山行記録詳細ーその2(H22年度:'10年度)
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2/26   白馬・栂池(山スキー)  2/27    赤薙山(日光)  
2/20    白毛門(谷川)  2/27   朝日岳・東南稜(那須)  
2/5〜6   丹沢  2/13   雲竜渓谷  
1/22〜23  松木沢(アイスクライム)  1/30   那須:朝日岳・東南稜  
1/7〜10   広河原沢(八ケ岳)  1/15   寺久保山  
1/2〜3    雲取山  1/3   茶臼岳(那須)    
12/25〜26  白根山(日光)  12/29〜31   八ケ岳
11/28    レスキュー講習会(板室)  12/4    加波山・筑波山  
11/6、11/7  表妙義・白雲山、金洞山  11/13   塔ノ峰(足尾)  
10/16男鹿岳、  11/2大佐飛山    11/3   塔ノ峰(足尾)  
10/11     那須・姥ケ平  10/9〜11  北穂高・東稜  
10/1〜2    谷川・シンセン左俣  10/3   ケサ丸沢(沢登り)  
9/20〜22   鳳凰三山  10/2   岩トレ(藤坂R.G)  
9/18〜19  針ノ木岳  9/17〜18  穂高・屏風岩 
9/11〜12  日山協自然保護委員会総会  9/12〜18  新潟県の山々   
9/5〜8    北岳〜農鳥岳 9/4〜5   那須クリーンキャンペーン  
8/22〜25  新穂高〜黒部縦走  9/4〜5   緑沢(沢登り)  
8/18〜21   岩木山、八甲田山、八幡平 8/29    安達太良山(トレイルラン)  
8/21〜22   男体山  8/21〜22  四郎岳、燕巣山、白根山    
8/20〜21  谷川・一ノ倉沢中央稜  8/11〜12  穂高岳
8/15   三岩岳    8/8〜14  東北の山々(岩手、秋田)  
8/6〜7   米子沢(沢登り)  7/31〜8/8  欧州アルプス 
8/1    ヒツゴー沢(沢登り) 8/5〜7   南八ケ岳  
7/25〜27  北岳〜農鳥岳   7/30〜8/1  槍ケ岳 
7/17〜19  甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳   7/19〜22  赤石岳〜荒川三山  
7/18〜20  栃木県北の山々   7/16〜18  双六〜槍ケ岳  
7/4〜5  秋田駒ケ岳   7/17〜19  朝日連峰  
6/13   丸石沢(沢登り)  6/18〜20  常念岳〜蝶ケ岳  
5/28〜30  志賀高原周辺の山々  6/5〜6  山梨200.300名山   
5/14〜17  福島県の山々  5/22〜23  雪上訓練(上州武尊)  
5/15〜16   燧ケ岳(山スキー) 5/15〜16   尾瀬(山スキー) 
5/1〜3  針ノ木、白馬雪渓(山スキー)  (  )  上海岳他・栃木県内の山々     
4/24〜25   唐松岳  4/29〜5/5  西上州の山々 
4/10  太平山  4/7〜9  丹沢大山、箱根山、御正体山   
2/27    赤薙山(日光)   記:「ささき」
日光方面の展望 女峰の尾根越しに男体山
日光方面の展望  男体山が望まれる 
<メンバー> 「ささき」
<スケジュール>
2月27日(日) 晴:霧降高原スキー場駐車場(8:05)―スキー場上部ゲート(8:35)―赤薙山頂(9:30)―奥社赤薙山頂跡(11:15)―赤薙(12:50)―霧降高原スキー場駐車場(14:20)
<内容>
急に予定が空いた土曜日、一人でも行けそうな山はないかと探し、赤薙に登った。前夜に少し気温が下がったお陰で雪の表面が固まり、霧降高原から朝の登りは非常に歩き易い。一時間半程で赤薙山頂へ到着。景色が開けた下部と、樹木に囲われた上部。他の山とは正反対の風景が印象的だった。

ここから稜線伝いに進む道には、あまり人が入っていないようだ。新しい踏み跡は無く、踏むと雪が沈む。「さとう」さんに教えて頂いて持ってきたワカンが活躍した。当初、里が曽根まで行ければと思っていたが、結局は奥社跡で引き返してきた。天気が良く、終始心地良い尾根歩きだった。ネットでは冬季の女峰山をピストンした記録もあり、場所も近く、雪道歩行のトレーニングに良い場所だなと感じた。又行きたいと思う。 

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2/26   白馬・栂池(山スキー)    記:「さかい」
<メンバー> 「さかい」、他1
 
<スケジュール>
2/26 天候 晴: 栂池スキー場〜(ゴンドラ・イブ)〜(スノーシュー)〜天狗原〜(スキー)〜栂池山荘〜(スキー)〜栂池スキー場
スノーシュウで登りました 
<内容>
夜行で移動し、栂池スキー場の駐車場でテント泊。起きたら駐車場は車であふれていた。S快晴の白馬三山PRAYという雑誌のバックカントリーツアーに参加してきた。現地ガイド3名と、編集者3名、カメラマン1名、参加者12名。

初心者向けとあって、参加者のスキーヤーはみなゲレンデブーツにスノーシューをはいて登った。ゴンドラの上から林道に入り、天狗原をめざす。トレースのないところに足を踏み入れると山スキーとスノーシューの差をみせつけられる。

快晴の下、白馬の山並みをみながら登ると極上のパウダースノーが待っていた!思いのほか、板が雪面に浮き気持ちよく滑ることができた。
これはやみつきになる。ゲレンデスキーとスノーシューの装備でついていけるところなら、ぜひ山スキーにもついていきたい。

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2/27   朝日岳・東南稜(那須)   記:「ほんごう」
核心部 東南稜と茶臼岳
 核心部(雪が無い) 東南稜と茶臼岳 
<メンバー>「ほんごう」、その他
<コースタイム>】2月27日 大丸温泉駐車場6:20発−取り付き点7:40−東南稜−朝日岳山頂9:45−大丸温泉駐車場11:40着

<感想>数年前の冬に朝日岳を登った際、東南稜というルートがある事を知る。「いつか機会があったら登流石方面ってみたいものだ」と相棒と話していた。やっとその日が来た。
好天ながら登るにつれ風が強くなっていった。登山道から下降点を下り、東南稜に取り付く。今回の東南稜はルンゼと上部以外、ほとんど雪が無い状態での岩稜登りとなる。ルート途中に、ピナクルからの懸垂とギャップからの上り返しがあり、久しぶりにアイゼン装着で岩登りをした。

風が強く何度も耐風姿勢を取る。峰の茶屋から一般ルートで朝日岳を登りに行った2パーティが強風の為、引き返して行くのが見えた。ロープは、上部の岩場でも出し2度使用。朝日岳・山頂に9時45分に到着。眺望が好く、満足したが強風の為、早々に下山となった。
相棒は「今回の核心部はガレ場に有り」と話していたが、私はやはり『懸垂後の上り返しの岩場』が核心部であった。 

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2/20    白毛門(谷川)   記:「さかい」
松ノ木沢頭より 谷川をバックにラッセル
松ノ木沢ノ頭よりの山頂  谷川連峰をバックにラッセルする「かとう」さん 
<メンバー> 「かとう」、「さかい」
 
<スケジュール>
2/20 天候 晴: JR土合駅〜土合橋〜松ノ木沢ノ頭〜白毛門山頂 (日帰りピストン)
 
<内容>
2年前のリベンジに谷川 白毛門に行ってきました。天候は快晴、谷川連峰の雄姿を拝むことができました。
山頂にてJR土合駅に車をとめて、土合橋から入山。川をわたると、早速 急な登りが始まる。積雪はたっぷりあるが、一昨日の雨で表面だけ硬いモナカ雪状態。まずはアイゼンをつけ登っていくと、左手に谷川連峰が姿をあらわす。とにかく谷川連峰の眺めがすばらしい! 山頂にて
森林限界を越えると、目の前に谷川連峰がそびえたつ。絶壁にクライマーがいても見えそうだ。白毛門に目を戻すと、ジジ岩、ババ岩が雪面に顔をだす松ノ木沢ノ頭から先は、ノントレースだ。雪が深くなってきたため、ここでワカンをつける、雪庇を崩さぬよう、できるかぎり樹木よりに寄って進む。

頂上直下は真っ白な雪壁よく見ると、雪面にシワがよっているシワの多い直登はさけ、トラバース気味に左の岩から稜線を狙う!取り付いてみると、思った以上に急斜面で、今回の核心部頂上への稜線にも、成長した雪庇があり、亀裂がはいっている。短いクサリ場をすぎると、広い頂上につくやはり雪庇があるため、眼下を見下ろすほど前には乗り出せない雪崩対策を万全にし、雪稜での確保技術を身につけて更なるステップアップをしていきたい!

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2/13   雲竜渓谷   記:「かとう」
コースタイム
小山5:00〜東照宮近辺駐車場8:00〜雲竜渓谷入り口〜12:00散策、昼食後復路出発14:30〜駐車場17:00〜小山19:00

会のスノーシューを借りた直後に関東地方で降雪、これは“絶好のチャ ンス!”とばかりに急きょ親子で日光へ。1ヶ月振りに雲竜渓谷を訪れた。前回は予想以上に雪が深くて途中の展 望台までしか行けなかったが、今回は秘密兵器(スノー シュー?)を携えてのリベンジだ。

【山渓】の今月号で特集が組まれ、表紙まで飾っただけあって、我々が 到着する8:00頃には滝尾神社の辺から車止めゲートまでの間に、 数十台の車が所狭しと駐車してあった。タクシーの往来も引っ切り無しで、まるでちょっとした『ギンザ』状態 だった。先月来た時は、途中で出会ったハイカーは3人だったの に・・・。メディアの影響力は凄い!

登山道の積雪は膝丈程だったが、これも前回とは打って変わって、早朝 から丁寧に踏み固められていた。スノーシューを使用する程でも無かったのだが、『せっかく持って来た のだから』とせがまれ、半ば強引に装着して踏み後の無い所を選んで歩 いた。氷瀑の入り口に到着すると、すでに沢山の観光客で賑わっていた。ここ に“おでんの屋台”を出したらそうとう儲かるだろう・・そんな事を考 えながら核心部へ。その時間帯にクライミングをしているパーティは2〜3組 だった。

周辺の滝は大小全てカチカチに固まっていたが、所々落氷して いる所もあるので、ヘルメットが必要だ。途中、ルートによっては幾度か川を渡ったり、凍結した崖を登下降した りするのでアイゼンは必須。天候は良かったが、零度を上回る事は無かった。基本的に渓谷内は日陰 で、時よりブリザードが巻くので防寒保温対策は念入りにした方がベ ター。観る角度によっては、エメラルドやターコイズの様に光る氷もあり、観 光するだけでも充分に見応えはあるのだが・・やはり次回はクライミングをやりたい。

ちなみに今回は補助ロープを持参して、先週受けた講習の復習もしてみ た。慣れないクランポン歩行の子供に、スリングとカラビナで作った簡易 チェストハーネスを装着して、補助ロープで確保しながら危険箇所を乗 り越えた。おかげさまで今年の親子登山は“バリエーション”が増えそうで す。・・!? 

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2/5〜6   丹沢   記:「ささき」 
夕日のかとうさん 夕日と富士 蛭ケ岳山頂
 夕日に想うkatouさん 夕日と富士  蛭ケ岳山頂より 
<メンバー>「かとう」(CL)、「ささき」
<行程>
2/5(土) 晴:大倉(8:05)―塔の岳(11:30)―丹沢山(12:45)―蛭が岳(14:45)―丹沢山(16:45)(みやま山荘泊)
2/6(日) 曇:丹沢山(7:15)―塔の岳(8:05)―鍋割山(9:50)―大倉(13:10)
<内容>
「富士山を撮りたい」と思い立ち、一路丹沢へ。金曜夜中の移動。丹沢大倉駐車場へは古河より約2時間と少し。土曜朝は大倉尾根から登り始める。入山者が多く、周囲の人と話しながら、丸太の階段をのんびり歩く。雪もまだ殆ど付いておらず、冬装備どころかトレランの人が短パンで行ったり来たり。昼過ぎに丹沢山頂みやま山荘着。山域は幕営禁止ということで、今夜はここにお世話になる。

ご主人から、「蛭が岳もまだ間に合うよ」と教えて頂き、昼食を済ませた後、空身で蛭が岳へピストンする蛭ケ岳山頂。丹沢山〜蛭が岳間の尾根は、高い木が無く、富士山、周囲の山の眺望が美しい。小屋へ戻り、富士の向こうへ沈む夕陽を見ながら夕食。
他の人たちとお酒を飲んだりして楽しい時間を過ごす。

山荘のご主人は海外登山のベテランで、平塚時代の「ながおか」さんもご存知との事。(10年程前には、小山山岳会の人が山荘でお手伝いをしていた事もあったとの事でした。)

日曜日は予報に反して終日曇。ご来光は拝めず。途中、塔の岳で道草して水を汲んだり(丹沢は水場が少なかった)、鹿に遭遇したり、鍋割山でうどんを食べたりしながら、ゆっくり大倉へ下山。
今回、慣れない山小屋利用だったが、調理場が暖かかったり、他のパーティの人達とお酒を飲んだり、布団が暖かかったり、荷物が軽かったりと、、、癖になってはいけないと思いつつ、山小屋泊には山小屋泊の良さがあるなぁと実感した。また、初の丹沢、コースが豊富な事に驚いた。次は雪が付いた時に、電車で行って縦走したい。 

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1/30   那須:朝日岳・東南稜   記:「かとう」
 <メンバー>「なかさと」、「atsushi」、「さくらい」、「ささき」、「かとう」、「さかい」、 (Tommy)
コースタイム
小山5:00〜大丸駐車場7:30着  登山開始8:15〜東南陵取付10:00〜山頂13:00〜大丸駐車場15:00

「2011年01月30日 13:00 小山隊7名、【朝日岳東南陵】無事完登いたしましたぁ!」

前日からの典型的な冬型の気圧配置の影響で、那須塩原地方の山間は朝から雪と強風に見舞われた。念願(?)の悪天候の中でのクライミングだった。
1年前、いや山岳会入会後の半年前でさえ【厳冬期のクライミング】なんて想像もしていなかった。あまりにも「飛び級」が早すぎて、知識やスキルが追いついていない。課題が特盛でツユダクだ。
滑落停止訓練にザイルワーク、ピッケルの持ち方、使い方、アイゼン歩行にクライミング訓練、低温時のカメラの携帯方法、装備方法に衣服の選択、保温、レイヤリング、脱着のタイミング、レンズの曇り防止・・・等々

登攀中、吹雪で皆の顔の毛や鼻水は凍てついていたが、それでも終始笑顔を絶やさなかった。寒さと不安で心も体も緊張していた僕にとって、それが何よりの救いだった。

最後に、メンバー全員が無事にピークを踏めたのは、リーダー件ガイドでもあったT氏の判断、指示そして一挙手一投足の全てに呼応しての結果でした。まずはこの場をお借りして、お礼を申し上げずにはいられません。ありがとうございました !
 

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1/22〜23 松木沢(アイスクライム)    記:「さくらい」
<メンバー>CL「なかじま」、SL「わたなべ」、「かとう」、「さくらい」、「ささき」、「なかさと」、<T.T>
小山19:00−銅金親水公園(泊)22:00
土曜の夜にお馴染みの駐車場から足尾に向けて出発する。本日の宿泊場所は親水公園の駐車場。到着後、すぐにテントを設営し中に潜り込む。自分の場所を確保すると、各自が準備してきた酒とつまみを出し合って、宴会の幕が上がる。先輩方の話は興味深いものばかりで日をまたぐのもあっという間だった。

1/23:銅金親水公園7:30−無名沢9:00−銅金親水公園15:00−小山18:00
翌朝、当日参加の「なかさと」さんと合流し、全員揃ったところで出発。工事車両用のゲートをくぐり松木沢沿いの道を奥へ向かって進んで行く。ぼちぼち歩いたところでジャンダルムと呼ばれる岩場が現れ、それを正面に見ながら少し行ったところで凍った滝が見えて来た。特に名のある滝ではないらしいが、良く凍っていたので本日の練習場所に決定。

早速沢まで下り、川の浅い場所を渡った。そこから堰堤を懸垂下降し、また登り返すと滝の前に到着。先ずは<T.T>さんが滝を登り上からザイルを垂らしてくれた。私も準備を整え登らせてもらう。いざ緊張の取り付き、思い切ってアックスを振るが上手く刺さらず、アイゼンの爪も蹴りこめない。その横を「かとう」さんが「うおぉぉ、おりゃぁぁ!」と声を上げながら見事に登って行く。

私も負けじと頑張ったが、上にたどり着くまでに何度も足を滑らせ、氷を割りまくった。その日は、昼すぎまで練習をさせて頂き、色々なことを教えて頂いた。ぎこちない登りだったが3回登る中で課題も見えて来た。
次回までに、少しでも課題を克服しアックスを一撃で決められるよう頑張りたいと思う。 

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1/15   寺久保山    記:「ほんごう」
<メンバー>  「ほんごう」 その他2名
駐車場9:15発−般若峠10:10−寺久保山11:35着−駐車場13:00着
GPSデビュー。今回の山行にあたりガイドブックやネット情報等の知識を入れず、GPSと地図(カシミールにて作成般若峠へは倒木の道)、コンパス使用の読図に頼る山行を目的とし登山をすることにした。
駐車場から般若峠に向けて出発するが地図によると橋を渡る事になって寺久保山の尾根よりいるが目的の橋が無い。寺が見え、行き過ぎた事に気付き、GPSを使う。引き返し橋らしき目標物を見付けたが、その先に道が無い。GPSで再確認。山に入ってから気付いたが地図上では道が記載されているが、実は古道で倒木だらけの廃道に近い状況だった。

般若峠を過ぎてからはGPS&地図にて現在地を確認・コンパス使用で進路確認、この行程を何度も繰り返し登って行った。途中、岩場等があり眺望と変化を楽しむ事が出来た。山頂は樹林帯の中。
下山で雷電神社に抜ける尾根を使用するつもりが分岐らしき分岐が無く道を誤った事に気付きトラバースし雷電神社コースに入る。分岐確認の為2〜3分戻る。分岐の印、踏み後などは無く、マーキングした本人が気付く程度の赤テープが分岐から離れた地点にあった。
雷電神社への主尾根も快適な尾根で、落葉の時期に歩くのに良い尾根だった。
目的達成。メンバー達の感想は「里山だったけど、面白い山だった」。里山の良さを再認識した山行でもあった。
 

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1/7〜10   広河原沢(八ケ岳)    記:「atsushi」
遠峰山岳会主体で行った山行に同行した報告です。広河原沢左俣大滝

<日程>  メンバー:「atsushi」 他3名(遠峰山岳会)

1/7日夜 舟山十字路で幕営
1/8日 天気 晴れ 広河原沢にベースキャンプを設営。
   クリスマスルンゼでアイスクライミングを行うが、人が多くほとんど登れず。
1/9日 天気 曇りのち雪 予定では 広河原沢左俣をつめて、御小屋尾根経由で阿弥陀岳だったが、左俣の大滝を登っている途中で天気が悪くなる。自分は大滝が登れず無念。   大滝から阿弥陀クリスマスルンゼ岳中央稜へトラバースして、中央稜から下山。

1/10日 天気 晴れ 前夜の計画どおり下山のみ。


八ヶ岳は寒さが厳しく、先行パーティが登っている間の待ち時間が大変寒くつらかった。また、久しぶりのアイスクライミングは、アイゼンを使うことが難しくなかなか登れず、いろいろと課題が残る山行となった。そのような山行で、最終日に阿弥陀岳 南陵 中央稜 御小屋尾根が、きれいに見られルートを確認できたことは印象深い。 

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12/29〜31   八ケ岳 

<メンバー>         「わたなべ」、 「なかじま」、  「ささき」、 「さくらい」                       

 12/29(水)「なかじま」記
5:00小山発し「わたなべ」さん宅に集合荷物を積み込み出発、暫くして装備の話になりピッケル忘れに気付き「わたなべ」宅に戻ることとなる。
(皆さん申し訳ありません)6:10頃再出発、途中横川サービスエリアで朝食を取り赤岳山荘駐車場へ到着。共同装備を振分け大きなザックを背負い南沢を行者小屋へ、肩に荷がくい込むころやっと天場に到着。整地をして慣れないテントを設営し、入山祝いと「ささき」さんの手料理をいただき20:20就寝。

@ <コースタイム>
29
(小雪):小山(5:00)―佐野(5:30)―赤岳山荘駐車場(10:25)―入山(11:30)―行者小屋幕営場着、ベース設営(14:25) ―就寝(20:20)
30
(小雪):起床(5:20)―ベース出発(7:05)―阿弥陀岳北稜取付(9:30)―阿弥陀岳山頂(10:53)―文三郎尾根分岐(12:20) ―赤岳山頂(12:53)―地蔵尾根経由、ベース着(14:10)
31
():起床(6:20)―撤収後、出発(9:10)―赤岳山荘駐車場(11:10)―佐野着(18:00)

