山行記録詳細ーその2 (H28年度:'16年度ー上期)

山行記録詳細-その1へ  山行記録詳細-その2(下期へ)
                                                  山岳会Topへ
9/25   安達太良山(市民ハイク)    
9/17  川苔谷逆川・奥多摩(沢登り)  9/18   安達太良山(バスハイク下見)  
9/5   大嵐山 (南会津) 9/10〜11  谷川・馬蹄形縦走 
9/3〜4    大滝沢(沢登り)  9/3〜4    自然保護委員総会 
8/19〜21   白馬三山  9/1〜3    笠ケ岳
8/17〜19  爺ケ岳・鹿島槍ケ岳  8/18〜20   薬師岳   
8/11    日光白根山  8/11〜14  赤木沢〜黒部五郎岳   
8/5〜6   飯豊山その2  8/8〜11   白峰三山その2  
7/30    東黒沢(沢登り)  8/4〜6    飯豊山その1  
7/22     平ケ岳  7/28〜31   白峰三山その1  
7/22〜23  空木岳   7/24     桜沢(沢登り) 
7/18   安達太良山 7/16〜19  利尻岳、礼文島  
7/16〜17 シンナソー沢、軍刀利沢(沢登り)  7/16〜17 国師ケ岳、金峰山 
7/10〜12   燧ケ岳・尾瀬沼  7/16〜17   塩見岳  
6/26    宿堂坊山  7/2〜3    雲取山  
6/9    天狗岳(八ケ岳)  6/18    浅草岳  
5/21    燧ケ岳  5/28〜29 杉田川(沢登り) 
5/15    白毛門(谷川)  5/15   高倉山(新潟)  
5/15    日留賀岳  5/14   袈裟丸山  
5/5〜6   越後駒ケ岳  5/1〜3 鳥海山(山スキー)   
4/29〜5/1  涸沢  5/2   鳴神山(桐生) 
4/29  地蔵岳南尾根(鹿沼)  4/30   諏訪山(群馬・上野村)
4/20  坂戸山(六日町)  4/23〜24 月山・品倉尾根(山スキー)  
4/3   朝日岳・東南稜 4/16   燧ケ岳(山スキー) 


 9/25   安達太良山(市民ハイク)  記:「みつまん」 
 
雲海が消えて阿武隈山地が見えた  山頂広場の賑わい  尾根に風は無かった   
 小山5:00-8:10奥岳登山口8:40 - RW頂上駅(8:50-8:55) -山頂広場(10:25-11:00) - くろがね小屋(12:05-12:30) - 14:15奥岳登山口天気:晴れ

当初予定の蔵王は大雨の影響で道路崩壊により急遽安達太良に変更した。安達太良の下山ルートも塩沢温泉コースを下見の結果、各所で沢を渡る橋が流され危険なため、馬車道コースに変更。

ロープウエイへの道路も、岳温泉東側で土砂崩れがあったらしく、通常の道が通行止めになっていた。バスは南に大回りして岳温泉に入ったが、奥岳登山口へはなんとか8:10頃には到着できた。

自動車道から見た安達太良山は雲に隠れていたが、登山口に着くと快晴だ。雲海は低く立ちこめていた。雨続きで足下は悪い。木道は滑り、水溜まりも残っている。分岐手前で休憩。標高1500mを過ぎて振り返ると、雲海は消えて阿武隈山地が望めた。久しぶりの好天の為か登山客は多い。

頂上まで長い列ができていた。山頂広場で大休止。希望者のみ「乳首」に登るが参加者の大半が登ったようだ。「乳首」登りの鎖場で大渋滞。一方通行を厳守した方が良さそうだ。弱々しいハシゴを使って反時計回りに下ることができる。頂上から牛の首への尾根は嘘のように風が無い。沼の平の異様な光景もしっかりと見ることができた。

くろがね小屋経由で奥岳登山口に戻った。ショートカットの旧道は足下が安定しないのであきらめて、馬車道で戻ったが、石の敷き詰められた道は参加者だけでなく会員の脚にも堪えたようだ。

大きなトラブルもなく無事、市民登山教室を終了することができました。バスの中の講義は「ひなぎく」さんの「自然保護」の話でした。


 9/18   安達太良山(バスハイク下見)  記:「みつまん」
 安達太良山塩沢ルート下見報告   <メンバー> CL「おかちゃん」、「かずちゃん」、「ながおか」、「みつまん」

9/18に雨の中、下見をしてきました。結論として、バスハイクのルートとしては大雨の影響が多大で無理なようです。
その報告を致します。
木製スノコ崩壊落下リスク大 足場に岩を置いて渡渉  壊れて残骸が片方に  丸木橋  アルミ橋、壊れて片方に   
1.ルート概要 塩沢登山口から くろがね小屋まで、湯川渓谷沿いのルートです。 6回の渡渉があります。 コースは30の地点に分けて看板が付いています。それから判断するとかなり整備されていたルートといえます。

塩沢登山口が1/30で、くろがね小屋が30/30です。 最近の大雨などで橋の流出などの情報がありました。 今回の下見では「おかちゃん」夫妻が下流から23/30のアルミ橋まで、「ながおか」・「みつまん」が上流から24/30の丸木橋まで確認 しています。 (23-24の間は確認していませんが、ほかの情報から判断して通行の難しい個所は無いはずです)

2.主な確認地点
1 塩沢登山口  2 馬返し   3 三階滝   4 屏風岩   5 鎖でトラバース足場が悪い   6 八幡滝   7 渡渉(丸木橋) 足場に岩 を置いて渡渉。  8 天狗岩   9渡渉(アルミ橋)  10 渡渉(丸木橋)  11渡渉(アルミ橋) 壊れて残骸が片方に留まっている 渡れず。 
12渡渉(丸木橋) ロープなし。渡らず。  13 渡渉(丸木橋) ロープにつかまって通行可。 14 くろがね小屋側入口


 9/17  川苔谷逆川・奥多摩(沢登り  記:「いしさか」
天候:晴れ メンバー CL「たかはし」 「いしさか」
時間 川乗橋7:40ー入渓点8:38ー逆川出会8:45ー7m滝8:56ー4m滝10:18ー二股10:53−トイ状3段10m滝11:28−10m滝12:00−ウスバ林道木橋12:37−大ダワ12:55−駐車場14:10
 
初心者にお勧めの奥多摩・逆川沢登りに行って来ました
朝5:00に出発、鳩ノ巣駅前無料駐車場に車を止めて、JR及びバスを乗り継いで入渓ポイントを目指します。バス停川乗橋より川乗林道に入りポイントまで約40分、準備を整え入渓です。

水量はやや多め、水温はちょっと冷たい感じでした。登れる滝の連続、総じて大釜の滝で濡れたくなければ巻いていけるが可能で、暑い時期に再訪することでCLと意見が一致。

つっぱりでの登りも体験できよかった。事前の情報通り初心者にはお勧めの沢でした。
 



 9/10〜11  谷川・馬蹄形縦走 記:「きたはら」
天候: 晴れ/曇り    <メンバー> CL「きたはら」 「ながおか」 「すぎと」
10 小山445-谷川岳ロープーウエイ山麓駅700-肩の小屋955-一ノ倉岳1150-茂倉岳1220-武能岳1405-蓬ヒュッテ1510

11日蓬ヒュッテ430-七ツ山小屋山545-清水峠635-ジャンクションピーク900-朝日岳950-笠ガ岳1120-白毛門1230-土合1550-小山2000
 

<一日目> Wさんが病気でM先生は仕事でSさんは介護で参加できず。病み上がりの私がリーダーとして先輩二人とともにロングコースに挑戦することとなりました。土曜日は台風の影響が弱まり快晴、足取りも軽く茂倉岳まで快調。

しかし無風で蒸し暑く私は武能岳でばててしまい蓬ヒュッテにつく頃はよれよれ状態になりました。しかし小屋の下の岩清水で喉を潤し体を拭き復活、ランプの小屋で熟睡して翌日の天候に期待しました。

<二日目> 翌日は濃霧でヘッドライトもよく効かない。しかし清水小屋まではゆるやかな登山道で歩きやすく次第に霧も晴れ、行き交う登山者も少なく池塘や高山植物を楽しみながら朝日岳笠ヶ岳までは順調に縦走と景観を楽しみました。

しかし白毛門からの強烈な下りと暑さで、ばててしまいましたが先輩に助けられ土合に無事にたどり着きました。
この縦走路はコースも整備してあり、景観の変化にとんでおり、上級者向きだとは思いますが駐車場に戻ってこれる白馬三山の縦走と同じく達成感のある素晴らしいものでした。



9/5   大嵐山 記:「みつまん」 
<メンバー> 「くりさん」、CL「みつまん」
小山5:00-7:20登山口7:40 - 大嵐山(10:05-10:35) -湯ノ倉山(11:45-11:55) - 12:55登山口   天気:晴れ
 
渡渉は5-6回  山頂から燧ヶ岳を見る  山頂にて  感激した林相   
滝沢を5〜6回渡渉しながら高度をあげていく。周りは落葉樹の自然林で気持ちが良い。やがて沢に水がなくな
ると急な斜面を登って稜線に出る。

30分の稜線あるきで頂上へ。好天で眺望良し。湯ノ倉山への尾根はすばらしい林相だった。紅葉前の静かな山歩きを楽しめた。


弘法の湯(200円)で汗を流す。 


 9/3〜4  大滝沢(沢登り)   記:「はしだ研」
<メンバー>  CL「はしだ研」、 「いしさか」、「おおむら」、「さやま」、「やまなか千」、
 
 7:00 霧雨が降る中入渓 F1はお助け紐をセットしゴボウで登る。 暑くもなく寒くもなく幻想的な光景を堪能。今回大滝は登山道を利用して高巻いた。
なんちゃって滝で「いしさか」君が期待に応えてドボン  後半は薄日が差し気分は最高 4パーティに抜かれ1パーティは泳ぐ滝で遅れて見えなくなった。

1:00登山道 3:00滑川温泉 吊り橋は渡れなくなってしまった。駐車場のすぐ上で渡渉となります。


 9/3〜4  自然保護委員総会  記:「ひなぎく」
平成28年度自然保護委員総会
第40回記念 山岳自然保護の集い中央大会 出席報告  「ひなぎく」 敬子
 
平成28年9月3()4() 国立代々木オリンピック記念青少年総合センターにおいて日本山岳協会主催で開催されました。
1日目、1時30分より開会式が行われ、基調講演・総会と続きました。基調講演は「山岳自然とライチョウの保護活動の現状」東邦大学の小林講師によりライチョウの実態について、乗鞍、北岳でケージに入れ保全しているが誤った自然観が自然を破壊しているとの指摘がありました。その後総会において各県からの活動報告が有り、多くの情報を知る機会となりました。

2日目、午前中各分科会に別れ討議が行われました。トイレ問題とオーバーユース、希少植物の保護、指導員の活動についてなど活発な意見が出され、今後の問題点など採決されました。午後は明治神宮の森の観察会に出席し、涼しいとはいえ、2時間も歩き回り汗だくになりました。ここは何もなかったところに、100年かけて人間が森を作ったところです。貴重な話とともに、御苑内にあるパワースポットで元気をもらいました。


 9/1〜3    笠ケ岳 記:「こなっち1」 
<メンバー> 「こなっち2」、則夫         (新穂高-笠新道-笠ケ岳-クリヤ谷コース周回)
09月02日(金) 晴れ 5;20中尾高原口−5;50新穂高温泉6;007;05笠新道登山口07;1511;05杓子平11;3512;55抜戸岳13;1014;40笠ケ岳山荘()
 
新穂高から笠ケ岳 笠新道から槍  杓子平から笠ケ岳 抜戸岳から笠ケ岳   
前日、奥飛騨温泉郷で仮眠、430分過ぎに新穂高温泉駐車場に着いたが既に満車、鍋平駐車場しか空きがないとのことだが、200mの標高差を考えると帰りがきつい。下山口の中尾高原口駐車場に停め、新穂高温泉まで30分歩いた。天気は良く笠が岳の端正な頂上と稜線が見えた。

