2008年度(平成20年度)会山行記録詳細  ーその1
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3/6〜8  西吾妻越え(山スキー)  3/22  平標山(山スキー)  3/28〜29  浅草岳(山スキー)  
2/14〜15湯ノ倉山、大戸沢岳(山スキー) 2/21〜22 猫魔〜ラビスパ(山スキー)  3/1   神楽ケ峰(山スキー)  
1/29  山王帽子山(スノーシュー) 2/7〜8  神楽峰(山スキー)  2/11  切込湖〜山王峠  
12/6  三床山〜一床山 12/20〜21 白根山(雪山トレ) 1/24〜25  男体山
11/15  貝鳴山〜大倉山 11/23  鞍掛山〜古賀志山 11/29〜30 遭難対策研修会(板室)
10/17〜18  会津朝日岳 11/2〜3  前白根〜錫〜黒檜岳 11/8〜9  妙義山・烏帽子沢左俣
9/28  市民登山教室・磐梯山 10/4〜5  博士山 10/11〜13 栗駒山 & 禿岳
8/15〜16尾瀬:北岐沢〜ブナ沢  9/11〜14  聖岳〜光岳 9/20〜21  谷川・集中登山
6/15  釈迦ケ岳 6/27〜28  浅草岳 7/8〜13 花の大雪、雨のトムラウシ
5/12  燧ケ岳・(山スキー) 5/17〜18  八子ケ峰(下見) 6/6〜8 中ノ岳〜丹後山
4/26〜27  燧ケ岳(山スキー) 4/29 薬師岳、夕日岳 5/2〜6  鳥海山(山スキー)
4/6  前白根山 4/12〜13 会津駒ケ岳(山スキー) 4/19〜20  月山(山スキー)
3/28〜29  浅草岳(山スキー)   
天候:雪   (メンバー) 「ながおか正」、「はしだ研」、「ほんだ」、「すぎと」、「さとう」、<「しのはら」>
3/28-小山18:00-<関越道>入広瀬道の駅21:15     3/29-道の駅-五味沢ホテル前登山口8:00-稜線(1,000m)11:20-引返し点(1,300m)12:50-登山口14:20/40-国民宿舎(風呂)-入広瀬道の駅16:30-小山19:50 
ホテル前から出発 季節外れの大雪 やっと稜線へ出た 30cmのパウダーにウハウハです
ホテル前からシールを着け出発  季節は外れの大雪でした  苦労の末やっと稜線へ出た  30cmのパウダーに楽しい・・・ 
ETC割引初日、太田〜小出、4,100→1,000と恩恵を受け、激しく雪が降る新潟の高速を走り、現地集合の入広瀬・道の駅に到着。
車中での宴は毎度のこと、明けてあたりは昨夜からの雪が積もり真冬の景色だ。

予報では回復基調とのこと、ホテル前に駐車しシールを着け歩きだす。いつもの入叶津側と違い北西側はムジナ沢Mr.honndaの経験のみだ。白崩沢左岸の夏道に沿い林道を行く。先行者のトレースに従い、夏道と別れ林道を詰める。
林道を最後まで詰めるのが正解らしかったが、初めてのコースで、ショートスキー単独者のトレースを追って、700m付近の崖場を右側から巻くコースに入る。斜面が急になり、藪っぽい痩せ尾根をジグをきりながらラッセルの結構なアルバイト、2度ほど板を担ぎました。苦労の末やっと1,000mの稜線へでた。

雪は小止みとなり、対岸の守門側の山並みが垣間見える。だが上部はガスで視界はきかない。山スキーヤーが数パーテーいた。いずこも年齢層が高い、若いグループもいたが時代の流れか。ヤジマナ沢に近い側の稜線は、藪も無く緩斜面が延々と続き素晴らしい尾根だ。天気さえ良ければ最高でしょう。
出発が遅かったのと、天候条件で山頂はお預け、1,300m付近で時間切れです。

いよいよ楽しい滑りだ、多少湿っぽいといえ、この時期に無い新雪、数日続いた寒気と昨日からの雪は30cmはある。日頃の練習の成果を今日こそはと、思い思い自己満足の滑りが始まる。ひざ下半分が潜る雪の中、滑ったりsugito、転んだり、「楽しい・・・・」 「これがあるからたまんないのよね、止められないのよね・・・・」へぼ滑り軍団にはこの程度のパウダーでも楽しめるのです。
程よい斜面です
登りで苦労したルートは行かず、下りのルートはトレースが多いルートを辿る。急斜面が出るが、何と、こっちは登り易いし、滑り易い。重めのパウダーを楽しみながら降りると、傾斜が落ちるころ林道終点に着いた。次回からはこのルートが良い、今シーズンETC特典を利用し又きてみたい。

帰りは地元へのささやかな貢献、国民宿舎の風呂と道の駅の蕎麦をいただき、千円コッキリの高速に乗ります。かなり覚悟していた関越道の渋滞は、殆ど問題なく通過、予想外の早い帰宅でした。 

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3/22  平標山(山スキー) 
天候:小雨のち曇り  (メンバー) 「はしだ研」、「ほんだ」、「おおむら」、「ながおか貞」、「ひがの」、「すぎと」、「さとう」、<「しのはら」> 
3/22-小山5:00-土樽7:00-元橋別荘奥(苗場)8:10-退却10:00(1,350m)-別荘奥10:40-土樽11:40-小山16:00 
元橋別荘最奥から出発 林道を詰める 撤退地点 林道を帰る
苗場側・元橋別荘最奥から出発  林道を詰める  荒天のため撤退地点  林道を滑って戻る 
全国的に荒れ模様の天気予報、雪ならいいが降れば雨、出発から気が重い。山行は現地へ行って見なければ判らない、の原則から高速を飛ばす。
土樽、毛渡橋で前夜発組と合流し、予約しておいたジャンボタクシーに乗り苗場、元橋へ向かう。既にフロントには雨が落ち前途が怪しい。

hashidaさん別荘地の最奥にてシールを付け林道を歩き始める。ルートはヤカイ沢を避け、河内沢に沿hondaさんい林道分岐まで。少し先から夏道の左側の尾根を目指す、尾根を詰めれば山の家の上、1,776m付近の稜線に出るのだ。

雨足と雲行きを考えると今日は無理と判断、予報では午後から荒天とのこと、尾根の勾配がきつくなる手前1,350m地点で諦める事にした。シールを外し、わずかな距離だが滑りを楽しみ林道へ降りる。あとは傾斜の緩い林道を滑ったり漕いだり、別荘地に戻った。

土樽までの帰路は予定外のジャンボタクシー利用、車中からは青空も出る空がうらめしい。「こういう時もあるさ・・・諦めが肝心」昼どきの温泉につかり帰途についた。それにしても今年の2〜3月は雨に縁があり 何かおかしいね。 

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3/6〜8  西吾妻越え(山スキー) 
(メンバー) 「はしだ研」、「ウッチー」、「おおむら」、「ひがの」、「すぎと」、「おがわ憲」、「よしだ」、<「しのはら」>、「さとう」 
3/7-小山5:00-グランデコ7:40 (4名は前日発)
デコリフトTOP9:25-西大巓11:30-西吾妻避難小屋12:40-若女平14:50-白布温泉16:00(不動閣泊) 
3/8旅館8:00-天元台リフトTOP9:15-西吾妻11:10-二十日平13:20-デコ駐車場14:20-小山19:00 
デコ平ゲレンデTOP 風とガスの中を登る 西吾妻避難小屋は戸が開かず 雪が凍って疲れる・・・
ゲレンデTOPから、いざ出発  風とガスの中を登る  西吾妻避難小屋は凍って戸が開かず  雪が凍てつき苦労の滑りでした 
3/7-前夜発組4名と合流し出発、強風のためゴンドラは休止だが、リフト3基を乗り継ぎ何とかゲレンデTOPに着く。
歩き始めると驚く、雪が硬く凍てついている、急勾配でのシールの効きも悪いが、トラバースでのエッジが効かず滑って最後は杉林の中を滑るしまい何度も転び苦労する、先が思いやられる。

やはり予想通り西大巓山頂近くから凍り方が強くなり、シールが極めて利きにくい。西吾妻避難小屋へのルートは更に酷く、前日に大雨が降って凍てついた様子が伺える、この時期大雨が何度か降ることは、やはり温暖化なのか?避難小屋で休息したかったが、扉が凍って開かず諦める。

いよいよ若女平への下り、パウダーの期待も少しあり滑り始める、が、何かおかしい。ところどころ薄いパウダー細い橋を慎重に渡る気味のところもでるが、風の影響を受けるところは まるで氷、エッジが効かない、止まらない、転んだものなら10〜20mも止まらず、ゴッツンコ。雪の表面がこれ程凍っているのは初めての経験です、驚きました。

横滑りをこんなに多用したのも珍しい。傾斜が落ち若女平が近づくと、さすがに雪の状態も良くなり樹林帯の中の滑りも快適になる。
蟻のとわたり?の痩せ尾根を過ぎ、杉林を縫って、最後の難関、何とか固まり? を横滑り、藤右エ門沢の細い橋を慎重にわたれば林道に到着、お疲れさん。

あとは何時ものコース、旅館手前の酒屋に寄り、温泉に浸り腹を満たし、最後の仕上げはカラオケで締めました。


天元台リフトTOP 稜線の雪は硬く凍てつく 二十日平への中間地点 デコ駐車場に到着
 天元台リフトTOPから出発 稜線の雪は硬く凍てつく  二十日平への中間地点  デコ駐車場に着いて終了です 
3/8-明けて天候は穏やかな気配、順調にケーブルとリフト3基を乗り継ぎゲレンデTOPへ。今日は昨日より雪が良いのでは? 期待もむなしく中大巓を回り込み鞍部に出るのに苦労する。ちょっとした傾斜を登れない、シールが効きづらい、階段登行もエッジが効かない。苦労のすえ稜線に出る。
ところが殆ど平坦な稜線のシール歩きが思うにまかせない。稜線の雪は更に凍りつきエッジが効かず非常に疲れる。そこで板を担ぎつぼ足に切り替えた。

驚いたことにつぼ足でも全然埋まらないのである。傾斜のある登りは要注意だ、滑ったらかなり流されそうだ。好天ではないが、視界良好な稜線歩き、距離も無いことから西吾妻に間もなく到着。
いよいよ二十日平への滑りだ。昨日の事もあり滑り始めのクラストした斜面に緊張の滑り出しだ。少し高度を下げると所々柔らかな雪が出てくる、雨で締まった雪の上に5〜10cmほどのパウダーが出始めてきた。

風を避けられる樹林帯で休憩後、いざ滑り出す、「ムム・・・いいぞ・・・」滑りがいいぞ、板を廻すのがスムーズだ、急斜面の狭い場所は横滑りがバッチリ、とても滑り易い。昨日と雲泥の差に呆気にとられる。あとは快適そのもの、夫々 滑りが上手くなったと勘違いしながら順調に高度を下げ、ルートに迷うことなく二十日平へ到着です。

滑り降りた遠い山頂からの景色に感激しながら、最後の沢の渡渉点へ着く。ところが橋が無い、去年折れ曲がっていた橋は流されていた。沢の石を伝い何とか渡渉し、ようやくゲレンデに到着、昨日の分を取り返す素晴らしく気持ちのいい滑りが出来て満足でした。 

uchidaさん ogawaさん sugitoさん

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3/1   神楽ケ峰(山スキー)  
天候:薄曇り&ガス(メンバー) 「はしだ研」、「おがわ憲」、「すぎと」、「よしだ」、「さとう」 
小山5:00-かぐら駐車場7:00-ゲレンデTOP9:30-神楽山頂10:30-和田小屋12:00-かぐら駐車場13:40/14:00-小山16:15 
山頂はガスの中 滑り始め(ogawa)
ガスで滑れません 少し見えたので滑ります 
渋滞しない高速は速い、小山から2Hで神楽へ到着、新潟は近いものだ。
今年は雪少なく第五ロマンスリフトが早くも開始、9時運転に合わせ、ゲレンデを滑って時間調整をする。

シール登行1ピッチで山頂へ到着、ゲレンデに満足できないボーダー達が多くなったことに驚きです。先月は強風の中を登りhashidaさんピストンに終わってしまい今回はリベンジの再訪、先ずは予定通り山頂から田代エリア ゲレンデTOPに降りるコースを1本、と思えど稜線付近はガスの中。いざ滑降とはいかず視界が利くのを待ちながらの滑りで始まる。

登りのルートと対岸にある尾根に沿い高度を下げ、大きな反射板のある場所へ到着、あとは適当に沢筋へ滑りこんだ。
yoshidaさん最初の雪質は先ず先ずであったが、中間付近からは表面が硬く凍り滑り難い。数日前の天候の崩れ時は雨で、上部でかろうじて雪に変わった様子が伺える。もしかしてパウダーも? 期待外れの雪質でした。

小さな沢筋はどこを降りてもゲレンデTOPに出る。あとはリフトを2回乗り継ぎ和田小屋よこの休憩所に戻りました。中尾根をもう1本と考えていたが、ガスのためか、ゲレンデ以外入山禁止のアナウンス。
このコースは初めてのため、今回は偵察の意味もあり「ガツガツ」滑りはせず速めに切り上げゲレンデを2本滑って終了。

