<メンバー>たらちゃん 他1名
<概要>中房温泉より大天荘テント泊。予定では翌日蝶ヶ岳までのはずであったが、大天井岳の前日の冷たい雨でテントが凍りシュラフ他も濡れてしまったので、変更し、常念岳から三股に下山。
<天気>1日目 晴れ のち ガス のち雨 2日目 晴れ
<コース>距離21.8Km 登り2262m 下り2443m 時間17時間01分
1日目 中房温泉登山口 06:00 – 06:28 第一ベンチ – 06:56 第二ベンチ – 07:29 第三ベンチ – 07:59 富士見ベンチ – 08:34 合戦小屋 – 10:06 燕山荘 – 11:07 蛙岩 – 13:14 喜作レリーフ – 14:01 大天荘(テント泊)
2日目 大天荘 06:00 – 06:09 大天井岳 – 06:24 大天荘- 08:58 常念小屋 – 10:34 分岐 – 11:20 前常念岳 – 14:01 三股駐車場
小山を1時に出発し穂高駐車場に4時過ぎに到着。すでにそれなりに駐車場は埋まっていた。4時40分穂高駅発中房温泉行きのバスの列に並ぶが、我々は2台目のバスの補助席で(連れはこれで登山開始時にはまだ嘔気が残存)行くことになり、背もたれはないわ、ザックを自力で起こしておかなければならないわで、中房温泉に着くまでに体力を消耗した。中房温泉にはものすごい数のハイカーがひしめいており、うわ、この中登るのかとうんざりした。合戦尾根は急登ではあるが、登りやすい登山道で、人が多いので抜きつ抜かれつが激しい。合戦小屋を過ぎて燕山荘が見えてくるあたりからやや心拍が上がり始め、燕山荘前の階段のところまで行くのに息を切らしながら登る始末、体力が落ちている(体質が変化したのか、数キロ痩せて筋肉も落ちてしまったのか)。燕山荘で休んでから大天井岳に向かう頃には安曇野側はガスで見えない状態であった。槍ヶ岳方面は綺麗に見えており、パノラマ街道の醍醐味は満喫しつつ進んでいった。しかし大天井岳に登り始めてからは脈拍が120を休んでもきれない状態となり、酸素飽和度も85という低い数値で、どのくらい休んだのかわからないくらい休憩を入れながら、九十九折りの登山道をヘロヘロ登って行った。途中からはガスに包まれて先があまり見えない状態となった。大天荘まで500mの看板が出てきてなんとか休まずに登ろうとしていたが、400mの看板が見えて、まだ100mしか来てなかったのかと落ち込んだ。休み休み行くと300mがなくて200mの看板が出てきた。ここからははあはあ言いながらなんとか大天荘到着。すでに良い場所はテントが張られていて、やや斜めのところにある場所の石をどけていたら、急にみぞれが降ってっきて、冷たい雨に変わり急いでテントをはるも私も連れも濡れてしまい、テントの中でブルブル震えながらシュラフに潜り込んだ。当初の予定では大天荘名物インドカレーとナンを食べるつもりだったが、それどころではない。息を切らしている上に寒かったのでカレーはとても口にできる状態でもなかった。しばらくじっとして雨が上がるのを待った。通雨のものではなくしばらく降り続き、雨が止んだ頃には夕食を作らねばならぬ時間で、結局テント内でお湯を沸かしアルファ米やビーフシチューの素などで済ませた。6時頃には就寝したが、私は疲れているのに眠れず、熟睡せぬまま3時40分頃シュラフから少し這い出た。隣のテントは4時頃に撤収しているので物音で寝てもいられなかった。マルタイラーメンを作り外に出てみるとご来光の時間が来て、テント場でご来光。大天井岳まで10分足らずで登る。ここからの景色は格別であった。テントはバリバリに凍りつき、氷の破片が床に落ちて色々濡れた。テントも水分を含んで重くびしょ濡れで、この日の蝶ヶ岳ヒュッテでのテント泊は諦めたのだった。計画は常念岳直下の三股への分岐を前常念経由で降りることに変更。天気よく昨日の息切れが嘘のように思い通りに足が動いた。槍穂が澄んだ空気の中、絶景であった。常念小屋を見下ろせる場所まで来るとガスが寸前まで起こっていた。常念小屋で休んでコーヒー飲んでパンを食べていると、隣のカップルと違うソロのお婆さんが手を組んで「常念岳まで空身でピストンして、一ノ沢からタクシーで降りませんか」と話しているのが聞こえた。崩落地点より手前まではタクシーが来てくれるようで、電話をしていた。我々はどうするか連れと話したが、予定通り前常念経由で三股に下りる事にした。常念岳への登りは苦しくならず淡々と九十九折に登って行った。常念岳へのすぐのところに分岐があり、そこから前常念岳目指して大きな岩の段差など岩場の連続で、ストックをたたんで慎重に行った。昨年はここをテント泊装備で登った時にはバテて岩の上でひっくり返っていたのを思い出した。なんとか岩場をこえて樹林に入ったが、それなりに急なので木の根に何度も滑った。三股登山口にはジュースやビール、コーラを特に多く冷やした出店が出ており、僕はビー玉の入った昔ながらのラムネ、連れはCCレモンを買って飲みながら駐車場まで15分歩いた。タクシーを予約していたが、すでに15分予定より早かったのにいたので助かった。タクシーのおじさんの話を聞きながら穂高駐車場まで七千円くらいであった。









