2009年度(平成21年度)会山行記録詳細  ーその1
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3/6〜7  大戸沢岳(山スキー)  3/13〜14 西吾妻山越え(山スキー)  3/27〜28  浅草岳(山スキー 
2/13〜14猫魔〜ラピスパ(山スキ-) 2/20〜21  小野岳(山スキー)   2/27〜28 西大巓(山スキー) 
11/28  九十九谷(周回)  12/6  赤雪山〜仙人ケ岳    12/19〜20   白根山   
11/7  上州武尊山   11/15  裏妙義山    11/21  乾徳山     
10/10〜12  鳳凰三山  10/23〜25  朝日岳  10/31 角落山、剣の峰 
9/5〜6 名取川・鳴虫沢(沢登り)  9/12〜13  谷川岳(県南集中登山)  9/19〜23 白神岳、森吉山 
7/11〜12 石筵川(沢登り)  8/10〜12  乗鞍岳&御岳山    8/22〜23  妙高山   
6/7   蓼科山  6/20〜21  秋田駒ケ岳  7/5  清掃登山(日光) 
5/11  袈裟丸山  5/23〜24  雪上訓練(谷川)   6/3  釈迦ケ岳〜大入道
4/30  薬師岳〜夕日岳  5/2〜6  鳥海山(山スキー)  5/9   両神山 
4/5  雪上訓練(湯元)  4/12   東吾妻山(山スキー)  4/18〜19  月山(山スキー) 
3/27〜28  浅草岳(山スキー)  
天候:曇り一時晴れ   (メンバー) 「はしだ」、「ほんだ」、「すぎと」、「ひなぎく」、「ほんだ康」、「さとう」、<「しのはら」> 
3/27-小山18:30-入広瀬道の駅22:00(車中泊)
3/28-道の駅6:45-五味沢ホテル前駐車場7:10/30-980m展望台9:30-前岳12:10/20-1450m合流点12:30/50-展望台13:40-林道14:40-駐車場15:00-小山21:30 
ホテル前から出発 急登の沢を詰める 前岳直下の雪稜 1450m地点
ホテル前を出発、まだ元気です  急登を詰めると展望が開ける  前岳直下の雪稜  1450m地点 

昨年と同一日に浅草岳へ、高速1,000円適用も丁度1年である。入広瀬道の駅にお世話になり、車中の宴は賑やかです。

うす曇の中出発。林道を詰め汗ばむ頃、「あれ・・  無い・・ GPSを忘れた・・ 」 不覚にも小生の失策、 急いで引返し車の脇に落としたGPSを拾い後を追う、30分のロスタイムだ。
去年の経験から980m展望台地へは林道を最後まで詰め、急登1ピッチの頑張りでスンナリと出られた。右側からの廻りこみより随分楽だった。

高度が上がるにつれ展望が開ける。対岸、守門岳のドッシリとした真っ白い山容が素晴らしい。雪質は良い、固まった下地に15〜20cmの新雪が乗っている、とても歩き易い。展望台地からは疎林で緩斜面の稜線が続く、滑りが楽しみだ。登り疲れが増し、振り返って景色を見て休息する回数が増える。
仕方がない、初めての山スキー者や、五体不満足者の中高年グループには無理は利かず、「私、ここで待ってる・・」 幸い視界は良く前岳直下、無風状態で穏やかな日よりの中、「もうちょっと行ってみるから・・休んでいて・・・」

さらに1485mピークを過ぎ、雪庇の顕著な痩せ尾根を過ぎ「ここで待ってる・・・」 中々こんな良い天候条件は無い、何とか前岳までは、とひと頑張りで前岳へ。若さの体力で篠緩斜面の稜線を滑る原君だけ浅草山頂を踏む。

いよいよ滑りだ・・  イダテンの如く登って行った単独のテレマークのお姉さんも滑り始めだ。雪庇やアイスバーンで硬い部分を慎重に通過し、ちょっと緊張するムジナ沢側のトラバースを過ぎ、休んでいたご両人と合流。

雪は緩んでしまったが、何とか廻せる、ボーゲンでも廻せる。守門岳を眼前に静かな銀世界の滑りを堪能する、 ・・・はずが、苦労の始まりの人も居る。スノーシューの登山者に置いて行かれる。雪質といい、傾斜といい、 申し分なし、絶好の条件を楽しむか、苦しむか、初心者にはご苦労さまでした。

この経験を踏まえ、ゲレンデで基礎を身につけ、再度、再々度チャレンジしましょう・・・・林道に降りてホットしました
朝の登り始めにはパウダーの雪質だったが、やはり緩んで重くなり滑りが悪くなってしまう、この時期はしょうがないのだろう。苦労の末、林道終点に到着、あとは滑ったり、漕いだり、短めのアプローチを戻って、 お疲れさんでした・・・

昨年、営業していた国民宿舎の温泉は休み? 入広瀬(寿和温泉)が一番近いです。 風呂あがりには雨が降り始める、気圧の谷の通過で道すがら雨足が強くなった。ラッキーでした。

覚悟の関越道は、やはり渋滞30k、昭和で降り、赤城南面をクネクネと走ったが、渋川で再度断続渋滞の高速へ復帰、千円効果と、春休みの混雑ですかね・・ 週末の関越道は嫌い。
 

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3/13〜14 西吾妻山越え(山スキー) 
(メンバー) 「はしだ研」、「おちあい」、「おがわ憲」、「ほんだ」、「よしだ」、「ひなぎく」、「さとう」、<「しのはら」>、 ゲレンデ練習(「すぎと」、「ほんだ康」) 
3/13鹿沼5:45-グランデコ7:7:55-ゲレンデTOP9:25-西大巓11:00/20-西吾妻小屋12:10/45-若女平15:00-白布温泉16:30
3/14白布温泉8:00-ゲレンデTOP9:00-西吾妻10:30-二十日平13:00-グランデコ13:45-鹿沼18:00 
ガスの西大巓山頂 若女平への滑り始め 痩せ尾根過ぎて一服 最後の一本橋を渡る
ガスの西大巓山頂にて  若女平への滑り始め  痩せ尾根を過ぎ一安心  最後は一本橋を慎重に渡る 
西吾妻避難小屋前夜祭の酒宴なし、久しぶりの早朝発です。グランデコ駐車場は雨模様で気持ちは晴れず。ガスと雨ふる中、ゴンドラ、リフトを乗り継ぎゲレンデTOPに着くと ようやく雪に変わり取りあえずホットする。

恒例の山越えツアーのスタートだ、登り始めると、雪は締まって歩くのには丁度良い。ガスと小雪で視界は利かないが風は弱い、贅沢は言えない。2W前は凍った雪にエッジが利かず、急登とトラバースに苦労した。さっそくスキーアイゼンを買い、その効果の程を実感する。凍った斜面のトラバースなど苦にならない。

ニセピークを経由する尾根筋のルートは意外と登り易い。1.5Hほどで視界の利かない西大巓山頂に着く、数パーテーが居た。僅かな距離だがガスで滑り難い中を鞍部へ、西吾妻避難小屋へ再度シールを着け誰も居ない小屋に到着。腹ごしらえをして、いよいよ滑りの始まりだ。

心配の雪質はどーだ・・・・ いい・・ とってもいい・・・ 締まった雪の上にやや重いパウダー気味が20c天元台のゲレンデTOPmほど乗ってとても具合良し。ヘボにも何とかスキーを廻せる、 「ヒヤホー ・・・ 最高・・・」 ゲレンデでの練習の成果ありか?・・ 去年のガリガリのアイスバーンとは全く別もの。吾妻連峰の稜線
ところが久しぶりの未圧雪斜面に慣れない人には苦労の始まり、楽しむ人、苦しむ人、様々です。沢筋の数箇所に雪が融け穴が開いていて要注意、意外です。苦労の末、若女平へ到着、痩せ尾根は担いで越え、杉林を縫って狭い急斜面の下りです。慣れた人は横滑り、そうでない人は担ぎです。

最後は沢に架かる細い一本橋、慎重に渡れば林道に出てフィナーレだ。いつもの酒屋で名酒を仕入れ、無事、不動閣に到着。オリンピック風呂に浸かり、宴席の終わりはカラオケタイムで締めました。

充分な睡眠と料理と朝風呂の宿を発ち、天元台へのゴンドラ、リフトを乗り継ぐ。ガスのかかるゲレンデを滑る人は数えるほど、どうか営業が続きますように・・・  リフト3本を乗り継ぐと寒い、−10℃ほどである。ゲレンデTOPはいつもの様に山やさんの出発準備でにぎやかだ。
トレースの無いオオシラビソの林の中を稜線を目指し登る。去年はアイスバーンでとてつもなく苦労したのに、今年西吾妻から二十日平へは最高、シール登行には絶好の雪質だ、好きなところを歩ける。1ピッチで稜線の鞍部へと出る。西吾妻へは緩斜面の雪原、先週の暖かさでモンスターは皆無だが、振り返ると吾妻連峰の稜線の景観が雄大である。1ピッチほどで西吾妻山へ着く。
最後の沢の渡渉
山頂稜線でシールを剥がし、樹林帯のいつもの休憩地へと滑り始める。雪はいいぞ・・ 今年はいいぞ・・ 滑り易い状況に気分は爽快。ノンビリ休憩後はいよいよツリーランの始まり、先行者のトレースを外れても板は廻せる。人影を確認しながら休み休みの滑りが続く。位置の確認と修正をかさねながら、ほぼ予定のコースを降り二十日平へ到着する。

あとは急斜面を2回過ぎればいつもの渡渉地点だ。スノーブリッジが有り渡れそうだが安全のため沢床の石を伝い渡渉することに、直ぐに道路沿いの斜面に出てグランデコスキー場のハウス手前に到着し、お疲れさんでした。ゲレンデ練習のお二人さんと合流しいつものホテルで汗を流して帰路につきました。

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3/6〜7  大戸沢岳(山スキー) 
天候:雪   (メンバー) 「はしだ」、「まちこ」、「おがわ」、「おおむら」、「さとう」
3/6-鹿沼18:30-高畑(泊)    3/7-高畑-大戸沢登山口8:10-1,386m9:50-1,750m付近11:50/12:30-登山口13:40-鹿沼18:00 
1ピッチ後の休憩 1,750m付近 ogawa machiko
1ピッチ後の休憩  1,750m付近  ogawa  machiko 
Oomuraしばらく続いた暖かさで道路の雪は無く、随分雪も溶けた感じだ。夜半からhashida続いた雨で、夢うつつに諦めモード、気合も入らず。朝食を済ませる頃にようやく湿っぽい雪に変わる。遅くなったが登山口へ、さっそくシール登行すれば数日来の雨と暖かさで氷化した表面に5cmほどの新雪が乗りとても歩き易い。

先週の西大巓のアイスバーンに懲り早速購入したアイゼンを装着、急斜面のトラバースにとても効果satoあり、「何でこんな良い物使わなかったの?」 必携です。
数パーテーと前後しながら小雪ふる中 気持ちの良いブナ林を登る。痩せ尾根を過ぎ しばらくしてテレマーカー3人組パーテーと遭う。何と見覚えのある顔、「Inabaさん・・・・」おなご2人を連れてさっそうと降りてきた。

スタートも遅れたし、体調不良グループに山頂までは無理、1,750m付近で時間切れです。お楽しみの下り、滑り始めると意外と廻せる、「おお・・・いいじゃない・・・」 格好いい写真が欲しくて頻繁にシャッターを切る。巧い人は絵になるがそうでない人はそれなりに、 とても拡大写真にはたえられません・・・・・  
1,200m付近まで降りると、雪質は変わる、腐ってきた。急斜面の細かな樹間を慎重に高度を下げ緩斜面に到着。
あとは名残りを惜しんで駐車場へ無事帰還しました。駒の湯に浸かり、タチソバを頂き帰路につきました。 

