2004年度(平成16年度)会山行記録詳細

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3/19〜21  西吾妻(山スキー) 3/27 会津駒ケ岳(山スキー)
1/30 松木沢(指導員養成講習会) 2/19〜20 那須(指導員研修会) 3/6 裏磐梯・猫魔(山スキー)
1/9〜10  安達太良山 1/20  鳴虫山 1/23 松木沢(アイスクライミング)
11/28 奥久慈男体山(縦走) 12/11〜12 八ケ岳・阿弥陀岳&鹿岳 12/19  白根山(冬トレ)
11/7 裏妙義山縦走 11/21県南・女峰山集中登山 11/19〜21  立山(山スキー)
10/3 角田山(新潟・巻町) 10/10〜11 虎毛山&高松岳 10/19〜24  南九州&宮之浦岳
8/8 白毛門沢(沢登り) 9/5 那須・クリーンキャンペーン&中高年登山教室下見 9/19 大白森沢(沢登り)
6/25〜27 八ツ・稲子南壁&天狗岳 7/4  清掃登山(奥日光) 7/15〜31 ヨーロッパアルプス
5/23 妙義山 5/28〜30 富士山&愛鷹山 6/20  谷川岳・東尾根
4/29 至仏山(山スキー) 5/1〜4 南ア・鋸岳(春合宿) 5/9 榛名・外輪山
4/10 大岳・守門岳(山スキー) 4/11 浅草岳(山スキー) 4/18 巻機山(山スキー&つぼ足)
3/27 会津駒ケ岳(山スキー)
上部の雪稜 ブナと仲良し 登山口へ着いた
上部の雪稜は突風が舞う ブナとすっかり仲良しです とにかく降りました、ヘロヘロです
H17.3.26  天候: 晴れ 
(メンバー) 「はしだ」、(遊)、「ひがの」、「ながおか正」、「おがわ憲」、「ひなぎく」、「さとう」
3/26 鹿沼18:40--<高速>--檜枝岐21:30-- (車中泊)
3/27 檜枝岐駐車場--登山口8:40--共同アンテナ地点10:25/40--2000m地点13:10/25--登山口15:30--鹿沼19:30
3/26 下界は晴れ、山は雪、彼岸過ぎの強い寒登り始めの急登気団来襲だ。中山峠を越えると道路の雪も、周りの景色も真冬そのもの、檜枝岐の春は遠い。

3/27 湿っぽい新雪40〜50cm、ラッセルが心配だ、 が、 トレースが続いている(作戦通り)、 先行者のつぼ足の人は、深い雪にギブアップ。
急登の沢筋をジグザグに詰め、夏路の共同アンテナの下へ。快晴で気温が高いため、早くも雪が重い、体調不良や半病人を抱える我がパーテー、スローペースな登りで何とかトレースをたどる、とてもラッセルできる元気はない。

雪山はスキーに限る、こんなに深い雪でさえシール登行なら何とかなる。 (下りの技術は別として)  ゆっくり、ゆっくり高度を上げれば、序々に視界が開けてくる、燧ケ岳の真っ白な山頂部が圧倒的な迫力である。
森林限界を越え、紺碧の空に続く真っ白な雪稜、頂上への稜線は時々の突風に雪煙が舞う。2000m付近にて時間切れ、と言うより 「メンバーの泣きが入った、 てゆーのが本当?」
登り始めははしゃいでたゴールデン犬の(遊)もさすがの深雪におとなしくなる。頂上部は風強く、シール外して樹林帯へ降り休息2000m地点

「さて、いよいよだー、恐怖の下りだー 」 先週の西吾妻と同じ様な条件の滑降だ。トレースに沿って滑るとスピードが出過ぎ、新雪に入ると滑らない、

 「しょせん山スキーは こんなものよ 」 と先生いわく、 事前のイメージトレーニングは充分したのだが歯が立たない。
 
     ♪♪ どうーすりゃ いいのさ このわたし、夢じゃ巧いのに ♪♪
 
疲れるの解ってもボーゲンスタイルの人、 転ぶと3倍のエネルギー、 ビンデング外れ新雪に潜った板探し、どなたもゲレンデでの滑りと別人であります、ハイ。
つぼ足と いい勝負のくだり、 いくつものアクシデントを乗越えて、それでも楽しい山スキー。やっと着いたぜ登「やまぐち」、ハイお疲れさん。

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3/19〜21 西吾妻(山スキー)
最終リフトを降りいざ出発 樹林帯を抜け西大巓直下 若女平への沢
最終リフトを降り、いざ出発 樹林帯を抜け西大巓直下へ 若女平への沢筋は4m程の雪だ
H17.3.19〜21  天候: 晴れ   (メンバー) 「はしだ研」、「まちこ」、「しのはら」、「いなば」、「ひがの」、「おがわ憲」、「わたなべ」、「さとう」
3/19 鹿沼18:30--<高速>--グランデコスキー場駐車場21:30  (車中泊)
3/20 駐車場-リフト終点9:25--西大巓11:00/25--西吾妻小屋12:10/50--若女平経由--白布温泉15:45--(中屋本館泊)
3/21 白布温泉8:10--ロープウエイ終点8:30--リフト終点9:25--西吾妻山10:45--二十日平経由--グランデコ駐車場14:30-鹿沼19:00
中大巓近くの広い稜線3/19 去年と同じく彼岸の連休を利用した計画である、コースも同じだ。鹿沼より2台の車に分乗し星のきらめくグランデコ駐車場のキャンピングカーに集結し、カンパーイ。  (注、4人は底なしでした)

3/20  8:30のゴンドラに乗り リフトを乗り継ぎ一気に高度を上げる。シールを着け、入手したばかりの雪崩ビーコンを装着していざ出発。
今年は雪が多い、去年とは可なり違う、しかも新雪が数十cm積もってスキーを外して休むとひざまで潜ってしまう、ショートスキーでは歯が立たなかったかもしれない。
人気のコースとあってスノーシューの人も含め結構多い。西大巓からは、遠く朝日連峰や月山までの展望を楽しみ、先ずは東側斜面を滑走するが、思う様なすべりが出来ず、先が思いやられる。西吾妻小屋へ登り返し、小屋にて休憩。

いよいよ お楽しみ ? の滑降の筈であるが、 さにあらず。「 深いー  重いー 」 シラビソの樹林の中の滑りは 思うにまかせず、あっちでコロコロ、こっちでコロリン、下手くそ 二十日平と青い空スキーヤーの自由にならず雪まみれの七転八倒。
一度こけると起き上がりに 「疲れるーー 」 極端に体力を消耗するのだ。何とかスキーを操っている人3人、あとの5人は青息吐息、すっかりボーゲンスタイルに逆もどり、大腿四頭筋疲れまくりである。

カップルのテレマーカーと前後しつつ、やっと若女平へ到着、疲れたー。次は難関ヤセ尾根渡りだ、右がわ絶壁、左、急斜面の「蟻の戸渡り」 みたいな、リッジを慎重に越え、木立の間隔が細かくなってきた斜面を過ぎると、 「せみ 固まり?」 の急斜面、 さすがに滑り降りた形跡無く、板を外して しばらくつぼ足だ、狭い杉木立を抜けるとフィナーレ。 いつもの旅館手前の酒屋で地酒を入手し、熱い温泉に浸かり、先ずビールで乾杯、お疲れさまでした。

3/21 夜半にチラチラした雪も朝には快晴、風強し。ゴンドラ乗り場まで旅館の車で送って頂き、予定通りリフト終点1800mまで一気に高度を上げる、楽だ、登りが少ない楽なコースだ。山スキー人気で滑り降りた白い頂きを振り返るリフト終点には沢山の同人類が準備にいそしむ。
中大巓の頂きは踏まず、右へ右へとトラバースし稜線に出る。風こそ強いが、だだっ広い稜線は快晴に恵まれルート取りに問題なく大いに助かる。西大巓山頂の風を避け、樹林帯の上部まで降り休憩、いよいよ二十日平コースへの南斜面を滑りはじめた。

シラビソ林の樹間をぬって、雪が重い やや緩斜面の滑りは、へぼスキーヤーにとって昨日より幾らか楽だ、転ぶ回数が少ない。快晴の樹林帯とは言え ルートファインデングは簡単でない、樹林の中に入ると周りが見えない、地図との比較が出来ないのだ。
要所、要所で緯度、経度をチェックし現在地を確認、右に、左に方向を修正する。平坦な林間の重い雪を抜け、最後の急斜面を降りると、予定通り 橋のかかった駐車場近くの沢の渡り場へ着いた。
新雪技術の腕を上げ、来シーズンは何とかましな滑りがしたいもんだ。

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3/6 裏磐梯・猫魔(山スキー)
リフトを降り飯豊をバックに 雄国避難小屋 雄国山への登り
リフトを降りて飯豊をバックに 雄国沼避難小屋は立派だ 雄国山への登り
H17.3.5 天候: 晴れ(メンバー) 「はしだ」、「すぎと」、「ひなぎく」、「おおむら」、「さとう」
3/5 鹿沼18:30--<高速>--裏磐梯五色沼駐車場21:00 (泊)
3/6 五色沼--猫魔スキー場9:00-リフト終点9:40-雄国沼避難小屋11:35/12:15-雄国山山頂13:00/13:20-駐車場14:40-鹿沼20:00
3/5 時雨模様の小山を出発、天気が気になる。五色沼駐車場はトイレが使え助かった。大雪に囲まれた星空の中、キャンピングカーに持ち寄りの手料理でいつものセレモニーの始まり、「 愚痴のこぼし合い? うっぷん晴らし? 」 酒で口は一層なめらかになる。

3/6 目覚めれば寒い、ピーカンだ。 459号線 雄子沢川出会いに車1台をデポし、猫魔スキー場へ。 山頂へのリフトは9時開始だ、その前に1度、足慣らしにゲレンデで滑る、 が、、、 いきなり転倒、 「 大丈夫新雪20cmの樹林帯かいな?」

朝のゲレンデ風景を眺めながらリフトで一気に山頂だ、飯豊連峰をバックに記念撮影後、さあ出発、、、、
今回は2人が山スキー初めての経験だ。新雪が20cmほど積もった樹林帯を慎重に下る。トレースを目安にくだるが、どうもルートが右に寄り過ぎているみたいだ。緯度、経度を確認し方向を修正左、左へとトラバース気味に広い尾根の見晴し台へ出る。磐梯山や安達太良山、眼下の雄国沼と眺望を堪能する。

沼まで一気に滑る? つもりが 現実は甘くない、 若干1名、 ころんで、ころんでの連続、 そのたび起き上がる労力に、精魂使い果たし、「もう だめ・・・・・」  おまけにビンデングまで不調。
なんとか苦労しながら やっと沼へ到着し、全面凍結した沼の上を対岸の避難小屋へ着く。広くて綺麗な立派な小屋で昼食をとる。 小屋の廻りには、かなり多くの人が居て、人気の山であることが伺える。スノーシューの中年が大半で、今やカンジキの人は珍しい。雄国沼の見える見晴らし
初めてのシール登高経験をしようと「せっかくだから 雄国山の途中まで行こう」 と登り始める。シールでの感触に違和感を覚えながら、「滑んないね、ほんとに滑らないで登れるんだね」 遠く見えた雄国山に以外と早く到着。
山頂のシュカブラをバックに記念撮影後、さて、お楽しみの下りだー  と思ったが 「 行きはよいよい 帰りは怖い 」心配の通り、恐怖心が出て思うにまかせず、スキーを担いで歩きだす。
新雪にシュプールを残し、「はしだ」さんは1〜2分で遥か眼下に。 残りの新人、四苦八苦、それでも楽しい山スキー。 なだらかな沢沿いの林間コースを ときどき緊張しながら、スノーシューで踏み固められたトレースを、木にぶつからない様にスイー スイー 「 楽しいねー  はまりそうだねー 」 

今年は例年になく雪が多い、 新雪が若干重く、初心者には滑りづらい条件であったが、好天に恵まれゲレンデの滑りと違った 楽しさに初めての山スキー経験。 ゲレンデで修行して、懲りずにまたどーぞ。

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2/19〜20 那須(指導員研修会)
大丸温泉駐車場に集合 雪崩ビーコン捜索訓練 雪崩埋没者救出訓練
冬山講習会 大丸温泉に8時集合 雪崩ビーコンによる捜索訓練風景 雪崩埋没者救出訓練
H17.2.19〜20 (メンバー) 「ながおか正」、「ながおか貞」、「ひがの」、「おがわ憲」、「かずちゃん」、「さとう」
2/19 小雪  小山6:00 - 那須大丸温泉8:00 - AM(おおたかにて講義) - PM ロープウエイ付近(実習)後、再度おおたかにて講義
2/20 曇り  大丸温泉駐車場8:00 - A,B,Cコースに分れ実技講習 - 16:00閉会 - 小山17:45
2/19 予報では朝から雪であったがチラチラする程度で、心配された現地への交通も問題なく予定通り、旅館「おおたか」に到着。
当会からは「C級スポーツ指導員養成講習会」に5人受講、スノーマウンテン作り風景講師担当として1名参加した。NHKの通信教育を含め、過去1年間にわたる勉強会の最後が今回の冬山研修会であり、全員めだたく卒業、合格??となる予定である。

