2024.07.13~15 裏岩手縦走路

<メンバー>たらちゃん 他3名
<概要>八幡平より焼走り登山口まで縦走。2泊三日避難小屋泊

<天気>1日目、2日目とも晴れ のち 曇り 3日目 曇り

<コース>距離36.4Km 登り1867m 下り2843m 時間18時間51分

<日程>1日目 八幡平レストハウス 08:33 – 08:58 八幡平 – 09:20 八幡平レストハウス – 09:35 裏岩手連峰登山口 – 畚岳 – 10:50 諸桧岳 – 11:33 前諸桧 – 12:21 瞼岨森 – 12:56 大深山荘 (泊)
2日目 大深山荘 03:40 – 04:19源太ヶ岳 – 5:52小畚山 – 6:56三ツ石山 – 07:25三ツ石山荘 – 08:10 大松倉山 – 09:32 犬倉山水場 – 10:24 姥倉山分岐 – 11:00 黒倉山分岐- 11:13 切通 – 12:12 御花畑コース分岐 – 13:59 不動平避難小屋 – 15:05 岩手山(薬師岳) – 15:41 平笠不動避難小屋 (泊)
3日目 平笠不動避難小屋 05:48 – 07:09 第2噴出口跡 – 08:14 焼走り登山口

<詳細報告>小山を1時に出発し、休み休み東北道を北上。栃木県内は星も出ていたので、天気はいいと思いきや、福島県から宮城県は厚い雲とガスで天気予報が外れたかと思いつつ松尾八幡平ICに到着。当初の予定で焼走り登山口に下山してからタクシーを呼ぶ予定であったが、計画を変更しタクシーを1日目の朝に呼んで八幡平に移動したほうが効率が良いので、呼んでみたところドンピシャのタイミングで焼走り登山口駐車場に来てくれた。タクシーの運転手さんが、ガイドよろしく、昔の硫黄鉱山の影響で木が生えていなかったことなどを説明してくれた。八幡平までは9600円。2年前紅葉時期に訪れた時には天候不良で八幡平には行かなかったので、今回は初めに八幡平にまず行って、ガマ沼などを見て、いよいよ裏岩手縦走路に突入。畚岳に登りさらに先に進む。基本的にはそれほどのアップダウンのない道ではあるが、日帰り装備とは違うので、ゆっくり歩いた。前回はガスで周囲がよく見えなかったが、森また森の素晴らしい景色が縦走路より見えて気分良く先に進んだ。地元の人?が綺麗に刈り払いをしている横を通り過ぎたのだが、「人に会っていないのですが、今日は少ないのですか」と聞いたら「天気が良くてたくさんの人がすでに通り過ぎたよ、小屋はすごいことになってるんじゃないかな」と返答あり、避難小屋の確保が厳しいと諭された。これが後々のばてる原因になるとは思っていなかった。嶮岨森付近はやや岩場で細尾根になっており、ここからの景色は池塘あり、ゴルフ場のグリーンのようなひらけた所も見えて、東北の山深い中のオアシスのような感じがした。ここで休憩し、大深山荘に向かった。スペースがあることを祈りつつ、到着するとなんと誰もいなかった。当初の予定では三ツ石山荘に宿泊予定であったが、ここで確保できるなら、明日は長い行程になってもいいよね ということでここでスペースを確保して、水場へ降りると見たこともないくらいの日光キスゲの群生地であった。水はとてつもなく冷たく美味しい水だった。次に到着したのは青森黒石市より来たという巨漢の青年であり、この人は付近の藪にいきなり熊のように入っていきガサガサにて出てくると、数本の細い熊笹?を握っており、「たけのこです。これの先を焼くとプシューって音がしてうめえんです」とまんま 青森のりんご屋です と小さい頃近所に来ていたりんごやのなまりと一緒のなまり炸裂で、夕食時にはそれを生で食べさせられた女子メンバーもいて「美味しいですよ」と言っていたが、どう見ても熊なら生で食えるがヒトが生で食うものかと思った。この日の夕食メニューはムール貝のオイル付けをフライパンで焼いて、さらにベーコンを焼いた。たけのこお兄さんにもお裾分けするとこんなうめーもんを山で食ってるんだスカ とニコニコ顔であった。