鏡平方面に向かう登山客が多く、笠新道は人影も疎ら、長い稜線までの登山道をひたすら登った。途中、迫力ある槍ヶ岳、穂高連峰が眼前に迫り、杓子平に出ると、笠ケ岳が大きく見えた。大休止後一登りし抜戸岳に到着、ここから笠ケ岳まで小一時間の稜線歩きだが、足は少々疲れ気味だった。


09月03日(土) 晴れ 06;05笠ケ岳山荘−6;20笠ケ岳山頂 6;458;25雷鳥岩8;409;30最終水場9;3511;00錫杖沢出合11;3012;30槍見温泉−12;35中尾高原口

日の出前、オレンジの空に槍、穂高の漆黒の稜線が影絵の様に映り綺麗だった。雲一つ無い頂上までは15分程、少々ガスも出始めたが、影笠ケ岳にブロッケン、双六、三俣蓮華、黒部五郎、薬師、槍、穂高、焼、乗鞍などの山々が一望出来た。

クリヤ谷、槍見に至る下山道は、クマザサ、朝露、ガレ等で少々歩き難いが、ここからも槍、穂高、焼岳の稜線、錫杖岳、雷鳥岩などの景観が楽しめた。
 



 8/11〜14  赤木沢〜黒部五郎岳 記:「ウッチー」 
メンバー> 「わたなべK」(CL)、「ウッチー」(SL)
8/11 佐野5:0010:30折立駐車場10:5514:30太郎平14:5016:30薬師沢小屋(小屋泊)
8/12 薬師沢小屋6:10()7:20赤木沢出合7:3511:00中俣乗越−13:30黒部五郎岳−15:30黒部五郎小舎(小屋泊)
8/13黒部五郎小舎6:108:40三俣山荘9:0010:05鷲羽岳 −11:15割物北分岐−13:40雲ノ平山荘 (小屋泊)
8/14雲ノ平山荘 6:107:50薬師沢小屋−10:40太郎平11:2013:50折立駐車場14:2021:00佐野

お盆休みを利用して北アルプス・赤木沢の沢に挑みました。この沢は二度目の挑戦。前回は悪天候のため沢には入らずに下山だったので、今年こそは・・・という思いでした。貴重な連休なので今回計画した内容は前半沢登り、後半黒部五郎岳周回という欲張り山行でした。

 
8/11()晴れ (佐野出発・折立〜薬師沢小屋)
今年のお盆休みは、今年から制定の「山の日」の影響か?帰省ラッシュは8/11からのようです。普段以上の交通渋滞に巻き込まれながら登山口に到着。駐車場も800m手前からガードマンが車の整理に当たっていました。運よく駐車場に車を停めて、強い日差しに苦しめられながらの太郎平までの急坂でした。

太郎平の小屋周辺は数百人はいるでしょうか?たくさんの登山者で賑わっていました。薬師沢小屋までの下りは静かな山歩きですが、いつになく人が目立ちました。小屋に到着して布団1枚に2人が寝る混みようだと知りました。明日以降の縦走に不安が残りました。


8/12()晴れ (沢登り〜縦走・薬師沢〜黒部五郎小舎)
この日は赤木沢を遡行の後、装備を変えて稜線の縦走。北アルプスの醍醐味を充分味わいながらの一日です。少し遅めの朝食後、沢登りの準備のため小屋の外に出ると、おそらく皆さん赤木沢に向かうと思われる沢屋の多いこと・・・。

今日も天気は安定しているので慌てずに薬師沢小屋を出発しました。小屋の前の沢を一時間ほど溯上して深いゴルジュの支流が赤木沢。やがて美しいナメと適度な直登できそうな滝の連続で黒部の広大な樹林帯や山々を背景に大きな感動を与えてくれます。上部の40mの大滝は正面の断崖の右手に隠れるように現れ、左岸の岩場をトラバースしました。

そして4時間余りの溯上ののち稜線にたどりついたころはシャツとズボンは汗か沢かわからないほどびっしょりでした。ここで沢から縦走装備に変えて本日宿泊する予定の黒部五郎小舎までの約4時間は、黒部五郎岳の急坂もありバテバテ状態でした。小舎に着いて宿泊の受付で布団1枚に2名の混雑を知りここでも山の日効果が起こっていることに驚きました。


8/13()晴れ (縦走・黒部五郎小舎〜雲ノ平山荘)

山に入って一番距離の短いのがこの日でした。ですが、鷲羽岳越えが大変きつく、特に直射日光が容赦なく私たちの体力を奪っていました。ワリモ岳からやっとのことで雲ノ平キャンプ場の水場では二人して裸になり、全身冷たい水を浴びました。雲ノ平山荘の受付でここでも布団1枚に2名の混雑を知らされ、がっかりしました。ですが、食事が大変おいしく疲れが吹っ飛んだ気分でした。

8/14()晴れ (下山・雲ノ平山荘〜折立)
今回初めて全コース山小屋を利用しました。昨日泊まった雲ノ平山荘が食事、居心地が一番良かったような・・・。おかげで天候の助けもありますが、朝から爽快な気分で山荘を出発しました。薬師沢小屋まで約600mの悪路の下りにヘトヘト。沢に着いて他の登山者もみな頭から沢の水をかぶっていました。

この日も炎天下の行動。ふらふら状態で入山口の折立に戻りました。
途中共同風呂で4日分の汗を流し、渋滞の上信越道にもまれながら帰路に着きました。



 8/19〜21   白馬三山 記:「ながおか」 
<メンバー>  CL「ともさん」・「きたはら」・「たらちゃん」・「ながおか隆子」・「わたなべM」・「ながおか」
 
<19日(金)>小山19:10→田沼20:15→八方23:45→就寝24:30
<20日(土)>起床4:00→タクシー5:00→猿倉登山口5:35→白馬尻→6:40/55葱平9:20→頂上宿舎11:20/35→白馬山荘11:53/13:45→白馬山頂14:00/50→山荘15:05
<21日(日)>白馬山荘4:40→杓子岳6:10/35→鑓ヶ岳7:35/55→分岐8:15→鑓温泉10:00/15→小日向のコル12:05
→猿倉14:15タクシー→八方14:50→田沼19:45→小山20:30

<8月19日>
(金)曇り
天候を心配しての長野入りでしたが、雨に降られることなく一夜を過ごしました。翌日は、まずまずの天気になり、それぞれのモチベーションも上昇、これからの登山に期待が持てた。

<8月20日>(土)晴れのち霧雨のち曇り時々晴れ
 
猿倉山荘前、いよいよ出発です 今年の残雪は非常に少ない 晴れてきた白馬山頂にて 取り敢えずカンパーイ  
白馬八方温泉駐車場からジャンポタクシーに乗り換え、猿倉まで移動する。(片道5千円)猿倉での駐車ができない場合のことを考慮し、自家用車での移動をタクシーに切り替えましたが、お盆休みが一段落したこともあり、意外に混雑してはいませんでした。
猿倉山荘前で記念写真を撮り、白馬尻小屋に向け出発する。猿倉からのブナ林を抜け白馬尻小屋に到着する頃には、雲一つない青空になり、会のメンバーや他の登山者は、雪の少ない大雪渓や周りの雄大な景色をカメラに収めていました。白馬尻から大雪渓に入る所で、常駐隊員の方からの指導がありました。(雪渓に入る登山者は全員)

今年は雪が少なく、クレパスも日々広がっていて歩ける幅もかなり狭い、雪渓で歩けるルートにはベニガラを付けてあるので、必ずベンガラ上を進むように、ガレ場に出たら雪渓に後戻りはしない、雪渓ではない為、コースタイムも1、5倍はかかるので、水分は多めにお茶ではなく塩分が入った飲み物を持参、山荘には、遅くとも16時までには到着するようになどの指導があった。
指導を受けた後、大雪渓に向かった。通常は、大雪渓の入口でアイゼンを装着するのですが、雪渓も短く、赤いベンガラがまかれたスプーンカットの踏み跡が締まっているため、アイゼンの装着の必要性もなく、その後もアイゼンを装着することはなかった。
大雪渓名物の蟻の行列での渋滞、雪崩や落石の危険も無く、無事に大雪渓を越えました。大雪渓の醍醐味は味わえませんでしたが、雪渓終了後のお花畑に癒されました。(秋の花にチェンジ)トリカブトの紫がきわだっていました。コースタイム通りに頂上宿舎到着(11:20)する。

この頃からガスが出始め小雨となってきたので、急ぎ足で白馬山荘に向かった。白馬山荘到着(11:53)宿泊の手続きを済ませ、天候が回復するまで宿泊部屋に移動し、濡れた衣類を乾燥室で乾かす。収容人員800人のところ200人程の宿泊者とのこと、山荘はゆったりしていました。

2時間ほどで天候回復の兆しが見えはじめたため、今ぞとばかりに足早に頂上に向かった。雲の切れ間から覗く白馬岳からの360度の展望に皆大喜び、白馬岳からの眺めを満喫していました。また、頂上周辺には、夏の終わりごろに咲くトウヤクリンドウが満開できれいでした。

その後、レストランスカイプラザに移動し、待ちに待ったビールで乾杯、至福の時間を過ごしました。明日は、早出なので、朝食分をお弁当に切り替えてもらいました。皆寝不足気味のため、早めに就寝しましたが、室内が暑かったためか、熟睡できないメンバーもいました。

<8月21日>
(日)晴れ
白馬鑓から白馬f岳  ブロッケン現象です  結構な弁当でした  雨にも会わず無事下山 
ヘッドランプを付け、山荘を4:40分に出発、5時過ぎには周辺も明るくなり、ご来光を眺めながら歩くことができました。頂上山荘から杓子岳に向かう稜線で、幸運にもブロッケン現象を見ることができ、感激でした。ブロッケン効果なのかメンバーの足取りも軽快であった。

石が多い登山道のため、滑らないように慎重に下りながら稜線に入り、アップダウンを繰り返しながら杓子岳の鞍部に来た。ここで、巻き道と頂上への直登の二手に分かれますが、私たちは、直登コースのガレ場をひと登りし、杓子岳に到着(6:10/35)。山頂は狭く、長野県側は絶壁で、油断すると滑落しそうな場所だったが、遠望が良いので、周りの景色を堪能できた。

ここで、朝食のお弁当タイムとした。杓子岳の稜線をしばらく歩き、富山県側を緩やかに下り、鞍部に到着。鑓ヶ岳までの稜線は、シーズンであれば周囲の高山植物が咲き乱れ、私たちの目を存分に楽しませてくれると聞きましたが、夏の花から秋の花へとバトンタッチしていました。晴天であれば、富山平野、日本海、遠くには能登半島まで見えるそうですが、残念ながら雲の中でした。
一時間で白馬鑓ヶ岳に到着(7:35)、ここもダイナミックな展望のため、皆さん地図を広げて周囲の山々を確認しながら、雄大な景色を堪能していました。白馬鑓ヶ岳下りのガレ場のコマクサが、可憐でした。白馬鑓が岳からジグを切りながら天狗尾根分岐まで一揆に下り、分岐から鑓温泉方面へガレ場を下りますが、ここから主稜線を離れていきます。

ガレ場を下った途中のお花畑で雷鳥を見ることができ、大出原では、花は終わっていましたが、チングルマの群落に癒されました。ここ大手原では、6月中旬〜9月中旬まで豊富な高山植物を楽しむ事ができるそうです。大出原から雑木林を下り露岩帯の鎖場に出ましたが、この鎖場では、滑落事故が発生しているとのことで、ストックはザックに着けて両手を確保して慎重に通過するようにとの看板が掲げてありました。

看板の通りの露岩帯で、私たちも神経を使いながら慎重に下りました。雪渓を右手に見ながら下りましたが、この雪渓も雪がかなり溶け、大きく口を開けていて怖さを感じました。分岐から2時間ほどで鑓温泉に到着(10:00)鑓温泉で一風呂浴びたいところですが、今回は時間に余裕がないので、次回のお楽しみにとしました。

