷川岳自体が初めての私は
かなりの期待に胸を膨らませての参加でした。

7:30に登山指導センターに「おかちゃん」さんより計画書を提出して頂き、いざ出発です。
30分程度登った辺りのロープウェイの鉄塔下にて、「おかちゃん」さんに地図読みを教えて頂きました。
さらに1時間ほど登り1,300mを越えた辺りで、残雪
が登場しました。
30分程度の雪上歩行で雪の無い夏道に
戻りましたが、ほどなくして鎖場の登場です。
ザックでの搬送練習
無事に鎖場を越えての休憩時には、雪化粧の白毛門や笠ヶ岳、朝日岳だけでなく、富確保の練習士山も眺めることが出来、
気分も上々です。
再度の鎖場の後にラクダのコルを越しての1,650m付近でタイムアウトとなり、休憩後下山を開始しました。


下山時の鎖場の緊張感を味わいつつ慎重に降り、西黒尾根の途中の残雪の傾斜で、雪上訓練をして頂きました。
主にザイルを使ったコンテやスタカット(腰掛け、肩掛け、スタンディングアックスビレイ)を「おかちゃん」さんに教えて頂き、
「たかはし」さん、「こばやし」さん、私の新人3人はまた一つ勉強させて頂きました。
(ザックを上下逆に背負い、救助者を背負う方法には驚きでした!)
雪上訓練後に無事1時間ほどで下山することが出来、谷川岳とお別れしました。
県外の山行が高尾山しかない新人の私としては、楽しさと共に課題を知ることができ、貴重な経験をさせて頂きました。

「おかちゃん」さん、「かずちゃん」さん、「さだこ」さん、「おがわ」さん、「おがわ恵」さん、御指導して頂きありがとうごさいました。また「たかはし」さん、「こばやし」さん、
楽しい山行をありがとうございました。
是非、次回もまた宜しくお願いします。 皆さんお疲れ様でした。
 5/12〜13  富士山    記:「かとう」
<メンバー> 「ささやま」、「atsushi」、「かとう」、他(T.T)
5/12 - 21:00 小山出発 〜 13:00 スバルライン入り口到着 駐車場でテント泊
5/13 - 05:00 起床 〜 07:00 新五合目出発 13:00 山頂 浅間神社 下山 〜山麓にて入浴&食事&休憩
山頂にて
13日は朝から雲1つない快晴だった。最近“持ってる”なと、あらためて自負した。五合目まで一気に標高を稼いでしまったので、ゆっくりと支度をし、07:00頃駐車場を出発した。

六号目までは雪がほとんど無かったので、ボチボチと世間話をしながらのハイキングを楽しんだ。天気も良く、登山者は多かった。スキーヤーやボーダー、中にはマウンテンバイクを押して登って来るドイツ人パーティなども(!)。13日の富士の斜面には、老若男女、実に多種多様な人々が取り付いていた。

7合目の手前からアイゼンを装着したが、いぜん気温は高めで風は無かった。適当に良い汗をかき、マメに水分を補給しながらゆっくりゆっくり登った。八合目を過ぎるとさすがに気温はグッと下がったので、ジャケットや帽子や手袋などを厳冬期使用に切り替えた。気の遠くなるような果てしない斜面を、皆ひたすら無言で歩いた。

山頂に着くなり激風が吹き荒れた。気温は氷点下まで下がり、みるみる鼻水が垂れ始めた。馬の背を通って剣が峰まで行く予定だったが、午後になって暑い雲が張り出して来たのと、強風と疲労度を考慮して下山する事にした。

急激に外気温度が低下して、足の裏の血行が悪くなったのか、それとも単なる運動不足なのか、下り始めたら足の裏に激痛が走るようになった。踏ん張る事ができずに、歩行困難になる事もあった。
7合目でアイゼンを外したら幾分楽になったので、ボチボチと駐車場に向かった。山では、チョットした事が遭難につながるなと、改めて痛感した。
帰りは中央道の渋滞を避けるために、富士吉田で温泉に入ったり、夕飯を食べたりしてゆっくりと帰路に付いた。 
 5/3〜6  双六岳(北ア)  記:「ささき」
<メンバー>CL「ウッチー」、SL「ながおか」、「おちあい」、「わたなべ」(昭)、<「なかの」、川村>、「ささき」 *「わたなべ」(浩)さん入山口 待機
05/04 沢渡P07:00〜新穂高温泉P07:50〜秩父沢11:30〜鏡平BC設営16:30
05/05 起床05:00〜鏡平BC発07:40〜弓折岳09:10〜双六小屋10:40-11:00〜弓折岳14:20〜鏡平BC15:00
05/06 起床05:00〜鏡平BC撤収後出発07:00〜新穂高温泉11:00
元気一杯の二日目  双六への縦走路  双六岳  鏡平のベース 

