<メンバー>たらちゃん 他1名
<概要>飯豊山荘より丸森尾根経由 朳差岳ピストン。頼母木小屋泊。計画では門内小屋から北俣岳にピストンする予定であったが、あまりに前々日より多忙で睡眠が取れていなかったので、朳差岳に絞って変更
<天気>1日目 雨 のち ガス のち時々晴れ 2日目 ガス 時々はれ のち 晴れ
<コース>距離18.6Km 登り2341m 下り2347m 時間12時間02分
1日目 飯豊山荘 09:29 – 12:41 丸森峰 – 13:57 頼母木山 – 17:22 頼母木小屋 (小屋泊)
2日目 頼母木小屋 05:25 – 05:51 大石山 – 06:25 鉾立峰 – 06:54 朳差岳 – 06:59 朳差小屋(休憩) – 07:50 鉾立峰 – 08:50 頼母木小屋(休憩)- 09:31 頼母木山 – 10:24 丸森峰 – 11:15 夫婦清水 – 12:27 飯豊山荘
小山を4時40分に出発し飯豊山荘に9時過ぎに到着。前々日7時間の長時間手術ののち当直し、前日金曜日も朝から外来をやり、昼に転院の患者のために救急車に乗って、帰院後また手術を行い、アドレナリンが出まくりでその夜もほとんど寝ていない状態で寝ようと睡眠薬を増量して寝たが、これが仇になり、朝はフラフラであった。当初は私が運転するはずであったが、あまりに言動がおかしかったらしく、連れの車で私は寝ていくことになった。途中コンビニで買ったものすら覚えていない始末であった。飯豊山荘から小雨が降っており、樹林帯なのでびしょびしょにはならなかったが、ガスと蒸し暑さで心折れそうになりながら、丸森尾根の急登(滑って危ない箇所かなりあり)をそれなりのペースで登ったらしい(あまり記憶にないが、つれが言うにはそれなりのペースだが休憩も多かったとのこと。)。丸森尾根分岐ぐらいになると、ガスも取れてきて、紅葉した背の低い潅木やら草原が出現し、まさに覚醒した。なんと見事な紅葉であろうか。また頼母木山に近い登山道で一輪のイイデリンドウ(写真を確認してみて間違っていたらごめんなさい)を見つけて儚い一輪だけの花がいじらしかった。昨年、一昨年は裏岩手縦走路や焼石岳で期待していたが残念な結果に終わった東北の紅葉を3度目の正直で見ることが叶った。分岐から頼母木山までゆっくりと景色を楽しみながら進んで、ガスの中に小屋が見えてきた。途中すれ違ったハイカーの方に「小屋は混んでいますか」と尋ねたら「それなりにはいるね」と返事があったので、スペースがあるか心配であったが、1階は埋まっていたが、2階には誰もおらず、ここで寝床の用意をした。夕方には外のテーブルを使っている人がいなかったので独占で夕食を楽しめた。冷凍の大きなエビとシーフードがちょうどよく解凍されており、これをオリーブオイル漬けムール貝と塩、胡椒でフライパンで炒めた。定番の旨さであった。ここにパスタを茹でて、ガーリックトマト味のパスタの素を加えて完了。完璧山飯であった。350mlサワー缶3本を持って上がったので、これを平らげた頃には、夕日が沈む時間となり、粟島が雲海の中に浮かんでいて、朳差岳もガスが取れて綺麗に見える、神の如きAbendrotであった。結局2階は私たちだけしかいなくてそれは良かったのだが、1階の⚫️潟県出身のおっさん数人とガイドツアー(ガイドは中年の男、ツアー客は中年から老年の女性数人)の話し声があまりに大きく、酔っているので「ガハハハ」と笑い声が凄まじく全く眠れそうになかった。ここで私の連れが「静かにしてください、耳栓していても全く眠れません」と言ったところ、静かにはなった。なったが、ガイドと思われる男は「それは小屋番に言えばいいだろう」と言ったり「まだはええだろうよ」とが⚫️潟のおっさんが言ったり、全くマナーのない人々であった。なんとかそれ以降は眠ることができて、翌朝朝朳差岳に向けて出発した。ガスの中であったが徐々にガスも取れてきて、大石山を過ぎ鉾立峰をすぎて4人のハイカーとすれ違った。朳差小屋に独占で泊まっていたとの事。羨ましい限りであった。朳差岳山頂はガスで日本海はおろか全く周囲の景色はなかった。小屋でファミリーマートで買った横浜家系豚骨醤油味のカップラーメンを食べたが、僕には今一の味であった。また頼母木小屋に戻る途中からガスが取れて涼しい秋風と共に日本海と街並みが見えてきた。もう少し早くガスが取れていてくれたら、山頂からもあの美しい景色が見られたのに。小屋につくとまだすれ違った4人組が休んでおり、これから梅花皮小屋に今日は泊まるとのこと。郡山からに方々であったが、中に一人栃木県茂木町出身の女性がおり、我々が小山から来たことを伝え「茂木といえば棚田、源太饅頭、なんか有名ですよね」というと「ツインリンク茂木はありますよね」と言われて、ありますと。そこからザックを回収し、分岐まで戻る途中の景色は前日よりもさらに輝いていた。まさに風の谷のナウシカの最後の黄金色の草原のようで(青い衣を着た。。。)のおばばが話しかけてくるようであった。下山はそれほど濡れていなかったのか、昨日懸念したほどの危険度はなかったが、急登でトラロープなどもないので木を掴んで後ろ向きになって降りねばならぬところ多数あった。もう駐車場が見え始めた頃「ぎゃーつ」ともの凄い叫び声と森の中に素早く動くものが見えて連れが「クマスプレー持ってる?」と聞いてきたので。すでに準備しており「あるよ」と答えた。数秒後私の数メートル先を大きな猿が横切って言った。猿にしてはなんで叫んだんだろうと思ったら、連れは「クマが2頭いて一頭は木に素早くよじ登り、もう一頭は私たちの登山道近くを逆方向に走った。それほど大きくはなかったから子グマかもしれない」と言ったので、私には見えなかったが、おそらく大きな猿と親子のクマが遭遇してしまったのかなと推察して、その頃には駐車場についていた。私たちの後に1組のハイカーがいて、駐車場にその方々と思われる叫び声が聞こえて、少なくとも私たちが着替えて車を出すまで下山してこなかったので、クマと遭遇してじっとしていて身動きがとれなかったのかなと話した。帰りはスムーズに小山に18時頃到着した。