午前中は「ニューおおたか」にて、「冬山の気象」 「積雪と雪崩」 の講義、午後、ロープウエイ駅付近にて、弱層テスト、雪崩ビーコン操作反復練習と雪中埋没体験やゾンデの操作を実施。雪洞掘りの体験まで行った。
夕方、再びおおたかにて講義、終了後、当会の全員は、宿泊、懇親会に参加したのであった。

2/20 予報通り、夕方からは雨に変わり、夜半から発達した低気圧(しかも2つ玉)の影響で、激しい風のおとに寝つきが悪い。昨年の講習会も悪天であったが、今年もか? いやな予感がする。
初級者、中、上級者コースに分れ講習会を開始、雪は殆ど降らないが、時々突風の吹く中 登山指導所付近へ到着。やはり この風では峰の茶屋近辺の状況は厳しいだろう。岩稜登攀組も含め、無理は禁物と判帰路には陽射しも出てきた断、登頂は諦め、昨日に続き講習会を行う事となった。
ときおり朝日岳の岩稜が見え隠れするのが恨めしい。各グループのレベルにあわせ、さっそく講習会開始。 確保技術(スタンデングアックスビレイ)や雪上歩行、滑落停止等の訓練を行う。更に、雪崩ビーコン操作法の再度の練習、埋没体験、スノーマウンテンの作り方などの実習を行った。

講習会を受講し全体的な感想として、やはり新しい技術、正しい技術の習得には、自己流では駄目、上位レベルの指導を謙虚に受けとめ、会に持ち帰って全員のレベルアップを図ることの重要さを認識した。
また、金銭的な面から躊躇している「雪崩ビーコン」の必要性については、機も熟したり、今こそ会として最低限の必要装備と認識し、早急な調達と会員の操作技術習得に努力すべきと思う。

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1/30松木沢(指導員養成講習会)
黒沢F2 アッタク F2下 練習風景
黒沢F2 3ルートからアタック 黒沢F2下 練習風景
天候: 曇り   (メンバー) 「ながおか正」、「ながおか貞」、「かずちゃん」、「おがわ」、「ひがの」、「さとう」
1/29 小山19:30-(大沢より高速)-足尾ゲート前駐車場21:15 (幕営)
1/30 ゲート前7:30 - 奥の駐車場7:40-黒沢出合8:30(終日講習会)-下山-ゲート前にて解散16:00-小山18:00
1/29 先週に続くアイスクライムだ、今回は指導員養黒沢への林道歩き成講習会である。道路や駐車場の雪は先週に比べかなり少ない。今冬一番の寒気団の南下で夜半から強風となる、宴会テントはさすがに風には弱く、飛ばされない様、まわりを車で囲む。

1/30  朝食後のテント内でハプニング発生。テント内に4人居たが、突風にあおられ「おがわ」さん転倒、はずみで鍋のお湯はひっくりかえり、火のついたバーナーは炎が大きくなったが危うく消火、風の脅威を体験したのであった、今後の反省点である。
7時駐車場集合、受講生25名、講師7名が7台に分乗し許可をとったゲートから奥の駐車場へ。黒沢、横向沢、夏小屋沢に分れ講習会を行う、当会の受講生は黒沢であった。
「さだこ」さんのみ上小牧講師、他の4人は北村講師に教わる。「ながおか」講師は4班を担当。黒沢出合でギアの説明から始まり、F1を高巻きF2下へ。数日来の暖かさで心配された氷の付き具合は、まずまずで先週より良かったかもしれない。
講習会終了、帰路
3班がF2に取りつく、氷の薄い場所があるが仕方ない。講師の方々の懇切丁寧な指導をあおぎ、アイスクライムの実践ができた。それぞれ2回ほどの登りであったが、基本的なアイスクライム技術の習得に各人、それなりの進歩がみられたと思う。寒い中、終日まじめな指導をいただき、講師の皆様には大変お世話になりました、有難うございました。

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1/23 松木沢(アイスクライミング)
H17.1.22〜23
天候: 薄曇り     (メンバー) 「ながおか正」、「ながおか貞」、「おがわ憲」、「わたなべ」、「かずちゃん」、「さとう」
1/22 小山19:30-<大沢より高速>-ゲート前駐車場21:00 (幕営)
1/23 ゲート前6:50 - 夏小屋沢8:40 ( アイスクライム) - 終了15:30 - ゲート前駐車場17:00-(高速)-小山19:00
1/22 日光高速に乗ると、表日光連山の稜線が月夜にうっすらと浮懸垂下降の「さだこ」さんびあがる、天気は良さそうだ。道路に雪は無い、松木沢に近ずくと月明かりに周りの雪山のシルエットが映しだされ、静寂だけが漂う世界だ。ゲート前駐車場に宴会テントを設営、気温は−12℃だった。

1/23 5時に起床。 夜、天幕の中、寒さは感じなかった。ゲートから長い林道歩きをする、ジャンダルム近くの駐車場には数台の車が入っている、パスポート持ってるのかな?
人気の沢とあって入山者が多い、県内をはじめ近郊の山岳会が入っている。黒沢には既に取りついていた、遠目には氷結が少なく雪が多そうだ。横向沢にも先客あり、仕方ない夏小屋沢へ入る。

来週の指導員養成講習会に先だち、2回目のアイスクライムである。スクリューのねじ込みや、アックス、アイゼンの基本技術から始め反復練習を行う。今年の氷は今一である、雪も多く、ところどころ水音も聞こえる。核心の15mほどの滝は白峰のペアに先行され使えず、昼食後に左岸の潅木帯を高巻き、上の短かな2段の滝でのクライムを行う。
たっぷり練習し下山路
2回目とあって少しは要領を得られた。6人が効率よく行動するため、分担した作業が少しは出来る様になり進歩のあとが伺える。やはり理論より実践が大事である。
ザイルワークを伴う練習は時間がかかる、薄曇りだが風のない穏やかな中、あっというまに時間は過ぎて、3時半までみっちり練習を行ったのであった。

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1/20 鳴虫山
神ノ主山より丸山方面 山頂近くの登り 山頂のベンチ前
神ノ主山より丸山方面 雪も多くなり山頂も近い 山頂のベンチ前で記念撮影
H17.1.20    天候:曇り小雪        (メンバー) 「ながおか隆子」、「かたにわ」、「さとう」
小山6:00-国分寺6:25-壬生6:50---<鹿沼より今市まで高速>---含満ケ渕8:20-神ノ主山10:00/10:10-鳴虫山山頂11:50/12:15-独標(925m)13:40-含満ケ渕駐車場14:35-壬生17:00
休日がままならない女の娘と、いつもひまなおじさんの雪山体験です。
(雪山も場所と天候をえらべば、安全で楽しいですよ、無理のない計画で経験者と一緒に楽しんでみては如何ですか。)

いつものパターン小山集合を改め、国分寺で待ち合わせ、更に壬生で無事合流、高速から見る表日光連山の雪の多そうな景色に一抹の不安をいだきながら含満ケ渕に着いたのでした。
先ず装備確認、スパッツは、アイゼンは、ストックと手袋は? なんせ陽だまりハイクの延長気分、「雪のやまは甘くないのよね」先輩づらして一応うんちくを述べ、「では出発ーー」 と言っても御幸町まで街歩き、「ここのまんじゅう美味いのよね、鬼平の水ヨーカン帰りに買おうかーー」

いよいよ山登り開始、神社でスパッツを着ける。先日の低気圧では、どうやら雨だったらしく、くるぶし程の硬い雪に夏時間と同じペースだ。神ノ主山で記念撮影しほどなく斜面が急になる、初めてのアイゼンに戸惑いながら無事装着、たのしい下山路硬い雪に食込み登りが楽だ。上部にくると雪が軟らかく多くなる、標高で雨が雪に変わった様子が伺える。
「雪山らしくなったね」 トレースが有りピッチは落ちない、雪を楽しみつつ山頂に到着。ベンチでくつろいだ後、「小雪も舞って天気も崩れはじめているが、日中は持つだろう、含満ケ渕へ降りましょう」
山頂直下の急斜面は、立派な木の階段が設置されガクゼン、「山は自然がいいのよね」 下りの雪の状態は一転、ひざまでの雪と南西斜面のべた雪、先行者1人のトレースのため、結構雪山の雰囲気が出てきた、初体験の人には不安がよぎっただろう。
小さなアップダウンを繰り返しながら、時々、地図、コンパスにて現在地確認、「地図はこうやって見るんだよ、地図の無い山行はダメね、ヘッドランプとツエルトは必携だよ」 
初心者講習会を行いつつ下る。やがて中腹付近から、雪もしまりアイゼンが気持よく食込んで歩き易くなってくると高速のガード下にでた。含満ケ渕の化け地蔵をみながら、程なく駐車場へ着きアイゼンを外し「お疲れさまでした、雪だまりハイク終了です」 きょうはいつもと違って、ようかん買って温泉だー 
 街中の小さな日光温泉で汗を流したのでした。 End

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1/9〜10  安達太良山
五葉松平の登り 山頂(乳首)にて くろがね小屋から下山
五葉松平の登り 安達太良山頂(乳首)にて くろがね小屋からの下山路
H17.1.9.〜10天候: 小雪
(メンバー) 「なかがわ」、「ひがの」、「ながおか正」、「ながおか貞」、「おがわ憲」、「すぎと」、「わたなべ」、「さとう」
1/9・小山6:00-あだたら高原スキー場9:00-ゴンドラ終点10:05-仙女平分岐11:00/15-安達太良山山頂12:10-くろがね小屋13:30(泊)
1/10・くろがね小屋7:15-あだたら高原スキー場8:50- ( 13:30までゲレンデスキー )  −小山18:00
1/9-雪の安達太良は、会として数回の山行実績が有るが、半数は初めてである。5人のゴンドラ利用組と、体力に自信のある3人(「ながおか正」、「さだこ」、「わたなべ」)はゲレンデの端を 「つぼ足」 で登る。
ゴンドラ終点から樹林帯をトレースに助けられ直上、時おり低い枝に悩まされながら登る。人気の山とあって入山者多く、行き交うごとに道の譲りあいだ。 それにしても若者には会わない、いずこも中年隊である、苦労して満足するのは中高年だけの性か?
小雪がちらつく程度で風は弱い、強風を覚悟していただけに助かった。視界は良くないが、時々稜線の一部や対岸の尾根が見え隠れし、現在地の確認とルートとりには問題ない、微風の山頂で記念撮影。晴れていれば鉄山までの稜線散歩もしたかったが無理はできない、まっすぐ、最短コースで くろがね小屋を目指す。くろがね小屋内風景

峰の辻へトラバース、夏道に従い雪の降りが強くなってきた中 くろがね小屋へ到着。結局、ワカンもアイゼンも使わずじまいであった。小屋の作りは機能的に出来ており、中々立派だ、一部屋貸切でゆったり出来た。温泉で温まり、おでんをツマミに早々と酒宴を開く。ザックの中から、出るわ出るわ、一通りのアルコール、 宴会部長(「わたなべ」?)と芸能部長(「すぎと」?)のそろい踏み。しもねた傾向を阻止しつつ、9時の消灯までガンバリました。
   (ちなみに、素泊まり @3,570- です    朝までに新雪、約20cmあり)

1/10-今日は気楽な山下り、早く降りてゲレンデスキーだ。 カンジキを着け張り切った なべちゃんを先頭に、冬型気候の典型、下山方角の明るい空をめざし、こころウキウキ 「はやくラッセル代わってよ、着いちゃうよ」 とは良く言ったものだ、次回から登りの深いラッセルをおまかせしますね。
スキー場近く
ゲレンデにつくと、さっそく山スキーに履き替え、今シーズンの山スキーの足慣らし。全員シニア4時間券(割引券利用で1,900円と安価) ゴンドラ終点直下の こじゃり交じりのゲレンデには難があったが、時間一杯、歳を忘れて貪欲に滑りまくるのであった。 
帰りの岳温泉の 「 ゆ 」に寄ったが、 300円と安く、交差点角の食堂の味も結構、いけてました。

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12/19  白根山(冬トレ)
金精山を目指す 五色山の山頂 前白根より谷川方面
金精峠より金精山を目指す 奥白根をバックに五色山の山頂 前白根より谷川方面
H16.12.18〜19 天候: 晴れ
 (メンバー) 「ながおか正」、「ながおか貞」、「ひがの」、「おがわ」、「さとう」
12/18 小山19:30-光徳駐車場22:00(幕営)
12/19 光徳7:15-金精峠駐車場8:05-金精峠8:35-金精山9:40/55-国境平10:19-五色山11:00/20-前白根11:40/50-五色山12:10-国境平12:30/40-金精峠13:30-登山口14:00-小山17:00
12/18 雪山トレーニングを目的に計画したが、今年の冬は今のところ1ケ月遅れの感じか! 道すがら、道路わきの吹き溜まりにわずかに白く残る程度だ。去年の同時期、山王峠へ向うのに腰までのラッセルに敗退したときと違い、雪の無い駐車場での幕営である。

