山行記録詳細ーその2(H19年度:'07年度)
<番外編> 3/16〜21 小浜島〜愈々西表島 記:「のざき」
ツーリングを主体に、行きがけの山も登ります。悠々自適、全国津々浦々、旅をエンジョイ中でーす
3月16日は閑な時間が流れている小浜島を巡り、先ず自転車を担ぎ大岳99mの展望台に登り鬱蒼としたジャングルを想わせる西表島を目の前に島を一望のあと隣の西大岳85mを縦走。
その足でちゅらさん展望台〜細崎に向かい島で人気のレストランパパイヤで昼食〜NHKのドラマのこはぐら荘を見学〜シュガーロードをサイクリング〜ビーチで貝殻拾い〜サンダルハウスに戻りました。
翌日17日愈々待望の西表島に渡り、宿に荷物を預けてから上原界隈の「なかの」浜、星砂ビーチを散策後昼食〜行き止まりの白浜港に向かいました。ここからは船で網取まで出ていました。
次回は網取に渡って見たいと思います。
さて、本日18日は西表島におけるハイライトとも言えるヒナイサーラの滝に向けたトレッキングとカヌーのツアーに参加しましたが、何と参加者は私1名でした。なのでガイドの塚田さんと和気あいあいの雰囲気でジャングルの中、オオタニワタリやヒカゲヘゴ等、亜熱帯植物の植成や食べると美味しい食べ方等を教えて貰いながら変化に富んだコースのツアーを楽しみ満足しました。
先ず下りのトレッキングから開始です。マーレ川のカヌー係留地点までジャングルを下り、カヌーの乗り降りの要領、操作方法を教わり、川を下りヒナイ川との合流地点河口付近の干潟でかにと戯れ、マングローブの解説を受け〜ヒナイ川を約40分遡ってピナイサーラの滝最上部まで約2時間のトレッキングを楽しみつつ大汗をかき見晴らしの良い滝最上部に着きおむすびとラーメンの昼食を頂きました。
ガイドサンが沢山記念撮影を撮ってくれました。後でCDに焼いて送ってくれるといってました。その後、滝壺へ下りと登りを繰り返し間近に55mの落差の滝を見上げました。雲って水温が冷たかったので滝壺に入りませんでした残念 ここで暫し休憩暖かいコーヒを頂いたのちカヌー係留地点に下り延べ6時間のツアーを無事に楽しく終了しました。
19日は裏内川のカヌーと滝巡りツアーです。 今日のツアー参加も私一人でした行きは遊覧船で上流に3Km 遡り、そこからわりあい平滑な登りのトレッキング30分でマリウドの滝でしたが、滑落事故が多発のため残念ながら滝に降りられませんでした。
更に15分のトレッキングで女性的と言われているカンピレーの滝に着きました。前日夜と昨夜の大雨で水量が増し、巾広平滑な滝の姿を見せていました。
12時に船着き場所に戻り昼食後、ここからカヌーで下流3Kmの裏内川橋ゴール地点まで向かい風を受ける中、懸命のバドリングでした。途中浅瀬で上陸し、ジャングルに分け入りツアーガイドの木々の植成説明等を受けながら延べ7時間のツアーを終了しました。 明日はチャリで大原に移動します。
途中久しぶりの露天風呂を楽しみに 20日は西表島の北である上原→最南端の大原に長距離移動旅途中、高那のリゾートホテルでプール式の天然温泉、水着着用の混浴露天風呂とサウナ風呂に入り癒された。
前日のジャングルエコツアー時にツアーガイドから教えて貰ったヒカゲヘゴの珍味を味わいたくて、露天風呂敷地内のヒカゲヘゴの新芽を 庭師の許可を得てもぎ取り 後の民宿でゆがいて貰い味噌ダレで頂きました。ヌルリとして噛んだ食感はシャキシャキして素材その物に香りや味は無いけれど食感が良くとても希少価値がある新鮮な感覚と味覚を味わう経験をして八重山の食文化に触れる事が出来ました。
温泉@1500を後に由布島に到着水牛車を見学です。
その後、一路仲間川に向かい翌日の仲間川遊覧船ジャングルクルーズ乗り場を下見〜大原の民宿に身を寄せ 荷を預け島の最南端の南風見浜を下見往復、本日の走行距離80Kmでした。アップダウンが多く少し疲れました。
本日21日は島の最南端の南風見浜ビーチで海水浴の後石垣島に戻ります。(^_^)/(⌒0⌒)/~~
3/29〜30 平標山(山スキー) 記:「はしだ」
メンバー「はしだ研」、「まちこ」「おがわ」、「すぎと」、「あんまん」。
平標をめざして 山頂 下部で一服
3月30日元橋の駐車場7:00に集合、7:30発。
ヤカイ沢は上部が急そうでブロックも怖いので夏道に手前の尾根を詰める、天気良く雪も適度に締まり登り易い。
山小屋の上にでて山頂には11:30に着いた、さすがに寒いので平標沢の源頭まで滑り込み大休止。
アイスバーンと新雪が交互しているので、少々不安を感じるがここから沢床まで800mもの下りに期待も感じる。滑り始めはかなりの急斜面で慎重に降りる、途中からは新雪が詰まっていて快適な斜面となる。
それぞれ課題を抱えながらシュプールを刻む、下部にくるとさすがに雪は重くなるが板はまわせた。沢床からはあまり傾斜もなくなりルートを探しながらの滑りとなる。
今回は先行部隊がいたので楽をさせて貰った、取水提からは予想外の除雪がしてありえんえんと歩かされた。タクシー待ち合わせ場所の毛渡橋に15:20着。
このコースは登りが1000mで下りが1400mあり平標沢の雪質がかなりいいのでもう少し早ければ楽しめるだろう。
3/23 大戸沢岳(山スキー) 記:「はしだ」
メンバー:「はしだ研」、「まちこ」「おがわ」、「おおむら」(ゲレンデ)
9時に登りはじめる、国道には計10台の車がありここもメジャーになったものだと感心する。
今日は都合で13時までの行動で1800mで打ち切りとなった。
20日に降った湿雪がぐづぐつとして始末が悪い、本日も滑りは消化不良だ。気温が高くなかなかザラメにはならない、今年はずっとこんな雪質なのだろうか?
2時20分着、3時に「おおむら」さんを向かえに熊の屋で待つ。営業は今日で終わりでまた来年もよろしくとのことでした。
3/15〜16 天神尾根〜熊穴沢(山スキー) 記:「ながおか」
天神平から出発 熊穴沢より上部 ザンゲ岩上部
メンバー 「ながおか正」、、「おかちゃん」、「かずちゃん」、「わたなべ」、「おちあい」3/15(土)
50号から出来たばかりの大田インターから北関東自動車道に乗る。インターは50号から非常に近い。小山から2時間10分で土合駅に着く。(みかもの道の駅で待合せに20分費やした時間を含む)
土合駅バス亭は先客が居た為、駅改札口横で泊る。電気が点き、明るいので、ヘッドランプも不要。他は1人のみ。
「おかちゃん」夫妻と泊りの山行は久しぶり。土合で気温は0℃強い。3/16(日)
7時45分天神平発 10時30分〜11時 トマの耳(頂上) 駐車場 12時25分着天神尾根に行くリフトの運転が8時30分からなので、つぼ足、シールで歩く。
天気が良く、360度見える。この時間から雪がくさっている。大勢のスキーヤ、ボーダー、尾根歩きの人達が頂上を目指す。
熊穴沢の小屋は雪に埋もれていたが、頂上の小屋は風が強いせいか、2/3が出ていた。
大休止後、頂上から滑りだす。頂上直下は少しクラストしているが、快適だ。ザンゲ岩より先はやせ尾根の為、スキーを脱ぎ、100mほど下った所から再びつける。途中登りの人が不思議そうな顔で見ていた。
熊穴沢への分岐で休憩し、先行パーティに続き、滑り出す。沢を避け、尾根側を滑るが、途中大きな亀裂が有ったため、沢へ降りる。重たい雪にスキーのトップが引っかかるが、なんとか回しながら滑り降りる。太腿がパンパンになり、疲れが出て、思うようにスキーが出来ないが、先を急ぐ。田尻沢との出合まで来ると、一安心。そこはゲレンデなので、天神平からスキーヤー、ボーダが滑り降りてくる。
3/14〜15 一ノ倉沢・中央稜 記:「なかさと」
快晴の一ノ倉沢全景 テールリッジのブロックはズタズタ
メンバー 「なかさと」、他1(T.T)
今回の谷川(中央稜)もまた条件が悪くテールリッジから少し先に進んだところで断念しました。
15日(土)の現地の天気は早朝霧雨〜曇り〜快晴。ロープウェイ駐車場を4時半に出発、出合までトレースはパッチリついていました
途中、上部から下部まで一箇所大きく崩れているところがありました。
出合に着いたのは6頃時。、他の皆さんも口をそろえて「この時期にこんな一ノ倉は今まで見たことがない」とおっしゃっていましたが、マチガ沢、一ノ倉の雪の状態は例年とかなり違いがあるようでした。
様子を見ながら行けるところまで進むことにしました。テールリッジまでは雪も締まっていてトレースもあり歩きやすかったです。
テールリッジから先はトレースはなく雪の大きな塊が行く手を拒んでいる感じでした。
そこまで進む間に一ノ沢などで発生した雪崩を2回見ました。ちょうど日も登り気温も上がってくる時間帯、取付は近くに見えていましたが今回の状態では無理ということで引き返しました。
・その日は3人パーティーが2組、4人パーティーが1組(この方たちは一ノ倉尾根を登っていました)、2人パーティーが3組(うち1組は一ノ沢へ向かって行きましたが雪崩が発生したため下ってゆく姿が見えました)、
他に見学で一ノ倉まで来ていた方が4人くらい、それから山スキーの板を履いてすれ違った方が二人いました。
以上、簡単ですが現在の一ノ倉情報ということで…。
3/9 大嵐山(山スキー) 記:「はしだ」
林道〜沢筋へ 山頂に続く稜線の肩(1,400m) 日陰はパウダーも有り
メンバー ・・・ 「はしだ研」、「おがわ」、「おおむら」(ゲレンデ)
前から気になっていた大嵐山に期待を込めて入山した。
湯の花温泉弘法の湯近くの広場に駐車し8:30発。昨夜はー14度まで冷え込んだが今日は暑くなるとのこと雪質を心配しつつ林道を歩く。
沢沿いになると樹上の雪が落ちてきてスノーボールになり少々歩きづらい。12:00山頂へと続く稜線の肩にでた、1450mだがこの先はスキーの世界では無いので今日はここまでとし大休止。
下りは予報どおりに高温になり苦戦、それでも日陰の樹林帯はパウダーが残っていた。1時間少々で帰着、滑りづらい林道に太ももが痛い。
このコースは楽しめるのは1250mから1400mまでの間だけなのであまり面白くないかもしれない。
3/2 西大巓〜早稲沢(山スキー) 記:「はしだ」
メンバー:「ひがの」、「おがわ」、「すぎと」、「ほんだ」、「はしだ研」、「まちこ」「おおむら」(ゲレンデ)
グランデコの第3リフト終点よりスタート。山頂にはボーダー、山屋、カメラ屋がひしめく。
今回は新ルートの開拓を目指した。早稲沢に迎えのタクシーを予約し、だいたい夏道のあたりを滑りはじめる。
1750Mまで前日の強風の影響かシュカブラが大きく苦労する。傾斜が緩くなるとお楽しみの林間パウダーだ。各自練習の成果を発揮する。
1452Mピークのコルを目指し沢すじに入らないよう下る。コルからは1452Mピークの真西にトラバースする。なんとそこには40度の疎林のバーンが隠れていた。
そこを滑り降りると布滝の下流にでる。
そこからトイレのある駐車場までは沢の中を苦労しながら進む。
駐車場からは林道を推進滑降だ、先行部隊が早稲沢までタクシーを呼びに行き車止めまでまわした。
このルートは上級者ならそこそこ楽しめるかもしれない、タクシー代がかさむのが難点か。
3/1〜2 西大巓+安達太良(山スキー) 記:「なかじま」
メンバー ・・・「なかじま」、「えびはら」、他1
<3/1(土):西大巓>
小山5:20〜グランデコ8:50〜(ゲレンデスキー)(リフト上部)10:15〜西大巓11:50〜リフト上部12:50〜(ゲレンデスキー)〜駐車場14:20〜山小屋
ゲレンデで足慣らし後シールを付け登り始める、風と湿雪の中トレースを辿り先行パーティーに追付きラッセルを交代し登るが視界が悪く何処がピークかわからない。
でも周辺に高いところもないので下山開始、下りはラッセル車のごとく広いシュプールを残し1時間程でリフト上部に出る。時間も早いので再びゲレンデスキーを14:20まで楽しんだ。
山小屋への移動途中横向温泉で疲れを癒し今宵の宿へ到着
<3/2(日):安達太良>
山小屋7:50〜安達太良スキー場8:20〜(ゲレンデスキー)(リフト上部)〜安達太良山11:45〜くらがね小屋〜スキー場13:50〜小山17:50
風が強くロープウェーが動かないのでゲレンデスキーを始めるが、天気が回復傾向となってきたのでリフト上部より登りだす
10:15、風も弱くなり陽射しも射し絶好のコンデションとなる。
汗ばむ中、安達太良山頂上目指しひたすら登り11:45着、稜線には見事なシュカブラが無数に出来写真に収める。
いよいよ楽しみの下り、途中の斜面に綺麗な細い3本のシュプールを残しくろがね小屋へ、
ここより直滑降とトラバースを混ぜながらスキー場へたどり着き終了となる。13:45