<05/04>
本隊は前夜に沢渡入。前日までの雨雲は消え、夜半には満天の星空を望む。別移動の自分は朝食時に 合流、「わたなべ」(昭)さん、川村君と顔合せ。「わたなべ」(浩)さんは膝の不調の為、入山を中止。健康問題に無理は禁物だが、非常に残念。
周囲では上高地 への入山者が次々と出発していく。新穂高温泉へ移動すると、岐阜側の雲行きは思わしくない。一転、小雨舞う中、重い縦走装備を担いで双六へ出発。暫くは平坦に沢沿いの林道を行く。所々、デブリのトラバースが嫌らしい。ワサビ平小屋手前よりスキー組(「ウッチー」さん、「おちあい」さん、「ささき」)が スキー装着、一気に荷が楽になる。

秩父沢より先、傾斜と雨がきつくなり、縦走荷物もあいまっての三重苦。鏡平へ伸びる沢への入り口 を判槍ケ岳を望む断誤り、少し時間をロス(先行者トレースを追って夏道まで詰めたが、尾根の乗越しが急だった)。雨に濡れ、たっぷり9時間行動した所で鏡平着。日没と共に気温は一気に下がり、身を震わせながら幕営。然し大人数での夕食は楽しい。「ウッチー」さん仕込の生姜焼定食、絶品。

<05/05>
晴。一夜明けて気付く鏡平の素晴らしいロケーション。谷越しに広がる槍穂高の山容に、自然と皆の テンションが上がる。
弓折登頂後、壺足組は鏡平へ戻って「さだこ」さん指導のもと雪上訓練。
「ウッチー」さん、「ささき」は稜線伝いに双六小屋へ向かう(「おちあい」さんは鏡平近辺で滑り)。時折、槍ヶ岳山頂 の雲が離れ、槍の穂先が覗く。足元の稜線から西鎌尾根伝いに対面の槍までの縦走路が全て見渡せる。改めて北アのスケールを実感する。

前夜は三俣蓮華までと挑戦的に計画したが、双六小屋で二人とも疲れを感じ、引き返す。見上げた双六と南峰間のカールが見事だったので、次回是非滑りた い。帰路、弓折岳南東面に滑り込む。一部積雪が不安定でヒヤリとする。鏡平に戻ると、有難い事に学生二人が寝袋を干してくれていた。夕方から夜にかけて天候が崩れ、テント越しに何度も稲光を見る。

<05/06>
曇のち雨。天候悪化を懸念して早めに出発。出発後直ぐに雨に捕まり、次第に雨足は強くなる。下り は足取り軽く、初日9時間の道のりが下り4時間。ずぶ濡れになり、深山荘にて入浴後、松本で食事をして帰る。
天候には余り恵まれない山行でしたが、中日の晴間の景色がとても美しく、また大人数でとても楽しく過ごせ、充実した山行でした。特に、ラッセル、料理、心配りにと、大学生二人の活躍がとても印象的でした。皆さん、是非またご一緒させて下 さい!
5/12   権現山(山梨)    記:「まきの」
<メンバー> 「まきの」、他1

阪森もりさんとは約2ヶ月登山をしていなかった。阪森さんから、権現山(1312m)との提案があった。僕が持っている本にはガイドが無かった。林道から見た眩い新緑(当日は雲が多かったが、一瞬晴れた。)

京王線片倉駅で、阪森車の車にPic Upしていただいた。(小山からは地元のバスには間に合わない)京王片倉駅に降りたら、阪森車がいない。阪森さんからTelが入り、一つ手前の、北野で。京王片倉まで迎えに来ていただいた。
高速を降り、ガイドブックで和見部落の上部の(随分山奥)和見峠まで車で行けた。時間的には、思った以上にショートカットとなってしまった。