12/19 金精峠トンネル付近で、やっとチラホラ雪をみる。夏道に沿って登り、時々雪の感触を楽しみつつ峠へでる。快晴、無風の好天に恵五色山下から表日光連山まれた。
表日光連山や太郎山を一望するが、例年の白く輝く山並と違い、冬枯れの寂しい光景が広がっている。峠から金精山への急登は、さすが北斜面とあって雪山の気配を感じる。高度を上げるにしたがい、周囲の展望がひらけてきた。

カンジキ、アイゼンを使うまでも無く、時々、ふくらはぎ程の雪を楽しみつつ国境平、五色山へと進む。 登山道近くでカモシカのお出迎えをうけた。
前白根まで足をのばすと、数パーテーの人達と行き会った。奥白根の岩峰は、岩肌が露出し、今一迫力に欠ける。遠く、越後、谷川連峰方面の白い稜線が確認できる程度である。
奥白根へは時間的に無理なため、同じ道の下山を開始、岩や、木の根が雪に隠れきってないため足元に注意しながら、アイゼンを着けずに降りる。日中の暖かさに、せっかくの雪がとけてしまうのが気掛かりだ。この分だと、当分ゲレンデスキー、山スキーを始め、冬合宿の予定が狂ってしまいそうである。

帰路、湯元温泉入口の湖畔の宿 「湯の家」 の湯船につかったが、硫黄臭の豊富な湯量、かけ流し温泉には、久しぶりに いいお湯に出合ったと満足でした、是非お試しください。(600円です)

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阿弥陀岳中央稜&鹿岳
中央稜より阿弥陀岳 阿弥陀中央稜上部 鹿岳より一ノ岳
中央稜より阿弥陀岳に登る 阿弥陀中央稜上部 鹿岳より一ノ岳をバックに 
H16.12.10〜12  天候: 晴れ
   (メンバー) 「ながおか正」、「ながおか貞」、「ひがの」、「さとう」
12/10 小山21:30-<伊勢崎〜佐久>-舟山十字路2:00 (幕営)
12/11 舟山十字路7:30--<中央稜>阿弥陀岳山頂11:35/12:00--舟山十字路14:40-荒船湖・農村公園(幕営)
12/12 農村公園7:30--鹿岳登山口8:50- 一ノ岳10:10/30--ニノ岳(鹿岳)10:50/11:25--登山口12:15-小山16:30
雪の無い阿弥陀山頂12/10 <八ケ岳・阿弥陀中央稜>  通い慣れた上信越道を走る。星空の夜道を走るが、原村ペンション付近で道迷い時間をロスする。雪の全く無い舟山十字路に着き、セレモニーを開始したのは深夜2時をまわっていた。

12/11 眠い、夢の中起こされる。テン場から見る阿弥陀の西面は、山頂まで雪がまったく見えない。沢の上部に一筋の凍った滝が白く輝いている程度である。
「こりゃ アイスクライミングは無理だわね」 今年の冬は今のところ異常である。「氷は諦め第2案の中央稜に行きましょう 」 登攀具を置いて中央稜に取り付く。
去年、ラッセルをしながら苦労して登った立場岳と南稜を対岸に見ながら、雪の無い中央稜を詰める。稜線の冷風を感じなければ、12月中旬の冬山ではない。遠く、富士の山頂部も寂しい雪景色である。
山頂では数パーテーが登攀具を付けていたが、どのルートも満足なクライミングは出来なかっただろう。赤土と岩の山頂からみる中央アルプス、南アルプスも寂しい雪の景色であった。帰路は御小屋尾根を下る。御小屋尾根、林道の下り
さすがに長い、快晴の陽だまりの中、カラマツの落ち葉のじゅうーたんが敷きつめられ、ソフトな足の感触をあじわいつつ舟山十字路へ着いた。雪の無い冬山に長居は無用、思案の結果、計画が有り実行されなかった鹿岳へ行くことにする。風呂、食事を済ませ、一度利用したことのある、下仁田・荒船湖湖畔の農村公園に移動、星空の綺麗な公園では、夜中まで星の観察をするグループがいた。

12/12 
<鹿岳>  天気が崩れる筈だが快晴である。南牧村の鹿岳(カナダケ)登山口を捜しあて(中年パーテーのハイカーにくっ付いて行った)地図無し、案内板だよりの山行になった。スギ林の急登を1ピッチの頑張りで上部の岩場の分岐へ着く。先ず、一の岳へ。展望は申し分なしだ。浅間、荒船、妙義山などの特徴ある山は判るが、周囲の低い山並は判別つかない。
分岐まで戻り、ニノ岳(鹿岳)へのクサリ場をわずかで、見晴しの良い山頂である。結構人が多い、人気の山なのだろう。日帰りでは苦しいが、近場には、幾つも興味深い山もありそうで、楽しめそうな地域である。 帰路は荒船の湯まで戻り、汗を流し、小腹を満たして若干早い帰宅となった。

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11/28 奥久慈男体山(縦走)
大円地より男体山その1 大円地より男体山その2 大円地のもみじ
男体山を撮りました 人物を撮りました 紅葉していた証拠です
H16.11.27天候: 晴れ(メンバー) 「おがわ憲」、「なかがわ」、「すぎと」、「ながおか貞」、「さとう」
11/27 小山19:00-烏山・馬頭経由-奥久慈・長福登山口22:00(幕営)
11/28 幕営地-6:45-大円地登山口(車1台デポ)-袋田の滝駐車場7:40-渇喉山8:25/30-月居山8:40/50-第一展望台9:20- 男体山山頂11:30/40-展望台12:10-大円地登山口12:20-小山18:00
11/27 縦走で車を廻す都合上、2台に分乗し満月の田舎道を奥久慈へ走る。袋田の滝周辺の駐車場は、とてもテントを張り幕営する雰囲気ではない。
時間も早いので下山口の男体山近くへと走り、見覚えのある長福側の登山口に設営。月あかりの山あいの駐車場は、誰にも迷惑のかからない酒宴の場、持ち寄りの手料理に、話も、酒もすすみ、少し飲み過ぎの感じでーす。

11/28 朝一、大円地の登山口へ車1台をデポ。縦走の基点、袋田温泉へ。親切な土産屋のオヤジに裏道を教わり、見晴らしの良い月居峠へ着く。
静寂の中、鐘を突き、月居観音にご挨拶、ついでに渇喉山にも登ってみた。   

 「 
花紅葉  たてよこにして花姫の  錦織りなす袋田の滝  」 

  「おがわ」さんが気に入った、西行の句です。峠のまっ黄色な大銀杏を後にし、月居山、城跡に登ると、なんと、すばらしい紅葉である。晩秋の光を浴びた山もみじが雑木の中に待っていた。
すばらしさの記念の証しに パチリ、と思えど残念カメラ無し。    
 「 申し訳ございません、忘れました 」    下山口の車のバックに置き忘れ、今年一番の紅葉だと言うのに、何と言う失態。 このあとも、かさこそと落ち葉を踏みしめ、陽だまりの稜線散歩、ときどき出会う見事な紅葉を、こころと眼に焼き付けるのでした。
縦走路は、2〜3のパーテーと行き交う程度の静かさである。だが、男体山に着くと、いるわ、いるわ、中年のおばさま、おじさま。 そうそうに健脚コースを下山するが、クサリ場の連続するコースにも不似合いな人たち多く、落石、スリップ気をつけてくださいね。
大円地へ着くと、さっそく車からカメラを出し、今や遅しの記念撮影、ついでに、路端のもみじもパチリ。 山あいの奥久慈路を戻り 大子の温泉に浸かり帰路についた。
今回の低山ハイクは、紅葉には1週間遅いが、里山の落ち葉を踏みしめ、風情のある景色を堪能しながら、味わいのある山行でした。

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11/21 県南・女峰山集中登山
馬立、林道にて 山頂下のガレ場 霧氷の山頂より赤薙の稜線
馬立、女峰をバックに林道にて 山頂直下のガレ場 北側は霧氷が、ガスは荒天の兆し
H16.11.21
天候:晴れのち小雪
(メンバー) 「ひがの」、「ながおか貞」、「ひなぎく」、「ほんだ」、「おがわ憲」、「はやし」、「おおむら」、「さとう」
小山山岳会*8名、 きったて*6名、 羚羊*3名、栃木富士産業*4、栃木*5名、 モネージュ*2名
11/21小山6:00-志津8:00-馬立8:35-唐沢小屋10:20/35-女峰山頂11:20/12:20-帝釈山12:55-富士見峠13:55-志津15:00-小山19:00
昨年までの大平山登山マラソンに代わり、県南地区山岳協議会による集中登山を実施。女峰山頂にて
参加0は6団体・28名であった。12時に女峰山頂に終結。当会は前夜際には参加せず当日出発、志津峠〜馬立コースより登る。
快晴の朝も寒気の南下で序々に雲が湧く、ゴミを拾いながら、ユックリペースながら山頂へ早めに到着。やがて、赤薙山経由や黒岩経由のグループが予定通り終結した。
記念撮影後、解散、我々は帝釈山経由で下山開始、雲行きも怪しくなり、時々小雪が舞う。霧氷も見られたし、いよいよ冬到来だ。富士見峠への足場の悪い樹林帯を下れば、あとは長い林道歩きが続く。
道すがら、いつものことながら、家庭のよもやま話 「自慢や、 ぼやき、 夫婦間の力関係」 や 「仕事に関する苦労」等、次から次へと出てくる。 さしずめ 「歩行式井戸端会議」と言うストレス発散、情報交換会である。
おしゃべりの歩行でも、ちゃんとゴミ収集をしながらの習慣が定着したのは結構なことだ。 解散後、今市のラーメンを食し、ところどころ季節はずれのカミナリと雨の中を小山に到着。

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11/7 裏妙義山縦走
くさり場の姉さん 丁須の肩 入牧橋にて
岩稜のくさり場は楽しい 陽だまりの丁須の肩にて 入牧橋に下山、裏は赤岳、烏帽子岩
メンバー  「すぎと」、「ひなぎく」、「おがわ恵」、「ながおか貞」、「なかむら」、「おがわ憲」、「いなば」、「さとう」
H16.11/6  小山19:00-高速<伊勢崎〜松井田妙義>横川・碓氷梁近くの駐車場21:40(幕営)
11/7   駐車場7:00-御岳山頂9:45/10:00-丁須の頭11:10/30-三方境14:00/20-入牧橋15:30
11/6  2台に便乗し安全運転にて横川着。初参加の「いなば」さんだけ、1人2時間遅れで小山発。前夜祭は言うに及ばず、5人の熟女に圧倒され丁須の肩の下りまくりです、ハイ。
11/7   朝一で、下山口・入牧橋に車をまわす。今日は指導員研修生3人の、岩稜での安全登山の実践指導と位置づけた。
麻苧の滝からすぐに鎖場になる。補助ザイルを使い、くさり場を安全確保の練習しながら、コンテも交え高度を上げる。稜線に出ると横川の操車場が箱庭の様だ。
鹿の鳴き声を聞き、落ち葉を踏みしめて稜線散歩だ、やせ尾根の岩稜からは右も左もスパット切れ落ち、視界良好、行く手の岩峰が高くそびえる。ところどころに日の光を浴びた紅葉が綺麗だ。
変化のある岩稜のアップダウンは、「口軽足重5人熟女」 には丁度良い(失礼)。 御岳付近からは、右に浅間、左に表妙義と抜群の視界が広がる。紅葉のヤセ尾根歩きは気分が良い、登山客もチラホラ、丁須の頭へ着くと、好天の展望を満喫する登山者が結構多い、いづこも中年隊であるが。紅葉

三方境へ向うと程なく20mチムニーのくさり場だ、先行パーテーが7〜8人いる。ザイルで確保しながら下降のため時間がかかる。仕方ない安全第一である。30分の待ち時間だ、いよいよ我が熟女隊の番である。ザイルで確保されながらの下降に大騒ぎ、早めに降りた人は自分の時はい赤岩を振り返るざ知らず、右足どこに、左がどうのと にわか指導者に早変わり。

赤岳、烏帽子岩のトラバースは順調に通過、三方境に着きほっとする。ガチャモンを外し、落ち葉に混じるどんぐりの実に足を取られながら、あとは紅葉と落ち葉の風情を堪能しつつ並木沢に沿ってジグザク道をひたすら下る。
春の芽吹きもいいが、秋の低山も趣きがあっていいものだ。入牧橋にデポした車で18号は歩かずにすみ、温泉に寄りさっぱりする。雪の到来を前に、普段とはメンバー構成の違った、にぎやかな楽しい山行でした。