鑓温泉から杓子沢までのコースは足場が悪いため、注意しながら歩きました。杓子沢で小休止し、双子尾根の山腹を横切り、これまで歩いた景色を楽しみながら歩き、小日向のコルに向かいました。途中で、家族連れのパーティーに会いましたが、全員の軽装に不安がよぎりました。小日向のコル到着(12:05)、杓子沢をバックに記念写真を撮る。コルには、小さい湿原がありました。

小日向のコルから猿倉に向け二時間の下り、樹林帯に入るとさすがに蒸し暑くなる。雨にあわなかっただけでもラッキーと思いながら下る、猿倉に近くなった所で、タクシーの予約をした予約のタクシー確保のため、メンバーの一人が、急ぎ足で猿倉に下ってくれました。猿倉到着(14:15)、思っていたよりは意外と早めの時間で下れ皆ホットしていました。

予約していたタクシーに乗車し、八方温泉駐車場へ向かいました。八方温泉到着(14:50)八方温泉で一風呂浴び帰路に着きました。八方温泉駐車場の温泉は、とても綺麗に改装されていました。(850円)

天候に恵まれ、全員が無事に白馬三山縦走出来たこと、本当に良かったと思いました。高山植物の最盛期は終わっていましたが、それでも沢山の花を見ることができました。計画をして頂いた「ともさん」、そして参加メンバーの皆様大変お世話になりました。


 8/18〜20   薬師岳   記:「こなっち1」
<メンバー>  「こなっち2」、則夫
折立-太郎兵衛平-薬師岳コースピストン
0819() 曇り 7;00折立登山口−8;30三角点8;4010;40太郎兵衛平 11;1511;40薬師峠−13;15薬師岳山荘 ()
 
太郎兵衛平から黒部五郎岳  薬師岳山荘  次薬師から水晶、鷲羽、槍、穂高  薬師岳山頂と白山  
熱帯性低気圧の影響で何処も天候が芳しくないが、熟慮の末なるべく北西の薬師岳、天候の回復する20()を狙い出掛けた。 富山に前泊し、5時過ぎには有峰林道亀谷料金所に着くが、開門は6;00からで期せずして足止めさせられた。

折立駐車場は数十台の満車状態だったが、何とか駐車枠を確保し登山開始した。初日は雨覚悟だったが幸いガスだけで、太郎兵衛平辺りでは晴れ間も見え始め、薬師岳山荘では、薬師、黒部五郎岳が姿を見せた。

この時期山岳部の学生も多く、薬師峠のキャンプ場も混み合っている。途中、ミヤマリンドウ、ヨツバシオガマ、コガネギク、ハクサンフウロなどの高山植物も楽しめた。

0820() 晴れ 06;05薬師岳山荘−6;50薬師岳山頂 7;107;45薬師岳山8;008;55薬師峠−9;20太郎兵衛平09;4011;20三角点−12;25折立登山口

深夜には空も澄切り、月明かりにうっすら北アルプスの山並み、立山の夜景も綺麗だった。少々風はあるが、予報通り早朝から快晴、山頂からは、剱、立山、鷲羽、水晶、黒部五郎、槍、穂高、笠ケ岳、白山などの山々、昨日辿った折立から太郎平に至る登山道が一望出来、大満足した。

午後山間部は雨の予報の為、頂上を後にした。太郎兵衛平を過ぎた頃からガスが出始め、登山口で振り返ると山はすっかり雲の中だった。雨にも会わず、快晴の頂上を楽しめて良かった。
 



 8/17〜19  爺ケ岳・鹿島槍ケ岳    記:「わたなべA」
<メンバー>  「わたなべA」
8/17小山市17:00 2200扇沢駐車場   北関東自動車でゲリラ豪雨、雷。
8/18
登山道入口515 815種池山荘 − 900爺ヶ岳南峰山頂 − 1000冷池山荘1045 − 1123布引岳山頂−1200鹿島槍山頂 − 1330テント場
チングルマの綿毛  鹿島槍ケ岳を望む  鹿島槍の山頂  爺ケ岳南峰山頂より 
晴れの天気でスタート。樹林帯の登りが続き時折視界が開けると扇沢駐車場や針ノ木岳、向かっている種池山荘が眺める。登山道はかなり整備されている。種池山荘近くになると花が沢山咲いている。種池山荘からは爺ヶ岳までは、日差しをさえぎるものが無く暑い。と思っていると、あっという間に雲が上がって来る。

爺ヶ岳南峰山頂に着いたときはガスの中。視界が無いので中峰はトラバースし冷池山荘に向かう。冷池山荘でテントを張り荷物をデポし鹿島槍に向かう。布引岳山頂も視界が無い。ここから鹿島槍までは花
(トウヤクリンドウ?) が一面に咲いている。鹿島槍山頂もガス。

テント場に帰って来る。テント場は小屋から250m上に有り水場もトイレも無く、全体的に傾斜が付いている。250m下の小屋にビール、水の買出しを済ませテントの中へ入ると同時に大粒の雨が降って来る。

8/19 冷池山荘530 630 中峰山頂− 710 種池山荘− 915 駐車場− 1500小山市

テントに打付ける雨の音が無いので外に出ると月が出ている。明るくなると西の月は雲に隠れ東側は雲海。雨に打たれること無くテント撤収。水を買い下山。昨日トラバースした中峰山頂に立つと雲海、鹿島槍、冷池山荘、種池山荘が見える。

ここで家族にテレビ電話で展望を見せてあげる。(凄い時代になってものです。)と
15分もしないうちにガスで視界が無くなる。視界が無くなったので花の写真を取りながらいっきに下山。


 8/11    日光白根山  記:「やまなか千」、 
<メンバー> CL「ともさん」、SL「ひなぎく」、「わたなべM」、見、「やまなか千」、

小山5時 − 栃木5時30分 − 菅沼口登山口8時  −  弥陀が池9時57分 − 白根山山頂11時20分 − 五色沼13時45分 − 菅沼登山口15時48分
 
菅沼登山口  弥陀ケ池  山頂にて  避難小屋方面へ下る   
いろは坂、中禅寺湖付近では霧が出ており、白根山付近の天候の崩れが心配されていましたが、登山口へ着くと霧も出ておらず、天気に恵まれました。宇都宮インター付近の事故の影響で、渋滞に巻き込まれ、30分予定よりも遅い出発となりました。

今回は、女子山行ということで、にぎやかで、途中お花の写真をとったり、花の名前を教えていただいたりと、楽しい山行でした。菅沼口から弥陀が池、白根山頂へ。山頂手前の急登で、少々手こずった場面もありましたが、無事に白根山登頂。

山の日ということもあり、ロープウェイからの人たちがたくさん居り、山頂では、写真撮影の長蛇の列が出来るほどの賑わいでした。お昼休憩を挟み、五色沼を経由して弥陀が池、登山口へ下山するルートを行きました。

五色沼の水の色がとても素敵で、あの景観に感動しました。「つるみ」さんが初山行ということで、山の歩き方や地図の読み方など、熱心に耳を傾けている姿が印象的でした。少々時間がかかりましたが、下山も楽しく進むことができ、山の日の登山を堪能することができました。
 


 8/8〜11   白峰三山その2 記:「たらちゃん」 
<メンバー> 「たらちゃん」
89日 晴れのち曇り 芦安温泉5:15 乗合タクシー-広河原6:13-大樺沢二股8:30-右俣ルート-小太郎山分岐 11:00-北岳肩の小屋12:15-北岳山頂13:15-北岳山荘 14:15テント泊
810日 晴れ 北岳山荘4:00-間ノ岳5:45-農鳥小屋7:00-西農鳥岳8:00-農鳥岳9:00-大門沢下降点10:15-大門沢小屋12:20テント泊
811日 晴れ 大門沢小屋4:00-奈良田温泉 7:00-バス-広河原-バス- 芦安温泉帰路

前日南アルプス市のルートインに19時に着いて、一杯やって2130分に寝始めるも興奮しているのか、1時に起きて眠れなくなり、93時に市営芦安駐車場に向かった。途中セブンイレブンに寄って買い物をしても4時前には到着。乗合タクシーで広河原到着。ここでザックの重さにこれで本当に行けるかなぁと少し不安がよぎる。

ゆっくりの足取りで大樺沢二股までは順調に登る。ここから右俣にするか八本歯のコルに向かうか思案するも、安全策で右俣ルートを選択する。高山植物の保護のために区画が定められており、たくさんの花が咲いていたものの、それを見るほど余裕なし。

途中何回か息切れがして、思ったようには体が言うことを聞かず、予定を変更して肩の小屋で一泊するかと弱音を吐きそうになったが、小太郎分岐のあと小屋が見えてくると、少し気分も良くなった。小屋では水を飲んだきりであった。おにぎりを持って行って途中食べたものの、吐いてしまったため水分以外体が受け付けず。なんとか山頂まで休み休みたどり着き、ガスは出ていたものの展望に驚く。


北岳山荘までは下りなので、ずいぶん体も楽になり到着。明治大学や浜松北高校、都留文科大学などいくつかの学生のパーティーがテントを張っており、浜松北高校女子のテント横に申し訳ありませんと言いながらテントを張る。

重い荷物の理由であるベーコン、卵、アスパラガス、チャーシュウなどを
JETBOILの専用フライパンで炒め、別のソロ二人におすそ分けしながら一緒にビールを飲む。うまい。そしてワイン専用プラティパスに入れて行ったワインを瓶半分ほどのむ。20時に就寝。浜松北高校は1930分まで地図読みや明日の計画をミーティング全体でしており、20時にはピタリと静かになった。

翌日3時に起きてテント撤収し、4時に行動開始。間ノ岳に着く頃には完全に晴れて日の出もあり、壮大な景色が広がった。この日の体は好調で、ほとんど休まずに西農鳥岳、農鳥岳まで進んだ。途中ブログなどで有名な農鳥小屋のおじさんと目があったのでおはようございますと挨拶するも全く無視。赤いヘルメットと暗いサングラスをしており、犬に餌をやっていた。

農鳥岳の景色も素晴らしい。ここから大門沢小屋までの下り、ここかしこに滑る箇所があって、気をつけながら降りるので、どっと膝の疲労が出現。当初はこの日のうちに奈良田まで行ってしまおうと急いでいたので
12時そこそこに小屋に着いた。しかし、1530分の奈良田初広河原行きのバスを逃すと、奈良田で一泊しなくてはならなくなるため結局帰宅は翌日になることを考えると、予定通り大門沢小屋でいいかと思い直し、テントを張る。

ここの親父もブスッとしており、テントを張りたいのですがというと、ちょっと待ってろと命令口調で、しばらく小屋の前の待っていると、親父が出てきてビールもお願いすると、指で水に浸かっているビールを指差しながら勝手にとってと言い、金額を言ってくる。テント場は狭い。そして風邪が抜けないのかとても蒸し暑い。

13時頃から時間を潰すのもきついもの。ラジオを聴いたり、読書をしたりするもなかなか夕方にならず。何しろ展望が全くない小屋なので、外の景色も良くない。トイレは板が張ってあるだけのところで、狙いを外した人モノがどかっと板に鎮座しており、たまったものではない(笑)。

夕方は二人組の
40歳の山ガール二人、ソロの僕以外の3人と宴会。ここでもフライパンで持って行ったコンビーフ、ソーセージ、そして他の人がくれたシャウエッセンを焼いて、かなり食材を消費することができた。それでもα米や麺、ビーフシチューのレトルトとかパスタなどが残っており、自分の計画が多すぎることを反省した。

20時に就寝するも蒸し暑くてねむることができない。シュラフには入らず、Tシャツと短パンで寝ようとするもそれでは少し寒く、結局薄いダウンパンツを履いてみるとこれが良かったのか0時からなんとか3時まで寝ることができた。
4時より下山開始し、7時には奈良田のバス停に着いた。2時間後の9時に広河原行きのバスにのり、車に乗ったのは1130分なのでした。

