2025.07.08 利尻山

<メンバー>くりさん、いしばし、みつまん
<概要>好天の中、利尻山に上ることができた。山頂は大賑わいだった。

<ルート数値>距離16.2Km 累積標高 +1,650m -1,830m 山行時間10時間10分(休憩含む)
<行程>北麓野営場4:50 – 5:02甘露泉水5:07 – 4合目野鳥の森5:35 – 5合目雷鳥の道標6:12 – 6:40(6合目/第一展望台)6:45 – 7合目/胸突き八丁7:10 – 7:59第二見晴台8:10 -(くりさん撤退)- 8合目/長官山8:30 – 8:45避難小屋8:55 – 9合目9:20 – 沓形分岐9:45 – 10:10山頂10:32 – 沓形分岐10:49 – 11:35避難小屋11:40 – 長官山11:50 – 第一見晴台12:53 – 4合目13:41 – 14:07甘露泉水14:12 – 14:20北麓野営場14:25 – 15:00利尻富士温泉

<詳細報告>
前日(7月7日)に茨城空港から新千歳を経由して利尻空港へ。空港からも利尻山の雄大な山容を見ることができた。宿は利尻グリーンヒルinn。3泊で素泊まり12,000円である。近くに、コンビニ・食料品店があり、食料・酒類の調達ができる。宿の近くに夕日ヶ丘展望台がある。その丘は海岸にある大岩で数分で登ることができた。私たちにとって夕日よりも南にデンと広がる利尻山に見惚れる。山頂部分が絞り込んだように尖がっていて、明日の山行が楽でないことを想像させた。日没は19:15頃。大勢の観光客と一緒に礼文島に沈む夕日を眺めた。
宿の部屋は2段ベッドの8人部屋だった。ぐっすりと眠りたかったが、人体から発する騒音で寝不足となり、翌日の山行に影響した。

山行当日(7月8日)は、宿の車で鴛泊登山口まで送ってもらえた。迎えは無いので「送迎」ではなく、「送」のみだが、大いに助かる。ちなみに歩くと宿から1時間ぐらいかかる。5時前に山行開始できた。
歩きやすい遊歩道を進むとすぐ甘露泉水に着いた。冷たくて美味しい水で水量も十分だ。700mlほどプラティパスに補給した。今日はほかにペットボトル1本とポットに湯を500ml入れている。すぐ3合目の標識があった。鴛泊登山口を1合目とすると早すぎる。起点は海岸なのかもしれない。
3合目のすぐ先にポン山への分岐がある。右に進み乙女橋を渡り、樹林帯の登山道を10数分進むと4合目の標識があった。標識には「野鳥の森」とも書かれている。ベンチがあり最初の休憩に良さそうだ。登山道の脇にはオニシモツケ、アザミなどの花が見られるがこのルートはハードなので、できるだけ下りに体力を温存するために花の写真は控えめにした。
少し周りの樹木の背丈が低くなり明るい登山道になると5合目に着いた。「雷鳥の道標」と書かれているが雷鳥に出会えるのだろうか。登山道には石が増えて歩きづらくなる。長官山が見えてきた。6合目は第一見晴で、鴛泊の街並みが見下ろせる。そこから10分程歩いたところに携帯トイレブースがある。木造のしっかりした構築物だ。7合目からが胸突き八丁と呼ばれるらしく傾斜がきつくなった。その途中でくりさんの調子が悪くなり引き返すことになった。昨夜の睡眠不足が効いているようだ。8合目は長官山と呼ばれる地点で、ピークではなく肩地形である。石碑があるが読めなかった。山頂が見えるが随分と遠くに感じられた。長官山から少し進むと下りになりホッと一息入れることができる。コルに避難小屋がある。小屋内を覗くと2段部分もありかなりの人数が入れそうだ。ただ、あくまで非常用で計画的に使用することは許されていない。だが、日の出を見るためや冬期の山行で計画的に利用している情報もかなり見受けられる。携帯トイレブースも2基あり、私は初めて使用した。「大」ではなく「小」なのだがしっかり密封して、さらに密封スタッフバッグに入れてからザックにぶら下げた。9合目の手前から樹林は完全に消えて日差しが直接降りかかってきた。登山道は荒廃が進んでいる。9合目の標識には「ここからが正念場」と書かれている。確かに崩落地に架かった木の階段はスリル感が増してくる。ロープが張られているのだがかなり劣化しており頼りないが、それを気休めに掴んで進んだ。直径50cmぐらいのゴム管に土を詰めてそれを階段替わりに使用している場所がある。これは良いアイデアだと思った。この荒れた登山道は花の宝庫でもある。たくさんの種類の花を見ることができた。ザレて足元が安定しない場所や岩場があるので花には集中はできない。山頂に着いた。狭い山頂は賑わっていて腰を下ろす場所もない。今日は晴天で風も弱い。この山は強風のため登頂を諦めることが多いらしい。私たちは極めて幸運に恵まれた登山者だといえる。少し下って休憩した。
下山は一気に進んだが、長官山への登り返しは疲れる。石の多い下りになった。上りでは心地よかった足裏で石を踏む感触が、下りではズシズシと骨に響いてくる。第一見晴台からは、次第に傾斜は緩やかになったのになかなか進まない。まだかまだかと何度も現在位置を確認した。なんとか甘露泉水にたどり着いたときは嬉しかった。冷たい泉水をたんまり飲んで、顔を洗った。野営場には携帯トイレ入れがあった。迎えが無いので車道を温泉場まで歩いた。ますます足裏に堪えた。
無事、温泉場に着いた。先に着いていたいたくりさんはすでに風呂に入って寛いでいた。温泉で汗を流し、冷水で疲れた脚を癒した。バスの時刻にはまだまだ時間があったのでタクシーを呼んで宿に戻った。疲れたので外食する気力は無く、夕食はコンビニ食で済ませた。

登山翌日は自転車で利尻島を一周した。失敗したのは半袖だったこと。強い日差しで日焼けしてしまった。途中で気付いて日焼け止めを塗ったが少し遅かった。仙法志で食事をして、昆布を買った。東海岸沿いを北上したが、結構アップダウンがあり、向かい風にも困ったが、一番堪えたのは尻痛だった。小さな振動もズンズンと響いてくる。ただ、この一周ではいろんな角度から利尻山を見ることができる。とりわけ西から見た山は右側が鋸のようになっているのは面白かった。

利尻山で見た花

タイトルとURLをコピーしました