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2/27〜28 西大巓(山スキー) 
天候:小雪のち曇り   (メンバー) 「はしだ」、「まちこ」、「ひがの」、「おかちゃん」、「かずちゃん」、「ほんだ」、「ほんだ康」(ゲレンデ)、「おおむら」、「ながおか隆子」、「さとう」 
2/27-鹿沼18:30-五色沼21:00(幕営)
2/28-五色沼-グランデコスキー場8:30-最終リフト9:20-西大巓11:20/11:45-デコ平13:40-駐車場14:00-鹿沼19:00 
ゲレンデtop 中間地点を登る okada
ゲレンデTOPにて 中間地点を登る  okada 
2/27-平野部は数日来ぐずついた雨模様だ、冬には暖かすぎるほど、従って雪の無い夜間の道路もスンナリ目的地へ到着。

honnda & kazuyo 2/28-朝のうち湿っぽい雪が降っていたが、最終リフトを降りるころにはやみ、天候も回復基調の風もない良い日よりになった。雨模様は山でも同じとみえ、ラッセル不要のアイスバーン気味の状態だ。登り易いが、滑りは予想がつかず心配である。上部の急斜面に近づくにつれ、アイスバーン気味の雪をシール登行するのに苦労する。スキーアイゼンが欲しいところであった。

山頂には数パーテーの人がいた。お馴染みの郡山・せいさん達にも出会う。今日の滑走ルートは南西側の尾根だ、滑り始めの山頂稜線はガリガリ状態、斜滑降、横滑りで早稲沢方面への夏道へとトラバースする。無木立急傾斜バーンを降り樹林帯で休憩、今年は雪が多い年であろう、3m弱はhashida有った。

樹林帯に入れば、アイスバーンも気にならない程度、そこそこ板も回せる。猫魔以来2回目の隆子さん、怖い怖いと言いながら問題なく付いてきている。ゲレンデと違い変化があって面白いのでしょう・・・

夏道ルートは登り返しが出てくるので、無難にデコ平方角に派生する枝尾根へと滑りこむ。中間付近からのブナ林は素晴らしい。スキー場の斜面が見え隠れする様になるとデコ平も近い。不動沢の上部を渡るのにも、何の問題もなく 3クワッドリフト乗り場の上にスンナリ出られた。

我が会の「へぼ軍団」には、このコースの様にらくして登り、パウダーや、ツリーランを楽しめる場所として毎年計画したいところである。 

takako higano okada machiko
takako   higano okada  machiko 

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2/20〜21  小野岳(山スキー) 
天候:曇り後晴れ   (メンバー) 「はしだ研」、「ひがの」、「さとう」、「あんまん」(当日発) 
2/20鹿沼18:40-湯の上温泉21:00(車中泊) 
2/21湯の上7:00-大内宿8:00-鉄塔9:20-山頂12:35/13:05-大内宿15:00-鹿沼18:30 
大内宿より小野岳を見る 鉄塔までは短いがキツイ 広々した山頂稜線 展望の良い山頂にて
 大内宿より小野岳を見る 短い距離だが鉄塔までキツイ  広々とした山頂稜線  展望の良い山頂にて 
走り易い甲子トンネルを抜け湯の上温泉駅へ、野岩線わきの駐車場にて車中泊。
2/21-曇りながら好天が期待できる予報に安堵。大内宿の仮駐車場より少し戻り鉄塔のある尾上部へ来ると歩き易くなる根を目指し登り始める。杉林の尾根の取り付きに苦労しながら、緩斜面に出る、20cmほどの新雪の中で滑りが期待できる。

鉄塔のある尾根へは、短いが急登で登りつらい。ジグを切りながらやっと尾根にでた。他に4人パーテーが右側の沢を詰めていた、沢を詰める方が楽な様に感じた。尾根に上がれば楽勝、と思いきや・・・さに有らず、傾斜もあり、風の影響による雪面のくぼみを避け、ブッシュが多い急登が続く。

北側斜面はそこそこのパウダー先行4人パーテーのトレースに助けられ歩きづらい尾根も1,097mピークを過ぎると幾分歩き易く助かった。ただし滑るにはブッシュも多く、樹間も狭く、予想に反し全く期待が持てない、苦労の登りも下りを考えると力も入らない。それでも傾斜が緩むとようやく山頂が近くなる。広々とした山頂稜線は北と東側の展望がひらけ、日差しも出て無風状態の穏やかな日よりになった。

下りはブッシュなどに充分注意しようと心に決め滑りだした。最初の斜面だけは楽しめると思ったとおり、パウダー気味の雪質を楽しみ痩せ尾根へ、滑りづらい箇所は横滑り、最後は大内宿を目指して滑り降りる斜滑降、キックターンで高度を下げる。1,097mピークからは滑る条件としては最悪となるであろうことは登りで承知ずみだ。

意を決し、右側(尾根の北側)の沢を降りることにする。意外や意外、固まった雪の上の20cmほどはパウダーでないですか、急斜面の滑りに腰が引けない人と、そうでない人、技量によって滑り方が分かれる。気持ちよくシュプールを描く人、斜滑降、大曲りで下る人、の違いで楽しさが分かれた。

斜面が緩くなると、細い沢に沿って、杉林の植林の中、何の問題も無く楽しく滑る。水量の少ない小沢を渡り広々とした草原に出た。あとは広々とした牧場みたいな斜面を、大内宿を見降ろしながら駐車場へのルートを戻った。 

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2/13〜14 猫魔〜ラピスパ(山スキー)  
天候:晴れ   (メンバー) 「はしだ」、「まちこ」、「ほんだ」、「ほんだ康」(ゲレンデ)「さとう」、 当日発(「ひがの」、「ながおか隆子」、「おかちゃん」、「かずちゃん」) 
2/13-鹿沼18:30-猫魔スキー場21:25(車中泊)
2/14-猫魔ゲレンデTOP9:15-雄国沼10:15-避難小屋10:45/11:00-雄国山山頂11:45/55-1,102ピーク13:00-ラピスパ裏磐梯14:00-猫魔スキー場14:50-鹿沼19:30 
猫魔ゲレンデtopより出発 全面氷結の雄国沼を渡る 雄国山への白銀の世界 ブナ林
猫魔ゲレンデTOPより出発  全面氷結の雄国沼を渡る  雄国山への白銀の世界  ブナ林を気持ちよく歩く 
machiko takako kazuyo & akira okada hashida
machiko  takako  kazuyo & akira  okada  hashida
当初、先週の計画であったが、大雪で高速全面STOP、今週にずれ込んでの山行となった。
2/13-ボタン雪の降る鹿沼を発つが、心配された高速と途中の道は全く問題なし。

2/14-当日発の4名と合流しゲレンデTOPへ、未だ多少の雲がある中を滑り始める。傾斜の緩い林間コース、雪machiko量は例年になく多い。硬い雪の上に20〜30cmの新雪パウダーが乗りすこぶる良い状態である。
全ての木々には樹氷が付き見事なまでの白銀の世界となっていた。初心者にも問題無い素晴らしい条件に恵まれた、程なく雄国沼へ到着。

hashida全面氷結した沼をシールを着け避難小屋へ直進する、珍しく小屋には誰も居ない。休憩後、雄国山に向け出発、青空も出てきた。穏やかな日よりに汗ばむ程、めったに無い移動性高気圧に恵まれるとはラッキーそのもの、雄国山頂で記念撮影後、楽しい滑りの始まり。

傾斜は緩いし、雪は良いし、「後傾へぼ軍団」にも何の問題もなし。写真とビデオ撮影をしながら鞍部へ到honnda & takako着する。30分ほど最後のシール歩きだ、ブナの林の中を気持ちよく歩く、1,102ピークへは程なく着いた。ゾンデで計測すると、雪量は180cmくらい、例年に無く多いであろう。

再びブナ林の中のツリーラン、気持ちよく滑る。つい巧くなったと勘違いしてしまう。このコースにメリハリをつけたかの様に最後に難関あり、急斜面が待っている。いつもの後傾の出番です、怖いと思う人は横滑り(ズリ落ち)です。傾斜も落ち、杉林を過ぎれば、ラピスパ裏磐梯の建屋が目の前に、初心者さんがホットしてます。

予約のジャンボタクシーに待たずに乗り込む。猫魔の駐車場に無事戻りました。このコースは比較的雪の状態がよく、傾斜も手頃な初心者向けで、地図読みの練習と、入門編としてはいいですねえ・・・ 

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12/19〜20   白根山 
天候:曇り後晴れ天候:曇り後晴れ   (メンバー) 前日(「ながおか正」、「さだこ」、「ひがの」、「ほんごう」、「さとう」)
当日(「わたなべ」、「おちあい」、「ひなぎく」、「ほんだ康」、「ながおか隆子」)
12/19小山19:00-湯元21:10(幕営)
12/20-湯元6:30-菅沼7:00-出発7:50-弥陀ケ池10:35-引返し点11:50-菅沼14:00-小山18:00 
菅沼口の駐車場作り 出発 樹林帯の急登 弥陀ケ池
先ずは菅沼登山口の駐車場作り  新雪の中、出発  樹林帯の急登  弥陀ケ池 
寒波が数日続き待ち望んだ雪が降った。湯元で当日発と合流し、金精峠を越え菅沼へ到着。驚いた事に弥陀ケ池へのトラバース駐車場が無い、路肩の雪かきに40分ほどかけやっと出発する。

奥白根への岩稜下のダケカンバ平地の雪は60〜70cm程か、トレースは出来ている。スノーシューとカンジキを着け登り始める、つぼ足でも歩けた。総勢10名、真っ白な樹林帯に華やかな色のヤッケが動く。風は弱いが寒さはキツイ。静寂な樹林帯を抜け弥陀ケ池に到着。全面氷結の池と奥白根の威容なドームが夏と雰囲気を異にする。

出発に手間取ったため12時までの行動ときめ奥白根を目指した。さすがに雪山、無雪期と違い体力的にはキツイ、岩稜の下部付近で時間切れだ奥白根の途中より撤退

今季初めての雪山、体験として丁度良い程度だ、真昼時で気温は−12℃ほど、ジットしていると冷えた。

下山にかかる、風が弱いためトレースは残っている。往路のトレースを辿り弥陀ケ池から樹林帯に降りる。今日のトレースと雪の状態では、スノーシューよりカンジキの方が都合良かった感じである、特に下りはカンジキで正解であった。 

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12/6  赤雪山〜仙人ケ岳 
天候:快晴   (メンバー) 「ともさん」、「みやした」、「つるみ」、「さとう」
12/6-下野市6:00-佐野-松田川ダム駐車場8:00-赤雪山頂9:15/30-仙人ケ岳12:05/15-561P-13:00-駐車場14:20-下野市17:40
赤雪山頂 落葉の稜線歩き 仙人ケ岳山頂 松田ダムへのショートカット
 まず、赤雪山頂到着 落葉を踏み稜線散歩  仙人ケ岳山頂  松田ダムへのショートカットルート 
この時期、里山を歩くのも良い、落葉をカサコソ踏みしめ、陽だまりのハイクは楽しいものである。今回は地図読みの練習を兼ね、人があまり入らないコースを選ぶが、予想より踏み跡がハッキリ、案内板が要所に有りルートファインデングの練習には物足りなかったが結構楽しめました。

松田川ダムサイトを起点に、人工林の尾根コースより赤雪山頂に登る。快晴、無風の好天である。日光連山、阿蘇山塊を眺めながら北へ、仙人ケ岳への縦走が始まる。予想を超えて踏み跡がハッキリ、軽いヤブを期待したが残念、要所に立派な案内板もあり、10〜30mほどのアップダウンの繰り返し、苦しさに無言になる事もなく、おしゃべりの連続です。

ツツジが時々狂い咲き要所で地図読みを実践。「下りは道間違いの危険があるから気をつけ松田ダムからの林道終点に仙人ケ岳への看板ましょうね・・・」 でも、おしゃべりは続きます。いつしか仙人ケ岳に到着。若干、人が増えました。
帰路は尾根コースを選ぶ。沢コースへの下山ルートを見過ごし、 展望の良い561mピ−クに到着。このまま尾根を降り、猪子トンネルから中井集落の道路を歩くのも魅力が薄い。丁度、松田ダムへの案内板あり、迷わずそちらへショートカット。山火事の名残りがある尾根筋を降りる、踏み跡は薄く多少藪っぽい。