総じて今回の縦走は、昨年燕岳から蝶ヶ岳に縦走した時と比較して、景色や達成感は勝っていたかなと思います。反省点は食料などを持って行きすぎて、下手をすると動けなくなった場合には、迷惑どころか救助なんてことにもならないかということです。この次の縦走には逆にドライフーズでほとんどやってみようかなあと考えています。



 8/5〜6   飯豊山その2   記:「こなっち1」
<メンバー> 「こなっち2」、則夫
天候:晴、川入コース 山小屋1泊ピストン
0805()  5;30川入駐車場−7;35笹平7;508;30峰秀水8;3510;20三国小屋11;0012;30切合小屋()
 
三国山からの飯豊山  切合小屋の夕陽  草履塚から飯豊山  
北アルプス笠が岳を計画していたが、天候不順の為急遽飯豊山に変更した。市道が崩落通行止めとの情報があったが、改修済みで問題なく駐車場に到着、平日なのに混み合っていた。

蒸し暑いブナ林をひたすら登った後の峰秀水の冷たい水が有り難かった。三国山までの岩場の急登は、山頂に向かう尾根が綺麗に見えたが、日差しが強く無風、暑さに参った。三国小屋北側日陰で体の熱りも回復し切合小屋へ向かった。既に山頂はガスで覆われ視界は無いが、登山道にはマツムシソウ、ミヤマホツツジ、ミヤマシシウド、オヤマノエンドウなどの高山植物が一杯だった。

切合小屋ではSさんグループに出会った後、夕日、夕食、満天の星空を楽しんだ。



0806()  5;30切合小屋−7;10本山小屋7;157;40飯豊山頂8;008;15本山小屋−9;30切合小屋10;0011;10三国小屋11;4512;35峰秀水12;4013;00笹平−14;40川入駐車場
 
山頂から大日岳 切合途中の花々  
本日も快晴で朝から日差しが強いが、青空に緑の山塊が映えて美しい。ピークを2つ越え飯豊本山まで2時間、山頂は360°の好展望、大日岳、御西、北股、地神山に至る緑の稜線、所々残る白い雪渓、イイデリンドウなどの咲き乱れる花を満喫し頂上を後にした。

下りは昨日と同じく、大変蒸し暑く強い日差しの中を7時間弱歩き川入に到着、「いいでの湯」で一汗流し帰宅した。
暑い中ではあったが、好天、絶景、多くの高山植物に恵まれた良い山行だった。 



8/4〜6   飯豊山その1   記:「みつまん」
<メンバー> CL「ともさん」、SL「ひなぎく」、「くりさん」、「すぎと」、「あんまん」、「みつまん」
4日(晴れ) 小山4:00-4:40栃木 - 飯豊トンネル(8:00-8:15) - 川入切合9:00 - 五段山10:05 - 川入分岐12:30 - 13:55三国小屋(泊)
5日(晴れ) 三国小屋4:50 - 切合小屋(6:45-7:15) - 本山小屋(9:20-9:40 - 飯豊山山頂(9:55-10:20) - 本山小屋(10:35-10:45)-切合小屋(12:45-13:00)-14:40三国小屋(泊)
6日(晴れ) 三国小屋5:55 - 川入分岐7:05 - 五段山8:42 - 川入切合9:15 - 9:40飯豊トンネル - 10:15川入登山口
 
飯豊トンネル北口の登山口(ぶどう沢登山口)から歩き始める。最初から急登。蒸し暑い。道は整備されているとは言い難い。五段山への登りはきれいな山道だが、名前通りに5段構造で「まだかまだか」と偽ピークに惑わされていっそう疲れる。五段山から地蔵山までも多少のアップダウン有り。池塘があって、山道もぬかった場所が多い。

三国小屋の東は剣が峰という岩場が続く。高度感があるがホールドがしっかりと確保できるので怖くはない。ただ、雨の時は滑りそうで、避けたいルートだ。できれば切合小屋まで行きたかったのだが、思った以上に疲れたので三国小屋に泊まる事にした。小屋は三国岳山頂にあって見晴は良いのだが、水場へは崖をロープで降りてガレ場を進まねばならない。

当然行かなかった。たまたま、ひょうきんで親切な「オジサン(指導員?)」が泊まっていて、6合の飯を炊いてくれた(切合小屋用の18合の米を提供したが)。小屋はほぼ満員。私達同様に、切合小屋まで行く予定だったが疲れたので三国に泊まる事にした登山者も多いようだ。

5日は5時前に出発。快晴。切合小屋まではアップダウンが多くハシゴもある。昨日三国小屋に泊まっておいて良かったと思った。稜線には花が沢山咲いている。切合小屋で休んでいると三国小屋のオジサンがやってきて、お花畑に案内してくれた。今回の山行では他ではあまり見られなかった花(ヒメサユリ・ハクサンチドリ・シラネアオイ・ハクサンコザクラ)を見ることができた。

切合小屋を出るとまずマツムシソウの群落に驚かされた。花と飯豊の山なみを楽しみながら稜線を進む。御秘所の岩場を慎重に進むと、本山小屋手前の急登、御前坂が待っていた。ガレと強い日差しで疲労が貯まる。坂を登るとテント場があってそこの水場は水が美味しいらしい。戻りに寄ってみたが、本当に美味しい水だった。

本山小屋から飯豊山山頂まではなだらかな稜線でイイデリンドウなどの花も多い。山頂からはすばらしい眺望が楽しめた。切合小屋まで戻ると、急遽笠ヶ岳から飯豊に計画変更した「こなっち」さん夫婦に遭遇。15時前には三国小屋に戻った。

6日はゆっくりと6時頃に小屋を出発。最初から剣が峰の岩場で気が抜けない。川入への分岐で2名、4名に分かれて、4名は歩きやすいと教えられた川入へ下り、2名は駐車した飯豊トンネルへ下った。五段山経由の山道では地元の山岳会員により刈払いが行われていた。日差しが強かったが五段山までの稜線では程よく木陰があって快適に歩けたが、五段山からの下りは足の動きは良いのだが前から日差しの直撃を受けて暑くてたまらない。川入切合からはまた木陰の山道を一気に下った。

トンネルに下山して近くの沢で汗を拭いてから川入の御沢キャンプ場に向かった。キャンプ場の駐車場はほぼ満車状態。やはりこちらから登る人が多いようだ(トンネル前は数台だった)。4名はすでに下山して、私達を待っているものと思っていたのに、まだ下山していなかった。

何かトラブルでも有ったのかもしれないと心配していると、40分ほどして、喜々とした表情で下山してきた。大収穫があったという。さっそく、味噌汁でその収穫を味わう。いい出汁だ。「いいでのゆ」で汗を流して、近くの蕎麦屋で絶品蕎麦を味わってから帰路についた。 


 7/30    東黒沢(沢登り)  記:「やまなか千」、 
<メンバー> CL「ウッチー」、SL「わたなべ」(浩)、「やまなか千」、
小山4時20分 − 駐車場7時 − 入渓7時20分 − 白毛門 8時20分 − 10時10分 1,100m地点にて折り返し−13時15分駐車場
 
駐車場に到着した時には、小雨が降っており、天気が持つか心配しながらの出発となりました。しかし、心配をよそに天気も回復し、絶好の沢日和に。 下から見るハナゲの滝は、迫力がありました。

滝がいくつもあって、ザイルを出すような場面もありましたが、ほとんどはザイルなしでクリアすること ができました。水の流れる音を聴きながら、無心で水場を歩き、岩場を登る、最高に気持ちがよかったです。

入渓から3時間ほどの1,100m地点 で、先のコースも悪そうで、天気もどうなるか・・・、というところで、折り返すことに。下りも、難なく進むことができました。

山中が今回2回目と いうことで、上りも下りも、順調にいかないのでは・・・、と思われていたようですが、思ったよりもスムーズに行けたので、終了時にはホッとしまし た。お天気も持ってくれて、とてもいい沢登りになりました。 



 7/28〜31   白峰三山  記:「わたなべA」
 <メンバー>  「おちあい」、「わたなべ」(昭)
7/28 佐野市19:00 −奈良田駐車場 23:307/29 バス停に並ぶ4:50 −バス出発545 6:30広河原6:45 12:30北岳 13:50北岳山荘
 
タカネビランジが咲く  お花畑のタデとフーロ  朝焼けの中の富士山   
初日はバス異動からの計画。バスは5:30発だが登山者が既に並んでいるので慌てて支度を済ませ4:50に並ぶことができ10番目。5:30には70名ほど並んでいただろう。結局乗れたのは20名ぐらいで始発のバス停ですでに満車状態だった。乗れなかった登山者は1時間待ちになる。バス代は1,130円。

広河原から樹林帯の中を歩く。2,000メートルを超えると雪渓が出て来るとほとんど直登状態になる。その後、八本歯ノ頭の長いハシゴの登りが続く。北岳山頂付近になると見事な花畑で白や黄色、紫などの花が一面に咲いている。見たことが無い花畑。山頂は残念ながら視界が悪かった。


7/30  北岳山荘5:50 6:35 白根山− 7:50間ノ岳 9:10 農鳥小屋− 10:20西農鳥岳 11:10 農鳥岳− 12:55大門沢下降点 14:15大門沢小屋

朝起きると快晴で富士山が雲海の向こうに見える。稜線歩きの最高の天気だ。南アルプスの大きさを感じながら稜線を進む。下降点からは樹林帯に入り下りが永遠続く。


7/31 大門沢小屋5:30 7:40 登山道入口− 8:30奈良田駐車場 −温泉− 14:00佐野市

今日も富士山が見える。天気に恵まれた。 昨日同様に樹林帯の中の下りが続くが時折危険な場所が出て来る。
天気に恵まれ楽しい山行であったが、白峰三山は登り下りともかなりきついコースであった。



 7/22    平ケ岳  記:「こなっち1」
<メンバー> 「こなっち2」、則夫()

天候:晴時々曇、日帰りピストン (6時間5分、休憩含)
5;40中ノ岐駐車場−7;40玉子石分岐−7;45玉子石7;558;20池ノ岳山頂8;359;00平ケ岳9;4010;15玉子石分岐−11;45中ノ岐駐車場

 
池塘とモウセンゴケ  池塘と荒沢岳  姫ノ池から山頂  山頂にて   

銀山平民宿に前泊し、早朝4時民宿の送迎バスに乗車、中ノ岐登山口を目指す。登山口にはマイクロバス4台、団体客含め60名程の登山者が居た。沢を渡り玉子石まで2時間の急登、玉子石では、背後に緑の平ケ岳、剱ガ倉山、青い池塘が映え美しい。

池ノ岳に至る木道沿いには、キンコウカ、池塘にはモウセンゴケの群落、背後に荒沢岳、シラネニンジンのお花畑が広がるが、残念ながら今年はコバイケイソウが咲かなかったらしく、見当たらない。

平ケ岳山頂では、タテヤマリンドウ、ワタスゲ、チングルマの実、キスゲ、キソチドリなどの高山植物があちこちに咲いているが、只見川から湧き上がるガスの為、会津駒、燧ケ岳方面は見渡せなかった。

送迎バス集合時間が12;30の為頂上を後にし、下山した。青い池塘、なだらかな緑の湿原、高山植物を楽しめた。



 7/24   桜沢(沢登り)  記:「やまなか千」、
<メンバー> CL「ウッチー」、「わたなべ」(昭)、「ささやま」、「やまなか千」、

小山駅6時30分 − 学校平駐車場8時23分 − 咆哮霹靂の滝9時37分  −  入渓10時5分 − おしらじの滝13時9分 −  学校平駐車場14時26分
 
初心者向けの沢登りとなりました。駐車場から咆哮霹靂の滝まで1時間ほど歩き、まずは、装備の装着の仕方から始まりました。天気も水量もちょうどよく、沢歩き、また、ザイルを使っての沢登りは、初心者にはとてもいいものになりました。