2/14〜16 八ケ岳(赤岳) 記:「なかさと」
〔メンバー〕 「なかさと」、他1
14日(木)宇都宮19:40〜大平〜佐野藤岡IC〜小淵沢IC〜小淵沢道の駅0:00過ぎ
15日(金)小淵沢道の駅〜美濃戸〜行者小屋9:00頃〜赤岳鉱泉〜ジョウゴ沢〜赤岳鉱泉
16日(土)赤岳鉱泉〜行者小屋〜赤岳主稜取付9:40〜赤岳山頂11:50〜行者小屋13:25-13:45〜美濃戸15:00〜小渕沢IC〜佐野藤岡IC〜宇都宮
<15日>
平地はよく晴れていましたが山の上部はずっと雲がかかっていました。行者小屋に着いた時点で赤岳主稜に登る計画を変更、その日はジョウゴ沢で氷の練習、赤岳主稜は天気がよければ翌日登ることに。
ジョウゴ沢も今回は奥まではつめず手前の氷で練習をしました。時折強い風が吹き込み体は冷える一方、早めに小屋に戻りました。この日の宿泊客は20人くらい。「本当に八ヶ岳は寒い」と皆つぶやいておりました。
*11:00頃赤岳鉱泉入口の温度計を見ましたらその時点でマイナス10度くらい、山頂は何度になっているだろうとふと思ってしまいました…。<16日>
早朝、よく見ると星は見えていましたが全体的に雲に覆われている様子。雲の流れは非常に速く山の頂が見えたり見えなくなったりの繰り返し。こんな状態でしたが取り付き付近まで進んでみることにしました。天気は徐々に回復し8時頃には雲もきれ晴れる。取り付きへのトラバース地点で様子を判断、大丈夫ということで取り付きへ。
先行パーティーは一組、既に彼らは半分くらい登りつめていました。赤岳主稜は昨年に続き2度目になります。今回は改めてルートを確認しながら登りました。全体的に雪量に対してホールドを探すのはそれほど困難ではなかったと感じます。岩は脆いところもありました。ビレー時は常に体を動かしていましたし、登る時はまず手を動かし感覚を取り戻してから登りました。
山頂にでた時は嬉しかったですが強風でゆっくりしていられないのですぐに下山し一気に行者小屋まで。行者小屋でしばし休憩をし早めに美濃戸まで下りることができました。寒さのため、私のカメラ(バッテリー)は動かなくなってしまい山の写真を撮ることができませんでした。残念です。やはり電池式のほうが良いのでしょうか…。
12/28〜31 甲斐駒ケ岳 記:「ウッチー」
メンバー:「ながおか正」 「さだこ」 「わたなべK」市 「ウッチー」 天候:雪(山頂付近は吹雪)
<行程> 12/28(車)小山19:50−20:20佐野(「わたなべ」さん合流)−23:00道の駅 甲州(テント泊)
12/29(車)道の駅 甲州6:05−6:20竹宇駒ケ岳神社駐車場 (歩)竹宇駒ケ岳神社駐車場7:40−10:30 1500m(アイゼン着)−14:10刃利天狗−15:25 五合目小屋跡(テント泊)
12/30(歩)五合目小屋跡6:25−7:35七丈小屋−8:55八合目−10:55甲斐駒ケ岳山頂− 13:05七丈小屋−14:00五合目小屋跡(テント泊)
12/31(歩)五合目小屋跡7:15−8:15刃利天狗−11:50竹宇駒ケ岳神社駐車場 (車)竹宇駒ケ岳神社駐車場12:10−17:20佐野−18:00小山<内容>
年末の慌しさのなか、仕事納め後の打上げをキャンセルし、夜、小雨まじりの小山を出発。佐野で、「わたなべ」さんと合流するころには雨は本降りとなる。年末年始の山は大荒れの予報は的中か?皆気分が曇りがちの中、山へ向かう。
雨脚が衰えないと判断し、登山口である竹宇駒ケ岳神社駐車場での幕営を変更し、近くの道の駅の軒下を借りてテントを張ることにした。そして、明日からの天候回復と登頂を願って“カンパーイ”皆さん年末の疲れか?杯が進まない様子。早めに宴会をお開きにして、明日に備えシュラフにはいった。
12/29 (土)入山〜五合目
小雨が降るなか、登山口を出発する。冬山に来たのに雨具が必要なのには驚いた。傘を差しながら長い尾根を登る。登り始めて2時間くらいで雨から雪に変わりアイゼンを履く。やっと冬山らしくなり、ほっとする。
登山道は比較的歩きやすい。ダラダラな登りも横手分岐からは急登になり、その先、刃渡りと呼ばれる岩のやせ尾根からはハシゴや鎖場が多くなる。アイゼンを着けてのハシゴや鎖場は慣れないとバランスをうしない危ない。そこを慎重に通過、刃利天狗に着いた。
ここから今日の目的地五合目は夏道で1時間ほどらしいが、積雪もトレースがあるとはいえ膝下くらいあり、かなりの体力を消耗した。2時に五合目到着の頃には皆疲れを隠しきれない様子だった。
夕食は、すき焼き。今回食糧を贅沢にしたため、荷が多くなってしまいボッカに苦労したが、そのかいあって食事は満足だった。12/30(日)山頂アタック〜五合目
6時25分、五合目のテン場をヘッドライト、アイゼン、ピッケルを装着し出発する。天気は大雪。今日は最小限の荷物なので昨日よりには軽い。やはり昨日同様、数人のトレースが付いているので楽にあるける。すぐにハシゴ、鎖場の連続。冷えきっていた手足が一気に温まる。
七丈小屋に到着し、小屋の温度計はマイナス10℃を指している。今まで核心部のようなハシゴや鎖場を越えてきたので、寒さはさほど感じない。
八合目到着は9時少し前。山頂が近づいて、遮るものがなくなるとしだいに強風もでてきた。ここから見た甲斐駒ケ岳山頂はまだまだ遠く、険しそうだ。気を引き締めて、引き続きいどむ。いくつかのハシゴや鎖場を越えて、11時少し前にようやく山頂に到着。感激もつかの間、吹雪のためすぐに下山する。今日は私たちの前にすでに6人が登頂を果たしていたようだ。
下山は自分たちのトレースをたどって・・・、なんて考えはあまかった。吹雪ですでにトレースなど消えていた。それでもなんとか周りの地形を確認しながら、無事五合目のテン場に2時到着。バテバテの身体に七丈小屋で買ってきたビールで喉をうるおす。目的を達成したという気持ちが、次第にこみ上げてきた。ヤッター!バンザーイ!!
今晩のレシピは、冬山の定番メニュー キムチ鍋だ! しかし、勢いのあまり 激辛スパイスなるものを鍋に投入したのが運のつき。おいしい!おいしい!!と食べているのは「わたなべ」さんだけだった。12/31(月) 五合目〜下山
ここから甲斐駒ケ岳山頂は雲の中だ。寒さと雪でバリバリのテントをなんとかたたんで、7時すぎにテン場をあとにする。 下山道は入山したときよりもはるかに積雪量は多い。数人のラッセル跡をたどるが、膝まで雪がある。途中、刃渡り を慎重に越えて、12時まえに駐車場に到着。ここにも日陰には雪が少し残っていた。
下山日はゆっくり朝寝坊を・・・、なんて甘い話。昨夜のリーダーの起床時間、3時半。の一言に、よし!がんばるかー!と気合をいれるのであった。それにしても、昨夜は皆さん大変お疲れのご様子。本来なら苦労してボッカしてきた酒類を、すべて飲み干してしまうところだが、早々の就寝。そういう私も体調を崩し昨夜はダウン。「さだこ」さんの献身的な看病もあって、今日は快調、快調。今日も天気は大雪。
昨夜は大雪のため、リーダーが一人雪かきをしてくれたらしい?そう、ワタシ熟睡のため知らなかった。本来ワタシの役目なのに・・・スミマセン!大晦日ともあって、温泉探しに苦労したが、なんとか見つかり山の疲れを落とすことができた。あちこちの山で悪天候のため、遭難という報道がラジオで聞いていたので、すぐに何軒か安否の連絡をしホッとさせた。
12/14〜15 甲斐駒ケ岳(黄蓮谷) 記:「なかさと」
メンバー 「なかさと」、 他(T.T)
12/14(金)晴れ
竹宇神社1:00〜横手・白須分岐2:30〜刃渡り4:00〜五合目5:30〜七丈小屋6:4012/15(土)晴れのち曇り
七丈小屋6:35〜(黄蓮谷までのルート探索など約3時間)〜五合目11:35〜横手・白須分岐1:00〜竹宇神社2:00
前日木曜(13日)は一日中雪が降っていたそうでして、残念でしたが今回は積雪量により一日の行程では無理だろうということで黄蓮谷までは進みませんでした。
早朝に出発し現地についたのはお昼頃。登り始めは午後1時、登山道の雪は横手・白須分岐の辺りから見えはじめる。
五合目についた頃はすっかり暗くなっていた。アイゼン、ヘッドランプは五合目から装着。そこから七丈小屋までまだ少々距離はある。日が沈むとそれだけで寒さを感じるが風がなかったので助かった。
七丈小屋には我々含めて9人の宿泊客がいた。小屋のご主人に黄蓮谷までのルートや現在の状況を教えていただく。諸条件により今回は断念することに。(東京から来ていると思われる4人パーティーも同様に諦め七丈の滝を登りに行くと言っていました)翌日は教えていただいた黄蓮谷への下り口を確認をしながら下る。(←よく似た場所があるため非常に分かりにくいと思いました。ある地点で沢や尾根を下りて登ってを繰り返し2時間以上も費やしました。)
刃渡りの辺りで振り返ると甲斐駒山頂は既に雲の中。鳳凰三山、八ヶ岳方面も見えない。平地は晴れているのだが…。
ひたすら下りようやく神社へ到着。この日に同じルートを登ってきた方は10人くらい。皆、山頂に登る目的の登山客と思われる。下山後の温泉が格別に心地よかった。
11/23〜24 富士山 記:「なかさと」
富士山での高度順化及びビバーク訓練を行いました。
メンバー 「なかさと」、他(T.T)
11/23(金) 晴れ
宇都宮5:00〜佐野藤岡IC〜(中央高速)〜御殿場IC 10:20〜富士宮口5合目駐車場11:20 登山開始12:30−6合目13:20−7合目14:10−8合目14:50−9合目−15:35−富士山山頂17:00(20:40就寝)三連休の初日、首都高速は比較的順調に進む。が、中央高速に入り横浜手前から厚木ICを過ぎる頃まで渋滞のためノロノロ運転。
5合目駐車場は観光客の車が多く停まっていた。その日の登山者は日帰りが7〜8人、テント泊が12人くらい。風は穏やかで寒さもそれほど感じない。8合目まで雪がなく夏道を登る。
私達の少し前を登っていた7人くらいのパーティーは8合目でテントを張り明日山頂に登るという。福島から来たとのことだった。アイゼンをつけたのは9合目から。日が傾くと急に冷えこみ一段と寒さを感じる。山頂に到着後、ビバーク地点を探す。準備が出来次第お湯を沸かして暖をとる。
夕食後、早めに眠りにつきたかったが寒さのためなかなか寝付かれない。明け方まで数回目が覚めその度にコンロで暖をとり過ごす。(非常に夜明けが待ち遠しかった…)11/24(土) 晴れ
起床4:20−お鉢めぐり(7:05〜7:55)−下山開始8:25 9合目9:00−8合目9:25−7合目9:55−6合目10:10−5合目10:30〜御殿場IC〜佐野藤岡IC〜宇都宮16:00頃
寒くてもいつの間にか眠りについていたらしい…気がついたら4時を過ぎていた。待ってましたとばかりお湯を沸かす。
朝食をすませお鉢めぐり開始。途中で単独の方に会い話を交わす。何と私達だけかと思ったらその方も山頂で一晩明かしたとのこと。下山時、山頂へと登ってくる人の姿が沢山見られた。この日も天気よく、前日以上の登山者がいたと思う。駐車場には早めに到着、そのまま帰路へ。
※帰りは早い時間帯に中央高速に入れたので渋滞にはあわず順調に帰ってこられました。富士スカイラインは本日11/26(月)12:00から閉鎖になるそうです。
11/3〜4 自然保護委員総会(秩父) 記:「ひなぎく」
メンバー ・ ・ ・ 「いとい」、「ひなぎく」、「おがわ恵」
11月3日(土)13時から16時・・・総会16時20分から17時30分・・・基調講演19時から21時・・・懇親会11月4日(日) 6時20分から55分まで・・・登山安全祈願8時45分 視察登山正規視察登山ー霧藻が峰ーとオプション登山ー雲取山ーに分かれて出発した。
私たちは霧藻が峰に向かう。霧藻が峰は旧名は黒岩山といったが、秩父宮夫妻が新婚の時登山し、山頂にサルオガセが沢山あったので霧藻が峰と命名したとのこと。
現在は温暖化の影響でサルオガセは全然ありません。そのかわり秩父宮と秩父宮妃の顔の巨大なレリーフが作られています。往復3時間の快適なハイキングができました。
紅葉も真っ盛りで晴天のせいもあり、駐車場は満杯で路上駐車状態でした。小山からもっと近ければ市民ハイクに最適の場所でした。
宿泊は三峰神社の宿坊で、食事は精進料理でした。例にもれず山岳信仰で武甲山がその山となるのですが、石灰岩でできていたため無惨にも削りとられ残念な山様となっています。
これが秩父セメントになっています。
帰りは秩父神社に御参りしてから 東名の混雑(25キロ渋滞)を横目に快適に帰宅しました。
10/5〜7鳳凰三山、10/14〜16火打山、妙高山 記:「ふくだ」
<鳳凰三山>