480m位のピーク手前で、東南(ダムサイト)への下山路の案内板(アルミを溶接した)に従い急傾斜の薄い踏み跡を降りる。ヒノキの植林(3〜4mの苗)の左サイドに沿って踏み跡を辿れば、荒れた林道の終点に出る。5〜10分 林道から沢に降りればダムサイト北側の公園に到着した。登り口に仙人ケ岳への案内は無かった様だ。(この下山ルート、荒れて一般向きではない)

小さなダム湖を半周し起点の駐車場(トイレあり)に到着。時間も早いので、道路わきの斜面を使って、簡易ハーネス、補助ロープでの懸垂下降の練習もしてみる。風呂は足利鹿島園温泉でした(\500)

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11/28  九十九谷(周回) 
天候:晴れ  メンバー) 「さとう」
下野市5:15-(北関〜下仁田)-登山口(下底瀬)7:40/8:10-鷹の巣山9:10-(左岸尾根)-観音岩9:45-御岳岩-馬ノ背-御岳岩-下山(右岸尾根)10:45-上底瀬11:30-下底瀬11:40-下野市14:30 
下底瀬、登山口近く 杉林の急登の始まり 沢筋を過ぎロープの尾根 鞍部の案内板 鷹の巣山山頂
下底瀬口、左の畑の脇を行く  杉林の急登の始まり、熊注意  沢筋を過ぎロープがでる  鞍部の案内板  見晴らし良い鷹の巣山山頂 
下底瀬からの風景 上底瀬橋の九十九谷の入口 観音岩より 黒滝・不動寺が良く見える 上底瀬の段々畑へ
下底瀬から見える岩峰の先が上底瀬  上底瀬橋が九十九谷の入口  観音岩より北東、鹿岳方面  黒滝・不動寺が良く見える  右岸尾根を外れ段々畑へ 
里山は登山口までが苦労する。下調べ不十分で、六車より下底瀬の分岐を左に入り山仲集落へ。GPSで断崖の岩を渡る間違いをさとり戻る馬の背近くの急登のハシゴ。更に右岸尾根は上底瀬手前なのに、下底瀬の九十九谷登山口の道標に誘われ入山してしまう。
民家の庭先を通る入口を過ぎ、沢を渡って沢沿いに200mほど行き、道標に従い畑の脇を抜け杉林の急登へ。熊出没注意に思わず鈴を出す。急登も涸沢に入り間もなく岩交じり、ロープのある尾根に出て鞍部へと出る。九十九谷の岩場が眼前に開け周囲の展望が良くなる。

左に尾根を5〜10分で鷹の巣山だ、山名板は無いが底瀬集落を真下に見渡す好展望である。
鞍部まで戻り特異な岩場を渡り左岸尾根を詰めれば稜線に到着。快適な尾根を東に進み観音岩です。小さな観音さまと祠がある静かな岩の山頂だ。北東に鹿岳、奥に妙義のゴツゴツした山容が確認される。

尾根を戻る、見晴らし(御岳岩)をすぎ、高度を下げると、鉄ハシゴやクサリが続き、馬ノ背のナイフリッジである。クサリ場、ハシゴではあるが、両サイドが切れ、高度感があり結構ゾクゾクする。慣れない人には要注意である。御岳岩まで谷の奥の壁戻り慎重に岩頭に上る。九十九谷を真下に(岩の壁はよく見えないが)、下山ルートの右岸尾根を確認する。馬ノ背側に50mほど戻り、尾馬ノ瀬ナイフリッジ根が派生しているのがそうだろう。

踏み跡は確認できないが、藪は無い急な岩交じりの尾根を下る。念のため簡易ベルトを着け、急斜面を潅木や木を掴みながら降りる。1箇所、補助ロープで懸垂下降もした。踏み跡もマーキングも確認出来ないので、尾根筋を離れ杉林を過ぎると、段々畑へと着いた。

爺さんが畑仕事をしていた。鹿が作物を荒し困ったと嘆いていた。畑の中ののどかな山村の風景に郷愁を感じながら、間もなく上底瀬の集落へ到着。岳人12月号に掲載されたが、誰にも遭わず静かな里山でした。

このコースは、登りに右岸尾根(踏み跡が薄いと思われる)、下りに左岸尾根(案内板が完備)が良い。鷹の巣山手前の分岐で上底瀬(九十九谷側)へ降りるか、下底瀬側へ降りるか、踏み跡はハッキリしておりどちらでも良い。 

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11/21  乾徳山(ケントク) 
天候:快晴  (メンバー) 「ひがの」、「ながおか隆子」、「つるみ」、「さとう」
小山5:00-(北関〜花園〜雁坂越え)-徳和8:10/8:30-登山口8:50-山頂12:00/12:40-(道満尾根)徳和15:20-(笛吹の湯)-(一般道)-熊谷-小山21:00 
 徳和集落から1617m峰を目指す 雪の富士山が近い  クサリ場が5箇所ほどある  岩場の山頂にて 
三連休の中日の天気悪く、3日間の予定を変更し日帰りにした。
早朝発でも、長瀞、秩父越えは、やはり時間がかかる。幸い、朝から快晴の好条件だ。残雪を懸念し簡易アイゼンを用意したが、南西斜面のため雪は無い。風が少しあり気温が低いので殆んど汗はかかない。

山頂直下のクサリ場国師ガ原から見上げる山頂のドームが素晴らしい。カヤトの原を過ぎ月見国師ガ原上のカヤト岩まで登れば後は急な岩交じりの稜線歩きである。甲府盆地を挟み雪を被った富士山の雄姿が素晴らしい。
山頂直下へのいくつかの鎖場を楽しみ、最後の2連の鎖がちょっと足場が少ないので非力な女性たちには要注意だろう。念のため補助ザイルを出した。

ゴツゴツした岩の山頂からは360°の展望、南アルプス連山が白くなってきた。今日は珍しく若い人達が目立つ、学生グループ達のはつらつとした雰囲気が印象的だった。

下山の開始だ、最初のクサリ場だけが要注意、道満山への気持ちよい尾根筋を行く。落葉を踏みしめ、晩秋の穏やかな日差しをあびながら徳和集落のバス停駐車場に到着です、ゆっくりペースで7時間行動でした。 

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11/15  裏妙義山
天候:快晴  (メンバー) 「ひがの」、「すぎと」、「さとう」
小山5:00-<北関-上信越>-国民宿舎6:45/7:00-丁須の頭9:40-チムニー10:00-三方境12:00-国民宿舎13:45-小山17:00 
紅葉の岩場の始まり 丁須の頭 赤岩付近のトラバース 赤岩、烏帽子岩を振り返る
紅葉の岩場の始まり  丁須の頭です  赤岩付近のトラバース  赤岩、烏帽子岩を振り返る 
雨が多い週間もあけ待望の快晴である。宿舎前から山道に至る数百mの林道工事の泥道は様相が変わ丁須の頭のくさり場ってしまい残念だ。
数日来の雨は岩稜の低山には珍しく水が多い。本来は涸れ沢の筈が至るところに水が流れ、沢沿いの渡渉を何回も繰り返した。

散見される真紅の紅葉にいやされ沢沿いに詰めれば、御岳コースとの合流点へ到着。岸壁の下丁須の頭を回りこみ最後のクサリ場を越え丁須の頭の肩へでた。低気圧が過ぎたあと、やはり風が強い。記念写真だけ撮り縦走路へ、直ぐに20mチムニーの降り口である。

先行者5人ほどが補助ザイルのセットをしている。先に降ろさせてもらった。このチムニーの鎖場は、非力な女性には安全を期しバックアップが必要でしょう。あとは赤岩、烏帽子岩への岩稜歩き、鎖場のトラバースを繰り返す。要所に鎖がセットされ、慎重に行けば問題なくスリルを楽しめる。
もみじの紅葉が綺麗だ
風穴尾根の頭を過ぎれば間もなく三方境に到着。風が強く早めに下りルートへ。この時期、標高で500〜700m付近は随所で見事な紅葉が楽しめる、もみじの真紅が綺麗だ。岩がゴツゴツした自然の造形美と紅葉のコラボを楽しんでノンビリくだれば中木川の河原へ到着。

水が多く簡単には渡渉できない、慎重に飛び石を伝い渡る。少しの林道歩きで国民宿舎へ着く、移動せずに風呂に入れるのが何よりである。

上州近辺には、標高こそ低いがスリルを楽しめる岩山が多い。経験者が同行し、要所で補助ザイルでフォローすれば、初心者でも、中高年者でも陽だまりの岩稜歩きが楽しめます、どんどん行きましょう。 

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11/7  上州武尊山 
天候:快晴  (メンバー) 「つるみ」、「さとう」
11/6-下野18:10-(関越道)-武尊神社21:10(車中泊)
11/7-駐車場6:35-分岐7:25-剣ケ峰山10:30/11:05-武尊山頂12:25/45-分岐14:50-駐車場15:30-自宅18:50 
沖武尊 残雪の北西斜面 越後三山 沖武尊山頂にて
 剣の峰直下より沖武尊 北西斜面は残雪あり  遠く越後三山を望む  沖武尊山頂にて 
新人さんのデビュー山行である。私自身が入会の時も、準備するものや、山行スタイル、体力面、等々、不安ばかりであったのを覚えている。確たる山行経験が無い場合、なおさら不安であったでしょう。
 前夜は月明かりの武尊神社駐車場に車中泊をした。広い駐車場には我々だけ、途中のキャンプ場を含め、夜間、トイレがクサリ場を下降使える場所が多く助かります。

11/7-日暮れが早いことから6時には出たかったが、若干、寝すぎた。林道歩き1時間で分岐へ、目指す稜線ははるか彼方である。登山道は過日の雪が残りスパッツを準備して大正解だ。沖武尊より剣の峰山を振り返る獅子ケ鼻山を見ながら高度をあげれば展望も良くなる。北西斜面のため雪がくるぶし程残っていて 歩きづらい。急登を頑張りやっと剣ケ峰山へ到着。360度の展望に満足です。

まだ越後側を含め周囲の山の雪はさほどではない。谷川連峰は勿論、越後三山まで見渡せました。展望の良い沖武尊への稜線を行く、山頂はさすがに賑やかであった。あまりノンビリも出来ないので山頂を後に手小屋沢避難小屋へのコースを下山する。

雪とクサリ場と泥んこ道を降りる。この季節の午後、登ってくる人達に出会い行動が解せない。いづれも軽装でスパッツも着けず、軽登山靴スタイルが多い。いつものことながら余計な心配をしてしまうのである。
避難小屋は道から外れ、20m下の沢沿いにドーム型の屋根が確認された。程なく分岐、日当たりの良い急斜面を降りれば、林道間近の分岐に到着、あとは林道をひたすら歩き武尊神社に到着です。

デビュー山行の無事終了を祝い握手。この周回コース、標高差千メートルであるが、意外と時間がかかり(9時間)初心者には結構キツカッタかもしれません。(帰りの高速は渋滞なしでした)

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10/31 角落(つのおち)山、剣の峰  
天候:晴れ  (メンバー) 「ともさん」、「みやした」、「くの」、「さとう」
佐野5:45-(太田〜前橋IC)-男坂登山口7:45/8:10-稜線9:40-角落山10:40/11:00-剣の峰12:00/45-峠13:17-女坂林道13:47-男坂駐車場14:50-(はまゆう山荘)-佐野18:20 
鎖場を登る 浅間隠山が見える 角落山山頂 角落山山頂
鎖場を慎重に登る  急登の痩せ尾根から浅間隠山  角落山(つのおち)の山頂  角落山山頂 
県道54号の整備された道、はまゆう山荘の立派さは意外だった。
山荘直前から林道に入る、300mほどで男坂登山口だ。5〜6台の駐車は可能である。直ぐに白沢?に降り石伝いに対岸へ、落ち葉で踏み跡は消されているが、マーキングは有る。

沢沿いのトラバース、川床歩きを繰り返し、1時間強で傾斜がきつくなり始め、本流と離れ右岸の沢堰堤脇のハシゴへの分岐剣の峰山頂にてである。直ぐに水は涸れ、笹を掴みながら急登を行けば程なく稜線に到着。先行の足利の10人ほどのグループと後続に2人のご婦人組と我々だけだ。