沢の歩き方も、水の流れる岩の登り方も、初めは怖さもありましたが、徐々に慣れてきて、面白くなってきました。終盤、疲れで足が重くなり思うようにあがらず、最後までたどり着けるのか心配になりましたが、3時間ほどで終点のおしらじの滝へ到着できました。

やはり、普通に山を歩いたり、岩に登るのとは、違う難しさがあることを感じました。沢の楽しみもわかったので、今年の夏は沢登りを楽しみたいと思います。
 


 7/22〜23  空木岳  記:「たらちゃん」
<メンバー> 「たらちゃん」
駒ヶ根スキー場林道終点500分 ? 池山小屋550分 ? 大地獄・小地獄800分 ? 分岐915分 ? 駒石945分 ? 駒峰ヒュッテ1025分 ? 空木岳山頂 1045分 ? 駒峰ヒュッテ1130分 ? 林道終点1445
 
前日登山口の駐車場に着いたのは2345分、急いでビール1本と軽い食事を済ませて寝に入ろうとするも、車天井にあたる雨の音で眠れず、眠剤に頼り2時間ほどウトウトした。

430分に起床、5時小雨が降るなか、天気予報を信じて登山開始。大地獄、小地獄は痩せ尾根にクサリ、ハシゴがありなかなか面白いところだった。分岐からは稜線は晴れて、駒石まで行くと、おそらく花崗岩の巨岩が見えて、そこからヒュッテ、ヒュッテから山頂までが急登で息が切れつつもピークへ。いい写真が撮れました。

木曽駒ケ岳への稜線と南駒ケ岳へ続く稜線が見えて、見晴らし位のいいピークでした。駒峰ヒュッテでおにぎりをほおばり、下山開始。下山がとても長く感じました。

温泉に入って帰りたかったのですが、往路も電気自動車の悲しいところで充電回数
57時間30分かかっているので、急いで温泉入らずに帰宅開始。915分に帰宅しました。
 



 7/16〜19  利尻岳、礼文島    記:「わたなべM」
<メンバー> 「わたなべK」(CL)、「ウッチー」広(SL)、「ながおか」(SL)、「あべ」、「わたなべM」、「うちだ」佳、
<行程>
7/16 小山2:305:00成田空港6:309:00新千歳空港10:2511:20稚内空港=市内観光−稚内港16:4018:20鴛泊港−民宿マルゼン(泊)
7/17 民宿3:30()−北麓野営場3:454:00甘露泉−7:25利尻岳山小屋−8:55沓形分岐-9:15利尻山9:3013:50北麓野営場−15:00民宿(泊)
7/18 民宿8:30−鴛泊港9:2010:05香深港−(礼文島観光)−香深港16:2517:10鴛泊港−18:00民宿 (泊)
7/19民宿7:30−鴛泊港8:3010:10稚内港10:3011:05稚内空港11:5512:50新千歳空港14:4516:20成田空港−19:00小山

毎年恒例となっている北海道山行。今年は海抜0mから1700m山頂の利尻島としました。高度差もさることながら、航空券の取得難、交通費の高負担などの三重苦と闘いながらの山行を6名が挑みました(記「ウッチー」)。  
 
7/16()晴れ (小山出発)
成田から飛行機を乗り継ぎ稚内空港へ到着。フェリーの時間まで稚内市内のツアーに参加、日本最北端の宗谷岬などを観光しました。その後、フェリーに揺られながら利尻島に到着。最北端のあたたかい人たちとのふれあいのはじまりでした。宿に到着後、近所の居酒屋で翌日登頂の前祝を行いました。


7/17()晴れ (山頂アタック)
三連休半ば、一年で一番混雑する日と聞き早めの出発としました。こちらは日の出が本州より早いらしく、歩き出しの4時前にはすでに東の空は真っ赤に染まっていました。登山道は所々狭いものの比較的歩きやすい。裾野が広いため8合目までは緩やかな登りで9合目あたりから急登となり、足取りが重くなりました。

それでも、山頂付近ではお花畑に迎え助けられ、やっとのことで9時過ぎに1719mの北峰に到着。疲れが一気に吹き飛びました。山頂は30名位の登山者で賑わっていました。景色は雲の切れ間から海が見え、達成感もあり最高の気分でした。

軽く休憩のあと下山。登る人を優先させながら15時に宿に到着。島唯一の温泉で汗を流した後、港周辺でのイベントに参加。サッポロクラッシックで乾杯!この日一日登頂の余韻に浸っていました。

7/18(月)曇り (礼文島観光)
予備日を利用して朝一便目のフェリーで礼文島へ。レンタカーで島内を観光しました。桃岩展望台、日本最北端スコトン岬や北のカナリアパークを周りました。お昼に入ったレストラン酒壺で食べたエビフライの新鮮さと量に驚きました。また、夕方利尻にもどって食べたウニ丼の新鮮さに言葉を失いました。

7/19(火)曇りのち雨 (利尻との別れ)
よく利尻・礼文にはリピーターが多いと聞きますが、4日間の島民の方と触れ合ってみると、それがわかるような気がします。まさに私たちがそれで「帰りたくなーい」という気持ちでいっぱいでした。それでも明日からの仕事をひかえ、船、飛行機、車を乗り継いで小山に戻ってきました。

(最後に・・・)初めての北海道を振り返って
あこがれの利尻山に登頂できて、それから美味しいお酒と料理をたくさんいただきました。素敵な景色を堪能し、現地の方々にはとても親切にしていただいて、とても充実した楽しい山行でした。御一緒していただきましたメンバーの皆さんありがとうございました。



 7/2〜3  雲取山 記:「ともさん」 
メンバー> 「わたなべM」、「たらちゃん」、CL「ともさん」
天気 晴れ
72日(土)小山500-佐野文化会館530−鴨沢駐車場830−登山口845−七ツ石山1230−山頂1520/40ー雲取山荘1605
73日(日)山荘535−山頂605−三条の湯807−お祭り1145−車道歩きー駐車場1150
 
鴨沢登山口  七ツ石山  山頂にて  雄大な富士山   
馬蹄形を計画したが新潟方面が天気悪そうなので前夜7時の天気予報を見て急きょ行先を変更した。雲取山は私は3回目であるがメンバーは初めてとのことで百名山でもあるので決めた。

<2日> 佐野から圏央道で鴨沢へ道路沿いの駐車場に停めて身支度をして出発した。 若い登山者が多くどんどん抜かれていったが今日は泊りなので先を急がずのんびりとおしゃべりを楽しみながら整備された登山道を登っていった。七ツ石山までは樹林帯、その先は開けて富士山もよく眺められた。

頂上手前で鹿に遭遇したが人には目もくれずむしゃむしゃと笹を食べていた。近寄っても全然逃げもしない。おしゃべりがストップしてしまうほど頂上直下の急登はきつかった。山頂では富士山をバックに写真撮影。
しばらく景色を眺めて小屋へ向かった。
小屋は8畳ほどの個室を3人で真ん中には炬燵もあり暖かい。夕飯まで外でビール(缶ビールしかなかった)で乾杯しちょっと宴会。 ?さんには物足りなかったのではと思う。風もあって寒くなってきたので部屋に入り炬燵の中に足を入れて暖を取った。 夕食に食堂へ行くと思っていたより宿泊者が少なかった。多くはテント泊のようだ。若者はほとんどがテントで小屋には中高年しかいなかった。

<3日> ピストンの計画だったが同じところを行っても味気ないので三条の湯へ下りることにした。小屋からまき道があったらしいが道迷いが多いらしく閉鎖になっていたので山頂まで登り三条ダルミへ下った。さすがにこの道は静かだった。三条の湯から登ってくるパーティーとすれ違ったが鴨沢からの登山者に比べたらはるかに少ない。

三条の湯で林道を行くかサオラ峠から丹波へ下りるか迷ったがバスに間に合わなかった場合を考え林道を行く。この林道が思いのほか長くお祭りから駐車場までの車道もまた長い。太陽の照り返しも強く2日間で一番体力を消耗したような気がする。

話のタネにと選択したルートだったが一回来ればいいコースだと思う。鴨沢のルートが人気なのはやはり理由があるのだと思った。

2日間とも雨の心配もなく歩けて富士山も眺められて満足しました。夜東京の夜景を見損ねたのが心残りです。奥多摩駅近くのもえぎの湯(780円)で汗を流して帰路に着いた。道もスムーズで早くに家に着いた。 



 7/18   安達太良山  記:「やまなか千」、
<メンバー> CL「atsushi」、「わたなべ」(昭)、「ほんだ」、「ほんだ」(康)、「やまなか千」

小山5時30分 − 奥岳駐車場8時 − ゴンドラ・山麓駅8時20分  −  山頂駅8時30分 − 表登山口分岐9時14分 − 安達太良山山頂9時53分 − 牛の背 10時25分 − くろがね小屋11時20分〜12時 − 勢至平分岐12時32分 − 奥岳駐車場13時30分
 
  ガスと風の山頂直下  クロガネ小屋   
雨が心配されていましたが、福島に入り高速を降りる頃には、晴天となりました。ゴンドラで山頂駅まで登り、登山開始。展望台に寄り道し、山頂へ。山頂に近づくにつれ、曇り空となり、山頂付近では、強風と霧に包まれました。風が強かったため、山頂を早々に切り上げ、先を進みました。

牛の背、峰の辻を通り、くろがね小屋にてお昼休憩。勢至平、旧馬車道を歩いて下山しました。それほど混雑もしておらず、気候もほどよく(山頂付近以外)、楽しい山行となりました。
駐車場に併設されている温泉施設が新しくてきれいで、露天風呂もいい眺めで、よかったです。 


 7/16〜17   塩見岳 記:「こなっち1」 
 
鳥倉登山口  三伏峠にて  山頂手前  塩見岳山頂   
<メンバー> CL「おかちゃん」司、「かずちゃん」、「こなっち2」、則夫() 4
豊口ルート 山小屋1泊ピストン (1日目10時間50分、2日目6時間30分、休憩含)
[0716()] 天候:曇後晴  5;55越路駐車場−6;35鳥倉登山口6;459;00豊口分岐9;159;35三伏峠10;00 11;15本谷山11;2513;25塩見小屋13;5015;15塩見岳山頂15;4016;45塩見小屋()

前日塩尻付近ではドシャ降りの雨だったが、駒ヶ根では雲も切れ仮眠した。連休初日の駐車場は50台程の満車状態、最後の駐車枠を確保し、雨さえ降らなければと思い登山開始した。三伏峠手前から日が当たり始め、青い空、白い雲をバックに塩見岳がすっきり見える、幸運にも絶好の登山日和になった。

三伏峠で小休止後、長い樹林帯を塩見小屋まで歩を進めたが、途中日向にはハクサンフウロ、ミヤマキンポウゲ、ゴゼンタチバナなどの花が咲いていた。時間もあるので、塩見小屋に荷物を置き山頂を目指した。ハイマツ帯のガレ場と山頂直下の岩場を注意深く登り小一時間で山頂に到着した。富士山、イワベンケイ白峰三山、荒川三山、甲斐駒、千丈など360°の大展望、イワベンケイ、シコタンソウ、ミヤマオダマキ、イワオウギなど多様な高山植物を、思う存分楽しみ小屋に戻った。


 [0717()] 天候:霧 6;05塩見小屋−7;45本谷山7;559;05三伏峠9;209;40豊口分岐−11;40鳥倉登山口11;50 12;35越路駐車場
 天気予報に反し本日は、雨は降っていないものの夜明け前から霧で殆ど眺望は無く、昨日登頂しておいて良かった。小屋でのんびりした後下山開始した。数多くの登山者にすれ違うが、口々に天候のことを気に掛けていた。

幸い雨も無く、鳥倉登山口に到着、ここで何やら林道の崖上に懸命にカメラを向けている二人連に出会う。話を聞くと、ツマジロウラジャノメという珍しい蝶を見つけたらしかった。
梅雨末期ピンポイントの好天、眺望、多くの花に恵まれた良い山行であった。


