2011年度(平成23年度)会山行記録詳細  ーその1
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2/25〜26  大戸沢岳(山スキー)  3/10〜11 西吾妻越え(山スキー)    
2/4〜5 猫魔〜ラピスパ(山スキー) 2/10    浅間隠山 2/12   鳴虫山  
12/29  岩トレ(新人練習)  1/7〜8 会津駒ケ岳(山スキー) 1/28〜29 雪山体験(男体山)   
12/7  大小山〜大坊山  12/18  寺久保山〜大小山   12/24〜25 雪山体験(白根)  
11/24  岩山(鹿沼)   11/27 レスキュー講習会(板室)   12/3〜4  ザイル祭      
11/3  角落山〜剣の峰  11/12 九十九谷周回(南牧村)   11/19〜20 生瀬富士(大子町)  
10/2  市民登山教室(南蔵王) 10/10   子持山    10/17   茶臼岳(那須)   
9/6〜9  立山、剣岳   9/18   黒森沢(七ケ岳)   9/24〜25  日本平山  
7/22  井戸沢(沢登り)   8/4〜7  空木岳〜越百山   8/24〜25  茅ケ岳  
6/26  市民ハイク(鼻曲山)   7/2〜3  清掃登山(日光)   7/7〜14 大雪山系&夕張岳   
5/25    袈裟丸山  6/4〜5  稲包山   6/16  八方ケ原〜剣ケ峰  
4/30〜5/5  八甲田山、岩木山  5/8   立岩(たついわ)   5/14〜15  燧ケ岳(山スキー)   
4/17  西大巓(山スキー) 4/21  一床山〜三床山  4/24  石裂山 

                                                                  <記:さとう>

3/10〜11 西吾妻越え(山スキー) 
(メンバー)「はしだ」、「まちこ」、「なかがわ」、「さだこ」、「きたはら」、「ほんだ」、「すぎと」、「さとう」、<「しのはら」>
3/10-鹿沼5:00-グランデコ8:00/リフトTOP9:30-西ダイテン山頂11:30-吾妻避難小屋12:50-若女平15:20-白布温泉16:30-(泊)
3/11-天元台ゲレンデTOP9:20-梵天岩10:00-西吾妻山頂下(休憩)11:20-グランデコスキー場14:20-駐車場14:30-鹿沼19:00 
西ダイテンへの登り 西ダイテン山頂 若女平への斜面 最後の細い橋
西ダイテンへの登り  西ダイテン山頂にて  若女平への滑り出し  最後、細い橋を渡る 
3/10小雪:出発地は雨、高速もしばらく雨が続き、途中雪に変わる。昨年は大震災により急遽中止となったが、今年は予定通り実施でき、被災地区の人には申し訳ないが、東北を元気に戻すため微力ながら協力?

西ダイテンより西吾妻へ順調にゲレンデTOPを出発、硬い下地の上に新雪が30cmほどのり快適な滑りが期待さ若女平にてれる。先行する「しのはら」くんの馬力に助けられ、順調に西ダイテン山頂に到着。北東斜面の僅かな滑りで再度シールを着け西吾妻避難小屋を目指す。新雪の下に青氷がのぞかれ、下地の硬さが伺える。

小屋を横目に滑りに入る、今日は雪がいいぞ・・  快適だぞ・・ 新雪の感触を味わったあと大休憩。若女平を目指し更に沢筋を滑る、が、 段々すべりが難しくなってきた、新雪の下の起伏が読めず、しかも固く、簡単にはいかない。それでも何とか若女平の緩斜面になるとツリーランが楽しい。

いよいよ痩せ尾根だ、雪庇を避け左よりを慎重に通過、あとは思い思いのルートとりで、急な斜面のトラバース気味の下りだ。自信の無い人は板を担ぎ、慎重に降り、更に杉林を抜けると、1「あんまん」である。なんと、狭い筈の橋が意外と簡単でした。ようやく車道に到着、結構、みなさんヘロヘロになったことでしょう。
いつもの酒屋で美酒を仕入れ、旅館(不動閣・中屋)にて温泉と料理で疲れを癒しました。

梵天岩 西吾妻直下 KITAHARA デコスキー場
梵天岩にて  西吾妻直下で休憩  先生の滑り  グランデコスキー場に到着 
3/11-ボーダーがチラホラの天元台ゲレンデTOPを出発。新雪の中、稜線までの登りはスムーズそのもの、氷結した数年前とは雲泥の差である。ほどほどの視界の中、風も強くなく、順調に梵天岩を過ぎ、西吾妻の山頂付近に到着した。

シールを剥がし、いよいよ滑り始める。だが、今年は山頂付近からの滑り出しで、いつものルートと違い、樹林晴れ間も出てきた帯のトラバース気味の滑りに難儀した。やはり、山頂手前150m辺りから左に谷筋を見ながら尾根を下るのが正解、いつもの休憩前のお楽しみの無木立斜面には行けず、残念でした。

休憩後、いつもの緩斜面樹林帯の滑りが始まる。雪質が良い、素晴らしい、過去1番の条件だろう。板をスムーズに回せて快適そのものだ。充分に楽しんだあと、しばらくは平坦なルートを辿る。先頭は苦労するが2番手以降はラクチンである。二十日平への最後の急斜面にでる。

青空ものぞかれ、雪質が急に変わってきた、思うように板を回せず、技量の差が出てくる。苦労しながらも ようやく二十日平へ到着。今回はいつものルートを止め、1,130m付近の中ノ沢へ降り、雪の埋った沢を渡った。
沢筋から僅かな登り返しでトラバース気味にグランデコスキー場に無事到着。ゲレンデを僅かに滑り、駐車場に無事帰還です。 

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2/25〜26  大戸沢岳(山スキー) 
天候:雪   (メンバー)「はしだ」、「まちこ」、「なかがわ」、「すぎと」、「さだこ」、「わたなべ」、「ほんだ」、「ひがの」、「さとう」、<「しのはら」>、「おかちゃん」、「かずちゃん」、「ささき」、「さかい」
               高畑ゲレンデ組(「つるみ」、「ほんだ康」、<涼花>、「よしだ」)
2/25鹿沼18:30-高畑  2/26大戸沢登山口7:50- 1,386
ピーク 9:00 ? 1,800m付近12:30- 登山口14:45 
総勢14名の出発です 快適なブナの疎林 1,800m付近から滑り出し 深い、深い 
総勢14名、出発・・・  快適なブナ林の登り  1,800m付近で打切り  この雪の深さ、わかる・・・ 
前夜の道中は道路に雪が無く順調に走れた。
明けて朝から小雪舞う登山口へ、今回はゲレンデ特訓組4人を除き、総勢14名の大所帯であり、一滑りは 楽しい・・・列に並びシール登高するさまは壮観そのもの、うまいヘタを抜きにして、山スキー愛好者が増えたものである。

先週の雪と違い、数日前の温暖か、雨が影響し、下地の雪が固まり、その上に新雪が乗っておりラッセルと言うほどの苦労もなくスムーズに足を運べた。それでも1,386ピークに着くまでは簡単ではない。雪の状態によっては、桑場小沢側の新雪滑りと行きたいのだが、それ程新雪が深くなく(20〜30cm程か) 前回の深雪とまではいかない。

今日は出来るだけ上を目指すことにし、歩みを進める。時々風も強く吹き、視界も余り利かず、下りの新雪を楽しみに時間の1,700m付近を滑る許す範囲で高みを目指す。上部にくると、さすがにラッセルを強いられ、「ささき」君の頑張りのあとについて、何とか1,800m付近まで到達する。チームの実力桑場小沢側の斜面としてはこれが限界、ダケカンバ゙の大木のところで打ち切りとする。

いよいよ楽しい(苦しい?)滑りの始まり。いきなりビンデング゙不調、体調不良など、トラブルも解決し、40〜50cmは有ろう新雪パウダーの滑り始めだ。極上の雪に恵まれ、ウハウハ気分で楽しい・・・ ときどき転んで雪まみれ も楽しい大人の雪遊び なのだ・・・ 

1,386ピークからは 迷わず味をしめた桑場小沢側の急斜面を選ぶ。前回の快適な深雪とは違い、硬い下地の上に乗った新雪の表面がずるずる滑り、余り気分が良くない状態であった。

急斜面を苦労の滑りで沢床まで降りれば、あとは緩斜面の沢沿いを辿り、渡渉地点の細い細いブリッジを渡り、苦も無く駐車場へ到着です。
好条件の滑りに恵まれ、あとは高畑ゲレンデ組と合流し帰路につきました。 

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 2/12  鳴虫山
天候:晴れ、曇り     (メンバー) 「ひなぎく」、「なかむら」、「みつまん」、「てらうち」、「こばやし」、CL「さとう」
栃木6:00-御幸町登山口7:20-神ノ主山9:00-鳴虫山山頂10:40/11:20-憾満ケ淵14:00-御幸町登山口15:00 
御幸町登山口 神ノ主山 鳴虫山
御幸町より出発 神ノ主山  鳴虫山山頂 
今回の山行も初級者を対象にした「雪山入門導入編」 を実施しました。
各地の大雪状況に、手軽に近場で雪山を経験したいと思ったのが大間違い、日光市街近辺は除雪のカケラがちらほら、神ノ主山に至る登山道は、寂しいほどの雪しか無い。しかも少ない雪が解けて氷化し、キックステップもままならない。数年前の同時期には、膝ほどあり、それなりに雪山を堪能できたのだが、今年は駄目でした。

眼前の表日光連山の雪も、平野部からは白い峰々が綺麗に遠望されるが、近くで見ると、大したことなし、迫力ない雪景色で少ない雪で滑り易いある。日本海側の大雪が嘘のようである。初心者に氷混じりのステップは厳しい、すかさずアイゼンを装着する。先ずは履き方の練習から(手袋をして)、初めての人、2〜憾満ケ淵の化け地蔵3回の人が大半、実践練習が何よりです。

歩き方の要領を教え、氷化した登山道を行く。先ほどと違い、アイゼンのつめが心地よく食い込み安心して歩ける。地図読みも練習も大事です。コンパスと地形図の使い方、等高線の読み方、をポイントごとで確認する。小さなピークを幾つか過ぎると、ようやく山頂に到着。風強くツエルトを被って食事をする。

あとは憾満ケ淵への下りルートだ。顕著なピークがいくつもあり、地図読み練習には丁度良い。所どころ雪が消え、アイゼンを外したいくらいだが、氷化した場所多く外せない。最後のピークから平坦部に出てようやく外し、あとは憾満ケ淵の化け地蔵を見物しながら、おりしも、キャンドルジュン氏が演出のイベント会場へ(夜からキャンドルに点灯)、やはり一般車は辺りに乗り入れ出来なかった。
東照宮や神橋を横に見やり、御幸町まで歩いて戻る。名物、鬼平の水ようかんを土産に帰路につきました。 

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2/10    浅間隠山 
天候:晴れ   (メンバー)「ひなぎく」、「ともさん」、「やまなか」、田代、「さとう」
小山5:20-田沼・北関-登山口8:10/8:30-山頂10:40/11:30-登山口12:30-小山17:00 
出発 山頂 下山開始
出発  穏やかな山頂でした  トレースを辿り下山 
昨年に続き雪の浅間隠山を再訪する。途中の道すがら、雪が無く不安になるが、さすが、山道になると出てくるものである。前日の雨で雪はクラストし、トレースもしっかりついて何の問題もなし。しかも穏やかに晴れた中の雪山歩きで清々しい。人気の山、平日でも数人の人に遭った。

今回の目的は、読図と雪山体験、締まり雪をアイゼン歩行の練習である。急登を行けば、背後に浅間山の真っ白山頂な雄姿がひときわ目立つ。山頂へ続く稜線までくると北西に方向を変え、反対側の山々が見えてくる。わずかで山頂に到着した。

風も弱く穏やかな日差しの中ノンビリする。山頂広場でウドンなどを作って食べた。全周囲の展望が利いた、アルプス方面、新潟の山々は残念ながら雲に隠れていたが、八ケ岳や四阿山、草津白根などは望まれた。雪山の景観を堪能したあと下山にかかる。

トレースの無い場所は膝くらいまでもぐるが、トレースをたどるのでアイゼンのきしむ音を感じながら1Hほどで登山口に到着した。久しぶりの山行の人、アイゼン歩行に慣れてない人には、軽めの山行で程よい疲れと経験が積めたでしょう。 帰路は勿論、立派な はまゆう山荘で汗を流しました。 