稜線まで檜の植林が多く、自然林は楽しめなかた。稜線に出てからも、見晴らしが良くなく、天気も曇りがちで新緑が楽しめなかった。頂上直下に、権現神社があった。神社へのアプローチは、1枚岩をくり抜き10段位の階段になっていた。

掘建て小屋の神社であった。お神酒が3本置いて有った。封が切られていないお酒を山頂まで持っていき、お酒を撒きお祓いをした。この後、お神酒を頂いた。
帰りの車の中で、強烈な睡魔に襲われる。お神酒の祟り?JR八王子駅に送って頂くまで爆睡(未だかっていない)。爆睡と言うより、意識不明の重体だった?爆睡後はすっきりし良かった。祟では無く、ご利益だった。? 
 5/6  烏帽子岳(西上州)   記:「てらうち」
<メンバー>  「ほんだ」、「ほんだ康」、「くりさん」、「てらうち」
天気:晴れ   
7:30天狗岩登山口...8:40小休止...10:10マル着...10:30烏帽子岳着、お昼休憩...11:30下山開始
11:50シラケ山着...12:15天狗岩着...13:30天狗岩登山口着

(天候不良により、安達太良山より上州南牧村の烏帽子岳に変更となりました)
「ほんだ」さん御夫妻と「くりさん」さんに引率して頂き、アカヤシオや新緑を愛でる山行へと出発しました。7:00過ぎの時点で天狗岩の登山口駐車場は既に満車に近い状態となっており、天狗岩のアカヤシオの人気を窺い知ることが出来ました。

陽の光を浴びた新緑に目を奪われつつのスタートとなり、素敵な景色を予感させてくれます。幾度かの険しい岩場などあり気を抜けない道程ではありましたが、マルや烏帽子岳に到着するまでに綺麗なアカヤシオや山桜を眺めることが出来、撮影タイムも気分は上々でした。

烏帽子岳、シラケ山、天狗岩の展望台、やはり今回の山行ではこの三箇所からの眺望は格別でした。
13:30の早めの下山をし、国民宿舎やまびこ荘で汗を流しての帰路となりました。「ほんだ」さん御夫妻、「くりさん」さん、本当にお世話になりました。

天候不良により、急遽対応して頂き有難うございました。宜しければ、次回も是非御一緒させて頂きたいと思います。皆様お疲れ様でした。 
5/2〜6  岩木山、八甲田山(山スキー)   記:「よしだ」
(メンバー) 「はしだ」、「まちこ」、「すぎと」、「なかがわ」、「きたはら」、「よしだ」

5/2-鹿沼5:00-大鰐弘前13:00-スカイライン終点14:00-鳥海山14:20-百沢スキー場16:00-観光(弘前公園) 
5/3-温湯-猿倉温泉9:00/9:20-猿倉岳1050m地点10:20-滑り出し10:40-猿倉温泉11:10-観光(浅虫水族館、青森ねぶたの里) 
5/4-温湯8:00-観光(芦野公園、斜陽館)
5/5-温湯8:00-猿倉温泉9:00/9:40-猿倉岳11:50-滑り出し12:00-猿倉温泉13:10-観光(青森県観光物産館 アスパム)
5/6-温湯8:00-鹿沼17:00
岩木山・百沢コース 弘前公園 猿倉岳
晴れの初日、岩木百沢コース  可なり散った弘前公園の桜  有名犬、わさお君  乗鞍を止め猿倉岳へ 

<5/2>
 5時鹿沼発で雨の中を出発。盛岡を過ぎる辺りでやっと晴天となった。 栗駒山から岩木山百沢コースに変更。
弘前でタクシーを手配し百沢スキー場に向かう。晴天の鳥海山から百沢スキー場第一リフト上部まで気持ち良く滑る。最後は15分ほど板をかつぎました。
帰路は、弘前公園の満開の桜を楽しみました。

斜陽館を観光<5/3> 小雨の中、猿倉温泉へ向かう。雨が強くなった場合引き返すことを前提に乗鞍岳から猿倉岳に変更。
やっぱり本降りになり、1000m付近で引き返す。残念午後は、浅虫水族館、青猿倉より先生の滑り森ねぶたの里を観光し、宿へ戻る。

<5/4> 誰の心がけが悪いのか、今日も低気圧が居座って雨。スキーをあきらめ、一日観光。 鰺ヶ沢でTVで有名な”わさお”クン(秋田犬)と対面し、かわいい顔を見て少し気持ちが晴れました。