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10/19〜24  南九州&宮之浦岳
霧島温泉でゆっくり 知覧の特攻平和記念館 知覧の武家屋敷
台風を避け霧島温泉でグルメです 知覧の特攻平和記念館を見学 薩摩の小京都、知覧の武家屋敷
韓国岳5合目 飛行機より開聞岳 黒味岳山頂にて
限られた時間に韓国岳5合目へ 屋久島への飛行機より開聞岳を望む 宮之浦をバックに展望良い黒味岳にて
H16.10.19〜24(メンバー) 「いとい」、「すぎと」、「ひなぎく」、「おがわ恵」、「なかむら」、「さとう」、「たかはし(遊雪会)」
10/19-曇り・雨  小山9:00-羽田空港12:00-鹿児島空港14:30-霧島温泉(ホテルキャッスル)15:30
10/20-曇り時々雨のち晴れ-ホテル9:00-鹿児島空港10:00-えびの高原11:40-レンタカーにて観光(知覧:特攻平和会館、武家屋敷)
10/21-快晴 ホテル8:40-えびの高原9:05-韓国岳5合目9:35/43-えびの高原10:12-鹿児島空港11:15/12:05-屋久島空港12:40/13:00-<タクシーで移動>-淀川登山口14:10/30-淀川小屋15:20
10/22-快晴  淀川小屋5:45-小花之江7:30/35-花之江7:45-黒味岳分岐8:08/16-黒味岳8:45/9:00-分岐9:38-投石岳下10:27--宮之浦山頂12:00/10-第ニ展望台13:50-第一展望台14:23-新高塚小屋14:45-(第二展望まで戻り-新高塚小屋17:00)
10/23-曇り・晴れ 新高塚小屋5:20-高塚小屋6:40-縄文杉6:54-軌道出合8:40-三代杉10:00-荒川登山口11:30/45-田代別館12:40
10/24-晴・曇  ホテル8:10-白谷雲水峡8:40-ビビンコ杉10:00-屋久島空港13:20-鹿児島空港14:00/17:30-羽田21:15-小山23:00
南九州
10/19 台風の当り年だ、23号の影響が危惧される中、当初予定の開門岳山すそ宿泊をキャンセル、空港に近い霧島温泉のホテルに変更した。小雨なら韓国岳にと意気込むが、なんせ台風、しかも超大型、簡単な山とあなどる訳にいかず、早々ホテルにチェックインする。
羽を伸ばした4人の熟女のパワーは凄い、普段のうっ積ここぞと発散、やさ男1人、さしずめ下男の如くあしらわれ、客の少ない快適環境で温泉三昧にひたるのでした。
インターネット申込みで、1泊7,000円、 食べきれない料理に満足、満足でした。

10/20 後発隊の「いとい」、「たかはし(遊雪会)」さんが台風の影響を考え、1日早め九州入りした(飛行機が飛ぶ確立50%の状況)雨の鹿児島空港で、ひもじい野宿の一夜を過ごしたらしい(ご苦労さま)
台風一過の朝。でも超大型、風が強く、時おり雨が舞う。レンタカーにて空港に2人を迎えに行き、韓国岳登「やまぐち」、えびの高原にて天気の回復を待つ、が、期待外れだ。あきらめが肝心、早速、観光に切りかえた。
レンタカーをフル活用、高速にのり、風が若干強い中、知覧まで足を延ばす。特攻隊の平和会館と、薩摩の小京都、外城の武家屋敷跡を見学した。
驚いたことに「すぎと」さんの親戚、特攻隊に散った遺影に遭遇。  又、「なかむら」さんの親戚、武家屋敷最奥に亀甲城の重臣、森家の庭園にも巡りあう、2件とも奇遇な出合であった。

韓国岳から宮之浦岳へ
10/21 韓国岳がどうしても諦めきれない人、若干1名に誘われるがまま、再び えびの高原へ向う。快晴の中、「ちょっとだけよ」と、時間が許す範囲で空身で登り始める。潅木帯を抜け、見晴らしの良い5合目で打ち止め、あと1時間あれば山頂が踏めた、残念だがあきらめ、本命は宮之浦岳だ。
鹿児島空港に向い、3日間のレンタカーを返し、予定どうり、日本エアコミューターのダッシュエイトに搭乗する。登るはずだった開聞岳を空から眺める、綺麗だ、快晴の空と海の間にひときわ目立っていた。
ついに屋久島に上陸、天気も保証つきだ。ガスと食料を買出し、予約したタクシーに乗る。さすが観光地の運ちゃん、屋久島についてのこと細かな説明に感心しきり、のちのち山で役にたった。
途中、紀元杉など立ち寄り、いよいよ入山、のんびり1ピッチで淀川小屋に到着、さっそく反省会。薄暗くなり、はやばやと寝る準備だ、小屋は60人ほど収容できるが、余裕の登山者数である。覚悟はしてたが、イビキの協奏曲には耳栓も役に立たなかった。

10/22 今日1日が頑張りどころだ。ヘッドランプで行動開始、原始林を観賞し、感心しながら花之江河に着く。昨夜はよく冷えた。湿地帯では霜が降り、薄氷が張っていた。タクシーの運ちゃんおすすめの黒味岳へ空身で向う。黒味岳より宮之浦岳を望む
確かに展望が良い、宮之浦に続く投石岳、安房岳の稜線、山頂や山腹を奇岩で飾る永田岳、360度の展望である、写真で見る光景が展開されていた。
その頃から「たかはし」さんの調子が悪くなってきた、ゆっくりペースについて来られない。このまま全員一緒の行動は共倒れになりかねないと判断し荷物を分散、「いとい」さんが付き添い、マイペースで来てもらう。
あとは下男と ”おしゃべり4人組” 言うまま、気ままの ノー天気? 花の無いシャクナゲナゲと、背丈の短い屋久竹に覆われた登山道を登れば待望の宮之浦岳だ、「ついに やったー山頂だー」全周囲さえぎるものなし、快晴の山頂に立つ。

下山は早い、小屋に入れるかが心配なのだ。山頂直下に運ちゃんが教えてくれた岩間の奥の院に参拝。永田岳の雄姿を見ながら、途中、人目を気にしない屋久鹿と屋久猿に遭遇しつつ新高塚小屋に到着。寝場所の確保を頼み、さっそく、「いとい」、「たかはし」さんを迎えに足早で戻る事にする。
途中、大勢の人と会う、今夜の小屋は大変そうだ。第二展望台まで戻っても未だこない、どうしちゃたんだろう、不安がよぎる。平石の登りの途中でようやく会えた、よかった。
「たかはし」さんのザックを背負い空身で歩いてもらうが、おもうにまかせず、完全に足に力が入らない。急斜面が特にしんどい。なんとか、ヘッドランプを使早朝の縄文杉わず日の落ちた小屋に到着。明日は大変になりそうな予感がする。新高塚小屋は心配の通り、満杯状態で足の踏み場も無いほど盛況であった。
ウイルソン株の内部にて
10/23 自然保護会議に出席するには、タクシー予約12時に何としても下山しなければならない。小屋1番で起床、「たかはし」さんには身の回りの荷物だけにし、ヘッドランプでの行動を開始した。
狭い高塚小屋に着くと、程よい人で余裕であったらしい、渓嶺の手塚さん夫婦がいた。途中、縄文杉、夫婦杉、ウイルソン株、三代杉と、ひととおりの有名杉を観賞しつつ、ゆっくりペースで何とか軌道まで下山しホットする。あとは、起伏の無い軌道歩きだ、高校生の団体や、観光そのものの人達でにぎわうトロッコ道を、ひたすら歩く。
平地にきたら「たかはし」さんの足取りが順調である、余計な心配であった様だ。タクシー予約の時間も余裕でクリアーできそうで、あとは、荒川登山口に向って最後の頑張りで無事到着、予期せぬアクシデントも有ったが、念願の宮之浦岳を快晴に恵まれ登れた事が何よりだった。
さっそく、4人は空腹のまま、予定通り自然保護委員総会に出席。総会終了後は田代別館の大広間にて宴席が設けられた。
部屋でくつろぐ夕方、新潟地震の第1報をニュース軌道をひたすら歩くで知ることになった。

10/24 鹿児島県山岳連盟のお世話で白谷雲水峡の自然観察に向った。全国から集まった関係者がぞろぞろと列をなし、もののけの雰囲気が漂う原生林の散策をする、高校生も沢山来ていた、おじさん、おばさんも、おねえちゃんもワンサカだった。
屋久島空港で銘酒・焼酎「三岳」を買い、エアコミューターのカナダ製「DHC-8-400」にて鹿児島空港へ。またまた、雲間の開聞岳が眼下に素晴らしかった。予定より早めに到着のため、搭乗機の変更を依頼するが、なんせ安物チケット、49日前予約、最終便の安チケットは変更できない。 仕方ない、5時間待つか、西郷さん見たり、土産を吟味したり、空港待合室で乾杯だー    END。

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10/10〜11 虎毛山 & 高松岳(秋田)
虎毛山分岐点 高松岳山頂 高松岳稜線の紅葉
虎毛山分岐点、東京・どたぐつ山の会と      薄日さす高松岳山頂。    高松岳山頂下、稜線の紅葉
(メンバー)    「はしだ」、遊(犬)、「なかがわ」、「すぎと」、「さとう」
10/10 曇り時々小雨   鹿沼5:10-<鹿沼〜古川まで高速>-虎毛山登山口9:40/10:05-赤倉沢渡渉点10:45-高松岳分岐12:18/35-虎毛山山頂13:15-<湿原散策>-避難小屋13:25/13:50-高松岳分岐14:28/40-渡渉点15:35/45-登山口16:25-おなじみ荘17:00
10/11 曇り時々晴   秋ノ宮温泉8:25-高松岳登山口9:05-水場9:55-高松岳11:22/52-水場12:50-登山口13:30-鹿沼21:00
虎毛山・・・10/10 台風22号が直撃のため、前夜発を止め早朝出発とする。
関東以西は天気回復するが東北はダメらしい。「また雨なの? 」 赤倉沢に沿って渡渉点へ着く、ここから いよいよ800mの急登だ。虎毛山登り始め
アスナロ、ヒノキの原生林、ブナ林を進む。紅葉には若干早いが、それでもブナの黄ばみに心がいやされる。2ピッチで高松岳への縦走路分岐につくと、東京・どたぐつ山の会、8名の中年隊がいた。
晴れていればドーム型の虎毛山への登りが素晴らしいだろうが、ガス、霧雨の山頂へ着くと視界なし。湿原まで足をのばし避難小屋に戻る。小屋は綺麗で20人程泊まれそうだ、風がヒューヒューと鳴き、厳しい冬の到来も近い。
湿原と全周囲の展望が「雲上のオアシス」と言われ人気の山らしいが、ただ寒いだけ、下山にかかる。
この時期、きのこが気になりキョロキョロ歩く、「あった・・・なめこだー」 登山道のすぐ下の倒木に光っている、天然ものを始めて見た、記念に写真をパチリ。朝ごはんの味噌汁に丁度良い。
人の入りが多いせいか、あとは殆ど収穫なし、静寂な自然林の中を堪能しつつ下山、今晩は久しぶりに旅館に泊まる。ひなびた秋ノ宮温泉郷の「おなじみ荘」と言う山あいの旅館だ。
かけ流しの温泉と食事が良い、夕食には、手の込んだ料理が次々と出てくる、量が少なめで、気の利いた料理が中高年に向いている。朝飯も、種々のきのこが出た、アワビ茸?などの珍味も頂いた。家族で切り盛りしている感じの良い旅館で、料金も特段に安く、また訪ねてみたいものである。

高松岳・・・10/11 曇り時々晴れ 旅館泊まりでノンビリムード、湯の又温泉側の高松岳登山口に9時に着く。
登山口はパワーショベルで工事中、足元がぬかる。東北の人は純朴さが残っている、ショベルのお兄さんも、ダンプの運ちゃんも気が良さそうだ。しばらくぬかるんだ道を歩き、登山道にでるが、昔の鉱山の名残で道幅が広い。高松岳のくだり
1ピッチで水場に着くと、廃坑近くで硫黄の臭いがする。ここから急登が始まる、きのうの虎毛山と似ている。登り始めのブナの倒木に、なんと、きのこがいっぱい張付いてる、ブナハリタケだ。帰りに採取することにしてブナ林のジグザク急登を詰める。

尾根筋に出ると視界が開けた、きのうの虎毛山と高松への縦走路が見える。紅葉もかなり良くなってきた。一直線の急登が続く、紅葉を楽しみながら展望も良くなった尾根をひたすら登ると、あっけなく山頂についた。
単独の先客がいた。後にも先にも1人しか会わない静かな山だった。遠望は利かないが、神室山、禿山、栗駒の山々が望まれた。日が射した静かな紅葉の稜線を、堪能しながら降り、水場近くのブナハリタケ採りだ。
各人、必要なだけ採るが、4人で採っても3分の1程で、後人に残し引きあげた。この登山道は、殆ど人が入らないのか、静かな山であった。