週末の関越高速の渋滞に懲りているので、風呂を諦め速めに帰路につく。おかげで渋滞まえの高速をスムースに戻り関越道の利用の仕方を勉強しました。 

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2/21〜22 猫魔〜ラビスパ(山スキー) 
H21.2.21〜22  天候:快晴     (メンバー) 「はしだ研」、「おがわ憲」、「あんまん」、「ほんだ」、「すぎと」、「よしだ」、「おおむら」、「さとう」
2/22-鹿沼18:30-猫魔スキー場21:20(車中泊)
2/23-猫魔スキー場9:00-ゲレンデTOP9:15-雄国沼10:15-避難小屋10:30/11:00-雄国山頂11:40/55-アビスパ14:00-鹿沼19:30 
猫魔ゲレンデtop 緩斜面の樹林帯 全面氷結の雄国沼 雄国山頂
猫魔ゲレンデtopにて  緩斜面の樹林帯は素晴らしい  全面氷結の雄国沼を渡る  雄国山山頂、バックは飯豊 
雄国山への登り、当日発組3名(「おがわ」、「あんまん」、「よしだ」)と猫魔スキー場で合流、いざ出発といきたいが、山頂へのリフト運転は9時〜 時間を持て余し、避難小屋にてゲレンデを2回滑る。

やっと待望の山頂へ、昨日の午前中までの荒天はすっかりおさまり快晴となった。荒天より好天がいい、しかも20cmほどの新雪(ほぼパウダー)もおまけだ。
雄国への緩斜面の樹林帯は気持ちいいことこの上なし。スキーが上手くなった? みたい、それでも時々転びも見られます、でも楽しいんで・・・す。

1,285Pの右を巻き、良質な雪を求め沢筋を目指す。尾根より少し良かったかも?  でも直ぐに雄国沼へ到着。全面氷結の沼、シールを着けて横断、避難小屋を目指す。

小屋で休息していると、続々と人が集まる。スノーシューのグループ、ボード、山スキーと色々である。ちまたで有名なSEIさん達のグループも雪山を楽しみ満喫している様だ。「はしだ」さんと面識がある様で、今日のルートが一緒だと伺う。ルートの情報を教えて頂き有難い。


hondaさん yoshidaさん motohashiさん sugitoさん
hondaさん yoshidaさん  motohashiさん  sugitoさん 
飯豊連峰はさすがに白い
小屋を後に、1ピッチの登りで雄国山山頂である。関東側は少し霞があるが、東北側の眺望がM.sato素晴らしい、飯豊連峰の白さが特に際立つ。いよいよ楽しい滑りだ、初めてラビスパへのコース、出だしは桧原湖をめがける。殆どが緩斜面で、我がへぼ滑り軍団には丁度良い、楽しめる斜面が続く。

雪質は良く、SEIさんたちのグループと前後し、「ひゃほー ひゃほー」 こころで雄たけびをあげ快適な滑りを満喫。これだから中高年?の雪遊びはやめられない、止まらない・・・のであります。

1,102Pを目指し鞍部へ到着、ここでシールを着け緩い登りを行く。飯豊の景色を見ながら程なくピークに着、あとは滑るだけだ。
北に向かって尾根を滑れば、981Pの右側の沢筋がルートとなっている。ラビスパ裏磐梯の屋根も近くにみえます。

ogawaさん最後のお楽しみ、急峻な沢筋の斜面を楽しむ人、。苦しむ人、それぞれhashidaさんです。やっと施設への道路に出て終了、疲れた人も居たでしょう。

予約しておいた喜多方のジャンボタクシーに乗りこみ猫魔スキー場の駐車場へ戻りました。(料金:6,400-なり)
このコース、初心者にはもってこいの安心ルートで、毎年計画してみたいものですね。 

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2/14〜15 湯ノ倉山、大戸沢岳(山スキー) 
H21.2.14〜15   (メンバー) 「はしだ」、「おがわ」、「すぎと」、「ひなぎく」、「おおむら」、「さとう」、「あんまん」(大戸沢のみ) 
2/14鹿沼7:30-湯ノ花温泉11:15-山ノ神12:20-引返し地点14:30-湯ノ倉登山口15:50-アルザ前駐車場(車中泊)
2/15大戸沢登山口8:00-引返し地点12:00-登山口14:10-鹿沼17:30 
<2/14湯ノ倉山>
湯ノ花温泉の出発地 中間付近で休憩 細かなブナ林 登山口へ戻る
 湯ノ花温泉を出発 中間付近での休憩   ブナ林が細かくて大変でした 登山口へ戻りホットする 
小雨のち曇り 低気圧に吹き込む南風で異常に暖かい、道すがら小雨模様に「あーあ、 勘弁してよ・・雨かよ・・」気持ちが沈みがちである。
湯ノ花温泉に着いてゆっくり準備するうち、どうやら雨も上がり出発とする。

山スキーの対象としては考えられないコース、舘岩集落から見ると特徴的な三角すいの急峻な山、スキーで入山した人いるかし引返し地点ら?  おまけ中間地点トラバース前の休憩に今年は例年に比べ雪量が1/3程度だと言う。
林道をつめると、強風で落ちた杉の葉が一面に点在する。山ノ神で大嵐山へのルートと別れ、狭い沢筋の急斜面を登る。雪の表面は暖かさでグズグズ、樹間が狭く帰りの滑りが心配だ。

苦労しながら2Hほど登ると、山頂直下100m位のところに出る。この先行けない事もないが、初心者含み無理は出来ない。山頂は諦め滑りにかかる。

やはり滑りは厳しい、雪の状態と狭いブナ林の間を、斜滑降、横滑り、キックタ-ンを主体に高度を下げる。初級クラスは曲がる度に転んでいる、誰かは転んでいる状態、 笑っちゃいます(失礼)
苦労しながら無事登山口へ到着。桧枝岐温泉に直行し、「あんまん」さんと合流し予約していた店での豪華な晩餐(反省会)となりました。

<2/15大戸沢岳>
登り始めの尾根 中間地点からの三岩岳 上部の急登 1回目の渡渉
登り始め、尾根に出る   中間点より三岩岳の稜線  上部の急登  1回目の渡渉地点
滑り始め地点心配していた天気だが朝は快晴、風も無い。大雨の後らしく、雪が締まってスキーが潜らない、シールでの歩行はラクチンそ桑場小沢を滑るのもの、暖かな気圧配置なのに、予想外の雪の状態でビックリである。

北側斜面はクラストしたままだが、高度をあげるにつれ、陽があたる場所は登るも滑るも最高の雪の状態に。あたりの雰囲気はまるで厳冬とは思えず、初春の情景である。
先行パーテーのトレースをたどる必要も無い雪の状態、どこを歩いても同じ、初めての経験で驚いた。高度を上げると、周囲の斜面の雪面全体に縞模様にスジが入っている、不思議な現象で最初は解らなかったが、「そうか・・ 雪の表面を流れた大雨の痕か・・・・」 初めて納得。

高度1,750m付近か? 体力的なこともあって今日はこれにて滑りにかかる。
めったにない雪の状態、安定していることから、初めて桑場小沢のルートをとり、急斜面をトラバースし沢筋に滑り降りた。上部の急斜面を過ぎ斜度が落ちて沢床へ降りる。

桑場小沢の最終付近ここでも異変、雪量が少なく、沢床が充分に埋まらずV字状態で滑り難桑場小沢を滑るい。例年なら振り子の様に快適に滑れるらしいが、北斜面は雪が固く、陽のあたる南斜面をトラバース気味にルートを選び滑る。

それでも傾斜が落ちればこっちのもの、ゲレンデで反復練習した成果を存分に発揮、とも言えず、相変わらず転びも見かけます。快調に緩斜面の滑りを楽しみ、ついに沢の渡渉場所へ到着、先人が作ってくれた、木の枝を渡した場所を2回渡る。
ここでハプニングウ・・発生、2人が尻餅をつく事に、ちょっと残念でした。滑りだけでなく、沢の渡渉も練習するってか・・・ 

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2/11  切込湖〜山王峠 
天候:晴れ  (メンバー) 「あんまん」、「すぎと」、「ひなぎく」、「なかむら」、「くの」、「ながおか隆子」、「ながおか貞」、「さとう」、他(「ともさん」、「さいとう」*2、「みやした」) 
小山5:30-光徳7:30-湯元8:15-小峠9:30-刈込湖11:00-涸沼11:40-山王峠12:45-光徳13:50-小山18:00 
湯元から出発 小峠にて休憩 涸沼へ到着 山王峠にて
湯元から出発です  1ピッチで小峠へ 涸沼へ到着  山王峠にて 
スノーシュー体験2回目の山行だ。光徳牧場に車1台をデポし、湯元より歩き始める。
晴れ&風なし、晴れ女? のせいか 天候に恵まれることが多い。

金精の道路を横切り登りだすが、少ない雪が締まっていてスノーシューを着ける状況ではない。トラバースが多く数名が軽アイゼンを着ける。
トレースも残り歩き易い、小峠で一服し静けさの中、話し好きなご婦人ご一行様はにぎやかな事言うに及ばず。程なく切込湖切込、刈込湖畔へ、湖畔を詰めて刈込湖へ到着。前面氷結の端で休憩後、初めてスノーシューとカンジキを着ける。

山王林道への急登於呂倶羅山を見ながら三岳のすそを廻りこむとまもなく涸沼だ、視界が開け展望が良くなる。真冬と思えない穏やかな陽射しにノンビリムード、昼寝でもしたい雰囲気である。

山王林道が見えるところまで、100mの急登が待つ。ジグを切りながら、初めて汗をかき林道に上がる。後はノンビリとトレースをたどり夏道に沿っての下りだ。

前回の山王帽子からのルートと同じ、静かな雰囲気のダケカンバの中、カラマツの林、ミズナラの樹林を縫って歩く、実に気持ちがやすらぐものだ。光徳牧場まで来ると、にわかに人が多くなる。スノーシューでハイキングの人、観光客、クロカンの人たち、前回の平日と違い、アストリアホテルもさすがに賑わっていました。 

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 2/7〜8  神楽峰(山スキー)
H20.2.7〜8天候:小雪&強風
(メンバー) 「はしだ研」、「まちこ」、「ひがの」、「ほんだ」、「わたなべ」、「ウッチー」、「おちあい」、「よしだ」、「ひなぎく」、「すぎと」、「ながおか正」、「さだこ」、「くの」、「さとう」、他<「しのはら」>
2/7-小山19:00-かぐら駐車場21:30(幕営)   2/8-駐車場8:30-最終リフト10:00-稜線12:10/40-駐車場14:45-小山20:45
強風の最終リフト ゲレンデを登る 停止リフトの降り口 滑り始め
強風の最終リフトで準備 停止のリフト下を登る 停止リフトの降り口 先ずはボーゲンです
アライのテントにぎゅうぎゅう詰めの前夜祭、それにしても山スキーの気運が高まり結構なことです。
夜来の雪、除雪車の騒音で目覚める。天候は冬型に変わり不安定な予感、遅い出発でゴンドラ、リフトを乗り継いだ。や樹林帯のトレースを辿るはり危惧の通り一部のリフトが強風で停止している。和田小屋の上、短いリフトが最終地点、ここからシールを着け出発した。

神楽峰稜線直下ゲレンデ練習者1名を除き総勢14名、列をなして登る姿はすごい、みごとな集団、元気なシニア雪遊びツアーご一行様です。
ゲレンデを過ぎ、樹林帯に入ってもトレースはバッチリ、時々強風が吹くが視界は少し利く。バックカントリーに入り込むボーダーが多くなったのが驚きである。

悪天に弱音が出始めるなか、何とか稜線まで到着。予定した たしろへのコースは諦め、中尾根を降りたかったが、悪天候と時間との関係を考慮し、往路を戻ることにする。

昨夜からの重い新雪、15〜20cmほど、パウダーとは言えないがまずまずのコン最後は林道を滑るデションである。圧雪ゲレンデと若干違い苦労する人も、各人、思い思いの滑りだ。けっして巧いとはいかないが、それなり?の滑りです。

緩斜面の樹林帯を抜けゲレンデトップへ出る
強風で時々視界が利かない中、緩斜面のゲレンデを滑り降り終了です。
帰りの関越高速道渋滞は想定外でした。

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1/29  山王帽子山(スノーシュー) 
天候:快晴  (メンバー) 「すぎと」、「さだこ」、「なかむら」、「さとう」

小山5:30-光徳牧場7:20/8:00-山王峠10:35/50-山王帽子山12:40/1:10-山王峠14:00-牧場15:20-小山18:50 
光徳牧場より出発 山王峠にて 奥白根をバックに山王帽子にて 太郎登山口
光徳牧場から出発   山王峠に着いた 山王帽子山から奥白根  太郎登山口へ降りる 
初めてのスノーシュー体験、新規入手の履き心地を試すための山行だ。下界は曇りだが奥日光は雲海の上、快晴、微風の好条件である。
出発にあたり、先ず付け方で苦労する。しばらく雪は降っていないらしく、少ない雪もクラスト気味。夏道に沿いトレースが残っているしとても歩き易い。平日の静かな林の中のハイクは楽しい。

山王帽子山頂より会津駒方面山王峠まではハッキリしたトレースで楽をして到着、天気も良し、行けるとこまで、太郎山登山口に入る。踏み跡が薄く残っカラマツ林の急登ている中、樹林帯の急登が続く。急登もクラストした雪にはスノーシューの前爪が利いて登り易い。ただし、ふくらはぎには堪える。カンジキより浮力が大きい事は確かだ。

体力的にきつくなってきたが、何とか頑張って山王帽子山の山頂に到着、初めてだけに山頂を踏めたことは立派。表日光、戦場ケ原をいつもと違う角度から望む。北側の雪の山々の遠望が利いた。
会津駒をはじめ、磐梯山、吾妻、遠く飯豊連峰まで確認できる。雪の時期の山座同定は楽である。

雪の陽だまりで しばらくノンビリした後、いよいよ下山だ。カンジキと違いスノーシューで急登を下るのは やはり難しい、かかとが使えないため前歯を有効に利用したり、横向きになったり苦労する、ときどき誰かは転んでいる。雪の時期は転んでも楽しい、年を忘れ「キャ- キャ-」 言いながら、それでも下りは早い。

葉の落ちたミズナラも雰囲気が良い山王峠に下りホットする、後はトレースのハッキリした往路を戻るだけ、うす雲が出て天気が下り坂に向かう様だ。
始めてのスノーシュー体験、締め方、登り方、下り方、結構要領を得たと思う。今後の雪山遊びの一つとして取り入れても面白いと感じた。