<5/5> 午前中雨が上がる予報を信用し、猿倉岳に向かう。猿倉温泉に着くころには、雨も止み出発。 眺望の利かない猿倉岳から気持ちの良いバーンを楽しくすべり猿倉温泉に到着。

<5/6> 土産を買い、一路鹿沼へ走る。 若干の渋滞があったものの昨年よりスムーズに走れました。 「はしだ」さん、運転ご苦労様でした。  
4/28〜5/3  岩手山、八幡平、秋田駒   記:「かとう」
<メンバー> 「かとう」
4/28 - 相馬にて桜植樹〜岩手山 焼き走り温泉に移動 駐車場にて宿泊
4/29 - 岩手山 焼走り登山口より登攀 12:00丁度に山頂〜道の駅 にしね に移動 宿泊
4/30 - 八幡平 アスピーテラインより車で入山 茶臼岳スキー登攀 10:15山頂 滑走下山〜八幡平 見返り峠にて山頂付近をスキートレッキング〜田沢湖方面に移動 途中、道の駅宿泊
5/01 - 秋田駒 八合目より上ガス多し〜乳頭温泉郷に移動 乳頭スキー場跡にて1日トレーニング〜角館に移動 総合運動公園駐車場にて宿泊
5/02 - 桜見物〜山形県新庄市に移動 父の実家にて墓参り等 &宿泊
5/03 - 新庄〜銀山温泉入浴〜山寺登山〜帰宅

27日の福島松川P.A.待ち合わせの宿泊を入れて、6泊7日(内車中5泊)の旅だった。“山”というよりは“春の東北 桜の旅”といったところ...か? 28日は相馬(松川浦)桜苗木植樹ボランテア3人組と合流、作業後、分かれて一人東北を北上した。

岩手山北東面岩手山は北東の残雪斜面をアイゼンを付けて直登した。駐車場から樹林帯を越えるまでのアプローチがけっこう長いので、スキーは持っていかなかった。
9合目辺りで雪が無くなって、ザレ場になった。潜ったり、滑ったりで先に進ま岩手山山頂よりないので、ザックをデポして、お鉢の淵まで伸びている溶岩石郡に取り付き、手足を使って攀じ登った。
山頂では強風で飛ばされそうになった。お鉢を一周して、登って来たトレースを引き返した。スキーを持って来なかった事を後悔した。

八幡平では開通したばかりのアスピーテライン(雪の回廊)を堪能し、先ず途中の茶臼岳でスキー登攀を試みた。先行パーティのトレース跡やシュプール跡が至る所に付いていて、分かりやすかった。全体的に傾斜も緩やかなので、登りも下りの滑走も、ビギナーの僕でも充分楽しめた。

八幡平茶臼岳その後見返り峠の駐車場に移動し、八幡平山頂付近をスキーでトレッキングした。散策を楽しんだ後、畚岳(モッコダケ)に移動してもう一滑り...と予定していたが、ガイドマップを見ていたら無性に温泉に入りたくなり(山頂付近で冷えたし)、一路“秘湯の湯”松川温泉へ。

秋田駒ヶ岳は、アルパこまくさのスキー場から入山しようと計画していた。麓に来て山を見上げると、八合目から上がガスで全く見えない。太平洋側から絶えず雲が流れ込んで、全体を包んでしまう事もあった。地元の方から、「この先の乳頭温泉のスキー場跡なら充分遊べるよ」と聞き移動。好天の元、終始貸し切り状態で、登ったり滑ったりの繰り返し。良いトレーニングになった。

その後は、秋田の角館に移動し、東北の桜を満喫。翌日は山形の親戚の家を訪ねて墓参り等々。最終日は土砂降りの中“銀山温泉”で入浴し、最後に芭蕉の句で有名な“山寺”へ。

G.W.の前半、東北は天候に恵まれ、山登りもスキーも気分が良かった。しかしそれよりも何よりも、どこへ行っても花が綺麗だし、湯は極上で食べ物と酒が美味かった。また何度でも行きたい。
 