帰路、秋田名物、「稲庭うどん」を食べたが、久しぶりに「美味い」と感じ、そばと違ったうまさを堪能した。土産にも買ったのは当然である。
この時期、紅葉と連休が重なると道路の混雑は避けられない。東北高速も、ところどころの渋滞に、鹿沼に着いたのは21時であった。

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10/3 角田山(新潟・巻町)
民宿脇の登山口 岩混じりの稜線 雨の山頂広場
民宿の脇の海辺が登山口 岩混じりの見晴らし良い稜線 雨の山頂広場
H16.10.3  天候: 雨(メンバー) 「はしだ」、(遊)、「なかがわ」、「ほんだ」、「おしやま」、「ひがの」、「おがわ」、「すぎと」、「さとう」
10/2 小山19:10-太田で「ほんだ」氏合流-伊勢崎より高速
10/3 幕営地8:30-角田山・灯台コース駐車場10:20-角田山山頂11:50/12:15-駐車場13:20-風呂(じょんのび館)14:45-小山19:20
きのうまでの2日間は、雲一つ無い快晴、だが、今晩から予報は悪い。イチローが安打新記録を達成した日である。国境の長いトンネルを抜けると、雨模様に変わる。やっぱりダメか、気が重い。海岸線への降り
10/3-朝から雨、ガスが低く垂れこみ、中腹が見え隠れしている。「きょうは止めよう、観光と温泉かー・・・」とは言ってもなかなか踏ん切りがつかない。「とりあえず新潟まで行きましょう・・・・」と言うことで、高速を飛ばす。
平野部の低山なら曇天の可能性もあるか?期待どうり、日本海に近ずくにつれ曇り空となる。急遽の変更で地図もない、が、スムーズに登山口を探しあてる。佐渡が見える角田海水浴場、灯台下の海抜ゼロメートルから、482mの角田山(かくだ)に登る。
岩の混じる稜線の急登は心地よい。なまり色の海と、霞のかかった佐渡ケ島、眼下の海岸線、いつもとは違った風景である。中腹より雨が落ちてきた、「やっぱりダメかー」雨具を着ける。ここのところ、週末は殆ど雨にたたられている、スッキリと晴れた山行をしてみたいもんだ。
雨と言うのに、けっこう人とすれ違う、春にはユキワリ草とカタクリの群落が見られる人気の山らしい。山頂は広場になっていて、子供たちのはしゃぐ声、雨を避け小屋でくつろぐ中年のハイカーで一杯である。晴れていれば大勢の人が楽しめる適度な山なのだろう。
小雨の山頂を後にし往路を戻る。見晴らしの良いスッキリした稜線を、眼下の海岸線に向ってまっすぐ下ると、程なく灯台に着いた。帰路、じょんのび館と言う温泉に寄る。雨のためか、駐車場が満杯、館内も大勢の人でにぎわう人気ぶりだ。1000円の入場料は汗を流すだけには高いが、浴衣、タオル付きで1日のんびり過ご施設である。塩分の混じった湯量の豊富な温泉であった。

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9/19 大白森沢(沢登り)
大文字草 トラバース 大白森沢山頂
沢筋には大文字草が沢山咲いている 落ちてもドボンのトラバース 大白森山にも行ってみた
H16.9.18〜19 天候:曇、晴れ一時雨
(メンバー) 「ながおか正」、「ながおか貞」、「なかがわ」、「ほんだ」、「さとう」
9/18 小山19:30--<鹿沼より高速>--甲子温泉キョロロン村21:30(幕営)9/19 キョロロン村6:45-入渓7:00-二俣8:15/30-大白森沢-新甲子峠10:26/47-大白森山11:11/20-新甲子峠11:40-甲子分岐12:15-甲子温泉13:40-小山17:30
9/18 天気が心配されたが、途中雨に降られず甲子に到着。連休とあって近くの宿泊施設では、夜遅くまで若者の声が聞こえた。

9/19 早朝はガスっていたが、入渓する頃には薄日もさしてきた。気温も高く絶好の条件である、二俣までは去年、白水沢の時経験ずみだ、 が、 人の記憶は曖昧だ、2回目では前回のルートを思い出せない処が多大白森沢 ナメい。
二俣で腹を満たし、いよいよ右俣、大白森沢へ初めて入る。核心部10m滝は左岸の木の根を頼り高巻く。20m滝は右岸、滝に沿って「ながおか」氏がリード、以外としっかりしたホールドが有って問題なかった。
暗い空からいよいよ雨が落ちてきた、カッパを着込み先を急ぐ。後は小滝の連続、特に問題となる箇所も無く峠を目指す。水も涸れた沢筋をつめると、ほんの少しの藪漕ぎで新甲子峠へでた。
舗装された田島側から来た車が数台、ハイカーもいる。せっかくだから雨が降っているが大白森山のピークを踏みたい。去年3月、山スキーで鎌房山から大白森を目指したが、ガスのため視界不良で途中敗退した。再トライに備え、見ておきたかった。

峠への下り始めで空模様が好転してきた、青空がのぞき、旭岳、那須連山が望まれた。峠より甲子山への一般道分岐までトラバースし、下山途中で大白森に行かず先行した「ほんだ」、「なかがわ」氏と合流、きのこを一杯採っていた。
ナラタケとブナハリタケだ、 シイタケに似た月夜たけも一時採ったようだ。帰路、農協の物産販売店に寄り、採取きのこの確認をし、安心して持ち帰る。
それにしても月夜たけは、気持ち悪いほど至る所にあった。キョロロン村の温泉センターのロビーには、白熊のはく製が飾ってある。立ち姿は人間の倍の高さはある、恐ろしいほどの大きさで驚愕するのみだ。

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9/5 那須・クリーンキャンペーン&中高年登山教室下見
雨の朝日岳
峰の茶屋にて一服 雨の朝日岳山頂にて
天候:雨   (メンバー) 「いとい」、「ひなぎく」、「おがわ恵」、 「はしだ」、「ひがの」、「ながおか正」、「ながおか貞」、「なかがわ」、「おがわ憲」、「おおむら」、「かたにわ」、「さとう」
9/4-小山18:00--那須20:30
9/5-宿営地6:30-登山口7:30-峰の茶屋8:12/8:22-朝日の肩8:47-朝日岳8:53/9:00-清水平9:30/35-分岐10:27-前岳への分岐10:27---@赤面山コース--(有料道路12:20) AMTジーンズスキー場コース及び北湯コースとも(有料道路11:40)
9/4-またまた台風に前線が刺激され天気が悪い。激しい雷雨の中鹿沼に集合し、高速を走る。「雨に濡れない良い場所ないかなー」考えることは誰も同じ。機転(悪知恵?)を利かす、「あったよ、あった、助かったー 寝ててビッショはやだもんね。」屋根付き快適空間確保、

カンパーイ。持ち寄りの手料理が出るわ、出るわ。まずビール、ワイン、梅酒、焼酎、お酒、時間もたっぷりみなさん自己(事故?)責任で呑んでくださいね。
9/5-朝から雨、時々激しく降る。登山口駐車場で受け付けを済ませ、ゴミ収集袋を手に一足先に出発。峰の茶屋からの稜線も、風が弱く、視界もきき助かる。
朝日岳へ順調に立つと、クリーンキャンペーンの一行が色とりどりの雨具で峰の茶屋へ向うのが見下ろせた。予定通り清水平への稜線を行く、振り返れば、茶臼岳、朝日岳の荒涼としたアルペン風景が見事である。
分岐にて、中の大倉尾根へのルートに入る。2月に山スキーで三本槍へ来た時のことが思い出された。ここまでは起伏も少なく順調だ。新人の「かたにわ」さんも全く問題なし。
前岳への分岐から、踏み跡が荒れてきた。トラバースの途中で、車を廻して反対方向から登ってきた「ながおか」さん、「ほんだ」さんと合流するが、赤面山コースは登山道がえぐれていて問題ありとのこと。相談の結果、分かれて調査しよう。
4人は分岐まで戻り、中の大倉尾根を下った。荒れた登山道が修理中で、部分的に泥んこぬかるみの箇所がある。こちらも難儀しそうだ。更にMTジーンズスキー場への分岐で2人づつに別れて偵察することにする。スキー場の急斜面の草地を1直線に降りるが、一般向きではないし、大勢で降りるわけにいかない。

北温泉コースは比較的良さそうだ。当初予定の赤面山コースが無理だとすれば、北温泉コースが無難かもしれない。ただし、大型バスが温泉駐車場まで入ることが出来ないだろう、さらに20〜30分の道路歩きが必要で、さてさて、どうしたものか? このコースは、足元の悪い長い下りと、途中のトイレ対策が問題だ、落伍者救済に万全をきす為、会員の多数参加が必須である。

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8/8 白毛門沢(沢登り)
最初のナメ滝 20mナメ滝 登攀終了点
最初のナメ滝、右岸を楽に越える 20mナメ滝の姉さん 左サイドにルートを外れ稜線に出た
H16.8.7  天候: 晴れ
 (メンバー) 「ながおか正」、「ながおか貞」、「なかがわ」、「すぎと」、「ひがの」、「わたなべ」、「おがわ」、「さとう」
8/7 小山19:30--土合22:00
8/8 土合駐車場6:15---ババ岩付近の稜線11:00/12:00---松ノ木沢の頭12:15--土合駐車場14:00--小山18:00
8/7 午後の雷雨もあがり、足利を始め、各所で行なわれている花火大会の催しを横目に高速に乗る。土合駐車場に宴会テントを設営、ヨーロッパよもやま話しに華がさいた。

8/7 なぜか今年初めての沢登りだ。午後の雷雨が心配だが、朝から快晴、連日の猛暑の中、絶好のコンデションである。入渓地点までのアプローチが無く極めて楽だ。
水流が少ない沢を、一緒に入渓した中年4人パーテーと前後しながらナメ滝、小滝を順調に越える。時々、高巻きを交え、15M大滝(タラタラのセン)は右岸のルンゼ状の踏み跡に沿い滝上へ。
安全第一、たまに「お助けヒモ」をさし出し、ここまでは順調だ。大岩下の20mナメ滝の景観はこの沢一番のポイントである。スラブ風20mのナメ滝で困難も無く快適そのもの。
大岩を過ぎしばらくゴーロが続くが、はるか上部にジジ岩、ババ岩の岩峰が突き出ている。沢幅も狭くなり傾斜も増してくると急にピッチが落ちる、疲れが一気に出た。
ルートは途中の分岐で本流を外れどうやら、左よりに詰めているようだ、笹やぶ交じりの急なルンゼで技術的な問題はないが、時間をかけゆっくりゆっくり進む。
先行者と随分離れてしまったが、「安全第一」コールが届き縦走路に人影が見えると程なく稜線にでてしまった。本来のルートはジジ岩の右側のスラブを詰めるのだが、分岐で左に入った様だ。
空模様もあやしいので、白毛門の山頂は踏まずに下山を開始。真夏の尾根の暑さを体感し、雷雲に追われながら無事駐車場へ着く。

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7/4  清掃登山(奥日光)
金精峠へ到着 金精、ご本尊 日光沢温泉
酔い覚めの朝一の急登はキツイ、金精峠にて
金精神社のご神体、 ご立派です・・・・ 日光沢温泉に到着、疲れたー
天候: 晴れ   (参加メンバー)
根名草コース  (「ほんだ」、「ひがの」、「はしだ」、「なかがわ」、「おしやま」、「わたなべ」、「おがわ憲」、「ながおか正」、「ながおか貞」、「すぎと」、「さとう」、)  
            奥白根コース(「いとい」、「ひなぎく」、「おがわ恵」)
7/3 鹿沼(樅山)19:30--日光湯滝駐車場21:00
7/4 湯滝6:15-金精登山口6:35-金精峠7:05/15-念仏平8:50/9:00-根名草山9:55/10:20-分岐11:40/12:00-日光沢12:40-女夫淵14:10
7/3 県岳連主催、恒例の清掃登山である。 先発隊の「いとい」、「ひなぎく」、「おがわ恵」、は前夜祭に参加、その他、後発隊は例の湯滝駐車場に幕営、星空、月夜の下、宴会テントに集合し盛り上がる。

7/4 天気予報は曇り、だが、快晴の朝だ、湿度が無くすがすがしい。金精登山口から一気の急登で峠へ出る。涼しいため汗がでない。
金精峠はおよそ40年ぶりである、大昔の記憶は幾ばくかのイメージが残っている程度だ。
眼下に湯ノ湖、戦場ヶ原を見下ろし、主峰奥白根山の岩肌が天を突く。男体山から女峰に続く表日光連山を裏から望む景観は、変わった趣がある。西側には、菅沼、丸沼の湖面が青く、その先には、スキー場の草地をあらわに見せた上州武尊の山なみだ。
雪の無い会津駒、燧岳も望まれる。登山者は少ない、鳥のさえずりだけが静かな原生林の中にひびく。大きな木は立ち枯れ状態が多く、酸性雨の影響なのだろうか?しかし地面には、コメツガ?の、子の代、孫の代の幼木が育ち、世代交代がしっかりとなされている。
足尾の鉱毒地域と違うところでホットする。ゴミは避難小屋周囲、山頂近辺に散在するが、登山客が少ないルートのせいか、一般登山道にはさすがに少ない。