 7/16〜17 国師ケ岳、金峰山  記:「みつまん」
 
金峰山頂にて  雲海上に富士山  五丈岩  甲武信ケ岳への稜線   
<メンバー> 「あんまん」、「みつまん」
16日 小山6:00-10:20大弛峠10:50 - 国師ヶ岳(11:45-12:05) -北奥千丈岳(12:15-12:35) - 13:15大弛小屋
17日 大弛小屋6:05-朝日岳(7:15-7:30)-金峰山(8:25-9:05)-金峰山小屋(9:20-9:30)-金峰山9:55-朝日岳11:12-12:25大弛峠
16日、(曇り)雁坂トンネル経由で大弛峠へ行く。駐車場はほぼ満杯。大部分が木道階段の山道を1時間で国師ヶ岳へ。ガスで眺望はないが時々北奥千丈岳が見えた。そこから約10分で北奥千丈岳。その山は奥秩父最高峰だが地味で名前もあまり知られていない。帰りは「夢の庭園」経由で小屋へ戻る。夢を見る間もない庭園?だった。大弛小屋は古くて清潔とは言い難いが食事はまあまあ。

17日 (晴れ)歩き始めてすぐ登り坂でペースが上がらない。尾根にでると好展望地がたくさんあり、昨日登った国師ヶ岳、北奥千丈岳が見える。そこから甲武信ヶ岳への稜線も見える。富士山は雲海に浮かんでいる。金峰山は大きな岩がゴロゴロした広い頂上だった。

有名な五丈岩は想像以上の見事な岩だった。トップまで登っている若者数人。残念ながら、南アルプス・八ヶ岳は雲に隠れていたが、瑞牆山・小川山ははっきりと見えた。
金峰山小屋に立ち寄ってから、大弛峠へ戻る。下りでは大勢の登山者と行き交った。百人以上。分水嶺トレイルというレースが行われていて大勢の競技者とも行き交ったが元気な人は少なかった。 
 7/16〜17 シンナソー沢、軍刀利沢(沢登り) 記:「たかはし」 
 
シンナソー 小滝が連続  シンナソー 3段10中段が核心  シンナソー 3段15m   

北秋川水系シンナソー 南秋川水系軍刀利沢
 メンバー>「いしさか」、「さやま」、CL「たかはし」
連休を利用し、奥多摩の初級者向けといわれる2つの沢へ沢登りに行ってきました。

1日目 シンナソー 天候:曇り
藤倉バス停(1057)−シンナソー出合(1123)−310m滝(1143)−315m滝(1240)−登山道(1345)−藤倉バス停(1430

栃木県某町を800に出発。シンナソーは行程が短く、かつ奥多摩はアクセスが良いので、遅めの出発とする。なお、目的地周辺には駐車場がないため、払沢の滝の駐車場に車を止めてバスを利用する。藤倉バス停で下車し装備を整えたら、川沿いの廃屋の横を通って北秋川の河原まで降りる。上流に進むとすぐ左手にシンナソー出合が出現する。細い沢なので、見逃さないよう注意が必要。

シンナソーに入ると、ゴルジュ帯を小滝が休む間もなく連続して出てくる。20分程で本日の核心である310mの滝が現れる。見た目は大したことは無いが2段目が難しいらしく、取り付いてみると、確かになかなか嫌らしい。ただ、良く見るとホールドやスタンスはあるので、それらを頼りに慎重に攀じる。

この滝を超えると一端、伏流水となって沢に水がなくなった。水流が戻ると黒光りの滝が現れ、また連続して小滝が出てくる。しばらく進むと、本日一番の落差の
315mの滝が現れる。この滝は体を上手く使いながら水流沿いに進めば、難なく通過できた。その後は水流が段々細くなり、二俣を左に進むとやがて水が枯れる。

枯れ沢からは右岸へ進路を取って尾根を目指すのだが、急坂に加え、グズグズなのが閉口する。尾根道に出たときは泥だらけになってしまった。尾根道からは藤倉バス停まで一気に掛け降りるが、傾斜がきついので注意。バス停に着いたときは、次のバスまで50分程時間が余ったので、河原に降りて汚れた靴やスパッツを洗って時間をつぶす。払沢の滝の駐車場に戻ってから車を走らせ、2日目の軍刀利沢へのアクセスが良い南郷の民宿に泊まる。

シンナソーは、釜や滑めは無く水量は乏しいが、最初から最後までほぼ絶え間なく小滝が出現し、全部の滝が登れるので、飽きることが無く、なるほどお勧めというのが納得な沢だった。ただ尾根道までの詰めが個人的には不快なのと、倒木が多いのが難点。

2日目 軍刀利沢 天候:曇り
南郷(750)−軍刀利沢出合(847)−逆くの字の滝(924)−215m滝(955)−チョックウッド滝(1018)−10m滝(1109)−三国峠登山道(1236)−浅間峠(1411)−上川乗バス停(1503

民宿に車を置いて、軍刀利沢出合まで矢沢林道を歩く。地形図を見ながら1時間ほど進むと右手に赤テープが巻かれた木の枝が目に入る。ここが入渓点の軍刀利沢出合となる。準備を整えいよいよ入渓。最初は鬱蒼としたゴルジュが続く。ゴルジュを抜けると小滝が2つ出現。

2つ目の小滝は2条になっており右から登るのだが、以外に細かい。しばらく進むと小滝が連続して現れる。逆くの字の滝は左側から容易に登れる。チョックストーン滝は上半身を岩に付けて強引に、8m滑め滝は水流を直上して登る。これらの連瀑を超えると直ぐに215mの滝が現れる。この滝は左岸側にトラバース用のロープが設置してあって、ロープ伝いに高巻く。トラバースは足場が悪いので注意。

次のチョックウッドの滝は
2段になっていて、1段目のトイ状が難しい。スタンスが無くヌメる。結果的にはここが本日の核心だった。2段目は傾斜が立っているがチョックウッド自体が掴みやすいガバなので登りやすい。
6mの滝は残置ハーケンのある右壁から登る。折角なのでクイックドローを掛けて登る。

次に現れる深い釜のある
4m滝はロープのある右壁から登るのだが、左壁から挑戦。しかし最後が攻略できず、あきらめて右壁側から登る。この滝を超えると、へつりの練習にもってこいの淵があり、わざわざへつって通過してみる。最後の要所となる10m滝は直登もできるらしいが、左岸を巻く。

この後は分岐を繰り返し水流も細くなる。途中の二俣で進路を迷った末、逆をとってしまったのが反省。間違いに気付いて直ぐに修正したが。単調な沢筋が続いて水が無くなりしばらく進むと、やがて頭上に尾根が見えてくる。難なく登山道に出れると油断していたら、最後の最後で足場が悪く、倒木を掴みながら這い上がる。なかなか上手い具合にはいかない。登山道に出ると、さすが奥多摩だけあって何人かの登山客に出くわした。

三国峠のベンチで小休止して、下山を開始。三国峠から浅間峠までの尾根道はアップダウンが続き、疲れた体にこたえる。浅間峠からバス停まではひたすらくだり。上川乗のバス停に着いたのは、バスが到着する5分前だった。バスで民宿まで戻って車に乗り込み、帰りは瀬音の湯で汗を流す。

3連休中だけあって混み合っており、駐車場の入口は駐車待ちの車で行列ができていた。軍刀利沢は、それなりに登り応えのある小滝や、釜やゴルジュが適度にあって、奥多摩の人気の沢というのも頷ける沢だった。また何処か自分でも行けそうな沢を見つけて計画を立てたい。


 7/10〜12   燧ケ岳・尾瀬沼 記:「みつまん」 
 
可憐なタテヤマリンドウ  熊沢田代より山頂を望む  柴安ーから尾瀬ヶ原・至仏山   
前夜車中泊して、11日は御池=>燧=>尾瀬沼ヒュッテ、12日は尾瀬沼を反時計回りに1周して沼山峠から御池に戻る。

梅雨中の快晴に恵まれて燧の俎ー・柴安ーからの眺望はすばらしかった。しかし、登り・下りとも登山道はぬかっていてスパッツは必須。

山小屋は温泉あり、食事まあまあで、個室。12日は前日以上の観光客に遭遇。特に大江湿原は最も簡単に尾瀬を体験できるので大いに賑わっていた。

12時過ぎに御池に到着。天候に恵まれて楽しい山歩きだった。次回は尾瀬周回を計画中。 


 6/26    宿堂坊山  記:「みつまん」
天気:晴れ
<メンバー> 「すぎと」、「おおむら」、CL「みつまん」
小山5:00-赤沼P(6:50-7:50)- 西ノ湖入口BS8:15 -吊橋8:28 - 宿堂坊山(11:13-11:53)-吊橋13:58-千手が浜BS(14:35-14:45)-赤沼(15:05)- 湯元 - 小山(18:00)
 
宿堂坊の山頂  急傾斜でみたショウキラン  尾根端を無事下山。ホッとする   
奥日光の宿堂坊山へ行ってきた。西ノ湖入口の吊り橋近くから宿堂坊山南東尾根をピストン。急斜面を這うよう
な登り下りが3箇所。南東尾根への取付を尾根端にすれば良かった。下りは尾根端へ下りる。尾根上は広くルー

トファインディングに苦労するがテープは多い。山頂は靜か。南東尾根は渡渉がないが急斜面があるので勧めら
れない。渡渉があるが東尾根または北東尾根が良いと思う。山では他の登山者には会わず。下山後千手ヶ原を歩いたがこちらはハイカーが多少いた。クリンソウがまだ少し咲いていた。湯元おおるり山荘で汗を流す。タオル付き\500。
 



 6/18    浅草岳 記:「こなっち1」 
 <メンバー> 「こなっち2」、則夫
天候:霧後晴、日帰り周回 (5時間15分、休憩含)
7;25ネズモチ平駐車場−8;00桜曽根−9;45前岳9;5010;05浅草岳山頂10;5011;15前岳−(北尾根)12;30ネズモチ登山口 12;40ネズモチ平駐車場
 
ウラジロヨウラク  前岳周辺のイワハゼ  前岳周辺には残雪あり  山頂より眼下に田子倉湖   

7時ネズモチ駐車場に到着、コースタイム4時間強にしては、まだ時間が早いのか、車は10台程度で空いていた。駐車場から山頂は見える筈だが、あいにくガスが掛かっている。桜曽根に至る林道の中間地点に殉職者碑があり、真新しい花が添えられており、図らずも618日が命日のようだった。

桜曽根からブナ林の緩斜面、霧が追われる様に晴れて来て前岳に到着、この辺りでは、お目当てのヒメサヨリが可憐に咲いており、五分咲きといってところだろうか。ツボミも多く、まだまだ楽しめそうだ。ウラジロヨウラク、シラネアオイ、イワハゼ、コイワカガミ、マイヅルソウ、タニウツギなど多種の花が登山道脇で見られる。

雪渓を一登りし山頂に到着、眼下に田子倉湖、南西に鬼が面岩壁、遠くにはまだ雲が掛かっているが、いい眺望だった。下山する頃には次から次に登山客が押し寄せ、それ程広くない山頂は、30人を超える人で一杯、東側の別ピーク、直下の湿原も休憩する人で混雑していた。


前岳から急な北尾根を下り、13時前には登山口に着いたが、登りの桜曽根側尾根の方が花も多く、緩やかで楽しめる。ヒメサユリを見られ満足出来る山行であった。



 6/9    天狗岳(八ケ岳)   記:「こなっち1」
<メンバー> 「こなっち2」、則夫 

天候:晴、日帰りピストン (9時間20分、休憩含)
7;30白駒池入口−7;50白駒池−8;20高見石8;359;40中山9;5010;20にゅう分岐−10;30中山峠−11;55東天狗岳12;4013;40黒百合ヒュッテ13;50-13;55中山峠−14;10にゅう分岐−15;05にゅう15;2016;30白駒池−16;50白駒池入口