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2/4〜5 猫魔〜ラピスパ(山スキー) 
天候:晴れ後曇り   (メンバー)CL「はしだ」、「ひがの」、「なかがわ」、「きたはら」、「ささき」、「さとう」
2/4-鹿沼18:30-裏磐梯21:30(幕)
2/5-猫魔ゲレンデ9:00-ゲレンデTOP 9:15-雄国避難小屋10:45/11:15-猫魔山頂12:15-ラピスパ裏磐梯15:00-<TAXI>猫魔- 
猫魔ゲレンデTOP ガスの雄国沼を渡る 雄国山頂 最後の急斜面
 猫魔ゲレンデTOPを出発 氷結の雄国沼はホワイトアウト  雄国山山頂にて  最後の急斜面、お楽しみの滑り 
2/4-順調に行く筈の高速の走りも磐越道は雪のため通行止め、郡山より雪道の49号線をたどり何とか裏磐梯に到着できた。

2/5-夜半は大した降りは無く、快晴の朝を迎える。天気はサイコー ついているぞー と思い周囲の景観を楽しみゲレンデTOPを出発する。昨年と同じく雪が多く前途多難、先頭を行く人は重めの新雪に潜り滑らない、緩斜面でのラッセルを強いられる。

雄国避難小屋少しの滑りを楽しむと、地図上表せない程度の起伏にスキーが潜り四苦八苦、いつもの鳥居の付近で たまらずシールを付けました。あたりはいつの間にかガスに包まれる、雄国沼を雄国山より桧原湖を目指して横断するときはホワイトアウト状態でシールでの歩きも目が回り思うように歩けない。

誰も居ない立派な建物の雄国避難小屋に到着した、ゆっくり食事を済ませる。この先ツアールートの状況が心配で余りノンビリも出来ない、雄国山への登りにかかる。いつもより左方向の尾根にルートをとったが傾斜も緩く正解であった。
稜線からは時々沼方向の視界も利き、風も弱く厳冬期としては穏やかな天候に恵まれた。1ピッチの頑張りで雄国山の山頂に到着、シールを外し緩斜面の尾根をたどる。

桧原湖や西大巓が時々望まれる、所どころでラッセルとなる。今回は馬力のある「ささき」君に大いに頑張って貰い助かった、やはり若さには勝てない。鞍部まで降り、休息後いよいよ最後のシールでの登りだ。全ての木々が真っ白にデコレートされた樹林の中の歩きは楽しい。滑りの巧いヘタは別として、誰も居ない、トレースも無い、シールを付けての樹林帯のツアーに満足。

最後のピーク1,102mに無事到着、辺りの積雪は2mほどであった。シールを外し不安の滑りだ、去年は滑りよりラッセルで可なり苦労させられた。 が、今年は少しはましだ、板が潜らず何とか滑りの出来る雪の状態で助かった。最後の楽しみ、ラピスパへの急な斜面に出た、巧い人は新雪の滑りを楽しんで降りる、そうでない人は深い雪に苦労です。
沢沿いの深い雪をごまかしながらたどれば、道路に出てENDとなる。予約したジャンボタクシーに乗り、猫魔スキー場の駐車場まで戻って今回のツアーも無事終了です。 

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 1/28〜29 雪山体験(男体山) 
天候:曇り一時晴れ   (メンバー)<A>SL「ウッチー」、SL「ほんごう」、「おちあい」、「きたはら」、「くりさん」、「さくらい」、<B>SL「さだこ」、「やまなか」、「こばやし」、「てらうち」、「おがわ憲」、「おがわ恵」、CL「さとう」
1/28-小山18:30-栃木19:00-中宮伺
1/29-中宮伺7:20-7合目11:10- <Aグループ>山頂12:20- <Bグループ>9合目12:20-→下山7合目12:20-中宮伺15:20 
林道分岐点 9合目付近で諦め 山頂組と合流 山頂にて
1ピッチ目、林道との分岐点  9合目付近でBグループは限界  山頂組と合流  山頂を踏んだのは4人 
総勢13名による雪山体験山行を実施。前夜祭に11名、大いに盛り上がりました。 寒気団の南下により非常に寒い、夜半は−10℃、朝方−12.4℃と初めてのテント泊、いきなり寒さ体験です。5:30に起床、慣れない大勢の準備はやはり時間が掛かる。中宮伺を出発できたのは7:20となりました。

登り始めの雪は30cm前後か、程よくトレースが残り歩き易い。つぼ足にストックで充分。
体力、経験をふまえ、<Aグループ6人>と<Bグループ7人>の二班に別れ登りだす。慣れない雪道、ゆっくり、休み休みの下山開始スローペース、それでも何人かは体調不良もありピッチが上がらない。身体は汗ばんでも手だけは冷たい、さすがに若者は手は何でもないが、中、高年は手の指の冷たさがキツイ(加齢でしょう?)

 中禅寺湖が常に波打っているようで、風は強いが南面の樹林帯のためさほど影響中禅寺湖を見ながら下山は無い。標高差 1,200mの雪山の登りはやはりキツイ、まして雪山経験の少ない人には更にキツイと思われる。何とか全員が山頂の厳しい自然条件を体験したかったが、やはり時間と体力的に無理、4人が山頂を踏んだが、あとは9合目付近が限界でした。

強風の山頂は、−20℃ほどで有っただろう。雪崩の心配ない男体山は、雪山体験にはうってつけ、欲を言えば、晴れた眼下の中禅寺湖の荒涼とした風景を見せたかったが、残念、時々それらしい景色は望めたが、次回に期待したい。

今回の雪山体験山行、久しぶりの山行の人や新人さんにとっては、寒さの中、8時間行動は「体験山行」としは、少しハードでしたね。それでも、寒さの天幕生活、雪道をつぼ足、アイゼン歩行、オーバー手袋による作業など、練習にはなったでしょう。

これに懲りずに、又の機会にも是非参加してください。帰りの風呂は、地元に貢献、レークサイドホテル(¥1,000) にて汗を流してきました。 

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 1/7〜8 会津駒ケ岳(山スキー)
天候:雪 (メンバー)SL「わたなべ」、SL「ひがの」、「なかがわ」、「おがわ憲」、「きたはら」、CL「さとう」、「おかちゃん」、「かずちゃん」、他1(板倉氏)
PMより<「はしだ研」、「まちこ」、「すぎと」、「つるみ」>
1/7鹿沼18:30-高畑21:20
1/8高畑-駒登山口8:05-アンテナ9:50-森林限界13:00/13:15-合流13:40-林道15:40-登山口16:30
1/9高畑ゲレンデ(「ひがの」、「なかがわ」、「きたはら」、「さとう」、「はしだ」、「まちこ」、「すぎと」、「つるみ」) 
深い雪の登り 共同アンテナ 森林限界で引返す 林道上の急斜面
深い雪の登りです  共同アンテナまで到着  森林限界で引返す  林道上の急斜面 
1/7-山王、中山とトンネルを抜けると雪が深い、この時期としては例年になく大雪である。前夜祭は10人で盛り上がる。
1/8-早朝着の「おかちゃん」さん達と一緒に穏やかな天候の中出発する。多い雪の中、幸運にも? 先行者のトレースあり、大いに助けられた。林道終点からのルートは階段からの夏道を止め、トレースのあった急登の沢を直登する。雪は多いのが幸いし、意外とシールが利いて登り易い。

上部で左の尾根に上がる、一頑張りで共同アンテナに到着し一服。無線連絡で「おかちゃん」さんがリタイヤするという(新しいビンデングの調子が悪い?)いよいよ快適なブナ林の尾根を詰める、なんとも気持良い。トレースをたどる、だが、次森林限界から滑り始め第に風も出て、トレースが消えている場所が多くなる。昨日から一緒の南相馬(板倉氏)を交え頑張れば、単独で滑り降りてきた前会員(「いなば」氏)とバッタリ。先行者は「いなば」氏を含め、他に頑強そうな単独者の二人であった。

風もあり、視界もなし、ようやく森林限界付近に到着する。この先山頂へのトラバースは風とガスで滑る楽しみが無いため下山と決める。いざ滑り始めると、新雪は素晴らしいのだが、雪が多すぎ、緩斜面はトレースを苦労の末林道へ降りました外すと滑らない、身動きできない。ゾンデ棒の3mでは届かない深さだ。途中で待機していた3人と合流し、滑り出す、急斜面になると、新雪の滑りを楽しむのに最高である(苦労する人もいます)一度、転ぶと大変、もがきで極端に体力を消耗する。

アンテナまで降りると、AM中 ゲレンデ練習の4人と合流した。下降ルートは登りとほぼ同じルートを選ぶ。 ゲレンデ経験も2〜3回と聞いた(T)君、登りも苦労しやっとアンテナまで辿りついたが、問題は下りだ。木々が多い難しい急斜面に、腰が引けて転びまくる。転んではもがき、若い筋力でなかったら とても起き上がれない。とっても貴重な体験だったでしょう。

林道をたどり登山口に着いたのは、あたりが薄暗くなる前でした。日帰り組とは別れ、民宿泊8人はT君を酒の肴に、美味しい郷土料理をたらふく食べ疲れを癒しました。
1/9高畑ゲレンデ 昨日の反省をふまえ、終日の練習です。スキー指導員(Kさん)には大変お世話になりました。 

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12/29  岩トレ(新人練習)  
天候:晴れ    (メンバー)「atsushi」、「ともさん」、「こばやし」、「てらうち」、CL「さとう」
栃木8:00-岩山9:00-<練習>-岩山13:45-栃木14:30 
最初は怖いんです  余裕の登り  展望台で一服  自信がついて終了 
新人導入教育の一環、初級岩トレを行った。岩場の縦走路を安全に通過するため・・・を目的に、登山靴、簡易チェストハーネス、補助ロープを使い実施。

先ず、基本的なロープワークを練習し、チェストハーネスによる懸垂下降、登山靴による岩場の登り、降りを反復練習した。朝の不安が、帰りまでには可なり慣れて自信につながった様である。

”習うより慣れろ” ともかく練習することに尽きる。
12/24〜25 雪山体験(白根)
天候:曇り    (メンバー)SL「さだこ」、「こばやし」、田代、「つるみ」、「やまなか」、SL「わたなべ」、SL「atsushi」、「くりさん」、「ささき」、「てらうち」、「おちあい」、「ほんごう」、CL「さとう」
12/24小山19:30-中禅寺湖21:30(幕営)
12/25中禅寺湖6:30-菅沼口7:10/7:40-弥陀ケ池10:30-五色山途中引返し点12:00-弥陀ケ池13:00-菅沼口14:45-小山18:10 
菅沼口を出発 弥陀ケ池手前 弥陀ケ池にて 下山にかかる
菅沼口を元気に出発  もう直ぐ弥陀ケ池  寒い弥陀ケ池にて  下山にかかる 
新人+雪山初級者を対象にした体験山行を行いました。 前夜組12人+当日1人 計13人の大所帯。 前夜祭は大型天幕の中大いに盛り上がる。
25日まで通行可能な金精トンネルを越えると、辺りは急に雪景色が顕著になる、まさにホワイトクリスマスだ。菅沼口は適度な雪量である(30cmほど) 出発から初級者のレベルに合わせた準備に時間をかける。トレースの付いた雪道五色山途中で退却をツボ足で歩き出す。青空が覗いたり、ガスが出たり、寒気の影響で大荒れ予報に反し、意外と穏やかな始まりである。

樹林帯での休息樹林帯のジグザク道はラッセルする事もなく順調にはかどる、寒さだけはキツイ。ほぼ予定通り弥陀ケ池に到着した。数人の登山者は奥白根へ行ってるようだ。我々パーテーは、岩稜の技量に問題あり、雪山体験目的であり、五色山を目指した。 樹林帯に入りツボ足からカンジキに変える。初めての人が多い、装着に時間を掛ける。

1人の先行者の後追いで夏道ルートから外れ、右にそれて余計な時間をくう、五色への分岐へ着き、いよいよトレースの無いルートに入る。短い急登のラッセルから始まり開けた平坦地に出る。地図と磁石を頼りに方向を定めるが、トレース、マーキングが無いため苦労する。以前、同時期に来た時は問題なく山頂を踏めたが、今回は違う。僅かな距離でも夏道ルートから外れ、時間が掛かってしまう。

五色への中間付近の鞍部への下りで ほぼ時間が切れる。無理は出来ない、引返す事とする。1級の寒気団の影響で寒い、−13℃ほどあり、ザックの中のスポーツドリンクはシャーベットになっている。帰りは早い、夏ルートをたどり、あっけなく弥陀ケ池に到着。体験の為、カンジキからアイゼンに履き替える。苦労して装着し、往路を戻る。
五色山途中より撤退
下りはやはり速い、2ピッチほどで菅沼口へ帰着。雪山体験山行無事終了、お疲れさんでした。

