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2012年  ランタン谷トレッキング報告書

1遠征隊名称     ランタントレッキング隊2012
2目的        ネパール ランタン山郡ランタン谷 トレッキング
3トレッキング期間  20121031日(水)〜1112日(月)13日間
4費用        203724円(保険料別途)
5構成        <隊長> 浦島比奈子  佐野市 (きったて山岳会)

           <隊員> 長 恵持 
 佐野市  (きったて山岳会)
           <隊員> 「ながおか貞」  
小山市  (小山山岳会)

6現地エージェント Dinesh Kumar Magar Post Box ♯10688BishaI Kathmandu Nepal

行動概要>
1031日(水)、「おかちゃん」さん、「ふるうち」さんご夫妻の車にそれぞれが乗り、成田空港に向け小山を午前430出発、成田空港7時前に到着
「おかちゃん」さん、「ふるうち」さんご夫婦にお見送りを受け、香港経由のキャセイパシフィックでネパールに出発。成田915→香港1320 香港1730→ネパール2220

香港での乗り継ぎ時間に余裕をもてたことで、乗り継ぎに慌てることなくのんびりと時間を過ごすことができました。

ネパール空港では、キランさんとキランさんの甥子さん達が出迎えに来てくだったので、安心して宿泊先の富士ホテルへ移動することができました。。ホテル着2330

11月 1日(木)カトマンズ→シャブルベンシ 1480m

カトマンズからシャブルベンシまでの移動には、比奈子さん提案のローカルバスを利用しました。
カトマンズからシャブルベンまでは休憩を含めローカルバスで約9時間、いくつもの街を越え、のどかな農村風景に懐かしさを覚えたり、時に見えるヒマラヤの山に歓声を上げたりととても楽しめたバス移動でしたが、けしてスムーズでもないし、楽な移動ではありませんでしたけれど、それがネパールでもありローカルバスならではの魅力であると強く実感しました。カトマンからズシャブルベンシ間は、警察や軍隊の多くのチェックポストがありキランさんが対応。シャブルベンシ1730到着 

11月 2日(金)シャブルベンシ1480m→シャルパガン2510m

通常のトレッキングルートはランタンコーラに沿ってトレッキングを開始しますが、キランさんは、ランタンコーラのルートではなく、展望が良く素晴らしい景色が望めるルートだということで、シャブルベンから標高差700mをカンジングまで一気に登るルートを取りました。シヤブルベシのホテルに、中年の女性が2名宿泊していました。彼女達もランタンに行くとのこと、どこから来たのか聞いてみたところ北海道から来たとのこと、彼女達はランタンコーラのルートを取りました。

カンジング(
2230m)は、キランさんのお勧め通りの素晴らしい眺めの場所で、そこでゆっくりと昼食をとり、本日の宿泊予定のラマホテルへと向かいましたが、当初の予定を変更しラマホテル手前のシャルパガン2510m泊とし、翌日ランタン3330mまで一気に歩くことに決まりした。

シャルパガンのロッジからゴサイクンド方面へのルートがはっきりと眺望でき、キランさんのお勧め通り素晴らしい景色を満喫することができました。1450到着

11月3日(土)シャルパガン2510m→ラマホテル2340m→ゴラタペラ3020m→ランタン3330m

シャルパガンからラマホテルまでのルートはランタンコーラを眼下に見て崖沿いを歩いて行きます。
シャルパガンを7:25に出発しラマホテルまで200m程下りました。このルートも生活道路でもあるため、途中で数人の村人との出会いもありました。ラマホテルにはキランさんの知人も数人いるらしく、休憩はその中の一人のロッジを利用。

1時間程の休憩後ランタンに向け出発、ここからはランタンまで1000m程の登りとなり、途中ゴラタベラ(3020m)で昼食を取りました。ゴラタペラまで来るとこれまでの濃い森から一気に視界が開け目に強大なヒマラヤの山々が目に飛び込んできました。これからは、左右にヒマラヤの山を見上げながらのトレッキングでした。