 
中山より天狗岳  にゅう山頂から天狗と硫黄  東天狗山頂   

7時白駒池入口駐車場に到着、平日の為か車は数台しか停まっていなかった。白駒池は無風、湖面は鏡の様で、新緑と青い空、白い雲を映しとても清々しい。
高見石で白駒池を見下ろし、中山に着くと漸く天狗岳が姿を見せた。中山峠までは樹林の中だが、登山道沿いには、白く可愛いミツバオウレン、イワカガミが数多く咲き飽きさせない。ここから一登りの急登で東天狗岳に到着、平日の為か、入れ替わり10人弱の登山客で空いていた。

思いがけず著名アルピニストにも出会った後、頂上を後にし、にゅうに向かった。にゅうの手前はうっそうとした苔と石の樹林帯で踏み跡が分かり難く、どこもかしこも登山道に見え、見失いそうになるが、程なくにゅうの岩塊が目に入って来た。

頂からは先ほど登った東天狗、西天狗、硫黄岳、眼下に白駒池、佐久市が見渡せた。再び苔と石の樹林帯を下り、白駒池入口に戻ったのは17;00直前だった。



 5/28〜29 杉田川(沢登り) 記:「いしさか」 
<メンバー> CL「はしだ」、SL「ともさん」、「なかがわ」、「すぎと」、「おおむら」、「ながおか隆子」、「わたなべ」(美)、「さやま」、「いしさか」

7:00 不動尊駐車場出発 〜 7:40 遡行開始 〜12:30遡行終了〜 13:20 仙女平 〜 15:20不動尊駐車場
 
今年初めての沢登り、男5名女4名総勢9名の大所帯、不動尊駐車場にて前泊幕営・宴会です。
翌日快晴の中、身支度を整え駐車場を出発。杉田川沿い遠藤ケ滝遊歩道を遡行開始ポイントまで行く。遠藤ケ滝を通過し約40分でポイントに到着、遡行開始です。

杉田川は、昨年初めて沢登りを体験し、また洗礼を受けた沢でした。今回沢登り初のWさんは・・・CLの助けを受けながら、登って登って、へつるへつる。力強い。沢に入って約2時間後、上部に鉄ハシゴが掛かっている7mの滝が出てくるが、補助ロープを使いこれをクリア。次にザイルを使用し二条の滝をどうにかクリア。

しばらくすると二俣出会いに着く。これを右俣に入る。2段8mの滝を越え、しばらく沢歩きをしていると赤テープ出現、遡上終了です。

ここから一般登山道に向けて藪こぎです。約1時間で仙女平にでました。さて、次の目的(収穫)に向けて出発です。休憩もそこそこに先発隊が行きましたが、Nさん以外は空振り。早くも来年に向けてリベンジに燃えます。

一般登山道よりショートカットで15:20駐車場へ到着です。個人的には、昨年度の雪辱を果たせて良かった。お疲れ様でした。 


 5/21    燧ケ岳   記:「こなっち1」
 
下部の水芭蕉  熊沢田代から平ケ岳  熊沢田代より燧岳山頂  爼倉からの尾瀬沼   
<メンバー> 「こなっち2」、則夫()

天候:晴後曇、日帰り周回 (8時間50分、休憩含) 6;00御池登山口−6;55広沢田代7;007;55熊沢田代8;009;30俎ー10;1510;35柴安ー11;00(長英新道)13;30大江湿原13;5014;50沼山峠14;20-(バス) -14;40御池

5時過ぎに御池駐車場に到着、50台程の車が停めてあり、沼山峠行き始発バスには既に20人前後が乗り込んでいた。朝食を済ませ、燧ケ岳への登山道を登り始めたが、雪は殆ど残っていないものの少々冷え込んでおり肌寒かった。

広沢田代への登山道では水芭蕉があちこちで咲いており、雪は熊沢田代にも殆ど無く、ここを過ぎたトラバース路と直登路の雪渓、柴安ー手前でザラメの雪が残るだけだった。俎ーでは入れ代わり立ち代わり20人前後の登山客で賑わっており、至仏山、平ケ岳、会津駒、越後駒、中岳、日光連山、眼下に、尾瀬沼、尾瀬ヶ原が見渡せ、気分爽快だった。

柴安ーへの雪の残る登山道を注意して登り長英新道を下った。殆ど灌木の中で
少々つまらないが、大江湿原では、リュウキンカ、タテヤマリンドウ、ミネザクラが咲いており心癒された。沼山峠まで木道を小一時間程登り返し、バスで御池まで戻った。




 5/15   高倉山(新潟) 記:「ともさん」 
 

<メンバー> 「すぎと」、「ながおか隆子」、「わたなべM」、CL「ともさん」 
小山5時―田沼550−登山口駐車場800−登山口830−山頂10501200−登山口1330

六日町まで順調に進んでいったが下調べを怠り登山口の駐車場で迷う。地元の方に聞いて無事に到着。身支度を整え出発する。日差しが強く暑い。堰堤を越えしばらく河原を歩き尾根にとりつく。急登が始まる。

地図でわかってはいたもののひたすらの急登、ブナ林の中を時折吹く涼しい風に助けられながら登る。尺取虫をかき分けながら・・・ブナ林を過ぎ最後の登りと気合を入れたがなんてことはない、思ったほどの急登もなく
山頂につく。山頂周辺にはオオカメノキ、タムシバ、シャクナゲ、イワカガミなどの花が咲き、山頂は360度の展望でした。

八海山、巻機山、丹後山、越後駒は八海山に隠れて見えません。次回に残した金城山も目の前に見える。
1時間ほどゆっくりと頂上で休み下山開始。登ってきた急登をひたすら下る。飽きた頃登山口に到着。五十沢温泉で汗を流し帰路につく。久しぶりの女子会登山。おしゃべりは尽きません。


 5/15    白毛門(谷川)   記:「こなっち1」
<メンバー> CL「おかちゃん」司、SL「かずちゃん」、「いしさか」、「こなっち2」、則夫
天候:曇り後晴、日帰りピストン (登り3時間30分、下り2時間30分、小休憩含)
6;55土合橋登山口−9;00松ノ木沢ノ頭9;1010;30白毛門山10;5511;35松ノ木沢ノ11;4513;30土合橋登山口
 
土合橋登山口  ブナ林の急登  松の木沢頭から白毛門 白毛門山頂より谷川岳東面   
残雪の谷川岳絶景を求め白毛門を目指した。天気予報は晴れとなっていたが、早朝は雲に覆われ新緑のブナ林から時折見える谷川岳はガスの中であったが、登山道中腹では満開のシャクナゲ、イワウチワ、ショウジョウバカマ、タテヤマリンドウ、コイワカガミなどが所々に咲き目を楽しませてくれた。

ブナ林の急登も終え松ノ木沢ノ頭に着く頃には、すっかり晴れ渡り、シャクナゲ越しに谷川岳東面、背後にはジジ岩、ババ岩を抱きどっしりと白毛門山頂が構え、絶好の登山日和になった。

他の登山客も絶景にシャッターを切りまくっていた。ここから1時間弱で白毛門山頂に到着、谷川岳東壁全容に加え、北には笠が岳、朝日岳、東に武尊山、好天の360°の眺望を楽しみ下山した。
 


 5/14   袈裟丸山  記:「わたなべA」
メンバー>  「ウッチー」、「おちあい」、「わたなべA」 他7
佐野515 ? 710折場登山口720−弓の手コース−1050袈裟丸山11101410折場登山口

マラソン仲間恒例のハイキング。今回は「アカヤシオを観たい。」と、声があがり袈裟丸山へ。122号から林道へ。我々の車を含め7台が繋がる。アカヤシオ目当ての登山者が多いことを感じる。案の定、駐車場までたどり着けず路肩に車を止める。50台はあるだろうか?

子丸山付近は、アカヤシオが満開。あまり花に興味の無い男子10人が花に目が釘付け。山頂に着くが、雲行きが怪しいので直ぐに下山。ポツポツ降られるがカッパを着るほどにはならなかった。

アカヤシオ以外の沢山の木に新芽が付いているので数週間後に行っても面白そうだ。また、来年も行ってみたい山だ。



 5/15    日留賀岳   記:「みつまん」
複雑に変形した老木の近くを登る  男鹿岳・鹿又岳・大佐飛山   山頂にて 行者ニンニクはまだ小さい 

天気:晴れ
<メンバー> 「ひなぎく」、「くりさん」、「みつまん」
小山5:30-登山口7:00-(4時間30分)- 山頂 -(3時間15分)

開山式に合わせて日留賀岳へ行ってきた。多くの登山者で賑わって、狭い山頂は登山者で一杯。
例年残雪があるのだが、今年は全く雪の気配はなし。ヒメイチゲ・イワナシなどの花を楽しめた。距離15Km 累積標高 +-1,410m は疲れる。 


 5/1〜3 鳥海山(山スキー)  記:「わたなべK」
参加者> CL「わたなべK」市、SL「ウッチー」 、「ながおか貞」、毛塚勇、
行程:5/1 佐野4:008:00月山道の駅11:003:30仁賀保・潮風公園(泊)
5/2潮風公園6:30−祓川登山口8:009:15避難小屋9:3512:00鳥海山12:2013:15祓川登山口14:3015:30潮風公園(泊)
5/3潮風公園7:20−鉾立登山口8:5011:20御浜小屋11:5012:15鉾立登山口13:0019:00佐野

月山 51日 雨
初日の月山は山形道に合流した付近から雨足が強くなり、月山道の駅で時間調整するがいっこうにやまない。今日の山行は諦め鳥海山に向かう。途中の酒田の道の駅のラーメン屋で鯛ラーメンを食べたが、期待外れで会話がとだえる。

山麓の仁賀保町のスーパーで買い出しをして、海辺の銭湯で一風呂浴びて、潮風公園で仮眠とする。
今回の参加者毛塚氏の武勇伝!?で夜遅くまで飲み明かす。 


祓川口から鳥海山 5月2日 曇り
 
秡川駐車場についたのは、7時20分。前日は雨の為今日の入山が多いようで、第一第二駐車場は100台位の車で満車だった。、祓川ヒュッテからの緩斜面を七ッ釜避難小屋まで行き一休みする。そこからは一気に急登になり、おまけにホワイトアウト。頂上に着いた頃には強風で視界10m。あれだけいた登山者は我々4人のみ、早々滑走準備をする。

この日北斜面の滑降を予定していたが、この天候なので中止にする。滑り出しの約200mはエッジをたてて、横滑りで降りた。視界が聞かないため、4人で声を出し合いながら迷わないようによう慎重に降りる。

間もなく視界が50m位になったので、少し被った新雪を楽しみながら駐車場まで滑り込む。2年半のブランクがあった「ながおか」さんも頂上まで頑張り華麗な滑りだった。


鉾立登山口から鳥海湖 5月3日 晴れ

最終日は、素晴らしい晴天になった。どこの駐車場もいっぱい。道路脇の広い場所を探し駐車する。登山口から鳥海湖までは登りやすい緩斜面で、会話をしながらののんびり登行だった。

御浜小屋から鳥海湖の下部まで滑り込むコースもあるが、登り返しと帰る時間を計算すると、このコースは次回のお楽しみとする。11時50分滑走スタート〜12時15分登山口。短いスキーランだった。



 5/5〜6   越後駒ケ岳   記:「こなっち1」
<メンバー> 「こなっち1」、「こなっち2」

山小屋1泊ピストン (登り7時間20分、下り5時間15分、休憩含)
0505() 天候:曇後晴  8;10石砲橋(銀山平)9;00柳沢取付−10;45道行山11;0512;05小倉山12;1513;00百草ノ池13;2015;10駒ノ小屋()