 「感想」 同行して感じたことは、 初心者にとって、雪上での歩きは、経験者には当たり前のことが、結構苦労するものです。つぼ足、カンジキ、アイゼン、何れも問題があり簡単ではない。繰り返して慣れることに尽きると思われる。他に、寒さ対策、トレース無しでのルートファインデング、等々、回数を重ねて経験することですね。
最後は、湯元(湯の家)の結構な温泉で疲れを癒し、帰路につきました。 

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12/18  寺久保山〜大小山  
天候:晴れ     (メンバー)CL「ほんだ」、「ほんだ康」、「くりさん」、「ほんごう」、「おおむら」、「たかはし」、「てらうち」、SL「さとう」 
小山7:00-寺久保登山口8:20-寺久保山頂9:15-塩坂峠11:30-大小山14:45-大小山登山口15:30 
寺久保集落より 寺久保近くのピーク 塩坂峠 大小山にて
 寺久保の集落より歩き始め 寺久保近くのピーク  塩坂峠  最後のピーク、大小山 
初冬の里山を歩く。今回も目的は読図(地図よみ)の練習だ。GPSに頼らず、現在地を特定、予定のコースを予想しながら歩く練習の繰り返しだ。

大小の看板先ずは下山口の大小山登山口(阿夫利神社)に車をデポし、寺久保登山口に向大小山登山口かう。医王寺手前より歩き初め、寺を左にみやり、薮っぽい沢筋に沿って登り、中間地点より右岸の尾根筋に上がる。寺久保周辺はあまり人が入らないらしく、周辺はやぶが多い。

寺久保からの笹ルートを抜けると、ゴルフ場を見下ろしながらの快適な稜線歩きだ。大網林道への分岐からは方向を変え南へ南へと進む。稜線のアップダウンはせいぜい50m前後、最高標高350m以下の見晴らしの良い歩きが続く。目指す大小山が まだ遥か彼方だ。北関高速のトンネルの出入りを眼下にみやり、下ると直ぐに塩坂峠である。

熊野神社跡を過ぎアップダウンを繰り返し、ようやく越床峠に到着。最後の登りの稜線を頑張ると、最終目的地の大小山山頂に着いた。富士山は朝から見えていたが、浅間や八ケ岳、東京副都心のビル群、スカイツリーまで確認された。表日光連山は見えても、白根方面はいつも通り見えない。

いよいよ最後の下り、陽も傾き始めるころ、ようやく駐車場に到着し、里山といえ若干疲れを感じる長い歩きとなりました。本格的な雪山のまえ、里山を歩くのもいいもんですね。最後は当然、近くの佐野ラーメン(小倉屋)に寄って解散となりました。 

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12/7  大小山〜大坊山 
天候:晴れ    (メンバー)「すぎと」、「ともさん」、「やまなか」、CL「さとう」
小山7:15-大小山登山口8:50/9:10-大小山10:00-越床峠11:50-山頂番屋12:00/25-大坊山13:15-長林寺手前駐車場14:50-小山16:30 
大小看板の下 誰だかわかんねー 里山風景 山頂番屋
大小看板の真下  山頂で、シルエットがいいんです  里山は風情あり  山頂番屋にて 
平日の里山を歩いた。今回の目的は読図山行である。遠望は利かないが、穏やかな日よりの中、周辺の低山と町並み、ゴルフ場の緑を見下ろしながら、いい雰囲気の雑木林の最後の紅葉を楽しみ、おしゃべりしながらの地図読みの練習です。

狂い咲き、長林寺近くの道路に1台の車をデポし、大小山の駐車場から男坂を登る。人気の山と無事カエル神あって、平日でも人出は多い。1ピッチで大小山の山頂である。腹ごしらえを済ませ、大坊山への縦走路を地図読みの練習を行う。小さなアップダウンの繰り返し、地形図と周囲の風景を対比しながら、現在地を確認、次のルートを予測しながら進む。

越床峠を過ぎ間もなく山頂番屋という立派な小屋のあるところで昼食休憩(簡易トイレもあり)、大坊山への稜線を行く。 分岐より岩尾根を行き広々とした大坊山の山頂に到着。珍しく  Vサインでの写真を撮り、分岐へ戻る。右にゴルフ場、左に温泉施設を望みながら高度を下げて行けば、朝、デポした車の場所にピッタンコ到着。

予想外に時間が掛かったため、直ぐ近くにある温泉は諦め大小山駐車場へ戻り帰路につきました。冬場は里山を利用し、読図山行を何度も経験するといいと思いますよ、次の機会に是非どーぞ・・・ 

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12/3〜4  ザイル祭   
<安全祈願参加者>19名
<筑波参加者32名>「すぎと」、「わたなべ」、「みつまん」、「よしだ」、「ウッチー」、「たかはし」、「きたはら」、「こばやし」、「やまなか」、「さとう」、「ふくだ」、「なかがわ」、「おちあい」、「おしやま」、「はしだ」、「まちこ」、「おかちゃん」、「おがわ」、「おがわ恵」、「なるみ」、「なかじま」、「くりさん」、「みこがい」、「ほんごう」、「atsushi」、「さかい」、「ほんだ」、「ほんだ康」、「てらうち」、「かとう」、「つるみ」、「ともさん」 
丁度雨も上がる 御祓いを受ける 懇親会風景
雨も上がりました  拝殿にて御祓いを受ける  狭い宴席で懇親会 
恒例のザイル祭を行った。 今年は久しぶりに、須賀神社にて安全祈願を実施。19名参加のもと、それぞれがザイルやピッケル、等を持参し拝殿にて御祓いを受けた。

終了後、宴席をもうけ、昨年と同じ筑波山ふれあいの里に現地集合、総勢32名の参加のもと、夕方6時過ぎより山談義に花を咲かせ、大いに親交を深めあいました。 

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11/27 レスキュー講習会(板室) 
天候:晴れ   (メンバー)「ともさん」、「つるみ」、「くりさん」、「てらうち」、「きたはら」、「さとう」
小山5:30-栃木運動公園5:50-板室キャンプ場8:00 < 講習会終了15:00 > 小山18:30  
 小島会長の挨拶 グループに別れ講習  沢沿いの斜面です 
補助ロープを使い懸垂恒例の県岳連レスキュー講習会に参加した。今年は総勢43名の参加とにぎやか。A班(1/3システム初級) B班(中級)に別れ、林間と斜面を使い実施された。

初級コースはロープワークを中心に基本から、中級コースは、ロープワーク習得者を前提に講習。今回の目的は、縦走登山時等に、負傷、転落を想定し、専門的なクライミングギアが無い状態を条件として救出するものである。

必要装備は、我々が毎回の山行で実施しているものと同じ、@補助ロープ(6mm or 7mm)10〜20m  Aカラビナ(3〜5)Bスリング(120mmを含み3〜5)  と 簡単なもので、懸垂や、フリクッションノットを駆使した自己脱出、引き上げ(1/3システム)など 穏やかな日よりの中、終日熱心に実習を行った。

我が会としても、機会あるごとに積極的に参加し、技術習得内容を会員へ伝えていきたい。 県の遭難対策委員の皆様、また、キャンプ場を管理されている方には大変お世話になりました。 

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11/24  岩山(鹿沼) 
天候:晴れ   (メンバー)「すぎと」、「やまなか」、「さとう」 
小山7:00-日吉神社8:10-<岩トレ3H> 縦走11:25- 〜岩山(一番岩)13:10-猿岩下降14:00〜14:40-日吉神社15:30-小山16:30
日吉神社を出発 簡単Nな岩の練習 紅葉の縦走路 岩山山頂にて
 日吉神社を出発 3Hほど練習しました  いい感じの縦走路です  岩山(一番岩)にて 
久しぶりの岩山。今回の目的は岩尾根の縦走時に、最低限の用具で安全に歩くための簡単なロープワークと岩場の登り降り、&地図読みなど、初心者を対象に行った。装備はテープスリングによるチェストハーネス、カラビナ2枚、スリング2本、ロープ(6mm*30、8mm*30<バックアップ用>)勿論、足回りは登山靴です。

猿岩中間付近誰も居ない静かな岩で、3時間ほど初歩的練習を行い、一番岩への縦走路を歩く。辺りは目一杯腕に力が入る まさに晩秋、派手な紅葉は無いが、落ち着いた秋模様が残り、いい感じである。途中、自衛隊の15人ほどの新人訓練、(練馬?)らしき団体とすれ違う。アップダウンを繰り返し、山頂(一番岩)にて全周囲の景観を楽しむ。

いよいよ問題の猿岩の下降だ。岩場未経験の初心者には ちょっとキツイが、これも経験、急傾斜の3連のクサリ場を降りる。岩が濡れていたら回避するが、幸い乾いている。8mmのバックアップに全体重をかけてもらい、クサリを掴んで慎重に下る。傾斜が急で、スタンスが不十分なため、慣れない人には可なりキツイ下りになる。

必要以上にクサリを掴む力が入り、後日、さぞや筋肉通になったでしょう。岩場を降りると、直ぐに分岐、芝生の綺麗な広陵ゴルフクラブの脇をしばらく歩き、民家が点在する道路を歩き日吉神社の駐車場に戻った。
今回のような練習山行は初級者の実践で役に立つはず、何度も機会をつくりたい。 

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11/19〜20 生瀬富士(大子町) 
天候:曇り・時々晴れ      (メンバー)「はしだ」、「まちこ」、「ひがの」、「すぎと」、「さとう」
11/19-鹿沼18:30-<北関-常磐道>-袋田 (車中泊)
11/20-駐車場7:20-稜線8:20-山頂8:40-立神山9:00-かずま9:50-滝見展望台10:00/10:20-駐車場11:30-鹿沼17:00
町営駐車場を出発 紅葉、良かったです 立神山頂にて 袋田の滝の上部
 町営駐車場を出発 紅葉が適期でした  立神山頂にて  袋田の滝の上部を見下ろす 
天候回復予報を信じ出発、袋田町営駐車場にてキャンピングカーに車中泊する。
明けて雲は多いが雨は上がり、民家脇の北へ向かう登山道に入る。沢沿いの道は、今は杉林だが、昔、棚田であった様子がうかがえ、トンネルがない昔は山越えの交易に使われていたのであろう。

1ピッチで稜線に出る、尾根は序々に急登となり、トラロープが多くなる。間もなく狭い岩場の山頂へ到着、眼下に袋田の集落が真近に見下ろせた。地形図に無い滝方向へのルートに向かう。斜面がきつく滑り易い、ロープも頻繁に出てくる。あたりは丁度 紅葉の適期で感激、シャッターを押す回数が増える。

右側は急峻な崖が続き、小さなアップダウンを何度も繰り返しながら滝の見える展望台に出る。3段ほどに分かれた滝の上部を眼下に見下ろせるポイントで迫力があった。予定ルートは一旦、滝川まで降り、生瀬滝近くを渡渉し、月居山を登り直す筈だったが、昨日の大雨の影響か、上から見た様子ではとても渡渉出来そうにない、計画を変更、かずまの分岐まで戻ることにする。

食事をとりながら休息中、一瞬、頭がパニック、地震だ・・・ 恐怖を覚える振動が数回続く、かなり強かった。(後でニュースで知ったが、震源は北茨城、震度5強であった)多分 震源に可なり近かったのであろう。紅葉に感激しながら、かずまの分岐まで戻り滝方向への急斜面を慎重に降りる。

袋田の滝近くの土産物屋の脇にひょっこり出る。登山案内は無いから判らない。滝周辺は観光客で可なりの賑わいを見せていた。 

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11/12九十九谷周回(南牧村) 
天候:晴れ   (メンバー)「すぎと」、「なかむら」、「ともさん」、CL「さとう」
小山5:30-田沼-南牧村(上底瀬)7:45/8:00-黒滝山・不動寺8:50/9:40-登山口10:00-観音岩11:00/11:35-上底瀬13:10-小山18:15 
鐘楼にて 名刹を見学 馬の背渡り 観音岩にて
 鐘を思いっきり突きました 歴史のある名刹を見学  馬の背渡りは問題なし  観音岩にて 
紅葉のラストチャンスを期待したが、今一でした。九十九谷の周回コース、車を上底瀬(駐車場あり)に置いて、黒滝山不動寺への林道を歩いた。この林道、乗用車では乗り入れ無理である。