行者小屋 赤岳、中岳、阿弥陀岳
行者小屋にて  赤岳、中岳、阿弥陀岳 

A <二日目報告(阿弥陀岳まで)> (「ささき」記)
ラジオでは低気圧接近、31日にかけて天気は更に下り坂の予報。行けるうちにと、3日目予定の阿弥陀岳北稜を二日目に繰上げ、小雪の中を出発。遅くなったかと思ったが、文三郎尾根への一般道を少し登ると、北稜ルートへの分岐から先は、薄いトレースが残るのみ。今日はまだ誰も入っていないようだ。

薄いトレースもすぐに消え、膝より少し埋まるくらいの雪を、尾根筋に沿い交代ラッセルで進む。中間より少し上がった所で休憩中、後ろから三人組のパーティが追い付いて、先に出て少しラッセルを進めてくれた。が、彼等のルートが沢筋へ向かったので、尾根筋への方向修正を呼びかけて、再度我々が前へ出る。徐々に急になる斜面を登りきると、眼前に岩稜が現れる。振り返ると、
3パーティ程、後を追ってきている。

小休止を挟み、先頭でザイルを出す。「さくらい」さん、「なかじま」さんがリードし、「わたなべ」さん、「ささき」がセカンドで登る。後ろのパーティも取付まで来て、見られている中で登るのは若干緊張。手袋が厚いので、掴めるくらい大きなホールドとアイゼンを掛ける足場を交互に探し、何とか
2ピッチを抜ける。ザイルをしまって雪稜を又少しラッセル。悪視界で突然現れた阿弥陀山頂を、「さくらい」さんと一緒に踏む。

二日目報告(阿弥陀岳山頂〜赤岳〜行者小屋)> (「さくらい」記)
山頂では、悪天候のせいで景色は全く望めなかったが、記念撮影を済ませ食事を取る。袋から取赤岳山頂り出した惣菜パンは、冷えて硬くなり、なかなか喉を通らない。そんなパンでも、食べれば空腹は満たされ、元気がでてくることが可笑しかった。休憩を終えると、雪がパラパラと降る中、身支度を整え、次の目的地となる赤岳へと進路を取る。

文三郎道の分岐を過ぎた頃には、積雪は減り始め剥き出しの地面が目立ち始める。この辺りは風が強いせいか雪があまり着かないようだ。
風がジャケットを擦る音とアイゼンが地面を捉える音だけが耳に入る中、もくもくと歩を進めた。傾斜がだんだんと強くなり、疲労感が増してくる。ポケットに忍ばせたキャラメルを食べようと、取り出しながら歩いていると、道標らしいシルエットが視界に入ってくる。
どうやら、山頂はすぐそこに近づいているらしい。
山頂手前で待っている「ささき」くんに追いつき、再び一緒に山頂を踏む。気になる天候は依然として回復せず、むしろ風が強くなっているようだった。そのため山頂山荘の横で風を凌ぎ小休止を取ったあと、急いで下山の準備をした。

展望荘から地蔵尾根を順調に下り高度を下げていくと、天候もそれに伴い徐々に良くなっていく。下りは快適そ阿弥陀岳山頂のもので、テント場までは1時間程で到着してしまった。今回、展望が望めなかったことは非常に残念だったが、悪天候は冬山を知る貴重な経験となった。

<下山> 12/31 「わたなべ」記
620分起床、朝食を軽く取ってから撤収する。氷付いたテント、シュラフ、ポールのパッキングに苦労する。910分下山。山荘に近ずくにつれだんだん晴れ間が広がってきて、気持ちもほっとして来る。下山の途中で「なかさと」さん達と合流する。小淵沢IC近くの温泉で汗を流してから、帰路につく。

<総評>
行者小屋の幕営地で、20張り程の今風の真新しい天幕、エスパースやダンロップなどが張られ、我々が背負ってきたテントの、重さや大きさに、新人2人は驚愕気味だった。新しいテントがほしい。

阿弥陀北稜取りつきまでの2時半のラッセルでは、新人2人の活躍が素晴しかった。山頂に上がる時は2人で並んで登り喜びを分け合っていた。

二晩の日替わり食当は冬山山行として、献立の面でも勉強の成果がうかがえる。手の込んだシチュウ、ハッシュドポテト、ハルサメラーメンなど、食が進んだ。 

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1/2〜3  雲取山    記:「さかい」
小屋直下 雲取山山頂 東京の夜景
積雪は稜線のみ、小屋直下  快晴の雲取山山頂にて  東京の夜景 
<メンバー> 「さかい」、他1
<スケジュール>
1/2 天候晴: 鴨沢〜堂所〜七ッ石小屋〜七ッ石山〜奥多摩小屋〜雲取山(避難小屋泊)
1/3 天候 晴: 雲取山〜奥多摩小屋〜堂所〜鴨沢
<内容>
2011年の第一登は東京都最高峰の雲取山に行ってきました。 鴨沢から七ッ石山経由のルートです。 春がもう来たのかと間違えるほど、天気のよい日でした。やっと雪がでてきたのは稜線にでてからで、それでも日向は地肌がみえてきます。
今回は雲取山山頂の避難小屋に泊りました。日が暮れるととても寒いですが、東京の夜景がとてもきれいです!
収容人数20名程度ですが、この日は約10名。各々食事
をしたらすぐ就寝です。。。ほぼ無風でしたが、早朝の最低気温はマイナス10℃程度。
日の出を拝んでから、早々に下山し、温泉へと向かいました。 

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1/3   茶臼岳(那須)   記:「かとう」

メンバー:「さくらい」、「かとう」、「ささき」

<コースタイム>小山(4:30)―那須千本松牧場P(6:30)―大丸P(8:00)―朝日岳分岐避難小屋(9:25)―茶臼岳山頂(10:30)―避難小屋(11: 25)―峠の茶屋(11:50)―大丸P(12:10)

さてさて、「さくらい」、「ささき」、「かとう」の3名で、1/3茶臼岳で【登り初め】をして来ました。那須塩原地方、早朝から風も無く終始穏やかな好天に恵まれ、最高の1年の幕開けと相成りました。

大丸温泉の駐車場から登山を開始して、途中〔峠の茶屋〕でアイゼンを装着して山頂まで。積雪は樹林帯でおそらく膝上程度。登山道は多数の登山者が踏み後をしっかりと残してくれているので歩きやすい。尾根から山頂付近の雪は強風のため10cm程度で固まっていて、アイスバーンと地熱によるプチクレバスが点在していた。

稜線では雪の砂漠(?)をザクザクと踏みしめ、山頂では素晴らしい眺望を堪能した。風と雪と氷が織りなす美しい芸術作品に息を飲み、遠い海外の名峰に想いを馳せて昼前に下山した。 

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12/25〜26  白根山(日光)    記:「ささき」
スキー場を出発 前白根手前のピーク
早朝スキー場を出発  前白根手前の小ピーク 
<メンバー> 「atsushi」、「さくらい」、「かとう」、「ささき」、他1
<スケジュール>
天候 晴:湯本スキー場駐車場(7:55)―スキー場上部(8:35)―外山稜線(11:33)―前白根手前*折外山からの稜線上返し点(13:55)―外山稜線(14:45)―駐車場(16:05)
<内容>
 「atsushi」、「かとう」、「ささき」は前日駐車場で幕営。気温-5℃の中もシュラフに入ると暖かく、冬用装備の性能に感動。 
当日は快晴、朝発組と合流し、湯本スキー場から前白根を目指す。多量の降雪直後の様で、ラッセル跡も無く、深い所では腰まで埋まる。初めてのラッセル、思うように進めないが、人の動きを見て学ぶ。

 1)深い所は、手を使って前の雪を崩す/膝で雪を押さえつけ、足を置ける高さにする。
 2)倒木や、横に伸びた幹の周囲は雪が抜けやすい(下に空間が出来、踏んだときにそこに雪が逃げる為)。
 3)下が抜けたり、足場が固まらない時は、手で足場に雪をかき集めて踏み、ステップを作る。
 4)前の人の作った踏み跡を崩さない。道中、人の後ろを付いているのに非常に辛く、先頭だった駐車場に到着らどんなに大変だろうと思う。

3時間かけ、外山稜線に出る。稜線上の風の当たる部分は新雪が付きにくい為か、踏んでも大きく沈まず、歩き易い。ここからワカンを装着。ワカン装着後は、斜面になっても一定の深さ以上には沈まず歩き易いが、普段慣れない雪中歩行で体力を消耗、徐々に先頭から遅れる。
前白根の見える小ピークを過ぎた木の下で前と合流し、時間と体力の都合で折り返すことに決定。ここから見た雪の白根山は美しく、是非次の機会があれば複数日程でも奥白根まで行ってみたいと思った。

 登りで6時間かけた道のりも、下りでは約2時間。登りラッセルにとられるエネルギーの大きさ、積雪期の山での行動の難しさを体験でき、有意義な山行だった。
 

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 12/4    加波山・筑波山    記:「いしかわ」
1)加波山 4H
・コース    加波山神社里宮ー親宮道ー加波山神社社務所ー加波山神社本宮(山頂)ー丸山ー一本杉峠ー本宮道
・状況
 雲一つ無い快晴のもと、神社駐車場から約15分ほど歩くと登山口の鳥居に着く。山道を少し歩くと滑り止めのあるコンクリートの急な岩切だし道路に交わり終点まで歩いて再び山道に取り付く。 杉林の中を進んで林道を横断し、急な登りが終ると左方向の燕山からくる道と交わり目の前に加波山神社社務所が見える。

ここまでは道標があり、問題なく登れる。ここから岩場の行者修行の岩道となり、登ると頂点には神社本宮がある。 見晴らしは北・西側に真壁に街並みと遠く日光連山が見えるが、東・南は杉の樹林で見えない。風が強く直ぐに下山。 南方向に少し下ると神社関連の住宅があり、道標がほとんどない判り難い道の稜線を進むとウインドパワー筑波の風力発電機が2機設置されている。
更に進んで丸山を越し、一本杉峠から本宮道を経由して、駐車場に戻る。道々に碑や社があり、加波山全体が信仰の山であった。


2)筑波山 2H
・コース   筑波ふれあいの里ー筑波山神社ー表登山道ー御幸ヶ原ー男体山ー女体山ー弁慶七戻岩ー筑波山神社ー筑波ふれあいの里
・状況
 登りの登山道も結構な人で賑わっていたが、御幸ヶ原では更にケーブルカー利用の人が追加され、混雑していた。 下山の道は岩場もあり、滑り易く水溜まりもあり、ランニングシューズでは滑りやすかった。
つつじヶ丘経由で戻ろうかと思ったが、車が多そうで道路を走るには危険かと思い、弁慶七戻岩から山道を下った。 

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11/28    レスキュー講習会(板室)    記:「かとう」
板室での岳連のレスキュー講習に参加して来ました。先週末は小山消防署の上級救命講習を受講したばか最年少参加でーすりなので、意識も高まっていて「シリーズ」として良い勉強となりました。

今後もっとスキルや経験を積んで、那須や足尾や日光…その他の山々で役に立てれば…と思ってます。

最年少参加で、スリングとザイルを使ったブランコ(?)や、垂直懸垂下降等も体験させてもらいました。

11/13   塔ノ峰(足尾)   記:「ほんごう」 
足尾・塔ノ峰(1738m)      <メンバー> 「ほんごう」、他1 
【コース&タイム】
足尾・銀山平8:25発→丸石沢・右岸尾根(登山道無し)→塔ノ峰(1738m)11:30着 12:20発→《ピ塔ノ峰より庚申山と皇海山ストン》→銀山平13:50着

【感想】前回は取り付き点に問題は無く、上部で尾根ひとつ間違えていたと言うアクシデント(?)がありました。これを教訓に、今回は沢への下降点を探し渡渉をしました。
よって予定通り丸石沢右岸尾根をダイレクトに登る事が出来ました。

相変わらずマーキングが極めて少なく尾根下部ではルートファインディングを要し、下山時を考えてのマーキングも尾根上部、ジャンクション毎に細かく入れました。鹿に何度も遭遇し、熊除けの鈴を鳴らしながら山を登り詰め山頂へ。6月の時は、山頂から偵察を兼ね縦走となりましたが、この時期は陽が短く断念。山頂で大休止を取りながら、この山の魅力に浸りました。尚、紅葉は庚申川渓谷沿いと渡瀬渓谷沿いが見頃でした。
 

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11/6、11/7  表妙義・白雲山、金洞山   記:「ほんごう」 
白雲山周回 (11/6)
<メンバー> 「ほんごう」、他2
【コース】妙義神社→白雲山→堀切(鷹戻し手前にて下山)→中間道→妙義神社
【感想】大の字を過ぎ次の鎖場よりチェストハーネス(テープシュリンゲによる簡易ハーネス)を装着。
危険箇所に設置してある鎖にカラビナを掛けての通過を何度も繰り返す。
最大の難所・鷹戻しまでは、当初から計画には無かったので、のんびり尾根上で大休止を2度取り、紅葉とスリリングな山歩きを楽しんだ。
前夜の天気予報で、「妙義山の紅葉が、今見頃」の案内通り紅葉で山が映え、天気も申し分無しだった。 


・金洞山周回
(11/7)
<メンバー> 「ほんごう」、他1
【コース】
中之岳大駐車場→石門→中間道→堀切→鷹返し→東岳(金洞山)→中之岳→中之岳神社→中之岳大駐車場
【感想】昨日の続き堀切から先、表妙義の核心部を登って来ました。
難所の鷹返しを登るのは3年振り。前回は、鷹返しが何処から始まるか分からず、1ピッチ目をノーザイルで登り無謀な事をしましたが、今回はルートが分かっている分、取り付き点にてハーネスを装着し安全に登る事が出来ました。鷹返しの下りは、30mロープ2ピッチ懸垂下降。
昨日同様、天気は快晴でしたが空気が澄んでいた為、槍穂などの北アルプスを眺望する事が出来ました。
尚、鎖箇所の増設や新品鎖との交換設置など金洞山付近の難所の鎖場が最近整えられた話しを地元の方から聞きました。
鎖場が増えても安心して登れる山では無く、自ら安全を期して登る山だと思いました。
 

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11/3   塔ノ峰(足尾)  記:「ほんごう」 
 足尾・塔ノ峰(1738m)
【コース】
足尾・銀山平→丸石沢取り付き点→1330m地点(ピストン)

登り始めの時間が遅く山行途中にてタイムアップの時間を設定しての登山となりました。道無き山の登山。
夫は地図とコンパスでこまめに確認をし、また下山時に備えテープによるマーキングを頻繁にやっていました(下山時に、このマーキングに何度も助けられました)。
丸石沢右岸尾根の取り付き点は間違い無かったのですが、尾根をひとつ間違えていた事に上部で気づきました。塔ノ峰(1738m)をピストンを予定していましたが1330m地点で断念し下山。
多くの意味で今回の山行は次回山行の偵察となりました。尚、紅葉は見頃で丁度良かったです。 

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10/16男鹿岳、  11/2大佐飛山   記:「いしかわ」
男鹿岳、大佐飛山の山行結果を報告します。くま、いのししなどの生息地なのでカウベル、道導のマイテープ、コンパスと地形図が必須の山でした。笹のヤブ漕ぎがあるため行くなら3〜5月の残雪期のほうがベター。

1.10/16 男鹿岳
1)コース  7H  道の駅ーJOBS田島ー男鹿林道ー白滝沢源流ー男鹿林道−男鹿岳(往復)
白滝沢源流 JOBS男鹿 山頂の紅葉
支線林道終点の白滝沢源流  JOBS男鹿  山頂付近の紅葉 
2)状況
 日曜日は大谷市民体育祭のため、金曜日に道の駅「たじま」車中泊、土曜日帰りで、当初大佐飛山目的で出かけた。 横川関所跡から男鹿林道に車で入るが、1.8km地点にアウトドア施設JOBS男鹿がある。(4,5人キャンプしていた。)そこにゲートがあり、一般車進入禁止となっていた(予想外)。

 ここから白滝沢入口まで3つ橋を渡り、3km歩く。そこからゲートのある支線のワサビ田用林道の終点まで歩いて1km。更にひょうたん峠まで道があるはずだが、さがしても痕跡無し。沢を遡行しなければならないことを確信し、今回は大佐飛山は断念。(林道歩きや痕跡捜しに3時間浪費)

 男鹿林道まで戻り、白滝橋を渡ると広場あり。ゲートが無ければここに車を十分駐車可能だ。真っ直ぐが男鹿林道だが、崖崩れで進入禁止の張り紙のテープがある。そこから林道は4km続くが、ススキや低木が生い茂り、今までの林道とは違い、最近の車輪跡の形跡無し。
 ここから4つ目の橋を渡ると林道終点のカンバンあり。男鹿岳の麓まで進んだが、もちろん登山道はない。山王峠から男鹿岳への稜線に向ってヤブ漕ぎする。もちろんマイテープ持参。やっと山頂を捜しあてたが、山頂は広葉樹と笹薮でした。

2.11/2 大佐飛山

1)コース 8H  JOBS男鹿ー男鹿林道ー白滝沢源流ーひょうたん峠ー −大佐飛山(往復)
2)状況
 ワサビ田までは前回のリベンジなのでスムーズに進む。ワサビ田手前から道を見つけ、きつい登りであったが、ひょうたん峠手前で塩那スカイラインと合流し峠まで進む。峠の記念碑から大佐飛山に向う。物好きな登山者がいるらしく、踏み跡がのこっていた。マイテープを付けながらここからは笹薮の跡をたどって山頂へ。

 大佐飛山山頂も広葉樹と笹で見晴らしはない。途中、JOBS男鹿のガイドとその客らしい5人のグループに林道で出合う。 ひょうたん峠で記念写真を撮ったまでは良かったが、帰ってからカメラが故障して写真が取り出せない。まいった。
 

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 10/9〜11  北穂高・東稜  記:「ささき」
朝焼けの涸沢 天候が回復 ゴジラの背の南側 北穂山頂
朝焼けの涸沢  天候が回復してきた  ゴジラの背の南側  北穂高山頂にて 
北穂東稜の山行報告です。 時間がかかって暗くなってしまったことは反省でしたが、 初バリエーションルート、心に残る山行でした。 岩にもっと慣れられる様、練習していきます。

(メンバー) 「atsushi」、「さくらい」、「ささき」
<10月8日(金)曇> 小山(22:30)〜沢渡(27:00)
<10月9日(土)雨> 沢渡(7:00)〜上高地(7:30)〜明神池(8:45)〜徳沢(9:45)〜横尾 (10:50)〜涸沢(14:00)
<10月10日(日)晴時々雨> 涸沢(8:40)〜北穂東稜分岐(9:40)〜東稜取付(10:23)〜 稜線(11:20)〜ゴジラの背(13:20)〜懸垂下降(15:30)〜北穂山頂(16:00)〜涸沢 (17:50)
<10月11日(月)晴> 涸沢(8:30)〜屏風のコル(9:44)〜屏風の耳(10:20)〜屏風のコル(10:50)〜徳沢 (13:30)〜明神池(14:20)〜上高地 (15:15)〜沢渡(17:50)〜小山

<10/9>  金曜夜小山発、深夜沢渡着。朝、雨降る中を上高地に向かう。歩き始めから曇 と雨。悪天候の中、涸沢方面へ向かう人も多ければ、擦れ違いの下山者も多い。 流石は涸沢。横尾を過ぎると道幅も狭くなり、人の流れが連なる。思う様なペー スで進めない渋滞と雨の二重苦。途中左手に見えた紅葉の屏風岩が感動的に綺麗 だった。

涸沢に近づくに連れて木々もお色付き、悪視界中にも鮮やかな紅葉が目 を楽しませる。涸沢到涸沢テント村着後、おでんと生ビールで乾杯。結局深夜まで続いた雨と 汗で体が冷え、寒い。低気圧が停滞し、翌日の予報も終日雨になる。東稜もダメ かもしれないなどと話しつつ、就寝。

<10/10>  起床時、視界悪く、雨も少し残る。東稜を諦めかけ、ゆっくり一日を始めよう とするが、7時頃より天候回復し、これならいけると急遽出発。  南稜の登山道を1時間弱登った所から、ルンゼを右に横切り、東稜の取り付き へ向かう。混むかと覚悟したが、雨のせいかこの日いたのは他に一組のみ。「atsushi」 さん、「さくらい」さん交互にトップで懸命にルートを探して下さる後を、二番手で付い ていく。しばらくはそれほど難しく無い登りだが、練習の意味からもザイルを出 して進み、多少時間がかかる。