帰りにはめずらしくアストリアホテルに寄り、広い温泉は貸切り状態、いつもの「やしおの湯」での椅子とりゲームと大違いで結構でした。

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1/24〜25  男体山 
H21.1.24〜25    天候:快晴(メンバー) 「ながおか正」、「さだこ」、「ほんだ」、「わたなべ」、「ひがの」、「くの」、「すぎと」、「おちあい」、「さとう」、<「ともさん」、「さいとう」、「みやした」>
1/24-小山19:00-中禅寺湖畔21:001/25-湖畔駐車場7:15-6合目10:00-山頂11:50/12:50-駐車場15:25-小山18:30 
三合目にて 展望が開けてくる 山頂直下の展望 奥白根をバックに山頂にて
三合目にて 序々に展望が開ける 山頂直下の景観 奥白根をバックに山頂にて 
前夜組8名、当日参加4名、計12名、他に、別行動2名と大人数の参加となりました。
期待してなかった天候は意外にも晴れ、駐車場から見上げる男体山は冬の様相と違う。白い部分が少ない樹林帯が目森林限界立つ。

七合目付近今日は雪山初級者クラスの体験山行の意味もあり、快晴、微風という条件での冬山体験はうれしい様な、複雑な気持ちだ。
カンジキとスノーシューの体験を十分したかったが、どーも雪量が少ない。大寒の時期、こんなに少ないのは異常ともいえる。ゆっくりペースで三合目、五合目と高度を上げ、振り返れば中禅寺湖を中心とした景観が素晴らしい、富士も浅間も望める。

体調不良者も出始め、ペースは更にゆっくり。少ない雪にトレースは残っているし、体調が良ければ夏時間と変わらない状況である。先日の平野部での雨は山でも雪にならなかったのか?、 上部の雪は完全にモナカ状態である。
樹林帯を過ぎると、あたりの景色は更に見事、冬の男体山からの景観は一級品間違いない山頂

山頂からの全周囲の眺望に一同堪能し、苦しい登りの中来て良かった・・・・・  山頂での強風と寒さを覚悟していたのに、まるで春と思わせる程の陽気に拍子抜け、善男、善女に神様からのプレゼントか? 奥白根と燧と会津駒連峰の白さは際立っているが、その他の山々は、雪の少ない様子が伺える。穏やかな山頂でノンビリした後下山にかかる。

せっかくなので、スノーシューの体験などをしながら降りる。やはり下りは早い。少ない雪で登山道が凍りつき、滑り易い。何度か転びながらも、全員登頂しての帰還となりました。 

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12/20〜21  白根山(雪山トレ)
H20,12.20〜21  天候:晴れ 
(メンバー) 「ながおか正」、「さだこ」、「ひがの」、「おがわ憲」、「くの」、「さとう」、(「atsushi」)「おかちゃん」、「かずちゃん」、「わたなべ」、「ウッチー」、(「ともさん」、「さいとう」*2、「みやした」)
12/20-小山19:00-菅沼21:15
12/21-菅沼7:15-弥陀ケ池9:35-五色山11:05/30-弥陀ケ池13:00-菅沼14:30-小山18:00
奥白根をバックに五色山へ 五色山山頂

奥白根をバックに五色山へ 五色山山頂にて 樹林帯を下山
満天の星空の下、前夜祭は7名参加でした。
早朝から続々と登山者が来る、当会の「おかちゃん」夫妻や、栃木の「ふるうち」夫妻も見えた。幸か不弥陀ケ池にて幸かトレースが出来ラッセルは無い。
両夫妻とも奥白根を目指す、我々は雪山のトレーニングと初級者の雪山体験目的のため五色山へ向かう、パーテーは総勢13名。

谷川方面を見ながら下山開始心配をよそに好天に恵まれた。雪は少なめ、60〜70p程度か、白で覆われた世界に華やかな色とりどりのヤッケを着け、にぎやかな行列が続く。無風状態の樹林帯を抜け弥陀ケ池に着く。凍結した池に雪が乗った先に奥白根のドームが威風堂々輝やいている。

練習のためカンジキを着ける、「どうやってつけるんですか・・・・」雪の季節はシール登行が主の為確かにカンジキを使う機会は少ない。カンジキとスノーシューとアイゼン装着者と色々だ。
薄いトレースをたどり五色山を目指す、風が出てきた、奥白根の山頂付近は雪煙が舞っている。奥白根と眼下の五色沼を眺めながら緩斜面の上りを続ければやがて五色の山頂へ到着。

展望は良い、谷川方面、燧ケ岳や会津駒、その奥に菅沼駐車場へ着きましたは越後側の稜線。残念ながら表日光連山の雪はきわめて少奥白根を望みながらない。本格的な雪山はこれからだが、果たして年内に例年並に降るだろうか? 眺望に満足したのち下山にかかる。

天気の良い雪の山は気持ちいい、無雪期にない足の感覚を楽しみ、雪のシーズンの始まりを実感する。
弥陀ケ池の陽だまりで休憩後、再び風の無い樹林帯へ入る。雪の斜面を滑らしながらの下り2ピッチで駐車場へ無事下山。1時間半も前に着いた「おかちゃん」夫妻が待っていてくれた。

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12/6 三床山〜一床山
H20.12.6 天候:晴れ      (メンバー) 「あんまん」、「おおむら」、「さとう」
小山7:30-鹿嶋神社駐車場9:05-三床山山頂10:00/20-334P・11:20/30-二床山12:00/20- 一床山12:30/50-鹿嶋神社駐車場14:15
鹿嶋神社参道 三床山山頂 334mピーク
鹿嶋神社の参道 三床山山頂 334mピークにて

葛生・秋山学寮のザイル祭の前の陽だまりハイク。稜線より三床山を振り返る
田沼町のはずれ2つのゴルフ場を見下ろす標高300m前後の里山である。朝一、駐車場にていきなりイノシシ(イノブタ?)を射止めたという地元のハンターに会う。60キロ位の獲物を軽トラに乗せ、これから解体すると言っていた。

「猟期なので、何か赤いものか 目立つ服装着てたのがいいかな・・・ 」 「おお・・・こわ・・・」 さっそく熊すずを付けたのは当然です。

鹿嶋神社に参拝してから、先ず三床山へ。珍しいことに、辺りは「さかき」が密集している。中ほどからの急登を登れば、1ピニ床山ッチで山頂へ。冬型に変わりつつあり風が出てきた。ゴルフ場が真下にあり、プレイヤーも良く見えた。

地元の人の話では、三床山はあるが、ニ床や一床など、子供のころから居るが聞いたこと無いと言う、誰が山名板を付けたのだろうか? 三床を後にして西の尾根をたどる。

途中、北側の334mピークに足を伸ばした。薄っすらと踏み後あり、たまには歩かれている様である。分岐に戻り間もなくニ床山頂である、小さな名板あり。表日光や白根の白後ろのやぶを越えてきたい峰々を眺めながら、西側には大宮方面と都心の高層ビルが遠望される。

三床まではすぐに着いた。駐車場へ戻る都合上、鹿嶋神社への案内に従い、南へ派生する尾根を下る。見晴らしの良い尾根も急登を降りれば林道に出た。

林道を西にたどれば片峰の部落へ出る、神社へのショートカットの踏み跡があるらしいとの事で、東へ進むと林道はいつしか無くなり藪となってしまう。

山すその沢沿いが正解だったか、林道の延長方向は小山を越え、やがて篠竹のやぶだ。距離的に幾らも無い、このまま行ってみましょう。結構密度の濃いやぶこぎで最後を締めました。

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11/29〜30 遭難対策研修会(板室)
H20.11.29〜30  天候:曇り一時小雪        (メンバー) 「ながおか正」、「さだこ」、「ひがの」、「おがわ」、「ウッチー」、「さとう」
11/29-小山19:30-板室21:00          11/30-研修会開始8:00-終了15:00-小山18:10
前夜祭 懸垂下降 仮固定
前夜祭は斉藤さんにお世話になります 懸垂下降 仮固定の研修
岳連の遭難対策委員を対象とした研修会に当会から6人参加、指導して頂いた。
場所は那須塩原市板室:オートキャンプ場、前夜祭は管理人(斉藤さん)のご好意に甘え、焚き3点支点火を囲み楽しい宴となる。斉藤さんの民謡、特に「こびき歌」は本物です。

11/30-8時より開始、参加者十数名、管理棟わき沢名川沿い山林の傾斜地を使い始まる。
トラバースのフィックス今日は救助訓練だ、が、頭の中はクライミングとの切り替えが出来てない、その為戸惑いが出る。朝の内晴れていた空がいつの間にか暗くなり雪が舞う。
冬型に変わった模様だ、体が冷えてきた。昼めし時には又々斉藤さんの心づくし、熱い鍋のきのこ汁に煮込みウドンのご馳走です、体が温まりました。

午後も真剣な研修が続きます、3時までタップリ実施されました。
今回の様な訓練、講習会、定期的に行う(参加する)必要性を又感じたところです。


参考(今回の研修内容です)
1.アンカーの構築(a、3点支点の取り方、ダブルインラインエイトノット   b、流動分散 いわしを切る c、草木の支点:イワシを切る)
2.ルート工作(a、フィックスの張り方   b、上り降りの方法 )
3.懸垂下降9ミリシングルでの操作方法(a、途中停止:どの方式が救助では使えるか  b、仮固定:どの方式が救助では使えるか )
4.ロアーダウン(降ろす) (a、ストッパー   b、解除システム  c、方向転換)
5.ライジング(引き上げ) (a、3分の1システム   b、解除システム   c、引き下ろしへの変更  )
6.宙吊り負傷者の救助 (a、ラッペリング方法   b、上部操作方法と支点の作り方  c、振り分け   c、切断抱え込み )

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11/23  鞍掛山〜古賀志山
H20.11.23  天候:晴れ       (メンバー) 「ひなぎく」、「なかむら」、「さとう」
下野市6:10-森林公園7:00/15-鞍掛登山口8:00-鞍掛山9:05-富士見峠12:15-古賀志山頂12:25/13:00-森林公園14:10-下野市17:00
鞍掛山登山口 鞍掛見晴らし付近 古賀志山東稜を下る
鞍掛山登山口 鞍掛山、見晴らし付近 古賀志山東稜を下る
中間地点のクサリ場森林公園を起点に寒い中を歩き始める。鞍掛登山口まで1ピッチ中間地点から表日光連山をバックにの林道歩き、ゴルフ場わきの鳥居をくぐり、双対神を過ぎ、尾根ルートを選び展望台へ着。天気良く風は無い、絶好の陽だまりハイクだ、遠く富士山が白く輝く。

今日の目的地、古賀志山までは遠く感じる。視界の無い鞍掛山頂をあとに、稜線を西へとたどる。ところどころに紅葉の残りあり楽しめた。やぶのルートかと想像していたが、意外に踏みあとはハッキリ歩き易い。表日光連山と真っ白な奥白根を見ながら、誰にも会わずとても気分が良い。

標高500m前後の尾根を忠実にたどるが、地図読みの練習に丁度手頃な里山である。中間地点付近で南に進路を変える。古賀志山の電波塔も見える様になってきた。杉林の中には葉が透ける様に黄葉した小さな「コシアブラ」があちこちに目立つ。

559mピークまで来ると、ハイカーで賑やかになってきた。富士見峠へ降り、最後の山頂への登り僅かで電波塔の立つ古賀志山へ到着です。陽だまりの賑やかな中でゆっくりした。

帰路は展望台を経て東稜コースへ。展望台からは歩いてきた鞍掛山からの稜線が一望のもとに確認できた。結構歩いたものである。
東稜の紅葉
紅葉の残りクサリのある岩場を慎重に降り、尾根を忠実に東稜を下る、ところどころの紅葉に癒やされ気持ち良い。程なく一般道に合流し駐車しておいた赤川ダム上に到着した。久しぶりに歩いた人は疲れを感じたでしょう。


このコース、林道歩きの1ピッチを我慢すれば読図の練習やトレーニングに適しており お薦めのコースですね。 
帰路、初めて「ろまんちっく村」に寄ってみた、休日とあって混雑していました。

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11/15  貝鳴山〜大倉山
H20.11.15天候:晴れ後曇り     (メンバー) 「あんまん」、「さとう」
11/15-下野市5:10-萩野登山口7:05/15-1196ピーク8:35/50-貝鳴山9:10-県境尾根出合11:15/30-大倉山12:20/35-県境尾根出合13:20-水上山分岐13:55-山王峠トンネル14:45-下野市19:00
葉の落ちた稜線 貝鳴山山頂 大倉山付近から家老岳
葉の落ちた静かな稜線を歩く 貝鳴山(1,222m)山頂にて 大倉山付近から家老岳を望む

早朝の塩原渓谷を通過、あたり一面紅葉の盛り、鮮やかな彩りに夢の中にいる錯覚を覚えるほどだ。陽射しの中ではさぞ素晴らしいことだろう。落ち葉がフサフサでした

人が入れる空洞のある木今回は山王峠にマウンテンバイクをデポし、路上歩きを避ける準備をした。
貝鳴山は道の駅「田島」東側眼前に位置し、いつもスキーの帰り、舘岩と田島の分岐を過ぎ、おにぎり形の端正な三角の急登が気になっていた。登山口は民家が疎らな萩野集落、尾根の末端からイキナリの急登が続く。

車の走る音を聞きながら、落ち葉で隠れた薄い踏み跡をたどれば、1,196mピークに着。起伏の小さい尾根を進めば貝鳴山頂である。ここから先は踏み跡、マーキングとも極端に少なくなり、更に落ち葉が人跡を隠し読図の練習にもってこいの状況だ。