10月5日(土)〜7日(日) 「ふくだ」、他
昨日と一昨日、幸運に巡り会うことが出来て、秋空の鳳凰三山を楽しんだ。
三連休とあって芦安の駐車場は大入満員の盛況ぶり、10人で一台のワンボックスタクシーに乗り換え夜叉神峠に向かう。
峠ではモルゲンロートの北岳をカメラに収め満足して帰路に着く人も・・ダラダラ登りで杖立峠〜苺平を経由し薬師小屋には12時50分に着いた。時間がたっぷりあるので薬師岳の奇岩群をじっくりと探索し小屋に戻る。
夜明け前、霜柱立つ白砂を踏んで砂払岳までひと登り御来光を仰いだ。一面の雲海が広がり地上と山上を分けている・・至福の一時を過ごす。
小屋に別れを告げ出発、最高峰観音岳を経て地蔵岳へ、三年前に来た時はオベリスクのてっぺんに登ったが今回は立場をわきまえ自重した。
鳳凰小屋からは標高差のあるドンドコ沢沿いの登山道を青木鉱泉目指して一気に下るので、ほとんどの人が脚に来ていたが全員無事下山した。
帰路の中央道では、談合坂手前でお決まりの渋滞・・おまけに事故があったとかで、予定をかなりオーバーしての帰宅となった。
<火打山〜妙高山>
10月14日(日)〜16日(火) 「ふくだ」、他
百名山を目指そうと誓った・・?仲間7名のうち5名は昨年までに次々と達成できた。
今年の達成は難しいと思われていた二人が、ツアー登山を駆使して99山まで来た。1人は火打山もう1人が妙高山で100名山達成というので同行した。
前日、笹ヶ峰に入りテント泊翌日火打山を目指した。冷え込みも強まり1500〜2000m付近の紅葉がが盛りを迎えていた。
GWの残雪季以来なので、初めて目にする天狗の庭、高谷池に感動!山頂で6人目の達成を祝う。
翌日、八角ドームの黒沢小屋を後に妙高山を目指す。三田原山の尾根を大倉乗越からトラバースぎみに下ったあと約1時間ちょっとの登りで山頂に到着、7名全員のチャレンジは終わった。
60才の大台を大幅に越えている人?もいるがとにかく全員が100名山を達成できて肩の荷がおりた気がする。
9/20,21 & 25,26 釈迦ケ岳 記:「ふくだ」
<9/20,21>
天気が安定しているようなので、しばら〜くぶりに山へ。昨日から彼岸入り、墓参りの後12時30に出発した20キロ?のザックを担いで大間々を14時15分に歩き始める。
林道歩きは楽だったが、チョット登りになるとキツイ!山は続けてないとつらい・・・・どうにか釈迦ケ岳(1795m)に到着した西の方にガスが出ていて、きれいな夕日はとはいかない・・
テントを張り横になったビールがうまい・・・500×2はすぐになくなったそよ風がテントを揺らし目ガ覚めた。 時計を見るとまだ22時30分外に出るとガスは消え去り満点の星空と夜景が広がる!!持参の一脚は風に揺れて上手い写真は撮れないが満足して再びシュラフにもぐる。
次に目覚めた時は5時を回っていた、慌てて飛び起きた・・太陽はまだ昇っていない。周りの山がモルゲンロートに染まりはじめ日の出を迎えた夏の終わりとは言え、昨夜は暑いくらいだった。
でも太陽は傾き陰の長さが秋を告げていた雲海は低く地平を覆っているがその上には秋空が広がる期待していた通りの景色を眺め下山した
<9月25(火)〜26日(水)>
大入道〜釈迦ヶ岳(高原山)「ふくだ」25日は十五夜天気予報が良くなったので、再び午後からの行動を開始、小間々を3時に出発。
大入道を目指す、剣ヶ峰付近にでもテントを張って一晩過ごそうと思ったが・・大入道まで初めての道を行く。
最初に渡る桜沢の枝沢は涸れていたが、次の沢は水流があった。笹は刈払いされていて歩きやすい。大入道(1402.4m)まではダケカンバの斜面にミヤコ笹を敷き詰めた気持の良い登りだった。大入道は想像とは違っていた? が剣ヶ峰に続く稜線はスッカン沢から吹き上げる風でクールダウン・・心地よい。
木の間越しに見える前黒山(1676.3m)が聳えて見える尾根を隔てて深く切れ落ちた北西斜面にヤシオ群落が多く見られる(縄文ヤシオと命名されたシロヤシオの古木も・・)それと対称的に南東斜面はミヤコ笹とダケカンバ類が林立し鹿の楽園となっていた。
鞍部から100mの登りで剣ケ峰に着いた5時を回っていたがまだ明るいいっそのこと再び釈迦ヶ岳まで・・・
山頂に着いた頃にはすっかり日は落ちていたがまだ一週間も経っていないのにすっかり様変わり初秋の夜はそこそこ冷え込んだが・・遠く街灯り瞬く上空から中秋の名月が地上を見下ろしていた。
10/12〜14 稲子南壁 & 縞枯山 記:「ウッチー」
メンバー : 「ながおか正」 「ながおか貞」 「わたなべK」市 「ウッチー」
天候: 晴れ 気温:6℃(14日麦草峠)(車) 10/12小山20:20−20:40みかも道の駅:45−0:30稲子湯先登山口(テント泊)(歩) 10/13稲子湯先登山口6:40−7:40こまどり沢7:45−8:10しらびそ小屋(通過)−9:10稲子岳南壁取付き- 稲子岳南壁取付き9:40−6ピッチ−12:45登攀終了(歩) 登攀終了点13:20−14:20しらびそ小屋14:27−15:17稲子湯先登山口(車) 稲子湯先登山口15:40−稲子湯入浴−19:00麦草峠(テント泊)(歩) 10/14麦草峠5:40−6:45茶臼山7:00−7:45縞枯山8:05−9:20雨池9:30−10:35麦草峠(車) 麦草峠10:45−八峰の湯入浴・宴会−18:20小山はじめに山岳会に入会したからには、岩を再開したい! というたっての私の願いを今回、「ながおか」夫妻や「わたなべ」さんに実現していただいた。2?年ぶりの岩、そして この稲子岳南壁は私の一生の思い出になるだろう。前日の金曜日20:20市役所を出発、途中岩舟で「わたなべ」さんと合流し、八ヶ岳にむかう。一刻も早く今日のテン場へ行かなくては・・・宴会時間がなくなるゾ〜。出発の時間を少しでも埋めるかのように 気合の入った運転? で0時すぎに今日のテン場に到着。4人では多すぎるくらいの お酒とつまみをいただきながら、明日への岩登りについて熱く語り合う。2:00就寝する。
10/13稲子岳南壁左カンテ登攀翌日は5:15起床。睡眠時間が少ないわりには眠けは無い。山に入ると身体がいやされるのか? 昨晩のにぎやかさとは対照的に今日は皆、言葉少なく もくもくと朝食をすませ、と登攀準備をする。私も久々の岩ともあって、緊張を隠せない。
6:40さあ、いよいよ出発だ! やはり皆 言葉が少ない。皆さんそれぞれの思いで今日のこの稲子岳南壁にいどむんだろうな! そして この私も・・・。快調な足取りで8時すぎに登山道から岩場の取付きの藪にそれる。「さだこ」さん曰く“ここは取付きまでが核心みたいですよ!”確かにわかる様な気がする。赤テープの道案内はあるがひどい藪と岩のかたまりが行く手をさえぎる。やっとのことで藪を抜け出し、取付きについたのは9時をまわっていた。他のパーティーはいない、貸切状態だ。
そそくさと皆登攀準備をはじめ、さあ登攀開始だ。このルートは取付きからクラック部を登り、ホールド、スタンスは至る所にあって初心者の私にも快適に岩を楽しむことができる。ただ、岩全体がもろく、2ピッチ目だったか、トップの「ながおか」さんの大声で“ラ〜ク”はさすがにビビった。今回、私が初心者ということで、ザイルは3本、トップの「ながおか」さんが2本のザイルで「さだこ」さんと「わたなべ」さんと繋げ、「わたなべ」さんはもう1本のザイルを私と繋いで登るという方法をとった。これはうまくザイルワークをやらないとお互いのザイルが絡まる心配がある。が、ここで、「さだこ」さんと「わたなべ」さんの巧みなザイル操作が生きている。さすがだ!
3ピッチ目のチムニーを越えて左に移るところがある。高度感がバッチリ!思わず空を見上げて大きく深呼吸をしてみた。少し冷たい空気が心地よかった。5ピッチ目クラックきわどいバランスで登るすぐ上のテラスで3人の笑い声が聞こえる確心部が終わって皆余裕がでてきたとみえる。顔を引きつらせながらなんとかクリア。そして、最終ピッチは「さだこ」さんがトップを務め、無事終了!! 感無量だった。
10/14縞枯山アタック〜帰り昨晩は登攀成功を祝って、豪華な焼肉パーティーとしゃれ込んだ。朝 起きたらそのとき飲んだワインが、まだ消化されずに胃の中に残っているような感じがする。ちょっと飲みすぎたな。
今日は昨日の登攀後のクールダウンともいうべき、尾根歩きだ。地図を見てもあまり高低差はない。快適な山歩きになるな。が、実際はけっこうアップダウンがあり、おまけに岩だらけの登山道に少々悩まされる。でも、所々にある展望台からは、南八ヶ岳、南アルプス、中央・・・、御岳山、そして、北アルプスとそれは それは1日見ていても飽きないながめで私たを魅了した。
早めに駐車場に戻り近くの日帰り入浴へ立ち寄る。それから、余ったお酒とつまみで名残り惜しむように宴会がはじまる。帰りは私の運転でのんびりかえる。後ろの座席で酔って眠っている、「ながおか」さんと「わたなべ」さんの寝顔は、大きな仕事を達成したような なにかとっても シ ア ワ セ そうに見えたのはワタシだけだったのか?
10/5〜7 荒沢岳 & 守門岳 記:「わたなべ」
(メンバー)・・・「ほんだ」、「わたなべ」
<荒沢岳>
10月5日 太田7:00(伊勢崎−小出 関越道)−銀山平10:30車中泊
10月6日 荒沢登山口7:07−前ー9:25〜35−荒沢岳山頂10:40〜11:40−前ー12:33〜43−登山口14:38水場を過ぎると一気の急登がしばらく続く、30分位歩くとルートの少し外れた所でブナハリタケに出くわす。「ほんだ」さんの目の色がギラギラ輝く。
しばらく回りを物色しながら歩いていると、前ーの岩峰が現れると岩場になり鎖場と梯子が続き緊張する。まもなく前ーにつく。道標には、頂上まで1.5kmと書いてある。山容は、翼を広げた鳥のようにすその広い山だ。
頂上から下へ300m位までは紅葉しているようだ。一休みしてから一気に頂上まで登りつめる。山頂では、360度のパノラマで越後三山の稜線、灰ノ又山から兎岳、大水上山の山稜、山並は巻機山方面に遥かに続いている。
背後には、平ヶ岳、燧岳が展開し北には未丈ヶ岳、浅草守門朝日が望まれる。暫し眺望を楽しむ。一時間ほどして下山する。今日の宿泊は、入広瀬の民宿花登にお世話になる。夕食は、持込ブナハリタケでおおいに盛り上がる。<守門岳>
10月7日 大原登山口7:25−守門岳9:50〜11:05−布引滝12:40〜13:18−登山口登山口の歩き始めは、山菜栽培地の中の木道。すぐにブナ林内の急坂になる。まもなく布引ノ滝の分峠になる。登るにつれて浅草岳が競り上がっている。守門岳・浅草岳の見晴らしが開ける見晴台(1100m)大岩や、ロープがつけられた急坂を過ぎるとまもなく水量の多い水場になる。
小鳥帽子の山腹に開けた草原を過ぎると正面に、守門岳がとんがった山容を見せ40分ほどの登りで山頂に着く。
この大原コースは短いが最初から頂上を眺めながらのコースなので意外と楽しめる。
山頂では40人位の登山者でいっぱいです。数人の人達はビールで焼肉パーティーに盛り上がっていた。唾を何度も飲みながら早々下山にかかる。
今回の山行計画(「ほんだ」さんプラン)は、栗駒山は紅葉が遅れているのでこのプランに変更しました。
10/7〜8 火打山 記:「ウッチー」
<参加メンバー>:「ウッチー」 他4名 天候:7日 晴れ 8日 雨<行程>(車)10/7大平4:00−8:00笹ヶ峰登山口(歩)10/7笹ヶ峰登山口8:30−9:20黒沢橋9:25−10:10富士見平10:15−11:45高谷池ヒュッテ12:25−14:00火打山14:05−15:30高谷池ヒュッテ15:40−16:30黒沢池ヒュッテ(泊)10/8黒沢池ヒュッテ7:00−7:40富士見平7:45−10:00笹ヶ峰登山口(車)10/8笹ヶ峰登山口10:30−苗名の湯−16:30大平
<内容>
会社の仲間と紅葉を求めて信越の火打山に出かけた。この時期、天候と紅葉の最適な日、そして、メンバーの日程がなかなか合わず、今回の3連休の後半を利用しての山行とした。
10/7、早朝に大平を出発、登山口まで5時間を予定していたが、4時間で到着(車、決してスピードだしてませんよ!)。
笹ヶ峰の登山口の駐車場は50台以上は停められる広さだが、すでに満車状態、それでもなんとか駐車をし出発! 入山してしばらく木道がつづく。このまま山頂についてしまうのかな? いやいや、そんな簡単に我々を迎えるはずがない。入山から一時間ほど歩いた、黒沢橋の木道から急坂になる。
今年の紅葉は全国的に遅れているらしい。火打山周辺も同様か? 登山口は1〜2週間ほど早い感じがする。