晩秋のもみじを楽しみながら笹原の稜線を行けば、直ぐに岸壁の直下へ。ネットでの下調べでは可なりやばそうな書き込みがあったので、用意周到、8mm30ロープとハーネスと少しのガチャ物を持参した。先行パーテーが苦労している、我々も気合を入れて取り付く。

最初のトラバースはクサリが有るが低い位置にあり壊れかけているみたい、念のためロープで確保、直ぐに直上するクサリ場、何の問題も無い。景観が開けてきた、常に三角錐の浅間隠山が見え印象的だ。痩せ尾根の急登は潅木を掴みながら踏み跡を辿れば危険は無い。

3番目の快適な鎖場を越え、核心部の岩場はいつでるのかな・・・と期待しながら急登を詰める。唖然、呆然、山頂の真っ赤な鳥居に出て おしまいである。 なんだこりゃ・・・ 狭い山頂で一休みし、対岸の剣の峰を目指し急登を降りる。真っ赤なもみじも散見される。

綺麗なもみじが散見された鞍部から剣の峰までは40分ほどの急登が続く、こちらは岩場も無く特に問題となるところは無い。山頂を踏み、西側に伸びる尾根の末端で昼食をとる。うっすらと浅間山が見えた。晩秋の穏やかな1日を里山に遊ぶのも楽しいものである。
下山開始だ、鞍部まで戻り、帰路は女坂を降りる。涸れた沢筋のルートは30分ほどで林道に出る。

ロープ操作の講習などで遊び、あとは長い林道を下る。色々な話をしながら50分ほどの歩きは苦も無く終了、無事駐車場に到着です。
立派な施設「はまゆう山荘」に寄り汗を流す、横須賀市より委譲された市民休暇村らしい。料金550-の快適なお風呂に満足し、気分が良いのでリンゴとこんにゃくの土産を買って帰路につきました。

<感想>岩混じりのルートは、一般中高年ハイカーにとっては結構きつく、余裕のない一杯一杯の山行になっている様に思える。沢や岩をかじっているものにとっては物足りないのだが、ハイカーのルート選びや技術の向上が望まれるのではないか、出来れば岩場の練習に心がけ、それなりのリーダーが掌握可能な人数編成で取り組むべきと感じました。 

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10/23〜25  朝日岳
天候:晴れ・曇り   (メンバー) 「さとう」(単独)
10/23-自宅17:20-日暮沢小屋22:20
10/24-小屋6:20-清太岩山9:00/17-竜門岳10:20-西朝日岳11:20/50-大朝日小屋13:20大朝日山頂13:35-(大朝日小屋泊)
11/25-大朝日小屋6:50-古寺山8:30-日暮沢小屋11:05-(大井沢温泉)-自宅17:40 
日暮沢コース、急登の紅葉 中岳手前より西朝日 大朝日岳山頂より 大朝日岳より西朝日方面
 日暮沢コース、急登の紅葉 中岳手前より西朝日を振り返る  大朝日岳山頂、遠く飯豊連峰  大朝日岳より西朝日方面 
夜道の林道では、うさぎとカモシカのお出迎え。狭い駐車場は満車のため林道脇に車中泊、ひとりで飲む酒は味気ないです。
10/24-いきなりの急登も今が盛りの紅(黄)葉、に心の中まで染まりそう、最高です。1,000mを越え潅木の紅葉も綺麗だると葉も落ち楽しみも終わり、代わりに展望が開けてくる。今夜の宿、大朝日までの稜線清太岩山より大朝日岳が一望に、寒江から以東岳までのたおやかな稜線も見渡せる。いつか大鳥池からの全山縦走を試みたい。

さすが東北の山は人が少ない、車の割りに行き交う人は疎らでアルプスと違って良い雰囲気である。この時期花はまったく無い、マツムシ草の片鱗と、ナナカマドの赤い実を見ただけだ。予定どーり大朝日小屋に到着、時間も早いので大朝日岳の頂きを踏んできた。視界はまずまずで、月山、葉山、雁戸山、蔵王、吾妻、飯豊連峰、遠く鳥海が望まれた。

最大100人は入れるらしい小屋は15人ほど、今夜は余裕だな・・・と思いきや、十数名の若い立派なブナに思わず見上げる団体が入り賑やかとなった。管理人は既に降り、整った環境を有り難く使わせて頂く。協力金(1,500)は箱の中へ、他の人達は入れてる様子が無い様だった。
ステーキを焼きながらビールを飲み、仕上げは蒲鉾を入れた、わさび茶漬け、7時には就寝です。夜半から風が強くなる、ガスも出始めてきた。
日暮沢コース登り始めの紅葉

10/25-昨日は暖かかったのに、今日は若干寒い感じだ。予定どうり小朝日〜古寺〜ハナヌキ峰のコースを辿った。対岸には、きのう歩いた清太岩から竜門への稜線がみられる。このコース、身軽にすれば、日帰りで周回は可能だ(ただ歩いただけでは味気ないか)下山路の稜線は南側からガスがわき視界が悪くなってしまった。

ハナヌキ峰を過ぎ、傾斜がきつくなる1,000m付近からは、またまた紅葉が目を楽しませてくれる。今年一番の紅葉鑑賞に、来た甲斐があったとしみじみ思い晩秋の山のにしき絵を心ゆくまで楽しめました。
帰路の東北道は、時間が若干早いせいか、少しだけの渋滞でした。 

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10/10〜12  鳳凰三山
天候:晴れ  メンバー) 「ひがの」、「ひなぎく」、「なかむら」、「ながおか隆子」、「さとう」
10/10-小山17:00-東北道(佐野ー加須)-圏央道(川島IC18:45)-中央道:韮崎-青木鉱泉21:00(幕営)
10/11-青木鉱泉6:00-鳳凰小屋12:00/12:30-オベリスク14:00/20-鳳凰小屋幕場15:00(幕営)
10/12-幕場5:50-(短縮ルート)−観音岳7:40/55-薬師ケ岳8:25/40-(中道経由)青木鉱泉12:20-小山20:30 
青木鉱泉を出発 地蔵近くのツアー客 観音近くの稜線 薬師岳山頂にて
 早朝の青木鉱泉を出発 地蔵岳へ向かうツアー団体  観音岳間近の稜線  薬師山頂より、バックは白峰三山 
混雑を避け加須ICから一般道を圏央道:川島ICへ、でも時間は掛かりますね。韮崎ICを降り注意点はナビ案内の20号をそのまま行かず、ネットで紹介の桐沢橋東詰で左折し案内に従うこと(ナビに無いが大半舗装道路)、ナビの林道はジャリ道が荒れてます。
青木鉱泉の駐車場は夜から満車状態、但し、料金も高いが幕営場所は人が少なく静かで快適でした。八ケ岳
五色の滝
10/11-お勧めコースのドンドコ沢沿いを登る、沢沿いの道はスリップが怖い場所が多く要注意である。数回、沢の渡渉があるが問題は無い。四つめの五色ノ滝までくればあとひと頑張りだ。幕営用の重荷に耐え、我がグループには我慢の登りとなる。ここにもツアー登山の30人ほどの団体がいました。

鳳凰小屋幕場に早めに設営し、サブザックで地蔵を目指す。オベリスクの岩場に遊び、甲斐駒、仙丈を目の前に眺め満足です。幕場へ戻ると小屋もテントも満杯である。早めに設営したのは正解でした。
早めの夕食、ステーキを腹一杯食べ、カレーは口をつけただけで満腹でした。6時半には就眠、長い睡眠時間です。


10/12-今日も快晴である。小屋から観音への短縮ルートを詰める、朝一の急登と重荷にあえぎなオベリスクの肩付近がら展望の開けた最高峰観音ケ岳へ。白峰三山を始め、八ケ岳、富士山、遠く北アと全周囲の展望を楽しむ。連休とあって人出は多い、若者に時々出会うのが救いである。
薬師ケ岳へは富士山を眺めながら心地よい歩きである。下り気味に稜線を辿れば程なく到着。あとは景観とお別れ、中道コースを青木鉱泉へと向か観音岳から富士山を望むう。

シラビソの樹林帯をユックリペースで下れば林道に到着です。今回の山行は少し期待の花は全く無かったが、林道でやっと残骸に出会い シャッターを切りました。
青木鉱泉は風呂代も高く(1,000-)ちょっと儲けがきついかな・・・  車のフロントにメモが挟んである、見れば我が会、「ともさん」が同ルートを1日早く廻っていた、反対廻りなら遭遇したのだが・・・ 

帰路の中央道は連休の混雑そのもの、笹子トンネル付近から連続の渋滞で八王子ICまで我慢の運転、主婦たちは日頃のうっぷんを晴らすかの様にしゃべくります、おかげで眠気も飛び運転には貢献してくれました。

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9/19〜23 白神岳、森吉山 
(メンバー)  「はしだ」、「ひがの」、「すぎと」、「おおむら」、「さとう」 
9/19鹿沼18:00-志波姫21:30(幕営)
9/20-志波姫6:50-観光(男鹿:寒風山、ゴジラ岩、入道崎、五社堂、十二湖)白神登山口17:45-(幕営)
9/21-登山口5:20-山頂9:15/45-マテ山分岐11:30-登山口13:00-森吉(ノロ川キャンプ場)18:00-幕営
9/22-森吉・ヒバクラ登山口6:30-山頂10:25-登山口13:50-桃洞の滝見学-杣(ソマ)温泉17:30
9/23杣7:50-盛岡10:25-鹿沼16:40
仮眠所の三本木はETC出入改造で駄目、代わりに志波姫が最高でした。
好天の中 ノンビリ観光です、遠い他県NOが極めて多い、千円効果が顕著であります。男鹿半島、十二湖などを見物散策し、白神登山口へ到着、広い駐車場は既に可なりの車だ。
五社堂 白神山頂稜線 岩木山をバックに山頂にて
五社堂の見物  白神山頂稜線  白神山頂にて、後ろに岩木山が 
<白神岳>
9/21-早めに起床し歩き出す。歩き始めは標高230m、白神山頂は1230m、起伏は少ないが距離は長い。マテ山分岐への北緯40度0分、入道崎急登を上がると後は緩いゴジラ岩、夕日でないのが残念登りの尾根筋を行く。ブナ林はそれなりだが、藪がはびこり今一パットしない、視界は殆んど無い。適当な休み場所も無い、樹林帯を過ぎ潅木帯に入ってようやく日本海が見渡せた。

潅木帯からはまもなく山頂の稜線である、30人ほどの避難小屋とそれより立派なトイレハウス、海岸線から見えた小屋だ。山頂からは360度の展望だ、八甲田連峰、岩手山、秋田駒、特に岩木山が素晴らしい。この山は上部の展望だけで、花も変化も無い人気のわりに今一魅力に欠けるかも知れない。


<森吉山>
熊の居たブナの木 森吉山山頂 名瀑、桃洞の滝
 このブナに熊がいた ガスの森吉山山頂  桃洞滝とご対面、水量が少なく残念
幕営したノロ川キャンプ場は立派で素晴らしい、しかも市営で無料、豊かな自然の中に位置し、夏は賑わうのだろう。
ヒバクラ登山口まで車で5〜10分、曇り時々小雨となり他に車はいない。カッパの下を着け歩き出す、昨日と違ってブナ林が素晴らしい。キノコを気にしながら緩い登りを行く。

いいブナ林だな・・・・ 「カサ」 小さな物音、枯れ木の枝が落ちたのかな?? ・・・  瞬間、黒いものがブナを滑り落ちる、 「キャー ・・・・熊だ・・・・・・」 距離は7〜8m、瞬間ゾットする、「逃げるな・・・」とっさに「すぎと」さんの雨具を掴ウルシとナナカマドの紅葉が早い熊の爪あとがあちこちに有るむ。熊は藪へ消え、幸いこちらには来なかった。