小さなアップダウンの繰り返しでひたすら南東方向、県境尾根を目指す。ところどころに熊の糞、爪跡大倉山山頂も新しく気持ち良いものではない、思わず錫をつける。ふかふか落ち葉を踏みしめ、ようやく県境尾根に着。ついでに1,188mの大倉山まで足を延ばす。

山名板も無い藪の中の大倉山をあとに県境分岐まで戻り、あとは山王峠を目指す。葉の落ちた樹林の間からは、北に家老岳、南東方向に奥塩原の山々、日留賀岳、鹿又紅葉が少し残っていた岳、男鹿岳の峰々が展開する。この時期、ひと気の無い低山のやぶ山歩きも趣があって楽しいものです。

晩秋の日暮れは速い、雲も出てきて辺りは薄暗い感じも漂い先を急ぐ。ピークに立つ度に下り方向をコンパスで確認、読図を試みる。再び車の騒音が大きくなる山王峠に近づく。最後の下り、峠の真上に出るはずが1本右に降りトンネル反対側に出てしまった。

デポした車を回収に121号の下りをマウンテンバイクで一気に飛ばす、さすがに速い。 帰りには土産のリンゴや、男鹿の湯、五十里湖畔のそば等で、ささやかながら地域に貢献? しながら帰路につきました。 

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11/8〜9 妙義山・烏帽子沢左俣
H20.11.8〜9 天候:曇り    (メンバー) 「はしだ」、「ひがの」、「ほんだ」、「すぎと」、「くの」、「やすだ」、「さとう」
11/8-小山18:00-(佐野・太田で合流)-妙義:国民宿舎20:30(幕営)
11/9-国民宿舎7:25-二俣8:35-稜線14:30-三方境15:18-国民宿舎16:40-小山20:00
一般道の岩場 草つき混じりを登る 縦走路に出る
一般道の岩場を行く ちょっとした滝も微妙でした やっと縦走路に出てホットする
11/8-比較的近場の妙義山、極上の幕場にて前夜祭もタップリ時間がとれました。

11/9-ハイカーが続々と来る。専用バスで乗りつけるグループもあった。
丁須の頭への一般道を約1H、木戸の案内板を過ぎ程なく二俣へ出る。周りの紅葉は今、一高まいてトラバース番良い時期だろうか、特段の綺麗さではないが、陽射しが無い中でも それなりに綺麗だ。

前回の右俣と別れ左俣へと進む。最後まで水流が殆ど無く、沢靴もまったく濡れない。従ってどれが紅葉も結構綺麗でしたF1,F2なの と言う感じである。
最初の8mチョックストーン滝は手強そうなので左岸のルンゼを詰め、岩場をトラバースして沢床に戻る。なんせこの時期、落ち葉がくせもの、ホールド、スタンスが見えず、いちいち落ち葉をさらっての前進だ。

6mほどの滝は右サイドに直上し、小枝につかまり左へトラバース、とても微妙であった。 6mほどの手がかり少ない滝は左岸の潅木帯を大きく高巻く。核心と思われる6m滝、左サイドの取り付き1歩目がポイント、あとはスッキリ。次の2ツの滝とも、左側の草つきまじりを慎重に越える。

滝はほぼ終了し、逆層気味の沢床は序々に傾斜を増してくる。ヌメヌメした状態でホールドが細かく、そこに落ち葉が乗っている。「稜線も近い筈、尾根ににげますか?」 左岸の浮石の多いルンゼ状をトライするが上部が手強くダメ。しかたなく傾斜のきついハーフパイプ状のスラブを慎重に進める。

だが直登はこれで限界、右岸の尾根に逃げるべくガレたルンゼを登るが、浮き石だらけ。派手に石を落としながら、やっと樹林帯三方境にてにて確保。落石を警戒し一人づつ登る。

尾根に上がるとあと100mで縦走コースへ出た。日暮れは速い、ゆっくりも出来ずに下山にかかる。三方境を経由し国民宿舎への最短コースをとり、明るいうちに駐車場に到着です。

最後に、今回の左俣は結構シビアな箇所があり予想外でした。水流がないのでクライミングシューズの方が良かったかも、とにかく、落ち葉と浮き石が印象に残り、初級者軍団7人グループとしては時間が掛かりました。

妙義は前回と同じく、何かとトラブルの多い場所だ。今回も大事に至らずとも反省点が少し。
@落石でちょっとした怪我、A下山途中での転倒、B車の鍵紛失騒動、など、方角 が悪いのかな・・・・ 
最後には高速、藤岡インターやり過ごしなどまで 色々ハプニングウ・・・・・が続きました。

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11/2〜3  前白根〜錫〜黒檜岳
H20.11.2〜3     (メンバー) 「ひがの」、「さとう」
11/2-下野市5:00-湯元6:50/7:05-外山分岐9:00-白檜岳11:50-錫ケ岳手前水場13:05/13:30-錫ケ岳14:35-幕場16:10(2077手前鞍部)
11/3-幕場6:05-宿堂坊山8:25/40-三俣山10:40/11:00-シゲト山12:45-黒檜岳14:20-千手ケ浜バス停15:45-湯元17:30-下野20:45
湯元スキー場 観測小屋付近の雪 男体山と中禅寺湖
静かな湯元スキー場からスタート 観測小屋付近の雪 白檜岳付近より男体と中善寺湖
11/2-快晴、前白根より社山までの縦走を計画し快晴の湯元を出発、数人の登山者あり。
重荷を担ぎ、外山尾根の急登から前白根へと進めると風強く嫌な予感、雪も吹き溜まりには5強風の白根隠本峰を降りた〜10cmある。五色沼は早くも岸辺が凍り始めている、奥白根のドームが威風堂々、遠く、会津駒連山は可なり白くいよいよ冬の到来だ。

観測小屋を過ぎ、風の強い稜線を白根隠の北峰〜本峰へ。本峰付近は耐風姿勢を強いられ、転ぶ白檜岳付近の笹原こともあり。「どーする・・・やめるか・・・」「本峰下れば弱くなるんじゃない・・・もう少し行ってみましょう」風対応に余計な体力を使い疲れる。

やはり潅木帯に降りるとさすがに楽だが樹林を騒がす風の音は止む事は無い。白檜岳まで行くと奥白根を反対から見て周囲の景色も素晴らしい。
2170m手前の水場ではチョロチョロだが確保でき一安心、一人3Lづつ、6Lを背負い込む。錫ケ岳への急登を登り、あとは頑張れるところまで。

踏み跡かすかな笹原の急斜面を降り頑張るが、なんせ日暮れが速い、宿堂坊まで行きたかったが、最初の小さな鞍部に手頃な場所あり幕場と決める。(2,190m N36.45.45 E139.21.09 ) ビールと酒を少々で満足、せっかく持参の梅酒はそっくり残りです。



快適な尾根 三俣山 黒檜岳
快適な尾根 三俣山 黒檜岳
11/3-曇り、夜来、風が有り、お陰で霜や夜露が降りず藪歩きは濡れずにすみ快適である。この二俣山より錫ケ岳を振り返るルート、部分的に笹薮や潅木帯で踏み跡を見失うが、要所にマーキングがあり、注意しながら進めば問題なく、しつこい位多いマークもある。但し、ピークからの下降点では方向感覚が狂うことも有り、必ず読図が必要です。

ルート途中、宿堂坊と三俣手前の鞍部には水場の看板もあり、10〜20分で入手できるかも知れない。三俣までの道のりは長い、すでに白根は見えず、錫ケ岳がはるか遠くシゲト山付近から荒廃した足尾の山にそびえる。
三俣で初めて単独の登山者に会った、それ程静かなルートである。

国境平へのルートと別れ、方向を東にとる。こちらのコースはマーキングが少ない、個人的に着けられた赤テープなどがあるが、見落とさないよう注意深く進まないと徒労する。
アップダウンは少ないが、登山道として開けている訳ではないので、木の枝を避けながら稜線を外さないように進む。はっきりしないピークのシゲト山を過ぎ、最後の頑張りで雨量観測計のある黒檜岳へ到着した。

予定は社山まで行きたかったが、日の短かな時期では無理がある。湯元の車を回収する都やっと千手ケ浜に到着合上、千手ケ浜への下山を決定、最終バス4:15分に間に合わせるため、大汗をかきながら下山する。

途中、単独の女性が登ってきて最終バスで帰ると言う、信じられないと思ったが、やはり山頂を諦め下山してきた。一見、おかめ顔のその女性、か弱そうだが、なんのなんの、韋駄天の如くブッチギられビックリです。

3人しか乗らない大型バスで千手ケ浜を出て、赤沼では湯元行きバスにタイミングよく乗れラッキーでした。(このルート、残雪の時期もお勧めですね)

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10/17〜18  会津朝日岳
H20.10.17〜18    天候:快晴    (メンバー) 「あんまん」、「さとう」
10/17-下野17:30-(鹿沼〜白河)甲子経由-只見・登山口20:45(車中泊)
10/18-登山口6:40-三吉ミチギ7:35-叶の高手9:00-山頂10:20/11:10-叶の高手12:10-登山口13:40-(甲子経由)-下野18:45
雲海 中間地点より山頂 陽だまりの山頂
久しぶりに雲海をみる 中間地点より山頂を望む 陽だまりの山頂にて
7合目付近の避難小屋クロベの大木前日早めの出発、白河より開通した甲子トンネルを使ってみた。距離的に若干プラスだが、カーブが少ない分良いと思われる。
いわなの里への細い道を登山口駐車場へ着く、車は1台のみ。車中にて ゆったりとした時間を過ごした。

10/18-早朝 さすがに車が入ってくる、マイクロバスまで来てほぼ満車状態。朝もやの漂う中登り始める、沢筋に沿って三吉ミチギの水場へ、周りの様子から稜線の紅葉が期待される。
ここから稜線まで傾斜が増す、博士山や禿岳の急登に比べれば緩いが、1ピッチで稜線へ出る。太陽光線を浴びて紅葉が一段と映え綺麗だ。

中間点のピーク・叶の高手からみる朝日岳は遠く威容がある。紅葉の赤や黄稜線のミヤマナラの紅葉、最高です色に気持ちまで染まりながら、クロベの大木や下界の雲海を眺めたり稜線を歩けば、意外と早く山頂への急登直下だ、ほどなく山頂へ到着。

マイクロバスの団体さん(石橋から来た)でにぎわう山頂はノンビリするには最高の陽気、田子倉湖や浅草、守門、越後三山を眺め、秋たけなわの雰囲気に浸り満足です。

下山も周りの紅葉に目を奪われながら秋を満喫します。途中で大きなザックのパーテーに行きあう、聞けばヘルメットを持った2人はスラブ登り、他の5人ほどの2パーテーも避難小屋へ泊まると言う。結構人気のある山である。

帰路も往路と同じ甲子トンネルを経由した、トンネル北側の紅葉は結構綺麗だが、東側はまだまだ早い。心配された東北道の混雑はなく順調な帰りであった。

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10/11〜13 栗駒山 & 禿岳
H20.10.11〜13    (メンバー) CL「はしだ」、「すぎと」、「ひなぎく」、「なかむら」、「くの」、「ほんだ」、「あんまん」、「おおむら」、「さとう」
10/11鹿沼15:30-(東北道:古川IC)-鳴子・鬼首経由・小安峡21:00(幕営)
10/12小安峡6:50-須川湖登山口7:55-秣岳9:30-栗駒山頂12:25-産沼-須川温泉14:45-稲庭ウドン経由-秋の宮(おなじみ荘)17:30
10/13-秋の宮温泉7:15-新中峰コース登山口8:00/9:10-稜線11:00-禿岳11:40/12:20-花立峠14:10-鳴子温泉16:20-鹿沼21:40
<栗駒山>
10/11-高速をひたすら飛ばし古川ICまで、鳴子、鬼首、秋の宮を経由し、小安峡にて幕営。
秣岳付近の草紅葉 寒さの栗駒山頂 産沼コースの紅葉
秣岳付近は草紅葉が綺麗だ 寒い栗駒山頂 産沼コース中腹付近
10/12-高曇りのまずまずの天気、須川湖近く、秣岳へのコースを行く。
なんせ、最近は「きのこかぶれ」 カゴは用意するは、味噌は持つわ、採らぬ狸で「なめこ どこ、ナラタケやーい」 枯れ木、倒木探しで目がうつろ、結局ダメでした。

秣岳へ登りつめると、栗駒への縦走路が尾根上に続く。花と紅葉は当然時期遅しだが、風に揺れる草紅葉は素晴らしい。チシマザサの天馬尾根を行けば、展望岩頭付近の強風と寒さによろよろ歩き。冬型気圧配置のはしりに女性人はタジタジでした。
秣岳から栗駒への縦走路 自然観察路 須川温泉の紅葉
秣岳から栗駒への縦走路 自然観察路 須川温泉の紅葉
自然観察路泥炭地
風も弱まった山頂付近は、軽装客も混じる観光地なみ。下山路は産沼コースへの周回を下る。上部の紅葉はだめだが、中腹からはそこそこの見映え、ブナは黄葉せず枯れが目立ち、今年は鮮やかさが今一である。それでも栗駒、山全体は秋模様に染まりそれなりに満足です。

デポ車を回収し、寄り道は泥炭地の散策、湿地帯のススキ越しに秣岳を望むのも風情あります。
更に寄り道は「本場・稲庭うどん」の土産買い、定宿「おなじみ荘」には暗くなっての到着でした。温泉と山菜三昧には疲れも癒やされます。

*地震の後遺症・・・南面の道路は全て通行止めだが、北面の須川温泉へのルートは、殆どの橋げたが修復中であるが、何とか通れる状態でした。


<禿岳(かむろ)>
禿岳山頂 禿岳東斜面 山ぶどうとり
禿岳山頂 山頂東斜面の急傾斜 さる2匹

10/13-快晴の朝だ、風も無い。鬼首の中峰新コースまでは狭い砂利道の林道である。花立峠もっぱら急登が続くへ車をデポする間、全員できのこ探し、だが、怪しいものばかりで実入りなしでした。