そして、上部の山小屋がまあまあと言う頃かな? それが山頂付近になるとすでに紅葉は終わっていた。
泊った小屋での話では、今年は寒暖の差があまり無く、暖かい日が続いているとのこと。「紅葉は今年、期待できないな」誰かの会話を耳にする。
火打山山頂への道は、天狗の庭やライチョウ平など、夏の時期ならお花畑であろう場所が点在し火打山が花の山であることを実感する。きつい登りのあと丸くこんもりとした山頂に到着すると、360度の展望が私たちを迎えてくれた。遠くは白馬岳をはじめ北アルプスまで一望でき、山の疲れを癒してくれた。
この日泊まった黒沢池ヒュッテは60人収容できる小屋と聞いていたが、その倍近い人数が宿泊しているように感じる。特に我々のような5〜6人の団体がめだった。
そのためか、小屋の管理人の応対が悪く、小屋の受付を終わらせて中に入るのに2時間近く私たち登山客を寒い外に待たせた。気温はわからないが吐く息が白くなるのでかなり冷え込んでいた。
翌日は夜半から激しい雨、天気の回復は期待できそうもないと判断し、早朝5時に朝食をとり、早めに山を下りた。
10/6〜8 涸沢 記:「おちあい」
<メンバー> 「おちあい」 他2名行程車 10月6日 23時 佐野発 7日15:40 沢渡駐車場 バス 沢渡駐車場 (6:00) 上高地(6:30)<コース> 7日 快晴
上高地バスターミナル(6:50)〜 明神(7:35)〜徳沢(8:25)〜横尾(9:25〜50) 〜本谷橋(10:55〜11:20)〜涸沢ヒュッテ(13:20)
8日 大雨
上高地(6:00)〜本谷橋(7:00)〜横尾(7:50〜8:00)〜徳沢(8:45〜9:00)〜明神(9:40)〜上高地バスターミナル(10:20) バス 上高地(11:00)〜沢渡駐車場(11:30) 車 温泉( 〜 12:30) 〜 佐野(17:30)
会社関係の山好きな仲間と、恒例登山(年1〜2回程度)、予定は蝶ケ岳・涸沢であったが、8日からの天気が荒天(寒気あり)の予報があり、涸沢のみに急きょ変更。沢渡駐車場は、連休中でほぼ満車状態。バスで上高地へ入り。上高地が初のメンバーおり、河童橋で穂高バックに記念撮影。横尾まで、好天の中、散歩道を快適なハイキング。横尾谷に入り、本谷橋で昼食。
連休中で、大勢の人、登山道も道のゆずりあいにも大変。涸沢が近づくにしたがい、2年前にみたみごとな紅葉を期待するが、今年は遅れており、色づきはじめたところ。涸沢ヒュッテに到着し、急ぎチェックインしテラスで、快晴の中、穂高の岩峰と涸沢カールの紅葉を満喫し、ビールで乾杯。あまりの天気の良さに、明日も晴れるかもと期待してしまうほど(奥穂へ行こうかと思う?)夜半から、雨と風の音激しく、天気予報あたり。早め朝食後、激しい雨と風の中下山開始。上高地へ予定より早く到着、すぐにバスで沢渡駐車場へ、そして、温泉に入り帰宅へ。紅葉は、かなり遅れている感じで、涸沢カールでも色づきは、あまり良くないようであった。
10/7 中央カンテ(谷川・一ノ倉沢) 記:「なかさと」
メンバー 「なかさと」、 T.T
ずっと天気に恵まれなかったので三度目のチャレンジになります。今回は快晴の一ノ倉、前日も好天とあり連日で登りに来ているクライマーも沢山いたようでした。中央カンテには一番乗り、その日の同ルートは私たち含めて2パーティー。中央カンテは全体的にいろいろな技術が必要だなと感じながらずっとフォローで登りました。
岩はどこも脆いので落石(をしないよう)に十分気をつけて…。登攀終了は12時頃、山頂付近の紅葉も少々始まっていて しばし見とれておりました。
下降は南稜。他、南稜は大勢のクライマーが取付で順番待ちをしている状態、中央稜、変形チムニー、2ルンゼ、3ルンゼあたりにも人が入っていたようでした。※毎年10月紅葉シーズンの週末土日は(正確には金曜日の午後5時〜)登山指導センターから先は車の乗り入れが規制になるのでした…。
今回も期間中なので谷川岳ロープウェー駐車場に車を停め一ノ倉出合まで約1時間歩きました(往復2時間)
10/7 三岩岳 記:「はしだ」
メンバー 「はしだ研」、「おがわ憲」
前夜はアルザにて車中泊、ひっきりなしに大型バスや乗用車が通る、御池の駐車場は朝には満車になって渋滞だろう。この時期有名なところは避けたほうが無難だ。
朝、小豆温泉に移動し7:15に登山開始、すでに8台の車があった。黒檜沢沿いを歩き徒渉点で倒木の多さを確認、沢登は大変そうだ。
尾根に取り付けばあとはひたすら登り、木陰は涼しいが日差しは強い。快晴のなか展望を楽しみながら11:30山頂、
「ひがの」さんがばてるのも無理は無い、1250mもの登りだ、そしてあの藪は傾斜もあり濃いから大変だ、沢は詰めたくはないと思った。
登山者は日帰りが10人位と下りに小屋に泊る3パーティ6人とすれちがった。
温泉に浸かり渋滞を避け鬼怒川経由にしようと出だしたら、県境のトンネルの手前食堂ふきんから渋滞、なんと辛味だいこんそば屋前の拡張工事の信号待ちだ、1時間もかかって抜ければ後はスムーズだった。土木に苦情が殺到するのは間違いない。
9/30 蔵王(登山教室) 記:「ながおか」
お釜が見えました 念願のお釜に感激
一般参加41名+会員11名(「はしだ」、「ひがの」、「ながおか正」、「ながおか貞」、「ひなぎく」、「なかむら」、「ながおか隆子」、「おがわ憲」、「おがわ恵」、「すぎと」、「ほんだ」)
天気 薄曇り小山発 4:55 蔵王県営レストハウス着 9:00 発 9:20 熊野岳 10:15 地蔵山(昼食) 11:10_40 鳥兜山ゴンドラ 13:00 バス着 13:30 バス発 14:00 小山着 18:30小山定刻前に出発する。蔵王に近づくにつれ、曇りだす。蔵王県営レストハウスはガスが時々かかり、風が有り、寒い。 各自トイレを済まし、準備運動を終え、班毎に出発する。
参加の皆さんはお釜が見えるように、また安全登山を祈願してまずは熊野神社にお参りから始まる。熊野岳に向かう右手にお釜がガスの晴れ間に見える。皆さんは感激し、しばし写真タイムとなる。ゴンドラが動いている地蔵山でトイレ、昼食をとる。此処までは薄曇りで風が有り、少々寒い。ゴンドラで来て、身軽な服装(背広、皮靴、サンダル履き等々)で散策する人もいる。地元ガイドがJR主催のツアー客を案内している。 昼食をとっている間にポツリポツリ来たが、すぐに止む。スキー場のゲレンデの中を下り、紅葉峠に向かう。紅葉になるには1_2週間かかりそうだ。鳥兜山ゴンドラ駅近くで当会の茸名人が大きな茸を発見、ゲットする。食べられるかどうか地元の人に問合せたが、結論は出なかった。天気は晴れでは無かったが、参加者、役員の日頃の行いが良かったのか、念願のお釜が見え、事故も無く、無事登山教室が終えて有志で乾杯する。
9/21〜25 穂高・北尾根、 東稜 記:「ながおか」
北尾根三四のコルから四峰 涸沢岳の草紅葉
<入山>
22日 上高地-涸沢 晴れ
沢渡 6時15分発 上高地 6時40分 明神 7時25分 徳沢 8時25分 横尾 9時20分 本谷橋 10時20分 涸沢 12時35分 3連休の為、大勢の人が涸沢、槍ヶ岳方面に向かう。<前穂高 北尾根>
23日 晴れ、曇り、5分程度の小雨が3回
涸沢 5時15分 五六のコル 7時15分 三四のコル 8時12分 登攀開始 8時50分 前穂頂上 9時50分-10時25分 紀美子平 10時55分 奥穂 12時10分 涸沢14時30分ヘッドランプの薄暗い明りでモーレンをルートを探しながら登る。早いパーティは3時過ぎに登り始めている。五六のコルで登攀具、ヘルメットを着ける。
三四のコル でザイルを出し、クライミングシューズを履き、何かを口にして順番待ちをしていると、10m上の取付きに3パーティ6人に抜かれる。前のパーティがコルで準備をしていたので、マナーを守る為コルで待っていたのだが、取付きに着いた順番が優先するらしい。
後続にも20人位待っているし、後から続々とやって来る。ルートは約30mの3ピッチであっけなく終わる。単独でザイル無しの人もいる。 初心者がいる場合は、クライムダウンした個所や、頂上直下のわずかなハング気味の登りもザイルが必要であろう。
五六のコルから三四のコルへはガスったらルートファインディングが大変。 50、60人以上の人が北尾根を目指したと思われる。それも中高年! 岳連会長の小島さんと奥穂登山口の梯子の所で、また白峰会の梶谷さんに涸沢小屋の前で会う。
壬生の旅行会社 ウィンズも奥穂にニ十数名来ていた。 我々がとったルートは長いので前穂に出たら、紀美子平を経て岳沢に下るのが楽なようだ。<北穂高 東稜>
24日 -パノラマコース経由-徳沢 晴れ
涸沢 5時15分 東稜 7時 北穂高小屋 8時30_50分 北穂高 8時55分 涸沢 10時44分_12時5分 屏風のコル13時15分 新村橋 15時50分 徳沢 16時15分昨日は先行、後行のパーティも大勢いたが、今日は他のパーティも居らず我々がトップで取付く。東稜へのガレ場登りに落石を起こさないように気を使う。ゴジラの背の手前までは一般の登山道と同じ。ゴジラの背もノーザイルで通過し、懸垂5mの所で初めてザイルを使う。
北穂高小屋から東稜のルートを見ると3パーティ十数名が登ってくる。大半の人は今日下山するので、このルートも少ない。
昼頃下記事故により、長野県警のヘリがレスキュの為、涸沢上空を飛ぶ。
午前9時50分ごろ、北アルプス奥穂高岳(3、190メートル)から涸沢に向け「ザイテングラード」の登山道を下っていた東京都江東 区、薬剤師(62)がバランスを崩して約50メートル滑落、県警ヘリコプターで松本市内の病院に運ばれたが、頭などを強く打ち死亡 が確認された。
松本署によると、弟らと3人で23日に上高地から入山し、24日に下山予定だった。涸沢からは熟達者向きの看板がある初めてのパノラマコースを下る。屏風のコルまでのトラバースは道幅が30、40cmで所々崩れており、 ロープがいたるところに付いているので、初心者はビビるだろう。<下山> 25日 徳沢-沢渡-小山 晴れ
9/22〜23 安達太良山 & 源泉 記:「なかじま」
メンバー:「えびはら」、「なかじま」、他(「さかいり」)
9/22(土)小山発6:00〜奥岳登山口9:30〜ロープウェー〜頂上10:30〜くろがね小屋〜登山口13:30〜山小屋
9/23(日)山小屋〜駐車場9:00〜とある源泉9:30〜郡山〜小山9/22(土)朝発で安達太良山を楽して登るバリエーションルート(3mの岩)から頂上へたどり着く、ここには昭和15年建立の八紘一字と彫られた石碑が今もある。(これは大戦の際に日本が侵略を正当化するために用いた標語のひとつと、ある本に載っていました)
おバカな私はこの前で記念写真を撮り、くろがね小屋経由で下山、食糧調達後岳の湯で汗を流し、快適な山小屋(電気・ガス・水洗トイレ・薪ストーブ完備)で楽しい一夜を過してきました。
9/23(日)山小屋から車にて移動し駐車場から30分も歩くと、とある源泉に到着
周辺の亜硫酸ガスに注意しつつ、安全な良い場所の手作り露天風呂を確保し、温度調節作業・砂・石等を除き更に快適に入浴できるよう一仕事・・・ビールも美味いこれにて3時間強の露天風呂入浴を楽しむことが出来ました。
9/17 米子沢(沢登り) 記:「ウッチー」
メンバー:「わたなべ」・「ウッチー」 天候:晴れ 気温:24℃(13時 巻機山避難小屋)<行程>(車)小山4:00−道の駅・みかも(「わたなべ」さん合流)−7:10巻機山登山口(歩) 巻機山登山口7:40−8:30入渓8:40−9:10滑ノ沢出会9:15−10:20スダレ状滝10:30 −12:00二俣−13:10非難小屋13:50−15:50巻機山登山口(車)巻機山登山口19:30−20:00小山
<内容>前日のマラソンの会の練習会のとき、「わたなべ」さんに誘われて今回の沢登りが実現した。
「わたなべ」さんとしては、前日に現地に乗り込んで当日の戦略(ただの酒飲みですが・・・)を練りたいところでしょうが、土曜日に「ひがの」さん、「さとう」さん、「なかさと」さんとすでに沢に行っているワタシとしてはこの日曜日、少しでも休息したい。「わたなべ」さんには我慢していただき、当日の出発にしてもらう。
巻機山登山口はすでに入山者の車が20台ほど駐車してあった。おそらく皆 巻機山の入山者だろう。
沢の入り口に踏み跡がない。おまけに“事故多発につき沢登り禁止”の看板。これを見たら皆沢に入るのを躊躇しますよね。ところで、この沢、我々に対して歓迎ムードいっぱいで、まず待ち構えているのが7つの堰堤、しかも、沢には水なし状態。おまけのヤブコギだらけ。この堰堤を全て超えると全身あせびっしょり!