核心部、ゴジラの背は両側が切り立っていて怖 い。一部、特に険しい南側壁を通る箇所では、なんで来てしまったかと泣きそ うになる。無事ゴジラの背を超えると、あとは時間との戦い。懸垂下降で巻き道 へ降り、真っ直ぐ北穂小屋へ詰め、辺りが暗くなる中、南稜ルートを急いで下山、そして生ビール。テントの数が更に増えて、幻想的な光が浮かぶ。空には満 天の星空。怖かった昼間の光景も、振り返ると夢の様。改めて来て良かったと、 天候回復、同行の「atsushi」さん「さくらい」さんに感謝。

<10/11>  雲一つ無い快晴。朝焼けに涸沢槍が紅く染まり、紅葉に加えまた美しい。  名残り惜しみつ快晴の涸沢つ、テント撤収後はパノラマ新道を通り、屏風の耳へ寄りつ つ、徳沢方面へ下山。途中、槍ヶ岳、富士山も見え、涸沢の星空素晴らしい景色と紅葉を楽 しむ。人も多いが、渋滞はたまにある程度。徳沢では猿の集団と橋の上で擦れ違 う。
上高地まで降りて来ると、バスターミナルが異様に混雑している。国道で事故があり、輸送手段が殆ど機能していないようだ。多少の影響は受けるも、沢渡 で温泉、食事と渋滞解消を待ち、比較的ロス少なく小山へ帰着。
初日の悪天候で一時はどうなることかと思ったが、振り返ると楽しい場面しか 出てこない、とても充実した山行だった。殆ど何もできない自分を連れて行って 下さった「atsushi」さん、「さくらい」さん、改めて有難うございました。  

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 10/11  那須・姥ケ平  記:「いしかわ」
<メンバー>  「いしかわ」、他1
天気予報では快晴とのこと。紅葉の那須にかみさんと2人で出かけて来ました。

1)コース  
沼原駐車場ー姥ヶ平ー三斗小屋温泉ー三斗小屋宿跡ー沼原駐車場    (約6時間)姥ケ平の紅葉

2)状況
 小山を5時30分に出発して、8時30分沼原に到着。100台くらい収容の駐車場は満杯でそこから100mくらい前まで路上駐車されていた。(帰りには500m付近にも車があったことから、その後も続々と車が増加したものと判断された)
 ほとんどの人の目当ては姥ヶ平で、登山道の途中では紅葉は無かったが、姥ヶ平ではちょうど紅葉の真っ盛り。ここは寒暖の差がある、特異な地点なのか。

 帰りは三斗小屋温泉まで、歩く。流石山あたりも紅葉が見られた。挨拶しても答えの帰ってこない小屋の主人に今回も出合い、その後三斗小屋宿跡に向う。 
小屋の人の車であろうか6台の車が止まっていた。ここまで深山ダム経由で林道が通じていたが一般車はゲートで進入禁止のはず。途中、湯川には三本丸太の橋が掛かっていたが、一部増水のため、クツを抜いて徒渉して、沼原に戻った。 

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 10/3   ケサ丸沢(沢登り)   記:「わたなべ」

   湯檜曽川、白樺沢ケサ丸沢

  <メンバー 「わたなべ」、「ウッチー」、> 天気、曇り時々日が射す

 佐野発 4:40―マチガ沢駐車場7:10―武能沢出合(入渓)8:30―白樺沢出合9:00―旧道(終了点)12:40〜13:00白樺避難小屋13:30―武能沢出合14:40−マチガ沢駐車場15:30 

 前回雨で中止になったサケ丸沢に再度リベンジ、武能岳北東面を水源とする白樺沢の支流だが流域面積は、ケサ丸沢のほうが広く多くの枝沢をもち水量の多い沢です。

 土合橋を渡ってすぐ右の林道に入り湯檜曽川と平行して車で進むと、10分位で終点に着き広い駐車場があります。そこから約1時間20分で武能沢入渓点に着きます。

白樺沢出合いの先には、
2段25mの大滝と50mの大ナメ滝と、結構楽しめます。そこから30分位行くと、2段10m、3段ナメ滝30mが続きますが、気温が低く正規ルートの滝の水流際を登ると冷たいので、すぐわきの左右どちらかを高巻をすると結構険しい所が幾つかあります。2級下といっても侮れません。

約5時間30分ほどで、蓬峠旧道に合流する。帰りは、新道からのんびり下る。

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10/1〜2 谷川・シンセン左俣   記:「さくらい」
<メンバー> 「なかじま」、「さくらい」
10/1:小山20:30−水上23:00−土合駅(泊)23:40
水上で高速を降り、いつものセブンイレブンで食料調達後、土合駅に向かう。到着して夜空を見上げると、たくさんの星が輝いていた。明日の天気は大丈夫そうだ。

10/2:土合駅6:00−シンセン沢8:30−オキの耳14:40−天神平16:30−小山21:20
朝の準備に手間取り出発が若干遅れる。巌剛新道から入山し、第一見晴らし台からマチガ沢へ降り、シンセン沢の入り口へ。水の無い沢をガンガン遡行していくと、本チャンの岩場が出てきた。靴をクライミングシューズに履き替え登攀開始。

2P目にトップをやらせてもらったが、先の分からない岩壁を支点を探しながら登る大変さが分かった。
5P目、核心部のクラック(W)を登った後は、草付きとガレの中を薄っすらと残る踏み跡を辿りながら東尾根まで詰める。延々と続く稜線を行き、せっかくだからと第一岩峰も登攀。

この稜線はまだまだ続くのか!?と思っていたら、いつの間にかオキノ耳の真下だったらしく、最後の草付きを這い上がる。頂上に到着すると、休憩していた登山者の方々から「お疲れ様!」と声を掛けて頂けたのが何より嬉しかった。
当初予定していた東南稜は、時間に余裕がなかったため中止したが、十分充実した山行だった。

最後に、不慣れな私と一緒に登っていただいた「なかじま」さんに感謝です。ありがとうございます。 

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10/2   岩トレ(藤坂R.G)    記:「ながおか」
<メンバ−>  「ながおか正」、「さだこ」、「おがわ」、「atsushi」、「ささき」、「なかさと」、(「とみやす」)
7時過ぎから、1P目で、正廣、「atsushi」、「ささき」はトップロープによる登下降、プールジックでの登り、懸垂下降、セルフビレーを12時過ぎまで行う。12時過ぎ、「おがわ」さん、「ながおか」 正廣、「さだこ」は引き上げる。
「さだこ」、「おがわ」 さんは「とみやす」さんのリードでマルチピッチを登る。また遅れて来た「なかさと」さんと「さだこ」は、二人でマルチピッチを登る。12時過ぎから「とみやす」さん、「なかさと」さん、「atsushi」、「ささき」の4人でマルチピッチを登る。「ささき」君も少しづつ、岩に慣れてきた。
 9/20〜22   鳳凰三山  記:「よしだ」
<メンバー> : 「よしだ」
コースタイム: 9/20 小山 15:00=20:00 夜叉神峠
          9/21 夜叉神峠 6:30−7:40夜叉神峠 −11:55南御室小屋 12:30−14:15薬師小屋
          9/22 薬師小屋 6:22- 6:34薬師岳- 7:07観音岳- 8:15地蔵岳- 9:30高峰 9:45-白鳳峠10:40
           -12:55 広河原 13:05=夜叉神峠=19:20小山
 
富士の夜明けオベリスク<山行報告>

9/20 関越道の渋滞を避け、佐久経由で夜叉神峠に向かう。夜叉神峠登山口は、 7割程度の込み具合であった。


9/21 朝、1番のバスに起こされ、早々に準備し、出発する。風邪が完全に抜けていないせいか、夜叉神峠への
登りがきつかった。まだ、所々に秋の花が残っている森林帯を薬師小屋まで歩く。

9/22 意外と暖かい日の出を薬師岳より望む。今年初めて富士山がきれいに望めた。
また、強風の中、地蔵岳、白鳳峠を経由し、広河原に下山した。 帰りの北関東道では、豪雨に見舞われ、視界が悪く運転に疲れた。

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9/17〜18  穂高・屏風岩   記:「なかさと」

<メンバー> 「なかさと」、他(T.T)
17日【晴れ】

早朝、沢渡からタクシーで上高地へ。横尾に到着後、翌日に備え偵察に行く。T4取付きから2ピッチほど登り、登攀用具をT4取付きにデポし横尾に戻る。

※この日の最大の難関は横尾谷の渡渉でした(前日の雨による水量増のため)

18日の屏風岩18日【晴れ】扇岩より東稜を望む

暗いうちに横尾を出発。T4取付きには既に先行パーティーがいたが、彼らは東稜を登るとのだった。

扇岩テラスまでは何とか順調に進む。それから先、切れそうなシュリンゲに半信半疑で体重をかけ、また、濡れている岩に滑らないよう細心の注意を払いながらなど、緊張の連続だった。私的には、5P目のハング下バンドを背中の荷物を気にしながらのトラバースが一番緊張した。

終了後、屏風の頭からパノラマコース経由で下山。

※紅葉はまだまだといった感じでした。今回天気に恵まれたこと、ありがたく思います。

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9/18〜19  針ノ木岳   記:「ひがの」
<メンバー>   「ひがの」
 
9月18日  小山5:00〜9:00扇沢
 孫の小学校運動会終了後、扇沢に向かう。 扇沢駐車場は夜間にかかわらず満車。無料駐車場に何とかスペースを見つけ駐車。
 1人でのビールの味は今一。10:00就寝
 
9月19日  扇沢5:15〜8:15大沢小屋〜9:15針ノ木小屋〜10:15針ノ木岳10:45〜11:15針ノ木小屋11:30〜14:00扇沢
 足元が明るくなるのを待って歩き出す。林道を3箇所ほど横切るとなだらかな登り。大沢小屋は今年の営業は修了していた。
登山道にはアキノキリンソウ、ウサギギク、リンドウがまだ咲いている。

 針ノ木雪渓はほとんど雪渓が溶け巻き道を歩く。雪渓の急登を登りきると針ノ木小屋に着く。小屋から針ノ木山頂まで1時間。晴天の山頂からは槍、黒部ダムの先に剣、鹿島槍、白馬等の北アの峰峯がくっきりと青空の中に見える。山頂で30分ほどのんびりと一服。至福の時を過ごす。予定よりはやかったので、小屋泊まりの予定を取止め下山。
                                
扇沢は観光客で一杯。駐車場待ちの車の列が2km先まで続く。
大町温泉郷で入浴後帰途に着く。上信越道は松井田妙義から渋滞。8:30小山着。

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9/12〜18  新潟県の山々   記:「いしかわ」
全体的に登山路には花期の過ぎたイワウチワやリンドウが目立つ程度でチタケも数個見られました。

1.9/12(日):佐武流山 
 1)コース 9H:10M    切明−中津川林道ー檜俣川徒渉地点ー物思平ーワルサ峰ー山頂(往復)佐武流山山頂
 2)状況
  片道5.5Kmの林道を1時間歩く。綱1本架かった沢を渡ると急登が始まる。右周りにカーブして稜線は続くが、佐武流山は   前の山に隠れて見えない。途中から雨が降り出す変わり易い天気で、左側の檜俣川側の切れ落ちた稜線を堪えながら登る。    山頂は6畳位のスペースがあるが、見晴らしは良くない。白砂山方向の道は笹薮の中である。帰りの林道からは晴れてきた。会った登山者なし。
2.9/13(月)
    午前中大雨、午後回復のため、停滞し、河原の無料野天風呂を楽しむ。

3.9/14(火):鳥甲山
鳥甲山頂 1)コース 5H20M    和山登山口ー白クラー鳥甲山(往復)
 2)状況
  クロベの樹林帯を抜けると左右が切れ落ちた岩稜の尾根登りとなる。途中クサリも数ヶ所あり、緊張する。オオシラビソのピークがあり、山頂かと思ったが、更に一端下った奥に鳥甲山の山頂が現われる。クサリ場の先の山頂はオオシラビソが数本ある笹原の山頂であった。登り時には秋山郷の集落も見えたが、下り時は霧の中であった。下山後、再び野天風呂で汗を流す。会った登山者一人。

4.9/15(水):中ノ岳
 1)コース 6H50M    十字峡登山口ー日向山ー山頂(往復) 中ノ岳山頂
 2)状況
  登山口の案内板では片道6.9km、6Hで時間的に厳しいとと思ったが、結果的にはまずまずであった。日向山まではクサリ、岩稜の登り連続で3Hを費やす。日向山から急登の稜線歩きで、周りの山々を見ながらの登山は気持ちが良い。日向山で休憩していると、地元新潟の若者一人が追いぬいて行く。元気だなと思っていたら、急登の途中で追いぬく。彼はガスケツでトーンダウン。山頂では360度パノラマで八海山、駒ヶ岳、荒沢岳など雲一つ無かった。会った登山者は沢登り2人、上記の若者一人
5.9/16(木)
     朝から大雨で小出に停滞。  酒造、ワイナリー巡りとなる。

6.9/17(金):荒沢岳

 1)コース:6H10M        銀山平登山口ー前山ークサリ取り付きー前クラー山頂(往復)
 2)状況
  当初、八海山登山を予定していたが、小出の町は大雨の予報なので、荒沢岳に変更した。枝折峠を過ぎると天気は全く異なっていた。雲行きは怪しいが、青空も見えた。登山口を5時出発。このコースは荒沢岳の前哨戦として岩山の前クラがデンと坐っている。クサリの取り付きからはクサリとハシゴの連続で岩と岩の切れ目をクサリでよじ登る難所がある。それ以降は稜線で、駒ヶ岳が雲間から見えた。まもなく霧がかかり出し、山頂は数m先も見えない霧の中となり、雨も降り出した。枝折峠を越して、新潟に戻ると大雨であった。 会った登山者なし。

7.9/18(土):八海山

 八海山大日岳山頂1)コース:6H    屏風沢2合目登山口ー千本檜小屋ー大日岳ー新開道ー林道ー屏風沢2合目登山口
 2)状況
  朝から天気は良好。駐車場には4台の車あり。屏風沢は滑車で渡れる設備があったが、勢いを付けて沢を飛び越す。スギの樹林帯を過ぎると、屏風岩の20Mのクサリの連続で高度をかせぐ。途中、清滝や登って来た尾根の先に見える魚沼の米田を眺めながら苦しさを紛らす。相当辛い連続が続く。千本檜小屋から続く八海山の尾根のクサリ場やハシゴは屏風岩尾根の登りに比べれば簡単であった。大日岳から入道岳への道はがけ崩れで通行禁止であったための大日岳から引き帰して、新開道に下山の道をとった。

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 9/11〜12 日山協自然保護委員会総会  記:「ひなぎく」

開催地  新潟県柏崎市高柳町 じよんのび村

参加者  「ひなぎく」 「おがわ」 「おがわ恵」

     栃木岳連より坂口名誉会長 梅山自然保護理事 手塚 奈良 鈴田        以上7名

総会より 20都道府県から60名参加、新潟県内から70名参加     各県代表者による活動報告

大会スローガン   「里山に息づく生物多様性に学ぼう、水生植物保全から考える棚田の重要性」

スローガンに基づく基調講演会  上越教育大学 准教授 五百川 裕氏

<講演会から>

里山の重要性について再認識した。現在全国に広がりつつある楢の木の枯死の問題・・・害虫によるもので里山の不整備により蔓延している。新潟県内でも顕著になっていた。

翌日、「黒姫山登山」コースにて出発したがあまりの風雨のため栃木組は「棚田の見学」に変更。棚田100選に選ばれている素晴らしい場所を見学できた。

刈り取りには若干早かったので黄金の稲穂の棚田を見られた。道端には秋の花々が沢山咲いていた。しかし棚田に来るまでかなり山道を登らなければならず勾配も相当ある。当然農作業は手作業となり何らかの補助がなければ存続は難しそうだ。おいしい水が決め手のようで途中その水を飲ませてもらったがとてもおいしかった。
また藁ぶきの古民家も保存されており見学客も多いとのこと。そばで取り立て野菜を売っていたが皆が一斉に買いに行ったのでおばちゃんがてんてこ舞いしていた。内容は「ひなぎく」宅で採れるものと同じようなものであった。

じょんのび村で温泉に入ってから帰路につきました。

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 9/4〜5   那須クリーンキャンペーン  記:「ひなぎく」

 平成22年度 第33回那須クリーンキャンペーン報告書

<参加者 「おがわ恵」 「ひなぎく」>

 9月4日() 峠の茶屋 東屋にて前夜祭 46名参加 今回は黒磯山岳会が当番であったが会員の負担も少なくないので今後は各会持ち回りでの検討もあり。小山山岳会の当番もあり得ます。

 9月5日() 7時30分から開会式 参加者180名以上

晴天の中、大半の方々は早朝から入山済。

私たちは8時20分から9時まで那須ロープウェイ駅前にて登山者に登山カード記入の指導を行う。40分の間に22組、約70名が入山した。その他観光客多数。

9時30分に峠の茶屋指導所から峰の茶屋跡〜三斗小屋分岐〜牛ヶ首〜峰の茶屋跡〜指導所とまわった。指導所13時30分着。

 ・今回は峠の茶屋〜峰の茶屋間の歩道のわきに石積みをして歩道の広がりを抑えるようにした。ロープも新しく張られ、場所 を示すナンバープレートも設置された。ナンバープレートは救助や時間配分などに有効とのこと。

 ・テレビで那須のりんどうが見ごろと放映されたためと下界が猛暑のため涼を求めての観光客と登山者が非常に多かった。

 峰の茶屋跡から三斗小屋への途中にある避難小屋はりっぱであるがトイレはない。この小屋は8000万かかったそうである 。 愛子様と雅子様専用のトイレが峰の茶屋跡付近の草むらに誰にもわからないように作ってある。

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 9/5〜8   北岳〜農鳥岳  記:「かとう」
マイテントと富士山 早朝の北岳 北岳山荘と間ノ岳 富士の夜明け
マイテントと富士山  早朝の北岳にて  北岳山荘と間ノ岳  富士の夜明け 
<メンバー> 「かとう」
 9/5 23:30 小山出発(日中の岩トレが祟り、途中2回の 仮眠を挟む)

 9/6 06:50 奈良田バス停着(「さくらい」さんの山行報告で、県道南ア ルプス街道の通行規制情報を得ていたので、無事目的地に到着)
  09:00 広河原着→登山開始(天候は大旨良好。 大樺沢沿いのルートにて)  11:10 大樺沢二俣(昼食、数人のパーティと意気投合。 その内二人組はバッドレスへ、もう一人とはこの後人名救助?へ) 
  13:00 雪渓終わりかけ。標高2500m(富士なら五合目の駐車場。息上がる。)、気圧782hps(低い・・気になる 台風)

ここで、アクシデント発生!先に急ピッチで 登っていた男女二人のパーティが、ルートを外れ八本歯の頭に向かい脆 い急壁を登り始めている。 ザイルも持たず、軽装、無謀、すでに10m 以上。先ほど大樺沢で出会った単独のベテラン登山者(Kさ ん)と、注意を促す。 ようやく渋々降り出したが、先行した女性ヤナギランが残り 3m程から滑落。慌てて駆けつけ、様態確認。他のパーティとの連携もあ り、とりあえず白根御池山荘へ向かわせる。 自足歩行可能だったが、結局、その後山荘から の救助要請にて搬送される結果なる。

15:50 八本歯のコル(ロスタイムがあり、疲れも ピークに達したので、この日の北岳山頂はあきらめ北岳山荘へ) 15:15 北岳山荘着(テント一泊/¥600&缶 ビール¥500。
時おり富士のシルエットが浮かぶ。富士を拝みな がらの夕食) 19:30 就寝(救助疲れとビ農鳥岳山頂ールが効く。夜半に強 風に悩まされ、ペグを打ち直す。空を見上げ流れ星に明日の良天を願 う。)

9/7 04:30 起床(周囲の富士見物の物音で起こされる。 富士、絶景!。しばし見とれる。コーヒー、パンにチーズとサラミハム で朝食)。以前暴風状態。  06:00 北岳山頂へ向け出発(テントはそのままで ピストン。富士に時間を費やしすぎた!?) 06:45 北岳山頂(暴風域。撮影後直ちに降下→山荘 07:45)

 08:45 暴風にて、テント等の収納、パッキングに苦戦し 出発遅延。ガスから霧へ。視界不良。 10:35 間ノ岳山頂(暴風霧、大シケ。もともに 立っていられない=休むに休めない・・。同10:40発。この後、 大門沢小屋まで誰一人すれ違わない。) 11:45 農鳥小屋着(昼食、やっと出会えた小屋の おじさん、超無愛想。) 14:00 農鳥岳山頂(以前暴風霧域。稜線上俺たっ た一人。

 この後大門沢の分岐で風が止む。直後に暗雲が立ち込める。樹 林帯一気に降りる!) 17:40 大門沢小屋到着(テント泊/¥500& ビール¥500/電話1通話¥300)  20:00 就寝(テント場、俺一人。パラパラと雨の心 地良い音、快眠zzz)

9/8 04:30 起床(小屋泊客の用便の音で起こされる。し ばし雨対策の思案・・時間雪渓下は過ぎて行く・・)  06:50 小屋出発(昨日は風、本日は雨での荷造り 遅延。右肩に激痛ありで、休み休みの下山) 10:20 奈良田バス停着(小雨)11:00