5/5    富士山   記:「ほんごう」
<メンバー>「ほんごう」、他1
<コースとコースタイム>
富士吉田口より富士山ピストン
5月5日(金) 野木0:00頃発…富士スバルライン5合目4:00頃着(仮眠)
        5合目駐車場(2305m)5:55発−頂上(久須志神社:3715m)13:05着−5合目P16:40着
 登り中間付近 登り・上部  下山  今日の山行を振り返る 
GW後半予定していた北ア縦走を悪天の為中止する。
天気等を考慮し、出発前日に富士山を決定。深夜、圏央道&富士スバルラインを車を走らせ富士山5合目到着。軽く1時間ほど仮眠を取る。
凄まじい風の音で目覚める。気温は暖かいが、風が気になり厚手の中間着に着替え直し出発。1Pの林道歩き、既に雪が出てくる。林道との分岐点(登山口)にてアイゼン装着。6合目からはヘルメット・ハーネス装着。風と戦いながら黙々と山頂を目指して登る。

山頂小屋ごとに、風除け場所を見付けては小休止を取る。8合目から先は、夏用山頂登山道では風に晒される為、左側にルートを取る。山頂までのルートは雪壁のように見えた。本日の吉田口の登山者がひと目で確認出来た(約30名)。

息を切らせ、やっとの思いで山頂到着。ガスが切れ展望良し、但し風強し。10分弱程度、小休止を取る。

山頂からの下降は念の為、コンテで下ることにした。8合目までコンテ。7合目から6合目付近までシリセード。眼下は雲ひとつ無く、視界良好。シリセード用に持参したビニール袋が大変役に立つ。これだけ長い距離のシリセードは富士山ならではである。

童心に返り、はしゃぎながら滑り下りる。火山岩の夏道に戻ると疲れで足が大変重くなっていた。行きは何も感じなかった林道歩きも、帰りは長く感じる。駐車場に戻り、富士を見上げる。日帰り山行ではあったが、中身の濃い山行に満足する。
 
 4/28〜30  燕岳  記:「こばやし」

<メンバー> CL「ほんだ」、「ほんだ康」、「くりさん」、「ともさん」+1、「きたはら」、「やまなか」、「たかはし」、「こばやし」

4/28(土)第3駐車場 幕営

4/29(日)7:28第3駐車場出発 ? 7:47中房温泉 − 8:38第一ベンチ(小休憩)− 9:39第二ベンチ(小休憩) − 10:26第三ベンチ(小休憩) ? 11:12富士見ベンチ(小休憩) ? 11:53合戦小屋(昼休憩)12:26合戦小屋出発 ? 13:47燕山荘(休憩) ? 14:49燕岳登頂 ? 16:00燕山荘(泊)

4/30(月)7:00燕山荘出発 ? 7:34合戦小屋(小休憩) ? 8:21第三ベンチ(小休憩) ? 9:08第一ベンチ(小休憩)9:44中房温泉 − 10:00第3駐車場到着

駐車場 合戦尾根を行く 森林限界の上 大天井方面への稜線
駐車場を元気に出発  急登の合戦尾根をゆく  辺りが見えてきてもう少し  燕岳から燕山荘と大天井方面 

快晴のなか総勢9名で北アルプスの女王、燕岳を目指しました。人気の山小屋「燕山荘」に泊まるのも今回の山行の魅力の1つです。しかしそこに辿り着くまではアルプス三大急登の1つ、合戦尾根(標高差1300m)を登りきらなくてはいけません。

夏とは違い残雪期は直登コースでしたし、気温も20度近くまで上がり(スーパー中学生R君以外は?)体力を消耗していた様燕岳山頂にて子。しかし槍ヶ岳も見えてきて北アルプスの素晴らしい気色に見とれていると、快適な燕山荘にお別れ疲れを忘れて燕山荘まで一気に登りきりました。

燕山荘で小休憩後、白とグレーと茶色のコントラストが美しい燕岳山頂を目指しました。山頂からは360度の展望を堪能し、特に北アルプスの山々は圧巻でした。

夜は食事前から宴会が始まり、たくさん笑い消灯前には全員就寝。 翌日は曇りで残念ながら御来光は拝めませんでした。

下りは楽で3時間で駐車場まで着きましたが、GWの混雑が無ければもっと早く下山出来ていたでしょう。

有明山荘の温泉で疲れを取り帰宅。諸先輩方、今回もいろいろとお世話になりましてありがとうございました。今後は更に体力と技術を身につけて、次なる北アルプスの山に挑みたいと思います。 