それから、「わたなべ」さんが飛び上がって喜んだ!? 体長1.5m胴回り80mmはある沢の主、青大将クン。この主と出会ってからの「わたなべ」さんは、落し物を探すかのように足元をギョロ ギョロしてました。
入渓は歩き始めてから45分ほど、それからも、しばらく川原歩きをつづけると、最初に現れたのが、30mのナメ滝、これを皮切りにナメ滝と落差5〜20mの滝を快適に超えて3段40mの滝を越えると、水すだれ状の滝。ここまで登ると沢も終盤かと思いきや、待ち構えていたのは、ゴルジュ帯と滝の連続、ここは左岸を大きく高巻く、笹のやぶこぎだ。
1時間少々のやぶとの格闘の後、上部の大ナメにの入り口に到着。もうバテバテ、腕はキズだらけ状態だ! そんな我々を延々と続く大ナメ床は心も身体も癒してくれる。名渓といわれる所以がわかる気がする。
1時間ほどの大ナメが終わり、小さな川原が現れ、両岸が草原状になり減流域の様相になり、巻機山避難小屋に到着。約5時間の沢登りだった。
小屋から巻機山へは1時間ほどだが、山頂はこの次のお楽しみにとっておき、そのまま、下山とした。上部にやぶがこぎがなく、比較的登り易い沢だった。
9/9 東黒沢(沢登り) 記:「ながおか貞」
(メンバー)「ながおか正」・「さだこ」 「わたなべ」 「くぼ」 天候 曇り
9/8 小山18:45−湯檜曽公園21:30
9/9湯檜曽公園6:00−白毛門登山口出発6:30−入渓6:35−白毛門沢出合7:25−二俣8:05/15−遡行終了(1200m)9:15_30−二股10:15_30−駐車場12:03_30−湯テルメ14:20−小山16:50
私達と宮城県方面(「いなば」さん、「ひなぎく」さん、「やすだ」さん)二組がそれぞれの目的地に向け同時刻に市役所駐車場を出発。
私達は近場の山行なので、目的地へ短時間で到着。湯檜曽公園のいつもの場所を確保、就寝時間まで充分に宴会を楽しんだ。
翌日はいつものように5時起床。台風一過の影響を心配したが、湯檜曽川の水量から白毛門沢、東黒沢も大丈夫のようだ。朝食を済ませ湯檜曽公園を出発。白毛門登山口へ移動すると十数台の車が駐車していて、沢登りスタイルの二パーティも準備中であった。
沢登り2回目の「くぼ」さん、今日の遡行に出だしから意欲満々である。
「わたなべ」さんを先頭に、「くぼ」さん、私、「ながおか」の順に遡行開始。今のところ東黒沢の遡行者は我々一パーティだけのようだ。
白いしぶきを上げ流れる沢を左へ右へと蛇行しながら進むと、ナメが現われ気分も爽快。次はハナゲの滝だ。数年前の白毛門沢以来のご対面である。
前回より水量も多く迫力がある。「わたなべ」さんを先頭に水際から取り付き慎重に登る。
白毛門沢と東黒沢の二俣に到着。以前、白毛門沢を遡行したときの山行をふと思い出した。そういえばメンバーの中に「わたなべ」さんも、あの時の光景を思い浮かべたら、思わずクスッと笑いがこみ上げてきた。
東黒沢本流を遡行していくと4m程の滝が現れる。さらに進むと小さなゴルジュだ。「此処、行ってもいいですよね」とゴルジュの中に突進する「わたなべ」さん、続いて「くぼ」さん、しかし水量が多いため水深も「わたなべ」さんの胸辺り、私が入ると頭までと思い、私と「ながおか」は上部から巻く事に。
「わたなべ」さんと「くぼ」さん、勇んで入水したものの決心がつかず、ゴルジュ泳ぎは諦め高巻きすることに。 ゴルジュを抜けると滝とナメの繰り返しで、中でもスライド滝は素晴らしく、また登りがいがあった。滝を越えると250mほどの長いナメが続いた。二俣を過ぎたあたりから怪しい天気になってきたので1200m地点で終了とした。休憩もそこそこに下降開始。
「わたなべ」さんは下降も軽やか、しかし途中で滑ってしまい尾?骨を強打、痛みが脳天まで来たと苦笑い。「くぼ」さんは、ナメ床になると渓流シューズの先で床の滑りを確認しながら慎重に下降していました。
私も何度かナメで滑りそうになり「オットト、オットト」と声を出しながらゆっくりと下降しました。でも、やっぱり滑ってしまい顔からドボン。危険場所ではなくてよかった。しばらくして、ゴルジュ下辺りからかなり賑やかな声が聞こえてきた。
そこではキャニオニングの集団(20人位)が楽しそうに滑りを楽しんでいた。
「わたなべ」さんが参加料金を聞くと、一日1万円弱との事。東黒沢を移動しながら滑りを楽しむのだそうだ。私も女の子に「楽しいでしょう」と問いかけると満面の笑みで「最高ですよ」と一言。
私達も、所々で滑りを楽しみながら下る。この集団の為の巻道に入り苦労することなく終了地点に到着。沢登りは我々だけだったが、後半は4パーティ70〜80人のキャニオニングの大集団で大賑わいだった。駐車場で腹ごしらえし、湯テルメへ移動。入浴時間帯が早かったので入浴客も少なくゆっくり出来た。
9/8 尾瀬ケ原 記:「ウッチー」
<メンバー>:「ウッチー」 他2名 天候:晴れ 気温:21℃(13時 山ノ鼻)<行程>(車・タクシー)小山5:00−8:40尾瀬戸倉9:00−9:25鳩待峠
(歩) 鳩待峠9:25−10:40山ノ鼻−11:20牛首分岐11:40−12:30山ノ鼻13:40−14:40鳩待峠15:00 (車・タクシー)鳩待峠15:10−15:40尾瀬戸倉15:50−22:00小山
<内容>会社の仲間と紅葉には少し早い尾瀬ヶ原に出かけた。
今回の目的:尾瀬ヶ原デビューの山初心者 浩絵さんに山のすばらしさを紹介する!! よって、行程も短くし あまった時間を景色を眺めたり、高山植物を観察したり・・・と、とにかく“のんびり”に徹した山行につとめた。
この日は台風一過の影響か?それとも、夏の花の時期を過ぎ、紅葉もまだ早いためか?朝の戸倉駐車場は車がまばらだった。
“昨日は台風で鳩待峠までの道は通行止めでしたョ”タクシーの運転手の言葉。尾瀬ヶ原は昨夜、泊りハイカーはいないので 静かな山行が楽しめる、とのこと。
鳩待峠はタクシーのワゴン車が暇そうに所狭しと駐車していた。そんなことはよそに我々は入山の準備をし、さぁ 出発!
浩絵さんはこの尾瀬ヶ原山行、会社の休日出勤の要請を断って挑んだことを、私は昨日同僚に聞いていた。そこまでこの山行をたのしみにしている彼女に、私は応えてあげなくては・・・。と、思いついたのは、お昼の ?キムチ鍋パーティー?(オレって単純!?) 早速 前日の会社帰りに日課の夜のランニングを休んでスーパーに向かったのだった。
登山道にはいって、浩絵さんの足取りは軽やかで、最後尾で高山植物の写真を撮っていると、さっさと置いていかれてしまうほど。なんだぁ〜、入山まえの“ワタシ〜ツ、体力には〜、ぜんぜん自信ありませ〜ん!” は、何だったんだよー! まぁ いっか!?
山ノ鼻についても人はまばらで閑散としていた。ここで当初、引き返す予定だったが、浩絵さんの“もっと奥まで行きたい!”の一言で木道を牛首まで足を延ばすことにする。
今日の尾瀬ヶ原は、昨日の暴風雨などうそのような天気で、至仏山や燧ケ岳が頂まで雲に隠れることなく観ることができた。草紅葉は少々紅みをおびているものの、まだ早かったようだ。だが、いつもなら秋雨前線真っ只中のこの時期に貴重な晴れ間、贅沢を言ってはいけない。
尾瀬ヶ原デビューの浩絵さんには生まれて初めて観た湿原、めずらしい風景や植物に感動しているようだった。
牛首から山ノ鼻に戻り、下ろしたザックの中からでてきたのは、チョット場違いの長ネギ、キャベツ、しめじ、ニラそして、きわめつけのキムチ鍋の素・・・。午後になってツアーの団体でにぎあい始めた山ノ鼻でひときわ注目を集めた。
心配していた鳩待峠の登りも予定時間通りに通過、次回の山行計画の話をしながら尾瀬ヶ原をあとにした。浩絵さんは今回の山行で行程は短かったが、少し山への自信がついたようだった。
8/23〜25 甲斐駒ケ岳 記:「なかさと」
メンバー ・・・「なかさと」、 T.T(羚羊)
8/23…宇都宮8:00〜佐久ICから国道141号を進む。12:30就寝
8/24…4:00起床〜尾白渓谷駐車場5:35〜竹宇駒ケ岳神社6:10〜笹ノ平8:00〜五合目小屋跡10:25〜駒ケ岳七丈小屋11:30
8/25…駒ケ岳七丈小屋4:00〜山頂5:26-5:55〜七丈小屋6:55-7:28〜五合目小屋跡7:57〜笹の平9:25〜尾白渓谷駐車場11:05〜宇都宮8:20
〔目的〕
甲斐駒は北沢峠からしか歩いたことがなく、ずっと前から黒戸尾根を歩いてみたかった。・冬季の氷登り・横蓮谷の下見を兼ねて、ピストンしました。<24日(晴れ)>
広い尾白渓谷駐車場に到着時、駐車している車は5台。準備をし歩き始める。始めは長い樹林帯、傾斜がきついところもあるがひたすら登る。(この辺りでは沢の音、蝉の声が非常に印象的だった)
笹の平付近で前方からタイツ姿で妙に軽快に降りてくる単独の方に出会う。この方は七丈小屋のご主人であることをあとから知る。
まもなく刃渡り(岩場)、この辺まできてようやく視界が開ける…はず。しかし晴れているのにガスが多くて周りの様子はあまり見えない。ハシゴを登りきり進むと五合目の小屋跡地に到着。
ここで出会った下山途中の二人と話をし先ほど見かけたタイツ姿の方が七丈小屋のご主人であることを教えてもらう。何でも「買い物があるのでちょっと降りてきます」といって出かけたとか…。(流石です)
この先、屏風岩の登りは急なハシゴが続く。急登を終えると七丈小屋(第1と第2の2棟)に到着。本来ならば目の前に9合目が見えてくるところ、しかしガスが多くかかっていて見えたり見えなかったり。
山頂には翌日登ることに。何もすることはなく時間はかなりあったので青空の下昼寝。(至福の一時…)
その日、第1小屋には12〜3人(食事つき)、第2小屋には9人(素泊まり)の登山客が泊まった。自炊組は皆4:30頃から食事の準備を始め食べ終わると明日の準備。7時に消灯・就寝。<25日(快晴)>
朝4:00に小屋を出発。(他の登山客も同じ時間帯に起きていたが出発は一番だった)
北岳にもヘッドランプの明かりが見える。街の明かりも素敵だった。8合目(から先だったか?)付近でご来光を拝む。
さらに少し急な岩壁と樹木の中を進み間もなく山頂に到着。ガスに覆われていた前日とは違い、天気に恵まれ360度の展望を楽しむことができた。
下山は同ルート、登ってきた道をひたすら下る。下山途中に出会ったのは単独や2〜3人のパーティーが何組か、それから30名弱の団体だった。(この日の小屋はいっぱいだったかもしれない)
駐車場へは11:05に着。復路は往路とほぼ同じ道を通り(国道141号〜佐久IC〜伊勢崎IC〜国道50号)帰宅の途へ。
8/24〜26 北岳・バットレス(第四尾根) 記:「ながおか正」
下部岩壁の取り付き 2P取り付き上部 マッチ箱
メンバー (「ながおか正」、「さだこ」) 天候・・・晴れ
<24日>
8時25分広河原発、11時16分白根御池小屋着、テント設営、12時発、14時_23分下部岩壁取付き、15時30分テント着。
8.2mm 2本、登攀装備、テント、食料等の約25kgでフゥフゥ 言いながら、白根御池小屋に着き、bガリー下部岩壁取付きまで偵察。ザイル、登攀装備をデポする。<25日>
2時35分起床、3時46分テント発、6時35分下部岩壁登攀開始、8時20分四尾根登攀開始 13時10分終了、14時05分北岳、16時20分小屋
食料、水、雨具のほぼ空身で出発する。昨日デポした場所で、登攀装備をつける。ツインロープで登る。下部岩壁を終了し、草付き、トラバース当で四尾根取付きまで、bガリー上部やcガリーのルートファインディングに少々時間がかかったが、cガリーをトラバースし、 四尾根取付に着く。
他にパーティ無しの貸切状態。写真を撮ったり、水を飲んだりで、マッチ箱まではほぼ順調に進む。マッチ箱からの懸垂は1本で懸垂をし、他の1本で確保する。「ながおか正」が最初に降り、「さだこ」が降りて、確保用ザイルを回収しようとしたが、全然動かない。懸垂用ザイルを2本のプルージックのテープあぶみで正が登ろうとしたが、うまくいかない。
貞を懸垂用ザイルで確保し、登れそうなルートで、支点まで約10mを登り返し、無事回収する。これに1時間以上かかった。
その上の枯れ木テラスで「さだこ」を確保中に、男女のパーティがマッチ箱に現れる。終了地点で大休止をし、行動中初めての食料を口にし、水を飲む。天気が良かったので、二人とも途中、喉がカラカラになった。また貞も3ピッチ トップで登った。
北岳頂上は大勢の登山者がいた。12時間行動で、くたくたになりながら、テントに着き、ビールを飲む。
テント場には風の谷のガイドの山田さんが6,7人の若い仲間といた。他に数人のガイドも来ており、明日はバットレスの各ルート(特に四尾根)は非常に混むと小屋の人が話をしていた。<26日>
3時起床 5時5分発、6時50分広河原着
8/11〜14 焼岳、蝶ケ岳 記:「ウッチー」
参加メンバー:「ウッチー」 他4名
天候:快晴(4日間共)
行程8/11大平14:15−21:15沢渡8/12 (タクシー)沢渡5:20−5:40上高地バスターミナル8/12 (歩) 上高地バスターミナル5:45−6:00小梨平キャンプ場6:45−9:20焼岳小屋9:30−10:55焼岳11:05−12:25焼岳小屋12:35−15:00小梨平キャンプ場
8/13
小梨平キャンプ場4:20−5:45徳沢園5:55−6:55横尾7:10−10:10蝶ヶ岳10:20−11:00蝶ヶ岳ヒュッテ11:10−12:00長塀山12:10−14:30徳沢園14:40−明神池−17:30小梨平キャンプ場
8/14小梨平キャンプ場9:00−9:15上高地バスターミナル (タクシー) 上高地バスターミナル9:20−10:00沢渡 (車) 沢渡10:20−沢渡温泉−16:30大平
<内容>会社の仲間4名とテント山行を行った。
私以外は全員、初めてのテント山行、しかも初めての泊まり山行。初めてずくしのためか、皆 準備の段階から気合が感じられる。無い装備は即、購入! あれ、コッヘルって何? ツエルトって何? こんな具合。いいぞ!いいぞ! いつもの山への意気込みが違うぞ。
私は仲間の行動をまゆを細めてみていた。今年の夏はいい思い出がいっぱい残るぞ!!
<8/11(土)いざ、出発!>夕方16:00に大平出発。かなりきついが、私の車に5名乗り込みいざ、出発。お盆の帰省ラッシュの混雑に巻き込まれず、通常の時間に沢渡に到着。市営駐車場に車を止めて、テントを設営、さっきコンビニで買ったビールで カンパイ!! 明日からの登頂に向けて、互いに成功を誓い合う。皆、初テント泊、初シュラフ寝のためか、興奮を隠しきれないようだ。
<8/12 (日) 入山、焼岳アタック>今日は上高地、小梨平まで荷揚げ、テン場作り、焼岳アタックとやらなくてはいけない事がたくさんある。
4:00起床。皆、あまり寝てないようだ。やはり、慣れないテント生活のためか?昨日買った簡単な朝食をとり、5:00沢渡を後にする。ザックが小さいため荷物があふれてしまい、両手でレジ袋の荷物を運ぶ。
小梨平キャンプ場には大勢の先客パーティーでテント村になっていた。運よく炊事場に近いところに、テントを設営することができてひと安心。ここが我々の2日間のねぐらだ。
すぐに今日のメインイベント、焼岳アタックの準備をして、6:45小梨平を出発。
上高地はまだ朝が早いというのに、河童橋周辺はすでに、人、人、人。カメラ撮影も数枚だけにして、早めに上高地を通過、焼岳登山道に入り、いくつかのハシゴを慎重に登り、AM9:20焼岳小屋に到着。
ここから山頂までは1時間のガレ場登りだ。高度が上がるにしたがい、北は穂高連峰そして、遠くは槍ヶ岳がはっきりと見え始める。今までの疲れなど忘れてしまう瞬間だ。
ゴールデンウイークのとき雪の多さで撤退した場所も、簡単に通過し11:00無事焼岳登頂。仲間との握手を交わし、帰路につく。予定どおり15:00小梨平に到着。すぐにビールで焼岳登頂の祝杯をあげた。
<8/13(月) 蝶が岳アタック>今日は最大のヤマ場。11時間のロングランだ。3:00に起床、30分で食事の準備をこなした。(チョット自慢!!)