 【奈良田の里 温泉】が休みのため、湯島 まで移動し入浴¥500。風呂上がりのアイス¥300。通行規 制解除まで、売店のおばちゃんと世間話。 その昔、今の奈良田ダムの底には、平家落人の 集落があったそうな・・・。

17:30 小山着(度々の寄り道をするも台風の影響 なく無事帰着。)そこそこドラマチック?な山行でした。
台風が日本海上を進むと踏んで、富士か南アルプスなら大丈夫だろう! と安易に考えての計画でした。

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9/4〜5   緑沢(沢登り)    記:「ひがの」
<メンバー>  「はしだ」、「おおむら」、「ほんだ」作、「ほんだ康」、「ひがの」 
5:45ハイキングコース入口  6:35庵沢出合い 7:15緑沢出合い 11:25天狗平 13.:30湯元
 
<4日>湯元に車を1台デポして、今の時期には駐車する車の少ない、赤沼駐車場にテント泊し、恒例の宴会を始める。
 
<5日>5時30分発の千手行きのバスで、弓張峠下の西の湖へ向かうハイキングコースで外山沢に着く。庵沢の天狗平へのダケカンバ林二股までは沢沿いの水道管理用道路を歩く。
二股から伏流水の沢に入り、しばらく歩くと水も現れ外山沢と緑沢の二股だ。緑沢にはいると、ゴルジュの先に25mの滝が見える。直登を避け左の20mの階段状滝を登り、
右にトラバースをし本流に戻るとすぐに20mの滝が現れる。右側を直登しすると気持ちのよいナメになる。ナメが終わると2段40mの緑滝だ。ホールドも多く気分欲乗り越える。

3mの滝をいくつか越えるとかなり水量が少なくなる。所々で伏流水となり3段6m、2段15mあたりはほとんど水量が無く源頭の様相だ。藪漕ぎも無くダケカンバの林を登りきると天狗平の尾根道に出る。
きつい下りに嫌気がさす頃、湯元スキー場につく。下界の茹だるような暑さを思うと、涼しい沢登に大満足の一日であった。
 

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8/22〜25  新穂高〜黒部縦走  記:「atsushi」
(新穂高温泉-双六岳-三俣蓮華岳-鷲羽岳-赤牛岳-黒部ダム-扇沢)

<日程>:2010年8月22日-25日 前夜発 3泊4日    <メンバー>:「atsushi」
<天候>:22日晴れ、23日晴れ、24日晴れ、25日晴れ

<要約>
天候に恵まれ、展望と温泉を満喫、充実した縦走になった。
22日 荷物の重さに登りはきつく歩みは遅いが登山道は整備されていて、双六小屋で幕営。
23日 双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳で360度のパノラマを楽しみ、高天原温泉を満喫。高天原山荘の小屋泊り。
24日 温泉沢を登り、赤牛岳で展望を楽しみ、ひたすら悪路な読売新道を下る。奥黒部ヒュッテで幕営。
25日 沢の渡渉で梯子が連続、平の渡しで黒部湖を横断、ついに黒部ダムへ到達。

<行動時間>(休憩時間含む)
22日 7h28m   6:05 新穂高温泉 - 7:25 ワサビ平 - 11:25 鏡平 - 14:33 双六小屋
23日 9h05m   6:00 双六小屋 - 7:05 双六岳 - 8:37 三俣蓮華岳 - 9:40 三俣山荘 - 11:25 鷲羽岳 - 12:34 岩苔乗越 - 14:12 水晶池 - 15:05 高天原山荘 
24日 10h26m  5:47 高天原山荘 - 9:13温泉沢の頭 - 11:30 赤牛岳 - 16:13 奥黒部ヒュッテ
25日 6h38m   7:07 奥黒部ヒュッテ - 8:50 平の渡し(針の木谷側) - 10:25 平の渡し - 13:45 黒部ダム
新穂高温泉 双六小屋 燕岳付近から日の出 鷲羽岳から槍
早朝の新穂高温泉を出発  双六小屋  燕岳付近からの日の出  鷲羽岳から槍、北鎌尾根 
<山行報告>
21日
今回は縦走のため、登山口まで夜行バスを使うことにする。毎日アルペン号で新穂高温泉までバスで睡眠。乗合バスの用で八ヶ岳の美濃戸口や燕岳の中房温泉行の人も一緒だった。

22日
新穂高温泉を出発、ワサビ平まで標高差はないが荷物の重さが肩にくいこむ。家を出るときに23kg位だから、食料と水などを足したので、おそらく24kgくらいはあるだろう。ワサビ平からは、中学生の親子登山と一緒になり、抜きつ抜ライチョウに出会ったかれつほぼ一緒に登ることになった。
秩父平、このあたりで右手に穂高が見える。しかし鏡平到着も、槍と穂高の稜線はガスの中で有名な池に移った風景は見れず。午前中の9時くらいまでなら見えるらしい。名物のかき氷(500円)を食べる、食べたら一気に体が冷えてすぐに出発。稜線への登りがきつい。さいわいガスの中で日差しがなく歩けた。稜線上に出てからは上は雲がなく、周りはガスで展望がきかずあまり嬉しくない状態で、花見平では、まだ高山植物が咲いているのが幸い。ただ名前がわからず。

双六小屋に到着し、生ビール(700円)で乾杯。このコースは山小屋もあり、非常に整備されていて歩きやすコースだった。その後、夕暮れ時に槍ヶ岳の展望をもとめて樅沢岳に登るがガスの中、かわりに雷鳥の歓迎をうける。夕焼けの鷲羽岳を見て、夕食を食べ就寝。

23日
水晶池朝、日の出を見るため、双六小屋前から東の空をながめる。太陽は燕岳のイルカ岩のあたりから登ってきた。このため遅い出発となり、6:00となる。双六岳へ登頂、360度の素晴らしい展望。南から、笠ヶ岳、御嶽、乗鞍、穂高、槍、燕、鷲羽、水晶、立山、野口五郎と一周。槍と穂高を西側から眺めるのは初めて。

6月に常念岳から見たから今年は、両側から見れたことになる。遠くには剣立山もみえる。そして、これから歩くであろう稜線が遥かに続く。その稜線を歩き、三俣蓮華岳へ。岐阜県・富山県・長野県の県境がある。ここも360度、鷲羽岳が大きくそびえ立ち、直下に三股山荘。雲の平をはじめて見る、台地上になっており、ぜひ行ってみたいものだ。

いったん、三俣山荘へ下る。鷲羽岳への登りがきつい、上からの太陽がじりじりと体を焼く。鷲羽岳到着。このころには少しづつ雲が上がってきていた。槍ヶ岳の北鎌尾根がきれいに見える。このまま稜線を行きたかったが、時間が遅いため、温泉に入れなさそうなので、、水晶岳を通るルートはあきらめ、岩苔乗越のルートを取る。岩苔乗越は雪渓が残り、高山植物が咲いていた。途中、水晶池のきれいな風景が印象的だった。このルートは稜線上とは違い人と出会わなかった。高天原温泉

高天原に到着。ここは高山植物の盛りは過ぎてしまったようだ。高天原山荘はそのすぐそばにある。まっすぐな部分がない、曲がった小屋だ。明日から改装工事にはいるらしい。24日以降は予約がないと泊まれないことに。今日が回収前の最後の日と思うと、予約したときは、そんなことは知らなかったのでラッキーだった。すぐに温泉へ、龍晶池を見に行っている間、沢でビールとつまみを冷やす。戻ってきて、温泉で祝杯。自分でかつぎあげたビールだけに一際うまい。

いい温泉だ、だたもっと小屋から近ければいいのだが(行き15分帰りは登りで20分)今度、高天原温泉に行くときは、時間に余裕をもってのんびりとしたいものだ。高天原山荘は幕営地がないので小屋泊り(8800円)。ひさしぶりの小屋は飯はうまかったが、なかなか寝付けなかった。就寝時、月がちょうど水晶岳にかかっていた。

24日
温泉沢の頭より翌日、朝食をとり出発。温泉沢を登る。このコースは地図では熟練者向けとなっている。最初は岩がゴロゴロとした沢を詰めていくので、沢登りができれば問題ないだろう。ルート上はケルンと目印があるので迷わずいける。沢から尾根への取り付きは急でわかりにくいが、ロープと目印があるので注意していればわかる。そのまま尾根を急登、樹林からハイマツになってくると急斜面な上に非常にザレてくる。しっかりと足に体重を乗せ登山靴のグリップを活かして登る。温泉沢の頭に出て、半日ぶりに稜線上にもどる。

薬師岳が大きくみえる。ここから、ゆっくりと赤牛岳へ。岩と赤い土の稜線が続く。何人かとすれ違うが、水晶小屋からの往復だった。稜線歩き、左手には薬師岳、右手には野口五郎岳。振り返れば槍も時々見える。赤牛岳に到着。槍がずっと遠くに見える、ここからの槍は東にちょっと傾いている。立山方面はガスがあがってきて何も見えない、残念だ。

もう少し早くつけば見えていただろう。ここから読売新道を一気に下る。頂上直下は道が崩れていて非常に危険。ここは慎重に行きたい。ザレ場、岩場、苔の生えた岩、網のような木の根っこ。とにかく歩きづらい。それでもひらすら下る、沢の音が聞こえるようになるがまだまだ下る。沢が見えてきて平坦になったところで奥黒部ヒュッテ到着。この日は、約800m登り1400m降ったことになる。ソーセージをつまみに500mlビール(700円)で乾杯。ベテランの山屋さんと山談義で盛り上がり就寝。

25日
最終日、この日も晴れ。平の渡しの時間が決まっているので、遅い出発。ゆっくりとした朝を過ごす。東沢黒部・平の渡しを橋で渡り、黒部川ぞいに歩くが、途中、沢の高まきなどで梯子の上り下りが続き。きつい。食料は減ったとはいえ、20kg以上はあるだろう。途中、木々の隙間から立山が大きく見える。平の渡しで船を待つ。

10:20発。定員9名、ぎりぎり9番目だった。最終的に12名。超過した人は、この船がもう一回くるそうだ。渡るのに5分くらいか。風が気持ちいい。対岸に到着、急なはしごを登る。ここからも黒部湖の淵の上り下りが続く。単調で飽きてくる。ようやく、くろよんロッジが見え、御山谷にかかる渡渉用の橋で休憩。
沢で羊羹やゼリーを冷やし食べ、最後のひと踏ん張り。黒部ダムに到着!!大きい。ツアー観光の人が大半だから、自分の格好が場違いのようだ。さっそく黒部ダムカレーと生ビールで乾杯。トロリーバスで扇沢に出て、薬師の湯で疲れを落とし、信濃大町駅から高速バスで新宿へ、電車で帰宅。

久しぶりの長期縦走であり、ここでは書けないくらい、とても充実した縦走でした。
 

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8/29  安達太良山(トレイルラン)     記:「ささき」
<メンバー> 「わたなべ」、「ウッチー」、「ささき」、他三名

<8/29> 晴 安達太良温泉(7:00)―奥岳登山口(8:15)―くろがね山荘(9:15)―安達太良山頂(9:50)―安達太良温泉(11:20)

 「順位表彰無し、山を楽しむレースです」と謳ったこのレース、「おちあい」さんの代打で参加させて頂いた。コースは山麓の安達太良温泉を起点に、奥岳登山口からくろがね、安達太良山頂を通過し、スタート地点へ降りてくる全25km。
 コースは大きく、次の4部に分けられる。

1) 安達太良温泉〜奥岳登山口
 登山口に至る一般道10km。後半4kmは急坂の登り。この区間のみ1h30mの時間制限有り。暑さ、硬いレース前全員で路面、急坂の三重苦に、厳し目の関門設定。我慢の道。トレイルランといっても全行程を走るわけではなく、参加者も体力とコースを考慮して、最短ゴールできる様に歩き/走りを使い分けているようだ。斜度に応じて「そこから歩く、あそこから走る」と決めながら進む。なんとか制限時間内通過。

2) 奥岳登山口〜くろがね山荘
 山道が始まる。登山口近く、沢沿いに多くの滝を見る。滑が綺麗で清涼な空間。馬車道と呼ばれるつづら折を登ると稜線に出て、鉄山が見える。斜度としては走れる程度の登りが続くも、最初の区間で足を消耗し、少し走っては歩き、また歩きと、妥協の繰り返し。ここで走れる人とそうでない人で登りの差が大きく出た筈だ。途中湧き水の美味しかったこと。

3) くろがね山荘〜安達太良山頂
景色が岩稜帯の様相を帯びてくる。樹木が減り、周囲の山が見渡せる開放的な雰囲気。初の安達太良山、大好きになった。足場も悪くなり、走る人はいない。皆早足歩きで登っていく。ここが一番普段の山歩きに近い、山行成果の発揮どころ。前を数人吸収。

山頂より鉄山への稜線4) 安達太良山頂〜安達太良温泉
 コースは山頂横を通り過ぎるが、折角なので初登頂。遠景も美しいが山頂一帯の雰囲気が素晴らしい。天気にも恵まれ、心地よい暑さ。 ゴールまでは表登山道沿いに樹林帯のトレイルを駆け下りる。上部は急な箇所も多く、中腹辺りは足場が岩。走り降りるのは少し危険に感じたが、いざ走るとスピードに乗る爽快感がたまらない。

速い選手(まるで野生のヒト)の後ろに付き、列車の様に連なって山道を駆け下りる。成る程。これがトレランの魅力か。途中まで良いペースで下るも、一度止まったが最後、腰と膝が急に立たなくなる。慣れない運動で、負担も大きかったか。腰に補強ベルトを巻き、なんとか走りきる。6人全員無事完走。

 今回、自分にとっては初トレイルラン。アップや補給の用意と、何から何まで「わたなべ」さん、「ウッチー」さん、同行の皆さんにお世話になった。安達太良山は雰囲気も素晴らしく、レース抜きでも是非また行ってみたい。皆さん、本当に有難うございました。
 

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 8/18〜21   岩木山、八甲田山、八幡平  記:「ともさん」
<メンバー>「ともさん」他3名  
8月18日(水)小山ー大宮21:40寝台特急あけぼのゴロンとシート
 
8月19日(木)東能代7:48/9:25五能線リゾートしらかみ青池編成ー弘前12:42(レンタカー)岩木スカイライン八合目P14:30ーリフト九合目14:40ー岩木山山頂15:05/25ー八合目P16:00−温湯17:45
 
8月20日(金)温湯8:00−八甲田ロープウェーP8:45−山頂駅9:15ー大岳避難小屋10:40−八甲田山頂11:10/45 -酸ヶ湯温泉13:15(タクシー)ロープウェーP−青森市内散策(青森中央IC〜黒石IC)ー温湯18:00
 
8月21日(土)温湯8:00−十和田湖9:00/30ー八幡平アスピーテラインー八幡平山頂散策11:30/12:30−松尾八幡平(高速)−盛岡15:10(新幹線)宇都宮ー小山ー佐野19:05
         *    *    *    *    *    *
鉄道大好きの息子と私の山をコラボさせての旅行を組んだ。
18日夜寝台特急あけぼのに乗りスタートを切る。毎回トラブルに遭遇するので今回は何事もないように祈った。ゴロンとシートは寝台料金がかからず指定席券510円のみのため寝具なし。念のためシュラフをもって行った。

電車の音を子守唄に熟睡。翌朝、東能代でリゾートしらかみに乗り換える。快速なのでこれも指定券のみ510円。車窓に広がる青い空と日本海。すばらしい景色を堪能。絶景ポイントでは速度を落したり、津軽三味線の生演奏が聞けたり、能代駅ではでバスケットのシュートをして入るとプレゼントがもらえたり、サービス満点の列車です。
 
<岩木山>弘前に着きレンタカーを借り岩木山へ、あっという間に八合目に到着。リフトに乗り頂上を目指す。母と娘はここまで、頂上へは2人で行く。結構岩がごろごろした急登で登山靴に履き替えて正解だった。霞んではいたが360度の展望。日本海の海岸線や青森市内など見渡すことができた。
岩木山山頂 岩木の双子峰を麓から

<八甲田山>
ゴリラニ見える?
20日は9時始発のロープウェーに合わせ宿を出た。晴れていたので展望を期待していったが山頂駅についた途端ガスがかかり始めた。息子の日ごろの行いは徐々によくはなってきているのだがやはりまだ足りないようでいい思いばかりはさせてくれないらしい。気を取り直し登っていくと時折ガスが切れて視界が広がり噴火口や湿原を見渡せた。

スキーで滑ったら気持ちいいだろうな。来年は参加させてもらおうと思いながら歩いた。大岳の小屋手前で地元のおじさんが岩山を指して「ゴリラに見えるかどうか見ていってね。」と声をかけられた。確かにゴリラが見上げているように見えるかなぁ?頂上はガスが晴れ周りの景色を見ることができた。

下山は花を期待し毛無岱へ、でももうあまりなくてすでに赤や黄に色づいている葉があった。約4時間の行程で酸ヶ湯へ下山。タクシーで雪中行軍資料館などの観光へ行っていた組のお迎えとぴったりでロープウェー駅まで送ってもらった。早くに下山したので私も資料館へ行き青森市内をドライブした。
 
21日、娘が十和田湖へ行きたいというので予定はしていなかったが、十和田湖経由で八幡平へ向かった。昼前に八幡平の頂上レストハウスに着き、一回りの散策コースを4人で歩いた。やはりガスがかかってしまい360度の展望とはいかなかったが、点在する沼や緑の木々がいつも見慣れた山の風景とは違い独特の景色に見えた。

目前には岩手山がどっしりと構え、次回は必ず登るぞと思った。盛岡までの長丁場を駆け足で回ってきた。レンタカーを返すとき400キロ。結構走ったもんだ。
 
 
宿は会で5月の連休に泊まったところ(温湯温泉・利平)を紹介してもらい2泊した。女将さんが「皆さんによろしく。またお待ちしています。と伝えてください。」とのことでした。 
楽チン登山で百名山3つ。息子は21個になりました。 

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 8/11〜12  穂高岳  記:「ささき」
 <メンバー: 「ささき」>
<8/11> 霧時々雨
佐久(4:50)−沢渡P(6:30)−上高地(7:30)−岳沢ヒュッテ(9:10)−前穂分岐(11:35)−前穂(12:05)−前穂分岐 (12:30)−奥穂(14:00)−穂高岳山荘(14:40)−夕食(18:00)−就寝(20:00)前穂への登り

初めての単独幕営登山は、蝶ヶ岳から眺めた憧れの穂高。
予定は4日掛けて前穂〜槍の縦走。台風の接近が気に掛かるも、危なそうなら即下山、と決行を決める。当日朝に佐久から移動。天気は小雨、目指す山は霧の中。歩き始めが遅くなった為、樹林帯を少し早めに登り、汗だくになる頃に新築の岳沢ヒュッテ着。ここを過ぎると次第に梯子や急な岩場が現れる。
奥穂山頂にて
天気も崩れ始め、断続的に降る雨で濡れた岩を慎重に登る。約30〜40名とすれ違う。岩場は沢登りの時のようで楽しい。前穂分岐に荷物をデポして頂上へ登るも、何も見えない。再度分岐から奥穂までは稜線の移動。霧が深く、コースに記してある○印を確認しつつ進むも、時折見失う。一般ルート上は、自然のままに見える岩も、丁度良い場所に窪みやホールドとなる割れ目が掘られていたりと、行き届いた整備に助けられ、何とか進む。

奥穂山頂は霧の中から突然現れる。当然何も見えない。急な下りを経て、穂高岳山荘幕営場に着く。稜線上にも関わらず、風はそこまで強く感じない。携帯で調べると、台風は未だ石川県沖。穂高山岳天気予報は向う3日間ずっと霧と雨。天候の回復を祈り、就寝。濡れた服を干したが、テントの中では殆ど乾かなかった。

<8/12> 霧・雨
起床(4:00)−朝食(4:30)−穂高岳山荘発(6:10)−涸沢小屋(7:40)−横尾山荘(10:00)−上高地(12:25)−沢渡 P (13:00)−白骨温泉(14:00)

天候、視界回復せず。周囲の動きを見ていると、涸沢へ下るか動かず山荘に留まる霧の涸沢人が多い。迷った挙句、自分も下山を決める。涸沢への道(ザイテングラートというらしい)を少し下ると、涸沢カールの色とりどりのテントが見えてくる。雨足は次第に強くなるも、この高さで霧は幾分か晴れ、地形が広く見渡せて気持ちが良い。

高度感も無くなり、気分も一息。涸沢小屋でスイカを食べ、横尾沢沿いに上高地を目指す。すれ違う、涸沢行き登山客の多さに驚く。彼らにとっては「これしきの雨」なんだろうか。自分に関しては降りて正解だったと思えるほどの土砂降り。

横尾山荘、徳沢、上高地と戻るに連れて徐々に一般行楽客も増え、河童橋は大勢の観光客で賑わっていた。バスターミナルまで到着した所で山行終了。槍ヶ岳どころか、涸沢岳以北の山容を全く見ることが出来なかったが、これもまた山の一つの顔か。
当初計画通りの山行とはならなかったが、残念というよりは、悪天候の中、少しでも歩けた事が嬉しかった。晴れた時のリベンジに想いを馳せつつ、帰りは白骨温泉で二日間の疲れを癒した。

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 8/21〜22   男体山   記:「つるみ」
メンバー> 「ウッチー」、「かとう」、「ささき」、「つるみ」
8/21
 小山2000‐中禅寺湖県営駐車場(幕営)2130‐就寝2400
8/22 起床515‐朝食‐二荒山神社610‐休憩700‐4合目722‐5合目745‐7合目830‐休憩920‐山頂到着950‐休憩‐裏登山道下山1135‐志津峠1200‐三本松1230‐二荒山神社1310‐日光温泉1420‐小山1700

私の山行計画のひとつ『男体山』。今年1月、雪山の社山山頂を目指し登る中早朝、二荒山神社を出発、右手に圧倒的な大きさで聳え立つ山『男体山』。必ず登りたい!そんな気持ちをよそに、大それた山行も出来ず今日まで来てしまった。唐突に休暇の予定が取れ、山行希望を「ウッチー」リーダーに相談。気持ち良く引受けてくれ、又、「かとう」さん、「ささき」さんも一緒に賛同してくれることになって、とても嬉しかった。

8/21一番乗りで集合場所へ到着も皆を待っている間、忘れ物が無いかチェック。久しぶりの山行で落ち着かない。そんな事をしているうちに全員集合、出発!日光へ向かう途中、壬生付近で花火が上がっており助手席から見る花火はとても綺麗だった。

渋滞も無く中禅寺湖県営駐車場に到着。すぐにテントを張り懇親会開始!山の事やプライベートの話で楽しい宴となった。アッという間に
2400になり就寝。「ウッチー」リーダーと「かとう」さんのハーモニーで余り眠れる事が出来なかった。次回は『耳栓』というアイテム、皆さんご用意を!