4/22   大杉岳(山スキー)   記:「つるみ」

<メンバー> 「はしだ」、「まちこ」、「つるみ」 
4/21
 鹿沼1900‐尾瀬桧枝岐温泉スキー場駐車場2130 
4/22起床510‐現地着700‐ブナ平930‐休憩1030‐休憩1125‐山頂1210‐ブナ平1400‐駐車場1530‐鹿沼1940

大杉岳山頂 山頂を後にする 平ケ岳が見えた 対岸に燧ケ岳
大杉岳山頂 山頂をあとに稜線を滑る  越後側、平ケ岳が見えた  対岸には燧ケ岳 

いつも庭の片隅に止まっていた「はしだ」家専用キャンピングカー。今年初の出動とあってエンジン音が軽快に鳴り響く。水道、トイレ、冷蔵庫を完備したひとつの移動式マイホームだ。今シーズンお世話になった高畑スキー場を通過し、目的地駐車場へ到着。ここから「はしだ」家キャンピングカーの変形が始まる。変形合体の超合金ロボットで遊んでいた子供の頃を思い出す。ガッチン、ガッチンと椅子が回転!お手製のテーブルが登場し車と変形合体!アっという間に食卓に変わった。ユウちゃんと3人で美味しい食事とお酒、楽しい会話で盛り上がる。

machiko翌朝、目的地へと向かうが雪崩の影響で通行止めとなっていた。道路脇に駐車し、出発の準備をする。スキー板とシールを装着。道路脇に除雪された雪の上を滑りながら進む。途中雪が無いところは板を外し歩いて進む。それの繰り返しだ。ようやく目的地に到着し、本格的な登りが始まる。

その都度、地形図とコンパス、GPS携帯で位置、方向を確認している「はしだ」さんを見僕、さまになったでしょうて自分も一緒に確認。分からない事は教わった。目標の尾根筋を確認し平坦な場所から登りが始まる。ここ最近長距離の登りをしていなかった為、筋肉が衰えているのか、慣れていないのか登りがキツイ。大腿四頭筋が久しぶりの快感だ。

ようやく山頂に到着し恒例の写真撮影。風の当らない場所へと移動し長めの休憩。体力が回復し“山スキー
GOGO!”軽快に滑る「はしだ」さんと「まちこ」さん。周りの景色とマッチングして何とも良い光景だ。思わず写真を一枚。“最高の2人だ!!”滑る楽しさ♪写真を撮る楽しさ♪“山スキー最高ぉー!!

”谷から沢へと木々をかわしながら軽快に滑る!滑る!滑る!自分の滑りをいつも見てくれている「まちこ」さんから『日々上達してる!』と言われ、ハッピーな気分♪俺、山スキーしてるじゃん!!途中、熊の棲家らしき場所を横切る。絶対熊いるよ〜。起こさぬよう後ろを振り返りながら前へと進む。今回もガンガン攻めのスキーを楽しむ!アッという間に滑り下りてしまった。

予定していた場所へと下り、登って来たルートへ。“計算通り、これが山の基本だよ!”と言われた時、「はしだ」さんがかっこよく見えた。舗道へと到着し、登り同様、道路脇の雪の上を滑りながら駐車している場所へ無事到着。お疲れ様でした〜。
帰りは“燧の湯”で疲れを癒し、美味しい会津ラーメンを食べて来ました。今回も「はしだ」さん、「まちこ」さんに大変お世話になりました。次は『燧ヶ岳』頑張ります!!  

4/14〜15 月山〜湯殿山(山スキー)    記:「つるみ」

<メンバー> 「はしだ」、「まちこ」、「すぎと」、「なかがわ」、「おおむら」、「よしだ」、「ともさん」、「かとう」、「つるみ」  
4/14
 鹿沼1900‐湯殿山スキー場2215 
4/15
起床530‐月山スキー場845‐山頂945‐休憩1050‐休憩1125‐休憩1230‐湯殿山スキー場1310‐
鹿沼1910

姥沢リフトへ ゲレンデTOP 快晴、絶好の天気 湯殿ゲレンデTOP
姥沢のリフトへ向かう  ゲレンデTOPより出発  雪多く最高の天気  湯殿ゲレンデTOPに到着 