いきなりの急登、ブナ林をひたすら詰める。先週の博士山に似て急登の一直線で稜線にでた。紅葉は今一だが、展望は抜群、山頂への稜線は東側が急峻で足がすくむ。ほ本日の収穫どなく山頂へ、花立コースからの登山者で人が多い。神室山や虎毛山、栗駒山を見ながらノンビリする。

下山は花立コースをとる。一部に急登はあるが、中峰に比べ随分楽だ。峠近くで 又々きのこ探しモード、登山道を外れヤブの中をゴソゴソするが、まるで無し。だが、代わりがありました、山ぶどうです。木によじ登り、子供に帰る、「?」もおだてりゃ木に登る。きのこのウップンをぶどうで収めました。

大量の収穫結果は、きっとザイル祭りで再会することでしょう。帰路は鳴子峡に寄ってみた、紅葉にはまだまだ早いが人と車は一杯です。高速の渋滞は20q、覚悟の上だが意外と早く着きました。

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10/4〜5 博士山
H20.10.4〜5天候:晴れ、曇り
(メンバー) 「はしだ研」、「ほんだ」、「あんまん」、「おがわ憲」、「おがわ恵」、「おおむら」、「ひなぎく」、「くの」、「さとう」
10/4-鹿沼18:30-(甲子トンネル経由)柳津町・登山口21:40(幕営)
10/5-道海泣き尾根口6:50-分岐8:25/35-博士山9:20/10:00-分岐10:45-(大谷滝尾根経由)-駐車場12:45/13:50-(西山温泉〜福満虚空蔵〜会津坂下経由東北道)-鹿沼18:30
ロープのある急登 紅葉の始まり マイタケをゲット
いきなり急登が続きます 紅葉が始まりました 天然マイタケだぞー
開通間もない甲子トンネルを抜け、下郷より346号〜400〜401〜32号を経て、大成沢・前田か大きな空洞の大木ら林道に入る。携帯、GPSが通じず夜の細い山道をたどるのは難しい。

誰も居ない広い駐車場で宴を始めるが、心配した「おがわ」車も遅れて無事到着です。

10/5-天気は良さそう、泣き尾根口から「ワイワイ、ガヤガヤ」目的の一つ(きのこ)に神経を注ぎながら・・でも盛りの過ぎたナラタケ数個だけ、帰路に期待し、いよいよ急登の始マイタケの調理まりです。
トッテの様な木の根を掴み、グングン高度が上がり快適です。さすが山岳会、ご婦人方は何の苦もなく登ります。

分岐まで上がると視界が開け、真下には駐車場も見える。あとは気持ちの良い稜線歩き、少しの起伏を越え山頂へ到着しました。誰も居ない静かな山頂、恥じらいの無い大笑いには、熊も鹿もビックリでしょう。

下りでやっと2人に会いました。分岐まで降り、大谷滝コースへと向かう。稜線には至る所に大木、古木がある、まるで屋久杉を思わせる。
ブナは脇役、主役はアスナロ? いや、黒檜(クロベ)ではないか? ヒノキ科の別名(ネズコ、ゴロウヒバ、クロベスギ)と思われる。
きのこ汁パーテー
福満虚空蔵を見学中腹まで降りると、きのこ探しに熱が入ります、だが、まったく無し、黒ずんだナラタケが少々、殆どがツキヨタケの世界です。諦めモードに光明が、ついにマイタケをゲット、大きな空カゴにどっかと入りました。

更にと欲が出ますが全くダメ、林道に着いてしまいました。駐車場に戻り、念願の、初めての「きのこ汁パ-テ-」の始まり。

用意した味噌に、正真正銘の天然マイタケを調理し、きのこ汁に舌鼓、風味と歯ごたえが良くとっても美味しくいただきました。

帰路は地熱発電所のある西山温泉方面へ、当然、福満虚空蔵を見学し、目的の「あわまんじゅう」を食べて会津坂下から高速にのりました。

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9/28 市民登山教室・磐梯山
天候:曇り時々晴れ間
(メンバー) 「はしだ」、「おがわ憲」、「おがわ恵」、「はたなか」、「よしだ」、「ひがの」、「ふかまち」、「すぎと」、「ひなぎく」、「ながおか隆子」、「なかむら」、「くの」、「さとう」
小山5:20-八方台登山口8:50/9:13-弘法清水11:10-磐梯山山頂12:00-弘法清水13:00-裏磐梯スキー場15:30-小山19:00
八方台コースより桧原湖を望む 爆裂コースの分岐付近 平坦地に到着、一服
八方台コースより桧原湖を望む 山頂を後に爆裂コースへ 爆裂火口を見上げる
恒例の市民登山教室を実施。一般参加31名、会員13名、6時間強の歩きで多少きつい? 寒いけど、久しぶりに雨に降られず、充分満足して頂けたと思う。

百名山とあって、車の多い八方台登山口を予定通り出発、3班編成でゆっくりしたペースで登最後はノンビリスキー場へる。山頂付近はガスに時々覆われるが、視界は良好、独立峰からの景観に癒されながら高度を上げる。

途中、すれ違いのロスタイムがあり多少遅れ気味だが弘法清水から、最後の急登を詰め全員山頂へ到着、山頂は人、人、人の大盛況です。
眼下の猪苗代湖、爆裂火口、桧原湖、小野川湖、アルツ、猫魔のスキー場、全周囲 素晴らしい景観だ。寒気のため肌寒い、が、汗をかかず快適です。

弘法清水の茶屋でノンビリした後、下山は静かな裏磐梯スキー場を目指す。
白玉の木が群落でした明治の大爆発跡の真っ只中を通るコース。景観が一変し爆裂の凄さを感じながら、急斜面のロープと鉄枠に助けられ慎重に下る。平坦地に着いてホットする。真下から見上げる爆裂跡の様子はなかなか見られない光景だ。

あとはノンビリ起伏の少ないハイキングだ。この時期「白玉の木」の群落が特に目立っていました。秋景色を充分堪能しながら程々の疲れを感じスキー場の緩斜面を下ればバスが待つ駐車場へ到着。落伍者も無く全員無事下山しました。

尚、登山教室、今回のテーマは 「山登りとトレーニング」 講師・「ひなぎく」でバス中での講義でした。

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9/20〜21  谷川・集中登山
天候:雨  (メンバー) 「おかちゃん」、「かずちゃん」、「ながおか正」、「さだこ」、「はしだ」、「おがわ憲」、「おがわ恵」、「ひなぎく」、「ほんだ」、「ながおか隆子」、「くの」、「さとう」
9/20-小山18:55-湯檜曽21:00
9/21-湯檜曽6:00-西黒尾根途中(撤退)8:00-小山15:00
宴会テント風景 西黒尾根登り始め
宴会テントは満席 西黒尾根の登り始め

県南地区山岳協議会による谷川岳・集中登山を実施。
今回は我が会の担当であり、台風一過の好天を期待し湯檜曽での前夜祭に集合した。 が、先月から雨にたたられる週末は今週も同じでした。

一の倉沢出合まで車を回した小雨がパラツク程度の前夜祭は、宴会テントに丁度満杯、時間はたっぷり、酒がすすむにつれ、山の話や他愛も無い話に大いに盛り上がりました。

明けて朝から小雨模様。協議の結果、各会の自主登山に変更、と言うことで「羚慰霊碑に焼香羊」「栃木」さんと別れ、天神尾根、西黒尾根に別れ登り始めた。

小雨模様は本降りと変わり、とても山登りの雰囲気では無い。キノコ名人の臭覚でナラタケ発見、次々とゲットする。みやげ分を確保し、早々下山。

お盆でもあり、古い山仲間のマチガ沢出合の慰霊塔に焼香する。

初めての人も居り、ついでに一ノ倉沢出合まで車を入れ、ガスにけむる岸壁をまのあたりに。帰路、山岳資料館にも寄って古き良き時代の山道具や写真を見学した。

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9/11〜14  聖岳〜光岳
H20.9.11〜14(メンバー) 「ひがの」、「ひなぎく」、「さとう」
9/11-小山16:30-<上信越道〜長野道〜中央道>-便ケ島23:00(幕営)
9/12-便ケ島5:30-西沢渡6:20-薊畑10:50/11:05-聖岳13:15/13:35-薊畑14:55-聖平15:30(幕営)
9/13-聖平5:50-上河内の肩8:35/8:45-茶臼分岐10:00-茶臼岳10:25/10:40-希望峰11:15-易老岳12:45-光岳キャンプ場15:10(幕営)
9/14-幕場6:45-光岳7:00-幕場7:20-静高平(水場)-三吉平-易老岳10:00/10:05-面平12:00-易老渡13:05/14:00-小山21:45

9/11-南アへのアプローチは長い。頼りの携帯ナビ不調から、飯田ICを降り矢筈トンネルへの道で迷いロスタイム、林道へ入っても簡単には行かない。
やっと着いた星空の便ケ島は人少なく快適な幕営地であった。

聖岳の登山口 西沢渡の渡しカゴ 聖岳より富士山を望む
便ケ島、聖岳登山口 西沢渡の名物沢渡りカゴ 聖岳山頂より富士を望む
9/12-西沢渡の「沢渡りカゴ」を過ぎいよいよ長い登りが始まる。
慣れない重荷での急登はキツイ、樹林帯を黙々と進む、おしゃべりの余裕が無い。一歩ごとに呼吸を整えながらの長い登りだ、ようやく薊畑へ到着。

天気は快晴、迷わず聖岳を目指す。荷物をデポし、背中は軽いが足は重い。富士山をはじめ好展望が救いとなる。軽荷だが標高600mの登りは、体力を使い果たした後だけにきつかった。
100名山とあって、賑やかな山頂からの眺望は素晴らしい。明石岳や荒川三山、遠く仙丈岳への南アの山々が一望のもとに。

最後のフンバリ、デポした荷物を回収し、聖平の幕営サイトへ。5〜6張と少ない快適な幕場で、望みのビールをいただき就寝です。

聖平の幕営地 上河内岳の途中から聖岳 茶臼岳山頂
聖平の幕営地 上河内岳への登りから聖岳 茶臼岳山頂にて
9/13-朝は晴れ間ものぞくが午後の天気は不安定らしい。上河内岳への登りから始まる、静かだ、人は疎らである。時々、盛りを過ぎた花上河内岳の肩よりの聖岳に癒される。
ナナカマドの実も赤い
茶臼方面は早くもガスに包まれ雨が心配だ。稜線の小さなアップダウンを繰り返し当初幕営候補の茶臼小屋分岐に到着。まだ午前10時、泊まるには早すぎる、雨に降られる覚悟で先を目指す。

静かな稜線、山深い南アの雰囲気にひたり重荷に耐えながら、やっと易老岳まで到着、光岳への目鼻がついてきた。
何処までも続く原生林の沢筋の最後の急登を詰めれば水場へ到着。小屋では水が貰えないので6Lほど担ぎ幕営地へ。水はけの悪い狭い幕場にタイミング良く着き設営しホットする。夕方までに狭い幕場は満杯になった。

予想通りビールが売ってないのが残念、梅酒と酒を少し頂き酔いがまわっておやすみです。

雨の光岳 亀甲状土の草原 聖岳をバックに光岳を下る
雨の光岳にて 亀甲状土の草原を行く 光岳を下る、背景は聖岳
9/14-昨日はパラついた程度で済んだが、雨の夜明となる。でも、ガスがきて降ったり止んだりの状態である。空身で光岳を往復、100名山とは名ばかりの山の様な気がした。

今日は下山するのみ、テントをたたみゴミ拾いをしながら下ると青空が広がり天気の心配は無さそうである。易老岳への登りがすんで、後は下りのみ。
原生林の中をひたすら我慢の下りでようやく易老渡へ到着した。

運転手さん最後の頑張り、便ケ島まで車の回収ごくろうさまでした。
創業100年ひなびた鉱泉(宝の湯)につかり、往路と同じくETC100k特典をフルに活用し帰路につく。

途中、群馬に入ると猛烈な雨となり、小山まで止むことなく、毎週あめには縁が切れずもう沢山です。

タカネナデシコとマツムシ草 ヨツバシオガマ ウサギギクとチングルマ
タカネナデシコとマツムシ草 ヨツバシオガマ ウサギギクとチングルマ

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8/15〜16 尾瀬:北岐沢〜ブナ沢
入渓後始めの6m滝 階段状の易しい滝 大雨のブナ沢の降り始め
入渓後始めの6m滝 階段状の易しい滝 大雨のブナ沢下り始め
天候:曇りのち雨(メンバー) 「すぎと」、「ながおか隆子」、CL「さとう」
8/15小山18:00-大清水22:00(幕営)
8/16大清水5:35-北岐沢入渓点7:40/8:15-奥の二俣12:35-稜線13:45-トンネル16:10/40-大清水18:30-小山22:15
易しい4段の滝 やっと稜線に到着 トンネルに到着
易しい4段?の滝 やっと稜線に到着 トンネルに着いてホットする

8/15-雲行きの怪しい小山を出発、稲光のする桐生を過ぎ大間々からは強烈な豪雨だ。
道の駅でしばらく待機してから赤城を越える。幸い大清水では降られることなく誰も居ない第3駐車場に幕営。

8/16-曇天の朝、長い林道を歩き始めると直ぐに雨、「どうする? 行く? 止める? ・・・」しばらく思案の末、取り敢えず歩き始める。怪しげな雲もわくが青空も少しのぞく、やっと入渓点へ到着。

今日は初心者を含む無理のきかないメンバー構成、当初、沢での1泊、ゆったりプランでしたトキドキなめが出る、・・が、 天気不安定、休み日都合つかず、で、日帰りに変更、となりました。 誰にも遭わない癒し系のやさしい沢、長い林道歩きがそうさせているのかな。