熊よけ鈴持ってくれば良かった・・ 待てよ、会長が たまたま笛を持っていた、その後時々笛を鳴らしたのは言うまでもない。
ヒバクラ岳を回りこむ付近までくれば植生が変わり、熊の心配も無く一安心。余裕で花を眺めながらの歩きだ、この時期リンドウが素晴らしい、ウルシとナナカマドの紅葉が良い。
山人平周辺は、花の名残りが一面に広がる。穂が飛んで可愛い葉が紅葉したチングルマ、イワカガミ、キスゲ、キンコウカ、花の時期はさぞ素晴らしい光景であろう。

最後の急登を登ればガスにけむる山頂に到着、2人ほどの登山者と初めて会う。視界も無く寒い山頂を後にし、下山にかかる。
下りながらブナの大木を注視すると、いたる所に熊のツメ跡、と熊棚、もちろん笛を吹きました。

リンドウが最盛期早めに着いたので滝見物、かの有名な滝 「桃洞の滝」であります、別名「女滝」 往復みっちり2時間の歩きで異常発生した蚊に散々やられ、名滝を観るのも大変ですが一見の価値ありです(但し、水量が少なかったのは残念)

今日は天幕ではなく秘湯の一軒宿とまりだ、疲れた体には温泉が一番である。
シルバーウイークの最終日、覚悟の高速道は意外やスンナリ、那須板室で降り矢板で復帰、いつもの逃げルートで早めに到着できました。

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9/12〜13  谷川岳(県南集中登山) 
天候:曇り時々晴れ  (メンバー) 先発(「おかちゃん」、「かずちゃん」、「ながおか正」、「さだこ」、「ほんだ」、「くの」) 「なかさと」、「ひなぎく」、「なかむら」、「ながおか隆子」、「atsushi」、「さとう」
<先発>9/12-16:30-土合 
<後発>9/13-小山5:00-土合7:00/7:20-<西黒尾根>-ラクダの背10:15-トマの耳11:45/12:10-巌剛見晴台14:30-マチガ沢出合15:00-駐車場15:35-小山19:20 
西黒尾根の登り始め ラクダの背にて トマの耳山頂にて 下山開始
 西黒尾根を登り始める ラクダの背よりガスの上部  トマの耳集合と勘違いのドジ組  マチガ沢隊と下山開始 
県南地区山岳協議会加盟団体による谷川岳集中登山行事である、幹事はきったて登高会。雨の中先発隊が出発、土合の前夜祭にて大いに盛り上がる。

肩の小屋よりオジカ沢の頭への稜線前日の雨は上がったが、国境稜線は常にガスの漂う状態だ。我が会はシンセン尾根計画グループが尾根に変更、別花も楽しめた(イワインチン)行動で西黒尾根を登った。先発隊がキノコ探しを兼ねて早めに出たあと、早朝、後発隊は雨上がりの土合に到着。いつもの ゆっくりペースで西黒尾根を登り始める、取れもしないキノコを気にしながら。

白毛門は何とか顔を出すが朝日岳はガスの中だ、登るにつれ風も出て寒いくらいである。途中、時期も最後の花々を愛でながら登るのは言うまでもない。いくつものクサリ場、ガレ場を登り上部へ出ると、マチガ沢を詰め、6ルンゼ?を登った羚羊グループと出会う、我が会、「なかさと」さんも一緒だ。

ようやく冷たい風の吹く混雑するトマの耳山頂に到着するが知り合いが見つからない。集中登山なのにどうしたんだろうなー  不思議に思い、肩の小屋も探すが県南巌剛新道の下りメンバーには逢えず、諦めて下山にかかる。(集合場所のオキの耳をトマの耳と間違えたドジでした)

西黒尾根を慎重に下り、途中より巖剛新道に入る。疲れも出て下山ルートが長いと感じる、よ集中登山・本隊(肩の小屋にて)うやく見晴台に降り、くつろいでいると県南メンバーとひょっこり出会う。

出合にて慰霊碑に手を合わせ解散。雨にも遭わずまずまずの天気で幸いでした。覚悟の関越道は意外にも順調な走りでした。 

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9/5〜6 名取川・鳴虫沢(沢登り) 
天候:晴れ    (メンバー) 「はしだ」、「ひがの」、「おおむら」、「ウッチー」、「すぎと」、<「ほんごう」>、「さとう」
9/5-鹿沼18:00-<東北道・仙台南>-二口ビジターセンター21:40 (幕営)
9/6-姉滝(入渓)6:30-シシ滝8:20/9:00-石橋10:20-15m滝下10:30-二俣13:00-沢終了14:00-家形山15:15-718mピーク15:55-姉滝16:45-駐車場17:00-鹿沼22:15
ナメを歩く 一服です 20mシシ滝の下で 上部の狭いルンゼ
小滝とナメが多い  途中で一服  シシ滝20mは良かったです  上部はルンゼの中、小滝が続く 
高速1,000円は毎週遠出を誘う、今回は馴染みの二口峡谷へ。ビジターセンターにお世話になり、月明かりの中、沢音とコオロギの鳴く駐車場にて前夜祭だ。

シシ滝を登るA.H9/6-姉滝、妹滝駐車場にて準備し、滝上から入渓する。250Mほど進むと右岸に水量は少なくパットしない鳴虫沢の出合だ。すぐに5シシ滝を登るM.SmほどのF1がでる、登れる滝ではない、右岸を簡単に高巻く。
次々と出てくる小滝とナメ、水量の少ない沢の遡行は安心で快適である。
20Mほどの顕著なシシ滝までの間にFいくつ?の手頃な滝を楽しく越えシシ滝を登る。水際のすぐ右は微妙だが、右サイドか水流左は見た目ほど困難なく登れる。

巨岩が目立つゴーロを過ぎ1H強で右手奥に南石橋が見えた。北石橋ほどの迫力は無い。まもなく釜の上に2段15mほどの滝、近づき難い暗い雰囲気の滝である。記念撮影だけであっさり諦め、高巻きを探す。石橋まで戻るが適当なルートが無い。

結局15M滝と石橋の中間付近、左岸の1〜2m幅のルンゼ状の岩溝に沿って直上、途中から右の潅木帯へ。50m*2ピッチほど進み、後は潅木を掴みながらトラバースすると、問題なく滝の上に出る。
水の少ない小滝とナメを楽しみながら顕著な二俣へ、左の主流を行く。更に進めると再び二俣、左は藪っぽく左の尾根の方へ向か藪の中に南石橋がっている、右は水流こそ微々たるものだが、真上の岸壁へと直上する方向へ。迷ったが右の直上を選ぶ。

狭いルンゼ状のルートは再び小滝が連続し楽しい登りである。まもなくルートの眼前には岩の壁の直下(50mほど)となり、左にトラバースする踏み跡がハッキリ見える。

登山道はこんな藪です岩場の下を回りこみながら進むが、疑いたくなる様な感じだ、登り気味のルートを辿るとやっと稜線の踏み跡に合流する。(終了点から15分位か) あとは時々藪で迷うようなルートを辿り登り返せば家形山だ、樹林で展望なし。ハッキリしている踏み跡は姉滝へのルート、三方倉山へのルートは藪の中か?

姉滝へは標高で500mの急勾配だ、途中、718m(松の展望)付近からは糸岳の斜面に3キロも続く柱状節理の磐司岩が対岸に見える、見事なものだ。

疲れた体に最後の頑張り、急登ルートを慎重に降りる。やっと着きました姉滝の上へ、10時間に及ぶ行動になってしまいました。
今回、体験参加の人を含め初級者+シニアの7人パーテー、安全第一に徹し、要所でロープを出し、時間の掛かる高巻きなど、予想以上の行動時間です(言い訳ですが・・・)。

2〜3人の経験者同士なら半分位の時間で済むでしょう。今日は他に入渓パーテー無く、のびのび満喫できました。
駐車場に戻ってビックリ、何と3人がヤマビルにやられました。  帰路の高速渋滞の心配は最初に少し滞ったが、時間的に遅いためか、結果的に殆んど順調な走りが出来ました。 

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8/22〜23  妙高山 
天候:晴れ   (メンバー) 「ひがの」、「すぎと」、「ひなぎく」、「なかむら」、「くの」、「ながおか隆子」、「さとう」
8/22-小山17:00-北関東道-上信越道-燕温泉21:00-(幕営)
8/23-燕温泉5:20-天狗平8:00-山頂(南峰)9:50-(北峰)10:00/10:45-長助池分岐11:45-(燕新道)-燕温泉15:00-小山22:00
地獄谷の沢にて 岩の間から後立山 山頂直下の岩場 北峰にて
地獄谷の沢にて  岩の間から後立山を望む  山頂直下は岩場で楽しい  北峰にて 

高速を降り燕温泉へのアプローチは短く便利で助かる。
100名山の妙高は燕温泉からは意外と手強く登山客が少なめな様だ。北地獄谷の右岸に沿った急登の連続で始まり、光明滝、称明滝を見送り、三角錐が際だつ前山を目指しひたすら登る。前山を廻り込み沢筋から離れると、まもなく天狗平に着く。ここからは稜線のルートになり左右に展望が開けてくる。

途中、それなりに花を楽しみつつ、高度が上がるにつれ素晴らしい景観に疲れが癒される。上部になると鎖場、岩場に変わり、いつの間にか高度が上がる。最後の岩場を過ぎると、あっけなく南峰山頂に到着、高度差1,300mの素晴らしい往路であった。
三角点のある北峰はさすがに人が多い。さわやかな風の中でノンビリ休息した後、下山ルートは燕新道を目指す。

視界の悪い急な樹林帯を下り、やがて長助池分岐に着、高谷池ヒュッテへのルートと別れ東への新道へ進む。泥の着いた岩と石の下りは歩きづらく神経を使い疲れる。初めて展望の良い長助つり橋まで来ればあとわずか池に到着、春先に称明滝と光明滝はコザクラが咲くらしいが、初秋の花が楽しめた。
あたりはガスに覆われ展望が利かない、傾斜は緩いが歩きづらい道となる。新道?とは名ばかり、笹の刈り払いはされず、斜めに傾いた細い道で根曲がり竹を掴みながらの辛いルートが続く。

急登を下りやっと大倉谷に降りた、沢には仮の橋が架かり渡渉せずにすんだ。ここへ来てようやく刈り払いが行き届き歩き易くなってきた。小さなアップダウンを繰り返し、麻平からの急斜面を降りればようやくフィナーレが近づく。

旅館に続く林道を歩くころには疲労困憊の御仁も、「あーあ 疲れた・・・」 ご苦労さん、登りも下りも同じ位の時間がかかった珍しいルート、早朝から10時間弱の山行でした。 

☆帰路・上信越道登りは、横川〜藤岡までやはり断続渋滞です。

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8/10〜12  乗鞍岳&御岳山 
(メンバー) 「すぎと」、「ひなぎく」、「なかむら」、「さとう」
8/10-小山17:00-高山市・銚子谷P (幕営)
8/11銚子谷P 7:20-乗鞍スカイラインバス7:55-畳平8:30/50-剣ケ峰10:45/11:15-畳平13:00-高山市内観光-田の原駐車場21:30(幕営)
<御嶽山>8/12田の原駐車場5:55-王滝頂上8:30-剣ケ峰9:00/30-王滝頂上10:10-田の原駐車場12:00-塩尻IC-(長野道-上信越道-北関東道)小山20:30 
今年の夏は天候不順、天候に合わせ山行計画を・・と思えど変更ばかり。今回も予定外の台風発生により場所によっては影響あり、思案の末 出発した。幸い夜の高速は雨に遭わず、幕場探しに時間がかかったが、星空の中での幕営でした。

<乗鞍岳>
畳平バスターミナル 中間点付近 乗鞍岳山頂 山頂
 畳平バスターミナル 乗鞍岳中間付近  乗鞍岳山頂  人一杯の山頂 
8/11晴れ時々曇り   早朝地震の揺れを感じる、でもそれ程でもないと思われた。(東名では通行止め)
天候を心配し乗鞍を最初に登る様変更、シャトルバスに揺られ雲海より上 青空の畳平へ到着。観光地化された一般のコースを行く。花を愛でながら、頻繁にツメクサが一杯シャッターを切る。シオガマ、コマクサ、ツメクサ、ウサギギク、リンドウ等、この時期でも結構花は楽しめる、さすが3,000mの山である。