八丁ノ湯〜女夫淵の林道には、やはり、タバコの吸殻が目立つ、つり客、一般客のマナーの低さだと思うのだが、真の登山者は吸殻のポイ捨ては殆ど無いはずだ。今年は空梅雨か、 夏の陽射しを浴びた女夫淵には、観光客でいっぱいだった。

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6/25〜27  八ケ岳・稲子南壁&天狗岳
南壁・取り付きへのガレ場 左カンテ登攀終了点 稜線にでてホットする
取付きへのガレは、不安定な大きな岩がゴロゴロ。 登攀終了点  おーい どうしたー だいじょうぶかー 全員集合、ホットする
みどり池をバックに 南壁全容 下山前のみどり池にて
登攀終了後、みどり池に1輪のクリンソウ? みたい。 登った左カンテが中央に見える。 下山前、静かなみどり池で。
(メンバー) 「ながおか正」、「ながおか貞」、「おがわ」、「ひがの」、「おしやま」、「さとう」、「わたなべ」
6/25・・小山20:00--佐野でピックアップ--伊勢崎<高速>佐久--稲子湯先の林道24:00(幕営)
6/26・・林道幕営地7:00--しらびそ小屋キャンプ場8:30/9:00--南壁取付点10:30/10:55--登攀終了14:35--キャンプ場16:00(幕営)
6/27・・キャンプ場6:50-中山峠7:55/8:05-東天狗9:00/15-黒百合ヒュッテ10:00/15−しらびそ小屋11:10/12:00-稲子湯13:10-小山18:50
6/25 先発、後発隊に分かれ小山を出発、日付が変わる頃稲子湯奥の林道に到着した。
さて、今日は10人用宴会テントで快適だぞー  無い?、ポールが無い? 修理が終わり持参したはずのポールがない。  ジャ ジャジャーン 「ごめんなさい、 忘れました」 中年隊の山行にはよく有るはなし。
5人用テントに、尾根組を合せ12人が入る、
  ♪狭いながらも楽しいテント 酔いがまわれば何処でも同じ♪

6/26 曇り・ガス時々小雨  酒の重みは何のその、駐車場からしらびそ小屋キャンプ場まで、1.5Hの頑張りだ。
ベースを設営し、さっそく南壁基部へ向うが、ガスで壁が見えず、アプローチが判らない。「確かこの辺だがなー」 30分ほど探し、やっと、かすかなマーキングを見つけようやく基部へ。
大きな岩の不安定なガレ場を詰めて左カンテ取り付きに到着。天気は悪い、風が強くガスで何も見えない、時々雨がまじり、岩場はフリクションが利かず難しさが増している。
3人+2人+2人のパーテー編成で「ながおか」氏が先行。2ピッチを過ぎるころから、後続組の2パーテーが遅れる、それもそのはず、新人講習会にさま替わり、先行3人パーテーにぶっちぎられ、ルート探しながらの悪戦苦闘。
心配のあまり先行パーテーが終了点から何やら怒鳴っているが、強風にかき消され、会話成立せず。
5ピッチ目のガレたルンゼを落石に注意しながら、ようやく終了点へ到着、大変お待たせしました。強風で寒い中、1時間半のロスタイムだ。 風の無い樹林帯まで移動、やっとホットする。

今回は、連続したピッチの初経験者も居り、ゲレンデでの練習と一味違った登攀に関する手法を学んだのでした。
稲子岳南壁は、人が殆ど入らず、アプローチでの踏みあとも無いくらいのルートで静かな場所である。天気の良いときに登ってみたいものだ、 それに、コマクサの群落が見られて結構でした。

6/27 きのうより空模様が良さそうである。 が、 きょうは南壁のクライミングを止めピークハントにする。
中山峠へは急登1ピッチで到着。さっそく、平均年齢がまるで違う若者が行き交う。コイワカガミと小振りなオサバグサなど見ながら、去年の暮、縦走したときの情景を思い出しつつ天狗岳への岩だらけの稜線を登る、ガスが一瞬きれるが長くは続かない。
東天狗へ到着するが、やはり視界は無い。「これじゃ 西天狗へ行ってもだめだな 早く降りて酒でも飲もうや」 総意のもと、黒百合ヒュッテ経由で下山を開始する。
岩がごろごろした登山道を、飛び石を伝い渡るが如く立派な建物のヒュッテへ着く。あとは中山峠からの静かな下山道だ、見晴らしから何度も見た稲子の南壁を見納めて、みどり池へ到着。
ビール、ワイン、日本酒、焼酎と味わう程に顔が紅葉するのであった。天幕を撤収し、肩に食い込む重みも、ほろ酔い気分の夢心地、途中から、にわか雨にあいながら無事、稲子湯の湯船につかることに成功しました。 END

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6/20  谷川岳・東尾根
巌剛新道第一見晴台 マチガ沢大滝付近 シンセンのコルより東尾根へ
巌剛新道第一見晴台、さーて行くか マチガ沢 大滝付近の雪渓 シンセンのコル上にてほっとする
第一岩峰上のナイフリッジ トマノ耳山頂 マチガ沢出合
第一岩峰上のナイフリッジ 晴れ間の山頂(トマの耳)で 巌剛新道を下りマチガ沢へ着く
天候: ガスのち時々晴れ
(メンバー) 「ながおか正」、「ながおか貞」、「ひがの」、「おしやま」、「さとう」、「おがわ」、(羚羊・「とみやす」、 栃木・「ふるうち」)
6/19・・小山19:30---<伊勢崎より高速>---マチガ沢出合22:30(幕営)

6/20・・出合6:00--巌剛新道・第一見晴6:40/50--シンセン沢右俣--コル--オキの耳12:15/12:40--肩ノ小屋13:20 巌剛第一見晴台14:40/50--駐車場15:40--水上(諏訪の湯)--食事--小山20:10
6/19 この時期、気ままな天気に行ってみなけりゃわからないと、予定どうりマチガ沢出合に設営。客人2人を囲みしばし山談義で盛り上がる。
大型台風6号九州接近の影響? やはり夜半に雨、暑い、「今週も雨かー、だめだなもう」

6/20 いつものパターン 「取あえず行ってみる?」 巌剛新道第一展望台で登攀具を付けマチガ沢雪渓へ降りる。波打った雪渓は用意したアイゼンがいらない。
大滝を越え、シンセン沢に入りチョロチョロ水場で補給し右俣へ進む。確かにガレと草付きの連続だ。不安定な足場で草の根元を抑えながら、落石に気を使い、だましだましの急斜面のぼりだ。
いやらしい草付の右サイドにルートをとる。時々、花など見つけては、「あ! 十文字草だー バーカ 大文字草だろ」 途中から、「とみやす」氏のリードでコルまでの1ピッチ、ザイルをFIXして貰いプルジックで登る。草付きと頼りないブッシュを掴みコルへでた。あとで考えてもコルまでが一番いやらしかった。

視界は無いが雨は降らず、贅沢は言えない。一ノ倉もマチガ沢もガスの中、晴れていれば高度感いっぱいのスリル万点な場所だが、ひたすら岩稜とガレと草付き混じりを登る。
時々、小さな高山植物が疲れを癒してくれるが、花の名前は自信なし。「ふるうち」さんが一番詳しい 「これ、ホソバヒナウスユキソウですよ」 小さな小さな可憐な花だ、踏みつけない様気をつけながら写真に収める。
左俣には数パーテーがいた、落石が気掛かりで、登ってくるまで少し待つ。やがて第一岩峰手前の短い岩だ、「とみやす」氏リードで左側かぶり気味のルートを詰め、ナイフリッジを越えると稜線は近い。

 
♪♪急な草付き慎重に越せばー やっと飛び出す国境稜線 固い握手に心も軽ーるく  駆けりゃ土合も早やまじか とこ ずんどこ すととこ ♪♪

オキノ耳に出ると新潟側はガスが無く青空さえ見える。降られなくてよかったー。 帰りに「とみやす」氏の知り合い、肩の小屋の馬場さん(元警備隊)に挨拶、缶ビールとコーヒーをご馳走になり、半分いい気持ちで下山にかかった。
巌剛新道に入ると風が無く、暑い、蒸し風呂状態だ、九州では37℃あったらしい。
滑り易いため慎重に下り(朝一の登りで滑り、ケツを打ったばかな俺)ようやく第一展望台に着く。雪渓を滑るボーダーなど見ながら、あと少しの頑張り、枝沢の水に 「うめー」 ほんとうにうまい。

出合に着くと、用意しておいた菊の花、タバコを持ち、沢筋にはいる。 ヒマラヤを目指し、厳冬期のトレーニングに東尾根に散った仲間(速水君、信末君、羚羊の野中君他 計6名)の霊に捧ぐ、やすらかに!!

帰路は、水上の諏訪温泉でさっぱりした(かけながし温泉で300円、) 小さな、ひなびた穴場である。

今回の東尾根に咲いていた花(オンチな私が判っているもの)
ホソバヒナウスユキソウ、ヨツバシオガマ、ハクサンコザクラ、ウサギギク、コイワカガミ、シラネアオイ、ダイモンジソウ その他は判らず。

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5/28〜30 富士山&愛鷹山
富士山 7合目 富士山 お鉢 富士山 剣が峰
富士7合目 晴だが風が強い 富士山 お鉢には残雪がある 富士山頂 日本最高峰は空気が薄い。
富士山 富士宮口の下山 愛鷹山 富士見台よりの富士 愛鷹山 大沢の河原
富士山 空模様が怪しいので下山を急ぐ。 愛鷹山 昨日登った富士を富士見台より望む。 愛鷹山 割石峠より大沢を下る。 
(メンバー) 「ながおか正」、「ながおか貞」、「おしやま」、「ひがの」、「さとう」、(羚羊・「とみやす」)
5/28 小山20:30--<東北道ー首都高ー東名>--富士宮口5合目駐車場23:40(幕営)
5/29晴・時々曇 駐車場8:00-7合目9:00-8合目10:20-9合目11:05-浅間神社12:10-山頂12:50-(お鉢廻り)神社14:05-駐車場16:00
5/30 晴・時々ガス 駐車場6:50-バラ平7:20-富士見台8:35-越前岳9:10-呼子岳10:00-割石峠10:15-駐車場12:10-小山16:40
5/28 佐野ICより東北・首都高・東名と高速を乗り継ぎ富士宮口5合目に着く。飲みくちが良いワインで少々悪酔い気味だ。

5/29 夜半より風強し。天気予報では荒れ模様とのこと、独立峰での風を懸念し、山頂での幕営をやめ日帰り登山に変更した。
南面には雪が無い、上部にわずか残るだけだ、夏道をたどり高度を上げる。この時期人はパラパラで、スキーヤー、ボーダーがいるとは驚きだ。
標準ペースで浅間神社に着くとやはり風があり寒い。山頂付近は雪解けの水が流れ溶かす手間が省け幕営には良い。測候所のある山頂より風の強いお鉢巡りをする、吹き抜けの強い場所では耐風姿勢での歩行だ。
軽装の外人さんに写真撮影を頼まれ、下山ルートを聞かれるが、雨が降るから早く降りる様アドバイス。怪しい雲行きに下山を開始、砂ぼこりをたてながら2時間で駐車場へ着くと、初夏の陽気に誘われた観光客も多い。

さて、あしたはどうしよう? とりあえず風呂だ、日帰り温泉探しに苦労するが、裾野の大野路ファミリーキャンプ場にて汗を流す。あしたは愛鷹山にしようか、 受け付けのおじさんに登山口を聞き、次は夕食探しだ。
韓国風料理屋のおせっかい親父には閉口したが、水をもらって幕場探しに登山口へ向う。静かな神社駐車場には、家族連れのキャンパーの先着あり、腹一杯に酒がすすまず、ひとしきりの山談義で早めに就眠、暑い夜であった。

5/30 予想に反し朝は晴、この時期のきままな天気は判らない。登山口の案内板を参考にスギの植林を抜け、雑木の急登でバラ平へ。おいしい水を補給し、稜線歩きだ。
自衛隊の演習場からしきりに聞こえる爆音と銃撃音が、まるで花火大会の近場にいるかの如く静けさをやぶるのが気掛かりだった。
富士見台からは、昨日登った富士の雄姿が雲をまとい圧倒的な迫力で聳え立つ、やはり富士は登るより見る山か。
きのうの疲れも残り、結構しんどく感じながら最高点の越前岳山頂1,504mについた。愛鷹山とは、一帯の総称らしい。南面側からガスがかかり始めてきた。アップダウンを繰り返し、呼子岳を踏み、割石峠まで到着。視界が利かないことと、疲れ具合を考慮し、鋸岳、位牌岳はあきらめ大沢への下山ルートを下降する。
途中、バスハイクの賑やかな、かしましいおばさん達に圧倒され夏の日差しを思わせる沢道を駐車場へ到着。
きのうと同じキャンプ場の温泉に浸かり、裾野ICより東名高速に乗る。首都高まで渋滞が無く、3時間かからず無事小山に着いたのである。

