山行記録詳細ーその2(H17年度:'05年度)
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太郎山 大源太山 富士山
太郎山 記:「おおむら」
H17.8.27〜28 天候:曇り     (メンバー)「ほんだ」、「なかがわ」、「おおむら」

8/27 小山19:00?光徳牧場駐車場21:00 (幕営)
8/28 光徳牧場駐車場6:30林道出会い7:50太郎山山頂10:201045林道出会い13:10小山17:00

前日(8/27)は曇り何だか雨になりそう、思った通り鹿沼過ぎた当たりからポツポツと降ってきた。直ぐ止んでくれればいいのになと思いながら目的地に向かう。

21:00光徳の駐車場に到着、既に先客がいてキャンピングカーが数台並んでいた。みんなリッチなんだなぁと感心する。雨は未だ続いているが急ぎテントを張り何時ものように飲み会に突入。「ほんだ」さんの焼き豚スライスをタマネギで和えた逸品はイケル。「なかがわ」さんの甘納豆も美味しい、後一品何だか忘れてしまいました、「なかがわ」さんのツマミご馳走になったのにゴメンなさい!私のツマミは中華クラゲをベースに蟹カマときゅうりを和えた名無しのごんべぇ。三人だったけど久し振りのメンツで話しが弾んだ。

当日は6時に起床、久し振りに熟睡した。外は未だ雨まじりと思ったら、樹雨だったようだ。軽く食事をして、さてどうするか、こんな天気だから最短で行こうで意見集約、早速車に乗り込んで裏男体林道経由で林道出会いまで進む。

ガイドmapでは上り2時間のコース楽勝だね、 7:50分に出発入り口から熊笹が道を覆っており昨日からの雨で水を含んでいる。構わず進むが膝から下は濡れてしまった。20分も進と熊笹の道からは無くなり上りになる。
チョット待ってヨ!この登りは何処まで続くの?心臓がバクバクしてきた。出発から1時間も経っていないのに息が上がって来た。早めの小休止をとる。それでも更に30分くらいは上り、いやぁ参った。

少し進むと樹林の合間に出る。少し見通しが効かないかと目を凝らしてみるが白い壁(ガスってて)山の景色は望めない。帰りには霧が晴れるといいネと云いつつ前進。

太郎山の頂上手前でチョットした湿地帯に出る。前夜の雨で水が溜まってる。道が水没しているので遠回りしていく。ここは鹿の水飲み場なのかあちこちに黒い丸っこい物が落ちている。「なかがわ」さん踏んづけてるヨと声を掛けたが、そうぉ、と気の無い返事。やっぱ山男はこれくらい大らかじゃないとダメなんだなぁーと、脱帽。

それから30分ぐらいで太郎山山頂に到着。相変わらずガスっています。山頂到着は1010分、折角だから記念撮影をしようと言うことになり、「ほんだ」さん不安定な足場で構図を決めてます。「ほんだ」さんチョットセルフタイマ−が長過ぎはしないですか?オット点滅し始めたハイ準備してェ、パチリ。

昼には早いが食事をとる。一息ついた頃に林道出合いで一緒だった15人くらいの高高年パーティがワイワイガヤガヤと雑音を放ちながら到着。やれやれそろそろ退散しますか、暗黙の了解のもと頂上を後にする。時間は1040

下りはのんびり行きましょう。時間もあることだし、登りが長かった反面帰りは殆どが下り。「ほんだ」さんが赤い実を見つけてこれ上手いんだ。と突然パクパク。エッ何々それじゃ私たちもご馳走になろうと続く。気が付いたら手が真っ赤か、もうこのくらいにしましょう。チョット道草くったけど得した気分。

途中単独行や夫婦の登山者に遭遇する。夫婦連れの奥さんは最初の登りで根を上げてしまったみたい。ご主人も諦め顔、後どのくらい上るんですかと奥さんの方に声をかけられた「ほんだ」さん、う..ん、、ここまで来たらもうチョトだから頂上まで行った方がいいヨと軽いノリで応える。 それを聞いて、う、、ん未だ1時間くらいあるかなと思ったが話しを合わせる。頑張って下さい。

途中キノコ探しに忙しかったせいか出会い口に到着は1310分ご苦労様でした。

帰りはお風呂に入って上手い蕎麦を食べて帰りましょ!

大源太山 記 「ながおか貞」
小山(18:00)−大源太キャニオン林道終点(21:30)−駐車場出発(6:35)−大源太山(8:35)     大源太山(8:45)−駐車場(10:40)
 以前、谷川岳馬蹄形縦走時、大源太山もコースに入れていたが、時間に余裕がなかったため、やむなくカットした。
今回は、新潟県側からトライすることに、小山を早めに出発、関越を走り、大源太キャニオン林道終点駐車場へ。

駐車場は、14〜15台位のスペースがあり、林道手前脇にもOKでした。
到着した時は、私たちだけでしたが、深夜一台入ってきました。今回も二人だけの静かな宴会、10:30には、寝袋の中に。
 
 5:30起床、昨夜入ってきた車の人は、茸取りに行ってくると足早に入山した。登山口に登山計画書を入れ、6:35出発した。私たちの出発と同時に一台車が入ってきた。
最初は、平坦な登山道歩きで、しばらくすると一つ目の沢(大きめのがっちりした丸太橋)をわたる。
二つ目は、固定ロープを頼りに渡渉(昨夜の雨で、水量が増していた。増水時は要注意)。渡りおわると、黄色ペンキの矢印方向に登る。
 
ここからいきなり急登がはじまり、太もものトレーニングをしながら登っていくようであった。雨上がり後だったので、木の根の露出や泥ですべりやすかった。

今回も二名での山行なので、トレーニングと思い早足でもくもくと急登を稼ぐ。
今日もあいにくの天候、ガスで紅葉も見えたり見えなかったり、時おりガスの切れ間から見える紅葉に元気をもらい登る。
 