中高年が大半を占めるよその山と違い、乗鞍の客は多様だ、親子連れ、特に小さな子供たちが多いのが目立った。シオガマが最盛期だ
山頂は人で埋る、晴れ間もでるがガスも有り、残念ながらアルプス連峰の遠望は利かなかった。台風の接近と言う状況では贅沢は言えない。富士見岳から畳平へのコースはコマクサとシオガマが綺麗であった。

シャトルバスに揺られ駐車場脇の湯に浸かり、時間も早いので高山市内観光に向かう。台風一過の夏らしい陽気の観光地、外国人の多い飛騨高山の雰囲気を味わい、一路御嶽山への山道を走る
。幕営地を探しながら361号〜20号を行くが適地なく、結局、田の原の大駐車場に到着。長い旅と観光に疲れ短めのセレモニーで就寝です。

<御岳山>
乗鞍全景 登り始め 王滝山頂直下 剣ケ峰山頂
 駐車場より乗鞍全景 登り始め、赤っぱげ付近  王滝山頂直下  剣ケ峰山頂 
8/12晴れ 信仰の山は夜中から車の乗り入れが多い。御嶽全容を眼前に見上げながら登り始める。いたる所にある信仰霊神碑を見ながら、ひたすら一直線の登りが続く。子供たちを連れた家族連れが多いのも乗鞍と同じ、白装束やそれとわかる信仰者が多いのがよその山との違いである。

昨日の高度に慣れたせいか、今日のほうが足は軽い。ゆっくりペースを続け、やがて王滝頂上に到着、あとは20分ほどで剣ケ剣ケ峰直下剣ケ峰山頂峰(3,O63m)の頂きである。
幸運にも全周囲の展望に恵まれた。中央、南アルプスと奥に富士山、八ケ岳、北アルプス連峰、槍ケ岳も確認された。展望を楽しんだ後、二ノ池へのルートを下る。廻りは何時かガスに包まれ始め展望が悪くなる。

それにしてもラッキーであった。ガスの二ノ池から池巡りは諦め王滝へトラバースし往路を戻ることにする。花は乗鞍に比べ少ないが、それでも注意してみると楽しめる。
予想外に早く駐車場に下山、2日間の天候運に恵まれ帰路につく。平日の高速利用、安く上げるためのハプニングを起しながら、1000円適用以外の渋滞なき高速を久しぶりに味わいました。 

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 7/11〜12 石筵川(沢登り)
天候:曇り  (メンバー) 「はしだ」、「おおむら」、「ながおか隆子」、「さとう」  
7/11-鹿沼18:30-郡山市:母成グリーンライン・石筵ふれあい牧場21:00-(幕営)
7/12-牧場6:00-銚子ケ滝入口駐車場6:20-入渓点6:50-2段20m滝8:20-二俣12:10-稜線鞍部13:40-和尚山分岐14:45-入渓点16:15-駐車場16:40-鹿沼20:30 
2段20mの滝 右サイドを登る 滝の上のナメ 7m滝の前にて
2段20mの滝  右サイドが登れる  滝の上はナメが出てきた  7mほどの滝 
前夜、母成グリーンライン・ふれあい牧場入口で幕営。車とバイクの一晩中のローリングには閉口しました(日本は平和だ・・・・ →そういう我々も同族かな?)
シャクナゲ
7/12-今日の行程は長いはず、早めの行動開始、幸い牧場の門が開いており林道駐車場まで乗り入れ出来てラッキーでした。銚子ケ滝の見物はパスし入渓点へ着。
ミヤマウスユキソウ?さっそく沢伝いに進めるが効率悪く、左岸の釣り人の踏み跡を辿る。踏み跡とゴーロをしばらく歩き、ようやく傾斜が出てくるころ2段20mの滝が出る。安全を期しハーネスを着ける。下段は右サイドを登る、難しくは無い。上も右壁に沿って易しく登れる。

越えると直ぐにナメの始まり、結構なナメが続く。ゴーロとナメと小滝の長いルートが延々と続く、むずかしい所は出てこない。ようやく1:1の二俣へ到着。和尚山への右股ルートへ進む。

二俣を過ぎて直ぐに更に二俣である、左の方が水流は多く間違い易いポイントだ。右股を選ぶと方向は鞍部を目指す、左は安達太良山頂方向へのルートである。やがて沢筋は藪っぽくなってきた、だが、笹が覆い被さっているが歩きやすい。

沢は安達太良方向へ向かうので、ショートカット目的で沢筋を離れ右方向の藪をトラバースする。苦労の始まりである、僅かな距やっと稜線にでる、バックは乳首離と見込んだが、笹の藪が濃く、潅木も混じり、かき分けながら一歩一歩悪戦苦闘が続く。GPSでは稜線真近なはず、ようやく踏み跡のある稜線の鞍部付近に到着、靴を履き替え気分も楽になる。

帰りのルートは和尚山経由だ、稜線の一般道とは名ばかり、かなりの藪が登山道をふさぐ、和尚山分岐まで、意外に苦戦し到着。問題が一つある、ふれあい牧場のゲート閉鎖が17:30何としても間に合わせなくてはいけない。

さすがに和尚山の下りのルートは歩き易くなり、時間を稼げる。予定より速く石筵川の渡渉点に着きホットする。銚子ケ滝入口の東屋のある駐車場に無事到着、10時間の行動、お疲れさんでした。 

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7/5  清掃登山(日光) 
天候:晴れ曇り    (メンバー) 「はしだ」、「ながおか正」、「さだこ」、「すぎと」、「ウッチー」、「いしかわ」、「わたなべ」、「ひがの」、「ともさん」、「あんまん」、「ふかまち」、「のざき」、「なるみ」、「おちあい」、「atsushi」、「ひなぎく」、「おがわ恵」、「おがわ憲」、「さとう」、
7/4-小山19:00-中禅寺湖畔21:00 (幕営)  7/5-湖畔6:00-山王峠6:45/7:00-刈払い開始-山王帽子山頂12:00-作業終了13:30 
作業に当たっての注意説明 最初は簡単かな? 部分的に笹が濃い場所が出る
怪我の無い様に注意して作業して  最初は簡単かな?と思ったが・・・  序々に笹が濃くなる 
県岳連主催、恒例の日光山系・清掃登山。総勢226名参加。当会は、奥白根方面3名、山王方面・笹刈り払いに16名、計19名参加した。
<山王帽子班>
寒気の影響で大雨の降る中を走る。前夜祭は中禅寺湖畔にて10名で盛り上がる。

山王見晴らし近辺は酷い藪です当日組6名と合流し、山王峠へ、7時から作業を開始する。3年前に同ルートを実施したが、作業の面影なく笹が伸びていた。刈山王帽子山頂り払い機7台を駆使し、一歩、一歩前進、時々通る一般登山者に細心の注意を払いながら、静けさの中 モーター音を響かせる。皆、機械の扱いに だいぶ慣れてきた。

ごみ拾いと違い10m進むのにも相当な時間がかかる、忍耐の作業が続く。亀の歩みだ、それでも何とか予定の山王帽子山頂へ到着。太郎山への稜線は時間切れ、燃料切れで打ち切り、次年度以降の検討課題となる。

下りは速いもの、30分で峠へ下山、山王見晴らしへのショートカット道の酷い笹刈りを済ませて無事完了です、ご苦労さまでした。湯元へ戻り釜谷ホテルへ、清掃登山者には無料で入館、入浴させて頂き帰路につきました。 

<奥白根班>
前夜祭40名の参加で賑やかに行われました。毎年、日光の斉藤さんご夫妻に食事の用意をボランティアでお世話になっています、雨の中9時頃終了。
当日、 
7時半の開会式、総勢226名の参加で盛大に清掃登山開始。今回一般募集から13名の参加者あり一緒に白根山歩き山頂に立つ、中には82歳の高齢の方も含み賑やかに。
清掃登山室井さんの植物の話等も時折有り勉強になりました。終了後は湯のや(清掃登山者は無料)で汗を流し解散
(「ひなぎく」、「おがわ恵」子、憲正 
3名参加

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6/20〜21  秋田駒ケ岳 
天候:雨のち晴れ  (メンバー) 「はしだ」、「ひがの」、「ほんだ」、「おおむら」、「ながおか隆子」、「ともさん」、「すぎと」、「なかむら」、「くの」、「さだこ」、「いしかわ」、「さとう」
6/20-小山13:30-鹿沼14:15-盛岡18:25-駒ケ岳8合目20:30(幕営) 
6/21-8合目6:30-阿弥陀池小屋7:50-男女岳8:20-大焼砂10:15-横岳10:30-焼森11:10-8合目駐車場11:40/12:20-田沢高原温泉・アルパこまくさ13:15-鹿沼19:40 
雨の中、テントを撤収 8合目駐車場から出発 ガスのあみだ池 駒池付近の残雪
強い雨の朝、テントを撤収  8合目駐車場から出発  ガスのあみだ池  駒池付近は残雪多し 
花を求めて秋田まで。総勢12名、2台に便乗し高速を飛ばす、片道500K さすがに遠い。その日のうちに規制解除になった8合目駐車場まで上がり、にぎやかタカネスミレの群落が多いな前夜祭だ。

心配したとうり夜半から強い雨が降る。雨の朝は憂鬱である、ここまで来て観光じゃちょっと情けない、迷わず出発の準備をする。ミヤマダイコンソウ、ミヤマキンバイ
登山客もまばらな8合目駐車場を起点に、男女岳を右から廻りこむルートをとる。合羽を着て傘をさしての歩き、シャッターを切るのも、花の名前確認にプリントを見るのもわずらわしいものだ。

花を見て一目で名前が出るほどの通はいない。「なんだっけな・・・ うーんと・・・」何度もまよう、自信ありげに断言すれば、その名前になってしまう。地域性もあって 花の名前を正確に識別するのは難しいことである。
ガスで視界の利かない阿弥陀池小屋にザックを置き、最高峰の男女岳の山頂を踏む。やはり何も見えず小屋に戻る。視界は悪いが雨は上がったようだ、男岳の手前の鞍部から駒池への急斜面を下る、清楚なシラネアオイが咲いていた。

ベニバナイチゴ池の付近は残雪が多く、花には未だ早い。小岳の裾を廻り、大焼砂への登りにかかる、ロープで仕切られた火山れきの両サイドの斜面は、コマクサのエリア、まだ咲く時期ではない、殆んどが小さい株である。序々に花が変わる、この時期タカネスミレのオンパレード、コマクサとすみ分け あたり一面 黄色のジュウタンが広がる。

朝の悪天から変わり、晴れ間ものぞくようになった中 横岳に到着、それなりに眺望がのぞま焼森からの風景れラッキーでした。焼森を経て、尾根伝いに8合目駐車場をめざす。
沢沿いの斜面には雪渓をバックにシラネアオイが映える。程なく8合目小屋に到着。

道路事情で1時間おきの定期バスの後について行かないと通行できないみたいなので休まず車に乗る。早い時間に田沢高原温泉に降り、さっぱりしたあと稲庭うどんで腹をふさぎ帰路についた。
休日の高速、やはり渋滞は避けられませんでした。この山にいつか時期を変えて来るか、乳頭山への縦走をしてみたいものだ。
ミヤマダイコンソウ
<今回、出会えた花>
・群生していたもの(ミヤマダイコンソウ、ミヤマキンバイ、タカネスミレ、チングルマ)
・散見されたもの(ハクサンチドリ、ミヤマハンショウズル、ツマトリソウ、ミネズオウ、ツバメオモト、マイズルソウ、ベニバナイチゴ、サンカヨウ、ヒナザクラ、オオバキスミレ、ミツバオーレン、イワベンケイ、ゴゼンタチバナ、イワカガミ、ショウジョウバカマ、ミネザクラ、エゾムラサキツツジ) 

