男体山
男体山山頂 男体下山8合目
男体山山頂、 気温マイナス10℃ 風強く、寒くて早く降りよう。 男体山 8合目付近まで下山、さっきの寒さが嘘の様、ホットとする。
(メンバ-)  「ながおか正」、「ながおか貞」、「おがわ」、「さとう」
1/10(晴)・・・小山10:30--二荒神社登山口13:40--3合目林道14:50(設営)   靴忘れ「さとう」(小山へ往復3H) 神社登山口17:00--3合目幕営地17:45

1/11(曇)・・・3合目7:50---山頂11:30/55--- 3合目幕営地14:00---(テント撤収)---神社登山口15:00---小山18:15
1/10・・・「ひがの」氏急用のため4人で出発。道すがら、表日光連山が雲ひとつ無い快晴だ。途中、昼食のそばを食べ、雪の残ってない一般道路を順調に走る。
二荒神社前駐車場に2時前に着き、さて出発、 と思いきや、無い、靴が無い、小生の靴が無い。どうした?一瞬、暗い雰囲気が漂い、ミジメ鳥飛んで行く。バーカ、まぬけ、おたんこなす、自分を責める。
小山を出発時、「おがわ」さん、忘れ物無いよね、靴はだいじょうぶ? めずらしく他人の忘れ物の心配をしたのに、自分で忘れたバカな俺(痴呆症ではないです、ハイ)
気持ち切り替え解決策。小山に取に行ってきます、車貸してください、 と言ってみたものの、「ながおか」さんの車、一度も乗らないマニュアル車。ブレーキとバックギアー確認し、イロハ坂を下り高速に乗り一路小山へ。
市役所駐車場のマイカーの後部座席に、あるじに置き去りにされた冬靴とめでたくご対面。再び高速を飛ばし、薄暗くなりかけた二荒神社に着く。
心配でしきりに携帯をかけてくる「おがわ」さんと連絡をとりながら、新調入手のヘッドランプに導かれ、鹿の鳴き声を聞きつつ無事合流。お待たせしました焼肉パーテー。
雪が舞散り、風のざわめく林道の脇で、ビール、焼酎、ウイスキーとほろ酔いコースをたどるであります、めでたし、めでたし。

1/11・・・夜半の強い風に天幕がゆれ起きる気にならず、4時起き予定が5時、6時と延び空が白む頃ようやく起床ー。昨日の20kgザックに代わり、アタックザックの軽快さ、思いのほか雪が少ない。
昨年3月の時はラッセルに苦労したのが今日は殆ど苦労せず。うっすらトレースに従い夏時間と変らぬペース、冬山の難度は雪次第だ。
8合目より、目的のコンテニアンスの練習でザイルを着ける。なんでもない場所で、4人の体が結ばれ、コンテと言うよりおさるの電車ゴッコ。
樹林帯を抜けると、やはり風が強い。西高東低の典型、薄日がさすが雲行きがおかしい、平野部の方角は明るいが、白根山方面は視界なし。
山頂近くは風のため雪が着かない。避難小屋に入りしばし休憩、テルモスの熱い飲み物にホットする。気温はマイナス10℃、小屋にいても寒い、段段冷えてくる。風が強いから、体感温度はマイナス20℃位か。
手の指も冷たいし長居は無用、記念撮影を済ませ風上側の顔をガードし寒さ対策充分、下山開始。
下りはさすがに早く一気に樹林帯の無風地帯へ着きホットする。3合目林道でテント撤収、アイゼンを着けたまま二荒山神社まで無事到着。
今回はラッセル訓練にはならなかったが、稜線の風の状況、アイゼン歩行には充分慣れて、雪山山行の経験の一つが積まれた、かな?  帰路はやしおの湯に寄って、日光市に貢献。 小山には早いお着きでありました、END。