8/22天候に恵まれ快晴。予定通り起床、朝食を取り車で移動。二荒山神社に到着し500円を払い登拝交通護守護を貰う。4人揃って写真撮影をして出発!一合目、山林を歩く中、木々の間から日の光が入り清々しい気分だった。3合目の工事用道路を歩く途中、中禅寺湖を見下ろせるスポットがあり写真を一枚。
3合目より中禅寺湖
4合目の鳥居を通過しジグザグな登山道を登る。七合目の避難小屋で休憩を取る。何名かの登山者がいる中、1人の男性が声を掛けてきた。結構何回も男体山を登っている人らしい。話しの中で、80歳以上にもなる男性下山途中、太郎山をバックに1000回以上この男体山を登っているらしい。また、男体山往復の最短記録は1時間43分ぐらいだと話していた。チョット驚き。

7合目から岩場が多くなり落石させないよう足元に注意する。一番後ろにいた私だけ、硫黄のような臭いに悩まされる。何故か前の二人(「かとう」さん、「ささき」さん)は、『コーク・コーク』と言い合っていた。また鳥居を通過した後、岩にスプレーで
8合目と書いてあった。もう山頂は近い!この辺から景色が変わる。

赤土に石が混ざったような部分をひたすら登り山頂に到着。着いたぞー!!山頂には巨大な神剣が立っていた。記念に皆で一枚。中禅寺湖側はガスが出ており見えなかったが、北西側は澄み切った山々が一望でき最高の気分だった。食事を終え、まだ体力に余裕があったので、「ウッチー」リーダーに予定通り志津峠へ向かう様お願いをした。下りはアッと言う間に下山してしまった。ただ、裏登山道は結構水に流されており、足元が滑りやすくなっていた。
男体山山頂

志津小屋で休憩後、三本松に向かう。結構道のりは遠い。皆で話をしながら歩いていると、後方から軽自動車が・・・。運転手の男性が『乗っていく』と言ってくれたので、お言葉に甘えて三本松まで乗せてもらった。乗車中、運転手の男性ときのこの話しで盛り上がった。その方は、きのこの会に入っているらしい。「かとう」さんはかなり食い付いていた。

三本松に着き、お礼を言って下車した。「ささき」さんがコーラを購入し一口もらう。喉を通過する炭酸水が最高にうまかった!栃木名産のれもん牛乳のソフトクリームを頂き、これもまた最高に美味しかった!時間がきたので運行バスに乗り二荒山神社へ向かう。

13
10無事到着。帰りは、やしおの湯に寄るつもりでしたが満車状態だったので、住宅街にある日光温泉に入り帰って来ました。
今回は、私にとって色んな意味で価値のある山行でした。
「ウッチー」リーダー、「かとう」さん、「ささき」さん、この場をかりてお礼申し上げます。 

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 8/21〜22  四郎岳、燕巣山、白根山  記:「いしかわ」
<メンバー> 「いしかわ」
暑いので湯元でキャンプしながら休養に と出かけたはずの奥日光で山を見ると歩きたくなるのが山男か

<8/21(土)>  四郎岳、燕巣山  5H30M
四郎岳からの燕巣山・コース:丸沼ー四郎峠ー四郎岳ー四郎峠ー燕巣山ー四郎峠ー丸沼

・状況:丸沼の北側にある三角形の山。天気は上々に中、6時に丸沼駐車場を出発。 早くも道迷いで湯沢峠の登山道を進む。気がついて駐車場にもどり、四郎沢沿いに入りなおす。(地形図には四郎峠への登山道はのっていないので入口が不鮮明)
しっかりと踏み跡のある登山道を小さいながらナメもある四郎沢を何度も燕巣山山頂徒渉しながら進み、途中から尾根に取りつく。峠から四郎岳へは急な登り。山頂からは南側のみ見晴らし可能。丸沼、スキー場、日光白根山、錫ヶ岳などの眺望良好。二等三角点あり。峠に戻り、燕巣山に向っって、ピークを一つ越し、更に急な坂を登り返すと山頂に着く。
山頂には8つの頂標があった。踏み跡があれば湯沢峠に抜けることも考えたが、笹で被われた藪道なので来た道を引き帰す。

<8/22(日)> 日光白根山   6H
・コース:菅沼駐車場ー弥陀ヶ池ー白根山ー七色平ーゴンドラ山頂駅ー七色平ー弥陀ヶ池ー菅沼駐車場

・状況:菅沼駐車場は登山者の車で入口付近まで一杯であった。今回は白根山に登ってから、まだ一度も利用した事がない、ゴンドラを見に七色平まで行ってみようとの気持ちから白根山周回コースを歩いた。

何度登っても白根山頂からの眺めは上州穂高(武尊)から谷川連峰、上州三山などの眺望が良く、気持ちが良い。七色平には大日如来、六地蔵など山岳信仰の跡が残っており、ポッカリ空いた不思議な場所であった。 

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8/20〜21  谷川・一ノ倉沢中央稜   記:「なかさと」

今回、事前情報からも幽ノ沢は入っている人も少なく結構厳しいのでは…ということもあり、幽ノ沢中央ルンゼから一ノ倉沢中央稜に変更しました。

一ノ倉沢まで、車の通行が禁止になる期間中だったせいか、全体的にとても静かでした。クライマーも我々(中央稜)の他南稜に2パーティーのみ、岩は乾いており快適でした。後続パーティーがいないため、下りも北稜ではなく中央稜を下りました。

情報です。谷川岳登山指導センターのHPにも掲載されておりますが、谷川岳に(場所の詳細は分かりませんでしたが)最近熊が頻繁に出没しているそうです。ロープウェイ駐車場から一ノ倉出合に行く途中に数か所、そのお知らせがチラシとともにあります。捕獲用の檻でも4頭くらい捕獲したという情報もお聞きしました。


7/31〜8/8  欧州アルプス   記:「なかさと」 

今回はアイガー東山稜を目的としていましたが、7月後半に天気が崩れ、稜線にかなりの積雪があったこと、また、その後も天気や諸条件が整わなかったことなどから、残念でしたがアイガーは断念し、滞在中の貴重な好天の日にメンヒに登りました。

メンヒ南東稜取付き手前 最初の岩場 山頂直下のナイフリッジ アイガー山頂部を見下ろす
メンヒ南東稜取付き手前  最初の岩場  メンヒ山頂直下のナイフリッジ  山頂よりアイガー山頂部を見る 
<メンヒ山行報告>

山行日:201084日(水)   <メンバー> : Tさん、Kさん・他3名、「なかさと」

コースタイム:南東稜取付10:00〜山頂12:10 12:20〜南東稜取付14:30

装備:ザイル(共同)、ハーネ、安全環付きカラビナ、カラビナ×4、スリング×2、ピッケル、アイゼン、ストック

8月4日(水)、予報通りの快晴。グリンデルワルトから朝一番の列車に乗り、途中、クライネシャディックで乗り換えユングフラウヨッホに向かう。車内はほぼ満席、乗客の大多数は観光客であり、皆この好天を待ち望んでいたかのようだった。

ユングフラウヨッホ駅でハーネスを装着、その他準備をして外に続く地下通路へ。トンネルを抜けるメンヒ山頂よりアレッチ氷河を望むと久しぶりに見る真っ白の世界だ。

メンヒヨッホヒュッテに続く幅広い雪道を歩く。ゆるやかな登りが身体を慣らすのにちょうど良い。南東稜取付が近くなり、その少し手前でアイゼンを装着する。

最初はガレ場と岩場、その先にも2級程度の岩場が数か所ある。最初のガレ場を越え少し進んでからザイルを結び、岩稜と雪稜を交互に登っていく。頂へ続くナイフリッジの雪稜はなかなか見事だった。慎重に進み山頂へ到着。白と青の素晴らしい景観を望むことができた。

山頂にはベテラン風の地元ガイドと、その客の日本人夫婦がおり、彼らを通して地元ガイドから、今年のアイガーの様子について話を聞くことができた。(山の状態が極めて悪いこと、登山者が少ないことなど)

風が強くなってきたため長居せずに下山を開始する。途中、何度も目に入るアイガーの雄々しい姿を自分の中に刻む。「いつかまた…」。

下山はいつものことだが登り以上に慎重に。上部の急な斜面はビレイしながら、傾斜が落ちてきた辺りからはコンテで下る。2時半頃に取付に戻る。下りてから見上げる空もなんと青いことか。吸い込まれるような青空のもとで、しばし寝ころんでいたい…そんな気分だった。

ユングフラウヨッホ駅まで戻り、レストランで空腹を満たす。チョイスしたラビオリ、それから何よりも水が一番美味しく思えた。 

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8/6〜7   米子沢(沢登り)    記:「ウッチー」

メンバー: CL「わたなべ」、「ながおか貞」、「atsushi」、「ささき」、「ウッチー」

8/6 道の駅みかも21:20   23:30桜坂駐車場(幕営)

8/7桜坂駐車場6:17  7:00入渓−13:30巻機避難小屋−16:45  20:00道の駅みかも

「atsushi」君に誘われ沢のぼりを企画した。当初ナルミズ沢を「atsushi」君希望していたが、今回は足慣らしを兼ねて米子沢を選んだ。リーダーの「わたなべ」さんの職場旅行の都合で金曜夜発〜土曜遡行とする。「さだこ」さんと「ささき」君も加わりにぎやかになり楽しい山行となった。

86日(金)晴れ
仕事を早々と終わらせ道の駅へ向かう。高速道路は金曜日ともありレジャー客は少ないようだ。なんとか午前様になる前に幕営地に到着。外は満天の星空。
1時までと時間をきめカンパイ!

87()曇りのち一時雨のち晴れ
朝、「ささき」君の体調が芳しくない。どうやら風邪らしい。あまり無理せずに体調に気綺麗になった避難小屋をつけながらの出発。前回間違えて堰堤を直進してしまったことを思い出し、正規の道を遡行開始する。
1時間弱の河原歩きで準備運動を行ったあと、正面にナメ滝が現れ皆 興奮する。いくつかの大小の滝を時折ザイルを使用して登り越える。

 上部のゴルジュ帯は右に巻道らしい跡があり登り始めると、いつの間にか踏み跡が消え背丈以上の藪となる。そこで遡行図のルートから外れていることに気づく。戻ることもできず、そのまま約1時間の藪こぎを強いられる。たしか昨年も「わたなべ」さんとここでルートを間違えたな・・・。2度も同じ間違えひたすら反省。

 苦労のあと、稜線が目の前に近づいたころには最後のナメ滝が現れる。暑さも加わり小釜に「わたなべ」さん飛び込む。「さだこ」さん飛び込む。続けて「atsushi」さんと「ウッチー」も。風邪気味の「ささき」君は羨ましそうに眺めていた。

沢が穏やかな流れとなったところで草付きを詰めると、タテヤマリンドウのお花畑を越え巻機避難小屋に到着。皆満足そうな顔で井戸尾根登山道を下りた。 

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8/15   三岩岳  記:「ひがの」 
<メンバー>     「なかむら」、「ながおか隆子」、「ひがの」
4:00小山〜6:15三岩登山口6:30〜11:30三岩岳山頂12:15〜15:10三岩登山口〜20.00小山
チタケ採れました・・ 三岩山頂
お盆帰省で交通渋滞のあまり無い会津の三岩岳を計画した。天気予報はあまりよくないが、現地の様子しだいとお盆休みで車の多い東北道を会津目指して走る。ガスがかかっているが雨の心配は無さそうなので、新道より三岩目指し、登りだす。黒桧沢出合いを過ぎると、ブナ林の登山道脇に「チタケ」が出ている。チタケ探しに急登も苦にならず、旧道分岐に着く。

避難小屋までは、だらだらの登りだが樹林帯にため汗のかき方は半端ではない。湿原にはヒメイワショウブ、アキノキリンソウ、イワショウブ、タテヤマリンドウ等が咲いて疲れを癒してくれる。山頂は陽射しもあり、展望は効かないがのんびりと休憩する。下山は旧道分岐よりチタケを期待して、旧道の急斜面を下る。

登りに旧道を使用した場合、あまりに急登過ぎて途中でヘバルこと間違いなし。小豆温泉にて汗を流す。高畑のメンバーズカードが有効で入浴料は割引。熊の屋の本宅に立ち寄り、皆さんの元気な顔を見る。
 
田島道の駅でトイレ休憩に寄ると、飯豊山帰りの「ほんだ」夫妻とバッタリ。高速の渋滞を避け121号で帰る途中とのこと。
高速渋滞を避け鬼怒川回りで無事小山着。 

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8/8〜14  東北の山々(岩手、秋田)   記:「いしかわ」
<メンバー> 「いしかわ」
岩手、秋田県の5座の山行結果報告です。途中8/12は台風が秋田県に上陸すると云うハプニングのため、慌てました。8/14の太平山は林道通行不可で今回中止。また、台風で1日沈殿した為に、焼石岳は今回は時間切れで又の機会となった。

1)8/8(日) 五葉山:往復5km、3H15M 五葉山(遠景は早池峰)
・コース   赤坂峠ー畳石ーシャクナゲ荘ー三角点ー五葉山ピーク(往復)
 ・内容
   つつじとシャクナゲで有名な山だ。今回は天気は良かったが季節外れであった。代わりに前日は大船渡市の花火大会を満喫した。
姫神山(遠景は岩手山)
2)8/9(月) 姫神山:往復3.6km、2H20M
 ・コース
   一本杉口キャンプ場ー一本杉ー姫神山(往復)
 ・内容
   富士山型の均整の取れた山で、ほぼ直登であった。西に岩手山が良く見えた。下山時に雷に遭った。


3)8/10(火) 和賀岳:往復10.8km、5H55M和賀岳
 ・コース
   高下林道終点ー高下岳分岐ー和賀川源流徒渉ーコケ平ー和賀岳(往復)
 ・内容
   ぶな樹林帯の登りの連続+和賀川源流の川底まで降下し、再急登。最後の尾根ではお花畑の中の歩行で気持ちが良かった。下山時、連日の雷に遭う。

乳頭山4)8/11(水) 乳頭山(烏帽子岳):12km、5H50M
 ・コース
   黒湯ー乳頭山ー千沼ヶ原(往復)
 ・内容
   秋田駒ヶ岳を眺めながらの尾根歩きと池塘とオオシラビソで囲まれた千沼ヶ原湿原の魅力。帰りの一本松温泉跡での硫黄露天風呂(フリー)で汗を流す。


5)8/12(木) 台風にため沈殿


6)8/13(金) 森吉山:9.4km、4H5M森吉山
 ・コース
   阿仁スキー場ーぶな帯野営場ー避難小屋ー森吉山(往復)
 ・内容
   ぶな樹林帯では乳タケが登山路にはみ出して生えていた。山頂は霧で遠方の視界がきかず。お花畑はシャジン、ギボウシ、フウロなど沢山咲いていた。 ゴンドラは帰りは動いていたが、利用者少なく、私も利用せず。 

7)8/14(土)太平山
   台風の為、林道通れず。中止 

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8/1  ヒツゴー沢(沢登り)   記:「わたなべ」
<メンバー>  「わたなべ」、「ウッチー」、「さくらい」
 
谷川温泉6:30    二俣7:30    入渓7:40    F1    7:45    二俣13:15    登山道14:15    肩ノ小屋14:20-14:45    熊穴沢小屋15:15    二俣16:15    谷川温泉17:30
今年2度目の沢登り、今回新人の「さくらい」君が参加なので、去年行ったヒツゴー沢に変更する。前夜湯テルメ温泉で車中泊の宴会中に「さくらい」君が合流、3人で多いに盛り上がる。
翌朝6:30出発、その前に2人とも蛭避けのひるさがりのジョニーなんたらを靴やスパッツに懸けていた、利くのかしら。二俣からヒツゴー沢の出合いをすぎ、間もなくF1といわれる7m滝を右から上がると正面からもちょろちょろ滝が落ちていますが、左から来る15m滝のチムニー状の中を水しぶきを浴びながら上がって行きます。「さくらい」君、「ウッチー」君もさっそうと気持ち良く後を付いてきます。

続く7m滝でもたっぷりとシャワーを浴びて、次の6mは水流のすぐ左を直登します。この沢はとにかく中滝、小滝、の連続で結構楽しめます。去年より水量が少ない
ようで、どんどん登れました。でも新人君参加なので、ザイルを5〜6回使いました。でもロッククラフトに通うだけあってピッタリ付いてきました。そして去年間違った二俣を左に入って細くなっていく流れを詰め上げて行くと、約1時間のやぶこぎや岩登りで、正規ルートの肩ノ小屋のやや下の登山道へ出ました。

ホント、きつかった。時間、体力など余裕がないときは天神尾根に
トラバースした方が楽みたいです、1時間短縮出来ます。肩の小屋で相談して、今回の山行は随分頑張ったので天神尾根からロープウェイで下ることに決定しましたが、誰も財布を持っていませんでした。仕方なく、いわお新道をトボトボと下って行きました。 

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 7/25〜27  北岳〜農鳥岳   記:「さくらい」
<メンバー> 「さくらい」
<7/25>:小山5:30−甲府10:00−広川原12:00−御池白根小屋(泊)15:00
天気は晴れ。広川原山荘横の登山口から登り始める。しばらく樹林帯の急坂が続くが、程よく疲れを感じ始めたところで御池白根小屋に到着。
素泊まりのため、一人で夕食の仕度をしていると、見知らぬおじさんに一緒に食べないかと誘われる。そこへ栃木から来たという中高年パーティも加わり話が弾んだ。山でのこうした出会いは楽しい。新築らしい小屋は、清潔感に溢れ布団もふかふかで、小屋というより旅館に泊まりに来たよう、快適に眠ることができた。

<7/26>:御池白根小屋4:30−北岳8:30−間ノ岳12:00−農鳥小屋(泊)14:00
天気は雲混じりの晴れ。待望の富士山は見れるだろうか。昨日教えてもらった情報だと、空気が澄んでいる朝ならよく見えるらしい。まだ薄暗いうちに小屋を出発し急坂を急ぐ。小屋を出発してから2時間、開けた場所で振り返ってみる、とうとう美しい姿の富士山が姿を現した。まるで人が手を加えたような整った姿に息を呑む。

天候に恵まれたため、北岳山頂からは、360°のパノラマも薄っすら霞み始めた富士山も楽しめた。農鳥小屋へ行く途中、帰りのバスの道が通行止めになっている噂を耳にした。どうやら、18日に崩落があり道が塞がってしまったようだ。帰るには一度広川原へバスで戻り甲府側の経路を戻らなければならない、情報収集の不足が悔やまれた。

<7/27>:農鳥小屋4:00−農鳥岳5:30−農鳥登山口10:00−広川原11:30−甲府14:30−小山19:30
天気は晴れ。広川原行きの臨時バス(10:15発)に間に合わせるため、夜が明ける前に小屋を出る。ヘッドライトの明かりを頼りにガスの中を、道を間違わぬように慎重に歩を進める。農鳥岳手前で日が昇り始めると、眼下に雲海が広がっていた。多少ガスが出ているが、天気は悪くなさそう。