入渓まもなくいきなり 「足・・どこへおくんですか・・・  」 当然ゆっくりペース、それでも小滝を越え、ゴーロを歩き、ナメの遡行を楽しむ。小滝でも念のためロープを繰り出し安全運転です。
核心の15m滝
核心の15m滝は左壁が登れそう、でも当然高巻き、20mほど戻り、左岸の凹状に薄い踏み跡あり問題なく滝の落ち口へ出る。
まもなく右岸にテン場、10分ほど先の左岸にもある。コースを通し、整地すれば他にも若干可能な処が有りそうだった。小松湿原への最後の1:1の二俣、1800m近く、地形図には左の青の線は無い。

薄暗い右の沢に入る、傾斜が増してくるが易しい登りが続く。水小松湿原への最後の二俣流がきれるころ、右側に小松湿原がでる。後は標高で150mほどの登り、適当に けもの道などをたどれば登山道に出た。

「今日は雨が降らないで良かったね・・・ 」腹ごしらえしているとポツポツときた、歩き始めると間もなく雨足が強くなる。

なんせ初めてのコース、ブナ沢の降り口が判るか不安がある、大雨の薄暗い樹林帯、視界利かず。頼みのGPSは高く密集した樹林帯に阻まれ感度悪い。何度かトライし かろうじて受信。

ブナ沢の地形は複雑ではない筈、枝沢に入っても本流に合流出来るだろう。適当に窪地の藪に入り、沢筋へと降りると水流が出て降りるには問題ない状況になった、ルートは正しい。
時々鳴る雷鳴と、大雨による増水が心配だったが、10mほどのナメ滝と続くトイ状を降りれば間もなく排水溝だ。

トンネルで休息後、あとは我慢の林道歩きだ。降ったり、止んだりの雨もやがて本降り、2時間弱かかり、薄暗くなった大清水に到着です。

土砂降りの中、着替えだけ済ませ、強い雨と霧の山道を走る。帰路は雨足を考え、赤城北面ルートを避け、沼田経由の高速を走るが、1度も雨が止むことなく土砂降りの中であった。

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7/8〜13  花の大雪山、雨のトムラウシ
H20.7.8〜13    (メンバー) CL「ひなぎく」、SL「ひがの」、「ほんだ」、「くの」、SL「さとう」
7/8-小山5:00-羽田空港7:00/9:20-旭川空港11:00-(旭山動物園)-層雲峡YH16:00(泊)
7/9-YH6:00-(バス)銀泉台7:05-赤岳10:40/11:00-小泉岳11:35-緑岳分岐12:30-緑岳12:45-分岐13:05-白雲岳避難小屋13:30(幕営)
7/10-幕場4:55-白雲分岐5:35-白雲岳山頂6:00/6:15-分岐6:40-北海岳7:50-石室9:45/10:00-黒岳10:20-リフト11:45/12:05-ゴンドラ12:20/12:26-トムラウシ温泉16:00(泊)
7/11-東大雪荘5:30-短縮登山口5:55-コマドリ沢分岐手前8:00-登山口10:15-十勝岳温泉16:00(YH泊)
7/12-十勝温泉YH5:50-富良野岳山頂8:45/9:05-三峰山10:40-上富良野岳11:20/35-登山口13:05/30-トムラウシ温泉16:30(泊)
7/13-東大雪荘8:00-旭川空港11:30/15:00-羽田16:40-小山20:45
<7/8  羽田→層雲峡へ  晴れ、曇り>
白熊 皇帝ペンギンの会議
白熊も暑そう 三者首脳会談です
羽田へは車で、格安航空券(スカイマーク)を利用し一路旭川空港に到着。サミット開催中でも特に問題ない。

新車のレンタカーに乗り旭山動物園に向かう、手前でハプニングウ・・・・・ なんと、タイヤがパンク、直ぐに新車と交換、動物園観光を楽しみました。
層雲峡のユースホステル、宿泊客は全て登山客です。

<7/9   銀泉台〜白雲岳避難小屋  曇り、一時晴れ>
チングルマとエゾコザクラ 雪渓をトラバース 白雲岳避難小屋幕場
いたる所にチングルマ、コザクラ 最初の雪渓をトラバース 白雲岳避難小屋幕場にて
イソツツジ コマクサ ホソバウルップソウ
大雪特有のイソツツジ コマクサも多かった ホソバウルップソウ
エゾコザクラ
夜が明けると雨、気が重い。道北バスに揺られ銀泉台へ着くと雨もあがってきた。
整備された登山道、たいした急登もなく樹林帯を登ると、早くもウコンウツギやイソツツジの花々が迎えてくれる。

雪渓近くではコザクラやチングルマ、更に進むとコマクサのお出迎え。ツガザクラ、キバナシャクナゲ、と数えればきりがない、まさに百花繚乱、今まで見た事がない花の楽園、規模が違う、素晴らしい一言、デジカメの出番がひんぱんになる。

小泉岳より緑岳への花の道を廻る、こちらもすごい花街道だ。
雪渓近くのコザクラの群落はまさに凄い。早めに白雲岳避難小屋キャンプ場に着いた、設営直後、雨になる。
ざわざわとした避難小屋と違いテントは気楽だ。

<7/10 白雲岳〜黒岳  曇り、晴れ>
イワヒゲ コザクラの道 黒岳山頂
風に揺れる可憐なイワヒゲ コザクラの中の細い道 最後の黒岳です

チングルマの群落早朝から行動、分岐にデポし白雲岳をピストンする、山頂からは旭岳や遠くトムラウシまで望めた。
エゾツガザクラ
珍しい鳥も出会えた、ギンザンマシコとノゴマ、地元の女性が教えてくれた。
北海岳への路も黒岳石室へのルートも実に素晴らしい花園であった。
驚嘆の連続、今が一番良い時期なのかもしれない。「花の北海道」 厳しい冬を越し一斉に咲き誇る様は実に見ごたえがある。


黒岳からは観光客もチラホラ、リフト、ロープウエイを乗り継ぎ、ミニ・シャモニ的雰囲気の層雲峡のテラスで食事をとる。

数少ないコンビニで買い物を済ませ今日の宿、トムラウシ温泉・東大雪荘への長距チシマノキンバイソウ離を移動した。







<7/11 トムラウシ温泉〜コマドリ沢分岐手前(撤退) 雨のち曇り>
朝から雨、だがCLのやワイン工場のラベンダーる気満々? に短縮登山口へ車を進めると既に十数台の車がある。トムラウシの撤退地点雨の中 気が重いが出発する。

百名山と言うのに歩きづらい。雨の重みで道に被さる笹の露払いを強いられる、泥も凄い、スリップして泥んこまみれの四つんばいも出る。
降りも激しくなり休むのもままならず、強気のCLもギブアップです。あえなく退散。

明日の行動をどうするか? 国民宿舎と折衝し、富良野岳方面の山行を考慮し、急遽、十勝岳温泉の宿を予約。
途中、観光を兼ねながら国民宿舎へ到着、安いのに料理が良かったね・・・

<7/12 富良野岳〜三峰山〜上富良野岳 曇り、一時晴れ>
ギンザンマシコのオス 安政火口 上富良野岳山頂
珍しいと言うギンザンマシコのオス 安政火口の噴煙 上富良野岳にて

エゾルリソウ夜半の雨が止まず気が重い。ピストンの気軽さ、濡れてもいエゾヒメクワガタいさ、歩き始めると雨もあがる。
今日は登山客も多い、富良野へのルートは歩きにくいトラバースの連続だ。分岐へ着くころ ようやく花が多くなる。山頂直下では時期は遅いが、かなりのお花畑も出現、珍しいエゾルリソウも2株あった。

山頂近くでは時々ガスが切れることも、視界を期待し予定外の三峰〜上富良野へのルートへ向かう。
稜線はさすがに花も多い、ひときわ印象的だったのは 「イワヒゲ」  小さな白いつぼ形の花がいっぱい、風に揺れる様は、まるで飛行機の窓から眺める夜景の町並みを連想、ガスの稜線歩きを楽しませてくれました。

 帰路はCLの権限をフルに発揮、ワイン工場見学や土産のめろん探しに右往左往、何度も通った道をたどって再び今夜の宿、トムラウシ温泉・東大雪荘に戻ったのでした。


<7/13 トムラウシ温泉〜旭川空港〜羽田空港 晴れ、にわか雨>
東大雪荘 美瑛の花壇
トムラウシ温泉、東大雪荘 美瑛の花壇

道端に姥ゆりが沢山かけ流し温泉の朝風呂を浴びスッキリ、今日は途中の観光を美瑛の花壇兼ねながらの帰宅です。
大雪山系の山並みを眺めながら美瑛のラベンダー畑を見学したりしてレンタカーを降りたのでした。

空港では手塚夫妻(渓嶺)との遭遇もありました。皆が始めての北海道の山行もあっけなく終了。
羽田から再び会長の運転で帰路へ、途中、古河で中華料理の山祝いで締めました、おつかれさんでした。

      
−END-

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6/27〜28  浅草岳
H20.6.27〜28  天候:晴れ、曇り    (メンバー) 「すぎと」、「くの」、「さとう」
6/27-下野19:00-入叶津10:50(幕営)6/28-登山口6:00-山神ノ杉7:20-沼の平分岐8:55-山頂11:10/11:55-分岐13:30-山神ノ杉14:25-登山口15:10-只見16:30-下野20:20
山神ノ杉 大雪渓 浅草岳山頂
山神ノ杉にて 上部の大雪渓 山頂
不得手な夜の長時間運転で只見へ。雪の時期のいつもの農協広場はいささか気がひけ、入叶津のヒロハユキザサ林道終点まで。誰もいない平石駐車場の幕場は高笑いOKです。

登山口には簡易トイレ、水あり、4〜5台の車有り。登り始めるといきなりワラビが豊富、帰りに頂きますか・・・
ムラサキヤシオゆっくりペースで山神ノ杉へ、山スキーで来た時の情景が想い出されます。ガスがかかるが明るい兆しの中を登る、平石山への急登も、花を愛でながら、おしゃべりしながらいつの間に到着。

「♪やさしさと かいしょの無さが ・・・・ 花は越後の雪椿・・・♪」小林幸子の歌にある雪椿も散り際です。道の脇には群落こそ無いが、色々な花が目を楽しませてくれます。ブナ平新道とあって、道は綺麗でブナの大木をぬっての登りは心が安らぐものだ。

大雪渓をトラバースすると避難小屋、小屋の前に青大将がひなたぼっこ、この時期、中腹からはブヨが多く、何箇所かやられました。ところどころに咲くシラネアオイに感動しつつ登れば、人影が多くなりやがツクバネソウて山頂です。
人気の山とみえ、大勢の中高年がくつろいでいました。予想外にもひときわ目立つヒメサユリと遭遇、若干早く蕾が多いが 綺麗なものです。

視界も程ほどに利き、梅雨の時期の貴重な晴れ間に恵まれラッキーでした。下山は往路を戻ります、目を付けておいたコシアブラを土産に、ミズナも少しと手をだすが、どーも硬そう、止めました。
最後はワラビと思いきや、既に遅し、見事に採られ、残りカスを集めて我慢しました。

只見温泉(\400)に寄り、帰路の運転は眠気との闘いと気合を入れ、リポビタン、お茶、コーラ、菓子と、口を動かせば、結構問題なくクリアー、(いつもの運転者の有難みに感謝です)
ヒメサユリ シラネアオイ ベニサラサ
開き始めのヒメサユリ シラネアオイも少なくなったとか ベニサラサ

(色んな花に遭いました)
ムラサキヤシオ、ウラジロヨーラク、ベニサラサ、タニウツギ、ユキツバキ、イワガラミ、タムシバ、
マイズルソウ、ヒロハユキザサ、ヤグルマソウ、ゴゼンタチバナ、ツクバネソウ、エンレイソウ、ミツバオーレン、サンカヨウ、ツバメオモト、イワカガミ、ショウジョウバカマ、ミヤマカタバミ、アカモノ、シラネアオイ、ヒメサユリ、他

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6/15 釈迦ケ岳
H20.6.15  天候:晴れ    (メンバー) 「すぎと」、「ながおか隆子」、「なかむら」、「さとう」
小山5:20-下野市経由-小間々台7:30-八海山8:50-釈迦ケ岳10:50/11:20-剣ケ峰12:40-大入道14:00-小間々台15:00-下野市17:00
八海山手前 白ヤシオが少し 大入道下の山ツツジ
八海山手前を行く ほんの少しの白ヤシオが残る 大入道下の山ツツジは見事

花の時期は難しい、確実に1週間は遅かった。
道中、わずかな名残りの白ヤシオ、満開時の花のトンネル下を歩くイメージを膨らませ、今回は諦めです。

からつゆに恵まれ清々しい空気と新緑の木漏れ日の中を歩くだけでも気持ちがいいものです。大入道近くはヤシオなしドウダンツツジ腹帯に鳴くエゾハルゼミには閉口するが、痩せ尾根のアップダウンを繰り返し、ノンビリ山行も風情あり、夏山の山行前のトレーニングには丁度良いかも。

10年ほど前は笹に覆われ途中で引返した事もある。岳友会さんの刈払いの成果で素晴らしいコースとなって人気も上がり、沢山の中高年ハイカーでにぎわう。

10人ほどのグループと前後して歩いたが、聞けば大阪からとのこと、ご苦労さまです。展望の良い山頂も あいにくガスの中、予想外でした。

中高年には辛い要注意の下りはノンビリムード、おしゃべりしながらの下山です。剣ケ峰より大入道コースへ、時期さえ良ければ素晴らしいヤシオのトンネル、でも、今日は名残りのみです。

大入道の下り、最後に御褒美ありました。満開の山ツツジ、新緑のミドリの中に真っ赤に咲くさまは見事でした。
それもちょっと高度を下げ、小間々に近ずくと、完全に終わりです。駐車場に着くと、岳友会の面々、レスキュー訓練とのこと、しっかりやってます。