不動寺は歴史のある山寺だ、住職の話を伺い、戦艦(陸奥)の素材の入った鐘をつかせて貰った。境内をゆっくり散策、思いもよらない名刹見学となりました。
垂直の鉄ハシゴ
改めて峠まで戻り、馬の背渡りへ行く。左右の見晴らしが良くなり痩せた岩稜になる両側が切れて怖いのですが、鉄の支柱があり安全。問題はその上に続く鉄ハシゴが連続し、直立する岩峰に垂直につけられたハシゴが面白い。クサリ場を過ぎると、あとは快適な稜線歩き、程なく見晴らしの良い岩峰、観音岩に到着。鹿岳や遠く、妙義山のゴツゴツした岩峰が際立つ。

下山にかかる。ルートは九十九谷左岸の尾根を下る。時々岩場が出てくる急斜面に気をつけながら降りれば、2ヶ所ほど蟻のと渡り的岩場が出てくる。右は九十九谷の絶壁、左は急斜面の林、ザイルを張ろうかなと考えてもみたが、良く見ればスタンスも結構ありそのまま通過、でも要注意場所です(下りは特に)

難所を過ぎれば直ぐに下底瀬との分岐。鷹の巣山への方向へ進む。僅かな登りで鷹の巣山である、直下に集落が見下ろせる場所だ。
分岐に戻り、上底瀬へのルートをたどる。急斜面を30分で駐車場に到着です。南牧村、下仁田近辺は温泉施設が少ない、しばらく探した結果、富岡市の大島鉱泉(¥360)を探して汗を流してきました。 

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 11/3  角落山〜剣の峰 
天候:曇り後時々晴れ   メンバー)「くりさん」、「たかはし」、「やまなか」、CL「さとう」 
小山5:00-男坂登山口7:20/7:45-分岐9:00-山頂11:20/45-剣の峰12:50/13:15-女坂林道終点14:25-駐車場15:30-小山19:10
男坂コースより角落の頭が見える 稜線は紅葉が最高 いい感じの林です 剣の峰にて
男坂、沢コースより入る  稜線に上がると紅葉の始まり  いい感じでした  剣の峰にて、バックは浅間隠山 
角落山の岩峰を背景に今年の紅葉は何処も今一で期待していなかったが、意外にも里山、角落山塊の紅葉は角落山の下りにて素晴らしかった。
山行経験が少ない新規入会者との里山歩きです。1昨年、同じ時期に同コースを歩いているので、状況は概略分かり気分は楽だ。今回の目的は、地図読みと里山の踏み跡が薄いルートの歩き方と簡易ハーネスを着け岩場を通過する、等々の練習を目的にした。

だが、沢沿いの男坂コースは、踏み跡が落ち葉に隠れ、ルートを辿るのに意外と間違い易い。河原を歩いたり、トラバースをしながら1,176m直下の広い河原の分岐に到着。案内に従い左の支流に入る。グズグズのザレた箇所を過ぎ、笹に掴まりながら急登を僅かで稜線に出る。眼前に紅葉の林が広がる。角落の岩峰直下までの笹原の稜線は、目が覚めるような紅葉が見られ満足です。頻繁にシャッターを切りながら、やっと岩場の基部へ到着。

用意した簡易ハーネスを着け、ロープの結び方のミニ講習を済ませ、練習の為ロープを張る。8mm*30 を2本使いクサリ場を進む。その後は可なりの急登が続き、潅木や木の根を掴み最後のクサリ場を過ぎ間もなく鳥居のある山頂に到着した。客は意外に少なかった。北西側に浅間、浅間隠山、鼻曲山などが確認される。

鞍部を挟林道へおりても楽しめたみ西側にある剣の峰へ先を急ぐ。急傾斜を降りる、真っ赤な紅葉が見事だ。鞍部へ降り、やはり急登を1ピッチの頑張りで剣の峰である。風も無く、暑い位の穏やかな陽気に恵まれてノンビリする。時間も遅いので下山にかかる。急傾斜を降り鞍部へ着。あとは女坂コース、沢筋の整備されたコースで歩きやすい。

中間付近からの赤や黄色に色づいた林は素晴らしい。こころまで染まりそうである。まもなく林道終点だ。普段は林道歩き1時間は退屈だが、辺り一帯に広がる紅葉に癒されながらノンビリ歩けば男坂登山口の駐車場に到着、お疲れさんでした。
帰りは勿論、立派な施設の「はまゆう荘」 にて汗を流し、帰路につきました。 

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10/17   茶臼岳(那須) 
天候:晴れ/曇り   (メンバー)「すぎと」、「なかむら」、「さとう」
下野市5:00-スキー場7:50-茶臼岳12:10-峰の茶屋13:40-スキー場前駐車場14:30-下野市17:30 
スキー場から出発 不動沢コースの紅葉 上部の紅葉は終わりになる 噴煙と姥ケ平
ファミリースキー場から出発  不動沢コースの紅葉  上部はもう終わり、背景は茶臼  茶臼岳より噴煙と姥ケ平 
色黒の紅葉です東北の紅葉を計画も天候不順で諦め、ラストチャンス、那須の紅葉を求め出か不動沢近辺の紅葉けてみた。
沼原から周回する予定で別荘地を行けば、林道は工事のためシャットアウト、沼原まで1時間の歩きはキツイ。仕方なく弁天温泉、ファミリースキー場より周回コースを行く。

入口が判らずちょっとウロウロ。下側のリフトの所が登山口だった。不動沢への静かな道、時期的には丁度良い。肝心の紅葉は、予想の通り今一でした。紅葉する木は多い、だが、残念なことに鮮やかな紅葉ではない。今年は各地でその傾向である。台風で揉まれたのか?、寒波がきたときの影響か? 葉の周囲が枯れているものが多く、色がくすみ鮮やかでないのである。

それでも不動沢付近は可なり綺麗な場所もあり楽しめました。黒尾谷岳と南月山を見ながら高度を上げれば、紅葉も終わり、冬を待つ木々の姿に変わりつつあります。牛ケ首への合流点近くに来れば、静かな山も一変、ハイカーやお年寄りや、山ガールなど、にぎ朝日岳の紅葉やかになってきます。この時期、姥ケ平の紅葉は遅い、久しぶりに茶臼を登ることにする。

ザレた道から岩だらけに変わると、僅かで山頂に到着。寒くも無く穏やかな岩の上でノンビリしました。帰路はお釜を周回し、峰の茶屋方面へ下山。小学生の団体など、にぎやかです。中の茶屋付近から見る朝日岳中腹の紅葉も見た目は結構綺麗であり、一般の観光客には満足されているかと思われる。

峠の茶屋まで降りると、平日でも車、人、人、人の観光地に変わります。道路を避け、旧登山道をたどりフアミリースキー場前の駐車場へ戻りました。 

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10/10   子持山 
天候:晴れ    (メンバー)「すぎと」、「なかむら」、「ひなぎく」、「さとう」
小山5:00-5号橋登山口6:50/7:10-屏風岩7:30-獅子岩8:45-柳木ケ峰9:35-山頂9:50/10:20-牛十二の石祠11:10-浅間11:40-駐車場13:00-小山17:00 
5号橋を出発 屏風岩の下部 シシ岩にて 子持山山頂
5号橋を出発  屏風岩の下部  シシ岩の上、バックは子持山  子持山山頂 
紅葉には早いが面白そうな渋川の子持山に向かった。出発から2時間ほどで歩き出せることは楽である。周回コースの為5号橋より出発、7号橋を過ぎ木作りの階段を登ればすぐに屏風岩の下に出る。沢伝いに進む、杉林の中、やがて急登になり一頑張りで稜線に出た。

シシ岩の近くの稜線すぐにシシ岩(大黒岩)への直登と迂回ルートの分岐だ。急登の直登ルートを行けばシシ岩の肩だ。ザックをデポしハシゴ、クサリの助けをかり岩のテッペンに乗る、展望が素晴らしい。見上げれば子持山頂への尾根が続く。一息いれ縦走路を行く。整備された路は歩き易く牛十二の石祠気分が良い。振り返ればシシ岩が名前の通り獅子頭そのものだ(スフインクスにも見えるが)

雰囲気の良い尾根を行けば、浅間への分岐、柳木ケ峯である。岩の急登の尾根を進めば、意外とあっさり山頂に到着だ。山頂は全周囲とはいかないが、かなりの展望が得られる。日光、尾瀬、谷川方面の山座同定が意外と難しい。前後しながら登った若者グループと別れ下山にかかる。

柳木ケ峯からは浅間への尾根ルートを選ぶ。滑り易い急斜面を降りれば小さなアップダウンが続く快適な尾根だ。対岸にシシ岩の岸壁が角度を変え、シシと言うより大ワシが羽を広げているイメージに変わる。この山に動物がいるのかどうか、どんぐり、栗の実が豊富に落ちている。腹をすかした他所の熊さんにあげたい程である。

牛十二の変わった石祠を過ぎ、一登りで浅間である。あとは東に伸びる5号橋への尾根を下り直接駐車場へ降り周回は終了する。紅葉の時期に再訪するのも良いかもしれない。 

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10/2  市民登山教室(南蔵王) 
天候:晴れのちガス  
 (メンバー)「はしだ」、「ウッチー」、「なかがわ」、「ひなぎく」、「すぎと」、「さだこ」、「なかむら」、「ともさん」、「ほんごう」、「つるみ」、「atsushi」+1、「くりさん」、「かとう」+1、「おちあい」、「たかはし」、「こばやし」、「やまなか」、「ひがの」、「さとう」      <一般参加25名>
小山5:00-刈田峠登山口9:30-杉ケ峰10:40-屏風岳12:05/12:40-不忘岳13:40-白石スキー場16:15-小山20:40
最初は天気も良かった 緩いアップダウン 杉ケ峰の山頂 不忘山への痩せた稜線
最初は天気も良かったが・・  緩いアップダウンの稜線歩き  杉ケ峰山頂にて  不忘山への痩せた稜線 
今回の一般参加もやっと25名と少なく、急遽、会員の参加希望者全て21名を加え、計46名のバスハイクとな稜線は紅葉も始まる芝草平を行く、黄葉も始まったた。昨今の参加者確保は難しいものだ。
早朝小山を出発、約4Hかけて蔵王エコーライン刈田峠に到着。気持の良い青空の中を出発する。黄葉の始まったなだらかな稜線を歩く。上空に寒気団が入り、気圧の谷も近づき気圧配置は良くない。微妙な天気かなと予想が当たり、1時間も歩くと怪しげな雲が近づいてくる。

前山を過ぎ杉ケ峰、芝草平と景観を楽しみながら屏風岳の登りにかかる。晴れていれば黄葉も結構綺麗なはずだが、あたりは何時しかガスがわいてくる。東側の平野部の景色が見え隠れするが稜線はガスの中で寒い。屏風岳山頂にて昼食をとるが、寒くて早々と出発する。

南屏風岳を越え、両サイドが険峻なアップダウンを行けば最後のピーク、不忘山だ。展望が利けば、今日歩いた長い稜線に感激ひとしおであったのだが残念。風をしのぎ休憩後、あとは長い下りの始まりだ。樹林帯に入れば寒さ屏風岳山頂はガスも出て寒いも和らぎ、ひたすらの下りである。赤土の滑りやすい道では、時々、キャー キャー黄色い悲鳴が聞こえる。登山経験の少ないものにとって&年配者にとって、下りは大変なことなのである。

長い縦走路で疲れた足に下りの体力に余力なし。疲れた人の介護をしながら、急登を下り、傾斜の落ちたブナ、ミズナラ林を過ぎようやく白石スキー場ゲレンデへ着いた。あたりはススキの穂が一面に広がり秋の風情が漂う。この時期営業しているセンターハウスをお借りし、帰路の身支度を済ませ、疲れにウトウトとしながら帰路に着いた。

<追記>
・出発地(刈田峠)到着地(白石スキー場)ともトイレが利用できました。 ・コースタイムは7時間弱と結構長く、年配者で経験の浅い人にはちょっとキツイ。 ・無線機を4台使用し、連絡が取れたのは効果的であった。 ・登山教室の講義テーマ・・・・登山で故障しない体作り(講師:さとう) ・今回帰路の高速の渋滞は無かった。 

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9/24〜25  日本平山 
天候:晴れ    (メンバー)「はしだ」、「まちこ」、「なかがわ」、「おおむら」、「すぎと」、「さとう」
9/24-鹿沼17:30-三川・青少年自然の森キャンプ場(阿賀町)20:40 (幕営)
9/25-登山口P6:40-人分8:40-大池10:25-山頂11:40/12:05-大池13:05-人分14:20-登山口P15:40-鹿沼21:00 