4:30ヘッドライトを点けて出発。皆、3時起床に驚いた様子。家に帰ってもきっと夜中の3時に起きちゃうぞ! 仕事中、17時になると眠くなるぞ! なんて会話をしながら、横尾に向かう。
横尾から蝶ヶ岳までは約1000mの登りだ。昨日の疲れもあり、ゆっくり一歩一歩自分の体力を確かめながら登りつめる。3時間いい汗をかきながら10:10蝶ヶ岳到着。
ここからの槍ヶ岳、穂高連峰は格別だ! 集合写真も自然と笑顔がでてしまう。下山道は徳沢園に下りる長塀尾根を選ぶ。ながい急斜面で足が棒になるころ、なんとか徳沢園にたどりついた。
あとは小梨平までの砂利道をひたすら歩くだけ。まった!! 明神池がみた〜い。ということで、明神池めぐり経由で帰路につく。本日の行動時間12時間30分なり。メンバー皆疲れのためか、後半言葉少なく倒れこむように小梨平のテントに到着。
<8/14(火) 下山>昨日のロングランの疲れもあり、遅い起床。朝食の力レーのあとテント撤収し、9:00に小梨平をあとにする。
お盆のUターンラッシュが予想されるため、早めの帰り支度とする。ところが、以外にも帰りの道路も行き同様あまり渋滞も無く帰ってこれた。
<今回おどろいたこと>@ 偶然にも焼岳頂上直下で「おがわ」さん夫妻とばったり出会ったこと。世間が狭く感じた。A 8/11槍ヶ岳、穂高間のキレット付近で滑落事故発生、偶然にもとなりのテントの住人が事故を目撃。改めて事故の怖さを知らされた。
7/27〜29 八ケ岳(天狗尾根) 記:「ながおか」
出会小屋 第一岩峰のトラバース 大天狗
メンバー・・・ 「ながおか正」、貞 天気 薄曇り、晴れ、小雨、晴れ
7/27日(金) 小山 18時40分発 美しの森 10時40分 就寝 1時
7/28日(土) 美しの森 5時発 地獄谷出会い 6時22分 出合小屋 7時23分_35分 天狗尾根 9時10分 カニのハサミ 10時05分_20分 小天狗 11時20分 赤岳 12時17分_40分 県界尾根小天狗 15時 林道 15時40分 美しの森 17時着
前回は5年前の02年7月20日に「ひがの」さんと登っているが、トレーニングの目的で岩稜で長いルートを目指す。
前回は地獄谷出会いから沢沿いにルートをとったが、今回は沢に沿った登山道を歩く。 出合小屋で後から来た千葉の5人中高年男性と話をする。我々の下山は前回真教寺尾根だったので、今回は県界尾根を下るが、彼らはこのルートは初めてで、真教寺尾根を下るそうだ。
赤岳沢を約30分登った所に、木のプレート、赤テープが有り、そこから天狗尾根に取付く。かすかな踏み跡が所どころに有るが、熊笹の藪漕ぎを強いられる。急登の藪の薄い所を探し、尾根を目指す。
尾根に出るとは岩稜、林、藪が交互に現れ、カニのハサミ手前で、休憩する。前方左側に権現岳、 冬の下山ルートのツルネ東稜が見える。
カニのハサミは左側に巻道のルートがある。第一岩峰は右側にフィクスロープが有り、それに沿って 7、8m右上し、その上の急な草付を登る。
第二岩峰は左側を巻き、岩峰中間から上部に行く。この辺りは、ガスっていたらルートファインディングに気を使う所であろう。第二岩峰の上に出ると赤岳から権現岳へ縦走している人が見える。
大天狗は残置スリングが有り、3級程度の岩を登っているが、登るかどうか悩んだ末、右側の巻道を行く。
巻道とは言え、下が切れ、距離は7、8mの3級程度の右上、トラバースをノーザイルで登るには緊張する。ここにも残置スリングが2本有った。特に岩がもろく、ホールドの浮石には気を使う。
小天狗は左側を巻き、縦走路が直前に見えるところで、休憩する。これからはただ歩けば、頂上に着く。
赤岳頂上は大勢のハイカーで混雑している。我々も記念写真を撮り、早々に赤岳頂上小屋に向う。
小屋横で休憩し、県界尾根を下る。このルートは何個所も鎖、梯子がついたガラガラの岩だらけの所を通る。県界尾根の大天狗を過ぎると、通常の歩き易い尾根ルートになる。
途中雨が降り出したが、40分程度で止む。林道、車道と1時間20分歩き、12時間の行動が終わった。
風呂は約5分車で上ったミルクファーム(旧 たかね荘)は、沸かし湯だが、420円と安く、綺麗だった。
松原湖の町営駐車場で車上泊く。7/29日(日) 昨日の長時間行動と、雨が予想されたので、縞枯山の登山は止めて帰る。
7/20〜23 北ア(涸沢ベース) 記:「ながおか」
メンバー (「ながおか正」、「わたなべ」)
北尾根、東稜 岩稜登攀の予定変更、 雨の為、南稜(一般ルート)から北穂ピストンしました。<7/20( 金 )> 小山 18時20分 19時10分佐野 ナベちゃんPic up 23時 沢渡第二駐車場
桐生辺りから雨、沢渡に着くまで降ったり、止んだりを繰り返す。
天気が悪いせいか、沢渡の駐車場も車が少ない。 1時就寝<7/21( 土 )> 5時起床 6時10分沢渡発 タクシー4人 4000円相乗りする。
7時10分上高地発 涸沢ヒュッテ 13時18分着霧雨の中、傘をさして上高地を出発する。 明神、徳沢、横尾まで重荷に関わらず、コースタイム通りに歩く。 横尾の橋が立派な吊橋になっていた。本谷橋5分手前で休憩。 本谷橋も一人づつの通過だが、また立派な吊橋だ。橋の横で皆が休憩しているそばを通過する。
ここより本格的な登りとなり、重荷が肩に食い込んでくる。行動中は小雨が降ったり、止んだり。 涸沢ヒュッテ手前20分ほどから雪が出てくる。ヒュッテを過ぎ、山岳補導所前の雪の上にテントを張る。
補導所の人から、雪の上は寒いので、ベニヤ板(有料 500円/日)をテントの下に置くと寒さがしのげる とアドバイスを受け、借りた。
テントを張り、一段落したところでヒュッテの売店に行き、生ビール 800円を飲む。 本格的に降ってきたので、テントで焼酎を飲みながら、食当のナベちゃんが今山行のメニューに苦心した 本格カレーを講釈をたれながら作り出す。
二人して飲み過ぎない程度にカレーを肴に杯が進む。 18時過ぎ歯磨き、キジ撃ちついでに、ストーブが有り、快適なヒュッテの玄関で、涸沢紹介のビデオを見、 19時に寝る。悪天の為、テントも少ない。
<7/22( 日 )> 2時45分起床 5時35分発 7時56分〜8時13分 北穂小屋 10時20分〜35分涸沢小屋4時過ぎ、補導所の玄関で観天望気をしながら、様子をみる。 穂高連峰のピークはガスがかかり、予報では降ったり、止んだりだが、少し晴れて来たので、 南稜(一般ルート)から北穂ピストンに出掛ける。
途中東稜へのトラバース地点、ルートを確認する。 北穂の小屋は天気が悪いので、登山客は誰もいない。 ガスでルートを間違い、奥穂方面に行ったナベちゃんにコールし、合流する。
涸沢小屋では北尾根、カール、ヒュッテを見ながら、のんびりする。その後、北尾根 五、六コルの偵察に行く。
北穂から見た雪渓はかなり急に見えたが、上部で35度位か。軽アイゼンは必要。 12時過ぎからヒュッテの生ビール、テントでの焼酎、ウィスキーとほどほどに飲む。
<7/23( 月 )> 3時30分起床 雨の為再び寝る。 4時30分再起床 7時15分発 9時28分横尾 12時50分 上高地今日、明日と天気は期待出来ず、小雨になったのを見計らい、テント撤収、下山する。
本谷橋で日米ガン克服 富士登山のワッペンを付けた外人中年女性団体に出会い、話をする。
アメリカから50人参加し、富士登山後、 いくつかのグループに別れ行動しているそうだ。彼らの行動をカメラマンがビデオカメラで記録していた。
7/20〜22 大朝日岳 記:「ひがの」
初日はやはりガスと雨 ガスの西朝日岳 昨夜は飲み過ぎです
メンバー ・・・ 「ひなぎく」、「すぎと」、「ながおか」(貞)、「なかむら」、「ひがの」7月20日
小山20:00〜東北道〜山形道〜月山IC〜0:15日暮沢避難小屋(泊)7月21日
日暮沢6:25〜9:55清太岩山10:10〜12:30竜門山〜13:20西朝日岳13:30〜15:30大朝日小屋(泊)7月22日 小屋6:25〜大朝日岳(往復)〜小屋7:00〜8:30小朝日岳8:50〜10:50古寺鉱泉分岐〜13:00日暮沢〜月山IC〜19:30小山<7月20日>
21,22日の天気が気になるが、やる気満々(?)の熟女達を乗せてとりあえず出発。途中より雨になるが日暮沢に到着。3台、駐車しているので、先客が居るのかと様子を伺うとなんと無人。
それならばと貸切の小屋で1:00まで宴会。前回のように雨で引き返さないように、明日の天気の良くなるのを祈って就寝。
<7月21日>
雨の落ちる音で今日は駄目かと外に出ると、ガスっているが雨は上がっている。雨音は葉から落ちる水滴の音。早速、準備を整え出発。
ブナ林の続く、清太岩山までの高低さ850mの急登に3.5時間かかってしまう。この頃から雨となる。天気がよければ大朝日、以東岳の連峰が疲れを癒してくれるところだが、ガスって何も見えず。
登りがきついようなので、今夜は竜門小屋にしようかと思ったが、竜門岳に着くと明日の行程を考えて大朝日まで頑張ることに決定。竜門から大朝日までのコースは高山植物の宝庫。
ハクサンイチゲ、アカモノ、シナノキンバイ、シラネアオイ、ヒナサクラ、ミヤマコウゾリナ、ニッコウキスゲ等々。圧巻はヒメサユリ、時期的にはちょっと遅いがピンクの可憐な花。。女性陣の騒ぐ様子を想像してください。
いままでの青息吐息はどこかに飛んでいってしまったようだ。全身びしょ濡れだが花に気をとられて大朝日小屋着。今夜の小屋泊まりは20人ほど。古寺、朝日尾鉱泉からの登山客。管理人は日暮沢、竜門経由の我々に大変だったろうとねぎらってくれる。
濡れた物を着替え早速乾杯。小屋の管理人は、当会の熟女達に持ち上げられて我々の宴会の仲間入り。ビール、梅酒も無くなりカレーの夕食をとり、あすのため早目の就寝。
<7月22日>
やはりガスって何も見えず。とりあえず大朝日に登る。記念撮影をして下山。雨の降らないのが有りがたい。小朝日の登りにかかる頃から、ガスリが無くなり大朝日をはじめ朝日連峰が見え出す。
今回は雨のため、展望は諦めていたので、おおきなお土産をもらったようだ。しばし、朝日連峰の展望を楽しむ。遠く月山、鳥海も見える。途中まだまだヒメサユリを楽しみながら小朝日を越える。
古寺鉱泉分岐からは太いブナ林を下る。疲れが見え始める頃、やっと林道着。大江沢の「湯ったり館」で汗を流し、2日間の素晴らしい山行の思い出にひたりながら、一路小山までの岐路につく。
7/6〜8 北 岳 記:「ひがの」
メンバー (「ほんだ」、「ひがの」)7月6日 小山〜太田〜東松山〜関越道〜圏央道〜中央道〜甲府昭和〜芦安(泊)7月7日 芦安(シャトルバス)5:10〜広河原6:30〜8:30二股8:45〜10:50八本歯のコル〜12;00北岳分岐12:10〜13:00北岳山荘(泊)7月8日 北岳山荘5:40〜6:40北岳6:50〜7:10肩の小屋7:25〜8:50二股9:00〜9:50広河原〜芦安〜太田〜小山
<7月6日>「ほんだ」さんと太田待ち合わせ、東松山から関越道に乗り、開通したばかりの圏央道を通り中央道経由で芦安着。夜叉神峠より先は一般車通行止めのため芦安よりシャトルバスを利用する。
<7月7日>5:10発のシャトルバスで広河原着。大樺沢を二股に向かい登りだす。今年は残雪多く二股手前より雪渓となる。
二股でアイゼンを着ける。八本歯のコルに登るパーテーは我々も含め3パーテーほど。大部分が肩の小屋に向かう。落石あとの多い雪渓を息を切らしながら1時間30分ほど登り、尾根に取り付く。コルより分岐までの登りに息が上がる。
分岐より山荘に向かうルートは「残雪多く尾根道に迂回」の標識が出ていたが、今回の目的のキタダケソウが見たく、分岐より山荘に向かう。ハクサンイチゲの群落の中にキタダケソウ、キタダケキンポウゲを見つける。
途中残雪の多い場所は山荘の職員が除雪ルート作りをしていたので作業が終わるのを待って通して貰う。1日ガスっていたが雨も降らずまあまあの登山日和だった。
<7月8日>目を覚ますと晴天だ。北岳も見える。山頂からは残雪の多い仙丈、間ノ岳、ガスがかかっているが甲斐駒、鋸ガ見える。
花を観賞しながら肩の小屋、二股、広河原に下山。梅雨の時期の2日間。雨にも降られず、風にも吹かれず、目的のキタダケソウも見ることが出来、楽しい山行でした。
6/30〜7/2 千畳敷〜空木岳 記:「ふくだ」
メンバー 「ふくだ」他
6月30日夜〜7月2日(千畳敷カール〜桧尾岳〜木曽殿山荘泊〜空木岳〜池山尾根〜駒ヶ根スキー場)
昨年に続き百名山空木岳ツアーに行って来ました。今年は各地の山と同様、千畳敷カールの残雪が多く、夏道トラバースは斜度がきつく危険な為(踏み跡もない)直登して尾根に乗りました。
稜線上は全く登山者に会う事も無く、咲き始めた高山の花々を愛でながら気持ち良く歩けました。木曽殿山荘は小屋開け初日で他に客もおらず貸切快適でした。
2日目は昨年同様雨となりましたが、風がないだけまし?・・でした。雨の空木岳山頂を踏んで長〜い池山尾根を下りましたが、大地獄小地獄の危険地帯も去年より更に梯子、手摺りで整備され、歩きやすくなってました。
また、昨年の豪雨で寸断された林道は乗用車での乗り入れが可能となっており、健脚者なら空木岳日帰りピストンも可能と思われます。
林道終点からスキー場までは急な尾根を一気に下るので整備も良く意外と短時間で下りられましたが、登りには使いたくない・・?道です(林道があることだし・・)
