7/23-昨年10月に続き南ア南部に入山する。鳥倉林道は、下山路に2度使ったことがあるが、登るのは初めてだ。つづら折りの登りから始まり、比較的登り易いルートを進む。3時間程で三伏峠につく。水場は烏帽子岳方面に下って10分ほどの所にある。
7/24-塩見岳を背にしながら烏帽子、前小河内、そして、たおやかな尾根の先には赤い屋根の小河内避難小屋が見える。この小屋は水場がないらしい。振り返ると塩見から蝙蝠岳の黒々とした稜線が見えた。いくつかのピークを越え高山避難小屋に着く。水場は15分ほど下った沢でとる。4時頃から遠くでカミナリが激しく聞こえる。
7/25-荒川前岳の登りはカールの真中を黙々と高度を稼ぐルートだ。足元はガレ場の連続で歩きづらい。稜線に着くと伊那谷側は大崩落地帯でくさり場があり、かなり危険地帯だ。前岳、中岳をピストンして荒川岳方面に向う。ここの下り斜面一帯は、お花畑の群生ですばらしいの一言につきる。小屋で久々にご馳走のカレーライスにありつく。赤岳を過ぎた稜線で昨日に続いてカミナリに会い、ハイ松帯の中に下って30分ほど避難する、1時間ほどで百間洞避難小屋に到着する
7/26-夜半からの雨で今日の行程を検討するが、日程も残り少ないので6時に出発する。大沢岳を省略して兎岳へと向うが、ホワイトアウトでまったく視界が利かず方角もわからない。道標を頼りに兎岳、聖岳へと向う。聖平小屋に近づくと薄日がさしてきたが、小屋に着いたら又大雨なので、旧小屋に逃げ込もうとしたら、シーズン中なので有料らしく2500円払った。いつもは無料開放なのに・・
7/27-6時に聖平小屋を出発、途中で携帯通話可の道標の場所でタクシーの予約を入れ、西沢渡に到着する。水かさは、さほどでなくなんなく渡渉する。昨年の工事でワイヤーロープにつけられたカゴが倍くらいの大きさになっていた。9:30分に便ケ島に着く。鳥倉林道までタクシー代 21,500円かかった。 |