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6/6〜8 中ノ岳〜丹後山
天候:曇り、晴れ       (メンバー) 「ひがの」、「さだこ」、「さとう」
6/6-小山19:00-十字峡22:00
6/7-十字峡5:40-日向山9:40/55-分岐(池ノ段)12:05-中ノ岳12:30-分岐13:10-1768P手前14:00(幕営)
6/8-幕営地5:10-小兎岳6:20-兎岳7:00-大水上山7:35-丹後山8:15/35-林道11:35-十字峡駐車場12:20-小山16:45

ETC通勤割引帯1分遅れで恩恵なし、残念。雪が恋しくて越後の山に入る。
<6/7>
日向山より中ノ岳 中ノ岳山頂 ガスの稜線
日向山からいよいよ中ノ岳を目指す 中ノ岳に無事到着 ガスの稜線歩き

十字峡登山口から いきなりの急登、体調不良に重荷はきつい。梅雨入り後にもかかわらず、視界の利くまずまずの天気。久しぶりの重荷に心拍をおさえユックリペースで沈黙と我慢の登りだ。

この時期、花は期待していなかったが、意外に多い。コースを通してカタクリ、イワウチワ、ショウジョウバカマ、シラネアオイ、イワカガミ、シャクナゲと疲れを癒してくれた。群落ではないが、シラネアオイがいたる所カタクリが多いに咲いていた。

日向山の雪渓を越えると、若者3人組みと前後して分岐へ向かう。急登にバテがきた。ようやく分岐(池ノ段)、ザックをデポし中ノ岳を往復、いつも遠くから眺めていた越後三山の一つに立ち、八海山、越後駒、荒沢岳、平ケ岳、巻機と一通りの展望が得られた。シラネアオイも沢山あった

分岐に戻り兎岳を目指す、稜線は崩れかけた雪庇だらけ、夏道の出ている所と雪渓歩きと交互に混じる。ガスも出て視界が利かない、急な雪渓の下りが続く、不注意でスリップ、反省点である。
慎重にガスの稜線をアップダウンするうち体調不良者も出る、ちょっと早いが手頃な鞍部の雪渓を幕営地と決めた。

丁度兎岳への中間地点、1,768mピーク手前で格好の場所であった。
体調回復の為 しばし休息と仮眠、ようやく復調し冷えたビールで乾杯。今晩のメニューは焼肉、ステーキと野菜たっぷりで腹一杯、途中でゲットしたコシアブラのおひたしも美味でした。

<6/8>
幕場より中ノ岳 シャクナゲ 中ノ岳を振り返る
幕場より中ノ岳 シャクナゲと巻機方面 中ノ岳が遠くなった
丹後山の下りより中ノ岳
ブナの新緑は癒される昨夜からの小雨も夜半には上がる。今日の長丁場を考え早めの起床、朝から肉うどんを たらふく食べ出発。誰にも遭わない静かな稜線、カッコウとウグイスと名前の解らぬ小鳥のさえずりのみ、可憐な花を愛でながら丹後山へ、
途中、笹の刈払いや登山道整備の跡が見られ、三山をまもる会の皆様の苦労に感謝です。

いよいよ長い下りの始まりだ、視界も回復し昨日歩いた日向山、中ノ岳から丹後山に続く稜線を見ながら ひたすら下ります。途中、またまたコシアブラを頂きお土産が出来ました。
林道にかぶさる雪塊
この時期、中腹あたりは やたらとブヨがうるさくまとわりつき何箇所も刺されました(要、ブヨ対策) 急勾配の下山を繰り返し、ようやく林道へ到着。

雪で荒れた林道歩きも釣り客と観光客に出会うと終了です、予定より早めに十字峡の登山口に到着。近くの畔地温泉(\300)でサッパリし、早めの帰宅となりました。

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5/17〜18  八子ケ峰(下見)
H20.5.17〜18天候:晴れ
(メンバー) 「はしだ」、「ひがの」、「おがわ憲」、「おがわ恵」、「すぎと」、「ひなぎく」、「ほんだ」、「おおむら」、「なかむら」、「くの」、「よしだ」、「さとう」
5/17  小山18:30-白樺湖22:00
5/18  白樺湖7:50-八子ケ峰(ヤシガミネ)山頂9:50-八子ケ峰ヒュッテ10:40/11:20-親湯13:00-白樺湖15:20-小山18:30
稜線にて 蓼科山をバックに 八子ケ峰ヒュッテ近く
アップダウンの少ない稜線です 蓼科山が眼前に 美女5人衆だぞー

6月末に予定、市民バスハイクの下見に行った。
前夜は気圧不安定な為、随所で通り雨あり。運良く 八子ケ峰公園に着くころ丁度雨も上がり、12信濃自然歩道を降りる人の参加で宴会テントも手狭になる程である。

古い新人(「よしだ」さん)初参加、アルコールと縁が無いのが残念。女性人5名、しかも芸能部長、統括部長、そろい踏み、静かな訳が無い。次の日に影響あった人、多少。

親湯側に車2台をデポし、白樺湖湖畔よりスタートした。ロイヤルスキー場上部はレンゲツツジが一杯、咲けば見事でしょう。一汗かいて稜線に上がると、右も左も展望良し。眼前の蓼科山をはじめ、左前方の八ケ岳連峰の白い山並みを見ながらアップダウンの少ない稜線をノンビリ歩く。

親湯温泉の橋を渡るしらかば2 IN 1 スキー場、ビーナスラインを左に見ながらヒュッテ着。スズラン峠からの観光客が簡単に上がってくる。のんびりくつろいだ後、下山コースは信濃自然歩道、左右に点在するリッチな雰囲気の別荘を見ながら、「維持費が大変よねえ・・・・ 」 持てないものの基準で貧疎な感想。

始まったばかりの新緑の芽吹きに癒されながら、親湯へと降りました。

このコース、カラマツと白樺主体の緑が豊富なのが特徴。歩行時間的にも程良く、随所にトイレがあるのが救われ、市民ハイクコースとしては適所であろう。当日、展望が良い事だけを期待したい。

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燧ケ岳・(山スキー)
H20.5.12天候:晴れ      (メンバー) 「さとう」
自宅(下野市)4:35(一般道)-御池7:35/8:10-熊沢田代9:20-俎ー山頂10:10/10:50-御池駐車場11:30/11:50(一般道)-自宅16:00
熊沢田代下の急登 山頂直下より越後三山 山頂にて
熊沢田代下の急登 山頂直下より越後三山 山頂にて

熊沢田代と会津駒おっ家内は留守、天気良し、さて、ヤシオか滑りか。ヤシオは赤が終れば白があるさ、近場の雪は後がない。

てな訳で一般道をたどって御池です。運転不得手な私でも早朝3時間山頂より会津駒で到着、つぼ足、スキー合わせて10数人、Weekdayは静かです。

駐車場の係員に聞いた   Q、「今年は雪おおいですよね?」  An、「ふつうですよ、 去年は少なかったね」 成る程、確かに去年は少なかった。
数日の間にうっすら雪が降ったのか、汚れた雪が隠れ表面は綺麗である。広沢田代を過ぎ熊沢田代まで順調な登りで到着。
出掛けに飲んだリポビタンが効いたか、疲れ感じず、一人はマイペースで気楽だ。

快晴の越後側はいつもの白いパノラマが広がり素晴らしい。広沢田代を過ぎれば一気に山頂直下のバーンが近づく。息を整え、ひと頑張りで山頂です、丁度登り2H、つぼ足の先客1人と話し込む。それにしても、山頂は珍しく風がない。

愛猫姉妹後続者がポツポツ登る中、滑ります、あっという間に熊沢田代へ。雪景色も見納めか、名残り惜しいが残りのツリーラン、 一滑りで駐車場へ到着、あーあ、今シーズンも終わりかな?

大杉岳にも行きたいが、家で待ってる娘 { 黒猫姉妹 } が気がかり、たちそばを頂き いそいそ帰路に着く。

「ただいま・・・ 爺、帰ったよん・・・ 」 いつものハグで安心です。

 ・・・・・・燧ケ岳はあと1週間位滑れそうでーす・・・・・・・ お早めに・・・・・

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5/2〜6  鳥海山(山スキー)
H20.5.2〜6    (メンバー) 「はしだ研」、「まちこ」、「ひがの」、「おがわ」、「すぎと」、「ウッチー」、「さとう」
5/2-鹿沼19:30-<山形道>寒河江23:00(幕営) 
5/3-寒河江6:20-西浜キャンプ場8:00/8:45-吹浦口駐車場9:45-鍋森12:10/13:00-登山口13:50-キャンプ場16:00
5/4-キャンプ場5:30-祓川登山口7:40-七高山山頂11:35/12:00-登山口12:50/13:20-キャンプ場16:00
5/5キャンプ場6:30-湯ノ台口登山口7:30-折返し点(1,843m)12:20-登山口14:10-玉簾ノ滝-キャンプ場16:00
5/6-西浜キャンプ場7:00-(山居倉庫-海産物センター)-鹿沼13:40
<5/2>
月山に続き再び山形道へ、寒河江PAを拝借し幕営。

<5/3>吹浦口コース
暑さの中の登り 鍋森よりの鳥海上部 日本海に向かって
すごい暑さの中登る 鍋森より鳥海の上部 日本海に向かって滑る
「まちこ」さん真っ白な月山を見ながら一路鳥海に向かう。通い慣れた遊「ひがの」会長佐町西浜キャンプ場にテントを設営し、吹浦口へ向かう。
春霞みだが快晴、絶好の日よりだ。登り始めから暑い、半袖でも汗をかく。今年は雪が少ない、下部はブッシュの出が多く目立つ。

日本海と庄内平野を望みつつ高度を上げれば、ほどなく目的の鍋森、雪の消えた山頂部でノンビリくつろぐ。鳥海の頂は明日にお預け。

日本海に向かって滑りこめば あっけなく駐車場着。帰りがけは山菜取りに夢中、コシアブラとタラノ芽をゲットし、スーパーに予約した折り詰め弁当と刺身で豪華な宴が始まります。
近くの温泉と松林の中のテントサイトは鳥海山を見ながら最高のロケーッションです。

<5/4>祓川コース
祓川ヒュッテと鳥海山 中間部付近 七高山山頂
祓川ヒュッテと鳥海山 中間部付近 七高山山頂にて
今日こそ山頂へとの思いを込め早朝から祓川を目指す。
いつもの事でトラブルは付き物、何んとかクリアーし一同出発。七高山へと続くはるかな姉さん登りの始まりです。祓川コースに関しては雪は充分、例年並か?

人気のコースとあって人、人、人の賑わいだ。つぼ足もボーダーもゲレンデの板も、若者も高年者も様々です。天気は最高、風もなし、さえぎる物の無い周囲の景観に癒されつつ無言の登りが続きます。

中間地点付近で体調すぐれず1名+付き人がリタイア、この好条件下残念です。せっかくのチャンス、5人はそのまま続行させて頂きました。

山頂直下山頂へ続く大斜面には蟻の如く人が続く、ジグを切りつつ最後の頑張りで七高山の山頂に到着、新山にも人影がみえました。山頂一帯は夏山の賑わい、月山、朝日の連峰「おがわ」さんまで見渡せました。

いよいよ期待と不安の滑りの始まり、山頂直下のバーンはあっけなく終了、一息入れて泡立つドリンクを頂きます。あとは、好条件下の滑りを満喫、ここは登り返しの無い、長く変化に富んだ斜面が続き、初心者を含めて十二分に楽しめる素晴らしいコースです。

帰りは又々山菜採集、コシアブラをたっぷりゲットで、テンプラ、オヒタシ、混ぜご飯と、たっぷりと春の香りを堪能しました。

<5/5>湯ノ台コース
1843引き返し地点 素晴らしい斜面 藪が濃い
1843引き返し地点 素晴らしい斜面 雪少なく藪が出てます
天気予報は悪く今日はおまけの日、湯ノ台口より行けるとこまで、登り始めの宮様コースは雪「はしだ」さん少なくブッシュと笹が出る状況、ブナ林までの急登はブッシュを避け、雪をつないでの苦労をさせられました。

森林限界を過ぎ、1昨年の折返し地点まで来ると欲がでる。「もう少し行きましょう」 終わりモードの人を励まして、「あそこの桃の尻みたいなブッシュの所まで・・・」 意外とあっさり桃尻地点到着(1,843m) 景色が随分違います。

「ウッチー」さん鉛色の空は雨も心配、ここで終わりましょう。さっそく撮影しながらの滑りの始まり、景色の良い大斜面を楽しみながら滑ります。ほどなく森林限界地点、あとはブナ林の雪を拾って苦労の滑り、すぐにブッシュがうるさくなり、それでも滑れるとこまでと頑張りましたが、最後はたまらず担ぎます。

駐車場に着くころポツポツ雨が、よくぞ堪えてくれました、グッドタイミングでした。姉さん
雨足が激しい中キャンプ場へ着くと、あれほど多かったテントも閑散、激しい雨音の中、「酒飲むときには関係ない・・・・」と言うことで最後の晩餐となりました。


<5/6>
夜半、雨は上がり天候は回復したが、鳥海山は雲の中、3日間とも降られず幸運でした。
帰路は山居倉庫を見学、海産物店に寄ってみる。心配された高速の渋滞にも遭わず、すべてが順調にはこびました。 -END-

玉すだれの滝も寄ってみた 山居倉庫北のケヤキ

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4/29 薬師岳、夕日岳
細尾峠近く 尾根筋のヤシオ 時々綺麗なヤシオが咲く
細尾峠近くは結構綺麗です 尾根筋には時々咲いている 花の付きは例年並?
H20.4.29天候:晴れ曇り(メンバー) 「ひなぎく」、「なかむら」、「ながおか隆子」、「さとう」
小山6:00-(下野大沢経由)-細尾峠8:20-薬師岳9:25-夕日岳11:15/12:15-細尾登山口15:10-(粕尾峠経由)-小山18:15
春の息吹きを感じ、花を愛でながらノンビリと里山ハイクとなりました。 この時期アカ細尾峠近くヤシオはどうかな?
天気予報も良し、期待を込めて出かけてみた。

細尾峠より入る、登り始めの尾根筋には満開に近い赤ヤシオが迎えてくれた。木々の芽吹きは始まったばかり、ヤシオの赤やピンクだけが際立って綺麗である。これなら期待できるかも?