今回、7月のヨーロッパアルプスに向けた高度順化と体力強化が目的であったが、予想外の風と天候悪化予報に、富士山頂での幕営が叶わなかったが、思いがけず愛鷹山など登ることになり変化が有って楽しい山行でした。

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5/23 妙義山
雨の妙義神社 妙義 白雲山の鎖場 妙義 天狗岳山頂
雨の妙義神社 取りあえず大ノ字までいきましょう。 白雲山付近のクサリ場、ロープで確保しながら。 天狗岳山頂、ガスが出て雨も落ちてきた。
H16.5.23〜23  天候: 曇・ガスのち雨   (メンバー) 「おしやま」、「ひなぎく」、「すぎと」、「ながおか貞」、「おがわ憲」、「なかむら」、「さとう」
5/22 小山20:10---<伊勢崎より高速・松井田妙義>-−妙義山神社前道の駅23:10 (幕営)
5/23 道の駅7:25--大ノ字9:10/10:00--奥の院10:30--見晴し12:10--大のぞき13:00--天狗岳13:25--タルワキ沢分岐13:50--中間道出合14:30--道の駅15:20--<やすらぎの湯>--小山19:15
5/22 季節はずれの台風一過、晴れるはずがスッキリしない空模様だ。通い慣れた高速を降りるころ、霧が闇を包む。妙義への道路は視界が悪く、センターラインが見えない位の濃霧である、道の駅をうっかりやり過ごし50分ほどのタイムロスだ。
駐車場奥に設営し男性3、女性4、いつもと違うメンバー構成で、持ち寄りの手料理で宴を開く。

5/23 夜半から雨、霧も濃い、 あーあ今週もダメかー、「岩稜縦走は止めて中間道を歩きましょう」
車1台を中之岳神社にデポし、あきらめの境地で、「とりあえず、大ノ字まで行きますか」 霧雨の急登を大ノ字に到着。「せっかくだからセルフビレイの練習をしましょう」 プルジックより確実なマッシャー結びの練習だ。
霧があがってきたので奥の院まで見に行きますか、暗い岩場の奥の院を参拝。急傾斜の鎖場で懸垂下降の練習でもしよう、「ここまで来たんじゃ登っちゃいますか、午前中ぐらい雨は降らないでしょう」若干1名の強気に同意し、最初から中間道予定の2名も含め岩稜を登ることになる。
奥の院上の3連続鎖場は、以前来た時の記憶に反し意外にやさしい。今回は新人さんも、久々の山行の人もいる、油断は禁物、念押しのザイルでの確保で、スタカット、コンテを繰り返し、ときには懸垂下降を交え、見晴しから天狗岳の岩稜を歩く。
ガスの合間に険峻な岩壁が時々望まれ、その光景に満足。  7人パーテーでの岩稜は時間がかかる、天狗岳に着くと1時半だ、ガスもかかり雨も降りだしてきた、予定どうりタルワキ沢のコルより沢へのエスケープを始める。

急峻な下降ルートだが、時々要注意箇所があるだけで問題はない。ガスに包まれた沢筋は暗い。日暮れ時と思うほど薄暗い中、やっと中間道と合流。
登攀具を外すと、待ってたかの様に雨脚が激しくなる。あとは気楽な中間道、傘をさしてのハイキング、程なく妙義神社に着き、車を回収して温泉でさっぱりし、雨の山行が終ったのでした。
なお、帰路はいつもの運転専門職がいないため、誰もビールを口にせず、まじめに、真剣にハンドルをにぎりました。
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5/9 榛名・外輪山
町営駐車場を出発 天目山の下り 雨のオンマ谷
町営駐車場をゆっくり出発 せっかくの階段、邪魔なんだよね 冷気のただようオンマ谷
H16.5.8〜9
天候:曇のち雨
(メンバー) 「はしだ研」、「まちこ」、(遊)、「ひがの」、「すぎと」、「ほんだ」、「なかむら」、「ながおか隆子」、「おおむら」、「さとう」、 
5/8 小山19:00--榛名湖駐車場22:15
5/9 駐車場8:00--氷室山8:22--天目山8:50/9:05--磨墨(スルス)峠10:35--相馬山分岐11:00/10--ヤセオネ峠--オンマ谷--森林公園管理棟13:20--やすらぎの湯--小山16:45
5/8 恒例の市民バスハイキングに先だつ現地偵察である。 榛名湖湖畔の町営駐車場に幕営し、持ち寄りの手料理をツマミにセレモニーを開始した。
今回は新人さん3人の参加で、10人用宴会テントはいつもと雰囲気が違う感じだ。

5/9 ゆっくりした出発である。いきなりの急登、しかも木の階段だ、階段の間隔が広く登り辛い。ハイカーの身になった作りとは思えない、さしずめお役所仕事と言うところか。
氷室山頂までの20分は相当きついので、本番では、かなりゆっくりのペースが必要だ。天目山までの登りがポイントとなりそうである。
新緑のすがすがしい空気を存分に吸い、鳥のさえずりを聞きながらバスハイク当日の行動を想像しつつ山菜にも目を配りノンビリ歩く、ミツバツツジが満開だ、視界が利かないのが残念である。
スルス峠あたりで、ついに曇天から雨がおち予報どうりである。ヤセオネ峠で道路に出てオンマ谷に降りると、風穴一帯は冷気により寒いくらいだ。火山岩の堆積で噴火活動の余韻があちこちに感じられるところである。
好意的に作ったであろう邪魔な階段に苦労しつつ森林公園管理棟に到着。雨のハイクも傘をさしての歩きで特に濡れもせず、変化も有ってそれなりに楽しめた。
予め廻しておいた車1台で湖畔の車を回収し、先ずは腹ごしらえ。味は良いが値段が高い水沢うどんを食べ、仕上げの温泉だ。
やすらぎの湯は、規模が大きく、しかも珍しいかけ流しである。バス2台でも十分対応可能であろう。
雨の激しくなった通い慣れた路を小山へ、新人さん慣れない山行お疲れさまでした。これに懲りずに又参加ください。

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5/1〜4 南ア・鋸岳(春合宿)
戸台からの河原歩き 夕日のなべちゃん 第1ギャップのクライムダウン
戸台から河原歩き2Hで角兵衛沢出合 ヒッチコック?いや 夕日のなべちゃん 小ギャップのクライムダウン10m
第2高点へのトラバース 一瞬の虹 本谷の渡渉
第2高点へ岩壁基部をトラバース 七丈ノ滝尾根下降中の一瞬の虹 水量多く、靴のままジャブジャブ渡る
H16.5.1〜5.4
(メンバー) 「ながおか正」、「ながおか貞」、「おしやま」、「なかがわ」、「ひがの」、「わたなべK」、「さとう」、 
5/1(晴) 小山17:00--伊勢崎IC-(上信越道-長野道-中央道)-伊那IC-戸台23:35(幕営)
5/2(晴) 戸台6:45--角兵衛沢出会8:40/9:00--1合目分岐10:30--大岩・岩小屋13:00(幕営)
5/3(曇り一時小雨) 岩小屋5:00--角兵衛沢のコル7:05/7:15--第1高点7:45/8:00--第2高点11:30/12:05--六合目コル18:00(幕営)
5/4(風雨) 六合目コル7:20--(七丈ノ滝尾根)--丹渓山荘12:30--戸台駐車場14:50--小山23:00
5/1 人気の佐野ラーメンを食べ高速に乗るがさすが南アは遠い。戸台の幕場は河原の中の広い駐車場で、月夜で暖かな快適な場所でカンパーイ。

5/2 鋸岳から甲斐駒への稜線を見つつ河原に沿い歩き始め、2ピッチで角兵衛沢出会だ。
案内板を確認し沢を岩伝いに渡渉。赤テープのマーキングを頼りに詰めたが、途中で踏み跡が無くどうも怪しい。第二尾根に入り込んでいる模様だ、左へトラバースしやっと踏み跡を探し1Hのロスであった。
踏み跡をたどると、おっと・・・陽だまりに本物まむしのお出迎えだ。一合目分岐を過ぎガレ場にでる、ケルンを目安に直登、岩小屋をやり過ごすと日帰り登山で下山してきた中年夫婦に会う。
どうやら6人の先行パーテーが狭いコルに幕営する見込みだ。意を決し岩小屋に降りイワツバメの舞う大岩下の幕場の陽だまりでノンビリする。
岩から水がしたたり、快適そのものだ。縦走の為、少量のアルコールを味わって飲み、たき火を囲みだんらん、明日の頑張りに早寝する。

5/3 快適岩小屋を早出するが空模様があやしい、時折雨が落ち風もでる。落石に注意しながらガレ場のルートを直登するとやっとコルに出た。稜線は風もあり寒い、第1高点までは程なく到着。
小ギャップは10m程のクライムダウンだ、FIXロープもあり難しくない。風穴をやり過ごし、岩稜伝いに中岳へでるが大ギャップの下り口が難しそうだ。

風穴まで戻り1ピッチの懸垂下降で岩壁を大きく回り込む。中央稜上部の雪壁とハイ松の稜線をたどり第二高点へ到着、1Hはロスした。
第2高点から中ノ川越へのルートで再度迷う。ガスで視界の悪い岩壁の基部をトラバースし、対岸のピークに苦労して立つが降り口が無くルートでは無い。元に戻って甲州側の雪壁を探すが、やはり見当たらない。
あきらめ半分、最悪は熊穴沢下降の覚悟で再度ガレ場を大きく下ると、どうやら中ノ川越らしい、更に1.5時間のロスだ。天候もそれ程悪化しないので頑張ってみる事にする。
雪と岩の混じる尾根を熊穴沢ノ頭へ、さらに甲州側樹林帯のやぶルートにトレースを探し、小ピークをいくつも越えやっと三ツ頭へ到着。ヘッドランプ覚悟でいたが明るいうちに6合目のコルに着きホットする、早朝から13時間の行動であった。

壊れた小屋を使いたかったが、やはり6人の先行パーテーが先着。あきらめてコルに設営、限られたアルコールを分け合い早い眠りに就く。

5/4 夜半から雨交じりの風が強く、山鳴りの音とテントのゆれに寝つきが悪い。今日から明日にかけ山は大荒れの予報だ。相談の結果、七丈ノ滝尾根へエスケープする事にする。
6人パーテーも同ルートを降りた様だ。急峻な岩混じりの下降に20Kの荷がこたえる。1合目取付の本谷まで降りると、ルートが解からない。沢をやっと渡渉するが、先が読めない。
どうやら雨で水量が多く、ルート取りが困難になっているようだ。靴を濡らすのも気にせず何度も渡渉、高巻きを繰り返す。かすかな踏み跡とマーキングをたどり、ようやく丹渓山荘に到着しやっと一安心。
今回はメンバーのレベルも平均化されて、沢登りの経験、岩登りの経験が活かされ、あわてず騒がず、コース全体でのルート取りの難しさにも対応できた。初心者が混じったパーテーでは、かなり困難なルートだろう。

帰路は仙流荘の温泉に浸かり、諏訪大社の御柱最終日の祭りの余韻を観つつ、帰省ラッシュの高速を避け一般道を選択。
雨足の強い八ケ岳横断道路、内山峠越えで日付が変らぬうちに小山に無事到着。いつものことながら、長い道中、運転者に気を使いつつ眠気との戦いには勝てないのであった。

<感想と反省点>
@ 20K前後のザックで急登や、ガレ場、岩稜を歩き、一日、13時間の行動を体験し今後の自信につながるだろう。
A ルートファインデングの難しさをあらためて認識、貴重な経験を積めた。
B マーキングは必ずしもあてにならず、目的地の違いもあり、要所で確認が必要だ。
C 岩稜歩きは等高線の地図だけでは無理、事前にルート図を良く調査しポイントを抑える事が大事。
D 今回、悪天のためエスケープしたのは正解、強い風雨の稜線は想像を絶する。
E 沢の水量が今回の程度なら渡渉も問題なかったが、程度次第では高巻き、懸垂下降の連続も考慮すべきだ。

