那須岳山スキー&岳連冬山講習会
岳連指導員研修会 岳連冬山講習会
2/14岳連指導員研修会
こちら向きは(羚羊)大内さんでーす
2/15岳連冬山講習会・出発前の挨拶、
冬山講習会には絶好の日よりです。
(メンバ−)  「ながおか正」、「ながおか貞」、「ひがの」、「おがわ憲」、「おがわ恵」、「わたなべK」、「さとう」、 「ほんだ」(15日のみ)
2/14(土)快晴・・・小山10:00---<高速使用>---那須大丸温泉12:30---茶臼岳周辺を山スキー ---大丸温泉15:00
2/15(日)吹雪・・・大丸温泉8:30・・・茶臼岳周辺を雪中歩行・・・大丸温泉12:30〜13:30
2/14( ミニ山スキー)
平野部は春一番で4月の陽気らしい。那須温泉街も道路に雪なく順調に大丸へ。豪華な昼飯を期待していたが、コンビニ弁当を大丸温泉駐車場の陽だまりで食べる。
那須にはめずらしい快晴、無風だ、登りは半そでで丁度良い、あらしの前の静けさか。夏路のトレースに沿ってシール登高する。
茶臼岳右下の急斜面では、岳連主催の指導員研修会を行っている。我が会でも2名(「おかちゃん」、「ひなぎく」)が参加しており、雪面滑落時におけるスタンデングビレイへの荷重の数値測定などを行っていた。
研修会を覗いたあと、山スキーの先生方が大勢いて気恥ずかしい中、滑ってみるが、滑れない。ショートスキーで滑り易いはずなのに、よく転ぶ。モナカ状態の雪に未熟が露呈、トップがひっかかりターン出来ず、まったく歯が立たない、自信喪失だー。
狭いトレースの溝に従いボーゲンスタイルで降り 格好わるー、まいったまいった。

夜はロッジにて焼肉パーテーだ。反省会に出た「ながおか」さんや、夜から参加の「ほんだ」さんと全員集合、カンパーイ。
ゼイタクにサウナなどで汗を流し冷たいビールをいただいたり、ストーブで熱くなった部屋で冷酒など味わったり、外がみぞれに変っても特に心配もせず、ほろ酔いムードに浸っているノー天気なおっさん、おばはん達であります。おやすみなさい z z z z z

2/15( 岳連主催・冬山講習会)
5時起床。なんと外は雪、きのうのピーカンはどうしたの? 気が重い、 すでに20pほど積もっている。
東南稜はさぞ厳しいだろう。車に積もった雪を払って、きのうとはうって変った雪道を大丸へ。開会式もそこそこにグループに分かれいざ出発。
新雪でトレースが消えた中を、ラッセルの足ももどかしく、体力の無さと戦いながら夏路をたどる。時々、大内リーダーの活が入る。
雪山のイロハも判んねえのか、ピッケルはつえじゃねえぞ、新雪の下のトレースを探しながら歩けー。
ラッセル一つでも個人差がある。体力も技術も問題ありだ、実践の経験が少なく参加していることから、講習会で学ぶところが多い。
Bクラスの東南稜は悪天のため中止、空中懸垂だけでもやろうとしたが、それもパス。臨機応変、予定変更は賢明な判断だ。
風も一段と強く、時折、耐風姿勢をよぎなくされる。 天候が落ち着かない中、きのうの研修会を開いていた斜面へトラバースし、滑落停止訓練等をもくろむが、風雪に講習会の状況ではなく下山。
登山口の東屋の中で、弱層テストや、スタンデングビレイの方法などの講習を受ける。
今回は充分な講習会の形態はとれず、残念ではあったが、冬山の厳しい一面が体験できたこと、雪山の経験を積めたことは、今後の糧になるだろう。