雨が降り続いていたので池山避難小屋で昼食を摂りましたが、地図にあるのは旧小屋で、新しい小屋は登山道から100mの所にありソーラーで電気も使える?立派な無人小屋でした。
参加者全員予定通り無事下山、こまくさの湯に浸かり帰路につきました。
6/17 男体山(トレーニング山行) 記:「ウッチー」
2007.6.17.(日)晴れ 気温17℃(二荒山神社)メンバー:「ウッチー」
【行程】小山6:40―8:30二荒山神社8:50―10:40男体山11:00―12:00志津小屋12:10―13:40男体山13:50―15:10二荒山神社―17:30小山
【内容】7/27におこなわれる 富士登山競争に“今年こそは完走を!!”を目標にトレーニングに出かけた。
梅雨の晴れ間? なんてウソのような絶好の登山日和の今日、これを逃したらこの時期、いつ山に登れるかわからない。朝寝坊した私はあわてて車に乗り込んだ。
今日の山行はあくまでも トレーニング。とにかく辛くても長い距離をひたすら歩き続けよう! と決めた私は、神社の受付の予定コースに 二荒山神社―男体山―志津―男体山―二荒山神社 と書き込む。
よし! これがきょうの山行の目標だ!! 受付をのぞきこんだ宮司さんから “がんばってください!”と応援をいただき いざ出発。
昨日走らなかったせいか足が思ったより軽い。登り 1時間30分とはいかないが、まあまあのタイムで登りきった。
山頂はこの時期にしては珍しく、視界が良く 富士山、北アルプスまでも見えていたようだ(私はどれが北アか分からなかったが)。
山頂から、志津まで下りる。また登りかえすことを思うと、少し気が重い。ちょうど1時間で志津小屋到着、気合を入れて今日一番きついであろう 志津―男体山 間を挑む。
雨で流された悪路に悩まされながらも、なんとか1時間30分で山頂到着。あとはひたすら、目下の中禅寺湖をながめながら無事 二荒山神社にもどった。
6/17 六林班〜庚申山(お山めぐり) 記:「ふくだ」
銀山平〜六林班峠〜鋸山〜庚申山(お山めぐり) 行程12時間 (単独)
県境尾根未踏部分歩きと、クリンソウ、ユキワリソウ、コウシンソウを訪ねる。
庚申山荘から六林班峠までは山腹を巻く遊歩道なので、時間がかかる。沢を越える所以外は整備された道が残っている。
峠から鋸山間は深い笹に覆われ登山道が消えかかっていた。鋸11峰は薬師岳までの崩落部分、梯子クサリが整備されて問題ないが、痩せ尾根の岩場が続くので要注意である事に変わりはない。
庚申山荘周りのクリンソウは満開なので終わりに近付いている。ユキワリソウは繁殖力が強いのか?そこかしこで見られた。
コウシンソウは可憐で小さな株なので見つけにくいが、数ヶ所で咲いていた。(お山めぐりコース)ユキワリソウは6月中は見られると思いますのでお薦めです。
6/9〜10 北八ケ岳(市民ハイク下見) 記:「ひがの」
北八ヶ岳 (20年度市民ハイク下見)
メンバー 「はしだ」、「ほんだ」、「くぼ」、「ひなぎく」、「すぎと」、「ひがの」
6月9日 小山18:30 ピラタスロープウエイ山麓駅22:6月10日 ピラタスロープウエイ山頂駅9:00〜9:40北横岳ヒュッテ(七つ池往復10分)10:00〜10:30北横岳〜11:30亀甲池11:50〜12:30双子池13:00〜双子山〜13:50大河原峠〜ピラタス山麓駅経由小山19:30時々、雨の降る信越道を佐久で降り、一路蓼科高原に向かう。ピラタスロープウエイ山麓駅待合室横の通路にテント設営。早速恒例の宴会。24:00就寝。昨夜からの雨も上がり、下山口の大河原峠に車を回送する。
蓼科スカイラインから林道に入ると、昨日の大雨のせいか所々に落石あり。大河原ヒュッテ駐車場のトイレを確認して、ピラタス山麓駅に戻る。
「ほんだ」さんたちが、回送の時間待ちの間に駐車場近辺にて、お土産用に山ウドを採取。さすが山菜取りの名人技に感謝。
雨予報のせいか、乗客10人の8:40のロープウエイにてガスっている山頂駅に到着。誰もいない坪庭から北横岳を登る。北横岳ヒュッテから往復10分の七つ池をみる。
1/25,000地図は周回路が載っているが現在は行き止り。七つ池が二箇所しか見えない。
北横岳から一瞬だけ蓼科山がガスの切れ目に見ることが出来た。遠くに大河原ヒュッテガ見える。
北横岳から亀甲池の下りはシラビソの樹林帯の登山道にはまだ残雪が残る。市民ハイクではちょっと厳しい下りだ。
1時間(300m)ほど下ると亀甲池。名の由来は池の中の石が亀甲模様に似ているかららしい。昼休憩の場所としては眺め良し、広さ良し。
亀甲池から双子池までは登り返し。雌池、雄池の双子池は緑濃い静かな池田。湖畔はキャンプ指定地がある。
双子池ヒュッテから双子山の登山道はミツバオーレンの可憐な花が咲く。双子山から大河原峠は15ふんほど下ると大河原ヒュッテに着く。デポしたく車でピタラス山麓駅にもう1台のくるまを回収し、入浴後帰路に着く。
市民ハイクコースとしては、ちょっと荷が重いか?北横の下りで根をあげるものが出る可能性大。
双子池、双子山の上り返しが心配。亀甲池から天祥寺原、大河原峠をBコースとして検討してみたい。
6/20 筑波山(kiran-san同行) 記:「ながおか貞」
ネパールのガイド(kiran-san)が来日している。滞在中、出来るだけの山を案内する予定ですが、平日の限られた時間、近場のハイキングコースを歩いたときの様子です。
メンバー・「ながおか正」・「さだこ」・キランさんキランさん、日本滞在での最後の山行を関東一円から望める筑波山にしました。彼が成田に到着後、我が家に向う途中の車窓から最初に目に飛び込んできた山が筑波山でした。
筑波山までは、我が家から車で一時間程度、自宅を7:10出発し筑波山市営駐車場へ(8:20)到着。平日と言う事もあってか駐車場もガラガラ、ここからのんびりと筑波山神社に向け(8:38)出発。
筑波山神社参拝後、白雲橋を渡り白雲橋登山ルートで女体山へ向け出発。(8:55)樹林帯を登っていると数箇所に祠が有り、筑波山が信仰の山である事を実感する。
登山道の大木の傍にいた蛇に気が付いたキランさん。「ちょっと、ちょっと「さだこ」さん蛇」と驚いた様子で私を呼び止めました。実はキランさん、大の蛇嫌い。太平山・みかも山・我が家・そして筑波山でと蛇との遭遇4回目。
つつじヶ丘・女体山分岐着(9:55)、キランさんは、此処から見えるロープウェイを熱心に眺めていました。弁慶七戻り石では巨石にビックリ。次々と出てくる奇岩、怪石をじっくり眺めたり、記念写真を撮ったりしながら女体山頂へ向った。
途中の母の胎内潜りでは、「此処、ネパールのアマダムラムね」とキランさんが言っていました。10:10女体山頂着。遠望は出来なかったが、眼下に広がる関東平野の展望を十分に堪能。キランさんもご満足の様子でした。
女体山下山の途中から、ハイカーやロープウェイ、ケーブル-カー利用での観光客も多くなり御幸が原の広場は幾分か賑わっていました。茶店でソフトクリームを購入、ここで大休止。(10:45/11:15)男体山山頂着(11:25/33)ケーブルカーの右に付けられた登山ルート下山。
急斜面の樹林帯の中をジグザグに下る。途中、運良くロープウェイが上下交差する場面に遭遇。キランさんはその様子を、興味深層に見ていました。
市営駐車場着(12:40/50)途中、ビアパーク下妻温泉施設に立ち寄り、汗を流す。キランさんは、今回で温泉体験三回目。「温泉大好き」と喜んでいました。自宅着16:30
6/17 朝日岳、茶臼岳(kiran-san同行) 記:「ながおか貞」
メンバー・「ながおか正」・「さだこ」・キランさん 4:20自宅出発、7:15峠の茶屋駐車場着。
早朝にも関わらず、駐車場は既に車がいっぱいだった。出発前に写真を撮り、7:45行動開始。途中、途中で写真を撮りながらいっきに朝日岳へ向う。
8:40朝日岳着、天気が良かったので360度の展望を堪能。雲の上に、かすかに富士山が見えていた。この時期富士山が見えることはめったに無いと他の登山者が話していた。
頂上で大休止後茶臼岳へ。峰の茶屋跡や峰の茶屋方面からのハイカーが大勢いた。9:00茶臼岳で小休止、お釜巡りをし牛首方面へ。
キランさんは、無間地獄からの轟音と噴気口から立ち上る煙に驚いていた。牛首を経、殺生石分岐から殺生石下山ルートで下山。登山者のいない静かな樹林帯をノンビリと下る。
スキー場分岐から那須温泉スキー場へ、スキー場ではパラグライダーの講習?スキー場ら自然歩道を経、大丸温泉駐車場へ。駐車場着11:50「ながおか」が、峠の茶屋駐車場まで車を取りに行く。12:30温泉へ向け移動。那須に行くといつも利用する温泉だが、館内が改装されそのためか入浴料が上がっていた。(725円)キランさんは、日本に来てから何度か温泉に入るうち、すっかり温泉が好きになりしきりに「温泉最高」と言い喜んでいました。
今回も天候に恵まれ、楽しい山行となりました。15時30分小山着
6/4〜7 ガイド(kiran-san)とのハイク 記:「ながおか貞」
6月4日(月)太平山
(「さだこ」・キランさん)清水時〜晃石山〜馬入不〜晃石山〜清水時
キランさんと二人で太平山へハイキングに出掛けました。太平山のハイキングコースとても気に入っていました。(木が沢山なので頭に酸素がいっぱい入ると喜んでいました)
下山後、清水時に立ち寄り、住職さんに御願いし本堂でおまいりをさせてもらいました。ネパール人のお参りは始めてとのこと、住職さんからお参りのお礼にと、「ゆっくり歩ける関東の花寺散歩」とゆう本を頂きました。
6月6日(水)太平山
(「さだこ」・キランさん)大中寺〜尾根コース〜グミの木峠〜富士浅間神社〜太平山神社〜信玄平〜グミの木峠〜晃石山〜西山林道〜大中寺
キランさんは、4日に清水時のご本尊の首に掛けたカタ(ストールのようなもの)をはずし、ネパールから持参したお経の書いてある旗とネパールのお金と一緒に本堂のお供え台にお供えし、熱心にお祈りをしました。(ネパールでは毎週水曜日がお祈りの日だそうです。)
その後、大中寺に移動、大中寺でもキランさんのお参りを了解していただき、本堂でお参りさせてもらいました。
大中寺からの登り始めが、かなり急な尾根コースを歩き、途中、途中で記念撮影をしながら太平山神社までノンビリ歩く。信玄平の展望台で休憩し晃石山まで戻り大中寺へ下山。キランさん大満足でした。
6月7日(木)みかも山
(「さだこ」・キランさん)道の駅みかも〜みかも神社〜中岳〜青竜ヶ岳〜カタクリの里〜とちぎ花センター〜中岳〜みかも山公園内ハイキングコース〜道の駅みかも
平日の早朝ハイクとあって青竜ヶ岳までのハイキングルートは私達だけでした。花センターからみかも山公園内のハイキングコースをあるくとさすがにハイカーや家族連れが多く歩いていました。
みかも山公園内のハイキングコースを色々散策したので7時間のハイキングを楽しんできました。
6/8 ガイド(kiran-san)とのハイク 記:「ながおか正」
6/8(金) 菅沼、奥白根山
メンバー 「ながおか」、茂呂(モネージュ)、竹澤(みそじ)、片柳(栃農高 OB)、Kiran-san
菅沼 10:35 奥白根山 13:07 菅沼 15:00 湯元 若葉荘 15:40昨夜はKiran-sanの歓迎会を茂呂さん、竹澤さん、片柳さん、Kiran-san他4人のメンバーで深夜までカラオケで歓迎する。私は参加しなかったが、ネパールダンスまで出たそうだ。
6/8は栃木にて8時にマッシャブルム登山隊を見送り、菅沼へ。
雷雨が心配されたが、我々の登山は全天候型であらねばならないと「 みそじ 」のモットーを竹澤さんから檄をとばされ、白根山を目指す。弥陀ヶ池手前からルートに雪が出てくる。
弥陀ヶ池で雷雨となり、上部はあられに変わる。「ながおか」、竹澤さん、Kiran-sanが頂上に。残り二人はルンゼ下部から下山。頂上にはロープウェ-から来た一人がいた。
頂上はあられで寒いので、腹が減っていたが、少しの食料と水を口にし、早々に下山する。頂上から少し下った所で晴れる。湯元民宿 若葉荘の源泉掛け流しの湯は熱過ぎ、かなりの水で薄め、身を綺麗に清めた後、酒はザルの皆さん 宴会に突入する。夕食、朝食持込みで素泊まり 3千円はお徳。数回お湯に入り、湯元の硫黄泉を堪能する。
6/9(土)は男体山を登る予定であったが大雨で中止にし、帰途に着く。
5/26 尾瀬ケ原 記:「ウッチー」
《天気》晴れ 《気温》15℃《メンバー》「ウッチー」 ほか6名
《行程》小山4:20―7:00戸倉―7:50鳩待峠―9:00山の鼻―9:45三又―11:00東電小屋―12:00見晴―13:50山の鼻14:10―15:00鳩待峠―15:30戸倉―ささの湯―20:00小山
《内容》会社の仲間との月例山行に尾瀬ヶ原を選んだ。
実は私のなかで、ずっと水芭蕉の時期の尾瀬を敬遠していた。20年以上も前に訪れたとき、人、人、人、で身動きがとれず、木道では小学校の遠足のような列が続いていて、がっかりした思いをしたからだ。
近年交通規制の影響もあり、20年前とは違った少し落ち着いた尾瀬になったことを雑誌等で知り、今回20数年ぶりに訪れることにした。
やはり、私としてはせっかくの尾瀬、至仏山か燧ケ岳にのぼりたい! いやいや、尾瀬沼〜尾瀬ヶ原の縦走もすてがたいなぁ〜。 前日に登山口に乗り込めば時間を有効に使えるぞ! なんて構想は広がるばかり、が、すべて却下!
