<メンバー>じんじん
<概要>
扇沢から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳をピストンしました。初日、中日は小雨・曇の中静寂な山歩きを満喫しました。最終日は晴の中絶景を楽しみながら華やいだ山歩きを楽しみました。
<07.11天気>小雨・曇
<07.11ルート数値>距離5.7km 累計高度(+)1,123m (-)100m 所要時間4時間35分(休憩込み)
<07.11行程>扇沢バスターミナル11:15~11:30扇沢出合登山口~13:20駅見岬~15:50種池山荘(泊)
<07.12天気>小雨・曇
<07.12ルート数値>距離9.4km 累計高度(+)916m (-)969m 所要時間9時間10分(休憩込み)
<07.12行程>種池山荘5:50~6:45爺ヶ岳(南峰)~8:40冷池山荘9:00~10:30布引山10:40~11:40鹿島槍ヶ岳12:00~13:35布引山~15:00冷池山荘(泊)
<07.13天気>晴
<07.13ルート数値>距離11.0km 累計高度(+)646m (-)1,640m 所要時間8時間50分(休憩込み)
<07.13行程>冷池山荘6:00~7:50爺ヶ岳(中峰・南峰)8:50~9:40種池山荘周辺11:20~13:30駅見岬~14:35扇沢出合登山口~14:50扇沢バスターミナル

柏原新道 
冷池山荘~布引山 
雷鳥 
布引山~鹿島槍ヶ岳 
鹿島槍ヶ岳頂上 
鹿島槍ヶ岳頂上から立山・剱岳 
鹿島槍ヶ岳頂上から五竜岳 
鹿島槍ヶ岳頂上から布引山・爺ヶ岳 
冷池山荘での日の出 
鹿島槍ヶ岳 
爺ヶ岳 
種池山荘
<07.11詳細報告>
梅雨期、大雨警報のニュースが続き天気予報ばかり気になる日々を過ごしたが天候次第では長野観光に切り替えるつもりで小山を出発する。10:45扇沢バスターミナルに到着。黒部ダム行きのターミナルで外国人観光客が改札待ちで賑やかな中ベンチでおにぎり等エネルギー補給する。小雨の中上下レインウェアを着て扇沢ターミナルを出発する。扇沢の橋を通過する際濁流の轟音が耳に響き、天候によっては途中で引き返す事も考えながら登山開始した。柏原新道登山口から登りが続くがよく整備された登山道で非常に歩きやすい。一方高温多湿の中レインウェアを着ているため蒸せて汗だくになり小休止をこまめに取りながら歩いた。幸い雨が止んだのでレインウェアを脱ぎ快適になる。所々沢状になった登山道を注意ながら歩く。駅見岬を過ぎた後一瞬岩小屋沢岳方面の雪渓が見えて気力が湧いてきて引き返す事は薄らいできた。扇沢の轟音が遠のいてきた頃小鳥の囀りが心地良く聞こえてきた。登山道の小花を見ながらガスの中ではあるが気持ち良く歩いた。黄金岬を過ぎると急にガラ場注意の看板があり左側は雪渓、右側は落石に注意しながら慎重に歩き沢を渡渉してガラ場を通過した。種池山荘へ向かう最後の急登鉄砲坂に差し掛かる頃雨が降りだした。熊出没注意の看板があり上着を着て熊鈴を右手で勢いよく鳴らしながらひたすら登ると、やっと眼前に種池山荘が見えてきた。山荘のスタッフの「お疲れさまで~す」の元気良い声が聞こえてきた。本日登山開始してから初めて人に会った。受付すると本日の宿泊者3名との事で10名部屋を個室として利用して良いと言われ、ゆっくりのんびりくつろげて快適だった。今週末から宿泊客の予約が多いらしい。
夕飯は50歳から登山開始し青森百名山、東北百名山、都道府県最高峰を踏破後、日本百名山のtop50座を挑戦しているという津軽弁の72歳の方と山荘のスタッフと雑談する。
<07.12詳細報告>