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6/7   蓼科山 
天候:晴れ  (メンバー) 「ともさん」、「みやした」、「すぎと」、「さとう」
小山4:30-佐野5:00-女神茶屋8:00-蓼科山頂11:00/45-将軍平12:25-竜源橋15:00-女神茶屋15:30-小山21:30 
女神茶屋コース中間付近 課外学習の小学生 快晴の山頂
女神茶屋コース中間付近  課外学習150人の小学生  快晴の山頂にて 
当初、花の平標を計画するが、新潟方面天気不安定により変更、佐久ICより女神湖へ。女神茶屋からの直登ルートを選ぶ。
程良い気候の中、キビタキ、ウグイス、カッコーのさえずりを聞きながら、ひたすら樹林帯を登る。ご婦人3+侍従1 高度を上げれば次第に展望が開ける。

圧倒的な八ケ岳連峰の峰々、遠く南ア、眼前は八子ケ峰のハイクコース。道中、花は殆んど見当たらず、新緑と澄んだ空気と展望を唯一の花、ミツバオーレン満喫しながら登れば、山頂直下の溶岩帯へ着く。岩を伝い歩けば程なく広々とした岩だらけの山頂台地に到着です。

コンビニに寄り忘れ、オニギリを買い損なった二人のドジの心配をよそに、出るわ出るわドラエモンの袋、食べ切れませんでし横岳をバックに最後は車道を歩くた(助かりました)。
山頂一帯に広がりお弁当を食べてる課外学習の子供たち150人とさよならし、所々に雪が残る蓼科山荘のある将軍平へ降りると、最短ルートからの素人っぽい客が多くなる。

下山は誰にも会わない静かな滝ノ湯川ルートへ、ほんとに誰にも会いませんでした。振り返れば蓼科山の左右均整のとれた山容が素晴らしい。
花が駄目なら山菜か・・・ 有りましたコシアブラ、てんぷら用にチョッと頂きです。林道へ出ると やっと花と遭遇、ミツバオーレンとズミの花でした。

白樺湖湖畔にて汗を流し信州そばで腹ふさぎ、覚悟を決めて高速へ乗ります。やっぱり渋滞は避けられません、横川〜甘楽付近まで 千円・高速に我慢の運転です。

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6/3  釈迦ケ岳〜大入道 
天候:曇り     (メンバー) 「すぎと」、「ながおか貞」、「ながおか隆子」、「さとう」
下野市6:00-小間々台7:30/40-大間々台8:20-八海山9:30-釈迦ケ岳11:25/12:00-剣ケ峰13:45-大入道14:40-駐車場15:40 
 大間々台のレンゲツツジが満開 それなりに綺麗な白ヤシオ  穏やかな釈迦ケ岳にて  白が駄目なら赤があるさ 
白ヤシオを期待して出かける。毎年、この時期どこかしらの花を求めての山行が多くなった気がする、歳を重ねると自然な姿なのかもしれない。

大入道を周回するため、車は小間々に駐車し散策路を大間々まで歩く。低い雲海の上に出て、高曇りの状況でまずまずの天候である。例によって気楽におしゃべりしながら、ノンビリムードで八海山へ着く。

いよいよ期待の白ヤシオか、剣ケ峰への稜線は、それなりに綺麗である。釈迦ケ岳への道筋も期待されたが、時期が遅いのと花の付小間々台のレンゲきが少ない。それでもキビタキのさえずりを聞きながら、新緑の稜線歩きは快適であります。

団体客で一杯の釈迦ケ岳山頂でノンビリする。ほどほどに視界も利き、会津駒の白い稜線も望まれた。
下山にかかる、花が期待外れなら 山菜にこころが移る。猿真似で木によじ登り「コシアブラ」とりに夢中、土産ができました。
剣ケ峰からの下山路、白ヤシオのトンネルを想像していたが、意外や意外、時期も遅いが、花芽が付いた様子が無い。明らかに今年は不作である。縄文ヤシオなど 見る影も無い。

2005年6月7日に来たときは10年に一度と言われる見事な咲き栄え、今年はまるで駄目でした。それでも大入道から下の山ツツジと大間々、小間々のレンゲツツジは綺麗でした。 

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5/23〜24  雪上訓練(谷川) 
天候:曇り    (メンバー) 「ながおか正」、「さだこ」、「ひがの」、「おかちゃん」、「かずちゃん」、「はしだ」、「ほんだ」、「くの」、「なかむら」、「ながおか隆子」、「さとう」
6/23-小山18:30-湯檜曽20:45 (幕営) 
6/24-湯檜曽6:30-マチガ沢出合7:00-展望台8:15-訓練開始8:40-終了12:00-出合13:00 
会長挨拶 ゾンデ棒による捜索 負傷者搬出訓練 訓練終了
マチガ沢出合にて会長挨拶  ゾンデ棒による捜索  負傷者の搬出訓練  予定通り無事終了です 
天気予報の悪い週末、だが、前夜祭の湯檜曽では星空の中だ。奥只見へ出かけたグループがゲットした山菜を肴に、大いに盛り上がった。
初級者の雪上歩行
明けて急変、早朝は小雨が降る。マチガ沢出合まで車を乗り入れると雨も止み、予定より早いスタートだ。3年前の訓練時は出合より雪巌剛新道見晴台渓を詰めて行けたのに、今年は様子がまるで違う。下部の沢筋に雪は無い。

大汗をかきながら巌剛新道を登ると展望台に到着、やっと眼前に雪渓が。雪渓に降りさっそく訓練を開始する。
今年のヒマラヤ遠征のため、上部の急斜面で ユマーリングの訓練をしている大内さんグループの3人とは別に、県南地区山岳協議会主催の訓練参加は、総勢14名、うち当会が11名、寂しいか訓練終了し出会へ着ぎりである。

ベテラン組と初級者組(3名)に別れる。別メニューの初級者は、急斜面雪上の登り、降り、トラバースを主体にピッケルの使い方、滑落停止、アイゼンの着け方、歩き方などを中心に練習した。

初級者でも残雪の山を歩く機会は多いはず、基本を覚え、経験を積む事で自信を深めて貰いたいものである。

ベテラン組の訓練は、弱層チェック、ビーコン操作、ゾンデ棒扱い、埋没体験、雪上での搬出方などを研修した。上部の稜線は 常にガスの中であったが、幸い雨に降られず、予定の訓練が出来 有意義な一日となった。 

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 5/11  袈裟丸山
天候:晴れ  (メンバー) 「なかむら」、「ながおか隆子」、「さとう」 
下野市6:00-登山口(折場)8:30-賽の河原9:40-袈裟丸山頂11:30/12:15-小丸山13:20-折場駐車場15:00/16:00-下野市18:30 
弓の手新道より 小丸山 感激しまくり はな
弓ノ手新道より袈裟丸を見る  小丸山  すばらしい  花・・・華 
今年のアカヤシオは いまいち と言われている。4/末の夕日岳は咲き始めたところで、1W早い状況であった。だが1W後の最適な時期にも花の付きが悪くガッカリしたとの情報もあり。急遽変更し、袈裟丸に向かう。

折場登山口に着いてビックリ、平日と言うのに車が一杯、路肩駐車まであふれる。「何かあったんですか?・・・・・」思わず聞いてみる、「ここは いつもこうなんですよ・・・」
弓の手登山道から賽の河原まで登ると、その訳が分かった。そこかしこにヤシオが咲いている、いたるところに咲く。時期も丁度、ピッタンコだ。先日の両神山も良かったが、ここはすごい、見事な咲き栄えである。

小丸山への稜線、それはそれは素晴らしい。道をはさんで右も左もヤシオ、ヤシオの花ばかり、木々の芽吹きが未だの林の中は 近くも遠くも 桃色ピンクのオンパレードだ。今までこんなヤシオの群生を見た事が無い。こころの中までピンクに染まりそう、感激のしまくりです。

小丸山を過ぎ避難小屋あたりでようやく花が遠のく。だが、袈裟丸の急登にかかると、対岸の尾根筋にもピンクの群落が遠目に確認される。急登をひと頑張りで山頂に到着、春霞の穏やかな山頂にてノンビリする。

下りにかかる、小丸山付近に近づくと、再び感激の繰り返しが始まる。賽の河原までの道筋は言うに及ばず。「きょう 来て良かったね・・・」 大満足、カメラと心にしっかり焼きつけました。
見ごろはあと3〜4日か?  速めにどーぞ。 

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5/9   両神山 
天候:快晴   (メンバー) 「ともさん」、「さとう」
佐野5:30-<北関東道経由>八丁隋道前8:00/8:15-八丁峠9:15-西岳10:10-東岳11:05-山頂11:45/12:30-東岳13:00-西岳14:00-八丁峠14:40-八丁隋道前15:15-小鹿野(赤谷温泉)-<秩父-深谷経由>佐野19:30 
青空にヤシオ クサリ場が多い 花の付きが若干少ない? 山頂にて
 青空にヤシオが映えます クサリ場が沢山でてくる  今が最高の時期、綺麗でした  山頂付近もヤシオが一杯 
早朝は霧が出る保障つきの好天、岩稜歩きがしたくて両神に出かけた。北関東道〜藤岡ICより神流湖経由で八丁隋道へ、駐車場には車も多い。
早速急な斜面を登り始める、もちろん半そで、八丁峠にでると、もしかしての期待通り赤ヤシオがお目見え。

往路を戻りました岩稜のアップダウンを繰り返し、随所に見られるヤシオに感激しながら、西岳、東岳へと進める随所にヤシオが咲く
紺碧の空、満開のヤシオ、新緑に映える秩父の山々、遠く八ケ岳の白い稜線、最高の時期に来られた。もちろん中高年の登山客も多い、クサリ場では足元がおぼつかない人も多い。

山頂付近は賑やかだ、少し戻ってユックリ休息。下りは往路を戻る、ヤシオが日差しを一杯受け更に綺麗だ。全体的に花の付きが少ない感じだが、時期が良く充分満足できるものでした。

栃木のヤシオは今一 と言われる今年、どうして、どうして、両神山の岩稜は綺麗でした。帰路は小鹿野〜秩父へのルートで戻るが、時間的に大差は無かった。 

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5/2〜6  鳥海山(山スキー) 
(メンバー)   「はしだ研」、「ひがの」、「あんまん」、「よしだ」、「さとう」
5/2-鹿沼17:30-寒河江(山形道)22:10-(幕営)    5/3-寒河江6:15-西浜キャンプ場7:40/8:40-大平登山口9:10/9:30-御浜小屋12:30/13:10-大平14:30-西浜      5/4-西浜6:10-祓川登山口7:30/8:00-七高山山頂11:20/12:10-登山口13:40     5/5-西浜6:30-湯ノ台登山口7:10/30-引返地点(1,760m)-登山口14:15-西浜キャンプ場      5/6-西浜7:00-鹿沼13:10 
高速\1,000-適用後 初めての連休、やはり危惧した通り東北道下りは断続的に渋滞(30キロ)我慢の運転で山形道(寒河江)止まりとなる。寒河江SAも一晩中人と車がいっぱいでした。

大平口の登り始め 1ピッチ目の休息 視界が極めて悪い 濃霧の御浜小屋
登り始めは視界が利いた、が・・・  1ピッチ登ると あたりはガスの世界  10〜15mの視界の中を登る  濃霧の御浜小屋まえ 
<5/3-吹浦口>
曇り(濃霧)  再び高速をつなぎ、いつもの遊佐町・西浜キャンプ場へ到着。松林の中 いつもの場所に設営し鳥海ブルーライン・大平駐車場へ。驚いた事にガスの中の滑り、何と、雪が多いではないですか、月山では かなり少なかったのに、鳥海山だけが特に多いことにビックリです。
シールを付け 曇り空の中を いざ出発、1ピッチを過ぎるあたりからガスが出る。さらに登ると、完全なホワイトアウト、広い雪原に竹に赤布のマーキングが20m間隔にある。それさえやっと認識出来るほどの濃霧だ。
快適な松林のキャンプ場
下りルートに迷っている つぼ足や山スキーグループもいる。結果的に未熟ということ、最近よく見かける傾向です。
予定では鍋森だが、濃霧の中 マークが無いとまるで無理、旗竿に導かれ御浜小屋へ変更、数パーテーが休む小屋にて休息後、いざ下山だ。日本海を望みながら気持ちよく滑るとは ほど遠く、目を凝らしてマーキングを探しながらの滑り、「楽しくなーい・・・・」です。