下りはバランスを崩さぬように一気に駆け下った。小田沢小屋を通過したのが8:00、休憩を惜しんだ甲斐もあり、バス停には10:00に到着。帰りの足も目処がつき、胸を撫で下ろす。会に入って初めての一人山行で下山も忙しいものになってしまったが、天候にも眺望にも恵まれた最高の山行だった。途中沢山の花に出会いましたが、名前が全然分かりません。花の名前を覚えたいと思った山行でもありました。 

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8/5〜7   南八ケ岳   記:「かとう」

    赤岳山頂にて赤岳への稜線<メンバー>  「かとう」、 息子(道朗)
夏休み中の親子登山に南八ケ岳をめざした、行動概要を時系列にまとめてみました。








<8月5日> 
05:00 小山自宅出発  佐野藤岡I.C.?南諏訪I.C.10:00  美濃戸口登山道入り口着。更に上へ。

11:00 赤岳山荘に駐車(\1,000/1day)
赤岳鉱泉に向けて出発
13:00 北沢ルートにて、赤岳鉱泉に到着。ベースキャンプ設営(\1,000/1per)&昼食翌日の登山準備や近辺散策、
夕食、入浴
(\1,000/1per) 21:00  星空観測、就寝(終日快晴)

BASEを設営 横岳山頂 横岳への稜線 硫黄岳にて
BASEを設営  横岳山頂  横岳への稜線  硫黄岳にて 

<8月6日>
05:30 起床(寝坊、予定は4:30)07:00 朝食後、赤岳鉱泉出発。07:35 行者小屋着08:45 赤岳、阿弥陀岳分岐着(ここまで快晴)09:30 赤岳山頂到着(ここでガス発生)11:10 横岳山頂到着(時よりガス切れる)12:40 硫黄岳山頂到着(時より小雨→すぐ晴れる)14:30 赤岳鉱泉帰着    →   駐車場へ(途中、雷雨)    →   入笠山へ移動。
大河原湿原駐車場でキャンプ。

イワギキョウ 行者小屋にて 赤岳、横岳 赤岳鉱泉へ
 イワギキョウ 行者小屋にて  硫黄から赤岳、横岳を見る  赤岳鉱泉へ 

<8月7日>
06:00 湿原をトレッキング。10:00 小淵沢へ移動。友人グループとキャンプ泊。

<8月8日>

友人グループと交流を行っていたところ、思わぬハプニング発生、子供が遊びの中で骨折という事態に・・・

11:00 キャンプ場で事故(骨折)発生!?→救急車→応急処置21:00 上信越道ルート→搬送→帰宅 → 翌日、緊急入院・・・ 

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7/30〜8/1  槍ケ岳   記:「ともさん」
<メンバー>  「ともさん」、 「りょうへい」(息子)
H22.7.30(金)  佐野5:50−沢渡10:20−上高地11:25−横尾14:35−幕営ー就寝18:00
H22.7.31(土)  横尾4:20−槍沢ロッヂ5:50−槍ヶ岳山荘11:15/12:00山頂往復-山荘14:00ー就寝18:00
H22.8.01(日)  山荘4:00−山頂4:20/55-山荘5:25/6:20-槍沢ロッヂ9:00/10ー横尾10:15撤収10:55ー河童橋13:45ー上高地バス停13:55−沢渡ー佐野20:35
昨年海の日の3連休に槍ヶ岳を目指したが天候悪く槍沢ロッヂで断念。この週末を逃すとまた来年になってしまうので急遽行くことにした。
 
30日朝出発。道路はすいていて早く沢渡に着いた。この時間の上高地は登山者はほとんどいなくて多くの観光客にまぎれて上高地を出発する。曇り空の中、何とか横尾まではもってという思いで歩き始めた。久しぶりの13〜14キロの荷物はどっしりとしていて肩に食い込む。横尾まで最初と最後は私が背負い真ん中の1時間「りょうへい」に背負わせた。ねをあげるかと思ったが食い込むといいながら歩いてしまったから息子のタフさを再確認した。

徳沢からパトロールの腕章をしたおばさんに会う。今日はごみ拾いと高山植物をもって行ってしまう人の見張りをして歩いているという。そこから見える山の名前を聞いたら「ガイド料取らなくちゃ」と言われてしまった。観光客相手にガイドの仕事もしているらしい。といいながらクガイソウ、センジュガンピ、秋のキリンソウなどの花の名前を教えてくれた。

横尾に着き、トイレと水場の前が空いていたのでそこにテントを張った。1泊大人500円子ども300円。1泊は上に行ってしまい張りっぱなしにしておくといったが800円ですんだ。隣りは東京の大田区の山岳会の夫婦ではなさそうな2人連れだった。夕食を食べながら世間話をした。翌朝は4時行動開始にし、起きてすぐ出られるよう準備をして早く寝た。

朝、雨の音で起こされた。昨日上高地の登山届けのところにいたおじさんが明日晴れると言ったのに・・・
朝ごはんを食べ、カッパを着て暗い中を歩き出した。思ったとおり横尾からは前も後ろも誰もいない、2人だけで歩いた。心細くて熊鈴を思いっきり鳴らして歩いた。しばらくして高校生の合宿のパーティーが私達に追いつきやっとほっとした。槍沢ロッヂに着くと出発の準備をしている人たちでにぎわっていた。

ここからは甲斐駒ケ岳同様、大名行列の登山だ。ババ平までくると先が見渡せるがずっと途切れることなく列がある。シルバーウィークの時槍の穂先3時間待ちという「さくらい」さんの言葉を思い出した。今日もかな・・・
景色は見えないがガスっているおかげで寒いくらいの風が吹き、苦しい登りにもバテずにすんだ。ハクサンイチゲやシナノキンバイのお花畑も辛さを癒してくれた。昼過ぎに視界はなかったが頂上を往復。ちょうど混雑している時間にあたってしまい登りに1時間かかってしまった。

小屋も混雑していたが1人1畳分はもらえたのでゆったり寝ることができた。 
翌日は晴れ、朝一でまたヘッドランプをつけて頂上に登り、360度の展望とご来光を拝んできた。行動食をあまり持ってきていなかったので、朝食をしっかりと食べて下山開始。前日見られなかった景色を振り返り振り返り楽しみながら歩いた。ババ平あたりまで来るとガスが上がり始め上部は隠れてしまった。ほんの一時の景色を楽しめてラッキーだった。

横尾でソフトクリームを食べながら撤収。最後の重荷はきつかった。帰りも「りょうへい」に1時間頑張ってもらった。横尾までハイペースで歩いてきたのでかなり足にきていた。明神から上高地まで足が動かなくなり一番辛かった。仙丈ヶ岳甲斐駒の帰りのバスで隣りに座ったアミューズトラベルのツアーに参加している女の人に槍の穂先で再会。下山も一緒だったので抜きつぬかれつ歩いた。

山頂と下山のとき20人くらいの韓国人の団体と何組もすれ違った。10組ぐらいあったように思う。頂上では韓国語が飛び交っていた。「りょうへい」は「今年でよかった。去年じゃ無理だった。」と話していた。穂先のクライミングがちょっとこわかったようだ。だいたい自分の思ったとおり時間配分ができて、往復40キロ歩きとおせたことに満足する山行だった。
 

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7/19〜22  赤石岳〜荒川三山  記:「よしだ」 

7/19:小山=畑薙第一ダム(泊)
7/20:畑薙第一ダム8:009:00椹島9:20 14:30明石小屋(泊)
7/21:明石小屋6:00−明石岳分岐−明石岳ピストン−小明石岳−12:10荒川小屋(泊) 
7/22:荒川小屋4:00-6:00中岳−8:00東岳−9:30千枚岳−10:00千枚小屋−13:50椹島=15:40畑薙第一ダム=小山 

赤石岳を振り返る

<メンンバー> 「よしだ」
7/19
 東名上り線の渋滞を横目にほぼ渋滞もなく静岡に到着、夕食をゆっくりとり、
20時畑薙第一ダムの駐車場にて車中泊(100台ほど駐車)

7/20(晴れ)
 
8:00の送迎バスに乗り込み椹島に到着、早速 水を詰め登山開始、花が少なく、視界の利かない樹林帯をひたすら登り明石小屋にたどりついた。 なお、大倉尾根を登る人は少なく千枚小屋からの登山者がほとんどであった。

7/21(晴れ、夜一時雨)
 今日はのんびりできるコースなので、朝ゆっくり出発した。見晴らしの良い富士見平を過ぎ、砲台休憩所を過ぎると、シナノキンバイ、ハクサンチドリ、オヤマノエンドウ、コイワカガミ、クロユリなどの咲く一面のお花畑で、急登も気にならない。明石岳から小明石岳の肩の間も、お花畑で周りの花を見ている間に荒川小屋に到着した。期待していた富士山は、雲があり拝むことができなく、明朝を期待し、早々と就寝。


7/22(晴) 3時半出発し下山を予定したが、ガスが濃く4時半出発となる。期待した富士山は、今日も見えず残念!しかし、中岳の登り、東岳の登りは、一面の花畑で、出発が遅れた分スピードを上げなければならないが、足が遅れがちになる。東岳からは、塩見岳、間ノ岳、仙丈ケ岳、赤石岳、聖岳の山々を眺め疲れも一遍に吹っ飛んだ。

来年も来たいと思いながら下山スピードを上げ、バスの時間に間に合わせた。昨年、一昨年の南アルプス北部の花畑は、以前と見違えるほど減っていたが、南部は昔ほどではないが、まだまだ見ごたえがあった。

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7/17〜19  甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳   記:「ともさん」
<メンバー> 「atsushi」 「ともさん」 (「りょうへい」)
 
<17日>佐野19:20−戸台12:00(幕営)
 
<18日>戸台5:30−北沢峠6:30設営ー甲斐駒ケ岳登山口7:30−仙水峠7:55/8:00駒津峰10:15/35  山頂12:10/45-駒津峰13:55―双児山14:35−北沢峠バス停15:40−幕場16:00
 
<19日>幕場3:25−登山口3:40−二合目3:15−五合目5:15/30−小仙丈6:25/50−山頂8:00/9:00     馬の背ヒュッテ10:00/10−五合目10:50−幕場12:00−撤収  北沢峠13:20−戸台14:10−仙流荘15:00−佐野21:40 
<17日>
 仙流荘の駐車場に着くと前日から入っている車でいっぱいだった。設営してる間も続々と入ってくる。明日は大混雑だろうな。
宴会もそこそこに眠りに就く。
北沢峠キャンプ村 駒津峰にて 北岳と仙丈 甲斐駒近景
 賑わう北沢峠キャンプ村 駒津峰にて  駒津峰より北岳と仙丈  甲斐駒ケ岳近景 
<18日>
 翌朝は5時半のバスに乗り込むことができた。テント場はすでに満杯。下山してあいていたら引っ越すことにして狭い隙間に設営、荷物をまとめ出発する。
 
 沢筋のじめじめした樹林の中を歩き始める。寝不足と暑さで足が重い。程なく仙水小屋に着き小休止。虫がまとわりついてきたので「はっかスプレー」をかける。はっかの清涼感が気持ちいい。2日間このスプレーが大活躍。
 仙水峠からの登りから暑さとの戦いと渋滞の始まり、40人3班に分かれて登山している岩手県のパーティーの間に入り込んでしまい行列の中登った。

一気に高度が上がったので振り返ると地蔵のオベリスク、富士山、北岳が見えてきた。樹林を抜け少し行くと駒津峰に着いた。
目前の駒ケ岳は圧巻だが、人、人、人にはうんざりしてしまった。直登ルートも一般ルートもたくさんの人が登っているのが見える。透き通る青空展望を期待し頂上を目指した。がこの先もこの人の多さに悩まされながら我慢の登りになった。途中の岩場ですれ違いの順番待ちを強いられた。早朝から行動した人達が続々下山してくる。ファッショナブルな若い女の子やイケメンがなんて多いこと・・・

「りょうへい」くん 白砂のザレ場に来ると照り返しが強く今まで以上に暑さが増してきてつらい。。頂上はすぐそこなのに足が進まない。そのうちガスが上がってきてしまった。あ〜あ、あと1時間早かったら・・・ 頂上に着くと展望はなし、がっかりでした。
日のあたらない岩陰を陣取りそこで休む。そこに いわきから来た元校長先生
が加わり「りょうへい」が孫と同じ年だというのでいろいろ話しかけてきた。 下山開始。登ってくる人がかなり少なくなった。大シャクナゲ混雑だった岩場も難なく通過。

 登りでは人に気をとられ見過ごしていた花が次々と目に入る.。
シャクナゲがあちこちに咲いていた。駒津峰から双児山へ下山、人がほとんどいなくなり登山道があっているのか不安になるほどだった。登りの大混雑がうそのような静かな山歩きとなった。樹林の中のジグザグの登山道を下り飽きた頃北沢峠バス停に着いた。バスを待つ人の長い列があった。
 
 幕場に戻るとテントが少し減っていたので広い場所へ引越し。家で切ってきた野菜でカレーを作り、近くの川に冷やしておいたビールで乾杯。冷たくておいしかった。「りょうへい」はテント泊が初めてで大はしゃぎ。カレーをおいしそうに食べていた。明日の行動に備えまだ明るい7時に就寝。
 
<19日>
 昨日が展望なしだったのでガスが上がる前に山頂へということで2時起床。満天の星空天の川を見ながら富士が良く見えた朝食。3時半から行動開始。当初のコースを変更し、尾根コースで行くことにした。登山口でストックを忘れたのに気づきとりに戻る。ヘッドランプの灯りを頼りに一歩一歩進めていく。昨日とは打って変わってさわやかな風と空気が心地よい。

徐々に明るくなり四合目あたりで
日がさしてきた。五合目を過ぎると森林限界、後ろに仙丈ケ岳山頂駒ケ岳がよく見える。立ち止まると寒いくらいだ。すっかり仲良しになった二人に先に行ってもらい、相変わらず登りのペースが上がらない私はピッチごと5分遅れの到着。小仙丈に着くと目前にカールが広がり、仙丈ケ岳のピークと先を行く人が見える。

お花畑もあちこちにコイワカガミ、イワベンケイ、ツガザクラなど
花を楽しみながら登った。 頂上では1時間休み植物図鑑で花の名前を調べたり360度の展望を楽しんだ。青空と雲海とさわやかな空気と景色すべてがそろった頂上だった。

 イワベンケイ下山は馬の背へ、最新設備の仙丈小屋へ到着。100円を払いトイレに入ると洋式の水洗トイレ。1泊8000円だそうだ。
小屋を過ぎてナナカマドの白い花の群落のなかを下る。馬の背ヒュッテの回りはシナノキンバイのお花畑だったが食害防止の網が張り巡らされていた。雪渓の残る沢をいくつか過ぎ五合目に着く。ここまでくるとやはりむし暑い。12時登山口に到着、予定通りだ。 

 幕場のテントがぐっと減っていた。「atsushi」さんの持ってきたスイカを豪快に食べる。 冷えていておいしい。疲れが癒され生き返った。撤収後バス停へ、ツアー客らが待っていて私達までが次のバスぎりぎりらしい。運よく乗ることができて長い時間待たずにすんだ。仙流荘のお風呂で汗を流し帰路につく。三連休最終日にあたり横川からは我慢の運転だった。
 
 帰ってから本屋さんへ行くと山ガールという登山のファッション雑誌や、ファッションモデルが剣岳に登っている特集を組んだpeaksなど若い子向けの雑誌が並んでいた。若い子が多かったのに納得した。 

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7/16〜18  双六〜槍ケ岳   記:「ほんごう」
16日 新穂高P 5:30発−鏡平11:40−双六小屋14:40着
17日 双六岳ピストン−双六小屋7:40発−樅沢岳−西鎌尾根−槍ヶ岳13:35着−槍ヶ岳ピストン
18日 槍ヶ岳・肩の小屋5:40発−槍平小屋9:00−新穂高P 14:00着槍ケ岳遠望
 
入山初日は小雨とガスの中、双六小屋へ。   二日目、好天の朝を迎える。双六岳をピストン。
双六小屋の従業員の話では「8日ぶりの晴れ」とのこと。この日『梅雨明け宣言』が出ていたことを下山後に知る。
硫黄乗越手前付近にて熊を目撃、距離にして200〜300mの距離。

双六小屋から槍・肩の小屋の縦走路間では、(私達パーティー以外の)人・パーティーに会う事は無かった。
今年の北アは季節が2週間遅いと言う事で、花の種類が前回同じ時期の山行とは異なりキバナシャクナゲ・キヌガサソウ・ミネザクラが咲いていた。
また西鎌尾根も雪渓がかなり残っていた。

槍ヶ岳も順番待ちが無く、登頂。入山日を3連休前一日早めただけで大混雑を避けることが出来た。

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7/18〜20  栃木県北の山々  記:「いしかわ」 
3連休に気になっていた県北の藪山を歩いてた。 一般登山路のない藪山は笹の直登なので、とにかく暑く、靴の中まで汗が滴り落ちていた。ただ雑木でも樹林の中なので日陰となり、多少は救われた感じ。
あまり、目だった花は無く、花期を過ぎたイワウチワの群生の葉っぱが生き生きとしていたのが記憶に残った。よかったのは登山後の温泉三昧、アルコール三昧か。

1)7/18明神ヶ岳 8時間50分
 万栗(マゴリ)沢林道入口ー電力線監視路入口ー127号鉄塔ー128号鉄塔ー日向明神ー明神ヶ岳(往復)
日向明神湯西川のダム建設の中心に車を置き、マゴリ沢林道を歩く。トンネル日向明神と明神ケ岳工事現場を過ぎると4駆でも通れない道に雑木の生えた荒れ様の林道となり、電力線監視路取り付きをやっと発見。檜の樹林帯は階段状のつづら折りとなり良く整備されていて、127号、128号鉄塔までは問題なく進む。

ここからは道が無い、笹のかすかな踏み跡を進む。日向明神の登りは2mもある笹や低木を掻き分けたり、直登のため急な坂を枝木に捕まりながら山頂を目指す。なにしろ急な斜面で飽き飽きしたころ、倒木と低木に囲まれた山頂らしきピークに着く。
コルに下り登り返すと明神ヶ岳の山頂である。周りには雑木で見晴らしは無いが、5m四方笹原で被われていて明るい。頂標と二等三角点があった。 この山のポイントはお結び型の日向明神への登りと云える。マイテープの標識はスムーズに帰る為には必要。会った登山者なし。

2)7/19:持丸山 3時間30分、芝草山 3時間10分持丸山
 @持丸山 工房「あくつ」−林道終点ー114号鉄塔ー持丸山(往復)
 林道を歩き、電力線監視路に入り、114号鉄塔までは問題なし。鉄塔からの尾根は樹林帯になるまで、背丈のある草地で残存テープはあったが、取りつくまで迷った。樹林帯になるとテープ、踏み跡があり、ほとんど問題無く歩けた。2ヶ所大きく尾根が変わるポイントを外さ無ければ山頂に立てるが、2つ目の尾根のポイントからは根っこや小木をまたぐ歩き難い場所や笹を掻き分けるところもあった。 山頂はここも大木に囲まれた見晴らしのきかない笹原で、中央に二等三角点が、周りの木々に5つの頂標があった。会った登山者一人の女性のみ。

 A芝草山 登山口ー33号鉄塔ー大岩ー芝草山(往復)

芝草山 時間が余ったので一般登山路の山を登った。三依渓流つり場に車をとめ、少し戻った地点が登山口。檜と赤松の樹林帯の良く整備された監視路を進み、33号鉄塔を過ぎると途中右尾根に取りつく。ここから急な馬の背を高度をかせぐと大きな岩が前に現われ、左から巻いて10mロープで大岩のピークに立つ。

三依市街地や隣の持丸山の景色を眺め、更に登山道を進むと芝草山で頂標と三等三角点がある畳2畳ほどの山頂で、東と西の方向は見晴らせたが、北方向の荒海山は全く見えなかった。 ここも花期を過ぎたイワウチワの群生が見られたが、この一帯にはどこにでもみられるようだ。会った登山者は男性一人。



3)7/20:前黒山 4時間10分
 前黒山治山材料運搬道路入口ー前黒山取り付きー前黒山(往復)
 日塩有料道路から林道を歩く。林道は途中から落石や笹の荒れた道路となったが、踏み跡だけは前黒山しっかり付いていた。1時間ほど歩くと左からガレ場、トラロープでのトラバース、再びガレ場の林道を進むとここからは昔の林道では無いなと思われるところから、藪と格闘する登山が始まる。

とにかく登山道はないのだから、山頂目指して登れば良い。とは云っても楽したいからと幾つかある残存テープのうちコンパス方向からは少し外れるが、そのなかの一つの涸れ沢のルートを選択。マイテープを貼りながら急な涸れ沢を登って、取り付きからは笹や低木をかき分けて尾根まで出るとまだ距離はあるが、目の前に前黒山のピークが見えてきた。