 
柳沢付近尾根から荒沢岳 道行山からシャクナゲと越後駒  百草ノ池付近から荒沢岳  越後駒山頂から八海山  

少し時期が早いかと思いつつ今年は雪が少ないので越後駒ヶ岳に出かけてみた。銀山平石砲橋駐車場は数台程止められるが、車は2台だけだった。北の又川沿いを小一時間程遡り、柳沢沿いの取付きに到着、道行山に至る尾根はイワウチワの薄桃色の花が一杯で、所々にショウジョウバカマ、中腹では早々とシャクナゲが咲き始めていた。

道行山から上はザラメの雪道だが踏み抜くこともなく爽快な尾根歩き、午後にはガスで覆われていた越後駒山頂も見えて来た。駒ノ小屋直下の痩せ尾根を注意して急登し本日はここで宿泊、今は無人で他の登山客は新潟から来た女性1人だけでゆったり休めた。風が強かったが、満天の星空、小出の夜景が綺麗に見えた。


0506() 天候:晴 6;40駒ノ小屋−7;00越後駒ヶ岳山頂7;207;35駒ノ小屋8;209;30小倉山−10;45道行山11;00
11;55柳沢取付−12;35石砲橋

早朝4;00頃には白み始め、水場は薄っすら氷が張り、放射冷却で冷え込んでいた。日の出を楽しみ、やや締まった雪面をアイゼンを装着し20分登り山頂に着いた。天気は穏やかで、この頃には暖かくなった。

残雪の中ノ岳、荒沢岳、平ケ岳、燧ケ岳、眼前に八海山、360°の眺望を満喫し下山、残雪の照り返しで暑い位だった。途中10人程登って来て、本日からの駒ノ小屋開業の準備で11;00にヘリが到着するとのことであった。
 



 5/2   鳴神山(桐生)  記:「みつまん」 
 山頂にて カッコソウ  登山道から離れている   
 天気:曇り
<メンバー> 「ひがの」、「ひなぎく」、「すぎと」、「みつまん」
小山6:00-駒形登山口7:25-9:35肩の広場9:45 -(カッコソウ群生地) -10:00肩の広場 - 10:08鳴神山山頂 - 10:33椚田峠-(カッコソウ群生地) - 10:50椚田峠11:10 - 11:33赤柴登山口 - 12:35駒形登山口

カッコソウを見に鳴神山へ行った。駒形登山口から沢沿いの登山道を進むと、様々な花に迎えられた。たまたま指導員らしき方に遭遇していろいろと教えていただく。この登山道は時期を変えて歩いてもおもしろそうだ。

肩の広場から少し下るとカッコソウ南移植地だが、こちらは数株しか咲いていない。山頂に登ると数組の登山者が休んでいた。椚田峠への下りで白い花が美しい小さなイワカガミの群生をみる。ヒメイワカガミというらしい。若葉のなかにミツバツツジが映えて美しい。

峠から少し下るとカッコソウ北移植地。こちらにはたくさんのカッコソウが咲いていた。しかし、遊歩道側にはあまり咲いていないので良い写真を撮るには望遠レンズが必要だ。

峠に戻ってエネルギー補給。峠からは赤柴方面に下山した。駒形の駐車地にはたくさんの車が路上駐車していた。たくさんの花が見られて満足の山歩きでした。



 4/29〜5/1  涸沢   記:「わたなべA」
メンバー>  「わたなべA」 他1

(一日目) 小山1830 2230 松本駅− 1120沢渡駐車場
(二日目) 沢渡駐車場515545上高地ビジターセンター615 710 明神館−徳澤823 940横尾955 1100 本谷橋− 1250涸沢ヒュッテ
 三日目) 涸沢ヒュッテ800 920 横尾− 1330上高地ビジターセンター 1400 沢渡駐車場−あずさ温泉1445 −松本駅− 2030小山市

<一日目>
今年のGWは山梨県に住む友達と涸沢ヒュッテに行くことになった。仕事が終わってから出発。松本駅に2230に待ち合わせをした。松本駅通路にテントが7張あったそうです。沢渡駐車場に着き小宴会。まだ、駐車場は空きスペースがある。

<二日目>
駐車場の桜が満開。天気予報通り晴れ。タクシー4,200円/台なので二人組の登山者に声を掛け相乗りで一緒に上高地ビジターセンターへ。

横尾までは平坦な山歩き横尾大橋を渡ると雪が出てくるがアイゼンを付けるほどではない。本谷橋を渡ると本格的に雪道になりアイゼンを付ける。天気が良いので日焼け止めを塗りサングラスを掛ける。直登で登るがそれほどきつくない。

小屋のこいのぼりが見えてくると雲行きが怪しく風が強くなり黒い雲が出てくる。ヒュッテに着くと雪(小さなミゾレ)が降り始める。テント場はすでに満員状態。遠いところに張る。

15
00ぐらいになると強風、雪が激しくなりテントを組んでいる人がテントを飛ばされ、偶然にも登山者の方へ、飛ばされずにすんだ。小屋の方に明日の天気を聞くと「明日は今日より酷い予報。」と教えて頂く。


<三日目>
雪、強風が酷い。天気予報通り。雪は15cmぐらい積もっただろうか。天気が良くなることが見込めないので二人でテントを飛ばされないように撤収し下山。

本谷橋まで行くと雨。計画では、あと一泊する予定だったが、悪天候のため下山。天気予報では良い天気だったが大荒れの天気となり残念でした。




 4/30  諏訪山(群馬・上野村)  記:「こなっち1」
湯ノ沢の頭付近のミツバ  三笠山とヤシオ  ヤシオに染まるピーク  ヒカゲツツジ 
 <メンバー> 「こなっち2」

天候:晴、日帰りピストン (登り3時間55分、下り2時間45分、小休憩含)

7;30浜平−9;00湯ノ沢の頭9;1010;45三笠山11;0011;25諏訪11;3512;00三笠山12;4513;45湯ノ沢の頭13;5515;05浜平

 浜平駐車場は3台でガラガラ、ツツジは期待出来ないか ? 湯ノ沢を何回か渡り返し尾根に出ると、ミツバツツジが見え始め、弘法小屋までの尾根は、淡い紫色の花で一杯だった。

やがて三笠山が目前になると、山はまだらのピンク色に染まり、あちこちにヤシオツツジが咲き乱れている。こんなにピッタリとヤシオの開花に当たったのは初めてで、三笠山頂上で晴れ渡った空、上州の山並み、満開のヤシオを満喫し下山した。
 


 4/29  地蔵岳南尾根(鹿沼)   記:「みつまん」
 
歩き易い植林地  ヤシオを観ながらピークへ  途中の小ピークにて   
天気:晴れ
<メンバー> 「ひがの」、「ひなぎく」、「くりさん」、「わたなべ」(美)、「みつまん」
小山6:30-川「なかじま」駐車地7:55-8:30林道終点 -10:55三角点峰11:15 - 12:40 P821 - 14:05駐車地

コシアブラ目当てで鹿沼地蔵岳の南尾根へ行ってきた。林道を終点まで進む。その先で崩落場所を越える。沢を渡るとすぐ左の植林地に取付いた。最初は歩きやすいが途中から浮石の多いガレた急斜面にぶつかる。それをトラバース気味に登ると尾根に着いた。踏み後は薄いが歩きやすい。満開のシロヤシオが1本あった。ミツバツツジも咲いている。

標高があがるとアカヤシオが増えてきた。これではコシアブラには早すぎる。三角点峰で休む。アカヤシオを楽しみながら尾根を南東に下り、途中から東に伸びる支尾根を下る。標高が下がるとコシアブラの新芽が目に着いてきた。

大きくても3cmぐらい。全員喜々として採集。左に林道らしきものが見えてきたので植林地を下る。荒れた林道に飛び出して、駐車地まで気楽に歩く事ができた。
下山後、調べると、本日の収穫物はコシアブラではなくタカノツメらしい。食べることはできるが、多少香りが薄くて苦みが強い。




 4/23〜24 月山・品倉尾根(山スキー)  記:「はしだ研」
<メンバー)  CL「はしだ研」、「すぎと」、「おおむら」、「いしさか」、<「しのはら」> 
23日>16:00鹿沼発〜湯殿山スキー場泊
24日> 湯殿山スキー場〜月山スキー場(タクシー)
 リフト終点 品倉尾根上部  ishizaka 様になってきました  湯殿スキー場上部 
リフト降り場〜柴灯森まで1Hちょいで登る。天気良く雪が多ければ最高の条件が揃うところだった。

三角大雪田では先行グループが登り返して滑っていたが素晴らしくうまい人達だった。ヘボでもこの雪質なら滑っていて楽しい。早来年に思いを馳せる山行になった。



 4/20  坂戸山(六日町)   記:「みつまん」
天気:晴れ
<メンバー> 「ひがの」、「ひなぎく」、「みつまん」、「おおむら」
小山6:00-登山口8:25-9:50桃の木平10:10 - 10:25坂戸山山頂10:33 - 10:50大城11:02-11:12坂戸山山頂11:22-
12:25登山口 
 
桃の木平のカタクリ  雪山をバックに大城のカタクリ  山頂にて、バックは八海山   
六日町坂戸山は花の山でした。登山口近くはカタクリは花の時期を過ぎていましたが、桃の木平で満開のカタクリの見事な群落を見ることができました。

また山頂・大城では360度の絶景を楽しめます。他にはイカリソウ・ムシタバ・イワウチワ・イワカガミ・サイゴクミツバツツジなど多くの種類の花を楽しむことができました。

少し暑いぐらいの好天のなか花を満喫した山歩きでした。帰りには蕎麦・風呂も楽しんで、17時には帰宅。 


 4/16   燧ケ岳(山スキー)   記:「はしだ」
御池駐車場発9:10 13:00行動打ち切り(2100M付近) 東ノ田代経由駐車場着16:00 
<メンバー>  CL「はしだ研」、「なかがわ」、「おおむら」、「ながおか隆子」、「いしさか」
 
新人さん3回目の山スキー、いまだ思うようにはいかないようで苦労の連続、特に下りは急傾斜があり てこずっていた。

帰り着いたときには我々の車が1台だけで寂しそうに佇んでいた。山頂には到達できず来年にリベンジをかけていたようだ。

奇跡的にRaccoさんのグループに遭遇、テレマークの華麗な滑りを見ることができた。 


4/3   朝日岳・東南稜 記:「おかちゃん」
<メンバー>  「おかちゃん」司、「かずちゃん」   天候:晴れ

峠の茶屋駐車場816分 核心部終了点1015分 朝日岳山頂1114分 峰の茶屋1153分 駐車場1225

 
核心部を越えビューポイントにて  朝日岳山頂   

ロープウェーが営業しており、峠の茶屋駐車場まで入れた。朝の内は青空が見える。雪は少なくアイゼンは一応持参、ピッケルは置いていく。指導所に登山届を提出する。夏道bSから眼下の堰堤に、小尾根を越して残雪を伝い、堰堤2つ下の取付きに着く。

装備を身に着け、以前のルートをたどりギャップを目指す。雪解けで浮いている石、岩多い。懸垂地点手前の右に回り込む所は慎重に、二つある支点の片方にザイルをセットする。
20mでは途中のテラスまでは良いが、鞍部までおりるとすると足らず、次回は30mを用意すること。この懸垂は振られやすく注意が必要だ。

登攀地点の対面のテラスに渡る。この核心部は軽く乗越したいところだが、思うようにはいかない。上部に抜けると支点が
2つあり、自己確保をとり、「かずちゃん」をガルダーヒッチで確保する。今回はザックをフリクションに上手く越してきた。

ここを抜けるとビューポイントがあり、写真に納めて、休憩を取り軽く飲み食いする。この先はやはり浮石に注意しながら進む。直下の岩場を越して、そのまま上部に、朝日岳山頂に出た。少し待っていると単独の登山者が来た、シャッターを押してもらう。

夏道を下山する、剣ヶ峰のトラバース部分は雪渓上にトレースがあり容易だ。峰の茶屋を経由して峠の駐車場は近い。ここは短いがシャープで楽しめるルートで、何度きてもよい。家には
3時前に着き、城山公園にお花見に出かけた。

                                         山岳会Topへ