大平駐車場に着くまでガスは晴れず、今日は残念な滑りでした。うっぷん晴らしに山菜採りに夢中、最高のコシアブラ&タラの芽を大量にゲットし、テンプラ、オヒタシ、混ぜご飯に大活躍です。

祓川ヒュッテ下 中間地点 ガスの七高山の山頂 快適なバーン
 祓川ヒュッテ下の駐車場を出発 中間地点を登る  ガスの七高山山頂  快適なバーン

<5/4-祓川口>
晴れ曇り 祓川ヒュッテへの車道の雪の多さにビックリ、駐車場から見上げる鳥海は、上部はガスの中だが昨日に比べれば ずっと良さそう。さっそく大勢の人コシアブラ混ぜご飯の弁当に混じりシール登行を開始、他のパーテーと前後しながら高度を上げる、見下ろす景色は残雪に覆われ広い裾野が素晴らしい。
スローペースでも やがて上部の急斜面バーン直下、残りの標高400m辺りから今日も濃霧に覆われる。ジグを切りながら一歩一歩進めれば七高山山頂に到着だ。濃霧で何も見えぬが風は無く暖かい。全員山頂を踏めラッキーでした。

ノンビリした後 楽しい滑降、の筈だが山頂直下大バーンの急斜面はガスの中の慎重な滑りである。高度を下げると ようやく視界が利き始め、適当な斜面を見つけては 上から下からの撮影を試みる、デジカメで滑りを撮るのは難しい。帰路、またまた山菜採りに精をだしました。


車道歩き 森林限界 大斜面の登り 引返し地点
30分の車道歩きがきつい  森林限界付近  大斜面の登り  引返し地点(1,760m) 
<5/5-湯ノ台道>
快晴 予想外な好天、駐車場は例年と同じ、30分ほどの林道歩きが辛いが展望を楽しみながら我慢の歩き。今年の宮様コースは残雪充分、去年、藪を歩い快適なバーンて苦労したのが嘘の様だ。
若者グループに次々追い越され、どん尻のゆっくりペース。それでも滑りを楽しむために無木hashidaさん立の広い斜面を登る。

先行パーテーが伏拝岳直下の急登に小さく見える、我々は1,760m付近が限界、滑りの準備にかかる。今年の鳥海の滑り収め、絶好のコンデションの中、要所々で写真撮影をしながらの下り、あっと言う間に森林限界へ。あとはブナ林と潅木の間を縫って車道へ、またまた我慢の歩きで駐車場に到着です。


<5/6-帰路>
連休最後の混雑を覚悟し、早めにテントを撤収、観光と買い物を済ませ高速に乗る。意外にも渋滞寸前か?早めに帰宅できたのはラッキーでした。 

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4/30  薬師岳〜夕日岳  
天候:快晴  (メンバー) 「すぎと」、「なかむら」、「さとう」
下野市6:00-細尾峠7:35/8:00-薬師岳8:55/9:15-三つ目10:40-夕日岳11:00/11:50-細尾峠14:30-下野市17:00 
 登り始めは満開でした 薬師岳山頂、5分咲きです  夕日岳より、奥白根が白い  途中、ところどころで綺麗だ 
アカヤシオの時期である。予定のつまった連休を避け、時期は早いと思えど もしかしての期待をこめてのweekday hike、暖冬の影響で早く咲くのでは?

細尾峠より入山、登り始めは満開のヤシオと出会い感激する。だが、下で満開では上部では未だの筈、薬師岳山頂に到着山頂付近は1w〜10早かったすると、やはり残念、4〜5日早い感じだ。それでも5分咲き程度で綺麗なものである。

奥白根の真っ白な稜線を見ながら夕日岳へのアップダウンを行く。ところどころ綺麗に咲く場所もあり救われる。
だが、夕日岳に近づいても、遠くから望む稜線に赤い色は見当たらない、三つ目の分岐を過ぎ山頂へのプロムナード、予想通りまだまだ早い。去年より若干早いが、やはり1w〜10日早い。つぼみのつき方も例年より若干少なめな感じだ。

穏やかで静かな山頂でノンビリ昼食タイム、暑くもなく、寒くもない絶好のコンデションである。
帰りは往路を戻る。チャンスがあれば再度来てみたい。下部のトウゴクミツバツツジと上部のアカヤシオと、それに、おまけのコシアブラの土産つきで。 

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4/18〜19  月山(山スキー) 
天候:快晴      (メンバー) 「はしだ」、「ひがの」、「おがわ」、「ほんだ」、「よしだ」、「すぎと」、「くの」、「ながおか隆子」、「さとう」、<「しのはら」>

4/18-鹿沼18:00-湯殿パーキング21:40         4/19湯殿パーキング-湯殿スキー場7:00-月山・姥沢8:00-スキー場TOP8:50-紫灯森10:00-湯殿スキー場ゲレンデTOP13:10-駐車場13:30-鹿沼20:00 
ゲレンデより紫灯森へ 痩せ尾根を行く 1,619ピークよりの月山 天保堰取水口への下り
 ゲレンデtopより紫灯森へ 紫灯森から続くやせ尾根を行く  1,619ピークまで来れば一安心  傾斜も落ち快適な尾根を滑る 
高速の長旅も千円の恩恵を受け気分は悪くない。湯殿山・道の駅近くのとある場所を借り、豪勢な手料理を肴に酒宴でしめた。

早朝、ガスが垂れ込む谷間もいつしか晴れ天候の心配は無さそうだ。
湯殿山スキー場で予約してたタクシー2台に乗り、出発点の月山・姥沢に向かう。除雪されたクネクネ山道を登り姥沢に到着。スキめずらしく穏やかな紫灯森ー・ボード客と山やを含め結構にぎわう。
リフトに乗り、あたりの景色は例年と違いやはり雪が少ない。快晴の空と微風、寒さを感じない絶好の日和に恵まれた。今回は新人2人を含む総勢10名よちよちパーテー、遠方よりの善男善女に神様からのプレゼント、有難い。

雪は締まりつぼ足でも全く問題なし。視界のきいた雪原歩きはスムーズそのもの、1ピッチで滑りの起点、紫灯森に到着です。朝日連峰をはじめ、独立峰の鳥海山が白く輝きなんとも素晴らしい景観である。去年と違い紫灯森の弱風は寒さを感じず、実に清々し快適なバーンい。

いよいよ問題の長い滑りの始まり、最初の痩せ尾根は新人さんにとって緊張の始まり、さっそく板を担ぐ人、恐るおそるボーゲンスタイルの人、真剣そのもの、笑っちゃいけません。何回かのアップダウンを繰り返し、1,619mのピークに到着、周囲の大雪原の景観は見事です。

三角斜面のバーンでひと遊び、2〜3回ほど登り直して斜面を滑り遊びました。ゲレンデの滑りも少ない新人さんにとって、緊張1,619ピークへの尾根の連続が続きます。天保堰取水口へ下る斜面で、またまた板を担ぎました。
雪が少ないといえ沢は残雪が残り問題なし、傾斜の落ちた斜面を、トラバース気味に効率よく進み、やがて湯殿山ゲレンデのTOPに到着しました。振り返れば今日滑った尾根がはるか彼方に遠望され、初心者にとっては厳しい道のりであったかも知れません。

湯殿山スキー場に無事到着腐った雪のゲレンデを滑り降りれば、デポした車のある駐車場に無事到着、怪我も無く「お疲れさんでした」
これに懲りずに、ゲレンデで練習に励みましょうね、余裕を持った滑りが出来ると楽しいーぞ・・・ 

帰路、途中の桜は、つぼみの所、7〜8分咲きのところと、さすがに平野部と違います。
山形道、東北道と渋滞情報を気にしながら戻るが、やはり栃木県境付近から断続20〜30kが始まる。思案の末、板室インターで一旦降り、矢板まで一般道、再び矢板ICで乗るという苦心のルートで帰りました。連休はどうしたものか? 

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4/12  東吾妻山(山スキー) 
天候:晴れ一時曇り(メンバー)      「はしだ」、「さとう」
鹿沼6:00-スカイラインゲート前8:30-兎平駐車場9:15-東吾妻山頂11:10/11:40-駐車場13:00-鹿沼18:00 
一切経山 今季初めての「遊」 山頂から磐梯山 鎌沼と前大巓
 駐車場から一切経山の噴気を見る 今季初めて同行の「遊」  山頂から うっすらと磐梯山  鎌沼と前大巓 
高速千円の恩恵を受けること2回目、普段より多めの交通量が目立つ。道すがら満開の桜に感激しながら開通まもない吾妻スカイラインのゲート前に到着。夜間は規制され、開門は8:30(料金1,580-) 

兎平近くの駐車場に着くと早くも車が多い。山スキーの客が目立つが、スノーシュー、の人もいる。大勢の出発者に混じり樹山頂にて林帯を登る、傾斜はゆるく、適当にトレースをたどる。今季初めての雪山に同行の「遊」は、はしゃぎまわっている。
全体的に登りのルートは、浄土平からの夏路より300mほど左側を詰める感じである。特に急斜面があるわけでもなく、藪もなく、労せずして山頂に到着した。

広々とした山頂台地は大勢の人でにぎわう。霞がかかった状態で遠望は利かないが、それでも磐梯山の雄姿が望まれ風も無く、この時期としては暑い。対岸には一切経山の噴気と硫黄で黄色く染まった周囲の雪の様子、鎌沼の向こうは前大巓の無木立斜面が確認される。

傾斜の無い樹林帯先ずは滑りの開始、だが、やや細かな樹林帯の間を縫って滑り降り、シュプールを眺めて楽しむと言う訳にいかず。あっと言う間に姥ケ原の近くになる。平坦な鎌沼付近の雪原を行き、前大巓の斜面を滑る予定であったが、労多くして短かな斜面を滑る魅力に疑問を感じ、「行くの止めましょう」と諦め、下山にかかる。
傾斜のゆるい樹林帯も滑りを楽しむほどの事もなく、往路のトレースをたどって駐車場に戻りました。

このコース、雪山初心者のスノーシューや山スキー初級者の練習には良いかも知れないが、滑りを楽しむには無理があります。
帰路は、横向温泉に寄り、磐越高速で東北道に、心配された渋滞は那須〜矢板付近での断続渋滞があったが、降りるほどの遅れでも無く、「千円じゃ しょうがねーか」 です。 

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4/5  雪上訓練(湯元)
H21.4.5天候:曇りのち晴れ
(メンバー) 「ながおか正」、「さだこ」、「ウッチー」、「おちあい」、「のざき」、「なかがわ」、「はたなか」、「さとう」

小山6:00-湯元7:45/8:05-ゲレンデ最奥9:00〜〜訓練終了13:30-湯元14:00-小山17:00 
ゲレンデを行く 滑落停止 弱層テスト おまけの滑り
誰もいないゲレンデを行く 滑落停止だが、あまり滑らない 弱層チェック おまけの滑り・雪質重く転びまくる
誰でしょう恒例の雪上訓練。日光湯元・スキー場最奥の斜面を使い、風強く寒い中技術の習得に励む。
終了した誰もいないゲレンデは、週末の降雪により予想外に雪あり、訓練するには充分な条件であった。初級者もいることから、基本的な練習から始まる、訓練内容は次の通り。

・ピッケルの持ち方  ・アイゼン、スノーシューのつけ方
・つぼ足による急斜面の登下降、横、斜めトラーバース  ・アイゼン、スノーシューによる登下降、横、斜めトラーバース・滑落停止
・半雪洞によるビバーク体勢  ・ツエルトの使い方 ・ビーコンの機能、使い方   ・ビーコンによる埋没者捜索
・弱層テスト、 ・雪面での支点の作り方  ・支点の強度テストなどについて反復練習を行った。誰でしょう

いつものことながら、山に関連する技術の確認、習得、など、毎年継続することの必要性を再認識した。会としては、出来るだけ機会をつくり、参加者の意識の高揚に努めたい。 

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