ノンビリモードでペチャクチャおしゃべり歩き。女3人寄ればかなうもの無し。天気予報に反し尾根の北側はガスに覆われスッキリしない。薬師岳山頂のヤシオは期待外れ、ツボミです。
小さなアップダウンを繰り返す尾根歩き、時々5分咲き程度のヤ中間地点シオを見るが、つぼみが赤く膨らむ程度で時期早し。三つ目を過ぎ、夕日岳へのアカヤシオのトンネルは叶わず、つぼみの付きかたは平年並みか、やや少なめか。時々行き交うハイカーも残念がる。

山頂付近はまだまだ春の装いとはいきません。薄日の山頂直下でノンビリとランチタイム後往路を戻る。花はおおむね1山頂付近はつぼみです0日位早い感じだ。

されば花より「食」  コシアブラ(白木の芽)がやたらと気になります。木々の芽吹きが始まったばかり、コシアブラの新芽が出るわけありません。稜線の至る所に目立つコシアブラの大木、小さく手頃な大きさは無く、補助ロープ必携の状況です。

ノンビリ、ユックリ登山口へ到着、帰りは蕎麦か、コシアブラ探しか。遅い桜と種々の花咲く春一杯の足尾の風景に感激しながら、粕尾峠越え。

車中から注意しながら期待を込めてコシアブラ探しです、が、簡単に見つかる訳ありません。
結局、山菜売りの店を覗き、1,000円のパックを500円に値切ってお買い物、混ぜご飯か、テンプラか、春の香りを味わうことが出来そうです。

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4/26〜27 燧ケ岳(山スキー)
御池駐車場 熊沢田代手前 尾瀬沼
御池駐車場の雪の多さ 熊沢田代の手前付近 燧ケ岳山頂より雪の尾瀬沼
H20.4.26〜27天候:曇りのち晴れ
(メンバー) 「はしだ研」、「ひがの」、「おがわ」、「すぎと」、「ウッチー」、「おちあい」、「おおむら」、「さとう」、他1
4/26-鹿沼18:30-檜枝岐21:30
4/27-檜枝岐6:30-御池7:20-広沢田代8:30-熊沢田代9:20-燧ケ岳山頂10:50/11:20-熊沢田代12:00-駐車場13:10-鹿沼18:00
熊沢田代より燧ケ岳を望む燧ケ岳山頂天気予報は悪い、確かに小雨が降る中出かけるのは気分が滅入る。だが、檜枝岐の夜は曇天の中 星も散見された。

目覚めるとやはり昨夜と同じ空模様、ガスが低く垂れ込めているのが心配だ。
開通間もない御池のパーキングは未だ無料、車は少なめ10数台か、例年より多い雪の中を出発、総勢9名、にぎやかである。

「おちあい」さんの友が同伴、何とクロカン用でのトライである。クロカンを見るのは初めて、軽く、細く、しかもウロコ板、さすがに急勾配はジグをきる。

広沢田代、熊沢田代は深い雪にすっぽり覆われている。雨を覚悟していた天候も、時々ガスがでるものの青空ものぞくほど、ラッキーです。高度を上げるにしたがい、会津駒側の景観が素晴ら「はしだ」さんしい。山頂への大雪田をジグをきりながら登る、下りの滑りを楽しみに、急な雪の壁をつめればにあっけなく山頂直下、意外と順調に着いた。


板をデポし山頂にて記念撮影、柴安ーの雪壁の彼方には尾瀬ヶ原と至仏山、眼下には一面雪に覆われた尾瀬沼。雪の景観はいつ見ても良いものである。
クロカンで登りました
さて、いよいよ「お楽しみ?」「苦しみ?」「不安一杯?」人それぞれの思いを抱きドロップイン。
山頂直下の無木立バーンは快適そのもの、あんなに苦労した登りの斜面は、あっと「ウッチー」さん言う間に終了、あーあ、登り返す気もなく、休み休み滑り降りる。

熊沢田代の丘から振り返れば、ドームの雪壁が威風堂々、下りはあっけないものだ。名残を惜しみつつ往路を戻る。
それにしても急斜面でのクロカンの滑りはまさに気の毒、滑りがどんなに巧くても、まともにターン出来る訳なし。クロカンで燧ケ岳を往復とは、恐れ入ったものです。名物、檜枝岐の「たちそば」を味わいコブシと桜咲く帰路につきました。


さとう 「おがわ」さん 「おちあい」さん

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4/19〜20  月山(山スキー)
月山ゲレンデTOP 金姥をバックに 強風の1619ピーク
月山リフトTOPから出発 金姥をバックに柴灯森へ向かう 強風の1619ピーク・背景は月山
天保堰取水口付近 湯殿山ゲレンデTOP 分割式スノボー
天保堰取水口付近でホットする 湯殿山ゲレンデTOPにて 分割式スノボーですシールで登る
H20.4.19〜20天候:晴れ
(メンバー) 「はしだ研」、「まちこ」、「すぎと」、「ながおか貞」、「えびはら」、「ほんだ」、「あんまん」、「おがわ」、「ひがの」、「おおむら」、「くぼ」、「さとう」
4/19-小山19:00-鹿沼-山形道・西川道の駅24:00 (幕営)
4/20-道の駅6:50-姥沢7:30-リフト終点8:30-柴灯森9:40-湯殿山スキー場TOP 12:30-駐車場13:10-小山19:15
クラストと強風の尾根 1479下の快適な斜面 「ひがの」会長
クラストと強風の尾根 1479下の快適な斜面 会長の滑り快調?

昨年、濃霧で敗退したコースに再度チャレンジした。
多人数参加でマイクロバスをチャーターし、行き帰りを楽にした初めての試みだ。前日来の大雨と強風も治まり回復基調の中、長距離運転から開放されたバスの中での長い時間は宴会で盛り上がる。道の駅・西川の隅を拝借し幕営、目覚めると青空も覗く。
「さだこ」さん唯一のボーダー「くぼ」君
さっそく姥沢へ移動、8時運転開始のリフトに乗る。昨年より4日遅いが雪はかなり少ない。暖かい日が続いたためか? スキー11名+ボーダー1名と賑やかな山行となった。
残雪のザラメ雪の登り1時間強で滑降地点の柴灯森に到着。去年濃霧の中さまよっていたのが嘘のようで視界良好だ。風が強いのが難点、耐風姿勢をとりながら滑りの準備をする。

先ずは1,619への痩せ尾根へ、クラスト気味の雪と強風で思う様な滑りが出来ない。時々強風をやり過ごしながらやっと到着。痩せ尾根のちょっとした登りがボーダーの「くぼ」くんには辛く、いちいち歩くハメになる、やはりスキーと比べると問題が多い。

ここから先のコースは三つあるが、濁沢源流の右岸側の尾根を忠実に辿るのが正解の様だ、沢は変化に乏しく、しかも何箇所かブロックの崩壊が見られる状況であった。
風も弱まった快晴の中、月山の頂上から弥陀ヶ原へ続く真っ白な稜線を見ながら、ザラメ化し滑り易くなった尾根筋の斜面を気持ちよく滑降。

みな思い思いに日頃の練習の成果を発揮、滑ったり、転んだり、適度な斜面と疎林の中をぬいながら、長く、たまらなく楽しいコース「はしだ」さんである。ボーダーにはちょっと辛いコースなのが残念か。
姉さん1号
湯殿山スキー場のTOPまで降りホットする。ふり返れば月山がはるかに遠く、滑り降りた尾根をたどることが出来た。あとは変化の無いスキー場を一滑り、予定通りマイクロバスの待つ駐車場に到着です。

帰路も快適、いつも疲れと眠気と闘い運転する人も今日は別、さっそく冷えたビールで喉を潤し誰に遠慮も無く満開の桜を車窓からながめコックリ、コックリ 夢の中です。

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4/12〜13 会津駒ケ岳(山スキー)
アンテナの下 会津駒ケ岳山頂 ツリーランの始まり
アンテナの下へ到着です 山頂は風で寒い 苦労の始まり、滑り
H20.4.12〜13  天候:曇り時々薄日
(メンバー) 「ながおか正」、「さだこ」、「ほんだ」、「ひなぎく」、「わたなべ」、「ウッチー」、「おちあい」、「さとう」
4/12-小山19:15-桧枝岐22:15-(幕営)
4/13-登山口6:40-アンテナ8:15-会津駒山頂11:25/11:40-登山口14:00-小山18:20
天幕(スタードーム)使用2回目、10人ほどの宴会はOK、快適です。

5時前アンテナへの沢の急登に起床し早い出発が出来た。林道の雪は例年より少なめ、1箇所雪が切れていた。林道のヘアピン部よりいつもの沢を直上、斜度があるだけに共同アンテナまでは息が上がる。
山頂の痩せたエビのシッポ
今日の天気は、平野部は悪いが、越後側は何とかなりそうだ。時々薄日も射す中、ブナの大木をぬった残雪のシール登行は気持ち良い。さすがメジャーな山、幕営し、早々つぼ足で下山のパーテーも多くにぎやかである。

森林限界まで上がると、若干1名、私も限界、小穴を掘りツエルトに包まり待機する(日頃のつけがまわったかな?) 30分強でまもなく山頂、展望は充分では無いが、滑るには良好な視界だ。風も冷たいし早々滑りにはいる。

山頂付近を含め ほどほどの雪質、さすがに残雪の季節だ、ヘボにも何とか回せる。森林限界で集合し、ツリーランの始まりだ。途中、岳友さんのパーテーにも会いました。

森林限界、私も限界つぼ足で登る連中をしり目に、「ヒャホー・・・」雄たけびをあげて滑る( 注: 雄たけびあげる程の滑りじゃありません・・・) 2人づつペアを組み、夏道に沿って滑る、途中から源六郎側の沢筋を滑りアンテナ下へトラバースする。

今日の「姉さん2号」は何処かおかしい、ひさしぶりと言え びびっちゃてまーす、腰がひけちゃってます。転ぶこと数え切れず、難儀してます。 一方、SADAさん快調、練習の成果を充分発揮、 と思いきや・・・アンテナ下からの林道への沢の下りでこけちゃいました、ブナの大木ちかくの亀裂にどっぶり、一瞬あせりました。

苦労の末やっと林道に到着です。あとは林道沿いの葉っぱと小枝の多い薄汚れた雪を滑って無事登山口へ到着、「お疲れさん、ごくろーさん」
今日の滑りに満足するひと、そうでないひと、色々です。 でも、中高年の雪遊び、それなりに楽しいー・・・・・・です。

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4/6  前白根山
湯元ゲレンデ風景 外山分岐にて 前白根からの奥白根
ゲレンデの雪は例年より少なかった 外山分岐より前白根方面 前白根から奥白根のドーム
天候:快晴
(メンバー) 「ながおか正」、「ひがの」、「おがわ」、「ひなぎく」、「ながおか隆子」、「くぼ」、「くの」、「さとう」
小山5:10-湯元6:50/7:15-外山分岐10:05/10:25-前白根11:30/12:20-駐車場14:40-小山18:00
前日の懇親会の余韻も覚めやらぬまま、それでも元気に5時集合。
里山に行く予定の「くぼ」くんを酒の勢いで誘い急遽参加(準備も不十分なまま・・・引率者大いに反省)初心者3名同行、雪の少ない湯元ゲレンデから外山尾根をめざしました。

ゲレンデTOPにスキーの板を2名はデポ、1名はショートスキーを担ぐ。「くぼ」くんのアイゼゲレンデTOPにてンが靴に合わず、カンジキで登るも四苦八苦、フリーサイズのアイゼンを車に置いてきたのを後悔する。

先頭の会長は元気、女性人も元気だ、途中まで先行者1名のトレースに助けられ、ふくらはぎ程のラッセルをして外山への分岐に到着した。ほどほどに締まった残雪の尾根歩きは素晴らしい、高度を上げるにしたがい周囲の展望に疲れも癒される。

ショトスキーの一人(筆者だが)ゆうゆうとシール登行、快適そのもの、まことに気持ちいい。下りの事を想像前白根山頂すると思わずほくそえむ。

天気よし、展望よし、雪の締まりもよし、残雪の雪山はすばらしい。前白根へ着くと、奥白根の威風堂々とした白いドームを目の前に、全周囲の展望を欲しいままに。会津駒から窓明への稜線、至仏山、越後三山、方面の白い峰々、穏やかな日差しに ついノンビリしてしまう。

ショートスキーでちょっと滑り試し、まんざらでもない。ところがハプニング発生、板の片方が流れて勝手に直滑降、斜面を滑り降り見えなくなる、五色沢の谷底かあ・・・・ 一瞬あきらめの境地、急ぎ駆け降りてみると、幸い木にぶつかって止まっていました、ラッキー・・・・でした  (教訓、 ショートスキーにストッパーは無し、ご用心)

山頂を後に展望の良い尾根の快適な下り外山尾根はこんな雪にかかる。筆者だけは滑りを楽しめる、景色の良い適度な斜面の疎林の滑りは気持ちいい・・・・(つぼ足の皆さん・ごくろうさま・ ご免なさい)

あっと言うまに分岐へ到着。ここからが問題、雪に慣れてない3名の急斜面の下りが心配だ。予想通り苦労した、アイゼン合わずカンジキの下りはさすがに初心者にはきつかっただろう。

ゲレンデTOPまで降りると、デポした板を履く。例年より雪の少ない斜面はブッシュが多い。 緊張から解かれゲレンデをノンビリ歩くつぼ足を尻目に、スキーの3人はすいすいと駐車場へ到着したのでした。

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