<メンバー>たらちゃん ほか2名
<概要>1日目 駒の湯より越後駒ヶ岳 ピストン。大湯温泉 旅館泊。2日目 八海山ロープウェイ駅より大日岳、入道岳までピストン。
<天気> 1日目 晴れ 2日目 晴れ
<コース> 1日目 距離15.4Km 登り1847m 下り1848m 時間10時間37分
2日目 距離9.0Km 登り821m 下り829m 時間6時間26分
駒の湯温泉 04:56 – 07:32 小倉山 – 08:47 前駒 – 09:22 駒ノ小屋 – 09:42 越後駒ヶ岳 – 10:44 天狗平手前 – 11:48 駒ノ小屋 – 12:18 前駒 – 13:09 小倉山 – 15:23 駒の湯温泉
八海山ロープウェイ山頂駅 08:50 – 09:45 女人堂避難小屋 – 10:17 薬師岳 – 10:26 千本檜小屋 – 10:32 地蔵岳 – 10:42 不動岳 – 11:28 八海山(大日岳) – 11:56 入道岳 – 12:49 八海山(大日岳) – 13:25 不動岳 – 13:30 地蔵岳 – 15:13 八海山ロープウェイ山頂駅
小山を2時に出発し、関越道で魚沼ICから駒の湯に向かい、4時45分頃駐車場到着したがすでに数台停まっていた。登山口よりすぐ橋を渡りは、まもなく大きな熊のフンがあり、そこからしばらくは樹林の中の急登が続いた。木道は段差が大きく木の根の段差も大きいので、大腿に負荷がかかる。小倉山まではガスの中をひたすら多量の汗をかきながら登り続けた。急斜面では鎖のところあり登りはまだ良かったが、下りでは滑って仕方がなかった。小倉山に展望はなかった。その後雪渓が少しあったりして前駒あたりに出ると晴れてパーっと視界が開けて、駒ヶ岳とその周囲のゼブラ模様が見えてきた。登山道に一人中年男性が出血した下腿と膝を抑えながら横たわっていて、横で2人のハイカーが電話で救急要請の電話をしていた。「大丈夫ですか」と聞くと、横たわっている人は「大丈夫です」、電話をしていた女性のハイカーが「今連絡したので大丈夫です」というので、我々は先に進んだ。夏道と雪があるルートは違うようで、雪渓を渡って指示通り進み駒の小屋の手前の岩場の急登を登り切り、駒の小屋に到着。管理人はいないようで、じゃんじゃん出ている冷たい雪解け水を「甘露 甘露」と言いつついただいた。トイレはバイオトイレで自転車を漕ぐタイプだった。便器の前の方が浅いので男性は気をつけないと体の一部が着地して気持ちが悪い。山頂まではやや急な雪渓が出てくるが、登りはつぼ足で問題なく登頂した。ランチタイムはジェットボイルでお湯を沸かし、セブンイレブンのゆず塩鶏白湯うどん、微妙な味。数人のハイカーがいて、怪我人の話も出た。360度の展望で、中の岳避難小屋が見えて、荒沢岳の尖った山容や明日登る予定の八海山の鋭い8峰もしっかり見えて、皆しばらく写真を撮りまくった。一休みして、このまま下山ではもったいないねということになり、中の岳方面へしばらく進んでいった。諏訪平を過ぎて天狗平に向かう尾根が細尾根で急な下りであったので、ここから引き返した。駒の小屋に向かう途中、怪我人を救助に来たドクターヘリの真っ赤な機体が轟音と共に現れて、怪我人がいる上空でホバリングを始めた。しばらく見ているとそこから救助隊員がロープで降りてきて、その後ヘリは現場を離れて、山の周囲に旋回を始めた。写真を撮っていると、ヘリが現場に戻ってホバリングを始めて、怪我人とともに救助隊員がヘリに戻って、魚沼市街地方面へ飛んでいった。遠くではあったが、山中でドクターヘリ救援現場を見たことはなかったので、ありがたいことだと改めた思った。駒の小屋手前の雪渓の下りは短かったが、軽アイゼンで下りた。