交通量が普段より多めに感じる高速下り線を一路阿賀町へ。キャンプ場管理室に挨拶し幕営、いつもの様にセレモニー開催。
三川口登山口 菅名岳と五頭連峰 大池にて 日本平山頂
三川口の駐車場  人分展望台より菅名岳と五頭山  大池にて  1,081m、日本平山の山頂 
9/25-朝霧の中を登り始める。今回の山は標高1,081m、登山口は200m、標高差も少ない尾根歩きだが手強い山である。結構きれいに整備された登山道、人に遭わず静かで感じの良い尾根歩きが続く。高度を少し上げると、雲海の唯一の展望台、人分にて上に出た。このルート、視界が殆んど利かない樹林帯の歩きが特徴である。唯一展望の良い「人分」の展望台、菅名岳や五頭連山が目の前だ。

体調不良者2名と別れ4名で山頂を目指す。ルート中、水場は豊富である、小さな枝沢を何度も渡るためだ。歩けど歩けど景色が変わらない、標高差が少なく距離が長いため山頂が見えない。大池を過ぎ、道が痩せて歩きづらいトラーバースを何度も繰り返す。歩き疲れてようやく山頂に到着だ。

唯一展望が利く山頂である。南東側には御神楽岳が望まれる。早出川ダムルートから来た単独の人がいた。やはり5Hかかったと言う。時間がかかり過ぎている為下山を急ぐ。道が崩れスリップ、転倒しそうな場所を慎重にすごし大池ま山ビルに献血で降りた。
休んでいると足元には何やら嫌われ者が居る、ヒルだ、ヤマビルである。念のためズボンをめくってみる、やられた、すでに両足は血だらけだった。ヒル様に献血してしまった。

下りを急ぐ、ノンビリしてたら暗くなってしまう。登りのとき、あれほど有った水場が、下りに殆んど気づかない程少なくなっていた。自然の現象は不思議である。

登山口の留守部隊との連絡手段で、今回、山頂、他、でAUの携帯は通じたが、アマチュア無線は、小さなピークをいくつも越えるからなのか、通信出来なかったのは意外であった。(顕著なピークまで降りればOK)
この山は、ひたすら距離が長いルートだが、静かで、秋の紅葉時期がお勧めですね。
 帰路、阿賀野川に沿って車を走らせたが、集中豪雨の被害状況が可なりの爪あとを残している様子が伺えた。 

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9/18   黒森沢(七ケ岳) 
天候:晴れ   (メンバー) 「すぎと」、「さだこ」、「さとう」 
下野市5:00-針生登山口7:50/8:10-入渓地点9:05/9:35-護摩滝9:55-七ケ岳山頂11:05/35-護摩滝12:15-駐車場13:40-下野17:40
入渓点 ゴーロを行く 護摩の滝全景 護摩の滝の登り
 駐車場より1時間弱で入渓点 最初はゴーロを行きます  護摩の滝、楽しく登れる  念のため確保して 
つかぬ間の好天を期待し、岳人に紹介された南会津・七ケ岳の黒森沢をめざした。途中の高速では低い雲が垂れ滝? ナメ? 快適です込み不安な天気だ。だが南会津に入ると一転、清々しい快晴となる。

針生集落から黒森川に沿って砂利道の林道を行く。登山口の駐車場からしばらく林道を進む。林道が右へ曲がるところで、七ケ岳へは左の山道へ入る。沢沿いの登山道は案内もあり迷わないだろう。1時間弱で沢を渡る場所に出る。ここが入渓点だ。

入渓と言っても、一般登山道と沢登りの区別が殆んどない。沢の中or沢沿いを縫って登山道の矢印がある。水量が多いときは登山靴では結構厳しいかも知れない。我々は沢装備に身を固めているため、わざわざ水の中を求め遡行する、涼しくて気持ちよい。
ナメが続きます
20分ほどで護摩滝に出る。結構、良い滝である。沢の両サイドには、トラロープが随所にあり、登山者はそれに従う。沢やには水流の中が良い。滝は3段くらいに別れ、怖さは無い。しぶきを受けながら楽しく登れる。初心者にはお助け紐が有れば良い程度である。

滝の上は傾斜が緩くなり、滝というか、ナメというか、快適に遡行できる。登山靴の場合、水を避け、飛び石状態が続き疲れるかも。沢靴での遡行は快適だ。水流の少ない細い沢を何処まで詰めると、分岐にでる。右は細い沢に笹が被り、一見、ルートではないと判断できる。左の涸れた沢に登山道の案内があり、水流と別れ、しばらくすると見晴らしが良い尾根ルート(スキー場からの道)に出る。あとは僅かで見晴らしの良い山頂に到着です。

残念なことにガスの中で視界が無く、諦めて下山する。アップダウンの多い稜線を縦走し林道から駐車場に戻るのも1案だが、涼を求め、来たルートを戻ることにする。
沢靴での下りルートは、技術的に何の問題もない。時々トラロープを活用し、苦労することなく入渓点に戻った。シューズを履き替え、来た道を戻り駐車場に無事到着です。この沢は、沢の初心者にうってつけのルートであるかも知れない。 

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9/6〜9  立山、剣岳 
(メンバー)SL「ひなぎく」、「すぎと」、「なかむら」、CL「さとう」
9/6小山15:30-扇沢21:00(仮眠)
9/7扇沢7:30-黒四ダム7:45-室堂9:30-一ノ越10:30-雄山12:00-別山14:45-剣沢15:30(幕営)
9/8剣沢6:00-一服剣7:15-前剣8:10-剣岳山頂9:50/10:10-カニノヨコバイ10:35-剣山荘13:00-剣沢14:00(幕営)
9/9剣沢8:35-剣御前10:00-室堂12:00-黒四ダム13:40-扇沢駐車場15:00-小山21:10 

天候に合わせ日程を組む平日山行だ(恵まれてます) 台風一過、予報はバッチリ、安心して現地へ。大町で幕場を探すが適当な場所なく扇沢まで行く。一番下の砂利の駐車場はガラガラでした。
黒四ダムの上 雄山山頂 別山と剣岳 剣沢キャンプ場と別山
黒四ダムを渡りケーブルへ  雄山山頂  別山より剣岳  剣沢キャンプ場と別山 
9/7-トロリー、ケーブル(地上、空中)トロリーと乗り継ぎ待望の室堂剣沢&剣岳へ到着雄山山頂と鹿島槍、爺ケ岳。3日分の重荷(女性の平均13〜14kg)を背負って一ノ越を目指す。整備された広いなだらかな道を行けば一ノ越へ着。ガスが出たり、晴れたりする中、小学生の団体と混じり急登の岩の尾根をつめ雄山へ到着。ガスが消え始め鹿島槍、針ノ木、表、裏銀座の山並みの展望が利いた。

あとは剣沢へのアップダウンの稜線を辿る。大汝、真砂岳を経て別山へ。剣岳も顔を出し、眼下には剣沢のテントも良く見える。急登の岩場を降りれば ようやくテント場へ到着、重荷に耐えて頑張りました。疲れのせいか体調不良も出て質素な晩餐、ビール無し、明日に備え早めの就寝となる。


早朝の剣沢を出発 一服剣 前剣付近 剣岳山頂
 早朝の剣沢を出発 一服剣(バックは前剣)  前剣より剣本峰  剣岳の山頂にて 
9/8-星空に目覚め、いよいよ本命の剣岳を目指す。剣山荘へのトラバースを過ぎれば、いよいよ一服剣への登りになる。今日は荷物が軽いが、昨日の疲れで足は重い。次は眼前に圧倒的にそびえる前剣への登りだ。高度を序々に上げれば周囲の展望が更に良くなる。北西側には富山の町と富山湾まで良く見える。前剣までカニの横ばい来た、本峰を見上げれば更に圧倒的な迫力である。
岩場が連続
岩場の通過が大半だが、景色を見ながらゆっくり、ゆっくり。岸壁が急になると、カニのタテバイのクサリ場だ。経験者には物足りないが、一般客には微妙かもしれない。我が婦人部隊には問題なし。更に急登を辿り、岩だらけのルートを頑張れば待望の山頂に到着です。祠の前で写真を撮り、360度の展望を楽しんだあと、下山にかかる。

9月の平日山行でも人気の山は人が多い。問題のカニの横ばいは少し渋滞、クサリ場はどーってこと無いのに、つまります。前剣まで降り、見返えれば、本峰が高い。一服剣、剣山荘へと戻り、今日は何としても「飲む」と、冷えたビールを買い込み、夏の残りの花に時々いやされながら剣沢の幕場へ最後の踏ん張りで到着しました。さっそく暑い日差しの中、カンパーイ、本命の剣本峰を踏めておめでとう。

時間も早いのでお昼ねタイム、暑いテントの中での仮眠に、少々熱中症気味になりかけました。明日は大日岳を計画していたが、体力的、時間的に無理、扇沢までの長い下山のみと決定。

風雨のキャンプ場を出発9/9-好天の予報が変わり、天候が急変、夜半から強風となる。テントが傾きつぶされそうで寝るどころの状況にない。朝には雨脚が強くなり、ちょっとの間にずぶ濡れとなってしまう。テント場は水が流れ始めてきた。最悪を想像してしまう、大荒れの中、室堂まで行けるか? 扇沢への空中ケーブルは運行出来るか? 天気が落ち着くのガスの地獄谷を待つが一向に回復せず、意を決し、テントの撤収にかかる。

いざと言う時は小屋が各所にある、気は楽である。重荷を背負い剣御前への登りにかかる、幸い耐風姿勢をとるまでの大荒れでなく助かる。剣御前小屋にて休憩、熱いココアを飲み英気を回復。あとは雷鳥沢を下りガスで何も見えない地獄谷、ミクリガ池、を経てようやく室堂に到着です。

この大荒れの天気にかかわらず、室堂近辺の人の多さにビックリ、中国人の観光客がワンサといる風景に現実に戻された。心配されたケーブルの運行は何のその、幕場の天気と下界の天候は大きな違いがあり改めて山の自然の怖さを実感するのでした。
 *参考(扇沢〜室堂の往復料金は8,800-  10K以上の荷物持ちは、計10,000-) 

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8/24〜25  茅ケ岳(かや) 
天候:雨  (メンバー) 「すぎと」、「ひなぎく」、「ささき」、「さとう」 
8/24(水)-小山17:00-古河経由-圏央道-中央道-深田公園(韮崎)21:30(仮眠)
8/25(木)-公園6:30-1H行動後下山-往路を戻る
期待して出発  やっぱり駄目でした 
今年の夏山のシーズンは全国的に天候が不安定である。突然の雨や雷に各地で随分と影響された人が多かっただろう。
当初、白峰三山を天幕縦走を予定していたが、不安定な天候を考慮し、比較的予報の良かった地域(山梨の低山)、茅ケ岳、乾徳山、大菩薩嶺、などに変更し現地に向った。

途中の雷雲を抜け、韮崎(深田公園)に着き、仮眠の為、平日の誰もいない駐車場で幕営、夜を通して降る深田記念公園強い雨脚の中仮眠をとる。
感心したことに、新規に購入したエスパーステント、は、強い雨の中でも快適に過ごす事が出来たのは何よりの収穫でした。但し、テントマットは厚手のものを使わないと浸みるかも知れない。

起床時間に丁度合わせた様に雨が止み、期待も持てたため朝食をとり、最初の茅ケ岳(深田久弥・終焉の地)を目指し出発、歩き出すと間もなく雨が落ち始める。石がゴロゴろした広い登山道を行く、序々に雨脚が強くなってきた。1時間ほど歩くが、辺りは真っ暗になり、とても登山の雰囲気ではない。キッパリ諦め下山とする。

それにしても、1〜2日前の天気予報では、晴れの地域であったはずが、簡単に予報が変わるとは、気象庁さん・・・かんべんしてーーー  しっかりしてーーー  ・・・  

帰りは何とか日帰り温泉を探し、雨の復路を戻るのでした。  ・・・・・・残念・・・・・・ 

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8/4〜7  空木岳〜越百山 
(メンバー) 「すぎと」、「ひなぎく」、CL「さとう」  
8/4小山15:00-伊奈川ダム登山口21:00 (幕営) 
8/5駐車場5:20-金沢土場7:00-六合目吊橋8:50-木曽殿山荘13:20(泊)
8/6山荘5:25-空木岳6:55-南駒ケ岳9:40-越百山12:40-越百小屋13:30(泊)
8/7小屋5:30-福栃平9:10-伊奈川P10:00-小山19:30 
六合目の吊橋 木曽殿山荘 空木岳山頂 空木岳を振り返る
六合目の吊橋  木曽殿山荘にて乾杯  空木岳は今日もガスだった  南駒ケ岳近くよりの空木岳 
8/4高速通勤割引利用のため100kごとに高速を出入り、19号須原より伊奈川ダム駐車場に到着。平日で車は少なく快適に幕営。
8/5晴れ後曇り-長い林道歩きから始まる、約2Hでウサギ平、林道と別れ遠見尾根の登り始めだ。あたりは笹が生えたルートだが、刈り払いがされ助かった。静かな樹林帯の中、黙々と登り吊橋へ。不安定な吊橋を過ぎれば急登が連続する。このルート、途中、水場が多く美味しい水が飲めホットする。
尾根を右へトラバースすると義仲の力水だ、以前来たときはチョロチョロだったが、今年は豊富だ。あたりの花を観賞し、ようやく木曽殿山荘に到着。早めに着いたので客は少なかったが、夕方になると一杯、1枚の布団に2人づつと目一杯の客でした。