辺りが明るくなるころ、起床時刻の1時間前というのに皆ガサガサと起き始める。皆、気持ちは一緒なのだろう。テントを出ると太陽光線が眩しく、自分の身体が光合成をしているかのようにパワーがみなぎってくる。予約していたタクシー2台に乗込み月山スキー場へと向かう。

中間付近標高が上がるにつれ徐々に道路両脇の雪壁が高さを増してくる。5m以上はあるだろう。現地に着き、中腹までリフトで上る。今回も天気は最高!景色も最高!空気も最高!自称“晴れ男”“晴れ女”というメンバーの参加のおかげかもしれない・・・。集合写真を一枚。皆“いい顔”をしている。シールを装着し、月山と姥ヶ岳を横目に
1,700mのピーク地点へと向かう。

ピークに到着すると、先に着いた「はしだ」さんとユウちゃんが写真のモデmachikoルをお願いされていた。休憩しながらこれから進む尾根を見て愕然。両脇が谷になって滑る幅は2mも無い。谷というかこりゃ〜崖だ!超ォー怖ェ〜!!でも“スリル”があって最高にいいかも。
シールを外し出発するが、先頭の「はしだ」さんはスイスイ行ってしまう。‘気合’と‘根性’で出発するも・・・自然にボーゲンの体勢になってしまう。雪はカチカチ、エッジを利かせながら前へと進む。滑っては登りの繰り返し。ようやくスキーの出来る場所へと到着。ゲレンデと変わらない。

空は青く、太陽は白銀の世界へ七色の光線を放ち、眩しいくらいに輝いている。最高のシチュエーションだ。“ヤッホー!”なんて言いながら軽快に滑る♪転ぶ!滑る♪転ぶ!最高だ!!途中雪庇なのか、かなり大きいクラックがあり避けて通過する。沢へと下りながら、アっという間に湯殿山スキー場に着いてしまった。滑り足りない気持ちと、無事戻ってこれた達成感が交差する。

『月山』また来年来るよ!帰りは地元の温泉で疲れを癒し、美味しいお蕎麦を食べて帰ってきました。今回は大勢の参加でおもしろ可笑しく、また好天に恵まれ“最高の山スキー”が出来ました。これも「はしだ」さんを始め、先輩方々のご指導があって出来たことだと思っています。この場をかりて、お礼申し上げます。次は『大杉岳』頑張ります!!  

4/14〜15  雪上訓練(日光湯元)    記:田代
<メンバー>CL「atsushi」、SL「ほんごう」、「こばやし」、「やまなか」、「てらうち」、「たかはし」(15日朝に合流)、田代

4/14(土) 中禅寺湖(前泊)
4/15(日) 6:10中禅寺湖7:00-日光湯元スキー場P出発8:00-訓練地到着(谷筋)13:00-日光湯元スキー場P到着〜温泉(休暇村)〜ラーメン〜帰路へ
行動日当日、前日の悪天候が嘘のように朝から雲ひとつ無い快晴の中、湯元スキー場上部の訓練場所を目指しました。

歩き始めは雪がしまっていましたが、気温の上昇が早く、徐々に緩みだす。目的地まで半分?ほど来た所で、かなり上方の通過ルートに大規模な雪崩の痕が・・・今回の講師である、「atsushi」さんと「ほんごう」さんの判断によって、当初よりだいぶ下方のゲレンデ谷筋で訓練開始となりました。

「atsushi」さんが事前に作成してきてくれた訓練メニュー、そして御指導の下。・様々な雪上歩行方法(アイゼン有、無しの2パターンで)・アイゼン&ピッケルワーク・耐風姿勢訓練・滑落停止訓練・スタンディングアックスビレイ(タイムオーバーで次回の宿題)などに取り組みました。

なかでも滑落停止訓練は、自分も含めて皆が一番苦戦しました。滑りだしてからの初期停止を目指しますが、始めは反転するのが遅かったり、鮮やかに滑りきったりの連続でした。しかし、一番時間をかけて反復した甲斐もあったのか、全員がコツを掴み、なんとか形を物にしたと思います。