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4/29至仏山(山スキー)
小至仏山への登り 至仏山山頂 ワル沢の斜面
雪も締まり、スッキリした樹林帯を快調に登る。 頂上は全周囲さえぎるもの無し、遠く越後三山も望まれる。 ワル沢の斜面、仲間でぶつかってどうすんの
H16.4.28〜4.29  天候: 快晴  
(メンバー) 「ながおか正」、「ながおか貞」、「ひがの」、「わたなべK」、「おがわ憲」、「さとう」、
4/28 小山20:30--鳩待峠駐車場11:45
4/29 鳩待峠8:00---小至仏山10:00/10:15---至仏山山頂10:33/11:10---鳩待峠駐車場12:30--小山18:30
4/28 今シーズン最後になるであろう山スキーに、天候も回復しルンルン気分で出発、金精峠越えルートで目的地に向う。
金精峠は道路に薄く雪が残り、鳩待峠近くでは、路面の雪に慎重な運転をする、スタッドレスでないと無理な状況だ。
風の強い駐車場で苦労しながら設営し、車を風除けにしてセレモニーが始まると、天幕の中の世界のばか話に花が咲き、外の荒れ模様の天候はすっかり忘れるのであった。

4/29 開通直後の鳩待峠への林道は、夜半からしきりに車が入り、人気の高さが伺える。朝いちで、駐車場管理の親切なおじさんに、2500円の駐車料金を支払い、わりとゆっくりな出発となった。
スキーヤー、ボーダー、山スキー、つぼ足とさまざまだ。スキーを担いだが、雪は締まって歩きやすい。シール登高も緩斜面で楽な登りだ。
快晴だが風が強く、ヤッケを着けてもほとんど汗をかかず快適に高度をかせぐ。樹林帯を抜けるころから、風も弱くなり、尾瀬ケ原や燧岳を右にみながら、紺碧の空と一面の銀世界に足取りも軽い。
小至仏近くになると、ますます展望が良くなり、岩混じりの稜線をたどると、意外に早く頂上に着いた。全周囲展望をさえぎるもの無し、日光白根や上州武尊、谷川連峰と巻機への稜線、対岸の燧ケ岳と平ケ岳、奥に越後三山まで望まれ、雪山の情景を心おきなく堪能した。

お楽しみの下りだ、つぼ足の「さだこ」さん1人別行動で来た道を戻る。あとはショートスキー3人、ロングスキー2人の、うまくもなく、へたでもなく、たまにゃ転ぶが、滑れりゃいい中年隊だ。
頂上直下のワル沢への広々とした雪原を下降する。クラストした雪面に、昨日の吹雪による10cmほどのパウダー(少し湿っぽい)が乗っており、滑り跡の無い雪面にそれなりのシュプールを残し樹林帯へ。
一気に滑るのがもったいなく、時々、振り返り、写真を撮りながら、あっと言うまに終ってしまう。見上げると山頂直下の雪壁をすべるスキーヤーが蟻の如く望まれる。
登りの一歩一歩と下りの速さの違いに、いつもながら感心、どうやら、ほんとうにバックカントリースキーにはまってしまった。 雪が腐った樹林帯から、沢の2つとも苦労なく渡渉せずにすみ、20分ほどの登り返しで駐車場に着くと、20分も前に つぼ足「さだこ」さん到着すみ、さっそく缶ビールとご対面。
帰路は、花咲温泉に寄り、赤城山、北面山岳道路の新緑風情を見ながら大間々に出るルートであった、 END。

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4/18 巻機山(山スキー&つぼ足)
巻機1ピッチ目 ニセ巻への登り 巻機山山頂
やぶ漕ぎを終え稜線へ出る。 樹林帯を越え、ニセ巻への登り 巻機山頂、頂上台地は雪が消えた。
H16.4.17〜18  天候:快晴
(メンバー) 「ながおか正」、「ながおか貞」、「はしだ研」、遊(犬)「ひがの」、「なかがわ」、「わたなべK」、「はたなか」、「すぎと」、「おおむら」、「さとう」、
4/17 小山19:00---伊勢崎IC〜塩沢石打IC---清水22:30 (幕営)
4/18 清水---桜坂駐車場5:45--ニセ巻機9:30/40--巻機山頂10:15/50--ニセ巻機11:15/30--桜坂駐車場13:15--小山19:00
4/17 仕事で遅れる「はたなか」さんを除き、家族の不幸でしばらく山行を自重の「おがわ」さん夫妻に見送られ市役所を出発。
長い関越トンネルを抜け夜の越後に入る。インター近くの運動公園を幕営地に予定していたが、トイレ、水が使えず、結局清水部落の奥の雪上に設営。久しぶりの広々した10人用宴会テントだ。
会長の赤色大台プラス1、誕生日おめでとう。
携帯操作が未熟な「はたなか」さんとは連絡取れず合流出来なかった。

4/18 早朝、「はたなか」さん桜坂駐車場に居るという。まさか、除雪されているとは考えなかった。除雪された駐車場には車が満杯だ。さっそく身支度を整え、スキー7人、つぼ足3人プラスワンの混成パーテー出発、去年3月末の雪の量に比べはるかに少なくブッシュが出ている。
1ピッチ目の急登は、所々雪の消えた夏道を避けるため、やぶこぎを強いられ苦労するが、尾根に出ると次第に樹林もまばらになり、締まった雪に高度を稼ぐ。
快晴・微風の申し分ない初夏の様な陽気に恵まれ、樹林帯を抜けると、谷川連峰、苗場山がすばらしい。大源太の黒い岩峰がマッターホルンを連想させる。ニセ巻の急登は右の雪壁を越えると全周囲展望の開けた平らな稜線だ。
赤い屋根だけ出ている避難小屋から、真っ白な緩斜面を詰めると程なく巻機本峰に到着。山頂からは、八海山、中ノ岳、越後駒が真近に望まれる、先週の浅草岳、守門岳から丁度反対側から見る山容だ。

下りは楽しさに疲れを忘れ、無邪気に滑り降りる、犬の遊ちゃんもスキーの滑りと一緒に駆け下りる。あっという間に避難小屋だ。登り返しに板をかつぎ、再びニセ巻へ到着。
久しぶりの山行に調子が出ず待っていた「すぎと」さんと合流、いよいよ慎重な滑りを開始する。ニセ巻の左り斜面を快適に滑ると、夏道と尾根一つ隔たり、急な雪壁をトラバースするが、スキーもつぼ足も結構難儀し、慎重に越えるが、やっぱりいたか、若干1名、雪の沢筋をスリップ30メーター、怪我する場所では無いので心配ないが、いつも話題を提供してくれるねー、夏道ルートに合流しひと安心。
ノンビリムードで滑っちゃ、振り返り、つぼ足部隊と連携しながら、序々に木立が密になりブッシュが邪魔になる急斜面を滑る。まだ滑れるぞ、と 未練がましく板を履き、よこ滑りを交えるが、もはや限界、板を外しかついで降りる。やはり巻機は若干遅し、4月初め頃までがベストか?
駐車場に着くや否や、さっそく缶ビールを雪に突っ込み初夏の様な日差しの中でノドを潤すと、幸せを感じるのであります。

車中から観る満開の桜は、山里特有の鮮やかさ、色とりどりに咲き誇り、散り始めの風情は田舎の景色にひときわ映えて幻想的、今日の疲れをいやしてくれる。この時期、我々山やに与えられた自然からのご褒美だ。

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4/11 浅草岳(山スキー)
ムジナ沢を詰める ムジナ沢より尾根に上がる
ムジナ沢を詰める ムジナ沢から急登で尾根に出る ムジナ沢へ一気に滑降なべちゃん、さとちゃん
H16.4.11 天候: 晴   (メンバー) 「ながおか正」、「ながおか貞」、「ひがの」、「わたなべK」、「さとう」、 
浅草山荘駐車場5:55---浅草岳山頂10:30/11:10---駐車場13:10---小山19:30
休業中の国民宿舎:浅草山荘の脇に幕営、充分な栄養と睡眠を補給し体調は万全。昨日の守門・大岳に続き、偵察済のムジナ沢登り口に一番のりでスタートする。
今日はツアーの企画がある、ホテル:大自然館をベースに尾根ルートに50人、ヘリツアーに150人ほどらしい。
岳人に紹介されている右沢経由早坂尾根ルートは、平坦部が多く初級者向きらしいので、雪の落ち着いたムジナ沢をつめる。かすかなトレースに従いステップを切り疎林の中、沢を左にみてトラバースの連続で高度をあげる。
ブロック雪崩の可能性もあるが、心配するほどの事もない。2ピッチ目、無愛想な若いお兄さんに簡単に抜かれるが、我ら中年隊、きのうのハイピッチを反省し、ゆっくりペースを守る。
沢は一箇所、釜があったが、あとは切れていなかった。7分目付近で左の尾根の急登に取り付き稜線にでると、いるわ いるわ団体さん。夏道、桜ゾネの稜線をアリの行列の如くつながっている。
バテている無愛想兄さんを、尻目に程なく夏道と合流し、前岳、本峰へと行列の中を登るのであった。
やったー 一等三角点の山頂だ、ヘリが山頂近くに何度も飛来、往復している、大半はゲレンデ対応スキー客だ。きのうほど視界はきかないが、春霞の暖かい山頂を後にし、鬼ケ面山に続く切り立った岩場を見つつ前岳へ戻り、いよいよお楽しみの始まりだ。
大戸沢の1件を反省し、つぼ足スペシャリスト:「さだこ」さんを見失うことの無い様、確認しつつ快適な稜線を滑りはじめた。
またまた「ながおか」リーダー、気の高ぶりを抑えきれず、登りルートまで待ち切れず、ムジナ沢上部の急斜面へ飛び込んだ。雪が程よく腐ってスピードが抑えられ、あっけなく滑り降りてしまう。
残り3人は登りのルートにほぼ近い斜面を一気に滑り降り、気持ちいいー、快適ー、楽しいー、 「さだこ」さんも一気に駆け下り、核心部が終っちゃった。
長い長いトラバース気味の斜面を、小刻みな休みをいれ下る。時々適度な斜面が現われ、滑りを楽しむことが出来救われる。それにしても「さだこ」さんの頑張りには敬服する、下手でもスキーは早い、スキーに遅れまいと雪原を駆け下りる気力、体力は並みでは無い。
駐車場では例によってビールでノドを潤し、入広瀬の寿和温泉(\600-)に満足し、車中から望む真っ白な越後三山に見とれながら車に揺られコックリ、コックリ、お世話になります、いつも運転ご苦労さまです。

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4/10 大岳・守門岳(山スキー)
大岳・守門へ出発 大岳山頂 大岳直下の稜線
大岳・守門への出発、 なべちゃん置いてっちゃうよ   大岳山頂、雪庇がすごい 大岳直下、快適な斜面。会長の滑りです。
H16.4.9〜4.10  天候:快晴    (メンバー) 「ながおか正」、「ながおか貞」、「ひがの」、「わたなべK」、「さとう」、
4/9 小山20:30---(伊勢崎より小出IC)---守門村ニ分24:00(幕営)

4/10 ニ分駐車場7:30---キビタキ避難小屋10:15---大岳山頂11:15/11:45---ニ分駐車場13:40---浅草岳駐車場へ17:00
4/9  星空の高速を飛ばし守門村に着く。林道の除雪最終点に一番乗りだ、ほろ酔いで眠りに着くと、夜半から朝方にかけ続々と車が来た。

4/10  4時間の睡眠をとり遅い出発となる。快晴の朝、大岳を望みつつ雪が締まっている為、板を担ぎ平坦な林道を大平まで進み、緩斜面の杉林、沢筋に入る。展望の良い長峰を過ぎ、保久礼小屋からようやく傾斜が増す。
暑い、初夏の様な気候に半ソデになり下りの滑降を楽しみに黙々と進む。雪に殆ど埋まったキビタキ小屋を過ぎ、ブナ林が終ると展望がひらけ山頂まで雪の尾根が続いている、振り返ると越後三山の雄姿が際立つ。
程なく大岳山頂だ、守門岳の裏側、浅草岳方面は見えないが、御神楽岳、飯豊連峰まで望まれる、稜線東側の雪庇の張り出しがすごい。
さーて、いよいよお楽しみの下りだ。展望の良い、程よい傾斜の雪稜を一気に降りる。つぼ足の「さだこ」さんの影を確認しながら、休みを取りつつあっと言う間に保久礼小屋へ到着。あーあ 核心分の滑り終っちゃった。
長峰に上り返し、もと来たルートに沿い、疎林の杉林に滑り込むと、傾斜も一段と落ちる、時々、漕ぎながら、大平近くへ。
ふと振り返ると、なべちゃん倒れた杉の木に足を取られべったんこ、ガマガエルの行き倒れ状態、「どうしたの?何してんの ? 」 顔面制動でめがねのレンズ飛んじゃった、いつも笑いを提供いただきありがとさんさん。
大平の平地を歩き、林道を漕いだり、滑ったりで駐車場に到着。さっそく、ビールを一気飲み、うまーい、ノドが切れそう、腹にしみわたり、シアワセだー。
温泉に浸かり、明日の予定地、浅草岳へ向う。ムジナ沢の登り口を確認し、今日のテント場は休業中の国民宿舎:浅草山荘わきに構え、段取に手間を掛け、混ぜ御飯、焼きビーフン、豚汁、他の豪勢な夕食であった。

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