南駒ケ岳山頂 仙涯嶺の岩場 越百山山頂 越百小屋
南駒ケ岳山頂にて  仙涯嶺の岩場  ガスの越百山  質素な越百小屋 
タマガワホトトギス8/6曇り、晴れ、小雨-山荘を出て空木への急登を登り始め、直ぐに雨、雨対策をして急登を続ける。途中のクサリ場は、以前は通過に微妙なところが有ったが、可なり整備され楽にクルマユリなっていた。空木の山頂は今回もガスで展望なし、そそくさと越百への縦走を始める。花は岩ギキョウとツメクサが主役だ。一帯は砂礫地だからだろう。赤椰岳を過ぎると、摺鉢窪のカール一帯がお花畑となっている。縦走路から5分も降りると充分花を楽しめた。

南駒ケ岳に着くと時々空木岳が顔を出してくれた。雨も心配なので縦走を続け、仙涯嶺の岩場を通過し、意外とあっけなく越百山へ到着した。縦走してきた空木方面の視界が利かず残念であった。
あとは小屋まで1ピッチの下りだけ、どうやら雷雨には遭わずにすみそうだ。小屋への下りは北アなどと違い刈り払いが無く、先頭はいつも露払い担当となる。やがて越百小屋が出てきた。古く、こじんまりと小さい小屋である。

イワツメクサ狭いところでギュウギュウ詰めと覚悟していたが、意外と案内された寝場所は十二分過ぎるスペースだ。泊まり客も20人ほどで、関西系の客が多く、小屋の外でビールを片手に、イワギキョウ和気藹々と山談義に花を咲かせ、昨日の木曽殿と違い、何とものどかな雰囲気で良かったです。小屋の親父も、一見取っ付き難い風貌であったが、慣れるに従い、気持の良い性格で、何より男一人の料理にしては、大変気の利いたメニューで良かったのは意外でした。  

8/7晴れ-顔なじみになった客と別れ下山路を行く。午前中は天気もよさそうで、途中の樹林帯から南駒ケ岳も望めた。薮っぽい、静かな樹林の中をひたすら降りる。以前、駒ヶ根への下山路でチタケがどっさり採れたので、もしやと思いキノコムードで降りたが、2〜3個とは意外でした。

ジグザグの急登を降り、福栃平へ出ると、帰路も50分の林道歩きである。日差しが暑い駐車場に無事到着、不安定な気圧配置の中ではまずまずの天候で幸いでした。
帰路の風呂は、鉄分の強い、桟(カケハシ)温泉でさっぱりとし、いたるところで雷雲が発達している高速を走るが、関越道に入ってからは渋滞と雷雨が延々と続き、我慢の運転が続きました。
 

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7/22  井戸沢(沢登り) 
天候:晴れ    (メンバー) Cl「さとう」、「さくらい」
下野市4:30-ゲート前7:00-堰堤8:30-15m滝8:55-二岐10:45-流石山12:10-大峠13:20-ゲート前15:40-自宅19:30 
堰堤を降りる 小滝が連続 スラブ気味の快適な登り 流石山山頂
 堰堤を越え降りる 小滝が連続します  快適な沢だ  流石山へ到着 
高速通勤割引を適用するため、矢板北SAにて時間調整(数百円の節約でーす・・・)深山ダムを過ぎ林道終点ゲート前より歩き出す。三斗小屋宿跡トイ状の滝を過ぎ入渓点まで1時間、辺りは堰堤が出来 様子が一変していた。堰堤は既に200m少し遅いがキスゲが咲くほど井戸沢に入っている、そのため、涸れた沢の筈が水流がある。トラロープを掴み堰堤を降りる。

ゴーロ気味を歩き始めだ。15分ほどで15mの滝にでる、右側のリッジを登る、スリングもあるが、特に難しいことはない。滝上に降り、いよいよ小滝の連続する遡行である。暑くもなく寒くもなく、南面の明るい沢は快適だ、ゴーロが殆んど無く、小滝、ナメ状滝、が連続する。

序々に高度が上がり、沼ツ原の調整池、白笹山が良く見える。キンバイ、キスゲ、キンコウカ、オニシモツケなど、花も疲れを癒してくれる、茶臼のドームが良く見えるようになると、水流が切れガレ場を少し、さらに笹原を5分ほどで稜線にでる。最後の大岩を見過ごしたか、地震で崩れたか? 気がつかなかった。

この沢は藪こぎが無く、小滝の連続で飽きさせない楽しい沢である。稜線を少したどり流石山山頂に大峠にてでる。全周囲の展望を満喫しノンビリ休憩。大峠への下りにかかる。
あたりはキスゲの花が咲く、若干遅いがそれでも綺麗だ。他に、フーロ、ウツボグサ、クルマユリ、シモツケソウなど、良く見れば楽しめる。

大峠より峠沢を目指す、以前は笹が被り大変だったが、会津中街道の歴史を愛するグループ?による刈払いがなされ、歩き易くなっている。ご苦労様です。今回は中ノ沢を下降する予定でいたが、やはり、朝発では時間的に無理があり、すんなり、峠沢沿いの刈払いされた一般道を降りることにした。

林道終点まで降りてきて、ようやく井戸沢の堰堤の位置関係が理解できた。あとは静かな林道歩きを45分、ゲート前に無事到着しました。帰路、久しぶりに、 幸ノ湯温泉に寄ってみたが、結構改造しており、なかなか良い温泉でありました(¥500 ) 

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7/7〜14 大雪山系&夕張岳 
(メンバー) 「さとう」、「すぎと」、「なかむら」
7/7-小山14:30-大洗フェリー出航18:30 
7/8苫小牧13:30-<高速>-層雲峡YH(泊) 
7/9層雲峡YH5:30-銀泉台6:35-赤岳9:50-小泉岳途中10:20-銀泉台13:50-層雲峡YH(泊)
7/10-層雲峡YH- 観光(旭山動物園、富良野)−吹上温泉・白銀荘(泊)
7/11-白銀荘ー登山口5:45-分岐8:30-富良野山頂9:15-分岐9:50-上富良野岳12:10-駐車場14:10-夕張登山口19:30(車中泊)
7/12-登山口5:50-分岐7:45-望岳台8:40-山頂11:00-登山口15:00-夕張YH(泊)
7/13-夕張YH-ハイジの森公園-支笏湖-ウトナイ湖-苫小牧出航18:45
7/14-大洗港下船14:00-小山17:00  
大洗港を出航 カジュアルルーム
ブラスバンドの送迎を受け大洗港出航  12人用カジュアルルームは3人で占有 
7/7-震災の影響による観光復興イベント(日光、大洗共催)、大洗高校のブラスバンドに見送られ長い船旅の始まり。12人用カジュアルルームも3人のみでゆったりです。
7/8-苫小牧下船後、高速に乗り一路層雲峡YHへ、連日天気予報悪く、明日以降が心配だ。

<銀泉台より赤岳>
銀泉台 残雪のトラバース コマクサ
 銀泉台を出発 やたら残雪が多い  コマクサ平にて 
7/9-関東は梅雨明けだ、前線が北海道に上がってしまい こちらは天気悪し。 白雲避難小屋で幕営を予定していたが、急遽変更、ピストン山行とする。小雨模様の銀泉台へ車で乗りつけ、小泉岳を目標に歩き出す。2年前の同時期と比べ、ウルップソウ今年の残雪は異常に多い。
第一花苑、第二花苑、へと続く至る所で雪渓が残る、ずーっと雪渓のトラバースが続く。雪が溶けず花が咲けない。10日以上遅れているか? まったく予想外であった。それでも、それなりに花を愛でながら赤岳へ。寒さで体は冷えるし、風が強い。ガスと強風の中 小泉岳を目指すが、途中で断念、ウルップソウを観て下山とする。

天気も持ち直し、ノンビリ花を見ながら銀泉台へ到着。急遽、連泊を頼んだYHにお世話になる。

<雨のため観光>
7/10-朝から強い雨、黒岳周辺を周回予定していたが、とても無理。諦めて観光とする。月並みに旭山動物公園へ、途中、ドジを踏み、パトカーとご対面、減点2 でした、クソー・・・。2度ほど訪れている富良野のメロン農家を訪ね宅急便で配達を頼み、今宵の宿は評判の良かった吹上温泉(白銀荘)へ、豪華な温泉付き、素泊まり2,600円は最高です。


<富良野岳周回>
タニウツギ ハクサンイチゲ 富良野岳山頂
北海道はタニウツギが多い  富良野はハクサンイチゲが主役  富良野岳山頂 
7/11-ガスは湧くが穏やかな中、富良野岳を目指す。トラバースの連続だ、やはり残雪もあり花エゾノツガザクラ期が遅れている。稜線にでるころやっと花が出てきた。富良野岳への稜線はハクサンイチゲをメインに、かなり綺麗であった。エゾルリソウはやはり蕾だった。分岐まで戻り、かみふらの岳への縦走路を行く。色々な花が咲くが、イワヒゲはまだ早く残念である。


三峰山を経て上富良野より下山する。ひときわ目立つ十勝岳の三角錐や安政の爆裂火口をみながら長い階段を降り、十勝岳温泉へ戻った。
明日は夕張、富良野より安全運転に徹し移動、近くに宿も無く、長い林道をつめ数台の車がある登山口駐車場にて、狭いのを我慢し車中泊とする。

<夕張岳>
やぶこぎ おだまき 夕張岳山頂
 北海道の山は意外に薮多し オダマキ  好天の夕張岳山頂 
7/12-予報は悪かったが、回復基調だ、沢コースより入山する、時々笹がうるさい単調な道を行き、前岳を回何とか?アサツキの群落り込む。傾斜が落シラネアオイち、湿地帯も出ていよいよ花の百名山の始まりである。イワショウブとアサツキの群落にはちょっと早かった。名前の解からない花も多い、遥か彼方に見えた山頂も以外と早く到着した。穏やかな山頂でノンビリ、昨日登った富良野岳が姿をみせてくれた。

雨の予報が続いた夕張も、意外に日焼けするほどの天気になり、最終日の山行には最高のプレゼントであった。最後の夜は夕張フォレストユースホステルだ、個人経営の広々とした草原にあるYHは気の利いた料理と家庭的な雰囲気の落ち着ける場所で、昨日の睡眠不足を補うのに十分な良い場所でした。


<観光〜帰路へ>
7/13ノンビリとYHを出る。夕方の乗船まで時間はたっぷり、観光を兼ね、ハイジの森公園を見学、支笏湖湖畔でまたまたノンビリ、さらにウトナイ湖まで足を延ばし、好評だったみなと市場のすし屋まで行ったが、残念ながら休みでした。帰路のフェリーも12人用のカジュアルルームが3人占有、波は無く揺れずに帰路に着きました
(参考までに、今回の一人当たり諸経費、フェリー往復3.2万(プラチナ割引20%)その他もろもろ宿泊、観光含め3.5万  計6.7万でした) 

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7/2〜3  清掃登山(日光)  
天候:曇り/晴れ   (メンバー) 「ひなぎく」、「おがわ憲」、「おがわ恵」、「ほんごう」、「ひがの」、「ウッチー」+3、「はしだ」、「つるみ」、「すぎと」、「さとう」、「おおむら」、「かとう」+1、「ともさん」、「わたなべ」、「さだこ」、「いしかわ」、 
7/2小山19時-日光20:40
7/3山王峠7:00-山王帽子山7:50-作業終了、山王峠14:00
山王帽子山から作業開始、太郎へ 初めての機械操作 刈った後はクマデで綺麗に
 先ずは山王帽子まで機械を担ぎ上げ 大分慣れてきました  雨も降らず涼しい1日だった 
恒例の栃木・県岳連主催、日光地区清掃登山を行った。大半が前夜祭から参加し、我が会は、西ノ湖方面に2人、山王帽子山〜太郎山へ18名と別れて作業を実施した。
予報が悪く、心配された天気も、曇りながら涼しい条件に恵まれ、ほぼ予定通り行われた。昨今、モラルも向上し比較的ゴミは少なくなったので、当会は7年前より登山道の笹の刈払いを主体に活動している。