 露をいっぱい含んだ笹薮をかき分け、かき分け奮闘しながらすすむと、広い笹原の中にピョコンと首を出した頂標が見えてきた。山頂は10m四方木々に囲まれているが、高原山、日光連山、那須連山が見えた。ここもマイテープがないと迷ってしまうので注意が必要。会った登山者なし。 

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7/17〜19  朝日連峰  記:「ひがの」 
 <メンバー 「ひがの」、「ながおか隆子」、亀井 
7月17日 小山〜寒河江SA(泊)
7月18日 日暮沢小屋〜清太岩山〜竜門山〜竜門小屋
7月19日 竜門小屋〜西朝日岳〜大朝日小屋〜大朝日岳(ピストン)〜小朝日〜ハナヌキ峰〜日暮沢小屋〜小山
<18日> 3連休で車の多い寒河江SAで、まだ雨の心配があるのでテントを張らず、車中泊。いつものように1時間ほどの宴会。明日の山行を思いながら就寝。
 
5時起床で、日暮沢小屋の駐車が心配なので、朝食抜きで出発。小屋近辺の空き地や林道は駐車する車で一杯。前日発の「さだこ」さんの車が小屋前に駐車している。朝食を摂りながら出発の準備。
 
東北の梅雨明けはまだのようだが、今日はギラギラするような晴天。暑さと樹林帯の急登に汗が噴きだす。2ピッチめで、「ほんだ」さんと携帯がつながる。朝日小屋から大朝日を登るところとのこと。稜線の暑さも大変だろう。
 
清太岩山に着くと視界が開け、朝日連峰の山々が一望できる。朝日、竜門の小屋も見える。展望の良さに疲れも忘れる。登っている間に、下りのパーテーは何組か会うが、登りは追いつきもせず、抜かれもしない。駐車場の混み具合からは予想外の登りだ。

時間は早いが朝日小屋は混雑しそうなので、竜門小屋泊に変更する。竜門は水場があるのでもしかしたらビールが飲めるかも?淡い期待をもって分岐を下る。ハクサンイチゲの群落を横目で見ながら、小屋前の水場に着くと有りました。ビールが冷やされて。
 
小屋に受付を済まし、管理人は今日はかなり混むとのこと。 小屋は水洗トイレで清潔、無臭だ。気持ちよく泊まれそう。 とりあえづ、ずぶ濡れの下着を取替え、早速、朝日の峰々をツマミにビールで乾杯。夕食まで、チョット一休み。目を覚ますと小屋は一杯だ。
夕食は小屋前の広場で、カレー、ベーコン、ナス焼、そして梅酒で満腹。混雑の中、シュラフに入るといつものようにたちまち夢の中。
  
<19日> 目を覚ますと我々が一番最後の起床。今日の長丁場に備え、しっかりと朝食を摂る。、天気の良さに暑さの厳しさを覚悟したが、歩き出すとかなり風が強く、油断するとバランスウをくづすほどの風だ。
おかげで暑い思いはしなくて、肌寒いくらいなので、汗はかかずにすみそうだ。西朝日あたりからハクサンイチゲ、キスゲ、イワイチョウ、ウスユキソウ、ミヤマダイコンソウ、ソロバナクモガニナ等が咲く。3年前より花が少ないようだ。ガスがかかり始め、大朝日など山頂はガスに隠れてしまう。朝日小屋にザックを置き、山頂までピストン。山頂からはガスッテ展望なし。
 
大朝日からの下りに,キンポウゲ、チョット遅いヒメサユリが咲く。小朝日を登るとあとは日暮沢までの長い下りだ。途中、二人で登山道の草刈をしていた。草刈機2台、チェーンソー持参でいやー、お疲れ様です。風のない樹林帯をあきれるほど下ると、木々の間に根子川が見えると日暮沢小屋も近い。楽しい、苦しい、今回の大朝日山行も終わりだ。
 
大井沢温泉、湯ったり館で汗を流し岐路につく。高速も35km渋滞の予想も、そんなに混まず無事小山

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7/4〜5  秋田駒ケ岳    記:「よしだ」 
<メンバー> 「よしだ」
7/4 小山12:03−田沢湖駅14:56−高原温泉16:10
7/5 高原温泉7:07−8合目7:45−阿弥陀池9:00−男女岳9:30−男岳10:25−駒池11:30−大焼砂分岐12:00−横岳13:00−8合目14:02−田沢湖駅16:03−小山19:35
ニッコウキスゲ シラネアオイ コマクサの大株
 ニッコウキスゲが咲き始めた シラネアオイがまだ残っている   コマクサの大株
天候 :曇り
久しぶりにJRを使っての山行ということで、のんびり温泉につかり、夜は山菜づくしの夕食をとり就寝。 
雲の掛かっている駒ケ岳へ、数人しか乗っていないバスで8合目に到着、早速準備をし、ガスの掛かって一面コマクサの群落ですいる片倉岳経由で阿弥陀池に向かう。途中、盛りにはまだ早いがニッコウキスゲの群落に堪能し阿弥陀池に到着。視界の利かないガスの中を男女岳を登る。

エゾツツジの咲き誇る男山をピストンし、鞍部より駒池に向かう、もう遅いと思っていたシラネアオイの群落やチングルマの群落を楽しみ、今回の目的であるコマクサを期待に大焼砂へ登る。
斜面が薄らとピンクに見えるほどの大群落で、それまでの疲れが吹っ飛んだ。コマクサをのんびり楽しみながら横岳に到着。

後は、バスの時間に間に合うよう焼森山を経て8合目を目指す。 今回は、コマクサを十分堪能できた山行でした。 秋田駒は、評判通り花の山で、時期を変え何回も登っても十分楽しめる山と思います

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6/18〜20  常念岳〜蝶ケ岳    記:「ささき」 
<メンバー>   「atsushi」、「ささき」

<要約>
雨予報の週末だったが、途中天候が回復。常念岳から蝶ヶ岳の縦走中、穂高連峰、槍ヶ岳の姿を見ることができた。

<詳細>
<6/18>  雨のち曇   間々田発(22:20)−姨捨SA(1:50)
<6/19>  姨捨SA(5:15)−三俣駐車場(6:20)−登山開始(6:55)−三俣登山口(7:15)−前常念岳稜線(9:50)−前常念岳(11:54)−常念小屋分岐(13:00)−常念岳山頂(13:15)−常念小屋分岐(13:30)−常念小屋(14:20)−夕食(17:00)−就寝(20:00)

「槍・穂高連峰を登る前に、まずは横から眺めたい。」そんな「atsushi」さんにご一緒させて蝶槍より穂高、槍頂いた常念岳〜蝶ヶ岳縦走。前夜からの雨の中、登山開始より樹林帯での急登が続く。合羽が暑く、直ぐに汗だくになる我慢の登り。想像以上の発汗に、水が足りるか不安になる。1時間置きに休憩を挟みつつ、約三時間で稜線に出る。

視界が悪いながらも景色が開け、雨も弱まり、歩いていて気持が良い。前常念岳に近づくにつれ、次第に岩稜帯となり、「atsushi」さんに教えて頂き、手足を使って進む。「岩登り」に行く際は、ほぼ垂直の壁を登るとの事。垂直?とても登れる気がしない。前常念岳石室通過後は、岩尾根が続くも傾斜が緩くて手を使えず、歩くのが難しかった。一部雪渓を通る部分もあったが、危険は無い。途中、雷鳥が目前に現れる。

常念小屋への分岐で荷物を置き、常念岳に初登頂。辺りはガスがかかっていたが、雲も速く、時々近くの山が見える。「北アルプスらしい」景色と空気が嬉しくて堪らない。穂高連峰・槍は見えず、残念。分岐に戻り、小屋まで約一時間の下り。小屋は人が少なく、我々の他は天幕二張。
幸いに雨は上がっていたが、夜まで待っても槍ヶ岳の姿は見えない。「atsushi」さん手製のチキンカリーとお酒で幸せが出来上がる。山上でこんなに美味しいものが食べれるものかと感動。何度か外を覗くも、結局槍は見えず。


<6/20>  曇時々晴れ
起床(3:00)−朝食(3:40)-常念小屋幕営場(5:25)−常念岳山頂(6:41)−蝶槍(10:20-10:55蝶槍山頂)−蝶ヶ岳ヒュッテ(11: 35)−蝶ヶ岳山頂(11:50)−まめうち平(14:00)−三俣登山口(14:58)−三俣駐車場(15:05)

前夜に予報が変わり、雨は降らないらしい。3時起床、蟹雑炊をかきこむ。朝からこれがまた美味しい。常念岳までの登りからスタート。雨は無いものの、雲がかかり、眺望は冴えない。常念から蝶ヶ岳への尾根伝いは、いくらか雪が残っており、斜度のある所では軽アイゼンを装着する。
常念岳より尾根伝いに下る。
蝶槍手前の樹林帯から西方を見ると、うまく雲が退いており、遂に念願の槍ヶ岳に対面。穂高連峰も険しいが、槍は空に向かって一際尖って突き出ている。あんな所、登っても大丈夫なのか。刺さりそうだ。蝶槍山頂からは、穂高連峰、梓川、大天井岳方面、霞沢岳方面の眺望が素晴らしく、地図を見ながら実物と一つ一つ照らし合わせる。

自分の立っている稜線と、目の前に聳える穂高連峰が尾根伝いに繋がっていると思うと、なんだか嬉しくて仕方がない。いつかはあそこを歩いてみたい。
穂高。蝶ヶ岳山荘付近では、天気好転の為か、日帰りの登山者が多い。下り始め〜標高2200m位までは夏道が完全に雪に覆われており、人の通ったステップの後を踏んで降りていく。雪上訓練に参加して本当に良かった。急斜面のトラバースも有り、嫌な汗をかく。

2000m位からはペースも上がり、15:00頃に登山口に下山。三俣からの下り道沿いの温泉湯船から、正面に常念岳を望む。二日間の行程が思い出され、次回の尾根歩きが楽しみになった。「atsushi」さんには二日間通して色々な事を教えて頂き、改めて、会に入って良かったなぁと感じた。 

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6/13   丸石沢(沢登り)   記:「ほんごう」 
<メンバー> 「ほんごう」、他1
庚申山東側にある塔ノ峰(1738m)を沢よりピストンしました
 
見事なシロヤシオ、下半分は木の陰銀山平P5:20発。F1のみロープ使用。沢を終了し尾根を詰めるにつれシロ日本庭園みたい笹原ヤシオの群生が現れる。塔ノ峰山頂(1738m)9:20着。この山がシロヤシオの群生地だと知らずに登った私達は時間的にかなりの余裕があった為、ピストンでは惜しいと山域の偵察に入ってしまいました。

まだまだ続くシロヤシオの群生。見頃は過ぎていましたが、ため息が出るほどの数でした。時々現れる笹原と白樺の木々。この美しい光景に連れは「まるで日本庭園に居るかのようだ」と。ポピュラーなルートでは、お目にかかることが出来ない足尾のもうひとつの顔を見ることが出来ました。

尚、ガスなどで視界が利かない場合、大変迷い易いルートでもあります。(GPSがあると良い) 

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6/5〜6  山梨200.300名山   記:「いしかわ」  
当初、相棒と西沢ー雁坂峠ー甲武信ヶ岳ー国師岳ー西沢1泊の計画でしたが、相棒がキャンセルしたので、単独健脚山行となりました。
1)6/5(土) 3H+5H
 大弛峠ー国師岳ー北奥千丈岳ー奥千丈岳 往復
 徳和ーオソバ沢登山口ー月見岩ー乾徳山ー高原 ヒユッテ−徳和
奥千丈岳山頂 溢れる乾徳山頂
奥千丈岳山頂  溢れる乾徳山頂 
(状況)
 ・森林限界以下の山でコメツガ帯には残雪あり。 北奥千丈岳ー奥千丈岳間の新石楠花新道は登山者が少なく、ツボ足状態で苦労。シャクナゲはまだ蕾 ・乾徳山はクサリ場で渋滞状態。山頂は約20名で溢れていた。月見岩付近でミツバツツジ。
2)6/6(日) 4.5H+3H
 深田公園ー茅ヶ岳ー金ヶ岳 往復
 栗生ー不動の滝ー御座山  往復
茅ヶ岳奥は金ヶ岳 絶壁の御座山頂
 茅ヶ岳奥は金ヶ岳 絶壁の御座山頂 
(状況)
 ・茅ヶ岳山頂から雪冠の甲斐駒、白鳳三山、白峯三山、八ヶ岳の遠景が良く見えた。戻りの山頂は10名程度。ツツジがいたる所で咲いていた。山頂下でイワカガミ。金ヶ岳山頂付近で不思議にもキンポウゲ?や、タテヤマリンドウ?が咲いていた。 ・断崖絶壁の山頂からの八ヶ岳と山麓のキャベツ畑のビニールのパッチワークが記憶に残る。山頂では10名の団体を除けば6名程度。
 

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5/28〜30  志賀高原周辺の山々  記:「いしかわ」 
1)5/28 白砂山  6H白砂山より佐武流山方面尾根
 野反湖湖畔ではかなりの強風と霧の中の出発。回復が見込まれるので出発。樹林帯に入ると強風で木々は音を発てているが、登山者にはほとんど影響がなくなる。途中の堂岩山手前では樹林の中の残雪が多く、登山道を見つけるのに苦労する。
しかし、ここから白砂山まではハイマツ、ミネザクラ、シャクナゲ帯の尾根歩きとなるので、残雪があっても道迷いの心配はなかったが、強風に体をもって行かれないように注意してすすむ。
天候の回復を期待して山頂で1H留まった。南に榛名山、北東に佐武流山が一瞬見えたが、あきらめて下山。

寺小屋山より岩菅山
2)5/29 岩菅山  8H
 雪の消えた一ノ瀬スキー場から入山。スキー場特有のゲレンデの案内板はあるが、登山路の案内は全くない。どこから登ったら良いか迷う。しかたなく地形図にある登山路方向に向ってスキー場を直登する。

 多雪地帯である奥志賀の名に恥じず、樹林帯に入ると南側でもまだ、固まった残雪があり、当初キックステップで急登したが、足が疲れ、アイゼンを付ける。
残雪との対決で時間はかかったが、今日は昨日と変わって風もなく、気温も高くなく尾根歩きには丁度良い登山でした。
横手山より笠ヶ岳、妙高

3)5/30 横手山 4H
  今日は天気が良くないとの予報のために、昨日に岩菅山を登り、今日横手山とした。湯田中温泉から見た横手山方向の山々は雲がかかり、全く見えない。草津方面にもどり、硯川から渋池、四十八池に向ったが、霧で視界不良。硯川にもどり、「のぞき」から横手山の登山道に取り付く。

リフトなら10分くらいを片道1Hかけて登山。霧も晴れ、西方向には笠ヶ岳のバックに北アルプス、妙高の山々が見えた。長野県側は晴れていたのに群馬県側草津では再び雲の中で帰宅の途中では雨も降り出す天気でした。
 

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5/22〜23  雪上訓練(上州武尊)  記:「ウッチー」 
<参加者>(羚羊山岳会) 大内 「つるみ」  
   (栃木YC)      CL「あおき」   
   (栃木山岳会)  「ふるうち」2人、 「わたなべ」、 宮田 
   (小山山岳会)  「ひがの」、 「わたなべ」、 「ながおか貞」、 「すぎと」、 「atsushi」、 「くりさん」、 「ささき」、 「ウッチー」
                    挨拶のみ(「おかちゃん」、「かずちゃん」、「ながおか正」)
5/22 小山18:00-18:30佐野−20:30武尊牧場スキー場(懇親会)
5/23武尊牧場スキー場6:30−8:30(雪上訓練)11:30-12:30武尊牧場スキー場-18:00小山

今年の会の行事、雪上訓練は上州武尊山に於いて、県南山岳協議会の行事として行われました。牧場より武尊山を目指し、途中の雪渓を利用し雪上訓練を行うという予定。前日の日曜の雨の予報が気になりながらの講習でした。

5/22(土)曇り
前日の懇親会は他の会の方々の到着が遅くなるとのことなので、身内だけで行いました。新人の「ささき」君の初参加もあり宴は大いに盛り上がり、飲みすぎました・・・。
雪上訓練風景1 雪上訓練風景2 雪上訓練風景3 雪上訓練風景4
5/23(日)曇りのち雨
朝からいつ降ってもおかしくない空模様。早々とテントを撤収して出発しました。予定も登頂は諦めて雪上訓練のみ、それも雨脚を見ながらの訓練としました。

牧場から2ピッチ目で雪面となり、適当な斜面を見つけて訓練に入りました。今回のリーダー、栃木YCの青木氏に初心者を中心とした講習をお願いしました。

@ハーネスの着用時の注意点   Aピッケル、アイゼンの着用   Bつぼ足、アイゼンでの歩行と滑落停止  Cレスキュー(ビーコン、ゾンデの使い方)

以上の訓練を終了したところで、雨脚が強くなり講習の打ち切りとしました。最近、小山山岳会の若手新人の入会は他の会にはとても羨ましく思えているようで、冗談交じりに若手同伴の小山山岳会の山行に「参加したいね〜」と一言。
これからも新人に興味が持てるような会にしなくてはと痛感しました。

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5/14〜17  福島県の山々  記:「いしかわ」 
荒海山東峰<メンバー> 「いしかわ」
1)5/14(金) 荒海山
会津高原-登山口-西峰-東峰 往復
(状況)
  ここ数日の冷え込みで山頂は霧氷が綺麗でした。尾根の山道にはピンクのフリフリの花咲くイワウチワの群生が、また、山頂付近には蕾の少ないシャクナゲがありました。 登山者は5名ほど。


2)5/15(土) 七ヶ岳七ケ岳
たかつえスキー場-スキー場ピーク-七ヶ岳 往復
(状況)
休日でありながら、会った登山者はなし。山菜取りのひとのみ。尾根伝いには残雪があり、坪足で歩くのに不自由した。休業中のスキー場のピークにはフキノトウのオンパレードで摘み放題でした。



3)5/16(日) 二岐山
二俣温泉-御鍋神社-男岳-女岳-風力発電口登山口-二俣温泉二岐山
(状況)
  秘湯二俣温泉から登る山。そんなに高くはないのに急峻な登り下りが印象に残る双子の山。 男岳からの那須連山の眺めは北側の残雪とのマッチングが気持ちが良い。女岳からの下りは地獄坂との名前のように山頂から数kmに渡ってロープが張られている急な下りの連続でした。

大滝根山4)5/17(月) 大滝根山

大滝根あぶくま高原ホテル登山口-霧島権現コース-大滝根山-仙台平口登山口-あぶくま高原ホテル登山口
(状況)
 鍾乳洞で有名なあぶくま洞の北側にある山で、山頂には自衛隊のレーダ基地があり、悲しいかな一等三角点はその柵のなか十m先にありました。 

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5/15〜16   燧ケ岳(山スキー) 記:「ひがの」 
今年は結構残雪あり  山頂より至仏方面     
<メンバー>  「はしだ」、「ひがの」、「すぎと」、「よしだ」  
御池駐車場(7:00)〜(11:00)燧ヶ岳〜(13:30)御池駐車場
 
満天の星が煌く御池駐車場で、今回は酒の飲めない「よしだ」さんを含め、4人で少し寂しいがそれなりに酒宴も盛り上がり、眠りに着く。

 
40台ほどの車の9割程が山スキーでつぼ足は数えるほどだ。多少は板を担ぐようかと思っていたら駐車場からシール登行が出来る。バスツアーで来た70才を越えている元気な団体さんに追い抜かれる。

山頂からは越後、上州、会津等の真っ白な山々が真っ青な空の下に素晴らしい展望を見せてくれる。
山頂より気分爽快に熊沢田代に滑り降りる。熊沢田代から東田代に回りモーカケ沢に滑り降りる。

あっという間に御池〜沼山峠線に出て今シーズンの山スキーは終了。舗装道路を御池駐車場まで1kmほど歩く。 
燧の湯で疲れを癒し。裁ちソバを食し岐路につく。 

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5/15〜16   尾瀬(山スキー)   記:「ながおか」 
5/15(土)
17時 小山発、17時30分 みかも道の駅、20時駐車場、22時就寝

ナベちゃん and 奥さんの心がこもった湯豆腐、つみれを「ウッチー」鍋奉行が仕切り、他は世間話をしながら食べるだけ。酒も切れ、いつもより早い時間に就寝となる。

5/16(日) 快晴
7時発、 10時15分_11時15分 頂上、12時20分 駐車場

ナベちゃん、「ウッチー」さんが先行し、「ながおか」 正、貞はのんびりと出発する。2,3日前の新雪で、汚れは隠れている。 快晴で少し風が有るので、暑くなく快適に登る。
ナベちゃん、「ウッチー」さんは2本滑り、「ながおか」 正、貞は同じルートを滑る。駐車場で喉を湿らし、いつもの温泉にて本格的にくつろぎ、ナベちゃんは高級焼酎 大石を味わう。
 

