<メンバー>ともさん、ぐっちゃん、<ともさん夫>
<概要>劣悪な登山道が、この山を遠ざけているのか、静寂に包まれています。だからこそ景色が一層美しく見え、しみじみと山を楽しむことが出来ました。難儀をしてたどり着いた山頂は、見事な紅葉と眺望で感動しました。
<天気>晴れ時々曇り
<ルート数値>距離13.6㎞ 累積標高+925m、-926m 所要時間7時間19分(休憩込み)
<行程>尾瀬第一駐車場6:50-バス-7:10鳩待峠-鳩待峠登山口7:21-8:53悪沢岳分岐-10:34笠ヶ岳11:10-片藤沼11:31-笠ヶ岳分岐-12:05小笠付近で食事12:37-悪沢岳13:25-14:38鳩待峠登山口-鳩待峠バス15:00-駐車場
<詳細報告> 鳩待峠冬季閉鎖目前ともあり、駐車場には登山客が少ない。笠ヶ岳に着くまで、私達の先に出発したソロ男性一人だけだった。朝のうちは燧ヶ岳山頂辺りに薄っすら雪が付き、日陰の登山道では笹が雪をかぶっていた。時々、尾瀬ヶ原にそそり立つ燧ヶ岳を眺めて歩き、いつの間にか、ひょっこり笠ヶ岳の頭だけが小さく見えた。「遠いね~」。
悪沢岳分岐から笠ヶ岳までは3㎞、その半分はぬかるみの道。覚悟はしてきていたが、分岐からいきなりビチャビチャで、「もう?早くない?」 もしかしたら、前日に結構雨が降ったようなので、予想以上に泥道が広がっているのかな?。悪沢岳から本格的なぬかるみとなり、所々木道があって助かる。また、笹刈りがされ、新しく木の階段が作られているヶ所もあった。歩く人は少ないが、手入れをしてくれている事はとても有り難い。
ぬかるみと足元の見えずらい笹薮で、靴とスパッツは泥だらけ。しかし、樹林をぬけると斜面一杯の笹原や、ぬかるみを脱出して広がる開放的な景色は素晴らしかった。行く先には、小笠と笠ヶ岳の姿がとても美しい。日光白根山、錫ヶ岳、皇海山の山並みも見える。このワクワク気分もつかの間、更なる劣悪の道となり、間違えて踏み入れてしまうと、足首までズブズブ沈み、抜く時はシュポッと音がする。そんな事を何度もやると、そのうち開き直り、泥も滑りも笑って吹き飛ばしてしまうのだ。
笠ヶ岳山頂分岐からは岩と、ざれた急斜面で、石を落とさぬよう気お付けて登るので結構きつい。山頂からは、錦のじゅうたんの山々と眺望の山々の眺めは、実に壮観でした。谷川岳、その奥のなだらかな苗場山、右に巻機山や越後駒ヶ岳、中ノ岳など教えてもらいながら、360度バッチリの景色を楽しんだ。風があり寒いので食事をしないで下山し、片藤沼まで行ってみた。静まり返った沼は神秘的である。帰りの登り返しを見ながら、「笠ヶ岳と悪沢岳分岐の標高は、ほぼ同じなんだよな-」など話す。
予定通りの時間に下山し、15時頃のシャトルバスに乗った。駐車場に着くまで、車中から見る紅葉は見たことのない美しさだった。盛りは過ぎていたが、奥の斜面全部が透き通った黄色や濃い黄色、茶色がかった黄色で埋め尽くされ、輝いているように見えた。そして、沢の周辺は黄葉に赤や橙色が交じり彩る。沢の水は白く泡立たせながら、彩られた中をどこまでも流れ、綺麗で目が離せなかった。