山の初心者をまえにそんな強行山行をやってしまったら、ブーイングの嵐だ。ここは、ぐっとこらえて素直に木道歩きのみとする。昨夜の大雨も夜半には上がり朝からまぶしい太陽をおがむことができた。
それにしても、午後にはそれなりの混雑はあったが、休日とは思えないほどの、ハイカーの少なさには驚かされた。コースは山の鼻から東電小屋経由で見晴まで足を伸ばし、山の鼻までもどった。
東伝小屋付近で、花の写真を撮っていたとき、20代とおぼしきカップルの会話が耳に入った。
「へ〜、この木道平成18年に架け替えたんだね!」「あれ?木道にミッキーマウスが付いてるよ!」「あッ、ほんとだ!」
私、この会話を聞いて思わず吹き出してしまいました。なんと、東京電力のマークをミッキーマウスと間違えてるのです。こういう貴重な存在の方々はずっと東京電力のマークのことを分からないでいてほしいなぁ と思いました。
5/18〜20 針ノ木岳、白馬岳(山スキー&つぼ足) 記:「ウッチー」
メンバー)「ながおか正」、「ながおか貞」、「わたなべ」、「ウッチー」
(行程)
5/18 小山9:00―伊勢崎IC―長野IC―5/19 1:00道の駅 信州新町(設営)
5/19 道の駅 信州新町7:00―8:00扇沢―8:55針ノ木雪渓―9:30雨 カッパ着る―11:10 2200m付近―11:40 2300m付近(引返点)―13:00扇沢―15:50猿倉(設営)
5/20 猿倉5:20―6:20白馬尻―7:20 1750m付近―8:30 2100m付近(引返点)―10:30猿倉13:00―長野IC―伊勢崎IC―19:00小山
(内容)「ながおか正」さん企画の山スキー山行に参加させてもらった。それも つぼ足で・・・。“お前も早く山スキーやれよ! なんていう声をよそにである。
今回の行き先は、アルプス3大雪渓で有名な針ノ木、白馬大雪渓である。二日間天候には恵まれなかったが、山スキーの皆さんは快適に滑り、テントに戻っては宴会部長殿による夜の部で盛り上がった山行だった。
《5/18》小山を9:00に出発、猿倉に着くのは12:30ごろかな? なんていう会話を語り合いながらいざ白馬へ! 長野ICを下りて運転を「ながおか」さんから私へバトンタッチ。
ナビに誘導されながら、山へ、やまへ、やがて民家がなくなり車がすれ違うことのできない狭い峠みちへ・・・。
こりゃ、おかしいよ! 道、間違ってるよ! と気づいたときにはすでに夜中の12:00。仕方なく来た道をひたすら戻り、最寄の道の駅の屋根の下でテントを張ることにする。
天気は雨。翌日のために少しでも睡眠を・・・、いや、その前に宴会、宴会。今回も上高地同様、お酒は飲みきれないほど、荷揚げしている。
《5/19》朝、けたたましい車の騒音と軒下に住むツバメたちと雨音の合唱? で目が覚める。前日に買っておいたおにぎりで簡単な朝食をとる。
「ながおか貞」さんの便利なケイタイで長野の天気を確認、回復が遅れてるらしい。話し合いの結果、今日の予定だった白馬を明日にし、今日は針ノ木岳を目指すことにする。
ナビの設定を確認して、扇沢へ向かう。雨は依然しとしと降っている。この雨が止まないようなら、麓の薬師の湯で温泉三昧!? の不安?が扇沢に着いたころにはウソの様、雲の切れ間から青空がのぞいていた。
さぁ、気分を新たに針ノ木雪渓へ出発! が1時間もたたないうちに空が曇り始め雨がふりだす。そして、高度を稼ぐうちに雨からあられに。全くもうわけがわかんねエ天気だよなアー。そこから2時間ほど雪渓をつめていったが、2300m付近で12:00になってしまい、時間オーバーということで、マヤクボ沢を下で仰ぎながら扇沢へもどる。
山から下りて、薬師の湯でカラダを清め、明日はいい天気になーれ! と祈りつつ、猿倉へ移動。猿倉の大駐車場は車がまばらで、土曜日とは思えない光景だった。そして、テント設営後、カンパーイ!! 皆さん、シ・ア・ワ・セ・そうな笑顔でした。
《5/20》
8時間の睡眠後、3:30起床。夕べは雨と風が強く、何度かテントが飛ばされそうになった、らしい・・・。実はわたし、全然知りませんでした。一番風上で眠って異端ですが・・・。
朝食はカップメンをすすりながら、今日挑む白馬岳山頂を各々思い描いているようだった。
5:20小雨が降る中、猿倉を出発。その雨も大雪渓が見えるころには止み、昨日同様青空が見え始めていた。今日は快適登山が楽しめるかな? とおもいきや・・・高度を稼ぐごとに天候が悪化、昨日の再来のようだった。
少し昨日とちがうのは、1900m付近から視界をさえぎるかのような、ガスと痛いくらい顔にあたるあられ状の雪。そして、立っているのが容易でないほどの強風だった。2100m付近で結局登頂を断念することになった。
悔しい、悔しいが、山スキーの3名は下山の楽しみが待っているんですよね。ひと足お先につぼ足のわたしは下り始めるのですが、山スキーの3名はつぼ足のわたしに追いつかない。
結構雪渓も雪崩等のあともあり、滑りにくそうだった。10:30猿倉到着。2時間ほどの宴会のあと、猿倉をあとにした。
5/11〜12 一ノ倉沢・中央稜 記:「なかさと」
〔11日〕 宇都宮13:00〜大平14:00〜土合17:15頃
〔12日〕 一ノ倉沢出合5:10〜中央稜取付6:10-6:30〜衝立ノ頭10:50〜(北稜下降)〜一ノ倉沢出合15:40
前日昼出発。土合に着いた頃はまだ明るかったので一ノ倉出合まで車を進め偵察。その日は土合ハウス駐車場に車を止め車中泊。(周りが静かだったので熟睡)
12日起床後、まずは一ノ倉沢出合に向かう。朝食をとり出発。先行パーティーが結構いるのでそれに続く形で中央稜の取付へ。聞くと皆南稜を登るとのこと。
準備をし登攀開始。どのピッチも結構浮石が多く一つ一つを確認しながら、また上部は雪が残っていて滑る箇所にも十分注意しながら登りました。
終了点で少し休憩した後、北稜ルートを下降。コップスラブから先はブッシュ地帯を下りましたがこのブッシュが何とも凄かったです・・・。
今回の山行を反省しまた次に望みたいと思いました。
5/2〜6 鳥海山(山スキー) 記:「ひがの」
(メンバー)「はしだ」、「まちこ」、「ほんだ」、「なかがわ」、「ひなぎく」、「すぎと」、「おおはし」、「ひがの」 5/2 鹿沼20:30〜東北道〜山形道〜寒河江SA23:30
5/3 寒河江SA7:00〜あぽん西浜(設営)9:00/9:30〜大平10:00/10:30〜御浜小屋13:00/13:45〜大平15:00〜あぽん西浜16:30
5/4 あぽん西浜7:15〜祓川口8:45/9:10〜七ツ釜避難小屋10:45〜七高山引返点13:15〜祓川口15:00〜あぽん西浜17:00
5/5 あぽん西浜7:00〜湯の台口8:00/8:30〜宮様コース入口10:00〜引返点12:00/12:20〜湯の台口14:00〜玉簾の滝〜あぽん西浜
5/6 あぽん西浜〜酒田〜寒河江〜山形道〜東北道〜鹿沼17:30
恒例のゴールデンウィーク山スキーは、あぽん西浜をベースキャンプとして、鳥海山の快適な滑りと、キャンプ場での魚のツマミで楽しい宴会を期待して出かけた。
三日間とも天候には恵まれなかったが、快適な滑りと、山菜及びサシミ付きの酒盛りに存分に楽しめた山スキーであった。<5/2>
<5/3>
鹿沼を8:30に出発し、一路行楽の車での込み合う東北道、山形道をひた走り寒河江SAに幕営。早速宴会。明日からの鳥海に盛り上がり酒のピッチが上がるが、1:00就寝。
大平口から御浜小屋へ 御浜小屋近く 私は誰??
寒河江SAから吹浦のあぽん西浜に9時着。キャンプ場の受付を済ませ、キャンパーのテントが立ち並ぶ、さわやかな松林の中に設営。
今日の予定の大平登山口に出発。大平より御浜小屋目指しシール登高開始。登り始めは視界が利いていたが、徐々にガスがかかる。ルートはマーキングが30〜40m位にあり、迷うことは無い。ガスッたなかの急登を快調に登ると時々ガスが晴れ視界が広がる。上よりスキーヤーが気持ち良さそうに滑ってくる。
平坦地になると御浜小屋は近い。小屋は屋根だけ出して雪の中。入口は開いているので中で休憩。休憩料1人200円(箱に金を入れている人はいないようだ)。「はしだ」さんが小屋から出るとき、スカートをはいた登山者を見たと言う。驚き?
いよいよ滑降だ。と言ってもしばらくは平坦地。滑り出せば大平まではあっという間の滑降だ。休憩を取りながら初日の滑りを楽しむ。帰り道、タラの芽,コシアブラを採る。あぽん西浜で予約のサシミ、弁当、もちろん酒を購入。入浴後山菜はてんぷらを揚げて、お楽しみの宴会を盛り上げてくれた。
<5/4>
祓川コースの下部 祓川コース中間点 上部は地吹雪、下部は問題なし
本日のコースは祓川。国道7号線を北上し、秋田県の象潟より矢島に向かう。祓川の駐車場は満杯。路肩に駐車。今日の天気は期待できそう。七高山は直接見えないが展望よし。頂上を目指すスキーヤーがアリの行列のように見える。
緩斜面から最初の急登を登りだした頃、「おおはし」さんが昨日痛めた膝の痛みが酷くなりリタイヤ。
七つ釜避難小屋からはまたまた急登の連続。このコースも案内標識は完備。12時ごろより風強くなりガスり始める。2,100mあたりまで来るとザラメ状の地吹雪。油断すると風に吹き飛ばされる。視界は10程度。立ち止るとたちまちスキー板は雪に隠れてしまう。
「なかがわ」さんと「すぎと」さんがガスの切れ間に見えるがたちまち隠れる。またガスが切れると同じ場所にいる。風が強く登ることが出来ないらしい。
七高山まで高さで50m付近で登高中止にする。吹雪の中シールをはずし滑る準備。視界が利かず板を担いで降りるパーテーあり。滑り出せば視界は効かないが急斜面を快調に滑る。ちょっと下に降りれば風もなく視界も効き穏やかな天候だ。十分に滑りを楽しみながら「おおはし」さんの待つ駐車場に滑り降りる。またまた帰り道、タラの芽、コシアブラを採取。今晩は山菜のおひたしと決まる。
<5/5>
湯の台口はガスの中 玉簾の滝を見物 今日のコースは湯の台口。「なかがわ」さんと「すぎと」さんがテントキーパー。2年前と同じような場所で残雪のため駐車。板を背負い歩く。
歩きだして間もなく雨。途中2パーテー雨のため下山。前回より雪少なく1時間ほど歩く。スキーを着け歩き出すが宮様コース入口を見逃してしまう。しばらく捜すが分からずとりあえず尾根に取り付く。
しばらく登るとコースに出る。昨日の祓川の急登の疲れが残り足が重い。雨足が強くなる。樹林帯を抜けることも出来ず、12時中止。シールをはずし、ツエルトを張りとりあえず休憩。「おおはし」さん、膝痛く急斜面は板を担ぐ。横滑り斜面もそれなりに楽しみながら今シーズン最後の滑りを満喫する。三日間のお楽しみもこれで終わりです。
時間も早く、玉簾の滝を観光。結構見ごたえのある滝でした。またまた帰り道山菜を取り今晩最後の宴会の準備。
あぽん西浜キャンプ場ではテントキーパーの二人がタラの芽を取り、茹で上げて待っていた。早速、温泉に浸かり毎度の宴会の段取り。豊富な山菜と魚と酒で、三日間の反省と来シーズンの期待で話が弾み、いつ終わるとも分からない宴会となりました。
<5/6>
幕場を撤収し、清掃をしてあぽん西浜を後にして、酒田に向かい出発。魚貝類をみやげに買うため時間調整のため、まだ開館しない山居倉庫を見学。
思い思いに魚貝類を土産に買い込み、山形道は月山で下り、大井沢で山菜取りをする。コゴミ、コシアブラ、タラの芽を収穫。寒河江にて慈恩寺板そばで昼食。山形道、東北道と雨のなかを走り那須まで来ると渋滞。那須で高速を下りて下を走るつもりが道を間違え、鹿沼に予定よりも1.5時間遅れの5:30着。
事故も無く、天候にも恵まれなかったが、今シーズン最後のスキーツアーを楽しんだ4日間でした。
4/22 外秩父七峰縦走ハイキング大会 記:「ウッチー」
(第22回・外秩父七峰縦走ハイキング大会)
2007年4月22日(日)曇り
行程 小山3:00−5:40埼玉・小川町駅6:30−@9名・官ノ倉山−笠山−堂平山−剣ヶ峰−大霧山−皇鈴山−登谷山−18:30寄居駅(ゴール)−19:30東武東上線・小川町駅A3名・エスケープルートにて途中下山・白石車庫−17:00小川町駅−23:00小山
<内容>
会社のハイキング仲間と東武鉄道主催のハイキング大会に、女性1名を含む計12名が参加した。
私たちは今回で5回目になるが、今年で22回目になるこの大会、毎年も6000人もの参加者が集まり、全行程42・195キロにチャレンジした。
今年の目標! 全員完歩!! が、しかし、スタート後 K君に左の靴がはがれるアクシデント・・・不安がよぎる。駐車場に戻り、K君は私の予備靴に履き替えて再スタート。
このときすでにメンバーは3グループに分れてしまった。だいたい 6000人が狭い登山道を一斉に歩くのだから途中途中の渋滞は当たり前。それも 順位が後になるほどそれはひどくなるばかり。
結局 K君は堂平山手前での峠でリタイヤ。続く 私と紅一点 Sさんは皇鈴山手前の峠でタイムオーバー。残る9名は10時間からギリギリの12時間で見事 完歩をとげた。
一度参加すると誰もがその魅力にはまってしまうこのハイキング大会、今年は全員の完歩は果たせなかったが、特別ケガも無く楽しく一日いい汗をかくことができた。