ちなみに、当会の過去の活動状況は、 ゴミ拾い(H15年-16名、H16年-11名)
H17年より笹の刈払いを主体に(山王帽子山、志津峠近辺、切込、刈込方面等)で、
H17年-13名、H18年-16名、H19年-16名、H20年-15名、H21年-19名、H22年-26名、H23年-20名と、多くの参加を得て継続しサラサドウダンが多く目立つている。

今年は山王帽子山から太郎山の間を中心に行うため、もっと若いメンバーのなんとか? キンバイ参加を期待していたが、震災による電力需給逼迫、土、日出勤者が多く、悪条件の中、会員以外の現役大学生2人やマラソン仲間、更に小学生まで動員し20名の協力を得た。

作業は山王帽子山まで機械6台を担ぎあげ、数名は小太郎へのゴミ拾いに別れ、残りは鞍部まで、さらに小太郎への急斜面の刈払いを行い、ほぼ予定の範囲を終了した。さらに帰路、山王帽子より下の笹が伸びている場所を刈りながら下山、途中、燃料も切れ、今年の刈払いは終了とした。

来年は、山王峠近辺〜山王帽子山の笹の伸びが見られ、実施することになるでしょう。
参加された方、ご苦労さまでした。来年も宜しく。 尚、例の如く、湯元(釜谷さん)のご好意で、ただでお風呂を利用させていただき感謝致しております。 

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6/26  市民ハイク(鼻曲山)  
天候:曇り時々晴れ   (メンバー) 「くりさん」、「ほんごう」、「ひなぎく」、「ウッチー」、「はしだ」、「ひがの」、「つるみ」、「ささき」、「ふかまち」、「すぎと」、「なかむら」、「ほんだ」、「ほんだ康」、「さとう」、「さだこ」、「atsushi」、「かとう」、「おかちゃん」  
 小山6:00-長日向9:00-最終林道9:50-山頂11:00/45-1,471P12:40-国境平13:20-白糸の滝14:00-軽井沢散策15:30-小山18:00  
カラマツの中を歩き始め 尾根に出る 山頂 国境平への尾根
 カラマツ林の中、林道を行く 尾根に出て展望も良くなった  穏やかな山頂でノンビリ  国境平への尾根道を降りる 
一般参加者16名、震災の影響?、名が知られていない?、 急遽、大型→中型に変更し、当会員18名の参加でバスを満たす。
心配の天候も道中はチラチラしたり、ガスの中を走り現地へ着くと、意外や明るい兆しが・・・ 
カラマツ林の中、林道をしばらく歩く。山腹を縫う林道を過ぎれば、いよいよ山道である。花は端境期で何サラサドウダンも無いと諦めていたが、山頂近くになると、山ツツジ、レンゲツツジが疲れを癒してくれる。サラサドウダンのレンゲツツジ花の付きも良く見事だ。約2Hで山頂着、まずまずの展望と暑くも無い穏やかな天候に恵まれ何より良かった。

下りは国境平へのルートを選ぶ。山頂直下の急斜面を過ぎれば、あとは起伏の無い尾根が続く。それぞれ、おしゃべりをしながらノンビリムードで降りれば、無線で連絡をとっていたバスの待つ駐車場へ全員無事到着。落伍者も無く、一応順調に周回できました。

珍しいことに、他に登山者とは誰とも遭わず、不思議であった。帰路、白糸の滝の見物と、軽井沢銀座の散策、買い物に立ち寄り、霧で見通しの利かない道路を走りました。もちろん、1,000円高速の制度も無くなったので、渋滞、混雑は殆んど無く到着できました。 

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6/16  八方ケ原〜剣ケ峰 
天候:曇り   (メンバー) 「すぎと」、「なかむら」、「さとう」
下野市6:00-小間々-大間々-八海山10:00-剣ケ峰10:45-大入道12:00-小間々13:00 
レンゲツツジ 八海山 シロヤシオ 大入道
 レンゲツツジは最高でした ガスの八海山  シロヤシオがほんの少し  大入道にて 
花観賞とトレーニングを兼ねて出かけた。目的はシロヤシオ&ミツバツツジだ。だが、小間々駐車場に着いてみると、山ツツジは殆んど終わり、これではシロヤシオの期待が持てない。
林間コースを大間々台に向け歩き出す。レンゲツツジとサラサドウダンが満開である、花の付き具合も非常に多く満足、満足。

山ツツジ春ゼミの鳴く林間を行く、曇天で、時々ガスが湧く。八海山に近くなるとシロヤシオの花が散見される、だが、半分以上も花びらが落ちている感じだ。中には結構残っているものあり、1週間は遅かったようである。剣ケ峰へのヤシオのトンネルを期待したが、既に遅し、釈迦ケ岳への尾根スジも標高から期待が持てず剣ケ峰より大入道への周回コースを下る。

3年前の同時期、ヤシオの花びらのかけらも見えなかったが、今年は違う。1W〜10日遅いが、至るところに落ちた花びらが目立つ、赤ヤシオも最高だったが、さぞかし今年は花の当たり年だったのだろう。

大入道を過ぎ、山ツツジに期待しつつ下る、林の中に真っ赤な山ツツジが・・・  だが、良く見ると既に遅し、可なり散っている。あーあ、今年はレンゲツツジのみが適期だった。残念・・・・・ 

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6/4〜5  稲包山(イナツツミ)
天候:曇り・晴れ    (メンバー) 「すぎと」、「なかむら」、「ともさん」、「つるみ」、CL「さとう」 
6/4-小山19:30-佐野田沼IC-猿ケ京 (幕営) 6/5猿ケ京5:10-三国登山口5:40-三国峠6:30-山頂10:10/40-登山口14:25
三国隋道 シャクナゲが残っていた アップダウンの繰り返し 山頂にて
 三国隋道手前右側より登る ちょっと遅いが楽しめた  稜線はアップダウンが続く  山頂です 
前夜、仮眠場所探しに苦労したが、最高の条件にめぐり会えラッキーでした。
明けて穏やかな天候の中、早起きして出発、17号トンネル手前の駐車場を出発する。寝不足でつらいが、1ピッチで峠に着く。地震の影響か?建造物が壊れていた。

山頂近くは未だ楽しめた稲包への登山ルートは4箇所あるが、三国からのルートが仮払いの状況やアップダウンの連続から、一番人が少ない感じである。鉄塔監視までの綺麗な仮払いを過ぎると、いきなり笹が濃くなる。夜露に濡れるため、雨具とスパッツを着けるがグッショリだ。

10人ほどの高校生グループに追い越される、山岳部ではなさそうだが、体力トレやっと下山口へみたいで、さすがに若さがみられる。遠望は利かないが、まずまずの穏やかな天候に恵まれた。ルート中には興ざめするが4箇所の鉄塔が現在地を確定でき、地図読み的にはハッキリする。

時々痩せ尾根のアップダウンを繰り返し、少し遅いが、この時期の主役、シャクナゲに癒されながら山頂に到着、ウグイスの声を聞きながらノンビリ昼食をとる。四万温泉からのルートは山開きとの情報もあるが、人の気配は無かった。

下山にかかる、登りに気になっていた山菜をちょっといただいた。体調に自信の無いメンバー混じりのパーテーには長いルートに感じる。それでも新緑の中、鳥のさえずりを聞きながら初夏の山歩きを「たのしんご」してきました。 

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5/25    袈裟丸山  
天候:晴れ   メンバー) 「すぎと」、「なかむら」、「さとう」 
下野市6:00-駐車場8:20/45-<弓の手新道>-前袈裟丸山頂12:30/13:00-駐車場15:30
 賽の河原付近 小丸山手前  小丸山  小丸山 
花の最盛期に山行を併せるのは難しい。今回のヤシオも情報から遅いと知りながらのラストチャンス、平日の好天を選んで歩いてみた。
折場口は平日というのに路駐の車で一杯、数年前から益々メジャーになってきた。清々しい新緑の弓ノ手新道より登る。登り始めはミツバツツジが綺麗な時期だ、中間付近から赤ヤシオが散見される、賽の河原では既に7割ほど花が散っている。それでも見頃な木も残り綺麗さに満足する。

去年の最盛期は遅霜にやられ見る影も無かった。今年は例年より10日ほど遅れている感じである。途中の登山道近辺には、トウゴクミツバの木が多く、蕾が膨らみ始めている、あと10日もすれば白ヤシオとのコントラストが見事になるのだろう。雨量計の付近は やはり若干遅かった、それでも見事だ。さらに進むと登山道の右も左も、芽吹き前の林の中に赤ヤシオが咲きほこっている。西側斜面が特に素晴らしい。小丸山付近は時期的に散り始めだが、素晴らしいの一言、まるで天上の楽園だ。

トレーニング袈裟丸を振り返るの意味もあり前袈裟丸を目指す、急登を1ピッチで山頂に到着、ノンビリと休小丸山より、背景は袈裟丸憩。山頂近くから南に伸びる尾根付近は、標高の関係で今が最盛期、山一面がヤシオで染まり見事な様子が遠望される。

急登を降り、白樺林を抜け、避難小屋を過ぎれば小丸山への登りだ。トラバースルートはトラロープで入山禁止、オーバーユースで仕方ない措置だ。またまたヤシオに驚嘆しながら往路を戻る、身も心もヤシオに染まってしまいそうである。思うに5年、10年に一度の咲き具合ではないか、今年は白ヤシオも楽しめそう。 

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5/14〜15  燧ケ岳(山スキー) 
天候:快晴     (メンバー) 「はしだ」、「まちこ」、「すぎと」、「ひがの」、「さだこ」、「さとう」
5/14鹿沼19:30-桧枝岐22:00
5/15御池6:45/7:15-熊沢田代9:40-山頂11:50/12:20-東ノ田代13:10-林道13:35-駐車場14:00 
熊沢田代への登り 会津駒をバックに 柴安ーと、至仏山 山頂にて
熊沢田代への急登の始まり  快晴です、会津駒をバックに  柴安ーと至仏山  山頂にて 
今シーズン最後の滑りかな・・・  幸い快晴に恵まれ、例年になく多い残雪に条件は揃う。但し、若干1名、体調不良者出現。御池の駐車場は結構多い車で賑わう。
多い残雪、締まった雪、思い思いに登りルートを選びスキーヤーが行く。広沢田代への急登、熊沢田代への急登を越せば眼前に山頂への急登の始まり燧ケ岳の山頂ドームが現れ、あちこちに登っている人が垣間見られる。

紺碧の空と白い稜線の越後の山々、残雪の山は天気に恵まれれば最高である。会津駒滑り出しと越後三山を帰りみながら、高度を上げ頂上直下の急登バーン下へ。我がチームの非力な体力には、最後の登りがキツイ。あえぎながら、休み休みでようやく山頂へ到着。柴安ー、至仏山、日光連山、眼下に尾瀬沼、尾瀬ケ原、展望良好この上なし。

大勢の人がくつろぐ山頂直下の雪原を後に、いよいよ滑りの始まり、急斜面を必死のターンを繰り返しあっと言う間に熊沢田代へ到着。いつもの事ながら下りは速い。

今日は初めてルートを変え、東ノ田代〜モーカケ沢へ降りることにする。ルートとりによっては、ほんの少し歩くことになってしまうが、比較的人が少なく、それなりに楽しめる、但し、最後、林道を800m、20分ほど駐車場まで担ぐことになります。
帰路、珍しく初めて桧枝岐アルザの風呂に寄ってみました。 

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5/8   立岩(たついわ) 
天候:晴れ  (メンバー) 「すぎと」、「ともさん」、「さとう」 
小山5:30-田沼IC-登山口8:10-鞍部9:30-東立岩-9:50/10:10-西立岩10:40/11:00-威怒牟幾不動-駐車場12:40-線ケ滝13:10-小山17:30
ガレの上部 核心部の斜めバンド 東立岩山頂 西立岩山頂
いやらしいガレの上部  核心部の斜めバンド  東立岩山頂にて  西立岩山頂 
開通後初めて北関東高速に乗り下仁田へ。南牧村に数々ある岩山の一つ、立岩を歩いた。左り廻りの周回ルートを選ぶ。直登ルートは手入れの行き届いた植林の急登で始まり、一気に高度を上げる。岸壁の基部までくると、ガリー(ガレ場)の急登だ、クサリは有るが、不安定な石がいつでも落ちる状態のガレ場で、他のパーテーがいる時は可なり気を使う必要がある。