小雨が降ったり止んだりしているので山荘のスタッフに相談する。天気予報は判らないが雷雨だけ気をつけてくだいとのアドバイスを頂き、下だけレインウェアを着て出発する。ハイマツの中に所々ハクサンシャクナゲが咲いている登りが続き爺ヶ岳南峰に到着。山頂から360度の絶景を楽しみにしていたが殆ど見えずとても残念な気持ちとなる。山頂から下る途中二人組の女性と出会う(本日の登山中に出会った最初で最後の人)。雨の登山は経験が少ないので良い訓練と思いガレ場・ザラ場が続く中歩幅を小さくして冷池山荘を目指す。冷池山荘に到着しザックを軽量化する。山荘のスタッフから雷雨と鹿島槍ヶ岳の南峰から北峰は注意するようにアドバイスを頂き、弱雨の中出発する。暫くお花畑が続いていたが次第にハイマツに変わり楽しみがなくなり熊鈴を強めに鳴らしていると目の前に雷鳥のペアが現れた。雷鳥はまるで私を先導するかのように暫く歩いて逃げていった。布引山に到着しエネルギー補給していると先程の雷鳥のペアが山頂に現れた。高山植物を美味しそうについばむ姿が可愛らしい。布引山から鹿島槍ヶ岳まではガレ場・ザレ場が続き浮石、滑りに気を配りながら登り続けやっと鹿島槍ヶ岳南峰に登頂する。ちらし寿司弁当を食べている間に幸いに雨が止み、雨上がりの立山、剱岳、五竜岳等の絶景が心にしみる。軽量化の一環でカメラを山荘に置いてきたことを少し悔やみつつスマホで山々を撮影いていると上昇気流が瞬く間に広がってきたので下山することにした。布引山近辺では雲の上に浮かぶ槍ヶ岳等景色、その後はお花畑を見ながら歩いて冷池山荘に到着する。下駄箱とスリッパに番号がついていて登山靴を間違えないように整備されていて安心した。本日も宿泊者8名と少なく個室状態で宿泊できとても快適だった。
<07.13詳細報告>
4時起床。カーテンを開けて外を見ると雨は降っていない様子なので今回まだ一度も使っていないカメラを持って山荘のベンチで日の出を待つことにした。待つこと約30分、雲の隙間から柔らかな太陽が見えてきた。5時の朝食まで幻想的な景色を眺めた。昨日は爺ヶ岳中峰をパスしたのでまずは中峰を目指して出発する。中峰で小休止する。360度展望が非常に良いが雲が多いのが少し残念である。南峰で小休止してカメラ撮影していると種池山荘方面から爺ヶ岳に向かう人が次々と現れる。山頂が混み合ってきたので種池山荘へ向かう。登り優先で何度も道を譲り立ち止まる。「今日はさいこーですね」と声かけてくる山ガール、「登山は辛いが達成感がある」と皆で納得しあう若人、「景色に見惚れて進みが遅いです。あの山の名は?」と尋ねてくる人等昨日までの静寂な登山から華やかな登山に変わる。種池山荘に着くとベンチは満席状態で時間も余っているのでテント泊先の花畑へ直行する。鉢ノ木岳方面となるがこちらには誰もいない。木陰の登山道を下ると草原の稜線となり急に暑さが強く感じられお花畑の看板を見つけて暫く歩いた後直ぐ引き返す。この頃から少しバテ気味になる。種池山荘に戻りちらし寿司弁当を食べ550円のポカリを買う。ピザを食べたかったが順番待ちだったので下山することにした。ここからは下りの連続となるが次第に膝中心に脚が重くなり小股でゆっくり歩く。一昨日は所々沢となっていた登山道も今日は沢化した箇所はなく代々登山道を整備して頂いている方々のお陰でとっても歩き易い。私にとっては一つ一つの置石が安心して足を踏めるように配置されているのでとても助けられた気持ちとなる。一昨日はガスの中ひたすら歩いたが今日は種池山荘や岩小屋沢岳方面の山々が良く見え扇沢の沢の音も快く感じた。扇沢ターミナルに到着し「破砕帯のおいしい水」をがぶ飲みして登山終了した。