それが終わると森林限界となり、見通しの良い弥助尾根に出、晴れていればまわりの素晴らしい景色を満喫できるだろうにと、残念に思った。

稜線は、緩やかな傾斜となり気持ちの良い稜線歩きでした。稜線を過ぎると岩場が出始め、超ミニミニのバリエーションルートといったコースで、一箇所鎖が固定してあった。
この岩場を慎重に登りきり、8:30大源太山頂到着。山の東側と北西側は絶壁だ。山頂はそれほど広ない。
快晴であれば、360度のパノラマ展望、巻機山、朝日岳、谷川連邦、苗場山が望めるはずだった。すごーく残念・・・
 
当初の計画では、七つ小屋山まで行くつもりだったが、山頂はガスがかかり、まったくの展望無し。ここで打ち切りとし、休憩・記念撮影後下山。
下山途中、13〜15人のグループでの登山パーティ二組、単独一組、夫婦三組、ニ〜三人でのパーティとすれ違った。
すっきりしない天候のなか、写真の中におさまるのが大好きな私は、時おり良いアングルを見つけては、「ながおか」にカメラのシャッターを押してもらいながら下山。
 
10:35駐車場着。いつもの立ち寄り湯(岩の湯)で汗を流し、帰路に着く。(男湯がぬるく、温まらなかったそうだ)

番台のご主人の話だが、 今年は、暖冬で紅葉があまり綺麗ではないそうだ。 昔は、大源太山の登山者は少なく、ここ数年増加しているとのこと。しかし、大源太山を甘くみてやってくる中高年登山者がいて、大変なおもいをして帰っていくといっていた。
登ってみて、「確かに」とうなずいた。(今回実際に出会った中高年登山者は、かなりの急登に大変そうであった)
 
のんびり17号を走り、16:30自宅到着。
富士山    記:「ながおか貞」
日時  10月21〜23日  メンバー 「ながおか正」・「さだこ」  
21日小山(21:30)ー 22日富士山5合目(1:00) ー就寝(2:00) ー起床(5:30) ー出発(8:30)
ー8合目(11:30)ー就寝(20:00)−23日起床(4:30)−出発(5:40)−富士山頂上(6:50/7:10)
ー8合目(8:00/8:30)−5合目(9:40)−小山(14:30) 
「おしやま」さんが急用の為不参加となり、今回もまたまた2名だけの高所トレ山行となりました。
自宅を21:30出発、栃木インターから首都高、東名を走り、御殿場へと向かう。(首都高で渋滞)
いつものごとくナビゲーターは居眠りの連続、運転手から「こらー」と起こされながらの頼りないナビ役、
翌朝1:00に無事富士山5合目に到着。盛り上がらない宴会もそこそこに、寝袋へ。
 
22日は、5:30起床。当初の計画では6:30出発予定だったが、天候があまり良くないので、しばらく様子を見、回復を待ち、8:30出発。(宇都宮渓嶺会・ミソジメンバー4名も来ていた)時おりの強風に、耐風姿勢をとりながら登る。

ザックの肩ベルト・腰ベルトの調整が悪かった為、重荷が肩にずっしり食い込み、そればかりが気になりなかなか足が前に進まなかった。しかし、そこは体力、気力、根性で対処。
 
七合目辺りで、下山中の1パーティ(5〜6人)とすれ違う。
11:40八合目到着、下山途中の単独登山者が3名休憩中だった。
単独女性が話しかけてこられ、「昔、剣沢まで百キロの荷を百メートルずつ代わる代わる担ぎあげた」と、私のザックを持ち上げながら現役の頃が懐かしいと話していた。
渓嶺会・ミソジの方達も着き、12:30頃、頂上に向け出発して行かれた。
 
私たちは、八合目幕営とする。夕食までの時間はたっぷりだが、カレールーだけ先に作ることにし、ワインを飲みながら、調理を始める。
酒が入ると睡魔が襲う、カレールーも出来、時間もあるたことだし、17:00を目安にお昼ねタイムとした。

ぐっすりと寝入ってしまった。18;00頃、米をたき始め、19:00夕食&宴会。
ワインはお昼に飲んでしまったので、梅酒で我慢。(ウイスキーを持ってくればよかったと相棒)20:00就寝(私は、強風の音といびきが耳につき、なかなか寝付けなかった。)
 
23日 4:30起床。
風も弱まり、天候回復。私たちにとって久しぶりの登山日和となった。
ヘッドランプも必要なし。八合目に荷物をデポし、必要最小限の装備で、5:40頂上へ向け出発。九合目手前で、御来光である。雲の切れ目を狙い、シャッターを押す。
御来光や下界の景色・えびの尻尾の雪景色に感激しながら頂上へと向かう。
 
6:50頂上到着
富士山測候所からの景色は最高でした。お釜をバックに写真に納まり、大満足。7:10下山、九合目辺りで2名の登山者と出会う。

八合目 8:00着。三名の登山者が休憩中であった。8:30下山
八合目下「やまなか」、渓嶺会、ミソジのメンバーも下山してきた。「お互い頑張りましょう」と声を掛け合い五合目へと下った。
六合目辺りから、観光客の姿が目立ち始め、五合目(9:40着)は大勢の観光客で賑わっていた。
 
御殿場市営温泉で入浴。御殿場東名入り口近くにあり、入浴料金(500円)も安い上、湯船の窓から富士山が真正面にどーんと見え、穴場の温泉でした。

12:00過ぎ東名に乗り、首都高もスムーズに走り、東北道を栃木インターに向け走行。岩舟のラーメン屋に立ち寄り、15:00帰着。

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