僕は缶ビールと缶サワーを合わせて7本担いできたので、小屋到着時に3本と残り4本をそこで投入。まだ冷えており美味かった。そこにカルボナーラパスタを和えていると、次から次へと登山者が小屋に入ってきて、とうとうキャパを超えて、それらの人々は外のデッキや室内の土間に寝る始末であった。こんなに混んでいるのなら三ツ石山荘に夕方到着した我々も同じ目にあったろうと話しながら、初めに確保できてよかったねとメンバーといいながら、就寝したがどうにも寝付くことができず、とうとう全く眠らないまま一夜を越した。2日目は3時40分に小屋を出て、荷物をデポして源太ヶ岳に向かった、見晴らしが良いが、岩手山は雲に覆われており全貌は見えなかった。小畚山はぽこんと突き出た山で、見晴らしよく、ここで朝食とした。マルタイラーメンの宮崎辛麺と瀬戸内レモンとんこつで結構二つとも好評であった。三ツ石山は前回強風雨で紅葉どころか、周囲もよく見えない中とりあえず登頂だけしてきた山で、今回は全貌が見えて、ここは紅葉したら素晴らしい眺めだろうと想像した。紅葉時期には中国人や台湾人などインバウンドの人々がわんさか訪れるとたけのこ兄さんは話していた。ここから三ツ石山荘に向かった。窓が大きい。池塘の中に佇んでおり、なんとすれ違った登山客にここに泊まったひとがいて聞いてみると「6人しかいなくて快適でした」と話して「ええ〜、昨日ここまで来れたじゃん」と勝ち組だと思っていた我々は実は負け組だったのかと話しながらその先に向かって大松倉山を過ぎたあたりから、私は熱中症と睡眠不足とそして全くトイレで出ないのとで、三重苦の状態となっており、スピードが極端に遅くなり皆に迷惑をかけ始めた。塩分を取ったり、休み休み進んだが、どうにも鬼ヶ城に行く気力がなく、御花畑経由で岩手山を目指すことになった。切り通しまでの中でトイレがしたくても出ないのに苦しみ、なんとか御花畑に突入。ここから不動平避難小屋までは、本当に気力を振り絞っての登りとなった。メンバーにガス管、フライパン、鍋、水などを分けて持ってもらって、ようやく九号目不動平避難小屋に到着。ここで冷えた小屋で少し休み、メンバーの一人が八号目避難小屋に水を汲みに行ってくれた。話を聞くと、1日目、2日目とも超満員の人で、1日目に至ってはあまりに消灯時間を過ぎてもうるさいので小屋番さんが「静かにしてください」と怒鳴ったらしい。ここはそれを予測して平笠不動避難小屋を宿泊地に決めておいて正解だった。そこし休んで気力が戻ったので岩手山に登頂。やっときたかと安堵した。登頂している人もわんさかおり、北東北しか天気が良くない3連休とはこんなものかと思い知らされた。そこから避難小屋までは30分かからずに到着。トイレの匂いとハエには閉口したが、我々の他には2人しか泊まるひとがおらず、静かなのはよかった。夕食のメニューは飛騨牛のハンバーグとsmall twistシリーズの坦々味のフォーであった。全く酒は飲まずに寝ると決め、この日は早く私が寝られるように皆が気を利かせてくれており、睡眠剤をたんまり飲んで、私が寝た後に皆が寝たとのことであった。夜に1回目を覚ました以外は十分な睡眠をとることができて、朝は体力が復活していた。朝食後下山は急ぎではなくゆっくり降りても8時30分くらいには車に到着した。まずは温泉と焼走りの湯は近かったがあいているわけもなく、盛岡までは先に帰り始めようと高速に乗り、繋ぎ温泉を目指した。日帰り風呂のあるホテルは立派で、温泉も素晴らしく、人もほとんどおらず、汗を流した。昼食は冷麺と決めていたが、近くの 髭 という名の店が恐ろしく混んでおり23番目と11時開店時に言われたので諦めて、インターに近い ヤマト という名の店に入った。冷麺と牛肉ピビンバ、そして私はピビン麺も追加で頼めるほどに回復していた。味は素晴らしかった。そこから東北道をまた6時間かけて小山には18時に到着した。体力不足をさらに自覚した山行になった。

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