予定よりも2時間程、早かったのですが、訓練地の西側斜面で大規模な雪崩が発生した為、次回への宿題を残し駐車場へ下山しました。

帰りは、『日光湯元休暇村温泉』で疲れを癒しつつ、ラーメンで空腹を満たして帰路に着きました。(自分は用事があったので、ラーメンお預け)
懇切丁寧に指導して下さった、「atsushi」さん、「ほんごう」さん、そして参加者の皆さん、ありがとうございました。翌日は筋肉痛に悩まされましたが、とても有意義な1日でした。次回もまた、宜しくお願いします。 


4/1   大博士山(山スキー)    記:「つるみ」
出発 山頂直下 山頂にて ブナが綺麗だ
出発  山頂直下  無事山頂着  ブナは桜が咲いたよう・・・ 

<メンバー>「はしだ」、「まちこ」、「なかがわ」、「きたはら」、「つるみ」 
鹿沼
610‐現地着840‐出発915‐休憩1000‐休憩1100‐山頂1150‐駐車場1300‐鹿沼1700  

“山スキー最高―!!”4月というのに雪質最高!天気も最高!滑りはまぁ〜まぁ〜。あれれ・・・。
今回は天気があまり良くないということで、近場の山へ同行させて頂きました。山スキーも今シーズン3nakagawa度目。かなりの度胸と根性が培われた気がします。“気合だぁ〜気合だぁ〜気合だぁ〜”あとは、技術が伴えば、最高のパフォーマンスが出来るのか・・・なぁ〜。

急遽、「きたはら」(先生)さんが参加ということで、今までの練習成果を見て頂けるチャンスだと思い胸を膨らませる。朝から快晴。hashida*2現地に着く頃には道路の雪も溶けはじめていて、若干の遅刻者のおかげだと笑い話をする。道路脇のスペースに駐車し出発。前回行った大戸沢岳よりも雪質は軽く感じた。

休憩を取りながら山頂を目指す。山頂は足跡の無い白銀の世界。木に積もった雪が何とも綺麗に“雪桜”のように見えた。身も心も“癒されるぅ〜”これだから山は止められない。また一週間仕事頑張るぞ!!そんな事を思いながら、磐梯山をバックに皆で記念撮影。予報通り天気が崩れだした。

シールを外し滑り始める。恐怖心は無い。滑る楽しさ、喜びを感じる。途中、「きたはら」さんに皆の滑りをビデオ撮影して頂く。自分の滑りはイメージ通りに出来ているのか期待が膨らむ。皆の滑った後を追いかけながら滑る。傾斜のきつい場所へと来るが問題ない。斜滑降でエッジを利かせながら降りる。順調だ!などと思って気を抜き、思いっきり転倒する。

「まちこ」さんから『今の倒れ方可愛かったよ』なんて言われてしまい、恥ずかしい。なんとか山スキーをしながら出発地点に到着。帰りの車で、ビデオ撮影した自分の滑りを見て・・・イメージしていたカッコイイ滑りとは裏腹に、なんとも初心者の滑りだ・・・トホホ。

でも、自分フォームが確認出来たのはプラスでした。キョンシー滑りと言われないようにフォームの修正をして行きたいと思います。帰りは地元の温泉と、からむし食工房で美味しいお蕎麦を食べて来ました。次は『月山』頑張ります!!

4/1   柄沢山(山スキー)    記:「おちあい」
快晴の清水部落より入山 途中より雲行きが変に 滑りにくい雪質 OCHIAI
<メンバー>  「わたなべ」、 「ウッチー」、 「ささき」、 「おちあい」

4月1日(日)佐野5:00 〜 7:40清水部落登山口8:15−1600m付近(12:00〜12:30)−登山口13:25 〜 佐野17:40

寒気の影響で荒天の予報だったが、午前中は快晴となる。
新雪の沢を先行者(スノーボーダー)のトレースの後を気持ち良く登る。2ピッチ後、沢の傾斜がきつくなり尾根にとりつく。

下から見ていたときは楽に登れそうな尾根も、予想に反し急斜面で、苦手なキックターンの連続に四苦八苦し何とか登っていくも、稜線までもう少しのところでアイスバーンになる。

さらに天候も悪くなり1600m付近で柄沢山の登頂はあきらめる。

下りは、沢は広く長く続き楽しい滑降ができると期待していたが、重い新雪で転倒の繰り返し‥。
しかしながら、「ささき」君は、この悪雪など関係なくパワーと華麗なる滑りをしていました。残る3人は圧倒されるばかりでした。

悪雪に苦労しながらも、1時間弱で登山口に到着。

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