この時期ムラサキヤシオが主役ガレ場の上は右斜めバンド状に上がるクサリ場で、ホールド、スタンスがしっかりして何の問題もない。間もなく鞍部に到着する。左が西立岩への一般ルートである。右は東立岩方向であるが、山行記録が乏しいので殆んどの人はパスしているのだろう。興味があったので様子をみる事にした。

笹薮のトンネルを抜け、薄い踏み後をたどり20分ほどで岩場の末端に着く。様子が線ケ滝判らなかったので、8ミリロープやハーネスまで準備してきたが、拍子抜けである。直下の集落を見下ろせる展望の良い場所だ。
ノンビリしたあと鞍部まで戻り、整備された登山道を西立岩へ向う。途中危険な場所はない。西立岩山頂も見晴らしは良い、さらにノンビリしたあと下山開始。

見たことの無い黄色いツツジ(ヒカゲツツジ?)が見られた。主役はムラサキヤシオだ、周囲の山々の山頂部付近にはアカヤシオの群落が見られる、だが、今回のコースではチラホラだった。痩せ尾根を下ると、荒船への分岐である、案内板は判りずらい。左に下降ルートを行けば、威怒牟幾不動の前に到着、オーバーハングの岸壁から落ちる滝の水は少なく、霧となってしまう。
あとは植林された中の登山道を行けば駐車場に到着。ついでに線ケ滝を見物した、一筋に糸を引くように綺麗な滝で一見の価値があります。 

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4/30〜5/5  八甲田山、岩木山(山スキー) 
(メンバー) 「はしだ」、「まちこ」、「すぎと」、「なかがわ」、「ひがの」、「よしだ」、「さとう」
4/30-鹿沼18:10-東北道(志波姫)21:35
5/1-志波姫7:00-栗駒イワカガミ平8:00-観光(五所川原たちねぷた、芦野公園)
5/2-温湯温泉-猿倉温泉8:00/9:00-乗鞍岳12:30/50-猿倉温泉14:20
5/3-温湯-鯵ケ沢スキー場8:15/8:50-スカイライン終点10:00-山頂直下滑り出し11:00-ゴンドラ終点12:20-駐車場13:10-観光(弘前公園) 
5/4-温湯-ゴンドラ発8:50-終点9:00-赤倉岳10:35-箒場岱・滑り出し11:40-バス停13:00-観光(民芸館、猿賀公園) 5/5-温湯8:00-鹿沼18:00 
4/30-大震災の自粛より地域活性化貢献の山行。仮補修の高速道は意外と車が多い、例の如く志波姫で泊。

5/1-当初予定の岩木山は予報悪く、曇り予報の栗駒を目指しイワカガミ平へ。現地へ行くとやっぱり雨、駄目で観光でした。

<八甲田・乗鞍岳>
猿倉温泉を出発 ガス、風雪の登り 乗鞍岳山頂 クラストしているところ有り
 悪天の猿倉温泉を出発 ガス、風雪の登り  乗鞍岳山頂  クラストしたところが光っている 
快適な斜面5/2-お馴染みの温湯温泉(民宿・利兵衛)をベースに今日は八甲田を目指す。小雨降る中を気分重く車を走らせる、笠松峠は雪が積り始めた。取りあえず猿倉温泉に着く、風雪に出発の気分でない。
意を決し出発、沢筋の風の影響が少ないコース、行けるところまで行こう、高度をあげると雪が乾いてきた、寒冷前線のためか、雨でなくて結構なことだ。

雪がたっぷりの矢櫃沢を越え、強い風音の乗鞍への斜面を登る。所どころクラストした雪、温度は−3度位、ヤッケが濡れない。ガスと風雪の比較的緩斜面のルートを詰め山頂へ到着。下りに心配したク
ラスト雪混じりの斜面は意外と問題なし。楽しく楽しくツリーランが出来ました。

<岩木山・長平<nagadai>コース>
岩木山への登り 滑り出し地点 素晴らしい斜面 トラバースしてゲレンデ上部へ
 バス停を後に登り始め 山頂直下西北側の滑り出し  素晴らしい斜面  トラバースしてゲレンデ上部へ 
5/3-天候が回復、今日は岩木山・長平コースだ。鯵ケ沢スキー場にジャンボタクシーを呼び、裾野を半周し弘前城は人で一杯スカイライン終点までyushida
リフトは除雪間に合わず運休、観光客の疎らな駐車場を後に山頂へ続く雪渓をシール登行する。山頂ドームの北西側直下へトラバースすれば滑り出し地点だ、駐車場より1ピッチである、リフトを使っても同じだろう。

風なし、天気良し、好天の中、日本海を目がけ滑りだす、急斜度の快適なルートは実に気持いい。1度だけ西法寺森への登り返しに10分弱板を担ぐ、大鳴沢に入れば登らず廻り込めそうだが、雪庇や亀裂のリスクがある。更に快適な滑りを続け、ブナ林を左にトラバースし、スキー場のゴンドラ終点に。
誰も居ないが雪は最後までつながっている長いゲレンデを滑りEND、帰路は何度も訪れている弘前公園の満開の桜見物にしたが、外人抜きでも あまりにも多い人出にビックリでした。

<八甲田・箒場岱<houkibatai>コース>
ケーブル終点の上 赤倉岳直下 カミナリとアラレの稜線 箒場岱の滑り出し
 ケーブル終点の滑りだし 赤倉岳直下、カミナリが  カミナリとアラレと  何とか視界が開け滑りだす 
5/4-今日は最終日、八甲田、箒場岱が目標である。天気予報は悪いが、朝は日差しもあり、神のお恵みか・・・  ゴンドラに乗り山頂駅に着いても大した風もなく、視界良好。 ツアースキーの団体が大勢みられる。今日はついてるぜ・・・ 気分良くシールを着立っているだけでドンドン滑るけ赤倉岳を目指す。去年より随分雪は多く、稜線まで2〜300m手前で担ぐことになった。

稜線直下まで来ると、雲行きが怪しい、いきなりカミナリの音が。天候急変、アラレが降り、カミナリが鳴る稜線は気持いいものではない。低い場所へ避難しツエルトでも被ってやり過ごすか? 思案しながら赤倉岳を過ぎ、滑り出しの地点へ到着。しばらくツエルトを被り様子を見バス停まで雪は問題なしながら腹ごしらえと休息をする。

ルートはGPSでチェックしながら問題は無い、問題はガスだ、待っているうちに やや視界が利くようになる、滑りが出きる程度になった。いざ出発、晴れていれば快適な斜面を、ルートを捜しながら高度を下げる。序々に見えてきた、但し当然ながら雪は雨へと変わる。ヤッケが雨で浸みはじめてきた。
今日は他パーテーが誰もいない、雨でも滑りは快適だ、緩斜面になりブナ林をスイスイ滑るのは実に楽ちんである。立っているだけで結構早いスピードで滑り降りる。あっと言う間にバス停のあるお店へ到着。バスと同じ料金のタクシーに乗り込みゴンドラ駅へ早めに帰還できた。

5/5-帰路の東北道は至るところで断続渋滞、10時間ほどかかりました。 

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4/24  石裂山 
天候:晴れ    (メンバー) 「はしだ」、「すぎと」、「なかむら」、「さとう」
小金井9:00-石裂登山口10:00-千本桂10:55-奥の院11:40-山頂12:50/13:20-登山口15:00
クサリ場は整備されている  奥の宮にて  アカヤシオが丁度満開  山頂にて 
カタクリが少し今週は大杉岳 or 会津駒のスキー予定であったが、天候不安定に急遽取り止め。平野部は天候回復の予報からアカヤシオ見学に変更する。標高的に石裂あたりが良いのでは、・・正解で丁度満開した。
遅い出発とあって登山口は満車状態、時計廻りにコースを選ぶ。日差しの中を良く見れば、花粉が降り注ぐ、多分、ヒノキの花粉であろう。千本桂を過ぎ、クサリ場を越え、奥の宮を参拝。昔と違って登山道はかなり整備されている、過剰なくらいである。

稜線に上がりホットする間もなく、問題発生。下りの長いハシゴにワンちゃんが降りられない。しかもプレートのハシゴなら何とかなのだが、棒のハシゴは四つ足には無理。補助ロープを着け、やっとのことで、おんぶスタイルで2ヶ所をクリアー、 ハシゴさえ無ければ問題ない筈だったので、予定が狂った。

剣が峰と月山付近のアカヤシオは本数こそ限られるが、丁度満開で見頃であった。月山からの下りは特に問題なく竜ケ滝へ到着。駐車場に着くと満車の車もチラホラ残るだけであった。帰路、里山にて今が旬の山菜採りに寄り、予定外の収穫でありました。 

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4/21  一床山〜三床山 
天候:薄曇、晴れ   (メンバー) 「すぎと」、「なかむら」、「さとう」
小山8:00-佐野・登山口9:00/20-一床山10:50-二床山11:30-三床山12:00/30-登山口13:20 
一床山への入口 名前不明 一床山山頂 三床山山頂
 一床山への入口 この木の花の名、???  一床山山頂  三床山にて 
里山低山のweekday hiking 佐野(田沼)、去年の寺久保山と対岸にある三床山を歩いた。
前回は一床山からの下山で林道が途切れ藪こぎを強いられた場所だ。今回、時計と反対廻り、一床鹿島神社奥社山からを目指す赤ヤシオもちらり、駐車場から一床への道と案内が整備され、とても歩き易かった(前回は無かった)

里山特有の急斜面を登る、新緑の芽生え始め、清々しい空気の中で癒される。山ツツジ、ムラサキヤシオ、珍しく十二ひとえにも出会えた。一床山までは意外に歩きがいがある、二床山までは稜線をわずか、最後の登りで最終目的、三床山に到着、祠が3つほど有る335mの山だ。真下にゴルフ場が良く見える。

下山は沢コースと尾根コースあり。尾根コースの急坂を下る、傾斜が落ちるころ、辺りはサカキの林となる。寺久保山に多く有ったフデリンドウがほんの少し、まもなく鹿島神社の奥社に到着、いかにも危なそうな灯篭が大地震で倒れていないのが驚きだ、地盤に恵まれているのか、近隣一帯の被害は少ない感じであった。帰路、神社近くのソバをいただいた。 

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4/17  西大巓(山スキー)
天候:快晴  (メンバー) 「はしだ」、「まちこ」、「なかがわ」、「すぎと」、「おおむら」、「ひがの」、<「しのはら」>、「ほんだ」、「よしだ」、「おちあい」、「さとう」
4/16鹿沼18:30-五色沼21:00 (幕営)
4/17五色沼7:30-グランデコ第一リフト9:00-第4リフト10:00-西大巓山頂11:40/12:20-デコ平13:40-駐車場14:10-鹿沼18:30
第一リフトを降り歩き始め 山頂に到着 滑り出し前の山頂にて デコ平より振り返る
第一リフトを降りシール登行 山頂に着きました 飯豊山をバックに山頂にて デコ平より山頂を振り返る
震災後、久しぶりの遠出である。浅草岳、西吾妻越え、月山、いずれもキャンセルした。グランデコスキー場が再西吾妻山頂オープンということで決めたが、途中、高速は若干波打ち、一般道も数箇所災害復旧中、なにより、裏磐梯YOSHIDAさん近辺の宿泊施設にも原発避難(浪江町)の人達がおり、スキーに遊ぶ恵まれた環境に感謝です。

但し期待が外れ、第一リフトのみ運転、ゲレンデ中央よりシール登行となりました。快晴、微風、汗をかきながら第四リフト終点へ到着。いよいよ樹林帯の登りです、雪は締まりシールでの登りは何の問題もなし。
高度を上げ振り返れば、磐梯山のピラミダルな容姿が何時になく美しい。猪苗代湖、那須、日光、安達太良など、眺望を楽しみながら山頂へ到着。飯豊連峰が真っ白である。

本来なら西吾妻〜二十日平を予定したが、リフトの誤算に諦め、西側に派生する尾根を磐梯山をめがHASHIDAさんけデコ平へと滑ることにする。大斜面を2つほど楽しみ、しばらく樹林が細かく滑り辛い箇所を過ぎれば、樹間も広がり、例年になく多い雪でブッシュも無く、快適なツリーランを楽しむ。

総勢11人の大所帯、会員の腕(足)も上がり、雪質さえ普通なら滑りに何の問題もなし(転んだり、木を抱っこすることもたまには有りますよ・・・) コンパスで方向を定めながら滑り降りればデコ平のゲレンデ中間付近へ到着。見上げれば西大巓、西吾妻が遥かに見える。
若者ボーダーばかりのゲレンデを一滑りすれば、駐車場わきに無事到着。快晴の中、予想外に結構楽しめた一日でありました。 

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