駒の小屋には管理人さんが到着して、ザックには根曲がり竹をたくさん背負っていた。「今晩のおかずにする」と言っているので、「どう調理するのですか?」と聞くと、「煮物とかきんぴらとか」と答えてくれた。下山はとにかく滑るのでストップに気を使いながら行くと、皆大腿や膝に負担がきて疲れてくる。こんなに下りは長かったっけと言いつつ、途中休みを入れながら怪我をしないように下った。あまりの暑さに熱中症にならないように、とにかく飲む水の量は半端なかった。登山口では気温は35℃くらいでたまらない暑さ。宿泊先の大湯温泉はすぐそばで、ああついたと思ったら、異様に道が細くクランクなどもあり、「何気にここが今日一番の核心部だね」と連れが言っていた。旅館はなかなかこだわりの作りとなっていたが、温泉自体はこんなものかという感じであった。料理は蛤の酒蒸しが一番のご馳走であった。瓶ビールとスパークリングワインで大いに盛り上がった。温泉に朝入った後に、連れの一人が「なんかここにマダニが噛んでない?」と右の脇の下を見せると、なんとマダニがいるではないか。宿でどこが救急病院で近いですか?と聞いたら「魚沼基幹病院です」と言われ、検索したら26分で到着するので、車の中から病院に今からかかりたいと連絡して行ってみると、田んぼの中にどかんと大きい病院だった。救急患者は他にいないので30分かからずに診察室へ案内され、救急医、研修医がいて、マダニを取った経験のある外科医を呼んでいた。程なく外科医が現れると、救急医は外科医に言われるがままにマダニリムーバーと呼ばれるプラスチックの簡単な器械を、マダニの頭と皮膚の間に突っ込んで、時計方向に回転させて見事にダニは口器を皮膚に残さずに除去された。噛まれている時よりも、取られるときとその後は痛かったらしいが、皆でホッとして八海山に向かった。病院からは25分くらいで何気に近かった。八海山はなんとこの日が山開きの日で混むのが予想され、鎖場で渋滞は?と不安になりつつ八海山ロープウェイ駐車場到着。それほど混んでいなかった。8時40分発に乗る前に、切符売り場で売っていた凍った魚沼の天然水のペットボトルを買って乗り込んだ。往復2400円で7分で700メートル高度を上げてくれるのだからありがたい。山頂駅前にある鳥居の前で頭を下げてから登り始め、しばらくは平坦な道が続き、九十九折りに登ってゆくと、綺麗な沢と水場があり美味しい水を汲んで避難小屋に到着。薬師岳までには長い鎖場があり、薬師岳到着。ここから地蔵岳、不動岳とそれなりの鎖場の昇降があったが、白川岳から大日岳にかけての鎖はほぼ垂直に近い長いもので、落ちればおそらくタダでは済まないところの連続であった。幸い誰も来ずにすれ違うこともなく、待つこともなく我々だけで通過できた。戸隠よりもここの方が危ないであろうと感じた。大日岳を過ぎて入道岳までは危険箇所は少なく、到着してランチとなった。ジェットボイルでお湯を沸かし、日清カップヌードルシーフードビッグで定番の旨さであった。山頂からは中の岳、昨日登った駒ヶ岳、そして荒沢岳、巻機山、遠くには平ヶ岳、燧ヶ岳も見え素晴らしかった。30分ほどでピストンで元の道を行く(巻道は残雪多く危ないとどこでも言われたので)。往路よりもわかっている分恐ろしさはないが、あまりの暑さに熱中症気味となり、塩分をとりながら休み休み進んだ。避難小屋に到着した時には本当にホッとした。往路で汲んだ冷たい水場では、頭ごと沢にツッコミ、じゃぶじゃぶ顔を洗うと本当に気持ちよくそこから体調も戻った。山頂駅に着いて15時20分発のロープウェイに乗って無事に車に到着した。小山に着いたのは18時30分頃であった。





