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  上海岳他・栃木県内の山々    記:「ふくだ」
4/6  白滝沢〜1,467峰
枯木山の偵察山行。湯西川の白滝沢林道を終点まで歩いた後、右岸尾根に取り付き、1467m峰で時間切れ引き返す。

4/18  大山
東京41年ぶりとなる春の雪は、日光の山にも大雪を降らせていた。霧降高原バス停に駐車、自転車で快適に元有料道路を下り、霧降の滝に戻り歩行開始。霧降牧場の雄大な斜面は青空の下、一面の銀世界となり、赤薙、女峰連山は冬の装い、桜とのマッチングが素晴らしかった。
(霧降の滝〜隠れ三滝〜大山〜霧降高原バス停)霧降高原バス停に停めた車に帰還、自転車を回収し帰路に着く。

4/24  枯木山
早朝発、ヘッデン点け白滝沢林道を尾根取付点に向かう。夜明けとともに尾枯木山GPSトラック根を詰め藪中のカモシカ道を行く。1100m付近から残雪が出てきて楽になる。マークを付けておいた前回到達点尾根分岐まで2時間30分かかった。
低温の為、雪が降り出したが残雪は良く締まっていて歩きやすい。9時に県境稜線に飛び出す。雪が止んで青空が見え、雪景色美しい。枯木山の雪庇が見える。県境尾根から50分で山頂に着いた。(往復10時間)




4/30  上海岳
中国では上海万博が始まったが、栃木と福島県境に同じ漢字の山がある。地図上には三角点標識だけだが、上海と書いてウツミとかウワウミと呼ばれるらしい。大川峠から登るのが良さそうだが、峠に至る道路は夏が近づくまで通行止めだ。それも福島県側だけで、栃木の板室からは崩落がひどく全く通行できない。

そこでこの時期、残雪を利用して登れそうな尾根を地図上で探し、GPSにルートを入力して出かけた。田島の栗生沢集落を過ぎ、水無川に沿って林道を進む。滝沢山東側付近まで来ると、沢へと下る作業道があった。広くなった道路脇に駐車し、藪と落石で現在は車の通れない道を歩いて行くと、行き止まりの広場に着いた。見下ろす沢に下りるには、急な崖を10mくらいトラバースしなければならない。木や岩に掴まりながら慎重に川床に下りたが、結構な水量がある。靴を脱いで持参のサンダルに履き替え渡る。膝くらいの冷た〜い渡渉、川幅5mほどあった。。

尾根取り付きは、檜の植林だったが、それはすぐ終わり翌檜の幼木が茂る急登になった。急斜面を登る手掛かりとして、丈夫な翌檜はもってこいだったのだが・・・・。標高850mあたりから少し傾斜が緩むが殆ど一本調子の登りで、道なき翌檜藪をかき分けて進む。標高1154m付近から残雪が現れるが続かない。歩きやすい所を迂回しながら上を目指す。この辺りまで来ると笹も混じり、積雪がなかったら容易ではない藪だ。
1381mあたりから、ようやく雪稜が連続してきて登りやすくなる。左前方に山頂が見え出すと傾斜が緩くなり県境尾根に合流した。山頂手前は笹が露出、その中に大川峠方面からのかすかなルー上海岳GPSトラックトが確認できた。北東へと黒滝股山方面に続く尾根は雪が連続していた。山頂からは男鹿岳山塊が高く大きく望め、存在感を示していた。薄日は差すものの曇りがちな天気だったので、早めの昼食をとって下山にかかる。

雪稜部の下りは快適だったが、すぐに翌檜帯に突入、登り程ではないが苦労した。1100m付近では尾根が分かれている所があり、引き込まれたが、方向修正しながら無事渡渉点に帰還。デポしていたサンダルに履き替え渡渉、同じように崖を越えて林道に着いた。道端には食べごろのフキノトウがたくさん出ていたので摘んで帰った。(往復8時間) 

5/5〜6   唐沢山〜三倉山〜大倉山〜流石山〜大峠
大峠から流石山大倉山にかけては県内有数の豪雪地帯である。県境から福島側に位置する三倉山は未踏であり、この季節に一度登りたかった。やりくりして前日午後から出発、高速で白河ICで下りる。(割引950円)国道289号、甲子トンネルを通過、観音沼園地へ。野際新田から先は通行止めの為、ゲート前に駐車し、荷造りを済ませ、音金の唐沢山登山口に自転車で移動、30分ぐらいで着いた。

夕刻4時を回っていたので2時間くらい登った標高1350m付近で日没。ツエルトを張ってビバーク。久しぶりのツエルト泊だったが気温が高く薄手のシュラフでも暑いくらいだった。夜明けと共に行動開始、ゆっくりペースで歩きだす。4時50分、旭岳の稜線上、雲に隠れそうな日の出を見ながら進む。1450m付近に手入れの良い登山道が合流してきた。後で調べると、中の坪から新道が来ているらしい。(帰路登山口確認)

1515mを過ぎると雪が多くなり、唐沢山手前は急斜面の雪壁が残っていたが、雪が程良く緩んでいるので楽に山頂に着いた。三倉山に続く尾根は北面に雪稜が続きカモシカの足跡を追うように進んだ。三倉の由来となった三つのピークが良く見えた。1860峰の次に1888本峰、県境上に1854峰と連なる。三倉山本峰には真新しい石祠が立つ。「三倉山山開き実行委員会」が平成二十年七月に建立したと記されている立派なものだ。ここから残雪残る大倉山にかけては、ハイマツも多く見られ大朝日や北アルプスにも似た景観が素晴らしい。

県境峰を過ぎると、大倉山〜流石山に連なる広い尾根となる。残雪もたっぷりあり、水の心配は無い。雪解けとともに所々登山道が現れているが、ほとんどは数メートルの雪の下だ。8時半を過ぎた所だったが、朝が早かったので、大倉山を過ぎた雪面で昼食?とした。雄大な尾根南面は雪が解け一面の笹原、北面とは対照的な姿を見せていた。大峠に向かう急下降の登山道は、雪解け水の水路と化し、歩くのがいやになるほどだった。

峠に着いたが人の姿は無い、本日も人に会う事はない一日となった。大峠からの下りは残雪が多く一気に下ったら登山道が不明となり、地図とにらめっこでやっと探し当てた。GPSにポイントを登録しておかなかった事を反省した。鏡ケ沼分岐から長い林道歩きが待っていたが、歩かない事には帰れない。暑くて汗が噴き出す。水分を補給しながらフキノトウなどを摘み摘みブラブラ歩いた。

つずら折をショートカットすると日暮滝展望台に到着、雪解け水が轟音を立てて落下していた。舗装道路の歩きに嫌気が差した頃、谷水を引いた給水施設があった。うまい水をたくさん飲み歩きだすと、程なく車が見え長い歩きが終わった。音金の登山口で自転車を回収、田島町から山王峠経由で家路についた。(1日目、2時間30分、2日目9時間)

5/9  高土山、前山
湯西川スキー場から前山(1101m)に登る。一ツ石に戻り高土山(1128m)に向かう。送電線巡視路を鉄塔のある850mまで、その後は笹が多くなるも、目印、マーク多い。山頂から見る明神ケ岳が大きい。湯西川ダム建設工事の車輛が行き交い、ダム工事現場が望める、騒がしい山でした。往復2時間。 (栃木の山203/283)

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5/1〜3  針ノ木、白馬雪渓(山スキー)  記:「ウッチー」 
<メンバー> 「わたなべ」、「おちあい」、「ウッチー」 
5/1(出発) 佐野16:0020:00道の駅 松川(車中泊)
連休を利用して北アルプスの三大雪渓の二つを滑るという欲張り山行に行ってきました。「わたなべ」さんと私 「ウッチー」は一昨日、巻機山に足慣らしに行った来たので気持ちの余裕?があったが、「おちあい」さんはしばらく山スキーから離れていたため少し不安を隠せない様子でした。
 夜は現地の道の駅で車中泊。GWともあり駐車場は車中泊仲間で満員御礼状態でした。

5/2(針ノ木雪渓滑降) 快晴
スタート   雪渓を行く  針ノ木山頂 扇沢に速めに下山 
道の駅6:407:10扇沢8:1511:45針ノ木小屋12:4014:00扇沢〜八方温泉Pにて車中泊
 扇沢はダム見学の車で満杯でした。仕方なく第4か第5かわかりませんが、とにかく登山口まで歩いて10分くらいの所に車を停めて出発。道路からそれてすぐスキー板を履きました。雪の状態がいいのか?リーダーがいいのか??予定以上の速さで小屋に到着。小屋で一泊して・・・の期待がまだ閉鎖中のため即下山となる。リーダーの遠吠え「ヒュー、ヒュー!」が雪渓に響きわたりました。
 夜は白馬の麓の八方温泉Pで車中泊。無料の足湯で観光のおねえさん達と(楽しく)語りあいました。

5/3(白馬大雪渓滑降) 快晴
白馬雪渓上部  白馬山頂にて 
八方温泉6:407:00猿倉P7:3013:20白馬山頂−15:00猿倉P15:3019:30佐野
 さすがの強力たちも疲れを隠せず、っていうか?み疲れとかさなって足取りが重いこと。
それでも、猿倉Pからスキー板を履けたので助かりました。メジャーな所だけあって、入山者が多いこと、特に5〜10人くらいの団体サンが目立ちました。

久々の雪の白馬山頂に立てて満足、満足。雪渓はデブリ、クレパスもあまりなく快適に滑りました。特に、猿倉Pまで滑ってこられるのがいいですね。
GWの白馬大雪渓ってたのしいです。おかげで日焼け止めクリームが効果なく、連休後の出社時に周りの人たちから「あそび人」といわれ続けられました。

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4/29〜5/5  西上州の山々  記:「いしかわ」 
1)4/29(木) 榛名山  5H
 榛名富士-烏帽子岳-びん櫛山-硯岩-地蔵岩-掃部ヶ岳-天神峠-氷室山-天目山-松ノ沢峠-磨墨峠(スルス)-相馬山-ヤセオネ峠-榛名富士駐車場 浅間隠山山頂
(状況)
 午前中は天気の回復が遅れ、霧の中を歩行。除々に回復し、榛名富士の山頂では 見晴らしが良くなった。その後は青空の中、気持ち良い山行でした。

2)4/30(金) 
浅間隠山、鼻曲山  5H
 二度上峠手前登山口-浅間隠山-岩淵山−駒髪山‐獅子岩-氷妻山-鼻曲山- 二度上峠-二度上峠手前登山口
(状況)
 天気は良。このコースは雪を冠った浅間山を眺めながらの稜線歩きが楽しめた。

3)5/1(土) 
妙義山 8H
 妙義山ノゾキ妙義山神社-大の字-奥の院-見晴らし-白雲山-天狗岩-相馬岳-水妙義山(金洞山)場-茨尾根のピーク-鷹戻-金洞山(中之岳)-第四石門-中之岳神社  金鶏山は入山禁止のため登山中止
(状況)
 「上級者でもザイルがないと危険」の警告カンバンが目立った。クサリ、ロープ等設置されており、ほぼ問題なく通過できた。ただ、クサリの直登では腕に力が入り、普段のやっていない腕の筋トレ不足を感じた。

4)5/2(日) 
荒船山、立岩 6H
  内山峠-トモ岩-経塚山(行塚山)-立岩分岐-立岩鞍部-立岩 往復 
(状況)
 荒船山だけではもったいないので、南方向にある立岩まで足を延ばした。地形図上では岩立岩場だったので途中の工程を期待したが、問題な個所はほとんど無かった。山頂からの眺めは良く特に西、北方向の眺めは良好。

諏訪山山頂5)5/3(月) 
諏訪山 5H
  浜平登山口-湯ノ沢頭-諏訪山-三笠山-弘法小屋-湯ノ沢の頭-浜平登山口
(状況)
 楢原登山口から計画したが、駐車場がないため路上だと云うことがわかり、急遽、浜平温泉側からに変更。ミツバツツジがいたる所で開花していた。登山者は下山時に20人くらい会ったが、出発が遅い人が多く、戻ってこられるか心配になる。

6)5/4(火) 
白髪岩 3H
  杖植峠-登山口-1499m-分岐道標-白髪(しらが)岩 往復 
(状況)
 日本で3ヶ所(米山、雲取山、白髪岩)ある明治初期の源三角点の調査あと1個所の米山も是非訪れたい。 下山後、上野村の会場で連休中に開催されたお祭りを堪能。

7)5/5(水) 
物語山 2H
 ロマンチックな山名であったため、登山口から往復。

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4/24〜25   唐松岳   記:「atsushi」 
唐松岳 八方尾根往復    日程:2010年4月24日-25日

<メンバー>「atsushi」
<天候>24日 くもりのち雪 、25日 快晴
<要約>
24日小雪のなか登り、唐松岳頂上山荘横で幕営、 25日快晴、雲ひとつない中登頂、パノラマを楽しむ。

<行動時間>
24日 10:50八方池山荘−11:37八方ケルン−13:02上ノ樺−15:20唐松岳頂上山荘剣岳のモルゲンロート
25日 5:43唐松岳頂上山荘 テント発−6:15唐松岳頂上−7:07唐松岳頂上山荘 テント着   9:00唐松岳頂上山荘 下山開始−10:02丸山ケルン−11:56八方池山荘−12:28八方尾根スキー場ゴンドラ乗り場

<24日>
前日まで天候が悪かったので、朝出発して八方尾根スキー唐松岳山頂にて場に9:00に到着。準備を済ませゴンドラリフトを乗り継ぎ、八方池山荘に到着八方池山荘を10:50に出発。背後のスキー場には青空が広がるが、前方の稜線上は雲におおわれ見られない。

すでに露出している夏道をたどり八方尾根を歩く。八方ケルンでアイゼンを装着、下ノ樺では、すでにテントが立てられ宴会が始まっていた。雪の影響でトレースはわかりづらい。尾根伝えに登りさえすればいいが、地図読みの練習をかねて支尾根の位置を確認しながらゆっくりと登る。上ノ樺に到着。先が見えないが、ゆっくり登る、雪はしまっていて歩きやすい。途中、下山してくる3人とすれ違うだけで他の人とは出会わなかった。

稜線に出る手前は、細くなっており慎重に移動。稜線上に立ち、唐松岳頂上山荘に到着。山荘横にテントが一張はってある。あとでわかったが栃木県の百名山研究会の方達でした。
テントや備品が風にとばされないように注意しながら、となりにはらせてもらう。。はじめに張った向きでは、入り口が風にあったてしまうので貼り直す。張り綱は地面が凍っていてペグがささらないため、氷のブロックを使用して重しとする。とにかく風が吹き、手が冷たくこすっていないと感覚が無くなりそうだ。

設営後、となりのテントに誘われて一緒に宴会。たまたま、「なかさと」さんを知っていたらしく、山の情報をいただく。夕方、高気圧におおわれたのか、雲も落ち着いてきて唐松岳が見れる。夕焼けに浮かぶ唐松岳や剣岳はきれいだ。外は、月明かりがあるとはいえ満天の星空。テントに戻り、就寝準備。テント内の気温-12℃だ。
今回は、荷物を軽くするため、外張りは持ってきていないが、厳冬期用のシュラフを持ってきたので、あたたかく就寝。

<25日朝>
テントの入り口から、モルゲンロートに輝く剣岳を望む。昨日の夕焼けや朝焼けは、まさにここに幕営した夕焼けに浮ぶ唐松岳からこそ味わえる風景だ。ただ、朝食の用意をしていたためご来光の瞬間は見られなかった。残念。しかし、雲ひとつない空、夜明けすがすがしい。

登頂前に軽く食事。いよいよ登頂。今日はまだだれも登っていない前日の雪でトレースが消えているなか、稜線をたどり山頂へ。新雪の上を一歩一歩登る。頂上直下、雪庇を踏み抜かないようにやや左を慎重にアイゼンを効かせピッケルを使い登る。登頂!360度の大パノラマ!!東は浅間山、北は白馬、西は剣立山、南は五竜岳、遠くに見えるのは槍ヶ岳だろうか?しばし唐松岳山頂より山荘と八方尾根風景を堪能してテント場に戻る。

食事をしテントを撤収。下山開始。下でテントを張っていた人達も登ってくる。小屋開きのヘリも近づきにぎやかになる。来た道を下山。今日は登りのトレースがはっきりとつき、気温で雪もゆるみ下りの雪上歩行訓練にはちょうどいい。
途中、登りで何も見えなかったが、左に白馬三山、右に五竜岳。さらに下山すると五竜岳に隠れていた鹿島槍も見えた。下山するのが惜しいほどのいい天気だ。

途中、山やにスキーヤー、ボーダーなど、前日と違い、たくさんの人達とすれ違う。そうしているうちに八方池山荘に到着。リフトは使わずスキー場の脇をとおり、ゴンドラ乗り場まで下山して帰路につく。

今回は、24日は雪、25日は晴れと春山らしい天気を体験できた。また、トレースのついていない稜線上を歩くのは、とても気持ちがよかった。 

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4/7〜9  丹沢大山、箱根山、御正体山  記:「いしかわ」 
同窓会の前に箱根周辺の山に登る。
大山山頂電波塔 大山全景
大山山頂電波塔  大山全景 
1)4/7 丹沢大山
 午前中は薄日のさすなか、蓑毛からヤビツ峠経由で大山をめざす。秦野湧水地帯に属するため、途中の民家の軒先には清水が涌き出ており、ボトルの水を入れ替える。
遠い昔に大山に登った時はケーブルカーで登ったので今回は異なるルートを取ったのだが、ほとんど昔と変わらぬ山頂の風景であった。西側に見えるはずの富士山は雲の中に隠れていた。

箱根山全景 箱根山最高峰神山山頂
箱根山全景   箱根山最高峰神山山頂
2)4/8 箱根山
 昨日の夕方より降り出した雨は夜にはみぞれから雪に変わった。朝起きてみると駒ヶ岳は雪で白化粧し御正体山山頂ていた。山頂で2〜3センチ位雪が積もっていた。
坊ヶ沢ー駒ヶ岳ー神山ー大涌谷ー御中道ー坊ヶ沢のコースを踏んだが、木々で見晴らしは良くなかった。

3)4/9 御正体山
 道志村の道坂トンネル下に駐車し、御正体山まで往復した。雑木、ツガ、ヒノキの中の約10kmの尾根歩きで、この日も富士山は見えず。山頂は広場であったが、雑木で景色は良くない。一等三角点がやけに大きく見えた。 

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4/10  太平山   記:「つるみ」
表参道入口 晃石山 馬不入山のヤマザクラ
太平山表参道入口  晃石山山頂から日光方面  馬不入山のヤマザクラ 

天候:曇り―晴れ (メンバー)「つるみ」

自宅7:00‐市営駐車場7:40‐大平山神社8:10‐晃石山8:50‐桜峠9:30‐馬不入山山頂10:00‐大平山神社12:05‐市営駐車場12:30‐湯楽の里13:00‐自宅14:30

私自身最初の山行記録です。

体力トレーニングの目的で、大平山から馬不入山まで往復の縦走を行いました。一人でのパラグライダー山行は初めてで、太平山と言えども準備は万全に、地図、コンパスを用意。

市営駐車場に車を置き、準備体操(「ひがの」会長から言われた通り、弾みを付けずゆっくり伸ばす)良し!表参道入口より大平山神社へ。『無事に帰って来られます様に』と神様にお願いし、いざ山道突入。まずは地図とコンパスを出し、地図読み練習。行き先方向確認、OK

神社右側よりスギ林を登るが、今年
1月の日光社山から約2ヶ月間、山行から離れていたせいかなかなか足が進まない。焦る気持ちを押さえ、『マイペース、マイペース』と自分に言い聞かせる。晃石山山頂に到着し休憩。すぐに出発し、チョットしたアップダウンがあり、桜峠を通過、馬不入山山頂へ到着。山頂を見渡す太平山神社裏よりと、山桜が咲いていました。桜を見ながら昼食を済ませ、復路は休憩無しで行こうと思い出発。

途中、パラグライダーをやっているのを発見。近くに行きチョット見学。関係者に費用はどのくらい掛かるのか聞いてみると、最低でも
6080万円ぐらいかな。でも、その金額で空が飛べるのは安いよね。と言われ・・・。価値観の違いかなぁ〜。

価値観と言えば、「ながおか」夫妻は今頃成田空港かなぁ〜。ネパール、自分も近い将来行くぞ〜。そんな事を思いながら再度出発。晃石山に近付くにつれて、かなりの登山客とすれ違い挨拶を交わす。『山登りは心をキレイしてくれる』そんな清清しい気持ちで無事大平山神社へ到着。
帰りはかなりの花見客でいっぱいでした。帰宅途中、栃木の湯楽の里でサウナに入り、身も心もリフレッシュして来ました。

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