ゴラタペラには、ナショナルパークに入るための手続き箇所があり、キランさんが対応、そこを通過し、タヤンヤップで休憩後
1730頃にランタン村に到着。ランタン谷は石楠花が多いことで知られているそうですが、シャブル手前のゴラタペラ付近の石楠花は大木のため沢山の石楠花が咲き乱れるそうです。

11月4日(日)ランタン村3330m→ヤンプー→キヤジンゴンパ3730m→キャジンリ周遊トレッキング

ランタン742出発し、ランタン村の民家軒先にあるポストにキランさんがハガキを投函してくれました。
途中ヤンプー3420m休憩し、1000キヤジンゴンパ到着。 キャンジンゴンパに到着後休憩し、その後キャジンリ周遊トレッキングに出かけた。5H

11月5日(月)キヤジンゴンパ3730m→キャジンリ4550m→キャジンゴンパ1140

600に朝食を取り、640分に出発、キランさんの甥子さんは、4500mまで登るのは今回が初めてのことでした。二三日前から体調不良であった長さんも少しは回復したようで、頂上まで行くことができました。

比奈子さんは、ランタンに来たら頂上でオカリナをふくのだと日本からオカリナを持参していました。キャジンリ頂上でオカリナ演奏がはじまりました。高所での演奏は、やはり息苦しいようでしたが、比奈子さんはしっかりとオカリナ演奏の世界に浸っていました。

キャジンリからは、360°の景色が望め、あまりにもの迫力に吸い込まれそうで美しい眺望、そしてランタンリルンが目の前に迫り圧巻でした。全員キャジンリに登頂でき、皆で登頂の喜びを大いに味わいました。

116日(火)キヤジンゴンパ3730m→タンヤップ昼食3120m→ラマホテル2340m
キャジンリ740に出発ラマホテルに1000

ラマホテルでは、往路に休憩したロッジの目の前にあるロッジ宿泊しました。
このロッジもキランさんの村の出身だそうです。この頃には長さんも随分と体調も回復し、エベレストビールをキランさんと三人で美味しく頂きました。

ラマホテルにはロッジが数件ありますが、この日はどこも宿泊客で賑わっていました。

明日は、シャブルベンシからカトマンズまでチャーターでランクルを利用することを決めキランさんに予約をしてもらいました。ローカルバスと違いチャーターの金額はかなりの割高になりますが、時間短縮、バスの窮屈さ、気軽さなど色々と皆で検討しチャーターに決定しました。

ただ、チャータータクシーがシャブルベンを出発する時間が正午ということで、短時間での行動を強いられることになりますが、幸いにも全員体調も良好安堵。

11月7日(水)ラマホテル2340m→エヴェンニンググビュ2445m→バンブーロッジ1960m→パハレホテル1680m→シャブルベンシ1460→カトマンズ1846

ラマホテル645出発、下りともなるとさすが皆早足です。高度が下がる事で体も楽になっていく感じがしました。ランタンコーラ沿いのルートに沿って下り、途中、休憩を一回取り一気にシャブルベンシまで下りました。シャブルベンシ1100到着後、昼食を取り1300カトマンズに向け出発。

ローカルバスとは違い、ランクルは乗り心地良く快適ではありましたが、ローカルバスのおもしろさにはもちろんかないません。しかし、景色のよい場所で車を停車してくれたので、ヒマラヤの山々の景色をカメラに収めることができたりし満足でした。

11月8日(木)富士ホテル発 → ナガルコット着1600

ナガルコットからのヒマラヤの夕日は素晴らしいということで、登山隊・トレッキング隊で出かけることになりました。
ナガルコットはカトマンズの東に位置し、2時間ほどでロッジに到着。当日の夜も登山隊の皆さんと大いに盛り上がり楽しい時間を過ごしました。天候が良くないため、残念ながら待望の夕日は拝む事が出来ませんでした。 

119日(金)ナガルコットロッツ発→バクタブル観光→ホテル→食事会

11月10日(土)自由行動→ディネス宅でパーティ

11月11日(日)自由行動→ネパール出発2330

11月12日(月)成田着1410

成田空港には、県南の方々が迎えにこられていました。栃木到着後、県南赤塚前会長・「おかちゃん」会長の挨拶後解散

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